JP2011016640A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙カセット着脱時の操作性の低下を防ぐと共に、規制部材を傾くことなく規制位置に保持することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートを収納するカセット本体1に、カセット本体1に収納されるシートに応じた規制位置に移動してシートの位置を規制する規制部材3a,2をスライド移動可能に設けると共に、カセット本体1の底面1bに、カセット本体1に収納されるシートのサイズに応じて係合穴1aS,1aRを設ける。そして、規制部材3a,2を規制位置に保持する際は、ビス12s,12Rを、規制部材3a,2の係合穴1aS,1aRに対応する位置に下端部が係合穴1aS,1aRに入り込むように突出させてねじ込む。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に給紙カセットに収納されたシートの位置を規制する規制部材を規制位置に保持するための構成に関する。
従来の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、シート給送装置を備え、このシート給送装置から画像形成部にシートを給送して画像を形成するようにしたものが広く普及している。このようなシート給送装置としては、画像形成装置本体にシート収納部である給紙カセットを着脱自在に装着し、給紙カセットに収納されたシートをシート給送ローラにより、画像形成部に自動給送するようにしているのが一般的である。
給紙カセットのシートが収納されるカセット本体には、複数のシートサイズに対応するために、収納されるシートのシート給送方向上流側端(以下、後端という)の位置を規制する後端規制部材が設けられている。また、シートのシート給送方向と直交する方向(以下、幅方向という)の側端位置を規制する側端規制部材が設けられている。そして、給紙カセットにシートを収納する場合には、側端規制部材によってシートの側端位置を規制する一方、後端規制部材によってシートの後端を規制し、シートの先端位置を常に所定のシート給送可能位置に規制するようにしている。これにより、給紙カセットを画像形成装置本体に装着した際、シートのサイズによらず、安定したシートの給送を行うことができる。
なおこのような給紙カセットにおいては、シートサイズに応じた後端及び側端規制部材の位置の切替えを容易に行うために、後端及び側端規制部材をカセット本体に対してスライド移動自在にしたものが広く知られている。このような構成の給紙カセットでは、例えば左右の側端規制部材にギア部材を介して連結するラック部を設け、このラック部とギア部材とにより左右の側端規制部材を連動して動作するように構成されている(特許文献1参照)。
ところで、例えば不特定多数のユーザーの使用が想定される給紙カセットでは、ユーザーによりシートサイズの変更をさせたくない場合があり、この場合、簡単な操作では後端及び側端規制部材の位置の切り換えができないように固定することが必要になる。そして、このように後端及び側端規制部材を固定する方法としてはカセット本体に後端及び側端規制部材を直接ビス締めする方法が一般的である。例えば、図6の(a)及び(b)は、このような規制部材を直接ビス締めする方式(以下、ビス固定方式という)の例を示すものである。
図6の(a)は、カセット本体1に側端規制部材であるサイド規制部材3aをセルフビス12sにより固定する場合を示している。なお、セルフビス12sとは、樹脂などの部材にビス自身でタップ部を切り込んで締め付けるビスである。ここで、このようにサイド規制部材3aをセルフビス12sにより固定する場合、セルフビス12sのスクリュー山のカセット本体1aに対する係り量が、ある程度以上とならないと、セルフビス12sが緩みやすくなる。つまり、セルフビス12sのスクリュー山を、ある程度以上カセット本体1aにねじ込まないと、セルフビス12sが緩みやすくなる。このため、従来は、カセット本体1のねじ込み部1aの樹脂高さ(厚み)Hを、ある程度以上高くしなければならない。例えば、M4×8のビスを使用する場合、カセット本体1のねじ込み部1aの樹脂高さHは、6mm以上必要になる。
図6の(b)は、ビス12をカセット本体1に設けられたビットインサート部材1bにねじ込むことにより、サイド規制部材3aをカセット本体1に固定する場合を示している。なお、ビットインサート部材とは、予めタップが形成された金属部材である。そして、このビットインサート部材1bをカセット本体1に一体的に形成し、このビットインサート部材1bにビス12をねじ込むことにより、サイド規制部材3aを固定することができる。なお、セルフビス12sによるビス固定の場合、セルフビス12sの取り付け及び取外しを繰り返すと、カセット本体1の樹脂が削れてしまうため繰り返し作業性が良くないが、ビットインサート部材1bを用いる場合は、何度でもビス12による固定が可能となる。
特開2008−50080号公報
ところで、このようにビス固定方式により規制部材をビス固定するようにした従来の画像形成装置においては、例えば規制部材をセルフビスにより固定する場合、既述したようにねじ込み部の樹脂高さ(厚み)Hを高くしなければならない。しかし、このように樹脂高さHを高くした場合、図6の(a)に示すようにカセット本体1の下面に出っ張りが形成されてしまう。ここで、給紙カセットは画像形成装置本体の底板のすぐ上に配置されることが多く、カセット本体1に成型反りや形状不具合等があると、給紙カセットを着脱する際、この出っ張りが底板と擦れるようになり、給紙カセット着脱時の操作性が低下する。
一方、カセット本体に設けたビットインサート部材にビスをねじ込むことにより規制部材を固定する場合は、繰り返し作業性は改善できるが、ビットインサート部材をカセット本体に一体的に形成する分、コストアップになる。さらに、複数のサイズに対応できるようにするためには複数のビットインサート部材が必要となり、低コスト化の妨げとなる。なお、ビットインサート部材を用いた場合でも、図6の(b)に示すようにカセット本体1のビットインサート取り付け部は、ビットインサート部材1bが外れない樹脂高さH(厚み)が必要になり、カセット本体1の下面に出っ張りが形成されてしまう。したがって、この場合も、給紙カセットを着脱する際、出っ張りが底板と擦れるようになり、給紙カセット着脱時の操作性が低下する。
さらに、規制部材をカセット本体にビス固定した場合、規制部材の姿勢は固定されるカセット本体の底面の面性度に依存するため、カセット本体の底面が傾いている場合には、規制部材も同じ方向に傾くようになる。ここで、例えば規制部材が、シートの側端から離れる方向に傾斜すると、シートの斜行やシートの幅方向の位置ズレ等のシートの給送不良が発生し、画像が劣化する。一方、規制部材がシートの側端側に傾斜すると、シートを圧接するようになってシート給送の際の負荷となり、シート給紙性能に影響を及ぼし、シートの給送不良につながる恐れがある。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、給紙カセット着脱時の操作性の低下を防ぐと共に、規制部材を傾くことなく規制位置に保持することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、装置本体に着脱自在に装着される給紙カセットと、前記給紙カセットから送り出されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた画像形成装置において、前記給紙カセットは、シートを収納するカセット本体と、前記カセット本体にスライド移動可能に設けられ、前記カセット本体に収納されるシートのサイズに応じた規制位置に移動してシートの位置を規制する規制部材と、前記カセット本体に収納されるシートのサイズに応じて前記カセット本体の底面に設けられた係合穴と、を備え、前記規制部材を前記規制位置に保持する際は、ビスを前記規制位置に移動した前記規制部材の前記係合穴に対応する位置に、下端部が前記係合穴に入り込むように突出させてねじ込むことを特徴とするものである。
本発明のように、規制部材にビスを、カセット本体に設けられた係合穴に入り込むように突出させてねじ込むことにより、給紙カセット着脱時の操作性の低下を防ぐと共に、規制部材を傾くことなく規制位置に保持することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成図。 上記画像形成装置に設けられた給紙カセットの構成を説明する図。 上記給紙カセットに設けられた規制部材を移動操作するレバーの構成を説明する図。 上記規制部材のビス固定を説明する図。 本発明の第2の本実施の形態に係る画像形成装置の給紙カセットに設けられた規制部材のビス固定を説明する図。 従来の画像形成装置の規制部材をビス固定する構成を説明する図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成図である。図1において、20は画像形成装置、30は画像形成装置本体(以下、装置本体という)である。この装置本体30には、シートに画像を形成する画像形成部31と、シートを給送する給送部32と、シートに形成されたトナー画像を定着させる定着部57等が設けられている。
画像形成部31は、感光体ドラム55(55a〜55d)等を備え、装置本体30に着脱可能に装着されたイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナー画像を形成するプロセスカートリッジ54(54Y,54M,54C,54K)を備えている。なお、本画像形成装置20は、各色毎に応じてプロセスカートリッジ54を水平に1列に配列し、感光体ドラム55上に形成された各色のトナー像を、後述する中間転写ベルト63に順次重ね合わせてカラー画像を形成する構成となっている。また、画像形成部31は、プロセスカートリッジ54の鉛直下方に配置され、画像情報に基づいてレーザービームを照射し、感光体ドラム55上に静電潜像を形成する不図示のスキャナユニットを備えている。
63は中間転写ベルトであり、この中間転写ベルト63の内側には各感光体ドラム55に対向して不図示の1次転写ローラが配設されている。そして、1次転写ローラによって中間転写ベルト63に1次転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム上の各色トナー像が順次中間転写ベルト63に転写され、これにより中間転写ベルト上にはフルカラー画像が形成される。また、56は順次中間転写ベルト63に形成されたフルカラー画像をシートに転写する2次転写部であり、この2次転写部56は、二次転写内ローラを兼ねる中間転写ベルト63の不図示の駆動ローラと2次転写ローラ56aとにより構成されている。定着部57は、シート上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー像を定着させるものであり、加熱ローラ57aと、加熱ローラ57aに圧接する加圧ローラ57bとを有している。58、59は定着部57において画像が定着されたシートを、シート積載部58A,59Aに排出するシート排出手段である排出ローラ対である。給送部32は、装置本体30に着脱可能に装着され、画像形成部31に給送するシートを収納する複数段の給紙カセット100と、ピックアップローラ32aを備えている。
次に、このように構成された画像形成装置20の画像形成動作について説明する。画像形成動作が開始されると、画像情報に基づき不図示のスキャナユニットはレーザ光を照射し、表面が所定の極性・電位に一様に帯電されている感光体ドラム55の表面を順次露光する。これにより、感光体ドラム55上には、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの潜像が形成される。次に、感光体ドラム55上の潜像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナーにより現像し、感光体ドラム上にイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像を順次形成する。そして、このように順次形成した各色トナー像を順次中間転写ベルト63の外周に一次転写し、これにより中間転写ベルト63上にフルカラートナー画像が形成される。
また、このようなトナー画像形成動作に並行して給紙カセット100に収容されたシートは、給送部32のピックアップローラ32aにより、まず第1搬送パス101を経由してレジストローラ対62に搬送される。そして、このレジストローラ対62によって斜行が補正され、この後、レジストローラ対62により、中間転写ベルト63に形成されたフルカラートナー画像とシートの先端とが一致するタイミングで2次転写部56に搬送される。そして、この2次転写部56を通過する際、2次転写ローラ56aに印加されるバイアスにより、シートに中間転写ベルト上のトナー画像が2次転写される。次に、このようにトナー像が転写されたシートは、第2搬送パス102を経由して一対の定着ローラ対57a,57bからなる定着部57において加熱及び加圧されることにより、トナー像が定着される。なお、画像が定着された後、シートは定着部57の下流に設けられた第1搬送ローラ対5(5a,5b)により第3搬送パス103を経由し、フラッパ61により切り換えられて排出ローラ対58,59によりシート積載部58A,59Aに排出される。
ところで、給紙カセット100は、図2に示すように、各種サイズのシートを積載収納するシート収容空間を形成するカセット本体1と、カセット本体1に上下方向に回動可能に設けられ、シートを積載する不図示の中板を備えている。また、給紙カセット100は、シートのシート給送方向と直交する幅方向の両側端位置を規制する一対の側端規制部材であるサイド規制部材3a,3bと、シートの後端位置を規制する後端規制部材2を備えている。
ここで、サイド規制部材3a,3b及び後端規制部材2はシートサイズに対応してスライド移動可能な構成となっている。なお、サイド規制部材3a,3bはラックとピニオンとにより、互いに反対方向に同じ量を移動するようになっている。そして、このようにサイド規制部材3a,3bを、互いに反対方向に同じ量を移動するようにすることにより、片側のサイド規制部材を操作すれば、両方のサイド規制部材3a,3bを移動することができる。また、後端規制部材2は、シート給送方向に平行に移動可能となっている。
このような給紙カセット100のカセット本体内に各種サイズのシートを収納する際には、図3に示すように一方のサイド規制部材3bに設けられた操作レバー3Lを摘んでからサイド規制部材3bを幅方向に移動する。そして、このサイド規制部材3bの移動に連動して他方のサイド規制部材3aも幅方向に移動する。この後、収納するシートサイズに応じた側端規制位置にサイド規制部材3bを合わせた後に操作レバー3Lを離すようにする。また、後端規制部材2についても同様で、操作レバー2Lを摘みながら後端規制部材2をシート給送方向に沿って移動し、使用するシートサイズに応じた後端規制位置に後端規制部材2を合わせた後に操作レバー2Lを離すようにする。ここで、サイド規制部材3bの操作レバー3L及び後端規制部材2の操作レバー2Lを離すと、操作レバー2L,3Lの底面に形成された歯列2c,3cが、カセット本体1の底面にシート給送方向及び幅方向にそれぞれ形成された移動規制歯列1cに噛み合う。そして、このように操作レバー2L,3Lの歯列2c,3cが移動規制歯列1cに噛み合った後、操作レバー2L,3Lがバネ2d,3dのバネ圧で付勢されることにより、サイド規制部材3a,3b及び後端規制部材2の移動が規制される。
次に、このように使用するシートサイズに応じた規制位置に、サイド規制部材3a,3b及び後端規制部材2を合わせた後、シートをサイド規制部材3a,3b及び後端規制部材2の間にセットする。これにより、シートの側端位置はサイド規制部材3a,3bにより、シートの後端位置は後端規制部材2により、それぞれ規定される。なお、シートを給送する際は、給紙カセット100を、装置本体内に着脱自在に装着した後、不図示の回動機構により中板を、上方回動させる。これにより、サイド規制部材3a,3b及び後端規制部材2により位置決めされたシートがピックアップローラ32aに押し付けられる。そして、このようにピックアップローラ32aに押し付けられたシートは、ピックアップローラ32aの送り作用により1枚ずつ送り出され、画像形成部に搬送されて行く。
ところで、本実施の形態においては、不特定多数のユーザーの使用が想定されるような給紙カセットでは、ユーザーにシートサイズの変更をさせたくない場合がある。本発明は、このような場合に対応するために考えられ、サイド規制部材3a,3b及び後端規制部材2をビスで固定する構成を改良したものである。図4は、規制部材のビス固定を説明する図である。本実施の形態において、サイド規制部材3aは、シートの側端と当接する当接部3a1と、当接部3a1が立設されると共にカセット本体1の底面1bに沿って摺動する摺動部3a2とを備えており、この摺動部3a2には板金が使用されている。さらに、この摺動部3a2には、図4及び図2の(a)に示すようにビスをねじ込むねじ穴であるビス締め用タップ穴3Tが設けられている。なお、後端規制部材2も、シートの後端と当接する当接部21と、カセット本体1の底面1bに沿って摺動する摺動部22とを備えており、この摺動部22には板金が使用されている。さらに、この摺動部22には図4及び図2の(a)に示すようにビスをねじ込むねじ穴であるビス締め用タップ穴2Tが設けられている。
一方、カセット本体1の底面1bには図4及び図2の(b)に示すようにサイド規制部材3aの移動を規制する係合穴1aSが、カセット本体1に収納するシートのサイズに応じて複数、幅方向に形成されている。また、後端規制部材2の移動を規制する係合穴1aRが、カセット本体1に収納するシートのサイズに応じて複数、シート給送方向に形成されている。ここで、本実施の形態において、サイド規制部材3aのタップ穴3Tにビス12sをねじ込むと共に、ビス12sの下端部であるビス足部12saをサイド規制部材3aの下方から所定量突出させている。そして、このように突出したビス12sのビス足部12saをカセット本体1に設けられている係合穴1aSに入り込ませるようにしている。これにより、ビス12sを外さない限り、サイド規制部材3aはビス足12saと係合穴1aSの隙間分しか移動できなくなる。なお、サイド規制部材3aを無理に移動させると、ビス足部12saがカセット本体1の係合穴1aSに引っかかるので、結果的にサイド規制部材3aは移動できない。また、同様に後端規制部材2のタップ穴2Tにビス12Rをねじ込むと共に、ビス12Rのビス足部12Raを後端規制部材2の下方から所定量に突出させている。そして、このように突出したビス12Rのビス足部12Raをカセット本体1に設けられている係合穴1aRに入り込ませることにより、ビス12Rを外さない限り、後端規制部材2はビス足12Raと係合穴1aRの隙間分しか移動できなくなる。なお、後端規制部材2を無理に移動させると、ビス足12Raと係合穴1aRに引っかかるので、結果的に後端規制部材2は移動できない
ここで、本実施の形態のようにビス12s,12Rを係合穴1aS,1aRに入り込ませることにより、カセット本体1に固定することなく、サイド規制部材3a及び後端規制部材2の移動を防ぐことができる。さらに、このようにカセット本体1に固定することなく、サイド規制部材3a及び後端規制部材2の移動を防ぐことができるようにすることにより、カセット本体1の底面1bが傾斜していてもサイド規制部材3a及び後端規制部材2が傾斜することはない。またさらに、本実施の形態では、ビス12によりサイド規制部材3a及び後端規制部材2を固定するのではなく、ビス12s,12Rを係合穴1aS,1aRに入り込ませるだけなので、既述した図6に示すようなカセット本体1の樹脂高さHは不要となる。したがって、画像形成装置本体の底板と擦れるようなカセット本体1の下面に出っ張りが形成されることはなく、給紙カセット着脱時の操作性が損なわれることはない。
以上説明したように、サイド規制部材3a及び後端規制部材2にビス12s,12Rを、カセット本体1に設けられた係合穴1aS,1aRに入り込むように突出させてねじ込むことにより、給紙カセット着脱時の操作性の低下を防ぐことができる。また、サイド規制部材3a及び後端規制部材2を傾くことなく規制位置に保持することができる。なお、これまでの説明においては、タップ穴2T,3Tにビス12s,12Rをねじ込む構成について説明したが、セルフビスを用いるようにすれば、タップ穴2T,3Tを設ける必要はない。ここで、セルフビスを用いる場合は、規制位置に移動したサイド規制部材3a及び後端規制部材2の係合穴1aS,1aRに対応する位置にセルフビスを、直接ねじ込むようにする。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図5は、本実施の形態に係る画像形成装置の給紙カセットに設けられた規制部材のビス固定を説明する図である。なお、図5において、既述した図4と同一符号は、同一又は相当部分を示している。本実施の形態においては、カセット本体1の底面1bに沿って摺動するサイド規制部材3aの摺動部3a2及び後端規制部材2の摺動部22を樹脂により形成している。さらに、樹脂により形成された樹脂ベースの摺動部3a2,22に、ビットインサート部材4を一体的に設けている。そして、このビットインサート部材4にビス12s,12Rをねじ込むと共に、ビス12s,12Rのビス足部12sa,12Raをサイド規制部材3a及び後端規制部材2の下方から所定量突出させている。
ここで、このようにビットインサート部材4にビス12s,12Rをねじ込んだ場合、カセット本体1にシートを収納すると、ビス12s,12Rのビス頭と収納したシートが接触し、この結果、シート給送の際の負荷が増えるようになる。そこで、本実施の形態においては、サイド規制部材3a及び後端規制部材2の摺動部3a2,22の上面にシートとビス頭を接触させないようなビス頭と同等以上の高さを有する突起部である搬送リブ3e,2eを設けている。なお、この搬送リブ3e,2eはビス頭近傍に設けると共に、シートの送り出し方向であるシート給送方向に伸びる形状とするのが望ましい。そして、このような搬送リブ3e,2eを設けることにより、ビス頭とシートとの接触によるシート給送の際の負荷の増加を少なくすることができる。なお、シートとビス頭とが接触しないようにすることができるのであれば、搬送リブ3e,2eではなく、例えばビス頭を樹脂部で覆うようにしても良い。また、これまでの説明においては、ビットインサート部材にビスをねじ込む構成について説明したが、セルフビスを用いる場合も、このような搬送リブを設けることにより、ビス頭とシートとの接触によるシート給送の際の負荷の増加を少なくすることができる。
1…カセット本体、1aS…係合穴、1aR…係合穴、1b…カセット本体の底面、2…後端規制部材、2e…搬送リブ、2T…ビス締め用タップ穴、3a,3b…サイド規制部材、3e…搬送リブ、3a1…当接部、3a2…摺動部、3T…ビス締め用タップ穴、4…ビットインサート部材、12s…ビス、12sa…ビス足部、12R…ビス、12Ra…ビス足部、20…画像形成装置、21…当接部、22…摺動部、30…画像形成装置本体、31…画像形成部、100…給紙カセット

Claims (6)

  1. 装置本体に着脱自在に装着される給紙カセットと、前記給紙カセットから送り出されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えた画像形成装置において、
    前記給紙カセットは、
    シートを収納するカセット本体と、
    前記カセット本体にスライド移動可能に設けられ、前記カセット本体に収納されるシートのサイズに応じた規制位置に移動してシートの位置を規制する規制部材と、
    前記カセット本体に収納されるシートのサイズに応じて前記カセット本体の底面に設けられた係合穴と、を備え、
    前記規制部材を前記規制位置に保持する際は、ビスを前記規制位置に移動した前記規制部材の前記係合穴に対応する位置に、下端部が前記係合穴に入り込むように突出させてねじ込むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記規制部材は、前記カセット本体に収納されたシートと当接する当接部と、前記当接部が立設され、前記カセット本体の底面に沿って摺動する摺動部と、を有し、
    前記規制部材の摺動部の前記係合穴に対応する位置に前記ビスを、下端部を突出させてねじ込むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記規制部材の摺動部に、前記ビスをねじ込むねじ穴を設けたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記規制部材の摺動部に、前記ビスをねじ込むビットインサート部材を設けたことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記規制部材の摺動部に取り付けられた前記ビスの近傍に、ビス頭と同等以上の高さを有する突起部を形成することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記突起部をシートの送り出し方向と平行に設けたことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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