JP2011004158A - 色変換装置および色変換方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる表示装置または異なる視聴環境においても同様の画質で画像を表示させる。
【解決手段】色変換装置において、第1色空間変換部42は、RGB表色系とXYZ表色系との対応関係が定められた3次元ルックアップテーブルを用いて、RGB表色系において表現されるRGB信号を、絶対色空間であるXYZ表色系において表現されるXYZ信号に変換する。第2色空間変換部50は、補正されたXYZ信号をR’G’B’表色系において表現されるR’G’B’信号に変換する。第2補正部44は、3次元ルックアップテーブルの補正領域および補正量を取得し、取得した補正領域における値を取得した補正量で3次元ルックアップテーブルを書き換えることにより、XYZ信号を補正する。
【選択図】図2

Description

本発明は色変換技術に関し、特にある表色系において表現される画像データを、出力装置にて出力するための表色系において表現される画像データに変換する色変換技術に関する。
従来、表示装置における色補正および色調整は、入力RGB信号またはYPbPr(輝度、色差)信号の明度、彩度、色相などのパラメータを変化させる、またはガンマ特性などの入出力特性を変化させることで実現されてきた。ここで、例えば、視環境情報と、ユーザによって選択された画像特性と、に基づき、その画像特性に適合した画像が表示されるように画像表示用情報を補正する補正手段を備えた画像表示システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第02/019307号パンフレット
しかしながら、例えばプロジェクタを複数台使用して一つの映像を投影する場合は、各プロジェクタ間で投影像の画質が異なると、全体像は不自然なものとなる。また、色補正および色調整の結果を他の表示装置で利用しようとしても、色補正や色調整の結果がもとの表示装置に依存するものとなるため、やはり同様の画像を表示することは困難である。
本発明は上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、異なる表示装置または異なる視聴環境においても同様の画質で画像を表示させることにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の色変換装置は、絶対色空間とは異なる第1の表色系において表現される第1の画像データを、絶対色空間である第2の表色系において表現される第2の画像データに変換する第1色空間変換部と、画質補正要求を取得し、当該画質補正要求にしたがって第2の画像データを補正する補正部と、補正部による補正内容を格納する記憶部と、補正された第2の画像データを、出力装置で画像を出力するための第3の表色系において表現される第3の画像データに変換する第2色空間変換部と、を備える。
本発明によれば、異なる表示装置または異なる視聴環境においても同様の画質で画像を表示させることができる。
本実施形態に係る画像表示システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る色変換装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る色変換装置の信号処理の手順を示すフローチャートである。 第2補正部による3D−LUTの書き換え処理の手順を示すフローチャートである。 3D−LUTの書き換え処理の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る画像表示システム10の構成を示す図である。画像表示システム10は、入力ソース12、IP変換装置14、色変換装置16、パネル駆動装置18、および表示装置20を備える。
IP変換装置14は、入力ソース12からの入力信号を表示装置20の表示フォーマット(本実施形態では1920×1080、RGB,12−bitとした場合について説明する)に変換する。色変換装置16は、変換されたRGB信号(RGB色空間における信号)を、表示装置20で出力するためのR’G’B’表色系によって表現されるR’G’B’信号に変換して色変換を行う。色変換装置16の構成については後述する。
パネル駆動装置18は、色変換装置16で変換されたR’G’B’信号で表示装置20を駆動する。表示装置20は、画像を出力する出力装置として機能するものであり、本実施形態ではプロジェクタとスクリーンの組み合わせによって構成されている。なお、表示装置20はディスプレイであってもよい。この場合、表示装置20はLCD(Liquid Crystal Display)であってもよく、有機EL(有機エレクトロルミネッセンス:Organic Electro-Luminescence)ディスプレイであってもよい。
図2は、本実施形態に係る色変換装置16の構成を示す図である。図3は、本実施形態に係る色変換装置16の信号処理の手順を示すフローチャートである。以下、図2および図3の双方に関連して色変換装置16の構成および動作について説明する。
色変換装置16は、第1補正部40、第1色空間変換部42、インターフェース部46、第3補正部48、および第2色空間変換部50を有する。第1補正部40は、1次元ルックアップテーブル(One Dimension Look Up Table)(以下、「1D−LUT」という)を用いて、入力されたRGB信号を、下流の第1色空間変換部42に適合する形式に変換すると共に、後述する第2補正部44からのデータに基づき表示画像の表示特性(例えば黒つぶれや白とびなどの不良)を改善するためRGB信号にガンマ補正、明度補正、コントラスト補正などを施す(S10)。
後述するように、第1色空間変換部42は3次元ルックアップテーブル(Three Dimension Look Up Table)(以下、「3D−LUT」という)を利用した変換を行う。このため第1補正部40は、第1色空間変換部42のフォーマットに適合させるべく、入力されたRGB信号に対し、第1色空間変換部42の3D−LUTにおける座標の決定、すなわちマッピングを実行する。マッピングの具体例としては、入力された12bitのRGB信号を、3D−LUTにおける補間の精度を向上するため16bitのRGB信号に変換した後に3D−LUTを用いた処理を行う。
また、インターフェース部46は、外部機器とデータを送受信可能に接続する通信インターフェース、および、USB端子などの接続インターフェースを含む。記憶部45は、インターフェース部46を通じて受信したデータを格納する。この記憶部45には、第1補正部40によって用いられる1D−LUTや第1色空間変換部42によって用いられる3D−LUTも格納されている。
色変換装置16には、マウスやキーボードなどの入力装置(図示せず)が接続されている。ユーザは、これら入力装置を用いて、輝度、コントラスト、および中間調の調整を行うことができる。第2補正部44は、入力装置からの輝度、コントラスト、および中間調などの入力情報に基づき、オフセット、ゲイン、およびガンマ値などの画質補正要求情報として取得する。ここで、ガンマ値のデフォルトは、入力信号のフォーマットに基づくガンマ値に設定されている(ガンマ値としては、例えばHDTV規格の入力に対しては1/0.45≒2.22である)。第2補正部44は、こうして取得したオフセット、ゲイン、およびガンマ値などの画質補正要求情報を第1補正部40に出力し1D−LUTのデータを書き換えることにより、第1補正部40において入力されたRGB信号にガンマ補正、明度補正、コントラスト補正などの補正を施す、または画質補正要求情報に応じた1D−LUTを用いることにより、入力されたRGB信号にガンマ補正、明度補正、コントラスト補正などを施してもよい。
第1色空間変換部42は、RGB表色系において表現される画像データであるRGB信号を、表示装置とは独立した絶対色空間であるCIEXYZ表色系(以下、単に「XYZ表色系」という)において表現される画像データであるXYZ信号に変換する(S12)。RGB信号からXYZ信号への変換には、3D−LUTを用いる。記憶部45には、RGB表色系とXYZ表色系との対応関係が定められた3D−LUTが格納されている。この3D−LUTには、CIEXYZ表色系で構成されたデータが格納されている。なお、3D−LUTに、同様に表示装置に依存しないCIELABなど他の形式で構成されたデータが格納されていてもよい。
本実施形態の3D−LUTは17×17×17のルックアップテーブルによって構成され、第1色空間変換部42は、この3D−LUTを用いて、入力された16bitのRGB信号を16bitのXYZ信号に変換する。このように絶対色空間であるXYZ表色系で信号処理することで、異なる表示装置で画像を表示する場合においても、同様の画質(色の見え方)を実現することができる。また、3D−LUTを用いることで、入出力の関係が非線形となる色空間の変換を実現することができる。
第2補正部44は、入力装置からの色相、明度および彩度などの色補正要求情報を取得し第1色空間変換部42に出力する。第1色空間変換部42では、第2補正部44から入力した色補正要求情報に基づいて、3D−LUTの少なくとも一部を書き換えることにより、XYZ信号の色補正を行う。具体的には、インターフェース部46を通じて、3D−LUTのデータ、色補正領域の係数、および補正量の係数を含む色空間規定データが受信され、記憶部45に格納される。第1色空間変換部42は、記憶部45に格納された色空間規定データを取得する。次に第2補正部44では、マウスやキーボードなどの入力装置を用いて色相、明度および彩度などの色補正要求情報を取得し、第1色空間変換部42が取得した色空間規定データを補正する。第2補正部44は、マウスやキーボードなどの入力装置を用いてユーザに入力された色空間規定データを取得してもよい。
第1色空間変換部42は、こうして取得した色空間規定データに含まれる色補正領域の係数、補正量の係数および第2補正部44から入力した色補正要求情報を利用して3D−LUTを書き換える。色空間規定データおよび第2補正部44から入力した色補正要求情報は、表示装置20に画像を出力したときの色の見え方を規定する画質データとして利用されるものであり、色空間規定データおよび第2補正部44から入力した色補正要求情報を利用して3D−LUTを書き換えることにより、表示装置20に表示される画像の色の見え方を調整することができる。
第3補正部48もまた、視聴環境に対応した色となるようXYZ信号を補正する(S14)。具体的には、インターフェース部46を通じて、表示装置または視聴環境に対応付けられた対応データが受信され、第3補正部48などにより補正すべき補正内容として記憶部45に格納される。対応データには、色温度変換マトリックス係数データおよび視聴環境補正データが含まれている。本実施形態の第3補正部48では3×3マトリックスによるマトリックス変換が行われるため、これらのデータはマトリックス係数データとされている。色温度変換マトリックス係数データもまた、色の見え方を定義する画質データとして利用される。視聴環境補正データは、スクリーンの分光特性や、スクリーンサイズ、スクリーンゲインなどの情報を基に作成されたマトリックス係数データである。
第3補正部48は、記憶部45に格納された対応データを色温度補正要求情報として取得する。なお、第3補正部48は、入力装置を用いてユーザが色温度情報やスクリーン特性情報などの色温度補正要求情報を取得してもよい。また、記憶部45には、複数種類の表示装置または複数種類の視聴環境の各々にそれぞれが対応付けられた色温度補正要求情報が格納されていてもよい。第3補正部48は、格納された複数の色温度補正要求情報のうち、ユーザに選択された表示装置または視聴環境に対応する色温度補正要求情報を取得し、これを用いて補正を行ってもよい。
第3補正部48は、取得した対応データを利用してマトリックス変換(線形色空間変換)を行い、第1色空間変換部42によって変換された16bitのXYZ信号を補正し、17bitのXYZ信号を出力する。このとき第3補正部48は、色温度補正要求情報に含まれる色温度変換マトリックス係数データを用いてXYZ信号を補正することにより、プロジェクタに用いられる白色光の色温度を補正し、表示装置20に表示される画像の色温度を補正する。また、第3補正部48は、色温度補正要求情報に含まれる視聴環境補正データを用いてXYZ信号を補正することにより、スクリーンの分光特性や、スクリーンサイズ、スクリーンゲインなどに応じた画像の出力を可能とする。これにより、異なる表示装置または異なる視聴環境において画像を表示する場合においても、その表示装置や視聴環境に対応する色温度補正要求情報を取得することにより、常に同様の画像を表示することが可能となる。
また、画像表示システム10は、複数種類の表示装置または複数種類の視聴環境の中から画像を表示すべき表示装置または視聴環境がユーザにより選択可能に設けられていてもよい。この場合、記憶部45には、複数種類の表示装置および複数種類の視聴環境の各々にそれぞれが対応付けられた複数の対応データが格納されている。第3補正部48は、格納された複数の色温度補正要求情報のうち、ユーザに選択された表示装置または視聴環境に対応する色温度補正要求情報を取得する。第3補正部48は、取得した色温度補正要求情報を利用してXYZ信号を補正することによって、表示装置の種類によって生じる画像の違いを抑制する。
こうして書き換えられた3D−LUTは、第2補正部44による補正内容として記憶部45に保存される。記憶部45に格納されたデータは、インターフェース部46を通じて外部に送信可能とされており、またはメモリなど外部記憶装置を介して持ち出し可能とされている。このように書き換えられた3D−LUTを共有することにより、異なる特性の表示装置や異なる環境下においても、同様の画像を容易に出力することが可能となる。
第2色空間変換部50は、第3補正部48を通じて出力されたXYZ信号を、例えばガンマ特性、赤、緑、青、白色の色度点など表示装置の特性に適応したR’G’B’表色系のR’G’B’信号に変換する(S16)。第2色空間変換部50は、機器依存色変換部52および逆ガンマ補正部54を有する。記憶部45には、機器依存色変換部52によるマトリックス変換のための3×3マトリックスが格納されている。このマトリックスもまた、インターフェース部46を介して受信され格納されたものであってもよい。機器依存色変換部52は、第3補正部48を通じて出力された17bitのXYZ信号を、このマトリックスを用いてマトリックス変換(線形色空間変換)し、18bitのリニアRGB信号に変換する。
記憶部45には、表示装置のガンマ特性に応じた1D−LUTが格納されている。この1D−LUTもまた、インターフェース部46を介して受信され格納されたものであってもよい。逆ガンマ補正部54は、この1D−LUTを用いて、機器依存色変換部52から出力された18bitのリニアRGB信号を、12bitのR’G’B’信号に変換することにより、出力をガンマ1.0にする逆ガンマ補正を実行する(S18)。逆ガンマ補正は公知の技術であるため説明を省略する。逆ガンマ補正されたR’G’B’信号に基づいて表示装置を駆動することにより、所望の画質(色の見え方)の画像を表示することができる(S20)。
また、記憶部45には、複数種類の表示装置の各々にそれぞれが対応付けられた、複数のマトリックスおよび複数の1D−LUTが格納されていてもよい。機器依存色変換部52は、格納された複数のマトリックスのうち、ユーザに選択された表示装置に対応するマトリックスを取得し、これを用いて第3補正部48から出力されたXYZ信号をリニアRGB信号に変換してもよい。また、逆ガンマ補正部54は、格納された複数の1D−LUTのうち、ユーザに選択された表示装置に対応する1D−LUTを取得し、これを用いて機器依存色変換部52から出力されリニアRGB信号をR’G’B’信号に変換してもよい。
以上のように、色変換装置16を用いて色変換を実行することにより、異なった環境においても同一の映像を提供することが可能となる。また、表示装置20の特性による画質のばらつきを抑制し、高品位な映像を提供することができる。
図4は、第2補正部44による3D−LUTの書き換え処理の手順を示すフローチャートであり、図5は、3D−LUTの書き換え処理の一例を示す図である。以下、図4および図5の双方に関連して3D−LUTの書き換え処理の手順を説明する。
第2補正部44は、第1補正部40に入力されるRGB信号を検出し(S40)、検出したRGB信号(RGB色空間における信号)をHSL信号(HSL色空間における信号)に変換して(S42)、色補正中心値を算出する。HSL信号には、Hue(色相)、Saturation(彩度)、Lightness(明度)を示すデータが含まれる。
第2補正部44は、色補正領域の係数が含まれる色空間規定データを記憶部45から取得し、取得した色補正領域の係数を用いて色補正の対象となる色補正領域を算出する(S44)。算出されたHSL色空間の色補正領域とその中心値を図5に示す。
次に第2補正部44は、色補正量の係数が含まれる色空間規定データを記憶部45から取得し、S44で算出した色補正領域に対して取得した色補正量の係数を用いた補正を行いうことにより、補正後のHSL信号を算出する(S46)。図5には、中心値における補正されたHSL信号のみを示すが、実際は色補正領域の全体に対して同様の補正を行う。
次に第2補正部44は、こうして算出した補正後のHSL信号を再びRGB信号に変換し(S48)、補正後のRGB信号を取得する。第2補正部44は、補正後のRGB信号をXYZ信号に変換し(S50)、補正後のXYZ信号を取得する(S52)。ここで、図5では、補正後のRGB信号および補正後のXYZ信号について中心値に対する補正結果を示しているが、実際は色補正領域の全体に対して同様の補正を行い色補正領域の各位置の補正後のRGB信号および補正後のXYZ信号を算出している。
また、第2補正部44は、S44で取得した色補正領域の係数を用いて算出したHSL色空間における色補正領域をRGB信号(RGB色空間における色補正領域)に変換する(S54)。次に第2補正部44は、RGB信号で表された色補正領域に、3D−LUT参照アドレス変換を施し(S56)、3D−LUTにおける参照アドレスを特定する(S58)。第2補正部44は、取得した補正後のXYZ信号、および取得した3D−LUTの参照アドレスを用いて3D−LUTを書き換える(S60)。ここで、図5では、RGB色空間における色補正領域および3D−LUTにおける参照アドレスについて、対象となる色補正領域とその中心値とを示す。
なお、補正範囲内の3D−LUTの参照アドレスにフラグを設定し、フラグの設定状況に応じて別の処理を実行してもよい。例えばフラグがある値に設定されていた場合はカラー表示処理を実行し、別の値に設定されていた場合はモノクロ表示処理を実行してもよい。
本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、各実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を各実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。以下、そうした例をあげる。
表示装置20に代えて、プリンタや印刷装置などの画像形成装置が設けられてもよい。第2色空間変換部50は、第1色空間変換部42および第3補正部48を介して受信したXYZ信号を、CMYK表色系によって表現されるCMYK信号に変換してもよい。これにより、プリンタや印刷装置などにおいても、装置間における出力画像の画質の差を抑制することができる。
第1色空間変換部42は、RGB信号を、CIELAB表色系によって表現されるL*a*b*信号に変換してもよい。第2補正部44および第3補正部48は、補正後の表現形式が絶対色空間であるCIELAB表色系となるようL*a*b*信号を補正してもよい。このように入出力機器や視聴環境に影響されない絶対色空間で表現される状態で画像データを補正することにより、表示装置間での画質の差を抑制することができる。
10 画像表示システム、 12 入力ソース、 14 IP変換装置、 16 色変換装置、 18 パネル駆動装置、 20 表示装置、 40 第1補正部、 42 第1色空間変換部、 44 第2補正部、 46 インターフェース部、 48 第3補正部、 50 第2色空間変換部、 52 機器依存色変換部、 54 逆ガンマ補正部。

Claims (5)

  1. 絶対色空間とは異なる第1の表色系において表現される第1の画像データを、絶対色空間である第2の表色系において表現される第2の画像データに変換する第1色空間変換部と、
    画質補正要求を取得し、当該画質補正要求にしたがって第2の画像データを補正する補正部と、
    前記補正部による補正内容を格納する記憶部と、
    補正された第2の画像データを、出力装置で画像を出力するための第3の表色系において表現される第3の画像データに変換する第2色空間変換部と、
    を備えることを特徴とする色変換装置。
  2. 前記第1色空間変換部は、第1の表色系と第2の表色系との対応関係が定められた多次元ルックアップテーブルを用いて第1の画像データを第2の画像データに変換し、
    前記補正部は、前記多次元ルックアップテーブルの少なくとも一部を書き換えることにより第2の画像データを補正し、
    前記記憶部は、書き換えられた前記多次元ルックアップテーブルを、前記補正部による補正内容として格納することを特徴とする請求項1に記載の色変換装置。
  3. 前記補正部は、前記画質補正要求として、画像を出力する出力装置に対応付けられた対応データを取得し、取得した対応データを用いて第2の画像データを補正し、
    前記記憶部は、対応データを前記補正部による補正内容として格納することを特徴とする請求項1に記載の色変換装置。
  4. 第1の表色系はRGB表色系であり、第2の表色系はXYZ表色系であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の色変換装置。
  5. 絶対色空間とは異なる第1の表色系において表現される第1の画像データを、絶対色空間である第2の表色系において表現される第2の画像データに変換するステップと、
    画質補正要求を取得するステップと、
    取得した画質補正要求にしたがって第2の画像データを補正するステップと、
    第2の画像データを補正したときの補正内容を格納するステップと、
    補正された第2の画像データを、出力装置で画像を出力するための第3の表色系において表現される第3の画像データに変換するステップと、
    を備えることを特徴とする色変換方法。
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