JP2011001828A - 圧縮機 - Google Patents

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英文 黒原
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Abstract

【課題】加熱による圧縮機本体の変形が防止されると共に、コストの低減が可能であり、且つ、リサイクル性に優れた圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機本体1aに取付片2aが固定されており、圧縮機は当該取付片2aを介して架台に取り付けられる。取付片2aは、圧縮機本体1aの外周面に対して接着剤により固定される。圧縮機本体1a及び取付片2aには、凹部11及び凹部11に嵌合する凸部10がそれぞれ形成されている。

【選択図】図3

Description

本発明は、架台に取り付けるための取付片が圧縮機本体に固定された圧縮機に関する。
例えば空気調和機の室外機に用いられる圧縮機について、圧縮機本体の外周面に複数の取付片を固定すると共に、当該取付片、防振材等を用いて、圧縮機本体を架台に取り付けるという技術が知られている(特許文献1参照)。当該文献によると、取付片は、圧縮機本体の外周面に、溶接等により固定されている。
特開2002−98050号(段落番号0015)
上記特許文献1に記載の圧縮機のように、取付片を溶接により圧縮機本体に固定する場合、溶接時の加熱により、圧縮機本体が変形して作業性が悪化したり、本体内部の部品に影響が生じたりし得る。また、溶接工程に係る設備が必要となるため、製造コストの低減が困難であると共に、取付片の材料として溶接可能なものを選択する必要性から、材料コストの低減も困難である。さらに、溶接後に取付片を取り外すことは実質的に不可能であり、一旦圧縮機本体に固定された取付片を再利用することはできない。
そこで、本発明は、加熱による圧縮機本体の変形が防止されると共に、コストの低減が可能であり、且つ、リサイクル性に優れた圧縮機を提供することを目的とする。
第1の発明に係る圧縮機は、架台に取り付けるための取付片が圧縮機本体に固定された圧縮機であって、取付片は圧縮機本体の外周面に対して接着剤により固定されると共に、圧縮機本体及び取付片には位置規制部がそれぞれ形成されている。
この圧縮機では、溶接ではなく接着剤により取付片が圧縮機本体に固定されることで、加熱による圧縮機本体の変形が防止される。また、溶接工程に係る設備が不要となることから、製造コストの低減が可能であると共に、取付片の材料として溶接可能なものを選択する必要がなく、例えば樹脂のように比較的安価な材料等、材料の選択肢の幅が広がることから、材料コストの低減も可能である。さらに、接着剤除去剤等により接着剤を除去することで、圧縮機本体に固定された取付片を取り外して再利用することができ、リサイクル性に優れている。
しかも、圧縮機本体及び取付片に位置規制部がそれぞれ形成されていることにより、取付片の圧縮機本体に対する位置ずれを防止することができる。
第2の発明に係る圧縮機は、第1の発明にかかる圧縮機において、位置規制部は、圧縮機本体に形成された凹部と、取付片に形成され且つ凹部に嵌合する凸部を含む。
この圧縮機では、比較的簡易な構成によって、取付片の圧縮機本体に対する位置ずれを効果的に防止することができる。
第3の発明にかかる圧縮機は、第2の発明にかかる圧縮機において、凹部及び凸部は、水平方向に延在した部分をそれぞれ有する。
この圧縮機では、取付片の圧縮機本体に対する上下方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
第4の発明にかかる圧縮機は、第2又は第3の発明にかかる圧縮機において、凹部及び凸部は、上下方向に延在した部分をそれぞれ有する。
この圧縮機では、取付片の圧縮機本体に対する水平方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
第5の発明にかかる圧縮機は、第4の発明にかかる圧縮機において、凹部及び凸部は、上下方向に延在し且つ水平方向に離間した複数の部分をそれぞれ有する。
この圧縮機では、取付片の圧縮機本体に対する水平方向に関する位置ずれをより一層効果的に防止することができる。
第6の発明にかかる圧縮機は、第2〜5の発明のいずれかにかかる圧縮機において、凹部及び凸部は、水平方向に対して傾斜した方向に延在した部分をそれぞれ有する。
この圧縮機では、取付片の圧縮機本体に対する上下方向及び水平方向の両方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
第7の発明にかかる圧縮機は、第1〜6の発明のいずれかにかかる圧縮機において、位置規制部は、圧縮機本体及び取付片にそれぞれ形成された研磨面を含む。
この圧縮機では、圧縮機本体及び取付片にそれぞれ研磨を施す際に、適宜の摩擦係数を設定することで、所望の位置ずれ防止効果を得ることができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、溶接ではなく接着剤により取付片が圧縮機本体に固定されることで、加熱による圧縮機本体の変形が防止される。また、溶接工程に係る設備が不要となることから、製造コストの低減が可能であると共に、取付片の材料として溶接可能なものを選択する必要がなく、例えば樹脂のように比較的安価な材料等、材料の選択肢の幅が広がることから、材料コストの低減も可能である。さらに、接着剤除去剤等により接着剤を除去することで、圧縮機本体に固定された取付片を取り外して再利用することができ、リサイクル性に優れている。
しかも、圧縮機本体及び取付片に位置規制部がそれぞれ形成されていることにより、取付片の圧縮機本体に対する位置ずれを防止することができる。
また、第2の発明では、位置規制部が圧縮機本体に形成された凹部と取付片に形成され且つ凹部に嵌合する凸部を含むことから、比較的簡易な構成によって、取付片の圧縮機本体に対する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、第3の発明では、凹部及び凸部が水平方向に延在した部分をそれぞれ有するため、取付片の圧縮機本体に対する上下方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、第4の発明では、凹部及び凸部が上下方向に延在した部分をそれぞれ有するため、取付片の圧縮機本体に対する水平方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、第5の発明では、凹部及び凸部が上下方向に延在し且つ水平方向に離隔した複数の部分をそれぞれ有するため、取付片の圧縮機本体に対する水平方向に関する位置ずれをより一層効果的に防止することができる。
また、第6の発明では、凹部及び凸部が水平方向に対して傾斜した方向に延在した部分をそれぞれ有するため、取付片の圧縮機本体に対する上下方向及び水平方向の両方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、第7の発明では、位置規制部が圧縮機本体及び取付片にそれぞれ形成された研磨面を含むため、圧縮機本体及び取付片にそれぞれ研磨を施す際に、適宜の摩擦係数を設定することで、所望の位置ずれ防止効果を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る圧縮機を架台上に取り付ける際の斜視図である。 図1に示す圧縮機の正面図である。 (a)は、圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とを示す部分斜視図である。(b)は、(a)の断面図である。 圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第1変形例を示す、図3に対応した図である。 圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第2変形例を示す、図3に対応した図である。 圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第3変形例を示す、図3に対応した図である。 圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第4変形例を示す、図3に対応した図である。 圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第5変形例を示す、図3に対応した図である。
以下、図面に基づいて、本発明に係る圧縮機の実施形態について説明する。
(実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る圧縮機を架台上に取り付ける際の斜視図である。図2は、図1に示す圧縮機の正面図である。図3(a),(b)はそれぞれ、圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とを示す部分斜視図及び断面図である。以下、図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態に係る圧縮機1について説明する。
本実施形態の圧縮機1は、圧縮機本体1a及び当該本体1aの側面に固定されたアキュムレータ1bを含み、アキュムレータ1bの上部配管を介して空気調和機の室外機内に配置された他の冷媒回路部品(図示せず)等に接続される。圧縮機本体1aの下部の外周面には、同一の形状を有する3つの取付片2a,2b,2cが同一高さで固定されており、圧縮機1は当該取付片2a,2b,2cを介して室外機の底フレーム3に取り付けられる。
取付片2a,2b,2cは、圧縮機本体1aの軸を中心に120°毎に等間隔で配置されており、それぞれ図1及び図2に示すように、圧縮機本体1aの外周面に接触する鉛直部21a,21b,21cと鉛直部21a,21b,21cに対して垂直に屈曲して水平に延在する水平部22a,22b,22cとを有する。各水平部22a,22b,22cには、ボルト4a,4b,4cの軸部41a,41b,41cが貫通可能な貫通孔23a,23b,23cが設けられている。
また、取付片2a,2b,2cは、図3に示すように(図3には取付片2aのみ示すが、取付片2b,2cも同様。図4〜図8においても同様)、鉛直部21a,21b,21cの上端から垂直に屈曲して水平方向に延在するよう突出した凸部10を有する。圧縮機本体1aには、取付片2a,2b,2cのそれぞれについて、凸部10が嵌合する凹部11が、水平方向に延在するように形成されている。
取付片2a,2b,2cは、接着剤により、圧縮機本体1aに固定される。具体的には、凸部10における凹部11に挿入される部分及び鉛直部21a,21b,21cの裏面(圧縮機本体1aの外周面に対向する面)に接着剤を塗布した後、凸部10を凹部11に嵌合させることにより、取付片2a,2b,2cが圧縮機本体1aに固定される。
底フレーム3には取付片2a,2b,2cに対応する位置にそれぞれ円錐台形の支持部3a,3b,3cが配置されている。支持部3a,3b,3cは、圧縮機1の振動に対する剛性を確保する機能を有するものである。ボルト4a,4b,4cは、その軸部41a,41b,41cが底フレーム3に対して垂直に突出するように、支持部3a,3b,3cに固定されている。
ボルト4a,4b,4cの軸部41a,41b,41cにスペーサ7a,7b,7c及び防振ゴム6a,6b,6cをこの順で装着し、そして防振ゴム6a,6b,6c上に取付片2a,2b,2cの水平部22a,22b,22cを載置する。しかる後、各軸部41a,41b,41cの先端に形成されたネジ部44a,44b,44cにナット5a,5b,5cを螺着することにより、圧縮機1が底フレーム3に取り付けられる。
[本実施形態にかかる圧縮機の特徴]
本実施形態の圧縮機1には、以下のような特徴がある。
本実施形態では、溶接ではなく接着剤により、取付片2a,2b,2cが圧縮機本体1aに固定されることで、加熱による圧縮機本体1aの変形が防止される。また、溶接工程に係る設備が不要となることから、製造コストの低減が可能であると共に、取付片2a,2b,2cの材料として溶接可能なものを選択する必要がなく、例えば樹脂のように比較的安価な材料等、材料の選択肢の幅が広がることから、材料コストの低減も可能である。さらに、接着剤除去剤等により接着剤を除去することで、圧縮機本体1aに固定された取付片2a,2b,2cを取り外して再利用することができ、リサイクル性に優れている。
しかも、圧縮機本体1a及び取付片2a,2b,2cに凸部10及び凹部11がそれぞれ形成されていることにより、取付片2a,2b,2cの圧縮機本体1aに対する位置ずれを防止することができる。
また、本実施形態では、圧縮機本体1aに形成された凹部11と取付片2a,2b,2cに形成され且つ凹部11に嵌合する凸部10という、比較的簡易な構成によって、取付片2a,2b,2cの圧縮機本体1aに対する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、本実施形態では、凹部11及び凸部10が水平方向に延在した部分をそれぞれ有するため、取付片2a,2b,2cの圧縮機本体1aに対する上下方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
(第1変形例)
図4は、圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第1変形例を示す、図3に対応した図である。本変形例において、取付片2a,2b,2cは、上述の実施形態のように鉛直部21a,21b,21cの上端ではなく、鉛直部21a,21b,21cにおける幅方向両端のそれぞれから、垂直に屈曲し、水平方向に離間しつつ上下方向に延在するように突出した2つの凸部110を有する。圧縮機本体1aには、取付片2a,2b,2cのそれぞれについて、凸部110が嵌合する2つの凹部111が、水平方向に離隔しつつ上下方向に延在するように形成されている。本変形例において、取付片2a,2b,2cにおける接着剤を塗布する部分は、各凸部110における凹部111に挿入される部分及び鉛直部21a,21b,21cの裏面である。
[第1変形例にかかる圧縮機の特徴]
第1変形例では、上述した実施形態と同様の、取付片2a,2b,2cを溶接ではなく接着剤により固定することによる圧縮機本体1aの変形防止、コスト低減、リサイクル性に優れている等の効果、及び、凸部110及び凹部111という比較的簡易な構成による位置ずれ防止効果を得ることができることに加え、下記のような効果が得られる。
凹部111及び凸部110が上下方向に延在した部分をそれぞれ有するため、取付片2a,2b,2cの圧縮機本体1aに対する水平方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、第1変形例では、凹部111及び凸部110が上下方向に延在し且つ水平方向に離隔した2つの部分をそれぞれ有するため、取付片2a,2b,2cの圧縮機本体1aに対する水平方向に関する位置ずれをより一層効果的に防止することができる。
(第2変形例)
図5は、圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第2変形例を示す、図3に対応した図である。本変形例において、取付片2a,2b,2cは、上述の実施形態のように鉛直部21a,21b,21cの上端に加え、鉛直部21a,21b,21cにおける幅方向両端のそれぞれから、垂直に屈曲した3つの凸部210を有する。鉛直部21a,21b,21cの上端から突出した凸部210は水平方向に延在し、鉛直部21a,21b,21cの幅方向両端のそれぞれから突出した凸部210は水平方向に離間しつつ上下方向に延在している。圧縮機本体1aには、取付片2a,2b,2cのそれぞれについて、凸部210が嵌合する凹部211が、水平方向に延在する部分と、水平方向に離間しつつ上下方向に延在する2つの部分とを含むように形成されている。本変形例において、取付片2a,2b,2cにおける接着剤を塗布する部分は、各凸部210における凹部211に挿入される部分及び鉛直部21a,21b,21cの裏面である。
[第2変形例にかかる圧縮機の特徴]
第2変形例では、上述した実施形態と同様の、取付片2a,2b,2cを溶接ではなく接着剤により固定することによる圧縮機本体1aの変形防止、コスト低減、リサイクル性に優れている等の効果、及び、凸部210及び凹部211という比較的簡易な構成による位置ずれ防止効果を得ることができることに加え、下記のような効果が得られる。
上述の実施形態と同様、凹部211及び凸部210が水平方向に延在した部分をそれぞれ有するため、取付片2a,2b,2cの圧縮機本体1aに対する上下方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、第2変形例では、第1変形例と同様、凹部211及び凸部210が上下方向に延在した部分をそれぞれ有するため、取付片2a,2b,2cの圧縮機本体1aに対する水平方向に関する位置ずれを効果的に防止することができる。
また、第1変形例と同様、凹部211及び凸部210が上下方向に延在し且つ水平方向に離隔した2つの部分をそれぞれ有するため、取付片2a,2b,2cの圧縮機本体1aに対する水平方向に関する位置ずれをより一層効果的に防止することができる。
(第3変形例)
図6は、圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第3変形例を示す、図3に対応した図である。本変形例において、取付片2a,2b,2cは、上述の実施形態のように鉛直部21a,21b,21cの上端ではなく、鉛直部21a,21b,21cの裏面の略中央から水平方向に延在するよう突出した凸部310を有する。凸部310は円柱形状であり、圧縮機本体1aには、取付片2a,2b,2cのそれぞれについて、凸部310が嵌合する円柱形状の凹部311が形成されている。本変形例において、取付片2a,2b,2cにおける接着剤を塗布する部分は、凸部310における凹部311に挿入される部分(即ち全表面)及び鉛直部21a,21b,21cの裏面である。
[第3変形例にかかる圧縮機の特徴]
第3変形例では、上述した実施形態と同様の、取付片2a,2b,2cを溶接ではなく接着剤により固定することによる圧縮機本体1aの変形防止、コスト低減、リサイクル性に優れている等の効果、及び、凸部310及び凹部311という比較的簡易な構成による位置ずれ防止効果を得ることができるという効果が得られる。
(第4変形例)
図7は、圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第3変形例を示す、図3に対応した図である。本変形例において、取付片2a,2b,2cは、第3変形例と同様、鉛直部21a,21b,21cの裏面の略中央から水平方向に延在するよう突出した凸部410を有する。凸部410は、鉛直部21a,21b,21cの裏面に直交する方向から見てL字状であり、例えば板材をL字状に屈曲し且つ屈曲部が頂部となるよう板材端面を鉛直部21a,21b,21cの裏面に接合することにより、形成される。圧縮機本体1aには、取付片2a,2b,2cのそれぞれについて、凸部410が嵌合するL字状の凹部411が形成されている。本変形例において、取付片2a,2b,2cにおける接着剤を塗布する部分は、凸部410における凹部111に挿入される部分(即ち全表面)及び鉛直部21a,21b,21cの裏面である。
[第4変形例にかかる圧縮機の特徴]
第4変形例では、上述した実施形態と同様の、取付片2a,2b,2cを溶接ではなく接着剤により固定することによる圧縮機本体1aの変形防止、コスト低減、リサイクル性に優れている等の効果、及び、凸部410及び凹部411という比較的簡易な構成による位置ずれ防止効果を得ることができるという効果が得られる。
(第5変形例)
図8は、圧縮機本体と当該本体に固定される取付片とに係る第5変形例を示す、図3に対応した図である。本変形例において、取付片2a,2b,2cは、鉛直部21a,21b,21cの裏面に形成された研磨面510を含む。圧縮機本体1aには、取付片2a,2b,2cのそれぞれについて、研磨面510に対応する研磨面511が形成されている。研磨面510,511は、例えば所定の摩擦係数が得られるよう、機械加工等により形成される。本変形例において、取付片2a,2b,2cにおける接着剤を塗布する部分は、研磨面510全体である。
[第5変形例にかかる圧縮機の特徴]
第5変形例では、上述した実施形態と同様の、取付片2a,2b,2cを溶接ではなく接着剤により固定することによる圧縮機本体1aの変形防止、コスト低減、リサイクル性に優れている等の効果、及び、研磨面510,511による位置ずれ防止効果を得ることができることに加え、下記のような効果が得られる。
第5変形例では、圧縮機本体1a及び取付片2a,2b,2cにそれぞれ研磨を施す際に、適宜の摩擦係数を設定することで、所望の位置ずれ防止効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
取付片の形状、数、圧縮機本体対する大きさ、取付位置等は、上述の実施形態及び変形例のものに限定されない。例えば、上述の実施形態に係る取付片2a,2b,2cを上下逆向きにして圧縮機本体1aに取り付けたり、第3変形例のような円柱形状の凸部310を鉛直部21a,21b,21cの裏面に複数設けると共に圧縮機本体1aにこれら凸部に対応する凹部をそれぞれ設けたり、鉛直部21a,21b,21cの裏面に直交する方向から見て十字状の凸部を鉛直部21a,21b,21cの裏面に設けると共に圧縮機本体1aに当該凸部に対応する十字状の凹部を設けたりしてよい。
圧縮機本体1aの形状等も様々に変更可能である。圧縮機1の底フレーム3への取り付け構造についても、例えばスペーサ7a,7b,7cを省略する等、様々に変更可能である。
接着剤を塗布する部分は、上述した例に限定されず、様々に変更可能である。また、本発明において、圧縮機本体及び取付片の材料、接着剤の種類等は特に限定されず、圧縮機本体及び取付片の材料に応じて接着剤の種類を選択してよい。
1 圧縮機
1a 圧縮機本体
2a,2b,2c 取付片
3 底フレーム(架台)
10;110;210;310;410 凸部(位置規制部)
11;111;211;311;411 凹部(位置規制部)
510 研磨面(位置規制部)
511 研磨面(位置規制部)

Claims (7)

  1. 架台に取り付けるための取付片が圧縮機本体に固定された圧縮機であって、
    前記取付片は前記圧縮機本体の外周面に対して接着剤により固定されると共に、前記圧縮機本体及び前記取付片には位置規制部がそれぞれ形成されていることを特徴とする圧縮機。
  2. 前記位置規制部は、前記圧縮機本体に形成された凹部と、前記取付片に形成され且つ前記凹部に嵌合する凸部を含むことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記凹部及び前記凸部は、水平方向に延在した部分をそれぞれ有することを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
  4. 前記凹部及び前記凸部は、上下方向に延在した部分をそれぞれ有することを特徴とする請求項2または3に記載の圧縮機。
  5. 前記凹部及び前記凸部は、上下方向に延在し且つ水平方向に離間した複数の部分をそれぞれ有することを特徴とする請求項4に記載の圧縮機。
  6. 前記凹部及び前記凸部は、水平方向に対して傾斜した方向に延在した部分をそれぞれ有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の圧縮機。
  7. 前記位置規制部は、前記圧縮機本体及び前記取付片にそれぞれ形成された研磨面を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107237737A (zh) * 2017-07-27 2017-10-10 珠海格力电器股份有限公司 压缩机固定结构及具有该压缩机固定结构的除湿机

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