JP2011007680A - 信号受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤検出による信号の検出率の低下を防止する。
【解決手段】受信信号から所定のプリアンブルを検出すると、検出したプリアンブルに続くデータブロックをデコードするとともに、受信信号のデータブロックをデコード処理中には新たなプリアンブルの検出を中止する第1処理手段123と、第1処理手段が受信信号のデータブロックをデコード処理中に、新たな受信信号から所定のプリアンブルを検出し、検出したプリアンブルに続くデータブロックをデコードするとともに、デコード処理中には新たなプリアンブルの検出を中止する第2処理手段124とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、航空機に搭載されるモードSトランスポンダから送信された信号を受信する信号受信装置に関する。
航空機は、地上の監視装置によって監視されているが、ADS−B対応のトランスポンダが搭載され、このADS−B対応トランスポンダによって航空機間で定期的に拡張スキッタを送受信する航空機がある。
一般的には、拡張スキッタは、ADS−B対応のトランスポンダが搭載される航空機間で利用される信号であるが、航空機から送信される拡張スキッタを地上で受信して利用する装置もある(例えば、特願2009−618号参照)。
例えば、図4に示すように、航空機に備えられるADS−B対応のトランスポンダ2は、アンテナ20を介して拡張スキッタ等の信号を送信するとともに、他の航空機等から送信される信号を受信する送受信部21と、送受信部21が送信する信号の生成及び送受信部21が受信した信号の解析処理等を実行する信号処理部22を備えている。また、地上で拡張スキッタを受信する拡張スキッタ受信装置1aは、アンテナ10を介して航空機のトランスポンダ2から送信される拡張スキッタ等の信号を受信する受信部11と、信号処理部12aが受信する信号の解析処理等を実行する信号処理部12aを備えている。
拡張スキッタは、例えば、図5に示すように、拡張スキッタであることを特定する8μsのプリアンブルと、拡張スキッタの実データである112μsのデータブロックとを有している。プリアンブルは、それぞれパルス幅が0.5μsの第1パルス乃至第4パルスによって構成され、第1パルスの立ち上がりから第2パルスの立ち上がりまでが1μs、第1パルスの立ち上がりから第3パルスの立ち上がりまでが3.5μs、第1パルスの立ち上がりから第4パルスの立ち上がりまでが4.5μsと規定されている。
拡張スキッタ受信装置1aの信号処理部12aは、図6に示すように、拡張スキッタのプリアンブルを検出するプリアンブル検出手段121とプリアンブル検出手段121の検出結果を利用して受信データに含まれるデータブロックをデコードするデコード処理手段122とを備えている。
プリアンブル検出手段121は、受信部11からアンテナ10が受信した受信データを入力し、デコード処理手段122からデコード処理が終了したことを判定する為のデコード完了信号を入力する。また、プリアンブル検出手段121は、受信データからプリアンブルを検出し、検出結果としてプリアンブルの有無をデコード処理手段122に出力する。ここで、プリアンブル検出手段121では、プリアンブルを検出した後、デコード処理手段122からデコード処理の終了を通知するデコード完了信号を入力するまで、プリアンブルの検出処理を実行することができない。
デコード処理手段122は、受信部11からアンテナ10が受信した受信データを入力し、プリアンブル検出手段121からプリアンブルの検出結果を入力する。また、デコード処理手段122は、プリアンブルの検出有の検出結果を入力すると、受信データから拡張スキッタのデータブロックを検出してデコードする。さらに、デコード処理手段122は、データブロックのデコード処理が終了すると、データブロックのデコード処理の終了を通知し、プリアンブル検出の再開を許可するデコード完了信号をプリアンブル検出手段121に出力する。ここで、デコード処理の終了は、データブロックの開始から、112μs分のデータをデコードした時点で終了する。すなわち、拡張スキッタは、図5を用いて説明したように、プリアンブルが8μsであり、データブロックはこのプリアンブルの後に112μs続く。したがって、デコード処理手段122は、このプリアンブル及びデータブロックのデータ長(120μs)を利用してデータブロックのデコード処理の終了を判断することができる。
ここで、ADS−Bに対応しているモードSトランスポンダは、拡張スキッタの他、例えば拡張スキッタとは異なるデータ長のショート応答を送信することもあるが、このショート応答のプリアンブルも、図5を用いて上述した拡張スキッタと同様のプリアンブルである。したがって、拡張スキッタ受信装置1aでは、データブロックをデコードするまで、受信した信号が拡張スキッタであるかショート応答であるかを区別することはできない。
そのため、拡張スキッタ受信装置1aでは、ショート応答を受信した場合であっても、図7(a)に示すように、プリアンブル検出手段121でプリアンブルが検出されると、デコード処理手段122は、プリアンブルから120μsの間拡張スキッタのデータブロックのデコード処理を実行する。しかしながら、このときにデコード処理手段122がデコード処理する信号は、図7(a)に示すように、ショート応答のデータブロックとその後の不要な信号であり、デコード処理手段122では、不要なデコード処理が実行されていることになる。
また、拡張スキッタ受信装置1aでは、ノイズ信号を受信することがあり、このノイズがプリアンブルと同一のパルス列を有することにより、プリアンブル検出手段121がノイズ信号をプリアンブルと誤検出することがある。例えば、図7(b)に示すように、プリアンブル検出手段121がノイズ信号をプリアンブルと誤検出した場合、デコード処理手段122がその後にデコード処理する信号はデータブロックではないため、デコード処理手段122では、不要なデコード処理が実行されていることになる。
一方、このように不要なデコード処理中に拡張スキッタを受信したとしても、プリアンブル検出手段121では検出可能な状態(検出待機状態)となっていないため、この拡張スキッタのプリアンブルを検出することはできない。したがって、図7に示すように、拡張スキッタ受信装置1aでは、不要なデータのデコード処理によって、必要な拡張スキッタのデコード処理が実行できない問題が生じる。
Michael C. Stevens "Secondary Surveillance Radar" 1998, ISBN 0-89006-292-7
一般的に、地上に設置される航空レーダ装置等が航空機と質問応答をする際には、指向性のあるアンテナを利用し、質問応答のスケジュールを設定することができるため、不要な信号処理を制限し、信号の検出効率を上げることができる。
しかしながら、地上に設置される拡張スキッタ受信装置1aでは、無指向性のアンテナを利用しているため、非同期に拡張スキッタを受信している。このような拡張スキッタ受信装置1aでは、ガーブル(電波干渉)の頻度が高くなることがある。また、拡張スキッタ受信装置1aでは、受信スケジュールの存在しないことにより、近距離機等に対するレベルの抑圧処理(STC)を行うこともできない。
そのため、拡張スキッタ受信装置1aでは、受信する信号の数が多くなると、ますます図7で示したような受信信号の誤検出が増加し、信号の検出率が低下するおそれがあった。
したがって本発明は、誤検出による信号の検出率の低下を防止する信号受信装置を提供する。
本発明に係る信号受信装置は、受信信号から、所定のプリアンブル及びデータブロックを含む信号を検出する信号受信装置であって、受信信号から所定のプリアンブルを検出すると、検出したプリアンブルに続くデータブロックをデコードするとともに、受信信号のデータブロックをデコード処理中に新たなプリアンブルの検出を中止する第1処理手段と、第1処理手段が受信信号のデータブロックをデコード処理中に、新たな受信信号から所定のプリアンブルを検出し、検出したプリアンブルに続くデータブロックをデコードするとともに、デコード処理中には新たなプリアンブルの検出を中止する第2処理手段とを備える。
本発明によれば、誤検出による信号の検出率の低下を防止することができる。
本発明の最良の実施形態に係る拡張スキッタ受信装置を説明する概略図である。 図1に示す拡張スキッタ受信装置の信号処理部の構成を説明する機能ブロック図である。 図2に示す信号処理部における処理について説明する図である。 従来の拡張スキッタ受信装置について説明する概略図である。 拡張スキッタのフォーマットを説明する図である。 図5に示す拡張スキッタ受信装置の信号処理部の構成を説明する機能ブロック図である。 図6に示す信号処理部における処理について説明する図である。
図1及び図2を用いて本発明の最良の実施形態に係る信号受信装置について説明する。以下では、信号受信装置を、拡張スキッタ受信装置1として説明する。以下の説明において、従来と同一の構成については、同一の符号を付して説明する。
図1に示す拡張スキッタ受信装置1は、図4を用いて上述した拡張スキッタ受信装置1aと同様に、地上局に設置されている。拡張スキッタ受信装置1は、航空機に備えられるトランスポンダ2から送信される拡張スキッタを受信して処理するため、アンテナ10と、アンテナ10を介して拡張スキッタ等の信号を受信する受信部11と、受信部11に接続され、受信した信号を処理する信号処理部12とを備えている。
信号処理部12は、図2に示すように、第1プリアンブル検出手段123aによって受信データから拡張スキッタのプリアンブルを検出し、第1プリアンブル検出手段123aで拡張スキッタのプリアンブルが検出されると、第1デコード処理手段123bによって拡張スキッタのデータブロックをデコードする第1処理手段123と、第1処理手段123がデコード処理中に第2プリアンブル検出手段124aによって受信データから拡張スキッタのプリアンブルを検出し、第2プリアンブル検出手段124aで拡張スキッタのプリアンブルが検出されると、第2デコード処理手段124bによって拡張スキッタのデータブロックをデコードする第2処理手段124と、第1処理手段123又は第2処理手段124からのデコードデータを選択して出力するデコードデータ選択手段125と、有効なデコードデータの選択に利用するイネーブル信号を出力するイネーブル信号出力手段126と、イネーブル信号に従ってデコードデータを出力するデコードデータ出力手段127とを有している。
第1プリアンブル検出手段123aは、受信部11からアンテナ10が受信した受信データを入力し、第1デコード処理手段123bからデコード処理が終了したことを判定する為の第1デコード完了信号を入力する。また、第1プリアンブル検出手段123aは、「検出処理中」に設定されているとき、受信データからプリアンブルを検出し、プリアンブルの有無を第1検出結果として第1デコード処理手段123b及び第2プリアンブル検出手段124aに出力する。
ここで、第1プリアンブル検出手段123aでは、第1デコード処理手段123bがデコード処理中は「検出処理待機中」であって、プリアンブルの検出を行うことができない。すなわち、第1プリアンブル検出手段123aは、プリアンブルを検出後、第1デコード処理手段123bからデコード処理の終了を通知する第1デコード完了信号を入力するまでの間、検出禁止に設定し、プリアンブルの検出処理を実行しない。
一方、第1プリアンブル検出手段123aでは、第1デコード処理手段123bがデコード処理中ではない場合は、「検出処理中」であって、プリアンブルの検出処理を行うことができる。したがって、第1プリアンブル検出手段123aは、第1デコード処理手段123bから第1デコード完了信号を入力後、新たにプリアンブルを検出するまでの間、検出処理中に設定し、プリアンブルの検出処理を実行する。
第1デコード処理手段123bは、受信部11からアンテナ10が受信した受信データを入力し、第1プリアンブル検出手段123aからプリアンブルの検出結果を入力する。また、第1デコード処理手段123bは、第1プリアンブル検出手段123aからプリアンブルの検出有の検出結果を入力すると、受信データから拡張スキッタのデータブロックを検出してデコードする。
さらに、第1デコード処理手段123bは、デコード処理が終了したことを表わす第1デコード完了信号を出力する。具体的には、第1デコード処理手段123bは、データブロックのデコード処理が終了時に、データブロックのデコード処理の終了を通知し、プリアンブル検出の再開を許可する第1デコード完了信号をプリアンブル検出手段121に出力する。図5を用いて説明したように、拡張スキッタのプリアンブルは8μsであり、データブロックはこのプリアンブルの後に続く112μsのデータである。したがって、第1デコード処理手段123bは、このプリアンブル及びデータブロックのデータ長(120μs)を利用してデータブロックのデコード処理の終了を判断することができる。
第2プリアンブル検出手段124aは、受信部11からアンテナ10が受信した受信データを入力し、第1プリアンブル検出手段123aからプリアンブルの検出結果を入力し、第2デコード処理手段124bからデコード処理が終了したことを判定する為の第2デコード完了信号を入力する。また、第2プリアンブル検出手段124aは、「検出禁止」に設定されていないとき、受信データからプリアンブルを検出し、検出結果としてプリアンブルの有無を第2デコード処理手段124bに出力する。
ここで、第2プリアンブル検出手段124aよりも第1プリアンブル検出手段123aが優先するため、第2プリアンブル検出手段124aは、第1プリアンブル検出手段123aが「検出処理中」には「検出禁止」であり、プリアンブルの検出を行うことができない。また、第2プリアンブル検出手段124aは、第2デコード処理手段124bがデコード処理中にも、第2プリアンブル検出手段124aは「検出禁止」であって、プリアンブルの検出を行うことができない。すなわち、第2プリアンブル検出手段124aは、第1プリアンブル検出手段123aが「検出禁止」であっても、第2デコード処理手段124bからデコード処理の終了を通知する第2デコード完了信号を入力するまでの間は、プリアンブルの検出処理を実行しない。
一方、第1プリアンブル検出手段123aが「検出禁止」であって、第2デコード処理手段124bがデコード処理中でない場合、第2プリアンブル検出手段124aは「検出処理中」であって、プリアンブルの検出処理を行なうことができる。すなわち、第2プリアンブル検出手段124aは、第2デコード処理手段124bから第2デコード完了信号を入力後、新たにプリアンブルを検出するまでの間、検出処理中に設定し、プリアンブルの検出処理を実行する。
第2デコード処理手段124bは、受信部11からアンテナ10が受信した受信データを入力し、第2プリアンブル検出手段124aからプリアンブルの検出結果を入力する。また、第2デコード処理手段124bは、第2プリアンブル検出手段124aからプリアンブルの検出有の検出結果を入力すると、受信データから拡張スキッタのデータブロックを検出してデコードする。
さらに、第2デコード処理手段124bは、デコード処理が終了したことを表わす第2デコード完了信号を出力する。具体的には、第2デコード処理手段124bは、データブロックのデコード処理が終了時に、データブロックのデコード処理の終了を通知し、プリアンブル検出の再開を許可する第2デコード完了信号をプリアンブル検出手段121に出力する。第2デコード処理手段124bでも、統一されている拡張スキッタ(プリアンブル及びデータブロック)のデータ長(120μs)を利用してデータブロックのデコード処理の終了を判断することができる。
デコードデータ選択手段125は、第1デコード処理手段123bでデコードされた第1デコードデータと、第2デコード処理手段124bでデコードされた第2デコードデータとを入力する。また、デコードデータ出力手段125は、第2デコード処理手段124bから第2デコード完了信号を入力し、第2デコード完了信号によって第2プリアンブル検出手段124aにプリアンブルの検出が許可されたときに第2デコードデータを出力し、それ以外は第1デコードデータを出力する。
イネーブル信号出力手段126は、第1デコード処理手段123bから第1デコード完了信号を入力し、第2デコード処理手段124bから第2デコード完了信号を入力する。また、イネーブル信号出力手段126は、プリアンブルの検出を許可する第1デコード完了信号又は第2デコード完了信号を入力すると、デコードデータの出力を許可するイネーブル信号を出力する。
デコードデータ出力手段127は、イネーブル信号出力手段126からデコードデータの出力を許可するイネーブル信号を入力すると、デコードデータ選択手段125から入力するデコードデータを検出した拡張スキッタとして監視処理部13へ出力する。
ここで、図2では、第1処理手段123及び第2処理手段124の2つの処理手段を備える場合を例に説明したが、信号処理部12が備える処理手段の数は限定されない。例えば、2つの処理手段を備える場合でも、拡張スキッタの検出率が低い場合には、処理手段ブロックをさらに複数備えることで、検出率を向上させることができる。
図3を用いて、図7(a)の一例と同様に、ショート応答受信の後に拡張スキッタを受信した場合の一例を説明する。図3(a)では、信号処理部12が受信部11から入力する受信データを示しており、ショート応答を受信した直後に拡張スキッタを受信していることが分かる。
ショート応答の受信時には、第1処理手段123の状態は、第1プリアンブル検出手段123aで「検出処理中」であったが、ショート応答のプリアンブルが検出されると、第1デコード処理手段123bで「デコード処理中」になり、第1プリアンブル検出手段123aでは「検出禁止」となる(図3(b))。また、第2処理手段124では、第1処理手段123が「検出処理中」には第2プリアンブル検出手段124aは「検出禁止」であったが、第1処理手段123が「デコード処理中」になると、「検出処理中」となる(図3(f))。
第1プリアンブル検出手段123aにおいてプリアンブルが検出されると(図3(c))、第1デコード処理手段123bにおいて受信データがデコードされる。デコードデータ出力手段127は、第1デコード処理手段123bでデコードされた受信データを、デコード終了時の第1デコード完了信号に応じてイネーブル信号出力手段126が出力するイネーブル信号により(図3(k))、モードS信号データ(ショート応答データ)として確定する(図3(d)、(e)、(j))。
また、第2プリアンブル検出手段124aにおいてプリアンブルが検出されると(図3(g))、第2デコード処理手段124bにおいて受信データがデコードされる。デコードデータ出力手段127は、第2デコード処理手段124bでデコードされた受信データを、デコード終了時の第2デコード完了信号に応じてイネーブル信号出力手段126が出力するイネーブル信号により(図3(k))、モードS信号データ(拡張スキッタデータ)として確定する(図3(h)、(i)、(j))。
図7(a)を用いて説明した従来の拡張スキッタ受信装置1aでは、ショート応答のデータブロックをデコード処理中に拡張スキッタを受信した場合、拡張スキッタのプリアンブルを検出できなかった。これに対し、本発明の実施形態に係る拡張スキッタ受信装置1では、図2に示すように、第1処理手段123及び第2処理手段124を利用してプリアンブルの検出処理及びデコード処理を実行している。すなわち、図3に示すように、第1処理手段123の第1デコード処理手段123bでデコード処理中には、第2処理手段124の第1プリアンブル検出手段124aでプリアンブルが検出される。したがって、ショート応答受信の直後に拡張スキッタを受信した場合であっても、拡張スキッタを検出し、デコードすることができる。
上述したように、本発明の実施形態に係る拡張スキッタ受信装置1では、第1処理手段123と、第1処理手段123でデコード処理中のときにプリアンブルを検出する第2処理手段124とを備えている。これにより、第1処理手段123がすでに受信した拡張スキッタを処理中で新たな拡張スキッタを処理することができない場合には、第2処理手段124で拡張スキッタの検出及び解析を処理することができる。したがって、本発明の実施形態に係る拡張スキッタ受信装置1では、誤検出による信号の検出率の低下を防止することができる。
1…拡張スキッタ受信装置
10…アンテナ
11…受信部
12…信号処理部
123…第1処理手段
123a…第1プリアンブル検出手段
123b…第1デコード処理手段
124…第2処理手段
124a…第2プリアンブル検出手段
124b…第2デコード処理手段
125…デコードデータ選択手段
126…イネーブル信号出力手段
127…デコードデータ出力手段
13…監視処理部
2…トランスポンダ
20…アンテナ
21…送受信部
22…信号処理部

Claims (3)

  1. 受信信号から、所定のプリアンブル及びデータブロックを含む信号を検出する信号受信装置であって、
    受信信号から所定のプリアンブルを検出すると、検出したプリアンブルに続くデータブロックをデコードするとともに、受信信号のデータブロックをデコード処理中には新たなプリアンブルの検出を中止する第1処理手段と、
    前記第1処理手段が受信信号のデータブロックをデコード処理中に、新たな受信信号から所定のプリアンブルを検出し、検出したプリアンブルに続くデータブロックをデコードするとともに、デコード処理中には新たなプリアンブルの検出を中止する第2処理手段と、
    を備えることを特徴とする信号受信装置。
  2. 受信信号から、所定のプリアンブル及びデータブロックを含む信号を検出する信号受信装置であって、
    受信信号から所定のプリアンブルを検出すると、検出したプリアンブルに続くデータブロックをデコードするとともに、受信信号のデータブロックをデコード処理中には新たなプリアンブルの検出を中止する処理手段を複数備え、
    各処理手段には優先順位が定められ、各処理手段は、優先順位の高い他の処理手段がデータブロックをデコード処理中の場合にのみプリアンブルの検出を実行することを特徴とする信号受信装置。
  3. 各処理手段では、モードS拡張スキッタのプリアンブルを検出すると、受信信号から、プリアンブルの終了から、モードS拡張スキッタのデータブロックに規定されるデータ長の受信信号をデコードすることを特徴とする請求項1又は2に記載の信号受信装置。
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