JP2011018254A - 計算機システム及びそのブート制御方法 - Google Patents

計算機システム及びそのブート制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011018254A
JP2011018254A JP2009163262A JP2009163262A JP2011018254A JP 2011018254 A JP2011018254 A JP 2011018254A JP 2009163262 A JP2009163262 A JP 2009163262A JP 2009163262 A JP2009163262 A JP 2009163262A JP 2011018254 A JP2011018254 A JP 2011018254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
identification information
unique identification
standby
management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009163262A
Other languages
English (en)
Inventor
Morihide Nakatani
守秀 中谷
Kazuhiro Adachi
和宏 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009163262A priority Critical patent/JP2011018254A/ja
Publication of JP2011018254A publication Critical patent/JP2011018254A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】現用系計算機から待機系計算機に切り替える際に、固有識別情報を引継ぐことで該当するSCSIプロトコル対応機器内の論理ディスクへのアクセスを可能にするブート制御方式において、現用系計算機の復旧による再稼動時に、稼動中の待機系計算機が使用している固有識別情報との競合による同一ネットワーク上の不整合が発生することを抑止する。
【解決手段】待機系計算機320を含む複数の計算機と、これらを制御する管理用計算機を備え、管理用計算機は各計算機のイーサネット(登録商標)コントローラに割り当てられる固有識別情報を管理し、現用系計算機319の障害発生時に現用系計算機319の固有識別情報と待機系に割り当てるべき固有識別情報をスワップし、待機系計算機320は設定された固有識別情報322を使用して障害の発生した計算機用のソフトウェアイメージのブートを行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、計算機が冗長化されている計算機システムが、SCSIプロトコル対応機器上のソフトウェアイメージを用いて、ストレージエリアネットワーク(SAN)経由してブートを行う際の、ブート制御と不正ブートの抑止方法に関する。
近年、ストレージエリアネットワーク(SAN)としては、Fibre Channel を使った接続に加え、イーサネットケーブルを使ったLAN接続による環境構築のニーズも高まっている。加えて、Fibre channel用のインターフェース(Host Bus Adapter)やFibre Channel スイッチは、導入費用が非常に高価である。これに比べ、このイーサネットケーブルを使ったLAN接続環境は導入費用を抑えた安価なシステム構築が可能であるという利点があるため、最近では、ギガビット・イーサネット(登録商標)を使ったSANが注目されつつある。イーサネットコントローラ内に保持しているソフトウェアが、イーサネット(登録商標)経由で接続された記憶装置(iSCSI接続機器)に記憶されているオペレーティングシステムを起動させる。
従来、ネットワーク経由で接続するSAN環境からのブートを実現する計算機システムでは、オペレーティングシステムがインストールされるSCSIプロトコル対応機器内に論理ディスクのデータを保護する為、それぞれの計算機からそれぞれのオペレーティングシステムがインストールされるSCSIプロトコル対応機器内論理ディスクのみアクセスを可能とするセキュリティ機能がSCSIプロトコル対応機器で設定されている。このセキュリティ機能は、それぞれの計算機に搭載されるネットワークポートに割り当てられた固有識別情報を利用し、オペレーティングシステムがインストールされた論理ディスクと計算機が持つネットワークポートに割り当てられた固有識別情報を関連付け、当該識別情報を持つネットワークポートからのアクセスのみを許す方法が一般的である。
したがって、ネットワーク経由のソフトウェアイメージを使ってブートを行う計算機システムを冗長化構成とする場合、現用系計算機と待機系計算機で持つネットワークポートに割り当てられた固有識別情報は異なる為、現用系計算機から待機系計算機にネットワークの接続を切り替えただけでは、オペレーティングシステムを含むソフトウェアイメージをそのまま利用することができず、SAN管理ソフトウェアや人手によるSCSIプロトコル対応機器側のセキュリティ機能の設定変更が必要となる。
特開2007−94611 特開2002−149599
SCSIプロトコル対応機器にあるソフトウェアイメージを用いて、ストレージエリアネットワーク(SAN)を経由してブートを行う計算機システムの冗長化構成では、現用系計算機と待機系計算機が持つイーサネットコントローラに割り当てられた固有識別情報が異なる為、計算機の切り替えを行う際、現用系計算機の固有識別情報を待機系計算機へと引継ぐ必要がある。この現用系計算機の固有識別情報を保持した待機系計算機が存在した状態で、現用系計算機の復旧による再稼動が実施された場合に、同一ネットワーク上に同じ固有識別情報をもった計算機が存在することによるSCSIプロトコル対応機器へのアクセス不整合が発生するという問題がある。
本発明では、ソフトウェアの配信機能を備えた管理用計算機を使用し、現用系計算機から待機系計算機へ切り替える際には、管理用計算機の固有識別情報管理テーブルに保持している現用系計算機の固有識別情報と待機系計算機の固有識別情報を入れ替え、待機系計算機がオペレーティングシステムにアクセス起動するより前に、前記情報管理手段により記録した現用系計算機のイーサネットコントローラに割り当てられた固有識別情報を管理用計算機から待機系計算機のイーサネットコントローラに設定することで現用系計算機のソフトウェアイメージをそのまま利用することを可能とする。
本発明により、計算機が冗長化されていて、SCSIプロトコル対応機器にあるソフトウェアイメージを用いて、ストレージエリアネットワーク(SAN)経由してブートを行う計算機システムにおいて、現用系計算機から待機系計算機に切り替える際に、自動的に現用系計算機のソフトウェアイメージを待機系計算機でそのまま利用することを可能とし、現用系計算機の固有識別情報を保持した待機系計算機が存在した状態において、現用系計算機の復旧による再稼動が実施された場合に、同一ネットワーク上での固有識別情報競合によるSCSIプロトコル対応機器へのアクセス不整合を抑止することが可能となる。
計算機システムの構成図。 現用系計算機から待機系計算機への切り替え手順のフローチャート。 固有識別情報スワップのイメージ図。
以下、本発明の実施形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明における実施例を示す構成図である。管理用計算機101は、現用系計算機106及び待機系計算機107それぞれに対する管理用OSイメージ102および固有識別情報管理テーブル、およびネットワークブート手段の配布の機能を備えた計算機である。管理用計算機101は、計算機システム内にあるすべての計算機のブートを開始または抑止する機能を備えている。
管理用計算機101は、現用系計算機106、及び待機系計算機107のオペレーティングシステムが起動するより前に、管理用OSイメージ102をネットワークブート機能104により通信経路117で、現用系計算機106に配布する。この場合の通信経路116は、TCP/IPプロトコルで通信可能なネットワークである。
管理用計算機101から現用系計算機106に管理用OSイメージ102を配布し、現用系計算機106は配布された管理用OSイメージの固有識別情報受け取り機能により通信経路118を経由して管理用計算機が保有する固有識別情報管理テーブル105から設定すべき固有識別情報を入手する。この場合の通信経路118は、TCP/IPプロトコルで通信可能なネットワークである。
前記固有識別情報とは、イーサネットコントローラのIPアドレスおよびイニシエータネーム、SCSIプロトコル対応機器113の論理ディスク(115、116)のIPアドレス、ディスク情報、などである。固有識別情報管理テーブル105から入手した固有識別情報は、管理用計算機101から配布された管理用OSイメージ108の固有識別情報確認機能により、現用系計算機106に搭載されているイーサネットコントローラ110の固有識別情報格納領域(EEPROM)に保持されている情報と比較し、同一の情報が保持されている場合は、再書き込みをすることは無い。この不必要な再書き込みを抑止することで、イーサネットコントローラ109の固有識別情報格納領域(EEPROM)の書き換え回数を低減し、耐用年数を向上させている。
固有識別情報管理テーブル105から入手した情報と現用系計算機106に搭載されているイーサネットコントローラ110の固有識別情報格納領域(EEPROM)に保持されている情報が異なる場合は、管理用計算機101から配布された管理用OSイメージ108の固有識別情報書き込み機能により、現用系計算機106に搭載されているイーサネットコントローラ110の固有識別情報格納領域(EEPROM)に書き込まれる。本機能によって書き込まれた固有識別情報は、管理用計算機101から配布された管理用OSイメージ108の固有識別情報引渡し機能により、管理用計算機が保有する固有識別情報管理テーブルに配信する。
待機系計算機107は、現用系計算機106が停止した際に、現用系計算機106がアクセスしていたSCSIプロトコル対応機器113にある論理ディスク(115、116)にアクセス可能であり、その処理を引継ぐことが可能な計算機である。現用系計算機106、待機系計算機107はそれぞれ固有識別情報持った1つ以上のイーサネットコントローラ110,111を搭載し、TCP/IPプロトコルで通信可能なネットワーク112を介してSCSIプロトコル対応機器113と接続される。
SCSIプロトコル対応機器113は、論理ディスクA115および論理ディスクB116のように複数のディスクを内蔵して動作することを可能とし、それぞれ現用系計算機106がブート可能なオペレーティングシステムやデータディスクが配置されている。さらに、SCSIプロトコル対応機器113には、各計算機の固有識別情報と論理ディスクとを結び付ける論理ディスクマッピングテーブル114を備え、イーサネットコントローラと論理ディスクとを一対一に関連付けしている。これらの機能により、たとえば現用系計算機106が、論理ディスクマッピングテーブル114に関連付けされていない論理ディスクを使用することはできない。
以上のような冗長化構成をもつ計算機システムにおいて、現用系計算機106が停止した時、管理用計算機101は、待機系計算機107がイーサネットコントローラ111の固有識別情報格納領域(EEPROM)から固有識別情報を読み出す前に、管理用OSイメージ102を待機系計算機107に配布し、待機系計算機107で管理用OSイメージ108を動作させる。
固有識別情報管理テーブル105に登録された現用系計算機106の固有識別情報を、管理用計算機101の固有識別情報管理テーブル105から入手し、待機系計算機107に搭載されているイーサネットコントローラ110の固有識別情報格納領域(EEPROM)に現用系計算機106のが使用していた固有識別情報を書き込む。
これにより、SCSIプロトコル対応機器113の設定を一切更新することなく、SCSIプロトコル対応機器113に定義され現用系計算106が使用していた論理ディスクに対して、待機系計算機107は、現用系計算機106が使用していた固有識別子を利用した論理ディスクマッピングテーブルの認証を通貨し、現用系計算機が使用していた論理ディスクアクセスが可能となる。
図2は、図1の計算機システムにおける、現用系計算機106から待機系計算機107への切り替え手順をフローチャート図に示したものである。
現用系計算機に201障害が発生(204)し、自身の動作を停止すると、管理用計算機202は現用系計算機201の障害あるいは停止を検知し(206)、固有識別情報管理テーブルの更新(207)する。固有識別情報管理テーブルの更新(207)については、図3で詳しく説明する。
この後で、ネットワークブート手段を待機系計算機203に配布する(208)。待機系計算機203は電源ON後、管理用計算機101よりネットワークブートを行い(209)、管理用OSイメージ109により固有識別情報を設定する(210)。
図3は、図2のフローチャート図における「固有識別情報管理テーブルの更新(207)」の部分で実施される固有識別情報の更新について示している。管理用計算機は、固有識別情報管理テーブル305を保持し、現用系計算機301に割り当てるべき固有識別情報307、待機系計算機302にわりあてるべき固有識別情309を管理している。
まず、「現用系から待機系への引継ぎ」の場合について、説明する。現用系計算機311の障害発生により現用系計算機311の停止を検知した場合、管理用計算機の固有識別情報管理テーブルは更新され、待機系計算機311に書き込むべき固有識別情報318を現用系計算機310に書き込むべき固有識別情報317に変更する。
現用系から待機系への引継ぎ方式により、待機系計算機311に現用系計算機310が使用していた固有識別情報317を引継ぐことが可能になるが、固有識別情報318は固有識別情報317と同じ情報となるため、管理用計算機の固有識別情報管理テーブル314の管理情報に重複が発生する。この状態で現用系計算機310が復旧し、再稼動を開始すると、待機系計算機311が使用している固有識別情報313と重複した固有識別情報312が書き込まれ、同一ネットワーク上に同じネットワーク設定を持ったイーサネットコントローラが複数存在することとなり、不整合によるネットワーク障害が発生する可能性がある。また、SCSIプロトコル対応機器への不正は二重アクセスを引き起こす可能性がある。
つぎに、本発明を適用した「現用系と待機系との入れ替え」の場合について、説明する。現用系と待機系との入れ替え方式では、現用系計算機319の障害発生により、管理用計算機の固有識別情報管理テーブルは更新される場合、待機系計算機320に書き込むべき固有識別情報327を現用系計算機319に書き込むべき固有識別情報325に変更するのではなく、待機系計算機320に書き込むべき固有識別情報327と現用系計算機319に書き込むべき固有識別情報325をスワップする方式をとる。
このように、本発明を適用した計算機システムでは、システム内に独立に存在する固有識別情報同士を互いに入れ替えるという処理をしているので、従前の現用系から待機系への引継ぎ方式のように、待機系計算機の固有識別情報のみを変更することにより、システム内に固有情報が重複して存在するという危険が回避される。つまり、前述した同一ネットワーク上に同じネットワーク設定を持ったイーサネットコントローラが複数存在することによる問題を自動的に抑止し、不整合によるネットワーク障害を引き起こさない。また、SCSIプロトコル対応機器への不正な二重アクセスを抑止できる。
また、本発明を適用した計算機システムでは、現用系計算機の復旧後の起動の際に、待機系計算機のイーサネットコントローラ上のEEPROMに書き込んだ固有識別情報と競合した固有識別情報を復旧した現用系計算機のイーサネットコントローラ上のEEPROMに書き込むことを抑止してもよい。
また、本発明を適用した計算機システムでは、障害の発生した現用系計算機の障害復旧時に前記管理用計算機による復旧した現用系計算機上の各イーサネットコントローラに割り当てられたEEPROMへの固有識別情報の設定により復旧した現用系計算機と稼動中の待機系計算機との固有識別情報の競合を防ぐものとしてもよい。
また、本発明を適用した計算機システムでは、現用計算機への定期的な応答監視により、現用計算機とSCSIプロトコル対応機器のネットワーク経路を中継するLANスイッチに障害が発生したことを検知し、現用計算機が保持する別のイーサネットコントローラからのiSCSIプロトコル対応機器への再アクセスを指示するものとしてもよい。
また、本発明を適用した計算機システムでは、現用計算機への定期的な応答監視により、現用系計算機とSCSIプロトコル対応機器のネットワーク経路を中継するLANスイッチに障害によるSCSIプロトコル対応機器へのアクセス遮断を検知した場合に、SCSIプロトコル対応機器にアクセス可能な待機系計算機に対して、現用系計算機のイーサネットコントローラに割り当てられていた固有識別情報を待機系計算機のイーサネットコントローラに設定し、当該待機系計算機は前記設定された固有識別情報を使用して前記障害の発生した計算機用に対応付けられていたソフトウェアイメージからのブートを行う。本切り替えでは、現用系計算機は稼動中である状況において、管理用計算機が待機系計算機のイーサネットコントローラのEEPROM上に現用系計算機の固有識別情報を書き込むことになるため、固有識別情報の競合によるSCSIプロトコル対応機器への不正なアクセスを抑止できるものとしてもよい(旧請求項9の移動)。
101 管理用計算機
102 管理用OSイメージ
104 ネットワークブート機能
105 固有識別情報管理テーブル
106 現用系計算機
107 待機系計算機
108,109 管理用OSイメージ
110,111 イーサネットコントローラ固有識別情報格納領域
112 TCP/IPプロトコルで通信可能なネットワーク
113 SCSIプロトコル対応機器
114 論理ディスクマッピングテーブル
115,116 論理ディスク
301,303 正常稼動時の現用系計算機の固有識別情報
302,304 正常稼動時の待機系計算機の固有識別情報
305,314,323 管理用計算機の固有識別情報管理テーブル
307 固有識別情報管理テーブルの現用系計算機用固有識別情報
309 固有識別情報管理テーブルの待機系計算機用固有識別情報
310,312,319,321 障害発生時の現用系計算機の固有識別情報
311,313,320,322 障害発生時の待機系計算機の固有識別情報
317,325 障害発生後の固有識別情報管理テーブルの現用系計算機用固有識別情報
318,327 障害発生後の固有識別情報管理テーブルの待機系計算機用固有識別情報

Claims (7)

  1. SCSIプロトコル対応機器に接続した、少なくとも1台の待機系計算機を含む複数の計算機と、これらを制御する管理用計算機を備え、
    各計算機はイーサネットコントローラを持ち、当該イーサネットコントローラに割り当てられたTCP/IPプロトコルで通信可能なネットワークを経由してSCSIプロトコル対応機器を接続するために必要な固有識別名、IPアドレス、ブート手段に必要な情報(以下、「固有識別情報」と呼ぶ。)によりSCSIプロトコル対応機器内に格納した当該計算機用のオペレーティングシステムを含むソフトウェアイメージ(以下、「ソフトウェアイメージ」と呼ぶ。)からのブートを行う計算機システムのブート制御方法において、
    前記管理用計算機は、
    各計算機のイーサネットコントローラに割り当てられる固有識別情報を管理する管理部を有し、
    前記管理部において、現用系計算機の障害発生時に障害の発生した計算機の固有識別情報と待機系計算機の固有識別情報とを入れ替え、
    前記待機系計算機は、
    前記管理用計算機の管理部から、前記入れ替えられた待機系計算機の固有識別情報を入手し、
    前記入手した入れ替えられた待機系計算機の固有識別情報を、前記待機系計算機のイーサネットコントローラに設定し、
    前記設定された固有識別情報を使用して前記障害の発生した計算機用に対応付けられていたソフトウェアイメージからのブートを行う
    ことを特徴とする計算機システムのブート制御方法。
  2. 前記管理用計算機の管理部は、前記各計算機に割り当てるべき固有識別情報とブート手段に関する情報を管理する管理テーブルを備える請求項1記載のブート制御方法。
  3. 前記管理用計算機は、前記各計算機のBIOSに組み込まれたiSCSIプロトコル対応機器へのアクセス制御機能を持つファームウェア(以下、「iSCSIブートファームウェア」と呼ぶ)が動作を開始して、各計算機上の各イーサネットコントローラに割り当てられた不揮発性メモリ領域(以下、「EEPROM」と呼ぶ)から設定情報を読み出し、SCSIプロトコル対応機器にアクセスを開始する前に、前記各計算機上のEEPROMにアクセスし、
    前記待機系計算機は、前記各計算機に割り当てるべき固有識別情報を前記管理テーブルから入手して、前記各計算機上のEEPROMに書き込む請求項2記載の計算機システムのブート制御方法。
  4. 前記管理用計算機は、
    前記各計算機のiSCSIブートファームウェアが動作を開始する前に、前記各計算機上のEEPROMにアクセスして、前記EEPROMから設定情報を読み出し、
    前記管理用計算機が保持している各計算機に割り当てられるべき固有識別情報とEEPROMから読み出した設定情報に含まれる固有識別情報とを比較し、
    前記比較により誤り又は重複を検知した場合、前記各計算機の起動を抑止する請求項2記載の計算機システムのブート制御方法。
  5. 前記管理用計算機は、
    現用系計算機の障害発生時に現用系計算機の停止を実行し、
    停止完了したことを確認したあとで、障害の発生した計算機のイーサネットコントローラに割り当てられていた固有識別情報を待機系計算機の起動時にiSCSIブートファームウェアが動作を開始してSCSIプロトコル対応機器にアクセスを開始する前に、各計算機上の各イーサネットコントローラに割り当てられたEEPROMに固有識別情報を設定し、
    当該待機系計算機は設定された固有識別情報を使用して前記障害の発生した計算機に割り当てられていたソフトウェアイメージのブートを行う請求項2記載の計算機システム。
  6. 前記各計算機は、
    複数の固有識別情報を保持し、
    ソフトウェアイメージのブートを行う際に使用する固有識別情報を前記複数の固有識別情報の中から、管理用計算機の指示に従って選択することによりSCSIプロトコル対応機器へのアクセスを行う請求項5記載の計算機システム。
  7. SCSIプロトコル対応機器に接続した、少なくとも1台の待機系計算機を含む複数の計算機と、これらを制御する管理用計算機を備える計算機システムにおいて、
    前記各計算機はイーサネットコントローラを持ち、当該イーサネットコントローラに割り当てられたTCP/IPプロトコルで通信可能なネットワークを経由してSCSIプロトコル対応機器を接続するために必要な固有識別名、IPアドレス、ブート手段に必要な情報(以下、「固有識別情報」と呼ぶ。)によりSCSIプロトコル対応機器内に格納した当該計算機用のオペレーティングシステムを含むソフトウェアイメージ(以下、「ソフトウェアイメージ」と呼ぶ。)からのブートを行うものであり、
    前記管理用計算機は、
    各計算機のイーサネットコントローラに割り当てられる固有識別情報を管理する管理テーブルを有し、
    前記管理テーブルにおいて、現用系計算機の障害発生時に障害の発生した計算機の固有識別情報と待機系計算機の固有識別情報とを入れ替え、
    前記待機系計算機は、
    前記管理ーブルを参照して、前記入れ替えられた待機系計算機の固有識別情報を入手し、
    前記入手した入れ替えられた待機系計算機の固有識別情報を、前記待機系計算機のイーサネットコントローラに設定し、
    前記設定された固有識別情報を使用して前記障害の発生した計算機用に対応付けられていたソフトウェアイメージからのブートを行う
    ことを特徴とする計算機システム。
JP2009163262A 2009-07-10 2009-07-10 計算機システム及びそのブート制御方法 Pending JP2011018254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009163262A JP2011018254A (ja) 2009-07-10 2009-07-10 計算機システム及びそのブート制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009163262A JP2011018254A (ja) 2009-07-10 2009-07-10 計算機システム及びそのブート制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011018254A true JP2011018254A (ja) 2011-01-27

Family

ID=43595978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009163262A Pending JP2011018254A (ja) 2009-07-10 2009-07-10 計算機システム及びそのブート制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011018254A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002111713A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Toshiba Corp ネットワークシステム、ネームサーバ、サーバ、およびネットワークシステムのip通信方法
JP2002149599A (ja) * 2000-11-14 2002-05-24 Hitachi Ltd 共用ストレージを備えた計算機システム
JP2007094611A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Hitachi Ltd 計算機システムとそのブート制御方法
WO2008120394A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Fujitsu Limited サーバ管理プログラム、方法、及び装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002111713A (ja) * 2000-09-28 2002-04-12 Toshiba Corp ネットワークシステム、ネームサーバ、サーバ、およびネットワークシステムのip通信方法
JP2002149599A (ja) * 2000-11-14 2002-05-24 Hitachi Ltd 共用ストレージを備えた計算機システム
JP2007094611A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Hitachi Ltd 計算機システムとそのブート制御方法
WO2008120394A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Fujitsu Limited サーバ管理プログラム、方法、及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8407514B2 (en) Method of achieving high reliability of network boot computer system
US8015396B2 (en) Method for changing booting configuration and computer system capable of booting OS
US7028177B2 (en) Array controller ROM cloning in redundant controllers
US8127128B2 (en) Synchronization of swappable module in modular system
US8639976B2 (en) Power failure management in components of storage area network
US8209505B2 (en) Storage system and method of taking over logical unit in storage system
JP5637873B2 (ja) 計算機システムおよびpciカードのhba識別子引き継ぎ方式
US9298566B2 (en) Automatic cluster-based failover handling
WO2010140222A1 (ja) 情報処理システム、管理装置および情報処理方法
JP2010233006A (ja) サーバシステム、集合型サーバ装置及びmacアドレス管理方法
EP2648095B1 (en) System and method for controlling the booting of a computer
US10353613B2 (en) Computer system and control method therefor for handling path failure
US8271772B2 (en) Boot control method of computer system
JP2010146087A (ja) 系切替計算機システムの管理方法
JP5484434B2 (ja) ネットワークブート計算機システム、管理計算機、及び計算機システムの制御方法
JP2011018254A (ja) 計算機システム及びそのブート制御方法
JP5423855B2 (ja) ブート構成変更方法
WO2010146705A1 (ja) 情報システムおよび処理方法
JP2010033379A (ja) 仮想化システム及び仮想化の復旧方法
JP5682320B2 (ja) 電源制御システム
JP2018128915A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の保守方法および保守プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130521