JP2006277466A - ポインタ制御装置 - Google Patents

ポインタ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006277466A
JP2006277466A JP2005097217A JP2005097217A JP2006277466A JP 2006277466 A JP2006277466 A JP 2006277466A JP 2005097217 A JP2005097217 A JP 2005097217A JP 2005097217 A JP2005097217 A JP 2005097217A JP 2006277466 A JP2006277466 A JP 2006277466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
registered
register
movement path
elements
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005097217A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kida
貴之 木田
Yoshifumi Sakamoto
佳史 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2005097217A priority Critical patent/JP2006277466A/ja
Publication of JP2006277466A publication Critical patent/JP2006277466A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【構成】 複数の表示要素の各々には、他の要素とのリンクを示すリンク情報が割り当てられる。このリンク情報に基づいてポインタをフォーカス要素から目標要素に遷移されるとき、CPU22は、移動経路レジスタ24aの第N段にフォーカス要素を登録する。CPU22はまた、移動経路レジスタ24aの第N段に登録された表示要素の1つを選択し、選択された表示要素とリンクする特定リンク要素が存在するか否かが判別する。判別結果が肯定的であれば、CPU22は、変数Nを更新し、特定リンク要素を移動経路レジスタ24aの第N段に登録する。判別結果が否定的であれば、CPU22は、複数の表示要素が登録された段の識別番号を変数Nに設定する。CPU22は、移動経路レジスタ24aの第N段に登録された表示要素が目標要素を含むとき、ポインタの移動経路を確立する。
【効果】 ポインタの移動経路を確実に確立できる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ポインタ制御装置に関し、特にたとえば、他の要素とのリンクを形成するべく複数の要素の各々に割り当てられたリンク情報に基づいてポインタを移動開始要素から目標要素に遷移させる、ポインタ制御装置に関する。
従来のこの種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、複数の要素が画面に表示される。各々の要素には、X座標方向およびY座標方向の各々に存在する他の要素とのリンク情報が割り当てられる。複数の要素のいずれか1つを指向するポインタは、このリンク情報に基づいて遷移する。
斜め方向へのポインタの遷移が指示されると、CPUは、目標要素と異なる要素を経由して目標要素に至る遷移経路をリンク情報に基づいて特定し、特定された遷移要素に従ってポインタを遷移させる。具体的には、CPUは、ポインタが指向する要素とリンクするリンク要素の中から目標要素とリンクする特定要素を検出し、検出された特定リンク要素を経て目標経路に至る経路を遷移経路として確立する。
これによって、指示が与えられた時点でポインタが指向する要素が目標要素とリンクしていないときでも、ポインタは目標要素まで到達する。
特開2003−288148号公報[G06F 3/00, 3/033, H04N 5/00, 5/445]
しかし、従来技術では、特定リンク要素が検出されなければ、所望要素と異なる要素に至る経路が確立される。つまり、従来技術では、場合によっては、所望要素に至る経路を確立することができない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、目標要素に至る経路を確実に確立することができる、ポインタ制御装置を提供することである。
請求項1の発明に従うポインタ制御装置(10)は、他の要素とのリンクを形成するべく複数の要素の各々に割り当てられたリンク情報に基づいてポインタを移動開始要素から目標要素に遷移させるポインタ制御装置において、移動経路レジスタ(24a)を形成する複数段のうち第N段に移動開始要素を登録する第1登録手段(S3)、移動経路レジスタの第N段に登録された要素の1つを選択する選択手段(S11)、選択手段の選択処理の後に変数Nを更新する更新手段(S23)、選択手段によって選択された要素とリンクする特定リンク要素が存在するか否かを判別する判別手段(S17)、判別手段の判別結果が肯定的であるとき特定リンク要素を移動経路レジスタの第N段に登録する第2登録手段(S25)、判別手段の判別結果が否定的であるとき移動経路レジスタを形成する複数段のうち複数の要素が登録された段の識別番号を変数Nに設定する設定手段(S43)、および移動経路レジスタの第N段に登録された要素が目標要素を含むときポインタの移動経路を確立する確立手段(S29)を備えることを特徴とする。
複数の要素の各々には、他の要素とのリンクを形成するためのリンク情報が割り当てられる。ポインタは、このリンク情報に基づいて移動開始要素から目標要素に遷移される。このとき、第1登録手段は、移動経路レジスタを形成する複数段のうち第N段に移動開始要素を登録する。移動開始レジスタの第N段に登録された要素の1つが選択手段によって選択されると、変数Nが更新手段によって更新され、選択された要素とリンクする特定リンク要素が存在するか否かが判別手段によって判別される。
判別手段の判別結果が肯定的であれば、特定リンク要素が第2登録手段によって移動経路レジスタの第N段に登録される。判別手段の判別結果が否定的であれば、移動経路レジスタを形成する複数の段のうち複数の要素が登録された段の識別番号が、設定手段によって変数Nに設定される。確立手段は、移動経路レジスタの第N段に登録された要素が目標要素を含むとき、ポインタの移動経路を確立する。
したがって、移動経路レジスタの第N段に登録された要素が目標要素を含まなければ、移動経路は確立されず、更新された変数Nに対応する段に登録された要素に注目して、判別処理が再度実行される。注目する要素にリンクする特定リンク要素が存在しなければ、判別結果は否定的となり、移動経路レジスタを形成する複数段のうち複数の要素が登録された段の識別番号が変数Nに設定される。判別処理は、変数Nに対応する段に登録された要素に注目して実行される。
このように、目標要素が移動経路レジスタに存在しない限り、変数Nが更新手段または設定手段によって変更され、変更後の変数Nに注目して同様の処理が繰り返される。このため、目標要素に至る経路を確実に確立することができる。
請求項2の発明に従うポインタ制御装置は、請求項1に従属し、移動経路レジスタの第N段に登録される特定リンク要素の数が2以上であるとき選択手段によって選択された要素を第2登録手段の登録処理に関連して分岐要素レジスタ(24c)に登録する第3登録手段(S21)をさらに備え、設定手段は分岐要素レジスタを参照して設定処理を実行する。これによって、設定処理に要する時間を短縮できる。
請求項3の発明に従うポインタ制御装置は、請求項1または2に従属し、移動経路レジスタに登録された要素と同じ要素を特定リンク要素から排除する排除手段(S15)をさらに備える。これによって、移動経路の経路長を短縮することができる。
請求項4の発明に従うポインタ制御装置は、請求項1ないし3のいずれかに従属し、設定手段によって注目される段に登録された複数の要素のうち選択手段によって選択済みの要素を移動経路レジスタから削除する削除手段(S35)をさらに備える。これによって、同じ要素が選択手段によって選択される事態を回避でき、移動経路の確立に要する時間の短縮化が図られる。
請求項5の発明に従うポインタ制御装置は、請求項1ないし4のいずれかに従属し、複数の要素が記述されたBML文書データを受信する受信手段(14)、および受信手段によって受信されたBML文書データを解析して複数の要素の各々に割り当てられたリンク情報を検出する検出手段(S1)をさらに備える。
請求項6の発明に従う受信機は、請求項1ないし4のいずれかに記載のポインタ制御装置を備える。
請求項7の発明に従うポインタ制御プログラムは、他の要素とのリンクを形成するべく複数の要素の各々に割り当てられたリンク情報に基づいてポインタを移動開始要素から目標要素に遷移させるポインタ制御装置(10)のプロセサ(22)に、移動経路レジスタ(24a)を形成する複数段のうち第N段に移動開始要素を登録する第1登録ステップ(S3)、移動経路レジスタの第N段に登録された要素の1つを選択する選択ステップ(S11)、選択ステップの選択処理の後に変数Nを更新する更新ステップ(S23)、選択ステップによって選択された要素とリンクする特定リンク要素が存在するか否かを判別する判別ステップ(S17)、判別ステップの判別結果が肯定的であるとき特定リンク要素を移動経路レジスタの第N段に登録する第2登録ステップ(S25)、判別ステップの判別結果が否定的であるとき移動経路レジスタを形成する複数段のうち複数の要素が登録された段の識別番号を変数Nに設定する設定ステップ(S43)、および移動経路レジスタの第N段に登録された要素が目標要素を含むときポインタの移動経路を確立する確立ステップ(S29)を実行させる。
請求項1の発明と同様、目標要素に至る経路を確実に確立することができる。
この発明によれば、目標要素が移動経路レジスタに存在しない限り、変数Nが更新手段または設定手段によって変更され、変更後の変数Nに注目して判別処理および登録処理が繰り返される。このため、目標要素に至る経路を確実に確立することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のディジタル放送受信機10は、自動車のような移動体に搭載される。アンテナ12によって捉えられた地上ディジタル放送の高周波信号は、地上波チューナ14に与えられる。地上波チューナ14は、アンテナ12から与えられた高周波信号のうち所望のトランスポンダから出力された高周波信号をベースバンド信号に変換する。ベースバンド信号は、OFDM復調回路16によってTS(Transport Stream)に変換される。デマルチプレクサ18は、変換されたTSをMPEGデータとBML(Broadcast Markup Language)文書データとに分離し、MPEGデータをMPEGデコーダ20に与える一方、BML文書データをCPU22に与える。
MPEGデータ20は、デマルチプレクサ18から出力されたMPEGデータをデコードし、番組映像データを加算器30を介してNTSCエンコーダ32に入力する一方、番組音声データを音声処理回路34に入力する。NTSCエンコーダ32は、入力された番組映像データをコンポジットビデオ信号にエンコードし、エンコードされたコンポジット映像信号をLCDモニタ34から出力する。音声処理回路36は、入力された番組音声データにD/A変換を施し、アナログ音声信号をスピーカ38に出力する。
図11を参照して、BML文書データは、<bml>および</bml>によって挟まれており、その内部は<head>および</head>によって挟まれたヘッド領域と、<body>および</body>によって挟まれたボディ領域とによって構成される。
ボディ領域には画面に表示される要素の属性およびテキストが記述され、ヘッド領域には、画面に表示される要素のスタイル情報,識別情報,リンク情報などがCSS(Cascade Style Sheet)形式で定義される。
ボディ領域に記述された<p class=“*”>要素*</p>(*:A〜G)の文字列のうち、「pclass」は画面に表示される要素を識別するクラス属性を示す。また、「p class=“*”」はクラス名が*であることを示し、「要素*」は画面に表示されるテキストを示す。
ヘッド領域に記述された「p.*」(*:A〜G)から始まる文字列は、クラス名*の要素に関するスタイル情報,識別情報およびリンク情報を示す。たとえば、クラス名Aの要素についてのスタイル情報,識別情報およびリンク情報は、「p.A」に続く括弧内に記述される。「top:#px」,「left:#px」,「width:#px」,「height:#px」,「top:#px」,「left:#px」および「background−color−index:#」(#:任意の数字)がスタイル情報であり、「nav−index:$」($:要素識別番号)が識別情報であり、「nav−up:$」,「nav−down:$」,「nav−left:$」および「nav−right:$」がリンク情報である。
「top:#px」および「left:#px」によって表示要素の基準位置が定義され、「width:#px」によってテキストの幅が定義され、「background−color−index:#」によって要素の背景色が定義される。また、「nav−index:$」は、自分の要素識別番号が「$」であることを示す。図11によれば、要素Aの要素識別番号は“1”であり、これは要素Aが初期状態でポイントされることを示す。
「nav−up:$」は自分とリンクした要素が上方向に存在し、リンクする要素の識別番号が「$」であることを示す。「nav−down:$」は自分とリンクした要素が下方向に存在し、リンクする要素の識別番号が「$」であることを示す。「nav−left:$」は自分とリンクした要素が左方向に存在し、リンクする要素の識別番号が「$」であることを示す。「nav−right:$」は自分とリンクした要素が右方向に存在し、リンクする要素の識別番号が「$」であることを示す。
「:focus」で始まる文字列は、ポインタが指向する表示要素つまりフォーカス要素にのみ適用される設定である。図11では「background−color−index:4」と記述され、フォーカス要素の背景色は青色となる。したがって、フォーカス要素の背景として表される青色の矩形がポインタに相当する。
リモコン装置40によってOSD表示操作が行われると、対応するキーコードがCPU22に転送される。CPU22は、BML文書データの記述に従うキャラクタデータを作成し、作成されたキャラクタデータの出力をキャラクタジェネレータ28に命令する。キャラクタジェネレータ28から出力されたキャラクタデータは、加算器30を介してLCDモニタ34に与えられる。この結果、たとえば図2に示すように表示要素A〜Gが配置されたOSD画面がLCDモニタ34から出力される。
図11によれば、要素Aのスタイル情報に「nav−index:1」の文字列が記述されている。このため、最初は要素Aがフォーカス要素となる。ここでユーザがリコン装置40によって下方向操作を行うと、フォーカス要素は、要素Aのリンク情報「nav−down:10」に従って、「nav−index:10」が設定されている要素Bに遷移する。この時、要素Aに対する「:focus{background−color−index:4}」の設定が解除され、要素Aの背景色は白(=7)に変わる。さらに、遷移後のフォーカス要素である要素Bに対して「:focus{background−color−index:4}」が有効となり、要素Bの背景色が青(=4)に設定される。
図1に戻って、LCDモニタ34はタッチパネル42によって覆われ、これによって画面に対するタッチ操作が許容される。すると、図2に示すOSD画面が表示されたとき、ユーザは、現時点のフォーカス要素と直接的にリンクしていない表示要素をタッチ操作によって選択する可能性がある。
このようなタッチ操作に応答したポインタ遷移処理を実現するべく、この実施例では、まず図3に示すポインタ移動テーブル24tが作成される。図3によれば、各々の表示要素の基準位置(top,left),要素識別番号(nav−index),リンク情報(nav−up,nav−down,nav−left,nav−right)がポインタ移動テーブル24tに書き込まれる。このポインタ移動テーブル24tを参照することで、表示要素A〜Gの間に図4に示すリンクが形成されていることが判明する。
この実施例ではさらに、図5(A)〜図5(C),図6(A)〜図6(C)および図7(A)〜図7(C)の各々に示す移動経路レジスタ24a,移動先要素レジスタ24bおよび分岐要素レジスタ24cが、DRAM24に形成される。
図5(A)を参照して、フォーカス要素である表示要素Aは、移動経路レジスタ24aの第1段に登録される。タッチ操作によって表示要素Gが目標要素として選択されると、移動経路の構築処理が開始される。
まず、移動経路レジスタ24aの第1段に登録された表示要素Aが移動元要素とされ、この移動元要素にリンクする表示要素AおよびBがポインタ移動テーブル24tから検出される。検出された表示要素AおよびBは、移動先要素テーブル24bに登録される。
移動先要素レジスタ24bに登録された表示要素は、移動経路レジスタ24aに登録された表示要素の1つと一致するか否かを判別する判別処理を施される。この一致条件を満足する表示要素は、移動先テーブル24bから削除される。図5(A)によれば、表示要素Aが移動経路レジスタ24aに登録済みであるため、表示要素Aが移動先要素レジスタ24bから削除される。
移動先要素レジスタ24bに残存する表示要素Bは、図5(B)に示すように、移動経路レジスタ24aの第2段に登録される。また、移動先要素レジスタ24bに残存する表示要素の数が2以上であれば、移動元要素は分岐要素レジスタ24cに登録される。図5(A)によれば、残存する表示要素の数は“1”である。このため、移動元要素である表示要素Aが分岐要素レジスタ24cに登録されることはない。
移動経路レジスタ24aの最新段に登録された表示要素はその後、目標要素と一致するか否かを判別する判別処理を施される。一致条件を満足すれば移動経路が確立され、一致条件を満足しなければ、移動経路レジスタ24aの最新段に登録された表示要素に注目して上述の処理が実行される。
今回登録された表示要素Bは目標要素である表示要素Gと異なるため、移動経路が確立されることはなく、表示要素Bが移動元要素として決定される。表示要素Bは、表示要素B,A,CおよびDとリンクする。このため、図5(B)に示すように、表示要素B,A,CおよびDが移動先要素レジスタ24bに登録される。ただし、移動経路レジスタ24aに登録済みである表示要素BおよびAは、移動先要素レジスタ24bから削除される。
移動先要素レジスタ24bに残存する表示要素CおよびDは、図5(C)に示すように、移動経路レジスタ24aの第3段に登録される。また、移動先要素レジスタ24bに残存する表示要素の数は“2”であるため、移動元要素である表示要素Bが分岐要素レジスタ24cに登録される。
移動経路レジスタ24aの第3段に登録された表示要素CおよびDはいずれも、目標要素である表示要素Gと相違する。このため、表示要素CおよびDのうち、たとえば表示要素Cが移動元要素として決定される。
表示要素Cは表示要素CおよびBとリンクするため、図6(A)に示すように表示要素CおよびBが移動先要素レジスタ24bに登録される。ただし、表示要素CおよびBのいずれも、移動経路レジスタ24aに登録済みである。表示要素CおよびBは移動先要素レジスタ24aから削除され、残存する表示要素の数は“0”となる。
このときは、移動元要素が移動経路レジスタ24aから削除され、分岐要素レジスタ24cに登録された最新の表示要素と同じ表示要素つまり重複表示要素が移動経路レジスタ24aから検出され、そして重複表示要素が登録された段の次の段に登録された表示要素が移動元要素として決定される。なお、分岐要素レジスタ24cにおいて注目された表示要素は、この時点で削除される。
図6(B)によれば、表示要素Cが移動経路レジスタ24aから削除され、表示要素Bが分岐要素レジスタ24cから削除され、そして移動経路レジスタ24a上で表示要素Bの段の次の段に登録された表示要素Dが移動元要素として決定される。
表示要素Dは表示要素D,B,EおよびFとリンクするため、図6(B)に示すようにこれらの表示要素が移動先要素レジスタ24bに登録される。さらに、移動経路レジスタ24aに登録済みの表示要素DおよびBが移動先要素レジスタ24bから削除される。
移動先要素レジスタ24bに残存する表示要素EおよびFは、図6(C)に示すように、移動経路レジスタ24aの第4段に登録される。また、移動先要素レジスタ24bに残存する表示要素の数は“2”であるため、移動元要素である表示要素Dが分岐要素レジスタ24cに登録される。
移動経路レジスタ24aの第4段に登録された表示要素EおよびFはいずれも、目標要素である表示要素Gと相違する。このため、表示要素EおよびFのうち、たとえば表示要素Eが移動元要素として決定される。
表示要素Eは表示要素EおよびDとリンクするため、図6(C)に示すように表示要素EおよびDが移動先要素レジスタ24bに登録される。ただし、表示要素EおよびDのいずれも、移動経路レジスタ24aに登録済みである。表示要素EおよびDは移動先要素レジスタ24aから削除され、残存する表示要素の数は“0”となる。
このときは、図7(A)に示すように、移動元要素である表示要素Eが移動経路レジスタ24aから削除され、分岐要素レジスタ24cに登録された最新の表示要素Dが移動経路レジスタ24aから検出され、そして検出された表示要素Dの段の次の段に登録された表示要素Fが移動元要素として決定される。
表示要素Fは表示要素F,DおよびGとリンクするため、図7(B)に示すようにこれらの表示要素が移動先要素レジスタ24bに登録される。さらに、移動経路レジスタ24aに登録済みの表示要素FおよびDが移動先要素レジスタ24bから削除される。
移動先要素レジスタ24bに残存する表示要素Gは、図7(C)に示すように、移動経路レジスタ24aの第5段に登録される。また、移動先要素レジスタ24bに残存する表示要素の数は“1”であるため、移動元要素である表示要素Fが分岐要素レジスタ24cに登録されることはない。
移動経路レジスタ24aの第5段に登録された表示要素Gは、目標要素である表示要素Gと一致する。この結果、表示要素A→表示要素B→表示要素D→表示要素F→表示要素Gの経路がポインタの移動経路として確立される。
CPU22は、詳しくは図8〜図10に示すフロー図に従う経路構築タスクを含む複数のタスクを並列的に処理する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ26に記憶される。
まずステップS1でBML文書を解析し、ステップS3で表示要素のパラメータ値をポインタ移動テーブル24tに登録する。図10に示すBML文書データについては、図2に示す要領でポインタ移動テーブル24tが作成される。
ステップS5では変数Nを“1”に設定し、続くステップS7ではフォーカス要素を移動経路レジスタ24aの第N段に登録する。LCDモニタ34に向けられたタッチ操作によって目標要素が指定されると、ステップS9からステップS11に進み、移動経路レジスタ34tの第N段に登録された表示要素の1つを移動元要素として選択する。
ステップS13では、移動元要素から移動可能な表示要素をフォーカス移動テーブル34tから検出し、検出された表示要素を移動先要素レジスタ24bに登録する。ステップS15では、移動経路レジスタ24aに登録済みの表示要素と同じ表示要素を移動先要素レジスタ24bから削除し、ステップS17では、表示要素が移動先要素レジスタ24bに残存するか否かを判別する。
ここでNOであればステップS31に進み、YESであればステップS19に進む。ステップS19では、残存する表示要素の数が“2”以上であるか否かを判別する。ここでNOであれば直接ステップS23に進むが、YESであればステップS21で移動元要素を分岐要素レジスタ24cに登録してからステップS23に進む。
ステップS23では変数Nをインクリメントし、ステップS25では移動先レジスタ24bに残存する表示要素を移動経路レジスタ24aの第N段に登録する。ステップS27では、目標要素が移動経路レジスタ24aに登録されたか否かを判別する。ここでNOであればステップS11に戻るが、YESであればステップS29に進む。ステップS29では、移動経路レジスタ24aに登録された表示要素を通過する経路をポインタの移動経路として確立する。移動経路が確立されると、上階層のルーチンに復帰する。
図9に示すステップS31では、移動元要素がフォーカス要素であるか否かを判別する。ここでYESであればステップS33でエラーメッセージを出力してから上階層のルーチンに復帰する。一方、ステップS31でNOであれば、ステップS35で移動経路レジスタ24aから移動元要素を削除し、ステップS37で分岐要素レジスタ24cから最新の表示要素を検出する。
ステップS39ではステップS37で検出された表示要素を分岐要素レジスタ24cから削除し、ステップS41ではステップS37で検出された表示要素と同じ表示要素を移動経路レジスタ24aから検出する。ステップS49では、ステップS41で検出された表示要素が登録されていた段の次の段の識別番号を変数Nに設定し、その後ステップS11に戻る。
以上の説明から分かるように、複数の表示要素の各々には、他の要素とのリンクを形成するためのリンク情報が割り当てられる。ポインタは、このリンク情報に基づいてフォーカス要素から目標要素に遷移される。このとき、CPU22は、移動経路レジスタ24aを形成する複数段のうち第N段にフォーカス要素を登録する(S7)。CPU22はまた、移動開始レジスタ24aの第N段に登録された表示要素の1つを選択し (S11)、選択された表示要素とリンクする特定リンク要素が存在するか否かが判別する(S17)。
判別結果が肯定的であれば、CPU22は、変数Nを更新し(S23)、特定リンク要素を移動経路レジスタ24aの第N段に登録する(S25)。判別結果が否定的であれば、CPU22は、移動経路レジスタ24aを形成する複数の段のうち複数の表示要素が登録された段の識別番号を変数Nに設定する(S43)。CPU22は、移動経路レジスタ24aの第N段に登録された表示要素が目標要素を含むとき、ポインタの移動経路を確立する(S29)。
したがって、移動経路レジスタ24aの第N段に登録された表示要素が目標要素を含まなければ、移動経路は確立されず、更新された変数Nに対応する段に登録された表示要素に注目して、判別処理が再度実行される。注目する表示要素にリンクする特定リンク要素が存在しなければ、判別結果は否定的となり、移動経路レジスタ24aを形成する複数段のうち複数の要素が登録された段の識別番号が変数Nに設定される。判別処理は、変数Nに対応する段に登録された表示要素に注目して実行される。
このように、目標要素が移動経路レジスタ24aに存在しない限り、変数Nが変更され、変更後の変数Nに注目して同様の処理が繰り返される。このため、目標要素に至るポインタ移動経路を確実に確立することができる。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 図1実施例に適用されるLCDモニタに表示される画面の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるフォーカス移動テーブルの一例を示す図解図である。 図1実施例の動作の一部を示す図解図である。 (A)は図1実施例の動作の一部を示す図解図であり、(B)は図1実施例の動作の他の一部を示す図解図であり、(C)は図1実施例の動作のその他の一部を示す図解図である。 (A)は図1実施例の動作の一部を示す図解図であり、(B)は図1実施例の動作の他の一部を示す図解図であり、(C)は図1実施例の動作のその他の一部を示す図解図である。 (A)は図1実施例の動作の一部を示す図解図であり、(B)は図1実施例の動作の他の一部を示す図解図であり、(C)は図1実施例の動作のその他の一部を示す図解図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるCPUの動作のその他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるBML文書データの構造の一例を示す図解図である。
符号の説明
10 …ディジタル放送受信機
14 …地上波チューナ
18 …デマルチプレクサ
20 …MPEGデコーダ
22 …CPU

Claims (7)

  1. 他の要素とのリンクを形成するべく複数の要素の各々に割り当てられたリンク情報に基づいてポインタを移動開始要素から目標要素に遷移させるポインタ制御装置において、
    移動経路レジスタを形成する複数段のうち第N段に前記移動開始要素を登録する第1登録手段、
    前記移動経路レジスタの第N段に登録された要素の1つを選択する選択手段、
    前記選択手段の選択処理の後に変数Nを更新する更新手段、
    前記選択手段によって選択された要素とリンクする特定リンク要素が存在するか否かを判別する判別手段、
    前記判別手段の判別結果が肯定的であるとき前記特定リンク要素を前記移動経路レジスタの第N段に登録する第2登録手段、
    前記判別手段の判別結果が否定的であるとき前記移動経路レジスタを形成する複数段のうち複数の要素が登録された段の識別番号を前記変数Nに設定する設定手段、および
    前記移動経路レジスタの第N段に登録された要素が前記目標要素を含むとき前記ポインタの移動経路を確立する確立手段を備えることを特徴とする、ポインタ制御装置。
  2. 前記移動経路レジスタの第N段に登録される特定リンク要素の数が2以上であるとき前記選択手段によって選択された要素を前記第2登録手段の登録処理に関連して分岐要素レジスタに登録する第3登録手段をさらに備え、
    前記設定手段は前記分岐要素レジスタを参照して設定処理を実行する、請求項1記載のポインタ制御装置。
  3. 前記移動経路レジスタに登録された要素と同じ要素を前記特定リンク要素から排除する排除手段をさらに備える、請求項1または2記載のポインタ制御装置。
  4. 前記設定手段によって注目される段に登録された複数の要素のうち前記選択手段によって選択済みの要素を前記移動経路レジスタから削除する削除手段をさらに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載のポインタ制御装置。
  5. 前記複数の要素が記述されたBML文書データを受信する受信手段、および
    前記受信手段によって受信されたBML文書データを解析して前記複数の要素の各々に割り当てられたリンク情報を検出する検出手段をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載のポインタ制御装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のポインタ制御装置を備える、放送受信機。
  7. 他の要素とのリンクを形成するべく複数の要素の各々に割り当てられたリンク情報に基づいてポインタを移動開始要素から目標要素に遷移させるポインタ制御装置のプロセサに、
    移動経路レジスタを形成する複数段のうち第N段に前記移動開始要素を登録する第1登録ステップ、
    前記移動経路レジスタの第N段に登録された要素の1つを選択する選択ステップ、
    前記選択ステップの選択処理の後に変数Nを更新する更新ステップ、
    前記選択ステップによって選択された要素とリンクする特定リンク要素が存在するか否かを判別する判別ステップ、
    前記判別ステップの判別結果が肯定的であるとき前記特定リンク要素を前記移動経路レジスタの第N段に登録する第2登録ステップ、
    前記判別ステップの判別結果が否定的であるとき前記移動経路レジスタを形成する複数段のうち複数の要素が登録された段の識別番号を前記変数Nに設定する設定ステップ、および
    前記移動経路レジスタの第N段に登録された要素が前記目標要素を含むとき前記ポインタの移動経路を確立する確立ステップを実行させる、ポインタ制御プログラム。
JP2005097217A 2005-03-30 2005-03-30 ポインタ制御装置 Pending JP2006277466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005097217A JP2006277466A (ja) 2005-03-30 2005-03-30 ポインタ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005097217A JP2006277466A (ja) 2005-03-30 2005-03-30 ポインタ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006277466A true JP2006277466A (ja) 2006-10-12

Family

ID=37212146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005097217A Pending JP2006277466A (ja) 2005-03-30 2005-03-30 ポインタ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006277466A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002983A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Pioneer Electronic Corp データ放送受信装置及びデータ放送受信プログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002232371A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Mitsubishi Electric Corp データ放送受信システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002232371A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Mitsubishi Electric Corp データ放送受信システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002983A (ja) * 2009-06-18 2011-01-06 Pioneer Electronic Corp データ放送受信装置及びデータ放送受信プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4704452B2 (ja) 情報提供装置、情報表示装置、情報提供システム、制御方法、制御プログラム、および、記録媒体
US20080126965A1 (en) Electronic Device System
JP2012134676A (ja) 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム
JP4763020B2 (ja) 情報提供装置、情報表示装置、情報提供システム、情報提供方法、プログラム、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006277466A (ja) ポインタ制御装置
KR100772231B1 (ko) 영상표시기기의 제어방법 및 그에 따른 영상표시기기
KR101367100B1 (ko) 응용 프로그램/메뉴 표시 장치 및 방법
JP4656527B2 (ja) デジタル放送録画再生装置
JP2007249451A (ja) メニュー表示装置
JP2009278335A (ja) データ放送受信装置、データ放送受信方法
JP4531589B2 (ja) 情報検索装置、情報検索方法、情報検索制御プログラムおよびそれを記録した記録媒体、ならびに情報検索装置を備えたテレビ放送受信装置
JP4763369B2 (ja) 電子番組表作成システム、電子番組表作成方法、電子番組表作成制御プログラム及び記録媒体
JP4006709B2 (ja) データ放送受信装置
US20050275755A1 (en) Image processing device, method, and medium
JP2005217473A (ja) データ放送操作表示方法
JP2009290620A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JPH10262193A (ja) ディジタル放送受信機
JP6892490B2 (ja) 放送受信装置
JP4233482B2 (ja) 複数画面表示テレビジョン装置及び操作対象画面切替方法
KR20090027384A (ko) 선호 프로그램 설정기능을 구비한 방송수신장치 및 그 방법
JP2006345392A (ja) データ放送受信機及びデータ放送受信機における操作表示方法
JP2005277855A (ja) デジタル放送受信装置およびデータ放送更新通知方法
JP3022383B2 (ja) カーソル制御装置
JP4169746B2 (ja) ナビゲーション装置
KR100489176B1 (ko) 실시간 스포츠 해설 보조 서비스 방법 및 그를 위한실시간 스포츠 해설 보조 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080229

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100521

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101116