JP2011004958A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】管理コンピュータを含むホール設備の再構築等の手間をかけることなく、かつ、ホール環境に関わらず、確実に外部からの行為を報知する。
【解決手段】外部情報の項目が「有り」とされたエラー内容が発生したとき、扉開放があったときと同様の手順で管理コンピュータ75へ報知する。盤用外部端子190に設けられた9個のリレースイッチ200の内、扉開放情報を送信している端子No.10以外の端子に、前記選択エラーが発生した場合にアクティブになる信号を入力を利用する。これにより、既存の盤用外部端子190を改造することなく適用することができ、管理コンピュータ75を含め、店側の管理制御システムのハードウェア及びソフトウェアの何れも変更する必要がない。
【選択図】図3

Description

本発明は、遊技盤に設けられ、発射された遊技球を遊技盤の遊技領域に沿って流動させ、遊技盤に取り付けられた役物への入賞を目的として遊技を進行する遊技機に関する。
従来、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口に遊技球が入賞すると、制御上、内部的に抽選が実行され、役物内に設けた画像表示装置(LEDやLCD等)による図柄変動パターン演出によって抽選結果を報知し、当該抽選による当選が報知された場合には、通常遊技状態では常に閉止状態の特別入賞口(「大入賞口」や「アタッカー」等と称する場合がある)を開放し、遊技者に有利な遊技状態(以下、「特別遊技状態」という)を付与することがなされている。
また、一方で、役物中央部に羽根部材を設け、始動入賞口に遊技球が入賞する等の所定の条件が成立して羽根部材が開放することで、遊技球を役物内に受け入れ、当該受け入れた遊技球を、役物内に設けた特定の入賞口に向けて案内し、その特定の入賞口に入賞した時には、上記と同様な特別遊技状態とすることがなされている。
このように、遊技盤は、遊技球が始動入賞口等の所定の入賞口に入賞することで、遊技状態に大きな変化(遊技者に有利な状態に変化)が生ずる。
このため、遊技店では、例えば、磁石を使って遊技球を磁力で誘導し、所望の入賞口(例えば、始動入賞口)へ入賞させる行為や、遊技台を揺すって、遊技球の動きに影響を及ぼす行為(外部からの行為)を予測し、これを防止する対策が必要となる。
そこで、このような外部からの行為があった場合に、視覚及び聴覚を通じて周囲や店員に報知することがなされている。なお、外部からの行為には、遊技機のガラス枠を開放するといった、店員が行う行為も含む。
視覚を通じた報知は、遊技機の周囲の装飾ランプを用いる。通常の遊技では起こりえない装飾ランプの点灯、点滅、消灯等により、視覚的報知を行うと共に、一部のランプを用いて、外部からの行為内容を識別する情報を報知する場合もある。
一方、聴覚を通じた報知は、遊技機に設置されたスピーカを用いる。アラーム音や音声による外部からの行為の具体的な内容が報知される。
これにより、通常の遊技では起こり得ない外部からの行為を、迅速に遊技者や店員に報知することができる。
また、遊技店側で管理している管理コンピュータ等の外部装置に通知することが好ましいが、パチンコ機(送信側)と管理コンピュータ(受信側)との連携システム(ソフト、ハード双方を含む)を再構築しなければならなかったり、物理的には、信号配線を増設しなければならず、実現は難しい。
特許文献1には、磁石、電波等を用いた不正行為があったことを遊技者に報知することなく管理コンピュータ等の外部装置に無線通信により行うように構成して、送受信を行うための通信配線を不要とし、配線の煩わしさを解消することが記載されている。
特開2003−340118公報
しかしながら、上記従来技術では、遊技店において無線通信に関する新たな構成を付加し、それに応じた制御を組み込むための設備が必要であり、その構築作業が煩雑となる。
また、無線通信であるため、遊技店の環境によって通信状態が変化し、不正行為の検知を確実に行うことができない場合がある。特に不正行為は迅速な対応が求められるにも関わらず、通信状態が不安定な状況下では、迅速な対応はもちろん、信頼性も失われる。
本発明は上記事実を考慮し、管理コンピュータを含む遊技店設備の再構築等の手間をかけることなく、かつ、遊技店の環境に関わらず、確実に外部からの行為を報知することができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、人為的な操作により、少なくとも不正な賞球が実行される制御的改ざん行為を監視する監視手段と、遊技球における遊技盤面に沿った自重に基づく移動に対して、変化をもたらす外部行為を検出する検出センサと、前記監視手段により制御的改ざん行為を認識した場合、並びに前記検出センサで前記外部行為の少なくとも何れか一方を検出した場合に、検出した当該制御的改ざん行為及び外部行為の少なくとも何れか一方に関する情報を報知する報知手段と、複数の遊技機の稼働状況を一括管理する管理コンピュータへ、前記報知手段により報知する前記情報を選択的に送信する情報送信手段と、を有している。
本発明によれば、ホールコンピュータ等の稼働状況を一括管理する管理コンピュータでの各遊技機の不正行為の監視が可能となる。
また、本発明において、前記監視手段、前記検出センサ、前記情報送信手段が、遊技仕様に基づき少なくとも抽選を含む遊技の進行一括管理する主制御部に接続され、前記報知手段が、前記抽選結果の報知を含む演出を実行する前記演出制御部に接続されており、前記主制御部で制御的改ざん行為及び外部行為の少なくとも何れか一方を検出した場合に、前記主制御部では、前記演出制御部及び前記管理コンピュータに対して、情報取得順に前記情報を送信すると共に、前記演出制御部では、前記情報に基づいて優先順位を判定し、重複した場合には前記優先順位の判定結果に従って報知することを特徴とする。
報知手段は、優先順位の高い情報に対して報知するため、例えば、駆けつけた店員は、最も重要な情報を迅速に把握することができる。
本発明において、前記遊技盤に対して開閉可能に取り付けられ前記遊技盤に沿った所定の遊技球移動領域を目視可能に覆う透明板の開放、或いは店側設備の枠状筐体にヒンジを介して取り付けられた遊技機の開放の何れかを検出した場合に、前記管理コンピュータへ信号を送出する開放信号送信手段をさらに有し、前記開放信号送信手段が、前記情報送信手段を兼用することを特徴とする。
開放信号送信手段は、一般的に自明であり、既存のものである。この開放信号送信手段が、前記情報送信手段を兼用することで、管理コンピュータとの連携のためのシステムを変更することなく、遊技機で発生した不正行為等を管理コンピュータへ送信することができる。
本発明において、前記開放信号送信手段が、1ビット信号であることを特徴とする。
管理コンピュータでは、不正行為の内容まで把握する必要はなく、例えば、不正行為等が発生した遊技機まで、店員を迅速に送り込むことができる。
以上説明した如く本発明では、管理コンピュータを含むホール設備の再構築等の手間をかけることなく、かつ、ホール環境に関わらず、確実に外部からの行為を報知することができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 本実施の形態に係るパチンコ機の制御ブロック図である。 本実施の形態に係る盤用外部端子の回路構成図である。 主制御部における、不正入賞検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。 主制御部における、磁気検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。 主制御部における、磁気センサ未接続検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。 主制御部における、振動検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。 主制御部における、普通入賞口の超過検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。 主制御部からの信号に基づいて演出制御部で実行される、エラー報知制御ルーチンを示すフローチャートである(1/3)。 主制御部からの信号に基づいて演出制御部で実行される、エラー報知制御ルーチンを示すフローチャートである(2/3)。 主制御部からの信号に基づいて演出制御部で実行される、エラー報知制御ルーチンを示すフローチャートである(3/3)。
(パチンコ機の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
また、パチンコ機10の下飾り12の上部には、互いに平行、かつ奥行き方向に所定の間隔をおいて配置された一対のガラス板14を装着したガラス枠16が配置されており、ガラス枠16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。このガラス枠16の奥側には、着脱交換可能な遊技盤18がセットされており、遊技盤18は、ガラス枠16で閉塞された状態でガラス板14に対向するようになっている。
ガラス枠16の下部には、一体皿24が配置されている。一体皿24の図1の右端部には、鍵穴27が設けられ、この鍵穴27にキーを差し込み、左右の内、一方に回すとガラス枠16が開放し、他方に回すとパチンコ機10の左側端部が軸支された内枠(図示せず)が開放する。
一体皿24には、上皿部28と、下皿部30とが設けられている。上皿部28を形成する周縁壁部32には、上皿球抜きレバー34が設けられ、この上皿球抜きレバー34を操作することで、上皿部28に貯留された遊技球PBを下皿部30へ送り出すことができるようになっている。また、下皿部30には、下皿球抜きボタン36が設けられ、この下皿球抜きボタン36を操作することで、下皿部30に貯留された遊技球PBを外部(例えば、所謂「ドル箱」)へ排出することができるようになっている。
上皿部28の周縁壁部32における図1の右端部には、球貸ボタン42と、返却ボタン44が設けられている。
また、一体皿24の右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するためのグリップユニット(発射ハンドル)26が取り付けられ、左側下部には、灰皿46が取り付けられている。
一体皿24における下皿部30の図1の右側には受け皿スピーカ60Uが配置されている。
ここで、一体皿24における上皿部28の周縁壁部32には、遊技者が操作可能な操作ボタン50が設けられている。この操作ボタン50は、遊技中において、操作有効期間中に操作することで、演出画像に対して介入することができるようになっており、それぞれの遊技仕様によって設定される。
ガラス枠16におけるガラス板14の周囲には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅するアーチ状の照明による視覚的効果や、音声等のスピーカによる聴覚的効果等の演出効果を生み出す上部演出部52が配置されている。この上部演出部52の下端部は、一体皿24の周囲に略U字型に配置された下部演出部54の上端部と連結するように配置されている。
この結果、上部演出部52と下部演出部54とで、遊技盤18の周囲を取り囲むように、遊技機枠演出部56が形成されている。
この遊技機枠演出部56は、上部演出部52及び下部演出部54共に、照明部材(LED等)が取り付けられた基板(図示省略)と、この基板を覆うように、所定の意匠で形成されたレンズカバー58が取り付けられている。
レンズカバー58は、前記照明部材が点灯する領域を区画するよう凹凸状にカットされており、区画された領域(以下、必要に応じて「レンズ部58」という)毎に照明部材の点灯制御がなされる。なお、照明部材は基本的にR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色に点灯するLEDが1組となっており、それぞれの点灯時の光量比により、様々な配色の点灯が可能となっている。
また、前記上部演出部52における、ガラス枠16の上部円弧の約1/3に相当する領域の中央及び両端には、ガラス枠スピーカ60C、60L、60Rが内蔵され、照明と同時に、音声を出力する。
なお、以下では、前述した受け皿スピーカ60Uと、このガラス枠スピーカ60C、60L、60Rを総称して、「スピーカ60」という。
(エラー報知機能)
さらに、ガラス枠16の上部2箇所の角部には、エラーランプとして機能する細長状の共用表示部62が設けられている。この共用表示部62は、視覚効果として演出に使われる場合もあるが、基本的には、遊技中に発生した遊技者の不正行為など遊技機の外部要因にからむエラーの内容を色の変化で報知するエラー報知用表示部とされ、エラー発生時には演出を中断してエラー状態を報知する。
遊技中に発生したエラーとは、遊技盤18面近傍で磁力を検出した場合、遊技盤18に振動が起きた場合、ガラス枠16等が開放した場合、遊技中の遊技球PBの不正な入賞があった場合等が挙げられる。
遊技盤18面近傍の磁力は、予め遊技盤18に取り付けられた磁気センサ64(図2参照)によって検出する。また、遊技盤18の振動は、予め遊技盤18に取り付けられた振動センサ66(図2参照)によって検出する。
ガラス枠16等の開放は、予め取り付けられた開放検出センサ68によって検出する。
遊技球PBの不正入賞は、遊技の進行状態と、各入賞口等の近傍に設けられて遊技球PBの入賞や通過を検出する入賞センサ(詳細後述)からの信号に基づいて主制御部等で判断する。このようなエラーは、パチンコ機10の外部からの行為によってもたらされるため、以下、当該エラーの発生元を「外部からの行為」という。
磁気センサ64及び振動センサ66は、遊技盤18において、重要部位の近傍に取り付けられるようになっており、本実施の形態では、少なくとも、図2に示される如く、後述する特図A始動入賞口108A(第一の特別図柄始動入賞口)の裏面側に取り付けられている。なお、磁気センサ64は、この特図A始動入賞口108Aの近傍のみである必要はなく、その他、特図B始動入賞口108B(第二の特別図柄始動入賞口)や大入賞口110等に取り付けてもよいし、遊技盤18の領域内で複数個配置するようにしてもよい(例えば、図2の鎖線円で囲んだ領域)。また、磁気センサ64においては、遊技盤18に適用されるモータやソレノイドの磁力の影響を受けない位置とする必要がある。
図3に示される如く、前記磁気センサ64及び振動センサ66、並びに前述の開放検出センサ68は、後述する主制御部150の一部を構成するエラー監視用制御部70に接続されている。
エラー監視用制御部70には、主制御部150の内部から、RAMクリア信号(RAMクリアの検出)と、不正入賞信号(不正入賞の検出)が入力されるようになっている。
RAMクリア信号は、電源がオフになったあと、再度電源が投入されたときに電源回路部(図示せず)に設けられたRAMクリアスイッチ(図示せず)の操作によってRAMを初期化するときに出力される信号である。RAMクリアスイッチの操作がなければ出力されることはない。
また、不正入賞信号は、例えば、ソレノイドやモータ等の動作によってのみ開口することが可能な入賞領域に、当該ソレノイドやモータ等の動作がないのにもかかわらず、遊技球PBの入賞を検出したときに出力される信号である。
エラー監視用制御部70は、演出制御部152に設けられたエラー報知制御部71へ情報を送出し、前記パチンコ機10の周囲に設けられた遊技機枠演出部56(上部演出部52、下部演出部54)及びスピーカ60、表示盤106をエラー報知の制御対象として通常時における遊技演出報知の制御対象から切替制御するようになっている。
前記エラー監視用制御部70は、送受信ユニット(盤用外部端子190)、並びに遊技店内のネットワーク73を介して、遊技店に設置されている管理コンピュータ75と接続され、遊技の進行に関する情報(例えば、大当たり情報信号や始動入賞信号等)の送信に加え、エラーに関する情報の送信を行うようになっている。
前記エラー監視用制御部70は、以下の表1に示す遊技エラー状態を検出し、また、そのエラー状態に対応した各解除条件を記憶してなる記憶部70Aを有する。また、エラー報知制御部71には、以下の表1に示す前記エラー監視用制御部70にて検出したエラー状態により出力される情報(コマンド)に対応した具体的な報知態様を記憶してなる記憶部71Aを有する。
Figure 2011004958
次に表1の内容について説明する。
表1は、上から10通りのエラー報知内容が記載されている。これら「10」のエラー報知内容は上から1,2,3,…,10と優先順位の高い順に記載されている。これらの報知形態が同時に必要となる場合は、上位の数字のエラー報知が優先して実行される。
例えば、優先順位2の不正入賞の検出と、優先順位4の磁気検出と、優先順位6の振動検出とが同時に発生した場合には、優先順位2の不正入賞の報知が優先して実行される。そして、優先順位2の不正入賞の報知がエラー解除条件の成立により解除した際に、まだ優先順位4の磁気検出と、優先順位6の振動検出とが発生していた場合(エラー解除条件が成立していない場合)には、優先順位4の磁気検出の報知が優先して実行される。
また、優先順位6の振動検出の報知が実行されているときに優先順位4の磁気検出が発生ずれば、優先順位6の報知態様はキャンセルされて優先順位4の磁気検出の報知に切り替わるように制御される。すなわち、主制御部150にてエラー状態が検出されると、その検出にもとづくエラー検出コマンドが演出制御部152に送信され、演出制御部152は受信したエラーコマンドの種別(優先順位)を判定し、その判定結果にもとづいて、スピーカや発光素子、表示盤に対して切替制御または継続制御を指示するものである。
以下、優先順位の高い順に報知条件を説明する。
優先順位1に設定されているRAMクリアは、遊技情報を記憶している主制御部150の記憶装置(RAM)の記憶情報(メモリー)が消去(クリア)された場合、すなわち、RAMクリアスイッチが操作された場合に報知される。
優先順位2(特別電動役物)に設定されている不正入賞は、遊技の進行状態と各種センサからの各検知信号との間に齟齬があった場合、すなわち、特別電動役物である羽根部材250や大入賞口110が抽選にもとづく開放状態ではないにもかかわらず、遊技球の入賞を検出した場合に報知される。
優先順位3(普通電動役物)に設定されている不正入賞は、遊技の進行状態と各種センサからの各検知信号との間に齟齬があった場合、すなわち、普通電動役物である特図B始動入賞口が抽選にもとづく開放状態ではないにもかかわらず、遊技球の入賞を検出した場合に報知される。
優先順位4に設定されている磁気検出は、遊技盤18の所定位置に複数配置している磁気センサ64のいずれかが磁気の存在を検知した場合に報知される。
優先順位5に設定されている磁気センサ未接続(センサ断線)は、不正手段のひとつとして磁気センサ64の配線が抜かれるなどにより検出不能状態となった場合に報知される。
優先順位6に設定されている振動検出は、パチンコ機10やガラス枠16その中の遊技盤18やガラス板14或いはそれらの近傍を蹴られたり叩かれたりすることにより振動が発生し、振動センサ66がそれらの振動を検知した場合に報知される。この振動検出は、地震の発生により振動センサ66がその振動を検知した場合にも報知される。
優先順位7に設定されている普通入賞超過は、入賞した場合に入賞個数に対応した賞球を払出す機能のみを有するいわゆる一般入賞口(図示せず)に予め定めた時間内に所定数以上の入賞があった場合に報知される。
優先順位8に設定されている大入賞IN/OUTは、センター役物105等の大入賞口内に流入した遊技球の数(流入時に検出した遊技球数)と流出した遊技球の数(流出時に検出した遊技球数)とが、予め定めた時間内で一致しない場合に報知される。
優先順位9に設定されている扉開放は、ガラス枠16が開放され開放検知センサ68により検知された場合に報知される。
優先順位10に設定されている可動体エラーは、役物等の可動体に動作異常が発生した場合、すなわち、通常遊技時では原点スイッチ等による検出によって可動体の動作状態を監視しているにもかかわらず、一定時間原点スイッチが検出しないような異常が発生した場合に報知される。
なお、表1における「****」は特有の報知態様をもたないこと、すなわち特に何の制御も実行しないことを示すものである。
表1における各項目を説明する。
「ガラス枠装飾ランプ」は、エラー報知制御部71にて管理制御されるもので、遊技機枠演出部56に設けられたレンズ枠内で発光し、視覚的装飾効果を高めるものである。
「共用表示ランプ」は、エラー報知制御部71にて管理制御されるもので、上部演出部52の一部を構成し、パチンコ機10のガラス枠16の上部角の2箇所に設けられている共用表示部62に表示される色を示している。共用表示部62はレンズ部58と同様に赤色、緑色、青色の3色に点灯する発光ダイオード(LED)が1組となって多色発光可能に構成されておりそれぞれの点灯時の光量比により、指定された配色の点灯がなされることにより各エラー報知内容に対応する報知を実行する。
「遊技盤装飾ランプ」は、エラー報知制御部71にて管理制御されるもので、後述する遊技盤18に取り付けられた装飾ランプを示している。表1においては、「全消灯」すなわち、装飾ランプがすべて消灯することによりエラーを報知するものである。
「音声報知」は、エラー報知制御部71にて管理制御されるもので、スピーカ60による音声出力の有無を示している。この欄における「無(実行なし)」は、スピーカ60では当該エラー報知のための音声出力は行わないことを示していて、当該エラー報知の間、スピーカ60は遊技に係る音声等が出力されている。「有」の場合は、スピーカ60等によるエラー報知を行うため、遊技に係る音声報知制御からエラー報知の音声制御(例えば、警告音が出力されるとともに、不正が検出された旨を音声にて報知する、等)に切替えるものである。
「表示報知」は、エラー報知制御部71にて管理制御され、図柄制御部156にて実行されるもので、表示盤106への表示態様の有無を示している。この欄における「無(実行なし)」は、表示盤106では、当該エラー報知のための表示は行わないことを示していて、当該エラー報知の間、表示盤106は遊技に係る演出画像や待ち受け画像等が表示されている。「有」の場合は、表示盤106によるエラー報知を行うため、遊技に係る演出画像表示からエラー報知の表示制御(例えば、係員を呼んでください、と文字表示を行う、等)に切替えるものである。
「エラー解除条件」は、主制御部150(エラー監視制御部70)にて判定されるもので、それぞれのエラー報知に対応する報知制御を開始してから、そのエラー報知制御を解除するための条件(停止制御を行うための条件)を示している。
「管理コンピュータへの送信」は、主制御部150(エラー監視制御部70)にて判定されるもので、各エラーが検出された場合に、選択的に遊技店側の管理コンピュータ75へエラーの発生を報知するか否かを示している。
従来、管理コンピュータ75へ報知する仕様として、扉開放があったときに報知する仕様は存在していた。それ以外のエラー内容については、パチンコ機10側の監視の下で、エラーが発生した場合にエラー報知を行っている。
これに対して、本実施の形態では、エラー内容を優先順位とは別に適宜選択して、管理コンピュータ75へ報知することとした。ここで、問題となるのが、管理コンピュータ75との連携(ハードウェア及びソフトウェア)である。
すなわち、新たな信号を通信可能にするためには、その通信に関する機器の増設や処理の追加等、従来の構成に加えて別の構成を準備する必要が生じるものであった。
本実施の形態では、既存のシステムを全く変更することなく、複数のエラー内容を報知するようにした。言い換えれば、選択されたエラーが発生したとき、扉開放があったときと同様の手順でホールコンピュータ75へ報知する。
図4は、前記盤用外部端子190の回路構成図である。
盤用外部端子190は、9個のリレースイッチ200A〜200I(以下、総称する場合、「リレースイッチ200」という)を備えている。リレースイッチ200は、一次側のコイル部201Aの通電・非通電により、二次側のスイッチ部201Bがオン・オフする構造となっている。なお、符号201A、201Bは、リレースイッチ200Aのみに付し、リレースイッチ200B〜200Iでの図示は省略する。
入力側の端子ユニット202は、端子No.1〜No.12(端子ボックス内に付記)に分割されており、端子No.1、端子No.2、端子No.12には電源線(12V)204が接続され、それ以外の端子No.3〜端子No.11に各種情報が二値化信号で入力される信号線206が接続されている。
なお、本実施の形態では、各種情報として、端子No.3は「OUT7」、端子No.4は「OUT6」、端子No.5は「OUT5」、端子No.6は「OUT4」、端子No.7は「OUT3」、端子No.8は「OUT2」、端子No.9は「OUT1」、端子No.10は扉開放情報、端子No.11は賞球情報に、それぞれ対応させている。OUT1〜OUT7は遊技の進行に関する情報として利用されている。
一方、出力側の端子ユニット208は、前記入力側の端子ユニット202の端子No.3〜No.11に対応して、それぞれ一対(A、B)の合計18の端子群(端子No.1〜端子No.18)が設けられている(端子ボックス内に付記)。
前記リレースイッチ200のスイッチ部201Bは、コイル部201Aが非通電のときにコモン端子と導通する一方の端子が出力側の端子ユニット208の端子No.1、3,5,7,9,11,13,15,17(A側)に接続されている。なお、スイッチ部201Bの他方の端子は、コイル部201Aが通電のとき導通する。
また、スイッチ部201Bのコモン端子は、出力側の端子ユニット208の端子No.2、4,6,8,10,12,14,16,18(B側)に接続されている。
すなわち、本実施の形態における盤用外部端子190は、9ビット(9個のリレースイッチ200)の信号により情報を送信しており、前述した表1における、管理コンピュータ75への送信する手段として、扉開放情報を送信している端子No.10以外の端子No.3〜端子No.9のいずれかを利用することで、盤用外部端子190を改造することなく適用することができる。
ここで、各種情報の報知信号と他のエラー情報の報知信号とが重複することになる。なお、扉開放情報を送信している端子No.10を兼用するようにしても同様である。
本実施の形態では、各種情報によっておこすアクション(店員の該当遊技機への派遣等)と同等のアクションが必要な項目を抜粋しており、該当遊技機に到着した店員が視覚や聴覚を通じて、エラー内容を迅速に認識することができる。
このため、複数種類の異なるエラー内容の報知の形態を重複させても、遊技店側に何ら影響を及ぼすものではない。
なお、本実施の形態では、複数の端子No.3からNo.9のうち何れかひとつの端子を使用するものであり、管理コンピュータへの送信を要するエラーが複数発生し、主制御部150では複数発生したエラーを検出した状態であっても、管理コンピュータに出力される信号は最初に検出した信号のみとなるものである。
最初に検出したエラーが解除された場合でも、別のエラーが検出された状態であれば、管理コンピュータへの出力は継続されるものである。これは、管理コンピュータにはエラーの発生のみを通知すれば、その後は従業員を該当のパチンコ機に向かわせるように指示したり、監視カメラ等で詳細を確認すればよいためで、ホール設備の再構築を、できる限り最小限にするためのものである。
もちろん、すべてのエラーを報知するために複数の端子に各エラー対応を割り当てて通知するようにしてもよい。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤18は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状化粧材であるセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置(図示省略)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが釘や役物等により弾かれながら自重落下により移動可能な遊技領域19を構成している。
遊技盤18のほぼ中央には、センター役物105が配置されている。センター役物105は、大きく分類して、当該センター役物105内に流入した遊技球PBを案内する案内流路筐体111と、センター役物105の中央部の空間で立体的な動作を行い、かつLEDで構成された表示盤106を備えた可動体役物113と、を備えている。
案内流路筐体111では、センター役物105の上部に設けられた羽根部材250が開放したときに、この羽根部材250の開放によってできた開口から流入する遊技球PBをセンター役物105の図2に向かって左端を通過させ、案内流路筐体111の下部に配置された振分回転盤252まで案内する。
振分回転盤252では、外周に設けられた複数個(本実施の形態では、9個)の収容溝の何れかに遊技球PBを収容し、当該収容箇所により定められたルートに従って、当たり/外れ決定領域254へ案内する。
当たり/外れ決定領域254には、振り子の如く、所定の角度を往復回転している特定領域案内部256が設けられ、この特定領域案内部256の収容溝に入ると、特定領域(Vゾーン)256Aに案内され特別遊技状態(V入賞)となる構成である。
可動体役物113は、主として演出に適用されるものであり、センター役物105の中央部の空間内で、上下の移動、左右の傾動等が機械的動作で実行されると共に、表示盤106では特別図柄による抽選の結果を演出図柄でのスクロール表示等の図柄変動による画像演出やキャラクタ等の画像演出等をおこなう図柄変動パターン演出によって報知する。
表示盤106は、複数のLED素子がマトリクス状に配列されて構成され、LCDとは異なる、独特の演出表示がなされるようになっている。なお、表示盤106はLED素子による演出表示にかえて、LCDによる演出表示を行うようにしてもよい。また、表示盤106は、前記表1で示した表示報知に用いられる。
前記遊技領域19におけるセンター役物105に向かって左側には、前述した釘や風車に混じって特図A始動入賞口108A(第一の特別図柄始動入賞口)が設けられている。
また、前記遊技領域19におけるセンター役物105に向かって右側には、通過ゲート(スルーチャッカー)107が設けられている。前記通過ゲート107を遊技球PBが通過すると、普通電動役物の開閉を抽選するための普通図柄(普図)抽選が実行される。
前記遊技領域19における前記通過ゲート107の下方には、特図B始動入賞口108B(第二の特別図柄始動入賞口、可変式始動入賞口)が設けられている。
特図B始動入賞口108Bは、入賞可否を決める可動体を備えており、この可動体が入賞可能位置にあるときのみ、入賞可能となっている。本実施の形態の可動体は、遊技盤18の肉厚方向に出没する舌片で構成され、この舌片が突出したときは、上方から落下する遊技球PBを入賞口へ案内し(入賞)、舌片が待避したときは上方から落下する遊技球PBを下方へ通過(スルー)させる(非入賞)。
以下、特図A始動入賞口108A及び特図B始動入賞口108Bを総称するときは「始動入賞口108」という。
なお、この始動入賞口108への遊技球PBの入賞が、特別図柄(特図)の抽選を行うためのトリガ(条件)となる。
ここで、特図B始動入賞口108Bにおいては、当該特図B始動入賞口108Bに入賞しても特別図柄(特図)の抽選に対する演出表示を実行することができない場合(例えば、特別図柄抽選に対する演出表示の実行中等)には、最大4個まで入賞を保留(特別図柄抽選に対する抽選結果を保留記憶)することが可能となっている。なお、保留記憶球数は所定の上限値まで可能であり、4個に限定されるものではない。
特図B始動入賞口108Bのさらに下部には、大入賞口110が設けられている。また、センター役物105の下方には、アウト口112が設けられている。さらに、アウト口112を挟んで内レール104に沿った円弧の周縁には、複数の普通入賞口114が設けられている。この普通入賞口114に入賞することで所定数の遊技球PBが払い出される。
ここで、本実施の形態では、前記特別図柄抽選で当選した場合、センター役物105の羽根部材250が開放し、当該開放期間に遊技球PBがセンター役物105内に入り、前述の特定領域へ入賞することを条件に、特別遊技状態(当り遊技)の処理が実行される。
(制御系の構成)
次に、図3を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図3に示されるように、本実施の形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されており、この主制御部150には、演出制御部152と払出制御部154とが接続されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150からは盤用外部端子190を介して遊技店に設置される管理コンピュータ75へ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり情報信号、図柄確定回数信号)が送信される。
また、この盤用外部端子190からは、前述した表1において、最右項目が「有り」(外部情報出力)となっているエラー内容が発生したとき、管理コンピュータ75へエラー発生を示す信号(1ビット)が送出されるようになっている。
演出制御部152には、図柄制御部156を介して可動体役物113の一部を構成する表示盤106が接続されている。また、演出制御部152は、パチンコ機10の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、スピーカ60を作動させて効果音等の出力を制御する。
この演出制御部152に制御される表示盤106にはドットマトリクスパターンの演出映像が表示され、スピーカ60からはその演出映像に対応したBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、演出図柄による演出を楽しむことができる。
また、演出制御部152には、入力系として操作ボタン50が接続され、出力系として可動体役物113に用いられる第2の駆動系260が接続されている。
さらに、遊技の進行に関わるものではないが、エラー検知システムに関する部材として、主制御部150には、磁気センサ64、振動センサ66及び開放検出センサ68が接続されている(詳細は図3参照)。
また、払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者によるグリップユニット26(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、グリップユニット26の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して賞球又は貸球の払出しに関する情報である払出情報を遊技店に設置された管理コンピュータ75へ送信するようになっている。
主制御部150には、通過ゲート107(図2参照)を通過する遊技球PBを検出する通過ゲートセンサ262、特図A始動入賞口108Aへの入賞球を検出する特図A始動口センサ(第一特別図柄始動口入賞センサ)264A、特図B始動入賞口108Bへの入賞球を検出する特図B始動口センサ(第二特別図柄始動口入賞センサ)264B、特別遊技状態の際に開放する大入賞口110への入賞球を検出する大入賞口センサ266が接続されている。
また、主制御部150には、センター役物105内に設けられた各種センサが接続されている。
さらに、主制御部150には、出力系として、特図B始動入賞口108Bに設けられた舌片を遊技盤18面に対して出没させるための舌片ソレノイド257、センター役物105に設けられた案内流路筐体111に用いられる第1の駆動系258が接続されている。
すなわち、主制御部150には、羽根部材250の開放時にセンター役物105内へ流入する遊技球PBを検出する受入センサ268、特定領域に入賞した遊技球PBを検出する特定領域入賞センサ270、特定領域に入賞しなかった遊技球PBを検出する外れセンサ272がそれぞれ接続されており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部150へ出力する。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
(パチンコ機10の遊技の流れ(一例))
パチンコ機10による遊技では、遊技者がグリップユニット26を操作すると、遊技球PBが一球ずつ発射装置によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤18の遊技領域19に打ち込まれ、遊技釘や風車に当たり方向を変えながら遊技領域19内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域19の下端部に至った遊技球PBはアウト口からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球PBが遊技領域19内に設けた入賞口に入賞したり、通過ゲートを通過すると、それぞれの遊技制御に基づく処理(例えば、抽選等)が実行されると共に、表示盤106への画像表示演出、スピーカ60を用いた音演出等が実行される。
(遊技仕様の一例)
本実施の形態では、まず、遊技者はセンター役物105の図2の向かって左側に位置する特図A始動入賞口108Aを狙ってグリップユニット26を操作し、遊技球PBを発射する。
特図A始動入賞口108Aに遊技球PBが入賞すると、特図B始動入賞口108Bに入賞した場合と比較して羽根部材250が短時間(約0.4秒/1〜2回)開放する。この開放中にセンター役物105内に遊技球PBが流入すると、案内流路筐体111の案内路に案内され振分回転盤252(一定速度で、時計回り回転)の収容溝の何れかに収容され、図2の6時の方向、或いは、図2の3時の方向に設けられた開口から当たり/外れ決定領域254へ送られ、特定領域案内部256の収容溝に入り、特定領域(Vゾーン)256Aに入賞(特別遊技状態:V入賞)するか否かが決まる。入賞しなければ(外れの場合は)、ここで1回の遊技の終了となり、表示盤106においても、外れを報知する。
一方、入賞すると(当たりの場合は)、表示盤106で当たりである旨が報知され、大入賞口110が所定ラウンド(本実施の形態では、2ラウンド)の開閉動作(1回の開放が30秒又は1秒)を行うと共に特別遊技状態終了後には、通過ゲート107の通過による特図B始動入賞口108Bの舌片の突出時間延長による入賞確率を拡大する(普通図柄抽選による普通電動役物の開放延長機能実行)。この結果、遊技者はこの通過ゲート107が位置する、センター役物105の図2に向かって右側を狙って、グリップユニット26を操作する。
遊技球PBが、通過ゲート107を通過し、かつ、特図B始動入賞口108Bに遊技球PBが入賞すると、特別図柄抽選(当選確率1/1、開放延長機能実行状態)が実行されると共に、羽根部材250が特図A始動入賞口108Aに入賞した場合と比較して長時間(約1.6秒/1回)開放する。なお、この特図B始動入賞口108Bは、始動入賞記憶機能を持ち、最大4回分の保留記憶が可能である。
羽根部材250が開放すると、遊技球PBがセンター役物105内に流入し、特定領域への入賞を条件に、前記特別図柄抽選の当選に基づく権利を行使することができる。この権利行使は、大入賞口110の所定ラウンド(本実施の形態では、15ラウンド)の開閉動作(1回の開放が30秒、或いは最大10個の入賞)が実行される(以下、「特別遊技処理」という)。
前記特別遊技処理が終了すると、以後、所定回数(本実施の形態では、4回(第1セット時の最初の特別遊技処理は開放回数が2ラウンドとなる))の特別遊技処理が発生しやすくなる遊技状態となる(通過ゲート107の開放延長が継続する)。
この第1セットの4回の特別遊技処理が終了すると、前記保留記憶による特別図柄抽選(当選確率1/1、開放延長機能の実行有無の振分は開放延長機能有り60%:開放延長機能無し40%)が実行され、再度、羽根部材250が長時間開放し、特定領域への入賞を条件に第2セット目の特別遊技処理が実行される。この第2セット以降は、開放延長機能有りに振り分けられれば、繰り返し最大4回の特別遊技処理が実行されるが、開放延長機能が実行されない(無し)と1回の特別遊技処理後には通常遊技状態にもどるため、特図B始動入賞口108Bへの入賞が困難となり、特別遊技処理の連続動作は、終了する。
なお、本発明は、このような遊技仕様であることに限定されるものではなく、パチンコ機に限らず、パチスロ機のような他の遊技機を含め、様々な遊技仕様の下で実施可能である。例えば、遊技盤面に始動入賞口を設け、その始動入賞口に遊技球が入賞することで内部的に抽選が実行され、画像表示装置(LEDやLCD等)による画像演出によって抽選結果を報知し、当該抽選による当選が報知された場合には、通常遊技状態では常に閉止状態の大入賞口を開放し、遊技者に有利な特別遊技状態を付与するような遊技機に本発明のエラー報知制御を備えるものでもよい。
(不正行為の報知)
以下、図5〜図12のフローチャートに従い、各エラー内容の発生認識処理手順を説明する。この各エラー発生認識処理は、通常遊技時に主制御部150にて一定間隔で実行される割込処理(メイン処理)により実行開始されるものであり、後述する演出制御部152でのエラー報知に対する優先報知処理を実行するために、主制御部150では常時エラー検出を可能にするため各エラー検出処理を並列処理で実行するものである。
なお、各エラー発生認識処理は演出制御部152における割込処理(メイン処理)にて処理することでも実行可能であるが、遊技機の停止制御や外部情報信号の出力(管理コンピュータへ報知)を実行する上では、主制御部150で行うほうが確実に実行できるため、本実施の形態では主制御部150にて行うものである。
(不正入賞検出処理ルーチンを示す制御フローチャート)
図5は、主制御部150における、不正入賞検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。ステップ300では、「不正入賞エラーフラグ」が主制御部150のRAM における不正入賞エラーフラグ格納領域にセットされているか否かが判断され、肯定判定された場合はこのルーチンは終了する。すなわち、既に不正入賞の検出又は報知を実行中かどうかを判断する。不正入賞の検出状態のまま、解除条件である電源の再投入されていない場合には不正入賞エラーフラグはセットされたままとなり、その状態を維持して不正入賞検出ルーチンは終了する。なお、不正入賞エラーフラグは、電源が再投入されたとき、すなわち、電源復帰時の復帰処理によりクリアされるものである。
ステップ300で否定判定されると、ステップ302へ移行して主制御部150のRAMに設けられる「特別電動役物開放終了後の15秒間はチェック無効にするタイマ」を1減算し、次いでステップ304へ移行して、「特別電動役物開放終了後の15秒間はチェック無効にするタイマ」が0になったか否かが判断される。ここで、「特別電動役物開放終了後の15秒間はチェック無効にするタイマ」とは、特別電動役物の開放が終了してから遅れて検出される遊技球を不正入賞の対象することを防止(不正の有無の誤認防止)するためのものであり、特別電動役物の開放終了した時点で上記タイマをセットし、カウントを開始するものである。なお上記タイマは15秒に限定されるものではなく、誤認を防止できる時間であれば、長短は問わないものである。
このステップ304で肯定判定されると、ステップ306へ移行して、特別電動役物(羽根部材250、大入賞口110)は開放中か否かが判断される。すなわち、このステップにおいては、通常遊技における正規の特別電動役物開放状態であるか否かを判定し、正規の開放中である場合にはその期間における遊技球の検出を不正の対象としない(無効にする)ように判定するものである。このステップ306で否定判定されると、不正が行われる対象期間と判断し、ステップ308へ移行して特別電動役物カウントスイッチは遊技球PBを検出したか否かが判断される。このステップ308で肯定判定されると、ステップ310へ移行して、主制御部150の不正入賞エラー検出用カウンタ格納領域に設けられる「不正入賞エラー検出用カウンタ」を加算(インクリメント)して、ステップ312へ移行する。なお、ステップ304で否定判定、ステップ306で肯定判定、ステップ308否定判定された場合は、不正入賞はないと判断され、それぞれステップ312へ移行する。
ステップ312では、主制御部150のRAMに設けられる「普通電動役物開放終了後の15秒間はチェック無効にするタイマ」を1減算し、次いでステップ314へ移行して、「普通電動役物開放終了後の15秒間はチェック無効にするタイマ」が0になったか否かが判断される。ここで、「普通電動役物開放終了後の15秒間はチェック無効にするタイマ」とは、普通電動役物の開放が終了してから遅れて検出される遊技球を不正入賞の対象することを防止(不正の有無の誤認防止)するためのものであり、普通電動役物の開放終了した時点で上記タイマをセットし、カウントを開始するものである。なお上記タイマは15秒に限定されるものではなく、誤認を防止できる時間であれば、長短は問わないものである。
このステップ314で肯定判定されると、ステップ316へ移行して、普通電動役物(特図B始動口108Bの舌片)は開放中か否かが判断される。すなわち、このステップにおいては、通常遊技における正規の普通電動役物開放状態であるか否かを判定し、正規の開放中である場合にはその期間における遊技球の検出を不正の対象としない(無効にする)ように判定するものである。このステップ316で否定判定されると、不正が行われる対象期間と判断し、ステップ318へ移行して普通電動役物カウントスイッチは遊技球PBを検出したか否かが判断される。このステップ318で肯定判定されると、ステップ320へ移行して、主制御部150の不正入賞エラー検出用カウンタ格納領域に設けられる「不正入賞エラー検出用カウンタ」を加算(インクリメント)して、ステップ322へ移行する。なお、ステップ314で否定判定、ステップ316で肯定判定、ステップ318で否定判定された場合は、不正入賞はないと判断され、それぞれステップ322へ移行する。ここで、「不正入賞エラー検出用カウンタ」は、不正入賞を検出したときに遊技球の入賞個数をカウント(インクリメント)するもので、不正入賞エラーフラグと同様に電源が再投入されたとき、すなわち、電源復帰時の復帰処理によりカウント値をクリアするものである。
ステップ322では、「不正入賞エラー検出用カウンタ」の値が規定値である「5」以上か否かが判断され、肯定判定されるとステップ324へ移行して「不正入賞エラーフラグ」をセットし、演出制御部152への「不正入賞エラー発生コマンド」を主制御部150における送信コマンド格納領域にセットして、図6のルーチン(磁気検出処理ルーチン)へ移行する。また、不正入賞エラー検出用カウンタのカウンタ値は、「不正入賞エラー発生コマンド」を出力したときにも、不正の発生を検出したことでこれ以上のカウントは不要となるため、電源復帰時の復帰処理と同様にクリアするものである。
ステップ322で否定判定、すなわち、規定値未満である場合にはされると、不正入賞はないと判断され不正入賞検出処理ルーチンは終了し、別のルーチンへ移行する。
なお、「不正入賞エラー検出用カウンタ」は、特別電動役物、普通電動役物の夫々専用の検出カウンタにてカウントし規定値と比較しているが、夫々のカウンタの検出数とを合算した値と規定値と比較し、不正入賞と検出するようにしてもよい。また、本実施の形態では「不正入賞エラー検出用カウンタ」の規定値を「5」以上としているが、不正入賞検出の精度を考慮して別の数値に変更するものでもよい。
(磁気検出処理ルーチン)
図6は、主制御部150における、磁気検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。
ステップ350では、「磁気検出エラーフラグ」が主制御部150のRAMにおける磁気検出エラーフラグ格納領域にセットされているか否かが判断され、肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。すなわち、既に磁気の検出又は磁気検出による報知を実行中かどうかを判断する。磁気検出状態のまま、解除条件である電源の再投入されていない場合には磁気検出エラーフラグはセットされたままとなり、その状態を維持して磁気検出処理ルーチンは終了する。解除条件である電源が再投入されるまで、磁気検出エラーフラグはセットされたままとなる。なお、磁気検出エラーフラグは、電源が再投入されたとき、すなわち、電源復帰時の復帰処理によりクリアされるものである。
ステップ350で否定判定されると、ステップ352へ移行して磁気センサ64による磁気検出信号がオン(出力中)か否かが判断され、否定判定された場合、すなわち、磁気を検出していないと判定した場合にはステップ354へ移行して主制御部150の磁気検出エラー検出用カウンタ格納領域に設けられる「磁気検出エラー検出用カウンタ」をクリアして、このルーチンは終了する。
また、ステップ352で肯定判定されると、磁気を検出していると判断し、ステップ356へ移行して、「磁気検出エラー検出用カウンタ」を加算し、次いでステップ358へ移行して加算結果が20msecに達したか否かが判断される。すなわち、「磁気検出エラー検出用カウンタ」とは、磁気を検出したときにその検出期間(時間)をカウントするものであるが、これは割込処理(メイン処理)の割込間隔の時間を通算するもので、本実施の形態では4msec毎に割込処理(メイン処理)が行われていることから、割込処理が連続5回継続して実行したときに磁気を検出し続けたかどうかを判定するものである。なお、検出時間のカウントではなく、磁気を検出している間の割込処理の実行回数をカウントして磁気検出エラーを判定するものでもよい。なお、本実施の形態では「磁気検出エラー検出用カウンタ」の判定値を「20msec」としているが、磁気検出エラーの精度を考慮して別の数値に変更するものでもよい。
ステップ358で否定判定された場合には、このルーチンは終了して、磁気センサ未接続検出処理ルーチンへ移行する。
また、ステップ358で肯定判定されると、所定時間継続して磁気を検出したと判定して、ステップ360へ移行して「磁気検出エラーフラグ」をセットし、かつ演出制御部152への「磁気検出エラー発生コマンド」を主制御部150における送信コマンド格納領域にセットし、図7のルーチン(磁気センサ未接続検出処理ルーチン)へ移行する。
(磁気センサ未接続検出処理ルーチン)
図7は、主制御部150における、磁気センサ未接続検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。
ステップ400では、「磁気センサ未接続エラーフラグ」が主制御部150のRAM における磁気センサ未接続エラーフラグ格納領域にセットされているか否かが判断され、肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。すなわち、既に磁気センサ未接続状態による報知を実行中かどうかを判断する。磁気センサ未接続状態のまま、解除条件である電源の再投入されていない場合には磁気センサ未接続エラーフラグはセットされたままとなり、その状態を維持して磁気センサ未接続検出処理ルーチンは終了する。解除条件である電源が再投入されるまで、磁気センサ未接続エラーフラグはセットされたままとなる。また、磁気センサ未接続エラーフラグは、解除条件である電源再投入がされたときに、すなわち、電源復帰時の復帰処理によりクリアされるものである。
ステップ400で否定判定されると、ステップ402へ移行して入力ポートに設けられる断線信号検出手段による磁気検出断線信号がオン(出力中)か否かが判断され、否定判定された場合、すなわち、磁気センサは接続されていると判定した場合にはステップ404へ移行して主制御部150の磁気センサ未接続エラー検出用カウンタ格納領域に設けられる「磁気センサ未接続エラー検出用カウンタ」をクリアして、このルーチンは終了する。
また、ステップ402で肯定判定されると、磁気センサが接続されていないと判断し、ステップ406へ移行して、「磁気センサ未接続エラー検出用カウンタ」を加算し、次いでステップ408へ移行して加算結果が20msecに達したか否かが判断される。すなわち、「磁気センサ未接続エラー検出用カウンタ」とは、磁気センサが接続されていないことを検出したときにその検出期間(時間)をカウントするものであるが、これは割込処理(メイン処理)の割込間隔の時間を通算するもので、本実施の形態では4msec毎に割込処理(メイン処理)が行われていることから、割込処理が連続5回継続して実行したときに磁気センサの未接続状態が続いているかどうかを判定するものである。なお、検出時間のカウントではなく、磁気センサの未接続状態を検出している間の割込処理の実行回数をカウントして磁気センサ未接続エラーを判定するものでもよい。なお、本実施の形態では「磁気センサ未接続エラー検出用カウンタ」の判定値を「20msec」としているが、磁気センサ未接続エラーの精度を考慮して別の数値に変更するものでもよい。
ステップ408で否定判定された場合には、このルーチンは終了して、振動検出処理ルーチンへ移行する。
また、ステップ408で肯定判定されると、所定時間継続して未接続状態を検出したと判定して、ステップ410へ移行して「磁気センサ未接続エラーフラグ」をセットし、かつ演出制御部152への「磁気センサ未接続エラー発生コマンド」を主制御部150における送信コマンド格納領域にセットし、図8のルーチン(振動検出処理ルーチン)へ移行する。
(振動検出処理ルーチン)
図8は、主制御部150における、振動検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。
ステップ450では、「振動エラーフラグ」が主制御部150のRAMにおける振動エラーフラグ格納領域にセットされているか否かが判断される。すなわち、既に振動を検出しているか又は振動検出による報知を実行中かどうかを判断している。
このステップ450で肯定判定されると、ステップ452へ移行して主制御部150のRAMに設けられる「振動エラー復帰用(60秒間)タイマ」を1減算し、次いで、ステップ454で減算結果が0になったか否か、すわなち、振動エラーの解除要件である所定時間(60秒)が経過したか否かが判断される。ステップ454で否定判定されると、未だ解除条件を満たしていないため振動エラー検出状態のまま、その状態を維持して振動検出ルーチンは終了する。ステップ454で肯定判定されると、振動エラーの解除条件である所定時間(60秒)が経過したと判断して、ステップ456で主制御部150の振動エラー検出用カウンタ格納領域に設けられる「振動エラー検出用カウンタ」をクリアし、かつ演出制御部152への「振動エラー復帰コマンド」を主制御部150における送信コマンド格納領域にセットした後、このルーチンは終了して、普通入賞口超過検出処理へ移行する。
ここで、「振動エラー復帰用(60秒間)タイマ」とは、振動エラーを報知した後に振動エラーの解除条件である60秒が経過したかどうかを判定するものであり、すなわち、解除条件である所定時間の経過(60秒)した場合には、エラーの報知を解除すべく「振動エラー復帰コマンド」をセットし、遊技機を通常の遊技状態に復帰させるものであり、経過していない場合には、所定時間が経過するまで待機(報知を継続)するものである。
また、前記ステップ450で否定判定、すなわち、「振動エラーフラグ」がセットされていない場合には、ステップ458へ移行し、大入賞口110が開放中か否かが判断される。大入賞口等の通常時は閉鎖している入賞口が開放して遊技球入賞可能状態となったときに、外部からの行為(パチンコ機10の近傍を叩かれたりすること)により振動が発生することが多いため、大入賞口の開閉状態を判定するものである。このステップ458で否定判定された場合、すなわち大入賞口は開放していないと判定した場合には振動が発生する可能性は低いため振動エラーの対象とさせずに、このルーチンは終了する。また、ステップ458で肯定判定されると、大入賞口は開放中であると判定し、ステップ460へ移行して振動検出信号はオン(出力中)か否かが判断される。
ステップ460で否定判定された場合(振動検出信号未出力)は、振動エラー検出はないと判定して、ステップ462へ移行して「振動エラーフラグ」をクリアし、かつ、「振動エラー検出用カウンタ」をクリアして、このルーチンは終了する。
また、ステップ460で肯定判定されると、振動を検出したと判定して、ステップ464へ移行して、「振動エラー検出用カウンタ」を加算し、次いで、ステップ466へ移行して加算結果は20msecに達したか否かが判断される。すなわち、「振動エラー検出用カウンタ」とは、振動センサ66が振動を検出したときにその検出期間(時間)をカウントするものであるが、これは割込処理(メイン処理)の割込間隔の時間を通算するもので、本実施の形態では4msec毎に割込処理(メイン処理)が行われていることから、割込処理が連続5回継続して実行したときに振動センサ66の振動検出状態が続いているかどうかを判定するものである。なお、検出時間のカウントではなく、振動センサ66が振動を検出している間の割込処理の実行回数をカウントして振動エラーを判定するものでもよい。なお、本実施の形態では「振動エラー検出用カウンタ」の判定値を「20msec」としているが、振動エラーの精度を考慮して別の数値に変更するものでもよい。
ステップ466で否定判定された場合は、このルーチンは終了して、普通入賞口超過検出処理へ移行する。
また、ステップ466で肯定判定された場合、すなわち所定時間継続して振動を検出した場合には、ステップ468へ移行して、「振動エラーフラグ」をセットし、かつ、演出制御部152への「振動エラー発生コマンド」を主制御部150における送信コマンド格納領域にセットし、図9のルーチン(普通入賞口超過検出処理ルーチン)へ移行する。なお、「振動エラー復帰用(60秒間)タイマ」は、「振動エラー発生コマンド」のセットに基づいて、タイマをセットして振動エラーの解除条件である所定時間(60秒)の準備処理を行うものである。
(普通入賞口超過検出処理ルーチン)
図9は、主制御部150における、普通入賞口114(一般入賞口)の超過検出処理ルーチンを示す制御フローチャートである。
ステップ500では、普通入賞口スイッチ267は遊技球PBを検出したか否かが判断され、遊技球の入賞を検出すると肯定判定されて、ステップ502へ移行して主制御部150の普通入賞口超過エラー検出用カウンタ格納領域に設けられる「普通入賞口超過エラー検出用カウンタ」を加算し、ステップ504へ移行する。また、ステップ500で遊技球の入賞を検出しない場合は、否定判定され、ステップ504へ移行する。ここで、「普通入賞口超過エラー検出用カウンタ」とは、遊技球PBの普通入賞口114へ入賞球数をカウントするもので、普通入賞口超過エラーを検出するために入賞状況を把握するものである。
ステップ504では、主制御部150のRAMに設けられる「超過入賞エラーチェック用(60秒間)タイマ」を1減算し、次いでステップ506へ移行して、減算結果が0になったか否かが判断される。
ここで、「超過入賞エラーチェック用(60秒間)タイマ」は、普通入賞口114への遊技球PBの入賞頻度を判定して普通入賞口超過エラーを検出するためのタイマであって、所定時間(本実施の形態では60秒)の間に普通入賞口114に入賞した遊技球数が所定個数を超過したか否かを判定するための基準時間を測定するものである。所定時間(60秒)が経過したのちは、再度タイマをセットして所定時間のカウントを開始するようになっている。
このステップ506で否定判定された場合、すなわち超過入賞エラーチェック用タイマが所定時間に達していない場合には、このルーチンは終了し、肯定判定(超過入賞エラーチェック用タイマが所定時間に達した場合)されると、ステップ508へ移行して普通入賞口114への遊技球の入賞数をカウントする「普通入賞口超過エラー検出用カウンタ」が規定数(例えば、入賞個数が10個)となったか否かが判断される。
このステップ508で肯定判定、すなわち、普通入賞口114への遊技球PBの入賞個数が規定数に達していると判定された場合、ステップ510へ移行して、主制御部150のRAM における普通入賞口超過エラーフラグ格納領域に、既に超過エラーの検出又は報知を実行中かどうかを判別するフラグである「普通入賞口超過エラーフラグ」がセットされているか否かが判断され、否定判定されると、ステップ512で演出制御部152へ送信するための「超過エラー発生コマンド」を主制御部150における送信コマンド格納領域にセットして、ステップ514へ移行する。また、ステップ510で肯定判定、すなわち、普通入賞口超過エラーフラグがセットされていると判定された場合、ステップ514へ移行する。ステップ514では、「普通入賞超過エラーフラグ」がセットされていない場合にはセットし、既に「普通入賞超過エラーフラグ」がセットされている場合には再度セットする。また、新たに普通入賞口超過エラーを検出するため「普通入賞口エラー検出用カウンタ」をクリアして入賞個数のカウントの準備を行う。さらに、基準時間を測定するための「超過入賞エラーチェック用(60秒間)タイマ」を新たにセットし、このルーチンは終了する。
また、前記ステップ508で否定判定、すなわち、普通入賞口114への遊技球PBの入賞個数が規定数に達していないと判定された場合、ステップ516へ移行して、「普通入賞口超過エラーフラグ」がセットされているか否かが判断され、肯定判定、すなわち、普通入賞口超過エラーフラグが前回セットされていたと判定された場合、ステップ518へ移行して、普通入賞口超過エラーが解消されたことを通知するために、演出制御部152へ送信するための「超過エラー解除コマント」を主制御部150における送信コマンド格納領域にセットして、ステップ520へ移行する。また、ステップ516で否定判定、すなわち普通入賞口超過エラーフラグは過去にもセットされていない判定された場合、ステップ520へ移行して、「普通入賞超過エラーフラグ」をクリアし、かつ新たに普通入賞口超過エラーを検出するため「普通入賞口エラー検出用カウンタ」をクリアして入賞個数のカウントの準備を行う。さらに、基準時間を測定するための「超過入賞エラーチェック用(60秒間)タイマ」を新たにセットし、このルーチンは終了する。
(演出制御部152におけるエラー報知制御ルーチン)
図10〜図12は、主制御部150からの信号に基づいて演出制御部152で実行される、エラー報知制御ルーチンを示すフローチャートである。このエラー報知制御ルーチンは、通常遊技時に演出制御部152にて一定間隔で実行される割込処理(演出制御メイン処理)により実行開始されるものであり、主制御部150から出力されたエラー発生コマンドを受信して、エラー報知に対する優先処理を実行するためのものである。
図10に示される如く、ステップ600では、主制御部150からRAMクリア状態発生コマンドを受信したか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ602へ移行して、RAMクリア状態フラグを演出制御部152のRAMに設定されているRAMクリア状態フラグ格納領域にセットして、次いでステップ604へ移行してRAMクリア状態が発生していることを報知して、ステップ606へ移行する。すなわち、前記表1に記載されているようにガラス枠装飾ランプ、共用表示部等のランプを制御し、さらにスピーカを制御して音声報知を行うものである。また、ステップ600で否定判定された場合(RAMクリア状態発生コマンドは受信していない場合)は、ステップ606へ移行する。
ステップ606では、RAMクリア状態復帰コマンドを受信したか否かが判断され、否定判定された場合(RAMクリア状態復帰コマンドは受信していない場合)は、図11のステップ628へ移行する。
また、ステップ606で肯定判定された場合は、ステップ608へ移行して、演出制御部152のRAMクリア状態フラグ格納領域にセットされているRAMクリア状態フラグをクリアし、ステップ610へ移行してRAMクリア状態発生コマンド受信により開始したランプや音声等のRAMクリア状態発生の報知制御を停止し、ステップ612へ移行する。
ステップ612では、RAMクリア状態発生時よりも優先度が低い(RAMクリア状態発生時の次に優先度が高い)エラー報知制御である不正入賞エラー発生状態かを判定するものであり、不正入賞エラー発生状態か否かを演出制御部152のRAMに設定される不正入賞エラー状態フラグ格納領域に不正入賞エラー状態フラグがセットされているか否かに基づいて判断され、肯定判定、すなわち、磁気検出エラー状態フラグがセットされている場合は、ステップ614へ移行して不正入賞エラー状態の発生を報知して、ステップ628へ移行する。すなわち、前記表1に記載されているようにガラス枠装飾ランプ、共用表示ランプ、遊技盤装飾ランプを不正入賞検出時の報知態様で制御し、さらにスピーカも不正入賞検出時の報知態様で制御して音声報知を行うものである。また、ステップ612で否定判定、すなわち、不正入賞エラー状態フラグはセットされていない場合は、不正入賞エラー状態発生時の次に優先度が高いエラー報知制御である磁気検出エラー発生状態かを判定するために、ステップ616へ移行する。
ステップ616では、磁気検出エラー発生状態か否かを演出制御部152のRAMに設定される磁気検出エラー状態フラグ格納領域に磁気検出エラー状態フラグがセットされているか否かに基づいて判断され、肯定判定、すなわち、不正入賞エラー状態フラグがセットされている場合は、ステップ618へ移行して磁気検出エラー状態の発生を報知して、ステップ628へ移行する。すなわち、前記表1に記載されているようにガラス枠装飾ランプ、共用表示ランプ、遊技盤装飾ランプを磁気検出時の報知態様で制御し、スピーカも磁気検出時の報知態様で制御して音声報知を行い、さらに、表示盤106においても磁気検出時の報知態様で表示制御して報知を行うものである。また、ステップ616で否定判定、すなわち、磁気検出エラー状態フラグはセットされていない場合は、磁気検出エラー状態発生時の次に優先度が高いエラー報知制御である磁気センサ未接続エラー発生状態かを判定するために、ステップ620へ移行する。
ステップ620では、磁気センサ未接続エラー発生状態か否かを演出制御部152のRAMに設定される磁気センサ未接続エラー状態フラグ格納領域に磁気センサ未接続エラー状態フラグがセットされているか否かに基づいて判断され、肯定判定、すなわち、磁気センサ未接続エラー状態フラグがセットされている場合は、ステップ622へ移行して磁気センサ未接続エラー状態の発生を報知して、ステップ628へ移行する。すなわち、前記表1に記載されているようにガラス枠装飾ランプ、共用表示ランプ、遊技盤装飾ランプを磁気センサ未接続エラー検出時の報知態様で制御し、スピーカも磁気センサ未接続エラー検出時の報知態様で制御して音声報知を行い、さらに、表示盤106においても磁気センサ未接続エラー検出時の報知態様で表示制御して報知を行うものである。また、ステップ620で否定判定、すなわち、磁気センサ未接続エラー状態フラグはセットされていない場合は、磁気センサ未接続エラー状態発生時の次に優先度が高いエラー報知制御である振動エラー発生状態かを判定するために、ステップ624へ移行する。
ステップ624では、振動エラー発生状態か否かを演出制御部152のRAMに設定される振動エラー状態フラグ格納領域に振動エラー状態フラグがセットされているか否かに基づいて判断され、肯定判定、すなわち、振動エラー状態フラグがセットされている場合、ステップ626へ移行して振動エラー状態の発生を報知して、ステップ628へ移行する。すなわち、前記表1に記載されているようにガラス枠装飾ランプ、共用表示ランプ、遊技盤装飾ランプを振動エラー検出時の報知態様で制御し、スピーカも振動エラー検出時の報知態様で制御して音声報知を行い、さらに、表示盤106においても振動エラー検出時の報知態様で表示制御して報知を行うものである。また、ステップ624で否定判定、すなわち、振動エラー状態フラグはセットされていない場合は、ステップ628へ移行する。
図11に示される如く、ステップ628では主制御部150から不正入賞エラー発生コマンドを受信したか否かが判断される。このステップ628で肯定判定、すなわち、不正入賞エラー発生コマンドを受信したと判定されると、ステップ630へ移行して、不正入賞エラー状態フラグを演出制御部152のRAMに設定される不正入賞エラー状態フラグ格納領域にセットし、次いでステップ632へ移行して不正入賞エラーより優先順位の高いエラー状態を報知中か否かを各エラー状態フラグ格納領域に設定されている各エラーフラグに基づいて判断する。すなわち、不正入賞エラー状態よりも優先順位が高く設定されているRAMクリア状態フラグがエラー状態フラグ格納領域に設定されているかどうかを判定するものである。このステップ632で否定判定された場合は、不正入賞エラーの報知制御が最優先処理と判断されて、ステップ634へ移行して不正入賞エラー状態を報知して、ステップ636へ移行する。また、ステップ628で否定判定、或いはステップ632で肯定判定(不正入賞エラーの優先度が低いと判定)された場合は、ステップ636へ移行する。
ステップ636では主制御部150から磁気検出エラー発生コマンドを受信したか否かが判断される。このステップ636で肯定判定、すなわち、磁気検出エラー発生コマンドを受信したと判定されると、ステップ638へ移行して、磁気検出エラー状態フラグを演出制御部152のRAMに設定される磁気検出エラー状態フラグ格納領域にセットし、次いでステップ640へ移行して磁気検出エラーより優先順位の高いエラー状態を報知中か否かを各エラー状態フラグ格納領域に設定されている各エラーフラグに基づいて判断する。すなわち、磁気検出エラー状態よりも優先順位が高く設定されているRAMクリア状態フラグ又は不正入賞エラー状態フラグの何れかが各エラー状態フラグ格納領域に設定されているかどうかを判定するものである。このステップ640で否定判定された場合は、磁気検出エラーの報知制御が最優先処理と判断されて、ステップ642へ移行して磁気検出エラー状態を報知して、ステップ644へ移行する。また、ステップ636で否定判定、或いはステップ640で肯定判定(磁気検出エラーの優先度が低いと判定)された場合は、ステップ644へ移行する。
ステップ644では主制御部150から磁気センサ未接続エラー発生コマンドを受信したか否かが判断される。このステップ644で肯定判定、すなわち、磁気センサ未接続エラー発生コマンドを受信したと判定されると、ステップ646へ移行して、磁気センサ未接続エラー状態フラグを演出制御部152のRAMに設定される磁気センサ未接続エラー状態フラグ格納領域にセットし、次いでステップ648へ移行して磁気センサ未接続エラーより優先順位の高いエラー状態を報知中か否かを各エラー状態フラグ格納領域に設定されている各エラーフラグに基づいて判断する。すなわち、磁気センサ未接続エラー状態よりも優先順位が高く設定されているRAMクリア状態フラグ、不正入賞エラー状態フラグ、磁気検出エラー状態フラグの何れかが各エラー状態フラグ格納領域に設定されているかどうかを判定するものである。このステップ648で否定判定された場合は、磁気センサ未接続エラーの報知制御が最優先処理と判断されて、ステップ650へ移行して磁気センサ未接続エラー状態を報知して、ステップ652へ移行する。また、ステップ644で否定判定、或いはステップ648で肯定判定(磁気センサ未接続エラーの優先度が低いと判定)された場合は、ステップ652へ移行する。
ステップ652では主制御部150から振動エラー発生コマンドを受信したか否かが判断される。このステップ652で肯定判定、すなわち、振動エラー発生コマンドを受信したと判定されると、ステップ654へ移行して、振動エラー状態フラグを演出制御部152のRAMに設定される振動エラー状態フラグ格納領域にセットし、次いでステップ656へ移行して振動エラーより優先順位の高いエラー状態を報知中か否かを各エラー状態フラグ格納領域に設定されている各エラーフラグに基づいて判断する。すなわち、振動エラー状態よりも優先順位が高く設定されているRAMクリア状態フラグ、不正入賞エラー状態フラグ、磁気検出エラー状態フラグ、磁気センサ未接続エラー状態フラグの何れかが各エラー状態フラグ格納領域に設定されているかどうかを判定するものである。このステップ656で否定判定された場合は、振動エラーの報知制御が最優先処理と判断されて、ステップ658へ移行して振動エラー状態を報知して、図12のステップ660へ移行する。また、ステップ652で否定判定、或いはステップ656で肯定判定(振動エラーの優先度が低いと判定)された場合は、図12のステップ660へ移行する。
図12に示される如く、ステップ660では主制御部150から振動エラー復帰コマンドを受信したか否かが判断される。このステップ660で肯定判定、すなわち、振動エラー復帰コマンドを受信したと判定されると、振動エラー状態は解消しているため、ステップ662へ移行して、演出制御部152のRAMに設定される振動エラー状態フラグ格納領域にセット(設定)されている振動エラー状態フラグをクリアする。次いでステップ664へ移行して振動エラーより優先順位の高いエラー状態を報知中か否かを各エラー状態フラグ格納領域に設定されている各エラーフラグに基づいて判断する。すなわち、振動エラー状態よりも優先順位が高く設定されているRAMクリア状態フラグ、不正入賞エラー状態フラグ、磁気検出エラー状態フラグ、磁気センサ未接続エラー状態フラグの何れかが各エラー状態フラグ格納領域に設定されているかどうかを判定するものである。このステップ664で否定判定された場合は、振動エラーの報知制御が実行中と判断され、ステップ666へ移行して振動エラー報知を停止させるためにエラー報知解除信号を出力してランプ、表示盤、スピーカにおける報知を解除して、ステップ668へ移行する。また、ステップ660で否定判定、或いはステップ664で肯定判定(既に優先度の高いエラーが報知中であり、振動エラーは報知されていない)された場合は、ステップ668へ移行する。
ステップ668では主制御部150から超過エラー発生コマンドを受信したか否かが判断される。このステップ668で肯定判定、すなわち、超過エラー発生コマンドを受信したと判定されると、ステップ670へ移行して、超過エラー状態フラグを演出制御部152のRAMに設定される普通入賞口超過エラー状態フラグ格納領域にセットし、次いでステップ672へ移行して超過エラーより優先順位の高いエラー状態を報知中か否かを各エラー状態フラグ格納領域に設定されている各エラーフラグに基づいて判断する。すなわち、普通入賞口超過エラー状態よりも優先順位が高く設定されているRAMクリア状態フラグ、不正入賞エラー状態フラグ、磁気検出エラー状態フラグ、磁気センサ未接続エラー状態フラグ、振動エラー状態フラグの何れかが各エラー状態フラグ格納領域に設定されているかどうかを判定するものである。このステップ672で否定判定された場合は、超過エラーの報知制御が最優先処理と判断されて、ステップ674へ移行して超過エラー状態を報知して、ステップ676へ移行する。すなわち、前記表1に記載されているようにガラス枠装飾ランプ、共用表示ランプ、遊技盤装飾ランプを普通入賞口超過エラー検出時の報知態様で制御し、スピーカも普通入賞口超過エラー検出時の報知態様で制御して音声報知を行うものである。また、ステップ668で否定判定、或いはステップ672で肯定判定(普通入賞口超過エラーの優先度が低いと判定)された場合は、ステップ676へ移行する。
ステップ676では主制御部150から超過エラー復帰コマンドを受信したか否かが判断される。このステップ676で肯定判定、すなわち、超過エラー復帰コマンドを受信したと判定されると、普通入賞口超過エラー状態は解消しているため、ステップ678へ移行して、演出制御部152のRAMに設定される普通入賞口超過エラー状態フラグ格納領域にセット(設定)されている超過エラー状態フラグをクリアする。次いでステップ680へ移行して超過エラーより優先順位の高いエラー状態を報知中か否かを各エラー状態フラグ格納領域に設定されている各エラーフラグに基づいて判断する。すなわち、普通入賞口超過エラー状態よりも優先順位が高く設定されているRAMクリア状態フラグ、不正入賞エラー状態フラグ、磁気検出エラー状態フラグ、磁気センサ未接続エラー状態フラグ、振動エラー状態フラグの何れかが各エラー状態フラグ格納領域に設定されているかどうかを判定するものである。このステップ680で否定判定された場合は、普通入賞口超過エラーの報知制御が実行中と判断され、ステップ682へ移行して超過エラー報知を停止させるためにエラー報知解除信号を出力して発光素子、スピーカにおける報知を解除して、このルーチンは終了する。また、ステップ676で否定判定、或いはステップ680で肯定判定(既に優先度の高いエラーが報知中であり、超過エラーは報知されていない)された場合は、このルーチンは終了する。
(管理コンピュータ75へのエラー発生時の送信)
ここで、本実施の形態では、表1において外部情報(管理コンピュータへ送信)の項目において、「有り」と指定されているエラー内容は、当該エラー発生時に管理コンピュータ75へその旨を送信するようにしている。
ところが、従来、管理コンピュータ75へ報知する仕様として、扉開放があったときに報知する仕様のみが存在しており、それ以外のエラー内容については、パチンコ機10側でエラー報知を行っていた。
この扉開放以外のエラー発生時に、管理コンピュータ75へ送信する機能は、パチンコ機10側の変更のみであれば容易であるが、管理コンピュータ75との今まで異なる信号伝送機器や信号伝送処理方法(ハードウェア及びソフトウェア)が必要になると、設備投資に多大な費用がかかり、その設定も煩雑な作業となる。
そこで、本実施の形態では、外部情報(管理コンピュータへの送信)の項目が「有り」とされたエラー内容(以下、「選択エラー」という)が発生したとき、扉開放があったときと同様の手順で管理コンピュータ75へ報知する。
より具体的には、盤用外部端子190に設けられた9個のリレースイッチ200の内、扉開放情報を送信している端子No.10以外の端子No.3〜端子No.9のいずれかの端子に、前記選択エラーが発生した場合にアクティブになる信号を入力を利用する。これにより、既存の盤用外部端子190を改造することなく適用することができ、管理コンピュータ75を含め、店側の管理制御システムのハードウェア及びソフトウェアの何れも変更する必要がない。
以上説明したように、本実施の形態では、予めエラー内容に優先順位を付け、優先順位が高い方を優先して報知するようにしたので、重要な報知を遅滞なく実行することができる。
また、パチンコ機10の装飾ランプ等を用いた報知において、その報知パターンによって報知内容(エラー内容)を認識することができる。
さらに、不正の有無の誤認防止のため、以下のような制御を行っている。
(1)羽根部材250及び大入賞口110、特図B始動入賞口108Bの舌片等は、開放終了後、所定時間(例えば、15秒)待ち、閉止したにも関わらず、遊技球PBを検出した場合、不正のカウンタをインクリメントし、所定値(例えば、5カウント)に達したら不正入賞有りとする。
(2) 磁気センサ64のオン信号、磁気センサ64からの断線信号、振動センサ66のオン信号が、それぞれ連続して20msec継続した場合に異常とする。
(3) 賞球機能のみの入賞口を対象として、一定時間(例えば、60秒)内に入賞口に予測以上の入賞(例えば、10個以上)があった場合に超過入賞と判断する。
なお、本発明の不正行為等の外部からの行為を検出する構成は、本実施の形態において説明した遊技盤18並びにその遊技仕様に限定されるものではなく、汎用性のあるシステムであるため、様々な遊技仕様のパチンコ機、或いはパチスロ機等に利用することができる。
PB 遊技球
10 パチンコ機
18 遊技盤
19 遊技領域
27 鍵穴
52 上部演出部
54 下部演出部
56 遊技機枠演出部
58 レンズカバー
60C、60L、60R ガラス枠スピーカ
60U 受け皿スピーカ
60 スピーカ
62 共用表示部
64 磁気センサ(検出センサ)
66 振動センサ(検出センサ)
68 開放検出センサ
70 エラー監視用制御部(監視手段)
70A 記憶部
71 エラー報知制御部(報知手段)
71A 記憶部
73 ネットワーク
75 管理コンピュータ
105 センター役物
106 表示盤
107 通過ゲート
108A 特図A始動入賞口
108B 特図B始動入賞口
110 大入賞口
114 普通入賞口
126 発光素子
150 主制御部
152 演出制御部
154 払出制御部
156 図柄制御部
160 払出装置
164 発射制御部
190 盤用外部端子(情報送信手段)
191 枠用外部端子
200(200A〜200I) リレースイッチ
201A コイル部
201B スイッチ部
202 入力側の端子ユニット
204 電源線(12V)
206 信号線
262 通過ゲートセンサ
264A 特図A始動口センサ
264B 特図B始動口センサ
266 大入賞口センサ
268 受入センサ
270 特定領域入賞センサ
272 外れセンサ

Claims (4)

  1. 人為的な操作により、少なくとも不正な賞球が実行される制御的改ざん行為を監視する監視手段と、
    遊技球における遊技盤面に沿った自重に基づく移動に対して、変化をもたらす外部行為を検出する検出センサと、
    前記監視手段により制御的改ざん行為を認識した場合、並びに前記検出センサで前記外部行為の少なくとも何れか一方を検出した場合に、検出した当該制御的改ざん行為及び外部行為の少なくとも何れか一方に関する情報を報知する報知手段と、
    複数の遊技機の稼働状況を一括管理する管理コンピュータへ、前記報知手段により報知する前記情報を選択的に送信する情報送信手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記監視手段、前記検出センサ、前記情報送信手段が、遊技仕様に基づき少なくとも抽選を含む遊技の進行一括管理する主制御部に接続され、
    前記報知手段が、前記抽選結果の報知を含む演出を実行する前記演出制御部に接続されており、

    前記主制御部で制御的改ざん行為及び外部行為の少なくとも何れか一方を検出した場合に、
    前記主制御部では、前記演出制御部及び前記管理コンピュータに対して、情報取得順に前記情報を送信すると共に、前記演出制御部では、前記情報に基づいて優先順位を判定し、重複した場合には前記優先順位の判定結果に従って報知することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技盤に対して開閉可能に取り付けられ前記遊技盤に沿った所定の遊技球移動領域を目視可能に覆う透明板の開放、或いは店側設備の枠状筐体にヒンジを介して取り付けられた遊技機の開放の何れかを検出した場合に、前記管理コンピュータへ信号を送出する開放信号送信手段をさらに有し、
    前記開放信号送信手段が、前記情報送信手段を兼用することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記開放信号送信手段が、1ビット信号であることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
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