JP2010532641A - 無線通信システムのためのチャネル・インタリーブ構造 - Google Patents

無線通信システムのためのチャネル・インタリーブ構造 Download PDF

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Abstract

無線通信環境においてハイブリッド送信構造を適用することを容易にするシステムおよび方法論が記載される。おのおのの輸送ブロック(例えば、MAC PDU)は、複数のコード・ブロックへ分割されうる。さらに、コード・ブロックのおのおのはさらに、2または2より多くのコード・ブロック・セグメントへ分割されうる。さらに、所与のコード・ブロックからのコード・ブロック・セグメントは、サブフレームの異なる時間スロット内で、チャネルを介して送信されうる。さらに、所与のサブフレーム内では、他のコード・ブロックに対応するコード・ブロック・セグメントが、時間的に連続して送信されうる。前述したことを利用することによって、時間/周波数ダイバーシティの最適化を可能にしながら、受信機において、パイプライン・デコーダ構造を適用することが可能となる。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2007年6月25日に出願され"METHOD AND APPARATUS FOR CHANNEL INTERLEAVING IN A WIRELESS COMMUNICATION"と題された米国仮出願60/946,107号の利益を主張する。上記出願の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
以下の記載は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、無線通信システムにおいてパイプライン復号を可能にしながら時間ダイバーシティおよび周波数ダイバーシティを高めるチャネル・インタリーブ構造を適用することに関する。
無線通信システムは、様々なタイプの通信を提供するために広く開発されており、例えば、音声および/またはデータが、そのような無線通信システムを介して提供されうる。一般的な無線通信システムまたはネットワークは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)1または複数の共有リソースへのアクセスを複数のユーザへ提供しうる。例えば、システムは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)のようなさまざまな多元接続技術を使用することができる。
通常、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。おのおののアクセス端末は、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信によって、1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局からアクセス端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、アクセス端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力システムによって確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを利用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルと称されうるN個の独立したチャネルに分解される。ここでN≦{N,N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。さらに、複数の送信アンテナおよび複数の受信アンテナによって生成されたさらなるディメンションが利用されるのであれば、MIMOシステムは、向上したパフォーマンス(例えば、高められた空間効率、より高いスループット、および/または、より高い信頼性)を与えることができる。
MIMOシステムは、共通の物理媒体によって順方向リンク通信および逆方向リンク通信を分割するさまざまな二重化技術をサポートしうる。例えば、周波数分割デュプレクス(FDD)システムは、順方向リンク通信および逆方向リンク通信のために、別の周波数領域を利用しうる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク通信および逆方向リンク通信が、共通の周波数領域を利用しうる。このような相互原理により、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるようになる。
無線通信システムはしばしば、有効範囲領域を提供する1または複数の基地局を使用する。一般的な基地局は、ブロードキャスト・サービス、マルチキャスト・サービス、および/またはユニキャスト・サービスのために、複数のデータ・ストリームを送信しうる。ここで、データ・ストリームは、アクセス端末への独立した受信対象でありうる。合成ストリームによって搬送される1つ、1つ以上、あるいは全てのデータ・ストリームを受信するために、そのような基地局の有効範囲領域内のアクセス端末が適用されうる。同様に、アクセス端末は、基地局あるいは別のアクセス端末へデータを送信することができる。
従来のさまざまな送信構造は一般に、チャネルを介してデータを送信する無線通信装置によって利用される。例えば、パケットは、符合化され、これらさまざまな従来の送信構造によって述べられるような時間/周波数リソースのサブセットを用いて、チャネルを介して送信される。しかしながら、従来のいくつかの送信構造は、貧弱な時間ダイバーシティしか提供しないので、チャネル条件が(例えば、無線通信装置の高速移動による速いフェージング・チャネルのように)急速に変化する場合には特に問題となりうる。さらに、その他の一般的な送信構造もしばしば貧弱な周波数ダイバーシティしか与えない。また、いくつかの一般的な送信構造は、デコーダに関連するレイテンシをもたらしうる(例えば、複数のコード・ブロックの同時受信が完了した場合、サブフレームの終了後に、複数のコード・ブロックのために復号が開始される等)。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を提供するために、そのような実施形態の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられる全ての実施形態の広範な概観ではなく、これら全ての実施形態の重要要素や決定的要素を特定することでも、任意または全ての実施形態を線引きすることでもないことが意図される。その唯一の目的は、開示された態様の幾つかの概念を、後に示されるより詳細な説明の前置きとして簡単な形式で示すことである。
1または複数の実施形態およびそれらに対応する開示によれば、さまざまな態様が、無線通信環境におけるハイブリッド送信構造の適用を容易にすることに関連して記載される。おのおのの輸送ブロック(例えば、MAC PDU)は、複数のコード・ブロックへ分割されうる。コード・ブロックのおのおのはさらに、2または2よりも多いコード・ブロック・セグメントに分割されうる。さらに、所与のコード・ブロックからのコード・ブロック・セグメントが、サブフレームの異なる時間スロット内で、チャネルを介して送信されうる。さらに、所与のサブフレーム内では、他のコード・ブロックに対応するコード・ブロック・セグメントが、時間的に連続して送信されうる。上記技術を利用することにより、時間/周波数ダイバーシティの最適化を達成しながら、受信機においてパイプライン・デコーダ構成を適用することが可能となる。
関連する態様によれば、本明細書では、無線通信環境においてハイブリッド送信構造を適用することを容易にする方法が記載される。この方法は、輸送ブロックを複数のコード・ブロックへ分割することを含みうる。さらに、この方法は、複数のコード・ブロックのおのおのを、2または2より多いコード・ブロック・セグメントへ分割することを含みうる。さらに、この方法は、複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられた第1のコード・ブロック・セグメントのそれぞれを、サブフレームの第1の時間スロット内で送信することを備えうる。この方法はまた、複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられた第2のコード・ブロック・セグメントのそれぞれを、サブフレームの第2の時間スロット内で送信することを備えうる。
別の態様は、無線通信装置に関する。無線通信装置は、リソース・ブロックに関連付けられた周波数のセットを用いて、サブフレームの第1の時間スロット内で時間的に連続して送信されうる、コード・ブロックのセットに対応するコード・ブロック・セグメントの第1のセットを送信することと、リソース・ブロックに関連付けられた周波数のセットを用いて、サブフレームの第2の時間スロット内で時間的に連続して送信されうる、コード・ブロックのセットに対応するコード・ブロック・セグメントの第2のセットを送信することと、に関連する命令群を保持するメモリを備えうる。さらに、無線通信装置は、メモリに保持された命令群を実行するように構成されメモリに接続されたプロセッサを含みうる。
別の態様は、無線通信環境においてハイブリッド送信構造を利用することを可能にする無線通信装置に関する。無線通信装置は、輸送ブロックに関連付けられたおのおののコード・ブロックを、それぞれ2つのコード・ブロック・セグメントへ分割する手段を含みうる。さらに、無線通信装置は、ハイブリッド送信構造に基づいて、コード・ブロックのおのおのの各コード・ブロック・セグメントのうちの1つを含むコード・ブロック・セグメントの第1のセットを、サブフレームの第1の時間スロット内で、コード・ブロックのおのおのの各コード・ブロック・セグメントのうちの他のものを含むコード・ブロック・セグメントの第2のセットを、サブフレームの第2の時間スロット内で送信する手段を含みうる。
また別の態様は、コンピュータ読取可能媒体を備えうるコンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能媒体は、輸送ブロックを複数のコード・ブロックに分割するためのコードを含みうる。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、複数のコード・ブロックのおのおのを、2または2より多いコード・ブロック・セグメントへ分割するためのコードを含みうる。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられた第1のコード・ブロック・セグメントを、サブフレームの第1の時間スロット内で送信するためのコードを含みうる。コンピュータ読取可能媒体はさらに、複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられた第2のコード・ブロック・セグメントを、サブフレームの第2の時間スロット内で送信するためのコードを含みうる。
別の態様によれば、無線通信システムにおける装置はプロセッサを含みうる。このプロセッサは、輸送ブロックをコード・ブロックに分割するように構成されうる。さらに、このプロセッサは、コード・ブロックのおのおのを、それぞれ2つのコード・ブロック・セグメントへ分割するように構成されうる。さらに、このプロセッサは、ハイブリッド送信構造に基づいて、コード・ブロックのおのおのの各コード・ブロック・セグメントのうちの1つを含むコード・ブロック・セグメントの第1のセットを、サブフレームの第1の時間スロット内で、コード・ブロックのおのおのの各コード・ブロック・セグメントのうちの他のものを含むコード・ブロック・セグメントの第2のセットを、サブフレームの第2の時間スロット内で、連続的に送信するように構成されうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に十分に記載され特に請求項において指摘される特徴を備えている。以下の記載および添付図面は、1または複数の実施形態のうちのある例示的な態様を詳細に述べている。しかしながら、これらの態様は、さまざまな実施形態の原理が適用されるさまざまな方法のうちのほんの僅かを示すに過ぎず、記述された実施形態は、そのような態様およびその等価物の全てを含むことが意図される。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがう無線通信システムの実例である。 図2は、無線通信環境においてハイブリッド送信構造を適用するシステムの実例である。 図3は、主題となる開示のさまざまな態様にしたがって利用される送信構造の例(例えば、多重化構造等)を例示する。 図4は、主題となる開示のさまざまな態様にしたがって利用される送信構造の例(例えば、多重化構造等)を例示する。 図5は、主題となる開示のさまざまな態様にしたがって利用される送信構造の例(例えば、多重化構造等)を例示する。 図6は、無線通信環境においてハイブリッド送信構造を適用することを容易にする方法論の実例である。 図7は、無線通信環境において他のコード・ブロックに対するチャネル均一性を高めながらデコーダがパイプライン復号を可能とする方法論の実例である。 図8は、無線通信システムにおいて、ハイブリッド送信構造にしたがってデータを送信するアクセス端末の実例である。 図9は、無線通信環境において、データを送信するためにハイブリッド送信構造を使用するシステムの実例である。 図10は、本明細書に記載されたさまざまなシステムおよび方法と共に適用されうる無線ネットワーク環境の実例である。 図11は、無線通信環境においてハイブリッド送信構造を利用することを可能にするシステムの実例である。
さまざまな実施形態が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の実施形態の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような実施形態は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのようなコンピュータ関連エンティティを称することが意図される。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1または複数のコンピュータに局在化されるか、および/または、2またはそれ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納して有するさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような1または複数のデータのパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムに使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば交換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のような無線技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のような無線技術を実施することができる。OFDMAシステムは、例えばエボルブドUTRA(E−UTRA)、超モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実施することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの最新のリリースである。
単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一キャリア変調および周波数領域等値化を利用する。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同様のパフォーマンスおよび全体的に実質的に同じ複雑さを有する。SC−FDMA信号は、固有の単一キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、例えば、低いPAPRが送信電力効率の観点からアクセス端末に大いに利益をもたらすアップリンク通信において使用される。したがって、SC−FDMAは、3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)またはエボルブドUTRAにおいてアップリンク多元接続スキームとして実現されうる。
さらに、さまざまな実施形態が、本明細書ではアクセス端末に関して記載される。アクセス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、モバイル・デバイス、ユーザ端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、またはユーザ機器(UE)とも称されうる。アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関して記載される。基地局は、アクセス端末と通信するために利用され、また、アクセス・ポイント、ノードB、エボルブド・ノードB(eノードB)、またはその他幾つかの専門用語でも称されうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、またはメディアからアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他任意の媒体を含みうる。
図1に示すように、本明細書で示されたさまざまな実施形態にしたがった無線通信システム100が例示されている。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を含む。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。2本のアンテナが各アンテナ・グループのために例示されているが、2本より多い、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えうる。
基地局102は、例えばアクセス端末116およびアクセス端末122のような1または複数のアクセス端末と通信することができる。しかしながら、基地局102は、アクセス端末116およびアクセス端末122に類似した実質的に任意の数のアクセス端末と通信しうることが理解されるべきである。アクセス端末116およびアクセス端末122は例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、アクセス端末116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク118によってアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク120によってアクセス端末116から情報を受信する。さらに、アクセス端末122はアンテナ104およびアンテナ106と通信している。ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク124でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク126でアクセス端末122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは別の周波数帯域を使用し、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用されるものとは別の周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク124および逆方向リンク126は、共通の周波数帯域を使用することができる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局102のセクタと称されうる。例えば、基地局102によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末に通信するように、複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク118および順方向リンク124による通信では、基地局102の送信アンテナは、アクセス端末116およびアクセス端末122のための順方向リンク118および順方向リンク124の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを適用することができる。また、基地局102が、関連する有効範囲にランダムに散在したアクセス端末116、122に送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のアクセス端末は、全てのアクセス端末に対して単一アンテナによって送信している基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。
基地局102、アクセス端末116、および/またはアクセス端末122は、所与の時間において、送信無線通信装置および/または受信無線通信装置になり得る。データを送信する場合、送信無線通信装置は、転送のためのデータを符号化しうる。特に、送信無線通信装置は、チャネルを介して受信無線通信装置へ送られる一定数の情報ビットを有しうる(例えば、生成する、取得する、メモリに保持する等)。そのような情報ビットは、複数のコード・ブロックを生成するためにセグメント化されうるデータからなる輸送ブロック(あるいは、複数の輸送ブロック)内に含まれうる。複数のコード・ブロックのおのおのはその後、さらに、少なくとも2つのコード・ブロック・セグメント(例えば、コード・ブロック部分等)に分割されうる。コード・ブロックまたはコード・ブロック・セグメントは、送信のために(例えば、対応する符合化されたコード・ブロックまたは符合化されたコード・ブロック・セグメント等を生成するために)符合化されうる。
さらに、符合化されたコード・ブロック・セグメントを送信する送信無線通信装置によって、ハイブリッド送信構造が利用されうる。ハイブリッド送信構造を利用して、第1のコード・ブロックの第1のセグメントが、サブフレーム内の第1の時間スロット内で送信され、第1のコード・ブロックの第2のセグメントが、サブフレーム内の第2の時間スロット内で送信されうる。第1のコード・ブロック・セグメントと第2のコード・ブロック・セグメントの両方は、対応する時間スロット内でスケジュールされたそれぞれの時間において、全ての周波数リソースを用いて送信されうる。さらに、所与の時間スロット内では、他のコード・ブロックからのセグメントが、時間的に連続して送信されうる。したがって、最高の時間/周波数ダイバーシティを可能にしながら、受信無線通信装置におけるパイプラン・デコーダ構成を可能にするために、サブフレームの両方の時間スロットでコード・ブロックが送信される(例えば、コード・ブロックのおのおのの他のセグメントが、サブフレームの異なる時間スロット内で送信される)。しかしながら、他のコード・ブロックのセグメントが、おのおのの時間スロット内で連続的に送信される。
図2に移って、無線通信環境においてハイブリッド送信構造を適用するシステム200が例示される。システム200は、チャネルを介して受信無線通信装置204へデータを送信する送信無線通信装置202を含む。送信無線通信装置202が受信無線通信装置204へデータを送信するように示されているが、(例えば同時に、あるいは異なる時間に)送信無線通信装置202がデータを受信し、および/または、受信無線通信装置204がデータを送信しうることが認識されるべきである。したがって、図示していないが、送信無線通信装置202および受信無線通信装置204は、実質的に類似しうることが認識されるべきである。送信無線通信装置202は例えば、基地局(例えば、図1の基地局102)、アクセス端末(例えば、図1のアクセス端末116、図1のアクセス端末122)等でありうる。さらに、受信無線通信装置202は例えば、基地局(例えば、図1の基地局102)、アクセス端末(例えば、図1のアクセス端末116、図1のアクセス端末122)等でありうる。
例によれば、システム200は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)ベースの無線通信システムでありうるが、権利主張された主題は、それに限定されない。さらに、送信無線通信装置202は、本明細書に記載されたように、アップリンク・チャネル(例えば、物理アップリンク共有チャネル(PSUCH))、または、ダウンリンク・チャネル(例えば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH))等によってデータを送信しうることが認識されるべきである。別の実例によれば、送信無線通信装置202および受信無線通信装置204は、ピアでありうる。したがって、本明細書で記載されるようにピア・トゥ・ピア方式でデータが送信されうる。しかしながら、権利主張された主題は、上記例に限定されない。
送信無線通信装置202は、おのおのの輸送ブロックから、複数のコード・ブロックを生成するコード・ブロック生成器206を含みうる。例えば、輸送ブロック(例えば、媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU))は、コード・ブロック生成器206によって取得されうる。さらに、コード・ブロック生成器206は、取得した輸送ブロックを、複数のコード・ブロックへ分割しうる。例えば、輸送ブロックは、コード・ブロック生成器206によって、M個のコード・ブロック(例えば、コード・ブロック0、コード・ブロック1、・・・、コード・ブロックM−1)へセグメント化されうる。ここでMは、実質的に任意の整数でありうる。さらに、コード・ブロック生成器206によって生成される各コード・ブロックの最大サイズは、6キロビット(例えば、6016ビット)でありうる。しかしながら、権利主張された主題はそれに限定されない。例によれば、コード・ブロック生成器206によって受信される輸送ブロックのサイズは、24キロビットである。したがって、コード・ブロック生成器206は、そのような輸送ブロックを、おのおのが6キロビットのサイズを有する4つのコード・ブロックへ分割しうる。別の実例によれば、コード・ブロック生成器206によって取得された輸送ブロックのサイズは、12キロビットである。したがって、コード・ブロック生成器206は、おのおのが6キロビットのサイズを有する2つのコード・ブロックを生成しうる。しかしながら、システム200と接続する際に、輸送ブロック毎に任意の数のコード・ブロックおよび/または任意の輸送ブロック・サイズが利用されることが考慮されるので、権利主張された主題は、前述した例に限定されないことが認識されるべきである。
送信無線通信装置202はさらに、コード・ブロック生成器206によって出力されたおのおののコード・ブロックを、少なくとも2つのコード・ブロック・セグメントへ分割するコード・ブロック・デバイダ208を含みうる。例によれば、コード・ブロック・デバイダ208は、コード・ブロックを、2つのコード・ブロック・セグメントに分割しうる。実例によれば、コード・ブロック・デバイダ208は、6キロビットのサイズを有するコード・ブロックを、おのおの3キロビットのサイズを有する2つのコード・ブロック・セグメントへ分割しうる。以下はコード・ブロックを2つのコード・ブロック・セグメントに分割するコード・ブロック・デバイダ208を記載するが、コード・ブロック・デバイダ208は、別の例によれば、コード・ブロックを、2より多いコード・ブロック・セグメントへ分割しうることが認識されるべきである。
さらに、送信されるデータを符合化するエンコーダ210が、送信無線通信装置202に含まれうる。例えば、コード・ブロック生成器206によって生成されたコード・ブロックが、エンコーダ210へ入力されうる。その後、コード・ブロック・デバイダ208が、それぞれ入力されたコード・ブロックに対応する符合化された出力を、少なくとも2つの符合化されたコード・ブロック・セグメントへ分割しうる。別の例によれば、コード・ブロック・デバイダ208によって提供されたコード・ブロック・セグメントが、エンコーダ210へ入力されうる。(例えば、ターボ・コード・エンコーダのような)実質的に任意のタイプのエンコーダ210が利用されうることが考慮される。
送信無線通信装置202はまた、インタリーバ212および送信機214をも含みうる。インタリーバ212(例えば、チャネル・インタリーバ)は、Quadratic Permutation Polynomial (QPP)インタリーバでありうる。しかしながら、権利主張された主題は、そのように限定されない。さらに、インタリーバ212は、サーキュラ・バッファ・ベースのレート・マッチング構造を使用しうる。サーキュラ・バッファ・ベースのレート・マッチングを用いて、おのおののコード・ブロックは、送信前に個別にレート・マッチングされうる。レート・マッチングされたコード・ブロックはその後、送信機214によって、チャネルを介して(例えば、受信無線通信装置204へ)送信されうる。
送信機214は、ハイブリッド送信構造(例えば、ハイブリッド多重化構造)を用いて、受信無線通信装置204にコード・ブロックを送信しうる。対照的に、従来のさまざまな技術は、連続送信構造(例えば、連続多重化構造)または並列送信構造(例えば、並列多重化構造)を利用する。連続送信構造では、おのおののコード・ブロック送信が、サブフレームのフラクションに制限される。2つのコード・ブロックを用いる例によれば、(例えば、1msの持続時間を有するサブフレームを仮定すると)おのおののコード・ブロックは、連続送信構造が使用される場合、アップリンクで0.5msに及びうる。サブフレームのそれぞれのフラクションへコード・ブロックを制限するにより、高ドップラ・シナリオでは、有効な信号対雑音比(SNR)が、複数のコード・ブロックにわたって異なりうる。さらに、並列送信構造では、おのおののコード・ブロック送信は、サブフレーム全体に及びうる。したがって、有効なSNRは実質的に複数のコード・ブロックにわたって類似しうる。しかしながら、従来の並列送信構造が使用される場合、受信機は復調処理をパイプライン化できないが、送信されたコード・ブロックの復調は、コード・ブロックが完了したとき、サブフレームの終了時であるか、および/または、サブフレームの終了後に始まる。
ハイブリッド送信構造において説明したように、送信機214は、(例えば、おのおののサブフレームが2つのスロットを含むと仮定すると)コード・ブロックがサブフレーム内の両方のスロットに及ぶように、チャネルを介しておのおののコード・ブロックを送信しうる。例えば、コード・ブロック・デバイダ208によって生成されたようなコード・ブロックの第1のコード・ブロック・セグメントは、サブフレームの第1の時間スロットの一部において、利用可能な全ての周波数を用いて送信されうる。また、コード・ブロック・デバイダ208によって生成されたようなコード・ブロックの第2のコード・ブロック・セグメントは、サブフレームの第2の時間スロットの一部において、利用可能な全ての周波数を用いて送信されうる。さらに、スロット内では、コード・ブロック・セグメントが、時間的に連続して送信されうる。したがって、コード・ブロック0からのセグメントは、スロット内で送信されうる。コード・ブロック0からのそのようなセグメントに関連する送信が完了すると、コード・ブロック1からのセグメントに関する送信が開始されうる。
受信無線通信装置204はさらに受信機216およびパイプライン・デコーダ218を含みうる。受信機216は、送信無線通信装置202から送信されたコード・ブロック・セグメントを取得し、取得したコード・ブロック・セグメントを、パイプライン・デコーダ218へ提供しうる。パイプライン・デコーダ218は、取得したコード・ブロック・セグメントを復号しうる。さらに、コード・ブロック・セグメントは、おのおのおスロット内で、時間的に連続して送信されるので、パイプライン・デコーダ218は、完全なコード・ブロック・セグメントを受信すると、これらセグメントの復号を開始しうる。別の例によれば、パイプライン・デコーダ218は、完全なコード・ブロックを取得すると(例えば、ともに共通のコード・ブロックに対応する第1のコード・ブロック・セグメントと第2のコード・ブロック・セグメントとを受信すると)、コード・ブロックの復号を開始しうる。したがって、サブフレームの終了まで待つ必要なく、パイプライン・デコーダ218は、そのようなセグメントがチャネルを介して通信される場合に基づいて、異なる時間において、コード・ブロック・セグメントのおのおのの(あるいはコード・ブロックのおのおのの)復号を開始しうる。したがって、受信無線通信装置204は、復調処理をパイプライン化し、もって、ターン・アラウンド・レイテンシを低減する。
図3乃至図5に示すように、主題となる開示のさまざまな態様にしたがって利用されうる送信構造(例えば、多重化構造)の例が示される。説明を単純にする目的のために、おのおのの例は、持続時間が1つのサブフレームあるいは2つの連続したスロット(例えば、時間スロット)に等しい時間ディメンションおよび周波数ディメンションにおけるリソース・ブロックを示す。サブフレームの連続するスロットのおのおのは、持続時間が0.5ミリ秒でありうる。図示していないが、リソース・ブロックの全体は、複数の時間/周波数リソース要素(例えば、所与のトーンにおけるOFDMシンボル)を含みうる。さらに、これらの例で図示されるように、4つのコード・ブロック(例えば、コード・ブロック0(CB#0)、コード・ブロック1(CB#1)、コード・ブロック2(CB#2)、およびコード・ブロック3(CB#3))は、これら送信構造の例を用いて、チャネルを介して送信されうる。コード・ブロックは、本明細書に記載されるように、輸送ブロック(例えば、パケット)から生成されうる。例えば、輸送ブロックは、これら4つのコード・ブロックへ分割されうる(例えば、24キロビットの輸送ブロックは、4つの6キロビットのコード・ブロックへ分割されうる)。図3乃至図5は、例示の目的で提供され、開示された主題は、これら例の範囲に限定されないことが認識されるべきである。例えば、実質的に任意の数のコード・ブロックが、サブフレーム内で送信され、実質的に任意の数のコード・ブロック・セグメントがおのおののコード・ブロックから生成されうること等ことが考慮される。別の例によれば、4つのコード・ブロックを生成するために、2または2より多い輸送ブロックが分割されうる(例えば、2つの輸送ブロックがおのおの2つのコード・ブロックへ分割され、合計して4つのコード・ブロックが与えられる)。さらなる例によれば、輸送ブロックは、4つのコード・ブロックのみならず、少なくとも1つの追加コード・ブロック(図示せず)を生成するように分割されうる(例えば、追加コード・ブロックは、他のサブフレームの一部として送信されうる。送信が禁じられる等)。
図3に移って、連続送信構造300の例が示される。4つのコード・ブロックは、チャネル(例えば、アップリンク・チャネル、ダウンリンク・チャネル)を介して送信する送信機(例えば、図2の送信機214)によって取得されうる。連続送信構造300が適用された場合、4つのコード・ブロックのおのおのは、連続的に送信されうる。したがって、コード・ブロック0がまず送信され、次にコード・ブロック1、コード・ブロック2、最後にコード・ブロック3が送信されうる。
リソース・ブロックに関連付けられた全て(あるいはほとんど)の周波数を用いている間、連続送信構造300を用いている場合、おのおののコード・ブロックは、サブフレームの持続時間全体の1/4(例えば、0.25ミリ秒)に及ぶ。そのような連続送信では、速いフェージング・チャネル条件を経験すると、サブフレームの最初の0.25ミリ秒の間にコード・ブロック0を送信するために使用されるチャネルは、(例えば、コード・ブロック1が送信される)サブフレームの2番目の0.25ミリ秒の間のチャネル、(例えば、コード・ブロック2が送信される)サブフレームの3番目の0.25ミリ秒の間のチャネル、および/または、(例えば、コード・ブロック3が送信される)サブフレームの4番目の0.25ミリ秒の間のチャネルとは基本的に異なりうる。したがって、送信された場合、コード・ブロックのおのおのは、異なるチャネル条件にさらされ得うる。そのような異なるチャネル条件では、何れかのコード・ブロックに誤りがあると、パケット全体(例えば、輸送ブロック、コード・ブロック0−3)が再送信される必要がある。したがって、連続送信構造300が用いられた場合、パフォーマンスが低下する。なぜなら、共通の輸送ブロックからの2つのコード・ブロックが、他のチャネルを見るからである。
図4を参照して、並列送信構造400の例が示される。並列送信構造400では、時間ダイバーシティを与えるために、おのおののコード・ブロックが、サブフレームの持続時間(例えば、1ミリ秒)に及ぶ。したがって、コード・ブロックは、実質的に同じチャネルによって送信されうる(例えば、1つのコード・ブロックが復号に失敗する/復号できない場合、他の3つのコード・ブロックも復号に失敗し/復号できず、4つのコード・ブロックを再送信することになる。これは、残りのコード・ブロックが正しく復号されているものの、1つのコード・ブロックの失敗により、4つのコード・ブロックを再送信することではない)。したがって、4つのコード・ブロックが、チャネルを介して同時に送信されうる。しかしながら、4つのコード・ブロックのおのおのは、異なる周波数を用いて送信されうる。図示するように、おのおののコード・ブロックには、リソース・ブロックの全体の周波数帯域の1/4が割り当てられ、もって、並列送信構造400を用いた場合、図3の連続送信構造300と比較して周波数ダイバーシティが縮小されうる。
さらに、送信機が並列送信構造400を使用する場合、受信機は4つの符号ブロックを同時に取得する(例えば、受信は、サブフレームの終了時に完了する)。したがって、デコーダは、ある期間の間アイドルになり、送信されたコード・ブロックの復調を開始するために、サブフレームが終了するまで待つ。対照的に、図3の連続送信構造300によって、デコーダは、おのおののコード・ブロックを、受信されたコード・ブロックとして復号することが可能となる。したがって、第1のコード・ブロックが受信され、それに関する復号が開始され、この第1のコード・ブロックが復号されるまで、第2のコード・ブロックが受信され、それに関する復号が開始される。並列送信構造400では、大量に復号する際におけるスパイクが、サブフレームの終了時に経験され、復号が有効とされる期間中、同じような時間制約が存在しうる(これは、例えば、レイテンシや、デコーダに関連付けられたさらなる複雑さに至る)。
図5に移って、ハイブリッド送信構造500の例が示される。本明細書に記載されるように、おのおのの符号ブロックは、2つのコード・ブロック・セグメントに分割されうる。例によれば、24キロビットの輸送ブロックが、おのおの6キロビットのサイズを有する4つのコード・ブロックへ分割されうる。さらに、4つのコード・ブロックがさらに、おのおの3キロビットのサイズを有する2つのコード・ブロック・セグメントへ分割されうる。ハイブリッド送信構造500を使用する場合、コード・ブロックの第1のセグメントのおのおのは、第1の時間スロット502で送信され、コード・ブロックの第2のセグメントのおのおのは、第2の時間スロット504で送信されうる。さらに、おのおのの時間スロット内(例えば、時間スロット502内、時間スロット504内)では、コード・ブロック・セグメントはおのおの、連続的に送信されうる。例えば、時間スロット502内では、コード・ブロック0のセグメント1が送信され、次に、コード・ブロック1のセグメントが送信され、さらに、コード・ブロック2のセグメント1、その後、コード・ブロック3のセグメント1が送信される。同様の連続送信は、図5に記載されるような時間スロット504について使用されうる。
受信機側(例えば、図2の受信無線通信装置204)の観点から、おのおののコード・ブロックは連続的に到着する。デコーダ(例えば図2のパイプライン・デコーダ218)は、(例えば、図2の受信機216による)コード・ブロックの受信が完了すると、復号を開始しうる。したがって、例えば、復号は、コード・ブロック0の全体を受信すると開始され、コード・ブロック1は、コード・ブロック0の復号が開始されている間に受信されうる等である。
ハイブリッド送信構造500は、連続送信構造300および並列送信構造400の両方に関連付けられた特性を持つ。特に、ハイブリッド送信構造500を用いることにより、完全な周波数ダイバーシティが提供されうる。さらに、おのおののコード・ブロックは、より類似したチャネル条件で送信さるうるので、ハイブリッド送信構造500を用いることによって、チャネルの違いによる影響を緩和しながら、連続送信構造300の有用な態様(例えば、ターン・アラウンド・レイテンシ、高い周波数ダイバーシティを低減するためのパイプライン復号)が得られうる。
図3乃至図5に示す例の比較に基づいて、以下が注目される。イントラ送信時間インタバル(TTI)周波数ホッピングがない状態では、コード化されたブロックの並列送信は、高ドップラにおいては最良のパフォーマンスを与える。これは、並列送信で達成される更なる周波数ダイバーシチィによることができる。例えば、利得範囲は、並列送信の場合、連続送信と比較して、1%ブロック誤り率(BLER)動作点において、0.7dBから0.9dBまででありうる。しかしながら、この利得は、本明細書に記載されるようなハイブリッド送信と比較すると、並列送信の場合、0.2dBから0.4dBまで低減しうる。したがって、ハイブリッド送信構造は、連続送信構造に関連付けられた利点を提供しながら、連続送信構造と比較して、並列送信構造により類似したパフォーマンスを与えうる。さらに、イントラTTI周波数ホッピングがイネーブルされると、輸送ブロック毎にアクノレッジメント(ACK)が送信されると仮定して、構成要素であるコード・ブロックは、周波数ダイバーシティを最大にするために、両ホップに及ぶことが注目されるべきである。
図6乃至図7に示すように、無線通信環境においてハイブリッド送信構造を利用することに関連する方法論が例示される。説明を簡単にするために、これらの方法は、一連の動作として示され記載されるが、これら方法は、この動作順に限定されないことが理解され認識されるべきである。なぜなら、その幾つかの動作は、1または複数の実施形態にしたがって、本明細書に示され記載されたものとは異なる順序で、および/または、別の動作と同時になされうるからである。例えば、当業者であれば、方法は、その代わりに、例えば状態図のような一連の相互関係のある状態またはイベントとして示されうることを理解し認識するであろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法を実施するために、例示された全ての動作が必要とされる訳ではない。
図6に関し、無線通信環境においてハイブリッド送信構造を適用することを容易にする方法論600が例示される。例えば、無線通信環境は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)ベースの無線通信環境でありうる。602では、輸送ブロックが、複数のコード・ブロックへ分割されうる。輸送ブロックは、媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)になり得る。それは、符号化のために物理レイヤへ提供されうる。さらに、例によれば、輸送ブロックは、4つのコード・ブロックへ分割されうる。別の例によれば、輸送ブロックは、2つのコード・ブロックへ分割されうる。しかしながら、輸送ブロックは、実質的に任意の数のコード・ブロックへ分割され、権利主張される主題は、前述された例に限定されないことが認識されるべきである。さらに、複数のコード・ブロックのおのおのは、最大6キロビットのサイズを有しうる。しかしながら、任意のサイズのコード・ブロックが使用されうることが考慮される。例によれば、24キロビットの輸送ブロックが、おのおの6キロビットのサイズを有する4つのコード・ブロックへ分割されうる。しかし、権利主張される主題は、それに限定されない。
604では、複数のコード・ブロックのおのおのは、2または2より多いコード・ブロック・セグメントへ分割されうる。例えば、おのおののコード・ブロックは、2つのコード・ブロック・セグメントへ分割されうる(例えば、コード・ブロックは、コード・ブロック・セグメント1とコード・ブロック・セグメント2に分割されうる)。この例によれば、おのおののコード・ブロックが6キロビットのサイズを有すると仮定すると、おのおののコード・ブロック・セグメントは、3キロビットのサイズを有しうる。
606では、複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられたそれぞれの第1のコード・ブロック・セグメントは、サブフレームの第1の時間スロット内で送信されうる。それぞれの第1のコード・ブロック・セグメントは、第1の時間スロット内で連続的に送信されうる。したがって、第1のコード・ブロックに関連付けられた第1のコード・ブロック・セグメントが、第1の時間スロットで送信され、その後、第2のコード・ブロックに関連付けられた第1のコード・ブロック・セグメントが、第1の時間スロットで送信される等となる。608では、複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられたそれぞれの第2のコード・ブロック・セグメントが、サブフレームの第2の時間スロット内で送信されうる。第2のコード・ブロック・セグメントそれぞれは、第2の時間スロット内で連続的に送信されうる。したがって、第1のコード・ブロックに関連付けられた第2のコード・ブロック・セグメントが、第2の時間スロット内で送信され、その後、第2のコード・ブロックに関連付けられた第2のコード・ブロック・セグメントが、第1の時間スロット内で送信される等となる。さらに、コード・ブロックが、2より多いコード・ブロック・セグメントに分割される場合、これらの追加のコード・ブロック・セグメントは、サブフレームの異なる時間スロット内で、同様に送信されうる。
コード・ブロック・セグメントを時間的に連続して送信することによって、受信機におけるデコーダは、パイプライン復号を有効にし、これによって、おのおののコード・ブロック・セグメントが受信されると(あるいは、コード・ブロックが完全に受信されると)復号されるようになる。また、コード・ブロック・セグメントは、(例えば、並列送信構造の場合、サブフレームの終了時において)同時ではなく、交互する時間において受信されうる。さらに、複数のコード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントを、サブフレームの異なる時間スロットで送信することによって、おのおののコード・ブロックは、連続送信構造が利用される場合により類似したチャネル条件を経験しうる。さらに、コード・ブロック・セグメントはおのおの、リソース・ブロックの周波数のフル・セットを用いて(例えば、周波数ダイバーシティを与えるために、リソース・ブロックの全ての周波数を用いて)送信されうる。さらに、コード・ブロック・セグメントは、アップリンク・チャネル(例えば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH))またはダウンリンク・チャネル(例えば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH))によって送信されうる。
図7に移って、無線通信環境における他のコード・ブロックのためのチャネル均一性を高めながら、デコーダによるパイプライン復号を可能とする方法論700が例示される。702では、コード・ブロックのセットに対応するコード・ブロック・セグメントの第1のセットが送信されうる。コード・ブロック・セグメントの第1のセットは、リソース・ブロックに関連付けられた周波数のセットを用いて、サブフレームの第1の時間スロット内で、時間的に連続して送信されうる。704では、コード・ブロックのセットに対応するコード・ブロック・セグメントの第2のセットが送信されうる。コード・ブロック・セグメントの第2のセットは、リソース・ブロックに関連付けられた周波数のセットを用いて、サブフレームの第2の時間スロット内で、時間的に連続して送信されうる。例えば、コード・ブロック・セグメントの第1のセットおよび第2のセットは、本明細書に記載されたようなハイブリッド送信構造にしたがって有効とされうる。
本明細書に記載された1または複数の態様によれば、ハイブリッド送信構造の使用に関する推論がなされることが認識されよう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる文言は一般に、イベントおよび/またはデータによってキャプチャされるような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態を推理または推論するプロセスを称する。推論は、特定の文脈または動作を特定するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、興味のある状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
例によれば、上述した1または複数の方法は、所与の時間において利用するための送信構造のタイプ(例えば、ハイブリッド送信構造、並列送信構造、連続送信構造)を決定することに関する推論を行うことを含みうる。さらなる例によれば、輸送ブロックに基づいて、形成するコード・ブロックの数を決定することに関連する推論がなされうる。前述した例は本質的に例示であって、本明細書に記載されたさまざまな実施形態および/または方法に関連して推論される方法、または推論される数を制限することは意図されていないことが認識されよう。
図8は、無線通信システムにおいてハイブリッド送信構造にしたがってデータを送信するアクセス端末800の実例である。アクセス端末800は、例えば受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、受信した信号について一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を実行し、調整された信号をデジタル化してサンプルを得る受信機802を備えうる。受信機802は例えばMMSE受信機であり、受信したシンボルを復調し、それらを、チャネル推定のためにプロセッサ806へ提供する復調器804を備えうる。プロセッサ806は、受信機802によって受信された情報を分析すること、および/または、送信機816による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサでありうるか、アクセス端末800の1または複数の構成要素を制御するプロセッサでありうるか、および/または、受信機802によって受信された情報の分析と、送信機816による送信のための情報の生成と、アクセス端末800の1または複数の構成要素の制御との両方を行うプロセッサでありうる。
アクセス端末800はさらに、プロセッサ806と動作可能に接続されたメモリ808を備えうる。メモリ808は、送信されるデータ、受信したデータ、および、本明細書に記載されたさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の情報を格納しうる。メモリ808は例えば、アクセス端末800によってチャネルを介して送信されるべき輸送ブロックを格納しうる。メモリ808はさらに、輸送ブロックに含まれるデータを符号化すること、輸送ブロックをコード・ブロックに分割すること、コード・ブロックをコード・ブロック・セグメントに分割すること等のためのアルゴリズムおよび/またはプロトコルを格納しうる。さらに、メモリ808は、受信されたコード・ブロック・セグメントをパイプライン方式で復号するためのアルゴリズムおよび/またはプロトコルを格納しうる。
本明細書に記載のデータ・ストア(例えば、メモリ808)は、揮発性メモリであるか、あるいは不揮発性メモリである。あるいは、揮発性メモリと不揮発性メモリとの両方を含みうることが認識されるだろう。限定ではなく例示によって、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電子的プログラマブルROM(EPROM)、電子的消去可能PROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含みうる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含みうる。限定ではなく例示によって、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形態で利用可能である。対象とするシステムおよび方法のメモリ808は、限定される訳ではないが、これらおよびその他任意の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
受信機802はさらに、コード・ブロック生成器810および/またはコード・ブロック・デバイダ812へ動作可能に接続されている。これらは、図2のコード・ブロック生成器206および図2のコード・ブロック・デバイダ208と実質的に類似しうる。コード・ブロック生成器810は、輸送ブロックを、複数(例えば2、4、任意の整数)のコード・ブロックに分割しうる。さらに、コード・ブロック・デバイダ812は、複数のコード・ブロックのおのおのを、複数(例えば、2、2より多い)のコード・ブロック・セグメントへ分離しうる。アクセス端末800はさらに、例えば基地局、他のアクセス端末等へ信号を送信する送信機816および変調器814を備えうる。送信機816は、コード・ブロック・セグメントをチャネル(例えば、アップリンク・チャネル、ダウンリンク・チャネル)を介して送信する場合、本明細書に記載したようなハイブリッド送信構造を適用しうる。さらに、送信機816は、図2の送信機214と実質的に類似しうる。プロセッサ806とは別に示されているが、コード・ブロック生成器810、コード・ブロック・デバイダ812、および/または変調器814は、プロセッサ806または多くのプロセッサ(図示せず)の一部でありうることが認識されるべきである。
図9は、無線通信環境においてデータを送信するためにハイブリッド送信構造を用いるシステム900の実例である。システム900は、複数の受信アンテナ906を介して1または複数のアクセス端末904から信号を受信する受信機910と、送信アンテナ908を介して1または複数のアクセス端末904へ信号を送信する送信機924とを備える基地局902(例えば、アクセス・ポイント)を備える。受信機910は、受信アンテナ906から情報を受信する。また、受信した情報を復調する復調器912と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、図8に関して上述したプロセッサに類似したプロセッサ914によって分析されうる。プロセッサ914は、送信されるべきデータ、またはアクセス端末904(または(図示しない)他の基地局)から受信したデータ、および/または、本明細書に記載のさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切な情報を格納するメモリ916に接続されている。プロセッサ914はさらに、輸送ブロックを取得しこれら輸送ブロックを複数のコード・ブロックへセグメント化するコード・ブロック生成器918に接続される。コード・ブロック生成器918は、コード・ブロック・デバイダ920に動作可能に接続されうる。コード・ブロック生成器918は、複数のコード・ブロックを、コード・ブロック・デバイダ920へ出力しうる。さらに、コード・ブロック・デバイダ920は、複数のコード・ブロックのおのおのを、2または2より多いコード・ブロック・セグメントへそれぞれ分割しうる。コード・ブロック生成器918、図2のコード・ブロック生成器206に実質的に類似し、および/または、コード・ブロック・デバイダ920は、図2のコード・ブロック・デバイダ208に実質的に類似しうることが考慮される。さらに、コード・ブロック生成器918および/またはコード・ブロック・デバイダ920は、送信される情報を変調器922に提供しうる。変調器922は、送信機924によるアンテナ908を介したアクセス端末904への送信のためのフレームを多重化しうる。さらに、図2の送信機214に実質的に類似した送信機924は、ハイブリッド送信構造に基づいて、コード・ブロック・デバイダ920によって生成されたコード・ブロック・セグメントを送信することができる。プロセッサ914と別に示されているが、コード・ブロック生成器918、コード・ブロック・デバイダ920、および/または変調器922は、プロセッサ914または(図示しない)多くのプロセッサの一部でありうることが認識されるべきである。
図10は、無線通信システム1000の例を示す。無線通信システム1000は、簡潔さの目的で、1つの基地局1010と1つのアクセス端末1050とを示している。システム1000は、1より多い基地局および/または1より多いアクセス端末を含みうる。これら追加の基地局および/またはアクセス端末は、以下に説明する基地局1010およびアクセス端末1050の例と実質的と同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。さらに、基地局1010および/またはアクセス端末1050は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記載されたシステム(図1、図2、図8−図9)および/または方法(図6−図7)を適用しうることが認識されるべきである。
基地局1010では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース1012から送信(TX)データ・プロセッサ1014へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームは、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ1014は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにアクセス端末1050において使用されうる。おのおののデータ・ストリームに関する多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、コーディング、および変調は、プロセッサ1030によって実行または提供される命令によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ1020に提供される。TX MIMOプロセッサ1020はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)1022a乃至1022tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ1020は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機1022は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機1022a乃至1022tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ1024a乃至1024tそれぞれから送信される。
アクセス端末1050では、送信された変調信号がN個のアンテナ1052a乃至1052rによって受信され、おのおののアンテナ1052からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)1054a乃至1054rへ提供される。おのおのの受信機1054は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ1060は、N個の受信機1054からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ1060は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ1060による処理は、基地局1210におけるTX MIMOプロセッサ1020およびTXデータ・プロセッサ1014によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ1070は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ1070は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データをデータ・ソース1036から受け取るTXデータ・プロセッサ1038によって処理され、変調器1080によって変調され、送信機1054a乃至1054rによって調整され、基地局1010へ送り戻される。
基地局1010では、アクセス端末1050からの変調信号が、アンテナ1024によって受信され、受信機1022によって調整され、復調器1040によって復調され、RXデータ・プロセッサ1042によって処理されて、アクセス端末1050によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ1030は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ1030およびプロセッサ1070は、基地局1010およびアクセス端末1050それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ1030およびプロセッサ1070はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ1032およびメモリ1072に関連付けられうる。プロセッサ1030およびプロセッサ1070はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
態様では、論理チャネルが、制御チャネルとトラフィック・チャネルとに分類される。論理制御チャネルは、ブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を含むことができる。それは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルである。さらに、論理制御チャネルは、ページング制御チャネル(PCCH)を含むことができる。それは、ページング情報を転送するDLチャネルである。さらに、論理制御チャネルは、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)を備えうる。これは、マルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジューリングと、1または複数のMTCHのための制御情報とを送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルである。一般に、ラジオ・リソース制御(RRC)接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:旧MCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。さらに、論理制御チャネルは、専用制御チャネル(DCCH)を含みうる。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。態様では、論理トラフィック・チャネルは、専用トラフィック・チャネル(DTCH)を備える。これは、ユーザ情報を送信するための、1つのUEに専用のポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである。さらに、論理トラフィック・チャネルは、トラフィック・データを送信するポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)を含みうる。
態様では、輸送チャネルが、DLとULに分類される。DL輸送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびPCHは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用される物理レイヤ(PHY)リソースへマップされることによって、UEの節電をサポートする(例えば、不連続受信(DRX)サイクルが、ネットワークによってUEへ示されうる等)。UL輸送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。
PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとからなるセットを備える。例えば、DL PHYチャネルは、次のものを含むことができる。共通パイロット・チャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当チャネル(SUACH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、および/または、負荷インジケータ・チャネル(LICH)。さらなる例によれば、UL PHYチャネルは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、共有リクエスト・チャネル(SREQCH)、UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、および/または、広帯域パイロット・チャネル(BPICH)を含みうる。
本明細書に記載された実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせで実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。
これら実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラム・コードあるいはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶要素のような機械読取可能媒体に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡しおよび/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡し、ネットワーク送信等を含む任意の適切な手段を用いて引渡し、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
図11に示すように、無線通信環境においてハイブリッド送信構造を用いることを可能にするシステム1100が例示される。例えば、システム1100は、アクセス端末内に少なくとも部分的に存在しうる。別の例示によれば、システム1100は、基地局内に少なくとも部分的に存在しうる。システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えば、ファームウェアのような)これらの組み合わせによって実現される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものとして表されることが認識されるべきである。システム1100は、連携して動作しうる電子構成要素の論理グループ1102を含む。例えば、論理グループ1102は、輸送ブロックに関連付けられたおのおののコード・ブロックを、それぞれ2つのコード・ブロック・セグメントに分割する電子構成要素1104を含みうる。例えば、輸送ブロックは、合計8つのコード・ブロック・セグメントを生成しうる。しかしながら、権利主張された主題は、それに限定されない。さらに、図示しないが、論理グループ1102は、輸送ブロックをコード・ブロックに分割する電子構成要素1104を含みうる。さらに、論理グループ1102は、ハイブリッド送信構造に基づいて、サブフレームの第1の時間スロット内で、コード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの1つを含むコード・ブロック・セグメントの第1のセットを送信し、サブフレームの第2の時間スロット内で、コード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの他のものを含むコード・ブロック・セグメントの第2のセットを送信する電子構成要素1106を含みうる。したがって、コード・ブロックのおのおのは、サブフレーム(例えば、送信時間間隔(TTI))の両スロットに及びうる。さらに、スロットのおのおの内では、コード・ブロックからのコード・ブロック・セグメントは、時間的に連続して送信されうる。さらに、システム1100は、電子構成要素1104、1106に関連付けられた機能を実行するための命令群を保持したメモリ1108を含みうる。メモリ1108の外側にあると示されているが、電子構成要素1104、1106は、メモリ1108内に存在しうることが理解されるべきである。
上述したものは、1または複数の実施形態の例を含んでいる。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法論の考えられる全ての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、請求項の精神および範囲内にあるそのような全ての変更、修正、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは請求項のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈されるように、用語「備える」と同様に包括的であることが意図される。

Claims (26)

  1. 無線通信環境においてハイブリッド送信構造を適用することを容易にする方法であって、
    輸送ブロックを複数のコード・ブロックへ分割することと、
    前記複数のコード・ブロックのおのおのを、2または2より多いコード・ブロック・セグメントへ分割することと、
    前記複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられたそれぞれの第1のコード・ブロック・セグメントを、サブフレームの第1の時間スロット内で送信することと、
    前記複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられたそれぞれの第2のコード・ブロック・セグメントを、前記サブフレームの第2の時間スロット内で送信することと、
    を備える方法。
  2. 前記輸送ブロックは、符号化のために物理レイヤに提供される媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)である請求項1に記載の方法。
  3. 前記輸送ブロックを4つのコード・ブロックに分割することと、
    前記4つのコード・ブロックのおのおのを、2つのコード・ブロック・セグメントに分割することと、
    前記4つのコード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの最初の1つを含む第1の4つのコード・ブロック・セグメントを、前記サブフレームの第1の時間スロット内で送信することと、
    前記4つのコード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの次の1つを含む第2の4つのコード・ブロック・セグメントを、前記サブフレームの第2の時間スロット内で送信することと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のコード・ブロック・セグメントのそれぞれを、前記第1の時間スロット内で時間的に連続して送信することと、
    前記第2のコード・ブロック・セグメントのそれぞれを、前記第2の時間スロット内で時間的に連続して送信することと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. 受信機におけるデコーダが、パイプライン復号を有効とすることができるように、前記第1のコード・ブロック・セグメントのおのおのと、前記第2のコード・ブロック・セグメントのおのおのとを、交互に送信すること、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数のコード・ブロックのおのおのに対応する2または2より多いコード・ブロック・セグメントのそれぞれを、前記サブフレームの異なる時間スロット内で送信すること、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のコード・ブロック・セグメントのおのおのと、前記第2のコード・ブロック・セグメントのおのおのとを、リソース・ブロックの周波数のフル・セットを用いて送信すること、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  8. 無線通信装置であって、
    リソース・ブロックに関連付けられた周波数のセットを用いてサブフレームの第1の時間スロット内で時間的に連続して送信される、コード・ブロックのセットに対応しているコード・ブロック・セグメントの第1のセットを送信することと、
    前記リソース・ブロックに関連付けられた周波数のセットを用いて前記サブフレームの第2の時間スロット内で時間的に連続して送信される、前記コード・ブロックのセットに対応しているコード・ブロック・セグメントの第2のセットを送信することと、
    に関連する命令群を保持するメモリと、
    前記メモリに保持された命令群を実行するように構成され、前記メモリに接続されたプロセッサと、
    を備える無線通信装置。
  9. 前記メモリは、
    輸送ブロックを分割して、前記コード・ブロックのセットを生成することと、
    前記コード・ブロックのセットのうちのおのおののコード・ブロックを、2つのコード・ブロック・セグメントへ分割することと、
    に関連する命令群をさらに保持する請求項8に記載の無線通信装置。
  10. 前記輸送ブロックは、符号化のために物理レイヤに提供される媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)である請求項9に記載の無線通信装置。
  11. 前記メモリはさらに、
    受信機におけるデコーダが、パイプライン復号を有効とすることができるように、前記コード・ブロック・セグメントの第1のセットおよび第2のセットにおけるコード・ブロック・セグメントのおのおのを、異なる時間に送信すること、
    に関連する命令群を保持する請求項8に記載の無線通信装置。
  12. 前記リソース・ブロックに関連付けられた周波数のセットは、前記リソース・ブロックの全ての周波数を含む請求項8に記載の無線通信装置。
  13. 無線通信装置においてハイブリッド送信構造を利用することを可能にする無線通信装置であって、
    輸送ブロックに関連付けられたおのおののコード・ブロックをそれぞれ、2つのコード・ブロック・セグメントに分割する手段と、
    ハイブリッド送信構造に基づいて、前記コード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの1つを含むコード・ブロック・セグメントの第1のセットを、サブフレームの第1の時間スロット内に、前記コード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの他のものを含むコード・ブロック・セグメントの第2のセットを、前記サブフレームの第2の時間スロット内に送信する手段と、
    を備える無線通信装置。
  14. 前記輸送ブロックを、前記コード・ブロックに分割する手段、
    をさらに備える請求項13に記載の無線通信装置。
  15. 前記輸送ブロックは、符号化のために物理レイヤに提供される媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)である請求項13に記載の無線通信装置。
  16. 前記コード・ブロック・セグメントの第1のセットは、前記第1の時間スロット内で時間的に連続して送信され、前記コード・ブロック・セグメントの第2のセットは、前記第2の時間スロット内で時間的に連続して送信される
    請求項13に記載の無線通信装置。
  17. 受信機におけるデコーダが、パイプライン復号を有効とすることができるように、前記コード・ブロック・セグメントの第1のセットおよび第2のセットにおけるコード・ブロック・セグメントのおのおのが、それぞれユニークな時間において送信される、
    請求項13に記載の無線通信装置。
  18. 前記コード・ブロック・セグメントの第1のセットおよび第2のセットにおけるコード・ブロック・セグメントのおのおのが、リソース・ブロックの周波数のフル・セットを用いて送信される、
    請求項13に記載の無線通信装置。
  19. 輸送ブロックを複数のコード・ブロックへ分割するためのコードと、
    前記複数のコード・ブロックのおのおのを、2または2より多いコード・ブロック・セグメントへ分割するためのコードと、
    前記複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられたそれぞれの第1のコード・ブロック・セグメントを、サブフレームの第1の時間スロット内で送信するためのコードと、
    前記複数のコード・ブロックのおのおのに関連付けられたそれぞれの第2のコード・ブロック・セグメントを、前記サブフレームの第2の時間スロット内で送信するためのコードと、
    を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  20. 前記輸送ブロックは、符号化のために物理レイヤに提供される媒体アクセス制御(MAC)プロトコル・データ・ユニット(PDU)である請求項19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  21. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
    前記輸送ブロックを4つのコード・ブロックに分割するためのコードと、
    前記4つのコード・ブロックのおのおのを、2つのコード・ブロック・セグメントに分割するためのコードと、
    前記4つのコード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの最初の1つを含む第1の4つのコード・ブロック・セグメントを、前記サブフレームの第1の時間スロット内で送信するためのコードと、
    前記4つのコード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの次の1つを含む第2の4つのコード・ブロック・セグメントを、前記サブフレームの第2の時間スロット内で送信するためのコードと、
    を備える請求項19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  22. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
    前記第1のコード・ブロック・セグメントのそれぞれを、前記第1の時間スロット内で時間的に連続して送信するためのコードと、
    前記第2のコード・ブロック・セグメントのそれぞれを、前記第2の時間スロット内で時間的に連続して送信するためのコードと、
    を備える請求項19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  23. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
    受信機におけるデコーダが、パイプライン復号を有効とすることができるように、前記第1のコード・ブロック・セグメントのおのおのと、前記第2のコード・ブロック・セグメントのおのおのとを、交互に送信するためのコード
    を備える請求項19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  24. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
    前記複数のコード・ブロックのおのおのに対応する2または2より多いコード・ブロック・セグメントのそれぞれを、前記サブフレームの異なる時間スロット内で送信するためのコード、
    を備える請求項19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  25. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
    前記第1のコード・ブロック・セグメントのおのおのと、前記第2のコード・ブロック・セグメントのおのおのとを、リソース・ブロックの周波数のフル・セットを用いて送信するためのコード、
    を備える請求項19に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  26. 無線通信システムにおける装置であって、
    輸送ブロックをコード・ブロックに分割し、
    前記コード・ブロックのおのおのを、それぞれ2つのコード・ブロック・セグメントに分割し、
    ハイブリッド送信構造に基づいて、前記コード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの1つを含むコード・ブロック・セグメントの第1のセットを、サブフレームの第1の時間スロット内で連続して送信し、前記コード・ブロックのおのおののコード・ブロック・セグメントのうちの他のものを含むコード・ブロック・セグメントの第2のセットを、前記サブフレームの第2の時間スロット内で連続して送信する、
    ように構成されたプロセッサを備える装置。
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