JPH11215009A - 符号復号装置 - Google Patents
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- JPH11215009A JPH11215009A JP1025498A JP1025498A JPH11215009A JP H11215009 A JPH11215009 A JP H11215009A JP 1025498 A JP1025498 A JP 1025498A JP 1025498 A JP1025498 A JP 1025498A JP H11215009 A JPH11215009 A JP H11215009A
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- H03M7/30—Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
- H03M7/60—General implementation details not specific to a particular type of compression
- H03M7/6017—Methods or arrangements to increase the throughput
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M7/00—Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
- H03M7/30—Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
- H03M7/40—Conversion to or from variable length codes, e.g. Shannon-Fano code, Huffman code, Morse code
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- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M7/00—Conversion of a code where information is represented by a given sequence or number of digits to a code where the same, similar or subset of information is represented by a different sequence or number of digits
- H03M7/30—Compression; Expansion; Suppression of unnecessary data, e.g. redundancy reduction
- H03M7/60—General implementation details not specific to a particular type of compression
- H03M7/6064—Selection of Compressor
- H03M7/607—Selection between different types of compressors
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N19/00—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
- H04N19/90—Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals
- H04N19/91—Entropy coding, e.g. variable length coding [VLC] or arithmetic coding
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Signal Processing (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可変長符号復号器を含む符号復号装置をパイ
プライン動作させる。 【解決手段】 符号化信号列を特定固定長符号から次の
特定固定長符号までの複数の信号列として分解し、夫々
分解された信号列を複数のバッファメモリ3に一旦書き
込み、時系列に複数のバッファメモリ3から複数の信号
列を読み出す。この信号列から特定固定長符号を検出す
る相関器と、固定長符号を読み取る手段と、連続する符
号の長さを検出する手段と、検出された連続する符号の
長さと元の信号列の一部からアドレスを生成する手段
と、上記生成したアドレスから対応する可変長符号の長
さと別の系の符号が格納されたメモリから可変長符号の
長さと別の系の符号を読み取る手段を含むパイプライン
復号器6が設けられる。
プライン動作させる。 【解決手段】 符号化信号列を特定固定長符号から次の
特定固定長符号までの複数の信号列として分解し、夫々
分解された信号列を複数のバッファメモリ3に一旦書き
込み、時系列に複数のバッファメモリ3から複数の信号
列を読み出す。この信号列から特定固定長符号を検出す
る相関器と、固定長符号を読み取る手段と、連続する符
号の長さを検出する手段と、検出された連続する符号の
長さと元の信号列の一部からアドレスを生成する手段
と、上記生成したアドレスから対応する可変長符号の長
さと別の系の符号が格納されたメモリから可変長符号の
長さと別の系の符号を読み取る手段を含むパイプライン
復号器6が設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、MPE
G(Moving Picture Expart Group),JPEGに代表さ
れる可変長符号を利用した信号圧縮処理を伴う通信、放
送及び情報機器に用いて好適な符号復号装置に関する。
G(Moving Picture Expart Group),JPEGに代表さ
れる可変長符号を利用した信号圧縮処理を伴う通信、放
送及び情報機器に用いて好適な符号復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、ディジタル信号処理技術の進
歩及び発展に伴い小型でありながら高機能で高品質な通
信、放送及び情報機器が数多く開発されている。これら
の通信、放送及び情報機器における信号処理において
は、可変長符号を利用した信号圧縮処理がその中心的な
役割を果たし、画像、音声、情報等のデータ圧縮とその
復号処理が幅広く行われている。
歩及び発展に伴い小型でありながら高機能で高品質な通
信、放送及び情報機器が数多く開発されている。これら
の通信、放送及び情報機器における信号処理において
は、可変長符号を利用した信号圧縮処理がその中心的な
役割を果たし、画像、音声、情報等のデータ圧縮とその
復号処理が幅広く行われている。
【0003】このような信号処理を行う従来の符号復号
装置を説明する前に簡単に可変長符号を用いる際の符号
化信号列について、図13を参照して説明する。可変長
符号を用いる際の符号化信号列は、固定長符号72、特
定固定長符号73、可変長符号74により構成される。
種々の符号が存在するなかで符号全体を71とした場合
の固定長符号72と特定固定長符号73と可変長符号7
4との関係を図13が示す。
装置を説明する前に簡単に可変長符号を用いる際の符号
化信号列について、図13を参照して説明する。可変長
符号を用いる際の符号化信号列は、固定長符号72、特
定固定長符号73、可変長符号74により構成される。
種々の符号が存在するなかで符号全体を71とした場合
の固定長符号72と特定固定長符号73と可変長符号7
4との関係を図13が示す。
【0004】特定固定長符号73は、図13に示すよう
に固定長符号72の一部であるが、他の如何なる符号と
も独立であり、未知の信号列に対して既知である特定固
定長符号と相関をとることで一意に検出可能である。こ
のため、特定固定長符号73は、主に同期化や構文解析
のために用いられる。また、可変長符号74は、可変長
符号化定理に基づく符号であり、符号長が可変であるこ
とから情報の圧縮が行われる符号である。
に固定長符号72の一部であるが、他の如何なる符号と
も独立であり、未知の信号列に対して既知である特定固
定長符号と相関をとることで一意に検出可能である。こ
のため、特定固定長符号73は、主に同期化や構文解析
のために用いられる。また、可変長符号74は、可変長
符号化定理に基づく符号であり、符号長が可変であるこ
とから情報の圧縮が行われる符号である。
【0005】従来の符号復号装置を図14および図15
に示す。尚、図15は、図14における復号器の構成を
示し、図14と対応する箇所には、同一の参照符号が付
されている。通信、放送、蓄積媒体等からの符号化信号
列が入力端子1を介してバッファメモリ75に入力され
る。バッファメモリ75は、順次入力される符号化信号
列の書き込みを行い、そして、一定期間または一定容量
格納後、読み出しを行って、その出力を復号器76に供
給する。復号器76において、復号処理がなされ、復号
出力が出力端子99を介して取り出される。つまり、図
14に示すシステムは、通信路や蓄積装置からの転送速
度を一定に保ちつつ、復号化速度を変化させるための一
般的な構成を示す。
に示す。尚、図15は、図14における復号器の構成を
示し、図14と対応する箇所には、同一の参照符号が付
されている。通信、放送、蓄積媒体等からの符号化信号
列が入力端子1を介してバッファメモリ75に入力され
る。バッファメモリ75は、順次入力される符号化信号
列の書き込みを行い、そして、一定期間または一定容量
格納後、読み出しを行って、その出力を復号器76に供
給する。復号器76において、復号処理がなされ、復号
出力が出力端子99を介して取り出される。つまり、図
14に示すシステムは、通信路や蓄積装置からの転送速
度を一定に保ちつつ、復号化速度を変化させるための一
般的な構成を示す。
【0006】また、バッファメモリ75より読み出され
た符号化信号列は、図15に示すように復号器76を構
成する相関器77、固定長符号読み取り器78、可変長
符号復号器79の夫々に供給される。特定固定長符号が
相関器77において検出され、検出された特定固定長符
号に基づいて同期化及び構文解析するための制御情報が
形成される。この相関器77において形成された制御情
報がシーケンサ80に供給される。
た符号化信号列は、図15に示すように復号器76を構
成する相関器77、固定長符号読み取り器78、可変長
符号復号器79の夫々に供給される。特定固定長符号が
相関器77において検出され、検出された特定固定長符
号に基づいて同期化及び構文解析するための制御情報が
形成される。この相関器77において形成された制御情
報がシーケンサ80に供給される。
【0007】また、固定長符号が固定長符号読み取り器
78において読み取られ、そのまま出力されるか若しく
は必要に応じて別の系の符号へ変換処理される。固定長
符号読み取り器78の出力がセレクタ81の一方の入力
端子に供給される。
78において読み取られ、そのまま出力されるか若しく
は必要に応じて別の系の符号へ変換処理される。固定長
符号読み取り器78の出力がセレクタ81の一方の入力
端子に供給される。
【0008】更に、可変長符号が可変長符号復号器79
において読み取られ、可変長符号が対応する別の系の符
号に変換される。つまり、可変長符号復号器79では、
未知の信号に対し既知の可変長符号群の中から一致する
一組を探し出し、その可変長符号に対応した符号長と別
の系の符号、例えば固定長符号を選び出す。そして未知
の信号列から対応する符号長の長さ分の信号を破棄し、
対応する別の系の符号を次段に出力する。そして、再び
未知の信号列に対し、既知の可変長符号群の中から一致
する組を探し出すといった動作を構文に従う回数、また
は特定固定長符号が検出されまで繰り返しなされる。こ
のようにして得られる変換出力がセレクタ81の他方の
入力端子に供給される。
において読み取られ、可変長符号が対応する別の系の符
号に変換される。つまり、可変長符号復号器79では、
未知の信号に対し既知の可変長符号群の中から一致する
一組を探し出し、その可変長符号に対応した符号長と別
の系の符号、例えば固定長符号を選び出す。そして未知
の信号列から対応する符号長の長さ分の信号を破棄し、
対応する別の系の符号を次段に出力する。そして、再び
未知の信号列に対し、既知の可変長符号群の中から一致
する組を探し出すといった動作を構文に従う回数、また
は特定固定長符号が検出されまで繰り返しなされる。こ
のようにして得られる変換出力がセレクタ81の他方の
入力端子に供給される。
【0009】シーケンサ80は、相関器77からの定め
られた構文に従った制御情報に基づいてセレクタ81を
制御し、固定長符号読み取り器78からの出力および可
変長符号復号器79からの復号出力のどちらか一方の出
力をセレクタ81により選択する。セレクタ81の出力
が出力端子83を介して取り出される。また、この時、
シーケンサ80において形成された同期化信号が出力端
子82を介して取り出される。
られた構文に従った制御情報に基づいてセレクタ81を
制御し、固定長符号読み取り器78からの出力および可
変長符号復号器79からの復号出力のどちらか一方の出
力をセレクタ81により選択する。セレクタ81の出力
が出力端子83を介して取り出される。また、この時、
シーケンサ80において形成された同期化信号が出力端
子82を介して取り出される。
【0010】出力端子82からの同期化信号と出力端子
83からの復号信号とが次段に設けられた処理装置に供
給される。次段の処理装置が例えばマイクロプロセッサ
等により構成され、このマイクロプロセッサが同期化信
号により同期化され、その状態で以て復号信号に対し所
定の処理がなされる。
83からの復号信号とが次段に設けられた処理装置に供
給される。次段の処理装置が例えばマイクロプロセッサ
等により構成され、このマイクロプロセッサが同期化信
号により同期化され、その状態で以て復号信号に対し所
定の処理がなされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の符号復号装置に
おいて、最も処理能力が必要とされる回路部分は、信号
列に対し既知の可変長符号群の中から一致する組を探す
処理が必要な可変長符号復号器79である。
おいて、最も処理能力が必要とされる回路部分は、信号
列に対し既知の可変長符号群の中から一致する組を探す
処理が必要な可変長符号復号器79である。
【0012】可変長符号復号器79においてなされる符
号化信号列から特定の可変長符号を探し、それに対応し
た符号長の長さだけ信号列から信号を破棄するといった
一連の動作は、符号長が可変であることから絶えず前の
復号の結果に依存した逐次処理である。このため、並列
化やパイプライン動作が不可能であり、可変長符号復号
の各逐次処理に必要な時間の合計によって回路全体とし
ての動作速度が決定され、処理能力も決定されている。
号化信号列から特定の可変長符号を探し、それに対応し
た符号長の長さだけ信号列から信号を破棄するといった
一連の動作は、符号長が可変であることから絶えず前の
復号の結果に依存した逐次処理である。このため、並列
化やパイプライン動作が不可能であり、可変長符号復号
の各逐次処理に必要な時間の合計によって回路全体とし
ての動作速度が決定され、処理能力も決定されている。
【0013】従って、従来の符号復号装置において高速
化を図る場合には、可変長符号復号器を高速化のために
布線論理やROMで形成し、極力冗長な部分を省くとい
った、各逐次処理に必要な時間の合計を減らす方法がと
られている。
化を図る場合には、可変長符号復号器を高速化のために
布線論理やROMで形成し、極力冗長な部分を省くとい
った、各逐次処理に必要な時間の合計を減らす方法がと
られている。
【0014】しかしながら、布線論理やROMを用いる
場合においては、汎用性が乏しく、新たな符号に対応す
るためには再設計が必要とされる問題点があった。ま
た、十分に高速化に努力したとしても、なお、並列化や
パイプライン動作が可能な他の回路に比べて遅い回路と
なってしまう問題点があった。
場合においては、汎用性が乏しく、新たな符号に対応す
るためには再設計が必要とされる問題点があった。ま
た、十分に高速化に努力したとしても、なお、並列化や
パイプライン動作が可能な他の回路に比べて遅い回路と
なってしまう問題点があった。
【0015】従って、この発明の目的は、並列化やパイ
プライン動作を可能とする回路を実現し、汎用性と処理
速度を飛躍的に向上させた符号復号装置を提供すること
にある。
プライン動作を可能とする回路を実現し、汎用性と処理
速度を飛躍的に向上させた符号復号装置を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに、請求項1の発明は、可変長符号と固定長符号と同
期化及び構文解析のための特定固定長符号を含む信号列
に対し、別の系の符号に変換する符号復号装置におい
て、信号列から特定固定長符号を検出する相関器と、検
出された特定固定長符号に続く信号列を順次複数の符号
復号器に振り分ける手段と、複数の符号復号器によって
復号する手段と、を備えたことを特徴とする符号復号装
置である。
めに、請求項1の発明は、可変長符号と固定長符号と同
期化及び構文解析のための特定固定長符号を含む信号列
に対し、別の系の符号に変換する符号復号装置におい
て、信号列から特定固定長符号を検出する相関器と、検
出された特定固定長符号に続く信号列を順次複数の符号
復号器に振り分ける手段と、複数の符号復号器によって
復号する手段と、を備えたことを特徴とする符号復号装
置である。
【0017】また、請求項2の発明は、可変長符号と固
定長符号と同期化および構文解析のための特定固定長符
号を含む信号列に対し、バッファメモリに一旦書き込
み、その後バッファメモリより読み出し別の系の符号に
変換する符号復号装置において、信号列から特定固定長
符号を検出する手段と、複数に分割された個別バッファ
メモリと、検出された特定固定長符号に続く信号列の符
号変換の処理量が均等に分担される割合となるように、
複数に分割された個別バッファメモリから特定の個別バ
ッファメモリを選択する手段と、選択された個別バッフ
ァメモリに次に検出される特定固定長符号までの信号列
を書き込む手段と、を備えたことを特徴とする符号復号
装置である。
定長符号と同期化および構文解析のための特定固定長符
号を含む信号列に対し、バッファメモリに一旦書き込
み、その後バッファメモリより読み出し別の系の符号に
変換する符号復号装置において、信号列から特定固定長
符号を検出する手段と、複数に分割された個別バッファ
メモリと、検出された特定固定長符号に続く信号列の符
号変換の処理量が均等に分担される割合となるように、
複数に分割された個別バッファメモリから特定の個別バ
ッファメモリを選択する手段と、選択された個別バッフ
ァメモリに次に検出される特定固定長符号までの信号列
を書き込む手段と、を備えたことを特徴とする符号復号
装置である。
【0018】さらに、請求項5の発明は、1画面を縦×
横がBw×Bh画素で構成されるブロック群で構成し、
水平または垂直に連続する複数のブロックにおいて、特
定固定長符号と連続するブロックの最初のブロックの水
平または垂直の位置を示す固定長符号と、連続する複数
のブロックのブロック内の画素データを連続して可変長
符号で符号化するような信号列が入力される符号復号装
置において、信号列から特定固定長符号を検出する相関
器と、連続するブロックの最初のブロックの水平または
垂直の位置を示す固定長符号の値を読み取る手段と、複
数に分割された個別バッファメモリと、読み取ったブロ
ックの水平または垂直の位置から複数の個別バッファメ
モリから対応する特定の個別バッファメモリを選択する
手段と、選択された個別バッファメモリに対し次に検出
される特定固定長符号までの信号列を書き込む手段と、
を備えたことを特徴とする符号復号装置である。
横がBw×Bh画素で構成されるブロック群で構成し、
水平または垂直に連続する複数のブロックにおいて、特
定固定長符号と連続するブロックの最初のブロックの水
平または垂直の位置を示す固定長符号と、連続する複数
のブロックのブロック内の画素データを連続して可変長
符号で符号化するような信号列が入力される符号復号装
置において、信号列から特定固定長符号を検出する相関
器と、連続するブロックの最初のブロックの水平または
垂直の位置を示す固定長符号の値を読み取る手段と、複
数に分割された個別バッファメモリと、読み取ったブロ
ックの水平または垂直の位置から複数の個別バッファメ
モリから対応する特定の個別バッファメモリを選択する
手段と、選択された個別バッファメモリに対し次に検出
される特定固定長符号までの信号列を書き込む手段と、
を備えたことを特徴とする符号復号装置である。
【0019】この発明では、符号化信号列は前処理器に
より特定固定長符号でくぎられた複数の信号列として、
複数の個別のバッファメモリに書き込まれる。このた
め、同一の個別バッファメモリに書き込まれた信号列内
の可変長符号に関しては、従来と同様に絶えず前の処理
の結果に依存した逐次処理であるが、異なる個別バッフ
ァメモリに書き込まれた信号列内の夫々の可変長符号と
は、全く独立した関係となる。従って、複数の個別バッ
ファメモリを順次選択することで、個々に読み込まれる
信号列内の可変長符号は互いに独立となり、可変長符号
復号器を並列動作、またはパイプライン動作させること
が可能となる。この結果、回路を容易に高速動作させる
ことが可能となる。
より特定固定長符号でくぎられた複数の信号列として、
複数の個別のバッファメモリに書き込まれる。このた
め、同一の個別バッファメモリに書き込まれた信号列内
の可変長符号に関しては、従来と同様に絶えず前の処理
の結果に依存した逐次処理であるが、異なる個別バッフ
ァメモリに書き込まれた信号列内の夫々の可変長符号と
は、全く独立した関係となる。従って、複数の個別バッ
ファメモリを順次選択することで、個々に読み込まれる
信号列内の可変長符号は互いに独立となり、可変長符号
復号器を並列動作、またはパイプライン動作させること
が可能となる。この結果、回路を容易に高速動作させる
ことが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態及び
他の実施形態を図1、図2、図3、図4、図5及び図6
を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態の
全体構成を示し、図2は、この発明の他の実施形態の全
体構成を示す。また、図3は、図1及び図2における前
処理器2の構成を示す。なお、この図1,図2及び図3
において同一の箇所には、同一の参照符号が付されてい
る。
他の実施形態を図1、図2、図3、図4、図5及び図6
を参照して説明する。図1は、この発明の一実施形態の
全体構成を示し、図2は、この発明の他の実施形態の全
体構成を示す。また、図3は、図1及び図2における前
処理器2の構成を示す。なお、この図1,図2及び図3
において同一の箇所には、同一の参照符号が付されてい
る。
【0021】通信、放送、蓄積媒体等からの符号化信号
列が入力端子1を介して前処理器2に供給される。尚、
入力端子1に供給される可変長符号を含む符号化信号列
には、同期化や構文解析のために用いられる特定固定長
符号が含まれる。この符号は、他の如何なる符号とも独
立であり、未知の信号列に対し既知である特定固定長符
号と相関をとることで一意に検出可能となっている。
列が入力端子1を介して前処理器2に供給される。尚、
入力端子1に供給される可変長符号を含む符号化信号列
には、同期化や構文解析のために用いられる特定固定長
符号が含まれる。この符号は、他の如何なる符号とも独
立であり、未知の信号列に対し既知である特定固定長符
号と相関をとることで一意に検出可能となっている。
【0022】前処理器2は、図3に示すように相関器
7、シーケンサ8およびセレクタ9により構成される。
入力端子1からの符号化信号列が相関器7及びセレクタ
9の入力端子に供給される。相関器7において、特定固
定長符号が検出され、検出された特定固定長符号に基づ
いて同期化及び構文解析するための制御情報が形成され
る。この相関器7において形成された制御情報がシーケ
ンサ8に供給される。
7、シーケンサ8およびセレクタ9により構成される。
入力端子1からの符号化信号列が相関器7及びセレクタ
9の入力端子に供給される。相関器7において、特定固
定長符号が検出され、検出された特定固定長符号に基づ
いて同期化及び構文解析するための制御情報が形成され
る。この相関器7において形成された制御情報がシーケ
ンサ8に供給される。
【0023】シーケンサ8は、検出された特定固定長符
号に続く信号列の符号変換の処理量が、均等に分担され
る割合になるようにセレクタ9を切り替えてN個のバッ
ファメモリにより構成されるメモリ部3の各バッファメ
モリに書き込みを行う。そして、一定期間、または夫々
の個別のバッファメモリに格納された信号の合計容量が
一定容量を越えた時点で、メモリ部3より読み出しを行
う。これらメモリ部3を構成するN個のバッファメモリ
の夫々から読み出されたN個の信号列が一実施形態の場
合には、図1に示すようにN個の復号器により構成され
る復号部4の夫々の復号器に供給される。また、他の実
施形態の場合には、図2に示すようにパイプライン化さ
れた復号器6に供給される。
号に続く信号列の符号変換の処理量が、均等に分担され
る割合になるようにセレクタ9を切り替えてN個のバッ
ファメモリにより構成されるメモリ部3の各バッファメ
モリに書き込みを行う。そして、一定期間、または夫々
の個別のバッファメモリに格納された信号の合計容量が
一定容量を越えた時点で、メモリ部3より読み出しを行
う。これらメモリ部3を構成するN個のバッファメモリ
の夫々から読み出されたN個の信号列が一実施形態の場
合には、図1に示すようにN個の復号器により構成され
る復号部4の夫々の復号器に供給される。また、他の実
施形態の場合には、図2に示すようにパイプライン化さ
れた復号器6に供給される。
【0024】なお、前処理器2では、信号列に対して一
切の情報を付加しないため、N個のバッファメモリによ
り構成されるメモリ部3の合計容量は、元々必要とされ
る従来の符号復号装置のバッファメモリの容量と同等と
されている。
切の情報を付加しないため、N個のバッファメモリによ
り構成されるメモリ部3の合計容量は、元々必要とされ
る従来の符号復号装置のバッファメモリの容量と同等と
されている。
【0025】復号部4のN個の復号器の夫々は、特定固
定長符号によって同期化及び構文解析指示がなされ、定
められた構文に従って動作する。つまり、固定長符号
は、そのまま、または対応する系の符号に変換される。
また、可変長符号は、図示せずも可変長符号復号器によ
って対応する別の系の符号に変換される。復号部4の各
復号器の復号出力がN個の出力端子5介して夫々に取り
出され、次段の処理装置に供給される。
定長符号によって同期化及び構文解析指示がなされ、定
められた構文に従って動作する。つまり、固定長符号
は、そのまま、または対応する系の符号に変換される。
また、可変長符号は、図示せずも可変長符号復号器によ
って対応する別の系の符号に変換される。復号部4の各
復号器の復号出力がN個の出力端子5介して夫々に取り
出され、次段の処理装置に供給される。
【0026】また、パイプライン化された復号器6は、
メモリ部3のN個のバッファメモリからの信号列に対し
て所定のタイムスロットのタイミングで時分割にて復号
処理を行う。図4は、N個のバッファメモリとタイムス
ロットの時間的関係を示し、図4に示すようにN個のバ
ッファメモリに対応したタイムスロット(1,2・・・
N)がクロックに同期して均等に割り当てられている。
このため、夫々のタイムスロットのタイミングで、N個
のバッファメモリの処理が順次なされる。
メモリ部3のN個のバッファメモリからの信号列に対し
て所定のタイムスロットのタイミングで時分割にて復号
処理を行う。図4は、N個のバッファメモリとタイムス
ロットの時間的関係を示し、図4に示すようにN個のバ
ッファメモリに対応したタイムスロット(1,2・・・
N)がクロックに同期して均等に割り当てられている。
このため、夫々のタイムスロットのタイミングで、N個
のバッファメモリの処理が順次なされる。
【0027】例えば、パイプライン化された復号器6に
おける処理は、3つのステージに分けられ、それら3つ
の処理を順次行うことで、結果として復号処理が完了す
る。図5は、パイプライン化された復号器6においてな
される3つのステージの処理と、タイムスロットの時間
的関係を示し、図6は、パイプライン化された復号器6
の処理の流れを示す。図6に示すように3つのステージ
としてAステージ10、Bステージ11およびCステー
ジ12が設けられ、その3つのステージの夫々の段間に
は、パイプライン処理のためのレジスタが挿入される。
このレジスタのクロック入力端子に供給されるクロック
信号の立ち上がりエッジのタイミングで信号列が順次転
送され、各処理におけるデータが確定される。
おける処理は、3つのステージに分けられ、それら3つ
の処理を順次行うことで、結果として復号処理が完了す
る。図5は、パイプライン化された復号器6においてな
される3つのステージの処理と、タイムスロットの時間
的関係を示し、図6は、パイプライン化された復号器6
の処理の流れを示す。図6に示すように3つのステージ
としてAステージ10、Bステージ11およびCステー
ジ12が設けられ、その3つのステージの夫々の段間に
は、パイプライン処理のためのレジスタが挿入される。
このレジスタのクロック入力端子に供給されるクロック
信号の立ち上がりエッジのタイミングで信号列が順次転
送され、各処理におけるデータが確定される。
【0028】つまり、図5及び図6に示すように1クロ
ック毎に順次信号列が転送され、Aステージ10の処理
の次には、Bステージ11の処理、そして、更に次に
は、Cステージ12の処理といったように各処理がなさ
れ、パイプラインは、間断なく充填され、各ステージに
おいては、タイムスロットのタイミング毎に対応した信
号列の処理がなされる。
ック毎に順次信号列が転送され、Aステージ10の処理
の次には、Bステージ11の処理、そして、更に次に
は、Cステージ12の処理といったように各処理がなさ
れ、パイプラインは、間断なく充填され、各ステージに
おいては、タイムスロットのタイミング毎に対応した信
号列の処理がなされる。
【0029】なお、上述したAステージ10では、N個
のバッファメモリから信号列の読み出しがなされる。読
み出した信号列は、この時点では、バッファメモリより
破棄されない。実際破棄されるのは、Cステージ12に
て行われる。
のバッファメモリから信号列の読み出しがなされる。読
み出した信号列は、この時点では、バッファメモリより
破棄されない。実際破棄されるのは、Cステージ12に
て行われる。
【0030】また、Bステージ11では、特定固定長符
号を検出し同期化及び構文解析を行う。特定固定長符号
でない場合には、構文に従い可変長符号、または可変長
符号の検出を行う。
号を検出し同期化及び構文解析を行う。特定固定長符号
でない場合には、構文に従い可変長符号、または可変長
符号の検出を行う。
【0031】更に、Cステージ12では、検出された符
号、または対応する別の系の符号を次段の処理装置に出
力し、検出された符号の長さ分の信号をバッファメモリ
より破棄する。
号、または対応する別の系の符号を次段の処理装置に出
力し、検出された符号の長さ分の信号をバッファメモリ
より破棄する。
【0032】以上、Aステージ10、Bステージ11お
よびCステージ12で構成されるパイプラインを間断な
く繰り返し行うことで復号処理がなされる。パイプライ
ン化された復号器6から得られた復号出力が出力端子5
介して取り出され、次段の処理装置に供給される。な
お、復号器6においてなされる処理のステージは、処理
量に応じさらに複数のステージが必要なこともあり、ま
た、次段の処理装置も同様に複数の復号化符号を処理で
きなければならない。例えば、このような場合には、複
数のプロセッサ等によって対応するものとする。勿論、
上述した復号器6は、複数でかつパイプライン化されて
いても構わない。
よびCステージ12で構成されるパイプラインを間断な
く繰り返し行うことで復号処理がなされる。パイプライ
ン化された復号器6から得られた復号出力が出力端子5
介して取り出され、次段の処理装置に供給される。な
お、復号器6においてなされる処理のステージは、処理
量に応じさらに複数のステージが必要なこともあり、ま
た、次段の処理装置も同様に複数の復号化符号を処理で
きなければならない。例えば、このような場合には、複
数のプロセッサ等によって対応するものとする。勿論、
上述した復号器6は、複数でかつパイプライン化されて
いても構わない。
【0033】以下、画像情報に可変長符号を適応し、情
報圧縮を行った信号列に対して復号を行う符号復号装置
にこの発明を適用した場合について図7、図8、図9、
図10、図11および図12を用いて更に詳細に説明す
る。なお、この場合における信号列の構造は、MPEG
1−Video、MPEG2−Video、JPEGに
代表されるものであり、広く使われているものである。
報圧縮を行った信号列に対して復号を行う符号復号装置
にこの発明を適用した場合について図7、図8、図9、
図10、図11および図12を用いて更に詳細に説明す
る。なお、この場合における信号列の構造は、MPEG
1−Video、MPEG2−Video、JPEGに
代表されるものであり、広く使われているものである。
【0034】図7は、圧縮処理がなされる画面を模式的
に示す。図7において14にて示されるのが1枚の画面
である。1枚の画面14は、図7に示すように縦×横の
画素数がBw×Bhからなる複数のブロックにより構成
される。また、水平方向に同一ライン上の連続するブロ
ックの一塊を、スライス15と呼ぶ事とする。
に示す。図7において14にて示されるのが1枚の画面
である。1枚の画面14は、図7に示すように縦×横の
画素数がBw×Bhからなる複数のブロックにより構成
される。また、水平方向に同一ライン上の連続するブロ
ックの一塊を、スライス15と呼ぶ事とする。
【0035】図8は、圧縮処理の処理単位となる一つの
ブロックに関するブロック情報の符号化手順を示す。図
8に示されるようにブロック13毎にブロック内の画素
情報を、2次元DCT16等によって空間周波数領域に
変換し、視覚特性に応じ適応量子化演算17等によって
情報量を減らす。次に、低周波成分から順にスキャニン
グ(例えばジグザグスキャン)18によって、1次元情
報とし、可変長符号化19で符号化し、ブロック情報2
0を得る。
ブロックに関するブロック情報の符号化手順を示す。図
8に示されるようにブロック13毎にブロック内の画素
情報を、2次元DCT16等によって空間周波数領域に
変換し、視覚特性に応じ適応量子化演算17等によって
情報量を減らす。次に、低周波成分から順にスキャニン
グ(例えばジグザグスキャン)18によって、1次元情
報とし、可変長符号化19で符号化し、ブロック情報2
0を得る。
【0036】図9は、上述したように符号化された信号
列の具体的な構成を示す。図9に示すように符号化信号
列の構成は、画面の開始を示す特定固定長符号として画
面開始符号21が最初に存在する。次に、スライス15
の開始を示す特定固定長符号としてスライス開始符号2
2が付加される。続いて固定長符号のスライス垂直位置
符号23が付加される。これは画面に対するスライス1
5の垂直位置を示す符号である。続いて複数の圧縮画素
符号からなるブロック情報20が付加される。ブロック
情報20は、EOB符号24が検出されるまで連続して
付加される。また、ブロック情報は、次のスライス15
まで画面の幅を越えない限り連続することができ、ま
た、図示しないが、その他の付帯情報として固定長符号
等が加えられる。
列の具体的な構成を示す。図9に示すように符号化信号
列の構成は、画面の開始を示す特定固定長符号として画
面開始符号21が最初に存在する。次に、スライス15
の開始を示す特定固定長符号としてスライス開始符号2
2が付加される。続いて固定長符号のスライス垂直位置
符号23が付加される。これは画面に対するスライス1
5の垂直位置を示す符号である。続いて複数の圧縮画素
符号からなるブロック情報20が付加される。ブロック
情報20は、EOB符号24が検出されるまで連続して
付加される。また、ブロック情報は、次のスライス15
まで画面の幅を越えない限り連続することができ、ま
た、図示しないが、その他の付帯情報として固定長符号
等が加えられる。
【0037】上述した構成の信号列を復号化する符号復
号装置の構成及び動作について以下に具体的に説明す
る。図10は、前処理器の構成を示す。入力端子1を介
して上述した符号化信号列が前処理器25に供給され
る。前処理器25は、相関器26、固定長符号読み取り
器29、シーケンサ28、および書き込み用のバッファ
セレクタ31により構成される。入力端子1からの信号
列が相関器26、固定長符号読み取り器29およびバッ
ファセレクタ31の入力端子の夫々に対して供給され
る。
号装置の構成及び動作について以下に具体的に説明す
る。図10は、前処理器の構成を示す。入力端子1を介
して上述した符号化信号列が前処理器25に供給され
る。前処理器25は、相関器26、固定長符号読み取り
器29、シーケンサ28、および書き込み用のバッファ
セレクタ31により構成される。入力端子1からの信号
列が相関器26、固定長符号読み取り器29およびバッ
ファセレクタ31の入力端子の夫々に対して供給され
る。
【0038】相関器26は、信号列内の特定固定長符号
であるスライス開始符号22を検出し、スライス開始符
号検出信号27をシーケンサ28に出力する。シーケン
サ28は、スライス開始符号22に続く固定長符号であ
るスライス垂直位置符号23を固定長符号読み取り器2
9によって復号化し、スライス垂直位置30を得る。シ
ーケンサ28においてスライス開始符号検出信号27お
よびスライス垂直位置30に基づいて制御情報が形成さ
れ、この制御情報がセレクタ31に供給される。セレク
タ31は、シーケンサ28からの制御情報に基づいて切
り替えを行う。従って、スライス垂直位置符号23の後
に続く信号列が書き込み用のバッファセレクタ31によ
って選択されたメモリ部3の中のm番目のバッファメモ
リに対して書き込まれる。
であるスライス開始符号22を検出し、スライス開始符
号検出信号27をシーケンサ28に出力する。シーケン
サ28は、スライス開始符号22に続く固定長符号であ
るスライス垂直位置符号23を固定長符号読み取り器2
9によって復号化し、スライス垂直位置30を得る。シ
ーケンサ28においてスライス開始符号検出信号27お
よびスライス垂直位置30に基づいて制御情報が形成さ
れ、この制御情報がセレクタ31に供給される。セレク
タ31は、シーケンサ28からの制御情報に基づいて切
り替えを行う。従って、スライス垂直位置符号23の後
に続く信号列が書き込み用のバッファセレクタ31によ
って選択されたメモリ部3の中のm番目のバッファメモ
リに対して書き込まれる。
【0039】尚、その時の処理は、以下の式(1) により
規定される。
規定される。
【0040】 m=スライス垂直位置%N+1 ・・・(1) 但し、%は、剰余演算子を表す。
【0041】一定期間、またはメモリ部3のN個のバッ
ファメモリに格納された信号の合計容量が一定容量を越
えた時点で、N個のバッファメモリより順次、信号列の
読み出しがなされる。これら複数の信号列が図11に示
されるパイプライン化された復号器に供給される。
ファメモリに格納された信号の合計容量が一定容量を越
えた時点で、N個のバッファメモリより順次、信号列の
読み出しがなされる。これら複数の信号列が図11に示
されるパイプライン化された復号器に供給される。
【0042】図11は、パイプライン化された復号器の
構成を示す。また、図12は、パイプライン化された復
号器の状態遷移図であり、パイプライン化された復号器
は、図12に示すように特定固定長符号検出状態である
Aステート68と、固定長符号復号化状態であるBステ
ート69と、可変長符号復号化状態であるCステート7
0との3状態をとることが可能とされている。
構成を示す。また、図12は、パイプライン化された復
号器の状態遷移図であり、パイプライン化された復号器
は、図12に示すように特定固定長符号検出状態である
Aステート68と、固定長符号復号化状態であるBステ
ート69と、可変長符号復号化状態であるCステート7
0との3状態をとることが可能とされている。
【0043】パイプライン化された復号器では、時間軸
上にN個のバッファメモリに対応するN個のタイムスロ
ットが割り当てられている。復号器において、端子63
を介して供給されるクロック信号に同期し、各タイムス
ロットのタイミングで以て各ステージでパイプライン的
に復号処理がなされる。また、パイプライン化された復
号器における処理は、例えば、大きく分類してA〜Dの
4つのステージに分けられ、それら4つの処理を順次行
うことで、結果として復号処理が完了する。なお、その
4つのステージの夫々の段間には、例えば、パイプライ
ン処理用のレジスタ84〜98が設けられ、端子63を
介して夫々のクロック入力端子に供給されるクロック信
号の立ち上がりエッジのタイミングで信号列が順次転送
され、各処理のデータが確定される。
上にN個のバッファメモリに対応するN個のタイムスロ
ットが割り当てられている。復号器において、端子63
を介して供給されるクロック信号に同期し、各タイムス
ロットのタイミングで以て各ステージでパイプライン的
に復号処理がなされる。また、パイプライン化された復
号器における処理は、例えば、大きく分類してA〜Dの
4つのステージに分けられ、それら4つの処理を順次行
うことで、結果として復号処理が完了する。なお、その
4つのステージの夫々の段間には、例えば、パイプライ
ン処理用のレジスタ84〜98が設けられ、端子63を
介して夫々のクロック入力端子に供給されるクロック信
号の立ち上がりエッジのタイミングで信号列が順次転送
され、各処理のデータが確定される。
【0044】Aステージ33では、読みだし用のバッフ
ァセレクタ32でN個のバッファメモリを順次選択し、
信号列が読み出される。読み出された信号列は、この時
点では、各バッファメモリより破棄されない。実際に破
棄されるのは、Dステージ62にて行われる。
ァセレクタ32でN個のバッファメモリを順次選択し、
信号列が読み出される。読み出された信号列は、この時
点では、各バッファメモリより破棄されない。実際に破
棄されるのは、Dステージ62にて行われる。
【0045】Bステージには、B0ステージ35,B1
ステージ38,B2ステージ43が存在する。B0ステ
ージ35は、絶えず動作する。B1ステージ38、B2
ステージ43は、現在処理しているタイムスロットの状
態により何れかの処理を行う。
ステージ38,B2ステージ43が存在する。B0ステ
ージ35は、絶えず動作する。B1ステージ38、B2
ステージ43は、現在処理しているタイムスロットの状
態により何れかの処理を行う。
【0046】B0ステージ35では、信号列から相関器
34によって特定固定長符号である画面開始符号21、
またはスライス開始符号22を検出し、同期化信号36
として次ステージに出力する。
34によって特定固定長符号である画面開始符号21、
またはスライス開始符号22を検出し、同期化信号36
として次ステージに出力する。
【0047】B1ステージ38は、タイムスロットの状
態がBステート69の場合において動作し、信号列より
固定長符号として固定長符号読み取り器37によってス
ライス垂直位置符号23を読み取る。そして、スライス
垂直位置39と符号長40を次ステージに出力する。
態がBステート69の場合において動作し、信号列より
固定長符号として固定長符号読み取り器37によってス
ライス垂直位置符号23を読み取る。そして、スライス
垂直位置39と符号長40を次ステージに出力する。
【0048】B2ステージ43は、タイムスロットの状
態がCステート70の場合において動作し、信号列より
リーディング・サイン検出器41によって連続する符号
の長さを検出する。そして、検出された連続する符号の
長さに対応する可変長符号群の特徴を第1テーブル・メ
モリ42より読み出す。この第1テーブル・メモリ42
には、可変長符号群の特徴として、その群の中で最小と
最大の可変長符号の長さと、可変長符号群に対応する別
の系符号群、例えば、固定長符号群が格納されている第
2のテーブル・メモリ56のオフセット・アドレスが格
納されている。そして、信号列の一部44と、可変長符
号群の最大/最小符号長45と、第2テーブル・メモリ
のオフセット・アドレス46とを次ステージに出力す
る。
態がCステート70の場合において動作し、信号列より
リーディング・サイン検出器41によって連続する符号
の長さを検出する。そして、検出された連続する符号の
長さに対応する可変長符号群の特徴を第1テーブル・メ
モリ42より読み出す。この第1テーブル・メモリ42
には、可変長符号群の特徴として、その群の中で最小と
最大の可変長符号の長さと、可変長符号群に対応する別
の系符号群、例えば、固定長符号群が格納されている第
2のテーブル・メモリ56のオフセット・アドレスが格
納されている。そして、信号列の一部44と、可変長符
号群の最大/最小符号長45と、第2テーブル・メモリ
のオフセット・アドレス46とを次ステージに出力す
る。
【0049】Cステージには、C0ステージ48,C1
ステージ51,C2ステージ57が存在する。C0ステ
ージ48は、B0ステージ35から同期化信号を受けた
場合のみ動作する。C1ステージ51,C2ステージ5
7は、現在処理しているタイムスロットの状態により何
れかの処理を行う。
ステージ51,C2ステージ57が存在する。C0ステ
ージ48は、B0ステージ35から同期化信号を受けた
場合のみ動作する。C1ステージ51,C2ステージ5
7は、現在処理しているタイムスロットの状態により何
れかの処理を行う。
【0050】C0ステージ48では、同期化信号49を
次ステージに出力する。また、特定固定長符号長47を
符号長50として次ステージに出力する。
次ステージに出力する。また、特定固定長符号長47を
符号長50として次ステージに出力する。
【0051】C1ステージ51は、タイムスロットの状
態がBステート69の場合において動作し、スライス垂
直位置52と、固定長符号の符号長53を次ステージに
出力する。
態がBステート69の場合において動作し、スライス垂
直位置52と、固定長符号の符号長53を次ステージに
出力する。
【0052】C2ステージ57は、タイムスロットの状
態がCステート70の場合において動作し、第1テーブ
ルメモリ42より読み出された可変長符号群の最小/最
大符号長45の示す位置で信号列の一部44をシフタ5
4で切り出し、同じく読み出された第2テーブル・メモ
リのオフセット・アドレス46と加算器55で足し合わ
せる。算出されたアドレスにより第2テーブル・メモリ
56から特定された可変長符号の符号長59と、対応す
る別の系の符号、例えば、固定長符号を読み出し、復号
化ブロック情報58として次ステージに出力する。
態がCステート70の場合において動作し、第1テーブ
ルメモリ42より読み出された可変長符号群の最小/最
大符号長45の示す位置で信号列の一部44をシフタ5
4で切り出し、同じく読み出された第2テーブル・メモ
リのオフセット・アドレス46と加算器55で足し合わ
せる。算出されたアドレスにより第2テーブル・メモリ
56から特定された可変長符号の符号長59と、対応す
る別の系の符号、例えば、固定長符号を読み出し、復号
化ブロック情報58として次ステージに出力する。
【0053】Dステージ62では、復号信号として復号
信号セレクタ60によって、タイムスロットの状態がB
ステート69では、スライス垂直位置52を選択し、C
ステート70では、復号化ブロック情報58を選択して
次段の処理装置に出力する。また、符号長として符号長
セレクタ61によって、C0ステージ48から同期化信
号を受けた場合には、特定固定長符号の符号長50を選
択し、タイムスロットの状態がBステート69では、固
定長符号の符号長53を選択し、Cステート70では、
可変長符号の符号長59を選択して符号長67とする。
そして、m番目のバッファメモリより符号長67の長さ
の信号列を破棄する。更に、C0ステージ48から同期
化信号を受けた場合には、同期化信号を次段の処理装置
に出力する。
信号セレクタ60によって、タイムスロットの状態がB
ステート69では、スライス垂直位置52を選択し、C
ステート70では、復号化ブロック情報58を選択して
次段の処理装置に出力する。また、符号長として符号長
セレクタ61によって、C0ステージ48から同期化信
号を受けた場合には、特定固定長符号の符号長50を選
択し、タイムスロットの状態がBステート69では、固
定長符号の符号長53を選択し、Cステート70では、
可変長符号の符号長59を選択して符号長67とする。
そして、m番目のバッファメモリより符号長67の長さ
の信号列を破棄する。更に、C0ステージ48から同期
化信号を受けた場合には、同期化信号を次段の処理装置
に出力する。
【0054】以上のAステージ33、Bステージ(3
5,38,43)、Cステージ(48,51,57)、
Dステージ62で構成されるパイプラインを間断なく繰
り返すことで復号処理がなされる。実際には、処理量に
応じさらに複数のステージが必要な場合もあるが、その
場合には、適宜ステージを追加する。また、次段の処理
装置においても同様に複数の復号化符号を処理できるよ
うに例えば、複数のプロセッサ等を設けて対応するもの
とする。
5,38,43)、Cステージ(48,51,57)、
Dステージ62で構成されるパイプラインを間断なく繰
り返すことで復号処理がなされる。実際には、処理量に
応じさらに複数のステージが必要な場合もあるが、その
場合には、適宜ステージを追加する。また、次段の処理
装置においても同様に複数の復号化符号を処理できるよ
うに例えば、複数のプロセッサ等を設けて対応するもの
とする。
【0055】各ステージのBステート69、Cステート
70は、図12に示すような状態遷移をとり、シーケン
サ66によって管理される。また、このシーケンサ66
は、B0ステージ35によって検出される特定固定長符
号によって同期化、状態遷移が行われる。
70は、図12に示すような状態遷移をとり、シーケン
サ66によって管理される。また、このシーケンサ66
は、B0ステージ35によって検出される特定固定長符
号によって同期化、状態遷移が行われる。
【0056】初期状態は、Aステート68であり、特定
固定長符号を検出する状態である。特定固定長符号とし
て画面開始符号21を検出した場合では、その状態は、
Aステート68のままである。特定固定長符号としてス
ライス開始符号22を検出した場合では、その状態は、
Bステート69に移行する。尚、他の如何なる状態下で
あっても特定固定長符号を検出した場合には、Aステー
ト68に復帰する。
固定長符号を検出する状態である。特定固定長符号とし
て画面開始符号21を検出した場合では、その状態は、
Aステート68のままである。特定固定長符号としてス
ライス開始符号22を検出した場合では、その状態は、
Bステート69に移行する。尚、他の如何なる状態下で
あっても特定固定長符号を検出した場合には、Aステー
ト68に復帰する。
【0057】Bステート69は、固定長符号を復号化す
る状態である。信号列の構文に従って一定の固定長符号
を復号化後、Cステート70へ移行する。Cステート7
0は、可変長符号を復号化する状態である。これらの状
態は、タイムスロットの数分、すなわち、N個のバッフ
ァメモリの数分存在する。そして、夫々のタイムスロッ
トは、N個のバッファメモリに対して一対一で対応す
る。勿論、上述した復号器は、複数でかつパイプライン
化されていても構わない。
る状態である。信号列の構文に従って一定の固定長符号
を復号化後、Cステート70へ移行する。Cステート7
0は、可変長符号を復号化する状態である。これらの状
態は、タイムスロットの数分、すなわち、N個のバッフ
ァメモリの数分存在する。そして、夫々のタイムスロッ
トは、N個のバッファメモリに対して一対一で対応す
る。勿論、上述した復号器は、複数でかつパイプライン
化されていても構わない。
【0058】
【発明の効果】上述の如く、この発明の符号復号装置に
依れば、可変長符号復号器を並列動作、または、パイプ
ライン動作させることが可能となり、その結果、高速動
作が可能とされ、より汎用性のある可変長符号変換回路
を備えた符号復号装置を実現でき、実用上きわめて有利
である。
依れば、可変長符号復号器を並列動作、または、パイプ
ライン動作させることが可能となり、その結果、高速動
作が可能とされ、より汎用性のある可変長符号変換回路
を備えた符号復号装置を実現でき、実用上きわめて有利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】この発明の他の実施形態の全体構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】この発明における前処理器の一例のブロック図
である。
である。
【図4】この発明の一実施形態及び他の実施形態の動作
説明に用いるタイミングチャートである。
説明に用いるタイミングチャートである。
【図5】この発明の一実施形態及び他の実施形態の動作
説明に用いるタイミングチャートである。
説明に用いるタイミングチャートである。
【図6】この発明の一実施形態及び他の実施形態の動作
説明に用いる説明図である。
説明に用いる説明図である。
【図7】この発明における圧縮処理の説明に用いる説明
図である。
図である。
【図8】この発明における符号化手順の説明に用いる説
明図である。
明図である。
【図9】この発明における符号化信号列の構成の説明に
用いる説明図ある。
用いる説明図ある。
【図10】この発明における前処理器の他の例のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】この発明におけるパイプライン化された復号
器のブロック図である。
器のブロック図である。
【図12】この発明におけるパイプライン化された復号
器の動作説明に用いる説明図である。
器の動作説明に用いる説明図である。
【図13】符号の説明に用いる説明図である。
【図14】従来の符号復号装置のブロック図である。
【図15】従来の符号復号装置のブロック図である。
2,25・・・前処理器、3・・・メモリ部、4・・・
復号部、6・・・パイプライン化された復号器、7,2
6,34・・・相関器、8,28,66・・・シーケン
サ、9・・・セレクタ、29,37・・・固定長符号読
み取り器、31・・・書き込み用のバッファセレクタ、
32・・・読み出し用のバッファセレクタ、41・・・
リーディング・サイン検出器、42・・・第1テーブル
・メモリ、54・・・シフタ、55・・・加算器、56
・・・第2テーブル・メモリ、60・・・復号信号セレ
クタ、61・・・符号長セレクタ
復号部、6・・・パイプライン化された復号器、7,2
6,34・・・相関器、8,28,66・・・シーケン
サ、9・・・セレクタ、29,37・・・固定長符号読
み取り器、31・・・書き込み用のバッファセレクタ、
32・・・読み出し用のバッファセレクタ、41・・・
リーディング・サイン検出器、42・・・第1テーブル
・メモリ、54・・・シフタ、55・・・加算器、56
・・・第2テーブル・メモリ、60・・・復号信号セレ
クタ、61・・・符号長セレクタ
Claims (6)
- 【請求項1】 可変長符号と固定長符号と同期化及び構
文解析のための特定固定長符号を含む信号列に対し、別
の系の符号に変換する符号復号装置において、 上記信号列から特定固定長符号を検出する相関器と、 上記検出された特定固定長符号に続く信号列を順次複数
の符号復号器に振り分ける手段と、 上記複数の符号復号器によって復号する手段と、 を備えたことを特徴とする符号復号装置。 - 【請求項2】 可変長符号と固定長符号と同期化および
構文解析のための特定固定長符号を含む信号列に対し、
バッファメモリに一旦書き込み、その後バッファメモリ
より読み出し別の系の符号に変換する符号復号装置にお
いて、 上記信号列から特定固定長符号を検出する手段と、 複数に分割された個別バッファメモリと、 上記検出された特定固定長符号に続く信号列の符号変換
の処理量が均等に分担される割合となるように、上記複
数に分割された個別バッファメモリから特定の個別バッ
ファメモリを選択する手段と、 上記選択された個別バッファメモリに次に検出される特
定固定長符号までの信号列を書き込む手段と、 を備えたことを特徴とする符号復号装置。 - 【請求項3】 請求項2において、 上記複数に分割された個別バッファメモリに格納された
複数の信号列に対して、 時系列に複数の個別バッファメモリから信号列を順次読
み出す手段と、 複数の可変長符号復号器を含む符号復号回路によって復
号する手段と、 を備えたことを特徴とする符号復号装置。 - 【請求項4】 請求項2において、 上記複数に分割された個別バッファメモリに格納された
複数の信号列に対して、 時系列に複数の個別バッファメモリから信号列を順次読
み出す手段と、 一つ以上のパイプライン化された可変長符号復号器を含
む符号復号回路によって復号する手段と、 を備えたことを特徴とする符号復号装置。 - 【請求項5】 1画面を縦×横がBw×Bh画素で構成
されるブロック群で構成し、水平または垂直に連続する
複数のブロックにおいて、特定固定長符号と連続するブ
ロックの最初のブロックの水平または垂直の位置を示す
固定長符号と、連続する複数のブロックのブロック内の
画素データを連続して可変長符号で符号化するような信
号列が入力される符号復号装置において、 上記信号列から特定固定長符号を検出する相関器と、 上記連続するブロックの最初のブロックの水平または垂
直の位置を示す固定長符号の値を読み取る手段と、 複数に分割された個別バッファメモリと、 上記読み取ったブロックの水平または垂直の位置から上
記複数の個別バッファメモリから対応する特定の個別バ
ッファメモリを選択する手段と、 上記選択された個別バッファメモリに対し次に検出され
る特定固定長符号までの信号列を書き込む手段と、 を備えたことを特徴とする符号復号装置。 - 【請求項6】 請求項5において、 上記複数の個別バッファメモリに格納された複数の信号
列に対し、 時系列に上記複数の個別バッファメモリから複数の信号
列を順次読み出す手段と、 上記読み出された信号列から特定固定長符号を検出する
相関器と、 上記固定長符号を読み取る手段と、 連続する符号の長さを検出する手段と、 上記検出された連続する符号の長さと読み出された信号
列の一部からアドレスを生成する手段と、 上記アドレスに対応する可変長符号の長さと別の系の符
号が格納されたテーブル・メモリと、 上記テーブル・メモリから可変長符号の長さと別の系の
符号を読み取る手段とをパイプライン動作させることを
特徴とする符号復号装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1025498A JPH11215009A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 符号復号装置 |
US09/232,694 US6020835A (en) | 1998-01-22 | 1999-01-19 | Code decoding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1025498A JPH11215009A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 符号復号装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11215009A true JPH11215009A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11745194
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1025498A Pending JPH11215009A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 符号復号装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6020835A (ja) |
JP (1) | JPH11215009A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010093522A (ja) * | 2008-10-08 | 2010-04-22 | Mega Chips Corp | 画像処理装置 |
US7995655B2 (en) | 2004-07-26 | 2011-08-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Pipelined coefficient variable length coding |
JP2012244519A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Fujitsu Ltd | データ処理装置、及びデータ処理方法 |
JP2014216882A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4427827B2 (ja) * | 1998-07-15 | 2010-03-10 | ソニー株式会社 | データ処理方法、データ処理装置及び記録媒体 |
US8401084B2 (en) * | 2002-04-01 | 2013-03-19 | Broadcom Corporation | System and method for multi-row decoding of video with dependent rows |
US7283591B2 (en) * | 2003-03-28 | 2007-10-16 | Tarari, Inc. | Parallelized dynamic Huffman decoder |
US8576807B2 (en) * | 2007-06-25 | 2013-11-05 | Qualcomm Incorporated | Channel interleaving structure for a wireless communication system |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3520670B2 (ja) * | 1996-06-28 | 2004-04-19 | ソニー株式会社 | 可変長符号処理装置および画像処理装置 |
KR0183927B1 (ko) * | 1996-09-20 | 1999-04-15 | 삼성전자주식회사 | 복호화장치 |
-
1998
- 1998-01-22 JP JP1025498A patent/JPH11215009A/ja active Pending
-
1999
- 1999-01-19 US US09/232,694 patent/US6020835A/en not_active Expired - Fee Related
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JP2014216882A (ja) * | 2013-04-26 | 2014-11-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6020835A (en) | 2000-02-01 |
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