JP2007304335A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写し、さらに二次転写装置により記録媒体に転写する画像形成装置における、二次転写装置表面の汚れトナーを清掃する二次転写装置清掃装置を提供する。
【解決手段】 二次転写ローラ18には転写バイアス印加制御装置31aの制御の下に転写バイアス印加装置31bから転写バイアスが印加され、中間転写ベルト17と二次転写ローラ18との間を通過する記録媒体Pに中間転写ベルト17上のトナー像が転写される。二次転写装置清掃装置30の清掃部材33は、二次転写ローラ表面の汚れトナー38を掻き取り、清掃部材33を構成する発泡セル内部に取り込む。発泡セルに清掃バイアスを印加すると内部の汚れトナー38は二次転写ローラ18の表面に排出され、さらに中間転写ベルト17上に排出され、最後に中間転写ベルトクリーニング装置に回収される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電子複写機、プリンタ、ファクシミリ装置やその複合機などの画像形成装置の像担持体、特に二次転写ローラ上に付着した汚れトナーなどを清掃するクリーニング装置を備えた電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、像担持体(感光体)上に形成された画像潜像をトナーで現像し、形成されたトナー像を中間転写ベルト等の中間転写体に転写した後、更に記録媒体に転写し、或いは直接記録媒体に転写し、トナー像が転写された記録媒体を定着処理して画像を形成する工程をとる。
中間転写ベルト等の中間転写体に転写されたトナー像を更に記録媒体に転写するとき使用される二次転写ローラには、像間や記録媒体の外部のかぶりトナーが付着するほかトナーの外添剤や紙粉などが付着し、これらのかぶりトナーやトナーの外添剤、紙粉などが記録媒体の裏面に付着して汚すことがある。以下の説明ではこれらのかぶりトナー等を纏めて、汚れトナーと呼ぶことにする。
二次転写ローラに付着した汚れトナーは高品質の画像形成に支障をきたすので、二次転写ローラの表面から汚れトナーを除去する二次転写ローラの清掃方法が知られているが、二次転写ローラの清掃方法には、以下に記載するような種々の方法がある。
図8は、従来の第1の二次転写ローラの清掃方法を説明する図である。図8において、101は図示しない画像形成装置の中間転写ベルトで、駆動ローラ102に巻掛けられて駆動される。103は二次転写ローラで、その表面には汚れトナー108が付着している。二次転写ローラ103に、清掃バイアス制御装置105の制御の下に清掃バイアス電源104から図9に示すような交流波形の清掃バイアス電位を印加すると、二次転写ローラ103の表面の汚れトナー108は中間転写ベルト101の表面に吐き出され、清掃される。中間転写ベルト101の表面に吐き出された汚れトナー108は、中間転写ベルト101のクリーニング装置(図示せず)に回収される。
図10は、従来の第2の二次転写ローラの清掃方法を説明する図である。図10において、101は図示しない画像形成装置の中間転写ベルトで、駆動ローラ102に巻掛けられて駆動される。二次転写ローラ103の表面には汚れトナー108が付着しているが、二次転写ローラ103にはゴム製のクリーニングブレード106が押圧され、汚れトナー108は機械的に削り取られて清掃される。
図11は、従来の第3の二次転写ローラの清掃方法を説明する図である。図11において、101は図示しない画像形成装置の中間転写ベルトで、駆動ローラ102に巻掛けられて駆動される。二次転写ローラ103の表面には汚れトナー108が付着しているが、二次転写ローラ103にはクリーニングブラシ107が押圧され、汚れトナー108は機械的に削り取られて清掃される。
図12は、画像形成装置の二次転写ローラの清掃方法ではなく、従来の画像形成装置の帯電ローラの清掃方法を説明する図である。感光体112に接触配置された帯電ローラ113に、樹脂発泡体から構成されるクリーニングローラ114が接触配置され、帯電ローラ113の表面に付着した汚れトナー等はクリーニングローラ114に吸着され、清掃される(特許文献1参照)。なお、図12において、115は露光装置、116は現像装置、117は転写装置、118は感光体112のクリーニング装置を示す。
クリーニングローラ114を構成する樹脂発泡体は、連続気泡構造を有する脆い性質のもので、吸着した汚れトナーと共に樹脂発泡体の表面が剥離し、常に新しい表面で清掃することができるように構成されている(特許文献1参照)。
また、同様に樹脂発泡体から構成されるクリーニングローラで感光体表面をクリーニングする手段も知られている(特許文献2参照)。
特開2004−361916号公報。 特開2004−341085号公報。
前記した従来の二次転写ローラの清掃方法のうち、第1の清掃方法である二次転写ローラにバイアスを印加する方法では、トナー帯電量が高い場合は汚れトナーの二次転写ローラへの付着力が高く、また、トナー帯電量が低い場合は汚れトナーと逆極性の電圧を印加しても反撥力が小さく、どちらも十分な清掃ができない。
さらに、最近は高精細が画像を形成するため球形化、小径化されたトナーが使用されるようになったが、球形化、小径化されたトナーは付着力が高く、流動性が低い。従来の二次転写ローラの表面は発泡性樹脂層のみで構成されていたが、トナーの球形化、小径化によりクリーニング性能が低下するため、最近は二次転写ローラとして、発泡性樹脂層の上にコート層を形成したコートローラが使用されるようになった。
図13は、二次転写ローラとして使用されるコートローラ120の断面形状を説明する図で、芯金121の上に発泡性樹脂層122が形成され、その発泡性樹脂層122の上に離型性の高いコート層123が形成されている。
しかし、コートローラを二次転写ローラとして使用するとき、表面に付着した汚れトナーが十分に清掃されないときは、ローラ表面に汚れトナーの外添剤がフィルム状に形成されて付着するフィルミングの可能性があり、フィルミングした場合は形成される画像に濃度むらが発生する等の画像不良の発生原因となる。
また、前記した第2、第3の清掃方法である機械的清掃方法は、クリーニングブレードやクリーニングブラシを使用するため製造コストが増加するほか、削り取られた汚れトナーを回収する手段が必要で、製造コストが増加するほか、装置が大きくなるという不都合がある。
さらに、図12を参照して説明した帯電ローラの清掃方法を画像形成装置の二次転写ローラの清掃方法に適用するときは、吸着した汚れトナーと共に樹脂発泡体の表面が剥離するから、剥離物を回収する回収手段が必要で、製造コストが増加するほか、装置が大きくなるという不都合がある。
また、樹脂発泡体を剥離しない発泡体とし、剥離物を回収する回収手段を必要としない構成とした場合は、発泡体内部に吸着保持できる汚れトナーの量には限界があるため、樹脂発泡体の使用可能寿命が短いという不都合がある。
この発明は、上記課題を解決し、大幅なコストの増加がなく比較的低価格で確実に汚れトナーの清掃が可能な二次転写ローラ清掃装置を備えた画像形成装置を提供することにある。
この発明は上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、像担持体上に形成された画像潜像をトナーで現像し、形成されたトナー像を中間転写体に転写し、中間転写体に転写されたトナー像を二次転写装置により記録媒体に転写する画像形成装置において、連続気泡構造を有する導電性樹脂発泡体で構成された前記二次転写装置の表面を清掃する二次転写装置清掃装置と、前記二次転写装置に転写バイアスを印加する転写バイアス印加装置及び転写バイアスを印加するタイミングを制御する転写バイアス印加制御装置と、前記二次転写装置清掃装置に清掃バイアスを印加する清掃バイアス印加装置及び清掃バイアスを印加するタイミングを制御する清掃バイアス印加制御装置とを備え、前記清掃バイアス印加制御装置は、像担持体上に形成される2つのトナー像の像間において、前記二次転写装置に印加する転写バイアスとは逆極性の電位の清掃バイアスを二次転写装置清掃装置に印加することを特徴とする画像形成装置である。
そして、前記清掃バイアス印加制御装置により清掃バイアスが二次転写装置清掃装置に印加されるとき、前記転写バイアス印加制御装置は二次転写装置に転写バイアスとは逆極性で、前記清掃バイアス電位よりも小さいバイアス電位を印加する。
また、前記二次転写装置は二次転写ローラであって、前記像担持体と二次転写ローラとの転写ニップ部から前記二次転写装置清掃装置までの二次転写ローラの周面長は、像担持体上に形成される2つのトナー像の像間距離よりも短く設定されるものとする。
そして、前記二次転写装置清掃装置に印加される清掃バイアスと前記二次転写装置に印加される転写バイアスとは、以下に記載する時間の関係にある。
T4 ≧T1 +T3 ・・・・・(1)
T4 ≦T2 ・・・・・・・・(2)
但し、T1 :清掃バイアス印加時間
T2 :像間通過時間
T3 :二次転写装置へ排出された汚れトナーが中間転写体に
排出されるまでの時間
T4 :転写バイアス印加時間。
そして、前記清掃バイアスは、連続して実行される複数の画像形成動作が終了する時点で二次転写装置清掃装置に印加するようにしてもよい。
また、前記二次転写装置は、芯金の外側に配置された発泡性樹脂層の外表面を離型性の高いコート層で被覆された、少なくとも2層以上の樹脂層を備えた二次転写ローラであってもよい。
この発明によれば、二次転写転写装置(二次転写ローラ)に付着したトナー、外添剤、紙粉などの汚れトナーは二次転写装置清掃装置を構成する樹脂発泡体(発泡セル)の内部に機械的な力で取り込まれるので、帯電量の大小等電気的特性に関わらず二次転写装置を清掃することができ、記録媒体の裏汚れや二次転写装置のフィルミングによる画像むら等の画像不良の発生することがなく、高品質の画像を形成することができる。
また、この発明の二次転写装置清掃装置を構成する導電性樹脂発泡体は、連続気泡構造を有する導電性樹脂発泡体からなるから、クリーニングブレードやブラシを使用するもののように構成を複雑にすることなく、製造コストを高めることもない。
さらに、この発明の二次転写装置清掃装置は、発泡体表面を剥離させることなく使用されるから、従来のこの種の清掃装置のように剥離物の回収装置を必要としない。また、この発明の二次転写装置清掃装置は、回収した汚れトナーを像間で定期的に二次転写装置を介して中間転写体に排出するので、樹脂発泡体(発泡セル)の汚れトナー回収容量の大きさから二次転写装置清掃装置の寿命が決定されることがなく、長期間にわたり安定して使用することができる。
以下、この発明をタンデム方式のフルカラー画像形成装置に適用した実施の形態について説明する。
図1は、この発明を適用したタンデム方式のフルカラー画像形成装置10の構成を説明する図で、タンデム方式のフルカラー画像形成装置自体は公知の構成であるから、構成の概要だけを簡単に説明する。
図1において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色の画像を形成する作像ユニット11、12、13、14が、駆動ローラ15および従動ローラ16の間に架設された中間転写体である中間転写ベルト17の下に直列に配置され、中間転写ベルト17は、図示しないモータ及び駆動装置を経て駆動される駆動ローラ15により矢印a方向に一定の速度で移動するように構成されている。
各作像ユニット11〜14は、それぞれ像担持体である感光体、帯電装置、露光装置、現像装置、クリーニング装置が配置されている。その構成はこの発明の主題ではないので、ここでは説明を省略する。画像信号処理装置20には、図示しないスキャナから出力された画像信号、或いはパソコン等から出力された画像信号が入力され、各作像ユニット11〜14の露光装置に、形成する画像の色に対応した画像信号が出力される。また、画像信号処理装置20の下側には給紙装置21が配置されている。
各作像ユニット11〜14には転写装置は備えられておらず、これに代えて中間転写ベルト17を挟んで作像ユニット11〜14と反対側に、一次転写ローラ11T、12T、13T、14Tが配置されている。
また、駆動ローラ15と対向する位置には中間転写ベルト17を挟んで二次転写ローラ18が配置され、中間転写ベルト17上の従動ローラ16と対向する位置には中間転写ベルト17を挟んでクリーニング装置19が配置されている。
画像形成装置10の動作を簡単に説明する。電源の投入により中間転写ベルト17が矢印a方向に一定の速度で移動を開始する。画像形成動作が開始され、作像ユニット11〜14の感光体上には、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)の各色のトナー像が形成される。まず、イエロー(Y)のトナー像が一次転写ローラ11Tの作動により中間転写ベルト17の上に転写され、その上にマゼンタ(M)のトナー像が一次転写ローラ12Tの作動により重畳転写される。以下、同様にしてシアン(C)、および黒(K)の各色のトナー像が順次重畳転写され、フルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト17上に形成されたフルカラーのトナー像が二次転写ローラ18の位置に到達するタイミングに合わせて、給紙装置21から記録媒体Pが給紙され、二次転写装置である二次転写ローラ18の作動により中間転写ベルト17上のフルカラーのトナー像が記録媒体Pに転写される。この後、記録媒体Pは定着装置22に搬送され、記録媒体P上のトナー像は定着処理され、排出される。
中間転写ベルト17の上には転写残トナーが残るが、次回の画像形成に支障をきたすので、中間転写ベルト17の表面はクリーニング装置19により清掃され、転写残トナーが取り除かれる。
また、二次転写ローラ18の表面には画像形成動作の結果、像間や記録媒体の外部のかぶりトナーがある程度付着するほか、トナーの外添剤や紙粉などの汚れトナーが付着して形成される画像品質に悪影響を及ぼすので、後述する二次転写装置清掃装置30により二次転写ローラ18の表面が清掃される。
図2は、上記したフルカラー画像形成装置10の二次転写ローラ18の附近の拡大図で、ここには二次転写ローラバイアス印加部31と、二次転写装置清掃装置30の転写ローラ清掃部材33、清掃バイアス印加制御装置32aと清掃バイアス印加装置32bが備えられている。
二次転写ローラバイアス印加部31は、転写バイアス印加制御装置31aと、転写バイアス印加装置31bから構成される。二次転写ローラ18には、バイアスの印加を制御する転写バイアス印加制御装置31aの制御の下に、転写バイアス印加装置31bから転写バイアスが印加され、中間転写ベルト17と二次転写ローラ18との間を通過する記録媒体Pに中間転写ベルト17上のフルカラーのトナー像が転写される。
二次転写ローラ18は、先に図13を参照して説明したコートローラと同じ構成のコートローラで、芯金の上に発泡性樹脂層が形成され、その発泡性樹脂層の上に離型性の高いコート層が形成されている。
コートローラの抵抗値は、発泡性樹脂層及びコート層を含めて1E6〜8Ω程度、コート層の厚みは0.5〜2mm程度、コート層の離型性は中間転写ベルトよりも高い必要がある。離型性を示す数値として使用されている純水の接触角(表面の濡れ易さを示す指標)で示せば、中間転写ベルト表面の純水の接触角(表面の濡れ易さを示す指標)が80〜90度の場合には、二次転写ローラコート層表面の純水の接触角は100〜130度が望ましい。
二次転写装置清掃装置30は転写ローラ清掃部材33に清掃バイアス印加制御装置32aと清掃バイアス印加装置32bが付設されている。
転写ローラ清掃部材33は連続気泡構造を有する導電性樹脂発泡体で構成される。導電性樹脂発泡体の材料は、ポリウレタン、ポリエチレン、ニトリルゴム(NBR)等で、カーボンが分散されている。転写ローラ清掃部材33の抵抗値は1E5Ω以上が望ましい。また、転写ローラ清掃部材は二次転写ローラに0.5mm以上食い込ませて使用するものとする。
中間転写ベルトと二次転写ローラとの転写ニップ部から転写ローラ清掃部材までの二次転写ローラ周面上の距離は、中間転写ベルト上に形成される2つのトナー像の間の距離(像間距離)よりも小さくなるように配置するとよい。
なお、転写ローラ清掃部材を構成する導電性樹脂発泡体の材料、物性、形状、圧接条件等は上記例に限定されるものではなく、状況に応じて適宜変更することができる。
前記したとおり、転写ローラ清掃装置30では、二次転写ローラ18の表面に付着した汚れトナー38を転写ローラ清掃部材33に吸着させて清掃するが、吸着された汚れトナー38は画像形成を行わない期間に中間転写ベルト18上に排出し、中間転写ベルトのクリーニング装置に回収させるように構成されている。
以下、転写ローラ清掃部材33に吸着された汚れトナー38を中間転写ベルト18に排出する動作タイミングについて説明する。作動タイミングには複数の実施例がある。
[作動タイミングの第1実施例]
図3は、転写ローラ清掃部材33に吸着された汚れトナー38を中間転写ベルト18に排出する動作タイミングの第1実施例を説明するタイミングチャートである。
前記したとおり、転写ローラ清掃部材(以下、清掃部材)33は、二次転写ローラ18の表面に付着した汚れトナー38を掻き取り、清掃部材33を構成する導電性樹脂発泡体に吸着、即ち発泡体を構成する発泡セル内部に取り込む。図4は、発泡セル内部に汚れトナーを取り込む様子を説明する図で、二次転写ローラ18の表面の汚れトナー38は発泡セルに機械的に取り込まれる。また、図5は、発泡セル内部に取り込まれた汚れトナー38が排出される様子を説明する図で、発泡セルに電圧を印加すると、取り込まれた汚れトナー38が二次転写ローラ18の表面に排出される。
図3のタイミングチャートを参照して動作タイミングを説明する。まず、時点t0 で二次転写ローラ18に転写バイアスV3 を印加する。中間転写ベルト17上のフルカラートナー像は記録媒体Pに転写される。
中間転写ベルト17上にトナー像が形成されていない像間、或い画像形成動作の終了となる時点t1 で、清掃部材33に転写バイアスV3 とは逆極性の清掃バイアスV1 を印加する。清掃部材33の発泡セルに取り込まれた汚れトナー38は二次転写ローラ18の表面に排出される。さらに、二次転写ローラの転写バイアスV3 をV2 に低下させると、二次転写ローラ18の表面に排出された汚れトナー38は、中間転写ベルト17上に排出される。
ここで、バイアスV1 とバイアスV2 とは、以下の関係に設定する
V1 >V2
但し、V1 :清掃部材印加バイアス
V2 :二次転写ローラ印加バイアス。
バイアスV1 をバイアスV2 より大きくすることで、二次転写ローラ清掃部材33から二次転写ローラ18、中間転写ベルト17へと電位差を順に築くことができ、汚れトナー38を上記電位差の順に移動させることができる。バイアスV1 とバイアスV2 とが等しいとき、或いはバイアスV2 の方が電位が高いときは、汚れトナーを中間転写ベルト17へ排出できない。なお、バイアスV1 とバイアスV2 とは、V1 >V2 の関係が維持できる限り、電位の設定は装置の構成により適宜に行うことができる。
図3のタイミングチャートにおいて、T1 は、清掃部材33にバイアスV1 を印加する時間、即ち、発泡セルに取り込まれた汚れトナー38を二次転写ローラ18の表面に排出する時間である。T2 は、中間転写ベルト17と二次転写ローラ18とのニップ部を像間(トナー像が形成されていない部分)が通過する時間である。像間通過時間T2 は、
T2 =(像間距離)/(中間転写ベルト搬送速度) で定義される。
T3 は、二次転写ローラ18に排出された汚れトナー38が中間転写ベルト17上に排出されるまでの時間である。排出時間T3 は、
T3 =(二次転写ローラニップ部と清掃部材の距離)/(二次転写ローラ周速度)
で定義される。
T4 は、二次転写ローラ18にバイアスV2 を印加する時間、即ち、二次転写ローラ18の表面に排出された汚れトナー38を中間転写ベルト17に排出する時間である。
ここで、T1 、T2 、T3 、T4 の間には、以下の関係がある。
T4 ≧T1 +T3 、 T4 ≦T2
但し、T1 :清掃部材に印加するバイアスV1 の印加時間
T2 :像間通過時間
T3 :二次転写ローラに排出された汚れトナーが中間転写ベルトに
排出されるまでの時間
T4 :二次転写ローラに印加するバイアスV2 の印加時間
二次転写ローラ18に印加するバイアスV2 の印加時間T4 が、清掃部材に印加するバイアスV1 の印加時間T1 と像間通過時間T2 の和よりも小さい場合、二次転写ローラ18上に排出された汚れトナー38が中間転写ベルト17へ全て排出されないため、二次転写ローラ上に汚れトナーが残り、記録媒体の裏汚れが生じる。
また、二次転写ローラに印加するバイアスV2 の印加時間T4 が像間通過時間T2 よりも小さいシーケンスは通常の画像形成動作時の二次転写バイアスと重複し、あり得ないシーケンスとなる。
なお、T1 、T2 、T3 、T4 の値は装置の構成に応じて適宜変更してもよい。
[作動タイミングの第2実施例]
図6は、転写ローラ清掃部材33に吸着された汚れトナー38を中間転写ベルト17に排出する動作タイミングの第2実施例を説明するタイミングチャートである。
第2実施例は、所定の画像形成枚数毎に清掃部材から汚れトナー38を中間転写ベルト17へ排出する実施例で、清掃部材に吸着された汚れトナーの吸着量が大きい場合、全ての像間で汚れトナーを排出することなく所定の画像形成枚数毎に清掃部材を排出する例である。即ち、所定枚数の画像形成が終了した時点で、二次転写ローラ上の汚れトナーを中間転写ベルト17へ排出するよう清掃部材33に清掃バイアスを印加する。清掃部材に吸着された汚れトナーの吸着量が大きい場合に適した処理である。
[作動タイミングの第3実施例]
図7は、転写ローラ清掃部材33に吸着された汚れトナー38を中間転写ベルト17に排出する動作タイミングの第3実施例を説明するタイミングチャートである。
第3実施例は、画像形成動作の終了時に清掃部材から汚れトナーを中間転写ベルト17へ排出する実施例で、清掃部材に吸着された汚れトナーの吸着量が大きい場合、画像形成動作の終了時に纏めて汚れトナーを排出する例である。即ち、画像形成が終了した時点で、二次転写ローラ上の汚れトナーを中間転写ベルト17へ排出するよう清掃部材33に清掃バイアスを印加する。清掃部材に吸着された汚れトナーの吸着量が大きい場合に適した処理である。
以上説明した清掃部材に吸着された汚れトナーの排出作動では、トナーの極性がマイナス極性であるものとしてバイアス電位の極性を説明したが、トナーの極性がプラス極性であるときは、これと同様の考え方でバイアス電位の極性を設定すればよい。
像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写し、さらに二次転写装置により記録媒体に転写する画像形成装置であって、二次転写装置の表面に付着した汚れトナーを清掃する二次転写装置清掃装置の構成を示す。
この発明を適用したタンデム方式のフルカラー画像形成装置の構成を説明する図。 フルカラー画像形成装置の二次転写ローラの附近の拡大図。 転写ローラ清掃部材に吸着された汚れトナーを中間転写ベルトに排出する動作タイミングの第1実施例を説明するタイミングチャート。 発泡セル内部に汚れトナーを取り込む様子を説明する図。 発泡セル内部に取り込まれた汚れトナーが排出される様子を説明する図。 転写ローラ清掃部材に吸着された汚れトナーを中間転写ベルトに排出する動作タイミングの第2実施例を説明するタイミングチャート。 転写ローラ清掃部材に吸着された汚れトナーを中間転写ベルトに排出する動作タイミングの第3実施例を説明するタイミングチャート。 従来の第1の二次転写ローラの清掃方法を説明する図。 図8に示す二次転写ローラの清掃方法において二次転写ローラに印加するバイアス波形を説明する図。 従来の第2の二次転写ローラの清掃方法を説明する図。 従来の第3の二次転写ローラの清掃方法を説明する図。 従来の画像形成装置の帯電ローラの清掃方法を説明する図。 二次転写ローラとして使用されるコートローラの断面形状を説明する図。
符号の説明
10 フルカラー画像形成装置
11、12、13、14 作像ユニット
11T、12T、13T、14T 一次転写ローラ
15 駆動ローラ
16 従動ローラ
17 中間転写ベルト
18 二次転写ローラ
19 クリーニング装置
20 画像信号処理装置
21 給紙装置
22 定着装置
30 二次転写装置清掃装置
31 二次転写ローラバイアス印加部
31a 二次転写ローラ転写バイアス印加制御装置
31b 二次転写ローラ転写バイアス印加装置
32 二次転写ローラ清掃部
32a 清掃バイアス印加制御装置
32b 清掃バイアス印加装置
33 転写ローラ清掃部材(清掃部材)

Claims (6)

  1. 像担持体上に形成された画像潜像をトナーで現像し、形成されたトナー像を中間転写体に転写し、中間転写体に転写されたトナー像を二次転写装置により記録媒体に転写する画像形成装置において、
    連続気泡構造を有する導電性樹脂発泡体で構成された前記二次転写装置の表面を清掃する二次転写装置清掃装置と、
    前記二次転写装置に転写バイアスを印加する転写バイアス印加装置及び転写バイアスを印加するタイミングを制御する転写バイアス印加制御装置と、
    前記二次転写装置清掃装置に清掃バイアスを印加する清掃バイアス印加装置及び清掃バイアスを印加するタイミングを制御する清掃バイアス印加制御装置とを備え、
    前記清掃バイアス印加制御装置は、像担持体上に形成される2つのトナー像の像間において、前記二次転写装置に印加する転写バイアスとは逆極性の電位の清掃バイアスを二次転写装置清掃装置に印加すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記清掃バイアス印加制御装置により清掃バイアスが二次転写装置清掃装置に印加されるとき、前記転写バイアス印加制御装置は二次転写装置に転写バイアスとは逆極性で、前記清掃バイアス電位よりも小さいバイアス電位を印加すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記二次転写装置は二次転写ローラであって、前記像担持体と二次転写ローラとの転写ニップ部から前記二次転写装置清掃装置までの二次転写ローラの周面長は、像担持体上に形成される2つのトナー像の像間距離よりも短いこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記二次転写装置清掃装置に印加される清掃バイアスと前記二次転写装置に印加される転写バイアスとは、以下に記載する時間の関係にあること
    T4 ≧T1 +T3 ・・・・・(1)
    T4 ≦T2 ・・・・・・・・(2)
    但し、T1 :清掃バイアス印加時間
    T2 :像間通過時間
    T3 :二次転写装置へ排出された汚れトナーが中間転写体に
    排出されるまでの時間
    T4 :転写バイアス印加時間
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記清掃バイアスは、連続して実行される複数の画像形成動作が終了する時点で二次転写装置清掃装置に印加されること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記二次転写装置は、芯金の外側に配置された発泡性樹脂層の外表面を離型性の高いコート層で被覆された少なくとも2層以上の樹脂層を備えた二次転写ローラであること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

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