JP2011013427A - 帯電装置、カートリッジ、および画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、カートリッジ、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 付着物の付着による帯電部材の汚染が抑制された帯電装置、カートリッジ、および画像形成装置を提供する。
【解決手段】 被帯電体に接触して回転する、電圧が印加され停止される、該電圧の印加中に該電圧によって該被帯電体の表面に電荷を付与する帯電部材と、少なくとも表層がスポンジ状であって前記帯電部材と接触して回転することで該帯電部材の表面を清掃する、該帯電部材に対する電圧停止中の少なくとも一時には、該帯電部材との接触箇所における互いの表面の移動方向が同一となる回転方向に、自身の表面の移動速度が該帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度となる回転速度で回転する清掃部材とを備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、帯電装置、カートリッジ、および画像形成装置に関する。
従来より、帯電ロールの表面に付着した付着物(例えばトナー、外添剤、放電生成物など)を清掃するために帯電ロールに接触して回転する清掃ロールが提案されている。
特開平8−62948号公報 特開平8−227208号公報 特開平9−127768号公報
本発明は、付着物の付着による帯電部材の汚染が抑制された帯電装置、カートリッジ、および画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る帯電装置は、
被帯電体に接触して回転する、電圧が印加され停止される、この電圧の印加中にこの電圧によってこの被帯電体の表面に電荷を付与する帯電部材と、
少なくとも表層がスポンジ状であって上記帯電部材と接触して回転することでこの帯電部材の表面を清掃する、この帯電部材に対する電圧印加の停止中の少なくとも一時には、この帯電部材との接触箇所における互いの表面の移動方向が同一となる回転方向に、自身の表面の移動速度がこの帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度となる回転速度で回転する清掃部材とを備えたことを特徴とする。
請求項2に係る帯電装置は、
上記清掃部材は、上記帯電部材に対する電圧停止中の、この帯電部材が少なくとも1回転する期間中に、この帯電部材の表面の移動方向と同じ方向に、この帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度で移動するように回転するものであることを特徴とする。
請求項3に係る帯電装置は、
上記清掃部材は、自身の表面の移動速度が上記帯電部材の表面の移動速度よりも遅くて速度比が0.6以上0.9以下となる回転速度で回転するものであることを特徴とする。
請求項4に係る帯電装置は、
上記帯電部材が、ポリアミド樹脂層を少なくとも表面に有することを特徴とする。
請求項5に係る帯電装置は、
上記帯電部材が、ポリアミド樹脂粒子を含有したポリアミド樹脂層を少なくとも表面に有するものであることを特徴とする。
請求項6に係る帯電装置は、
上記帯電部材が、5μm以上15μm以下の表面粗さ(Rz)を有するものであることを特徴とする。
請求項7に係る帯電装置は、
上記帯電部材および上記清掃部材が、各々独立の駆動源によって回転駆動されるものであることを特徴とする。
請求項8に係るカートリッジは、
被帯電体に接触して回転する、電圧が印加され停止される、この電圧の印加時にこの被帯電体の表面に電荷を付与する帯電部材と、
上記帯電部材と接触して回転することでこの帯電部材の表面を清掃する、この帯電部材に対する電圧停止中の少なくとも一時には、この帯電部材と接触した表面がこの帯電部材の表面の移動方向と同じ方向に、この帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度で移動するように回転する清掃部材とを備えたことを特徴とする。
請求項9に係るカートリッジは、
表面に像を保持する像保持体を備え、
上記帯電部材が、上記被帯電体として上記像保持体の表面に電荷を付与するものであることを特徴とする。
請求項10に係る画像形成装置は、
被帯電体に接触して回転する、電圧が印加され停止される、この電圧の印加時にこの被帯電体の表面に電荷を付与する帯電部材と、
上記帯電部材と接触して回転することでこの帯電部材の表面を清掃する、この帯電部材に対する電圧停止中の少なくとも一時には、この帯電部材と接触した表面がこの帯電部材の表面の移動方向と同じ方向に、この帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度で移動するように回転する清掃部材とを備えたことを特徴とする。
請求項11に係る画像形成装置は、
表面に像を保持する像保持体を備え、
上記帯電部材が、上記被帯電体として上記像保持体の表面に電荷を付与するものであることを特徴とする。
請求項12に係る画像形成装置は、
表面に像を保持する像保持体を備え、
上記帯電部材が、上記被帯電体として上記像保持体の表面に電荷を付与するものであり、
上記帯電部材によって電荷が付与された像保持体の表面に像形成を行う像形成部を備えたことを特徴とする。
請求項13に係る画像形成装置は、
表面に像を保持する像保持体を備え、
上記帯電部材が、上記被帯電体として上記像保持体の表面に電荷を付与するものであり、
上記帯電部材によって電荷が付与された像保持体の表面に静電潜像を形成する潜像形成部と、
上記像保持体の表面に形成された静電潜像を、トナーを含んだ現像剤で現像することによりトナー像形成を行う現像器とを備えたことを特徴とする。
請求項14に係る画像形成装置は、
上記清掃部材は、上記帯電部材に対する電圧印加が停止された時点で、この帯電部材との接触箇所における互いの表面の移動方向が同一となる回転方向にこの帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度となる回転速度で回転するものであることを特徴とする。
請求項1に係る帯電装置によれば、本構成を有さない場合に比べ付着物の付着による帯電部材の汚染が抑制できる。
請求項2、3に係る帯電装置によれば、本構成を有さない場合に比べ帯電部材の汚染を確実に抑制できる。
請求項4に係る帯電装置によれば、本構成を有さない場合に比べ帯電部材に対する付着物の付着性を低下させることができる。
請求項5、6に係る帯電装置によれば、本構成を有さない場合に比べ帯電部材に対する付着物の付着性を一層低下させることができる。
請求項7に係る帯電装置によれば、本構成を有さない場合に比べ帯電部材の汚染の抑制を簡易な構造で実現することができる。
請求項8に係るカートリッジによれば、本構成を有さない場合に比べ付着物の付着による帯電部材の汚染を抑制できる。
請求項9に係るカートリッジによれば、本構成を有さない場合に比べ付着物の像保持体への移行を抑制できる。
請求項10に係る画像形成装置によれば、本構成を有さない場合に比べ付着物の付着による帯電部材の汚染を抑制できる。
請求項11に係る画像形成装置によれば、本構成を有さない場合に比べ付着物の像保持体への移行を抑制できる。
請求項12に係る画像形成装置によれば、本構成を有さない場合に比べ帯電部材上の付着物に起因する像形成不良を抑制できる。
請求項13に係る画像形成装置によれば、本構成を有さない場合に比べ帯電部材上の付着物に起因する、潜像およびトナー像の形成不良を抑制できる。
請求項14に係る画像形成装置によれば、本構成を有さない場合に比べ像形成に係る生産性を維持しつつ、付着物の付着による帯電部材の汚染を抑制できる。
本発明の実施形態におけるプリンタの概略構成図である。 図1に示される像形成部の一部の拡大図である。 図2に示される帯電ロールおよび清掃ロールの上面図である。 本発明の実施形態におけるK色用の各部の回転および放電のタイミングチャートである。 第1実施形態の図4に対応するタイミングチャートである。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、プリンタの概略構成図である。
図1に示されるプリンタ1は、像形成部10、電源部30、給紙カセット40、定着部60、搬送ロール50、排出ロール70、および、これらを制御する制御部20を備えている。
像形成部10は、上下4段に配置された現像部11Y、11M、11C、11K、感光体12Y、12M、12C、12K、帯電部13Y、13M、13C、13K、第1中間転写ロール101、第2中間転写ロール102、第3中間転写ロール103、2次転写ロール104、およびレーザー露光部105で構成されている。このプリンタ1が、本発明の画像形成装置の第1実施形態である。プリンタ1の像形成部10以外の各部の説明については、このプリンタ1における画像形成動作の説明と併せて後述する。
図2は、図1に示される像形成部の一部の拡大図である。
図2には、K色用の現像部11K、感光体12K、および帯電部13Kが示されている。K以外の各色用の現像部、感光体、および帯電部もそれぞれ同じ構造であることから、ここでは、K色用を代表的に取り上げて示されている。
図2に示される帯電部13Kは、感光体12Kに接触しながら矢印F方向に回転する帯電ロール131Kと、この帯電ロール131Kに接触して矢印G方向に回転する清掃ロール132Kを有している。帯電ロール131Kは、矢印B方向に回転する感光体12Kに所定の電荷を与え、清掃ロール132Kは、帯電ロール131Kに付着した付着物を除去する。このプリンタ1に備えられている感光体12Kの径は30mm、帯電ロール131Kの径および清掃ロール132Kの径は共に10mmである。
図2に示される現像部11Kは、現像剤を収容する収容槽110Kと、表面に現像剤を保持しながら矢印A方向に回転する現像ロール111Kとを有している。
また、図2には、帯電部13Kと感光体12Kとがカートリッジ化されたカートリッジ200が示されており、帯電部13Kまたは感光体12Kの固有の画質不良が発生した場合には、このカートリッジ200は、ユーザの手でカートリッジ200ごと交換できるようになっている。このカートリッジ200が本発明のカートリッジの一実施形態であり、この帯電部13Kが本発明の帯電装置の一実施形態である。また、帯電ロール131Kが本発明にいう帯電部材の一例に相当し、清掃ロール132Kが本発明にいう清掃部材の一例に相当する。
ここで、プリンタ1における画像形成の流れについて図1および図2を参照して説明する。
まず、帯電ロール131Y、131M、131C、131Kの回転に伴って所定の電荷が表面に与えられた各感光体12Y、12M、12C、12Kには、図1に示すレーザー露光部105からの、形成画像に応じたレーザー光照射により各色毎の静電潜像が各感光体12Y、12M、12C、12Kにそれぞれ形成される。その後、各色用の静電潜像は、回転する各色用の現像ロール111Y、111M、111C、111Kにそれぞれ保持されて各色用の感光体12Y、12M、12C、12Kとの間に形成された現像領域に運ばれた現像剤中のトナーにより現像される。その後、矢印D方向に回転する第1中間転写ロール101にはY(イエロー)色およびM(マゼンタ)色のトナー像がそれぞれ一次転写されて重ねられ、矢印C(シアン)方向に回転する第2中間転写ロール102にはC色およびK(黒)色のトナー像がそれぞれ一次転写されて重ねられる。その後、第1中間転写ロール101に重ねられているトナー像と第2中間転写ロール102に重ねられているトナー像とが第3中間転写ロール103に二次転写されて重ねられることでフルカラーの積層トナー像が第3中間転写ロール103上に形成される。このフルカラーの積層トナー像は、用紙カセッ40に収容され、搬送ロール50によってこの用紙カセット40から引き出された用紙上に2次転写ロール104により二次転写される。その後、フルカラーの積層トナー像が転写された用紙は搬送経路を移動して定着部60において加圧処理および加熱処理が施され、積層トナー像は用紙上に定着される。その後、積層トナー像が定着された用紙は、排出ローラ70によってプリンタ1の筐体100の上面に排出される。以上が、このプリンタ1における画像形成動作の簡単な説明である。
ところで、このプリンタ1のように、感光体に接触しながら回転して感光体に電荷を付与する、いわゆる接触帯電タイプの帯電ロールを採用している画像形成装置では、現像剤中にトナーと一緒に含まれている、帯電制御剤などの外添剤や感光体に付着しているトナーが帯電ロールに移行してくる他、感光体に電荷を付与する際の放電作用によって生成されるいわゆる放電生成物が帯電ロールに付着する。これら付着物が帯電ロールに付着したままになると帯電不良が発生し画質が低下する。このため、このようなタイプの画像形成装置では、このような帯電不良に起因する画質低下を防止するために、帯電ロールの表面に清掃ロールを帯電ロールに常時接触させて従動回転させ、これにより帯電ロールの表面から付着物を除去する技術が知られており、さらには、清掃ロールの回転速度を帯電ロールの回転速度とは異なる回転速度にすることでこれら付着物を除去するという技術も知られている。
本願発明者は、帯電ロールの表面に付着する、種類の異なるこれら付着物も除去できる条件を模索する中で、以下に示す条件が付着物の付着による帯電部材の汚染が最も抑制されることを知見するに至ったものである。
図3は、図2に示される帯電ロールおよび清掃ロールの上面図である。
図3には、帯電部13Kを構成する帯電ロール131Kと清掃ロール132Kを図2に示される矢印X方向に見た状態が示されている。この清掃ロール132Kは、表層部分がスポンジ状の発泡体ウレタンからなるものである。また、帯電ロール131Kは、表面層がポリアミド樹脂粒子を含有したポリアミド樹脂からなり、その表面粗さがRz8(μm)のものである。Rzは、JIS−B0601に従って測定した。
また、図3には、清掃ロール132K、帯電ロール131K、および感光体12Kの駆動系統が示されている。
このプリンタ1では、トナーの除去性をさほど低下させることなく外添剤の除去性を向上させるために帯電ロール131Kの清掃時には帯電ロール131Kの回転速度に対し清掃ロール132Kの回転速度を落としており、また、このような回転速度の制御を簡易な構造で実現するために清掃ロール132Kの駆動系統と帯電ロール131Kの駆動系統は互いに独立している。
帯電ロール131Kを回転駆動させる駆動系統は、感光体12Kもその系統に組み入れており、感光体12Kの中心軸に中心が貫通されて固定された中継ギア121Kと、帯電ロール131Kの中心軸に中心が貫通されて固定された被駆動ギア122Kと、印加される電圧に比例した回転速度が得られる感光体用モータ124Kと、この感光体用モータ124Kの回転軸に中心が貫通されて固定された駆動ギア123Kと、制御部20からの指示により感光体用モータ124Kへの印加電圧を切り替える第1切替部125Kとで構成されている。一方、清掃ロール132Kを回転駆動させる駆動系統は、清掃ロール132Kの中心軸に中心が貫通されて固定された被駆動ギア134Kと、印加される電圧に比例した回転速度が得られる清掃ロール用モータ136Kと、この清掃ロール用モータ136Kの回転軸に中心が貫通されて固定された駆動ギア135Kと、制御部20からの指示により清掃ロール用モータ124Kへの印加電圧を切り替える第2切替部137Kとで構成されている。また、図3には、図1にも示される電源30が、制御部20から指示をうける第3切替部139Kと接続端子138Kとを介して帯電ロール131Kに繋げられている様子が示されている。
第1切替部125Kは、電源30から感光体用モータ124Kへの印加電圧を、制御部20からの指示により所定電圧とするか、0とするかのいずれかに切り替える。制御部20からの指示により第1切替部125Kが感光体用モータ124Kへの印加電圧を0とすると感光体用モータ115Kは停止する。
第2切替部137Kは、電源30から清掃ロール用モータ136Kへの印加電圧を、制御部20からの指示により第1の所定電圧とするか、第1の所定電圧よりも少ない第2の所定電圧とするか、あるいは、0とするかのいずれかに切り替える。また、制御部20からの指示により第2切替部137Kが清掃ロール用モータ136Kへの印加電圧を0とすると清掃ロール用モータ136Kは停止する。
第1切替部125Kが、電源30から感光体用モータ124Kへの印加電圧を、制御部20からの指示により所定電圧とし、第2切替部137Kが、電源30からの清掃ロール用モータ124Kへの印加電圧を、制御部20からの指示により第1の所定電圧にすると、清掃ロール132Kと帯電ロール131Kとの接触箇所における互いの表面の移動方向が同一となる回転方向について、帯電ロール132Kの表面の移動速度に対する清掃ロール132Kの表面の移動速度比は1となる。一方、第1切替部125Kが、電源30から感光体用モータ124Kへの印加電圧を制御部20からの指示により所定電圧とし、第2切替部137Kが、電源30からの清掃ロール用モータ124Kへの印加電圧を制御部20からの指示により第2の所定電圧にすると、清掃ロール132Kと帯電ロール131Kとの接触箇所における互いの表面の移動方向が同一となる回転方向について、帯電ロール132Kの表面の移動速度に対する清掃ロール132Kの表面の移動速度比は約0.7となる。
第3切替部139Kは、電源30から帯電ロール131Kに対する電圧印加を、制御部20からの指示により、帯電ロール131Kに対する第1の所定電圧とするか、0とするかのいずれかに切り替える。帯電ロール131Kの周囲で放電生成物が発生している状態で帯電ロール131Kの回転速度に対し清掃ロール132Kの回転速度を落とすと却って放電生成物を帯電ロールに付着させることとなることから、このプリンタ1では、電源30から帯電ロール131Kに対する印加電圧が0とされている間に清掃ロール132Kの回転速度を帯電ロール131Kの回転速度よりも低速にしている。これにより、トナーの除去性をさほど低下させることなく外添剤の除去性を確保すると共に、帯電ロールへの放電生成物の付着の抑制が図られている。
図4は、K色用の各部の回転および放電のタイミングチャートである。
図4には、一連の画像形成を行う際の、上段から順に、感光体12Kの回転、帯電ロール131Kの回転、帯電ロール131Kの放電、および清掃ロール132Kそれぞれのタイミングチャートが示されている。
前述したように、帯電ロール131Kの径および清掃ロール132Kの径は共に10mmである。また、清掃ロール132Kの、図4に示される画像形成開始前の1回転目から一連の画像形成が終了した6回転目までの回転周期は帯電ロール131Kの回転周期と同じである。このため、清掃ロール132Kと帯電ロール131Kとの接触箇所における互いの表面の移動方向が同一となる回転方向について、帯電ロール132Kの表面の移動速度に対する清掃ロール132Kの表面の移動速度比は1となっている。これに対し、画像形成が終了、すなわち帯電ロール131Kへの電圧印加が0とされ放電が停止された次の7回転目から清掃ロール132Kが停止するまでの清掃ロール132Kの回転周期は帯電ロール131Kの回転周期よりも長くなっており、帯電ロール132Kの表面の移動速度に対する清掃ロール132Kの表面の移動速度比は約0.7となっている。
これにより、このプリンタ1では、トナーの除去性をさほど低下させること無く現像ロールからの外添剤の除去性が確保されると共に、帯電ロール131Kへの放電生成物の付着が抑制される。
また、このプリンタ1では、帯電ロール131Kの放電が停止され、清掃ロール132Kの回転速度が帯電ロール131Kの回転速度よりも遅くなった後に、帯電ロール12Kが1回転以上(ここでは3回転)して停止する。このため、帯電ロール131Kの全周に渡る外添剤の除去が行われる。
また、このプリンタ1では、清掃ロール132Kと帯電ロール131Kとの接触箇所における互いの表面の移動方向が同一となる回転方向について、帯電ロール132Kの表面の移動速度に対する清掃ロール132Kの表面の移動速度比を約0.7としていることで、外添剤の除去性の向上が図られている。また、このプリンタ1では、清掃ロール132Kの表層をスポンジ状の発泡体ウレタンとすることにより外添剤の掻取性を向上させることで外添剤の除去性の向上が図られている。
また、帯電ロール131Kを、表面層がポリアミド樹脂層を有するものとすることで、帯電ロール131Kへの付着物の付着性を低下させることでも外添剤の除去性の向上が図られている。また、このポリアミド樹脂層がポリアミド樹脂粒子を含有した表面粗さがRz8(μm)のものとすることで、表層がスポンジ状の発泡体ウレタンからなる清掃ロール132Kとの相乗効果により、外添剤の除去性の一層の向上が図られている。
次に、本発明の画像形成装置の第2実施形態について説明する。
第2実施形態と第1実施形態の相違点は、帯電ロール132Kの表面の移動速度に対する清掃ロール132Kの表面の移動速度比を約0.7にするタイミングが、一連の画像形成の終了後ではなく、一連の画像形成の開始前の帯電ロール131Kの放電がまだ開始されていない段階で行われる点である。以下、この相違点について説明する。
図5は、第1実施形態の図4に対応するタイミングチャートである。
図5には、一連の画像形成が開始される前、すなわち帯電ロール131Kへの電圧印加が開始される前の清掃ロール132Kの1回転目と2回転目までは、帯電ロール132Kの表面の移動速度に対する清掃ロール132Kの表面の移動速度比は約0.7となっている。これに対し、画像形成が開始された、すなわち帯電ロール131Kへの電圧印加が開始された3回転目から一連の画像形成が終了した8回転目までは、帯電ロール132Kの表面の移動速度に対する清掃ロール132Kの表面の移動速度比は1となっている。
以上説明した実施形態では、帯電部13Kと感光体12Kとをカートリッジ化した例を挙げて説明したが、本発明のカートリッジは、帯電部13Kのみがカートリッジ化されたものであってもよい。
また、以上に説明した実施形態では、本発明にいう帯電部材として、像形成のために感光体12Kを帯電する帯電部13Kの例に挙げて説明したが、本発明の帯電部材は、感光体12Kの表面に形成されたトナー像を、例えば中間転写ベルトや用紙上に転写する転写ロールであってもよい。
また、以上に説明した実施形態では、電子写真方式により像形成を行うための帯電を帯電部13Kが行う例を挙げて説明したが、本発明の帯電部材は、電子写真方式とは異なる方式の像形成のための帯電を行うものであってもよい。
以下、本発明についての実施例および比較例を説明する。
以下に説明する実施例および比較例では、富士ゼロックス社製のプリンタ(Docu Centre C450aに備えられている4色の画像形成部のうちのK色用の画像形成部のみを作動させるようにしたものであって、帯電ロールの放電開始と停止のタイミング、および、帯電ロールと清掃ロールの周速比の変更制御が可能な改造機において、帯電ロールの放電開始と停止のタイミング、帯電ロールと清掃ロールの周速比、および、帯電ロールと清掃ロールの表面組成条件をそれぞれ異ならせて、所定画像濃度の所定画像を連続で3万枚プリントした後の帯電ロールの、外添剤による汚染状態と放電生成物による汚染状態をそれぞれ調査した。尚、以下では、表層部分が非スポンジ状の清掃ロールには、表層がウレタン樹脂で成形されたものを使用し、ポリアミド層を有しない帯電ロールには、フッ素樹脂層を有しているものを使用している。
実施例1は、帯電ロールの放電停止後に周速比を0.5とし、清掃ロールとして、表層がスポンジ状である発泡体ウレタンのものを採用し、帯電ロールとして、表面層がフッ素樹脂層で表面粗さが0.5のものを採用した場合である。
実施例2は、表面粗さが16のものを採用した以外、実施例1と同じ条件である。
実施例3は、帯電ロールの放電停止後に周速比を0.6とした以外、実施例1と同じ条件である。
実施例4は、表面粗さが16のものを採用した以外、実施例3と同じ条件である。
実施例5は、帯電ロールの放電停止後に周速比を0.7とした以外、実施例1と同じ条件である。
実施例6は、表面粗さが5のものを採用した以外、実施例5と同じ条件である。
実施例7は、表面粗さが8のものを採用した以外、実施例5と同じ条件である。
実施例8は、帯電ロールとして、表面層がポリアミド樹脂層のものを採用した以外、実施例7と同じ条件である。
実施例9は、帯電ロールとして、表面層がポリアミド樹脂層のものを採用し、かつその樹脂層にポリアミド微粒子を含有している以外、実施例8と同じ条件である。
実施例10は、表面粗さが15のものを採用した以外、実施例5と同じ条件である。
実施例11は、表面粗さが16のものを採用した以外、実施例5と同じ条件である。
実施例12は、帯電ロールの放電停止後に周速比を0.8とした以外、実施例1と同じ条件である。
実施例13は、表面粗さが16のものを採用した以外、実施例12と同じ条件である。
実施例14は、帯電ロールの放電停止後に周速比を0.9とした以外、実施例1と同じ条件である。
実施例15は、表面粗さが16のものを採用した以外、実施例14と同じ条件である。
比較例1は、帯電ロールの放電停止後に周速比を1とした以外、実施例9と同じ条件である。
比較例2は、帯電ロールの放電停止後に周速比を1.2とした以外、実施例9と同じ条件である。
比較例3は、帯電ロールの放電を行ったままとした以外、実施例9と同じ条件である。
比較例4は、清掃ロールを非スポンジ状のものとした以外、実施例9と同じ条件である。
以上のように条件を変化させることで、‘帯電ロールの外添剤による汚染状態’および‘帯電ロールの放電生成物による汚染状態’について、以下の表1に示されている実験結果が得られた。
Figure 2011013427
表1には、上述の実施例1から実施例15までと、比較例1から比較例4までとのそれぞれについての、‘周速比’、‘周速差形成中の放電の有無’、‘清掃ロールの表面層’、‘帯電ロールの表面粗さ’、‘ポリアミド樹脂の有無’、‘ポリアミド微粒子の有無’、‘外添剤による汚染状態’、‘放電生成物による汚染状態’、および‘総合判定’が示されている。
評価については、‘外添剤による汚染状態’については、○+:付着無し、○:若干付着、○−:少し付着有り、△:付着がやや多いが許容範囲、×:付着が多く許容範囲外、××:強固に付着し画質不良を引き起こす、としている。‘放電生成物による汚染状態’についても、○+:付着無し、○:若干付着、○−:少し付着有り、△:付着がやや多いが許容範囲、×:付着が多く許容範囲外、××:強固に付着し画質不良を引き起こす、としている。また、‘総合判定’については、○+:非常に良い、○:良い、○−:問題ない、△:多少問題はあるが許容範囲内、×:問題が有り許容範囲外、としている。
実施例1、2では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.5とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さが極端に小さい0.5あるいは極端に大きい16であっても‘外添剤による汚染状態’と‘放電生成物による汚染状態’は共に‘△’となって、‘総合判定’も許容範囲内の‘△’となっている。
実施例3では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.6とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さが極端に小さい0.5であっても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘○’、‘放電生成物による汚染状態’の評価が‘○−’となって、‘総合判定’は‘○−’となっている。
実施例4では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.6とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さが極端に大きい16であっても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘○−’、‘放電生成物による汚染状態’の評価が‘○’となって、‘総合判定’は‘○−’となっている。
実施例5では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.7とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さが極端に小さい0.5であっても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘○’、‘放電生成物による汚染状態’の評価が‘○−’となって、‘総合判定’は‘○−’となっている。
実施例6、7、10では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.7とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さをそれぞれ5、8、15としていることで‘外添剤による汚染状態’の評価あるいは‘放電生成物による汚染状態’の評価が上昇して‘○’となって、‘総合判定’も‘○’となっている。
実施例8では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.7とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとし、さらに、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用していることで、帯電ロールの表面粗さが実施例7と同じであっても‘放電生成物による汚染状態’の評価は‘○’と同じでも、‘外添剤による汚染状態’の評価が‘○+’に上昇し、‘総合判定’も‘○+’に上昇している。
実施例9では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.7とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとし、さらに、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用していることに加え、このポリアミド樹脂にポリアミド樹脂微粒子を含有していることで‘外添剤による汚染状態’の評価が実施例8と同じ‘○+’であるものの、‘放電生成物による汚染状態’の評価は実施例8と比べて‘○+’に上昇し、‘総合判定’も‘◎’に上昇している。
実施例11では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.7とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さが極端に大きい16であっても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘○−’、‘放電生成物による汚染状態’の評価も‘○’となって、‘総合判定’も‘○−’となっている。
実施例12では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.8とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さが極端に小さい0.5であっても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘○’、‘放電生成物による汚染状態’の評価が‘○−’となって、‘総合判定’は‘○−’となっている。
実施例13では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.8とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さが極端に大きい16であっても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘○−’、‘放電生成物による汚染状態’の評価が‘○’となって、‘総合判定’は‘○−’となっている。
実施例14では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.9とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さが極端に小さい0.5であっても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘○’、‘放電生成物による汚染状態’の評価が‘○−’となって、‘総合判定’は‘○−’となっている。
実施例15では、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を0.9とし、かつ、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用しておらず、また、帯電ロールの表面粗さが極端に大きい16であっても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘○−’、‘放電生成物による汚染状態’の評価が‘○’となって、‘総合判定’は‘○−’となっている。
比較例1では、清掃ロールの表面層をスポンジ状出はあるものの、帯電ロールの放電を停止した状態での周速比を1としていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用し、さらに、このポリアミド樹脂にポリアミド樹脂微粒子を含有していても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘×’となっており、‘放電生成物による汚染状態’の評価が‘△’であるものの‘総合判定’は‘×’になっている。
比較例2では、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしているものの、帯電ロールの放電を停止した状態での周速比を1.2としていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用し、さらに、このポリアミド樹脂にポリアミド樹脂微粒子を含有していても‘外添剤による汚染状態’の評価が‘××’となっており、‘放電生成物による汚染状態’の評価が‘△’であるものの‘総合判定’は‘×’になっている。
比較例3では、清掃ロールの表面層をスポンジ状のものとしているものの、帯電ロールの放電を行った状態のまま周速比を0.7としていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用していることに加え、さらに、このポリアミド樹脂にポリアミド樹脂微粒子を含有しているにもかかわらず、放電生成物による汚染状態’の評価は‘××’となっており、‘外添剤による汚染状態’の評価は‘○’であるものの、‘総合判定’は‘×’になっている。
比較例4では、帯電ロールを停止した状態で周速比を0.7としているものの、清掃ロールの表面層が非スポンジ状のものとしていることで、帯電ロールにポリアミド樹脂を使用していることに加え、さらに、このポリアミド樹脂にポリアミド樹脂微粒子を含有しているにもかかわらず、放電生成物による汚染状態’の評価は‘×’となっており、‘外添剤による汚染状態’の評価は‘○’であるものの、‘総合判定’は‘×’になっている。
実施例1〜15と比較例1〜4からは、帯電ロールの放電を停止した状態で周速比を1未満し、かつ、清掃ロールの表面層がスポンジのものという条件が揃っている場合に、外添剤の除去性確保と放電生成物の現像ロールへの付着抑制とが図られることが確認できた。さらに、周速比を0.6〜0.9の範囲内とすることで、外添剤の除去性確保と放電生成物の現像ロールへの付着抑制が向上することが確認できた。
また、実施例5、6、7、10、11からは、帯電ロールの表面粗さを5〜15の範囲内とすることでも外添剤の除去性確保と放電生成物の現像ロールへの付着抑制が向上することが確認できた。
実施例7〜9からは、帯電ロールの表面層がポリアミド樹脂からなることで、外添剤の除去性確保と放電生成物の現像ロールへの付着抑制が向上することが確認でき、さらに、そのポリアミド樹脂にポリアミド微粒子を含有することで、外添剤の除去性確保と放電生成物の現像ロールへの付着抑制が一層向上することが確認できた。
1 プリンタ
10 像形成部
11Y、11M、11C、11K 現像部
12Y、12M、12C、12K 感光体
121Y、121M、121C、121K 中継ギア
122Y、122M、122C、122K 被駆動ギア
123Y、123M、123C、123K 駆動ギア
124Y、124M、124C、124K 感光体用モータ
125Y、125M、125C、125K 第1切替部
13Y、13M、13C、13K 帯電部
131Y、131M、131C、131K 帯電ロール
132Y、132M、132C、132K 清掃ロール
134Y、134M、134C、134K 被駆動ギア
135Y、135M、135C、135K 駆動ギア
136Y、136M、136C、136K 清掃ロール用モータ
137Y、137M、137C、137K 第2切替部
138Y、138M、138C、138K 接続端子
139Y、139M、139C、139K 第3切替部
20 制御部
30 電源部
200 カートリッジ

Claims (14)

  1. 被帯電体に接触して回転する、電圧が印加され停止される、該電圧の印加中に該電圧によって該被帯電体の表面に電荷を付与する帯電部材と、
    少なくとも表層がスポンジ状であって前記帯電部材と接触して回転することで該帯電部材の表面を清掃する、該帯電部材に対する電圧印加の停止中の少なくとも一時には、該帯電部材との接触箇所における互いの表面の移動方向が同一となる回転方向に、自身の表面の移動速度が該帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度となる回転速度で回転する清掃部材とを備えたことを特徴とする帯電装置。
  2. 前記清掃部材は、前記帯電部材に対する電圧停止中の、該帯電部材が少なくとも1回転する期間中に、該帯電部材の表面の移動方向と同じ方向に、該帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度で移動するように回転するものであることを特徴とする請求項1記載の帯電装置。
  3. 前記清掃部材は、自身の表面の移動速度が前記帯電部材の表面の移動速度よりも遅くて速度比が0.6以上0.9以下となる回転速度で回転するものであることを特徴とする請求項1または2記載の帯電装置。
  4. 前記帯電部材が、ポリアミド樹脂層を少なくとも表面に有するものであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の帯電装置。
  5. 前記帯電部材が、ポリアミド樹脂粒子を含有したポリアミド樹脂層を少なくとも表面に有するものであることを特徴とする請求項4記載の帯電装置。
  6. 前記帯電部材が、5μm以上15μm以下の表面粗さ(Rz)を有するものであることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載の帯電装置。
  7. 前記帯電部材および前記清掃部材が、各々独立の駆動源によって回転駆動されるものであることを特徴とする請求項1から6のうちいずれか1項記載の帯電装置。
  8. 被帯電体に接触して回転する、電圧が印加され停止される、該電圧の印加時に該被帯電体の表面に電荷を付与する帯電部材と、
    前記帯電部材と接触して回転することで該帯電部材の表面を清掃する、該帯電部材に対する電圧停止中の少なくとも一時には、該帯電部材と接触した表面が該帯電部材の表面の移動方向と同じ方向に、該帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度で移動するように回転する清掃部材とを備えたことを特徴とするカートリッジ。
  9. 表面に像を保持する像保持体を備え、
    前記帯電部材が、前記被帯電体として前記像保持体の表面に電荷を付与するものであることを特徴とする請求項8記載のカートリッジ。
  10. 被帯電体に接触して回転する、電圧が印加され停止される、該電圧の印加時に該被帯電体の表面に電荷を付与する帯電部材と、
    前記帯電部材と接触して回転することで該帯電部材の表面を清掃する、該帯電部材に対する電圧停止中の少なくとも一時には、該帯電部材と接触した表面が該帯電部材の表面の移動方向と同じ方向に、該帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度で移動するように回転する清掃部材とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 表面に像を保持する像保持体を備え、
    前記帯電部材が、前記被帯電体として前記像保持体の表面に電荷を付与するものであることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 表面に像を保持する像保持体を備え、
    前記帯電部材が、前記被帯電体として前記像保持体の表面に電荷を付与するものであり、
    前記帯電部材によって電荷が付与された像保持体の表面に像形成を行う像形成部を備えたことを特徴とする請求項10または11記載の画像形成装置。
  13. 表面に像を保持する像保持体を備え、
    前記帯電部材が、前記被帯電体として前記像保持体の表面に電荷を付与するものであり、
    前記帯電部材によって電荷が付与された像保持体の表面に静電潜像を形成する潜像形成部と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像を、トナーを含んだ現像剤で現像することによりトナー像形成を行う現像器とを備えたことを特徴とする請求項10から12のうちいずれか1項記載の画像形成装置。
  14. 前記清掃部材は、前記帯電部材に対する電圧印加が停止された時点で、該帯電部材との接触箇所における互いの表面の移動方向が同一となる回転方向に該帯電部材の表面の移動速度よりも遅い速度となる回転速度で回転するものであることを特徴とする請求項12または13記載の画像形成装置。
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