JP2011014981A - グループ登録装置及び無線端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】周辺環境により電界強度が影響を受けて電波の有効範囲が変化しても、グループ化しようとする所望エリア内以外に存在する無線装置がグループ化されることを防止し、所望エリア内の無線装置のみグループ化できるものを提供する。
【解決手段】親機20の周辺に、グループ化したいセンサ機器10(a-d)を所望エリア50内に配置する。親機20からグループ化の設定要求信号をブロードキャスト送信し、設定要求信号を受信したセンサ機器は、受信時の電界強度を測定して、測定した電界強度情報を含んだ応答信号を親機20に送信する。親機20は、受信した応答信号から電界強度情報を抽出し、電界強度情報が閾値以上である場合に、所望エリア50内に配置されたグループ化したいセンサ装置であると判断し、センサ機器のID情報、センサ種類等を対応付けてメモリ部に記憶する。
【選択図】図1
【解決手段】親機20の周辺に、グループ化したいセンサ機器10(a-d)を所望エリア50内に配置する。親機20からグループ化の設定要求信号をブロードキャスト送信し、設定要求信号を受信したセンサ機器は、受信時の電界強度を測定して、測定した電界強度情報を含んだ応答信号を親機20に送信する。親機20は、受信した応答信号から電界強度情報を抽出し、電界強度情報が閾値以上である場合に、所望エリア50内に配置されたグループ化したいセンサ装置であると判断し、センサ機器のID情報、センサ種類等を対応付けてメモリ部に記憶する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の無線端末装置をグループ化する際に、最適にグループ化を行うグループ登録装置及び無線端末装置に関する。
従来、センサ機器に無線LAN等の無線機能を搭載し、複数のセンサ装置から無線によりセンサ情報を親機で収集するシステムが普及しつつある。
しかし、複数のセンサ機器を管理するためには、センサ機器をグループ化して管理する必要があり、そのグループ化の方法として、親機から無線LANで弱い電波を出力し、有効範囲内にグループ化したセンサ機器を配置してセンサ機器を順次登録するシステムが考えられている。(例えば、特許文献1参照)。
しかし、無線LANの場合、周辺環境により電界強度が影響を受け電波の有効範囲が変化することは良く知られており、従来技術のシステムでは、親機が無線LANで弱い電波を出力していたとしても、電波が所望エリア外に届く場合があり、その際、所望エリア外に送信出力の強い無線端末装置(センサ装置など)が設置されていた場合は、所望エリア外に設置されている送信出力の強い無線端末装置がグループ化されて登録される可能性があり、意図しない無線端末装置がグループ化されてしまうという問題点を有することとなる。
本発明は、前述問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、周辺環境により電界強度が影響を受け電波の有効範囲が変化しても、グループ化しようとする所望エリア外に存在する無線端末装置がグループ化されることを防止し、所望エリアの無線端末装置のみ最適にグループ化できるものを提供するものである。
本発明は、グループ化の設定要求信号を送信し、他無線端末装置からの前記グループ化の設定要求信号に応答した信号を受信し、前記受信した応答信号から電界強度情報を抽出し、電界強度情報が閾値以上の場合に、前記無線端末装置をグループ化するものである。
また、本発明は、グループ登録装置からのグループ化の設定要求信号を受信し、前記グループ化の設定要求信号の受信時の電界強度を測定し、前記測定した電界強度情報を含んだ応答信号を前記グループ登録装置に送信するものである。
これにより、周辺環境により電界強度が影響を受け電波の有効範囲が変化しても、グループ化しようとする所望エリア外に存在する無線端末装置がグループ化されることを防止し、所望エリアの無線端末装置のみ最適にグループ化できるものである。
本発明によれば、周辺環境により電界強度が影響を受け、電波の有効範囲が変化しても、グループ化しようとする所望エリア外に存在するセンサ機器がグループ化されることを防止でき、所望エリア内のセンサ機器のみ最適にグループ化できる。
本発明の所望の無線装置をグループ化するグループ登録装置及び無線端末装置を用いたシステムについて図を用いて説明する。尚、本実施の形態では、グループ登録装置は親機、無線端末装置はセンサ機器であるものとして説明を行う。
図1は、グループ化の概念を示す図であり、所望エリア50内に存在するセンサ機器10a〜dをグループ化し、親機20は、グループ化されたセンサ機器10からセンサ情報を収集する。所望エリア50外に存在するセンサ機器11はサンサ機器10と同様のものであるがグループ化されない。
親機20は、図2に示すように、CPU等により構成され親機20を統括的に制御する制御部22と、センサ機器10と無線接続を行うためのIEEE802.11a/b/g/n等の無線LAN機能を備えた無線部24と、RAM等により構成されるメモリ部26を備えている。
センサ機器10は、図3に示すように、CPU等により構成されセンサ機器10を統括的に制御する制御部12と、親機20と無線接続を行うためのIEEE802.11a/b/g/n等の無線LAN機能を備えた無線部14と、温度・湿度・照度等を計測するためのセンサ部16を備えている。
なお、本実施例では、無線部14及び24にIEEE802.11a/b/g/n等の無線LANを用いて説明するが、ZigBee、Bluetooth、UWB等のIEEE802.15や、微弱無線、特定小電力等でもよく、無線通信を行うものであれば本実施例に限定するものではない。
親機20は、複数のセンサ機器10,11から所望のセンサ機器10a〜dから計測情報を収集するために、所望のセンサ機器10a〜dをグループ化する。このグループ化する手順を図4のシーケンス図、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、親機20の周辺に、グループ化したいセンサ機器10a〜dを所望エリア50内に配置する(図1参照)。本実施例では、所望エリア50は、親機20を中心とした半径5メートル程度のエリアとする。
親機20は、制御部22にて、親機20のID情報を含んだグループ化設定用のパケットを生成し、グループ化設定要求信号として無線部24を介してブロードキャストで送信する(S41)。
センサ機器10は、無線部14を介してS41で受信したグループ化設定要求信号を受信すると、制御部12にて、無線部14で受信した際の受信電界強度(RSSI)を測定し、グループ化設定要求信号を送信した親機20のID情報と、測定した受信電界強度の情報と、センサ機器自身のID情報と、センサの種類を示す情報を含んだ応答用のパケットを生成し、応答信号として無線部14を介して、グループ化設定要求信号を送信した親機20に送信する(S43)。
親機20は、各センサ機器10から送られてきた応答信号の受信電界強度情報に基づき、グループ化を行う。グループ化判断の処理は、図5のフローチャートに従い制御部22により処理される。
S510にて、制御部22は、無線部24を介して受信した応答信号内に格納されている受信電界強度情報を抽出する。
S530にて、S510にて抽出された受信電界強度情報が閾値以上か否かを判断する。IEEE802.11a/b/g/nなどの2.4GHz帯や5GHz帯で無線通信を行う場合、送信電力10dBmで送信すると、5メートル離れた距離では、受信電界強度が約102.9dBμV/mとなり、10メートル離れた距離では、受信電界強度が約96.9dBμV/mとなるため、本実施例では100dBμV/mを閾値として予め設定し、閾値以上か否かを判断するものとする。尚、受信電界強度の求め方は無線通信技術では一般的なものであり、詳しくは述べない。
S530にて閾値以上であると判断された場合、S550に進み、所望エリア50内に配置されたグループ化したいセンサ装置10であると判断し、センサ機器のID情報、センサ種類、無線LAN用IPアドレス、無線LAN用MACアドレスを夫々対応付けてメモリ部26に記憶する。このメモリ部26に記憶されたセンサ機器10がグループ化されたものとして取り扱われる。
S530にて閾値未満であると判断された場合、つまり、所望エリア50より外にある、グループ化させたくないセンサ機器11が周辺環境によりグループ化設定要求信号(S41)をたまたま受信できてしまい、応答信号(S43)を返送した場合は、応答信号が破棄される。
なお、親機20のグループ化判断処理(図5)は、グループ化設定要求信号を送信してから所定の時間内にセンサ機器10、11から応答信号が返信されてきたものだけを対象として処理を行うものとする。
本発明のグループ化を行った後の処理は、グループ化した場合に適したセンサ測定データの収集・管理がなされる。
なお、本実施例では、グループ化判断を受信電界強度情報の閾値に基づき決定しているが、本実施例に限るものではなく、受信した全ての応答信号の受信電界強度情報を大きい順から並べ、隣の受信電界強度情報データと著しく差があるところを所望エリアの区切りと判断し、著しく差があるところのデータを超える受信電界強度情報を持つものを所望エリア50内に存在するグループ化しようとするセンサ機器10であると判断してもよい。
次にグループ化する手順の変形例について図6、図7を用いて説明する。
前述と同様に、親機20の周辺に、グループ化したいセンサ機器10a〜dを所望エリア50内に配置する(図1参照)。本実施例では、所望エリア50は、親機20を中心とした半径5メートル程度のエリアとする。
親機20は、制御部22にて、親機20のID情報を含んだグループ化設定用のパケットを生成し、グループ化設定要求信号として無線部24を介してブロードキャストで送信する(S61)。
センサ機器10は、無線部14を介してS61で受信したグループ化設定要求信号を受信すると、グループ化設定要求信号を送信した親機20のID情報と、センサ機器自身のID情報と、センサの種類を示す情報を含んだ応答用のパケットを生成し、応答信号として無線部14を介して、グループ化設定要求信号を送信した親機20に送信する(S63)。
親機20は、各センサ機器10から送られてきた応答信号を受信した際の受信電界強度に基づき、グループ化を行う。グループ化判断の処理は、図7のフローチャートに従い制御部22により処理される。
S710にて、制御部22は、無線部24を介して応答信号を受信した際の受信電界強度(RSSI)を測定する。
S730にて、S710にて測定された受信電界強度が閾値以上か否かを判断する。IEEE802.11a/b/g/nなどの2.4GHz帯や5GHz帯で無線通信を行う場合、送信電力10dBmで送信すると、5メートル離れた距離では、受信電界強度が約102.9dBμV/mとなり、10メートル離れた距離では、受信電界強度が約96.9dBμV/mとなるため、本実施例では100dBμV/mを閾値として予め設定し、閾値以上か否かを判断するものとする。尚、受信電界強度の求め方は無線通信技術では一般的なものであり、詳しくは述べない。
S730にて閾値以上であると判断された場合、S750に進み、所望エリア50内に配置されたグループ化したいセンサ装置10であると判断し、センサ機器のID情報、センサ種類、無線LAN用IPアドレス、無線LAN用MACアドレスを夫々対応付けてメモリ部26に記憶する。このメモリ部26に記憶されたセンサ機器10がグループ化されたものとして取り扱われる。
S730にて閾値未満であると判断された場合、つまり、所望エリア50より外にある、グループ化させたくないセンサ機器11が周辺環境によりグループ化設定要求信号(S61)をたまたま受信できてしまい、応答信号(S63)を返送した場合は、応答信号が破棄される。
なお、親機20のグループ化判断処理(図7)は、グループ化設定要求信号を送信してから所定の時間内にセンサ機器10、11から応答信号が返信されてきたものだけを対象として処理を行うものとする。
なお、本実施例では、グループ化判断を受信電界強度の閾値に基づき決定しているが、本実施例に限るものではなく、受信した全ての応答信号の受信電界強度を大きい順から並べ、隣の受信電界強度と著しく差があるところを所望エリアの区切りと判断し、著しく差がある受信電界強度を超える受信電界強度のものを所望エリア50内に存在するグループ化しようとするセンサ機器10であると判断してもよい。
次にグループ化する手順の更なる変形例について図8、図9を用いて説明する。
前述と同様に、親機20の周辺に、グループ化したいセンサ機器10a〜dを所望エリア50内に配置する(図1参照)。本実施例では、所望エリア50は、親機20を中心とした半径5メートル程度のエリアとする。
親機20は、制御部22にて、親機20のID情報を含んだグループ化設定用のパケットを生成し、グループ化設定要求信号として無線部24を介してブロードキャストで送信する(S81)。
センサ機器10は、無線部14を介してS81で受信したグループ化設定要求信号を受信すると、制御部12にて、無線部14で受信した際の受信電界強度(RSSI)を測定し、グループ化設定要求信号を送信した親機20のID情報と、測定した受信電界強度の情報と、センサ機器自身のID情報と、センサの種類を示す情報を含んだ応答用のパケットを生成し、応答信号として無線部14を介して、グループ化設定要求信号を送信した親機20に送信する(S83)。
親機20は、各センサ機器10から送られてきた応答信号の受信電界強度情報に基づき、グループ化を行う。グループ化判断の処理は、図9のフローチャートに従い制御部22により処理される。
S910にて、制御部22は、無線部24を介して応答信号を受信した際の受信電界強度(RSSI)を測定する。
次に、S920にて、制御部22は、無線部24を介して受信した応答信号内に格納されている受信電界強度情報を抽出する。
S930にて、S910にて測定された受信電界強度、及びS920にて抽出された受信電界強度情報が閾値以上か否かを判断する。IEEE802.11a/b/g/nなどの2.4GHz帯や5GHz帯で無線通信を行う場合、送信電力10dBmで送信すると、5メートル離れた距離では、受信電界強度が約102.9dBμV/mとなり、10メートル離れた距離では、受信電界強度が約96.9dBμV/mとなるため、本実施例では100dBμV/mを閾値として予め設定し、閾値以上か否かを判断するものとする。尚、受信電界強度の求め方は無線通信技術では一般的なものであり、詳しくは述べない。また、本実施例では、S930にて、S910にて測定された受信電界強度及び920にて抽出された受信電界強度情報を同じ閾値と比較しているが、それぞれ異なる閾値であってもよい。
S930にて、S910にて測定された受信電界強度及び920にて抽出された受信電界強度情報の両方が閾値以上であると判断された場合、S950に進み、所望エリア50内に配置されたグループ化したいセンサ装置10であると判断し、センサ機器のID情報、センサ種類、無線LAN用IPアドレス、無線LAN用MACアドレスを夫々対応付けてメモリ部26に記憶する。このメモリ部26に記憶されたセンサ機器10がグループ化されたものとして取り扱われる。
S930にて、少なくともS910にて測定された受信電界強度及び920にて抽出された受信電界強度情報のどちらかが閾値未満であると判断された場合、つまり、所望エリア50より外にある、グループ化させたくないセンサ機器11が周辺環境によりグループ化設定要求信号(S81)をたまたま受信できてしまい、応答信号(S83)を返送した場合は、応答信号が破棄される。
なお、親機20のグループ化判断処理(図9)は、グループ化設定要求信号を送信してから所定の時間内にセンサ機器10、11から応答信号が返信されてきたものだけを対象として処理を行うものとする。
本発明のグループ化を行った後の処理は、グループ化した場合に適したセンサ測定データの収集・管理がなされる。
なお、本実施例では、グループ化判断をS910にて測定された受信電界強度及び920にて抽出された受信電界強度情報の閾値に基づき決定しているが、本実施例に限るものではなく、受信した全ての受信電界強度(受信電界強度情報)を大きい順から並べ、隣の受信電界強度(受信電界強度情報)と著しく差があるところを所望エリアの区切りと判断し、著しく差があるところの受信電界強度(受信電界強度情報)を超える受信電界強度(受信電界強度情報)を持つものを所望エリア50内に存在するグループ化しようとするセンサ機器10であると判断してもよい。
これにより、センサ機器でグループ化設定要求信号受信した際の受信電界強度と、応答信号を受信した際の受信電界強度との両方を受信電界強度に基づき、所望エリア50内に存在するグループ化しようとするセンサ機器か否かを判断するため、より正確な判断が可能となる。
次にグループ化する手順の更なる変形例について図10乃至図12を用いて説明する。
前述と同様に、親機20の周辺に、グループ化したいセンサ機器10a〜dを所望エリア50内に配置する(図1参照)。本実施例では、所望エリア50は、親機20を中心とした半径5メートル程度のエリアとする。
親機20は、制御部22にて、親機20のID情報を含んだグループ化設定用のパケットを生成し、グループ化設定要求信号として無線部24を介してブロードキャストで送信する(S101)。
センサ機器10は、無線部14を介してS41で受信したグループ化設定要求信号を受信すると、応答信号を送信するか否かの判断処理を行う。応答信号の送信判断処理は、後述する図11のフローチャートに従い制御部12により処理される。制御部12にて、応答信号を送信すると判断された場合、グループ化設定要求信号を送信した親機20のID情報と、測定した受信電界強度の情報と、センサ機器自身のID情報と、センサの種類を示す情報を含んだ応答用のパケットを生成し、応答信号として無線部14を介して、グループ化設定要求信号を送信した親機20に送信する(S103)。
親機20は、各センサ機器10から送られてきた応答信号の受信電界強度情報に基づき、グループ化を行う。グループ化判断の処理は、後述する図12のフローチャートに従い制御部22により処理される。
応答信号の送信判断処理について図11を用いて説明する。
S1110にて、制御部12は、無線部14を介してグループ化設定要求信号を受信した際の受信電界強度(RSSI)を測定する。
S1130にて、S1110にて測定された受信電界強度が閾値以上か否かを判断する。IEEE802.11a/b/g/nなどの2.4GHz帯や5GHz帯で無線通信を行う場合、送信電力10dBmで送信すると、5メートル離れた距離では、受信電界強度が約102.9dBμV/mとなり、10メートル離れた距離では、受信電界強度が約96.9dBμV/mとなるため、本実施例では100dBμV/mを閾値として予め設定し、閾値以上か否かを判断するものとする。尚、受信電界強度の求め方は無線通信技術では一般的なものであり、詳しくは述べない。
S1130にて閾値以上であると判断された場合、S1150に進み、自センサ機器は、親機20の所望エリア50内に配置されたグループ化したいセンサ装置10であると判断し、グループ化設定要求信号を送信した親機20のID情報と、S1110で測定した受信電界強度の情報と、センサ機器自身のID情報と、センサの種類を示す情報を含んだ応答用のパケットを生成し、応答信号として無線部14を介して、グループ化設定要求信号を送信した親機20に送信する(図10のS103)。
S1130にて閾値未満であると判断された場合、つまり、自センサ機器が所望エリア50より外にある、グループ化させたくないセンサ機器11であると判断した場合は、グループ化設定要求信号(S101)を破棄する。
グループ化判断の処理について図12を用いて説明する。
S1210にて、制御部22は、無線部24を介して応答信号を受信した際の受信電界強度(RSSI)を測定する。
S1230にて、S1210にて測定された受信電界強度が閾値以上か否かを判断する。本実施例では100dBμV/mを閾値として予め設定し、閾値以上か否かを判断するものとする。尚、受信電界強度の求め方は無線通信技術では一般的なものであり、詳しくは述べない。
S1230にて閾値以上であると判断された場合、S1250に進み、所望エリア50内に配置されたグループ化したいセンサ装置10であると判断し、センサ機器のID情報、センサ種類、無線LAN用IPアドレス、無線LAN用MACアドレスを夫々対応付けてメモリ部26に記憶する。このメモリ部26に記憶されたセンサ機器10がグループ化されたものとして取り扱われる。
S1230にて閾値未満であると判断された場合、つまり、所望エリア50より外にある、グループ化させたくないセンサ機器11が周辺環境によりグループ化設定要求信号(S101)をたまたま受信できてしまい、応答信号(S103)を返送した場合は、応答信号が破棄される。
なお、親機20のグループ化判断処理(図10)は、グループ化設定要求信号を送信してから所定の時間内にセンサ機器10、11から応答信号が返信されてきたものだけを対象として処理を行うものとする。
なお、本実施例では、グループ化判断を受信電界強度の閾値に基づき決定しているが、本実施例に限るものではなく、受信した全ての応答信号の受信電界強度を大きい順から並べ、隣の受信電界強度と著しく差があるところを所望エリアの区切りと判断し、著しく差がある受信電界強度を超える受信電界強度のものを所望エリア50内に存在するグループ化しようとするセンサ機器10であると判断してもよい。
これにより、センサ機器側で親機の所望エリア内かを判断し、所望エリア内であると判断した場合のみ応答信号を送信するため、親機側の処理が軽減される。
以上の説明した本実施の形態において、親機20からのグループ化設定要求信号に応答する際、センサ機器10は、応答信号に、センサ部16による測定データも同じ応答信号に含んで送信するようにしてもよい。これにより、グループ化設定の時点からのセンサ測定データ収集が可能になり、きめ細かなセンサ測定データの収集・管理が行える。この場合、あるセンサ機器から送られてきた応答信号内のセンサ測定データが、他のセンサ機器からのセンサ測定データと逸脱している場合は、親機20においてセンサ部16の故障であるとして、他のセンサ機器から逸脱したセンサ機器をグループ化から除外するようにしてもよい。
以上により、周辺環境により電界強度が影響を受け、電波の有効範囲が変化しても、グループ化しようとする所望エリア外に存在するセンサ機器がグループ化されることを防止でき、所望エリア内のセンサ機器のみ最適にグループ化できる。
また、本実施の形態では、センサ機器を用いて説明したが、無線機能を備えグループ化されるものであれば、どのような無線端末装置であってもよいことは云うまでもない。
以上、本実施の形態では本発明の一例を示したが、これに限るものではない。
10 センサ機器、11 センサ機器、12 制御部、14 無線部、20 親機、22 制御部、24 無線部、26 メモリ部。
Claims (2)
- グループ化の設定要求信号を送信し、
他無線端末装置からの前記グループ化の設定要求信号に応答した信号を受信し、
前記受信した応答信号から電界強度情報を抽出し、
電界強度情報が閾値以上の場合に、前記無線端末装置をグループ化するグループ登録装置。 - グループ登録装置からのグループ化の設定要求信号を受信し、
前記グループ化の設定要求信号の受信時の電界強度を測定し、
前記測定した電界強度情報を含んだ応答信号を前記グループ登録装置に送信する無線端末装置。
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