JP2011009914A - 中継装置 - Google Patents

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Masahiro Matsuda
昌弘 松田
Hideaki Shimizu
秀晃 清水
Akifumi Sano
章史 佐野
Masaki Sudo
雅樹 須藤
Hideo Imai
英生 今井
Tei Ito
悌 伊東
Kazuhiro Kumagai
和弘 熊谷
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Abstract

【課題】利得を設定する際に基地局に対する悪影響を防止する中継装置を提供する。
【解決手段】第2の中継装置20において、可変利得制御部214は、伝搬損が最小なものとして新たに特定された基地局10に対する利得を算出する。上り回線可変利得増幅器22は、可変利得制御部214が利得を算出する間、可変利得制御部214から利得算出中であることを示す制御信号を受け入れる。さらに、上り回線可変利得増幅器22は、この制御信号を受け入れている間は、内蔵された可変減衰器222によって上り信号を減衰させ、上り信号が基地局10に対して送信されることを遮断する。
【選択図】図3

Description

本発明は、中継装置に関する。
移動通信システムにおいて、中継装置は、基地局からの電波が届きにくい場所に位置する移動局に対して、基地局からの下り電波を中継して送信し、また、この移動局からの上り電波を中継して基地局へ送信する。
例えば、特許文献1は、伝搬損が最小となる基地局が変化した場合に、新たに伝搬損が最小となった基地局の周辺基地局情報を読み出し、最小伝搬損の基地局の特定を高い精度で行う無線中継装置を開示する。
特開2007−53607号公報
本発明は、上述した背景からなされたものであり、利得を設定する際に基地局に対する悪影響を防止する中継装置を提供することを目的とする。
本発明に係る中継装置は、基地局からの信号に基づいて、中継する信号の増幅の利得を設定する利得設定手段と、前記利得設定手段が利得を設定している間、移動局からの上り信号の前記基地局への送信を遮断する送信遮断手段とを有する。
本発明に係る中継装置によれば、利得を設定する際に基地局に対する悪影響を防止できる。
無線通信システムを示す図である。 図1に示した中継装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかる第2の中継装置の構成を示す図である。 第2の中継装置における処理を示すフローチャートである。 上り回線可変利得増幅器への電源の供給を停止させる場合の、第2の中継装置における処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる第3の中継装置の構成を示す図である。 図6に示した切替部の構成を示す図である。 第3の中継装置における処理を示すフローチャートである。
[本発明の背景]
本発明の理解を助けるために、まず、本発明がなされるに至った背景を説明する。
図1は無線通信システム1を示す図である。
図1に示すように、無線通信システム1は、基地局10−1〜10−n、移動局12−1〜12−m(n,mは1以上の整数)、および、基地局10−1〜10−nと移動局12−1〜12−mとの間の通信を中継する中継装置2から構成される。
なお、以下、基地局10−1〜10−nなど、複数ある構成部分のいずれかを特定せずに示す場合には、単に基地局10などと略記することがある。
中継装置2は、下り回線を経由して基地局10から送信された下り電波(下り信号)を受信し、増幅等の必要な処理を行って、下り信号を移動局12に対して下り回線を経由して送信する。
また、中継装置2は、上り回線を経由して移動局12から送信された上り電波(上り信号)を受信し、増幅等の必要な処理を行って、上り信号を基地局10に対して上り回線を経由して送信する。
さらに、中継装置2は、基地局10からの下り共通チャネル(止まり木チャネル)の信号を受信する受信器を有し、この受信器によって、中継装置2と基地局10との間の伝搬損を測定し、複数の基地局10−1〜10−nの中から、伝搬損が最小である基地局10を特定する。
また、中継装置2は、特定した基地局10に対する、中継する信号の増幅の利得を自動的に設定する。
ここで、中継装置2は、中継装置2から基地局10へ送信された送信信号が基地局10のアンテナ端で受信された場合に、その送信信号の送信雑音が基地局10の熱雑音に対して十分無視できるほど小さくなるように、利得を設定する。
また、この利得は、以下の式に基づいて、上り回線および下り回線ともに同一となるように設定される。
(1)L=PBTS‐PT
(2)GT=L+(NFBTS‐NFT‐α)
=L+β
ただし、GT>P0T‐PrTのとき
(3)GT=P0T‐PrT
L:伝搬損
BTS:基地局が報知する止まり木チャネルの送信電力
T:中継装置受信部の止まり木チャネルの受信電力
NFBTS:基地局LNA(Low Noise Amplifier:低雑音増幅器)のNF(Noise Figure:雑音指数)
NFT:中継装置のNF
α :NFのマージン
T :中継装置において設定される利得
0T :中継装置の送信電力
PrT :中継装置の1キャリアトータル受信電力
さらに、中継装置2は、複数の基地局10−1〜10−nとの間の伝搬損を、常時、測定する。
ここで、電波状態の変化等によって、伝搬損が最小の基地局10が変更されたとき、中継装置2は、その新たに伝搬損が最小となった基地局10を特定し、特定した基地局10に適合するように利得を自動的に変更する。
例えば、基地局10−1との間の伝搬損が最小である場合は、基地局10−1に適合するように利得が設定され、その後、基地局10−2との間の伝搬損が基地局10−1との間の伝搬損よりも小さくなった場合には、基地局10−2に適合するように利得が変更される。
図2は、図1に示した中継装置2の構成を示す図である。
図2に示すように、中継装置2は、基地局側アンテナ200、基地局側アンテナ共用器202、方向性結合器204、下り回線可変利得増幅器206、移動局側アンテナ共用器208、移動局側アンテナ210、可変利得受信部212、可変利得制御部214、および、上り回線可変利得増幅器216から構成される。
なお、図2において、実線で示された矢印は無線信号の移動を示し、破線で示された矢印は制御信号の移動を示す(図3,図6について同様)。
基地局側アンテナ共用器202は、基地局側アンテナ200を介して基地局10から下り信号を受信し、方向性結合器204に対して出力する。
方向性結合器204は、基地局側アンテナ共用器202からの下り信号を分配し、分配した下り信号を可変利得受信部212に対して出力する。
また、方向性結合器204を通過した下り信号は、下り回線可変利得増幅器206に出力される。
可変利得受信部212は、基地局10−1〜10−nからの下り信号を直交検波して、受信レベルの検出を行い、中継装置2と基地局10−1〜10−nとの間の伝搬損を、各基地局10について測定する。
可変利得制御部214は、可変利得受信部212で測定した各基地局10の伝搬損に基づいて、伝搬損が最小となる基地局10を特定する。
また、可変利得制御部214は、特定した基地局10に対する、下り回線可変利得増幅器206および上り回線可変利得増幅器216の利得を、上述した式(1)〜(3)に基づいて、自動的に算出し設定する。
下り回線可変利得増幅器206は、可変利得制御部214の算出結果に基づいて利得を設定され、設定された利得で、基地局10からの下り信号を増幅する。
移動局側アンテナ共用器208は、下り回線可変利得増幅器206が増幅した下り信号を、移動局側アンテナ210を介して移動局12に対して送信する。
また、移動局側アンテナ共用器208は、移動局側アンテナ210を介して移動局12から上り信号を受信し、上り回線可変利得増幅器216に対して出力する。
上り回線可変利得増幅器216は、可変利得制御部214の算出結果に基づいて利得を設定され、設定された利得で、移動局12からの上り信号を増幅する。
基地局側アンテナ共用器202は、上り回線可変利得増幅器206が増幅した上り信号を、基地局側アンテナ200を介して基地局10に対して送信する。
なお、下り回線可変利得増幅器206および上り回線可変利得増幅器216における利得の設定は、同時になされるようにしてもよい。
また、下り回線可変利得増幅器206および上り回線可変利得増幅器216は、過入力時に出力を予め設定された出力レベルに抑制するために、利得を自動的に制御する機能(AGC:automatic gain control)を有する。
以上のようにして、中継装置2は、基地局10−1〜10−nからの報知情報に基づいて、利得設定を自動的に行う。
一方、中継装置2で利得が設定されるまでの時間において、以下に示すような、システム運用上不適切な状態が発生する可能性がある。
伝搬損が最小の基地局10が変更された場合(つまり、中継装置2と通信する基地局10が切り替わる場合)を仮定する。
中継装置2が、基地局10からの報知情報を受信後、伝搬損が最小の基地局10を再検出して新たに利得を設定するまでの間、中継装置2における利得は、切替前の基地局10の伝搬損に基づいて設定される。
従って、例えば、切替前に伝搬損が最小であった基地局10−1から新たに伝搬損が最小となった基地局10−2に通信対象の基地局が切り替えられたときは、中継装置2が利得を変更するまでのわずかの間、過大な送信波が基地局10−2に対して出力されてしまう。
このように過大な送信波が基地局10に対して出力されると、上り回線側においてノイズレベルが増加し、通信の品質が劣化する。
したがって、中継装置2は、切り替わった後の基地局10に対して、波形品質が劣化した上り信号を送信してしまう。
以下に説明する第2の中継装置20および第3の中継装置24は、上述した不具合を解決し得るように改良されている。
[本発明の実施形態]
以下、本発明の実施形態を説明する。
図3は、本発明の実施形態にかかる第2の中継装置20の構成を示す図である。
図3に示すように、第2の中継装置20は、基地局側アンテナ200、基地局側アンテナ共用器202、方向性結合器204、下り回線可変利得増幅器206、移動局側アンテナ共用器208、移動局側アンテナ210、可変利得受信部212、可変利得制御部214、および、上り回線可変利得増幅器22から構成される。
なお、図3に示す第2の中継装置20の内、図2に示した中継装置2の構成部分と実質的に同一のものには、同一の符号が付してある(以下の各図について同様)。
第2の中継装置20において、可変利得制御部214は、伝搬損が最小なものとして新たに特定された基地局10に対する利得を算出する。
上り回線可変利得増幅器22は、可変利得制御部214が利得を算出する間、可変利得制御部214から利得算出中であることを示す制御信号(利得算出中信号)を受け入れる。
さらに、上り回線可変利得増幅器22は、利得算出中信号を受け入れている間は、内蔵された可変減衰器222によって上り信号を減衰させ、上り信号が基地局10に対して送信されることを遮断する。
可変利得制御部214が利得の算出を終了すると、その算出された利得が下り回線可変利得増幅器206の可変減衰器(図示せず)において設定され、設定された利得で基地局10からの下り信号が増幅される。
同様に、可変利得制御部214が利得の算出を終了すると、その算出された利得が上り回線可変利得増幅器22の可変減衰器222において設定され、設定された利得で移動局12からの上り信号が増幅される。
増幅された上り信号は、基地局側アンテナ共用器202および基地局側アンテナ200を介して基地局10に送信される。
図4は、第2の中継装置20における処理(S10)を示すフローチャートである。
ステップ102(S102)において、第2の中継装置20は、第2の中継装置20と基地局10−1〜10−nとの間の伝搬損を測定し、伝搬損が最小の基地局10が変更された場合に、通信対象となる基地局10を再特定する。
なお、S102は、第2の中継装置20が起動またはリセットされ、その結果、伝搬損が最小である基地局10を新たに特定する場合も含む。
ステップ104(S104)において、上り回線可変利得増幅器22の可変減衰器222が上り信号を減衰させることによって、上り信号の基地局10への送信が遮断される。
ステップ106(S106)において、第2の中継装置20は、再特定した基地局10からの報知情報を取得可能か否かを判断し、不可であれば処理はS108に進み、可能であればS110に進む。
ステップ108(S108)において、第2の中継装置20は、受信異常アラームを発生させ、処理を終了する。
ステップ110(S110)において、第2の中継装置20は、新たに特定した基地局10からの報知情報を取得する。
ステップ112(S112)において、可変利得制御部214は、新たに特定された基地局10に対する装置利得を算出する。
ステップ114(S114)において、算出結果に基づいて、下り回線可変利得増幅器206および上り回線可変利得増幅器216の利得が設定される。
ステップ116(S116)において、第2の中継装置20は、通常の運用状態に移行し、上り信号および下り信号に対して必要な処理を行い、それぞれの信号を基地局10および移動局12に対して送信する。
ステップ118(S118)において、第2の中継装置20は、電源がOFFとなったか否かを判断し、ONのままであれば処理はS102に戻り、OFFとなった場合は処理を終了する。
上述のように、本実施形態においては、上り信号はノイズによって劣化することなく、第2の中継装置20は、波形品質が正常な上り信号を基地局10に対して送信できる。
なお、基地局10が複数の移動局12−1〜12−mからの信号を受信する上り回線においては、上述のようにノイズレベルが増加して波形品質が劣化すると、基地局10と通信可能である移動局12の数が制限される等の悪影響がある可能性があるため、システム運用時は、常に、高品質の雑音指数を維持する必要がある。
一方、下り回線については、上記のような雑音指数の制約はなく、さらに、運用時は基地局10から移動局12への信号の送信を継続する必要があるので、可変利得制御部214が利得を算出している間であっても、変更前の設定利得で、下り回線可変利得増幅器206は動作する。
なお、上述した実施形態において、第2の中継装置20は、上り回線可変利得増幅器22に内蔵された可変減衰器222を動作させて上り信号を減衰させることにより、上り信号を基地局10に対して送信することを遮断するが、上り回線可変利得増幅器22への電源の供給を停止させることによって、上り信号を基地局10に対して送信することを遮断するように構成されてもよい。
図5は、上り回線可変利得増幅器22への電源の供給を停止させる場合の、第2の中継装置20における処理(S20)を示すフローチャートである。
ステップ202(S202)において、S102の処理と同様に、第2の中継装置20は、第2の中継装置20と基地局10との間の伝搬損を測定し、伝搬損が最小の基地局10が変更された場合に、通信する基地局10を再特定する。
ステップ204(S204)において、上り回線可変利得増幅器22の増幅素子(図示せず)への電源供給を停止することによって、上り信号の送信が遮断される。
ステップ206(S206)において、第2の中継装置20は、再特定した基地局10からの報知情報を取得可能か否かを判断し、不可であれば処理はS208に進み、可能であればS210に進む。
ステップ208(S208)において、第2の中継装置20は、受信異常アラームを発生させ、処理を終了する。
ステップ210(S210)において、第2の中継装置20は、新たに特定した基地局10からの報知情報を取得する。
ステップ212(S212)において、可変利得制御部214は、新たに特定された基地局10に対する装置利得を算出する。
ステップ214(S214)において、上り回線可変利得増幅器22の増幅素子への電源供給が再開される。
ステップ216(S216)において、算出結果に基づいて、下り回線可変利得増幅器206および上り回線可変利得増幅器216の利得が設定される。
ステップ218(S218)において、第2の中継装置20は、通常の運用状態に移行する。
ステップ220(S220)において、第2の中継装置20は、電源がOFFとなったか否かを判断し、ONのままであれば処理はS202に戻り、OFFとなった場合は処理を終了する。
上述のように、可変利得制御部214が利得を算出する間、上り回線可変利得増幅器22の増幅素子への電源供給を停止することによって、その間は上り信号の基地局10への送信を遮断でき、第2の中継装置20は、波形品質が正常な上り信号を基地局10に対して送信できる。
さらに、可変利得制御部214が利得を算出する間は上り回線可変利得増幅器22の増幅素子への電源供給が停止されるので、利得算出中の消費電力を節約することができる。
図6は、本発明の実施形態にかかる第3の中継装置24の構成を示す図である。
図6に示すように、第3の中継装置24は、基地局側アンテナ200、基地局側アンテナ共用器202、方向性結合器204、下り回線可変利得増幅器206、移動局側アンテナ共用器208、移動局側アンテナ210、可変利得受信部212、可変利得制御部214、上り回線可変利得増幅器216、および、切替部240から構成される。
第3の中継装置24において、切替部240は、上り回線可変利得増幅器216と基地局側アンテナ共用器202との間に設置されている。
また、切替部240は、可変利得制御部214が利得を算出する間、可変利得制御部214から利得算出中信号を受け入れ、その利得算出中信号を受け入れている間は、上り回線可変利得増幅器216からの上り信号が基地局側アンテナ共用器202に出力されることを遮断する。
図7は、図6に示した切替部240の構成を示す図である。
図7に示すように、切替部240は、ピンスイッチ242および終端器244から構成される。
ピンスイッチ242の端子Aは上り回線可変利得増幅器216と接続され、端子Bは基地局側アンテナ共用器202と接続され、端子Cは終端器244と接続される。
終端器244のピンスイッチ242と接続されていない端子は、接地されている。
ピンスイッチ242は、可変利得制御部214から利得算出中信号を受け入れている間は、端子Aと端子Cとが電気的に接続され、端子Aと端子Bとの接続が遮断されるように動作する。
したがって、ピンスイッチ242が利得算出中信号を受け入れている間、端子Aに入力された上り回線可変利得増幅器216からの上り信号は、終端器244に出力され、基地局側アンテナ共用器202に対して出力されない。
一方、ピンスイッチ242は、可変利得制御部214から利得算出中信号を受け入れない間は、端子Aと端子Bとが電気的に接続されるように動作する。
したがって、ピンスイッチ242が利得算出中信号を受け入れていない間、端子Aに入力された上り回線可変利得増幅器216からの上り信号は、基地局側アンテナ共用器202に対して出力される。
図8は、第3の中継装置24における処理(S30)を示すフローチャートである。
ステップ302(S302)において、S102の処理と同様に、第3の中継装置24は、第3の中継装置24と基地局10との間の伝搬損を測定し、伝搬損が最小の基地局10が変更された場合に、通信する基地局10を再特定する。
ステップ304(S304)において、切替器240が上り回線可変利得増幅器22の出力端子を終端器244に接続することによって、上り信号の基地局10への送信が遮断される。
ステップ306(S306)において、第3の中継装置24は、再特定した基地局10からの報知情報を取得可能か否かを判断し、不可であれば処理はS308に進み、可能であればS310に進む。
ステップ308(S308)において、第3の中継装置24は、受信異常アラームを発生させ、処理を終了する。
ステップ310(S310)において、第3の中継装置24は、新たに特定した基地局10からの報知情報を取得する。
ステップ312(S312)において、可変利得制御部214は、新たに特定された基地局10に対する装置利得を算出する。
ステップ314(S314)において、算出結果に基づいて、下り回線可変利得増幅器206および上り回線可変利得増幅器216の利得が設定される。
ステップ316(S316)において、切替器240が上り回線可変利得増幅器22の出力端子を基地局側アンテナ共用器202に接続することによって、上り信号の基地局10への送信が再開される
ステップ318(S318)において、第3の中継装置24は、通常の運用状態に移行する。
ステップ320(S320)において、第3の中継装置24は、電源がOFFとなったか否かを判断し、ONのままであれば処理はS302に戻り、OFFとなった場合は処理を終了する。
上述のように、可変利得制御部214が利得を算出する間、上り回線可変利得増幅器22の出力端子が終端器244に接続されることによって、その間は上り信号の基地局10への送信を遮断でき、したがって、第3の中継装置24は、第2の中継装置20と同様に、波形品質が正常な上り信号を基地局10に対して送信できる。
ここで、上述した第2の中継装置20においては、上り回線可変利得増幅器22の可変減衰器222を用いて上り信号を出力されないレベルまで減衰させる必要があるので、広範囲の可変減衰量を有する可変減衰器が必要とされる。
一方、第3の中継装置24は、切替器240を用いることによって、上記のような広範囲の可変減衰量を有する可変減衰器を必要としない。
本発明は、中継装置に利用可能である。
1・・・無線通信システム、10−1〜10−n・・・基地局、12−1〜12−m・・・移動局、2・・・中継装置、200・・・基地局側アンテナ、202・・・基地局側アンテナ共用器、204・・・方向性結合器、206・・・下り回線可変利得増幅器、208・・・移動局側アンテナ共用器、210・・・移動局側アンテナ、212・・・可変利得受信部、214・・・可変利得制御部、216・・・上り回線可変利得増幅器、20・・・第2の中継装置、22・・・上り回線可変利得増幅器、222・・・可変減衰器、24・・・第3の中継装置、240・・・切替部、242・・・ピンスイッチ、244・・・終端器

Claims (1)

  1. 基地局からの信号に基づいて、中継する信号の増幅の利得を設定する利得設定手段と、
    前記利得設定手段が利得を設定している間、移動局からの上り信号の前記基地局への送信を遮断する送信遮断手段と
    を有する中継装置。
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