JP2010537675A - 人類学的に好ましく膨張可能なタンポンプレジェット - Google Patents

人類学的に好ましく膨張可能なタンポンプレジェット Download PDF

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Abstract

タンポンプレジェットは、吸収体と、その一端に配置される紐とを備えている。当該タンポンプレジェットは、使用時に挿入される膣の形状に近い幾何学的な形状を有するように膨張する。人類学的に好ましく膨張可能なタンポンプレジェットは、第1の密度を有する第1の端部と、第2の密度を有する第2の端部と、当該第1および2の端部の中間の部分とにより構成される吸収体を有している。当該吸収体は体液に接触することによって異なる比率で膨張する。それにより、当該タンポンプレジェットが膣の形状に適合することを可能とする。膨張可能なタンポンプレジェットを製造する方法は、吸収性の部材を供給するステップと、そこに紐を取り付けるステップと、当該部材を圧縮して円筒状の形状を有するようにして形成するステップとを備えている。その結果として、圧縮された部材の全長に渡って密度勾配が実現される。

Description

本発明は、一般的に、タンポンプレジェットに関し、特に、体液の吸収に反応して膣管の中で膨張するタンポンプレジェットに関する。
有胎盤哺乳類、特に人間の女性において、膣は、人体の内側に存在する子宮から外陰部まで延伸する弾性的な筋肉でできている管である。子宮における下側の狭い首の部分が、頸部を形成している。膣の入口は、外陰部の後ろ側の末端に位置している。
解剖学的には様々なバリエーションが存在するけれども、膣の入口から頸部までの管の長さは、平均で3インチから5インチの間である。膣の入口は、比較的小さな直径を有しており、膣の下側の3分の2は、入口と同じか、場合によってはわずかに広くなっている。下側の3分の2の部分の横方向(左右方向)の幅は、通常、かなり小さい前後方向の幅よりもわずかに大きい。膣は、頸部の近くの上側の3分の1の辺りにおいて、最も広い。膣を形成する管の壁の弾性は、壁の伸張を可能としている。膣がリラックスした状態にある場合は、壁の両側の各々は潰れた状態になっているが、ごく小さい圧力によって拡張することが可能である。
生物学的な観点から見ると、膣は、月経サイクルにおける月経の状態において、流体が身体から排出される通り道を提供している。月経のサイクルは、生殖の受胎能力に関連した、女性において繰り返される生理的な変化である。月経のサイクルにおける月経の状態は、子宮の内層の脱落を伴う。この脱落の際に、子宮から組織や血液が滲み出る。
近代文明の時代に至った後、月経の状態において滲み出る物質、特に血液を捕えて吸収する使い捨ての吸収のための器具が用いられてきている。これらの器具には、身体の外側において使用される衛生タオルもしくはナプキン、および身体の中において使用されるタンポンプレジェットのような器具が含まれる。また、身体の中において装着されるカップのようなその他の器具も知られているが、今日においてはあまり使用されていない。
タンポンプレジェットは、一般的に、レーヨン、綿、それらの組み合わせによる吸収部材、および/もしくはその他の線維形状の吸収部材の不織布から成る。これらの不織布は、通常、重合される部分が接着されることにより形成される。このように重合されて接着された繊維体は、その後折り畳まれ、襞を付けられ、および/もしくは巻かれて、望ましい形状に近づけられる。その形状は、通常は円筒状の形状である。紐の一端がこの繊維体に取り付けられ、その後、圧縮されて最終的な形状となる。この紐は、タンポンプレジェットが使用された後に、膣からタンポンプレジェットを引き出す手段として機能する。円筒状の形状を維持するために、および/もしくはタンポンプレジェットを挿入および排出する際の快適さを増大させるために、カバーストックが圧縮された吸収部材を覆うように配置される場合もある。タンポンプレジェットは、その後、場合によっては厚紙もしくはプラスチック製の器具に挿入されて、梱包される。
膣に挿入されて膨張する場合に、そのような従来のタンポンプレジェットは、一般的に、大多数の女性に対する月経の血液の流れのパターンにおける違いに順応するのに十分である。しかしながら、女性の解剖学的な構造における違いは、しばしば、膣の形状に対して最適とは言い難い適合の仕方をもたらす。タンポンプレジェットが膣の形状に適合しない場合には、頸部からタンポンの周囲を通過して膣の入口に到達する体液が増加する傾向がある。多くの従来のタンポンプレジェットは、一般的に、膣の形状に適合する。しかしながら、そのようなプレジェットの形状は、体液が部材に対し接触する前の状態に従い決定され形成される。
以上のことから、本発明の目的は、体液と接触して膨張し、より緊密に膣の形状に近付いて、その結果として体液が膣から漏れる可能性を防止もしくは最小限にするタンポンプレジェットを提供することである。
ある実施態様において、本発明は、吸収体およびその一の先端に配置された引き出すための紐を有するタンポンプレジェットを提供する。このタンポンプレジェットは、最初は円筒状の形状を有している。使用されることによって、および月経の血液もしくはその他の体液と接触することによって、タンポンプレジェットは膨張し、タンポンプレジェットが挿入される膣の形状に近似する幾何学的な形状を帯びるようになる。その際の膨張は、タンポンプレジェットを形成する部材における密度の分布によって大きく左右される。好ましくは、タンポンプレジェットは、膣壁との適切な接触を提供する砂時計のような形状の要素を形成するように膨張する。この砂時計のような形状のうち上側の部分は、月経の血液もしくはその他の体液の一定量を吸収し、一方、中間の部分および膣の入口に近い下側の部分は膣管の壁に接触し、上述の上側の部分を迂回してくるかもしれない月経の血液もしくはその他の体液を吸収する。
他の実施態様において、本発明は、ユーザフレンドリーに膨張可能なタンポンプレジェットを提供する。このタンポンプレジェットは、第1の端部と、第2の端部と、第1および2の端部の中間の部分によって画定される吸収体を有している。そして、第1の端部は第1の密度を有し、第2の端部は第2の密度を有する。中間の部分は、少なくとも第1の密度および第2の密度のいずれかとは異なる第3の密度を有している。密度における違いは、体液が接触する際に吸収体が異なった比率で膨張することを可能とする。その結果として、当該タンポンプレジェットは、膣管の形状に適合する。また、このタンポンプレジェットはタンポンプレジェットを膣管から引き出す手段(紐など)を有している。この吸収体は円筒状の形状を有している。
他の実施態様において、本発明は、膨張可能なタンポンプレジェットの製造方法を提供する。この方法は、少なくとも一の吸収性の部材を供給するステップ、そこに紐を取り付けるステップ、およびその吸収性の部材を圧縮して最終的な円筒状の形状にするステップを含んでいる。その結果として、圧縮された吸収性の部材の全長に渡って密度の勾配がもたらされる。タンポンプレジェットの全長に渡って与えられた密度の勾配は、タンポンプレジェットが挿入されて体液と接触する膣管の形状に対して、人類学的に好ましく膨張することを可能にする。
膣管に対するタンポンプレジェットの形状の適合が流体を吸収して膣の入口への漏れを最小限にすることを可能にする一方で、その他いくつかの利点も生じる。第1に、そのような形状はユーザに対して好適な快適さを供給する。特に、このタンポンプレジェットは膣の壁に接触するように膨張するので、タンポンプレジェットは半径方向に圧力を付加する。その結果として、このタンポンプレジェットは膣管にしっかりと保持される。このことは、特にユーザが身体的に活動的な場合において、そのユーザにとって改善されたレベルの快適さを提供する。
第2に、円筒状の形状を有するタンポンプレジェットは、比較的低コストでかつ容易に製造することが可能である。工具装置および製造のプロセス、特に、プレジェットの部材を膨張する前の状態に圧縮する工程に関係するプロセスは、そのデザインをシンプルにできる。
第3に、プレジェットは、最初は、曲がりくねった形状というより円筒状の形状を有しているので、そのタンポンプレジェットを従来のタンポンプレジェットアプリケータから取り出すために、最小限の力で十分である。(アプリケータは、通常、厚紙もしくはプラスチックである。)それゆえ、本発明にかかるタンポンプレジェットは、従来のアプリケータとともに用いることができ、何ら新しい工具もしくはデザインを考慮する必要がない。
本発明にかかるこれらの、そしてその他の利点は、以下の発明の詳細な説明において当業者に対して明らかにされる。
図1は、本発明にかかるタンポンプレジェットの外観図である。 図2は、図1に示される本発明にかかるタンポンプレジェットの膨張した状態の外観図である。 図3は、本発明にかかるタンポンプレジェットの吸収体を形成するために各々の端部に巻かれている第1の繊維体および第2の繊維体の外観図である。 図4は、本発明にかかるタンポンプレジェットの吸収体を形成するための連続して行われる巻き付けに対する交互に段違いとなっているサイズの繊維体層の外観図である。 図5は、本発明にかかるタンポンプレジェットの斜視図である。 図6は、本発明にかかるタンポンプレジェットの様々な部分が、膣管に人類学的に好ましく適合するために、使用中にいかに変化するかを示したグラフである。 図7(a)、図7(b)、および図7(c)は、膣の中のタンポンプレジェットのMRIスキャンである。 図8は、本発明にかかる三角錐のような形状を有するタンポンプレジェットの斜視図である。 図9は、本発明にかかる蛇のようにくねった形状を有するタンポンプレジェットの斜視図である。
図1および図2に示されるように、本発明にかかるタンポンプレジェットは、一般的に、参照番号10によって明示され、これ以降は「プレジェット10」のように参照される。プレジェット10は、適切な素材でできた吸収体12を有している。挿入する側の端部16は、吸収体12の一の端部に位置し、引き出す側の端部18は、吸収体12における反対側の端部に位置する。取り出すための紐20は、吸収体12における引き出す側の端部18の辺りに取り付けられている。吸収体12は、カバーストック14に覆われていてもよいし、覆われていなくてもよい。カバーストック14は、月経の血液もしくはその他の体液の流れを透過することが可能である。もしカバーストック14が存在するならば、取り出すための紐20は、カバーストック14における引き出す側の端部18の辺りに取り付けられ得る。
この初期の形状(図1)において、プレジェット10は円筒状の形状を有している。使用により、プレジェット10は、月経の血液もしくはその他の体液を吸収して、人類学的に好ましい幾何学的形状(図2)を有するように膨張する。その目的は、挿入される膣管の形状にプレジェット10を近付けることである。ここで用いられているように、「人類学的に好ましい」という言葉は、流体と接触することにより境界を有する領域に適合するように膨張することが可能である、ということを意味する。
具多岐的には、図1に示されるように、吸収体12は吸収性の素材によってできている部分である。この吸収性の素材は、一般的に、レーヨン、綿もしくは紙のようなセルロースの素材、もしくはそれらのものの組み合わせである。もちろん、その他の素材も、本発明の技術的範囲に含まれ得る。一具体例において、この吸収性の素材は、1以上の繊維体24によってできている。繊維体24は、織られたより紐の素材である。その代替物としては、繊維体24は、開口した気泡のフォームもしくはスポンジである。しかしながら、本発明は、織られたより紐、フォーム素材、もしくはスポンジに限定されるものではなく、フェルトもしくはその他のよられていない素材のようなものが用いられてもよい。
繊維体24は、最終的なプレジェット10の挿入する側の端部16に近い約3分の1の部分に位置する吸収体12が、初期の予め決定された密度を有するように構成される。繊維体24は、また、最終的なプレジェット10の引き出す側の端部18に近い約3分の1の部分に位置する吸収体12が、初期の予め決定された密度を有するように構成される。これらの2つの密度は、同じであっても同じでなくてもよいが、単位体積当たりの吸収体の吸収性と、少なくとも、使用される繊維体素材の特定の形状、プレジェット10を構成する方法、吸収体に加圧してそれを円筒状の形状にすること、適用される圧力の方向および耐久性、および周囲の温度のいずれかに基づいて決定される。
図3に示されるような一具体例において、吸収体12は、様々に変化するサイズの繊維体を概ね初期の円筒状の形状に組み合わせることによって構成される。この繊維体は、第1の繊維体24aを巻いて円筒状の形状にすることによって組み合わされる。この円筒状の形状は、概ねプレジェット10の長手方向の長さLに一致する。それから、第1の繊維体24aの両側の端部の周りに、それぞれ繊維体24bを巻き付ける。本発明は、繊維体を巻くことに限定されず、(折り畳むとか、接着するとか、そのような)素材を組み合わせるその他の手段も、技術的思想の範囲内に含む。さらに、本発明は、2以上の繊維体の使用にも限定されない。1つの繊維体が巻かれ、もしくは折り畳まれて、概ね初期の円筒状の形状が形成されてもよい。
図4に示されるような他の具体例において、繊維体は、異なるサイズの複数の繊維体素材を巻き付けることによって組み合わされる。特に、複数の第1の繊維体24aは、複数の第2の繊維体24bを間に挟んだ状態で巻かれる。複数の第1の繊維体24aは、概ね最終的なプレジェット10の長手方向の長さLに一致する。複数の第2の繊維体24bは、長手方向の寸法においてより短く、最終的なプレジェット10の挿入する側の端部16および引き出す側の端部18の辺りに、選択的に配置される。
本発明は、様々なサイズの繊維体の組み合わせに限られず、本発明にかかるタンポンプレジェットが、様々な形状および重量の繊維体により形成されてもよい。
いかなる具体例においても、適切な梳くためのもしくは流綿の器具を用いて、梳くこともしくは流綿によって繊維体が作られ、織られていない状態の線維のマットが製造される。このマットにおける線維は、例えば流綿器具によって特定の方向に方向付けられ、また整列される。その代替物として、この線維はランダムに配列される。非吸収性の線維に対する様々な数、分布、および方向の吸収性の線維の付加により、このマットの密度が調整される。
上記の線維は、様々な技術により一緒に結び付けられる。例えば、線維は、針によって縫い刺す技術により結び付けられる。もしくは、それらは、粘着剤を用いて、水を必要としないバインダーによって、もしくはその他の方法によって、化学的に結び付けられる。あるいは、それらは、高温によって結び付けられてもよい。さらに、高圧の水のジェットを用いて水でからませる技術を用いて結び付けられてもよい。用いられるいずれの技術においても、マットの密度は各々の技術において調整される。この結び付けによって、一般的に、線維が女性の膣の中で分離することが防止される。その代替物において、マットの線維は結び付けられないままの状態で維持される。そして、織られていない素材による第2の繊維体がカバーとして用いられることによって、その結び付けられていない線維が分離することが防止される。
最終的にマットが形成されると、部材の一部分はカットされ、概ねタンポンの形に巻かれて、特定の範囲内の吸収性を持つように望ましいサイズにカットされる。そして、その部材は、機械的な手段により、その部材がそれ自体により巻き上げられる。もしくは、ラム(油圧シリンダー内のピストン)を用いて、(例えば、「W」形状もしくは類似の)望ましい形状に折り畳まれる。通常、巻き上げられるか折り畳まれた後に、タンポンは、自立可能な円筒状の形状に圧縮される。圧縮のための力に加えて、温度および湿潤性の物質が調整されて、望ましい円筒状の形状が実現されてもよい。また、タンポンの密度は、異なる圧力量による圧縮力を適用することによって調整されてもよい。このように円筒状の形状にされた後、タンポンはタンポンアプリケータと組み合わさる。
図5に示されるように、繊維体が初期の円筒状の形状に近い吸収体12に巻き上げられた後、それらは概ね一様な円筒状の最終的な幾何学的形状へと圧縮される。吸収体12の圧縮は、一般的に1以上の半径方向において適用され、プレジェット10の側面を画定する。また、この圧縮は両軸方向に対しても適用され、プレジェット10の端部を画定してもよい。いずれの場合においても、適切な工具が用いられて、プレジェット10の表面の画定が行われる。
吸収体12が圧縮される前において、先端の3分の1の部分30は、中間の3分の1の部分32よりも大きな初期の質量および体積を有する吸収性の部材を有している。吸収体12が圧縮された場合(図5は、圧縮された後のプレジェット10を示している)、先端の3分の1の部分30および中間の3分の1の部分32の両方は、吸収性の部材において最終的に同じ体積を有している。しかし、先端の3分の1の部分30の吸収性の部材は、より強く圧縮されている。それゆえ、先端の3分の1の部分30は中間の3分の1の部分32よりも密度が高い。底の3分の1の部分34もまた、中間の3分の1の部分32よりも大きな初期の質量および体積の吸収性の部材を有している。そして、中間の3分の1の部分32と同じ体積に圧縮された場合には、中間の3分の1の部分よりも密度が高い。この説明において、吸収体12の部分を「3分の1」と表現しているが、各々の「3分の1」は必ずしも等しいサイズでなくともよい点が理解されるべきである。吸収性の部材の圧縮はまた、吸収率および吸収容量の両方に影響を与える。この吸収容量とは、すなわち吸収される流体の体積であり、吸収率とは、すなわち月経の血液もしくはその他の体液がいかに速くタンポンによって吸収されるかということである。両者は、使用中におけるプレジェット10が月経の血液もしくはその他の体液を吸収する際の特性に影響を与える。
先端の3分の1の部分30および底の3分の1の部分34が圧縮されて、中間の3分の1の部分32の断面積における幾何学的な形状と同一となった後においては、プレジェット10の全長に渡る密度は、長手方向の密度勾配dLを生ずるように変化する。この長手方向の密度勾配dLは、プレジェット10の異なる部分が異なった比率で流体を吸収することを可能とし、それゆえ異なった比率で膨張することを可能とする。特に、密度の高い先端の3分の1の部分30は、中間の3分の1の部分32よりも大きな潜在的な多孔性を有しており、それゆえ中間の3分の1の部分32よりも大きな体積にまで膨張する潜在力を有している。底の3分の1の部分34もまた、より強く圧縮されており、それゆえ吸収性の部材の密度が高く、先端の3分の1の部分30と同様の特性で膨張する。
先端の3分の1の部分30および底の3分の1の部分34を構成する繊維体素材が(図4において24aで示されるような)第1の繊維体と異なる一具体例において、コア40が巻き上げられた繊維体の中心において軸Aに沿った部分として定義される。そのような具体例においては、密度は、プレジェット10の外側の表面の近くにおいて異なるかもしれない。それゆえ、半径方向の密度勾配dRを生ずる。また、そのような具体例においては、半径方向の密度勾配dRは、軸Aに沿った様々なポイントにおいて異なるかもしれない。特に、中間の3分の1の部分32においては、そうである。圧縮工具もしくは襞を形成する工具が、プレジェット10の長手方向の様々なポイントにおいて圧縮したり襞を形成したりするために利用されるかもしれない。それゆえ、半径方向の密度勾配dRは、プレジェット10に沿った様々なポイントにおいて異なり得る。
プレジェット10が半径方向の密度勾配dRを有しているか否かに関わりなく、繊維体素材の幾何学的な形状、プレジェット10を形成する特定の方法、圧力の適用の仕方、その圧力の適用の方向(半径方向もしくは軸方向)、圧力の適用に対する耐久性、および温度は、全て、プレジェット10が月経の血液もしくはその他の体液を吸収する能力の決定における要素となる。これらの要素の組み合わせは、プレジェット10の密度のプロファイルを決定するために用いられる。
吸収体12がその望ましい円筒状の形状に圧縮された後、必要に応じて、カバーストック14がその円筒状の形状を覆うように配置される。
図2に戻って説明を続けると、その図には使用中のプレジェット10の人類学的に好ましい幾何学的な形状が示されている。月経の血液もしくはその他の体液がプレジェット10の中に入ると、プレジェット10の密度のプロファイルが変化する。具体的には、月経の血液もしくはその他の体液が吸収されると、孔の数、孔のサイズ、プレジェット10の部材全体における孔のサイズの分布が、プレジェット10自体の全体に渡る毛細管圧力における変化に影響を与える。これらの毛細管圧力における変化は、すなわちプレジェット10が人類学的に好ましい幾何学的な形状に膨張することを生じさせることによって、流体の吸収に非常に大きな影響を与える。特に、プレジェット10の全長に渡る密度の違いによって、吸収体12の人類学的に好ましい膨張は、プレジェット10が膣の形状に適合するように膨張することを可能にする。好ましくは、プレジェット10は、砂時計のような形状を有する物体を形成するように膨張する。すなわち、プレジェット10が頸部に最も近い挿入する側の端部16において広く、膣が狭くなる中間の部分においてより狭く、膣の入口の近くの引き出す側の端部18においてわずかに広くなっている。プレジェット10が上述のように構成される場合、この膨張は急速に生ずる。砂時計のような形状は、流体の流入が開始される最初から発現し、プレジェット10が膣から除去されるまで維持される。
使用中のプレジェット10における実際の望ましい人類学的に好ましい幾何学的な形状および密度のプロファイルは、いくつかの要素に依存する。それゆえ、ここで説明されるプレジェット10の一具体例は、本発明の技術的思想の範囲を限定するものではない。製造されるプレジェット10の人類学的に好ましい幾何学的な形状および使用中のその密度のプロファイルに影響を与える可能性のある要素は、プレジェット10が挿入される特定の膣の形状、プレジェット10を構成するために用いられる素材の吸収性、迂回漏れの防止のような改善された漏れに対する防止の必要性、およびプレジェット10を挿入、装着、および除去する際の快適さを含むが、これらに限定されるものではない。それゆえ、最適な幾何学的な形状および密度に対する厳密な定量的パラメータは様々に異なり得る。より具体的には、そのような厳密な定量的パラメータは、プレジェット10が、例えば若い女性によって使用されるのか、年配の女性によって使用されるのか、出産を経験したことのある女性によって使用されるのか、活動的な女性によって使用されるのか、といったことに基づいて異なる。
続いて、図6においては、密度のプロファイルのグラフ50により、プレジェット10の様々な部分が使用中にいかに変化して、膣管の形状に人類学的に好ましく適合するかということが示されている。曲線52によって示されるように、プレジェット10の先端の3分の1の部分30は、流体の吸収に伴い約3パーセントから約200パーセントまでの範囲内でその直径を増加し、好ましくは約30パーセントから約40パーセントまでの範囲内でその直径を増加する。曲線54は、プレジェット10の中間の3分の1の部分32が、いかにその直径を減少させるかを示している。この直径の減少は、「ネッキング」により生じる。「ネッキング」は、隣接する領域の膨張により引き起こされ、中間の3分の1の部分32から部材を引っ張る原因となる。それは、孔のサイズ、孔の分布、および密度、もしくはそもそも中間の3分の1の部分32に線維が少なく配置されていることによってもたらされ得る。それによって、相対的に少ない膨張という結果がもたらされるのである。ただし、中間の3分の1の部分32は直径において減少しているように示されているけれども、本発明はこれに限定されるものではなく、中間の3分の1の部分はわずかに増加したり現状維持であったりしてもよい。曲線56は、プレジェット10の底の3分の1の部分34が、いかに約3パーセントから約200パーセントまでその直径を増加し、好ましくは約10パーセントから約20パーセントまでその直径を増加するかということを、示している。最も顕著なプレジェット10の膨張は、好ましくは先端の3分の1の部分30である。なぜなら、先端の3分の1の部分30から底の3分の1の部分34に至る部分お周囲における流体の迂回を防止するためである。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、先端の3分の1の部分30と底の3分の1の部分34とが、両方同じ位の量だけ膨張してもよい。以上の記述におけるパーセンテージは、体積対体積のパーセンテージ(タンポンプレジェットの総体積に対する一の液体要素の体積)である。
続いて、図7(a)、図7(b)、および図7(c)においては、3人の女性における横断方向の生体内のタンポンプレジェットの断面図が示されている。図7(a)、図7(b)、および図7(c)において、生体内のタンポンプレジェットは、各々82、84、および86の参照番号で示されている。各々のタンポンプレジェットに対する膨張の特性は、その形状において一見類似しているが、タンポンプレジェットが挿入された膣の形状に依存して異なっている。使用中において、タンポンプレジェット82は、いくらか平坦であり、膣の横断方向に対して適合している。一方、タンポンプレジェット84は、タンポンプレジェット84が挿入された女性の膣の形状の結果として、概ね円筒状の形状を断面において維持している。さらに、タンポンプレジェット86は、タンポンプレジェット86が挿入された女性の膣の形状の結果として、楕円形状に近い断面形状を有している。そのような形状の変化は、様々な独立した要素によって影響を受けている。すなわち、吸収の総量および比率、出血の源に関連する膣の中でのタンポンプレジェットの配置、頸管口、膣の筋肉によって付加される圧力の総量、および膣の特定の形状である。
上述したように、実際のタンポンのデザインおよび幾何学的な形状(例えば、密度のプロファイル、初期のタンポンの形状、およびそれに類似したようなこと)において、当該デザインおよび幾何学的な形状を変更すると、膨張の特性に影響を与える、ということが分かる。そして、そのようなデータは、本発明にかかるタンポンプレジェットが、使用中に、図2に示されるように、砂時計のような形状を形成するように膨張するという事実を裏付けている。
図8に示されるように、タンポンプレジェット110は、ゴブレットもしくは三角錐に近い人類学的に好ましい幾何学的な形状を有するように構成されてもよい。そのような器具においては、先端の3分の1の部分130は、月経の血液もしくはその他の体液を吸収することにより著しく膨張し、膣の形状に適合する。中間の3分の1の部分132は、ネッキングを生じ、概ね最初の直径を維持し、もしくは(既に述べたように)わずかに直径が増加してもよい。底の3分の1の部分134もまたネッキングを生じ、概ね最初の直径を維持してもよい。
図9に示されるように、タンポンプレジェット210は、蛇のようなくねった形状に近い人類学的に好ましい幾何学的な形状を有するように構成されてもよい。この蛇のようにくねった形状に構成したことによって、プレジェット210は、使用中に流体と接触することにより膨張して、Sに近い形状を有することによって、(前から後ろにかけて)概ねそれに対応するような形状を有する膣管に適合する。プレジェット210において、中間の3分の1の部分232は、先端の3分の1の部分230もしくは底の3分の1の部分234と比べるとわずかに直径が小さい。しかしながら、プレジェット210の部材(例えば、巻かれていたり、もしくは折り畳まれていたりする部材)は、流体を吸収することによって、先端の3分の1の部分230および底の3分の1の部分234が、矢印245で示されるように、中間の3分の1の部分232に対して反対側に引っ張られるように配置され得る。その代替物として、もしくは付加的に、プレジェット210の部材はしばしばプレジェット210の形状を「復元」することを可能にする「記憶」を有しているものを採用することが可能であるので、そのSに近い形状は、プレジェット210を製造するために用いられるプロセスにおいて得られるかもしれない。
本発明は、上記において詳細な具体例を用いて説明されたが、本発明の技術的思想の範囲内において様々な変形もしくは代替が行われ得ることが、当業者によって理解されるであろう。それに加えて、特定の状況や材料を本発明の技術的思想の教示に適合させるための修正が行われてもよい。それゆえ、本発明は上述された特定の具体例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に含まれる全ての具体例を含むことが意図されている。
10…プレジェット、12…吸収体、14…カバーストック、16…挿入する側の端部、18…引き出す側の端部、20…取り出すための紐、30…先端の3分の1の部分、32…中間の3分の1の部分、34…底の3分の1の部分、110…プレジェット、130…先端の3分の1の部分、132…中間の3分の1の部分、134…底の3分の1の部分、210…プレジェット、230…先端の3分の1の部分、232…中間の3分の1の部分、234…底の3分の1の部分、245…矢印

Claims (25)

  1. タンポンプレジェットであって、
    前記タンポンプレジェットを挿入する側の端部および前記タンポンプレジェットを引き出す側の端部を有する円筒状の幾何学的形状を有する部材の吸収体と、
    前記引き出す側の端部から延伸する引き出すための紐と
    を備え、
    前記吸収体は、前記吸収体における異なる部分が流体と接触することによって人類学的に好ましく膨張するように密度勾配を有する結果、前記吸収体が、前記タンポンプレジェットが挿入される膣管の形状に適合するように膨張することが可能である
    タンポンプレジェット。
  2. 前記挿入する側の端部における先端の3分の1の部分の密度は、前記挿入する側の端部と前記引き出す側の端部との中間に位置する3分の1の部分の密度よりも大きい
    請求項1に記載のタンポンプレジェット。
  3. 前記引き出す側の端部における3分の1の部分の密度は、前記挿入する側の端部と前記引き出す側の端部との中間に位置する3分の1の部分の密度よりも大きい
    請求項1に記載のタンポンプレジェット。
  4. 前記吸収体は、少なくとも一の吸収性の素材を有する
    請求項1に記載のタンポンプレジェット。
  5. 前記吸収体は、第1の繊維体の素材と、前記挿入する側の端部に配置される吸収性を有する第2の繊維体の素材と、前記引き出す側の端部に配置される吸収性を有する第3の繊維体の素材とを有する
    請求項1に記載のタンポンプレジェット。
  6. 前記第1の繊維体の素材、前記吸収性を有する第2の繊維体の素材および前記吸収性を有する第3の繊維体の素材の各々は、個別の半径方向の密度勾配を有する
    請求項5に記載のタンポンプレジェット。
  7. 前記第1の繊維体、前記第2の繊維体、および前記第3の繊維体は、少なくとも一緒に巻かれているか折り畳まれているかのいずれかである
    請求項5に記載のタンポンプレジェット。
  8. 前記吸収体は、長手方向の密度勾配を有する
    請求項1に記載のタンポンプレジェット。
  9. 前記吸収体を覆うように配置されるカバーストックをさらに備える
    請求項1に記載のタンポンプレジェット。
  10. タンポンプレジェットであって、
    吸収体を備え、
    前記吸収体は、第1の密度を有する第1の端部と、第2の密度を有する第2の端部と、前記第1の端部と前記第2の端部との中間に位置する部分と、前記タンポンプレジェットが挿入される膣から前記タンポンプレジェットを引き出すための手段とを備え、
    前記中間に位置する部分は、少なくとも前記第1の密度および前記第2の密度のいずれかと異なる第3の密度を有し、
    前記引き出すための手段は、前記吸収体に取り付けられており、
    前記吸収体は、円筒状の形状を有しており、
    少なくとも前記吸収体の前記第1の端部は、流体と接触して膨張することが可能である
    人類学的に好ましく膨張可能なタンポンプレジェット。
  11. 前記吸収体の前記第1の端部は、第1の繊維体を有し、
    前記吸収体の前記第2の端部は、第2の繊維体を有する
    請求項10に記載のタンポンプレジェット。
  12. 前記第1の繊維体は、少なくともコア部材の周りに巻かれているか折り畳まれているかのいずれかであり、
    前記第2の繊維体は、少なくとも前記コア部材の周りに巻かれているか折り畳まれているかのいずれかである
    請求項11に記載のタンポンプレジェット。
  13. 前記第1の繊維体は、前記第1の端部と前記第2の端部との中間に位置する部分の素材に巻かれており、
    前記第2の繊維体は、前記第1の端部と前記第2の端部との中間に位置する部分の前記素材に巻かれている
    請求項11に記載のタンポンプレジェット。
  14. 前記第1の端部、前記第2の端部、および前記第1の端部と前記第2の端部との中間に位置する部分は、圧縮されて前記円筒状の形状となっている
    請求項10に記載のタンポンプレジェット。
  15. 前記吸収体の素材は、レーヨン、セルロースの素材、およびそれらの組み合わせのいずれかから選択された素材である
    請求項10に記載のタンポンプレジェット。
  16. 前記第1の端部は、流体と接触することにより、3パーセント以上かつ200パーセント以下の範囲において直径が増加する
    請求項10に記載のタンポンプレジェット。
  17. 前記第1の端部は、流体と接触することにより、30パーセント以上かつ40パーセント以下の範囲において直径が増加する
    請求項10に記載のタンポンプレジェット。
  18. 前記第1の端部と前記第2の端部との中間に位置する部分は、流体と接触することにより、直径が減少する
    請求項10に記載のタンポンプレジェット。
  19. 前記第2の端部は、流体と接触することにより、3パーセント以上かつ200パーセント以下の範囲において直径が増加する
    請求項10に記載のタンポンプレジェット。
  20. 前記第2の端部は、流体と接触することにより、10パーセント以上かつ20パーセント以下の範囲において直径が増加する
    請求項10に記載のタンポンプレジェット。
  21. 膨張可能なタンポンプレジェットを製造する方法であって、
    少なくとも1の吸収性の部材を供給するステップと、
    前記吸収性の部材に紐を取り付けるステップと、
    前記少なくとも1の吸収性の部材を圧縮して最終的な円筒状の形状にするステップと
    を備え、
    前記円筒状の形状にするステップにおいて、前記圧縮された吸収性の部材の全長に渡る密度勾配が実現され、
    前記タンポンプレジェットは、挿入されて流体に接触する部分に位置する膣の形状に適合して人類学的に好ましく膨張する
    方法。
  22. 前記少なくとも1の吸収性の部材を供給するステップは、少なくとも1の繊維体を巻いて円筒状の形状を形成するステップを含む
    請求項21に記載の方法。
  23. 前記少なくとも1の繊維体を巻いて円筒状の形状を形成するステップは、少なくとも2の繊維体を巻くステップを含む
    請求項22に記載の方法。
  24. 前記少なくとも1の吸収性の部材を供給するステップは、少なくとも1の繊維体を折り畳んで円筒状の形状を形成するステップを含む
    請求項21に記載の方法。
  25. 前記少なくとも1の吸収性の部材を圧縮するステップは、前記吸収性の部材を少なくとも半径方法および長手方向のいずれかにおいて圧縮する
    請求項21に記載の方法。
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