JP2010530073A - 液体特性の決定 - Google Patents

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Abstract

一実施形態(600)において、複数の電極対(110,120,130)間に、(帯電した粒子(22)を含めることが可能な)ある液体(102)を流すことにより、該電極対のうちの少なくとも2つの電極対の両端にそれぞれDC電圧(v)を印加することにより、及び、各々の前記電極対(110,120,130)における前記液体(102,502)を通じて結果として生じた電流(I1,I2,I3)を測定することにより、前記液体(102,502)の特性(σHi,μ)が決定される(650)。一例において、前記電極対(110,120,130)の各プレート(110a/110b,120a/120b,130a/130b)は、それらが互いに完全には取り囲まないように構成される。

Description

背景
印刷処理の品質には、多くの要因が寄与する。印刷ジョブの品質を改善することに対する要求は、常時存在することを理解することができる。従って、印刷処理に関連付けられた1つか又は複数の特性を監視することは、このことが、より高品質な印刷ジョブを促進させる可能性があるので望ましい場合がある。しかしながら、例えば、印刷機の静的インクプールに関連付けられた1つか又は複数の特性のような、ある特性を監視することは困難な可能性がある。
様々なインクパラメータが、印刷品質、操作安定性、及び消耗品の寿命に関して、印刷機の性能に強く影響を及ぼす。従って、そのようなインク特性を測定し且つ制御することが望ましい可能性がある。
上述の及び関連した目標を達成するために、以下の説明及び添付図面は、本開示のある例示的な態様及び/又は実施形態を、詳細に記載している。これらは、本明細書内の本開示のうちの1つか又は複数の態様及び/又は実施形態が用いられ得る、様々なやり方のうちのほんのわずかのものだけを示している。本開示の他の態様、利点、及び/又は新規特徴は、添付図面と共に考慮された場合に、以下の詳細な説明から明らかになってくるであろう。
静的インクプールの導電率を測定するために使用されることが可能な、実験室タイプのインクセルシステムの概略機能図である。 液体電子写真において使用されることが可能であるような電子インクの基本動作の、簡略化された概略機能図である。該電子インクは、誘電性液体媒体内の帯電可能な粒子の分散を含む。 本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様及び/又は実施形態による、流動インクの導電率のような、流動流体における1つか又は複数の特性を、監視する及び決定するよう構成された導電率及び電荷計測器システムの1つの例示的な実施形態の、簡略化された概略図である。 静的液体試料の導電率のような液体特性を測定するために使用されることが可能な測定システムの、簡略化された概略機能図と、そのような測定のために使用されることが可能な式とを示す図である。 本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様による、図1、図3、及び図4のシステム実施形態を例えば用いて測定され及び決定され得る、幾つかの液体特性のグラフを示す図である。 本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様による、図1、図3、及び図4のシステム実施形態を例えば用いて測定され及び決定され得る、幾つかの液体特性のグラフを示す図である。 印加された高電界電圧のグラフを示す図である。 1つか又は複数の液体特性の測定中に取得されることが可能な対応する導電率応答のグラフを示す図である。該液体特性は、例えば、本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様による、図1、図3、及び図4のシステム実施形態を用いて決定され得る。 本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様及び/又は実施形態による、回転ドラムを用いて幾つかの電極対間において流動するようにさせられた流動インクの導電率のような、流動流体における1つか又は複数の特性を、監視するよう及び決定するよう構成された導電率及び電荷計測器システムにおける1つの例示的な実施形態の、簡略化された概略図である。 本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様に従って、電流測定データに基づいて流動流体の導電率を監視及び決定するように動作させる1つの例示的な方法体系のうちの1つか又は複数の実施形態を示す流れ図である。 本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様に従って、電流測定データに基づいて流動流体の導電率を監視及び決定するように動作させる1つの例示的な方法体系のうちの1つか又は複数の実施形態を示す流れ図である。 本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様に従って、電流測定データに基づいて流動流体の導電率を監視及び決定するように動作させる1つの例示的な方法体系のうちの1つか又は複数の実施形態を示す流れ図である。 本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様に従って、電流測定データに基づいて流動流体の導電率を監視及び決定するように動作させる1つの例示的な方法体系のうちの1つか又は複数の実施形態を示す流れ図である。
詳細な説明
本開示の1つか又は複数の態様が、図面に関連して説明される。ここで、同様の参照番号は、全体を通じて同様の要素を指すように概して用いられており、様々な構成物は、必ずしも一定の縮尺に従って描かれているとは限らない。下記では、説明を目的として、本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細部が記載されている。しかしながら、本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様を、これら特定の詳細部よりも低い詳細程度のものによっても実践することができることは明らかであろう。他の事例において、周知の構成及びデバイスが、本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様を説明することを容易にするために、ブロック図形式において示されている。
一般に、液体電子写真インクは、誘電性液体媒体内の帯電可能な粒子の分散である。ある電界を印加すると、該粒子が、帯電されて、該電界に沿ってドリフト(浮遊)することになる。そのようなインクの導電率は、印加された電界の強さに極めて依存することが観測によって示されている。すなわち、該導電率は、(典型的には50V/mm未満の)低強度の電界において低い状態となり、(典型的には500V/mmよりも高い)高強度の電界において実質的にはより高い状態となる。従って、低電界において測定された導電率と、高電界において測定された導電率との間の区別がなされる。
インク粒子は、再補充されている状態が奪われる時には、電極のうちの1つに該粒子がドリフトすると、その測定電流が、該電極間の液体内において粒子がほぼ残っていない(枯渇した)場合のある一定値に到達するように落ち込むこともまた観測によって示されている。
本開示の目的のため、以下の用語は、以下の意味を有するものとする。
用語「ある」実体(エンティティ)は、1つか又は複数の該実体を指す。従って、用語「ある」、「1つか又は複数の」、及び「少なくとも1つの」は、本明細書内において交換可能に使用し得る。
「高電界導電率」は、粒子枯渇が起こる可能性がある前に、高強度の電界を印加している瞬間に測定された導電率として定義される。
「低電界導電率」は、低強度の電界において測定された導電率として定義される。
測定される電流は、ほぼ一定値に達してしまうため、「DC導電率」は、該電流が横ばい状態になった後に測定された導電率として定義される。
「粒子導電率」は、インクの高電界導電率と低電界導電率との間の差分として定義される。何故ならば、この差分は、粒子に起因すると考えられるからであり、(例えば、遠心分離機における分離によって)インクから粒子が除去された後に、残った粒子が無い液体が、該粒子が除去される前にインク内において測定された低電界導電率と同じ高電界導電率を本質的には示すということを観測が示す時に、前記差分が、「粒子導電率」と呼ばれる。粒子導電率は、粒子濃度(例えば、単位体積当たりの粒子数)に、単一粒子によって運ばれる電荷と、粒子の移動度とを掛け合わせた積として計算される。
「移動度」は、印加された電界強度に対する、粒子のドリフト速度の比率として定義される。
高電界によって引き起こされた電流(該電流は、低電界導電率及びDC導電率に起因する電流に対して補正されたものである)の時間積分が、粒子によって運ばれる電荷を表す。
従って、異なるタイプの導電率の測定は、直接的な電気特性だけでなく、電荷濃度及び粒子濃度のような有用なインク特性もまた提供する。
図1を参照すると、例えば、実験室(ラボラトリ)タイプのインクセルシステム10が、示されている。該インクセルシステム10を用いて、静的インクプールの導電率を測定することができる。該インクは、誘電性液体媒体内におけるインク粒子22の分散20を含む。測定されることとなるインク分散20が、一対の導電性電極25の間のインクセル24内において置かれている。導電性電極25は、正(+)の電極26と、負(−)の電極28とを含む。正(+)の電極26と負(−)の電極28とが、それぞれ、インクセルシステム10の高電圧源及び低レベル電流計測器30における正(+)の端子32と、負(−)の端子34とに接続されている。
動作中、電圧源30からの比較的高い電圧が、インクセル24の電極対25に印加される。インク分散20内におけるインク粒子22は、帯電させられて、「高電界導電率」に関して上記において説明したように、電極26と電極28との間の電界に沿って粒子がドリフトすると、電流の導通が簡単に可能になる。電極対25の間に流れる電流は、低レベル電流計測器30によって測定され、該電流を用いて、インクセル24内におけるインク分散20の導電率に関連付けられた幾つかの特性を決定することができる。
「低電界導電率」に関してもまた上記において説明したように、インク粒子22は、(静的インクセル24内のように)再補充されている状態が奪われた時には、電極のうちの1つに該粒子22がドリフトすると、その測定電流が、電極26と電極28との間の液体インク分散20内において、分散した粒子がほとんど残っていない(枯渇した)時に、ある一定値(例えば、「DC導電率」)に到達するように落ち込むことが観測によって示されている。
図2は、液体電子写真において使用され得るような電子インク50基本動作を更に示す。液体電子写真インク50は、誘電性液体媒体か又はキャリア液体(例えば、イメージングオイル)51内の帯電可能なインク粒子22の分散を含む。電子インク50のインク粒子22は、顔料54を有するトナー粒子52を更に含む。正(+)の電極56と負(−)の電極58との間において誘発された電界が生じた結果として、インク粒子22は、負の電荷55を受容することができる。液体がイオン化され得る場合には、該電極対の間に誘発された電界が生じた結果として、該液体にはまた、プラスイオン60及び/又はマイナスイオン62を含めることができる。電子インク50には、特定のタイプの表面アクティブエージェントを更に含めることができる。該表面アクティブエージェントは、電荷ディレクター64として既知であり、該表面アクティブエージェントを、インクに対して加えて、インク粒子22が、電荷を取得する能力を促進させることができる。
以前に説明したように、インクとインク粒子22とが、静止している時にか又は別様には(図1の静的インクセル24内のように)再補充されている状態が奪われた時には、(例えば、負の電荷55を受容する)帯電した粒子22が、電極のうちの1つにドリフトする(例えば、負に帯電した粒子22が、正の電極56に引き寄せられる)。ほぼ全ての粒子が、電極にドリフトした時には、その測定される電流は、ある一定値(例えば、「DC導電率」)に到達するように落ち込む。
電子(写真)グラフィック処理のための一実施形態において、電極56のような電極のうちの一方を、「電子写真」プレートか又は写真イメージングプレート(PIP)56として、使用することができる。該「電子写真」プレートか又は写真イメージングプレート(PIP)56は、電荷か又は電位の、対応する空間的な分散の形態において、潜在的な画像を運ぶ。この実施形態において、他方の電極58を、従って、ディベロッパー58として用いることができる。該ディベロッパー58は、トナー粒子52内のインク22と顔料54とを提供する。該トナー粒子52は次いで、潜在的な画像を表す電荷の空間的な分散に引き寄せられる。
図3は、本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様及び/又は実施形態による、流動するインク102の導電率のような、流動流体における1つか又は複数の特性を、監視するよう及び該特性の決定を促進させるよう構成された導電率及び電荷計測器システム100における1つの例示的な実施形態を示す。
導電率及び電荷計測器システム100の一実施形態は、帯電した粒子を含んでいる液体(例えばインク)内に配置された3つか(又はそれよりも多くの)電極対を含む。電極対(例えば、110、120、及び130)の第1及び第2のプレート(例えば、110a/110b、120a/120b、及び130a/130b)のそれぞれの間において、液体101は、方向102に流れるように、強制されるか又は別様には生じさせられる。該電極対(例えば、110、120、及び130)は、(例えば、電圧源140の正(+)の端子142と、負(−)の端子144によって印加された)DC電圧Vだけバイアスがかけられている。それにより、第3の(最後の)電極対130によって液体が流れる時までに、ほぼ全ての帯電した粒子が、(例えば、第2の(中間の/介在する)電極対120の第2のプレート対(120a/120b)に引き寄せられることによって)液体101から除去される。電極対(例えば、110、120、及び130)の第1及び第2のプレート(例えば、110a/110b、120a/120b、及び130a/130b)のそれぞれの間において液体が流れる間、対応するDC電流が、各々の電極対の該プレート間において監視され及び測定されて、電圧源140からの印加されたDC電圧Vに基づいて、電流計測器1(112)において測定された第1の電流I、電流計測器2(122)において測定された第2の電流I、及び電流計測器3(132)において測定された第3の電流Iがもたらされる。DC電流測定値I、I、及びIが、次いで使用されて、1つか又は複数の導電率特性が決定されるか、或いは、該測定値に関連付けられた様々な要因及び/又は条件に基づいて液体における別のそのような特性が決定される。そのような要因及び/又は条件には、以下に更に説明されることとなるように、とりわけ、例えば、プレート間の距離(d)、プレートの断面積(A)、及び印加電圧Vを含めることができる。
この手法において、液体101が、流動方向102において、図3の導電率及び電荷計測器実施形態100に流入すると、第1の電極対110の第1及び第2のプレート(110a/110b)間において取得される初期の液体導電率の測定値は、(例えば、「高電界導電率」測定値の場合の)液体内における高濃度の帯電した粒子を反映する一方で、第3の(最後の)電極対130の第1及び第2のプレート(130a/130b)間において取得される液体導電率の測定値は、(例えば、「DC導電率」測定値の場合の)液体内における実質的には低濃度の帯電した粒子を反映する。これらの導電率測定値、並びに、第2の電極対120の第1及び第2のプレート(120a/120b)間の「低電界導電率」測定値を、次に使用して、液体の(印刷処理の品質に影響を及ぼす可能性のある)追加的な特性を決定することができる。
従って、この例では、インクなどの液体が、3つの(又はそれより多くの)電極対の間に流れるようにポンプ注入(ポンピング)されるか又は別様には方向付けられる。第1の電極対110は、液体流動の方向102において短い長さを有しており、第2の電極対120は、流動方向102に沿った長い長さを有しており、及び第3の電極対130は、流動方向102に沿った任意の長さを有している。例えば、蠕動ポンプか又は別のそのようなポンピング手段を用いて、3つの電極対のプレート間に液体をポンプ注入することが可能であることが理解されよう。高い値のDC電圧と低い値のDC電圧との両方を(例えば、交互に)、電極対の両端に印加することによって、2つの対応するDC電流値を、それぞれの電極対のプレート間において測定することができる。
更に、第1の短い電極対110の長さが、この電極対110を粒子が通過する期間中には、著しい粒子枯渇を発生させないような長さであり、更に、そのような期間中は、十分な電荷収集が生じて、それにより、そこからの電流測定が可能となる。電極対120の長さは、その電極間における液体(例えばインク)の通過中に、該液体からの粒子のほぼ全ての除去(分極と呼ばれる)を保証するのに十分な長さである。最後に、第3の電極対130は、十分な最低限の電荷収集を、そこからの電流測定に提供するのに十分な長さであることのみを必要とする。
各々の電極対からのDC電流測定値に基づいて、1つか又は複数の導電率か、或いは、例えば、帯電した粒子の特定の電荷、移動度、及び濃度を含む、液体における他のそのような特性を、決定することができる。該帯電した粒子は、液体に固有のものとすることができるか、又は固有でないものとすることができる。しかしながら、電子(写真)グラフィック処理において使用されるために液体が製造された時には、そのような粒子は、一般に、液体における必須の部分である。該粒子はまた、着色剤及び/又は結合剤(バインダー)を運ぶこともできる。
図4は、静的液体試料の導電率のような1つか又は複数の特性を測定するために使用されることが可能な測定システム200と、そのような測定のために使用されることが可能な式とを示す。図1のインクセル10に類似して、図4の測定システム200は、第1の電極又はプレート210aと第2の電極又はプレート210bとを含んでいる電極対210を有する測定セル202を備える。該第1の電極又はプレート210aと第2の電極又はプレート210bとは、プレート210a/210bによって見られるように、断面積Aを有する試料214のいずれの側においても距離d216だけ間を離して置かれている。
電圧源240が、測定セル202のプレート210a/210bに電気的に接続されており、電圧V242を電極対210に提供する。印加される電圧242が生じた結果として、電流I212が、第1のプレート210aと第2のプレート210bとの間において測定され得る。その測定された電流I212に基づいて、導電率σを、次式に従って決定することができる。
Figure 2010530073
ここで、
σ=(pmhO/cmの単位における)サンプルの導電率
I=プレート間において及びサンプルを通じて測定された電流
A=プレートにさらされた測定したサンプルの断面積
d=プレート間の距離
V=サンプルセルのプレートに印加された電圧
である。
図5A及び5Bは、例えば、本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様による、図1、図3、及び図4のシステム実施形態を用いて測定され及び決定されることが可能な幾つかの液体特性の例示的なグラフ300及び350をそれぞれ示す。
例えば、図5Aは、単位距離d当たりの印加電圧Vの関数として、(粒子が該液体の2%含まれる)2%の液体の(pmhO/cmにおける)導電率における1つの例示的なグラフ300を示しており、該電圧Vは、図4のサンプルセル202のようなサンプルセルに印加されたものである。該印加電圧Vが、より低い電圧レベルにおいて印加された時には、「低電界導電率」310が生じる結果となり、及び、該サンプルに対してより高い電圧レベルが印加された時には、「高電界導電率」320が提供される。「高電界導電率」320と、「低電界導電率」310との間の差分は、「粒子導電率」330として既知である。
図5Bは、液体サンプル中に粒子が無い(例えば、粒子が枯渇した)液体又はキャリア液体の(pmhO/cmにおける)導電率における別の例示的なグラフ350を示しており、該導電率360は、単位距離d当たりの印加電圧Vの関数として測定され、該電圧Vは、図4のサンプルセル202のようなサンプルセルに印加されたものである。
図6A及び図6Bは、例えば、本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様による、図1、図3、及び図4のシステム実施形態を用いて、1つか又は複数の液体特性の測定及び決定中に取得され得る、印加された高電界電圧、及び対応する導電率応答の例示的なグラフ400及び450をそれぞれ示す。
例えば、図6Aは、高電界電圧波形400を示す。該高電圧は、図4のサンプルセル202のような測定セルに印加される。410において示されるように、時間t0より前では、電圧波形400は、約0ボルトにおけるものである。この印加された低電圧に応答して、及び、図6Bのグラフ450内に示されるように、(測定された電流に対応する)導電率もまた、460において約0pmhO/cmである。
時間t0とt1との間において、電圧400が、例えば約1mmの(例えば、図4の216の)離間距離dを有したセルのプレートの両端において、例えば420において、約1500ボルトの「高電界電圧」レベルに増大させられる。従って、この実施形態において、電界強度は、次式に等しい。すなわち、
電界強度=1500V/1mm=1.5V/μ
である。
t0において印加された高電界電圧420のこのステップ関数に応答して、導電率は、図6B内の470に示されるような「高電界導電率」レベルに瞬時に電圧上昇する。高電界電圧レベルが、420レベルにおいて維持されると、液体(例えば、図2の51)内における帯電した粒子(例えば、図2の22)がほぼ全て、時間t0と時間t1との間において、反対の極性に充電された電極(例えば、図2の正の電極56)に向って引き寄せられる。時間t1まで(例えば、約8秒後)、ほぼ全ての帯電した粒子22が、液体から枯渇状態にされて、液体の導電率は、ほぼ定常状態に、すなわち「DC導電率」レベル480に到達する。この手法において、多くの他の液体及び粒子特性が、測定及び/又は決定され得る。
従って、図7は、インクのような流動流体における1つか又は複数の特性を監視するよう及び決定するよう構成された導電率及び電荷計測器システム500における1つの例示的な実施形態を示しており、該流動流体は、回転ドラム501を用いることによって、幾つかの電極対の間を流れるようにさせられる。
図7内において、帯電した粒子(例えば、図2の22)を含んでいる液体502(例えば、図2の電子インク50)内においてドラム501が回転する。電圧源540の正の端子542に接続されている中心点504のまわりを方向503にドラム501が回転すると、液体502が、3つのそれぞれの電極対510、520、及び530の第1及び第2のプレート510a/510b間、520a/520b間、及び530a/530b間において、環状の流動方向506にドラムの表面に沿って運ばれる。この例500では、各電極対510、520、及び530の第1のプレート510a、520a、及び530aが、ドラム501の表面に含まれる単一又は共通プレート内に、一緒に組み合わされる。
特に、液体502は、比較的短い(例えば、長さLを有した)第1の電極対510の間を初期には流れるようにさせられる。該第1の電極対510は、第1のプレート510aと、電流計測器1(512)によって監視される第2のプレート510bとを含む。その後、液体502は、比較的長い(例えば、長さLを有した)第2の電極対520の間を流れる。該第2の電極対520は、第1のプレート520aと、電流計測器2(522)によって監視される第2のプレート520bとを含む。最後に、液体502は、相対的に任意の長さ(例えば、長さLを有した)の第3の電極対530の間を流れる。該第3の電極対530は、第1のプレート530aと、電流計測器3(532)によって監視される第2のプレート530bとを含む。従って、電圧源540により提供された印加電圧Vに基づいて電極対510、520、及び530のそれぞれの第1のプレートと第2のプレートとの間を流れる電流測定値I、I、及びIを提供するために、3つの電流計測器512、522、及び532が、電圧源540の負の端子544に接続されている。3つの電極対が図7(及び図3)内に示されているが、任意の適合可能な数の電極対を用いることもできることを理解されたい。
動作中、第1の電極対1(510)の第1のプレート510aと第2のプレート510bとの間を流れる液体502は、第1の電流測定値Iを提供する一方で、液体502は、帯電した粒子(例えば、図2の22)の最大のか又は完全に満ちた濃度を含む。従って、長さLの第1の電極対510は、第1、第2、及び第3の電極対510、520、及び530のそれぞれの正のプレート(例えば、第1プレート510a、520a、及び530a)として構成されたドラム501上への帯電した粒子の分極がほとんど無いようにするようなものである。しかしながら、長さLの第1の電極対510は、十分な電荷収集を可能にしてIの電流測定を可能にするのには十分である。従って、電圧源540によって高電界電圧V(例えば、図6Aの420)が第1の電極対1(510)に印加された場合には、「高電界導電率」(例えば、図6Bの470)を、第1の電極対1(510)の第1の電流測定値Iに基づいて決定することができる。
液体502が、実質的にはより長い第2の電極対2(520)の第1のプレート520aと第2のプレート520bとの間を流れると、該液体502は、ほぼ全ての帯電した粒子(例えば、図2の22)を失い、その期間中、液体の第2の電流測定値Iが提供される。従って、長さLの第2の電極対520は、ほぼ全ての帯電した粒子が、分極化されることを可能にするのに、すなわち、第2の電極対520の正のプレート520aとして構成されたドラム501上へと液体502外のプレートに置かれることを可能にするのには十分である。従って、電圧源540により高電界電圧Vが、第2の電極対2(520)に対して印加された場合には、ある電流が流れて、図6Bの波形450に似通った対応する導電率が、第2の電極対(520)の長さに沿って移動する液体502の所与のサンプルにおいて(潜在的に)表われ得る。
従って、第3の電極対530の第1のプレート530aと第2のプレート530bとの間を液体502が流れる時までには、ほぼ全ての帯電した粒子(例えば、図2の22)が、液体から除去されて、液体の第3の電流測定値Iが提供される。従って、電圧源540により高電界電圧Vが、第3の電極対530に対して印加された場合には、「DC導電率」(例えば、図6Bの480)を、第3の電極対3(530)の第3の電流測定値Iに基づいて決定することができる。第1、第2、及び第3の電極対510、520、及び530のそれぞれの分極化されたプレート間に液体が流されると、ほぼ全ての帯電した粒子(例えば、図2の22)が、液体502から除去されて、ドラム501上のプレートに置かれてしまうので、ドラム501から帯電した粒子を除去するために、及び、それらを液体502内へと戻すように再挿入するために、図示された例では、ワイパー520が利用される。従って、ワイパー520と、ドラム501の回転とが、帯電した粒子を液体502内へと戻すように混合させるよう機能する。これにより、第1の電極対510における液体502の粒子濃度が、元の完全に満たされた濃度レベルにまでほぼ戻されることとなる。
再び図3を見ると、例えば、図7の電極対の両端に交互に、高い値のDC電圧と低い値のDC電圧との両方(例えば、Vhi及びVlo)を印加することによって、2つの対応するDC電流値(例えば、I1hi及びI1lo、I2hi及びI2lo、並びに、I3hi及びI3lo)が、電極対510、520、及び530のそれぞれの第1及び第2のプレート510a/510b間、520a/520b間、及び530a/530b間において測定し得る。
他のそのような構成及び(蠕動ポンプのような)ポンピング手段を、電極対510、520、及び530のプレート間において液体を移動させるために利用することもできることを理解されたい。追加的には、ワイパー520は、例えば、乱流を引き起こす表面、及び/又は、帯電した粒子をドラム501から吹き飛ばす液体ジェットのような、別の粒子除去手段によって置き換え得る。更に、ドラム501か又は第2のプレート510b、520b、及び530bの表面は、例えば、流体流動506の動きを高めるか又は別様には適応させる、電流測定を向上させる、及び/又は特性決定を改善させるといった様々な溝か又は表面特徴を有することができる。
3つの電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間の距離が、同等の距離であるように図示されているが、該3つの電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間の距離は、異なるものとすることもできることを理解されたい。
追加的な電極対及び電流計測器を、これら図示されたものに付加することもまた可能である。
図7の例の一実施形態において、以下のパラメータを利用することができる。すなわち、
第1の電極対1(例えば510)の長さLは、約5mmである。
第2の電極対2(例えば520)の長さLは、約50mmである。
第3の電極対3(例えば530)の長さLは、約55mmである。
流動方向(例えば506)に対して垂直に測定された全ての電極(例えば、510、520、及び530)の幅は、約50mmである。
ドラム(例えば501)か又は円筒形の共通電極は、約100mmの直径と、約60mmの幅とを有する。
電極対の第2のプレート(例えば、510b、520b、及び530b)と、シリンダ(例えばドラム501)との間隙は、約1mmである。
第1の電極対1(例えば510)と第2の電極対2(例えば520)との間のか、或いは、第2の電極対2(例えば520)と第3の電極対3(例えば530)との間の、間隙は、約1mmである。
シリンダ(例えばドラム501)の回転速度は、約20回転/分である。
第1の電極対1(例えば510)上に印加される低電圧VLoは、約30Vである。
低電圧VLoパルスの継続期間は、約2秒である。
低電圧VLoパルスの印加後の零電圧での停止(中断)は、約1秒である。
任意の第1、第2、及び第3の電極対(例えば、510、520、及び530)上に印加される高電圧VHiは、約1,500Vである。
高電圧VHiパルスの継続期間は、約2秒である。
高電圧VHiパルスの印加後の零電圧での停止(中断)は、約1秒である。
グランディングされたガード電極(該ガード電極は、例えば、電流測定デバイスを介してアース電位に接続されている)を、電極対の第2のプレートの周りに提供することができ、それにより、制御されていない電流の流れが、ほとんど無くなることとなるようにして、電流測定に影響が無いようにすることができる。
従って、図3の実施形態100か或いは図7の実施形態500のような、使用される測定メカニズムにかかわず、例えばコンピュータによってか又は別のそのようなアナライザによって、電流測定データが解析されて、液体における1つか又は複数の特性か又はパラメータが決定される。
図8〜11は、例えば、図7の導電率及び電荷計測器システム500内において使用されることが可能なような、本明細書内の本開示における1つか又は複数の態様に従って電流測定データに基づいて流動液体の導電率を監視すること及び決定することを容易にする1つの例示的な方法体系600を示す。
一連の作用か又はイベントとして、方法体系600が以下に示され且つ説明されているが、そのような作用か又はイベントの示された順序は、限定する意味において解釈されるべきではないことを理解されたい。本明細書内において示され及び/又は説明されたものとは別に、例えば、幾つかの作用は、異なる順序で、及び/又は、他の作用又はイベントと同時に、生じることも可能である。追加的には、本明細書内において記載された1つか又は複数の態様及び/又は実施形態を実現するために、必ずしも全ての説明された作用が必要とされる可能性があるとは限らない。更に、1つか又は複数の作用を、1つか又は複数の別個の作用及び/又は段階(フェーズ)において実行することができる。
図8を参照すると、方法600は、602において開始する。該602において、帯電した粒子(例えば、図1及び図2の22)を含んでいる液体(例えば、図7の502)が、第1の電極対(例えば510)の第1及び第2のプレート(例えば、510a/510b)間において流れるようにさせられる。次いで、610において、液体(例えば502)が、第1の電極対(例えば510)の下流に位置付けられた第2の電極対(例えば503)の第1及び第2のプレート(例えば、530a/530b)間において流れて、該液体は、第2の電極対(例えば530)の第1及び第2のプレート(例えば、530a/530b)間を流動する時に、ほぼ全ての帯電した粒子を失う。
620において、第1の電極対(例えば510)の第1の電流(例えばI)が測定される。第2の電極対(例えば530)の第2の電流(例えばI)が、630において測定される。
650において、第1及び第2の電極対(例えば、510及び530)のそれぞれの第1及び第2のプレート(例えば、510a/510b、及び530a/530b)間において測定された1つか又は複数の電流(例えば、I及び/又はI)に基づいて、液体特性(例えば、液体502の導電率)が、決定される。
従って、高電界導電率σHi(例えば、図6Bの470)を、第1の電極対(例えば510)の第1及び第2のプレート(例えば、510a/510b)間において測定された第1の電流(例えばI)から、例えば、次式に従って決定することができる。
Figure 2010530073
ここで、
は、第1の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間において測定される電流を表しており、
Hiは、第1の電極対に印加される高電圧を表しており、
は、液体が流れる方向における第1の電極対の長さを表しており、
Dは、第1の電極対の幅を表しており、及び、
dは、第1の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間のギャップ(間隙)を表している。
代替的には、図9を参照すると、方法600の610において、第2の電極対のプレート間に液体が流れた後に、第1の電極対と第2の電極対(例えば、510と530)との間に配置された第3の電極対(例えば520)の第1及び第2のプレート(例えば、520a/520b)間に液体(例えば502)を流すことを615が含む。第3の電極対(例えば520)の第1及び第2のプレート(例えば、520a/520b)間において液体が流れる時に、ほぼ全ての帯電した粒子(例えば、図1及び図2の22)が、(例えば、図6Bの480において)液体から除去される。
更に、図10を参照すると、方法600の610において、第2の電極対のプレート間に液体が流れている間、該液体からほぼ全ての帯電した粒子が除去された後に、ほぼ全ての帯電した粒子(例えば、図1及び図2の22)を、第1の電極対(例えば510)の上流において液体内へと(例えば、図6Bの480において)戻すように加えることか又は再挿入することを616が含む。例えば、このことを、図7内に示されたワイパー520の支援によって成し遂げることができる。
最後に、図11を参照すると、液体(例えば502)の流れを容易にするために、及び、各電極対(例えば、510、及び/又は520、及び/又は530)の第1のプレート(例えば、510a、520a、530a)を実現させるために、回転する円筒形ドラム(例えば501)を利用することを、方法600の601が含む。例えば、図7のドラム501に関して上記において説明したように、ドラム501の回転は、ポンピング作用を提供して、電極対間に液体502を強制的に入れて、電流測定を可能にさせることができ、及び、ワイパー520によるドラム501からの除去の後に、粒子を液体502内へ戻すように混合することにも使用され得る。
1つか又は複数の他のそのような特性を、決定することもできる。
例えば、低電界導電率を、第1の電極対から測定された電流から、次式に従って決定することができる。
Figure 2010530073
ここで、
は、第1の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間において測定される電流を表しており、
Loは、第1の電極対に印加される低電圧を表しており、
は、液体が流れる方向における第1の電極対の長さを表しており、
Dは、第1の電極対の幅を表しており、及び、
dは、第1の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間のギャップ(間隙)を表している。
別の例では、DC導電率を、第3の電極対から測定された電流から、次式に従って決定することができる。
Figure 2010530073
ここで、
は、第3の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間において測定される電流を表しており、
Hiは、第3の電極対に印加される高電圧を表しており、
は、液体が流れる方向における第3の電極対の長さを表しており、
Dは、第3の電極対の幅を表しており、及び、
dは、第3の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間のギャップ(間隙)を表している。
更に別の例では、単位体積当たりの液体の電荷の総計を、第1、第2、及び第3の電極対のそれぞれから測定された電流から、次式に従って決定することができる。
Figure 2010530073
ここで、
は、第1の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間の電流を表しており、
は、第2の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間の電流を表しており、
は、第3の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間の電流を表しており、
は、流動方向における第1の電極対の長さを表しており、
は、流動方向における第2の電極対の長さを表しており、
は、流動方向における第3の電極対の長さを表しており、
Dは、第1、第2、及び第3の電極対のそれぞれの幅を表しており、
dは、第1、第2、及び第3の電極対の第1のプレートと第2のプレートとの間のギャップ(間隙)を表しており、及び、
vは、流体流動の線形速度を表している。
更に別の例では、粒子導電率を、第1の電極対から測定された電流から、次式に従って決定することができる。
Figure 2010530073
ここで、
σHiは、高電界導電率を表しており、
σLoは、低電界道連率を表している。
別の例では、帯電した粒子の移動度を、次式に従って決定することができる。
Figure 2010530073
ここで、
σPartは、粒子導電率を表しており、
は、単位体積当たりの液体(例えば502)の電荷の総計を表している。
更に別の例では、帯電した粒子の体積濃度を、次式に従って決定することができる。
Figure 2010530073
ここで、
は、単位体積当たりの液体の電荷の総計を表しており、第1、第2、及び第3の電極対のそれぞれから測定された電流から決定される。
σPartは、粒子導電率を表しており、
kは、一様な球状粒子の理論上の制限の比例係数であり、次式のように計算され得る。
Figure 2010530073
ここで、
ηは、液体の粘度を表しており、
rは、帯電した粒子の半径を表している。
1つか又は複数の実施例に関して本開示が示され且つ説明されてきたが、本明細書及び添付図面の読み取り及び理解に基づく、等価な改変及び/又は修正が、他の当業者によって生じられることとなるであろう。本開示は、全てのそのような修正及び改変を包含し、以下の特許請求の範囲によってのみ制限される。特に、上述の構成要素(アセンブリ、デバイス、回路等)によって実施される様々な機能に関して、そのような構成要素を説明するために用いられる(「手段」に対する参照を含む)用語は、本開示の例示的な実施例に示された本明細書内の機能を実行する開示した構造とは、たとえ構造上、等価でなかったとしても、別様に指示されない限り、記載された構成要素のうちの特定機能を実行する任意の構成要素(例えば、機能的に等価なもの)に対応するように意図される。追加的には、幾つかの実施例のうちの1つのみに関連して、本発明のある特定の特徴が、開示されている場合があるが、任意の所与の又は特定の用途にとって望まれる及び/又は利点とされることが可能であるように、そのような特徴が、他の実施例における1つか又は複数の他の特徴と組み合わされ得る。更には、用語「含む」か、「有している」か、「有する」か、「持っている」か、或いはそれらの変形語は、詳細な説明内か、又は特許請求の範囲内のいずれかにおいて用いられる限り、それらの用語は、用語「備える」に類似した手法で包含していることとなるように意図される。用語「例示的な」もまた、最良のものを意味するよりもむしろ、単に一例を意味するように本明細書内において用いられている。

Claims (10)

  1. 液体特性(例えば、σHi、μ)を決定する(650)ための方法(600)であって、
    ある液体(102)を、第1の電極対(110)の第1及び第2のプレート(110a/110b)間において流し、該液体(102)は、該第1の電極対(110)の第1及び第2のプレート(110a/110b)間を流れている時に、帯電した粒子(22)を含んでおり、
    前記液体(102)を、前記第1の電極対(110)の下流の第2の電極対(120)の第1及び第2のプレート(120a/120b)間において流し(610)、該液体(102)は、該第2の電極対(120)の第1及び第2のプレート(120a/120b)間を出る前に、ほぼ全ての帯電した粒子(22)を失い、
    前記第1の電極対(110)の第1の電流(I122)を測定し(620)、
    前記第2の電極対(120)の第2の電流(I122)を測定し(630)、及び、
    前記測定した電流(I122、I122)のうちの1つか又は複数に基づいて、前記液体特性(σHi、μ)を決定する(650)
    ことを含む、方法。
  2. 前記液体を、前記第1及び第2の電極対(110、120)から液体(102)が流れる方向に下流に配置された第3の電極対(130)の第1及び第2のプレート(130a/130b)間において流す(615)
    ことを含み、
    前記液体が、前記第3の電極対(130)の第1及び第2のプレート(130a/130b)間に流れる前に、ほぼ全ての前記帯電した粒子(22)が、前記液体(102)から除去されてしまっていることからなる、請求項1に記載の方法。
  3. 帯電した電流(22)を、前記第1の電極対(110)の上流において前記液体に加える(616)ことを含むことからなる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記電極対(510、520、530)のそれぞれの前記第1のプレート(510a、520a、530a)が、円筒形のドラム(501)を含み、ここで、該ドラム(501)の回転が、前記液体(502)の流れ(506)を容易にする(601)ことからなる、請求項1に記載の方法。
  5. 液体(502)における1つか又は複数の特性(例えば、σHi、μ)を決定するためのシステム(500)であって、
    複数の電極対(510、520、530)であって、該電極対はそれぞれ、第1及び第2のプレート(510b、520b、530b)を含み、該電極対(510、520、530)の第1及び第2のプレートがいずれも、該電極対(510、520、530)における対応する第2及び第1のプレート(510b/510a、520b/520a、530b/530a)を完全には取り囲まないように、該第1及び第2のプレートが構成されていることからなる、複数の電極対と、
    前記液体(502)が前記第1及び第2のプレート(510a/510b、520a/520b、530a/530b)間に存在する時に、前記電極対のうちの少なくとも2つの電極対の前記第1及び第2のプレート(510a/510b、520a/520b、530a/530b)間を、該電極対のうちの少なくとも2つに印加された各電圧(v、v、v)に基づいて導通する各電流(I512、I522、I532)を、測定するための手段と、
    前記測定した電流(I512、I522、I532)のうちの1つか又は複数に基づいて、前記液体における1つか又は複数の特性(σHi、μ)を決定するための手段
    とを備える、システム。
  6. 前記電極対(510、520、530)のうちの少なくとも1つの電極対の両端に、それぞれDC電圧(v、v、v)を印加するための手段(540)を備える、請求項5に記載のシステム。
  7. 帯電した粒子(22)を含む誘電性液体媒体(51)を、前記液体(502)が含む、請求項5に記載のシステム。
  8. 帯電した粒子(22)を含む液体(502)における1つか又は複数の特性(例えば、σHi、μ)を決定するためのシステム(500)であって、
    第1及び第2のプレート(510a/510b)を含む第1の電極対(510)であって、該第1及び第2のプレート間を、前記液体(502)が流れる(506)ことからなる、第1の電極対と、
    第1及び第2のプレート(520a/520b)を含む第2の電極対(520)であって、該第1及び第2のプレート間を、前記液体(502)が流れ、前記第1のプレート(510a、520a)がいずれも、前記第2のプレート(510b、520b)を完全には取り囲んでおらず、前記第2のプレート(510b、520b)がいずれも、前記第1のプレート(510a、520a)を完全には取り囲んでいないことからなる、第2の電極対と、
    前記第1及び第2の電極対(510a/510b、520a/520b)の両端に、それぞれDC電圧(v、v)を印加するよう構成された電圧源(540)と、
    前記第1及び第2の電極対(510、520)の前記第1及び第2のプレート(510a/510b、520a/520b)間を、前記印加した電圧(v、v)に基づいて導通する各電流(I、I)を、測定するよう構成された測定回路(512、522)と、
    前記測定した電流(I、I)のうちの1つか又は複数に基づいて、前記液体における1つか又は複数の特性を決定するよう構成されたプロセッサ
    とを備える、システム。
  9. 第1及び第2のプレート(530a/530b)を含む第3の電極対(530)であって、該第1及び第2のプレート間を、前記液体(502)が流れ、該第3の電極対(530)は、前記第1及び第2の電極対(510、520)から前記液体(502)が流れる方向(506)に下流に配置されており、前記第1のプレート(510a、520a、530a)はいずれも、前記第2のプレート(510b、520b、530b)を完全には取り囲んでおらず、前記第2のプレート(510b、520b、530b)はいずれも、前記第1のプレート(510a、520a、530a)を完全には取り囲んでいないことからなる、第3の電極対を備える、請求項8に記載のシステム。
  10. 帯電した粒子(22)を含む前記液体(502)が、電子写真インク(50)であり、該電子写真インクは、誘電性液体(51)内に前記帯電した粒子(22)の分散を含むことからなる、請求項8に記載のシステム。
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