JP2011015583A - 漏電検出方法、漏電検出装置及び漏電遮断器 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐ノイズ性能を向上させて漏れ電流の抵抗成分のみを高精度に検出可能とした漏電検出方法、漏電検出装置及び漏電遮断器を提供する。
【解決手段】デルタ結線の系統電源に接続され、かつ1線接地された3相3線式電路から流れる漏れ電流の抵抗成分を検出する漏電検出装置において、電路2からZCT33により検出した全漏れ電流を増幅する増幅手段311と、その出力を積分する積分手段312と、非接地である2線の線間電圧波形の位相を検知する位相検知手段313と、この位相検知手段313の出力に基づき、前記線間電圧波形のゼロクロス点を基準として前後等しく90度以下の位相範囲にわたるゲート信号を積分手段312に出力するゲート信号発生手段314と、を備え、前記ゲート信号に従い積分手段312を動作させて得た積分値を、漏れ電流抵抗成分に比例した信号として検出する。
【選択図】図2
【解決手段】デルタ結線の系統電源に接続され、かつ1線接地された3相3線式電路から流れる漏れ電流の抵抗成分を検出する漏電検出装置において、電路2からZCT33により検出した全漏れ電流を増幅する増幅手段311と、その出力を積分する積分手段312と、非接地である2線の線間電圧波形の位相を検知する位相検知手段313と、この位相検知手段313の出力に基づき、前記線間電圧波形のゼロクロス点を基準として前後等しく90度以下の位相範囲にわたるゲート信号を積分手段312に出力するゲート信号発生手段314と、を備え、前記ゲート信号に従い積分手段312を動作させて得た積分値を、漏れ電流抵抗成分に比例した信号として検出する。
【選択図】図2
Description
本発明は、対地絶縁抵抗に起因した漏れ電流の抵抗成分(無誘導成分)を検出するための漏電検出方法、漏電検出装置、及び、これらを利用した漏電遮断器に関するものである。
近年、コンピュータは社会の各方面に利用されており、インテリジェントビルの普及拡大及び工場のFA(ファクトリー・オートメーション)化により、機器同士を結線する電路は長大化しつつある。この電路の長大化により、対地静電容量が増大し、これに起因するトラブルも増加傾向にある。
ところで、漏れ電流には、対地静電容量に起因する容量成分と対地絶縁抵抗に起因する抵抗成分とが含まれている。
最近の電気機器は、電力用半導体素子を応用したインバータを搭載している例が多く、必然的に、商用電源の基本周波数である50〔Hz〕または60〔Hz〕の整数倍の正弦波である高調波歪み電流が発生する。この高調波歪み電流には高い周波数成分が含まれており、電路に自然分布している対地静電容量(浮遊容量)を通過して、漏れ電流の容量成分として流れる。
一方、漏電検出器は、地絡事故等によって発生する漏れ電流の抵抗成分を確実に検出することが必要であるが、前述したように漏れ電流には容量成分も含まれるため、漏電検出器の過剰反応による誤検出を防ぐためには、漏れ電流の抵抗成分のみを確実に検出することが望まれている。
最近の電気機器は、電力用半導体素子を応用したインバータを搭載している例が多く、必然的に、商用電源の基本周波数である50〔Hz〕または60〔Hz〕の整数倍の正弦波である高調波歪み電流が発生する。この高調波歪み電流には高い周波数成分が含まれており、電路に自然分布している対地静電容量(浮遊容量)を通過して、漏れ電流の容量成分として流れる。
一方、漏電検出器は、地絡事故等によって発生する漏れ電流の抵抗成分を確実に検出することが必要であるが、前述したように漏れ電流には容量成分も含まれるため、漏電検出器の過剰反応による誤検出を防ぐためには、漏れ電流の抵抗成分のみを確実に検出することが望まれている。
さて、系統電源がデルタ結線された1線接地の3相3線式電路に適用される漏電検出装置であって、漏れ電流の抵抗成分を検出する(I0r検出という)漏電検出装置としては、特許文献1に記載された従来技術が知られている。
この特許文献1に記載されたI0r検出原理は、概略以下のとおりである。
この特許文献1に記載されたI0r検出原理は、概略以下のとおりである。
すなわち、1線接地の3相3線式電路において、全漏れ電流は、漏れ電流抵抗成分である地絡電流と、漏れ電流容量成分である常時漏れ電流とからなり、各電流成分波形には位相差がある。常時漏れ電流は非接地の2線それぞれと大地との間の対地静電容量を介して流れる電流の合成電流であるが、非接地2線それぞれの対地静電容量が等しい場合には、その合成電流位相は非接地2線の線間電圧位相と等しくなる。
従って、この従来技術では、非接地2線間電圧波形の0度及び180度のタイミング、つまり容量性漏れ電流波形が0〔V〕となるタイミングで零相変流器により検出された全漏れ電流波形をサンプリングすることにより、地絡電流のみを高精度に検出するものである。
従って、この従来技術では、非接地2線間電圧波形の0度及び180度のタイミング、つまり容量性漏れ電流波形が0〔V〕となるタイミングで零相変流器により検出された全漏れ電流波形をサンプリングすることにより、地絡電流のみを高精度に検出するものである。
上述した従来技術では、全漏れ電流信号を、非接地2線間電圧波形の0度及び180度のタイミングでサンプリングし、ホールド及びリセットを繰り返して抵抗性の地絡電流を検出している。しかし、非接地2線間電圧波形のピンポイント的な特定位相における信号のみを利用して全漏れ電流波形を検出しているため、負荷がスイッチングするなどして特定位相にノイズが重畳した場合には誤検出し易いという問題があった。
そこで、本発明の解決課題は、耐ノイズ性能を向上させて漏れ電流の抵抗成分のみを高精度に検出可能とした漏電検出方法、漏電検出装置、及び、これらを利用した漏電遮断器を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る漏電検出方法は、デルタ結線の系統電源に接続され、かつ1線接地された3相3線式電路から流れる漏れ電流の抵抗成分を検出する漏電検出方法において、
前記電路を流れる全漏れ電流を検出し、その漏れ電流検出値を、非接地である2線の線間電圧波形のゼロクロス点を基準として前後等しく90度以下の位相範囲につき積分し、その積分値を漏れ電流の抵抗成分に比例した信号として検出するものである。
前記電路を流れる全漏れ電流を検出し、その漏れ電流検出値を、非接地である2線の線間電圧波形のゼロクロス点を基準として前後等しく90度以下の位相範囲につき積分し、その積分値を漏れ電流の抵抗成分に比例した信号として検出するものである。
請求項2に係る漏電検出装置は、デルタ結線の系統電源に接続され、かつ1線接地された3相3線式電路から流れる漏れ電流の抵抗成分を検出する漏電検出装置において、
前記電路から検出した全漏れ電流を増幅する増幅手段と、この増幅手段の出力をゲート信号に従って積分する積分手段と、非接地である2線の線間電圧波形の位相を検知する位相検知手段と、この位相検知手段の出力に基づき、前記線間電圧波形のゼロクロス点を基準として前後等しく90度以下の位相範囲にわたる前記ゲート信号を発生し、このゲート信号を前記積分手段に出力するゲート信号発生手段と、を備え、前記ゲート信号に従い前記積分手段を動作させて得た積分値を、漏れ電流抵抗成分に比例した信号として出力するものである。
なお、請求項3に記載するように、積分手段による積分値を所定の閾値と比較する比較手段を備え、この比較手段の出力を漏電検出信号として出力することが望ましい。
前記電路から検出した全漏れ電流を増幅する増幅手段と、この増幅手段の出力をゲート信号に従って積分する積分手段と、非接地である2線の線間電圧波形の位相を検知する位相検知手段と、この位相検知手段の出力に基づき、前記線間電圧波形のゼロクロス点を基準として前後等しく90度以下の位相範囲にわたる前記ゲート信号を発生し、このゲート信号を前記積分手段に出力するゲート信号発生手段と、を備え、前記ゲート信号に従い前記積分手段を動作させて得た積分値を、漏れ電流抵抗成分に比例した信号として出力するものである。
なお、請求項3に記載するように、積分手段による積分値を所定の閾値と比較する比較手段を備え、この比較手段の出力を漏電検出信号として出力することが望ましい。
また、請求項4に係る漏電遮断器は、請求項2または3に記載した漏電検出装置と、前記電路に接続されて全漏れ電流を検出する零相変流器と、前記漏電検出装置による漏電検出時に前記電路を遮断する遮断部と、を備えたものである。
本発明の漏電検出方法及び漏電検出装置によれば、全漏れ電流を所定の位相範囲にわたって積分することにより、漏れ電流容量成分をキャンセルして漏れ電流抵抗成分のみを検出することができる。また、漏れ電流に重畳された高周波のノイズ成分もキャンセルされるので、耐ノイズ性能が向上するという効果がある。
これにより、信頼性の高い漏電遮断器を提供することができる。
これにより、信頼性の高い漏電遮断器を提供することができる。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る漏電遮断器を3相3線式電路と共に示した図である。図1において、1はデルタ結線された1線接地の系統電源であり、例えばS相が接地されているものとする。また、2は系統電源1に接続された3相3線式電路であり、この電路2には負荷(図示せず)が接続されている。
図1は、本発明の実施形態に係る漏電遮断器を3相3線式電路と共に示した図である。図1において、1はデルタ結線された1線接地の系統電源であり、例えばS相が接地されているものとする。また、2は系統電源1に接続された3相3線式電路であり、この電路2には負荷(図示せず)が接続されている。
電路2に設けられた漏電遮断器3は、非接地2線のR相及びT相に接続された漏電検出装置31と、電路2を遮断する遮断部32と、電路2の全漏れ電流(零相電流)を検出してその検出信号を漏電検出装置31に出力するZCT(零相変流器)33と、を備えている。なお、21は過電流引外し装置、22は電路2の浮遊容量を示す。
図2は、漏電検出装置31の構成図である。この漏電検出装置31は、ZCT33の出力を増幅する増幅手段311と、後述するゲート信号に従って増幅手段311の出力を所定の位相範囲にわたり積分する積分手段312と、非接地2線間電圧(T−R間の線間電圧VTR)の位相を検知する位相検知手段313と、その出力信号に基づいて作成したゲート信号を積分手段312に出力するゲート信号発生手段314と、積分手段312の出力電圧を閾値と比較して漏電検出信号を出力する電圧比較手段315と、を備えている。
なお、ゲート信号発生手段314は、例えば線間電圧VTRの波形のゼロクロス点(0度または180度)を中心として前後90度の位相範囲にわたりゲート信号を出力するように構成されている。
なお、ゲート信号発生手段314は、例えば線間電圧VTRの波形のゼロクロス点(0度または180度)を中心として前後90度の位相範囲にわたりゲート信号を出力するように構成されている。
次に、この実施形態の動作を説明する。
いま、図1における地点Fで地絡により漏電が起きたとする(F:地絡点)。この場合、漏れ電流I0には、地絡による抵抗成分I0rのほかに、電路2と大地間の浮遊容量22を介した漏れ電流容量成分I0c(=IcR+IcT)が加わるので、ZCT33はI0r+I0c=I0を全漏れ電流として検出する。なお、これらの電流成分はベクトル量であるが、本明細書においては便宜上、「・」(ドット)の表記を省略する。
いま、図1における地点Fで地絡により漏電が起きたとする(F:地絡点)。この場合、漏れ電流I0には、地絡による抵抗成分I0rのほかに、電路2と大地間の浮遊容量22を介した漏れ電流容量成分I0c(=IcR+IcT)が加わるので、ZCT33はI0r+I0c=I0を全漏れ電流として検出する。なお、これらの電流成分はベクトル量であるが、本明細書においては便宜上、「・」(ドット)の表記を省略する。
ところで、図1に示す如く、1線接地(ここではS相接地)されたデルタ結線電路2の浮遊容量22による漏れ電流容量成分は、図3に示すように、S−T間の線間電圧VSTの90度進み位相電流IcTと、R−S間の線間電圧VRSの逆位相である−VRSの90度進み位相電流IcRとの合成電流I0cとなる。よって、各相の電路2と大地との間の浮遊容量が均等であれば、漏れ電流容量成分I0cは、T−R間の線間電圧VTRに対してちょうど180度ずれた位相となる。
そこで、図5に示すように、線間電圧VTRのゼロクロス点(例えば0度)を基準として前後90度の位相範囲(−90度〜+90度)を積分すると、漏れ電流容量成分I0cの+(プラス)側と−(マイナス)側の面積(斜線部分の面積)は等しいので、これらは互いに相殺される。すなわち、漏れ電流容量成分I0cは検出されない。
ここで、漏れ電流抵抗成分I0rが加わると、合成電流である全漏れ電流I0は図4に示すような電流ベクトルとなる。
図6に示すように、線間電圧VTRのゼロクロス点を基準として前後90度の範囲(−90度〜+90度)では、+(プラス)側と−(マイナス)側の面積(斜線部分の面積)が異なるから、この斜線部分の面積を前記積分手段312によって求めることにより、漏れ電流容量成分I0cをキャンセルして漏れ電流抵抗成分I0rのみに比例した信号を検出することが可能となる。
図6に示すように、線間電圧VTRのゼロクロス点を基準として前後90度の範囲(−90度〜+90度)では、+(プラス)側と−(マイナス)側の面積(斜線部分の面積)が異なるから、この斜線部分の面積を前記積分手段312によって求めることにより、漏れ電流容量成分I0cをキャンセルして漏れ電流抵抗成分I0rのみに比例した信号を検出することが可能となる。
こうして図2の積分手段312により演算した積分値(漏れ電流抵抗成分I0rに比例した信号の電圧変換値)を、電圧比較手段315によって所定の閾値と比較することにより、漏れ電流抵抗成分I0rに基づいた漏電検出信号を得るものである。また、この漏電検出信号により図1の遮断部32を動作させて電路2を遮断することにより、地絡点Fを系統電源1から切り離すことができる。
なお、ゲート信号発生手段314から出力されるゲート信号は、電源電圧の半周期(180度)毎に繰り返し出力することにより、漏電検出信号は半周期毎に更新される。
なお、ゲート信号発生手段314から出力されるゲート信号は、電源電圧の半周期(180度)毎に繰り返し出力することにより、漏電検出信号は半周期毎に更新される。
以上の説明では、非接地2線の線間電圧の0度を基準として前後90度の位相範囲(−90度〜+90度)を積分範囲としたが、180度を基準として前後90度の位相範囲(+90度〜+270度)を積分しても同様な結果が得られる。また、この積分範囲は、ゼロクロス点を基準としてその前後の同一角度範囲であれば、90度以下の範囲であっても構わないが、耐ノイズ性能の観点からは、前後90度の位相範囲について積分するのが最も効果的である。
本発明による漏電検出方法及び漏電検出装置は、漏電遮断器ばかりでなく、漏電保護リレー等の各種の保護装置や監視装置に利用可能である。
1:系統電源
2:3相3線式電路
21:過電流引外し装置
22:浮遊容量
3:漏電遮断器
31:漏電検出装置
311:増幅手段
312:積分手段
313:位相検知手段
314:ゲート信号発生手段
315:電圧比較手段
32:遮断部
33:ZCT(零相変流器)
F:地絡点
2:3相3線式電路
21:過電流引外し装置
22:浮遊容量
3:漏電遮断器
31:漏電検出装置
311:増幅手段
312:積分手段
313:位相検知手段
314:ゲート信号発生手段
315:電圧比較手段
32:遮断部
33:ZCT(零相変流器)
F:地絡点
Claims (4)
- デルタ結線の系統電源に接続され、かつ1線接地された3相3線式電路から流れる漏れ電流の抵抗成分を検出する漏電検出方法において、
前記電路を流れる全漏れ電流を検出し、その漏れ電流検出値を、非接地である2線の線間電圧波形のゼロクロス点を基準として前後等しく90度以下の位相範囲につき積分し、その積分値を漏れ電流の抵抗成分に比例した信号として検出することを特徴とする漏電検出方法。 - デルタ結線の系統電源に接続され、かつ1線接地された3相3線式電路から流れる漏れ電流の抵抗成分を検出する漏電検出装置において、
前記電路から検出した全漏れ電流を増幅する増幅手段と、
この増幅手段の出力をゲート信号に従って積分する積分手段と、
非接地である2線の線間電圧波形の位相を検知する位相検知手段と、
この位相検知手段の出力に基づき、前記線間電圧波形のゼロクロス点を基準として前後等しく90度以下の位相範囲にわたる前記ゲート信号を発生し、このゲート信号を前記積分手段に出力するゲート信号発生手段と、を備え、
前記ゲート信号に従い前記積分手段を動作させて得た積分値を、漏れ電流抵抗成分に比例した信号として出力することを特徴とする漏電検出装置。 - 請求項2に記載した漏電検出装置において、
前記積分手段による積分値を所定の閾値と比較する比較手段を備え、この比較手段の出力を漏電検出信号としたことを特徴とする漏電検出装置。 - 請求項2または3に記載した漏電検出装置と、
前記電路に接続されて全漏れ電流を検出する零相変流器と、
前記漏電検出装置による漏電検出時に前記電路を遮断する遮断部と、
を備えたことを特徴とする漏電遮断器。
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JP2009159446A JP2011015583A (ja) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | 漏電検出方法、漏電検出装置及び漏電遮断器 |
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