JP2011002983A - データ放送受信装置及びデータ放送受信プログラム - Google Patents

データ放送受信装置及びデータ放送受信プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011002983A
JP2011002983A JP2009144946A JP2009144946A JP2011002983A JP 2011002983 A JP2011002983 A JP 2011002983A JP 2009144946 A JP2009144946 A JP 2009144946A JP 2009144946 A JP2009144946 A JP 2009144946A JP 2011002983 A JP2011002983 A JP 2011002983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
button
route
data broadcast
reverse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009144946A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Katsuya
宏一 勝屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2009144946A priority Critical patent/JP2011002983A/ja
Publication of JP2011002983A publication Critical patent/JP2011002983A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】データ放送画面上におけるボタンの移動経路をできるだけ短く探索する。
【解決手段】経路探索部38は、ボタン付随情報を参照して、データ放送画面100上の各ボタンにおけるデフォルトボタン「A」との関係性を示す部品移動数の情報と、各ボタン間の移動可能性を示す隣接ボタンの情報とを照合してデフォルトボタン「A」を経由した経路探索における分岐を収束させることができる。これを利用してデフォルトボタン「A」を経由するハイライトボタン−選択ボタン間全探索経路を短い経路でかつ容易に探索することができる。この結果、ユーザが選択ボタンを直接選択した後のトータル処理時間を短くすることができ、操作性を向上することができる。
【選択図】図12

Description

本発明は、データ放送画面の表示情報を受信して表示するデータ放送受信装置及びこれに用いられるデータ放送受信プログラムに関する。
近年普及している日本のデジタル放送等においては、通常の番組で構成するコンテンツ放送とともに、その番組に関する情報や一般生活に関する情報についてのデータを提供するデータ放送も同時に行われている。このデータ放送の多くの場合は、情報発信側から送信されたデータ放送画面の情報を情報受信側が受信して表示し、情報受信側のユーザはこのデータ放送画面上に表示されている複数のボタンのいずれか1つを選択することで、当該ボタンに対応した各種のデータを表示できるようになっている。
ここでこのようなデータ放送画面上におけるボタンの具体的な選択操作として、例えば地上デジタル放送の場合には、データ放送画面上に2次元的に並べられた複数のボタンのうち1つだけを、一時的な選択候補として、他のボタンと異なる表示態様(=操作準備が完了したことを表す準備完了表示)で表示させる(いわゆるハイライトの状態)。そしてユーザがリモコンで上下左右の方向キーを操作することにより、上記準備完了表示を他のボタンに移動させて表示し、言い換えれば、その時点での選択候補をハイライト表示させる。そして、ユーザが最終的に選択を希望しているボタンがハイライト表示された後、ユーザが選択の決定を指示する操作を行う。このとき、情報受信側のデータ放送受信装置は、ユーザが上記リモコンのキーを操作するたびにそのキーイベントを逐次処理する。
近年では、データ放送受信装置側において、ユーザが上記リモコン以外の他のポインティングデバイスを用いて選択指定を希望するボタンを直接選択した場合でも、それまでのハイライトボタンから当該選択希望のボタンまでのデータ放送画面上における移動経路を探索し、準備完了表示を移動させて表示する(ハイライトボタンを移動する)方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−277466号公報
しかしながら、上記従来技術による経路探索方法は、データ放送画面上の全てのボタンを上記移動経路の通過点の候補とみなして総当たり的な探索を行うため、探索処理の演算が発散しやすい。また、総当たり的な探索である結果、最短移動経路を探索できる可能性は低い。
データ放送受信装置においてはキーイベントを逐次処理していくので、経路が長い、すなわちキーイベント数が多いとトータルでの処理時間が長くなる。以上のように、従来のデータ放送受信装置では、近年普及しているタッチパネルやマウスのようなポインティングデバイスを用いて選択希望のボタンを直接選択した場合でも、そのようなデータ放送画面上におけるボタンの移動経路をできるだけ短く探索する機能がなかった。
本発明が解決しようとする課題には、上記した問題が一例として挙げられる。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、所定の配置態様で複数の操作部品を並べて表示するデータ放送画面を表示するための表示情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記表示情報に基づき、前記データ放送画面において前記複数の操作部品のうちいずれか1つの第1操作部品に対し操作準備が完了した準備完了表示を初期的に行うとともに、当該準備完了表示を操作部品から操作部品へと移動させて切替表示可能な表示手段と、前記複数の操作部品に含まれる各操作部品ごとに、前記表示手段が前記データ放送画面において前記準備完了表示を移動させて切替表示するときの前記第1操作部品の部品位置から各操作部品の部品位置までの最短移動経路での部品移動数情報、及び、各操作部品から1つの部品移動数で移動可能な隣接操作部品の部品位置情報、を各操作部品に関連付けて記憶する記憶手段と、前記表示手段により表示された前記データ放送画面に含まれる前記複数の操作部品のうち、ユーザが前記準備完了表示をさせたい所望の第2操作部品の部品位置を操作入力可能な操作手段と、前記操作手段により前記操作入力が行われた時点で前記準備完了表示が行われている第3操作部品の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの、前記表示手段が前記データ放送画面において前記準備完了表示を移動させて切替表示するときにおける当該準備完了表示の全移動経路を、前記記憶手段に記憶された各操作部品ごとの前記部品移動数情報と前記隣接操作部品の部品位置情報とに基づき、探索する経路探索手段と、を有する。
また、上記課題を解決するために、請求項10に記載の発明は、所定の配置態様で複数の操作部品を並べて表示するデータ放送画面を表示するための表示情報を受信することと、前記表示情報に基づき、前記データ放送画面において前記複数の操作部品のうちいずれか1つの第1操作部品に対し操作準備が完了した準備完了表示を初期的に行うとともに、当該準備完了表示を操作部品から操作部品へと移動させて切替表示することと、前記複数の操作部品に含まれる各操作部品ごとに、前記切替表示するときの前記第1操作部品の部品位置から各操作部品の部品位置までの最短移動経路での部品移動数情報、及び、各操作部品から1つの部品移動数で移動可能な隣接操作部品の部品位置情報、を各操作部品に関連付けて記憶させることと、前記表示された前記データ放送画面に含まれる前記複数の操作部品のうち、ユーザが前記準備完了表示をさせたい所望の第2操作部品の部品位置を入力し、その入力時点で前記準備完了表示が行われている第3操作部品の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの、前記切替表示するときの当該準備完了表示の全移動経路を、前記記憶された各操作部品ごとの前記部品移動数情報と前記隣接操作部品の部品位置情報とに基づき、探索すること、をデータ放送受信装置に備えられた演算手段に実行させる。
実施形態のデジタル放送受信機の構成例を示すシステム構成図である。 デジタル放送受信機の電気的なハードウェア構成例を示すブロック図である。 図2に示すデジタル放送受信機において動作するデータ放送受信プログラムのソフトウェア構成例を示すブロック図である。 図1中のデータ放送画面の具体例を示す図である。 図4に示す例のデータ放送画面に対応したボタン付随情報を記憶するボタン付随情報テーブルの構成例を示す図である。 全経路探索処理手順の一例を示すフローチャートである。 図6中のステップS100であるデフォルトボタン−選択ボタン間経路探索処理手順の一例を示すフローチャートである。 図6中のステップS100であるデフォルトボタン−選択ボタン間経路探索処理手順の他の例を示すフローチャートである。 図6中のステップS200であるハイライトボタン−デフォルトボタン間経路探索処理手順の一例を示すフローチャートである。 図6中のステップS200であるハイライトボタン−デフォルトボタン間経路探索処理手順の他の例を示すフローチャートである。 全経路探索処理手順の一例を示すフローチャートである。 図4に示した例のデータ放送画面においてハイライトボタン「E」から選択ボタン「F」までの探索経路の第1例を示す図である。 図12に示した探索経路の第1例に対応した経路探索部の処理を説明する図である。 図4に示した例のデータ放送画面においてハイライトボタン「E」から選択ボタン「F」までの探索経路の第2例を示す図である。 図14に示した探索経路の第2例に対応した経路探索部の処理を説明する図である。 特殊な不可逆的隣接関係を有するデータ放送画面の一例を示す図である。 図16に示す例のデータ放送画面に対応したボタン付随情報を記憶するボタン付随情報テーブルの構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態のデータ放送受信装置であるデジタル放送受信機の構成例を示すシステム構成図である。
本実施形態のデータ放送受信装置としてのデジタル放送受信機2は、受信装置本体11、アンテナ12、タッチパネルモニタ13、スピーカ14、リモコン受光部15、及びリモコン16で構成される。タッチパネルモニタ13は、受信装置本体11からの出力信号に基づき、データ放送画面100(詳細は後述)などの各種画像を表示するとともに、当該データ放送画面100上でユーザが接触した座標位置(後述の各ボタンのボタン位置に対応する)を受信装置本体11に入力する機能を有している。リモコン16は方向入力手段に相当し、上下左右の4方向にそれぞれ対応する方向キー、すなわち「↑」キー、「↓」キー、「←」キー、「→」キー(以下単に「上」キー、「下」キー、「左」キー、「右」キーのように称する)」と、「決定」キーとを備えている。そしてリモコン16は、ユーザが押下したキーのキーイベントを、リモコン受光部15を介して受信装置本体11に入力する機能を有している。
図2は、本実施形態のデジタル放送受信機2の電気的なハードウェア構成例を示すブロック図である。
この図2において、デジタル放送受信機2は、上述したように受信装置本体11、アンテナ12、タッチパネルモニタ13、スピーカ14、リモコン受光部15、及びリモコン16で構成されている。そして、受信装置本体11は、CPU21、放送波受信部22、及び記憶部23を有している。
CPU21は演算手段に相当し、所定のプログラムの動作によって各種の演算を行うとともに、他の各部との間でデータの交換や各種の制御指示を出力することで、デジタル放送受信機2全体を制御する機能を有する。
放送波受信部22は、アンテナ12を介して放送局(特に図示せず)から送信された所定のプロトコルに従ったデジタル変調信号を受信する機能を有する。
記憶部23は、ROM23a、RAM23b、及び記憶媒体23cを有する。ROM23aは、後述する各種の処理プログラムやその他必要な情報が予め書き込まれている。RAM23bは、上記各種のプログラムを実行する上で必要な情報の書き込み及び読み出しが行われる。記憶媒体23cは、例えばフラッシュメモリ、ハードディスクなどの情報記憶媒体である。この記憶媒体23cは記憶手段に相当し、タッチパネルモニタ13に表示されるデータ放送画面上の各ボタンの付随情報を不揮発的に記憶する機能を有する(後述の図5参照)。
タッチパネルモニタ13は、タッチパネル部13a及びモニタ部13bを有する。モニタ部13bは表示手段に相当し、例えば液晶パネルなどで構成された画像表示装置である。タッチパネル部13aは操作手段に相当し、例えばモニタ部13bの表示領域の表面に沿って設けられた透明なスイッチである。このタッチパネル部13aは、例えばモニタ部13bの表示領域の表示物に応じてユーザによる接触があった場合、その接触箇所のスイッチがオンされたことを認識することができる構成となっている。
リモコン受光部15は、所定のプロトコルに従った赤外線通信を行う機能を有する。このリモコン受光部15は、リモコン16から送信されてくるキーイベント情報を受信できるようになっている。スピーカ14はCPU21の制御によって音声を出力する機能を有する。
図3は、図2に示すデジタル放送受信機2において動作するデータ放送受信プログラムのソフトウェア構成例を示すブロック図である。なお、アンテナ12、リモコン16、タッチパネルモニタ13、及びスピーカ14の入出力に関係するハードウェア各部はそのまま記載している。
データ放送受信プログラムは、その機能として、復調部33、分離部34、データ放送処理部35、映像処理部36、音声処理部37及び経路探索部38を有し、後述する各機能をデジタル放送受信機2において発揮させる。
復調部33は受信手段に相当し、アンテナ12を介して受信した放送波のデジタル変調信号を、受信装置本体11で処理可能な情報信号に復調する。
分離部34は、復調部33で復調した情報信号の内容を分離して、データ放送処理部35が処理可能なデータ放送情報、映像処理部36がタッチパネルモニタ13で表示可能な映像情報、及び音声処理部37がスピーカ14で発音可能な音声情報を抽出し、それぞれに出力する。
データ放送処理部35は、分離部34から入力されたデータ放送情報を図示しないメモリに保管する。そして、すなわち、ユーザがデータ放送機能を呼び出すことにより、データ放送コンテンツを処理するブラウザが呼び出され、上記メモリに保管したデータ放送情報に応じたデータ放送コンテンツを展開し、表示する。このとき、経路探索部38から入力されたキーイベント情報・経路情報に基づいて既にメモリに格納済みのページを読み出すことにより、タッチパネルモニタ13にデータ放送画面100を表示したりキーイベントに対応した応答処理を行うのである。
映像処理部36は、分離部34から入力された映像情報を処理してタッチパネルモニタ13に動画・静止画の画像を出力して表示させる。音声処理部37は、分離部34から入力された音声情報を処理してスピーカ14から発音させる。
経路探索部38は経路探索手段に相当し、ユーザがリモコン16のキー操作をした際のキーイベント情報を監視してデータ放送処理部35にキーイベント情報を逐次出力するとともに、タッチパネルモニタ13でユーザが選択したボタンを認識し、ボタン付随情報BDを参照しつつデータ放送画面100上におけるボタン位置(部品位置に相当)からまでのボタン位置までの経路(詳細は後述)を探索する。
ここで、図1に戻ってデータ放送画面100上における具体的な操作態様について説明する。まずユーザが所定の操作を行うことにより、図1中のタッチパネルモニタ13に示すようなデータ放送画面100を表示させることができる。このデータ放送画面100は、前述の放送局からデータ放送用に受信した画像情報に基づいて表示される画面であり、図示する例のデータ放送画面100上には所定の配置で複数のボタン「A」「B」「C」「D」「E」「F」「G」「H」「I」(操作部品に相当)が2次元的に並べられている。つまり複数のボタン「A」〜「I」は一列に並べられているとは限られず、また各ボタン「A」〜「I」の大きさも多様となっている。
そしてユーザはこれらのボタン「A」〜「I」のいずれか1つを選択決定することでその選択ボタンに対応した制御指示を入力することができる。例えば、通常のテレビ番組とは異なる気象情報や株式情報などのデータを動画表示部101に表示させることができる。
ここでこのようなデータ放送画面100上におけるボタン「A」〜「I」の具体的な選択操作として、この例のデジタル放送の場合には、データ放送画面100上に2次元的に並べられた複数のボタン「A」〜「I」のうちの1つだけを一時的な選択候補として他のボタンと異なる表示態様(=操作準備が完了した準備完了表示であるハイライト状態)で表示させ、これをハイライトボタン(第3操作部品に相当)とする。この例では、図1中においてハイライトボタンの輪郭を2重枠で表示させている。また、このデータ放送画面100を最初に立ち上げて表示させた際には、常に図中のボタン「A」がハイライトボタンとなるようにあらかじめ設定されている。このようにデータ放送画面100で初期的にハイライトボタンに設定されるボタン「A」を、以下適宜、このデータ放送画面100におけるデフォルトボタン(第1操作部品に相当)と称する(図1中、ドットによるハッチング参照。以下の各図も同様)。
ユーザは、リモコン16で上下左右の方向キーを操作することにより、選択候補を他のボタンに切り替え、つまりその時点でのハイライトボタンの位置を方向キーの方向に基づいてデータ放送画面100上でボタンからボタンへ移動させて切替表示することができる。そして、ユーザが最終的に選択を希望しているボタンがハイライトボタンとした状態で、決定キーを押下することで選択を指示することができる。
このとき、経路探索部38は、ユーザがリモコン16のキーを操作するたびにそのキーイベントを監視し、データ放送画面100上におけるハイライトボタンの位置を常に把握することができる。
図1に示す例では、デフォルトボタンであるボタン「A」から図示下方向にボタン2つ分下がってかつボタン1つ分右方向へ移動したボタン位置に存在する、ボタン「F」(第2操作部品に相当)が選択された場合の例を示している。この場合、リモコン16でハイライトボタンの移動を操作する一例として「下」キー、「下」キー、「右」キーの順で各方向キーを押下した後、「決定」キーを押下する操作がある。そしてこのときにリモコン16から出力される下、下、右の順のキーイベント情報(移動方向情報に相当)の列が、図示するデータ放送画面100上におけるデフォルトボタン−選択ボタン間の経路情報に相当する。
一方、本実施形態が備えるタッチパネルモニタ13は、上述したように表示領域内におけるユーザの接触箇所の座標を検出できることから、ユーザはデータ放送画面100上に表示されている複数のボタンのうちの1つを直接指定して選択することができる。つまり図示する例において、デフォルトボタン「A」がハイライトボタンとなっている初期状態から、タッチパネルモニタ13への一度の接触操作によりボタン「F」をハイライトボタンとして選択決定できる。
しかし、デジタル放送受信機2の上記データ放送処理部35は、上述したように、ユーザにより選択決定されたボタンを検知する際には上下左右方向のキーイベント情報の列で構成される経路情報を参照する必要がある。そこで、このように選択ボタンを直接指定した場合には、データ放送受信プログラムの経路探索部38が、経路探索を行うのである。すなわち、この例では、それまでのハイライトボタン「A」から選択ボタン「F」までハイライト状態をボタン伝いに(=ボタンからボタンへの移動を繰り返して)移動させる、言い換えれば、ハイライトボタンとなるボタン位置を変更して切替表示する、ときの経路(以下単に、「移動経路」という)を探索する。そして、この探索した移動経路に対応する、上記のキーイベント情報列と同等の経路情報を作成し、上記データ放送処理部35に出力する。以下、本実施形態による経路探索の手法について、順を追って詳細に説明する。
図4は、図1中のデータ放送画面100の具体例を示す図である。
図4において、この例のデータ放送画面100には、9つのボタン「A」〜「I」と動画表示部101とが設けられている。7つのボタン「A」〜「G」はどれも同じ形状かつ同じ大きさのボタンであって、残りの2つのボタン「H」「I」はボタン「A」〜「G」の約2倍の横方向長さに設定されている。3つのボタン「A」〜「C」が縦方向で降順に等間隔で並べられており、その列の右隣りに4つのボタン「D」〜「G」が同じく縦方向で降順に同じ間隔で並べられている。これにより、ボタン「A」とボタン「D」、ボタン「B」とボタン「E」、ボタン「C」とボタン「F」のそれぞれの組み合わせで、左右方向に隣り合う配置となっている。なお、ボタン「C」の下隣り、ボタン「G」の左隣りにはボタンはない。そしてボタン「A」〜「C」とボタン「D」〜「G」の2列の下に2つのボタン「H」「I」が縦方向で降順に並べられている。なお、図示する各ボタン「A」〜「I」のカッコ内の数字は、デフォルトボタン「A」から出発して当該ボタンに到達するまでの最短の移動経路での移動に必要とされるキーイベントの数を表す、キーイベント数(部品移動数に相当)である(後述の図5参照)。
このようなボタン配置となっているデータ放送画面100において、ボタンのハイライト状態の移動(以下適宜、単に「ハイライトボタンの移動」という)は前述のようにボタンからボタンへのボタン伝いの移動となっている。この例では、基本的に、左右に隣り合うボタン間の移動と、上下方向に隣り合うボタン間の移動が可能となっている。ただし例外的に、2つのボタン「A」及びボタン「D」からはそれぞれ上方向への移動指示によりボタン「I」への移動が可能であるが、ボタン「I」からは下方向への移動指示によりボタン「A」のみしか移動ができない。(ボタン「D」への移動は不可)。また、ボタン「C」及びボタン「F」からはいずれも下方向への移動指示によりボタン「G」への移動が可能であるが、ボタン「G」からは上方向への移動指示でボタン「F」のみしか移動できない(ボタン「C」への移動は不可)。
このような例外も含めたハイライトボタンの移動における移動規則は、当該データ放送画面100におけるボタン配置の幾何的特徴に対して、ユーザが自然な操作感覚が得られるように予め設定されるものである。なお、上述したハイライトボタンの移動規則はあくまで一例であり、ボタン配置の異なる他のデータ放送画面100ではそれぞれ対応する移動規則が設定され、また図示するデータ放送画面100上においても適宜異なる移動規則が設定されてもよい。
図5は、上記図4に示す例のデータ放送画面100に対応した上記ボタン付随情報を記憶する、ボタン付随情報テーブルの構成例を示す図である。
図5において、この例のボタン付随情報テーブルは、最初に受信したデータ放送画面100の情報を解析して自動的に設定され、図2に示す記憶媒体13cに記録保持される情報である(又は予め設定されていてもよい)。図示する例では、データ放送画面100上の全てのボタン「A」〜「I」にそれぞれ対応して、上記キーイベント数N、上側隣接ボタンID、下側隣接ボタンID、左側隣接ボタンID、及び右側隣接ボタンIDが記憶されている。
「キーイベント数」項目には、デフォルトボタン(この例ではボタン「A」)から出発して当該ボタンに到達するまでの最短の移動経路での移動に必要とされるキーイベントの数がキーイベント数Nとして記憶されている(部品移動数情報に相当)。また、「上側隣接ボタンID」、「下側隣接ボタンID」、「左側隣接ボタンID」、及び「右側隣接ボタンID」の各項目には、データ放送画面100においてそれぞれに対応する方向で当該ボタンから1つ分のキーイベントで移動可能なボタン(隣接操作部品に相当)のID(識別情報)が記録されている(隣接操作部品の部品位置情報に相当)。
このとき、上記の各欄の記憶内容は、上記図4で説明したこの例のハイライトボタンの移動規則に従っている。このため、例えばボタン「I」がデータ放送画面100上ではデフォルトボタン「A」から最も離れて配置されているものの、ボタン「I」はデフォルトボタン「A」の上側隣接ボタンであり、ボタン「I」のキーイベント数N=1となる。また、ボタン「D」(ボタン「C」)から見るとボタン「I」(ボタン「G」)は隣接ボタンであるが、ボタン「I」(ボタン「G」)から見るとボタン「D」(ボタン「C」)は隣接ボタンでないといった不可逆的な隣接関係も存在する。
つまり上記ボタン付随情報テーブルにおいては、キーイベント数の情報がデータ放送画面100上の各ボタンにおけるデフォルトボタンとの関係性を示しており、隣接ボタンの情報が各ボタン間の移動可能性を示している。そこで、このようなボタン付随情報テーブルの内容を参照し照合することで、デフォルトボタンから任意の選択ボタンまでの経路探索において処理演算を発散させることなく確実に収束させ、最短の移動経路を容易に探索することが可能となる。
しかし、経路探索部38が最終的に探索する必要のある経路は、その時点で設定されているハイライトボタンから出発して選択ボタンに到達するまでのハイライトボタン−選択ボタン間経路である。また、本実施形態のデジタル放送受信機2では、タッチパネルモニタ13での接触操作と別にリモコン16での移動操作も並行して行えることから、ハイライトボタンは常にデフォルトボタンと一致しているとは限らない。また、既に選択決定の操作を繰り返している場合にも、同様にデフォルトボタンからハイライトボタンが移動している可能性が高くなる。
そこで、本実施形態においては、経路探索部38が、ハイライトボタンから出発してデフォルトボタンに到達するまでのハイライトボタン−デフォルトボタン間経路(第2移動経路に相当)と、デフォルトボタンから出発して選択ボタンに到達するまでのデフォルトボタン−選択ボタン間経路(第1移動経路に相当)をそれぞれ個別に探索し、それらを結合してハイライトボタン−選択ボタン間の全探索経路(全移動経路に相当)とする。上述したように、デフォルトボタン−選択ボタン間経路は確実に最短の経路で探索することができ、またハイライトボタン−デフォルトボタン間経路についても短い経路で探索ができるため、それらを結合した全探索経路は短い経路で探索されることになる。
また本実施形態では、デフォルトボタン−選択ボタン間経路とハイライトボタン−デフォルトボタン間経路の両方で共通のボタン(以下適宜、「共通通過点ボタン」という)を通過する場合には、その共通通過点ボタンを経由するさらに短い移動経路をハイライトボタン−選択ボタン間の全探索経路とする(後述)。
そしてこのようなハイライトボタン−選択ボタン間の全探索経路を正確に探索するためにも、上記経路探索部38は、常にリモコン16からのキーイベントと上記ボタン付随情報テーブルの各隣接ボタン情報に基づいて、データ放送画面100上におけるハイライトボタンの位置をリアルタイムに監視するようになっている。
図6は、全経路探索処理の手順例を示すフローチャートである。この全経路探索処理は、上記データ放送受信プログラムがCPU21の制御によって動作することにより実現される手順を含んでいる。
まず、例えばデータ放送画面100の情報を受信してタッチパネルモニタ13に表示した後、ユーザがタッチパネルモニタ13の表示領域に対して選択を希望するボタンに接触して選択操作を行う。この選択操作の指令を受けると、CPU21の制御によって経路探索部38による処理が開始され、以下のように動作する。
まず、ステップS5では、ユーザがタッチパネルモニタ13上で選択したボタンを選択ボタンとして設定し、次のステップS10へ移る。
ステップS10では、上記図5に示したボタン付随情報テーブルを参照して、上記ステップS5で設定された選択ボタンに対応するキーイベント数N=0であるか否か、つまり選択ボタンがデフォルトボタン「A」であるか否かを判定する。キーイベント数N=0でない場合、つまり選択ボタンがデフォルトボタン「A」でない場合、判定は満たされず、ステップS100の探索処理でデフォルトボタン−選択ボタン間経路を探索した後、ステップS15へ移る。
一方、選択ボタンのキーイベント数N=0である場合、つまりユーザがデフォルトボタン「A」を選択していた場合、ステップS10の判定が満たされ、ステップS100の探索処理を省略してそのままステップS15へ移る。この場合、デフォルトボタン−選択ボタン間経路は、経路長が0の無移動経路として扱われる。
ステップS15では、この時点でデフォルトボタン「A」がハイライトボタンとなっているか否かを判定する。デフォルトボタン「A」がハイライトボタンとなっていない場合、つまりそれまでにリモコン16での方向キーの操作やタッチパネルモニタ13での選択操作が行われてハイライトボタンの移動が行われていた場合、判定は満たされず、ステップS200に移る。ステップS200では、ハイライトボタン−デフォルトボタン間経路を探索する探索処理を行う。その後、ステップS20へ移る。
一方、その時点でデフォルトボタン「A」がハイライトボタンであった場合、ステップS15の判定が満たされ、ステップS200の探索処理を省略してそのままステップS20へ移る。この場合、ハイライトボタン−デフォルトボタン間経路は、経路長が0の無移動経路として扱われる。
ステップS20では、上記ステップS200の探索処理で共通通過点ボタン(後述する図9のステップS210、ステップS215参照)が検出されたか否か、つまり全探索経路を短縮できるか否かを判定する。共通通過点ボタンが検出されていない場合、判定が満たされず、ステップS25へ移り、そのときに設定されているハイライトボタン−デフォルトボタン間経路の後に、デフォルトボタン−選択ボタン間経路を結合してハイライトボタン−選択ボタン間の全探索経路が作成される。そして、このフローを終了する。
一方、共通通過点ボタンが検出されていた場合、判定が満たされ、ステップS30へ移る。ステップS30では、そのときに設定されているハイライトボタン−共通通過点ボタン間経路の後に、デフォルトボタン−選択ボタン間経路のうちの共通通過点ボタン−選択ボタン間の部分を結合してハイライトボタン−選択ボタン間の全探索経路が作成される。そして、このフローを終了する。
図7は、上記図6中のステップS100であるデフォルトボタン−選択ボタン間経路探索処理(第1探索手段に相当)の手順例を示すフローチャートである。この探索処理は、まず始めに選択ボタンから出発してデフォルトボタンに到達するまでの選択ボタン−デフォルトボタン間経路(逆方向経路に相当)を探索し、その逆順に辿るようにしてデフォルトボタン−選択ボタン間経路を作成する。
まず、ステップS105では、選択ボタンを、選択ボタン−デフォルトボタン間経路が通過する最初の逆通過点ボタン(逆通過点部品に相当)に設定する。また、変数nに、上記ボタン付随情報テーブルを参照して選択ボタンに対応するキーイベント数Nを代入する。
その後ステップS110へ移り、上記ボタン付随情報テーブルを参照して、この時点の逆通過点ボタンに対応する4つの隣接ボタンのうちで、当該隣接ボタンに対応するキーイベント数Nがこの時点のnより1つ小さい値(=n−1)となっているものがあるか否かを判定する。
ここでこのステップS110の判定について説明すると、この時点の逆通過点ボタンを囲む4つの隣接ボタンのうちから次の逆通過点ボタンに設定するボタンを検索する手順に相当するものである。つまり隣接ボタンに限定した経路分岐の探索を行っている。例えば、この時点の逆通過点ボタンをボタン「F」とした場合、上記図5のボタン付随情報テーブルを参照して、隣接ボタンはボタン「F」自身を除いた3つのボタン「C」「E」「G」となる。そして、これらのうち、キーイベント数Nが、ボタン「F」のキーイベント数3より値が1つ小さい2となっているものはボタン「C」「E」となる。これらボタン「C」「E」は、上記図4で分かるように、ボタン「F」よりもデフォルトボタン「A」により近い位置に配置されている。このようにキーイベント数の少ない隣接ボタンから次の逆通過点ボタンの候補(以下適宜、単に「候補ボタン」という)を検索できるため、探索処理を迅速に行えるようになる。
上記のように、このステップS110の判定において、逆通過点ボタンの隣接ボタンのうちでキーイベント数がn−1であるものが存在する場合には、判定が満たされ、ステップS115に移り、その該当する隣接ボタンの1つを候補ボタンに設定する(逆方向探索手段に相当)。ステップS115の後は、ステップS120へ移る。一方ステップS110において、該当する隣接ボタンが存在しない場合には、ステップS110の判定は満たされず、後述のステップS130へ移る。
ステップS120では、上記図5のボタン付随情報テーブルを参照して、この時点の逆通過点ボタンが上記の候補ボタンに対応する隣接ボタンのいずれかとして登録されているか否か、つまり候補ボタンから逆通過点ボタンへ1つ分のキーイベントで直接移動できるか否かを判定する。
ここで、前述したように、あるボタンにとっての隣接ボタンとは、そのボタンから1つ分のキーイベントで直接移動できるボタンを意味しており、このステップS120の判定は上記ステップS110と対となって、上述した不可逆的な隣接関係(例えば図4中のボタン「C」とボタン「G」の関係)に対処するための手順である。逆通過点ボタンが候補ボタンの隣接ボタンである場合、判定が満たされ、後述のステップS135へ移る。一方、逆通過点ボタンが候補ボタンの隣接ボタンでない場合、つまり候補ボタンから逆通過点ボタンへの直接移動ができない場合、判定は満たされず、すなわちこの時点の候補ボタンは次の逆通過点ボタンに設定できないものとみなされ、ステップS125へ移る。
ステップS125では、この時点の逆通過点ボタンの隣接ボタンのうちで上記候補ボタン以外にキーイベント数がn−1であるものが存在するか否か、つまり他に候補ボタンとなりうる隣接ボタンがないか否かを判定する。該当する隣接ボタンが他に存在する場合、判定が満たされ、上記ステップS115に戻り同様の手順を繰り返す。一方、該当する隣接ボタンが他に存在しない場合、判定は満たされず、次のステップS130へ移る。
ステップS130では、上記ボタン付随情報テーブルを参照し、この時点の逆通過点ボタンの隣接ボタン以外で、そのキーイベント数がn−1であり、さらにその隣接ボタンとしてこの時点の逆通過点ボタンが登録されているボタンを、新たな候補ボタンとして検索する。つまりこのステップS130の手順は、上記ステップS110及びステップS125での隣接ボタン限定検出で検出できなかった候補ボタン、つまりこの時点の逆通過点ボタンと不可逆的な隣接関係にある候補ボタンを検索する手順である。その後ステップS135へ移る。
ステップS135は、上記ステップS120の判定を満たした場合、又は上記ステップS130で新たな候補ボタンが検索された場合のいずれかで移る手順であり、つまりこのステップS135に移る時点では候補ボタンが確立していることになる。そしてこのステップS135で、この確立した候補ボタンからこの時点の逆通過点ボタンへ移動させるために必要なキーイベント情報を、逆仮経路情報として順に追加して登録する。
その後ステップS140へ移り、確立した候補ボタンを次の逆通過点ボタンに設定するとともに、次の変数nに、上記ボタン付随情報テーブルを参照して当該候補ボタンに対応するキーイベント数Nを代入する。
その後ステップS145へ移り、この時点の変数nの値が0であるか否か、つまりこの時点の逆通過点ボタンがデフォルトボタン「A」であるか否かを判定する。nの値が0でない場合、判定は満たされず、すなわち経路探索がまだデフォルトボタン「A」に到達していないものとみなされ、上記ステップS110へ戻り、同様の手順を繰り返す。一方、この時点のn=0である場合、判定が満たされ、すなわちデフォルトボタン「A」に到達して選択ボタン−デフォルトボタン間経路の探索が終了したものとみなされ、ステップS150へ移る。
ステップS150では、上記ステップS135で逆仮経路情報として順に蓄積されたキーイベント情報の列を、ここで逆順に並べ直すことでデフォルトボタン−選択ボタン間経路を作成する。そして、このフローを終了する。
このフローを行うことにより、ステップS110、ステップS115、ステップS120、及びステップS125の隣接ボタン限定検索と、ステップS130の隣接ボタン以外検索のいずれかによって次の逆通過点ボタンが検索され、ステップS110〜ステップS145でこのような逆通過点ボタンの検索と設定を繰り返すことで選択ボタン−デフォルトボタン間経路が必ず最短で探索される。そして、この探索の際に上記逆仮経路情報に順に蓄積されたキーイベント情報の列をステップS150で逆順に並べ直すことで、デフォルトボタン−選択ボタン間経路を作成できる。
なお、上記図7においては、ステップS110等において逆通過点ボタンの隣接ボタンのそれぞれについてキーイベント数がn−1であるものを探索した後に、さらに隣接ボタン以外のボタンについてキーイベント数がn−1であるものを探索するようにしたが、これに限られない。すなわち、隣接ボタンとそれ以外のものを区分せず、逆通過点ボタン以外のボタンについて、一括して、キーイベント数がn−1であるものを探索するようにしてもよい。
図8は、この場合のステップS100のデフォルトボタン−選択ボタン間経路探索処理(第1探索手段に相当)の手順例を示すフローチャートである。図8のフローでは、図7におけるステップS110、ステップS115、ステップS120、ステップS125を省略するとともに、ステップS130に代えてステップS130′を設けている。ステップS105の後にはステップS130′に移り、上記ボタン付随情報テーブルを参照し、この時点の逆通過点ボタン以外で、そのキーイベント数がn−1であるボタンを、新たな候補ボタンとして検索する。なお、このステップS130′では、この時点の逆通過点ボタン以外の全てのボタンを総当たりで検索するため、上記図7の場合よりもやや処理に時間がかかることになる。ステップS130′が終了したらステップS135へ移り、以降図7と同様の手順を実行する。
図9は、上記図6中のステップS200であるハイライトボタン−デフォルトボタン間経路探索処理(第2探索手段に相当)の手順例を示すフローチャートである。この探索処理は、ハイライトボタンから出発してデフォルトボタンに到達するまでのハイライトボタン−デフォルトボタン間経路(順方向経路に相当)を探索する。
まず、ステップS205では、この時点のハイライトボタンを、ハイライトボタン−デフォルトボタン間経路が通過する最初の順通過点ボタン(順通過点部品に相当)に設定する。また、変数mに、上記ボタン付随情報テーブルを参照してこの時点のハイライトボタンに対応するキーイベント数Nを代入する。
その後ステップS210へ移り、この時点の順通過点ボタンは、上記図7の探索処理で前述の逆通過点ボタンに設定されたことがあるか否か、つまり現在探索しているハイライトボタン−デフォルトボタン間経路が、既に探索済みのデフォルトボタン−選択ボタン間経路と交差したか否かを判定する。この時点の順通過点ボタンが逆通過点ボタンに設定されたことがある場合、判定が満たされ、ステップS215でこの時点の順通過点ボタンを前述の共通通過点ボタン(同一の操作部品に相当)に設定して後述のステップS245へ移る。一方、順通過点ボタンが逆通過点ボタンに設定されたことがない場合、判定は満たされず、次のステップS220へ移る。
ステップS220では、上記ボタン付随情報テーブルを参照して、この時点の順通過点ボタンに対応する4つの隣接ボタンのうちで、当該隣接ボタンに対応するキーイベント数Nが最小のものでまだ候補ボタンに指定されていないものを候補ボタンとして指定する。つまりこのステップS220の手順は、この時点の逆通過点ボタンからデフォルトボタンへ向かう移動経路に存在しうる候補ボタンを探索する手順である。
その後ステップS225へ移り、上記ステップS220で指定したこの時点の候補ボタンは以前に順通過点ボタンに設定されたことがあるか否か、つまり現在探索している移動経路(探索経路)の続きがその経路自体に戻ってしまったか否かを判定する。この時点の候補ボタンが以前に順通過点ボタンに設定されたことがある場合、判定が満たされ、すなわち探索経路が無駄に長くなって最悪の場合無限ループとなってしまう(=演算が発散する)可能性があるものとみなされ、ステップS220へ移り候補ボタンの検索指定をやり直す。一方、この時点の候補ボタンは順通過点ボタンに設定されたことがない場合、ステップS225の判定は満たされず、すなわち候補ボタンが確立したものとみなされて次のステップS230へ移る。
ステップS230では、この時点の順通過点ボタンから上記の確立した候補ボタンへ移動させるために必要なキーイベント情報を、順仮経路情報として順に追加して登録する。
その後ステップS235へ移り、確立した候補ボタンを次の順通過点ボタンに設定するとともに、次の変数mに、上記ボタン付随情報テーブルを参照して候補ボタンに対応するキーイベント数Nを代入する。
その後ステップS240へ移り、この時点の変数mの値が0であるか否か、つまりこの時点の順通過点ボタンがデフォルトボタン「A」であるか否かを判定する。mの値が0でない場合、判定は満たされず、すなわち経路探索がまだデフォルトボタン「A」に到達していないものとみなされ、上記ステップS210へ戻り、同様の手順を繰り返す。一方、この時点のm=0である場合、判定が満たされ、すなわちデフォルトボタン「A」に到達してハイライトボタン−デフォルトボタン間経路の探索が終了したものとみなされ、次のステップS245へ移る。
ステップS245では、上記ステップS230で順仮経路情報として蓄積されたキーイベント情報の列を、ハイライトボタン−デフォルトボタン間経路として作成する。なお、上記ステップS210の判定で共通通過点ボタンを検出していた場合には、その検出の時点で経路探索が中断しているため順仮経路情報の内容はハイライトボタン−共通通過点ボタン間経路となっている。そして、このフローを終了する。
このフローを行うことにより、ステップS220及びステップS225により次の順通過点ボタンが検索され、ステップS210〜ステップS240でこのような順通過点ボタンの検索と設定を繰り返すことでハイライトボタン−デフォルトボタン間経路が作成される。また、ステップS210の判定で共通通過点ボタンが検出された場合には、ハイライトボタン−共通通過点ボタン間経路として作成される。
なお、上記図9においては、ステップS210及びステップS215で順通過点ボタンが逆通過点ボタンに設定された、すなわち共通通過点ボタンの存在を確認するようにした。そしてこれに対応して、上記図6のステップS20を経たステップS30において、共通通過点ボタンが存在するときには、ハイライトボタン−デフォルトボタン間経路とデフォルトボタン−選択ボタン間経路との両方に重複する経路部分を省略するようにしたが、これに限られない。
すなわち、図9に対応する図10に示すように、図9のステップS210及びステップS215を省略してステップS205が終了したらステップS220へ移るようにしてもよい。この場合、図6に対応する図11に示すように、図6のステップS20及びステップS30が省略されてステップS200が終了したらステップS25を実行する。
以上説明した処理による具体的な経路探索の例を、図を参照して説明する。
図12は、上記図4に示した例のデータ放送画面100においてハイライトボタン「E」から選択ボタン「F」までの探索経路の第1例を示す図である。
図12において、ボタン「E」がハイライトボタンとなっていたところにボタン「F」が選択された場合の探索経路の一例を示している。図示する探索経路では、上記ハイライトボタン−デフォルトボタン間経路がボタン「E」、ボタン「D」,デフォルトボタン「A」の順で各ボタンを通過する経路となっている。また、上記デフォルトボタン−選択ボタン間経路がデフォルトボタン「A」、ボタン「B」、ボタン「C」、選択ボタン「F」の順で各ボタンを通過する経路となっている。したがって共通通過点ボタンは検出されていない場合の例となっている。
図13は、図12の例に対応した、経路探索部38の処理を説明する図である。図13に示すように、まず上記ステップS100のデフォルトボタン−選択ボタン間経路探索処理により、選択ボタン−デフォルトボタン間経路の内容である「右」「下」「下」のキーイベント情報列(図中では便宜的に各キーイベント情報を矢印で表している;以下同様)で逆仮経路情報が作成され、これを逆順に並び替えて「下」「下」「右」の内容のデフォルトボタン−選択ボタン間経路が作成される。
その後、上記ステップS200のハイライトボタン−デフォルトボタン間経路探索処理により、順仮経路情報の内容の「上」「左」がそのままの順番でハイライトボタン−デフォルトボタン間経路として作成される。
そして上記作成されたハイライトボタン−デフォルトボタン間経路の後にデフォルトボタン−選択ボタン間経路を結合することで、「上」「左」「下」「下」「右」の内容のハイライトボタン−選択ボタン間全探索経路に関する情報を含む信号が作成される。これは、図12に示した探索経路例に沿ってハイライトボタン「E」からデフォルトボタン「A」を経由して選択ボタン「F」に到達するまでの移動方向の順番を示す内容となっている。
図14は上記図4に示した例のデータ放送画面100においてハイライトボタン「E」から選択ボタン「F」までの探索経路の第2例を示す図である。
図14に示す第2例の探索経路は、上記図12に示した第1例の探索経路と比較して始点と終点、つまりハイライトボタン「E」と選択ボタン「F」が同じであるものの、後述のような共通通過点ボタン「B」を経由しているために経路長が短縮された探索経路となっている。すなわち、上記ハイライトボタン−デフォルトボタン間経路がボタン「E」、ボタン「B」,デフォルトボタン「A」の順で各ボタンを通過し、上記デフォルトボタン−選択ボタン間経路がデフォルトボタン「A」、ボタン「B」、ボタン「C」、選択ボタン「F」の順で各ボタンを通過する経路となっている。この結果、共通通過点ボタン「B」が検出されてこのボタン「B」とデフォルトボタン「A」との間が省略されショートカットされて、最終的にボタン「E」→ボタン「B」→ボタン「C」→ボタン「F」の全探索経路が設定された例となっている。
図15は、図14の例に対応した。経路探索部38の処理を説明する図である。図15に示すように、まず上記ステップS100のデフォルトボタン−選択ボタン間経路探索処理により、上記図13と同様の処理過程によって、選択ボタン−デフォルトボタン間経路の内容である「右」「下」「下」のキーイベント情報列で逆仮経路情報が作成され、これを逆順に並び替えて、ボタン「A」→ボタン「B」→ボタン「C」→ボタン「F」の順番に対応した「下」「下」「右」の内容のデフォルトボタン−選択ボタン間経路が作成される。
そして、上記ステップS200のハイライトボタン−デフォルトボタン間経路探索処理により、上記図13と同様の処理過程によって、ボタン「E」→ボタン「B」→ボタン「A」の順番に対応した「左」「上」の内容の順仮経路情報が作成され、このままの順番でハイライトボタン−デフォルトボタン間経路として作成される。
そして、ボタン「E」→ボタン「B」→ボタン「A」のハイライトボタン−デフォルトボタン間経路と、ボタン「A」→ボタン「B」→ボタン「C」→ボタン「F」のデフォルトボタン−選択ボタン間経路との両方に重複するボタン「A」とボタン「B」との間が省略される(ボタン「B」が上記共通通過点ボタンである)。この結果、上記省略部分を除いて抽出されたハイライトボタン−共通通過点ボタン間経路のうちのハイライトボタン−共通通過点ボタン間の経路部分であるボタン「E」→ボタン「B」(「左」の内容の経路情報が対応する)の後に、デフォルトボタン−選択ボタン間経路のうちの共通通過点ボタン−選択ボタン間の経路部分であるボタン「B」→ボタン「C」→ボタン「F」(「下」「右」の内容の経路情報が対応する)を結合し、「左」「下」「右」の内容のハイライトボタン−選択ボタン間全探索経路が作成される。これにより、図14に示すように、ハイライトボタン「E」→共通通過点ボタン「B」→ボタン「C」→選択ボタン「F」の移動方向の順番で通過する内容となり、上記図13に示したものよりも短い内容となっている。
図16は、特殊な不可逆的隣接関係を有するデータ放送画面100′の一例を示す図である。図16において、データ放送画面100′には、同じ形状かつ同じ大きさである18個の通常ボタン「B′」「C′」「D′」「E′」「F′」…等と、それら18個の通常ボタンの約2倍の横方向長さとなっている1つの横長ボタン(デフォルトボタン)「A」′とが設けられている。16個の通常ボタンは4行4列の正方行列で配置されており、残りの2個の通常ボタンは上記正方行列の1列目の上方向に縦方向で並べられ、さらにその上方向の位置に上記デフォルトボタン「A」′が左揃えで配置されている。
図17は、上記図16の例に対応した、前述のボタン付随情報テーブルの構成例を示す図である。この例では、上記データ放送画面100′において、上記正方行列における1行4列目の通常ボタン「B′」(キーイベント数N=1)に対応する下側隣接ボタンとして2行4列目の通常ボタン「D′」(キーイベント数N=2)が設定され、左側隣接ボタンとして1行3列目の通常ボタン「E′」(キーイベント数N=2)が設定され一方、右側隣接ボタンとして1行1列目の通常ボタン「F′」(キーイベント数N=2)が設定され、上側隣接ボタンとして4行4列目の通常ボタン「C′」(キーイベント数N=2)が設定されている。
そして、この例の特徴として、上記通常ボタン「B′」が、横長のデフォルトボタン「A′」の右側隣接ボタンとして設定されている。このように十分離間している2つのボタン間で不可逆的隣接関係が設定されている場合には、順方向移動先であるボタン「B′」から見た4つの隣接ボタン「C′」「D′」「E′」「F′」のそれぞれのキーイベント数が全て同じ(N=2)で、かつボタン「B′」のキーイベント数(N=1)よりも大きくなっている(図16も参照)。
しかし本実施形態の経路探索部38は、このような特殊な不可逆的隣接関係を有するデータ放送画面100′に対しても正常に経路探索を行うことができる。すなわち、上記ステップS100のデフォルトボタン−選択ボタン間経路探索処理において、上記ボタン「B′」が逆通過点ボタンに設定された場合でも、ステップS110の判定が満たされずに移行したステップS130において上記デフォルトボタン「A′」が次の逆通過点ボタンに設定され、経路探索が継続されることになる。また、上記ステップS200のハイライトボタン−デフォルトボタン間経路探索において、上記ボタン「B′」が順通過点ボタンに設定された場合でも、ステップS220の検索手順により4つの隣接ボタン「C′」「D′」「E′」「F′」のいずれか1つが次の順通過点ボタンに設定されて経路探索が継続されることになる。したがって本実施形態における経路探索部38は多様なボタン配置に対応した経路探索が可能となっている。
上記実施形態におけるデジタル放送受信機2においては、所定の配置態様で複数の操作部品(操作ボタンに相当)を並べて表示するデータ放送画面100を表示するための表示情報を受信する受信手段33(復調部に相当)と、前記受信手段33により受信した前記表示情報に基づき、前記データ放送画面100において前記複数の操作部品のうちいずれか1つの第1操作部品(デフォルトボタンに相当)に対し操作準備が完了した準備完了表示を初期的に行うとともに、当該準備完了表示を操作部品から操作部品へと移動させて切替表示可能な表示手段13b(モニタ部に相当)と、前記複数の操作部品に含まれる各操作部品ごとに、前記表示手段13bがデータ放送画面100において準備完了表示を移動させて切替表示するときの前記第1操作部品の部品位置から各操作部品の部品位置までの最短移動経路での部品移動数情報、及び、各操作部品から1つの前記部品移動数N(キーイベント数に相当)で移動可能な隣接操作部品の部品位置情報、を各操作部品に関連付けて記憶する記憶手段23c(記憶媒体に相当)と、前記表示手段13bにより表示された前記データ放送画面100に含まれる前記複数の操作部品のうち、ユーザが前記準備完了表示をさせたい所望の第2操作部品(選択ボタンに相当)の部品位置を操作入力可能な操作手段13a(タッチパネル部に相当)と、前記操作手段13aにより前記操作入力が行われた時点で前記準備完了表示が行われている第3操作部品(ハイライトボタンに相当)の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの、前記表示手段13bが前記データ放送画面100において前記準備完了表示を移動させて切替表示するときにおける当該準備完了表示の全移動経路(ハイライトボタン−選択ボタン間経路に相当)を、前記記憶手段23cに記憶された各操作部品ごとの前記部品移動数情報と前記隣接操作部品の部品位置情報とに基づき、探索する経路探索手段38(経路探索部に相当)とを有する。
また上記実施形態におけるデジタル放送受信機2で用いるプログラムでは、演算手段21(CPUに相当)に対し、所定の配置態様で複数の操作部品を並べて表示するデータ放送画面100を表示するための表示情報を受信することと、前記表示情報に基づき、前記データ放送画面100において前記複数の操作部品のうちいずれか1つの第1操作部品に対し操作準備が完了した準備完了表示を初期的に行うとともに、当該準備完了表示を操作部品から操作部品へと移動させて切替表示することと、前記複数の操作部品に含まれる各操作部品ごとに、前記切替表示するときの前記第1操作部品の部品位置から各操作部品の部品位置までの最短移動経路での部品移動数情報、及び、各操作部品から1つの前記部品移動数Nで移動可能な隣接操作部品の部品位置情報、を各操作部品に関連付けて記憶させることと、前記表示された前記データ放送画面100に含まれる前記複数の操作部品のうち、ユーザが前記準備完了表示をさせたい所望の第2操作部品の部品位置を入力し、その入力時点で前記準備完了表示が行われている第3操作部品の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの、前記切替表示するときの当該準備完了表示の全移動経路を、前記記憶された各操作部品ごとの前記部品移動数情報と前記隣接操作部品の部品位置情報とに基づき、探索することとを実行させる。
上記の手法では、キーイベント数Nの情報がデータ放送画面100上の各操作部品における第1操作部品との関係性を示し、また隣接操作部品の情報が各操作部品間の移動可能性を示している。これにより、それらの情報を照合することで、第1操作部品を経由させた経路探索における処理演算を発散させることなく確実に収束させ、第1操作部品経由の第3操作部品−第2操作部品間の全移動経路を短くかつ確実に設定できる。この結果、ユーザがボタンの選択決定をした場合のトータル処理時間を短くすることができ、操作性を向上することができる。
なお、本実施形態はデータ放送画面100上での幾何的な方向探索によるものではなくテーブルに記録されているデータの照合だけで探索が可能であるため、データ放送画面100上での各ボタンの形状、大きさ、配置に何ら影響を受けることなく探索が可能となっている。
また、本実施形態では上記図5に示したボタン付随情報テーブル程度の少容量データを予備的に記憶するだけでよいため、回路構成上の負担が小さくできる利点がある。一方、予め全ボタン間の移動経路を登録しておく方法の場合には、任意の2つのボタンの全ての組み合わせで移動経路を登録する必要があるため、記憶する移動経路のデータ量は膨大となって現実的ではない。この場合と比較しても本実施形態は回路構成上有用である。
また、本実施形態では、データ放送画面100で初期的にハイライトボタンに設定されるボタンをデフォルトボタンとし、経路探索部39は基本的にこのデフォルトボタンを折返し基準点として経由するハイライトボタン−デフォルトボタン−選択ボタン間の全探索経路を探索しているが、これに限られない。つまり、全探索経路の折返し基準点となるボタンは、デフォルトボタン以外で適宜設定した他のボタンでもよい。この場合、上記図5のボタン付随情報テーブルに記録されるキーイベント数Nの項目には、折返し基準点に設定されたボタンから出発してボタンIDの項目に対応するボタンに到達するまでの最短の移動経路において通過するボタンの数が記録されることになる。
上記実施形態におけるデジタル放送受信機2においては、前記経路探索手段38は、前記第1操作部品の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの、前記データ放送画面100における前記準備完了表示の第1移動経路(デフォルトボタン−選択ボタン間経路に相当)を探索可能な第1探索手段S100と、前記第3操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの、前記データ放送画面100における前記準備完了表示の第2移動経路(ハイライトボタン−デフォルトボタン間経路に相当)を探索可能な第2探索手段S200と、を備えており、前記第2探索手段S200により探索した前記第2移動経路の後に、前記第1探索手段S100により探索した前記第1移動経路を結合して前記全移動経路を形成する。
このようにすると、タッチパネルモニタ13での接触操作と別にリモコン16での移動操作も並行して行われる場合等により、第3操作部品が第1操作部品と一致していない場合にも対処して、第3操作部品−第1操作部品−第2操作部品間の全探索経路を、確実に設定することができる。
上記実施形態におけるデジタル放送受信機2においては、前記第1探索手段S100は、前記第2操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの逆方向経路(選択ボタン−デフォルトボタン間経路に相当)を探索した後、当該逆方向経路の経路順を逆順に並べ直して前記第1移動経路を決定する。
このように第2操作部品側から逆に第1操作部品へとたどって探索を行うことにより、第1操作部品−第2操作部品間の移動経路を必ず最短経路で探索することが可能となる。この結果、第3操作部品−第1操作部品−第2操作部品間の全探索経路を、より短く設定することができる。
上記実施形態におけるデジタル放送受信機2においては、前記第1探索手段S100は、前記逆方向経路が通過する逆通過点部品を設定するとともに、当該逆通過点部品に対応する前記隣接操作部品のうち、対応する前記部品移動数Nが当該逆通過点部品の前記部品移動数Nよりも1つ小さい前記隣接操作部品を、前記逆方向経路において前記逆通過点部品の次の順番で通過する逆通過点部品として設定する、逆方向探索手段S115を備え、前記第2操作部品を最初の前記逆通過点部品に設定した後、前記逆方向探索手段S115による前記逆通過点部品の検索を繰り返すことにより、前記第2操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの前記逆方向経路を探索する。
このようにすると、逆通過点部品の4つの隣接操作部品に限定して移動経路の続きを検索できるため、迅速な探索処理が可能となる
上記実施形態におけるデジタル放送受信機2においては、前記逆方向探索手段S115は、前記逆方向経路が通過する逆通過点部品を設定するとともに、当該逆通過点部品に対応する隣接操作部品のうち、対応する前記部品移動数Nが当該逆通過点部品の前記部品移動数Nよりも1つ小さい前記隣接操作部品であって、かつ、それに対応する前記隣接操作部品として当該逆通過点部品が前記記憶手段23cに登録されている前記隣接操作部品を、前記逆方向経路において前記逆通過点部品の次の順番で通過する逆通過点部品として設定する。
このようにすると、逆通過点部品と不可逆的な隣接関係にある操作部品を回避して、可逆的な隣接関係にある操作部品のみを検索することができる。
上記実施形態におけるデジタル放送受信機2においては、前記第2探索手段S200は、前記第3操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの順方向経路が通過する順通過点部品を設定するとともに、当該順通過点部品に対応する前記隣接操作部品のうち、対応する前記部品移動数Nが最も小さい前記隣接操作部品を、前記順方向経路において前記順通過点部品の次の順番で通過する順通過点部品として設定する、順方向探索手段S220,S225を備え、前記第3操作部品を最初の前記順通過点部品に設定した後、前記順方向探索手段S220,S225による前記順通過点部品の検索を繰り返すことにより、前記第3操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの前記第2移動経路を探索する。
このようにすると、上記図5に示したボタン付随情報テーブルを参照してキーイベント数Nの情報と隣接操作部品の情報を照合するだけで、第3操作部品−第1操作部品間の移動経路を短く設定することができる。
上記実施形態におけるデジタル放送受信機2においては、前記順方向探索手段S220,S225は、同一の操作部品に対して複数回での前記順通過点部品の設定を回避する回避手段S225を備える。
このようにすると、現在探索処理中の第3操作部品−第1操作部品間経路の続きが再び同じ移動経路に戻ってしまったか否かを判定することができ、すなわち探索経路が無駄に長くなって最悪の場合無限ループとなってしまい演算が発散する危険性を回避することができる。
上記実施形態におけるデジタル放送受信機2においては、前記経路探索手段38は、同一の操作部品に対し、前記第1探索手段S100による前記逆通過点部品としての設定と、前記第2探索手段S200による前記順通過点部品としての設定がなされた場合、前記第2移動経路のうちの前記第3操作部品の部品位置から前記同一の操作部品の部品位置までの経路部分を抽出し、この抽出した経路部分の後に、前記第1移動経路のうちの前記同一の操作部品の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの経路部分を抽出したものを結合して、前記全移動経路を形成する。
このようにすると、第3操作部品−上記同一操作部品−第1操作部品及び第1操作部品−上記同一操作部品−第2操作部品からなる全移動経路のうち、重複する同一操作部品−第1操作部品間の移動経路を省略し、第3操作部品−同一操作部品−第2操作部品のルートで全移動経路を作成することができる。この結果、第1操作部品位置を経由して移動経路を作成した場合と比べて、移動経路を短縮することができる。
なお、本実施形態はハイライトボタン−選択ボタン間全探索経路を上記キーイベント情報列以外の適宜の情報を用いて構成することで、例えばデータ放送機能の一部であるEPG(電子番組表)の操作などにも応用することができる。
上記実施形態におけるデジタル放送受信機2においては、ユーザが前記移動方向情報を個別に入力可能な方向入力手段16(リモコンに相当)を有し、前記経路探索手段38は、前記方向入力手段16から入力された前記移動方向情報と前記記憶手段23cに記憶されている前記隣接操作部品の部品位置情報とに基づいて前記第3操作部品の部品位置を監視する。
このようにすると、タッチパネルモニタ13での接触による選択操作と併せて、方向入力手段16を用いた上記準備完了表示の移動(=ハイライトボタンの移動)操作と選択決定操作とを行うことができる。また、経路探索手段38はデータ放送画面100上における第3操作部品の位置を常に監視して第3操作部品−第1操作部品間の全探索経路を正確に探索することができる。特に、リモコン16での移動操作により、第3操作部品が第1操作部品と一致していない場合にも確実に対処することができる。
なお、本実施形態で使用しているリモコン16は、ユーザが実際に手にとって操作する専用のハードウェアとして構成されているが、これに限られない。すなわち、いわゆるタッチパッドやマウスといった汎用的なポインティングデバイスを利用して画面上に表示している上下左右の方向ボタンや決定ボタンを選択入力することにより、リモコン16のキーイベントに代えるといったソフトウェア的なGUI、いわゆるソフトリモコン、で実現してもよい。
また、ユーザがデータ放送画面100上に表示されている複数のボタンのうちの1つを直接指定して選択するための操作手段として、本実施形態ではタッチパネルモニタ13を使用しているが、これ以外にもマウス、ジョイスティック又はタッチパッドなどの他のポインティングデバイスを使用してもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
2 デジタル放送受信機(データ放送受信装置に相当)
11 受信装置本体
12 アンテナ
13 タッチパネルモニタ
13a タッチパネル部(操作手段に相当)
13b モニタ部(表示手段に相当)
16 リモコン(方向入力手段に相当)
23c 記憶媒体(記憶手段に相当)
33 復調部(受信手段に相当)
34 分離部
35 データ放送処理部
36 映像処理部
38 経路探索部(経路探索手段に相当)
100 データ放送画面
101 動画表示部
BD ボタン付随情報

Claims (10)

  1. 所定の配置態様で複数の操作部品を並べて表示するデータ放送画面を表示するための表示情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記表示情報に基づき、前記データ放送画面において前記複数の操作部品のうちいずれか1つの第1操作部品に対し操作準備が完了した準備完了表示を初期的に行うとともに、当該準備完了表示を操作部品から操作部品へと移動させて切替表示可能な表示手段と、
    前記複数の操作部品に含まれる各操作部品ごとに、前記表示手段が前記データ放送画面において前記準備完了表示を移動させて切替表示するときの前記第1操作部品の部品位置から各操作部品の部品位置までの最短移動経路での部品移動数情報、及び、各操作部品から1つの部品移動数で移動可能な隣接操作部品の部品位置情報、を各操作部品に関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記表示手段により表示された前記データ放送画面に含まれる前記複数の操作部品のうち、ユーザが前記準備完了表示をさせたい所望の第2操作部品の部品位置を操作入力可能な操作手段と、
    前記操作手段により前記操作入力が行われた時点で前記準備完了表示が行われている第3操作部品の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの、前記表示手段が前記データ放送画面において前記準備完了表示を移動させて切替表示するときにおける当該準備完了表示の全移動経路を、前記記憶手段に記憶された各操作部品ごとの前記部品移動数情報と前記隣接操作部品の部品位置情報とに基づき、探索する経路探索手段と
    を有することを特徴とするデータ放送受信装置。
  2. 前記経路探索手段は、
    前記第1操作部品の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの、前記データ放送画面における前記準備完了表示の第1移動経路を探索可能な第1探索手段と、
    前記第3操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの、前記データ放送画面における前記準備完了表示の第2移動経路を探索可能な第2探索手段と、
    を備えており、
    前記第2探索手段により探索した前記第2移動経路の後に、前記第1探索手段により探索した前記第1移動経路を結合して前記全移動経路を形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ放送受信装置。
  3. 前記第1探索手段は、
    前記第2操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの逆方向経路を探索した後、当該逆方向経路の経路順を逆順に並べ直して前記第1移動経路を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ放送受信装置。
  4. 前記第1探索手段は、
    前記逆方向経路が通過する逆通過点部品を設定するとともに、当該逆通過点部品に対応する前記隣接操作部品のうち、対応する前記部品移動数が当該逆通過点部品の前記部品移動数よりも1つ小さい前記隣接操作部品を、前記逆方向経路において前記逆通過点部品の次の順番で通過する逆通過点部品として設定する、逆方向探索手段を備え、
    前記第2操作部品を最初の前記逆通過点部品に設定した後、前記逆方向探索手段による前記逆通過点部品の検索を繰り返すことにより、前記第2操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの前記逆方向経路を探索する
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ放送受信装置。
  5. 前記逆方向探索手段は、
    前記逆方向経路が通過する逆通過点部品を設定するとともに、当該逆通過点部品に対応する前記隣接操作部品のうち、対応する前記部品移動数が当該逆通過点部品の前記部品移動数よりも1つ小さい前記隣接操作部品であって、かつ、それに対応する前記隣接操作部品として当該逆通過点部品が前記記憶手段に登録されている前記隣接操作部品を、前記逆方向経路において前記逆通過点部品の次の順番で通過する逆通過点部品として設定する
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ放送受信装置。
  6. 前記第2探索手段は、
    前記第3操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの順方向経路が通過する順通過点部品を設定するとともに、当該順通過点部品に対応する前記隣接操作部品のうち、対応する前記部品移動数が最も小さい前記隣接操作部品を、前記順方向経路において前記順通過点部品の次の順番で通過する順通過点部品として設定する、順方向探索手段を備え、
    前記第3操作部品を最初の前記順通過点部品に設定した後、前記順方向探索手段による前記順通過点部品の検索を繰り返すことにより、前記第3操作部品の部品位置から前記第1操作部品の部品位置までの前記第2移動経路を探索する
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のデータ放送受信装置。
  7. 前記順方向探索手段は、
    同一の操作部品に対して複数回での前記順通過点部品の設定を回避する回避手段を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載のデータ放送受信装置。
  8. 前記経路探索手段は、
    同一の操作部品に対し、前記第1探索手段による前記逆通過点部品としての設定と、前記第2探索手段による前記順通過点部品としての設定がなされた場合、前記第2移動経路のうちの前記第3操作部品の部品位置から前記同一の操作部品の部品位置までの経路部分を抽出し、この抽出した経路部分の後に、前記第1移動経路のうちの前記同一の操作部品の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの経路部分を抽出したものを結合して、前記全移動経路を形成する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のデータ放送受信装置。
  9. ユーザが前記移動方向情報を個別に入力可能な方向入力手段を有し、
    前記経路探索手段は、
    前記方向入力手段から入力された前記移動方向情報と前記記憶手段に記憶されている前記隣接操作部品の部品位置情報とに基づいて、前記第3操作部品の部品位置を監視する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のデータ放送受信装置。
  10. 所定の配置態様で複数の操作部品を並べて表示するデータ放送画面を表示するための表示情報を受信することと、
    前記表示情報に基づき、前記データ放送画面において前記複数の操作部品のうちいずれか1つの第1操作部品に対し操作準備が完了した準備完了表示を初期的に行うとともに、当該準備完了表示を操作部品から操作部品へと移動させて切替表示することと、
    前記複数の操作部品に含まれる各操作部品ごとに、前記切替表示するときの前記第1操作部品の部品位置から各操作部品の部品位置までの最短移動経路での部品移動数情報、及び、各操作部品から1つの部品移動数で移動可能な隣接操作部品の部品位置情報、を各操作部品に関連付けて記憶させることと、
    前記表示された前記データ放送画面に含まれる前記複数の操作部品のうち、ユーザが前記準備完了表示をさせたい所望の第2操作部品の部品位置を入力し、その入力時点で前記準備完了表示が行われている第3操作部品の部品位置から前記第2操作部品の部品位置までの、前記切替表示するときの当該準備完了表示の全移動経路を、前記記憶された各操作部品ごとの前記部品移動数情報と前記隣接操作部品の部品位置情報とに基づき、探索すること、
    をデータ放送受信装置に備えられた演算手段に実行させるためのデータ放送受信プログラム。
JP2009144946A 2009-06-18 2009-06-18 データ放送受信装置及びデータ放送受信プログラム Pending JP2011002983A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009144946A JP2011002983A (ja) 2009-06-18 2009-06-18 データ放送受信装置及びデータ放送受信プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009144946A JP2011002983A (ja) 2009-06-18 2009-06-18 データ放送受信装置及びデータ放送受信プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011002983A true JP2011002983A (ja) 2011-01-06

Family

ID=43560895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009144946A Pending JP2011002983A (ja) 2009-06-18 2009-06-18 データ放送受信装置及びデータ放送受信プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011002983A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017027562A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01142825A (ja) * 1987-11-30 1989-06-05 Fuji Electric Co Ltd 経路案内装置
JPH10293767A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Access:Kk Html文書の表示制御方法および表示装置
JP2000200129A (ja) * 1998-10-27 2000-07-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォ―カス制御装置
JP2002232371A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Mitsubishi Electric Corp データ放送受信システム
JP2003157172A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Alpine Electronics Inc グラフィカル・ユーザ・インタフェースシステム開発支援装置
JP2003288148A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Sanyo Electric Co Ltd ポインタ制御装置
JP2003308146A (ja) * 2002-04-18 2003-10-31 Kenwood Corp 受信処理装置、表示処理方法及びプログラム
JP2004242284A (ja) * 2002-12-04 2004-08-26 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体、およびプログラム
JP2006277466A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Sanyo Electric Co Ltd ポインタ制御装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01142825A (ja) * 1987-11-30 1989-06-05 Fuji Electric Co Ltd 経路案内装置
JPH10293767A (ja) * 1997-04-18 1998-11-04 Access:Kk Html文書の表示制御方法および表示装置
JP2000200129A (ja) * 1998-10-27 2000-07-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd フォ―カス制御装置
JP2002232371A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Mitsubishi Electric Corp データ放送受信システム
JP2003157172A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Alpine Electronics Inc グラフィカル・ユーザ・インタフェースシステム開発支援装置
JP2003288148A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Sanyo Electric Co Ltd ポインタ制御装置
JP2003308146A (ja) * 2002-04-18 2003-10-31 Kenwood Corp 受信処理装置、表示処理方法及びプログラム
JP2004242284A (ja) * 2002-12-04 2004-08-26 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、記憶媒体、およびプログラム
JP2006277466A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Sanyo Electric Co Ltd ポインタ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017027562A (ja) * 2015-07-28 2017-02-02 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4617894B2 (ja) 入力切替え装置およびテレビジョン装置
JP4818036B2 (ja) タッチパネル制御装置およびタッチパネル制御方法
US20100005414A1 (en) Display method and display device
JP5102412B1 (ja) 情報端末、情報端末の制御方法、及び、プログラム
CN101667058B (zh) 在多系统间切换焦点的交互方法
CN104754393A (zh) 信息处理装置、信息处理方法和程序
JP2012128662A (ja) 表示制御装置、プログラムおよび表示制御方法
JP2008065504A (ja) タッチパネル制御装置およびタッチパネル制御方法
JP2011070250A (ja) 接触操作装置
JP5719325B2 (ja) 表示システム、表示システムの制御方法、制御装置、制御装置の制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体
JP2002232371A (ja) データ放送受信システム
US9584849B2 (en) Touch user interface method and imaging apparatus
JP2011002983A (ja) データ放送受信装置及びデータ放送受信プログラム
JP2009252190A (ja) メニュー画面表示装置、メニュー画面表示方法、及びコンピュータプログラム
JP2007096569A (ja) 放送受信装置
JP2012208633A (ja) 情報端末、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP2006005771A (ja) 文字入力装置、及び文字入力方法
JP4766073B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP4160524B2 (ja) 端末装置、及び、文字入力方法
JP2020091864A (ja) 情報処理装置
JP2012247833A (ja) 情報処理装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
JP2009059281A (ja) 単語入力支援装置および単語入力支援装置用のプログラム
JP6241242B2 (ja) チューナ選局装置
KR102000876B1 (ko) 터치 스크린 등을 이용하여 문자 입력 기능을 수행할 수 있는 전자 기기
KR101878565B1 (ko) 터치 스크린 등을 이용하여 문자 입력 기능을 수행할 수 있는 전자 기기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130521