JP2010537367A - 動的に色を変化させるデバイスおよび方法 - Google Patents

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Abstract

照明システム900は、光を提供する光源920、および少なくとも2つのフェーズの間初期色から最終色まで光の色を変化させるために光の色相および彩度を制御するコントローラー930を有する。

Description

本発明は、光源から放射される光の色を、既定の関係に従って色相および/または彩度を変化させることに基づいて、ある色から別の色へ良好な印象を与えつつ動的に変化させるデバイスおよび方法に関する。
照明システムは、豊かなエクスペリエンスの提供、および生産性、安全性、効率性およびリラクゼーションを改善するため、ますます活用されている。また、照明システムは、より高度化され、より柔軟になり、かつより統合されつつある。これは、小売業領域といった職業領域において特に当てはまるが、新しい照明または照明システムは、家庭領域にも進展するであろう。この変化は、LED照明(発光ダイオードまたはソリッドステート照明)の出現によって活発化されている。LED照明システムは、今日の一般的な光源に比べて、効率性が改善されている上、色を変化可能な照明を容易に提供できるため、広く普及することが期待される。
高度な光源およびシステムは、壁または部屋の隅に色を投影するといった望ましい属性の光を提供でき、この色を、例えば、ある色から別の色に、時間に合わせて動的に変化させる。
本発明者は、ユーザーが色を、例えば、ある好ましい色から別の色に、時間に合わせて変化させたい場合があることを学んだ。また、人それぞれには、ある特定の好まない色、またさらには嫌いな色があることも学んだ。すなわち、色域の通常使用される「エッジ」を使用するのは、色を変化させる良い方法ではない。例えば、色を黄色からシアンに変化させる場合、色相の色三角形に従う場合、緑色を通過することになる。あるユーザーが、純粋な緑色を嫌う場合、このように色を変化させる方法は、望ましくない。
さらには、ある色から別の色に変化させる場合、人々は、途中の色すなわち遷移色として白色を好まないことが見出されている。色変化ランプの目的は、色を作ることであり、そして白は、しばしば色として知覚されないか、または白は、嫌悪されるので、回避すべきである。色を変化させる一方法は、第1色の赤、緑および青(RGB)の値と第2色のRGB値との間を線形的に補間する、例えば、図3に示す点線340を初期色の赤から最終色の緑までたどることによる。つまり、色変化は、2つの端点の色、すなわち、開始色および終着(または、望ましい)色を結ぶ線形経路をたどることによって達成される。しかし、このような方法は、嫌いな色(例えば、白色)を得てしまう状況を導く可能性がある。図1は、左側の強度軸110として示される赤から、右側の強度軸120として示される青まで色を変化させるための、線形補間方法100の一例を示し、上向きに移動して最小強度から最大強度までとなる。色変化は、水平軸130によって示される時間経過で生じる。
RGB値を線形補間する場合(この場合、RからB)、図5の参照番号540によって示されるように、途中でマゼンタ色を得ることになる。あるユーザーが、この純粋なマゼンタ色を好まない場合、この線形補間方法100は色を変化させる良い方法ではない。
これに応じて、ある望ましい色から別の望ましい色に喜ばしい方法で、すなわち、望ましくない光属性を回避する、例えば、白といった特定の色の発光を回避または最小限にするように、光の色を変化させるため、光源を制御するシンプルな照明制御システムの必要性がある。
本システムおよび方法の一目的は、従来の制御システムの欠点を克服することである。
一実施態様によると、照明システムは、光源、および少なくとも2つのフェーズの間初期色から最終色まで光の色を変化させるために光の色相および/または彩度を制御するように構成されるコントローラーを備える。このシステムおよび方法により、ユーザーが嫌いな色を使用せず、および/または白色設定を使用せずに、ある色から別の色へ良好な印象を与えつつ動的に色を変化できる。
本デバイス、システムおよび方法の適用性のさらなる領域は、以下に記載する詳細な説明から明らかとなるであろう。また、詳細な説明および具体例は、本システムおよび方法の代表的な実施例を示す一方で、図示のみを目的としたものであり、本発明の範囲を制限するものではないことを理解すべきである。
本発明の装置、システムおよび方法における、これらおよびその他の機能、観点、および利点は、以下の説明、添付特許請求の範囲、および添付図面から、より良く理解されるであろう。
光の色を変化させるための従来の方法を示す。 一実施例による3フェーズ法を示す。 一実施例による表色系の具体例を示す。 さらなる実施例による3フェーズ法を示す。 さらなる実施例による3フェーズ法を示す。 一実施例による表色系の別の具体例を示す。 別の実施例による3フェーズ法を示す。 さらなる実施例による表色系の具体例を示す。 別の実施例による別の方法を示す。 さらなる実施例による制御システムのブロック図を示す。 CIE1931(x,y)空間における色三角形、およびさらなる実施例によって色を変化させるための経路を示す。 CIE1931(x,y)空間における色三角形、およびさらなる実施例によって色を変化させるための経路を示す。 CIE1931(x,y)空間における色三角形、およびさらなる実施例によって色を変化させるための経路を示す。 別の実施例によるカラーテーブルのグラフィック表現を示す。
ある代表的な実施例の以下の説明は、その性質上、単に代表的なものに過ぎず、本発明、その適用、または使用を一切制限するものではない。本システムおよび方法の実施例の以下の詳細な説明では、本明細書の一部を構成する添付図面を参照するものとし、これらの添付図面は、説明されるシステムおよび方法が実施可能な特定の実施例を説明するために示される。これらの実施例では、ここに開示されるシステムおよび方法を当業者が実施可能とする十分な詳細が説明されており、そして、本システムの精神および範囲から逸脱することなく構造的および論理的な変更を加えた他の実施例を利用してもよいことを理解すべきである。
したがって、以下の詳細な説明は、限定的なものと解釈すべきでは無く、そして本システムの権利範囲は、添付特許請求の範囲によってのみ定義される。本明細書の図面における参照番号の先頭桁は、通常、図面番号に一致するが、例外として、複数の図面に示される同一のコンポーネントは、同一の参照番号によって識別される。さらには、明確にするため、周知のデバイス、回路および方法の詳細な説明を省略し、本システムの説明が不明瞭にならないようにしている。
図2は、色設定用パラメーターとして色相および彩度を使用する一実施態様による、色を動的に変化させるための3フェーズ法200を示す。ここで、カラーポイントCは、色相値Hおよぶ彩度レベルSに関連する。図2は、パラメーターの色相H1および彩度S1で定義される色1またはC1から、パラメーターの色相H2および彩度S2で定義される色2またはC2までの間を動的に色がどのように変化するのかを示す。図2に示すように、左軸210は、異なる色相の値を有する色相軸でもよく、そして右軸220は、異なる彩度のレベルを有する彩度軸でもよい。具体的には、異なる色または色相値は、色相軸210に沿って提供される、すなわち、第1色1またはC1に関連する第1色相値H1、および第2色2またはC2に関連する第2色相値H2となる。また、彩度値は、矢印230に示すように彩度軸220に沿って上に向かうと、増加する。
この方法は、等しいまたは異なる期間を有する複数のフェーズ(例えば、3フェーズ)において、ユーザー、ビューアー、観察者にとって喜ばしくかつ望ましい方法で、制御可能な光源920(図9を参照)から放射される光の色および/または彩度を変化させるための定義済み経路に沿って、既定の相互関係で色相値および彩度値を制御することを含む。次の実施例は、初期色から最終色までを3つのフェーズを使用して光の色を変化させるためのさまざまな方法およびシステムを説明する。具体的には、初期色C1は、フェーズ1において第1中間色C3に変化され、そして次にフェーズ2において第2中間色C4に変化され、そして次にフェーズ3において最終すなわち望ましい色C2に変化される。もちろん、3つのフェーズに加え、またはその代わりに、任意数のフェーズを使用してもよいことは理解すべきである。
図2に示す実施例において、方法200は、実質的にほぼ同一の期間であるT1、T2、T3をそれぞれが有する3つのフェーズ240、250、260において、制御可能な光源920(図9を参照)からの光の色相値を制御する(例えば、色を変化させる)ことを含む。あるいは、第1および第3フェーズ1、3のそれぞれの期間T1、T3においてT1とT3を実質的に同一としながら、第2フェーズ2の期間T2を、大きくまたは小さくしてもよい。
本実施例の方法200は、一点鎖線として示される色相グラフ270に沿って色相値を制御すると同時に、二点鎖線として示される彩度グラフ280に沿って彩度値を制御することを含む。このとき、明度は、色に関するパラメーターではなく、光出力を表すものであって、本質的要素ではないことに注目すべきである。
図2に示すように、第1フェーズ240では、色相は、色相グラフ270から分かるようにレベルH1で一定を保ち、そして彩度は、初期値S1から低い中間値SMINまで彩度グラフ280に沿って変化している。このとき、彩度は、ホワイトポイントであるゼロまでは移動しないことに注目すべきである。彩度の最小値は、最大値(例えば、初期値S1)の40%から70%でよい。第2フェーズ250では、彩度グラフ280は、中間値SMINで一定を保つ一方、色相値は、初期色相値H1から異なる色相値、すなわち望ましい色相値H2まで変化する。第1フェーズ240の終わり、すなわち第2フェーズ250の始まりでは、この色は、色相値と彩度値に関連しながら、C1からC3まで変化する。つまり、色相値と彩度値がH1、S1を有する初期色C1は、色相値と彩度値がH1、SMINを有する第1中間色C3に変化する。したがって、第1フェーズ240において、制御可能な光源920から放射される初期光の彩度は、色相値H1を変化させることなく、SMINまで低減されて第1中間色C3となり、そして第2フェーズ250において、色相値は、彩度値SMINを変化させることなく、最終すなわち望ましい値H2まで変化して、第2中間色C4となる。
第3フェーズ260において、色相値、すなわち最終値H2は一定を保ち、そして彩度値が変化する、すなわち低減された値であるSMINから望ましいまたは最終値であるS2まで増加して、最終色相値H2と最終彩度値S2を有する最終すなわち望ましい色C2となる。このとき、中間値SMINは、初期および/または最終彩度値S1、S2と比較して最小値であることに注目すべきであり、こうすることで、第3フェーズ260は、中間値SMINから最終彩度値S2への彩度値の増加(例えば、減少する代わりに)を含む。
この方法であれば、嫌いな色および白色の設定は、初期彩度値S1と最終彩度値S2よりも十分少ない(彩度値SMINによる)彩度となるので、最小限にできるか、または防止できる。したがって、白および/または嫌いな色は、ユーザーには実質的に見えないか、または気付かれない。このような方法は、彩度を低減しない方法、または白色のポイントを介して色を変化させる方法よりも、ユーザーに優しくかつ望ましい。
図3は、表色系300の具体例を示し、三原色の赤(R)、緑(G)および青(B)が、表色系300の破線三角形の隅に示される。図3の破線で示されるように、図9に示すコントローラー930は、制御可能な光源920からの光の色を初期のシアン-ターコイズ様の色C1を最終のライム-イエロー色C2に変化させるように構成される。コントローラー930は、フェーズ1(図2の参照番号240として示す)において初期色C1から第1中間色C3まで経路310に沿って光を変化させるように構成される。フェーズ2(図2の250)では、コントローラー930は、第1中間色C3から第2中間色C4まで変化するように構成され、そしてフェーズ3(図2の260)では、コントローラー930は、第2中間色C4から最終色C2まで変化するように構成される。このとき、純粋な緑色G(例えば、嫌いな色)およびホワイトポイントWは、回避されることに注目すべきであり、図3に示されるホワイトポイントWは、実質的に黒体線上またはその付近を指す。
図4Aは、図2に示す方法200の変形である方法400を示す。図4Aに示す方法400もまた、3つのフェーズ440、450、460を含み、コントローラー930は、光源920からの光の色相および彩度を、それぞれ色相曲線270および彩度曲線480に沿って同時に制御するように構成される。色相曲線270は、図2に示したものと同様であるが、彩度経路すなわち曲線480は、図2でそれに対応する280とは異なる。具体的には、コントローラー930は、制御可能な光源920から放射される光の彩度を、初期色C1および最終色C2の近くでゆっくり変化させ、そして中間色C3およびC4の近くで彩度を速く変化させるように構成されており、エンドポイントすなわち初期色C1および最終色C2の近くの傾斜よりも、中間色C3、C4の近くで彩度曲線480の傾斜が(例えば、正方向または負方向に大きく)傾いている。
この方法400は、ユーザーが彩度の高い色を好むことが多いため、好まれる場合があり、そしてこの方法400では、動的に変化する色が、彩度の高い色C1およびC2の近くに、より長い時間滞在する。つまり、色の彩度が高い期間をTSAT2、TSAT2'とすると、図2の方法200でのTSAT1、TSAT1'と比較して、その期間は、図4に示す方法400で大きくなる。
別の変形は、フェーズ2の期間を、図4Bの方法400'に示すように、さらに短くするものであり、第2フェーズ450'の期間T2'は、第1フェーズ440'および最終フェーズ460'のそれぞれの期間T1'、T3'よりも実質的に短い。第1フェーズT1'および最終フェーズT3'は、実質的に等しくてもよい。方法400'では、第2フェーズ期間T2'の時間が短いため、色相変化がさらに速くなるが、第2フェーズ450'での彩度は低い値のSMINであるため、この速い色相変化は、速すぎるほどの印象は与えない。
図5は、図4Bで示す方法400'の色度図または表色系500であり、初期値C1の赤から青(すなわち、最終色C2)までの色変化の具体例を示す。色変化は、3つのフェーズ440'、450'、460'において、それぞれ破線経路510、520、530をたどるように見える。つまり、純粋なマゼンタM 540(初期色C1赤と最終色C2青との直線経路上にある)といった嫌いな色は、防止され、そして光が彩度の低いマゼンタ色となる中間色C3、C4の間の時間T2'(図4B)は、最小限となる。
図6は、さらに別の方法600を示し、色相および彩度の両方に対して一定値が防止される。つまり、色相および彩度の両方が、初期色から最終色への遷移中、常に動的かつ同時に変化する。具体的には、第1フェーズ640では、色相は、初期値のH1から第1中間値H3までわずかに変化し、そして彩度は、初期値S1から第1中間値S3まで実質的に変化する。図6に示すように、色相曲線670の変化速度は、彩度曲線680の全体的な変化速度と比較して、相対的に一定かつ低く(一定かつ相対的に平坦または傾斜が小さい)、この彩度曲線の変化速度は、変動し、初期色C1の近くでゆっくり変化して始まり、第1中間色C3に向かって変化を速くする(急傾斜)。
第2フェーズ650では、色相は、第1中間値H3から第2中間値H4に実質的に変化し、そして彩度は、第1中間値S3から低い値のSMINまでゆっくり変動し、そして第2中間値S4まで増加して戻る。第1中間値S3および第2中間値S4は、同じ値でも、または異なる値でもよい。第3フェーズ660では、色相値は、第2中間値H4から最終値H2までゆっくり変化(相対的に平坦または傾斜が小さい)する一方、同時に、彩度値は、速い速度(大きいまたは急な傾斜)で最初に増加し、そして第2彩度中間値S4から最終彩度値S2まで速度を遅くする。
図6に示すように、第1フェーズ640および第3フェーズ660での色相曲線670の変化速度は、彩度曲線680の全体的な変化速度と比較して、相対的に一定かつ低く(すなわち、相対的に平坦または傾斜が小さい)、この彩度曲線の変化速度は、変動し、初期色C1の近くでゆっくり変化して始まり、第1中間色C3に向かって変化を速くする(急傾斜)。第2フェーズ650では、色相曲線670の変化速度は、実質的にまだ一定であるが、第1フェーズ640および第3フェーズ660での変化速度よりも高い(すなわち、急傾斜)。
次に、図6に示すこの方法600をまとめる。
(a)第1フェーズ640では、色相は小さく変化し、そして彩度は速く変化する。
(b)第2フェーズ650では、彩度は小さく変化し、そして色相は速く変化する。
(c)第3フェーズ660では、色相は再び小さく変化し、そして彩度は速く変化する。
図7は、図6で示す方法600の表色系700での色度図であり、初期色C1から最終色C2までの色変化の具体例を示す。色変化は、3つのフェーズ640、650、660において、それぞれ破線経路710、720、730をたどる。中間色C3、C4の間の色を変化させるため、第2フェーズ650での色相および/または彩度曲線670,680を異なるように変動させることによって、破線720の代わりに、異なる経路720'をたどってもよい。
図8は、彩度に対し、さらに別の方法800を示し、開始色C1または終了色C2の彩度は、第2フェーズの好ましい最小彩度値SMINよりも低く、例えば、S2がSMINより低く、ここで、SMINは、前の方法と関連して説明したフェーズ2での好ましい最小彩度値であり、例えば、最大値S1および/またはS2の通常40%から70%である。図8の具体例で示すように、最終彩度値S2が好ましい最小彩度値SMINよりも低い場合、第2フェーズ850の彩度値は、それよりも低減されない。むしろ、第2フェーズ850の彩度値は、第3フェーズ860の最終彩度値S2と等しく設定される。したがって、彩度値は、低い値のS2で一定に保たれ、第2フェーズ850および第3フェーズ860の両方でSMINを下回る。この具体例800では、色相は、図2に関連して説明した色相曲線270と同様の色相曲線870に沿って変化する。
もちろん、制御可能な光源920から放射される光の色を喜ばしく変化させるように色相および彩度を動的かつ同時に制御するため、その他の何らかの色相曲線を、さらなる彩度曲線と組み合わせて使用してもよい。つまり、コントローラーまたはプロセッサー930は、何らかの望ましい既定またはプログラム可能な色相曲線および彩度曲線を使用して、光源920を制御して、そこから放射される光の色を制御するように構成してもよく、これらの曲線は、例えば、線形、指数関数、放物、または何らかの多項式を満たすその他の曲線を任意に組み合わせてもよい。
図9は、一実施例による照明制御システム900を示し、ここでは、ユーザーインターフェイス910により、ユーザー入力が可能となり、例えば、色を変化させ望ましい色を有する光を出力するように、望ましい色を設定し、そして光源(複数可)920の制御を開始できる。光源920は、卓上ランプまたは何らかの望ましい領域(例えば、壁、天井、床、および/または部屋の隅)に光を投影するプロジェクターでもよい。照明制御システム900は、何らかの色制御がなされる照明製品、民生用家電製品(例えば、AmbilightTMテレビ)、屋内電気製品(例えば、目覚ましランプ)、望ましい照明効果を提供する小売業環境、ならびに/または医療機器および医療照明(例えば、手術室、回復室、救急室などに適用)に適用されてもよい。
光源920およびユーザーインターフェイス910は、プロセッサーまたはコントローラー930に操作のために結合され、このプロセッサーまたはコントローラーは、入力をユーザーインターフェイス910などから受信するように構成され、これに応答して、記載の方法の1つまたは組み合わせに従って色を変化させるため少なくとも1つ以上の制御可能な光源920を制御するように構成されている。この記載の方法は、コンピューター読み取り可能かつ実行可能な命令として、プロセッサーまたはコントローラー930に操作のため結合されるメモリー940に格納させてもよい。
ユーザーインターフェイス910は、例えば、光源920、手持ち式リモートコントローラー、壁面に位置してもよく、そして/または何らかの入力デバイス、例えば、マウス、またはタッチ感知画面の場合はポインターなどで制御するための画面上に表示されるソフトスイッチでもよい。さらには、ユーザーインターフェイスのタッチ感知素子(例えば、容量結合したストリップまたは円形素子)が、色相環に沿って最終すなわち望ましい色を選択するなどのためにユーザー入力を提供するため、そしてまた、色を変化させるためのさまざまな記載の方法の1つまたはそれらの組み合わせを選択するために使用してもよい。
制御システム900は、照明、温度、湿度などといった環境のさまざまな観点を制御できるマスター制御システムの一部でもよい。さらには、制御システム900は、強度、色、色温度、色相、拡散、焦点、指向性、色度、輝度、および/または彩度といった光属性の任意の組み合わせを、記載の方法の何れか1つまたはそれらの組み合わせを実施するためにメモリー940に格納されたコードに従って制御するように構成してもよい。例えば、プログラムコードのさまざまなスクリプトは、ユーザーによる選択のため、メモリーに保存されて、時刻、曜日、気象、季節などといったさまざまな既定またはプログラム可能なパラメーターに基づいて光源920から放射される光の色を自動的に変化させてもよい。この場合、タイマー、カレンダー、周辺光を検出するための光検波器、温度センサーなどといった適切なセンサーが、プロバイダーとなる。
コントローラー930は、例えば、任意のタイプのプロセッサー、コントローラー、または制御ユニットを含むことができる。コントローラーまたはプロセッサー930は、操作のため、LEDといった制御可能な光源(複数可)920に結合されて、そこから放射される光の属性を制御して変化させる。発光ダイオード(LED)は、属性の変動する光を制御可能なように提供するのに特に好適な光源であって、これは、LEDが、変化する色、強度、色相、彩度およびその他の属性を備える光を提供するように簡単に構成できるからであり、そして通常、さまざまな光属性を制御および調節するための電子的な駆動回路を有する。しかしながら、異なる色、色相、彩度などといったさまざまな属性の光を提供可能であれば、如何なる制御可能な光源、例えば、白熱、蛍光、ハロゲン、または高輝度放電(HID)灯などを使用してもよく、さまざまな光属性を制御するため、バラストまたはドライバーを有する可能性がある。
さらに、コントローラー930は、メモリー940を含むか、または操作のため結合される。メモリー940は、コントローラー930を正しく操作するためのアプリケーションデータ、ならびに記載のさまざまな実施例およびそれらの組み合わせに従ったさまざまな色相曲線および彩度曲線に関連するアルゴリズムといったその他のデータを格納するように構成してもよい。
照明制御システム900のさまざまなコンポーネントは、例えば、バスを通じて相互接続されてもよいし、または例えば、有線または無線リンク(複数可)を含む任意のタイプのリンクによって操作のため相互結合されてもよいことを理解すべきである。さらに、コントローラー930およびメモリー940は、集中型でもよいし、例えば、複数のLED光源920のそれぞれが、それ自身のコントローラーおよび/またはメモリーを有するといったように、さまざまなシステムコンポーネントの中で分散させてもよい。
別の実施例では、コントローラー930は、初期色と最終色の色相値がどのくらい近いかに基づいて、初期色から最終色まで移動について第1方法Aおよび第2方法Bの間で選択するように構成される。例えば、開始場面および最終場面での色の色相値が近くなく、かつ色の彩度が高い場合(LEDでのように)、画面を徐々に開始画面から最終画面に変化させるのに、非常にカラフルな色変化を生じる可能性がある(「虹」のように)。これらすべての中間色は、開始画面と最終画面の何れに対しても、意味を持たない。したがって、この場合、彩度をまず低減してから、色相を変化させ、そして彩度を増加させるといった徐々に色を変化させる方法Bを使用すると都合がよい。しかしながら、開始画面および最終画面での色が近く、かつ色の彩度が高い場合(LEDでのように)、開始画面から最終画面まで徐々に画面を変化させると、非常にスムーズな色変化となる。したがって、方法Aは、満足であり、そしてこれを使用して、初期および最終の色または画面の間の直接経路または最短経路を決定し(例えば、線形補間)、そしてその経路をたどる。
CIE1931(x,y)空間におけるRGB色混合照明器具に対する色三角形を考える。その形状は、図10に示すように原色の赤(R)、緑(G)および青(B)によって決定される。同様の色空間は、白(W)を含むことに注目すべきであり、そしてRGB空間に関する説明は、RGBW色混合照明器具を使用してRGBW空間にも等しく当てはまり、そして同一または同様のグラフまたは図も、等しく当てはまり、その場合、カラーレンダリングの品質を改善するため白の原色が追加される(そしてWもまた基準ポイント1075を定義する)。
黒体線1050上またはその付近にある基準ホワイトポイント、例えば、図10のポイント1005、を含む色相、彩度、明度(HSB)空間を考える。不連続な色相値は、例えば、基準ホワイトポイントから色三角形1070上の一色までの異なる放射状の線1060(または図13の1310)にある。さらに、図13に示すように、不連続な彩度値は、ドット1305として示され、そして基準ホワイトポイントおよび色三角形に沿った定義済みの各色相を通り、色三角形1070における放射状の線1310(または図10の1060)に沿う。このとき、色相分布は、CIE1931(x,y)空間の色相角定義において等距離である必要がないことに注目すべきである。さらに、彩度レベル数は、一定(すべての色相に対して同じ値をとる)にする必要はなく、CIE1931(x,y)空間において一定のステップ幅にする必要もないことに注目すべきである。もちろん、明度値は、各色で発生できる最大明度(ルーメン)のパーセントである。図10に示すように、黄色(Y)、シアン(C)およびマゼンタ(M)の色を識別する色相値といった異なる色相値を、定義してもよい。
たとえHSB色空間が、不連続なテーブルで定義されておらず、その代わりに、例えば、数式によって定義されているとしても、ユーザーインターフェイスを介した照明器具の制御は、通常、不連続な複数の色相、彩度および明度ステップを備えて、不連続であることに注目すべきである。変化は、色および強度におけるこれらの不連続ステップを使用して容易に分かるか、または測定できる。また、あるエンドユーザーは、例えば、ユーザーインターフェイスへ操作後の光変化(例えば、ある色相から次に移動する)が、必ずはっきりと見えるように変化すること(ユーザーへのフィードバック)を保証するため、色の変化ステップが不連続であることを必要としている。そうでないと、ユーザーは、光源からの色変化が小さ過ぎるのか、または何らかの効果が見えるようになるまで時間が掛かり過ぎているのか、何が起きているか理解できず、混乱する可能性がある。
不連続な複数の色相ステップは、色混合照明器具のユーザーインターフェイスを使用している場合、ユーザーが体験する(または測定可能とする)にあたって望ましい。色混合照明器具全般の製品設計者は、ユーザーインターフェイスデバイスでの不連続なステップを介した制御により、おおよそ知覚的に均等な色の分布となるよう努力しているので、不連続な色相値および彩度値を使用することが望ましい。さらには、色混合照明器具が、通常、原色の光レベルのデジタル制御を有するといった事実は、すべての色変化が定義上不連続となることを意味する。説明のように、初期から最終の色または画面に変化させるには、さまざまな方法があり、図9に示すメモリー940にプリセットおよび格納できる。
一実施例では、コントローラー930は、方法Aおよび方法Bといった、色を変化させる2つの方法の間で、初期および最終の色相値の近さに基づいて選択するように構成してもよい(以下に説明)。具体的には、初期および最終の色相値は、それらが図10に示すカラーサークル1010の隣接するセグメントに位置する場合、近いとする。図10は、6つのセグメントに分割されるカラーサークル1010または色三角形1070を示し、各セグメントは、それ自身の不連続な複数の色相値を有する。もちろん、6つのセグメントの代わりに、任意数のセグメントを使用してもよい。図13はまた、12本の不連続な放射状の色相線H(1)からH(12)を有する不連続な色相-彩度テーブルの線図的なグラフィック表現を示し、各色相線H(i)、i=1〜12は、放射状の色相線1310に沿ってドット1305で示される5つの不連続な彩度値S(j)、j=1〜5を有する。12本の放射状の色相線1310のそれぞれが、一定の色相値を表す。
図10に戻ると、6つのセグメントの各セグメントは、色相値の全体範囲の一部を含み、かつそれ自身の不連続な複数の色相値を有する。ただし、
1. 第1セグメント1015は、赤-黄色(R-Y)間であり、数値をN_RYとする色相値を有し、かかるN_RYは、図10に示すように7つのRY色相値1〜7となる。
2. 第2セグメント1020は、黄色-緑(Y-G)間であり、数値をN_YGとする色相値を有し、かかるN_YGは、図10に示すように5つのYG色相値7〜11となる。
3. 第3セグメント1025は、緑-シアン(G-C)間であり、数値をN_GCとする色相値を有する。
4. 第4セグメント1030は、シアン-青(C-B)間であり、数値をN_CBとする色相値を有する。
5. 第5セグメント1035は、青-マゼンタ(B-M)間であり、数値をN_BMとする色相値を有する。
6. 第6セグメント1040は、マゼンタ-赤(M-R)間であり、数値をN_MRとする色相値を有する。
セグメントは、同一または異なるサイズでもよいことに注目すべきである。例えば、6つのセグメント1015、1020、1025、1030、1035、1040は、カラーサークル1010を6つの等しいセグメントに分割して同一サイズにしてもよい。もちろん、カラーサークル1010は、任意の望ましい数のセグメントに分割してもよい。同様に、各セグメントにおける色相ポイント数は、6つのセグメントで同じでも別々でもよく、図10においては、第1セグメント1015および第2セグメント1020では、異なる色相ポイント数、つまり、第1セグメント(すなわち、RYセグメント)1015では7つのRY色相値(1〜7)であり、そして第2セグメント(すなわち、YGセグメント)1020では5つのYG色相値(7〜11)である。
第1ケースで、初期および最終の色相値が、隣接または近隣のセグメントでない場合、それらは、遠いまたは近くないと見なされ、したがって、コントローラー930は、方法Bを選択する。方法Bは、中間色または基準ホワイトポイント1075(実質的に黒体線1050上またはその近辺の任意のポイントでよい)を通過して、初期色から最終色へ間接的に移動することを含む。例えば、方法Bを使用すると、第1または初期色相値H1および第1または初期彩度値S1を有する初期色(例えば、赤)の彩度は、S1からSminに低減され、ここでSminは、中間色または実質的に白の可能性がある基準ポイント1075(例えば、実質的に黒体線1050上またはその近辺)の彩度値であり、そしてSminは実質的にゼロでもよい。
もちろん、彩度値は、図11に示すように、ゼロの代わりに、可能性としてほぼゼロの低い値まで低減されてもよく、ここで、初期色(初期の色相H1および彩度S1を有する)の初期彩度S1は、経路1110に沿って、まず中間値Sminまで低減されて、第1中間ポイントH1Sminとなり、次に色相が経路1120(ただし、彩度は中間値Sminに留まる)に沿って初期色相値H1から最終色相値H2まで変化し、第2中間ポイントのH2Sminに至る。次に、彩度は、経路1130に沿って中間値Sminから最終彩度値S2まで増加され、したがって、最終色相値H2および最終彩度値S2を有する最終色に至る。
第2ケースで、初期および最終の色相値が、同一セグメントにある場合、それらは、近いと見なされ、したがって、コントローラー930は、方法Aを選択し、図12の第6セグメントM-R 1040にある初期色H1S1と最終色H2S2との間の直接経路1210によって示されるように、初期色から最終色へ直接進む線形補間を使用するなどで、初期色は、最終色へ直接変化する。
第3ケースで、初期および最終の色相値が、隣接または近隣のセグメントである場合、その距離は、初期および最終の色相値の間の色相距離HDとして求められ、そしてコントローラー930は、求められた色相距離HDの値に基づいて方法Aまたは方法Bを選択する。具体的には、色相距離HDは、不連続な色相値の数として定義されるか、または初期色および最終色の初期色相値H1から最終色相値H1まで徐々に増えながらステップする不連続な色相テーブルでの最小ステップ数である。
図13は、メモリー940(図9に示す)に格納できるカラーテーブルのグラフィック表現1300であり、色相および彩度の値またはステップの固定または不連続な数を有し、色相値および彩度値(明度とは無関係)の任意の望ましい数にできる。図13では、色相値の数は12、すなわち、H(1)からH(12)である。つまり、図10に示すカラーサークル1010は、放射状の線1310に分割され、各線は、特定の色相値を表し、12本の線すなわち不連続な色相値が、図13に示される。色相値は、例えば、図10〜12に示す6つのセグメントのように、等しいまたは異なる数の色相値を含むセグメントにグループ化されてもよい。つまり、セグメントは、隣接する色相値のグループであり、カラーサークル全体の一部である。
さらに、図13は、色相値H(1)〜H(12)のそれぞれが、放射状の線1310に沿った5つのドット(中央のドットを含む)として示される5つの彩度値を有することを示す。さまざまな放射状の線は、同じ数または異なる数の彩度の値またはステップを有してもよい。図13に示される円1320は、同じ彩度値を有する。別のカラーテーブルでは、30個の色相値(NHue=30)および10個の彩度値(NSat=10)を含んでもよく、各色は、Hue(i)ただしi=1 ... 30およびSat(j)ただしj=1 ... 10によって定義される。こうして、例えば、値[Hue(3), Sat(5)]を有する初期色から最終色 [Hue(10), Sat(10)]に色を変化させることができる。
N1およびN2もまた、以下のように定義される(色相距離HDを、初期色相値H1から最終色相値H2まで徐々に増えながらステップする色相-彩度テーブル(図13に示すものと同様)での最小のステップの数または色相値の数として定義するのに加えて)。
N1は、初期色相値H1(例えば、図10に示す6つのセグメントの1つ)を含むカラーサークルのセグメントにある色相値の数であり、同様に、
N2は、最終色相値H2を含むカラーサークルのセグメントにある色相値の数である。
次の条件で、初期色相値H1および最終色相値H2は、近いと定義される。
第1および第2の近隣のセグメントにある色相に対してHD≦α(N1+N2)、
ただし、0<α<1であり、α=0.5以下に設定するのが望ましい場合がある。
色相距離HDは、さらに、任意の望ましい値を有するように選択される定数で定義されてもよいことに注目すべきである。例えば、色相距離HDに対して次の関係を使用してもよい。
HD= αN1+βN2+γ(N1)(N2)+?
ただし、α、β、γ、?は、すべて望ましい値が、例えば、ユーザーによって、設定された定数である。色相距離HDに対する上記の一般式は、α=βおよびγ=?=0とした場合、上述のものに変形される。もちろん、望ましい場合、定数α、β、γ、?の1つまたは複数の値に対して、上限および下限をプリセットしてもよく、こうすることで、ユーザーは、かかる最大値および最小値を越えて定数の値を設定できなくなる。
図10に示す具体例では、初期色相値H1は、R-Yセグメント1015の内側にあってH1=5(またはH1=H(5))、そして最終色相値H2は、隣接または近隣のY-Gセグメント1020にあってH2=8(またはH2=H(8))であると仮定する。色相距離HDは、H1からH2までの色相ステップ数であり、8-5=3となる。R-Yセグメント1015には7つの色相値、すなわちH(1)〜H(7)があるのでN1=7、そしてY-Gセグメント1020には5つの色相値、すなわちH(7)〜H(11)があるのでN2=5である。α=0.5とすると、α(N1+N2)=0.5 (7+5)=6である。HD≦ α(N1+N2)すなわち3≦6であるため、これら2つの色すなわち色相H(5)およびH(7)は近いことになり、方法Aが選択されて、直接的な直線経路1080をたどる。HD>6の場合、初期および最終の色相値は近くないことになり、方法Bが選択されて、経路1085をたどる。
初期のColor_1から最終のColor_2(色は色相値Hおよび彩度値Sの組み合わせとして定義される)までの色遷移において2つの色のすべての組み合わせに対してαに固定値を使用するのに加えて、または使用する代わりに、初期色相値H1と最終色相値H2の組み合わせごとに、またさらにはH1およびH2の値ごと(それらに関連する初期彩度値S1および最終彩度値S2と合わせて)に定義される因子αを含むテーブルを使用してもよいことに注目すべきである。
また、次の例で分かるように、αに対する最小値があるのが望ましいことにも注目すべきである。αがほぼゼロの場合、初期および最終の色が近いと見なされるのは、それらの間の色相距離がHD≦ α(N1+N2)、すなわち、αがほぼゼロの場合であれば、HDがゼロ未満かほぼゼロに等しい場合である。ほとんどの場合、これは、色があるセグメントから次のセグメントに徐々に変化できないことを意味する。図10に示す例を考えると、赤-黄色間の第1セグメント1015は7つの色相値1〜7を有し、黄色-緑間の第2のセグメント1020は4つの色相値7〜11を有する。
α=0.1の場合、
α(N1+N2)=0.1(7+4)=1.1となる。
すなわち、2つの色は、これらの距離が1.1以下の場合にのみ、近いことになる。つまり、隣り合った色のみ、例えば、H2およびH3が近いと見なされ、H2およびH4は遠いと見なされる、なぜなら、それらの距離は2(すなわち、HD=2)であり、そしてHD≦ α(N1+N2)の式に基づいて2>1.1となるので、同一セグメント、すなわち第1セグメント1015にあるにもかかわらず、H2およびH4は互いに遠いと見なされてしまう。もちろん、隣接する色のみが近いと見なされるような基準は、制限し過ぎである。したがって、実質的に常に、初期色が1つのセグメントにあり(例えば、第1セグメント1015)、そして最終色が隣接するセグメント(例えば、第2セグメント1020)となるような低い境界または値をαに対して設定するのが望ましい。このような低い境界のαは、例えば、セグメント数、各セグメントの色相ポイント数などといった特定の状況に応じて、実験的に決定できる。
上記の定義、すなわち、初期色相値H1と最終色相値H2の間の色相距離HDがHD≦ α(N1+N2)を満たすこと、によって近いとされる色相値の場合、初期色と最終色との間での色変化には方法A(例えば、直接的な線形補間)を使用し、それ以外には、方法Bを使用する。
上述の方法Aと方法Bとの間を自動的に選択するシステムおよびコントローラー(例えば、開始ポイントの色相と終了ポイントの色相との間の色相距離HDに応じて、その間の色を徐々に変化させる)によって、2つの色またはプリセット(図9に示すメモリー940に格納できる)の間のユーザーに優しくかつ緩やかな変化が可能になり、したがって、2つのプリセット間の雰囲気を簡単に微調整できる。
もちろん、本説明を考慮すれば、通信に関する当業者には明らかであろうが、トランスミッター、レシーバー、またはトランシーバー、アンテナ、変調器、復調器、変換器、送受切換器、フィルター、マルチプレクサーなどといったさまざまな要素を、通信用のシステムまたはネットワークコンポーネントに含めてもよい。さまざまなシステムコンポーネントの中での通信またはリンクは、例えば、有線または無線といった、如何なる手段でもよい。システム要素は、別々でもよいし、プロセッサーなどと、まとめて統合されてもよい。周知のように、プロセッサーは、例えば、メモリー(システム制御に関する既定またはプログラム可能な設定といった、その他のデータも格納できる)に格納された命令を実行する。
本明細書の説明を考慮すれば、当業者には認識できるように、さまざまな変更を施すこともできる。本方法の操作行為は、特に、コンピューターソフトウェアプログラムによって実行されるのに適する。アプリケーションデータおよび他のデータは、本システムおよび方法に従って操作行為を実施するように構成するため、コントローラーまたはプロセッサーによって受信される。かかるソフトウェア、アプリケーションデータおよび他のデータは、もちろん、統合チップといったコンピューター可読メディア、周辺デバイス、またはメモリー940または他のメモリー(プロセッサー930と結合される)といったメモリーで具現できる。
コンピューター可読メディアおよび/またはメモリーは、任意の書き込み可能なメディア(例えば、RAM、ROM、着脱可能メモリー、CD-ROM、ハードドライブ、DVD、フロッピー(登録商標)ディスクまたはメモリーカード)でもよいし、または伝送メディア(例えば、光ファイバー、ワールドワイドウェブ、ケーブル、および/または、例えば、時分割多元接続、コード分割多元接続、または他の無線通信システムを使用する無線チャネルを備えるネットワーク)でもよい。公知または開発済みであって、コンピューターシステムとの使用に適した情報を格納可能な任意のメディアが、コンピューター可読メディアおよび/またはメモリーとして使用できる。
追加のメモリーを使用してもよい。コンピューター可読メディア、メモリー、および/または何らかの他のメモリーは、長期型、短期型、または長期と短期記憶型の組み合わせでもよい。これらのメモリーは、本明細書で開示される方法、操作行為、および機能を実施するようにプロセッサー/コントローラーを構成する。メモリーは、分散型またはローカルでもよく、そしてプロセッサーには、分散型または単独型でもよい追加のプロセッサーを設けてもよい。メモリーは、電気、磁気または光メモリーでもよいし、またはこれらの組み合わせ、またはその他のタイプの記憶デバイスとして実装されてもよい。さらには、用語「メモリー」は、プロセッサーによってアクセスされるアドレス指定可能な空間のアドレスでの読み出しまたは書き込みが可能な何らかの情報を網羅するため、十分に広く解釈されるべきである。この定義であれば、例えば、インターネットといったネットワーク上の情報も、プロセッサーがそのネットワークから情報を取得できるので、メモリーの範囲である。
コントローラー/プロセッサーおよびメモリーは、任意のタイプでよい。プロセッサーは、記述されるさまざまな操作を実施可能で、そしてメモリーに格納された命令を実行可能でもよい。プロセッサーは、アプリケーション固有または汎用の集積回路でもよい。さらに、プロセッサーは、本システムに従った動作のための専用プロセッサーでもよいし、または多くの機能の1つのみが本システムに従った動作のために演算するような汎用プロセッサーでもよい。プロセッサーは、プログラムの一部や、複数のプログラムセグメントを利用して演算してもよいし、または専用または汎用の集積回路を利用するハードウェアデバイスでもよい。色を変化させるために使用される上術のシステムのそれぞれは、さらなるシステムと関連して利用してもよい。
最後に、上記の検討は、単に本システムの説明を意図したものであり、そして添付特許請求の範囲を、何れか特定の実施例または実施例群に制限するものとして解釈されるべきでない。したがって、本システムは、その特定の代表的な実施例を参照して詳細に説明される一方、以下の請求項に記載される本システムの幅広く意図される精神と範囲から逸脱することなく、通常の当業者によって多数の変更および別の実施例が考案できることを理解すべきである。したがって、明細書および図面は、説明的なものと見なされ、そして添付特許請求の範囲を制限することを意図しない。
添付特許請求の範囲を解釈するに当たり、以下を理解すべきである。
a)用語「備える」は、請求項において列挙されるもの以外の要素又は行為の存在を排除しない。
b)要素に先行する単語「a」又は「an」は、かかる要素の複数形の存在を排除しない。
c)請求項での参照符号は、それら請求の範囲を制限しない。
d)複数の「手段」を、同一もしくは異なるアイテムまたはハードウェアもしくはソフトウェアで実装される構造もしくは機能によって表すことができる。
e)開示される要素の何れかが、ハードウェアの一部(例えば、ディスクリートおよび一体化された電子回路を含む)、ソフトウェアの一部(例えば、コンピュータープログラミング)、およびこれらの組み合わせを備えてもよい。
f)ハードウェアの一部は、アナログおよびデジタル部分の一方または両方を備えてもよい。
g)開示されるデバイスの何れか、またはその一部は、特に記載がない限り、さらなる部分と組み合わされるか、または分かれていてもよい。
h)特に記載がない限り、行為またはステップには、特定の順番が要求されることを意図しない。
i)用語「複数の」要素は、請求される要素を2つ以上含み、かつ要素数の特定範囲を示唆しない、つまり、複数の要素は、少なくとも2つであり、そして無限の要素数を含むことができる。

Claims (34)

  1. 光を提供する光源と、
    少なくとも2つのフェーズの間に、前記光の色を初期色から最終色まで変化させるために、前記光の色相および彩度を制御するコントローラーと、
    を備える照明システム。
  2. 中間色を通過する遷移において前記彩度を低減させることによって、前記中間色が最小限にされる、請求項1に記載の照明システム。
  3. 第1フェーズの間、前記コントローラーが、前記彩度を初期レベルから中間レベルに下げ、かつ前記色相を初期値で維持する、請求項1に記載の照明システム。
  4. 第2フェーズの間、前記コントローラーが、前記彩度を前記中間レベルで維持し、かつ前記色相を前記初期値から最終値に変化させる、請求項3に記載の照明システム。
  5. 第3フェーズの間、前記コントローラーが、前記彩度を前記中間レベルから最終レベルに増加させ、かつ前記色相を前記初期値から最終値に変化させる、請求項4に記載の照明システム。
  6. 前記コントローラーが、1つのフェーズの間、前記色相を一定に保ちながら前記彩度を変化させ、そして別のフェーズの間、前記彩度を一定に保ちながら前記色相を変化させる、請求項1に記載の照明システム。
  7. 前記コントローラーが、初期設定および最終設定の少なくとも1つ付近で、前記初期設定および前記最終設定の間の中間設定付近での変化速度と比べて、ゆっくりした速度で前記彩度を変化させる、請求項6に記載の照明システム。
  8. 前記コントローラーが、初期フェーズおよび最終フェーズでは前記色相を一定に維持しながら、同時に前記彩度を変化させ、そして中間フェーズでは前記彩度を一定に維持しながら、同時に前記色相を変化させる、請求項1に記載の照明システム。
  9. 前記中間フェーズの期間T2'が、前記初期フェーズおよび前記最終フェーズの期間T1'、T3'の少なくとも1つよりも短い、請求項8に記載の照明システム。
  10. 前記コントローラーが、
    第1フェーズの間、前記色相を第1値から第2値に変化させながら、同時に前記彩度を第1レベルから第2レベルに低減させ、
    第2フェーズの間、前記色相を第2値から第3値に変化させながら、同時に前記彩度を前記第2レベルから第3レベルに低減し、そして前記色相を前記第3レベルから第4レベルに増加させ、そして
    第3フェーズの間、前記色相を第3値から第4値に変化させながら、同時に前記彩度を第4レベルから第5レベルに増加させる、
    請求項1に記載の照明システム。
  11. 前記コントローラーが、既定レベルよりも前記彩度が低減されるのを防止する、請求項1に記載の照明システム。
  12. 望ましい設定が既定レベルを下回る彩度レベルを含んでいるのに応答して、前記コントローラーが、第1フェーズの間、前記彩度を前記既定レベルまで低減し、そして第2フェーズの間、前記彩度を前記既定レベルで一定に維持する、請求項1に記載の照明システム。
  13. 前記コントローラーが、前記第1フェーズの間、前記色相を初期値で維持し、そして前記第2フェーズの間、前記色相を前記初期値から最終値に変化させる、請求項12に記載の照明システム。
  14. 前記光源から光を生成するステップと、
    少なくとも2つのフェーズの間に、前記光の色を初期色から最終色まで変化させるために、前記光の色相および彩度を制御するステップと、
    を備える、光源を制御する方法。
  15. 前記制御行為が、中間色を通過する遷移において前記彩度を低減させることによって、前記中間色を最小限にする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記制御行為が、前記彩度を初期レベルから中間レベルに下げ、かつ前記色相を初期値で維持する、請求項14に記載の方法。
  17. 第2フェーズの間、前記制御行為が、前記彩度を前記中間レベルで維持し、かつ前記色相を前記初期値から最終値に変化させる、請求項16に記載の方法。
  18. 第3フェーズの間、前記制御行為が、前記彩度を前記中間レベルから最終レベルに増加させ、かつ前記色相を前記初期値から最終値に変化させる、請求項17に記載の方法。
  19. 前記制御行為が、1つのフェーズの間、前記色相を一定に保ちながら前記彩度を変化させ、そして別のフェーズの間、前記彩度を一定に保ちながら前記色相を変化させる、請求項14に記載の方法。
  20. 前記制御行為が、初期設定および最終設定の少なくとも1つ付近で、前記初期設定および前記最終設定の間の中間設定付近での変化速度と比べて、ゆっくりした速度で前記彩度を変化させる、請求項19に記載の方法。
  21. 前記制御行為が、初期フェーズおよび最終フェーズでは前記色相を一定に維持しながら、同時に前記彩度を変化させ、そして中間フェーズでは前記彩度を一定に維持しながら、前記色相を変化させる、請求項14に記載の方法。
  22. 前記中間フェーズの期間T2'が、前記初期フェーズおよび前記最終フェーズの期間T1'、T3'の少なくとも1つよりも少ない、請求項21に記載の方法。
  23. 既定レベルよりも前記彩度が低減されるのを防止する行為を備える、請求項21に記載の方法。
  24. 望ましい設定が既定レベルを下回る彩度レベルを含んでいるのに応答して、前記制御行為が、第1フェーズの間、前記彩度を前記既定レベルまで低減し、そして第2フェーズの間、前記彩度を前記既定レベルで一定に維持する、請求項14に記載の方法。
  25. 前記コントローラーが、カラーサークルをセグメントに分割し、前記セグメントの各セグメントが隣接する色相値のグループを含み、そして、前記初期色と前記最終色がカラーサークルの隣接するセグメントにない場合、および前記初期色および前記最終色が隣接するセグメントにあり、かつ前記初期色の初期色相値と前記最終色の最終色相値との間の色相値の数である色相距離HDが、
    HD>α(N1+N2);
    ただし0<α<1、
    N1は、前記初期色相値に属する前記カラーサークルのセグメントにおける色相値の数であり、そして
    N2は、前記最終色相値に属する前記カラーサークルのセグメントにおける色相値の数である、
    を満たす場合の少なくとも1つの場合に、少なくとも2つのフェーズの間、前記初期色および前記最終色の少なくとも1つと比べて低減された彩度を有する中間色を通過することによって、前記光の前記色を前記初期色から前記最終色に変化させるため、前記光の前記色相および前記彩度を制御する、請求項1に記載の照明システム。
  26. 前記コントローラーが、前記初期色の彩度を減少させ、前記第1色相から前記第2色相に変化させ、そして次に前記最終色に至るため、前記第2色相での彩度を増加させる、請求項25に記載の照明システム。
  27. 実質的に黒体線付近の中間色を形成するまで、前記初期色の前記彩度を低減させる、請求項26に記載の照明システム。
  28. 前記中間色が、実質的に白である、請求項27に記載の照明システム。
  29. HD≦α(N1+N2)の場合、前記コントローラーが、前記光の前記色を、前記初期色と前記最終色との間の線形補間を使用して、前記初期色から前記最終色まで変化させる、請求項25に記載の照明システム。
  30. 前記制御行為が、
    各セグメントが隣接する色相値のグループを含むように、カラーサークルをセグメントに分割する行為と、
    (a)前記初期色と前記最終色がカラーサークルの隣接するセグメントにない場合、または
    (b)前記初期色および前記最終色が隣接するセグメントにあり、かつ前記初期色の初期色相値と前記最終色の最終色相値との間の色相値の数である色相距離HDが、
    HD>α(N1+N2);
    ただし0<α<1
    N1は、前記初期色相値に属する前記カラーサークルのセグメントにおける色相値の数であり、そして
    N2は、前記最終色相値に属する前記カラーサークルのセグメントにおける色相値の数である、
    場合、少なくとも2つのフェーズの間、前記初期色および前記最終色の少なくとも1つと比べて低減された彩度を有する中間色を通過することによって、前記光の前記色を前記初期色から前記最終色に変化させるため、前記光の前記色相および前記彩度を制御する行為と、
    を含む、請求項14に記載の方法。
  31. 前記制御行為が、前記初期色の彩度を減少させ、前記第1色相から前記第2色相に変化させ、そして次に前記最終色に至るため、前記第2色相での彩度を増加させる、請求項30に記載の方法。
  32. 実質的に黒体線付近の中間色を形成するまで、前記初期色の前記彩度を低減する、請求項31に記載の方法。
  33. 前記中間色が、実質的に白である、請求項32に記載の方法。
  34. HD≦α(N1+N2)の場合、前記制御行為が、前記光の前記色を、前記初期色と前記最終色との間の線形補間を使用して、前記初期色から前記最終色まで変化させる、請求項30に記載の方法。
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