JP2011010214A - レンズ交換式カメラ、及びその制御方法 - Google Patents

レンズ交換式カメラ、及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011010214A
JP2011010214A JP2009153990A JP2009153990A JP2011010214A JP 2011010214 A JP2011010214 A JP 2011010214A JP 2009153990 A JP2009153990 A JP 2009153990A JP 2009153990 A JP2009153990 A JP 2009153990A JP 2011010214 A JP2011010214 A JP 2011010214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
camera
shooting
filter
recovery filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009153990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5274391B2 (ja
JP2011010214A5 (ja
Inventor
Chie Kikuchi
智恵 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009153990A priority Critical patent/JP5274391B2/ja
Priority to US12/792,109 priority patent/US8081231B2/en
Publication of JP2011010214A publication Critical patent/JP2011010214A/ja
Publication of JP2011010214A5 publication Critical patent/JP2011010214A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5274391B2 publication Critical patent/JP5274391B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
    • H04N23/663Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices for controlling interchangeable camera parts based on electronic image sensor signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/61Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise the noise originating only from the lens unit, e.g. flare, shading, vignetting or "cos4"
    • H04N25/615Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise the noise originating only from the lens unit, e.g. flare, shading, vignetting or "cos4" involving a transfer function modelling the optical system, e.g. optical transfer function [OTF], phase transfer function [PhTF] or modulation transfer function [MTF]

Abstract

【課題】 フィルタ作成に伴う処理負荷を軽減すると共に、レンズ−カメラ間の通信データ量を削減する為の技術を提供する。
【解決手段】 撮像素子のセンサピッチ、光学ローパスフィルタ、色成分フィルタの分光透過率を含む画像処理パラメータを撮影レンズ200に送信する。撮影の開始後、撮影レンズ200に対して回復フィルタの送信要求を行うか否かを判断する。送信要求を行う場合、撮影のために設定された撮影パラメータを撮影レンズ200に送信する。画像処理パラメータに基づいて撮影レンズ200が作成した、撮影パラメータに対応する回復フィルタを撮影レンズ200から受信し、メモリに格納する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レンズ交換式カメラ及びその制御方法に関するものである。
デジタルスチルカメラ等の撮像装置で撮影された画像が、収差などにより劣化が生じている場合に、劣化画像を回復するための画像回復アルゴリズムが知られている。画像回復アルゴリズムとしては、例えば、画像劣化の特性を点像分布関数(以下、PSFと表す)で表し、PSFに基づいて劣化の無い画像に回復する手法が知られている。このようなアルゴリズムとしては、例えば、特許文献1では、PSFの逆特性となるフィルタをかけてボケの補正を行う手法が開示されている。また、特許文献2では、PSFからウィナーフィルタを生成し、このウィナーフィルタを利用して劣化画像を回復する方法が開示されている。ウィナーフィルタで表現された回復処理フィルタを式(1)に示す。
OTF(u,v)/(|OTF(u,v)|+c) 式(1)
ただし、OTF(u, v)はx方向の周波数u、y方向の周波数vにおける光学伝達関数(以下、OTF)を表し、cは非常に小さい値の定数を表す。画像に対して実空間フィルタを用いた回復処理を行う場合には、式(1)で求められたウィナーフィルタを逆フーリエ変換し、実空間フィルタに戻してから、画像に適用すればよい。
また、具体的なフィルタの形式などについては触れていないが、特許文献3、特許文献4、及び特許文献5には、レンズ固有の光学特性に応じた補正を行う技術が開示されている。
特開昭62-127976号公報 特開2004-205802号公報 特開平11-112859号公報 特開2008-92000号公報 特開2008-92001号公報
撮影条件に最適な回復フィルタを用いることが理想であるが、撮影条件が変わる度に回復フィルタを作成するのは、非常にコストがかかる。さらに、フィルタ作成に必要なOTFデータのデータ量は非常に大きいのに対し、レンズ−カメラ間の通信速度は非常に遅い。また、カメラとレンズのそれぞれの組合せに対して、すべての撮影条件に対する回復フィルタをあらかじめメモリに保持する場合、非常に膨大なメモリ量が必要になる。したがって、レンズ側で回復フィルタを作成し、レンズ−カメラ間の送受信データをフィルタデータのみとすることで通信データ容量を削減すると同時に、レンズ側の回復フィルタ作成にかかる負荷を低減する工夫が必要となる。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたもので、フィルタ作成に伴う処理負荷を軽減すると共に、レンズ−カメラ間の通信データ量を削減する為の技術を提供する。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明のレンズ交換式カメラは以下の構成を備える。即ち、レンズが装着されたレンズ交換式カメラであって、前記交換式カメラの撮像素子のセンサピッチ、光学ローパスフィルタ、色成分フィルタの分光透過率、を含む画像処理パラメータを前記レンズに送信する送信手段と、撮影の開始後、前記レンズに対して撮影画像の劣化を回復するために用いる回復フィルタの送信要求を行うか否かを判断する判断手段と、前記判断手段が前記送信要求を行うと判断した場合に、撮影のために設定された撮影パラメータを前記レンズに送信することで前記送信要求を行う要求手段と、前記送信要求に応じて前記レンズが送信した、前記画像処理パラメータに基づいて前記レンズが作成した、前記撮影パラメータに対応する前記回復フィルタを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した回復フィルタをメモリに格納する手段とを備える。
本発明の構成によれば、フィルタ作成に伴う処理負荷を軽減すると共に、レンズ−カメラ間の通信データ量を削減することができる。
カメラ100の外観例を示す図。 カメラ100と撮影レンズ200の回路構成を示すブロック図。 カメラ100と撮影レンズ200の動作を示すタイミングチャート。 カメラ100の動作を示すフローチャート。 撮影レンズ200の動作を示すフローチャート。 カメラ100の動作を示すフローチャート。 撮影パラメータの許容範囲区分を示す図。 回復フィルタ及び撮影パラメータの保存処理のフローチャート。 回復フィルタ及び撮影パラメータの管理システムを示す図。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は何れも、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すものである。
[第1の実施形態]
図1,2を用いて、本実施形態に係るレンズ交換式カメラについて説明する。なお、このレンズ交換式カメラとは、装着するレンズが交換可能なカメラであって、本実施形態ではこのカメラはディジタルカメラであるとする。
図1(a)において、カメラ100の上部には、ファインダ観察用の接眼窓111、AE(自動露出)ロックボタン112、AFの測距点選択ボタン113、撮影操作をするためのレリーズボタン114が設けられている。また、電子ダイヤル411、撮影モード選択ダイヤル117、および外部表示装置409も設けられている。電子ダイヤル411は、他の操作ボタンと併用してカメラ100に数値を入力したり、撮影モードを切り換えたりするための多機能信号入力装置である。また、外部表示装置409は、液晶表示装置から構成され、シャッタースピード、絞り、撮影モードなどの撮影条件(撮影パラメータ)や、他の情報を表示する。
また、カメラ100の背面には、撮影された画像や各種設定画面などを表示するLCDモニタ装置417、LCDモニタ装置417をオン/オフするためのモニタスイッチ121、十字配置スイッチ116、およびメニューボタン124が設けられている。十字配置スイッチ116は、上下左右に配された4つのボタンと、中央に配されたSETボタンを有し、LCDモニタ装置417に表示されるメニュー項目などの選択や実行をカメラ100に指示するために用いられる。メニューボタン124は、LCDモニタ装置417にカメラ100の各種設定を行うためのメニュー画面を表示させるためのボタンである。例えば撮影モード(後述のドライブモードを含む)を選択、設定する時は、メニューボタン124を押した後、十字配置スイッチ116の上下左右のボタンを操作して希望のモードを選択する。そして、希望のモードが選択された状態でSETボタンを押すことにより設定が完了する。
撮像光学系の撮影レンズ200はカメラ100に対して不図示のレンズマウントを介して着脱可能である。撮影レンズ200とカメラ100は、このレンズマウントの接点を解して通信可能となっている。
図1(b)において303はカメラ100から撮影レンズ200を取り外すために押下するレンズ取り外しボタンである。304は絞込みボタンで、これを押下することで、現時点で設定されている絞り値までレンズの絞りを絞込み、LCDモニタ装置417で被写界深度を確認することができる。絞込みボタン304が押されていない通常時には、絞りが開放の状態になった画像がLCDモニタ装置417に表示されている。
次に、カメラ100と撮影レンズ200の回路構成について図2のブロック図を用いて説明する。撮影レンズ200とカメラ100は、撮影レンズ200側の通信接点425と、カメラ100側の通信接点434を介して通信可能である。本実施形態では説明上、カメラ100と撮影レンズ200との間の通信速度は500K[bps]であるものとする。もちろん、以下の説明の本質はこの通信速度に依存するものではない。
操作SW(スイッチ)421は、カメラ100に設けられた電子ダイヤル411を含む多数のスイッチ類の信号をレンズCPU426に通知する。係る通知により、マニュアル操作によるズーミング、フォーカシングおよび絞り値の設定や、オートフォーカス及びマニュアルフォーカスの切り換え等を行う。レンズ制御回路422は、撮影レンズ200内にある不図示のレンズ群との通信およびAF(オートフォーカス)時のレンズの駆動制御や絞り羽根の駆動制御を行う。
レンズ特性値メモリ423は、撮影レンズ200に固有の情報(例えばID)、焦点距離情報等の他に、ズーム・絞り・撮影距離・像高に応じた、この撮影レンズ200のOTFデータを格納している。
回復フィルタ生成回路424は、カメラ100からの要求に応じた回復フィルタを生成する。この回復フィルタは上述の通り、撮影画像の劣化を回復するために用いるフィルタである。レンズCPU426は、撮影レンズ200を構成する各部の動作制御を行う。係る動作制御を行うためのコンピュータプログラムは、レンズCPU426内の不図示のメモリ内に格納されており、レンズCPU426はこのコンピュータプログラムを用いて処理を実行することで、撮影レンズ200を構成する各部の動作制御を行う。
不図示のレンズ群および絞りから構成される撮影光学系を通過した被写体光は、撮像素子431の撮像面(受光面)に結像する。撮像素子431は、CCDやCMOSなどの光電変換素子で構成されており、光学像を光電変換によって電気信号に変換する。本実施形態では撮像素子431は単板式のCCDで、カラーフィルタの配列は典型例なベイヤ配列であるとする。
測距(AF)回路432は、AFのための被写体に対するデフォーカス量を検出する。外部記憶装置433は、例えばカメラ100に着脱可能なハードディスクドライブや半導体メモリカード等である。レリーズSW435は、2段スイッチで構成されたレリーズスイッチである。即ち、レリーズボタン114の半押し状態でカメラ100が撮影準備状態になるためのスイッチと、レリーズボタン114が最後まで押された状態(全押し状態)で撮像素子431への露光を開始させるためのスイッチとを有している。電源437は、カメラ100を構成する各部に対して電源を供給するためのものである。LCDモニタ装置417には、被写体をリアルタイムで表示したライブビュー画像や、撮像素子431を用いて撮影された動画像や静止画像が表示される。設定SW440は、撮影モード等の設定を行うために操作される。
カメラ本体特性値メモリ438には、次のような画像処理パラメータが格納されている。カメラ100に固有の情報(例えばID)、撮像素子431のセンサピッチ情報やライブビュー時の画素ピッチ情報、ライブビュー上での拡大表示時の画素ピッチ、開口形状、光学LPF(光学ローパスフィルタ)情報、RGBフィルタの分光特性情報、等である。なお、画像の色成分がRGBでなければ、RGBフィルタ以外の色成分フィルタを用いても良い。
なお、以下では、カメラ本体特性値メモリ438に格納されている画像処理パラメータをまとめて「カメラ100の特性値」と呼称する場合がある。なお、カメラ100の特性値に含むべき情報はこれらの情報に限定するものではない。
画像処理回路441は、撮像素子431から読み出された信号に対して増幅処理およびA/D変換処理を施し、デジタル信号を生成する。本実施形態では更に、このデジタル信号としての画像に対して、ぼけを補正する為の回復フィルタを適用する処理も行う。
カメラCPU436は、カメラ100を構成する各部の動作制御を行う。係る動作制御を行うためのコンピュータプログラムは、カメラCPU436内の不図示のメモリ内に格納されており、カメラCPU436はこのコンピュータプログラムを用いて処理を実行することで、カメラ100を構成する各部の動作制御を行う。
ここで、レンズ特性値メモリ423には、撮影レンズ200のOTFデータとして、撮影パラメータ(ズーム位置、F値、撮影距離)毎にOTFデータが格納されている。本実施形態では、ズーム位置、撮影距離、絞り値と各像高のそれぞれの組合せに応じて、波長400[nm]から10[nm]刻みで700[nm]までの波長のOTFデータ群が格納されている。そしてこれらのOTFデータは、回復フィルタの生成のために利用される。
それぞれのOTFデータは、画像におけるx方向(水平方向)の空間周波数をfx、y方向(垂直方向)の空間周波数をfyとすると、それぞれの周波数の単位として、センサピッチに依存しない、[line pair/mm]を用いて作成されている。ここで、回復フィルタは、連写モード(連続撮影するモード)のときには最初の1コマ目の撮像でのみ作成する。
本実施形態では、ユーザがドライブモードを連写モードにし、絞りやズームを変更して構図を決め、レリーズボタン114を半押し状態にしてピントを合わせ、レリーズボタン114を全押し状態にして、高速連写撮影を行う場合について考える。ここでドライブモードとは、1枚撮影、連写撮影を選択できるモードのことである。
ここで回復フィルタをカメラ100側で作成する場合と、撮影レンズ200側で作成する場合とについて説明する。先ず、回復フィルタをカメラ100側で作成する場合について説明する。
OTFデータは2次元の周波数データであり、その値は複素数で表される。撮影レンズ200側でカメラ100に依存しないOTFデータを持つとなると、入射波長毎(例えば、400〜700[nm]を10[nm]刻みで)にOTFデータが必要になる。一つの波長におけるOTFデータのサイズが15KBだとすると、全ての入射波長についてのOTFデータの合計サイズは、15KB×31=465KBとなる。さらに、OTF自体は、絞り、ズーム、撮影距離、像高によって異なるため、撮影レンズ200側で保持するOTFデータのサイズは、数MB〜数GBになる。
一方、レンズ−カメラ間の通信帯域は、約500Kbpsと非常に狭い。OTFデータの容量を300[MB]と仮定し、このOTFデータを撮影レンズ200からカメラ100に500[Kbps]の通信速度で送信すると、単純計算で80分かかることになる。このように、撮影レンズ200からカメラ100に全てのOTFデータを送信することは非常に膨大な時間を要する。また、絞り・ズーム・撮影距離が変わるたびに、その撮影条件に対応するOTFデータのみを送ることも考えられる。この場合、撮影条件に対応する全ての波長のOTFデータを像高の分だけ送ることになる。仮に、送信するOTFのデータ量が約5[MB]だとすると、500[Kbps]の通信速度で80[sec]かかる。先ほどよりも大幅に送信時間は短縮されるが、撮影前にライブビュー表示で回復後の画像データを確認するには、時間がかかりすぎる。
次に、回復フィルタを撮影レンズ200側で作成する場合について説明する。カメラ100から撮影レンズ200には上述の通り、カメラ100の特性値が送信される。この特性値のデータサイズは、上述のOTFデータに比べて小さいだけでなく、カメラ100に対して一意に決まるため、撮影レンズ200をカメラ100に装着したときやカメラ100の電源を投入したときに一度だけ送れば良い。
また、回復フィルタのデータサイズは、数[KB]〜数10[KB]程度である。例えば、15×15のフィルタサイズでフィルタ係数をdouble型、各像高に対応するため1画面に必要なフィルタ数を10個とすると、回復フィルタのデータサイズは18[KB]となる。このデータサイズであれば、レンズ−カメラ間の通信速度500[Kbps]でも、0.3[sec]程度で送信できる。この方法であれば、常に新しいレンズに対応できるだけでなく、ある程度、レンズ−カメラ間のデータ転送量を小さくすることができる。しかし、毎回、レリーズボタンが全押しされる度にレンズ側で回復フィルタを作成し、レンズからカメラに送信するのは、レンズの負荷が非常に大きくなるという問題がある。特に連写モード時には、レリーズボタンが全押し状態のままになるので、短時間に複数回の撮影が繰り返され、その1枚1枚の撮影に対して回復フィルタを作成するのは、レンズ側にとって大きな負担になる。
連写モードで撮影する時の、カメラ100と撮影レンズ200の動作について、図3のタイミングチャートを用いて説明する。撮影レンズ200がカメラ100に装着された時、若しくは撮影レンズ200が装着されたカメラ100の電源が投入されたとき、カメラ100は、カメラ本体特性値メモリ438に格納されているカメラ100の特性値を読み出す。そしてカメラ100はこの読み出した特性値を、通信接点434、425を介して撮影レンズ200に送信する。
そして連写モードが設定された後、絞り・ズームの変更を繰り返して構図を決定し、レリーズボタン114が半押しされて、ピントを合わせる。その後、レリーズボタン114が全押しされると連写撮影が開始する。連写撮影の開始後、撮影した順に画像がカメラ100内のメモリ(例えば外部記憶装置433)内に格納される。連写モードでレリーズボタン全押し状態を検出したカメラ100は、連写撮影で最初に撮影する画像の撮像条件に適した回復フィルタを撮影レンズ200に対して要求する。この要求時には、カメラ100側で撮影のために設定した絞り値、ズーム位置、撮影距離を示す撮影パラメータをカメラ100から撮影レンズ200に対して送信する。
回復フィルタの送信要求を受けた撮影レンズ200は、連写撮影で最初に撮影する画像の撮像条件(絞り値・ズーム位置・撮影距離)に適した回復フィルタを作成し、作成した回復フィルタをカメラ100に送信する。連写中のカメラ100は撮影レンズ200から送信された回復フィルタを受信する。
ここで、連写撮影により撮影した画像をJPEG保存する場合には、連写撮影で撮影された画像を順次読み出し、読み出した画像に対してこの受信した回復フィルタを適用し、回復フィルタを適用したそれぞれの画像に対してJPEG符号化を行う。そして、符号化後のそれぞれのデータをExifなどのフォーマットで外部記憶装置433に書き込む。一方、連写撮影により撮影した画像をそのまま保存する(RAW保存)場合には、順次撮影されるそれぞれの画像と回復フィルタとを1つのファイルにまとめ、このファイルを外部記憶装置433に書き込む。
次に、カメラ100の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。ここで、カメラ100は、図4のフローチャートに従った処理を行う前に予め、カメラ100の特性値を撮影レンズ200に送信し終えているものとする。
先ず、ステップS701では、カメラCPU436は、レリーズボタン114が全押しされた状態か否かを判断する。係る判断の結果、全押しされている状態であれば処理はステップS702に進むし、全押しされている状態でなければ処理はステップS701に戻る。処理がステップS702に進んだ時点で画像の撮影は開始される。
ステップS702では、カメラCPU436は、連写モードが設定されているか否かを判断する。係る判断の結果、連写モードが設定されている場合には、処理はステップS703に進むし、連写モードが設定されていないのであれば処理はステップS705に進む。
次に、ステップS703では、カメラCPU436は、撮影した画像が、連写モードが設定されてから最初の撮影画像であるか否かを判断する。撮影した画像が、連写モードが設定されてから最初の撮影画像である場合には処理はステップS705に進むし、撮影した画像が、連写モードが設定されてから最初の撮影画像ではない(2枚目以降の画像である)場合には処理はステップS708に進む。
ステップS705では、カメラCPU436は、撮影レンズ200に対して、連写モードが設定されて最初の画像の撮像条件に適した回復フィルタの送信要求を行う。より詳しくは、レリーズボタン114が全押し状態になった時の絞り・ズーム・撮影距離に対応した回復フィルタの送信要求を撮影レンズ200に対して行う。そのためにこの送信要求では、レリーズボタン114が全押しされた時点(撮影開始時点)で設定されている絞り値、ズーム位置、撮影距離を示す撮影パラメータを、通信接点434、425を介して撮影レンズ200に対して送信する。この撮影パラメータの送信をもって、上記送信要求を行う。
ステップS706では、カメラCPU436は、ステップS705での送信要求に応じて撮影レンズ200から送信された回復フィルタを、通信接点434、425を介して受信し、カメラ100内の不図示のメモリ内に格納する。ステップS703における処理は換言すれば、撮影レンズ200に対して回復フィルタの送信要求を行うか否かを判断する処理に相当する。
次に、ステップS708では、カメラCPU436は、撮影が完了したか否かを判断する。連写モードが設定されている場合、レリーズボタン114の押下が解除されたか否かを判断する。係る判断の結果、撮影が完了した場合には処理はステップS709に進むし、完了していない場合には処理はステップS703に戻る。
ステップS709では、カメラCPU436は、予め設定された撮影画像の保存設定を参照し、撮影した画像をJPEG保存するのかRAW保存するのかを判断する。係る判断の結果、JPEG保存する場合には処理はステップS710に進むし、RAW保存する場合には処理はステップS712に進む。
ステップS710では、カメラCPU436は、撮影された画像を不図示のメモリから読み出し、読み出したそれぞれの画像に対して、ステップS706で受信した回復フィルタを用いたフィルタ処理を行う。そしてステップS711では、これらのフィルタ処理を施した画像に対してJPEG符号化を行い、その結果をExifなどのファイルフォーマットで外部記憶装置433に保存する。
一方、ステップS712では、カメラCPU436は、撮影した画像を不図示のメモリから読み出し、読み出したそれぞれの画像とステップS706で受信した回復フィルタとを1つのファイルとして外部記憶装置433内に保存する。
次に、撮影レンズ200の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。先ず、ステップS801では、レンズCPU426は、上記ステップS705におけるカメラ100からの送信要求を、通信接点434、425を介して受信する。
次に、ステップS802では、レンズCPU426は、上記ステップS705においてカメラ100から送信された撮影パラメータ(ズーム位置、絞り値、撮影距離)を、通信接点434、425を介して受信する。
次に、ステップS803では、レンズCPU426は、ステップS802で取得した撮影パラメータに対応する波長別OTFデータをレンズ特性値メモリ423から取得する。次にステップS804では、予めカメラ100から取得し、撮影レンズ200内の不図示のメモリ内に格納したカメラ100の特性値を読み出す。
次に、ステップS805では、レンズCPU426は、撮像素子のセンサピッチでOTFの単位変換を行う。つまり、画素ピッチに依存しない[line pair/mm]で撮影レンズ200内に保存されていたOTFデータを、撮像素子のセンサピッチを単位として、[line pair/画素]の単位に変換する。つまり、f[line pair/画素]=f[line pair/mm]×画素ピッチ[mm/画素]で計算できる。たとえば、撮像素子のセンサピッチ=7[μm]であれば、f[line pair/mm]×7×10-3[mm/画素]と計算できる。センサピッチ情報は、ステップS804で読み出したカメラ100の特性値に含まれている。
ステップS806ではレンズCPU426は、ステップS805で得られたOTFデータに、ステップS804で読み出した特性値に含まれているRGBフィルタ分光透過率を掛け合わせる。これにより、周波数別のOTFデータをRGBコンポーネント毎のOTFデータに変換する。次に、ステップS807では、レンズCPU426は、ステップS806で得られたOTFデータに、ステップS804で読み出した特性値に含まれている光学LPFを適用する。
次に、ステップS808ではレンズCPU426は、ステップS807で得られたOTFデータを用いて回復フィルタを作成する。回復フィルタの作成方法は、従来技術で説明した式(1)を用いて周波数空間における回復フィルタを作成し、これにフーリエ変換を適用し、実空間の回復フィルタとすれば良い。
次に、ステップS809ではレンズCPU426は、ステップS808で作成した回復フィルタをカメラ100に対して、通信接点434、425を介して送信する。本実施形態のような連写撮影時は、ズームや絞りが一定であることが多い。撮影距離は変更することがあるが、撮影距離の変化に対する回復フィルタの変化の大きさは許容できる範囲である。
ここで、距離によるMTF(及びOTF)への影響は小さい。従って、2枚目以降の撮影画像に、1枚目の撮影画像の撮影パラメータに合わせて作成された回復フィルタを用いても、2枚目以降の撮影画像に合わせて作成した回復フィルタを用いた場合と比べて、画像の回復結果が大きく劣ることはない。従って本実施形態によれば、短時間に多くの画像を撮影する連写撮影では最初の撮影画像についてのみ回復フィルタを要求するので、レンズ側の回復フィルタ作成に要する負荷を低減すると共に、レンズ−カメラ間の通信容量を削減することができる。そしてこれにより、快適な動作速度を保つことができる。
さらに本実施形態では、最初にカメラの特性値をカメラからレンズに送信しておけば、後はレンズとカメラとの間の通信は、比較的小さいデータサイズのデータの送受信のみであるので、レンズーカメラ間の通信を円滑に行うことができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、連写撮影で撮影された1枚目の画像と2枚目の画像のそれぞれの撮影パラメータがほぼ同じであるとみなすことにより、連写撮影時のみ、回復フィルタを要求する回数を軽減させることができた。しかし、この方法であっても、連写撮影を行うたびに、最低1回は回復フィルタをレンズに対して要求することになる。
そこで本実施形態では、前回の撮影パラメータとそれに対応する回復フィルタを一時的に保存するキャッシュメモリをカメラに設ける。そして、レリーズボタンが全押しになった時に、前回の撮影パラメータと今回の撮影パラメータとを比較し、その差異が許容範囲内にない場合にのみ、新たに回復フィルタをレンズに要求する。
本実施形態に係るカメラ100が行う処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。なお、図6において、図4と同じ処理ステップには同じステップ番号を付けており、その説明は第1の実施形態で述べたとおりであるため、省略する。
カメラCPU436が、レリーズボタン114が全押しされた状態であると判断すれば、処理はステップS901に進む。ステップS901では、カメラCPU436は、現時点での撮影パラメータ(撮影条件)C_nowをカメラ100内の不図示のメモリから取得する。次に、ステップS902では、カメラCPU436は、前回設定された撮影パラメータC_prevを、このメモリから取得する。そしてステップS903では、カメラCPU436は、撮影パラメータC_nowと撮影パラメータC_prevとを比較し、絞り・ズーム・撮影距離のそれぞれの差異が許容範囲内にあるか否かを判断する。係る判断の結果、許容範囲内であれば、撮影パラメータC_prevに対応する回復フィルタを今回の撮影画像に用いても充分な回復を得られると判断し、処理はステップS904に進む。一方、許容範囲内でなければ処理はステップS704に進む。
ここで、許容範囲内であるか否かの判断について、図7を用いて説明する。撮影距離、焦点距離、絞り値(F値)のそれぞれは、図7(a)〜(c)に示す如く、幾つかの区分に分割される。そして撮影距離、焦点距離、F値のそれぞれについて、撮影パラメータC_nowと撮影パラメータC_prevとが同じ区分に属していれば撮影パラメータC_nowと撮影パラメータC_prevとは許容範囲内と判定する。それ以外であれば許容範囲外と判断する。
例えば、C_prevが撮影距離=2000[mm]、焦点距離=50[mm]、F値=5.0であり、C_nowが撮影距離=1000[mm]、焦点距離=50[mm]、F値=8.0であるとする。この場合、C_prev及びC_nowは、撮影距離については距離区分D2内、焦点距離についてはズーム区分Z3内、F値については絞り区分F2内にあるので、C_prev及びC_nowは許容範囲内と判定される。一方、C_nowが撮影距離=1000[mm]、焦点距離=50[mm]、F値=3.0であれば、絞り区分がF1とF2で異なるため許容範囲外と判定される。
図6に戻って次に、ステップS904では、前回に撮影レンズ200から取得し、履歴としてカメラ100内の不図示のメモリ内に記録されている回復フィルタを、このメモリから取得する。この取得した回復フィルタは、撮影パラメータC_prevに対応するものである。
一方、ステップS704では第1の実施形態で説明したように、撮影レンズ200に対して回復フィルタを要求するので、ステップS905では、この要求に応じて撮影レンズ200から送信された回復フィルタを受信する。そして、受信した回復フィルタを履歴としてメモリに格納する。次に、ステップS906では、撮影パラメータC_prevに撮影パラメータC_nowを上書きする。
本実施形態によれば、撮影パラメータの履歴を保存するバッファが新たに必要になるが、レンズに対する回復フィルタの要求回数を削減することができ、レンズ−カメラ間の通信データ容量とレンズの回復フィルタ作成に要する負荷の両方を減らすことができる。また、同じ条件下での撮影であれば、回復フィルタの要求を行わないため、処理速度が速くなる。
なお、本実施形態では、許容範囲の決め方は図7に示したような区分として説明したが、C_prevの条件を中心に±方向に範囲を持たせても良い。例えば、ズーム範囲は、C_prevの中の焦点距離の±15mmと決めれば、C_prevの焦点距離が50mmであれば、ズームの許容範囲は35〜65mmとなる。あるいは、レンズの性能を0〜1に正規化し、その範囲を複数に分割して許容範囲を作成してもよい。たとえば、ズームの焦点距離を3分割する場合を考えると、24−70mmのズーム範囲を持つレンズであれば、24−39mm、39−55mm、55−70mmの3つの範囲に分割されることになる。
また、許容範囲についてはレンズから取得するなどして、レンズ毎に変更してもよい。その場合は、図3に記載されている「カメラの特性値送信」の前後に、レンズから許容範囲の情報を取得すれば良い。あるいは、レンズからカメラに回復フィルタを送信する時に、一緒にその回復フィルタの許容範囲条件を送信しても良い。また、本実施形態では、撮影パラメータとして、絞り・ズーム・撮影距離の3つを用いたが、撮影距離の回復フィルタへの影響が小さい場合には、撮影距離を撮影パラメータに入れなくても良い。また、本実施形態では、回復フィルタの保存先はカメラ内としているが、レンズ側に記憶メモリを設け、そこに保存しても良い。なお、図6のフローチャートにおいて、動画像撮影を行う場合には、ステップS901からステップS709の直前までを各フレームについて行えばよい。
[第3の実施形態]
第2の実施形態では、履歴としての回復フィルタ及び撮影パラメータを、1回前のものしか保持していなかった。しかし、過去数回分の回復フィルタ及び撮影パラメータを履歴としてカメラ100が保持しておいても良い。
ここで、新たに取得した回復フィルタを履歴として保存する場合に、すでに回復フィルタ保存用メモリ領域がいっぱいになっていれば、回復フィルタ保存用メモリ領域内のデータのいくつかを消去しないと、新たに取得した回復フィルタを保存できない。
たとえば、絞り優先モードが設定されている場合には、絞りは固定されており、ズームが頻繁に変わることが予想されるため、同じ絞り値の回復フィルタをなるべく残しておいた方が良い。また、シャッター速度優先モードや連写モードの時には、ズームよりも絞りの方が頻繁に変わることが予想されるため、同じズーム値の回復フィルタをなるべく残しておいた方が良い。本実施形態では、複数の回復フィルタを保存する場合に、撮影モードに応じた保存データの更新を行う方法について説明する。
本実施形態は、回復フィルタ及び撮影パラメータの保存処理のみが第2の実施形態と異なる。そこで以下では、ステップS905、S906で行う回復フィルタ及び撮影パラメータの保存処理について、図8のフローチャートを用いて説明する。ここで、本実施形態では、保存される回復フィルタは、利用された順番にデータを並び替えることができるリスト構造になっているものとする。
回復フィルタ及び撮影パラメータの管理システムについて、図9を用いて説明する。カメラ100内のメモリには、1画面分の回復フィルタを格納するためのフィルタデータ保存領域1〜4を有する領域1301が設定されている。更に、このフィルタデータ保存領域1〜4のそれぞれに格納される回復フィルタ及び対応する撮影パラメータについては、管理テーブル1302で管理されており、これもまたカメラ100内のメモリに格納されている。
管理テーブル1302には、それぞれのフィルタデータ保存領域の番号(データ番号)、それぞれのフィルタデータ保存領域の先頭アドレス、それぞれのフィルタデータ保存領域に格納される回復フィルタに対応する撮影パラメータが登録される。また、回復フィルタが使われた順番にデータをつなぐことができる双方向ポインタとしてのデータ(前データの番号、次データの番号)もこの管理テーブル1302に登録されている。撮影パラメータには第1の実施形態と同様、ズーム位置、絞り値、撮影距離が含まれており、それぞれがどの許容区分内にあるのかが、この管理テーブル1302に書き込まれている。保存可能な回復フィルタの撮影パラメータ数は、図9では4つとする。保存可能な回復フィルタの撮影パラメータ数は、回復フィルタのデータサイズと、実際に回復フィルタを保存する管理テーブル1302から容易に算出可能である。図9からすると、回復フィルタが利用された順は、データ番号でいうところの2→3→1→4である。
ステップS1201では、カメラCPU436は、領域1301内に新たに回復フィルタのデータを記憶保持するための空きエリアがあるか否かを判断する。係る判断の結果、空きエリアがあると判断した場合には処理はステップS1209に進むし、空きエリアがないと判断した場合には処理はステップS1202に進む。図9の場合、フィルタデータ保存領域1〜4の全てには回復フィルタのデータが格納されており、空きエリアは無いので、この場合は処理はステップS1202に進む。
ステップS1202では、カメラCPU436は、撮影前に設定された撮影モードが絞り優先モードであるか否かを判断する。係る判断の結果、絞り優先モードであれば処理はステップS1203に進むし、絞り優先モードではない場合には処理はステップS1206に進む。
ステップS1203ではカメラCPU436は、撮影パラメータC_nowと、管理テーブル1302に登録されているそれぞれの撮影パラメータC_prevとを比較し、絞りの許容範囲区分が異なるか否かを調べる。これにより、撮影パラメータC_nowに含まれている絞り値の許容範囲とは異なる許容範囲内の絞り値が管理テーブル1302に登録されているか否かを判断することができる。
係る比較の結果、撮影パラメータC_nowに含まれている絞り値の許容範囲とは異なる許容範囲内の絞り値が管理テーブル1302に登録されていれば処理はステップS1204に進む。一方、撮影パラメータC_nowに含まれている絞り値の許容範囲とは異なる許容範囲内の絞り値が管理テーブル1302に登録されていない場合には、処理はステップS1205に進む。
ステップS1204では、カメラCPU436は、撮影パラメータC_nowに含まれている絞り値の許容範囲とは異なる許容範囲内の絞り値を含む撮影パラメータのデータ番号を管理テーブル1302から特定する。例えば、今回受信した回復フィルタが絞り優先モード・絞り許容範囲区分F3の撮影条件に基づくものである場合、管理テーブル1302ではデータ番号1及び4に対応する撮影パラメータ中のF値は絞り許容範囲区分F3ではない。従ってこの場合、データ番号1及び4を特定する。次に、データ番号1及び4のうち、使われた順番が古い回復フィルタのデータ番号を特定する。この場合はデータ番号1であるので、データ番号1に対応する撮影パラメータ、前データの番号、後データの番号を管理テーブル1302から削除すると共に、データ番号1に対応するアドレスで示されるフィルタデータ保存領域1内の回復フィルタを削除する。もちろん、管理テーブル1302からデータ番号1に対応する前データの番号、後データの番号を削除すると、これに合わせてデータ番号3及び4に対応する前データの番号、後データの番号も更新する必要がある。具体的には、データ番号3に対応する前データの番号及び後データの番号を2,4と更新すると共に、データ番号4に対応する前データの番号及び後データの番号を3,NULLと更新する。
一方、ステップS1206では、カメラCPU436は、撮影前に設定された撮影モードがシャッター速度優先モード若しくは連写モードであるか否かを判断する。係る判断の結果、シャッター速度優先モード若しくは連写モードであれば処理はステップS1207に進むし、シャッター速度優先モード、連写モードの何れでもない場合には処理はステップS1205に進む。
ステップS1207ではカメラCPU436は、撮影パラメータC_nowと、管理テーブル1302に登録されているそれぞれの撮影パラメータC_prevとを比較し、ズーム値の許容範囲区分が異なるか否かを調べる。これにより、撮影パラメータC_nowに含まれているズーム値の許容範囲とは異なる許容範囲内のズーム値が管理テーブル1302に登録されているか否かを判断することができる。
係る比較の結果、撮影パラメータC_nowに含まれているズーム値の許容範囲とは異なる許容範囲内のズーム値が管理テーブル1302に登録されている場合には、処理はステップS1208に進む。一方、撮影パラメータC_nowに含まれているズーム値の許容範囲とは異なる許容範囲内のズーム値が管理テーブル1302に登録されていない場合には、処理はステップS1205に進む。
ステップS1208では、カメラCPU436は、撮影パラメータC_nowに含まれているズーム値の許容範囲とは異なる許容範囲内のズーム値を含む撮影パラメータのデータ番号を管理テーブル1302から特定する。そして、特定したデータ番号のうち使われた順番が古い回復フィルタ、及びこの回復フィルタのデータ番号に対応する撮影パラメータ、前データの番号、後データの番号を削除する。この削除処理及びこれに係る管理テーブル1302の更新処理については上記ステップS1204と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
ステップS1209では、領域1301において空いているフィルタデータ保存領域(若しくは上記削除処理によって空いたフィルタデータ保存領域)に、今回受信した回復フィルタのデータを格納する。更に、この格納したフィルタデータ保存領域のアドレスが登録されているデータ番号に対応する撮影パラメータに、今回受信した回復フィルタの撮影パラメータを登録する。更に、各データ番号に対応する前データの番号、後データの番号を更新する。
本実施形態では、静止画撮影のみについて説明したが、最近では、レンズ交換式カメラの中でも、静止画・動画の両方の撮影を行うことができるものもある。動画撮影の場合には、連写時と同様、明るさを一定にするため、一般に絞りが頻繁に変わる。そのため、絞りに比べてズームを固定することが多い。したがって、異なるズームに対応している回復フィルタのうち、使われたのが古いものから削除する方が良い。したがって、動画・静止画双方の撮影が可能なカメラの場合には、ステップS1206で更に、動画撮影モードか否かを判断する工程を加えればよい。
[その他の実施形態]
第1の実施形態では連写モードにおける動作について説明したが、係る動作はライブビュー撮影でも同様に行うことができる。ライブビュー撮影とは、センサ上の画像をLCDモニタ装置417に投影し、ユーザに見せる機能である。この場合、使用する画像サイズが異なるため、ライブビュー表示時のセンサピッチを使う必要があり、撮影画像に対する回復フィルタとは、フィルタサイズが異なる。そこで、第2の実施形態の撮影条件にフィルタ用途を追加し、許容範囲内の判定にフィルタ用途がC_nowとC_prevで同じであるかの判定をさらに追加すればよい。
また、ユーザは撮影時に出力解像度(記録画素数)をカメラにおいて切り替えることができる。例えばJPEG画像であれば、ラージサイズ(5616×3744画素)、ミドル1サイズ(4992×3328画素)、ミドル2サイズ(4080×2720画素)、スモールサイズ(2784×1856画素)のうち1つを選択することができる。RAWデータであれば、2つのサイズ(5616×3744画素、または2784×1856画素)のうち1つを選択することができる。
このような出力解像度の変更は、現像処理後に最大出力サイズから画素を間引いて行われる場合と、現像処理前に最大出力サイズから画素を間引いて行われる場合の2つの方法が考えられる。後者の現像処理前に間引く方法では、ライブビュー撮影時と同様に、回復する画像サイズが異なるため、フィルタサイズが変わってくる。その場合には、第2の実施形態の撮影条件に出力解像度を追加し、許容範囲内の判定に、出力解像度がC_nowとC_prevで同じであるかの判定をさらに追加すればよい。

Claims (7)

  1. レンズが装着されたレンズ交換式カメラであって、
    前記交換式カメラの撮像素子のセンサピッチ、光学ローパスフィルタ、色成分フィルタの分光透過率、を含む画像処理パラメータを前記レンズに送信する送信手段と、
    撮影の開始後、前記レンズに対して撮影画像の劣化を回復するために用いる回復フィルタの送信要求を行うか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が前記送信要求を行うと判断した場合に、撮影のために設定された撮影パラメータを前記レンズに送信することで前記送信要求を行う要求手段と、
    前記送信要求に応じて前記レンズが送信した、前記画像処理パラメータに基づいて前記レンズが作成した、前記撮影パラメータに対応する前記回復フィルタを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した回復フィルタをメモリに格納する手段と
    を備えることを特徴とするレンズ交換式カメラ。
  2. 前記送信手段は、撮影前に前記画像処理パラメータを前記レンズに送信することを特徴とする請求項1に記載のレンズ交換式カメラ。
  3. 前記判断手段は、連続撮影において最初の画像が撮影されると前記送信要求を行うと判断することを特徴とする請求項1に記載のレンズ交換式カメラ。
  4. 前記判断手段は、撮影開始時点で設定されている撮影パラメータと、前回設定された撮影パラメータと、の差異が許容範囲内ではない場合に、前記送信要求を行うと判断することを特徴とする請求項1に記載のレンズ交換式カメラ。
  5. 更に、
    前記メモリに格納された回復フィルタを用いて、撮影画像の劣化を回復する為の処理を行う手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のレンズ交換式カメラ。
  6. 前記撮影パラメータは、絞り値、ズーム位置、撮影距離、を含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のレンズ交換式カメラ。
  7. レンズが装着されたレンズ交換式カメラの制御方法であって、
    前記交換式カメラの撮像素子のセンサピッチ、光学ローパスフィルタ、色成分フィルタの分光透過率、を含む画像処理パラメータを前記レンズに送信する送信工程と、
    撮影の開始後、前記レンズに対して撮影画像の劣化を回復するために用いる回復フィルタの送信要求を行うか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程で前記送信要求を行うと判断した場合に、撮影のために設定された撮影パラメータを前記レンズに送信することで前記送信要求を行う要求工程と、
    前記送信要求に応じて前記レンズが送信した、前記画像処理パラメータに基づいて前記レンズが作成した、前記撮影パラメータに対応する前記回復フィルタを受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した回復フィルタをメモリに格納する工程と
    を備えることを特徴とするレンズ交換式カメラの制御方法。
JP2009153990A 2009-06-29 2009-06-29 レンズ交換式カメラ、及びその制御方法 Active JP5274391B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009153990A JP5274391B2 (ja) 2009-06-29 2009-06-29 レンズ交換式カメラ、及びその制御方法
US12/792,109 US8081231B2 (en) 2009-06-29 2010-06-02 Lens-interchangeable camera and method of controlling the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009153990A JP5274391B2 (ja) 2009-06-29 2009-06-29 レンズ交換式カメラ、及びその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011010214A true JP2011010214A (ja) 2011-01-13
JP2011010214A5 JP2011010214A5 (ja) 2012-08-09
JP5274391B2 JP5274391B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=43380284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009153990A Active JP5274391B2 (ja) 2009-06-29 2009-06-29 レンズ交換式カメラ、及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8081231B2 (ja)
JP (1) JP5274391B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012156716A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Canon Inc 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法およびプログラム。
JP2013038563A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Canon Inc 画像処理方法、画像処理装置、撮像装置、および、画像処理プログラム
JP2013061925A (ja) * 2011-08-25 2013-04-04 Canon Inc 画像処理プログラム、画像処理方法、画像処理装置及び撮像装置
JP2013161278A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Canon Inc 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2014064304A (ja) * 2013-11-13 2014-04-10 Canon Inc 画像処理方法、画像処理装置、撮像装置、および、画像処理プログラム
US8792015B2 (en) 2011-08-08 2014-07-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, image pickup apparatus, and a non-transitory computer-readable storage medium
WO2015015943A1 (ja) * 2013-08-02 2015-02-05 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2015201838A (ja) * 2014-04-01 2015-11-12 キヤノン株式会社 撮像システム、撮像装置、制御方法及びプログラム
JP2015231068A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 キヤノン株式会社 情報処理装置およびその制御方法、カメラシステム、プログラム、記憶媒体
JP2016052084A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および、記憶媒体
JP2017041672A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および、記憶媒体
US9906732B2 (en) 2013-08-02 2018-02-27 Fujifilm Corporation Image processing device, image capture device, image processing method, and program
US9965833B2 (en) 2013-04-26 2018-05-08 Fujifilm Corporation Optical system characteristic data storing device, method, and program for image restoration filtering

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9030597B2 (en) * 2010-09-30 2015-05-12 Nikon Corporation Interchangeable lens and camera body
JP6521763B2 (ja) * 2015-06-26 2019-05-29 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体
US10753799B2 (en) 2016-06-22 2020-08-25 Xpectraltek, Lda Spectral camera having interchangeable filters
US10659076B1 (en) 2019-04-30 2020-05-19 EMC IP Holding Company LLC Reducing the amount of data stored in a sequence of data blocks by combining deduplication and compression

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11295588A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Ricoh Co Ltd 自動焦点制御装置
JP2004239962A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Nikon Corp ブレ補正カメラシステム、ブレ補正カメラ、画像回復装置及びブレ補正プログラム
JP2010087859A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Fujifilm Corp 画像処理パラメータ算出装置、画像処理パラメータ算出方法、製造方法、撮像装置、撮像方法、およびプログラム
JP2012505562A (ja) * 2008-12-10 2012-03-01 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法、並びに、データ処理装置およびデータ処理方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127976A (ja) 1985-11-29 1987-06-10 Kyocera Corp 画像記録処理装置
JPH0756530B2 (ja) * 1986-03-31 1995-06-14 株式会社ニコン 撮影レンズ鏡筒およびカメラ
US5422701A (en) * 1990-01-30 1995-06-06 Nikon Corporation Focus detection apparatus
JP3189157B2 (ja) * 1992-09-25 2001-07-16 株式会社ニコン レンズ交換可能なカメラシステム
DE19612643B4 (de) * 1995-03-31 2010-07-08 Hoya Corp. TTL-Belichtungssteuereinrichtung
JPH11112859A (ja) 1997-09-30 1999-04-23 Kyocera Corp デジタル電子カメラ
US6813442B2 (en) * 2000-06-08 2004-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Autofocus system and camera system
US20020105589A1 (en) * 2001-02-02 2002-08-08 Brandenberger Sarah M. System and method for lens filter emulation in digital photography
JP3841152B2 (ja) * 2001-09-05 2006-11-01 コニカミノルタフォトイメージング株式会社 交換レンズ、デジタルカメラカメラ、および画像処理方法
JP4370780B2 (ja) 2002-12-25 2009-11-25 株式会社ニコン ブレ補正カメラシステム、ブレ補正カメラ、画像回復装置及びブレ補正プログラム
JP2008092001A (ja) 2006-09-29 2008-04-17 Olympus Corp カメラ、レンズユニット、カメラ本体および撮影画像処理方法
JP2008092000A (ja) 2006-09-29 2008-04-17 Olympus Corp カメラ、レンズユニットおよびカメラ本体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11295588A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Ricoh Co Ltd 自動焦点制御装置
JP2004239962A (ja) * 2003-02-03 2004-08-26 Nikon Corp ブレ補正カメラシステム、ブレ補正カメラ、画像回復装置及びブレ補正プログラム
JP2010087859A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Fujifilm Corp 画像処理パラメータ算出装置、画像処理パラメータ算出方法、製造方法、撮像装置、撮像方法、およびプログラム
JP2012505562A (ja) * 2008-12-10 2012-03-01 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法、並びに、データ処理装置およびデータ処理方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012156716A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Canon Inc 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法およびプログラム。
JP2013038563A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Canon Inc 画像処理方法、画像処理装置、撮像装置、および、画像処理プログラム
US8792015B2 (en) 2011-08-08 2014-07-29 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method, image pickup apparatus, and a non-transitory computer-readable storage medium
US9007482B2 (en) 2011-08-08 2015-04-14 Canon Kabushiki Kaisha Image processing method, image processing apparatus, image pickup apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium
JP2013061925A (ja) * 2011-08-25 2013-04-04 Canon Inc 画像処理プログラム、画像処理方法、画像処理装置及び撮像装置
JP2013161278A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Canon Inc 画像処理装置、その制御方法、および制御プログラム
US9965833B2 (en) 2013-04-26 2018-05-08 Fujifilm Corporation Optical system characteristic data storing device, method, and program for image restoration filtering
JP5933129B2 (ja) * 2013-08-02 2016-06-08 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム
WO2015015943A1 (ja) * 2013-08-02 2015-02-05 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、及びプログラム
US9906732B2 (en) 2013-08-02 2018-02-27 Fujifilm Corporation Image processing device, image capture device, image processing method, and program
JP2014064304A (ja) * 2013-11-13 2014-04-10 Canon Inc 画像処理方法、画像処理装置、撮像装置、および、画像処理プログラム
JP2015201838A (ja) * 2014-04-01 2015-11-12 キヤノン株式会社 撮像システム、撮像装置、制御方法及びプログラム
US9794464B2 (en) 2014-04-01 2017-10-17 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing system, image capturing apparatus, control method, and recording medium
JP2015231068A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 キヤノン株式会社 情報処理装置およびその制御方法、カメラシステム、プログラム、記憶媒体
JP2016052084A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および、記憶媒体
JP2017041672A (ja) * 2015-08-17 2017-02-23 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および、記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5274391B2 (ja) 2013-08-28
US8081231B2 (en) 2011-12-20
US20100328480A1 (en) 2010-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5274391B2 (ja) レンズ交換式カメラ、及びその制御方法
JP6238184B2 (ja) 撮像装置
JP5706654B2 (ja) 撮影機器、画像表示方法及びプログラム
JP2014029353A (ja) 焦点調整装置および焦点調整方法
US9609167B2 (en) Imaging device capable of temporarily storing a plurality of image data, and control method for an imaging device
KR101626002B1 (ko) 디지털 촬영 장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터 판독가능 저장매체
JP2008092440A (ja) カメラおよび画像処理プログラム
JP2018157479A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、及び、プログラム
JP2015139020A (ja) 電子機器及び制御プログラム
WO2014119714A1 (ja) 交換レンズ、カメラシステム、撮像装置、カメラシステムの制御方法及び撮像装置の制御方法
JP2012217090A (ja) 撮像装置、撮影レンズユニット、および撮像ユニット
US20060114510A1 (en) Apparatus and method for image conversion
JP7215414B2 (ja) 表示制御装置、撮像装置及び表示制御方法
KR20120110869A (ko) 디지털 촬영장치, 그 제어방법 및 제어방법을 실행시키기 위한 프로그램을 저장한 기록매체
JP2021012293A (ja) 撮影装置及び撮影方法
JP2010197524A (ja) 撮像装置
JP2006033160A (ja) 撮像システム
JP6257715B2 (ja) 表示装置および表示装置の作動方法
JP7415930B2 (ja) 信号処理装置、信号処理方法、信号処理プログラムおよび撮像装置
KR20100061299A (ko) 촬상 장치 및 촬상 방법
KR101825147B1 (ko) 디지털 촬영이미지의 흔들림 보정 촬영방법
JP2006234993A (ja) カメラ及びプログラム
JP5992561B2 (ja) 撮影機器及び撮影方法
JP6043381B2 (ja) 撮像システム、撮像装置、制御方法及びプログラム
JP2016019253A (ja) 撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120621

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130415

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130514

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5274391

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151