JP2010538841A - 切削インサート - Google Patents

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Abstract

切削インサート(10)の側面から見たとき、切削インサートには、それぞれ反対方向に傾斜する切削刃(30)が設けられている。すくい面(42)が、上面(12)において、切削刃から内側に向って延在する。すくい面の内側部分(44)には、主切り屑形成部(46)が形成されている。高い切削コーナーに隣接し、低い切削コーナーから遠いすくい面(42)の第1端部(62)には、高い切削コーナー(40)の近くから主切り屑形成部(46)まで延在する副切り屑形成部(64)が設けられている。

Description

本発明は、割り出し可能な切削インサートに関する。
それぞれ反対方向に傾斜した切削刃を有する割り出し可能な切削インサート(indexable cutting inserts)は公知である。そのような切削インサートは、例えば、特許文献1〜3に開示されている。これらの切削インサートは、典型的には、フライス加工用に使用され、切削インサートの中心部分に向って内側下方に向って延びるすくい面を有する切削刃が周辺に配置されている概略正方形の形状を有する。
別のタイプの切削インサートが、例えば、フライス加工用タンジェンシャル切削インサート(a tangential milling cutting insert)を開示する特許文献4に示されている。該切削インサートの各端面には、突出当接面を有する少なくとも1つの突出当接部材が設けられている。
米国特許第5、383、750号明細書 米国特許第5、685、670号明細書 米国特許第5、951、214号明細書 米国特許第6、872、034号明細書
穴あけ作業(drilling operation)を実行するために切削インサートを使用する場合、2つの切削インサートの切削刃の後方区域の重なりがあるとき、切削刃の後端の近くでの切り屑の細分化をうまく制御することが必要となり得る。
上述した不都合を著しく低減あるいは抑制し得る穴あけ作業を実行するために使用され得る切削インサートを提供することが本願発明の目的である。
本願発明によれば、上面、下面、及び該上面と下面との間に延在する周囲面を備える切削インサートであって、周囲面には、第1の一対の対向する第1側面及び第2の一対の対向する第2側面が設けられ、第1側面の各々は、側縁において、隣接する第2側面の各々と結合し、第1側面の各々と上面との交差部は、切削刃を構成し、各側縁と上面との交差部は、切削コーナー(a cutting corner)を構成し、各切削刃は、その第1端部において低い切削コーナーと結合し、その第2端部において高い切削コーナーと結合し、上面において切削刃から内側に向って延びるすくい面と関連し、切削刃は、切削インサートを正面から見たときそれぞれ反対方向に傾斜しており、すくい面の切削刃から遠い内側部分には、上端を有する主切り屑形成部が形成され、該上端の各部分は、下面から切削刃に直交し上端の関連する部分を通過する線上にある隣接する切削刃の部分までの距離より大きい端部距離だけ下面から離れて位置し、高い切削コーナーに隣接し、低い切削コーナーから遠いすくい面の第1端部には、高い切削コーナーの近くから主切り屑形成部まで延在する副切り屑形成部が設けられている切削インサートが提供される。
典型的には、副切り屑形成部は、高い切削コーナーに隣接する外側端、高い切削コーナーから遠い内側端を有し、副切り屑形成部の外側端と内側端とを通過する第2基準線は、切削インサートの上面から見たとき主切り屑形成部に対して斜めに交わっている。
さらに典型的には、副切り屑形成部の上端は、高い切削コーナーから遠い副切り屑形成部の内側端において主切り屑形成部の上端と結合する。
さらに典型的には、切削刃に直交し、副切り屑形成部の内側端を通過する内側線は、切削刃に直交し、副切り屑形成部の外側端を通過する外側線より低い切削コーナーに近い。
高い切削コーナーは、コーナー部距離だけ下面から離れて位置しており、副切り屑形成部の上端の中心部分は、中心部距離だけ下面から離れて位置しており、副切り屑形成部の上端の内側部分は、内側部距離だけ下面から離れて位置しており、コーナー部距離は、中心部距離より大きく、内側部距離より小さいことが有利である。
典型的には、副切り屑形成部は、結合基線においてすくい面と結合し、切削インサートの上面から見たとき、副切り屑形成部の内側端を通過し、副切り屑形成部の外側端と内側端とを通過する第2基準線に直交し、副切り屑形成部の内側端から隣接する切削刃まで延びている順方向線は、隣接する切削刃に向う順方向を画定し、結合基線は、副切り屑形成部の外側端に隣接する外側部分及び副切り屑形成部の内側端に隣接する内側部分を有し、結合基線の外側部分は、第2基準線に対して後方に向って配置され、結合基線の内側部分は、第2基準線に対して前方に向って配置されている。
さらに典型的には、結合基線の後方末端は、切削刃に対して結合基線の前方末端より近くに配置されている。
必要に応じて、切削インサートには、縦軸Aを有し、上面と下面の間を延びる貫通孔が設けられる。
典型的には、主切り屑形成部の上端を越え、切削刃から離れている上面の部分それぞれは、下面に対して異なる傾斜角で傾斜している。
さらに典型的には、該傾斜角は、主切り屑形成部の上端の長さに従って正の値から負の値まで変化する。
必要に応じて、第1側面各々は、切削刃から下面に向って、下方に延在する第1逃げ面(a first relief surface)を有し、該第1逃げ面は下面に直交する第1基準線に対して第1逃げ角で傾斜しており、第2逃げ面が第1逃げ面から下面まで下方に向って延在し、第1基準線に対して第2逃げ角で傾斜している。
典型的には、第1逃げ角は、第2逃げ角より小さい。
本願発明の第1実施態様によれば、切削インサートは、切削インサートの上面からみて、概略正方形の形状を有し、2つの正反対に位置する高い切削コーナーを結ぶ線の中心は、切削インサートを上面から見たとき、切削インサートの180°回転対称の中心を画定している。
本願発明の第2実施態様によれば、切削インサートは、切削インサートの上面から見て概略正方形の形状を有し、2つのく正反対に位置する高い切削コーナーを結ぶ線は、切削インサートを上面から見たとき切削インサートの対称線を画定している。
本願発明に係る切削インサートの斜視図である。 図1の切削インサートの拡大上面図である。 図2の副切り屑形成部の拡大図である。 図1の切削インサートの第1側面図である。 図1の切削インサートの第2側面図である。 図2のVI−VI線に沿って断面された断面図である。 図2のVII−VII線に沿って断面された断面図である。 図2のVIII−VIII線に沿って断面された断面図である。 図2のIX−IX線に沿って断面された断面図である。 図2のX−X線に沿って断面された断面図である。 図2のXI−XI線に沿って断面された断面図である。 図2のXII−XII線に沿って断面された断面図である。 本発明に係る切削インサートの別の実施態様の斜視図である。
本願発明を良く理解し、同じことがどのように実際に実行され得るかを示すために、添付図面を参照する。
最初に、本願発明に係る切削インサート10が示されている図1−12に注目する。切削インサート10は、上面12、下面14、及び上面12と下面14との間に延在する周囲面16を備えている。軸Aを有する貫通孔18が、上面12と下面14との間に延在する。
切削インサート10は、該切削インサートを上面から見たとき、概略正方形の形状を有する。本願発明の第1実施態様によれば、軸Aを通過する平面Pは、切削インサート10を第1区画20と第2区画22とに分割している。2つの区画20、22は、同一であり、すなわち、切削インサートは、軸Aに対して180°回転対称を有している。従って、区画20、22のうちの一方のみについて以下説明する。
周囲面16には、第1の一対の対向する第1側面24及び第2の一対の対向する第2側面26が設けられ、第1側面24各々は、側縁28において隣接する第2側面26それぞれと結合する。第1側面24それぞれと上面12との交差部は、切削刃30を形成する。したがって、切削インサート10には、2つの切削刃30が設けられ、2回割り出し可能である。図4に示されるように、2つの切削刃30は、切削インサート10の側面から見て、それぞれ反対方向に傾斜している。
第1側面24各々は、下面14に向って切削刃30から下方に向って延在する第1逃げ面25を有する。第1逃げ面25は、下面14に直交する第1基準線Lに対して第1逃げ角βで傾斜している。第2逃げ面27が第1逃げ面25から下面14まで下方に向かって延在している。第2逃げ面27は、第1基準線Lに対して第2逃げ角γで傾斜している。典型的には、第1逃げ角βは、第2逃げ角γより小さい。
側縁28それぞれと上面12との交差部は、切削コーナー32を形成している。各切削刃30は、その両端部において切削コーナー32と結合している。その第1端部34において、切削刃30は、低い切削コーナー36と結合し、その第2端部38において、切削刃30は、高い切削コーナー40と結合している。
切削刃30は、上面12において該切断刃30から内側に向って延在するすくい面42と関連している。切断刃30から遠いすくい面42の内側部分44は、上端48を有する主切り屑形成部46を形成する。切削刃30に沿う3つの異なった断面を示す図6−8に示されるように、主切り屑形成部46の上端48の各部分は、隣接する切削刃の部分より高い。すなわち、分かり易く説明すると、上端48の各部分50、52、54は、それぞれの端部距離(end distance)D1、D2、D3だけ下面14から離れて位置している。各端部距離D1、D2、D3は、底面14からそれぞれ隣接する切削刃の部分56、58、60までの距離D4、D5、D6より大きい。ここで、切断刃の部分56、58、60は、切断刃30に直交し、上端48の関連する各部分50、52、54を通過する線上にある。図6−8は、断面図であるので、距離D1−D6は、点線で表されている下面14までの正確な距離を示していない。しかしながら、これらの図は、切削刃の部分の各高さD4、D5、D6に対する上端48それぞれの距離D1、D2、D3間の相対的な高さの差を示してはいる。
切削刃が切削インサートの側面から見てそれぞれ反対方向に傾斜しているような切削インサートの構成によって、主切り屑形成部46の上端48を越え、切削刃30から離れている上面12の各部分は、下面14に対して異なる傾斜角αで傾斜している。傾斜角α1、α2及びα3は、それぞれ、断面VI−VI、VII−VII及びVIII−VIIIにおける傾斜角を示している。示されるように、傾斜角αは、主切り屑形成部46の上端48の長さに沿って正の値から負の値まで変化する。
高い切削コーナー40に隣接し、低い切削コーナー36から遠いすくい面42の第1端部62には、高い切削コーナー40の近傍から主切り屑形成部46まで延在する副切り屑形成部64が設けられている。副切り屑形成部64は、高い切削コーナー40に隣接する外側端66と高い切削コーナー40から遠い内側端68を有する。図3に示されるように、副切り屑形成部64の外側端66及び内側端68を通過する第2基準線Bは、主切り屑形成部46に対して斜めに交わっている。
副切り屑形成部64の上端70は、副切り屑形成部64の高い切削コーナー40から離れている内側端68において主切り屑形成部46の上端48と結合している。
副切り屑形成部64は、切削刃30に直交し、副切り屑形成部64の内側端68を通過する内側線Cが、切断刃30に直交し、副切り屑形成部64の外側端66を通過する外側線Eより、低い切削コーナー36に近いように定められる。
図4に示されるように、高い切削コーナー40は、コーナー部距離Fだけ底面14から離れて位置しており、副切り屑形成部64の上端70の中心部分72は、下面14から中心部距離Gだけ離れて位置しており、副切り屑形成部64の上端70の内側部分74は、下面14から内側部距離Hだけ離れて位置している。コーナー部距離Fは、中心部距離Gより大きく、内側部距離Hより小さい。
図3に示されるように、副切り屑形成部64は、結合基線(a base merging line)76においてすくい面42と結合している。隣接する切削刃30に向う順方向Jは、副切り屑形成部64の内側端68を通過し、副切り屑形成部64の外側端66及び内側端68を通過する第2基準線Bに直交する線によって画定され、副切り屑形成部64の内側端68から隣接する切削刃30まで延在している。結合基線76は、副切り屑形成部64の外側端66に隣接する外側部分78及び副切り屑形成部64の内側端68に隣接する内側部分80を有する。結合基線76の外側部分78は、第2基準線Bに対して後方に向って配置され、結合基線76の内側部分80は、第2基準線Bに対して前方に向って配置されている。さらに、結合基線76の後方末端82は、結合基線76の前方末端84より切削刃30の近くに配置される。
上述されたような切削インサート10は、穴あけ用切削工具に取り付けられた場合、穴あけ作業用に使用され得る。副切り屑形成部64の設計は、同じ切削工具に取付けられた2つの切削インサートの切削刃の上部で重なりが存在するとき、ワークピースから切削された切り屑の改良された細分化を可能とする。
図13は、本願発明に係る切削インサート110の別の実施態様を示している。この実施態様によれば、切削インサート110は、切削インサートの上面から見て概略正方形の形状を有する。切削インサート110は、切削インサート10と同じである。しかしながら、2つの正反対に位置する高い切削コーナー140を結ぶ線Kが切削インサート110の対称平面Qを画定している。該対称平面Qは、線K及び軸Aを通過し、下面14に直交している。また、切削インサート110は、対称平面Qに対して鏡映対称を有する。したがって、切削インサート110には、2対の切削刃130が設けられている。第1の対186の切削刃130は、切削インサート110が保持されている工具の右回転用であり、第2の対188の切削刃130は、左回転用である。切削インサート110は、左右の回転に対して2回割り出し可能であり得る。
本願発明がある程度詳細に説明されてきたけれども、以下にクレームされるように発明の精神または範囲を逸脱することなく、いろいろな変更や修正がなされ得るであろうことが理解されるべきである。

Claims (14)

  1. 上面(12)、下面(14)、および上面(12)と下面(14)との間に延在する周囲面(16)を備える切削インサート(10、110)であって、
    周囲面(16)には、第1の一対の対向する第1側面(24)及び第2の一対の対向する第2側面(26)が設けられ、第1側面(24)それぞれは、側縁(28)において、隣接する第2側面(26)と結合し、
    第1側面(24)と上面(12)との交差部は、切削刃(30、130)を形成し、側縁(28)それぞれと上面(12)との交差部は、切削コーナー(32)を形成し、切削刃(30、130)それぞれは、その第1端部(34)において、低い切削コーナー(36、136)と結合し、その第2端部(38)において、高い切削コーナー(40、140)と結合し、切削刃(30、130)それぞれは、上面(12)において、該切削刃(30、130)から内側に向って延在するすくい面(42)と関連し、切削刃(30、130)は、切削インサート(10、110)の側面から見て、それぞれ反対方向に傾斜しており、
    すくい面(42)の切削刃(30、130)から遠い内側部分(44)には、上端(48)を有する主切り屑形成部(46)が形成され、上端(48)の各部分(50、52、54)は、下面(14)から、切削刃に直交し、上端(48)の関連する部分(50、52、54)を通過する線上にある隣接する切削刃の部分(56、58、60)までのそれぞれの距離(D4、D5、D6)より大きい端部距離(D1、D2、D3)だけ下面(14)から離れて位置し、
    高い切削コーナー(40、140)に隣接し、低い切削コーナー(36、136)から遠いすくい面(42)の第1端部(62)には、高い切削コーナー(40、140)の近くから主切り屑形成部(46)まで延在する副切り屑形成部(64)が設けられていることを特徴とする切削インサート(10、110)。
  2. 副切り屑形成部(64)は、高い切削コーナー(40、140)に隣接する外側端(66)、高い切削コーナー(40、140)から遠い内側端(68)を有し、該副切り屑形成部(64)の外側端(66)と内側端(68)とを通過する第2基準線(B)が、切削インサート(10、110)の上面から見て、主切り屑形成部(46)に対して斜めに交わっていることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート(10、110)。
  3. 副切り屑形成部(64)の上端(70)は、該副切り屑形成部(64)の高い切削コーナー(40、140)から遠い内側端(68)において、主切り屑形成部(46)の上端(48)と結合していることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート(10、110)。
  4. 切削刃(30、130)に直交し、副切り屑形成部(64)の内側端(68)を通過する内側線(C)は、切削刃(30、130)に直交し、副切り屑形成部(64)の外側端(66)を通過する外側線(E)より低い切削コーナー(36、136)に近いことを特徴とする請求項3に記載の切削インサート(10、110)。
  5. 高い切削コーナー(40、140)は、コーナー部距離(F)だけ下面(14)から離れて位置し、副切り屑形成部(64)の上端(70)の中心部分(72)は、中心部距離(G)だけ下面(14)から離れて位置し、副切り屑形成部(64)の上端(70)の内側部分(74)は、内側部距離(H)だけ下面(14)から離れて位置し、コーナー部距離(F)は、中心部距離(G)より大きく、内側部距離(H)より小さいことを特徴とする請求項1に記載の切削インサート(10、110)。
  6. 副切り屑形成部(64)は、結合基線(76)においてすくい面(42)と結合し、
    切削インサート(10、110)の上面から見たとき、副切り屑形成部(64)の内側端(68)を通過し、副切り屑形成部(64)の外側端(66)と内側端(68)とを通過する第2基準線(B)に直交し、副切り屑形成部(64)の内側端(68)から隣接する切削刃(30、130)まで延びる順方向線(J)は、隣接する切削刃(30、130)に向う順方向(J)を画定し、
    結合基線(76)は、副切り屑形成部(64)の外側端(66)に隣接する外側部分(78)及び副切り屑形成部(64)の内側端(68)に隣接する内側部分(80)を有し、
    結合基線(76)の外側部分(78)は、第2基準線(B)に対して後方に向って配置され、結合基線(76)の内側部分(80)は、第2基準線(B)に対して前方に向って配置されることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート(10、110)。
  7. 結合基線(76)の後方末端(82)は、結合基線(76)の前方末端(84)よりも切削刃(30、130)の近くに配置されることを特徴とする請求項6に記載の切削インサート(10、110)。
  8. 切削インサートには、上面(12)と下面(14)との間に延在する貫通孔(18)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート(10、110)。
  9. 主切り屑家西部(46)の上端(48)を越え、切削刃(30、130)から離れている上面(12)の各部分は、下面(14)に対して、異なる傾斜角(α1、α2、α3)で傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート(10、110)。
  10. 傾斜角(α1、α2、α3)は、主切り屑形成部(46)の上端(48)の長さに沿って正の値から負の値まで変化することを特徴とする請求項9に記載の切削インサート(10、110)。
  11. 第1側面(24)各々は、切削刃(30)から下面(14)に向って下方に向って延在する第1逃げ面(25)を有し、第1逃げ面(25)は、下面(14)に直交する第1基準線(L)に対して第1逃げ角(β)で傾斜し、第2逃げ面(27)が、第1逃げ面(25)から下面(14)まで下方に向って延在し、第2逃げ面(27)は、第1基準線(L)に対して第2逃げ角(γ)で傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の切削インサート(10、110)。
  12. 第1逃げ角(β)は、第2逃げ角(γ)より小さいことを特徴とする請求項11に記載の切削インサート(10、110)。
  13. 切削インサート(10)は、切削インサートの上面から見て、概略正方形の形状を有し、2つの正反対に位置する高い切削コーナー(40)を結ぶ線の中心が、切削インサートの上面から見たとき、切削インサート(10)の180°回転対称の中心を画定することを特徴とする請求項1に記載の切削インサート(10)。
  14. 切削インサート(110)は、切削インサートの上面から見て、概略正方形の形状を有し、下面(14)に直交し、2つの正反対に位置する高い切削コーナー(140)を通過する平面(Q)が切削インサート(110)の対称平面を画定することを特徴とする請求項1に記載の切削インサート(110)。
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