JP2011005657A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクヘッドとカッティングヘッドと一対の紫外線照射装置とを備え、それら全体の長さを抑制したインクジェット式記録装置を提供する。
【解決手段】インクジェット式記録装置は、紫外線が照射されると硬化するインクを記録媒体に吐出し、左右方向に移動可能なインクヘッド2と、インクヘッド2の左右の側部にそれぞれ設けられた一対の紫外線照射装置4a、4bと、インクヘッド2の側方に位置するようにインクヘッド2に着脱自在に取付けられ、記録媒体を切断するカッティングヘッド3とを備える。インクヘッド2とカッティングヘッド3とが取り付けられた際に、カッティングヘッド3の少なくとも一部が、一方の紫外線照射装置4aの後方に位置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、カッティング機能を備えたインクジェット式記録装置に関する。
従来、この種のインクジェット式記録装置としては、例えば、下記特許文献1に開示されたようなものが存在する。即ち、この従来のものは、インクを記録用紙等の記録媒体に吐出するインクヘッドと、印刷後の記録媒体を切断するカッティングヘッドとを備えている。カッティングヘッドは、インクヘッドの左側部に着脱自在に取付けられている。インクヘッドによる印刷の際には、インクヘッドとカッティングヘッドとが接続され、インクヘッドはカッティングヘッドと共にガイドレールに沿って左右方向に移動する。一方、記録媒体を切断する際には、カッティングヘッドはインクヘッドから切り離され、単独で左右方向に移動する。
また、他のインクジェット式記録装置として、紫外線が照射されると硬化するインク(以下、「紫外線硬化インク」という)を吐出するインクヘッドと、記録媒体に吐出された紫外線硬化インクに紫外線を照射する一対の紫外線照射装置とを備えたものも存在する(特許文献2参照)。一対の紫外線照射装置はインクヘッドの左右の側部にそれぞれ取付けられており、両紫外線照射装置はインクヘッドと一体となって、ガイドレールに沿って左右方向に移動する。
特開2006−56642号公報 特開2005−144679号公報
ところで、特許文献2に係るインクジェット式記録装置において、特許文献1に開示されたようなカッティングヘッドを付加しようとする場合は、カッティングヘッドを左側の紫外線照射装置の左側方に配置するのが安易であり、かつ一般的である。しかし、これによると、インクヘッドとカッティングヘッドと両紫外線照射装置とが左右方向に直列に配置されるため、それら全体の左右方向の長さが長くなりすぎるという難点がある。近年、印刷スピードを上げるために、インクヘッドが大型化する傾向にある。ところが、インクヘッドが大型化すると、インクヘッド、カッティングヘッド及び両紫外線照射装置の全体の左右方向長さは、更に長くなってしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インクヘッドとカッティングヘッドと一対の紫外線照射装置とを備え、それら全体の長さを抑制したインクジェット式記録装置を提供することにある。
本発明に係るインクジェット式記録装置は、紫外線が照射されると硬化するインクを記録媒体に吐出するプリントヘッドを有し、左右方向に移動可能なインクヘッドと、前記インクヘッドの左右の側部にそれぞれ設けられ、前記記録媒体に対して紫外線を照射する一対の紫外線照射装置と、前記インクヘッドの側方に位置するように前記インクヘッドに取付けられ、左右方向に移動可能であり、前記記録媒体の少なくとも一部を切断するカッティングヘッドと、を備え、前記インクヘッドと前記カッティングヘッドとが取り付けられた際に、前記カッティングヘッドの少なくとも一部が一方の紫外線照射装置の前方または後方に位置するものである。
本発明によれば、インクヘッドとカッティングヘッドと一対の紫外線照射装置とを備え、それら全体の長さを抑制したインクジェット式記録装置を実現することができる。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの斜視図である。 インクジェットプリンタの内部構成を示す平面図である。 インクヘッドおよびカッティングヘッドの平面図である。 カッティングヘッドによる記録媒体の切断状態を示す正面図である。 インクヘッドとカッティングヘッドとの連結動作を説明するための正面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に従って説明する。ここでは、インクジェット式記録装置の一例として、記録媒体である記録用紙Pに印刷を行うインクジェットプリンタ1について説明する。
なお、本発明における「記録媒体」には、普通紙等の紙類からなる記録媒体は勿論のこと、PVCおよびポリエステル等の樹脂材料、アルミニウムや鉄等の金属、木材、その他各種の材料からなる記録媒体が幅広く含まれるものとする。また、本発明における「インクジェット式」とは、インクジェット技術による印刷方式を意味する。更に、「インクジェット式」には、公知の各種手法が含まれ、例えば二値偏向方式或いは連続偏向方式等の各種の連続方式や、サーマル方式或いは圧電素子方式等の各種のオンデマンド方式が含まれる。
(インクジェットプリンタの構成)
図1に示すインクジェットプリンタ1は、図2のように、インクヘッド2とカッティングヘッド3と一対の紫外線照射装置4a、4bとを備えている。インクヘッド2は、記録用紙Pに紫外線硬化インクを吐出する。紫外線照射装置4a、4bは、記録用紙Pに吐出された紫外線硬化インクに紫外線を照射し、当該紫外線硬化インクを硬化させる。カッティングヘッド3は、記録用紙Pの切り取り加工を行う。なお、図1に示す符号Yは主走査方向を示し、符号Xは主走査方向Yと直交する方向である副走査方向を示す。
インクジェットプリンタ1は、図1に示すように、主走査方向Yに延びるケーシング10を有する本体11と、本体11を支持する脚12とを備えている。本体11の右側には、操作パネル13が設けられている。
図示は省略するが、操作パネル13には、操作状態を表示する表示部、インクヘッド2およびカッティングヘッド3の位置を指定するカーソルキー、画像データの信号に基づいて印刷または切り抜きを開始すべき所定部位の領域を指定するための開始領域設定キー、設定された開始領域からの印刷または切り抜きを開始するための作動開始キー、等が設けられている。
本体11の上側部分には、開閉自在なフロントカバー14が取り付けられている。本体11の下側には、記録用紙Pを排出する排出口15が形成されている。排出口15の前方かつ下方の位置には、排出口15から排出される記録用紙Pを前方斜め下向きに案内するガイド16が設けられている。
次に、本体11の内部構成について説明する。図2に示すように、本体11の内部には、主走査方向Yに延びるガイドレール20が設けられている。なお、同図のようにインクジェットプリンタ1を平面から見たときに、主走査方向Yは左右方向に対応し、副走査方向Xは前後方向に対応する。そこで以下では、主走査方向Yを左右方向、副走査方向Xを前後方向と適宜称することがある。ガイドレール20の中央部の前方には、プラテン21が配置されている。プラテン21は、インクヘッド2による印刷およびカッティングヘッド3による記録用紙Pの切断の際に、記録用紙Pを支持する部分である。記録用紙Pの印刷および切断は、プラテン21上において行われる。
ガイドレール20の右端部分の近傍にはプーリ22が設けられ、ガイドレール20の左端部分の近傍にはプーリ23が設けられている。プーリ22、23間には、無端状のベルト24が巻き掛けられている。プーリ22には、モータ25が連結されている。モータ25がプーリ22を駆動すると、プーリ22、23間でベルト24が走行する。モータ25には、制御装置26が通信可能に接続されている。モータ25は正逆回転自在なモータである。制御装置26は、モータ25を制御することにより、後述するキャリッジ30の移動を制御する。なお、本実施形態ではプーリ22が駆動されるが、プーリ23を駆動してもよいことは勿論である。
ベルト24には、カッティングヘッド3に内蔵されたキャリッジ30が取り付けられている。キャリッジ30はガイドレール20に係合している。そのため、カッティングヘッド3はキャリッジ30を介して、ベルト24の走行により左右方向に移動する。図3に示すように、カッティングヘッド3の右側部には磁石31が取り付けられている。本実施形態では、磁石31はカッティングヘッド3の前後方向の略中央位置に配置されている。
図2に示すように、プラテン21の左端部および右端部には、記録用紙Pを副走査方向Xに送り出す上下一対のローラ27(なお、図2では上側のローラ27のみ図示されている)がそれぞれ配置されている。上下一対のローラ27のうち、いずれか一方のローラ27は自ら回転する駆動ローラであり、他方のローラ27は、当該駆動ローラとともに記録用紙Pを挟み込むためのピンチローラである。なお、駆動ローラの動作は制御装置26によって制御される。これらローラ27は、記録用紙Pを副走査方向Xに搬送する搬送機構を構成している。なお、上下一対のローラ27の設置位置は、プラテン21の左端部および右端部に限定される訳ではない。
次に、インクヘッド2について説明する。インクヘッド2は、記録用紙Pに向かってインクを吐出するヘッドである。インクヘッド2は、図3に示すように、インクを吐出するノズル(図示せず)を有する複数のプリントヘッド40と、それらプリントヘッド40を支持するプリントヘッドキャリッジ41とを有している。プリントヘッドキャリッジ41は、左右方向に移動可能なようにガイドレール20に係合している。プリントヘッド40は、上記ノズルからインク滴を下方に向かって吐出する。図示は省略するが、本体11の後部には、インクが充填されたインクカートリッジが取り付けられている。プリントヘッド40は、チューブ(図示せず)等を介して上記インクカートリッジに接続されている。プリントヘッド40には、上記インクカートリッジからインクが供給される。なお、インクヘッド2の吐出動作も制御装置26によって制御される。
インクヘッド2のノズルから吐出されるインクは、紫外線硬化インクである。本実施形態では、紫外線照射装置4a、4bは紫外線発光ダイオードから構成されている。なお、紫外線照射装置4a、4bは、例えばハロゲンランプ等で構成してもよい。一方の紫外線照射装置4aは、連結部材42を介してプリントヘッドキャリッジ41の左側部に取り付けられている。他方の紫外線照射装置4bは、連結部材43を介してプリントヘッドキャリッジ41の右側部に取り付けられている。一方の紫外線照射装置4aと他方の紫外線照射装置4bとは、互いに前後方向にずれた位置に配置されている。一方の紫外線照射装置4aは他方の紫外線照射装置4bよりも前側に配置されている。図3に示すように、プリントヘッドキャリッジ41の左側部の後部側には磁石32が取り付けられている。
各紫外線照射装置4a,4bは、発光部たるランプ4cを有している。本実施形態では、ランプ4cの前後方向の長さL1は、プリントヘッド40の前後方向の長さと等しい。紫外線照射装置4aのランプ4cの後端縁は、プリントヘッド40の前端縁よりも長さL1だけ前方に位置している。なお、本実施形態では紫外線照射装置4bのランプ4cの前端縁および後端縁がプリントヘッド40の前端縁および後端縁と各々一致しているが、必ずしもその必要はない。例えば、ランプ4cの前後方向の長さをプリントヘッド40の前後方向の長さよりも長くし、ランプ4cの前端縁をプリントヘッド40の前端縁よりも前方に配置したり、ランプ4cの後端縁をプリントヘッド40の後端縁よりも後方に配置してもよい。また、本実施形態では、紫外線照射装置4aのランプ4cの後端縁を、プリントヘッド40の前後方向の長さL1と同じ間隔だけプリントヘッド40の前端縁より前方に配置したが、必ずしもその必要はない。例えば、ランプ4cの後端縁とプリントヘッド40の前端縁とを一致させてもよい。
次に、カッティングヘッド3について説明する。カッティングヘッド3は、記録用紙Pを切断するヘッドである。記録用紙Pの切り抜き加工を行う際には、キャリッジ30によってカッティングヘッド3を主走査方向Yに移動させるとともに、ローラ27によって記録用紙Pを副走査方向Xに移動させる。これにより、カッティングヘッド3を記録用紙Pに対して二次元的に移動させることができ、記録用紙Pの任意の箇所を切断したり、切り抜いたりすることができる。図4に示すように、カッティングヘッド3は、カッター50と、カッター50を支持するとともに、キャリッジ30(図4では図示せず。図2参照)が内蔵されるケース51とを備えている。なお、図4においては、紫外線照射装置4a、4bは仮想線にて図示している。
ケース51の右側部に設けた磁石31とインクヘッド2の磁石32とが接触すると、図3および図4に示すように、両磁石31、32が吸着されるために、カッティングヘッド3とインクヘッド2とが互いに連結される。これにより、インクヘッド2、カッティングヘッド3および紫外線照射装置4a、4bが一体化されたヘッド5が形成される。一方、インクヘッド2が移動不能なように固定された状態でベルト24が走行し、キャリッジ30を介してカッティングヘッド3に左向きの力が加えられると、両磁石31、32は相互に離反する。すなわち、インクヘッド2が後述するホームポジションHP(図2参照)において固定され、カッティングヘッド3が左側に移動すると、カッティングヘッド3とインクヘッド2との連結が解除される。このように、磁石31、32は、カッティングヘッド3とインクヘッド2とを着脱自在に連結する機能を有している。
(インクジェットプリンタの動作)
次に、インクジェットプリンタ1の動作について説明する。前述したように、インクジェットプリンタ1は、インクヘッド2による印刷と、紫外線照射装置4によるインクの硬化と、カッティングヘッド3による切り抜き加工とを実行することができる。
印刷時には、インクヘッド2はカッティングヘッド3に連結される。この両者の連結は、インクヘッド2のホームポジションHPにおいて行われる。インクヘッド2がホームポジションHPに待機しているときにカッティングヘッド3がガイドレール20に沿って右方に移動していくと、やがてインクヘッド2の磁石31がインクヘッド2の磁石32と接触し、これら磁石31、32によってカッティングヘッド3とインクヘッド2とが連結される。なお、図5に模式的に示すように、インクヘッド2には係止部材72が設けられており、本体11の右端部には、インクヘッド2の係止部材72と係脱可能な係止部材28が設けられている。切り抜き加工の終了時には、係止部材28が係止状態(図5にて仮想線で示す状態)から非係止状態(図5にて実線で示す状態)となり、インクヘッド2の係止部材72と本体11の係止部材28との係合が解除される。そのため、カッティングヘッド3が主走査方向Yに移動すると、インクヘッド2もカッティングヘッド3と一体となって主走査方向Yに移動することになる。
印刷は、ホームポジションHPに位置するインクヘッド2をカッティングヘッド3に連結させてから開始される。なお、インクヘッド2のホームポジションHPは、本体11内の右端部分に限定されず、本体11内の左端部分に配置してもよい。この場合は、例えば他方の紫外線照射装置4bをインクヘッド2の右側部の前側に配置して、カッティングヘッド3が紫外線照射装置4bの後方側に配置されるように構成する。
インクヘッド2は、主走査方向Yに往復移動しながら、記録用紙Pに向かってインク滴を吐出する。インクヘッド2は、左方向に移動するときにのみインク滴を吐出してもよく(単方向印刷)、左方向および右方向の両方向の移動時にインク滴を吐出してもよい(両方向印刷)。記録用紙Pは、インクヘッド2の往復移動に伴い、ローラ27によって副走査方向Xに搬送される。例えば、インクヘッド2が主走査方向Yの一方から他方へ移動すると、記録用紙Pが所定長さだけ前方へ搬送され、続いてインクヘッド2が反転して他方から一方へ移動すると、記録用紙Pが再び所定長さだけ前方へ搬送され、以下同様の動作が繰り返される。これにより、記録用紙P上に2次元の画像等が形成される。また、インクヘッド2の主走査方向Yの移動に伴い、紫外線照射装置4a、4bが適宜発光する。これにより、記録用紙Pに吐出されたインク滴に紫外線が照射される。そして、記録用紙P上のインク滴は硬化し、記録用紙Pに定着する。
切り抜き加工の時には、インクヘッド2はカッティングヘッド3から切り離された状態でホームポジションHP(図2参照)において待機する。印刷終了時には、インクヘッド2はカッティングヘッド3によってホームポジションHPに搬送される。そして、インクヘッド2がホームポジションHPに到達すると、係止部材28が非係止状態から係止状態となり、インクヘッド2の係止部材72と係合する。この状態でカッティングヘッド3が左方に移動すると、カッティングヘッド3の磁石31とインクヘッド2の磁石32との吸着力に抗して、カッティングヘッド3がインクヘッド2から離反する。これにより、インクヘッド2はホームポジションHPに残り、ホームポジションHPにおいて待機することになる。なお、図5では、ベルト24および紫外線照射装置4a、4bの図示は省略している。
カッティングヘッド3が記録用紙Pの所定の位置に移動すると、カッティングヘッド3のカッター50(図4参照)が下降し、記録用紙Pを切り込む。そして、カッター50が記録用紙Pを切り込んだ状態のまま、カッティングヘッド3が主走査方向Yに移動するとともに、ローラ27によって記録用紙Pが副走査方向Xに搬送される。これにより、記録用紙Pが所定形状に切断されるのである。
(実施形態の効果)
以上で説明したように、本実施形態に係るインクジェットプリンタ1においては、インクヘッド2の側部前側に一方の紫外線照射装置4aが配置されているために、一方の紫外線照射装置4aの後方にスペースが形成されることになる。かかるスペースには、図3に示すように、インクヘッド2が連結されたカッティングヘッド3を配置することが可能となるために、その有効利用を図ることができる。
また、このように配置されたカッティングヘッド3は、一方の紫外線照射装置4aに対して前後方向に重なる、長さLの重なり部分を有することになる。従って、インクヘッド2、カッティングヘッド3および紫外線照射装置4a、4bで構成されるヘッド5の左右方向の長さを短く抑えることができる。これにより、インクジェットプリンタ1のコンパクト化を図ることが可能になる。また、これに伴って、多数のプリントヘッド40を備えたインクヘッド2を用いることが可能となるために、印刷スピードの向上を図ることができ、また、画質に優れた印刷物を得ることができる。
更に、一方の紫外線照射装置4aと他方の紫外線照射装置4bとは、互いに前後方向にずれた位置に配置されているために、これら各紫外線照射装置4a、4bによる紫外線の照射態様を適宜変更することができる。これにより、例えば表面が滑らかな印刷面を形成することができる等、多様な印刷を行うことが可能になる。
また、他方の紫外線照射装置4bは、一方の紫外線照射装置4aよりも後方に配置されており、インクヘッド2に設けたプリントヘッド40の右側部に配置されている(図3参照)。従って、インクヘッド2の左方向への移動時、すなわち往路でのみ印刷を行う単方向印刷においては、記録用紙Pへインクを吐出した直後に、他方の紫外線照射装置4bにより紫外線を照射することができる。これにより、インクジェットプリンタ1をコンパクトなものにしつつ、プリントヘッド40からインクを吐出した直後に、これを硬化させることにより、画質を優れたものにすることができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態においては、一方の紫外線照射装置4aと他方の紫外線照射装置4bとを互いに前後方向にずれた位置に配置しているが、本発明は決してこれに限定されるものではない。例えば、両紫外線照射装置4a、4bは、左右対称となるように同一線上に配置することも可能である。
また、インクヘッド2とカッティングヘッド3との着脱機構は、上記実施形態のような磁石31、32によるものに限定されない。例えば、機械的なフック形式を採用しても何ら構わない。
更に、上記実施形態におけるカッティングヘッド3は、内蔵したキャリッジ30により自走するように構成されている。しかし、本発明はこれに限られず、独立したキャリッジでカッティングヘッド3を左右方向に移動させるように構成してもよい。また、キャリッジはインクヘッド2に内蔵されていてもよい。
カッティングヘッドが行う「切断」には、記録媒体の厚み方向の全体を切断することだけでなく、その表層の一部のみを切断することも含まれる。
その他、インクジェットプリンタ1の形状等の各部の構成も、本発明の意図する範囲内において任意に設計変更自在である。
1 インクジェットプリンタ(インクジェット式記録装置)
2 インクヘッド
3 カッティングヘッド
4a、4b 紫外線照射装置
P 記録用紙(記録媒体)
L 重なり部分の長さ

Claims (3)

  1. 紫外線が照射されると硬化するインクを記録媒体に吐出するプリントヘッドを有し、左右方向に移動可能なインクヘッドと、
    前記インクヘッドの左右の側部にそれぞれ設けられ、前記記録媒体に対して紫外線を照射する一対の紫外線照射装置と、
    前記インクヘッドの側方に位置するように前記インクヘッドに取付けられ、左右方向に移動可能であり、前記記録媒体の少なくとも一部を切断するカッティングヘッドと、を備え、
    前記インクヘッドと前記カッティングヘッドとが取り付けられた際に、前記カッティングヘッドの少なくとも一部が一方の紫外線照射装置の前方または後方に位置する、インクジェット式記録装置。
  2. 前記一対の紫外線照射装置は、互いに前後方向にずれた位置に配置されている、請求項1記載のインクジェット式記録装置。
  3. 前記一方の紫外線照射装置が他方の紫外線照射装置よりも前方に配置され、
    前記他方の紫外線照射装置が前記プリントヘッドの左方または右方に位置し、
    前記プリントヘッドは、前記インクヘッドが少なくとも前記一方の紫外線照射装置が位置する側へ移動する際に前記インクを吐出する、請求項2記載のインクジェット式記録装置。
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