JP2011015000A - 画像データ転送装置および画像データ転送方法 - Google Patents

画像データ転送装置および画像データ転送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】遅い通信レートの転送でも、高解像度の画像データを転送することができるデータ転送装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、画像データを伝送する際、撮影モード設定部205からの情報を元に、撮影モードを検出する(S1)。撮影モードを検出した際に画像が動画であった場合、撮像装置は、信号処理部204から撮像ブロック201にモード情報を伝えることで、上位10ビット分しか送らないようにビット数を切り替え、上位10ビットのみを転送する(S2)。撮影モードが静止画のデータ転送であった場合、撮像装置は、感度設定部206から感度設定情報を検出する(S3)。撮像装置は、感度設定情報を元に、高感度であってデジタルゲインアップを行うか否かを検出する(S4)。デジタルゲインアップを行う場合、撮像装置は、ゲイン量に応じて必要な下位ビットのみ転送する(S5)。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データを転送する画像データ転送装置および画像データ転送方法に関する。
近年、デジタルカメラ等の画像データにおいては、高解像度化および高速化は重要になっている。画像データの転送方法として、特許文献1に示すように、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)のシリアルインタフェースなどを用いた方法がある。
図7は従来のLVDSのシリアルインタフェースを搭載した撮像装置の構成を示すブロック図である。ここでは、画像データの伝送例として、カメラなどの撮影装置を挙げる。システムブロック1200は、カメラなどの撮影装置における画像処理および制御を行うものであり、信号処理部1204、撮影モード設定部1205、感度設定部1206、露光量設定部1207、絞り制御部1208およびLVDSレシーバ1209を有する。
撮像ブロック1201は、撮像素子1210、A/D変換ブロック1211、パラレル/シリアル変換ブロック1212およびLVDSドライバ1213を有する。
レンズ1202は、後述する撮像素子1210に外光を集光させる。絞り1203は外光を適正な露光量にする。
信号処理部1204はシステムブロック1200の内部信号を処理する。撮影モード設定部1205は静止画、動画などの撮影モードを設定する。感度設定部1206は光感度レベルを設定する。露光量設定部1207は、撮像素子1210に入光する光の量を最適値に設定する。絞り制御部1208は、露光量設定部1207からの情報を信号処理部1204経由で受信し、光の量が最適値になるように、絞り1203を制御する。LVDSレシーバ1209はシリアル画像データを受信する。
撮像素子1210は、レンズ1202で集光された光を電気信号に変換する。A/D変換ブロック1211は、撮像素子1210から得られたアナログ電気信号をデジタル信号に変換する。パラレル/シリアル変換ブロック1212は、A/D変換ブロック1211で変換されたデジタルの並列信号をシリアルデータに変換する。LVDSドライバ1213は、パラレル/シリアル変換ブロック1212で変換されたシリアルデータをLVDSレシーバ1209に転送する。
このような構成を有する撮像装置では、1画素分のデータの高解像度化を行う場合は、図8に示すように、各種のモードや、撮影条件によらず、同一時間あたりの転送するビット数を一律増やしている。図8は従来のデータ転送方式を示す図である。1画素のデータを仮に20nSで転送するとした場合、撮像装置は、10ビット分解能の場合、500Mbpsの通信レートに設定するのに対し、12ビット分解能とした場合、600Mbpsの通信レートに設定し、転送速度を速めている。
図9はパラレルインタフェースを搭載した撮像装置の構成を示すブロック図である。なお、図7と同様な構成要素については、同じ番号を付け、その説明を省略する。システムブロック1200には、データ信号レシーバ1601が設けられている。撮像ブロック1201には、データ信号ドライバ1602が設けられている。
このような構成を有する撮像装置では、1画素分のデータの高解像度化を行う場合、図9に示すように、データ信号レシーバ1601とデータ信号ドライバ1602を結ぶためのデータ端子を増やすといった手法が一般的であった。
特開2005−167760号公報
しかしながら、上記従来の画像データ転送装置には、つぎのような問題があった。シリアルインタフェースなどにおいて、転送速度を速めた場合、内部出力回路の消費電流が増加したり、伝送線路の放射ノイズが厳しくなったりするといった問題があった。
また、パラレルインタフェースの場合においても、ビット数の増加に伴い、信号線が増加し、面積の増加につながるといった問題があった。
そこで、本発明は、遅い通信レートの転送でも、高解像度の画像データを転送することができる画像データ転送装置および画像データ転送方法を提供することを目的とする。また、本発明は、信号線の増加を抑えるとともに、面積の増加を抑えることができる画像データ転送装置および画像データ転送方法を提供することを他の目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像データ転送装置は、画像データを転送する画像データ転送装置において、前記画像データを表す複数のビットのうち、当該画像データ転送装置の状態を基に、必要とされるビットを判断する判断手段と、前記判断の結果に基づき、前記転送される画像データのビット数を切り替える切替手段と、前記切り替えられたビット数の画像データを転送する転送手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像データ転送方法は、画像データを転送する画像データ転送装置の画像データ転送方法において、前記画像データを表す複数のビットのうち、当該画像データ転送装置の状態を基に、必要とされるビットを判断する判断ステップと、前記判断の結果に基づき、前記転送される画像データのビット数を切り替える切替ステップと、前記切り替えられたビット数の画像データを転送する転送ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る画像データ転送装置は、画像データ転送装置の状態を基に、必要とされるビットを判断し、この判断の結果に基づき、転送される画像データのビット数を切り替え、この切り替えられたビット数の画像データを転送する。これにより、遅い通信レートの転送でも、高解像度の画像データを転送することができる。
すなわち、画像データ転送装置は、解像度が必要な場合であっても、撮影モードや撮影条件などの画像データ転送装置の状態によっては、上位ビットあるいは下位ビットのみ転送する。従って、画像データを転送する際、転送速度を速める必要がなく、回路の消費電流や伝送線路の放射ノイズを抑えることができる。
請求項2、5に係る画像データ転送装置によれば、撮影モードに応じて必要とされるビットを判断するので、静止画のような高解像度の画像データをビット数を減らして転送し、動画のような階調の低い画像データを少ないビット数で転送することができる。
請求項3、7に係る画像データ転送装置によれば、下位ビットのみを転送するので、低輝度の静止画の画像データなどを転送する際に有効である。
請求項4に係る画像データ転送装置によれば、上位ビットのみを転送するので、動画など階調の低い画像データを転送する際に有効である。
請求項6に係る画像データ転送装置によれば、感度設定情報に応じて、転送するビット数を減らすことができる。
請求項8に係る画像データ転送装置によれば、ゲイン量が多いほど、転送するビット数を減らすことができる。
請求項9に係る画像データ転送装置によれば、上位ビットに変化があった場合のみ、上位ビットも転送するので、上位ビットおよび下位ビットの両方を転送する回数を減らすことができる。
請求項10に係る画像データ転送装置によれば、最頻値のデータを送ることなく、最頻値と異なったデータだけを送信する。これにより、全ビットのデータを送信する場合に比べ、送信する情報が減り、遅い転送速度でも、全ビットのデータを送ることができる。
請求項11に係る画像データ転送装置によれば、画像情報は露光量設定を行うために取得された画像データであるので、事前に取得した画像データを利用することができる。
請求項12に係る画像データ転送装置によれば、シリアル通信で画像データを転送するので、画像データを高解像度化しても、シリアルインタフェースにおいて転送速度を速くすることなく内部出力回路の消費電流および伝送線路の放射ノイズを抑えることができる。
請求項13に係る画像データ転送装置によれば、パラレル通信で画像データを転送するので、パラレルインタフェースにおいて、信号線の増加を抑えるとともに、面積の増加を抑えることができる。
第1の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 画像データ転送手順を示すフローチャートである。 データ転送方式を示す図である。 第2の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 画像データ転送手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。 従来のLVDSのシリアルインタフェースを搭載した撮像装置の構成を示すブロック図である。 従来のデータ転送方式を示す図である。 パラレルインタフェースを搭載した撮像装置の構成を示すブロック図である。
本発明の画像データ転送装置および画像データ転送方法の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の画像データ転送装置は撮像装置に適用される。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。第1の実施形態では、シリアルインタフェースを用いてデータ伝送が行われる。
システムブロック200は、カメラなどの撮影装置における画像処理および制御を行うものである。システムブロック200は、信号処理部204、撮影モード設定部(Mode)205、感度設定部(ISO)206、露光量設定部(AE)207、絞り制御部(Iris)208およびLVDSレシーバ209を有する。
また、撮像ブロック201は、撮像素子210、A/D変換ブロック211、パラレル/シリアル変換ブロック212、LVDSドライバ213、メモリ214および比較器215を有する。
レンズ202は撮像素子210に外光を集光させる。絞り203は外光を適正な露光量にする。
信号処理部204はシステムブロック200の内部信号を処理する。撮影モード設定部205は静止画撮影モード、動画撮影モードなどの撮影モードを設定する。感度設定部206は光感度レベルを設定する。露光量設定部207は、撮像素子210に入光する光の量を最適値に設定する。絞り制御部208は、露光量設定部207からの情報を信号処理部204経由で受信し、光の量が最適値になるように、絞り203を制御する。LVDSレシーバ209はシリアル画像データを受信する。
撮像素子210は、レンズ202で集光された光を電気信号に変換する。A/D変換ブロック211は、撮像素子210から得られたアナログ電気信号をデジタル信号に変換する。パラレル/シリアル変換ブロック212は、A/D変換ブロック211で変換されたデジタルの並列信号をシリアルデータに変換する。LVDSドライバ213は、パラレル/シリアル変換ブロック212で変換されたシリアルデータをLVDSレシーバ209に転送する。メモリ214は、A/D変換ブロック211からのパラレルデータ(画像データ)の上位ビットを記録する。比較器215は、メモリ214に記憶された上位ビットのデータと、A/D変換ブロック211から出力されたパラレルデータの上位ビットを比較する。
上記構成を有する撮像装置の画像データ転送動作について説明する。図2は画像データ転送手順を示すフローチャートである。撮像装置は、画像データを伝送する際、撮影モード設定部205からの情報を元に、撮影モードを検出(検知)する(ステップS1)。静止画においては、高解像度のデータが必要であるので、本実施形態では、仮に12ビット階調が必要であるとしている。一方、静止画に比べ、高解像度を求められない、動画などにおいては、階調を低くしても問題ないので、本実施形態では、仮に10ビット階調で十分であるとしている。
従って、撮影モードを検出した際に画像が動画であった場合、撮像装置は、信号処理部204から撮像ブロック201にモード情報を伝えることで、上位10ビット分しか送らないようにビット数を切り替え、上位10ビットのみを転送する(ステップS2)。このように、下位ビットを無視して上位ビットのみ転送するステップS2の処理は切替手段の一例である。これにより、動画時のデータ転送においては、10ビットでよく、12ビットで送っていた場合に比べ、転送速度を遅くすることができる。従って、回路の消費電流や伝送線路の放射ノイズを抑えることができる。この後、撮像装置は本処理を終了する。
一方、ステップS1で撮影モードが静止画であった場合、撮像装置は、感度設定部206から感度設定情報を検出する(ステップS3)。このステップS3の処理は感度情報検出手段の一例である。撮像装置は、この感度設定情報を元に、高感度であってデジタルゲインアップを行うか否かを検出する(ステップS4)。ここで、高感度モードとは、ビットシフトでデジタルゲインアップを行う場合を指しており、その場合、上位ビットは必要なくなる。このステップS4の処理は判定手段の一例である。
ステップS4でデジタルゲインアップを行う場合、撮像装置は、ゲイン量に応じて必要な下位ビットのみ転送する(ステップS5)。例えば、ゲインが4倍であった場合、上位2ビットは不必要なデータであるので、撮像装置は、下位10ビットのみを転送する。また、ゲインが8倍であった場合、上位3ビットは不必要なデータであるので、下位9ビットのみを転送する。これにより、高感度時のデータ転送においては、ビット数を減らすことができ、12ビットで送っていた場合に比べ、転送速度を遅くすることができる。従って、回路の消費電流や伝送線路の放射ノイズを抑えることができる。この後、撮像装置は本処理を終了する。
一方、ステップS4でデジタルゲインアップを行わない場合、撮像装置は、露光量を検出する(ステップS6)。そして、撮像装置は、露光量設定部207からの情報により低輝度であるか否かを判断する(ステップS7)。このステップS7の処理は輝度判断手段の一例である。低輝度であった場合、高い輝度レベルの情報がほとんど無いことが多く、撮像装置は、上位ビットを無視して下位10ビットの情報のみ送るようにビット数を切り替える。
さらに、撮像装置は、A/D変換ブロック211で変換された上位ビットと、メモリ214に記憶されている1つ前のデータの上位ビットとの比較を、比較器215を用いて行い(ステップS8)、その変化の有無を判断する(ステップS9)。変化が無い場合、撮像装置は、下位ビットのみを転送する(ステップS10)。この後、撮像装置は本処理を終了する。
一方、ステップS9で変化があった場合、撮像装置は、下位ビットを転送した後(ステップS11)、変化があった上位ビットを追加で転送する(ステップS12)。そして、撮像装置は、信号処理部204で上位ビットと下位ビットのデータを合成する(ステップS13)。この後、撮像装置は本処理を終了する。
図3はデータ転送方式を示す図である。前述したステップS10で下位ビットのみ転送する場合、1画素データの転送時間は20nSとなる。一方、ステップS11で下位ビットを転送した後、続けてステップS12で上位ビットを転送する場合、1画素データの転送時間は24nSとなる。
また一方、ステップS7で低輝度で無いと判断された場合、撮像装置は、この場合に限って、全ビットを転送する(ステップS14)。この後、撮像装置は本処理を終了する。
このように、第1の実施形態の撮像装置は、12ビットの解像度が必要である場合、全ビットを転送して高解像度の画像データを得る他、各撮影モード、撮影条件等による画像データの状態に応じて、必要とされる上位ビット、下位ビットのみを転送する。
すなわち、撮像装置は、画像データの状態を基に、必要とされるビットを判断し、この判断の結果に基づき、転送される画像データのビット数を切り替え、この切り替えられたビット数の画像データを転送する。これにより、遅い通信レートの転送でも、高解像度の画像データを転送することができる。従って、画像データを転送する際、転送速度を速める必要がなく、回路の消費電流や伝送線路の放射ノイズを抑えることができる。
また、撮影モードに応じて必要とされるビットを判断するので、静止画のような高解像度の画像データを、ビット数を減らして転送することができるとともに、動画のような階調の低い画像データを少ないビット数で転送することができる。また、下位ビットのみを転送するので、低輝度の静止画の画像データなどを転送する際に有効である。また、上位ビットのみを転送するので、動画など階調の低い画像データを転送する際に有効である。
また、感度設定に応じて、転送するビット数を減らすことができる。また、デジタルゲインのアップ量が多いほど、転送するビット数を減らすことができる。また、上位ビットに変化があった場合のみ、上位ビットも転送するので、上位ビットおよび下位ビットの両方を転送する回数を減らすことができる。
また、シリアル通信で画像データを転送するので、画像データを高解像度化しても、シリアルインタフェースにおいて、転送速度を速くすることなく、内部出力回路の消費電流および伝送線路の放射ノイズを抑えることができる。
なお、本実施形態では、一例として、12ビット解像度の場合において、上位10ビットまたは下位10ビットの転送を選択しているが、最大必要なビット数に対し、少ないビット数で転送することが重要であるので、ビット数における規定は特に無い。
[第2の実施形態]
低輝度の時などでは、暗い画像が多く、上位ビットは「0」の場合が多い。このため、上位ビットに変化が少なく、前記第1の実施形態の画像データ転送方法は有効である。しかし、上位ビットの変化が多い場合、上位ビットを送信する回数が多くなる。そこで、第2の実施形態では、このような場合に対応する。
図4は第2の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。ここで、前記第1の実施形態の図1と同じ箇所については、同じ番号を付けることで、その説明を省略する。第2の実施形態の撮像装置では、前記第1の実施形態と異なり、システムブロック200内に最頻値算出ブロック801が設けられている。
図5は画像データ転送手順を示すフローチャートである。前記第1の実施形態の図2と同じステップ処理については同じステップ番号を付けることで、その説明を省略する。
撮像装置は、ステップS4でデジタルゲインアップを行わない場合、露光量設定部207を用いて、露光量設定を行う(ステップS6A)。ここで、露光量設定部207で露光量設定を行うためには、画像データを事前に取得している必要がある。この露光量設定を行う際、画像データを事前に取得しておく処理は、画像情報取得手段の一例である。
撮像装置は、この事前に取得している画像データを用い、最頻値算出ブロック801を用い、上位ビットの最頻値を算出する(ステップS7A)。そして、撮像装置は、この算出された最頻値をメモリ214に記憶する。
撮像装置は、メモリ214に記録された情報(上位ビットの最頻値)と、A/D変換ブロック211で変換された画像データの上位ビットを比較し(ステップS8)、その変化の有無を判断する(ステップS9)。ステップS9で、変化の差があった場合、すなわち、上位ビットに違いがあった場合、撮像装置は、まず、下位ビットを転送し(ステップS11)、さらに、変化があった上位ビットを追加して転送する(ステップS12)。そして、撮像装置は、最終的に、上位ビットと下位ビットを合わせ、画像データを形成する(ステップS13)。
一方、ステップS9で変化の差が無かった場合、撮像装置は、上位ビットのデータを転送せずに下位ビットのみ転送する(ステップS10)。そして、撮像装置は、最頻値算出ブロック801で算出されている最頻値と、ステップS10で転送された下位ビットを合わせ、画像データを形成する(ステップS10A)。
このように、第2の実施形態の撮像装置は、最頻値のデータを送ることなく、最頻値と異なったデータだけを送信する。例えば、記録しておくビットが上位2ビットである場合、画像データ中、少なくとも1/4の画像データである、上位ビットを送信しないで済む。
これにより、全データを12ビットで送信する場合に比べ、送信する情報が減り、遅い転送速度でも、12ビットデータを送ったことになる。
また、最頻値のデータを送ることなく、最頻値と異なったデータだけを送信することにより、全ビットのデータを送信する場合に比べ、送信する情報が減り、遅い転送速度でも、全ビットのデータを送ることができる。また、画像情報は露光量設定を行うために取得された画像データであるので、事前に取得した画像データを利用することができる。
なお、本実施形態では、前記第1の実施形態と同様、一例として、12ビット解像度の場合において、上位10ビットまたは下位10ビットの転送を選択している。しかし、最大必要なビット数に対し、少ないビット数で転送することが重要であるので、ビット数における規定は特に無い。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、パラレルインタフェースを用いてデータ転送を行う場合を示す。図6は第3の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。ここで、前記第1の実施形態の図1と同じ箇所については、同じ番号を付けることで、その説明を省略する。第3の実施形態の撮像装置は、前記第1の実施形態のシリアル通信と異なり、パラレル通信を行う。
第3の実施形態のシステムブロック200には、LVDSレシーバの代わりに、データ信号レシーバ901が設けられている。また、撮像ブロック201には、パラレル/シリアル変換ブロック212およびLVDSドライバ213の代わりに、データ信号ドライバ902および切り替えスイッチ903が設けられている。
1画素の解像度が仮に最大12ビットである場合、システムブロック200と撮像ブロック201との間のデータ転送には、通常12本のデータバスを引く(接続する)が、本実施形態では、例えば10本のデータバスでデータ転送が可能となる。
比較器215は、前記第1の実施形態と同様、メモリ214に記憶された上位ビットと、A/D変換ブロック211から出力されるパラレルデータの上位ビットを比較する。
データ信号レシーバ901およびデータ信号ドライバ902は、10ビット分のデータの送受信を行う。また、切り替えスイッチ903は、比較器215からの信号および信号処理部204からのモード情報に応じて、必要なビットを切り替える。
このような構成を有する第3の実施形態の撮像装置のデータ転送動作について説明する。なお、データ転送手順は、前記第1の実施形態の図2に示した手順とほぼ同様である。撮影モードが動画と判断された場合(図2のステップS1)、撮像装置は、切り替えスイッチ903で必要とされるビットを切り替え、データ信号レシーバ901とデータ信号ドライバ902との間で上位10ビットを送受信する(図2のステップS2)。
また、感度設定情報を検出した場合(図2のステップS3)においても、撮像装置は、切り替えスイッチ903で必要とされるビットを切り替え、データ信号レシーバ901とデータ信号ドライバ902との間で下位10ビットを送受信する。
また、静止画の場合、全12ビットを送る場合に限り(図2のステップS11、S12、S14)、撮像装置は、まず下位10ビットを切り替えスイッチ903で選択し、データ信号レシーバ901とデータ信号ドライバ902との間で送受信する。次に、撮像装置は、残りの2ビットを切り替えスイッチ903で選択し、データ信号レシーバ901とデータ信号ドライバ902との間で送受信する。
第3の実施形態の撮像装置によれば、12ビットを送る場合、2回に分けて送るので、送信スピードが遅くなってしまうが、上位ビットに変化があった時あるいは高輝度の時のみ送信することで、常に12ビットデータを送り続ける場合に比べ、送信速度は速くなる。従って、転送速度を速めることなく、高解像度のデータを送ることができる。
また、パラレル通信で画像データを転送するので、パラレルインタフェースにおいて、信号線の増加を抑えるとともに、面積の増加を抑えることができる。
なお、第3の実施形態においても、前記第1の実施形態と同様、輝度情報を元に、メモリ214に上位ビットを記憶させることが可能である。
また、第3の実施形態においても、前記第2の実施形態と同様、露光量設定を行うためには、画像データを事前に取得し、撮像装置は、この事前に取得している画像データを用い、最頻値算出ブロックで上位ビットの最頻値を算出し、同様の処理を行ってもよい。
また、前記第1、第2の実施形態と同様、一例として、12ビット解像度の場合において、上位10ビットまたは下位10ビットの転送を選択している。しかし、最大必要なビット数に対し、少ないビット数で転送することが重要であるので、ビット数における規定は特に無い。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、画像データを生成する撮像装置に適用された場合を示したが、画像データを転送する装置である限り、特に限定されるものではなく、例えば、画像形成装置、ファクシミリ装置などにも適用可能である。
また、本発明は、1つの機器内において画像データを転送する装置に適用してもよいし、複数の機器から構成されるシステムにおいて機器間の画像データを転送する装置に適用してもよい。
200 システムブロック
201 撮像ブロック
204 信号処理部
205 撮影モード設定部
206 感度設定部
209 LVDSレシーバ
211 A/D変換ブロック
212 パラレル/シリアル変換ブロック
213 LVDSドライバ

Claims (14)

  1. 画像データを転送する画像データ転送装置において、
    前記画像データを表す複数のビットのうち、当該画像データ転送装置の状態を基に、必要とされるビットを判断する判断手段と、
    前記判断の結果に基づき、前記転送される画像データのビット数を切り替える切替手段と、
    前記切り替えられたビット数の画像データを転送する転送手段とを備えたことを特徴とする画像データ転送装置。
  2. 前記画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影手段による撮影モードを検知する検知手段を備え、
    前記判断手段は、前記検知手段によって検知された撮影モードに応じて、前記必要とされるビットを判断することを特徴とする請求項1記載の画像データ転送装置。
  3. 前記判断手段は、前記画像データの上位ビットを無視し、前記画像データの下位ビットのみを前記必要とされるビットと判断して選択し、
    前記切替手段は、前記選択された下位ビットのみのビット数に、前記転送される画像データのビット数を切り替えることを特徴とする請求項1または2記載の画像データ転送装置。
  4. 前記判断手段は、前記画像データの下位ビットを無視し、前記画像データの上位ビットのみを前記必要とされるビットと判断して選択し、
    前記切替手段は、前記選択された上位ビットのみのビット数に、前記転送される画像データのビット数を切り替えることを特徴とする請求項1または2記載の画像データ転送装置。
  5. 前記検知手段は、前記撮影モードとして、動画撮影モードまたは静止画撮影モードを検知することを特徴とする請求項2記載の画像データ転送装置。
  6. 前記判断手段は、感度設定情報を検出する感度情報検出手段を備え、前記感度情報検出手段によって検出された感度設定情報に応じて、前記必要とされるビットを判断することを特徴とする請求項2記載の画像データ転送装置。
  7. 前記判断手段は、前記画像データが低輝度であるか否かを判断する輝度判断手段を備え、前記輝度判断手段によって低輝度であると判断された場合、前記画像データの下位ビットのみを前記必要とされるビットと判断して選択し、
    前記切替手段は、前記選択された下位ビットのみのビット数に、前記転送される画像データのビット数を切り替えることを特徴とする請求項1、2または6記載の画像データ転送装置。
  8. 前記判断手段は、ゲインアップを行うか否かを判定する判定手段を備え、前記判定手段によってゲインアップを行うと判定された場合、そのゲイン量に応じて、前記画像データの下位ビットのみを前記必要とされるビットと判断して選択し、
    前記切替手段は、前記選択された下位ビットのみのビット数に、前記転送される画像データのビット数を切り替えることを特徴とする請求項1、2または6記載の画像データ転送装置。
  9. 前記画像データの上位ビットを記録しておく記録手段と、
    前記輝度判断手段によって低輝度であると判断された場合、前記記録手段によって記録された上位ビットと、前記転送される画像データの上位ビットに違いがあるか否かを比較する比較手段とを備え、
    前記転送手段は、前記比較手段によって違いがあると判定された場合、前記画像データの下位ビットを転送した後、前記転送される画像データの上位ビットを転送することを特徴とする請求項7記載の画像データ転送装置。
  10. 画像情報を事前に取得しておく画像情報取得手段と、
    前記画像情報取得手段によって取得された画像情報を基に、前記画像データの上位ビットの最頻値を算出する最頻値算出手段と、
    前記最頻値算出手段によって算出された最頻値を記録しておく記録手段と、
    前記記録手段によって記録された上位ビットと、前記転送される画像データの上位ビットに違いがあるか否かを比較する比較手段とを備え、
    前記転送手段は、前記比較手段によって違いがあると判定された場合、前記画像データの下位ビットを転送した後、前記転送される画像データの上位ビットを転送することを特徴とする請求項1記載の画像データ転送装置。
  11. 前記画像情報取得手段によって取得された画像情報は、露光量設定を行うために取得された画像データであることを特徴とする請求項10記載の画像データ転送装置。
  12. 前記転送手段は、シリアル通信で前記画像データを転送することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像データ転送装置。
  13. 前記転送手段は、パラレル通信で前記画像データを転送することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像データ転送装置。
  14. 画像データを転送する画像データ転送装置の画像データ転送方法において、
    前記画像データを表す複数のビットのうち、当該画像データ転送装置の状態を基に、必要とされるビットを判断する判断ステップと、
    前記判断の結果に基づき、前記転送される画像データのビット数を切り替える切替ステップと、
    前記切り替えられたビット数の画像データを転送する転送ステップとを有することを特徴とする画像データ転送方法。
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