JP2010539626A - 半導体デバイス中のノイズの減少 - Google Patents

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Abstract

本開示は、半導体デバイス中のノイズを低減する方法、デバイス、モジュール、及びシステムを開示する。一方法の実施形態は、ある期間、半導体デバイスのコントロールゲートにリセット電圧を印加すること、を含む。方法はさらに、リセット電圧を印加した後に、半導体デバイスの状態を検知することを含む。

Description

本開示は、全般的に半導体デバイスに関し、特に、一つ以上の実施形態で、不揮発性マルチレベルメモリセルに関する。
メモリデバイスは一般的に、コンピュータ中の内部回路、半導体回路、集積回路又は他の電子デバイスとして備えられる。ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM)、及び、とりわけ、フラッシュメモリを含む、幾つかの異なるタイプのメモリが存在する。
フラッシュメモリは、広い範囲の電子応用に対して不揮発性メモリとして利用される。フラッシュメモリデバイスは、一般的には、高メモリ密度、高信頼性、及び低電力消費となり得る1トランジスタメモリセルを用いる。
フラッシュメモリの用途は、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、デジタルカメラ、及び携帯電話のメモリを含む。プログラムコード及び基本入出力システム(BIOS)のようなシステムデータは、一般には、フラッシュメモリデバイスに記憶される。この情報は、とりわけ、パーソナルコンピュータシステム中で用いられ得る。
フラッシュメモリアレイアーキテクチャの二つの一般のタイプは、各々の基本メモリセル構造が配列される論理形式に対応して、所謂、”NAND”及び”NOR”アーキテクチャである。
NANDアレイアーキテクチャは、フローティングゲートメモリセルのアレイを行列状に配列し、アレイの各フローティングゲートメモリセルのゲートは、選択線に行ごとに結合される。しかしながら、各メモリセルは、そのドレインによって列検知線に直接的に結合されてはいない。その代わり、アレイのメモリセルは、ソース線及び列検知線の間で、ソースからドレインへと互いに直列に結合される。
NANDアレイアーキテクチャのメモリセルは、所望の状態にプログラムされ得る。つまり、電荷はメモリセルのフローティングゲートに配置され又は取り除かれ、セルを幾つかの記憶状態にすることができる。例えば、単一レベルセル(SLC)は2デジット(値)、例えば、二進状態、例えば、0又は1を表し得る。フラッシュメモリセルはまた、2デジット(値)状態より多く、例えば、1111、0111、0011、1011、1001、0001、0101、1101、1100、0100、0000、1000、1010、0010、0110、及び1110、を記憶し得る。このようなセルは、マルチステートメモリセル、マルチデジットセル、又はマルチレベルセル(MLC)と呼ばれることがある。MLCは、各セルが1デジット(桁)、例えば、1ビットより多くを表現できるので、メモリセルの数を増やすことなく、高密度メモリの製造を可能とすることができる。MLCは、一つより多いプログラムされた状態を有することができ、例えば、4デジットを表現することが可能なセルは16個のプログラムされた状態を有することができる。MLCによっては、16個のプログラムされた状態の一つは、消去状態であり得る。これらのMLCでは、最低プログラム状態は消去状態より上位にはプログラムされない、つまり、もしセルが最低状態にプログラムされるならば、セルは、プログラミング動作中に電荷が注入されることはなく、消去状態に留まる。他の15個の状態は、”非消去”状態と呼ばれることがある。
NANDフラッシュメモリが、例えば、70nmから50nmへ35nmへ、とより小さなサイズに縮小されるにつれ、1/fノイズとしても知られているランダムテレグラフシグナル(RTS)ノイズの影響は、周波数fに逆比例するのでより深刻になり得る。メモリセルが検知されると、検知電流はRTSが原因でジャンプし得る。例えば、検知電流は一般的に500nAだとすると、検知電流は425nAから565nAにランダムにジャンプし得る。これらのジャンプは、時として”量子ジャンプ”と呼ばれる。場合によっては、量子ジャンプは検知エラー、例えば、メモリセルの状態の検知に関連する電流の測定中のエラーを引き起こし得る。
Hui Tian及びAbbas El Gamelによる刊行物、”スイッチMOSFET回路中の1/fノイズの解析”IEEE Transactions on Circuit and System−II:Analog and Digital Signal Processing,第38巻、第2号、151−157頁、2001年2月は、1/fノイズは、メモリセルゲート絶縁体中、例えば、シリコン酸化物界面中にトラップが形成される及び充填されることによって引き起こされ得ることを示唆する、RTSノイズに潜む有力な理論を示している。
実験は、半導体デバイスの電源を切ることによって、荷電キャリア、例えば電子をトラップから開放することができることを示していた。トラップされた荷電キャリアは、絶縁体を通過する他のキャリアの流れを妨げ得る。トラップを形成することは、形成されたトラップが充填されることに比べると遅いプロセスであり得る。RTSノイズを退治するために設計された幾つかの動作方法には、デバイスを何回も、例えば100回電源を入れる及び電源を切ること、並びに、RTSによる近似的な変動を決定するために平均電流を測定することが含まれる。そのような動作方法は、より遅い検知動作をもたらし得る。
本開示の一つ以上の実施形態で用いられ得る不揮発性メモリアレイの部分の概略である。 本開示の一つ以上の実施形態によるメモリセルの断面図を図示している。 図2Aの部分の拡大図を図示している。 本開示の一つ以上の実施形態による回路の動作の概略図を図示している。 本開示の一つ以上の実施形態による検知電圧ランプを図示している。 本開示の一つ以上の実施形態による離散検知電圧を図示している。 本開示の一つ以上の実施形態による動作電圧の表を図示している。 本開示の一つ以上の実施形態に従って作動する少なくとも一つのメモリデバイスを有する電子メモリシステムの機能ブロック図である。 本開示の一つ以上の実施形態による少なくとも一つのメモリデバイスを有するメモリモジュールの機能ブロック図である。
本開示の一つ以上の実施形態は、半導体デバイス中のノイズを減少させる方法、デバイス、及びシステムを提供する。一方法実施形態は、ある期間の間、半導体デバイスの制御ゲートにリセット電圧を印加することを含む。その方法はさらに、リセット電圧を印加した後に、半導体デバイスの状態を検知することを含む。
本開示の以下の詳細な記述では、開示の一部を形成し、本開示の実施形態がどのように実施され得るのか、が図示されている添付の図面を参照する。これらの実施形態は当業者が本開示の実施形態を実施することができるように十分に詳細に記述され、他の実施形態が利用され得ること及び本開示の範囲を逸脱することなく、工程、電気的、及び/又は構造的な変更をし得ることは理解されよう。本明細書中ではしばしばメモリデバイスが参照されるが、本開示の実施形態は、当業者によって半導体デバイスに一般に応用され得る。
図1は、不揮発性メモリアレイ100の部分の概略である。図1の実施形態は、NANDアーキテクチャ不揮発性メモリを図示している。しかしながら、本明細書に記述されている実施形態は、本例に限定されない。図1に示されているように、メモリアレイ100は、選択線105−1、...、105−N及び交差検知線107−1、...、107−Mを含んでいる。デジタル環境でのアドレッシングの容易さのために、選択線105−1、...、105−Nの数及び交差検知線107−1、...、107−Mの数は、それぞれ2の冪、例えば、256選択線×4096検知線である。
メモリアレイ100は、NANDストリング(NAND列)109−1、...、109−Mを含む。各NANDストリングは、不揮発性メモリセル111−1、...、111−Nを含み、各々は選択線105−1、...、105−N及び局所検知線107−1、...、107−Mの交差点に位置している。各NANDストリング109−1、...、109−Mの不揮発性メモリセル111−1、...、111−Nは、ソース選択ゲート(SGS)、例えば電界効果トランジスタ(FET)113、及びドレイン選択ゲート(SGD)、例えばFET119の間でソースからドレインへと直列に結合される。ソース選択ゲート113は、局所検知線107−1及びソース選択線117の交差点に位置しており、一方、ドレイン選択ゲート119は、局所選択線107−1及びドレイン選択線115の交差点に位置している。
図1中に図示されている実施形態中に示されているように、ソース選択ゲート113のソースは、共通ソース線123に接続されている。ソース選択ゲート113のドレインは、対応するNANDストリング109−1のメモリセル111−1のソースに接続されている。ドレイン選択ゲート119のドレインは、対応するNANDストリング109−1に対する局所選択線107−1に、ドレイン接点121−1において接続されている。ドレイン選択ゲート119のソースは、対応するNANDストリング109−1の最後のメモリセル119−N、例えばフローティングゲートトランジスタ、のドレインに接続されている。
実施形態によっては、不揮発性メモリセル11−1、...、111−Nの構造は、ソース、ドレイン、フローティングゲート又は他の電荷蓄積層、及びコントロールゲートを含む。不揮発性メモリセル111−1、...、111−Nは、それぞれ選択線105−1、...、105−Nに結合されたコントロールゲートを有している。不揮発性メモリセル111−1、...、111−Nの列は、所定の局所検知線、例えば107−1、...、107−Mにそれぞれ結合されるNANDストリング、例えば109−1、...、109−M、を構成する。不揮発性メモリセルの行は、所定の選択線、例えば105−1、...、105−N、に共通に結合されている。NORアレイアーキテクチャは、メモリセルのストリングが、選択ゲート間に並列に結合されることを除けば、同様に配列される。
当業者は認識するだろうが、選択された選択線、例えば105−1、...、105−N、に結合されるセルの部分集合は、グループとして一緒にプログラムされ及び/又は検知され得る。プログラミング動作、例えば書き込み動作は、選択されたセルのしきい電圧(Vt)を所望のプログラム状態に対応する所望のプログラム電圧レベルまで増加させるために、幾つかのプログラムパルス、例えば16V−20V、を選択された選択線に印加することを含み得る。
読み出し又はプログラムベリファイ動作のような検知動作は、選択されたセルの状態を決定するために、選択されたセルに結合されている検知線の電圧及び/又は電流変化を検知することを含み得る。検知動作は、選択されたメモリセルに付随する検知線、例えば検知線107−1、を選択されたメモリセルに付随するソース線、例えばソース線123、に対するバイアス電圧より大きな電圧にバイアスすることを含み得る。あるいは、検知動作は、選択されたセルが導通し始めるとき、その後に放電が続く検知線107−1をプリチャージすること、及び放電を検知することを含む。検知動作はまた、リセット電圧、例えば−4V、を選択線、例えば選択線105−1、つまり選択されたメモリセルに付随するコントロールゲート、にある期間の間印加し、選択されたセルの状態を検知することを含み得る。
検知動作は、リセット電圧を印加した後に、選択されたメモリセルの状態を検知することを含み得る。選択されたセルの状態を検知することは、選択されていないセルのしきい電圧とは独立に、選択されていないセルを導通状態にしておくには十分なある電圧、例えば4.5V、にストリングの選択されていないセルをバイアスしながら、検知電圧ランプ、例えば−2Vから+3V、を選択された選択線に印加することを含み得る。あるいは、選択されたセルの状態を検知することは、離散的検知電圧、例えば0.5V、2V、及びー0.5V、を選択された選択線、つまり選択されたセルのコントロールゲートに印加することを含み得る。読み出される/ベリファイされる選択されたセルに対応する検知線は、選択された選択線に印加された特定の検知電圧に応答して選択されたセルが導通するか否か、を決定するために検知され得る。例えば、選択されたセルの状態は、検知線電流が、特定の状態に付随する特定の参照電流に達するときの選択線電圧によって決定され得る。
当業者は、NANDストリング中の選択されたメモリセル上で実行される検知動作において、ストリングの選択されていないメモリセルはバイアスされ、導通状態に置かれるようにされることを認識するであろう。検知動作に付随する動作電圧の例は、図5に示されている。そのような検知動作では、選択されたセル中の記憶されているデータは、ストリングに対応するビット線上で検知される電流及び/又は電圧に基づき得る。例えば、選択されたセル中に記憶されたデータは、ビット線電流が、ある特定の量だけ変化するか、又は所定の期間中に特定のレベルに達するか、に基づき得る。
選択されたセルが導通状態にあるとき、ストリングの一端のソース線接点とストリングの他端のビット線接点の間に電流が流れる。このように、選択されたセルを検知することに付随する電流は、ストリングの中の他のセル、セルスタック間の拡散領域、及び選択トランジスタを介して運ばれる。
図2Aは、本開示の一つ以上の実施形態によるメモリセル211の断面図を図示している。図2Aに図示されている図において、メモリセル211は、図1中のアレイ100のようなNANDアレイ中の不揮発性メモリセルである。図2A中に図示されている図中に示されているように、メモリセル211は、基板202の上に形成されたコントロールゲート(CG)233及びフローティングゲート(FG)231を含む、ゲートスタック構成を有している。図2A中に図示された実施形態では、基板202は、メモリセル211ではソース/ドレイン領域として機能するn型拡散領域203及び204が植え込まれたp型シリコン基板202である。基板202は、基板本体領域、例えばこの例ではP−井戸領域と呼ばれ得る。様々な実施形態において、n型拡散領域203及び204は、低濃度にドープされたn型、すなわちn−拡散領域である。実施形態によっては、基板202は、基板本体がN−井戸領域であるようなp型拡散領域203及び204が植え込まれているn型基板であり得る。
図2A中に描かれている図中に示されているように、誘電体層237−1は、基板202上に形成される。メモリセル211のフローティングゲートは、誘電体層237−1の上に形成され得る。誘電体層237は二酸化シリコン又は別の誘電体物質であり得る。様々な実施形態で、誘電体層237は、同一の又は異なる誘電体物質の幾つかの層を含み得るし、ソース/ドレイン領域203及び204の上及び/又は周囲に配置され得る。追加の誘電体層237−2が示されており、フローティングゲート231及びコントロールゲート233の間に形成される。選択線205はコントロールゲート233に接続され、図2Aには示されていないが、選択線、例えば図1の105−1、上の他のセルのコントロールゲートの各々に引き続き接続される。
図2Bは、図2Aの部分の拡大図を図示している。図2Bの図は、基板202及びフローティングゲート231の間の誘電体237−1中の、幾つかのトラップ、242−1、242−2、...、242−Nを図示している。図はまた、矢印で示されているように、トラップ、例えばトラップ242−1、へと動いている幾つかの荷電キャリア、例えば電子240−1、240−2、...、240−N、を図示している。
1/fノイズは、誘電体界面層、例えばシリコンと酸化物界面の周囲の酸化物領域又はシリコン領域におけるトラップの形成及び充填に起因し得ると信じられている。1/fノイズのようなノイズは、メモリセルの状態、例えばしきい電圧(Vt)レベルを検知するときに、観測され得る。例えば、もし所定のメモリセル状態に対する特定の電流レベルが500nAならば、検知される電流は、500nAから565nA、425nAへとランダムにジャンプ(量子ジャンプ)し得る。これは、ランダムテレグラフ信号(RTS)とも呼ばれている現象であり、メモリセルの状態を検知する際にエラーを引き起こし得る。
メモリセルが、サイズにおいてスケールダウンされるにつれ、RTSの効果はメモリセルの正確な検知により大きな影響を及ぼす。そのような状況において、キャリアのトラッピング及びデトラッピングによる電流を検知することへの正味の影響は、セルから読み出される論理値を、セルに書き込まれた論理値とは異なるものとし得る。
リセット電圧、例えば負のバイアス電圧を、選択線205を有するコントロールゲート233に印加することは、誘電体界面中、例えば202及び237−1の間の界面中、のトラップを空にし得る。これはまた、トラップ、例えば242−1、から電子を取り除き得るので、デトラッピングとして知られている。蓄積は、移動多数キャリアが誘電体界面に付着しているときの状態である。選択線205を有するコントロールゲート233に印加される電圧を増やすことは、セルを蓄積から空乏を経て反転の状態へと転移させ得る。空乏は、誘電体界面における移動キャリアをデバイスから欠乏させる増大したゲート電圧により引き起こされ得る。空乏はまた、イオン化されたアクセプタイオンによる負の電荷を、誘電体界面に生成し得る。反転は、増大したゲート電圧によって界面に付着している少数キャリアによって負に荷電した層が誘電体界面に形成されるときに生じ得る。
リセット電圧、例えば負のバイアス電圧をメモリセルのコントロールゲートに印加することは、共通ソース線、例えば図1中の123、に正のブースト電圧を印加することによって達成され得る。例えば、選択されたセルに印加される0Vのポテンシャル及び選択されたセルの共通ソース線に印加される正のブースト電圧、例えば1V又は2Vは、それぞれ、−1V又は−2Vのゲートしきい電圧をもたらし得る。同じことは、同時係属中の、本発明の譲受人に譲渡された、同一の発明人による、2007年3月2日に出願され、”不揮発性マルチレベルメモリセルに対する拡大されたプログラミングウィンドウ”と題する米国特許出願番号11/799,657号により詳細に記述されている。
図3は、本開示の一つ以上の実施形態による動作回路の概略図を図示している。図3の実施形態は、検知動作の間、検知線307に結合される幾つかのセル311−SGS、311−0、...、311−15、...、311−31、311−SGDを図示している。
図3中に図示されている実施形態では、選択線、例えばワード線(WL)電圧発生部351は、電圧ランプ357に従って、選択線、例えばWL15、つまり選択されたセルのコントロールゲート、例えば、311−15に電圧(Vramp)を印加し得る。この実施形態によると、セルの状態、例えばしきい電圧(Vtcell)は、検知線、例えばビット線、電圧駆動器及び電流検知回路355を用いて、検知線307中の電流(B/L電流)及び/又は電圧(Vout)の変化を検出することによって検知され得る。電圧発生部351は、印加された電圧が、セルが導通状態に移行する点である選択されたセル311−15のVtに達するまで、電圧357をランプするように機能し得る。選択されたセルが導通状態にあるとき、電流は、ソース線373及びビット線307の間を流れる。この電流は、回路355によって検知され得て、サンプル/ホールド回路及び比較器353を用いて特定の参照電流と比較され得る。選択されたメモリセルの状態は、電圧発生部351からアナログ値として直接的に読み出され得るし、又はサンプル/ホールド回路及び比較器353に付随する回路中のアナログからデジタルへのコンバータによって変換され得る。
また、図3中に図示された実施形態で示されているように、選択されていないメモリセル、例えば311−0及び311−31に対する選択線、例えばWL0及びWL31は、検知動作中に印加されるパス電圧(Vpass)を有し、それらは導通状態にある。図5中に示されているように、これは、例えば、リセット動作中のVpass_r及び読み出し動作中のVpass_readであり得る。この実施形態では、選択ゲートソース(SGS)311−SGS及び選択ゲートドレイン(SGD)311−SGDは、それぞれVsgs及びVsgdにバイアスされている。動作電圧の表の例は、図5中に例として与えられている。
選択されたセルが導通状態にあるとき、電流はストリングの一端のソース線接点及びストリングの他端のビット線接点の間を流れる。このように、選択されたセルを読み出すことに付随する電流は、ストリングの中の他セルの各々、セルスタック間の拡散領域、及び選択トランジスタを介して運ばれる。読者は認識するだろうが、図3中に図示されている実施形態は、図示の容易さのために、一つの検知線307を示している。しかしながら、動作を検知することは、図1に関連して記述したように、グループとして複数の検知線を一緒に検知することを含み得る。
図1、4B、及び5に関連して記述されるように、別の実施形態が、ランプに代わって、離散検知電圧を印加することによってメモリセルを検知するために用いられ得る。さらに、WL電圧発生部351は、本開示中で記述されるように、選択されたメモリセル、例えば311−15を検知する前に、リセット電圧を印加するために用いられ得る。
図4Aは、本開示の一つ以上の実施形態による検知電圧ランプ400を図示している。図3に関連して記述したように、電圧ランプ400は、選択されたメモリセル、例えば図3中の311−15に対する選択線、例えば図1中の105−1、に印加され得る。電圧ランプ400は、よって、選択されたメモリセル、例えば図3中の311−15、のコントロールゲート、例えば図2A中の233、に印加される。図4Aの実施形態は、電圧ランプ400が開始する前の“Treset”473の期間に与えられるリセット電圧“Vreset”を示している。実施形態によっては、Vreset471は、電圧ランプ400の開始電圧“Vstart”477より低くてもよい。電圧ランプ400の期間は、“Tr”475として図示されている。図4A中の実施形態の中で図示されているように、電圧ランプ400は、停止電圧“Vstop”479まで増加する。
実施形態によっては、選択されたメモリセルの状態を検知するために、Vstart477は、アレイのセルの最低のVtより低くてもよいし、Vstop479は、アレイのセルの最高のVtより高くてもよい。電圧ランプ400に沿ったある点において、選択されたメモリセルは検知点470で導通が始まる。メモリセルの状態を検知するための電圧ランプの使用は、同時係属中の、本発明の譲受人に譲渡され、少なくとも一人の共通の発明人を含む、2006年3月3日に出願された、”低電力複数ビット検知アンプ”と題する米国特許出願番号11/416,672号により詳細に記述されている。上の参照された米国特許出願の中に記述されているように、電圧ランプの使用は、リセット動作後、RTSが始まる前にセルの状態を検知することに有利な高速検知動作を可能とする。
図4A及び図4Bに関連して記述されるように、リセット電圧471は、各検知動作の前に、誘電体層中での電荷デトラッピングを可能とし、デバイスを蓄積の状態にすることができるほどに長い期間である期間Treset473の間、メモリデバイスを電場にさらすために用いられ得る。図4A中に図示されている実施形態では、リセット電圧は、選択されたメモリセルの最低状態の検知に用いられる検知電圧より小さくてもよい。実施形態によっては、Vreset471は、近似的に−4V、−2V、0V、又はデバイスを蓄積の状態に誘導するのに適した別の電圧として選択され得る。他の実施形態では、リセット電圧がデバイスを蓄積の状態に誘導し、誘電体界面をデトラップするほどに十分に低い限り、リセット電圧471は、電圧ランプ400の開始電圧477に等しくてもよい。
リセット電圧471を印加した後、制御回路は、電圧レベルをVstart477にジャンプさせ得る。電圧のこのジャンプは、デバイスの蓄積の状態から反転への転移を引き起こし得る。蓄積から反転への転移は、RTS及び/又は1/fに付随する期間より十分に短い期間で完了し得て、選択されたメモリセルの状態は、電荷トラッピング及びデトラッピングが選択されたメモリセルのゲート誘電体中で起こる前に、期間Tr475中に検知され得る。RTSが始まる前に選択されたメモリセルの状態を検知することは、上述のように、電流レベルの量子ジャンプを回避することができるので、正確な検知を可能とする。
開始電圧477はまた、選択されたメモリセルが最低状態にプログラムされているとき、選択されたメモリセルの蓄積から反転への転移を引き起こすには十分に低くてもよい。従って、Vstart477は、アレイ中のメモリセルの最低状態に対するVtより小さくてもよい。
図4Bは、本開示の一つ以上の実施形態による離散検知電圧Vlevel1485、Vlevel2487、及びVlevel3489を図示している。図4B中に図示されている実施形態では、各離散検知電圧レベルは、期間Treset483にわたるリセット電圧Vreset481によって先行される。各離散検知電圧レベルはまた、それぞれ、検知点480−1、480−2、及び480−3と共に図示されている。検知点、例えば480−1は、印加電圧レベル、例えば485が選択されたメモリセルの導通を引き起こすかどうか、すなわちデバイスのオン及び/又はオフをメモリデバイスに対する制御回路が決定し得る点である。
図2及び4Aに関連して記述したように、リセット電圧481は、各離散検知電圧、例えば485を印加する前に、誘電体層中での電荷デトラッピングを可能とし、デバイスを蓄積の状態にすることができるほどに長い期間である期間Treset473の間、メモリデバイスを電場にさらすために用いられ得る。図4B中に図示された実施形態では、リセット電圧は、選択されたメモリセルの最低状態を検知するために用いられる検知電圧より小さくてもよい。実施形態によっては、Vreset481は、近似的に−4V、−2V、0V、又はデバイスを蓄積の状態に誘導するのに適した別の電圧として選択され得る。他の実施形態では、リセット電圧481は、リセット電圧はデバイスを蓄積の状態に誘導するほどに十分に低く誘電体界面をデトラップするには十分強い限り、選択されたメモリセルの最低状態を検知するのに用いられる検知電圧に等しくてもよい。
離散検知電圧を用いる従来の検知動作では、離散検知電圧は、選択されたメモリセルの最低状態を検知するのに用いられる離散検知電圧から始まって、逐次的に印加される。選択されたメモリセルの状態は、セルに導通を引き起こす検知電圧によって決定され得る。例えば、4状態セルでは、3つの検知電圧が用いられ得る。もし第一の検知電圧が、選択されたセルに導通を引き起こすとすれば、それは第一の、又は最低状態である。もし、第二の検知電圧が、選択されたセルに導通を引き起こすとすれば、セルは第二の状態にある。もし第三の検知電圧が、選択されたセルの導通を引き起こすならば、セルは第三の状態にある。もし、第三の検知電圧がセルに導通を引き起こさないならば、セルは第四の状態、又は最高状態にある。
図4Bの実施形態は、4状態セルに対する検知スキームを図示している。第一の離散検知電圧485は、選択されたメモリセルに印加され得る。第一の離散検知電圧485は、第二の離散検知電圧487のより小さく、第三の検知電圧より大きくてもよい。図4B中に図示された実施形態では、もし第一の検知電圧が選択されたセルに導通を引き起こさないならば、するとセルはもっと高い状態でなければならない。この場合、第二の離散検知電圧487が、セルは最高(第四の)状態にあるのか又は第三の状態にあるのかを決定するために印加され得る。もし、第二の検知電圧487が印加されたときに、選択されたセルが導通するならば、セルは第三の状態にある。もし、第二の検知電圧が印加されたときに、選択されたセルが導通しないならば、セルは最高(第四)の状態にある。
もし、第一の離散検知電圧485が選択されたセルに導通を引き起こすならば、そのときは、セルは最低状態又は第二の状態にある。この場合、第三の離散検知電圧489が印加され得る。もし、第三の検知電圧が選択されたセルに導通を引き起こすならば、セルは最低(第一の)状態にある。もし、第三の検知電圧が選択されたセルに導通を引き起こさないならば、セルは第二の状態にある。
図5は、本開示の一つ以上の実施形態による動作電圧の表510を図示している。表510は、選択ゲートソーストランジスタ及び選択ゲートドレイントランジスタの間に直列に結合されている不揮発性メモリセルのストリング509に付随する検知線、例えばビット線(BL)、ドレイン選択線(SGD)、幾つかの選択線、例えばワード線(WL−0からWL−31)、ソース選択線(SGS)、共通ソース線(SOURCE)、及び基板本体(P−井戸)に印加される電圧を図示している。表510は、ストリング509のメモリセル、例えば、この例では、WL−15に結合されているセルのプログラミング、リセット、及び読み出し動作に付随する消去動作(消去)561、プログラム動作(プログラムWL−15)562、リセット動作(リセット(WL−15))563、電圧ランプを用いる読み出し動作(読み出し ランプ(WL−15))564、及び離散検知電圧を用いる読み取り動作(読み出し 離散(WL−15))565の間に、ストリング509に印加される電圧の例を図示している。
様々なリセット動作実施形態では、検知線(BL)は、ソース電圧より高い電圧、本例ではそれぞれ、1.0V及び0Vにバイアスされ得る。実施形態によっては、図5中に示されているように、パス電圧(Vpass_read)は、選択されていないセルに印加され得て、本例では4.5Vである。リセット電圧は、本例ではー4Vであるが、選択されたセル、本例では511、に印加され得る。検知電圧は、選択されたメモリセル、例えば511のコントロールゲートに接続される選択線、例えばWL−15に印加され得る。
例えば、読み出しのようないろいろな検知動作実施形態では、検知ライン(BL)はソース電圧より高い電圧に、本例では1.0Vと0V,にバイアスされている。実施形態によっては、図5に示すように、パス電圧(Vpass−read)は本例では4.5Vであるが、選択されていないセルに印加され得る。図4A及び4Bに関連して上で述べたように、印加される検知電圧は、564中では電圧ランプ、”Vramp”、又は565中では一連の離散検知電圧、”Vread”の形を取り得る。
図6は、本開示の一つ以上の実施形態に従って作動する少なくとも一つのメモリデバイス620を有する電子メモリシステム600の機能ブロック図である。メモリシステム600は、マルチレベル不揮発性セルのメモリアレイ630を含む不揮発性メモリデバイス620に結合されたプロセッサ610を含む。メモリシステム600は、別々の集積回路を含み得るし、又はプロセッサ610及びメモリデバイス620の両方が同一の集積回路上にあり得る。プロセッサ610はマイクロプロセッサ又は特定用途向け集積回路(ASIC)のような回路を制御する他のタイプであり得る。
メモリデバイス620は、NANDアーキテクチャを有するフローティングゲートフラッシュメモリセルであり得る不揮発性メモリセルのアレイ630を含む。メモリセルの各行のコントロールゲートは選択線に結合され、一方、メモリセルのドレイン領域は検知線に結合される。メモリセルのソース領域は、図1に図示されたのと同様に、ソース線に結合される。当業者には認識されるように、メモリセルを検知線及びソース線に接続する方法は、アレイが、NANDアーキテクチャ、NORアーキテクチャ、及びANDアーキテクチャ、又は他のメモリアレイアーキテクチャのいずれであるのかに依存する。
図6の実施形態は、入出力回路660を介して入出力接続662上に与えられるアドレス信号をラッチするアドレス回路640を含む。アドレス信号は、行デコーダ644及び列デコーダ646によって受けられてデコードされ、メモリアレイ630にアクセスする。本開示の観点からは、アドレス入力接続がメモリアレイ630の密度及びアーキテクチャに依存すること、並びにアドレス数がメモリセルの数の増加及びメモリブロックとアレイの数の増加と共に増加することは、当業者には認識されるであろう。
不揮発性セルのメモリアレイ630は、本開示に記述される実施形態による、異なる数のプログラム状態、検知電圧、及びデジットの数を有する不揮発性マルチレベルメモリセルを含み得る。メモリデバイス620は、この実施形態では読み出し/ラッチ回路650であり得る検知/バッファ回路を用いて、メモリアレイ列中の電圧及び/又は電流変化を検知することによって、メモリアレイ630中のデータを検知する。読み出し/ラッチ回路650は、ページ又はデータの列をメモリアレイ630から読み出す及びラッチすることができる。入出力回路660は、入出力接続662を介したプロセッサ610との双方向データ通信のために含まれている。書き込み回路655は、メモリアレイ630にデータを書き込むために含まれている。
制御回路670は、プロセッサ610からコントロール接続672によって与えられる信号をデコードする。これらの信号は、データ検知、データ書き込み、及びデータ消去動作を含む、メモリアレイ630上の動作を制御するために用いられる、チップ信号、書き込みイネーブル信号、及びアドレスラッチ信号を含み得る。実施形態によっては、制御回路670は本開示の実施形態による動作を実行するためにプロセッサ610からの命令を実行する能力がある。制御回路670はステートマシン、シーケンサ、又は他のタイプのコントローラであり得る。追加の回路及び制御信号が備えられ得ること、及び図6のメモリデバイスの詳細は、図示を容易にするために簡略化されていることは当業者によって理解されるであろう。
図7は本開示の一つ以上の実施形態に従ってプログラムされた少なくとも一つのメモリデバイスを有するメモリモジュールの機能ブロック図である。メモリモジュール700は、メモリカードとして図示されているが、メモリモジュール700を参照しながら議論される概念は、他のタイプの取り外し可能、又は携帯メモリ(例えば、USBフラッシュドライブ)応用され、本明細書内で用いられるような”メモリモジュール”の範囲内に納まるように意図されている。加えて、フォームファクタの一例が図7に描かれているが、これらの概念は他のフォームファクタにも同様に応用可能である。
実施形態によっては、メモリモジュール700は一つ以上のメモリデバイス710を包み込むために(描かれているように)ハウジング705を含み得るが、そのようなハウジング710は全てのデバイス又はデバイス応用には本質的ではない。少なくとも一つのメモリデバイス710は、本明細書に記述される実施形態によって検知され得る不揮発性マルチレベルメモリセルのアレイを含む。ホストデバイスが存在すれば、ハウジング705は、ホストデバイスとの通信のために一つ以上の接点715を含む。ホストデバイスの例は、デジタルカメラ、デジタル記録及び再生デバイス、PDA、パーソナルコンピュータ、メモリカードレコーダ、インターフェイスハブ等を含む。実施形態によっては、接点715は、標準化されたインターフェイスの形状である。例えば、USBフラッシュドライブを用いるなら、接点715はUSBタイプAオスコネクタの形状であり得る。実施形態によっては、接点715は、サンディスクコーポレーションによってライセンスされたCompactFlash(登録商標)、ソニーコーポレーションによってライセンスされたMemoryStick(登録商標)メモリカード、東芝コーポレーションによってライセンスされたSD Secure Digital(登録商標)メモリカード等に基づき得るような半プロプライエタリインターフェイスの形式である。しかしながら、一般に、接点715は、パッシングコントロール、メモリモジュール700及びコンタクト715に対する互換性レセプタを有するホストとの間のアドレス並びに/又はデータ信号のためのインターフェイスを与える。
メモリモジュール700は、オプションとして、一つ以上の集積回路及び/又は別々のコンポーネントであり得る追加の回路720を含み得る。実施形態によっては、追加の回路720は、複数のメモリデバイス710を介してアクセスをコントロールするため、並びに/又は外部ホスト及びメモリデバイス710の間の変換層を与えるための、メモリコントローラのような制御回路を含み得る。例えば、接点715の数と一つ以上のメモリデバイス710に接続される710の数の間は一対一対応ではないことがあり得る。よって、メモリコントローラは、選択的にメモリデバイス710の(図7には示されていない)入出力接続に結合して、適切な時刻に適切なI/O接続において適切な信号を受ける又は適切な時刻に適切な接点715に適切な信号を供給し得る。同様に、ホスト及びメモリモジュール700の間の通信プロトコルは、メモリデバイス710のアクセスに要求されるものと異なり得る。メモリコントローラは、次にホストから受けた命令シーケンスを、メモリデバイス710への所望のアクセスを達成するために、適当な命令シーケンスに変換し得る。そのような変換はさらに、命令シーケンスに加えて信号電圧レベルの変化を含み得る。
追加の回路720はさらに、ASICによって実行され得るような論理機能などのメモリデバイス710の制御に無関係な機能性を含み得る。また、追加の回路720は、パスワード保護、バイオメトリクス等のような、メモリモジュール700への読み出し又は書き込みアクセスを制限する回路を含み得る。追加の回路720は、メモリモジュール700の状態を表す回路を含み得る。例えば、追加の回路720は、電力がメモリモジュール700に供給されているか及びメモリモジュール700が現在、アクセスされているかを決定し、電力が供給されている間はライトが点灯し、アクセスされている間は点滅するなど、状態のしるしを表示する機能を含み得る。追加の回路720はさらに、メモリモジュール700内の電力要求の調整を助けるためのデカップリングキャパシタのような、パッシブデバイスを含み得る。
結論
半導体デバイス中のノイズの減少のための方法、デバイス、モジュール、及びシステムを示してきた。一方法の実施形態は、リセット電圧を半導体デバイスのコントロールゲートにある期間の間、印加することを含む。方法はさらに、リセット電圧を印加後に、半導体デバイスの状態を検知することを含む。
本明細書中では、特定の実施形態を図示し記述してきたが、当業者は、同じ結果を達成するために計画された配置が、示されている特定の実施形態に取って代わり得ることを理解するであろう。この開示は、本開示の実施形態の適応又は変形をカバーすることが意図されている。上述は、例示としてなされており、限定的なものではない。上の実施形態の組み合わせ、及び本明細書に特に記述されていない実施形態は、上の記述をレビューすれば当業者には明らかであろう。本開示の実施形態の範囲は、上の構造及び方法が用いられる他の応用を含む。従って、本開示の実施形態の領域は、添付のクレームを参照しながら、そのようなクレームによって言及される均等物の全領域を加えて決定される。
前述の詳細な説明では、幾つかのフューチャは、流れよく開示をする目的で、単一の実施形態にまとめられている。この開示の方法は、本開示の開示された実施形態は、各クレームに表現上列挙されたフューチャより多くを用いなければならないという意図を反映したものとは解釈されない。むしろ、以下のクレームが反映しているように、発明の主題は単一の開示される実施形態のフューチャの全てより少ないところに位置している。よって、以下のクレームは、これによって、詳細な説明に組み込まれ、各クレームは、それ自身別個の実施形態を主張する。

Claims (25)

  1. 半導体デバイス中のノイズを減らす方法であって、
    リセット電圧(471)を前記半導体デバイスのコントロールゲート(233)に、ある期間(473)の間、印加すること、及び
    前記リセット電圧(471)を印加した後に、前記半導体デバイスの状態を検知すること、
    を含む方法。
  2. 前記方法は、前記半導体デバイスの誘電体界面中で電荷デトラッピングを可能とするのに十分に長い期間(473)の間、前記リセット電圧(471)を印加することを含む、請求項1の方法。
  3. 前記方法は、前記半導体デバイスの最低状態を検知するために用いられる検知電圧(485)以下であるリセット電圧(471)を印加することを含む、請求項1乃至2の方法。
  4. 前記方法は、前記半導体デバイスの状態を検知するために、誘電体界面中の電荷トラッピング及びデトラッピングによるランダムテレグラフ信号(RTS)に付随する時間量より実質的に小さい時間量の間、前記半導体デバイスのコントロールゲート(233)に電圧ランプ(400)を印加することを含む、請求項1乃至3の方法。
  5. 前記方法は、前記半導体デバイスが最低状態にプログラムされているときに、蓄積から反転への前記半導体デバイスの転移を引き起こすのに十分低い電圧から前記電圧ランプ(400)を開始することを含む、請求項4の方法。
  6. 前記方法は、前記少なくとも一つの半導体デバイスに対するドレイン電流が前記検知された状態に対する特定の参照電流に達するとき、前記電圧ランプ(400)の電圧レベルに従って前記半導体デバイスの状態を検知することを含む、請求項4乃至5の方法。
  7. 前記方法は、前記ランプ(400)の前記電圧レベルをアナログ値として読むことによって前記半導体デバイスの前記状態を検知することを含む、請求項6の方法。
  8. 前記方法は、前記ランプ(400)の前記電圧レベルをアナログからデジタルへのコンバータを用いて前記半導体デバイスの前記状態を検知することを含む、請求項6の方法。
  9. 前記半導体デバイスの状態を検知することは、
    一連の離散検知電圧(485、487、489)を印加すること、及び
    前記一連の離散検知電圧(485、487、489)の各々を印加する前に前記リセット電圧(481)を印加すること、
    を含む、請求項1乃至8の方法。
  10. 半導体デバイス中のノイズを減らす方法であって、
    誘電体界面トラップ(242−1、242−2、242−N)のデトラッピングを容易にするために、前記半導体デバイスが蓄積の状態にあるように前記半導体デバイスを場にさらすこと、
    1/fノイズに関連付けられる期間より実質的に短い期間に前記半導体デバイスを蓄積の状態から反転の状態に転移させること、及び
    前記半導体デバイスの状態を検知すること、
    を含む方法。
  11. 前記方法は、前記半導体デバイスの前記誘電体界面で十分な電荷トラッピング及びデトラッピングが起こり得る前に、前記半導体デバイスを検知することを含む、請求項10の方法。
  12. 前記方法は、
    電圧ランプ(400)を用いて前記半導体デバイスの前記状態を検知すること、
    前記半導体デバイスに蓄積から反転に誘導するために前記電圧ランプ(400)を用いること、及び
    前記半導体デバイスの前記最低状態のしきい電圧(Vt)より低い電圧で前記電圧ランプ(400)を開始すること、
    を含む請求項10乃至11の方法。
  13. 前記方法は、
    離散検知電圧(485、487、489)を印加することによって、前記半導体デバイスの状態を検知すること、及び
    各離散検知電圧(485、487、489)を印加する前に、前記半導体デバイスが蓄積の状態にあるように前記半導体デバイスを場にさらすこと、
    を含む、請求項10乃至11の方法。
  14. 前記方法は、
    第一の検知電圧(485)を印加することであって、前記第一の検知電圧は、前記第一の検知電圧(485)より高い状態を検知するために用いられる第二の検知電圧(487)より小さく、最低状態を検知するために用いられる第三の検知電圧(489)より大きく、
    前記第一の検知電圧(485)が前記半導体デバイスに通電を引き起こさないとき、前記第一の検知電圧(485)の後、前記第二の検知電圧(487)を印加すること、及び
    前記第一の検知電圧(485)が前記半導体デバイスに通電を引き起こすとき、前記第一の検知電圧(485)の後に、前記第三の検知電圧(489)を印加すること、
    によって前記半導体デバイスの状態を検知すること、を含む請求項13の方法。
  15. 半導体デバイスであって、
    行及び列に配列されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)のアレイ(100、630)であって、少なくとも一つの行に配列された前記セルは選択線(105−1、...、105−N)によって結合され、少なくとも一つの列に配列された前記セルは検知線(107−1、...、107−M)によって結合されているアレイ、並びに
    前記アレイ(100、630)に結合された制御回路(670)であって、
    少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)のコントロールゲート(233)に、前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)の状態(485、487、489)を検知することの前に、ある時間(483)の間、リセット電圧(471)を印加する、及び
    前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)の前記コントロールゲート(233)に検知電圧ランプ(400)を印加する、
    ように動作可能である前記制御回路(670)、
    を含むデバイス。
  16. 前記時間(483)は、前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)の誘電体界面中で電荷デトラップが起こり得るほど十分に長く、前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)が蓄積の状態にあるよるにする、請求項15のデバイス。
  17. 前記特定のリセット電圧(471)は前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)の誘電体界面での電荷デトラッピングが可能となるのに十分である、請求項15乃至16のデバイス。
  18. 前記制御回路(670)は、前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)の最低状態に対する検知電圧(489)以下であるリセット電圧(471)を印加するように動作可能である、請求項15乃至17のデバイス。
  19. 前記制御回路(670)は、検知電圧ランプ(400)を印加し、前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)を蓄積から反転に誘導するように動作可能である、請求項15乃至18のデバイス。
  20. 前記制御回路(670)は、開始電圧(477)から停止電圧(479)まで前記検知電圧ランプ(400)を印可するように動作し、前記開始電圧(477)は、前記リセット電圧(471)以上であり、前記停止電圧(479)は前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)の最高の状態を検知するために用いられる検知電圧(487)以上である、請求項15乃至19のデバイス。
  21. 前記制御回路(670)は、ドレイン電流が特定の参照電流に達したとき、前記検知電圧ランプ(400)の電圧に従って、前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)の前記状態を検知するように動作可能である、請求項15乃至20のデバイス。
  22. 前記制御回路(670)は、アナログからデジタルへのコンバータを用いて前記検知電圧ランプ(400)を読み出すように動作可能である、請求項15乃至21のデバイス。
  23. 半導体デバイスであって、
    行及び列に配列されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)のアレイ(100、630)であって、少なくとも一つの行に配列された前記セルは選択線(105-1、...、105−N)によって結合され、少なくとも一つの列に配列された前記セルは検知線(107−1、...、107−M)によって結合されているアレイ、並びに
    前記アレイ(100、630)に結合された制御回路(670)であって、
    少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)のコントロールゲートに、前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)の前記状態を検知するために離散検知電圧(485、487、489)の幾つかの各々をコントロールゲート(233)に印加する前に、ある時間(483)の間、リセット電圧(471)を印加する、及び
    第一の離散検知電圧(485)であって、前記第一の離散検知電圧(485)より高い状態を検知するために用いられる第二の離散検知電圧(487)より小さく、最低状態を検知するために用いられる第三の離散検知電圧(489)より大きい前記第一の離散検知電圧(485)を印加する、
    前記第一の離散検知電圧(485)の後に、前記第二の離散検知電圧(487)を印加する、及び
    前記第一の離散検知電圧(485)の後に、前記第三の離散検知電圧(489)を印加するように動作可能である前記制御回路(670)と
    を含むデバイス。
  24. 前記制御回路(670)は、各離散検知電圧(485、487、489)を印加する前に、前記リセット電圧を印加するように動作可能である、請求項23のデバイス。
  25. 前記制御回路(670)は、前記少なくとも一つの選択されたメモリセル(111−1、...、111−N;211;311−SGS、311−0、...、311−15、311−31、311−SGD)の最低状態を検知するために用いられる離散検知電圧(489)より低いリセット電圧(471)を印加するように動作可能である、請求項23乃至24のデバイス。
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