JP2010530271A - 履物の甲の構造及び履物の製造方法、並びに履物の構造 - Google Patents

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Abstract

本発明は履物に係り、特に中底の一部がなくても履物の形態を正常に維持するとともに履物の甲と底組立体を接着することができる履物の甲及び履物の製造方法、並びに着用者の健康を増進させることができる履物に関する。この履物の甲は履物を構成するために底組立体に接着されるもので、底組立体に向かう開口の第1部を取り囲む締結紐と、上記締結紐が開口を締め付けまたは緩めるように締結紐を甲に連結する連結部材とを含む。
【選択図】図3

Description

本発明は履物に係り、より詳しくは、中底の一部がなくても履物の形態を正常に維持するとともに底組立体に接着されうる履物の甲及び履物の製造方法、並びに着用者の健康を増進させる機能を有する履物に関する。
履物は歩行時の衝撃を緩和させ、外部から着用者の足を保護するためのもので、通常甲の下端全面に中底を結合して履物の基本的な形態を取った後、これを外底に接着することで製造される。
ところで、最近健康に対する消費者の関心が高くなったことをきっかけに、健康増進効果を提供する履物に関する多様な技術が提案されている。特に外底に特別な機能を持たせて、歩行時にその機能が実現されるようにする技術が提案されている。この技術において、足が中底を経ないで直ちに外底に接触するようにして効果を一層増大させるために、さらなる改良が必要とされている。
その例として、本発明者が2006年に大韓民国に出願して登録された特許第627678号を挙げることができる。この発明によれば、外底が上下層に分けられ、クッション材の外底が上層と中底に形成された開口を通じて履物の内部に直接露出して着用者の踵に直接接触することになって、歩行の際にもっと楽なクッションが感じられるようになっている。
これまで、すべての履物について、履物の基本的な形態は、間に中底を存在させた上で、甲が外底に結合されるように形成されていた。したがって、上記例のように足が外底に直接接触するようにするためには、甲に必ず中底を接着させ、中底の中央に開口を形成する方法の他にはなかった。
この開口を有する中底を用いる技術は、開口が形成されうる中底の領域が限られるため、開口の大きさが十分でないという点で不都合である。つまり、開口は、甲と中底とをそれぞれ接着する接着領域以外の中底の一部に提供されるのみである。
したがって、足が外底に十分な面積で接触することができないため、歩行の際に十分な効果を得ることができなかった。
本発明の目的は、中底の一部がなくても底組立体に接着可能な基本形態を取ることができる履物の甲、及びこれを用いた履物の製造方法を提供することである。
本発明の他の目的は、上記甲及び履物の製造方法によって足が底組立体に最大に接触して十分な健康増進の効果が得られる履物を提供することである。
従来技術の多様な問題点を解決するために、かつ上述した有利な効果及び特徴を達成するために、本発明の一面によれば、底組立体に接着して履物を成す履物の甲において、底組立体と直接接触する甲の開口の第1部に設けられた締結紐と、締結紐が甲の開口の第1部を締め付けまたは緩めるように締結紐を甲に連結する連結部材とを含む履物の甲が提供される。
上記履物の甲において、上記連結部材は上記開口の第1部に沿って縫着された糸であり、上記履物の甲は、締結紐が設けられていない位置で開口の第2部に接着された中底をさらに含むことが好ましい。
上記履物の甲において、上記中底は、締結紐で取り囲まれた甲の開口の第1部に対応する位置に軟質部材を有することが好ましい。
本発明の他の面によれば、履物の甲内に足型を位置させた状態で締結紐を締め付けて甲の下側開放端部を締め付けることにより、足型によって履物の形状に対応する履物の基本構造を成形する過程と、締結紐の結び目が解けないように締結紐を仕上げ処理する過程と、上記甲を底組立体に接着することにより、底組立体が履物の甲の開口を通じて露出されるようにして履物を完成する過程とを含む履物の製造方法が提供される。
この方法において、上記連結部材は、締結紐を取り囲むように甲の開口の境界に縫着された糸であり、上記仕上げ処理は、締結紐を締め付けた状態で結び目を作り、結び目を平たくすることでなることが好ましい。
この方法において、上記開口は中底が甲の第2部に接着された後に締め付けられ、上記第2部は締結紐で取り囲まれることが好ましい。
本発明のさらに他の面によれば、履物の甲を履物の内部から露出される底組立体に接着してなる履物であって、上記底組立体は中心部で最も厚くて前方及び後方に行くほど薄くなるクッションを含み、上記クッションは着用者の体重によって前部及び後部で押圧されるので、着用者が着用したとき、底組立体の全体の傾きが変化する履物が提供される。
この履物において、上記底組立体は、中心部が一番厚くて前方及び後方に行くほど薄くなる上部中間底と、中心部が一番薄くて前方及び後方に行くほど厚くなるクッション材の下部中間底と、下部中間底の下部に接着される耐摩耗性の外底とを含んでなり、上記上部中間底と下部中間底は結合によって前部と後部にポンピング室が形成され、上記前部ポンピング室と後部ポンピング室の間には通気路が設けられ、ポンピングされた空気を履物の甲の内部に排出するために少なくとも一つの排出孔が上部中間底に設けられることが好ましい。
この履物において、上記通気路は、上記上部中間底に設けられた前部ポンピング室と後部ポンピング室の間に形成された連結溝と、上記下部中間底に設けられた前部ポンピング室と後部ポンピング室の間に形成された連結溝とによってなることが好ましい。
従来の履物を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例による履物の甲及び中底を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例による履物の甲に中底が結合された状態を示す斜視図である。 本発明の一実施例による履物の底組立体を示す分解斜視図である。 本発明の一実施例による履物の完成された外観を示す斜視図である。 本発明の一実施例による履物の縦断面図である。 本発明の一実施例による履物の後部が地面に接触する瞬間の断面図である。 本発明の一実施例による履物の中心部が地面に接触する瞬間の断面図である。 本発明の一実施例による履物の前部が地面に接触する瞬間の断面図である。
本発明の一実施例による履物は、着用者の足を底側に露出させる甲100と、露出された足に直接接触して機能を実現する底組立体300とを含んでなる。
甲100は皮革材または柔軟性合成材でなり、概して足を上からくるむ形状を持ち、足裏に相当する部分には開口110をなし、足の形状を有する基本的な形態を先に取った後、底組立体300に接着される。
履物の甲100は足裏の任意の一部を露出させることになるが、本実施例においては、着用者の踵部のみを露出させる場合を説明する。
図2を参照すれば、履物の甲100の開口110において、前部と中心部には中底200に接着される接着羽120が備えられ、後部には締結紐130が後部の開口110に沿って締め付けまたは緩めるように備えられ、好ましくは開口の端部で締結紐130を取り囲むように糸140で返し縫いを行う。
したがって、図3に示すように、締結紐130を引っ張るだけで、甲100の後部を中央に集めることができることになる。このように、甲100の後部が集まった形態を維持した状態で、底組立体300に容易に接着されて堅固に固定されるので、後部の全面にわたって着用者の足が底組立体300に直接接触することになる。
この際、締結紐130として使用可能なものとしては特に制限がないが、厚さが相対的に薄いながらも耐久性が高いものが良い。
一方、甲100の後部を除いた前部と中心部は、中底200を接着羽120に接着することによって基本的な形態で固定される。この際、中底200が後部にクッショニングメッシュなどの軟質部材210をさらに備える。したがって、例えば中底200を甲100の底に接着するだけで、軟質部材210を後部に位置させて着用者の足と底組立体300の間に介在させることができる。
そして、中底200には、後述する上部中間底310の通気孔314に対応する位置に通気窓220を備えることで、履物内での空気の循環が円滑になるようにする。
一方、底組立体300は中心部を基準に前方と後方に行くほど厚くなるクッションを含むことにより、着用者の体重によって中心部の前後でクッションが押されて中心部を基準に底組立体全体の傾きが変化することを特徴とする。
したがって、着用者は歩行時に前後部のクッションによって楽な歩行が可能になり、さらに底組立体300の内部に設置されたポンピング構造によって、歩行時に履物の内部で空気が循環して健康増進に一層役立つものである。
図4〜図6に示すように、底組立体300は、2つの中間底と外底330を含む。外底330は、均一な厚さであって、耐摩耗性である。外底330は、下部中間底の底に接着される。中間底は、中心部が一番厚くて前方と後方に行くほど薄くなる相対的に堅固な材質の上部中間底310と、中心部が一番薄くて前方と後方に行くほど厚くなるクッション材質の下部中間底320とが結合されてなり、上部中間底310と下部中間底320が結合される部分を側面から見れば緩やかな傾きのV形を成す。
そして、下部中間底320には前部と後部にそれぞれ凹部321、322が形成され、前部凹部と後部凹部を連結する連結溝323が備えられる。よって、上部中間底310と気密に結合することにより、前部凹部321、後部凹部322、連結溝323はそれぞれ前部ポンピング室A、後部ポンピング室B、通気路Cを成すことになる。
この際、上部中間底310にも前部凹部311、後部凹部312、連結溝313が対応して備えられることにより、前部ポンピング室A、後部ポンピング室B、通気路Cの断面が増大してポンピング循環される空気の量が増加することがより好ましい。さらに、中間底は、後部に上方にふくらんでいる構造を持って、この上方にふくらんでいる構造が甲100の開口110を通じて上部に突出することにより、着用者の踵に接触してより容易な空気のポンピングを可能にする。
そして、上部中間底310の任意の部位、好ましくは着用者の足指が位置する部位には通気孔314が前部ポンピング室Aに連結されるように設けられるので、歩行によってポンピングされた空気が甲100の内部に排出される。
一方、前部ポンピング室A、後部ポンピング室Bの内部には、ポンピングによる衝撃を吸収するための衝撃吸収部材324が下部中間底320にさらに備えられる。
衝撃吸収部材324は、スポンジ、クッションなどように素材的特性によって衝撃を吸収するか、スプリング、エアバッグなどのように構造的特性によって衝撃を吸収するか、その他の方法によって外部の衝撃を軽減させる機能をするいずれの部材も可能である。
本発明の実施例が選択した衝撃吸収部材は軟質の合成樹脂材のもので、多数の柱を持つことにより、歩行による衝撃を分散して吸収し、吸湿性が低くて湿度が高くなっても衝撃吸収性能に影響されないことが有利である。
ついで、上述した履物の甲100を利用して履物を製造する方法を説明する。
本発明の一実施例による履物の製造方法は、大別して履物の甲100を基本的な足の形態に成形する過程と、底組立体300を製造する過程と、上記形態になった甲100を底組立体300に接着して履物を完成する過程とを含んでなる。
履物の甲100の形態を成形するために、まず甲100の内部に足型150を位置させる。足型150は人体の足状に作られた模型で、履物製造の際に履物の内側に位置させて履物が人体の足形状に成形されることに役立てる公知のものである。
甲100の接着羽120を内側に引っ張り、接着剤または縫着などの方法で中底200を接着することで、足型150の形態に合わせて前部及び中心部の基本的な形態を取るようにする。この際、軟質部材210は中底200に連結されているだけで、甲100に接着されるものではない。
ついで、締結紐130を締め付けて甲100の後部も足型150の形状に成形されるようにし、完全に締め付けられた後には、履物の中央で結び目を作って緩まないようにした後、例えばハンマーなどでたたいて平たくすることで底組立体300との緊密な接着をはかる。
一方、底組立体300は、通常の履物の製造方法と同様に、中間底にすべり防止性及び耐摩耗性が強い外底330を接着することで製造される。中間底は上部中間底310と下部中間底320に分けられて構成されるので、これらを接着剤を利用して接着する。この際、上部中間底310と下部中間底320の対応する前部凹部311、321、後部凹部312、322、連結溝313、323が互いに正確に対応するように一致させた後、完全に密閉されるように気密に接着させることで、通気孔314を除き、空気が循環しないようにすることが重要である。
最後に、上記製作された甲100を底組立体330に接着剤で接着することで、本発明の履物の製作が完了する。
この際、上部中間底310の後部は上方にふくらんでいるため、甲100を接着するとき、甲100内の足型150に接触することになる問題が発生する。よって、図面に示されていないが、本発明の履物を製造するときに使用される足型150は後部に上記上部中間底310の凸部に対応する凹部を有することがとても好ましい。
以下、本発明の履物の作用を着用者の歩行順に従って説明する。
本発明の一実施例による履物は、通常の履物と同様な外観を持つので、着用者が着用していない場合には底の全体が偏平な状態を維持する。
着用者が本発明の履物を着用すれば、人体の重量中心が着用者の踵側に位置するので、中心部を支点として底全体が後方に傾いて、まるで傾斜面に立てているような状態になるので、着用者は着用後に日常生活のみで山登りをするような効果を得ることができる。
各歩行過程を説明すれば、最初地面に踵が接触する瞬間、図7に示すように、着用者の踵は甲100の締結紐130で取り囲まれた開口110を通じて直接底組立体300の後部ポンピング室Bを押圧してポンピングすることになり、このように後部ポンピング室Bでポンピングされた空気は前部ポンピング室Aを経って通気孔314を通じて履物の内部に排出されることにより、履物内部の空気を強制循環させる。
踵の着地が完了すれば、ポンピングが終わり底全体は後方に傾いた状態になり、後続の歩行過程では着用者の体の重量中心が図8のように中心部を通ることになる。この際、中心部のクッションの高さが一番低いので、中心部を支点として転動がなされ、この過程で後部ポンピング室Bの押圧状態が解除され、履物内の空気は再び後部ポンピング室Bに流入することにより、履物内の空気が再循環される。
ついで、足の転動の最後段階で前部に重量中心が移動するにつれて、図9に示すように、前部クッションがもっと強く押されながら自然な転動がなされる。この際、前部ポンピング室Aがポンピングされることにより、ポンピング室内の空気が履物内に排出される。
最後に地面から足を離せば、前部ポンピング室Aの押圧状態が解除され、履物内の空気が再び前部ポンピング室Aに流入する。
本発明による履物の甲及び履物、並びに履物の製造方法は、従来の履物製造方法によっては決して得られない大きな開口を確保することができるので、着用者の足が底組立体に直接接触して機能する履物がもっと大きな効果を得ることができる。
さらに、着用者の足が底組立体に直接接触して底組立体内部のポンピング室をより容易に押圧して履物内の空気を強制に循環させることになるので、健康増進の効果を期待することができるとともに、底組立体の特有の構造によって、着用者が着用後に歩くだけでも転動による楽な歩行及び山登りの運動効果が得られる。

Claims (13)

  1. 底組立体に接着して履物を成す履物の甲において、
    前記底組立体と直接接触する前記甲の開口の第1部に設けられた締結紐と、
    前記締結紐が前記甲の前記開口の前記第1部を締め付けまたは緩めるように前記締結紐を前記甲に連結する連結部材とを含むことを特徴とする、履物の甲。
  2. 前記連結部材は前記甲の前記開口の前記第1部の境界に沿って縫着された糸であることを特徴とする、請求項1に記載の履物の甲。
  3. 前記締結紐が設けられていない位置で前記開口の第2部に接着された中底をさらに含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の履物の甲。
  4. 前記締結紐で取り囲まれた前記履物の甲の前記開口の前記第1部には軟質部材が設けられることを特徴とする、請求項3に記載の履物の甲。
  5. 底組立体と直接接触する履物の甲の開口の第1部を取り囲む締結紐、及び前記締結紐が前記履物の甲の前記開口の前記第1部を締め付けまたは緩めるように前記締結紐を前記甲の前記第1部に連結する連結部材を含む前記履物の甲を前記底組立体に接着することでなる履物の製造方法において、
    前記履物の甲内に足型を位置させた状態で前記締結紐を締め付けて、前記開口が前記足型の形状に対応する形状を有するようにすることで、前記履物の基本構造を成形する過程と、
    前記締結紐が解けないように仕上げ処理する過程と、
    前記甲を前記底組立体に接着することにより、前記底組立体が前記履物の甲の前記開口を通じて露出されるようにして前記履物を完成する過程と、を含むことを特徴とする、履物の製造方法。
  6. 前記連結部材は前記締結紐を取り囲むように前記甲の前記開口の前記第1部の境界に縫着された糸であることを特徴とする、請求項5に記載の履物の製造方法。
  7. 前記仕上げ処理は、前記締結紐を締め付けた状態で結び目を作り、前記結び目を平たくすることでなることを特徴とする、請求項5または6に記載の履物の製造方法。
  8. 前記開口は中底が前記甲の第2部に接着された後に締め付けられ、前記第2部は前記締結紐で取り囲まれないことを特徴とする、請求項7に記載の履物の製造方法。
  9. 底組立体の近くに開口を有する甲を有し、前記底組立体は、前記甲の前記開口の一部を締結紐で締め付けることにより前記履物の基本構造が成形された後に、前記甲が前記底組立体に接着された構造によって、前記履物内で露出される履物であって、
    前記底組立体は、中心部で最も厚くて前方及び後方に行くほど薄くなるクッションを含み、
    前記クッションが着用者の体重によって前部及び後部で押圧されるので、前記着用者が着用したとき、前記底組立体の全体の傾きが変化することを特徴とする、履物。
  10. 前記底組立体は、
    中心部が一番厚くて前方及び後方に行くほど薄くなる上部中間底と、
    中心部が一番薄くて前方及び後方に行くほど厚くなるクッション材の下部中間底と、
    下部中間底の下部に接着される耐摩耗性の外底とを含んでなることを特徴とする、請求項9に記載の履物。
  11. 前記上部中間底と下部中間底は、結合によって前部と後部にポンピング室が形成され、前記ポンピング室の間には通気路が設けられ、ポンピングされた空気を前記履物の甲の内部に排出するために少なくとも一つの排出孔が前記上部中間底に設けられることを特徴とする、請求項10に記載の履物。
  12. 前記通気路は、前記上部中間底に設けられた前部ポンピング室と後部ポンピング室の間に形成された連結溝と、前記下部中間底に設けられた前部ポンピング室と後部ポンピング室の間に形成された連結溝とによってなることを特徴とする、請求項11に記載の履物。
  13. ポンピング動作による衝撃を吸収するために、前記下部中間底の前記ポンピング室には衝撃吸収部材が設けられることを特徴とする、請求項11に記載の履物。
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