JP2011010403A - 回転子のロック検知方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】単に負荷が重い場合をロックと誤判定することを抑制して回転子のロックを検出できる方法を提供する。
【解決手段】モータ制御装置は、モータの回転子の回転速度を検出し、回転速度の検出値と回転速度に対する目標値とに基づいて回転速度を制御する。かかるモータ制御装置において回転子のロックを検知する方法であって、回転子の検出値たる値R1が目標値たる値R2よりも低い場合に、値R1に対して所定値S0低い値R3に目標値を変化させ、その後において、回転速度の検出値が目標値に追随しないときに、回転子がロック状態であると判定する。
【選択図】図2
【解決手段】モータ制御装置は、モータの回転子の回転速度を検出し、回転速度の検出値と回転速度に対する目標値とに基づいて回転速度を制御する。かかるモータ制御装置において回転子のロックを検知する方法であって、回転子の検出値たる値R1が目標値たる値R2よりも低い場合に、値R1に対して所定値S0低い値R3に目標値を変化させ、その後において、回転速度の検出値が目標値に追随しないときに、回転子がロック状態であると判定する。
【選択図】図2
Description
本発明は、回転子のロック検知方法に関する。
特許文献1には、ファンモータが回転しているときに、ファンモータによって通風される空気を加熱する加熱負荷を制御し、ファンモータの回転の停止を以って加熱負荷の制御を停止する技術が記載されている。特許文献1に記載の技術では、ファンモータの回転に応じてパルスを発生するパルス発生手段からのパルス信号の停止を以って、ファンモータの回転の停止を検知している。
なお、本発明に関連する技術として特許文献2〜9が開示されている。
しかしながら、ファンモータが回転しない場合であっても、モータの回転子がある位置の近傍で振動する場合がある。かかる振動はファンモータの本来的な機能ではなく、ファンモータの実質的な停止(以下、「ロック」と称する)であるものの、この振動の幅によってはパルス信号が出力される場合がある。この場合、パルス信号に基づいて回転速度が算出されるために特許文献1に記載の技術ではロックと検知されない。
回転子がロック状態であれば、検出された回転速度が回転速度の目標値へと追随しないものの、ロック状態でなくても、例えば回転子10が駆動する負荷が比較的重く且つ目標値を比較的高い値に変化させた場合であれば、回転子10の回転速度が目標値に追随しない場合もある。よって、目標値を変化させた際に回転速度の検出値が目標値に追随しないということのみを以って回転子のロックを検出するのは困難である。
そこで、本発明は、単に負荷が重い場合をロックと誤判定することを抑制して回転子のロックを検出できる方法を提供する。
本発明にかかる回転子のロック検知方法の第1の態様は、モータの回転子(10)の回転速度を検出し、前記回転速度の検出値と前記回転速度に対する目標値とに基づいて前記回転速度を制御するモータ制御装置(100)において前記回転子のロックを検知する方法であって、前記検出値(R1)が前記目標値(R2)よりも低い場合に、前記検出値に対して所定値(S0)低い値(R3)に前記目標値を変化させるステップ(a)と、前記ステップ(a)の後において、前記検出値が前記目標値に追随しないときに、前記回転子がロック状態であると判定するステップ(b)とを実行する。
本発明にかかる回転子のロック検知方法の第2の態様は、第1の態様にかかる回転子のロック検知方法であって、前記ステップ(b)において、前記ステップ(a)を実行して所定期間(τ)が経過した後の前記検出値と前記目標値との差(S1)が前記所定値(S0)のk倍(0<k<1)以上であるときに、前記検出値が前記目標値に追随しないと判定する。
本発明にかかる回転子のロック検知方法の第3の態様は、第1の態様にかかる回転子のロック検知方法であって、前記目標値の変化の前後で前記検出値の変化(S2)が所定の値以下であるときに前記検出値が前記目標値に追随しないと判定する。
本発明にかかる回転子のロック検知方法の第1の態様によれば、単に回転子の負荷が重い場合にロックと誤検知することを抑制しながら、ロックを検知できる。
本発明にかかる回転子のロック検知方法の第2の態様によれば、簡単な演算で検出値が目標値に追随しないと判定できる。
本発明にかかる回転子のロック検知方法の第3の態様によれば、検出値の比較によって検出値が目標値に追随しないと判定できる。
実施の形態.
モータを駆動するモータ駆動装置を例に挙げて回転子のロック検知方法について説明する。なお本願で説明する回転子のロック検知方法は、モータが有する回転子に限らず発電機が有する回転子についても適用できる。
モータを駆動するモータ駆動装置を例に挙げて回転子のロック検知方法について説明する。なお本願で説明する回転子のロック検知方法は、モータが有する回転子に限らず発電機が有する回転子についても適用できる。
図1に例示するように、モータ駆動装置100は、モータ1と、位置検出センサ2と、制御部3と、インバータ4とを備えている。
モータ1は回転子10と固定子12とを備えている。
固定子12は複数のコイル13を有している。図1の例示では3つのコイル13がスター結線されている。但し、3つのコイル13がデルタ結線されていてもよく、また3つのコイル13に限らず2つのコイル13であってもよく、3つ以上あってもよい。かかるコイル13にはインバータ4から動作電流が供給される。これによって、コイル13は回転子10へと回転磁界を与える。回転子10はこの回転磁界に基づいて所定の回転軸を中心に回転する。
回転子10は例えば複数の磁石11を有している。複数の磁石11は回転子10の回転軸を中心とした周方向(以下、単に周方向と呼ぶ)に並んで配置され、周方向で交互に異なる極性を呈している。複数の磁石11の各々が周方向で占める長さは相互に等しい。なお図1の例示では、回転子10は2つの磁石11を有しているが4個以上有していてもよい。かかる磁石11は固定子12へと界磁磁束を供給する界磁磁石として機能する。
インバータ4は図示せぬ複数のスイッチング素子を備えている。この複数のスイッチング素子の導通/非導通が適切に制御されることで、インバータ4は直流電源5から入力される直流電圧を任意の電圧、周波数を有する交流電圧に変換する。そしてインバータ4は変換した交流電圧を固定子12に印加する。これによって、固定子12が有するコイル13に動作電流が流れ、固定子12は回転子10へと回転磁界を供給する。なおモータ1は必ずしもインバータ4で駆動される必要はない。モータ1は任意の方法によって駆動される。
位置検出センサ2は回転子10と対向する位置に設けられ、回転子10の回転位置を検出して位置検出信号として制御部3に出力する。位置検出センサ2は例えばホールセンサである。位置検出センサ2は回転子10が位置検出センサ2に向ける磁極に応じてパルス信号(位置検出信号)を制御部3へと出力する。位置検出センサ2は例えば回転子10が磁極Nを向けて位置検出センサ2と対向するときに活性化した信号を制御部3へと出力し、回転子10が磁極Sを向けて位置検出センサ2と対向するときに非活性化した信号を制御部3へと出力する。
制御部3は回転速度検出部31と、目標値設定部32と、スイッチ信号生成部33と、判定部34とを備えている。
回転速度検出部31は位置検出センサ2からの位置検出信号を受け取って、これに応じて回転子10の回転速度を検出する。回転速度検出部31は例えば位置検出信号の立ち上がりエッジを検出することで回転子10が1回転したことを検知できる。回転子10が2つの磁石を有しているので、回転子10が1回転するごとに一対の活性化した信号と非活性化した信号を出力するからである。よって立ち上がりエッジを検出してから次の立ち上がりエッジを検出するまでの間の時間をタイマー回路等で計時することで、回転子10が1回転するのに要する時間を検出できる。これにより、回転速度検出部31は回転子10の回転速度を算出できる。以下では検出した回転速度を回転速度の検出値と呼ぶ。
目標値設定部32は例えば外部から入力される回転速度についての目標値を所定の条件の下で変化する。かかる所定の条件については後に詳述する。
スイッチ信号生成部33は、回転速度の検出値と、回転速度についての目標値とに基づいてスイッチ信号を生成して、これをインバータ4に出力する。これにより、回転子10の回転速度を制御する。
判定部34は回転速度の検出値と目標値とに基づいて回転子の実施的な停止(以下「ロック」とも称す)を検知する。ここでいうロックとは、回転子10が所定の回転位置を中心として振動している場合も含む。かかる振動において磁極N,Sが交互に位置検出センサ2と対向すれば、位置検出センサ2は活性化した信号と非活性化した信号を繰り返し出力する。よって、この場合、回転子10が振動しているにも関わらず制御部3は回転速度を算出する。判定部34の具体的な動作については後に詳述する。
なおここでは、制御部3は例えばマイクロコンピュータと記憶装置を含んで構成される。マイクロコンピュータは、プログラムに記述された各処理ステップ(換言すれば手順)を実行する。上記記憶装置は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、書き換え可能な不揮発性メモリ(EPROM(Erasable Programmable ROM)等)、ハードディスク装置などの各種記憶装置の1つ又は複数で構成可能である。当該記憶装置は、各種の情報やデータ等を格納し、またマイクロコンピュータが実行するプログラムを格納し、また、プログラムを実行するための作業領域を提供する。なお、マイクロコンピュータは、プログラムに記述された各処理ステップに対応する各種手段として機能するとも把握でき、あるいは、各処理ステップに対応する各種機能を実現するとも把握できる。また、制御部3はこれに限らず、制御部3によって実行される各種手順、あるいは実現される各種手段又は各種機能の一部又は全部をハードウェアで実現しても構わない。
次に、回転子10がロック状態であった場合の回転速度について考察する。ここで、図2に例示されるように、回転子10の回転位置を次のように角度で規定する。まず回転子10の回転位置を表す対象として、例えば磁石11同士の周方向における境界(極間)上の一点15を採用する。そして、この一点15が位置検出センサ2と最も近い距離で対面する状態を、回転子10の回転位置が0度であると規定する。そして、回転子10の回転に伴って一点15が回転軸Pを中心として移動した角度を、回転子10の回転位置xとして規定する。なお、回転位置xが0度の状態から反時計回りに回転するに伴って回転位置xが増大し、回転位置xが180度(これは−180度と把握することもできる)である状態から回転子10が反時計回りに回転するに従って、回転位置xは−180度から増大して0度に至る。
回転子10の回転位置xが0度から180度であるとき、回転子10は例えば磁極Sを向けて位置検出センサ2と対向する。従ってこのとき、位置検出センサ2に鎖交する磁束の方向は位置検出センサ2から回転子10へと向かう方向である。また回転子10の回転位置xが−180度から0度であるとき、回転子10は反対の磁極Nを向けて位置検出センサ2と対向する。従ってこのとき、位置検出センサ2に鎖交する磁束の方向は回転子10から位置検出センサ2へと向かう方向である。なお図3においては、位置検出センサ2から回転子10へと向かう方向を正として磁束が示されている。
図3の例示では、回転位置xが5度を中心として10度の振幅を有する正弦波を呈するように、回転子10が振動している。このとき、回転位置xは0度を跨いで振動する。この場合、回転子10は回転しておらずロック状態であるとみなせるものの、位置検出センサ2には交互に正の磁束、負の磁束が鎖交するため、回転子10の振動に基づいて活性化期間THと非活性化期間TLが交互に現れる。但し、回転位置xは0度からずれた位置を中心として振動しているので、回転位置xが活性化期間THの長さと非活性化期間TLの長さとは相互に異なる。
回転速度検出部31は上述したように例えば位置検出信号の立ち上がりエッジ(活性化期間THの開始時点)を検出して回転速度を検出するため、かかる回転子10の振動によっても回転速度が検出される。
また図3の例示から容易に理解できるように回転速度は振動の中心、振幅、周期に基づいて検出されるところ、振動の中心、振幅、周期はロック状態の原因たる外部要因にも起因する。
したがって、制御部3が回転速度の検出値と目標値とに基づいて回転子10の回転速度を制御したとしても、回転子10がロック状態であって振動していれば、回転速度の検出値は目標値には必ずしも追随しない。なお、偶然に回転速度の検出値と目標値とが一致し得るものの、この場合であっても目標値を比較的大きく変化させれば回転速度の検出値は変化後の目標値へと一致しない。
よって、この観点では目標値を変化させて回転速度の検出値が目標値に追随するかどうかで、ロックを検知できる可能性がある。しかしながら、ロックが発生していなくても、例えば回転子10が駆動する負荷が比較的重く且つ目標値を比較的高い値に変化させたときに、回転子10の回転速度が目標値に達しない場合もある。つまり負荷が重くて回転子10の回転速度が目標値に追随しない場合もある。よって、目標値を変化させた際に回転速度の検出値が目標値に追随しないということのみを以って回転子のロックを検出するのは困難である。そこで本実施の形態では単に負荷が重い場合と切り分けてロックを検出できる方法を説明する。
具体的には制御部3は図4に示すロックの検知方法を実行する。まずステップST1にて、判定部34は回転速度の検出値が目標値よりも低いか否かを判断する。ステップST1にて否定的な判断がされれば再びステップST1を実行する。ステップST1にて肯定的な判断がされればステップST2の処理を実行する。
なお、回転子10がロック状態でない場合であってもステップST1にて肯定的な判断がなされ得る。正常な制御であっても回転速度の検出値は目標値を跨いで変動するからである。この場合、不要なロック検知方法を何度も実行する事態を招く。そこで、本ロック検知方法は例えばモータ1が停止した状態からモータ1の運転が開始される最初の期間(例えば正常な運転において目標値に至る期間)にのみに実行されてもよい。ロックが生じる要因はモータ1の回転中には生じにくく、停止中に生じやすいからである。なおこの場合、回転速度の検出値が定常してから、即ち回転速度の検出値の変動が所定期間に渡って所定範囲内に収まってから、ステップST1の処理が実行される。回転速度の検出値が零から目標値へと上昇するときには必ずステップST1にて肯定的な判断がなされるからである。
次にステップST2にて、目標値設定部32は目標値を回転速度の検出値よりも所定値低い値に変化する。次にステップST3にてスイッチ信号生成部33は変化後の目標値と回転速度の検出値とに基づいてインバータ4へとスイッチ信号を出力する。次に、ステップST4にて回転速度検出部31は位置検出センサ2から受け取った位置検出信号に基づいて回転速度を検出する。
次にステップST5にて判定部34は回転速度の検出値が目標値に追随しているか否かを判断する。ステップST5にて否定的な判断がなされるとステップST6にて判定部34は回転子10がロックであると判定する。ステップST5にて肯定的な判断がなされるとステップST7にて目標値設定部32は目標値を変化前の目標値に戻す。
次に、回転子10がロック状態にある場合における、上述した制御部3の動作による目標値と回転速度の検出値の変化について説明する。例えば図5に示すように、時刻t0にて運転が開始されて目標値が値R2へと増大する。これにより回転速度の検出値は目標値へと向かって増大する。モータ1の運転により、回転子10が振動を始めるからである。図5の例示では回転速度の検出値は目標値たる値R2に比べて低い値R1に漸近している。
かかる状況ではステップST1では肯定的な判定が示されるので、制御部3は例えば時刻t1にて目標値を値R1よりも所定値S0低い値R3へと変化する。しかしながら、目標値が値R3へと変化したものの、回転速度の検出値は値R1を維持する。但し実際には値R1の近辺で小さく変動し得る。この場合、制御部3は回転速度の検出値が目標値に追随しないと判定して回転子10がロック状態であると判定する。
一方、回転子が駆動対象とする負荷が重い場合についても考慮する。例えば図6に示すように回転速度の検出値たる値R1が目標値たるR3よりも高いときに制御部3が例えば時刻t1にて目標値を値R1よりも所定値S0高い値R2へと変化した場合、回転速度の検出値は目標値たる値R3へと追随する。この場合、図4の処理によれば制御部3は回転子10がロック状態であるとは判定しない。ステップST5にて否定的な判定がなされるからである。
以上のように、本ロックの検知方法によれば、単に回転子の負荷が重い場合にロックと誤検知することを抑制しながら、ロックを検知できる。
なお回転速度の検出値が目標値に追随しているか否かの判定は例えば次のように実行できる。制御部3は目標値を変化させた時刻t1から所定期間が経過した時刻t2での、回転速度の検出値と目標値との差S1が所定値S0のk倍(0<k<1)以上であるときに、検出値が目標値に追随しないと判定する。これにより、簡単な演算で検出値が目標値に追随していないと判定できる。ひいては簡単な演算で回転子10のロックを検知できる。
また例えば制御部3は目標値の変化の前後で回転速度の検出値の変化S2が所定の値以下であるときに回転速度の検出値が目標値に追随しないと判定してもよい。例えば目標値を変化させた時刻t1の直前での回転速度の検出値と、時刻t1から所定期間が経過した時刻t2での回転速度の検出値との差S2が所定値S0のh倍(0<h<1)以下であるときに、検出値が目標値に追随しないと判定する。これにより、検出値の比較によって検出値が目標値に追随しないと判定できる。
なお所定値S0として比較的大きな値を採用すると、目標値に追随しているかどうかを判定しやすい。極端な場合として目標値を0とし、実質的に回転を止める制御を行ってもよい。また所定値S0として比較的小さな値を採用するのであれば、複数回にわたって目標値を変化し、目標値の変化前の回転速度の検出値が最後に変化させた目標値へと追随しているかどうかを判定してもよい。
2 位置検出センサ
3 制御部
10 回転子
3 制御部
10 回転子
Claims (3)
- モータの回転子(10)の回転速度を検出し、前記回転速度の検出値と前記回転速度に対する目標値とに基づいて前記回転速度を制御するモータ制御装置(100)において前記回転子のロックを検知する方法であって、
前記検出値(R1)が前記目標値(R2)よりも低い場合に、前記検出値に対して所定値(S0)低い値(R3)に前記目標値を変化させるステップ(a)と、
前記ステップ(a)の後において、前記検出値が前記目標値に追随しないときに、前記回転子がロック状態であると判定するステップ(b)と
を実行する、回転子のロック検知方法。 - 前記ステップ(b)において、前記ステップ(a)を実行して所定期間(τ)が経過した後の前記検出値と前記目標値との差(S1)が前記所定値(S0)のk倍(0<k<1)以上であるときに、前記検出値が前記目標値に追随しないと判定する、請求項1に記載の回転子のロック検知方法。
- 前記目標値の変化の前後で前記検出値の変化(S2)が所定の値以下であるときに前記検出値が前記目標値に追随しないと判定する、請求項1に記載の回転子のロック検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009149501A JP2011010403A (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 回転子のロック検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009149501A JP2011010403A (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 回転子のロック検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011010403A true JP2011010403A (ja) | 2011-01-13 |
Family
ID=43566399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009149501A Pending JP2011010403A (ja) | 2009-06-24 | 2009-06-24 | 回転子のロック検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011010403A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103746626A (zh) * | 2013-11-20 | 2014-04-23 | 广东威灵电机制造有限公司 | 电机控制的堵转检测方法、装置和电机驱动装置 |
CN106771479A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-05-31 | 重庆长安秦川实业有限公司 | 一种多车型汽车电机组堵转电流测试方法及其堵转电流检测系统 |
US10988160B2 (en) | 2017-01-19 | 2021-04-27 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Controller for actuator and steering device |
-
2009
- 2009-06-24 JP JP2009149501A patent/JP2011010403A/ja active Pending
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CN106771479A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-05-31 | 重庆长安秦川实业有限公司 | 一种多车型汽车电机组堵转电流测试方法及其堵转电流检测系统 |
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