JP2011015384A - 遅延固定ループ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部電源電圧のレベル変動とは関係なく安定的に遅延固定動作を行う遅延固定ループ回路を提供する。
【解決手段】外部電源電圧のレベルを検出する電圧レベル検出部280と、ソースクロック及びフィードバッククロックの位相を比較する位相比較部200と、電圧レベル検出部280の出力信号に応じて、第1および第2遅延ユニット単位のうち何れか一方を開始遅延ユニット単位として、他方を連結遅延ユニット単位としてそれぞれ指定し、位相比較部200の出力信号に応答して、遅延量が、所定の遅延量までは前記開始遅延ユニット単位で、前記所定の遅延量以後には前記連結遅延ユニット単位で前記ソースクロックを遅延させ、遅延固定クロックDLLCLKとして出力するクロック遅延部220と、前記遅延固定クロックに前記ソースクロックの実際の遅延条件を反映して、前記フィードバッククロックとして出力する遅延複製モデル部240とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は半導体設計技術に関し、特に、遅延固定ループ回路に関する。
DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous DRAM)のような同期式半導体メモリ装置は、メモリコントローラ(CTRL)のような外部装置から入力される外部クロックに同期された内部クロックを利用して、外部装置とデータの伝送を行う。
これは、メモリとメモリコントローラとの間で安定的にデータを伝送するためには、メモリコントローラからメモリに印加される外部クロックと、メモリから出力されるデータとの間の時間的な同期が大変重要なためである。
このとき、メモリから出力されるデータは内部クロックに同期して出力され、内部クロックには、メモリへ印加される外部クロックが利用されるが、内部クロックは、メモリ内の各構成要素を経て遅延されるので、メモリ外部に出力される時には外部クロックと同期しない状態で出力される。
したがって、メモリから出力されるデータを安定的に伝送するためには、データを伝送するメモリ内の各構成要素を経て遅延した内部クロックを、メモリコントローラから印加される外部クロックのエッジ(Edge)、あるいはセンター(center)に正確に位置させるために、データがバスに乗せられる時間を内部クロックに逆補償して、内部クロックと外部クロックとを同期させなければならない。
このような役割を果たすクロック同期回路としては、位相同期ループ(PLL:Phase Locked Loop、本明細書では位相固定ループとも記す)回路と、遅延固定ループ回路(DLL)とがある。
このうち、外部クロックの周波数と内部クロックの周波数とが互いに異なる場合には、周波数の多重化(逓倍)機能を使用しなければならないので、主に位相固定ループ(PLL)を使用する。しかし、外部クロックの周波数と内部クロックの周波数とが同一の場合には、位相固定ループ(PLL)に比べて雑音の大きい影響を受けずに、相対的に小さい面積で具現可能な遅延固定ループ回路(DLL)を主に使用する。
すなわち、半導体メモリ素子の場合は、使用される周波数が同一であるため、クロック同期回路として主に遅延固定ループ回路(DLL)を使用する。
その中でも、半導体メモリ素子では、レジスタ制御型遅延固定ループ(Register Controlled DLL)回路が最も広く使用されている。レジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路は、固定遅延値を保存できるレジスタを具備し、電源遮断時にレジスタに固定遅延値を保存しておき、改めて電源が印加されれば、レジスタに保存されていた固定遅延値をロードして、内部クロックを固定するのに使用することによって、半導体メモリ素子の初期動作時に、内部クロックと外部クロックとの位相差が比較的に小さい時点でクロックの同期動作を行うことができ、初期動作以後においても、内部クロックと外部クロックとの位相差に応じて、レジスタの遅延値が変動する幅を調節することによって、内部クロックと外部クロックとを同期させるのに要する時間を減らすことができる。
図1は、従来技術に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路を示すブロック図である。
図1を参照すれば、従来技術に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路は、ソースクロックREFCLKの位相とフィードバッククロックFBCLKの位相とを比較し、比較結果に対応して遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLを生成する位相比較部100と、遅延固定をなすために、遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLに応答して、ソースクロックREFCLKを遅延させて遅延固定クロックDLLCLKとして出力するクロック遅延部120と、遅延固定クロックDLLCLKにソースクロックREFLCKの実際の出力経路の遅延時間を反映して、フィードバッククロックFBCLKとして出力する遅延複製モデル部140とを備える。
前述した従来技術に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路の構成に基づいて、基本的なロック動作を説明すると、ロック前の状態で互いに異なる位相を有するソースクロックREFCLKの基準エッジ(一般的には上昇エッジ(rising edge)を表すが、下降エッジ(falling edge)であってもよい)と、フィードバッククロックFBCLKの基準エッジとを同期させるために、ソースクロックREFCLKの位相を遅延させて遅延固定クロックDLLCLKとして出力する。このとき、遅延固定クロックDLLCLKは、ソースクロックREFCLKの実際の経路の遅延条件を反映してフィードバッククロックFBCLKとして出力するので、ソースクロックREFCLKの位相を遅延させる量が増加するにともない、ソースクロックREFCLKとフィードバッククロックFBCLKとの位相差が次第に減少する。
ところが、従来技術に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路では、遅延固定をなすために、ソースクロックREFCLKの位相を遅延させて遅延固定クロックDLLCLKとして出力するときに、ソースクロックREFCLKの位相を段階的に遅延させなければならず、このために、図1には直接的に図示されていないが、従来技術に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路では、所定の遅延量を有する複数の遅延ユニットを使用してソースクロックREFCLKの位相を段階的に遅延させる方法を使用する。
このとき、各々の遅延ユニットは、NANDゲートやインバータのような能動素子で形成されているため、外部電源電圧VDDのレベルが変動するにともない、各々の遅延ユニットが有する遅延量が変動するという問題が発生し得る。
本発明は、前述した従来技術の問題点を解決するために提案されたものであって、その目的は、外部電源電圧VDDのレベル変動とは関係なく安定的に遅延固定動作を行うことができる遅延固定ループ(DLL)回路を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の一側面によれば、外部電源電圧のレベルを検出する電圧レベル検出部と、ソースクロックの位相とフィードバッククロックの位相とを比較する位相比較部と、前記電圧レベル検出部の出力信号に応じて、第1遅延ユニット単位および前記第1遅延ユニットより大きい遅延量を有する第2遅延ユニット単位のうち何れか一方を開始遅延ユニット単位として、他方を連結遅延ユニット単位としてそれぞれ指定し、前記位相比較部の出力信号に応答して、前記ソースクロックの遅延量が、所定の遅延量に到達するまでは前記開始遅延ユニット単位で、前記所定の遅延量に到達した以後には前記連結遅延ユニット単位で前記ソースクロックを遅延させ、遅延固定クロックとして出力するクロック遅延部と、前記遅延固定クロックに前記ソースクロックの実際の遅延条件を反映して、前記フィードバッククロックとして出力する遅延複製モデル部とを備える遅延固定ループ回路を提供する。
前記の目的を達成するための本発明の他の側面によれば、外部電源電圧のレベルを検出する電圧レベル検出部と、ソースクロックの位相とフィードバッククロックの位相とを比較する位相比較部と、前記位相比較部の出力信号に応答して、前記ソースクロックを第1遅延ユニット単位で遅延させる第1クロック遅延部と、前記位相比較部の出力信号に応答して、前記ソースクロックを、前記第1遅延ユニットより大きい遅延量を有する第2遅延ユニット単位で遅延させる第2クロック遅延部と、前記電圧レベル検出部の出力信号に応じて、前記第1および第2前記クロック遅延部のうち何れか一方を開始遅延部として、他方を連結遅延部としてそれぞれ指定し、前記ソースクロックの遅延量が、所定の遅延量に到達するまでは前記開始遅延部が動作し、前記所定の遅延量に到達した以後には前記連結遅延部が動作して前記ソースクロックを遅延させるように制御する遅延選択制御部と、前記第1または前記第2クロック遅延部から出力される遅延固定クロックに前記ソースクロックの実際の遅延条件を反映して、前記フィードバッククロックとして出力する遅延複製モデル部とを備える遅延固定ループ回路を提供する。
前述した本発明は、外部電源電圧VDDのレベル変動を検出し、検出結果に応じて、遅延量が互いに異なる複数の遅延ユニットのうち、少なくとも1つ以上の遅延ユニットを選択し、選択された遅延ユニットを順に使用してソースクロックを遅延させて、遅延固定クロックとして出力する遅延固定動作を行うことによって、外部電源電圧VDDのレベル変動とは関係なく、安定的に遅延固定動作を行うことができるという効果がある。
従来技術に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路を示すブロック図である。 図2に示された本発明の第1実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路の構成要素のうちクロック遅延部を詳細に示すブロック図である。 図2に示された本発明の第1実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路の構成要素のうち電圧レベル検出部を詳細に示すグラフ(A)および回路図(B)である。 本発明の第2実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路を示すブロック図である。 図5に示された本発明の第2実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路の構成要素のうちクロック遅延部を詳細に示すブロック図である。
以下、添付された図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を説明する。なお、本発明は、以下に開示される実施形態に限定されるものではなく、多様な形態で構成されることができる。また、本実施形態は、本発明の開示が完全になるように、通常の知識を有する者に本発明の範疇を知らせるために提供されるものである。
(第1実施形態)
図2は、本発明の第1実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路を示すブロック図である。
図3は、図2に示された本発明の第1実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路の構成要素のうちクロック遅延部を詳細に示すブロック図である。
図4は、図2に示された本発明の第1実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路の構成要素のうち電圧レベル検出部を詳細に示すグラフ(A)および回路図(B)である。
図2および図3を参照すれば、レジスタ制御型遅延固定ループ回路は、外部電源電圧VDDのレベルを検出する電圧レベル検出部280と、ソースクロックREFCLKの位相とフィードバッククロックFBCLKの位相とを比較する位相比較部200と、遅延固定クロックDLLCLKを出力するクロック遅延部220と、遅延固定クロックDLLCLKにソースクロックREFCLKの実際の遅延条件を反映してフィードバッククロックFBCLKとして出力する遅延複製モデル部240とを備える。
クロック遅延部220は、電圧レベル検出部280の出力信号VDET_LVに応じて、第1遅延ユニットSUD単位および第2遅延ユニットLUD(第1遅延ユニットSUDより大きい遅延量を有する)単位のうち、何れか一方を開始遅延ユニット単位として指定し、他方を連結遅延ユニット単位として指定し、位相比較部200の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応答して、所定の遅延量に到達する時までは、開始遅延ユニット単位でソースクロックREFCLKを遅延させ、所定の遅延量に到達した以後には、連結遅延ユニット単位でソースクロックREFCLKを遅延させ、遅延固定クロックDLLCLKとして出力する。
また、レジスタ制御型遅延固定ループ回路は、外部から印加されるクロックCLK、CLK#をバッファリングして、ソースクロックREFCLKとして出力するクロックバッファリング部260と、遅延固定クロックDLLCLKに応答して、データバスDATA BUSに乗せられた内部データを、DQパッドを介して外部に出力(DQ DATA)する内部データ出力部270とをさらに備える。
ここで、図4を参照して電圧レベル検出部280の構成を説明すれば、電圧レベル検出部280は、差動形態で入力される2つの電圧レベルを比較する差動比較器を構成することがわかる。
したがって、電圧レベル検出部280は、設定された電圧レベルを有する基準電圧REFVDDより外部電源電圧VDDのレベルが高い場合には、ロジック「ハイ(High)」で活性化される検出信号VDET_LVを出力し、低い場合には、ロジック「ロー(Low)」で非活性化される検出信号VDET_LVを出力する。
そして、クロック遅延部220は、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ハイ(High)」で活性化されて遅延固定動作が行われない区間では、ロジック「ロー(Low)」で非活性化される検出信号VDET_LVに応答して、第1遅延ユニットSUD単位を開始遅延ユニット単位として、第2遅延ユニットLUD単位を連結遅延ユニット単位としてそれぞれ指定し、ロジック「ハイ(High)」で活性化される検出信号VDET_LVに応答して、第2遅延ユニットLUD単位を開始遅延ユニット単位として、第1遅延ユニットSUD単位を連結遅延ユニット単位としてそれぞれ指定する。
また、クロック遅延部220は、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ロー(Low)」で非活性化されて遅延固定動作が行われる区間では、検出信号VDET_LVの論理レベルとは関係なく、以前に遅延固定動作が行われなかった区間において開始遅延ユニット単位および連結遅延ユニット単位に各々指定されていた遅延ユニット単位を変更しない。
例えば、以前に遅延固定動作が行われなかった区間において、開始遅延ユニット単位に第1遅延ユニットSUD単位が指定され、連結遅延ユニット単位に第2遅延ユニットLUD単位が指定された状態であれば、クロック遅延部220は、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ロー(Low)」で非活性化されて遅延固定動作が行われる区間では、検出信号VDET_LVの論理レベルが変更されることとは関係なく、開始遅延ユニット単位には第1遅延ユニットSUD単位が指定され、連結遅延ユニット単位には第2遅延ユニットLUD単位が指定された状態をそのまま維持する。
そして、位相比較部200は、ソースクロックREFCLKとフィードバッククロックFBCLKとの位相差が所定の範囲を越える場合には、ロジック「ロー(Low)」で非活性化状態となる遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLを出力し、所定の範囲を越えない場合には、ロジック「ハイ(High)」で活性化状態となる遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLを出力する。
このような位相比較部200の動作に対応して、クロック遅延部220は、遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答してソースクロックREFCLKを遅延させ、ロジック「ハイ(High)」で活性化状態になることに応答してソースクロックREFCLKを遅延させないよう動作する。
より具体的に、位相比較部200の動作に対応するクロック遅延部220の動作を説明すれば、クロック遅延部220は、遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、所定の周期ごとに開始遅延ユニット単位(第1遅延ユニットSUD単位になることもあり、第2遅延ユニットLUD単位になることもある)でソースクロックREFCLKを遅延させておき、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延された以後にも継続して遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、所定の周期ごとに連結遅延ユニット単位(第1遅延ユニットSUD単位になることもあり、第2遅延ユニットLUD単位になることもある)でソースクロックREFCLKを遅延させる。このとき、ソースクロックREFCLKが開始遅延ユニット単位で遅延されているか連結遅延ユニット単位で遅延されているかに関係なく、クロック遅延部220は、遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ハイ(High)」で活性化状態となることに応答して、ソースクロックREFCLKをこれ以上遅延させない。
さらに、位相比較部200は、前述した動作のように設定された1個の所定の範囲を基準として、遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLの論理レベルを変化させる方式で動作し得るが、次のように設定された複数個の所定の範囲を基準として、複数個の遅延固定信号の論理レベルを変化させる方式でも動作可能である。
なお、1個の遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLを使用してクロック遅延部220の遅延量を調節する場合には、遅延固定信号の論理レベルに応じてクロック遅延部220の遅延量を増加または減少させる動作のみを行うことができるだけだが、複数個の遅延固定信号を使用してクロック遅延部220の遅延量を調節する場合には、クロック遅延部220の遅延量を増加または減少させる動作を行うだけではなく、各々の遅延固定信号の論理レベルに応じてクロック遅延部220の遅延量が変動する範囲を異ならせる動作を追加で行うことができるという長所がある。
また、説明の便宜のために、複数個の所定の範囲を、所定の第1範囲および所定の第2範囲の2種類に分け、複数個の遅延固定信号を、ノーマル遅延固定信号およびファイン遅延固定信号の2種類に分ける。このように複数個の所定の範囲と複数個の遅延固定信号とを使用する実施形態の図は、図面の複雑性が増加するのみで実質的に図2に示す図面とその動作が類似するため、図面符号およびその構成は図2を参照して説明する。
位相比較部200は、ソースクロックREFCLKとフィードバッククロックFBCLKとの位相差が、所定の第1範囲を越える場合には、ロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になるノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALを出力し、所定の第1範囲を越えない場合には、ロジック「ハイ(High)」で活性化状態になるノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALを出力し、ソースクロックREFCLKとフィードバッククロックFBCLKとの位相差が、所定の第2範囲(第1範囲より小さい)を越える場合には、ロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になるファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEを出力し、所定の第2範囲を越えない場合には、ロジック「ハイ(High)」で活性化状態になるファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEを出力する。
このような位相比較部200の動作に対応して、クロック遅延部220は、ノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、所定の周期ごとに開始遅延ユニット単位または連結遅延ユニット単位でソースクロックREFCLKを遅延させ、ファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になり、ノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ハイ(High)」で活性化状態になることに応答して、所定の周期ごとに、開始遅延ユニットまたは連結遅延ユニットに対応する遅延量を所定の個数に分けた遅延量の分ずつソースクロックREFCLKを遅延させ、ファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ハイ(High)」で活性化状態になることに応答して、ソースクロックREFCLKをこれ以上遅延させない。
より具体的に、位相比較部200の動作に対応するクロック遅延部220の動作を説明すれば、クロック遅延部220は、ノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、所定の周期ごとに開始遅延ユニット単位(第1遅延ユニットSUD単位になることもあり、第2遅延ユニットLUD単位になることもある)でソースクロックREFCLKを遅延させ、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延される前にノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ハイ(High)」で活性化され、ファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ロー(Low)」で非活性化されることに応答して、所定の周期ごとに、開始遅延ユニットを所定の個数に分けた遅延量の分ずつソースクロックREFCLKを遅延させ、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延される前にファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ハイ(High)」で活性化されることに応答して、ソースクロックREFCLKをこれ以上遅延させない。
同様に、クロック遅延部220は、ノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、所定の周期ごとに開始遅延ユニット単位(第1遅延ユニットSUD単位になることもあり、第2遅延ユニットLUD単位になることもある)でソースクロックREFCLKを遅延させ、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延された以後にノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、所定の周期ごとに、連結遅延ユニット単位(第1遅延ユニットSUD単位および第2遅延ユニットLUD単位のうち開始遅延ユニット単位として選択されなかった遅延ユニット単位がなる)でソースクロックREFCLKを遅延させ、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延された以後にノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ハイ(High)」で活性化され、ファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ロー(Low)」で非活性化されることに応答して、所定の周期ごとに、連結遅延ユニットを所定の個数に分けた遅延量の分ずつソースクロックREFCLKを遅延させ、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延された以後にファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ハイ(High)」で活性化されることに応答して、ソースクロックREFCLKをこれ以上遅延させない。
そして、図3を参照して、クロック遅延部220の構成をより具体的に説明すれば、クロック遅延部220は、遅延ライン選択信号生成部227と、遅延制御部226と、第1遅延ライン222と、第2遅延ライン224と、出力選択部228と、第1伝達選択部223と、第2伝達選択部225とを備える。
遅延ライン選択信号生成部227は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに対応する動作区間で、検出信号VDET_LVに応答して遅延ライン選択信号HVDOを生成する。遅延制御部226は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに対応する動作区間で、パルス信号PULSEに対応する周期ごとに、遅延ライン選択信号HVDOに対応して、選択された遅延ラインの遅延量を決定するための信号([0]、…、[i−1]、[i]、[i+1]、…、[M−1]、[M]、[M+1]、…、[N−2]、[N−1]、[N])の論理レベルを、位相比較部200の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更する。
第1遅延ライン222は、直列で接続された複数の第1遅延ユニットSUDを具備し、遅延制御部226の出力信号([0]、…、[i−1]、[i]、[i+1]、…、[M−1]:全部でM個)に対応する遅延量の分ほど、ソースクロックREFCLKまたは第2遅延ライン224の出力クロックLUD_CLKを遅延させて出力する。第2遅延ライン224は、直列で接続された複数の第2遅延ユニットLUDを具備し、遅延制御部226の出力信号([M]、[M+1]、…、[N−2]、[N−1]、[N]:全部でN−M個)に対応する遅延量の分ほど、ソースクロックREFCLKまたは第1遅延ライン222の出力クロックSUD_CLKを遅延させて出力する。出力選択部228は、遅延ライン選択信号HVDOに応答して、第1遅延ライン222から出力されるクロックSUD_CLKと第2遅延ライン224から出力されるクロックLUD_CLKとのうち、何れか1つのクロックを選択して遅延固定クロックDLLCLKとして出力する。
第2伝達選択部225は、遅延部選択信号HVDOに応答して、第2遅延ライン224の出力クロックLUD_CLKを第1遅延ライン222に伝達することを制御する。第1伝達選択部223は、遅延部選択信号HVDOに応答して、第1遅延ライン222の出力クロックSUD_CLKを第2遅延ライン224に伝達することを制御する。
ここで、クロック遅延部220の構成要素のうち、遅延ライン選択信号生成部227は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われない区間では、検出信号VDET_LVのレベルに応答して、遅延ライン選択信号HVDOのレベルを決定する。
例えば、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ハイ(High)」で活性化されて遅延固定動作が行われない区間では、遅延ライン選択信号生成部227は、検出信号VDET_LVがロジック「ハイ(High)」であることに応答して、ロジック「ハイ(High)」レベルを有する遅延ライン選択信号HVDOを生成し、検出信号VDET_LVがロジック「ロー(Low)」であることに応答して、ロジック「ロー(Low)」レベルを有する遅延ライン選択信号HVDOを生成する。
反対に、クロック遅延部220の構成要素のうち、遅延ライン選択信号生成部227は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われる区間では、検出信号VDET_LVのレベルとは関係なく、遅延ライン選択信号HVDOのレベルを変更しない。
例えば、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ロー(Low)」で非活性化されて遅延固定動作が行われる区間では、遅延ライン選択信号生成部227は、検出信号VDET_LVがロジック「ハイ(High)」レベルであろうがロジック「ロー(Low)」レベルであろうが関係なく、遅延ライン選択信号HVDOの論理レベルを、以前遅延固定動作が行われなかった区間で決定された論理レベルにそのまま維持する。
そして、クロック遅延部220の構成要素のうち、遅延制御部226は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われない区間では、パルス信号PULSEの論理レベル、遅延ライン選択信号HVDOの論理レベル、および位相比較部200の出力信号DELAY_LOCK_CTRLの論理レベルとは関係なく、出力する信号([0]、…、[i−1]、[i]、[i+1]、…、[M−1]、[M]、[M+1]、…、[N−2]、[N−1]、[N])の論理レベルを変更しない。すなわち、クロック遅延部220の構成要素のうち、第1遅延ライン222および第2遅延ライン224の遅延量は、変更されずに固定された状態を維持する。
反対に、クロック遅延部220の構成要素のうち、遅延制御部226は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われる区間では、パルス信号PULSEがトグリングする周期ごとに、第1遅延ライン222の遅延量を決定するための信号([0]、…、[i−1]、[i]、[i+1]、…、[M−1]:全部でM個)の論理レベルと、第2遅延ライン224の遅延量を決定するための信号([M]、[M+1]、…、[N−2]、[N−1]、[N]:全部でN−M個)の論理レベルとを、遅延ライン選択信号HVDOに対応する順に、位相比較部200の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更する。
例えば、クロック遅延部220の構成要素のうち、遅延制御部226は、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ロー(Low)」で非活性化されて遅延固定動作が行われる区間では、パルス信号PULSEがロジック「ハイ(High)」でトグリングする周期ごとに、遅延ライン選択信号HVDOがロジック「ハイ(High)」である場合には、第1遅延ライン222の遅延量を決定するための信号([0]、…、[i−1]、[i]、[i+1]、…、[M−1]:全部でM個)の論理レベルに続いて、第2遅延ライン224の遅延量を決定するための信号([M]、[M+1]、…、[N−2]、[N−1]、[N]:全部でN−M個)の論理レベルを、位相比較部200の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更し、遅延ライン選択信号HVDOがロジック「ロー(Low)」である場合には、第2遅延ライン224の遅延量を決定するための信号([M]、[M+1]、…、[N−2]、[N−1]、[N]:全部でN−M個)の論理レベルに続いて、第1遅延ライン222の遅延量を決定するための信号([0]、…、[i−1]、[i]、[i+1]、…、[M−1]:全部でM個)の論理レベルを、位相比較部200の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更する。
このとき、遅延制御部226は、位相比較部200の出力信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ハイ(High)」である場合には、選択された遅延ラインの遅延量を増加させる形態で出力される信号([0]、…、[i−1]、[i]、[i+1]、…、[M−1]、[M]、[M+1]、…、[N−2]、[N−1]、[N])の論理レベルを変更し、位相比較部200の出力信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ロー(Low)」である場合には、選択された遅延ラインの遅延量を減少させる形態で出力される信号([0]、…、[i−1]、[i]、[i+1]、…、[M−1]、[M]、[M+1]、…、[N−2]、[N−1]、[N])の論理レベルを変更する。
そして、クロック遅延部220の構成要素のうち、出力選択部228は、遅延ライン選択信号HVDOに応答して、第1遅延ライン222から出力されるクロックSUD_CLKと第2遅延ライン222から出力されるクロックLUD_CLKとのうち、何れか1つのクロックを選択して、遅延固定クロックDLLCLKとして出力する。
例えば、出力選択部228は、遅延ライン選択信号HVDOがロジック「ハイ(High)」で活性化されることに応答して、第1遅延ライン222から出力されるクロックSUD_CLKを選択して遅延固定クロックDLLCLKとして出力し、遅延ライン選択信号HVDOがロジック「ロー(Low)」で非活性化されることに応答して、第2遅延ライン224から出力されるクロックLUD_CLKを選択して遅延固定クロックDLLCLKとして出力する。
そして、クロック遅延部220の構成要素のうち、第2伝達選択部225は、遅延ライン選択信号HVDOに応答して、第2遅延ライン224の出力クロックLUD_CLKと電源電圧VDDレベルを有する信号とのうち何れか1つの信号を、第1遅延ライン222に伝達する。このとき、第1遅延ライン222に第2遅延ライン224の出力クロックLUD_CLKが伝達された場合、第1遅延ライン222は、第2遅延ライン224でソースクロックREFCLKを遅延した遅延量を引き継いで、追加でさらに遅延動作を行う。反面、電源電圧VDDレベルを有する信号が第1遅延ライン222に伝達された場合、第1遅延ライン222は、遅延量を引き継がず、単独でソースクロックREFCLKを遅延させる動作を行う。
そして、クロック遅延部220の構成要素のうち、第1伝達選択部223は、遅延ライン選択信号HVDOに応答して、第1遅延ライン222の出力クロックSUD_CLKと電源電圧VDDレベルを有する信号とのうち何れか1つの信号を、第2遅延ライン224に伝達する。このとき、第2遅延ライン224に第1遅延ライン222の出力クロックSUD_CLKが伝達された場合、第2遅延ライン224は、第1遅延ライン222でソースクロックREFCLKを遅延した遅延量を引き継いで、追加でさらに遅延動作を行う。反面、電源電圧VDDレベルを有する信号が第2遅延ライン224に伝達された場合、第2遅延ライン224は、遅延量を引き継がず、単独でソースクロックREFCLKを遅延させる動作を行う。
なお、第1伝達選択部223と第2伝達選択部225とは、遅延ライン選択信号HVDOに対応して相反する動作を行わなければならない。例えば、第2伝達選択部225が、遅延ライン選択信号HVDOがロジック「ハイ(High)」で活性化されることに応答して、第2遅延ライン224の出力クロックLUD_CLKを第1遅延ライン222に伝達し、遅延ライン選択信号HVDOがロジック「ロー(Low)」で非活性化されることに応答して、電源電圧VDDレベルを有する信号を第1遅延ライン222に伝達する動作を行う場合には、第1伝達選択部223は、これとは反対に、遅延ライン選択信号HVDOがロジック「ハイ(High)」で活性化されることに応答して、電源電圧VDDレベルを有する信号を第2遅延ライン224に伝達し、遅延ライン選択信号HVDOがロジック「ロー(Low)」で非活性化されることに応答して、第1遅延ライン222の出力クロックSUD_CLKを第2遅延ライン224に伝達する動作を行う。
そして、クロック遅延部220の構成要素のうち、第1遅延ライン222は、内部に直列で接続された複数の第1遅延ユニットSUDを具備することによって、遅延制御部226の出力信号([0]、…、[i−1]、[i]、[i+1]、…、[M−1]:全部でM個)に対応する第1遅延ユニットSUD単位の遅延量の分ほど、入力されるクロックを遅延させて出力する。
このとき、第1遅延ライン222に入力されるクロックは、ソースクロックREFCLKになることもあり、第2遅延ライン224の出力クロックLUD_CLKになることもある。なお、第1伝達選択部223に電源電圧VDDレベルを有する信号が印加された場合、入力されるクロックはソースクロックREFCLKになる。
すなわち、第1遅延ライン222が開始遅延ユニットとして選択された場合には、入力されるクロックがソースクロックREFCLKになるが、第1遅延ライン222が連結遅延ユニットとして選択された場合には、入力されるクロックが第2遅延ライン224の出力クロックLUD_CLKになる。
そして、クロック遅延部220の構成要素のうち、第2遅延ライン224は、内部に直列で接続された複数の第2遅延ユニットLUDを具備することによって、遅延制御部226の出力信号([M]、[M+1]、…、[N−2]、[N−1]、[N]:全部でN−M個)に対応する第2遅延ユニットLUD単位の遅延量の分ほど、入力されるクロックを遅延させて出力する。
このとき、第2遅延ライン224に入力されるクロックは、ソースクロックREFCLKになることもあり、第1遅延ライン222の出力クロックSUD_CLKになることもある。なお、第2伝達選択部225に電源電圧VDDレベルを有する信号が印加された場合、入力されるクロックはソースクロックREFCLKになる。
すなわち、第2遅延ライン224が開始遅延ユニットとして選択された場合には、入力されるクロックがソースクロックREFCLKになるが、第2遅延ライン224が連結遅延ユニットとして選択された場合には、入力されるクロックが第1遅延ライン222の出力クロックSUD_CLKになる。
なお、図3に示されたように、第1遅延ユニットSUDおよび第2遅延ユニットLUDの詳細な回路は互いに同一である。ただし、内部に備わる論理素子のサイズが互いに異なるのみである。すなわち、第1遅延ユニットSUD内部に備わる論理素子のサイズは相対的に小さいので、入力されるクロック(REFCLK又はLUD_CLK)を相対的に少しだけ遅延させて出力する。一方、第2遅延ユニットLUD内部に備わる論理素子のサイズは相対的に大きいので、入力されるクロック(REFCLK又はSUD_CLK)を相対的に大きく遅延させて出力する。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路を示すブロック図である。
図6は、図5に示された本発明の第2実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ(DLL)回路の構成要素のうちクロック遅延部を詳細に示すブロック図である。
図5および図6を参照すれば、レジスタ制御型遅延固定ループ回路は、外部電源電圧VDDのレベルを検出する電圧レベル検出部580と、ソースクロックREFCLKの位相とフィードバッククロックFBCLKの位相とを比較する位相比較部500と、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応答して、ソースクロックREFCLKを第1遅延ユニットSUD単位で遅延させる第1クロック遅延部520と、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応答して、ソースクロックREFCLKを第2遅延ユニットLUD(第1遅延ユニットSUDより大きい遅延量を有する)単位で遅延させる第2クロック遅延部530と、遅延選択制御部590と、第1クロック遅延部520または第2クロック遅延部530から出力される遅延固定クロックDLLCLKにソースクロックREFCLKの実際の遅延条件を反映して、フィードバッククロックFBCLKとして出力する遅延複製モデル部540とを備える。
遅延選択制御部590は、電圧レベル検出部580の出力信号VDET_LVに応じて、第1クロック遅延部520および第2クロック遅延部530のうち、何れか一方を開始遅延部として指定し、他方を連結遅延部として指定し、ソースクロックREFCLKを遅延させた量が所定の遅延量に到達する時までは、開始遅延部が動作してソースクロックREFCLKを遅延させ、所定の遅延量に到達した以後には、連結遅延部が動作してソースクロックREFCLKを遅延させるように制御する。
また、レジスタ制御型遅延固定ループ回路は、外部から印加されるクロックCLK、CLK#をバッファリングして、ソースクロックREFCLKとして出力するクロックバッファリング部560と、遅延固定クロックDLLCLKに応答して、データバスDATA BUSに乗せられた内部データを、DQパッドを介して外部に出力(DQ DATA)する内部データ出力部570とをさらに備える。
ここで、電圧レベル検出部580の構成は、図4に示された本発明の第1実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ回路が備える電圧レベル検出部280と同じであり、その動作も一致する。
すなわち、本発明の第2実施形態に係るレジスタ制御型遅延固定ループ回路が備える電圧レベル検出部580は、差動形態で入力される2つの電圧レベルを比較する差動比較器を構成する。
したがって、電圧レベル検出部580は、設定された電圧レベルを有する基準電圧REFVDDより外部電源電圧VDDのレベルが高い場合には、ロジック「ハイ(High)」で活性化される検出信号VDET_LVを出力し、低い場合には、ロジック「ロー(Low)」で非活性化される検出信号VDET_LVを出力する。
そして、遅延選択制御部590は、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ハイ(High)」で活性化されて遅延固定動作が行われない区間では、ロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になる検出信号VDET_LVに応答して、第1クロック遅延部520を開始遅延部として、第2クロック遅延部530を連結遅延部としてそれぞれ指定し、ロジック「ハイ(High)」で活性化状態になる検出信号VDET_LVに応答して、第2クロック遅延部530を開始遅延部として、第1クロック遅延部540を連結遅延部としてそれぞれ指定する。
また、遅延選択制御部590は、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ロー(Low)」で非活性化されて遅延固定動作が行われる区間では、検出信号VDET_LVの論理レベルとは関係なく、以前に遅延固定動作が行われなかった区間において開始遅延部および連結遅延部に各々指定されていたクロック遅延部(第1クロック遅延部520または第2クロック遅延部530を意味する)を変更しない。
例えば、以前に遅延固定動作が行われなかった区間において、開始遅延部に第1クロック遅延部520が指定され、連結遅延部に第2クロック遅延部530が指定された状態であれば、遅延選択制御部590は、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ロー(Low)」で非活性化されて遅延固定動作が行われる区間では、検出信号VDET_LVの論理レベルが変更されることとは関係なく、開始遅延部には第1クロック遅延部520が指定され、連結遅延部には第2クロック遅延部530が指定された状態をそのまま維持する。
そして、位相比較部500は、ソースクロックREFCLKとフィードバッククロックFBCLKとの位相差が所定の範囲を越える場合には、ロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になる遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLを出力し、所定の範囲を越えない場合には、ロジック「ハイ(High)」で活性化状態になる遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLを出力する。
このような位相比較部500の動作に対応して、第1クロック遅延部520および第2クロック遅延部530は各々、遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答してソースクロックREFCLKを遅延させ、ロジック「ハイ(High)」で活性化状態になることに応答してソースクロックREFCLKを遅延させないよう動作する。
より具体的に、遅延選択制御部590の動作を説明すれば、遅延選択制御部590は、遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、開始遅延部(第1クロック遅延部520になることもあり、第2クロック遅延部530になることもある)を動作させることによって、所定の周期ごとに、開始遅延部に対応する遅延ユニット単位(第1クロック遅延部520が選択された場合には第1遅延ユニットSUD単位になり、第2クロック遅延部530が選択された場合には第2遅延ユニットLUD単位になる)でソースクロックREFCLKを遅延させるように制御し、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延された以後にも継続して遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、開始遅延部の動作を終了させ、連結遅延部(第1クロック遅延部520および第2クロック遅延部530のうち開始遅延部に指定されなかったクロック遅延部を意味する)を動作させることによって、所定の周期ごとに、連結制御部に対応する遅延ユニット単位でソースクロックREFCLKを遅延させるように制御する。このとき、ソースクロックREFCLKが開始遅延部の動作によって遅延されているか、連結遅延部の動作によって遅延されているかに関係なく、遅延選択制御部590は、遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ハイ(High)」で活性化状態になることに応答して、開始遅延部または連結遅延部の動作を終了させ、ソースクロックREFCLKをこれ以上遅延させないように制御する。
さらに、位相比較部500は、前述した動作のように設定された1個の所定の範囲を基準として、遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLの論理レベルを変化させる方式で動作可能だが、次のように設定された複数個の所定の範囲を基準として、複数個の遅延固定信号の論理レベルを変化させる方式でも動作可能である。
なお、1個の遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRLを使用してクロック遅延部520の遅延量を調節する場合には、遅延固定信号の論理レベルに応じてクロック遅延部520の遅延量を増加または減少させる動作のみを行うことができるだけだが、複数個の遅延固定信号を使用してクロック遅延部520の遅延量を調節する場合には、クロック遅延部520の遅延量を増加または減少させる動作を行うだけではなく、各々の遅延固定信号の論理レベルに応じてクロック遅延部520の遅延量が変動する範囲を異ならせる動作を追加で行うことができるという長所がある。
また、説明の便宜のために、複数個の所定の範囲を、所定の第1範囲および所定の第2範囲の2種類に分け、複数個の遅延固定信号を、ノーマル遅延固定信号およびファイン遅延固定信号の2種類に分ける。このように複数個の所定の範囲と複数個の遅延固定信号とを使用する実施形態の図は、図面の複雑性が増加するだけで実質的に図5に示す図面とその動作が類似するため、図面符号およびその構成は図5を参照して説明する。
位相比較部500は、ソースクロックREFCLKとフィードバッククロックFBCLKとの位相差が、所定の第1範囲を越える場合には、ロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になるノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALを出力し、所定の第1範囲を越えない場合には、ロジック「ハイ(High)」で活性化状態になるノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALを出力し、ソースクロックREFCLKとフィードバッククロックFBCLKとの位相差が所定の第2範囲(第1範囲より小さい)を越える場合には、ロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になるファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEを出力し、所定の第2範囲を越えない場合には、ロジック「ハイ(High)」で活性化状態になるファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEを出力する。
このような位相比較部500に対応して、遅延選択制御部590は、ノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、開始遅延部または連結遅延部を動作させることによって、所定の周期ごとに、開始遅延部または連結遅延部に対応する遅延ユニット単位でソースクロックREFCLKを遅延させるように制御し、ファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になり、ノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ハイ(High)」で活性化状態になることに応答して、開始遅延部または連結遅延部を動作させることによって、所定の周期ごとに、開始遅延部または連結遅延部に対応する遅延ユニットの遅延量を所定の個数に分けた遅延量の分ずつソースクロックREFCLKを遅延させるように制御し、ファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ハイ(High)」で活性化状態になることに応答して、開始遅延部または連結遅延部の動作を終了させることによって、ソースクロックREFCLKをこれ以上遅延させないように制御する。
より具体的に、位相比較部500の動作に対応する遅延選択制御部590の動作を説明すれば、遅延選択制御部590は、ノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、開始遅延部(第1クロック遅延部520になることもあり、第2クロック遅延部530になることもある)を動作させることによって、所定の周期ごとに、開始遅延部に対応する遅延ユニット単位(第1クロック遅延部520が選択された場合には第1遅延ユニットSUD単位になり、第2クロック遅延部530が選択された場合には第2遅延ユニットLUD単位になる)でソースクロックREFCLKを遅延させるように制御し、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延される前にノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ハイ(High)」で活性化状態になって、ファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、開始遅延部を動作させることによって、所定の周期ごとに、開始遅延部に対応する遅延ユニットの遅延量を所定の個数に分けた遅延量の分ずつソースクロックREFCLKを遅延させるように制御し、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延される前にファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ハイ(High)」で活性化状態になることに応答して、開始遅延部の動作を終了させることによって、ソースクロックREFCLKをこれ以上遅延させないように制御する。
同様に、遅延選択制御部590は、ノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、開始遅延部(第1クロック遅延部520になることもあり、第2クロック遅延部530になることもある)を動作させることによって、所定の周期ごとに、開始遅延部に対応する遅延ユニット単位(第1クロック遅延部520が選択された場合には第1遅延ユニットSUD単位になり、第2クロック遅延部530が選択された場合には第2遅延ユニットLUD単位になる)でソースクロックREFCLKを遅延させるように制御し、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延された以後にノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ロー(Low)」で非活性化状態になることに応答して、開始遅延部の動作を終了させ連結遅延部(第1クロック遅延部520および第2クロック遅延部530のうち開始遅延部に指定されなかったクロック遅延部を意味する)を動作させることによって、所定の周期ごとに、連結遅延部に対応する遅延ユニット単位でソースクロックREFCLKを遅延させるように制御し、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延された以後にノーマル遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_NORMALがロジック「ハイ(High)」で活性化状態になってファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEが非活性化状態になることに応答して、連結遅延部を動作させることによって、所定の周期ごとに、連結遅延部に対応する遅延ユニットの遅延量を所定の個数に分けた遅延量の分ずつソースクロックREFCLKを遅延させるように制御し、ソースクロックREFCLKが所定の遅延量の分ほど遅延された以後にファイン遅延固定信号DELAY_LOCK_CTRL_FINEがロジック「ハイ(High)」で活性化状態になることに応答して、連結遅延部の動作を終了させることによって、ソースクロックREFCLKをこれ以上遅延させないように制御する。
そして、図6を参照して、遅延選択制御部590の構成をより具体的に説明すれば、遅延選択制御部590は、遅延ライン選択信号生成部596と、第1遅延制御部592と、第2遅延制御部594と、出力選択部597と、第1伝達選択部598と、第2伝達選択部599とを備える。遅延ライン選択信号生成部596は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに対応する動作区間で、検出信号VDET_LVに応答して遅延部選択信号HVDOを生成する。
第1遅延制御部592は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに対応する動作区間で、パルス信号PULSEに対応する周期ごとに、遅延部選択信号HVDOに対応して、第1クロック遅延部520の遅延動作を制御するための信号(SEL_DLY1[0]、…、SEL_DLY1[i−1]、SEL_DLY1[i]、SEL_DLY1[i+1]、…、SEL_DLY1[M−1])の論理レベルを、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更する。第2遅延制御部594は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに対応する動作区間で、パルス信号PULSEに対応する周期ごとに、遅延部選択信号HVDOに対応して、第2クロック遅延部530の遅延動作を制御するための信号(SEL_DLY2[0]、…、SEL_DLY2[i−1]、SEL_DLY2[i]、SEL_DLY2[i+1]、…、SEL_DLY2[N−M−1])の論理レベルを、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更する。
出力選択部597は、遅延部選択信号HVDOに応答して、第1クロック遅延部520から出力されるクロックSUD_CLKと第2クロック遅延部530から出力されるクロックLUD_CLKとのうち、何れか1つのクロックを選択して遅延固定クロックDLLCLKとして出力する。第1伝達選択部598は、遅延部選択信号HVDOに応答して、第2クロック遅延部530から出力されるクロックLUD_CLKを第1クロック遅延部520に伝達することを制御する。。第2伝達選択部599は、遅延部選択信号HVDOに応答して、第1クロック遅延部520から出力されるクロックSUD_CLKを第2クロック遅延部530に伝達することを制御する。
そして、図6を参照して、第1クロック遅延部520および第2クロック遅延部530の構成をより具体的に説明すれば、まず、第1クロック遅延部520は、直列で接続された複数の第1遅延ユニットSUDを具備し、遅延選択制御部590の構成要素のうち第1遅延制御部592から出力される信号(SEL_DLY1[0]、…、SEL_DLY1[i−1]、SEL_DLY1[i]、SEL_DLY1[i+1]、…、SEL_DLY1[M−1]):全部でM個)に応答して、各々の第1遅延ユニットSUDの遅延動作を制御する。
そして、第2クロック遅延部530は、直列で接続された複数の第2遅延ユニットLUDを具備し、遅延選択制御部590の構成要素のうち第2遅延制御部594から出力される信号(SEL_DLY2[0]、…、SEL_DLY2[i−1]、SEL_DLY2[i]、SEL_DLY2[i+1]、…、SEL_DLY2[N−M−1]:全部でN−M個)に応答して、各々の第2遅延ユニットLUDの遅延動作を制御する。
ここで、遅延選択制御部590の構成要素のうち、遅延ライン選択信号生成部596は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われない区間では、検出信号VDET_LVのレベルに応答して、遅延部選択信号HVDOのレベルを決定する。
例えば、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ハイ(High)」で活性化されて遅延固定動作が行われない区間では、遅延ライン選択信号生成部596は、検出信号VDET_LVがロジック「ハイ(High)」であることに応答して、ロジック「ハイ(High)」レベルを有する遅延部選択信号HVDOを生成し、検出信号VDET_LVがロジック「ロー(Low)」であることに応答して、ロジック「ロー(Low)」レベルを有する遅延部選択信号HVDOを生成する。
反対に、遅延選択制御部590の構成要素のうち、遅延ライン選択信号生成部596は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われる区間では、検出信号VDET_LVのレベルとは関係なく、遅延部選択信号HVDOのレベルを変更しない。
例えば、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ロー(Low)」で非活性化されて遅延固定動作が行われる区間では、遅延ライン選択信号生成部596は、検出信号VDET_LVがロジック「ハイ(High)」レベルであろうがロジック「ロー(Low)」レベルであろうが関係なく、遅延部選択信号HVDOの論理レベルを、以前遅延固定動作が行われなかった区間で決定された論理レベルにそのまま維持する。
そして、遅延選択制御部590の構成要素のうち、第1遅延制御部592は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われない区間では、パルス信号PULSEの論理レベル、遅延部選択信号HVDOの論理レベル、および位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLの論理レベルとは関係なく、出力する信号(SEL_DLY1[0]、…、SEL_DLY1[i−1]、SEL_DLY1[i]、SEL_DLY1[i+1]、…、SEL_DLY1[M−1])の論理レベルを変更しない。すなわち、第1クロック遅延部520でソースクロックREFCLKを遅延させないようにする。
反対に、第1遅延制御部592は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われる区間では、パルス信号PULSEがトグリングする周期ごとに、出力する信号(SEL_DLY1[0]、…、SEL_DLY1[i−1]、SEL_DLY1[i]、SEL_DLY1[i+1]、…、SEL_DLY1[M−1]):全部でM個)の論理レベルを、遅延部選択信号HVDOに対応する順に、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更する。
同様に、遅延選択制御部590の構成要素のうち、第2遅延制御部594は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われない区間では、パルス信号PULSEの論理レベル、遅延部選択信号HVDOの論理レベル、および位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLの論理レベルとは関係なく、出力する信号(SEL_DLY2[0]、…、SEL_DLY2[i−1]、SEL_DLY2[i]、SEL_DLY2[i+1]、…、SEL_DLY2[N−M−1])の論理レベルを変更しない。すなわち、第2クロック遅延部530でソースクロックREFCLKを遅延させないようにする。
反対に、第2遅延制御部594は、遅延固定リセット信号DLL_RESETに応答して遅延固定動作が行われる区間では、パルス信号PULSEがトグリングする周期ごとに、出力する信号(SEL_DLY2[0]、…、SEL_DLY2[i−1]、SEL_DLY2[i]、SEL_DLY2[i+1]、…、SEL_DLY2[N−M−1]:全部でN−M個)の論理レベルを、遅延部選択信号HVDOに対応する順に、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更する。
例えば、遅延固定リセット信号DLL_RESETがロジック「ロー(Low)」で非活性化されて遅延固定動作が行われる区間では、パルス信号PULSEがロジック「ハイ(High)」でトグリングする周期ごとに、遅延部選択信号HVDOがロジック「ハイ(High)」である場合には、第1遅延制御部592から出力される信号(SEL_DLY1[0]、…、SEL_DLY1[i−1]、SEL_DLY1[i]、SEL_DLY1[i+1]、…、SEL_DLY1[M−1]):全部でM個)の論理レベルに続いて、第2遅延制御部594から出力される信号(SEL_DLY2[0]、…、SEL_DLY2[i−1]、SEL_DLY2[i]、SEL_DLY2[i+1]、…、SEL_DLY2[N−M−1]:全部でN−M個)の論理レベルを、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更し、遅延部選択信号HVDOがロジック「ロー(Low)」である場合には、第2遅延制御部594から出力される信号(SEL_DLY2[0]、…、SEL_DLY2[i−1]、SEL_DLY2[i]、SEL_DLY2[i+1]、…、SEL_DLY2[N−M−1]:全部でN−M個)の論理レベルに続いて、第1遅延制御部592から出力される信号(SEL_DLY1[0]、…、SEL_DLY1[i−1]、SEL_DLY1[i]、SEL_DLY1[i+1]、…、SEL_DLY1[M−1]):全部でM個)の論理レベルを、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLに応じて変更する。
このとき、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ハイ(High)」である場合には、第1クロック遅延部520および第2クロック遅延部530の遅延量を減少させてソースクロックREFCLKを遅延させられるように、第1遅延制御部592から出力される信号(SEL_DLY1[0]、…、SEL_DLY1[i−1]、SEL_DLY1[i]、SEL_DLY1[i+1]、…、SEL_DLY1[M−1])および第2遅延制御部594から出力される信号(SEL_DLY2[0]、…、SEL_DLY2[i−1]、SEL_DLY2[i]、SEL_DLY2[i+1]、…、SEL_DLY2[N−M−1]:全部でN−M個)の論理レベルを変更する。反対に、位相比較部500の出力信号DELAY_LOCK_CTRLがロジック「ロー(Low)」である場合には、第1クロック遅延部520および第2クロック遅延部530の遅延量を増加させてソースクロックREFCLKを遅延させられるように、第1遅延制御部592から出力される信号(SEL_DLY1[0]、…、SEL_DLY1[i−1]、SEL_DLY1[i]、SEL_DLY1[i+1]、…、SEL_DLY1[M−1])および第2遅延制御部594から出力される信号(SEL_DLY2[0]、…、SEL_DLY2[i−1]、SEL_DLY2[i]、SEL_DLY2[i+1]、…、SEL_DLY2[N−M−1]:全部でN−M個)の論理レベルを変更する。
そして、遅延選択制御部590の構成要素のうち、出力選択部597は、遅延部選択信号HVDOに応答して、第1クロック遅延部520から出力されるクロックSUD_CLKと第2クロック遅延部530から出力されるクロックLUD_CLKとのうち、何れか1つのクロックを選択して、遅延固定クロックDLLCLKとして出力する。
例えば、出力選択部597は、遅延部選択信号HVDOがロジック「ハイ(High)」で活性化されることに応答して、第1クロック遅延部520から出力されるクロックSUD_CLKを選択して、遅延固定クロックDLLCLKとして出力し、遅延部選択信号HVDOがロジック「ロー(Low)」で非活性化されることに応答して、第2クロック遅延部530から出力されるクロックLUD_CLKを選択して、遅延固定クロックDLLCLKとして出力する。
そして、遅延選択制御部590の構成要素のうち、第1伝達選択部598は、遅延部選択信号HVDOに応答して、第2クロック遅延部530の出力クロックLUD_CLKと電源電圧VDDレベルを有する信号とのうち何れか1つの信号を、第1クロック遅延部520に伝達する。このとき、第1クロック遅延部520に第2クロック遅延部530の出力クロックLUD_CLKが伝達された場合、第1クロック遅延部520は、第2クロック遅延部530でソースクロックREFCLKを遅延した遅延量を引き継いで、追加でさらに遅延動作を行う。反面、電源電圧VDDレベルを有する信号が第1クロック遅延部520に伝達された場合、第1クロック遅延部520は、遅延量を引き継がず、単独でソースクロックREFCLKを遅延させる動作を行う。
そして、遅延選択制御部590の構成要素のうち、第2伝達選択部599は、遅延部選択信号HVDOに応答して、第1クロック遅延部520の出力クロックSUD_CLKと電源電圧VDDレベルを有する信号とのうち何れか1つの信号を、第2クロック遅延部530に伝達する。このとき、第2クロック遅延部530に第1クロック遅延部520の出力クロックSUD_CLKが伝達された場合、第2クロック遅延部530は、第1クロック遅延部520でソースクロックREFCLKを遅延した遅延量を引き継いで、追加でさらに遅延動作を行う。反面、電源電圧VDDレベルを有する信号が第2クロック遅延部530に伝達された場合、第2クロック遅延部530は、遅延量を引き継がず、単独でソースクロックREFCLKを遅延させる動作を行う。
なお、第1伝達選択部598と第2伝達選択部599とは、遅延部選択信号HVDOに対応して相反する動作を行わなければならない。例えば、第1伝達選択部598が、遅延部選択信号HVDOがロジック「ハイ(High)」で活性化されることに応答して、第2クロック遅延部530の出力クロックLUD_CLKを第1クロック遅延部520に伝達し、遅延部選択信号HVDOがロジック「ロー(Low)」で非活性化されることに応答して、電源電圧VDDレベルを有する信号を第1クロック遅延部520に伝達する動作を行う場合には、第2伝達選択部599は、これとは反対に、遅延部選択信号HVDOがロジック「ハイ(High)」で活性化されることに応答して、電源電圧VDDレベルを有する信号を第2クロック遅延部530に伝達し、遅延部選択信号HVDOがロジック「ロー(Low)」で非活性化されることに応答して、第1クロック遅延部520の出力クロックSUD_CLKを第2クロック遅延部530に伝達する動作を行う。
そして、遅延選択制御部590の構成要素のうち、第1クロック遅延部520は、内部に直列で接続された複数の第1遅延ユニットSUDを具備することによって、第1遅延制御部592の出力信号(SEL_DLY1[0]、…、SEL_DLY1[i−1]、SEL_DLY1[i]、SEL_DLY1[i+1]、…、SEL_DLY1[M−1]):全部でM個)に対応する第1遅延ユニットSUD単位の遅延量の分ほど、入力されるクロックを遅延させて出力する。
このとき、第1クロック遅延部520に入力されるクロックは、ソースクロックREFCLKになることもあり、第2クロック遅延部530の出力クロックLUD_CLKになることもある。なお、第1伝達選択部598に電源電圧VDDレベルを有する信号が印加された場合、入力されるクロックはソースクロックREFCLKになる。
すなわち、第1クロック遅延部520が開始遅延部として選択される場合には、入力されるクロックがソースクロックREFCLKになるが、第1クロック遅延部520が連結遅延部として選択される場合には、入力されるクロックが第2クロック遅延部530の出力クロックLUD_CLKになる。
そして、遅延選択制御部590の構成要素のうち、第2クロック遅延部530は、内部に直列で接続された複数の第2遅延ユニットLUDを具備することによって、第2遅延制御部594の出力信号(SEL_DLY2[0]、…、SEL_DLY2[i−1]、SEL_DLY2[i]、SEL_DLY2[i+1]、…、SEL_DLY2[N−M−1]:全部でN−M個)に対応する第2遅延ユニットLUD単位の遅延量の分ほど、入力されるクロックを遅延させて出力する。
このとき、第2クロック遅延部530に入力されるクロックは、ソースクロックREFCLKになることもあり、第1クロック遅延部520の出力クロックSUD_CLKになることもある。なお、第2伝達選択部599に電源電圧VDDレベルを有する信号が印加された場合、入力されるクロックはソースクロックREFCLKになる。
すなわち、第2クロック遅延部530が開始遅延部として選択される場合には、入力されるクロックがソースクロックREFCLKになるが、第2クロック遅延部530が連結遅延部として選択される場合には、入力されるクロックが第1クロック遅延部520の出力クロックSUD_CLKになる。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、外部電源電圧VDDのレベル変動を検出し、検出結果に応じて、遅延量が互いに異なる複数の遅延ユニットのうち、少なくとも1つ以上の遅延ユニットを選択し、選択された遅延ユニットを順に使用してソースクロックREFCLKを遅延させて、遅延固定クロックDLLCLKとして出力する遅延固定動作を行うことによって、外部電源電圧VDDのレベル変動とは関係なく、安定的に遅延固定動作を行うことができるという効果がある。
以上で説明した本発明は、前述した実施形態および添付された図面によって限定されるものではなく、本発明の技術的な思想を逸脱しない範囲内で様々な置換、変形および変更が可能であることは、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者にとって明白である。
例えば、前述した実施形態で例示した論理ゲートおよびトランジスタは、入力される信号の極性に応じて、その位置および種類が異なるように具現されてもよい。
100、200、500:位相比較部
120、220:クロック遅延部
520:第1クロック遅延部
530:第2クロック遅延部
140、240、540:遅延複製モデル部
160、260、560:クロックバッファリング部
170、270、570:内部データ出力部
280、580:電圧レベル検出部
590:遅延選択制御部

Claims (22)

  1. 外部電源電圧のレベルを検出する電圧レベル検出部と、
    ソースクロックの位相とフィードバッククロックの位相とを比較する位相比較部と、
    前記電圧レベル検出部の出力信号に応じて、第1遅延ユニット単位および前記第1遅延ユニットより大きい遅延量を有する第2遅延ユニット単位のうち何れか一方を開始遅延ユニット単位として、他方を連結遅延ユニット単位としてそれぞれ指定し、前記位相比較部の出力信号に応答して、前記ソースクロックの遅延量が、所定の遅延量に到達するまでは前記開始遅延ユニット単位で、前記所定の遅延量に到達した以後には前記連結遅延ユニット単位で前記ソースクロックを遅延させ、遅延固定クロックとして出力するクロック遅延部と、
    前記遅延固定クロックに前記ソースクロックの実際の遅延条件を反映して、前記フィードバッククロックとして出力する遅延複製モデル部と、
    を備えることを特徴とする遅延固定ループ回路。
  2. 前記電圧レベル検出部が、
    設定された電圧レベルを有する基準電圧より前記外部電源電圧のレベルが高い場合には、活性化状態の検出信号を出力し、低い場合には、非活性化状態の前記検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の遅延固定ループ回路。
  3. 前記クロック遅延部が、
    遅延固定リセット信号が活性化されて遅延固定動作が非活性化される区間では、
    非活性化状態の前記検出信号に応答して、前記第1遅延ユニット単位を前記開始遅延ユニット単位として、前記第2遅延ユニット単位を前記連結遅延ユニット単位としてそれぞれ指定し、
    活性化状態の前記検出信号に応答して、前記第2遅延ユニット単位を前記開始遅延ユニット単位として、前記第1遅延ユニット単位を前記連結遅延ユニット単位としてそれぞれ指定することを特徴とする請求項2に記載の遅延固定ループ回路。
  4. 前記クロック遅延部が、
    前記遅延固定リセット信号が非活性化されて前記遅延固定動作が活性化される区間では、
    前記検出信号の論理レベルとは関係なく、前記遅延固定動作が非活性化される区間において前記開始遅延ユニット単位および前記連結遅延ユニット単位に各々指定されていた遅延ユニット単位を変更しないことを特徴とする請求項3に記載の遅延固定ループ回路。
  5. 前記位相比較部が、
    前記ソースクロックおよび前記フィードバッククロックの位相差が所定の範囲を越える場合には、非活性化状態の遅延固定信号を出力し、前記所定の範囲を越えない場合には、活性化状態の前記遅延固定信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の遅延固定ループ回路。
  6. 前記クロック遅延部が、
    前記遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して前記ソースクロックを遅延させ、活性化状態であることに応答して前記ソースクロックを遅延させないことを特徴とする請求項5に記載の遅延固定ループ回路。
  7. 前記クロック遅延部が、
    前記遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、所定の周期ごとに前記ソースクロックを前記開始遅延ユニット単位で遅延させ、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延された以後に前記遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記所定の周期ごとに前記ソースクロックを前記連結遅延ユニット単位で遅延させ、
    前記遅延固定信号が活性化状態であることに応答して、前記ソースクロックを遅延させないことを特徴とする請求項6に記載の遅延固定ループ回路。
  8. 前記位相比較部が、
    前記ソースクロックおよび前記フィードバッククロックの位相差が所定の第1範囲を越える場合には、非活性化状態のノーマル遅延固定信号を出力し、前記所定の第1範囲を越えない場合には、活性化状態の前記ノーマル遅延固定信号を出力し、
    前記ソースクロックおよび前記フィードバッククロックの位相差が所定の第2範囲(前記第1範囲より小さい)を越える場合には、非活性化状態のファイン遅延固定信号を出力し、前記所定の第2範囲を越えない場合には、活性化状態の前記ファイン遅延固定信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の遅延固定ループ回路。
  9. 前記クロック遅延部が、
    前記ノーマル遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、所定の周期ごとに前記ソースクロックを前記開始遅延ユニット単位または連結遅延ユニット単位で遅延させ、
    前記ファイン遅延固定信号が非活性化状態であり、且つ前記ノーマル遅延固定信号が活性化状態であることに応答して、前記所定の周期ごとに、前記ソースクロックを、前記開始遅延ユニットまたは連結遅延ユニットに対応する遅延量を所定の個数に分けた遅延量の分ずつ遅延させ、
    前記ファイン遅延固定信号が活性化状態であることに応答して、前記ソースクロックを遅延させないことを特徴とする請求項8に記載の遅延固定ループ回路。
  10. 前記クロック遅延部が、
    前記ノーマル遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記所定の周期ごとに前記ソースクロックを前記開始遅延ユニット単位で遅延させ、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延される前に前記ノーマル遅延固定信号が活性化され、前記ファイン遅延固定信号が非活性化されることに応答して、前記所定の周期ごとに、前記ソースクロックを、前記開始遅延ユニットを所定の個数に分けた遅延量の分ずつ遅延させ、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延される前に前記ファイン遅延固定信号が活性化されることに応答して、前記ソースクロックを遅延させないことを特徴とする請求項9に記載の遅延固定ループ回路。
  11. 前記クロック遅延部が、
    前記ノーマル遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記所定の周期ごとに前記ソースクロックを前記開始遅延ユニット単位で遅延させ、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延された以後に前記ノーマル遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記所定の周期ごとに前記ソースクロックを前記連結遅延ユニット単位で遅延させ、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延された以後に前記ノーマル遅延固定信号が活性化され、前記ファイン遅延固定信号が非活性化されることに応答して、前記所定の周期ごとに、前記ソースクロックを、前記連結遅延ユニットを所定の個数に分けた遅延量の分ずつ遅延させ、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延された以後に前記ファイン遅延固定信号が活性化されることに応答して、前記ソースクロックを遅延させないことを特徴とする請求項10に記載の遅延固定ループ回路。
  12. 外部電源電圧のレベルを検出する電圧レベル検出部と、
    ソースクロックの位相とフィードバッククロックの位相とを比較する位相比較部と、
    前記位相比較部の出力信号に応答して、前記ソースクロックを第1遅延ユニット単位で遅延させる第1クロック遅延部と、
    前記位相比較部の出力信号に応答して、前記ソースクロックを、前記第1遅延ユニットより大きい遅延量を有する第2遅延ユニット単位で遅延させる第2クロック遅延部と、
    前記電圧レベル検出部の出力信号に応じて、前記第1および第2クロック遅延部のうち何れか一方を開始遅延部として、他方を連結遅延部としてそれぞれ指定し、前記ソースクロックの遅延量が、所定の遅延量に到達するまでは前記開始遅延部が動作し、前記所定の遅延量に到達した以後には前記連結遅延部が動作して前記ソースクロックを遅延させるように制御する遅延選択制御部と、
    前記第1または第2クロック遅延部から出力される遅延固定クロックに前記ソースクロックの実際の遅延条件を反映して、前記フィードバッククロックとして出力する遅延複製モデル部と、
    を備えることを特徴とする遅延固定ループ回路。
  13. 前記電圧レベル検出部が、
    設定された電圧レベルを有する基準電圧より前記外部電源電圧のレベルが高い場合には、活性化状態の検出信号を出力し、低い場合には、非活性化状態の前記検出信号を出力することを特徴とする請求項12に記載の遅延固定ループ回路。
  14. 前記遅延選択制御部が、
    遅延固定リセット信号が活性化されて遅延固定動作が非活性化される区間では、
    非活性化状態の前記検出信号に応答して、前記第1クロック遅延部を前記開始遅延部として、前記第2クロック遅延部を前記連結遅延部としてそれぞれ指定し、
    活性化状態の前記検出信号に応答して、前記第2クロック遅延部を前記開始遅延部として、前記第1クロック遅延部を前記連結遅延部としてそれぞれ指定することを特徴とする請求項13に記載の遅延固定ループ回路。
  15. 前記遅延選択制御部が、
    前記遅延固定リセット信号が非活性化されて前記遅延固定動作が活性化される区間では、
    前記検出信号の論理レベルとは関係なく、前記遅延固定動作が非活性化される区間において前記開始遅延部および前記連結遅延部に各々指定されていたクロック遅延部を変更しないことを特徴とする請求項14に記載の遅延固定ループ回路。
  16. 前記位相比較部が、
    前記ソースクロックおよび前記フィードバッククロックの位相差が所定の範囲を越える場合には、非活性化状態の遅延固定信号を出力し、前記所定の範囲を越えない場合には、活性化状態の前記遅延固定信号を出力することを特徴とする請求項12に記載の遅延固定ループ回路。
  17. 前記第1および第2クロック遅延部の各々が、
    前記遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して前記ソースクロックを遅延させ、活性化状態であることに応答して前記ソースクロックを遅延させないことを特徴とする請求項16に記載の遅延固定ループ回路。
  18. 前記遅延選択制御部が、
    前記遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記開始遅延部を動作させることによって、所定の周期ごとに、前記開始遅延部に対応する遅延ユニット単位で前記ソースクロックを遅延させるように制御し、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延された以後に前記遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記開始遅延部の動作を終了させ、且つ前記連結遅延部を動作させることによって、前記所定の周期ごとに、前記連結制御部に対応する遅延ユニット単位で前記ソースクロックを遅延させるように制御し、
    前記遅延固定信号が活性化状態であることに応答して、前記開始遅延部または前記連結遅延部の動作を終了させることによって、前記ソースクロックを遅延させないように制御することを特徴とする請求項17に記載の遅延固定ループ回路。
  19. 前記位相比較部が、
    前記ソースクロックおよび前記フィードバッククロックの位相差が所定の第1範囲を越える場合には、非活性化状態のノーマル遅延固定信号を出力し、前記所定の第1範囲を越えない場合には、活性化状態の前記ノーマル遅延固定信号を出力し、
    前記ソースクロックおよび前記フィードバッククロックの前記位相差が所定の第2範囲(前記第1範囲より小さい)を越える場合には、非活性化状態のファイン遅延固定信号を出力し、前記所定の第2範囲を越えない場合には、活性化状態の前記ファイン遅延固定信号を出力することを特徴とする請求項12に記載の遅延固定ループ回路。
  20. 前記遅延選択制御部が、
    前記ノーマル遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記開始遅延部または前記連結遅延部を動作させることによって、所定の周期ごとに、前記開始遅延部または前記連結遅延部に対応する遅延ユニット単位で前記ソースクロックを遅延させるように制御し、
    前記ファイン遅延固定信号が非活性化状態であり、且つ前記ノーマル遅延固定信号が活性化状態であることに応答して、前記開始遅延部または前記連結遅延部を動作させることによって、前記所定の周期ごとに、前記開始遅延部または前記連結遅延部に対応する遅延ユニットの遅延量を所定の個数に分けた遅延量の分ずつ、前記ソースクロックを遅延させるように制御し、
    前記ファイン遅延固定信号が活性化状態であることに応答して、前記開始遅延部または前記連結遅延部の動作を終了させることによって、前記ソースクロックを遅延させないように制御することを特徴とする請求項19に記載の遅延固定ループ回路。
  21. 前記遅延選択制御部が、
    前記ノーマル遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記開始遅延部を動作させることによって、前記所定の周期ごとに、前記開始遅延部に対応する遅延ユニット単位で前記ソースクロックを遅延させるように制御し、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延される前に前記ノーマル遅延固定信号が活性化され、前記ファイン遅延固定信号が非活性化されることに応答して、前記開始遅延部を動作させることによって、前記所定の周期ごとに、前記開始遅延部に対応する遅延ユニットの遅延量を所定の個数に分けた遅延量の分ずつ、前記ソースクロックを遅延させるように制御し、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延される前に前記ファイン遅延固定信号が活性化されることに応答して、前記開始遅延部の動作を終了させることによって、前記ソースクロックを遅延させないことを特徴とする請求項20に記載の遅延固定ループ回路。
  22. 前記遅延選択制御部が、
    前記ノーマル遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記開始遅延部を動作させることによって、前記所定の周期ごとに、前記開始遅延部に対応する遅延ユニット単位で前記ソースクロックを遅延させるように制御し、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延された以後に前記ノーマル遅延固定信号が非活性化状態であることに応答して、前記開始遅延部の動作を終了させ、且つ前記連結遅延部を動作させることによって、前記所定の周期ごとに、前記連結遅延部に対応する遅延ユニット単位で前記ソースクロックを遅延させるように制御し、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延された以後に前記ノーマル遅延固定信号が活性化され前記ファイン遅延固定信号が非活性化されることに応答して、前記連結遅延部を動作させることによって、前記所定の周期ごとに、前記連結遅延部に対応する遅延ユニットの遅延量を所定の個数に分けた遅延量の分ずつ、前記ソースクロックを遅延させるように制御し、
    前記ソースクロックが前記所定の遅延量の分ほど遅延された以後に前記ファイン遅延固定信号が活性化されることに応答して、前記連結遅延部の動作を終了させることによって、前記ソースクロックを遅延させないことを特徴とする請求項21に記載の遅延固定ループ回路。
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