JP2011005175A - 調理手段付テーブル、及び、該調理手段付テーブルに用いる焼き調理用プレート - Google Patents

調理手段付テーブル、及び、該調理手段付テーブルに用いる焼き調理用プレート Download PDF

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Abstract

【課題】コンロなどの調理手段を安全にセットすることができ、セットした調理手段により快適に調理や食事をすることができる調理手段付テーブル、及び、該調理手段付テーブルに用いる焼き調理用プレートの提供を目的とする。
【解決手段】
テーブル天板11と、該テーブル天板11を下側から支持する筒状基台21と、調理手段31とを備えた調理手段付テーブル1であって、上記調理手段31を上記筒状基台21の内部に収容可能に開口した天板開口部12を、上記テーブル天板11に構成し、上記筒状基台21の内部に収容した上記調理手段31を、上記筒状基台21に係合し、上記調理手段31が上記筒状基台21と係合する係合部を、上記調理手段31の外周側の隅角部分33で構成し、上記筒状基台21が上記調理手段31に係合される被係合部を、上記筒状基台21の上端から切り欠いた切欠き部25で構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンロ、七輪、或いは、流し素麺器などの調理手段をテーブル天板から露出可能に内部に収容して構成し、該調理手段を用いて調理したり食事したりすることができる調理手段付テーブル、及び、該調理手段付テーブルに用いる焼き調理用プレートに関する。
従来より、調理手段付テーブルの一例として、調理手段の一つであるコンロをテーブル天板から露出可能に内部に収容して構成したコンロ付テーブルが普及している。
コンロ付テーブルは、上面に焼き調理部を有したテーブル天板と、該テーブル天板を下側から支持する基台とで構成し、焼き調理部で調理しながら食事をすることができるものである。
上記コンロ付テーブルに備えたコンロは、基台内部に収容された状態で、テーブル天板、或いは、基台に対して取り付けられ、焼き調理部を加熱することができる。
コンロは、電気、ガス、炭などで焼き調理部を加熱可能な熱源を備えているため、安全性を確保するため、テーブルや基台に対してしっかりと取り付ける必要がある。
例えば、下記特許文献1の「炭火ロースターに用いる炭コンロ及びそれを用いた炭火ロースター」も上記コンロ付テーブルと関連性を有する上記調理手段付テーブルの1つである。
特許文献1の「炭火ロースター」は、テーブル天板に形成された切欠内に挿装される内胴を備え、内胴の内部には、底部に開口が形成された炭コンロが係止されており、この炭コンロは、全体としてすり鉢状に形成している。
炭コンロには、炭への着火を行なうために用いる着火具が係止されている。
着火具は、網ロストルを介して炭を積載する着火具本体と、該着火具本体の下部に紙などの着火源を収容する着火源収容部とで構成し、すり鉢状に形成した上記着火具本体を炭コンロに対して載置することで係合することができる。
しかし、着火具は、単にすり鉢状の上記着火具本体をすり鉢状の炭コンロに対して載置しただけであるため、火起こしの際に炭を動かしたり、調理中に積載した炭が自然に崩れるなどのおそれがあり、炭コンロに対して傾いたり、周方向に位置ずれしたりするおそれがあり、危険である。
かといって着火具本体が炭コンロに対して不測に位置ズレしないよう炭コンロや着火具本体に別途、係止部材を設けるのは、部品点数が多くなることや製造の際に手間を要するといった難点を有する。
特開2005−270281号公報
そこで本発明は、コンロなどの調理手段を安全にセットすることができ、セットした調理手段により快適に調理や食事をすることができる調理手段付テーブル、及び、該調理手段付テーブルに用いる焼き調理用プレートの提供を目的とする。
本発明は、テーブル天板と、該テーブル天板を下側から支持する筒状基台と、調理手段とを備えた調理手段付テーブルであって、上記調理手段を上記筒状基台の内部に収容可能に開口した天板開口部を、上記テーブル天板に構成し、上記筒状基台の内部に収容した上記調理手段を、上記筒状基台に係合し、上記調理手段が上記筒状基台と係合する係合部を、上記調理手段の外周側の隅角部分で構成し、上記筒状基台が上記調理手段に係合される被係合部を、上記筒状基台の上端から切り欠いた切欠き部で構成したことを特徴とする。
上記構成により、上記調理手段を上記筒状基台の内部に収容したとき、上記調理手段の外周側の隅角部分は、上記筒状基台に形成した切欠き部に入り込み、該切欠き部の縁部に係合することにより、上記筒状基台に対して上記調理手段が周方向に位置ずれしたり、がたついたりすることがなく、上記調理手段を筒状基台に対してしっかりと係合することができる。
従って、耐久性に優れた調理手段付テーブルを容易に構成することができ、該調理手段付テーブルにより安全、且つ、快適に調理や食事をすることができる。
また、上記係合部は、調理手段の外周側部分の隅角部分であり、該調理手段の外周側部分の隅角部分を利用して上記筒状基台における被係合部である切欠き部に対して係合することができるため、該調理手段の外周側部分に上記筒状基台に対して係合するための係合部材を別途、取り付ける必要がない。
一方、上記被係合部は、上記調理手段の外周側の隅角部分に係合されるよう上記筒状基台に形成した切欠き部であるため、切欠きを形成するという僅かな追加工を施すだけで容易に形成することができる。
従って、調理手段付テーブルは、上記筒状基台に対して上記調理手段を係合するための構成を、簡素な構成で構成することができる。
ここで上記筒状基台は、平面視円形状(円筒状)に限らず平面視多角形状で構成してもよく、さらには、平面視楕円形状で構成してもよい。
また、上記調理手段は、その外周側に隅角部を有する形状で構成であれば、その形状は限定せず、例えば、平面視三角形状、平面視四形状などの平面視多角形状で構成することができる。
この発明の態様として上記基台をドラム缶で構成することができる。
ドラム缶は、コンロ付テーブルの基台として用いる上で好適である。
詳しくは、ドラム缶は、元々、円筒状をした筒状基台(円筒状基台)を有した構成であるため、ドラム缶本体に対して切欠きを形成するなど簡易な追加工を施すだけで容易に調理手段付テーブルの筒状基台として用いることができる。
さらに、上記基台をドラム缶で構成すれば、調理手段付テーブルの筒状基台として立てた状態で載置したとき、安定して接置することができるとともに、筒状基台が円筒状であるため、調理手段付テーブルは、その周方向のいずれの場所に着席した場合も、筒状基台により足元が邪魔になることがなく使い勝手よく快適に用いることができる。
またこの発明の態様として上記テーブル天板に、上記筒状基台の開口上端部分を嵌め込み可能な嵌込み部を形成することができる。
上記構成によれば、上記筒状基台の開口上端部分を、上記テーブル天板の嵌込み部に嵌め込むことが可能となり、形状的に撓み易い上記開口上端部分が不測に撓み変形することを防ぐことができる。
よって、調理手段を、上記筒状基台に対してガタつくなどせず、しっかりと係合することができる。
またこの発明の態様として上記テーブル天板を上記筒状基台に対して固定する天板固定手段を、上記テーブル天板、及び、上記筒状基台のうち少なくともいずれか一方に備えることができる。
上記構成により、テーブル天板に、該テーブル天板の外周縁部を押えつけるようなモーメント荷重が加わってもテーブル天板が筒状基台に対して捲れあがることを阻止することができる。また、テーブル天板が筒状基台に対して周方向へ位置ずれしてしまうことを阻止することができ、テーブル天板を上記筒状基台の上部に一体に取り付けた状態に保つことができる。
またこの発明の態様として上記筒状基台における上記調理手段よりも下側部分に、上記筒状基台の内側と外側とを連通する筒状基台側壁開口部を形成し、上記筒状基台側壁開口部の周縁部分に、該周縁部分の表面を塗装する塗装部を形成することができる。
上記構成により、筒状基台側壁開口部の鋭角状の周縁部分を塗装部によって覆うことにより、筒状基台側壁開口部の周縁部分を鋭角状から丸みをもった周縁部分にすることができる。
よって、筒状基台側壁開口部の周縁部分に、人体が接触しても怪我をすることがなく、又、物品が引っ掛かることを抑制できるため、筒状基台側壁開口部を通じて筒状基台の内部に対して鞄などの物品をスムーズに出し入れすることができる。
この発明の態様として上記調理手段を、調理部を有するコンロで構成することができる。
上記構成により、コンロの外周側の隅角部を係合部として上記筒状基台の上端から切り欠いた切欠き部に係合することができるため、コンロを、がたつくことなく安定した状態で上記筒状基台の内部に収容することができる。
よって、コンロで肉などの食材を焼きながら安全に食事を楽しむことができる。
上記調理手段は、コンロ(ロースター)に限らず、例えば、七輪、ガスコンロの五徳などの加熱調理手段を挙げることができる。或いは、鍋やフライパン、焼き網などの熱源を備えていない加熱調理手段であってもよい。その他にも、素麺流し器、自動寿司握り器など、食材を調理できる手段であれば特に限定しない。
またこの発明の態様として上記調理手段を、調理部を備えた調理手段本体部と、該調理手段本体部を取り出し可能に格納する調理手段本体格納部とで構成し、上記係合部を、上記調理手段本体格納部の外周側の隅角部分に設定することができる。
上記構成により、上記調理手段本体格納部は、その隅角部分を係合部として上記筒状基台の切欠き部にしっかりと係合させることができる。そして、上記調理手段は、調理手段本体格納部に格納することで転倒などのおそれがない。
よって、安全に食事をすることができる。
さらに、調理手段本体部は、上記調理手段本体格納部に対して格納したり取り出したりすることもできる。
このため、調理手段本体部を調理手段本体格納部から取り出して清掃やメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
ここで、上記調理手段本体部は、例えば、コンロ(ロースター)七輪、ガスコンロの五徳などの加熱調理手段を挙げることができる。或いは、鍋やフライパン、焼き網などの熱源を備えていない加熱調理手段であってもよい。その他にも、素麺流し器、自動寿司握り器など、食材を調理できる手段であれば特に限定しない。
よって、上記調理手段として、例えば、コンロから流し素麺器など他の種類のものと交換することも可能となるので、料理のバリエーションが増え、様々な種類の食事を楽しみたいという要求を満たすことができる。
さらに、料理の種類変更の際に、調理手段本体部を他の種類のものに交換すれば、大掛かりな設備変更や準備のための待ち時間を必要としないため、全くジャンルの異なる料理でも手軽に変更することができる。
上記調理手段本体格納部は、その外周側に隅角部を有する形状であれば、その形状は限定せず、例えば、平面視三角形状、平面視四形状などの平面視多角形状で構成することができる。
ここで上記調理部には、例えば、焼き調理用プレート、調理用焼き網、さらには、鍋やフライパンなども含む。さらには、調理手段が素麺流し器である場合は、調理部は、水に浸した素麺が回転しながら流れることを許容する素麺収容容器を示す。
またこの発明の態様として、上記調理手段を、加熱調理手段で構成し、上記調理部を、焼き調理用プレートで構成し、上記焼き調理用プレートにおける、上記加熱調理手段の熱源の直上部分でない熱源非配置相当部分のみに、厚み方向に連通する連通溝を形成することができる。
このように、上記焼き調理用プレートに上記連通溝を形成することにより、焼き調理用プレートで肉などの食材を焼いた場合、余分な油や肉汁は、連通溝を通じて焼き調理用プレートの下方へ滴下させることができるため、食材が油でべたつかずに調理することができる。
さらに、連通溝を、上記熱源非配置相当部分のみに形成することにより、連通溝を通じて滴下した油などが熱源に接触することで、煙が発生することを防ぐことができ、上記加熱調理手段を上記無煙ロースターとして構成することができる。
よって、上記焼き調理用プレートを用いることにより、調理中や食事中に上記加熱調理手段から煙が発生することを防ぐことができるため、快適に調理や食事をすることができる。
加えて、例えば、基台など、テーブル天板の下方に、排煙ダクトなど大掛かりな煙対策のための構成を備えたりするための内装工事を施す必要がなく、基台を簡素な構成で構成することができる。
従って、上記焼き調理用プレートは、ドラム缶などの簡素な基台で構成した調理手段付テーブルに好適な調理部として用いることができる。
また、本発明は、上記調理手段付テーブルに備えた上記焼き調理用プレートであって、焼き調理用プレート本体に、熱源の直上部分である熱源配置相当部分から上記熱源非配置相当部分に沿って伸びる長尺状の溝を複数、配設し、上記熱源配置相当部分の上記溝を、底部を有する凹溝で形成し、上記熱源非配置相当部分の上記溝を、上記連通溝で形成したことを特徴とする。
上記溝は、凹溝と連通溝とが溝形成方向において一体に連設した長尺状であるため、凹溝が配設された熱源配置相当部分で肉を焼いた場合、凹溝に落ち込んだ油は、連通溝へとスムーズに流れ、連通溝を通じて焼き調理用プレートの下方に備えた、熱源の有しない油受け皿などへ滴下させることができる。
従って、本発明の焼き調理用プレートで肉などの食材を焼いた場合、熱源に油や肉汁が滴下して煙が発生することがないため、快適に調理、食事をすることができる。
よって、上記焼き調理用プレートは、上述したように、筒状基台をドラム缶で構成した調理手段付テーブルに好適な調理部として構成することができる。
またこの発明の態様として上記連通溝を、溝幅方向の側方に偏位した偏位形状で構成することができる。
上記構成により、熱源非配置相当部分において配設した上記連通溝は、溝幅方向の側方に偏位した形状であるため、直線状に形成した場合と比較して溝形成方向の長い溝で形成することができる。よって、厚み方向に連通した連通溝は、調理用プレートの一部分である熱源非配置相当部分にしか形成していないが、熱源配置相当部分から熱源非配置相当部分に流れ込んだ油や肉汁を、該連通溝を通じて効果的にプレート下側の油受け皿に滴下させることができる。
本発明は、コンロなどの調理手段を安全にセットすることができ、セットした調理手段により快適に調理や食事をすることができる調理手段付テーブル、及び、該調理手段付テーブルに用いる焼き調理用プレートの提供を目的とする。
本実施形態のコンロ付テーブルの外観図。 本実施形態のコンロ付テーブルの平面図(a)、正面図(b)。 本実施形態のコンロ付テーブルの右側面図(c)、底面図(d)。 図2(b)中のB−B線端面図(e)、図2(b)中のC−C線端面図(f)。 図2(a)中のA−A線端面図。 図3(d)中の領域Xの拡大図(a)、図6(a)中のA−A線端面図(b)、図2(b)中のD−D線端面図(c)。 本実施形態のコンロ付テーブルの他の外観図。 本実施形態の調理用プレートの平面図(a)、左側面(b)、正面図(c)。 本実施形態の調理用プレートの底面図(d)、図8(a)の領域Xの拡大図(e)。 図8(a)中のD−E−F−G−G−H−I−J線端面図(f)、K−K線端面図(g)。 本実施形態の調理用プレートの作用説明図。 他の実施形態のコンロ付テーブルの説明図。 他の実施形態のコンロ付テーブルの説明図。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
本実施形態におけるコンロ付テーブル1は、大別すると図1から図7に示すように、テーブル天板11と円筒状基台21とコンロ31とで構成している。
図1は、コンロ付テーブル1の外観図であり、図2(a),(b)は、それぞれコンロ付テーブル1の平面図、正面図である。図3(c),(d)は、それぞれコンロ付テーブル1の右側面図、底面図である。図4(e)は、コンロ31の内部構造を省略して示した図2(a)のB−B線端面図であり、図4(f)は、図2(b)のC−C線端面図であり、図5は、図2(a)のA−A線端面図である。図7は、後述する扉16を開いた状態のコンロ付テーブル1の外観図である。
上記テーブル天板11は、円板状をした木製の板材で形成し、中央部に、略直方体をしたコンロ31を挿嵌可能な平面視矩形状の天板開口部12を形成している。
上記円筒状基台21は、円筒状基台本体22と該円筒状基台本体22の下面に取り付けた4つのキャスタ19で構成している。上記円筒状基台本体22は、ドラム缶2で形成するとともに、該ドラム缶2の天板(上面)をくり抜いた有底円筒状で形成している。
上記円筒状基台本体22は、該円筒状基台本体22を上下方向に略3等分配する各部分に、全周に亘って突状に形成した2つの節部23を有している。該2つの節部23は、上側の節部23U(上側節部23U)と、下側の節部23D(下側節部23D)とで構成している。
ここで、円筒状基台本体22における上側節部23Uよりも上側部分を円筒状上段胴部22Uに設定し、上側節部23Uと下側節部23Dとの間を円筒状中段胴部22Mに設定し、下側節部23Dよりも下側部分を円筒状下段胴部22Dに設定している。
上記円筒状基台本体22は、図5に示すように、内部空間Aを有し、該内部空間Aとテーブル天板11の天板開口部12とが上下方向において連通するようテーブル天板11を円筒状基台本体22に取り付けている。
詳しくは、テーブル天板11の下面中央部分における天板開口部12よりも外周側縁部には、図5に示すように、円筒状基台本体22に取り付けたときに円筒状基台本体22の開口上端部分22aを嵌め込み可能な正面視円形の嵌込み凹部11aを形成している。
上記嵌込み凹部11aは、円筒状基台本体22の開口上端部分22aを嵌め込み可能な溝であり、その溝幅は、嵌込み凹部11aの周縁部分により、円筒状基台本体22の開口上端部分22aをガイド可能に形成している。
さらに、図6(a),(b)に示すように、テーブル天板11の下面であって、嵌込み凹部11aよりも径外方向部分における周方向の一部分には、円筒状基台本体22と係合可能なスライド棒71aと摘み部71bとで構成したスライド係合金具71を取り付けている。
一方、円筒状基台本体22には、円筒状基台本体22側へ突出させたスライド棒71aを差込み可能なスライド棒係合孔72を形成している(図6(b)参照)。
なお、図6(a)は、図3(d)の領域Xの拡大図であり、図6(b)は、図6(a)のA−A線端面図である。
また、円筒状基台本体22は、該円筒状基台本体22の平面視中心部分とコンロ31の平面視中心部分とを互いに一致させたとき、直方体をしたコンロ31の4つの隅角部分33が円筒状基台本体22よりも外側へ突出するサイズで形成している(図4参照)。
つまり、円筒状基台本体22は、その内部空間Aに単純にはコンロ31を挿入不可能な大きさで構成している。
このため、円筒状基台本体22には、内部空間Aにコンロ31を上方から挿入しようとしたとき、開口上端部分22aにおける、コンロ31の4つの隅角部分33のそれぞれが当接する当接相当部分を下方へ切り欠いた切欠き部25を形成している。
以上により、図1、図2(b)、図3(c),(d)、並びに、図4に示すように、コンロ31を、テーブル天板11の天板開口部12を通じて円筒状基台本体22の内部空間Aに上方から挿入したとき、コンロ31の隅角部分33が切欠き部25にそれぞれ係合した状態で収容することができる。
円筒状上段胴部22Uは、その周方向に複数の円形状の通気孔26を配設している。さらに、円筒状上段胴部22Uは、図7に示すように、内部空間Aに収容したコンロ31に備えた後述する油受けトレイ36を該円筒状胴部22の外側から出し入れ可能にトレイ出入れ用開口部15を周方向の一部分に形成し、該トレイ出入れ用開口部15を閉塞する扉16を備えている。
上記扉16は、円筒状上段胴部22Uの外周面の一部を構成する平面視円弧状の板材で形成し、その円弧形状の一端側をトレイ出入れ用開口部15の縁部にヒンジ17により枢着している。
また、上記扉16を、トレイ出入れ用開口部15を閉じた状態でロックするロック機構18を備えている。ロック機構18は、円筒状基台21と係合可能に上下動可能に扉16側に備えた係合杆18aと、円筒状基台21側における上記係合杆18aの近傍に備え、降下させた係合杆18aを差込み可能な貫通孔を有して突出した係合突片部18bとで構成している。
円筒状中段胴部22Mは、その周方向に3つの側壁開口部28を配設し、コンロ31の電源コード38(図5参照)を円筒状基台21外側へ引き出し可能に構成するとともに、円筒状下段胴部22Dの内部空間Aに対して鞄などの物品を出し入れ可能に形成している。円筒状下段胴部22Dは、上述したように物品を収容可能な物置として利用可能に内部空間Aを物品収容空間として構成している。
また、図6(c)に示すように、上記円筒状基台本体22は、上記側壁開口部28を形成した後、側壁開口部28の鋭角状の周縁部分28aを含む表面全体を塗装し、表面に塗装部75を形成している。
なお、図6(c)は、図2(b)のD−D線端面図である。
続いてコンロ31について詳述する。
コンロ31は、肉などの食材を載せる調理用プレート41と、該調理用プレート41をセットして加熱するコンロ本体32とで構成している。
コンロ本体32は、直方体をしたアルミ製の筐体34で覆われ、該筐体34の上面には、ステンレス製のコンロ天板部35を一体に設置している。
コンロ天板部35は、図2(a)、図5に示すように、調理用プレート41をセット可能にプレート取付部35aを枠状の構成し、平面視したとき長手方向における調理用プレート41の有する側と反対側に加熱部30のON/OFF操作、並びに、加熱度合いを調節するレバー36a(図2(a)中、破線で示したレバー36a参照)を備えた操作部36を構成している。操作部36は、凹状に構成し、該凹底部にレバー36aを設け、コンロ天板部35と面一に形成した操作用扉36bによって閉塞されている。
図5に示すように、コンロ天板部35は、筐体34に対して外側方向へ鍔状に突出したフランジ部35bを形成し、該フランジ部35bは、テーブル天板11の天板開口部12にコンロ本体32を挿入したとき、テーブル天板11の天板開口部12の開口縁部に設置可能な大きさで形成している。
コンロ本体32は、調理用プレート41の下方にコンロ内空間Zを構成し、調理用プレート41上の油などが該調理用プレート41を通じてコンロ内空間Zへ滴下可能に構成している。
コンロ内空間Zの下方には、調理用プレート41から滴下した油や肉汁などを受ける油受けトレイ36を備え、該油受けトレイ36は、滴下した油などの掃除がし易いようコンロ本体32に対して引き出し可能に構成している(図5、図7参照)。
コンロ内空間Zにおける幅方向の両外側には、加熱部30を長手方向に沿って配設している。加熱部30は、図5に示すように棒状のハロゲンランプ30A(ハロゲンヒータ)を有して構成し、該ハロゲンランプ30Aは、断面視U字形状をした反射板30Bと、ガラス板30Cとで構成される空間内に収容されている。
筐体34の側面には、コンロ内空間Zに発生した煙や臭気などを外部に排出する複数の通気孔37を形成し、また、加熱部30用の電源コード38を配している。
続いて調理用プレート41について図8から図10を用いて詳述する。
なお、図8(a),(b),(c)は、それぞれ調理用プレート41の平面図、左側面図、正面図であり、図9(d)は、調理用プレート41の底面図であり、図9(e)は、図9(a)の領域Xの拡大図である。図10(f)は、図8(a)のD−E−F―G―G―H−I−J線端面図であり、図10(g)は、K−K線端面図である。
調理用プレート41は、プレート取付け部35aに取り付け可能なフランジ部41aを外周縁部に有した底浅のトレイ形状で形成し、幅方向Wに対して長手方向Lの長さがやや長い平面視長方形状で形成している。
なお、調理用プレート41は、食材が焦げ付かないよう表面全体をフッ素コーティングしている。
調理用プレート41は、幅方向Wの外側から中間部分に向けて緩やかに深くなる傾斜形状で形成している(図10(f)参照)。
調理用プレート41の上面には、幅方向Wの中間部に対して両側に溝42を長手方向L全体に亘って複数配設している。上記溝42は、プレート取付け部35aに設置したとき、熱源配置相当部分47から熱源非配置相当部分48に沿って(つまり幅方向Wへ)伸びる長尺状に形成している(図8(a)参照)。
なお、熱源配置相当部分47は、調理用プレート41の幅方向Wの外側部分であり、調理用プレート41をプレート取付け部35aに設置したとき、加熱部30の直上部分に相当する(図8(a)中、仮想線で示した加熱部30参照)。熱源非配置相当部分48は、幅方向Wにおける熱源配置相当部分47よりも中央側部分であり、調理用プレート41をプレート取付け部35aに設置したとき、加熱部30の直上部分でない部分に相当する。
上記熱源配置相当部分47の上記溝42は、底部を有する凹溝43で形成し、上記熱源非配置相当部分48の上記溝42は、厚み方向に連通した連通溝44で形成している。
凹溝43と連通溝44とは、溝形成方向(W)において一体に連設し、凹溝43は、直線形状で形成し、連通溝44は、複数配設した各溝42の略半ピッチ(p/2)分だけ溝幅方向(L)の側方へ偏位した形状で形成している(図9(e)参照)。
なお、幅方向Wの各側において複数配設した複数の溝42のうち、長手方向Lの両端側に形成した溝42は、連通溝44の長さを他の溝42よりも短く形成している(図8(a)、図9(d)参照)。
また、調理用プレート41の幅方向Wの中間部分には、長手方向Lにそって複数の平面視円形状の連通孔45を略等間隔で配設している(図8(a)、図10(g)参照)。
さらに、調理用プレート41の幅方向Wの中間部分であって、長手方向Lの両端側には、調理用プレート41を、プレート取付部35aに対して着脱する際に使用する治具(図示せず)を差込可能に連通した治具係合用孔部46を形成している(図8(a)、図10(g)参照)。
上述したコンロ付テーブル1用天板は、以下のような様々な作用、効果を奏することができる。
上記コンロ31をテーブル天板11、及び、円筒状基台21に取り付ける際には、直方体をしたコンロ31の外周側(筐体34)の隅角部分33と、円筒状基台本体22の切欠き部25とが周方向において一致した状態でコンロ31をテーブル天板11に形成した天板開口部12から挿入する。
円筒状基台本体22の切欠き部25は、開口上端部分22aから切り欠いた形状であるため、コンロ31を降下させるに従って該コンロ31の外周側の4つの隅角部分33のそれぞれが円筒状基台本体22の各切欠き部25に係合した状態でコンロ31を円筒状基台本体22に嵌め込むことができる。
以上により、上記コンロ31を円筒状基台本体22に収容したとき、上記コンロ31の外周側の隅角部分33は、切欠き部25の縁部に係合することにより、上記円筒状基台21に対して上記コンロ31が周方向に位置ずれしたり、がたついたりすることがなく、上記コンロ31を円筒状基台21に対してしっかりと取り付けることができる。
なお、コンロ天板部35のフランジ部35bは、テーブル天板部11の天板開口部12の周縁部に設置した状態となる。
従って、内部が高温になり危険な加熱部30を有するコンロ31を、容易に、且つ、しっかりと安定して取り付けることができ、安心して調理や食事をすることができる。
なお、コンロ31は、円筒状基台本体22に収容した状態において、円筒状基台本体22とコンロ31との間に隙間を確保することができる(図4(e)の内部空間A参照)。よって、該隙間に手や専用の治具を差込むことができるため、コンロ31を円筒状基台本体22に対して容易に収容、或いは、取り出すことができる。
また、コンロ31の外周側部分の隅角部分33を利用して上記円筒状基台21の円筒状基台本体22に対して係合することができ、また、円筒状基台21の上記円筒状基台本体22には、上記コンロ31の隅角部分33を係合可能な切欠き部25を形成するだけでよい。
このため、コンロ31の外周側部分に、円筒状基台本体22に対して係合するための係合部材を別途、取り付けることがなく、また、円筒状基台本体22として用いるドラム缶2に対して大掛かりな追加工を施すことなく簡素な構成でしっかりとコンロ31を円筒状基台本体22に対して係合することができ、容易に耐久性に優れたコンロ付テーブルを構成することができる。
さらに、上記円筒状基台21をドラム缶2で構成することにより、円筒状基台21として立てた状態でも安定して接置することができるとともに、円筒状基台本体22が円筒状であるため、コンロ付テーブル1は、その周方向のいずれの場所に円筒状基台21を囲むようにして着席した場合も、該円筒状基台21により足元が邪魔になることがなく使い勝手よく快適に用いることができる。
また、上記溝42は、凹溝43と連通溝44とが溝形成方向(W)において一体に連設した長尺状であるため、図11(b)に示すように、凹溝43が配設された熱源配置相当部分47で肉Mを焼いた場合、凹溝43に落ち込んだ油Oを、連通溝44へとスムーズに流し込むことができる。
連通溝44へ流れ込んだ油Oは、図11(a)に示すように、調理用プレート41の下方のコンロ内空間Zにおける、加熱部30を有しない側の空間に滴下し、油受けトレイ36により受け止めることができる。
従って、上記調理用プレート41で肉Mなどの食材を焼いた場合、加熱部30に油や肉汁が滴下して煙が発生することがないため、快適に調理、食事をすることができる。
なお、図11(a)は、コンロ31を断面図により示した調理用プレート41の作用説明図であり、図11(b)は、図11(a)の領域Yの拡大図である。
また、上記調理用プレート41は、円筒状基台21をドラム缶2で構成したコンロ付テーブル1に好適な加熱調理具として用いることができる。
詳しくは、上述した調理用プレート41を用いることにより、調理中、食事中にコンロ31から煙が発生することを防ぐことが可能となり、コンロ31を無煙ロースターとして構成することができる。
このため、例えば、円筒状基台21など、テーブル天板11の下方に、排煙ダクトなど大掛かりな煙対策のための構成を備える必要がない。
よって、円筒状基台21を簡素な構成であるドラム缶2で構成することが可能となり、例えば、焼肉店などの店舗出店の際に必要であったダクトの配管工事などの内装工事に伴う多額の初期費用や時間を大幅に削減することができる。これにより、焼肉店などの店舗出店が実現し易くなるとともに、削減したコストを客に還元することができる。すなわち、客は、安心した価格設定で、無煙式のコンロ31で快適に食事をすることが可能となる。
また、調理用プレート41において凹溝43が配設された熱源配置相当部分47で肉を焼いた場合は、余分な油や肉汁を凹溝43に流れ込ませることができる。一方、連通溝44が配設された熱源非配置相当部分48で肉を焼いた場合は、油o等を連通溝44を通じて調理用プレート41の下方のコンロ内空間Zであって熱源を有しない側の空間へと滴下させることができる(図11(b)参照)。
よって、いずれの場合も肉Mなどの食材が油っぽくならず焼き上げることができる。
また、本発明は、上述した作用効果に限定せず、様々な作用効果を奏することができる。
まず、円筒状基台本体22の開口上端部分22aにトレイ出入れ用開口部15や被係合部として切欠き部25を形成しているため、円筒状基台本体22の開口上端部分22aは、周方向において分断され、一体性が損なわれるため、強度が低下してしまう。
しかも、円筒状基台本体22の上部には、コンロ31をしっかりと係合するだけの十分な強度が求められる。
円筒状基台本体22の開口上端部分22aの強度が十分でない場合、円筒状基台本体22の開口上端部分22aが不測に撓み変形したり、ガタつき易くなり、コンロ31の係合具合が不安定になる。
これに対して上述したように、コンロ付テーブル1は、上記天板11の裏面に、円筒状基台本体22の開口上端部分22aを嵌め込み可能な嵌込み凹部11aを形成している(図5参照)。
上記構成によれば、上記円筒状基台本体22の開口上端部分22aを、上記天板11の裏面に形成した嵌込み凹部11aに嵌め込み、円筒状基台本体22の開口上端部分22aを嵌込み凹部11aによりガイドすることにより周方向において全体として分断部分が存在しない剛性に優れた構成とすることができる。
さらに、天板11を円筒状基台本体22に対してしっかりと取り付けることができる。
よって、上記円筒状基台本体22にコンロ31を係合しても、開口上端部分22aが不測に撓み変形することがなく、また、ガタつくなどせず、しっかりとコンロ31を装着することができる。
また、テーブル天板11の下面には、スライド係合金具71を取り付け、円筒状基台本体22には、スライド棒係合孔72を形成している。
ここで、例えば、テーブル天板11上面の外周端部側に体重をかけるなどした場合、テーブル天板11にはモーメント荷重がかかり円筒状基台本体22に対してテーブル天板11が捲れあがるなどして円筒状基台本体22から外れてしまう危険性を有する。
これに対して、上述したようにスライド係合金具71のスライド棒71aをスライド棒係合孔72に係合させることにより、上述したようなモーメント荷重がテーブル天板11に加わっても、しっかりとテーブル天板11が円筒状基台本体22の上部に一体に取り付いた状態を保つことができる。
なお、スライド係合金具71、及び、スライド棒係合孔72は、テーブル天板11の下面の外周側に1つ備えるに限らず、複数備えてもよい。
また、上記円筒状基台本体22には、側壁開口部28を形成することにより、側壁開口部28を通じて物品を出し入れすることが可能となるため、内部空間Aを鞄や靴などの物品を収容する収容空間として利用することができる。
これにより、食事の際に足元に鞄などを設置しておく必要がないため、邪魔にならず、又、汚れるおそれもない。
さらにまた、上記円筒状基台本体22における、側壁開口部28の鋭角状の周縁部を含む表面全体には、塗装部75を形成している。
ここで、側壁開口部28は、上記円筒状基台本体22を切り抜くなどして形成しているため、該側壁開口部28の周縁部分は鋭角状となり、手を切るなど怪我をするおそれがある。
これに対して側壁開口部28の鋭角状の周縁部分に、塗装部75を形成することにより、側壁開口部28の周縁部分を鋭角状から丸みをもった周縁部分にすることができる。
よって、側壁開口部28の周縁部分に、人体が接触しても怪我をすることがなく、又、物品が引っ掛かることを抑制できるため、物品を側壁開口部28を通じてスムーズに内部空間Aに対して出し入れすることができる。
また、本発明は、上述した実施形態に限定せず、様々な実施形態で構成することができる。
例えば、コンロ付テーブル1は、円筒状基台本体22の下面に、キャスタ19を備えた構成に限らず、キャスタ19を備えていない構成であってもよい。この場合、円筒状基台本体22の下面を、直接、或いは、弾性体などの別部材を介在させた状態で床面に接置する構成であってもよい。
また、コンロ31の加熱部30は、ハロゲンランプ30Aに限らず、炭やガスヒータなど食材を加熱可能な熱源であれば他の熱源を用いてもよい。
さらにまた、切欠き部25は、コンロ31を内部空間Aに収容したとき、コンロ31の隅角部分33の下端部が該切欠き部25の下端部に接地し、該切欠き部25の下端部によりコンロ31の隅角部分33を下側から支持可能な切り欠き深さで構成してもよい。
また、コンロ付テーブル1には、図12(a),(b)に示すように、調理用プレート41を隠蔽可能な隠蔽プレート76を備えてもよい。
なお、図12(a)は、調理用プレート41の上方に隠蔽プレート76を備えた図5に相当する本実施形態の説明図である。図12(b)は、隠蔽プレート76を備えたコンロ付テーブル1の上部の外観図である。
隠蔽プレート76は、普段、調理用プレート41を使用しない場合に調理用プレート41の上方に設置しておくとよい。これにより、調理用プレート41に埃が付着することがなく、隠蔽プレート76上に醤油などの物品を載置するなどテーブル天板11の一部として有効に利用することができる。
また上述したコンロ付テーブル1は、コンロ31自体を円筒状基台本体22の内部空間Aに収容し、コンロ31の筐体34の隅角部分33を直接、円筒状基台本体22の切欠き部25に係合した構成であるが、本発明は、この構成に限定しない。
例えば、図13(a),(b)に示すように、円筒状基台本体22の内部空間Aに調理器具80を収容した調理器具付テーブル1Aを構成してもよい。
詳しくは、上記調理器具80は、上記コンロ31のみで構成するに限らず、上記コンロ31、又は、七輪100などの調理器具本体81と、調理器具本体格納箱82とで構成することができる。
調理器具本体格納箱82は、上面が開口した直方体の箱型形状で構成し、内部に調理器具本体81を格納可能に構成するとともに、円筒状基台本体22の内部空間Aに収容して構成している。
また、調理器具本体格納箱82は、内部に格納した調理器具本体81を取り出し可能に構成している。
調理器具本体格納箱82は、円筒状基台本体22の内部空間Aに収容したとき、その外周側の隅角部分82aを、円筒状基台本体22の切欠き部25に係合することができる。
上記構成により、図13(a)に示すように、例えば、調理器具本体81としてのコンロ31を、調理器具本体格納箱82から取り外すことができ、コンロ31の清掃やメンテナンスを容易に行うことができる。
さらに、調理器具本体格納箱82からコンロ31を取り出し、該コンロ31の変わりに他の調理器具本体81を格納することができる。
例えば、図13(b)に示すように、調理器具本体81として七輪100を調理器具本体格納箱82に格納して設置し、該七輪100を用いて食材を焼いてもよい。
さらに、調理器具本体格納箱82には、調理器具本体81として上述したコンロ31や七輪100に限らず、鍋、ガスコンロの五徳など他の加熱調理器具本体81を格納して用いてもよい(図示せず)。
さらには、調理器具本体格納箱82には、これら加熱調理器具本体81の他にも素麺流し器や自動寿司握り器など他の調理器具本体81を格納することができる(図示せず)。
いずれの場合も、調理器具本体81を調理器具本体格納箱82に格納することでテーブル天板11の上面において転倒することがなく安定して設置することができるとともに、テーブル天板11の上面に対して食材を備える調理部(焼き調理用プレート41等)の位置が高くなりすぎないため、食事がし易くなる。
そして、食事したい料理内容や、手元に有する調理器具本体81の種類などに応じて調理器具本体81を、適宜、変更することが可能となる。
上述した実施形態と、この発明の構成との対応において、
コンロ付テーブル1、及び、調理器具付テーブル1Aは、調理手段付テーブルに対応し、
コンロ31、及び、七輪100は、調理手段、加熱調理手段、又は、調理手段本体部に対応し、
円筒状基台21は、筒状基台に対応し、
側壁開口部28は、筒状基台側壁開口部に対応し、
加熱部30は、熱源に対応し、
内部空間Aは、内部に対応し、
スライド係合金具71、及び、スライド棒係合孔72は、天板固定手段に対応し、
調理器具80は、調理手段に対応し、
調理器具本体81は、調理手段本体部に対応し、
調理器具本体格納箱82は、調理手段本体格納部に対応するものとする。
1…コンロ付テーブル
1A…調理器具付テーブル
2…ドラム缶
11…テーブル天板
12…天板開口部
21…円筒状基台
22…円筒状基台本体
24a…開口上端部分
25…切欠き部
30…加熱部
31…コンロ
33,82a…隅角部分
41…焼き調理用プレート
42…溝
43…凹溝
44…連通溝
47…熱源配置相当部分
48…熱源非配置相当部分
71…スライド係合金具
72…スライド棒係合孔
75…塗装部
80…調理器具
81…調理器具本体
82…調理器具本体格納箱
A…内部空間

Claims (10)

  1. テーブル天板と、該テーブル天板を下側から支持する筒状基台と、調理手段とを備えた調理手段付テーブルであって、
    上記調理手段を上記筒状基台の内部に収容可能に開口した天板開口部を、上記テーブル天板に構成し、
    上記筒状基台の内部に収容した上記調理手段を、上記筒状基台に係合し、
    上記調理手段が上記筒状基台と係合する係合部を、上記調理手段の外周側の隅角部分で構成し、
    上記筒状基台が上記調理手段に係合される被係合部を、上記筒状基台の上端から切り欠いた切欠き部で構成した
    調理手段付テーブル。
  2. 上記筒状基台をドラム缶で構成した
    請求項1に記載の調理手段付テーブル。
  3. 上記テーブル天板に、上記筒状基台の開口上端部分を嵌め込み可能な嵌込み部を形成した
    請求項1、又は、2に記載の調理手段付テーブル。
  4. 上記テーブル天板を上記筒状基台に対して固定する天板固定手段を、上記テーブル天板、及び、上記筒状基台のうち少なくともいずれか一方に備えた
    請求項1から3のいずれかに記載の調理手段付テーブル。
  5. 上記筒状基台における上記調理手段よりも下側部分に、上記筒状基台の内側と外側とを連通する筒状基台側壁開口部を形成し、
    上記筒状基台側壁開口部の周縁部分に、該周縁部分の表面を塗装した塗装部を形成した
    請求項1から4のいずれかに記載の調理手段付テーブル。
  6. 上記調理手段を、調理部を有するコンロで構成した
    請求項1から5のいずれかに記載の調理手段付テーブル。
  7. 上記調理手段を、調理部を備えた調理手段本体部と、該調理手段本体部を取り出し可能に格納する調理手段本体格納部とで構成し、
    上記係合部を、上記調理手段本体格納部の外周側の隅角部分に設定した
    請求項1から5のいずれかに記載の調理手段付テーブル。
  8. 上記調理手段を、加熱調理手段で構成し、
    上記調理部を、焼き調理用プレートで構成し、
    上記焼き調理用プレートにおける、上記加熱調理手段の熱源の直上部分でない熱源非配置相当部分のみに、厚み方向に連通する連通溝を形成した
    請求項6、又は、7に記載の調理手段付テーブル。
  9. 請求項8に記載の調理手段付テーブルに備えた上記焼き調理用プレートであって、
    焼き調理用プレート本体に、熱源の直上部分である熱源配置相当部分から上記熱源非配置相当部分に沿って伸びる長尺状の溝を複数、配設し、
    上記熱源配置相当部分の上記溝を、底部を有する凹溝で形成し、上記熱源非配置相当部分の上記溝を、上記連通溝で形成した
    焼き調理用プレート。
  10. 上記連通溝を、溝幅方向の側方に偏位した偏位形状で構成した
    請求項9に記載の焼き調理用プレート。
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