JP2011002733A - 窓ガラス調光システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動調光を可能とすると共に電力を自給可能であり、且つ、簡単な構造で安価な窓ガラス調光システムを提供する。
【解決手段】窓ガラス2は、ガラス本体21の一方から照射された光がガラス本体21および液晶フィルム4を他方へと透過するよう、ガラス本体21に液晶フィルム4を貼付してなる。窓ガラス2の外縁には光発電パネル3を設ける。液晶フィルム4と光発電パネル3とに電気的に接続される調整装置5を、光発電パネル3に隣接させて設ける。
調整装置5は、光発電パネル3から供給される電力を利用し、光発電パネル3から供給される電圧を検出し、該電圧に比例させて液晶フィルム4へ電圧を印加させ液晶フィルム4の透光率を調整する。
【選択図】図1

Description

この発明は、太陽光をエネルギーとして光透過量の調節を可能とした窓ガラス調光システムに関する。
住宅用の窓ガラスや車両用の窓ガラスは、一般的に光の透過率が高い。そして、夏場などは温度が上昇し過ぎるので、窓ガラスとは別にブラインドやカーテンなどを施して遮光するなど光量の調整をしている。しかしながら、ブラインドやカーテンなどを用いる場合には、これらを開閉する必要が生じるという問題があるので、窓ガラス自体に調光機能を持たせ、ブラインドやカーテンの開閉を必要としないものが望まれた。
ブラインドやカーテンを用いずに遮光可能な窓ガラスとして、従来は、車両内に入り込む光量を制御可能なものとして特許文献1があった。この特許文献1に開示された車両用窓遮光装置は、GPSや傾斜センサ等を用いて、車両に対する太陽位置、および、照度を検出し、これら太陽位置および照度に基づいて、車両窓ガラスの遮光程度を自動的に調整するようにしたものである。
以下に、特許文献1を説明する。
車両用窓遮光装置110は、図10に示すように、車両の窓ガラスから車室内へ入射する光量を調整するために各窓ガラスに備えている遮光手段120を制御して遮光程度を調整可能に構成されている。
具体的には、車両用窓遮光装置110は、遮光手段120を制御して入射光量を調節するための情報収集の手段として、車両に照射される光線の照度を検出する照度センサ130と、日時情報を検出する日時情報検出手段140と、車両の位置情報を検出するGPS150と、車両の傾斜情報を検出する傾斜センサ160とを備えている。更に、車両用窓遮光装置110には、日時情報検出手段140、GPS150、傾斜センサ160、それぞれが検知した情報に基づいて太陽の位置を算出するための基準データが記憶された記憶手段170を備えている。
そして、日時情報検出手段140、GPS150、傾斜センサ160、それぞれの検出したデータおよび記憶手段170に記憶された基準データに基づいて、車両に対する太陽の位置を算出するように演算手段180を備えている。
更に、車両用窓遮光装置110には、演算手段180が算出した太陽位置情報と、照度センサ130が検知した照度情報とを入力し、これら情報に基づいて遮光手段120による入射光量の調整を制御する制御手段190を備えている。
そして、遮光手段120は、制御手段190が求めた演算結果に基づいて調光されることとなる。この遮光手段120は、各窓ガラスの車室内側表面に沿って各々独立して設けられ、印加電圧に応じて透過光量を変化させることができる液晶モジュールであり、可視光域の光に対する透過率が印加電圧に応じて、例えば、0%から100%の間で連続的に変化可能である。
従って、特許文献1に記載する車両用窓遮光装置110では、演算手段180が、前記日時情報、車両位置情報、傾斜情報の各情報と、記憶手段170の記憶している基準データとから太陽位置を算出し、算出した太陽位置の情報と記憶手段170の記憶する基準データとを制御手段190が入力して遮光手段120へ印加する電圧を算出し、この算出された電圧を遮光手段120へ印加することで、遮光手段120にの液晶モジュールの光透過率を変化させ透過光量を制御していた。
また、建築物の窓ガラスとして用い、建築物内に入射する光の調節が可能な調光ガラスとして特許文献2があった。
特許文献2の調光ガラス201は、液晶モジュールが現在に比べ高価であったときになされた発明であり、図11に示すように、所定間隔を持って隣接させ平行に配置させて2枚のガラス板202間に、シール材203を介して、水溶性高分子化合物と、非イオン性界面活性剤および/または無機電解質と、水とを主たる構成成分としてなる機能性材料204を封入してなる。そして、前記機能性材料204に臨むガラス面の少なくとも一方に、基材フィルム205の表面をハードコート槽207によってコーティングし基材フィルム205を接着剤層206で接着し合成樹脂フィルム208をラミネートして調光ガラス201を構成してる。
特許文献2では、機能性材料204が熱や光等の要因により劣化変色(黄変)する可能性を有していた問題点を、合成樹脂フィルム208の作用により著しく低減されることに基づいてなされている。
特開2005−349929公報 特開2000−008741公報
特許文献1に示す車両用窓遮光装置110では、車両自体にエンジン駆動中常に充電されるバッテリーを備えているので、動作に関する電力の供給を考慮する必要はない。しかしながら、住宅の窓として用いる場合には、電力の供給を別途行う必要が生じ、住宅設計時に電力供給を勘案しておかなければならず、これに伴う配線等を施す必要が有るという問題点を有した。そして、この電力の供給に伴う配線を必須とするため、窓交換時などに簡便に利用することが困難であるという問題点を有した。
また、特許文献1では、車両に対する太陽の位置を特定し、更に太陽光の強さを検知し、これらの情報に基づいて車両内に差し込む太陽光の光量を、車両に設ける複数の窓ガラス毎に調整可能としており、きめの細かい調光が可能となるが、各窓ガラス毎に調光のためのセンサ類が必要となり、且つ、制御形態も複雑となるなどの問題点を有した。例えば、一般住宅に用いる窓ガラスの調光装置として特許文献1を採用する場合、住宅は移動することがないので、太陽光線による窓ガラスの屋外側の光量を計測すれば足りるので、これ以外のセンサは不要であり、定置された住宅用の窓ガラスへの適用はコスト面だけをとっても望めない。また、既存の住宅の窓へ適用する場合には、窓ガラス全体を交換する必要が生じてしまいコスト高となってしまう問題点を有した。
特許文献2では、液晶モジュールを採用しないで調光可能としているが、2枚のガラス板202間に機能性材料204を密閉するように封入したり、少なくとも一方のガラス板202には合成樹脂フィルム208をラミネートする必要が有り、製造に手間がかかるという問題点を有し、液晶モジュールが安価になった昨今では、コスト高となり採用が困難であるという問題点を有した。また、既存の住宅の窓へ適用する場合には、窓ガラス全体を交換する必要が生じてしまいコスト高となってしまう問題点を有した。
そこでこの発明は上記問題点に鑑み、自動調光を可能とすると共に電源の供給が容易であり、且つ、簡単な構造で安価な窓ガラス調光システムを提供することを課題とする。
この発明では上記問題点を解決するためになされた窓ガラス調光システムは、ガラス本体を透過する光が液晶フィルムを透過するようガラス本体と液晶フィルムとを一体的に設ける窓ガラスと、前記窓ガラスに固定される光発電手段と、前記ガラス本体、前記液晶フィルム、前記光発電手段のいずれかあるいは複数と固定されると共に、前記液晶フィルムおよび前記光発電手段に電気的に接続され、前記光発電手段から供給される電力によって動作され、液晶フィルムの光透過率を調整可能な調整装置と、を備える。
また、既存の窓ガラスに対応可能な窓ガラス調光システムは既存の窓ガラスを構成するガラス本体の表面へ貼着可能な貼着手段を備える液晶フィルムと、前記ガラス本体の一部に一体的に固定可能な固定手段を備える光発電手段と、前記ガラス本体、前記液晶フィルム、前記光発電手段のいずれかあるいは複数と固定可能な固定手段を備えると共に、前記液晶フィルムおよび前記光発電手段に電気的に接続され、前記光発電手段からの電力供給により動作可能であり、液晶フィルムの光透過率を調整可能な調整装置と、を備える。
そして、前記窓ガラスに備える光発電パネルが、前記窓ガラス面の周囲部に固定されるように備える窓ガラス調光システムを提供する。
また、ガラス本体を透過する光が液晶フィルムを透過するようガラス本体と液晶フィルムとを一体的に設ける窓ガラスと、前記窓ガラスを嵌め込み開閉可能とさせる枠体であって、枠体周囲部には光発電手段が外方に向けて固定される窓枠と、前記窓ガラスと前記窓枠との間で、前記液晶フィルムと前記光発電手段とを電気的に接続させる電気接続手段と、前記液晶フィルムと前記光発電手段との間に設け、前記液晶フィルムおよび前記光発電手段に電気的に接続され、前記光発電手段からの電力供給により動作可能であり、液晶フィルムの光透過率を調整可能な調整装置と、を備える。
更にまた、液晶フィルム4の自動調光を可能とさせるため、前記液晶フィルムの光透過率の調整は、照射される光量に応じてなされる、調整装置を備える窓ガラス調光システムを提供する。
従って、この発明によれば、調整装置が照射される光量に応じて液晶フィルムの光透過率を変更可能であり、窓ガラスを透過する光量を変化させることで、窓ガラスの内側、例えば室内への透過光量を調整できるので、カーテンやシェードといった調光用の他の手段を用いずとも調光可能な窓を構成できるという効果を有する。
更に、この発明では、液晶フィルム、光発電手段、調整装置それぞれに窓ガラス等へ固定可能な固定手段を備え、既存の窓ガラスの表面に貼付することで液晶フィルムを該窓ガラスと一体的に設けると共に、光発電パネルを該窓ガラスの一部に固定し、更には、調整装置をガラス本体、光発電手段、液晶フィルムのいずれかまたは複数を固定可能にすることで、既存の窓ガラスへの窓ガラス調光システムの適用が簡便に行えるという効果を有する。
そして、光発電パネルを窓ガラスの周囲部に設けることで、光発電パネルを窓ガラス全体の景観を損なわないように配置出来るので、違和感の少ない窓ガラス調光システムを提供可能である。
また、電気接続手段を窓枠と窓ガラスとの間に設けて液晶フィルムと光発電パネルとを電気的に接続させ、且つ、液晶フィルムと光発電パネルとの間に調整装置を電気的に接続させて設けることで、例えば、住宅窓に適用した時等には、窓枠の外側周囲部に光発電パネルを備えさせることが可能となり、室内から窓ガラスを見たときの景観を損なわずに窓ガラス調光システムを実施出来るという効果を有する。更にまた、光発電パネルが、窓枠外側周囲部という開口窓を構成している最外部に位置出来ることで、光発電パネル設置に必要な面積を稼ぐことが可能となり、やはり景観を損なわないで実施可能であるという効果を有する。
更にまた、調整装置が、照射される光量に応じて液晶フィルムの光透過率を変更可能にすることで、使用者が設定することなく照射光に応じ自動的に液晶フィルムの光透過率を調整可能となり、適当な光の取り込みを自動的に行えるという効果を有する。
第1実施形態を示す正面説明図 図1の中央縦断面の一部を示す説明図 調光方法を示すブロック説明図 マニュアル調光状態を示す説明図 自動調光状態を示す説明図 他の調光方法を示すブロック説明図 第2実施例における中央縦断面の一部を示す説明図 第3実施形態を示す正面説明図 図8のA−A断面説明図 従来例を示すブロック説明図 従来例を示す断面説明図
以下に、実施の形態を、図面に基づき説明する。
1は、第1実施形態である窓ガラス調光システムである。窓ガラス調光システム1は、図1に表すように、液晶フィルム4をガラス本体2と一体的になるようガラス本体21へ貼付し、ガラス本体21および液晶フィルム4を透過する光量の調節を液晶フィルム4によって可能とさせる窓ガラス2と、窓ガラス2の表面縁部に窓ガラス2のガラス枠22に取付けられて固定される光発電パネル3と、液晶フィルム4と光発電パネル3との間に電気的に接続されると共に光発電パネル3に隣接して窓ガラス2表面に固定される調整装置5とからなる。
この第1実施形態では、窓ガラス2は、引き違い形式の2枚の窓ガラス2を備えている。そして、窓ガラス2の開閉に関しては、アルミサッシとして広く利用されているものと同様であるので詳細な説明は省略する。
図1は、窓ガラス調光システム1を表し、(a)は正面から見た説明図であり2枚の窓ガラス2が引き違い状態に設置されているところを示している。同様に(b)は(a)の平面視を表す説明図である。また、図2は、窓ガラス調光システム1の構造を表した組み立て説明図を表している。
窓ガラス2を構成しているガラス本体21は、図1に表すように、強化ガラス等の通常使われるガラスを所望の大きさに加工してガラス枠22に嵌め込まれ用いられる。ガラス本体21の表面には、液晶フィルム4が貼付され、ガラス本体21を透過する光は液晶フィルム4も透過する。この液晶フィルム4は、電圧が印加されていないときには光を透過しない非透過状態に液晶が配列されて黒色状態をとり、電圧が印加されると、印加される電圧に比例してこの黒色状態から透明状態まで変化可能である。この液晶フィルム4の液晶配列状態は、調整装置5の出力によって行われる。尚、この第1実施形態では、液晶フィルム4は、ガラス本体21と対向する面を平滑に設け、ガラス本体21との間に粘着剤を設けずにガラス本体21との間に有る空気を排出して密閉状態にして貼り付けている。しかしながら、液晶フィルム4は、ガラス本体21へ一体的に設けてあれば良いので、ガラス本体21をペアガラスのように2枚にして両ガラスの間に液晶フィルム4をサンドイッチするように設けたり、液晶フィルム4の四方に接着剤を塗布してガラス本体21に貼着しても良く、一体的に設ける手法は従来技術を利用して適宜行えば足りる。
ガラス本体21に貼付された液晶フィルム4は、印加される電圧をガラス本体21の上下で変更出来るように上下それぞれを独立して調光可能とするために、上部フィルム41と下部フィルム42とに分割してなる。この上部フィルム41と下部フィルム42とはそれぞれに電圧を印加される端子部(図示せず)を備えており、調整装置5と接続される。
また、ガラス本体21には、図1(a)に表すように、光発電パネル3を窓ガラス2のガラス枠22に沿うよう四方に配置して取付け固定する。この光発電パネル3は、窓ガラス2のガラス枠22と一体的に形成され、例えば、窓ガラス2がアルミサッシであればアルミ製のガラス枠22の一部が光発電パネル3の取付部として機能するようにガラス枠22を形成しガラス枠22と光発電パネル3とを一体に形成するなど、適宜設計されれば足りる。しかしながら、既にアルミ枠を取付けられているガラス本体21に、別体として光発電パネル3を固定する場合には、該アルミ枠に沿わせるように貼付したりネジ止めするなど種々の方法によって取付固定する。
光発電パネル3は、光発電手段であり、それぞれの光発電セル32を電気的に接続し、液晶フィルム4が光の透過量を調整可能するために必要な起電力を得られるように所望の電圧による発電を行い出力可能な性能を有している。従って、光発電パネル3は、所謂ソーラーパネルであり、光発電セル32の受光面31を保護すると共に光の透過を阻害しない受光面カバーや、各セル同士を電気的に且つ物理的に接続し固定する手段や、ガラス本体21と固定するための手段等、ソーラーパネルとして必要な構造を備えているが、詳細な説明は省略する。そして、光発電パネル3は、受光面31が室外側となるようにガラス本体21に固定する。
従って、ガラス本体21の表面には、その周囲部にガラス枠22に沿うように光発電パネル3が固定され、光発電パネル3を固定していない残りのガラス本体21表面に液晶フィルム4が貼付される。尚、この第1実施形態では、液晶フィルム4および光発電パネル3は、窓ガラス2に太陽光が照射される側の面に設けるが、液晶フィルム4および光発電パネル3を設ける窓ガラス2の面は、汚れた際の掃除などを考慮して室内側に設けてもよく、液晶フィルム4および光発電パネル3のガラス本体21への取付面は特に限定されない。また、光発電パネル3をガラス枠22と一体に成形して用いる場合には、光発電パネル3をガラス本体21の室外側に設置し、液晶フィルム4をガラス本体21の室内側に設置させ、液晶フィルム4と光発電パネル3との電気的な接続は、ガラス枠22にその接続配線(図示せず)を備える等し、液晶フィルム4と光発電パネル3とをガラス本体21の異なる面に設置しても良い。
調整装置5は、図5に表すように、入力電圧検出部51と、充電部52と、液晶調整部53と、最大電圧決定手段54と、切換手段55と、マニュアル設定手段56とからなる。調整装置5は、窓ガラス本体2上で光発電パネル3の直ぐ内側に隣接して固定される。調整装置5の固定は、予め光発電パネル3と一体的に設けた状態で光発電パネル3と共に取り付け固定される。そして調整装置5は、入力側が光発電パネル3と電気的に接続され、出力側が液晶フィルム4と電気的に接続され、光発電パネル3の発電した電力を入力し、該電力により液晶フィルム4の光透過率を調整可能である。
次に調整装置5の各部を説明する。
入力電圧検出部51は、光発電パネル3から入力する電圧を検知して液晶調整部53へ出力する。入力電圧検出部51は検出される電圧は、少なくとも接続される光発電パネル3の最大発電能力まで検出可能である。
充電部52は、光発電パネル3から入力する電力を蓄電可能であり、光発電パネル3が発電していない時に、調整装置5および液晶フィルム4を作動させる電力を蓄電する。
液晶調整部53は、電圧検出部51から検出電圧を入力可能に接続されると共に、自身の動作と液晶フィルム4を制御するための電力供給を充電部52から電力を入力可能に接続される。そして、液晶調整部53は、電圧検出部51から入力する電圧に比例した電圧を液晶フィルム4に印加するように出力可能である。この制御は、トランジスタやICのような能動素子を用い、充電部52の電圧を電圧検出部51から入力した検出電圧に比例するように変化させて出力する所謂アナログ的な制御によれば足りるが、マイクロコンピュータシステムのような演算子やその周辺装置としてのメモリなどを備えて入力電圧に対する出力電圧をデジタル的に演算し変化させても良い。尚、液晶フィルム4の光透過率の最大値あるいは最小値またはその両方を決定するための最大電圧決定手段54を設けて最大光透過率が100パーセントにならないように、あるいは、最小光透過率が0パーセントにならないようにしても良く、アナログ的に制御する場合であればボリューム抵抗のような受動素子を最大電圧決定手段54として調節し、液晶フィルム4へ供給する電圧の範囲を調整可能とする。従って、最大電圧決定手段54を設けることで、液晶フィルム4の最大光透過率や最小光透過率を決定出来る。尚、液晶フィルム4へ印加する電圧を、0ボルト〜−12ボルトのようにマイナスとした場合には比例定数をプラスに取り、印加する電圧を0ボルト〜+12ボルトというようにブラスの電圧とした場合には比例定数をマイナスに取ることで同じように回路構成でき、更には、液晶調整部53の回路構成を適宜変更すれば反比例するようにもできる。これらの変更は、従来から行われている回路技術によって可能であるので詳細は記載しない。そして、前記したようなデジタル的に制御する場合であれば、アナログ的な制御のように連続的に変化させるのではなく入力電圧の所定範囲毎に段階的に変化させることも可能である。
切換手段55は、液晶フィルム4へ印加する電圧の制御を液晶調整部53によって行うかマニュアル設定手段56によって行うかを切換えるスイッチである。
マニュアル設定手段56は、上部フィルム41と下部フィルム42とをそれぞれ独立してマニュアル設定するための手段であり、上部選択スイッチ56aおよび下部選択スイッチ56bおよび上下選択スイッチ56cを備え、押圧されたスイッチによって、電圧を印加する液晶フィルム4を選択可能であり、該スイッチによって選択された液晶フィルム4がマニュアル設定対象となる。
また、各選択スイッチ56a乃至56cによって選択された液晶フィルム4の光透過率を所望値となるように変更可能な電圧手動変更スイッチ56dを備える。電圧手動変更スイッチ56dは、上部フィルム41および下部フィルム42それぞれの光透過率が、予め設定されている値、例えば、100パーセント、75パーセント、50パーセント、25パーセント、となる電圧を印加するよう切換え可能なスイッチである。
図4は、マニュアル設定手段56の設定モードの一例を表しており、(a)は上下選択スイッチ56cによって上部フィルム41および下部フィルム42を選択し、且つ、電圧手動変更スイッチ56dによって透光率100パーセントとなるように選択した例である。また、図4(b)は、選択スイッチ56aによって上部フィルム41を選択し電圧手動変更スイッチ56dによって透光率を100パーセントとなるように選択した例であり、下部フィルム42は電圧が印加されないので透光率は0パーセントとなっており、住宅の窓に設置した場合では、上部フィルム41側からのみ室内へ光を得ることができ、例えば座ってテレビを見ているときに、テレビを見やすくすることができる。
また、図4(c)は、下部選択スイッチ56bによって下部フィルム42を選択し、且つ、電圧手動変更スイッチ56dによって光透過率100パーセントとなるように電圧を印加した例であり、例えば雪見障子と同じような状態を作ることができる。この時、上部フィルム41は選択されていないので、電圧が印加されず、光透過率は0パーセントとなっている。更に図4(d)は、上下選択スイッチ56cによって上部フィルム41および下部フィルム42を選択し、且つ、電圧手動変更スイッチ56dによって光透過率が0パーセントとなるように、両液晶フィルム41,42には電圧を印加しない状態にした例であり、通常は夜に窓を閉めてカーテンを閉めた状態とするモードである。尚、この第1実施形態では、上部フィルム41と下部フィルム42とを選択する各選択スイッチ56a乃至56cと、各選択スイッチ56a乃至56cによって選択された液晶フィルム4への印加電圧を調整する電圧手動変更スイッチ56dとによって、図4(a)乃至(d)に示すように、上部フィルム41と下部フィルム42との光透過率が0パーセントか100パーセントで説明したが、上部フィルム41と下部フィルム42とを独立してその印加電圧を調整可能とさせるようなスイッチによって、上部フィルム41および下部フィルム42をそれぞれ独立して印加電圧を設定可能としても良い。
次いで、液晶フィルム4の光透過率を自動的に変更させる場合を説明する。
調整装置5の液晶調整部53による液晶フィルム4の調整では、光発電パネル3の発電した電圧に比例するように液晶フィルム4への印加電圧を調整する。従って、液晶フィルム4では太陽光線が強く光発電パネル3の発電電圧が最大の時に印加される電圧が最大(絶対値では略0ボルト)となり、液晶フィルム4の液晶を光が透過しない方向へと配列させることとなる。また、太陽光線が弱く光発電パネル3の発電電圧が殆ど無い場合には印加される電圧が最小(絶対値では最大)となり、液晶フィルム4の液晶が光を最大に透過出来る方向へと配列させることとなる。
また、夜間など、発電量が0であり、充電部52に蓄電された電力が無い状態では、液晶フィルム4に電圧が印加されない状態なので、液晶フィルム4の液晶を光が透過しない方向へと配列させることとなる。尚、調整装置5は、光が光発電パネル3に照射されていないときに液晶フィルム4による調光を行わず、液晶フィルム4の液晶を光が透過しない方向へ配列させるのであれば、充電部52を設けずに構成することも可能である。
以下に調整装置5による液晶フィルム4の光透過率を自動的に調整する仕組みを説明する。尚、図3は、調整装置5による自動調光モードの説明図であり、(a)は雨天時の調整状態を表し、(b)は曇天時の調整状態を表し、(c)は晴天時の調整状態を表す。
図3(a)に示すように、雨の場合には、日差しは弱く、調光システム1では窓ガラス2に太陽光を多く透過させるように制御する。雨天時のような光発電パネル3への照射光量が少ない場合には、調整装置5は、光発電パネル3が発生させる電圧が晴天時に比して著しく低くなっているので、入力電圧検出部51が検知する電圧も設定最大値に比べ低くなっており、入力電圧検出部51から該検出電圧を入力した液晶調整部53では、この電圧に比例するように、液晶フィルム4へ電圧を印加する。すると、液晶フィルム4では、絶対値としての電圧が高く光透過率が晴天時よりもよくなるように液晶配列を変化させ、窓ガラス2の光透過率を著しく良くさせる。このように、雨の場合には日差しは弱く、調光システム1では、窓ガラス2に太陽光を多く透過させるように制御する。図3(a)に示す例では、窓ガラス2の光透過率を略100パーセントとしている。
また、図3(b)に示すように、曇天の場合には、調整装置5は、光発電パネル3が発生させる電圧が晴天時と雨天時の間の電圧となるので、入力電圧検出部51が検知する電圧も設定最大値に比べ低くなっており、入力電圧検出部51から該検出電圧を入力した液晶調整部53では、この電圧に比例するように、液晶フィルム4へ電圧を印加する。すると、液晶フィルム4では、絶対値としての電圧が高く光透過率が晴天時と雨天時の間となるように液晶配列を変化させる。このように、曇り空の場合には日差しが雨天時よりと晴天時の中間となるので、調光システム1では窓ガラス2に透過させる太陽光を雨天時よりも多く、晴天時よりも少なくなるように透過させるように制御する。図3(b)に示す例では、窓ガラス2の光透過率を略80パーセントとしている。
更にまた、図3(c)に示すように、晴天時のような光発電パネル3への照射光量が非常に多い場合には、調整装置5では、光発電パネル3が発生させる電圧が雨天時あるいは曇天時に比べ大きいので、入力電圧検出部51が検知する電圧も高い。入力電圧検出部51から該検出電圧を入力した液晶調整部53では、この電圧に比例するように、液晶フィルム4へ電圧を印加する。すると、液晶フィルム4では、絶対値としての電圧が低く光透過率が悪くなるように液晶配列を変化させ、窓ガラス2の光透過率を著しく低下させる。このように、晴天の場合には日差しが強く、調光システム1では窓ガラス2が太陽光をあまり多く透過させないように制御する。この図3(c)に示す例では、窓ガラス2の光透過率を略50パーセントとしている。
また、上記例で示す自動調光では、雨の時透光率100パーセント、曇りの時透光率80パーセント、晴天の時透光率50パーセントとしたが、それぞれの透光率は他の値を初期値として設計しても良いのは勿論、調整装置5に任意の値として利用者が所望値を設定可能となるように設定手段(図示せず)を別途設けるようにすることも可能である。
尚、この第1実施形態では、調整装置5では光発電パネル3から入力される発電電圧を検知して受光量を判断しているが、例えば、図6に示すように、調整装置5に明るさの度合いを感知可能な光量センサ56を設けて、該光量センサ56からの受光量情報を光量センサ56が入力し、透過させる光量を受光量に応じて連続的に調整可能にすることもできる。このようにすることで、更にきめ細やかな光透過率の調整が可能となる。この光量センサ56は、調整装置5に備えずに、図6中に点線で表すように、調整装置5の外部、例えば光発電パネル3の一部に設置固定しても良く、この場合には、光発電パネル3と調整装置5との電気的な接続と同様に電気的に接続し、受光量を表す信号を調整装置5へ出力する。
第1実施形態では、調整装置5の自動調光モードでは雨、曇り、晴れの3段階で調整するようにしたが、例えば、明るさの度合いを感知可能な光量センサを、調整装置5あるいはその他の部位に設けておき、該光量センサからの受光量情報を調整装置5が受領し、液晶フィルム4を透過させる光量を、受光量に応じて連続的に調整可能にすることもできる。このようにすることで、更にきめ細やかな光透過率の調整が可能となる。また、マニュアル設定モードで説明した光透過率の設定でも、上部フィルム41および下部フィルム42それぞれを50パーセントなど、中間値の光透過率に設定することも可能であり、自動、マニュアルそれぞれの設定モードは、設計時に適宜選択して設定可能にすれば足りる。
次いで、窓ガラス調光システム1を、既存のアルミサッシ窓へ実施する場合を第2実施形態として説明する。
既存窓へ窓ガラス調光システム1を実施する場合には、図7に表すように、既存のアルミサッシ窓に既にガラス窓2が存在しているので、該窓ガラス2を利用し、該窓ガラス2のガラス枠22に沿わせて光発電パネル3を貼付する。光発電パネル3の受光面と対向面には予め両面接着テープなどの貼着手段33を固定手段として施してある。このように、第2実施形態では、光発電パネル3はガラス枠22と一体的に形成されておらず、別途後付けできる。その他の光発電パネル3の構造は、第1実施の形態と同様である。
液晶フィルム4は、第1実施形態同様に上下に2分割されており、既存のガラス本体21に貼付可能である。尚、第2実施形態では、既存の窓ガラス2に施す関係から、液晶フィルム4をガラス本体21へ一体的に設けるのに、液晶フィルム4のガラス本体21側面に貼着するための貼着手段43を施してある。この貼着手段43は、耐光性を有する両面テープなどによって液晶フィルム4の表面に施されており、ガラス本体21表面に貼り付けた際に、ガラス本体21の見栄えが悪くならないような手法が取られる。また、液晶フィルム4は、第1実施形態同様にガラス本体21との間の空気を除外するだけで密着可能なガラス本体21の表面同様な平滑面をもって貼着手段43としても良い。液晶フィルム4のその他は、第1実施形態同様である。
調整装置5は、やはり裏面に両面接着テープなどのガラス本体21への貼着手段58を備え、直接的にガラス本体21の光発電パネル3に隣接させて貼着し、ガラス本体21へ固定する。尚、第2実施形態では、調整装置5は裏面に貼着手段58を備えてガラス本体21へ貼着するようにしたが、光発電パネル3と一体的に形成して光発電パネル3と共にガラス本体21へ固定するようにしても良く、また、液晶フィルム4と一体的に形成してガラス本体21へ固定するようにしても良く、適宜選択すれば足りる。調整装置5のその他は、第1実施例同様である。
尚、第2実施形態は、窓ガラス2を製造する段階で、液晶フィルム4、光発電パネル3、調整装置5それぞれを窓ガラス2へ設けるか、既存の窓ガラス2へ後から貼着することで設けるかの違いでしかななく、液晶フィルム4の光透過率の変更等は、第1実施形態と同様なので詳細な説明は省略する。
次いで、第3実施形態を図8に基づき説明する。
第3実施形態は、2枚の窓ガラス2を用いた引き違い窓であり、2枚の窓ガラス2と、2枚の窓ガラス2を引き違い開閉可能とさせる窓枠6とを備えている。
また、調整装置5は、窓枠6の上部中央に設置固定され、光発電パネル3は窓枠6の外側を囲むように窓枠6の四方周囲に固定設置されており、光発電パネル3および調整装置5は第1実施形態同様に電気的に接続される。
窓ガラス2には、ガラス本体21にガラス枠22の内側まで液晶フィルム4を設けてある。第3実施形態における液晶フィルム4の設け方は、第1実施例同様である。また、窓ガラス2のガラス枠22には、図9に示すように、窓枠6の上部で窓枠6に沿ってスライド移動する上部の両側に、ガラス側電気接続部7を備え、ガラス側電気接続部7に対向する窓枠6の内面には、窓枠側電気接続部8を備える。
ガラス側電気接続部7は、ガラス枠22から突出して窓枠側電気接続部8と電気的に接続されながら移動可能な移動接続部71を備える。移動接続部71は、内部にコイルバネ(図示せず)を備える等して付勢力を備え、この付勢力によって常に窓枠側電気接続部8側へ押圧されており、窓枠側電気接続部8との当接部はローラ状等摩擦を少なくする構造である。この移動接続部71は、配線72により液晶フィルム4と接続される。
一方、移動接続部71と接触する窓枠側電気接続部8は、窓枠6の上部内面にレール状に敷かれて固定されている。この窓枠側電気接続部8は、ガラス枠22の両側にそれぞれ固定され、移動接続部71が常に接触されるように設けられている。
そして、窓枠側電気接続部8は、窓枠6の上部内側に、窓ガラス2と接触しないように配設される配線81によって、窓枠6の上部に固定される調整装置5と電気的に接続される。
第3実施形態では、上記のように窓枠6とガラス窓2との間で電気的な接続を確立しながらガラス窓2が窓枠6に対してスライドして開閉可能なので、窓ガラス2に貼付された液晶フィルム4は、室内側から見た時、視覚的に従来から有る窓ガラス調光システム1を備えていない窓と何ら変わらない。
尚、調整装置5による液晶フィルム4の光透過率の調整は、第1実施形態同様であるので詳細な説明は省略する。
この発明は、窓ガラスとして利用可能であり、家庭用の窓ガラスに止まらず、高層ビルの窓ガラス、自動車用や船舶用の窓ガラスなど、外部の光を内部に取り入れるあらゆる窓の窓ガラスとして利用可能である。
1 窓ガラス調光システム
2 窓ガラス
21 ガラス本体
22 ガラス枠
3 光発電パネル
31 受光面
32 光発電セル
33 貼着手段
4 液晶フィルム
41 上部フィルム
42 下部フィルム
43 貼着手段
5 調整装置
51 入力電圧検出部
52 充電部
53 液晶調整部
54 最大電圧決定手段
55 切換手段
56 マニュアル設定手段
57 光量センサ
6 窓枠
7 ガラス側電気接続部
71 移動接続部
8 窓枠側電気接続部

Claims (5)

  1. ガラス本体を透過する光が液晶フィルムを透過するようガラス本体と液晶フィルムとを一体的に設ける窓ガラスと、
    前記窓ガラスに固定される光発電手段と、
    前記ガラス本体、前記液晶フィルム、前記光発電手段のいずれかあるいは複数と固定されると共に、前記液晶フィルムおよび前記光発電手段に電気的に接続され、前記光発電手段から供給される電力によって動作され、液晶フィルムの光透過率を調整可能な調整装置と、を備える窓ガラス調光システム。
  2. 既存の窓ガラスを構成するガラス本体の表面へ貼着可能な貼着手段を備える液晶フィルムと、
    前記ガラス本体の一部に一体的に固定可能な固定手段を備える光発電手段と、
    前記ガラス本体、前記液晶フィルム、前記光発電手段のいずれかあるいは複数と固定可能な固定手段を備えるか液晶フィルムあるいは光発電手段と一体的に形成されると共に、前記液晶フィルムおよび前記光発電手段に電気的に接続され、前記光発電手段からの電力供給により動作可能であり、液晶フィルムの光透過率を調整可能な調整装置と、を備える窓ガラス調光システム。
  3. 前記光発電手段が、前記窓ガラス面の周囲部に固定される請求項1または請求項2の窓ガラス調光システム。
  4. ガラス本体を透過する光が液晶フィルムを透過するようガラス本体と液晶フィルムとを一体的に設ける窓ガラスと、
    前記窓ガラスを嵌め込み開閉可能とさせる枠体であって、枠体周囲部には光発電手段が外方に向けて固定される窓枠と、
    前記窓ガラスと前記窓枠との間で、前記液晶フィルムと前記光発電手段とを電気的に接続させる電気接続手段と、
    前記液晶フィルムと前記光発電手段との間に設け、前記液晶フィルムおよび前記光発電手段に電気的に接続され、前記光発電手段からの電力供給により動作可能であり、液晶フィルムの光透過率を調整可能な調整装置と、を備える窓ガラス調光システム。
  5. 前記調整装置による前記液晶フィルムの光透過率の調整は、照射される光量に応じてなされる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の窓ガラス調光システム。
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