JP2010527547A - 通知を発行するように構成された補聴器および通知発行方法 - Google Patents

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Abstract

【構成】 少なくとも一の所定の通知時に,補聴器を装着している補聴器ユーザに通知を発行するように構成されている補聴器である。この補聴器は,ディジタル・プロセッサ(16)を含むデジタル回路(16,17),補聴器の上記デジタル回路(16,17)のための第1のタイムベースを生成する手段(18),通知を発行すべき少なくとも一のタイム・リミットに対応するデータを記憶するディジタル記憶手段(13)を備えている。補聴器はまた,上記第1のタイムベースと第2のタイムベースとの間の相対差を示す補正要素値を記憶するディジタル記憶手段(12)を備えている。さらに,上記補聴器は,上記所定の通知時を示すデータ,上記第1のタイムベース,および上記補正要素値に基づいて,上記所定の通知時に到達した時,および上記通知を発行する時を決定する手段を備えている。

Description

この発明は,通知を発行するように構成された補聴器(a hearing aid adapted for issuing a notification)およびそのような通知を発行する方法に関する。
たとえば,錠剤を摂取しなければならないこと,または美容師もしくは歯医者とのアポイントメントをとる電話をかけなければならないことなどの,特定のイベントに対する督促(催促)(リマインダ)が,いかに役に立つことがあるかについては万人が経験している。
特に米国特許公開2006/0045278では,補聴器に通知機能(a notification facility)を組込んで,たとえば,特定時に正しい投与量を保つために錠剤を摂取しなければならないといった特定のイベントをユーザに思い出させる(リマインドする)ことが役に立つことがあることが,既に認識されている。
錠剤を摂取する正確なタイミングは電話するタイミングよりも重要であるかもしれないし,他方,少なくともタイム・リミットを超えていない限り,より正確なタイミングが求められる他のイベント,たとえば,バスか列車に間に合うためにいつ家を出るかなどが,あるかも知れない。
しかしながら,この点に関して,一般に近年のディジタル補聴器は,特にデジタル処理に用いられる内蔵タイムベース(the built-in time base)がある程度正確であるが(not very precise),公称値から数パーセント逸脱することがある(may deviate from a nominal value with several percent)という欠点の影響を受ける。これは,正確なタイムベースを供給する水晶発振器の大きさ(サイズ)が,補聴器の特定のタイプ,すなわち,耳掛け形(BTE),内耳形(ITE)または完全内耳形(CIC)のいずれについても,近年のデジタル補聴器では非実用的であるからである。さらに,補聴器の通常の機能性にとってそのような精度は特に必要ではなく,したがって若干精度が劣る(less precise)発振器タイプに依存しているからである。
米国特許公開2006/0045278には,記憶されているスケジュール通知およびメッセージ通知を補聴器に送信するために用いられる外部装置が提案されている。米国特許公開2006/0045278は,しかしながら,上記通知が正確な時に現されることを保証する十分な正確性を達成するという問題について,取扱っていない。
この従来技術に基づいて,この発明は,上述の問題点を克服する,補聴器のための通知方法および通知機能を備えた補聴器を提供することを目的とする。
この発明の第1の態様において,この目的は,少なくとも一の所定の通知時に(at least one predetermined notification time),補聴器を装着した補聴器ユーザに通知を発行するように構成されている補聴器によって達成され,この補聴器は,デジタル・プロセッサを含むデジタル回路,上記補聴器のデジタル回路のための第1のタイムベースを生成する手段,通知を発生すべき少なくとも一のタイム・リミットに対応するデータを記憶するデジタル記憶手段,上記第1のタイムベースおよび第2の外部タイムベースの間の相対差を示す補正要素値(a compensation factor value indicating a relative difference)を記憶するデジタル記憶手段,ならびに上記所定の通知時を示すデータ,上記第1のタイムベースおよび上記補正要素値に基づいて,上記所定の通知時に到達した時および上記通知を発行する時(when said predetermined notification time has been reached and issuing the notification)を決定する手段を備えている。
上記第1のタイムベースおよび第2の外部タイムベースとの間の相対差を示す補正要素値を記憶することによって,補聴器の内部計時(タイム・キーピング),したがって通知を発行すべき時の決定は,内部タイムベースのあらゆる公称値からの内部偏差(誤差,ずれ)とはかなり無関係(largely independent)になる。そうではなく内部タイムベースだけに依存したとすると,この場合の上記補聴器の計時は,水晶ベースの発振器から派生するクロック周波数のような,より正確な外部タイムベースからかけ離れたものになる。第2の外部タイムベースを生成するこのような水晶ベースの発振器は,一般に補聴器と無線通信するように構成され,補聴器それ自体よりも大きなバッテリィを積むことができ,より大きな電力消費およびより強力なディジタル処理を交互に行うことが可能な遠隔制御ユニットなどの遠隔装置内において,容易にその配置場所を見付けることができる。
さらに,補聴器において上記補正要素値を記憶しまたは使用することによって,たとえば,上記外部タイムベースに完全に依存する場合よりも,上記遠隔装置の有用性に無関係に(independent of the availability of the remote device),上記通知の発行が正確になる。したがって,たとえ上記遠隔装置が補聴器とともに持ち運ばれなくても,上記通知を正確な時に発行することができる。
同様に,この発明の第2の態様における目的は,少なくとも一の所定の通知時に,補聴器を装着した補聴器ユーザに通知を発行する方法によって達成され,この方法は,上記補聴器中に,上記通知を発生すべき上記所定の通知時を表すデータを記憶し,上記補聴器中に,上記所定の通知時に到達した時を決定するための第1のタイムベースを設け(providing),第2の外部タイムベースを設け,上記第1のタイムベースと第2のタイムベースとの間の相対差を示す補正要素値を確立し(establishing),上記所定の通知時を示すデータ,上記第1のタイムベースおよび上記補正要素値に基づいて,上記所定の通知時に到達した時および上記通知を発行する時を決定するものである。
第1の発明の好ましい実施例では,通知を発生すべき少なくとも一のタイム・リミットに対応するデータを記憶する上記デジタル記憶手段は,上記データが記憶された時から上記通知を発生すべき時までの持続期間(a duration)を示すデータを記憶するように構成されている。上記データが記憶された時から上記通知を発生すべき時までの持続期間をシンプルに記憶することによって,上記計時をかなりシンプルなやり方で(in a very simple manner)実現することができる。実際のところでは,時間値(a time value)の記憶,および適切なカウンタのセットまたはリセットが必要とされる。
第1の発明の他の好ましい実施態様では,上記補聴器は,上記第1のタイムベースに基づいて絶対基準時(absolute time reference)を保持する(keeping)手段を備え,通知を発生すべき少なくとも一のタイム・リミットに対応するデータを記憶する上記デジタル記憶手段は,上記絶対基準時に関する時間値(a time value with respect to said absolute time reference)を記憶するように構成されている。絶対基準時を保持することによって,複数の通知についての追跡(track)を複数のカウンタを用いて行うことが不要になるので,有利である。
第1の発明のさらに好ましい実施態様では,上記補聴器は,上記所定の通知時を示すデータおよび上記補正要素値の少なくとも一つを,遠隔装置(a remote device)から受信する受信手段を備えている。これにより,上記記憶されている補正要素値の頻繁なアップデートができ,たとえば,補聴器に記憶される新たな通知に関する情報をいつでも(every time)アップデートできる。したがって,計時が正確になり,かつ長い期間にわたって正確な時に(at the correct time),通知を発生することができる。
第1の発明のさらに他の好ましい実施態様では,上記受信手段は無線受信するように構成されている。必要なデータを簡単に補聴器に送信することができる。
第1の発明のさらなる実施態様では,上記補聴器は,可聴単語(audible words)を含む通知を発行する手段をさらに備えている。可聴単語を含む通知を与えることによって明瞭性(intelligibility)が増大し,認知症などの精神的障害に悩む人々が,通知をより理解することができるようになる。
第2の発明の方法のより好ましい実施態様については,従属方法請求項に規定されている。これらの実施態様は,一般に第1の発明による補聴器の実施態様と同様の利点をもたらす。
以下,添付図面に表されているように,非限定的な実施例に基づいてこの発明をより詳細に説明する。
この発明による補聴器を概略的に示している。 補聴器の通知回路を概略的に示すブロック図である。 この発明による方法を概略的に示している。 この発明の方法および補聴器とともに用いられる遠隔装置を,概略的に示している。
図1に,この発明による補聴器が概略的に示されている。補聴器1は,無線接続3を介して遠隔装置(リモート・ディバイス)2と双方向通信するように構成されている。無線接続3は,好ましくは低電力無線電波接続(a low-power radio connection)であって,1〜2メートルを最大範囲とする。遠隔装置2は他の装置に接続されていてもよく,ここではそれがコンピュータ7として例示されている。図示の例では,遠隔装置2は無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)接続を有しており,WLAN5へのそれぞれの接続4,6を介してコンピュータ7に接続されている。ブルートゥースのような他の通信手段を実装させて,遠隔装置2とコンピュータ7との間の通信に用いることもできる。補聴器1は可聴通知(audible notification)を発行するように構成されている。好ましくは,可聴警告(audible warning)が,ディジタル信号プロセッサ,増幅器,スピーカなどの補聴器の通常の回路を用いて発行される。これがどのようにして行われるかについての詳細は当業者の範疇であって,この発明に関連しない詳細な説明は省略する。詳細については米国特許公開2006/0045278にも開示されているので,ここに援用する。
補聴器1および遠隔装置2はいずれもデジタル回路を備えている。これらのいずれもが,独自の(its own)タイムベース(time base)またはクロック周波数(clock frequencies)を有しており,それらは直接的に用いられるか,または他の周波数の生成(派生)に用いられる。補聴器1は,典型的には,消費電力を小さくするために比較的低いたとえば2MHzのクロック周波数を持つ。図2には,上記タイムベースが,デジタル信号プロセッサ16およびメモリ17の両方にクロック信号を供給するクロック18として概略的に示されている。図示されていないが,当業者であれば,デシメートされたまたは低減された周波数をメモリ17に使用できることを理解しよう。さらに,上述したBTE,ITEおよびCICタイプの補聴器内の利用可能な空間は,水晶発振器(クリスタル・オシレータ)を設けるのには十分でないので,典型的には,クロック周波数を生成する他の手段が用いられる。典型的に用いられる発振器は,通常の発振器よりも精度が低い,ドリフトまたは変動(バリエーション)を受けることがある(may be subject to drift or variations),弛張型(リラクゼーション)発振器である。通常の補聴器の動作,すなわち,信号処理,フィルタリング,他の処理などにおいて,この精度の欠如(this lack of precision)は重要ではなく,公称値から最高5パーセントの偏差(逸脱,誤差)(up to five percent deviation from a nominal value)を容認できる。
しかしながら,特に,通知が数日のように比較的長いタイム・スパンで行われるべきものである場合には,上記通知のタイミングが到来するとき,そのような偏差は必ずしも許容できない。ここで,数日間にわたるタイム・スパンが可能となるのは,補聴器が夜通し完全にスイッチ・オフされない場合だけであることを指摘しておかなければならない。しかしながら,たとえば電池室(図示略)が開かれて補聴器1がスイッチ・オフされる場合と同様の電流ドレインのみを補聴器1の電池にかけて,最小機能のみを維持するように,所定の状況で補聴器1をパワーダウンするものが製造されている。
このような変動(バリエーション)を補正(補償)(compensate)するために,補聴器1内において生成される第1のタイムベースだけに依存するのではなく,この発明は,第2のさらに正確なタイムベースを使用する。好ましい実施態様において,この第2のタイムベースは,図4に示すように,遠隔ユニット2において遠隔装置クロック19を提供する水晶発振器によって生成される。2つのタイムベースを用いること,すなわち,クロック18によって補聴器1の内部において生成される第1のタイムベースと,遠隔装置クロック19によって遠隔ユニット2において外部的に生成される第2の外部タイムベースを用いることによって,2つのタイムベースの間の偏差(逸脱,誤差)(deviation)を確立する(establish)ことができるようになり,これを,補聴器1における通知において,第1の正確性に劣るタイムベースを利用するときに考慮に入れることができる。この確立された偏差は,その後補正要素値(compensation factor value)として記憶させておくことができる。この補正要素値は,補聴器1にたとえば一時的に記憶させておくことができ,その後,無線接続3を介して遠隔装置2に送信される。遠隔装置2において,上記補正要素値は,デジタル遠隔装置回路20の一部を形成するメモリのような,より恒久的な態様(a more permanent manner)で記憶させることができる。
上記補正要素値は,図2に示す入出力バッファ8を用いて補聴器1のディジタル処理手段によって生成することができる。上記入出力バッファ8は,アンテナ9および送受信機10を介して,遠隔ユニット2からデータストリーム(a stream of data)を受信する。上記データストリームは遠隔装置2からの送信として受信されるので,上記データストリームは遠隔装置2の外部タイムベースに基づくものとなり,したがってこのタイムベースを反映するレートのもとで(at a rate reflecting this time base),入出力バッファ8に読み込まれる。他方,上記データストリームは,補聴器1の第1の内部タイム・ベースを反映するレートのもとで上記入出力バッファ8から読み出される。入出力バッファ8から内容(content)を読み出すときのレートを調整する入出力バッファ制御ユニット11を,好ましくはデジタル・プロセッサ16中に実装して設け,たとえばバッファ・オーバーフローを防止し,かつその結果として,特に上記偏差を検出してかつ探知する(detect and keep track)ように,上記読出しレートを調整する。検出された偏差に基づいて,入出力制御ユニット11は,補正要素メモリ12に,対応する補正要素値を記憶することができる。上記補正要素値メモリ12から上記補正要素値が読出され,上記入出力バッファ8,送受信機10およびアンテナ9を介して遠隔装置12に送信される。上記補正要素メモリ12および入出力バッファ8はRAMチップのような別々のメモリ装置17として設けてもよいし,ディジタル・プロセッサ16の一部に統合させてもよい。上記補正要素値は,遠隔ユニット2において上記遠隔装置アンテナ21および遠隔装置送受信機22によって受信され,ディジタル遠隔装置回路20において用いられる。
図3を参照して,補聴器1における通知の保存および発行の好ましいやり方が示されている。
ボックス100においてスタートし,発行されるべき通知までの時間が確立される。これは,単に,発行されるべき通知の前の,経過時間,たとえば所望の通知までの時,分および秒の特定数値を遠隔装置においてキー入力することによって行うことができ,たとえばお茶をわかすポットのリマインダとしての5分のようなものである。これに代えて,イベントについての日,時,分および秒といったカレンダー情報を入力させるようにしてもよく,対応する経過時間を,遠隔装置2のデジタル遠隔装置回路20の一部として形成されるデジタル・プロセッサによって計算させてもよい。
通知についての時間が決定すると,ボックス101において,補聴器1から上記補正要素値が引き出される(retrieve)。
ボックス100において決定された通知についての時間およびボックス101において引き出された上記補正要素値に基づいて,第1のタイムベースのもとで表される通知までの持続期間を表すデータ形式の結果(a result in the form of data representing a duration until notification)が,たとえば,通知に対する所望時間に対応する第1のタイムベースの多数のクロック・サイクル(周期)として,ボックス102において計算される。
ボックス103において,上記計算結果を表すデータが,遠隔装置2から補聴器1に送信される。
ボックス104において,上記計算結果を表すデータ,すなわち上記通知を発生すべき所定の通知時を示すデータが,図2に示すように,好ましくはデクリメントされるカウンタ13のスタート値の設定によって,記憶される。
ボックス104におけるカウンタ13の設定の後,ボックス105において,ゼロに達するまでカウンタが自動的にデクリメントされる。
再び図2を参照して,ゼロに達すると,通知手段14によって通知が発行される。通知手段14も,好ましくはデジタル・プロセッサの一部として実装される。
上記の点について,補聴器1におけるカウンタの実際の構造にもとづいて,通知時までの持続期間に対応する結果を,基本クロック周期の全数(フル・ナンバ)以外の他の多くのやり方によって表現できることを指摘しておかなければならない。これに関し,当業者であれば,基本クロック周波数に加えて,基本周波数から派生されるいくつかの他のより低い周波数を,一般に補聴器1において利用できることに気づくであろう。すなわち,デクリメントされるべきカウンタに送信されかつ記憶される値は,基本クロック周期の適切な分数(suitable fraction)とすることができる。カウンタ13に格納されるべき,より低い数または値として,これらのより低い周波数のいずれかを使用することができ,これによりカウントおよび記憶のための資源(リソース)が省資源化される。このように適合された補聴器1は,その結果,対応する数のクロック周期が経過するたびに格納値を減少させるだけとなる。
補聴器1におけるこのようなカウンタ13の確立,または今のところより好ましいが,補聴器1において同時に複数の通知を記憶しかつ追跡しつづけるための適切な数のカウンタ(複数)は,ディジタル信号プロセッサ16への実装が非常に簡単である。
現在のところ,第1のタイムベースにもとづいて表される,通知までの持続期間を表すデータの形式を算出するのが好ましいが,外部タイムベースの使用も可能であることを指摘しておかなければならない。その場合,上記補正要素値が補聴器内に記憶され,外部タイムベースにもとづいて表される,通知までの持続期間に対応するデータ結果が,補聴器に送信されかつ記憶されて,デクリメントされるカウンタ13の基礎となる。しかしながら,カウンタを単にデクリメントするよりも,続いて偏差を補うために補聴器1の処理能力の使用が必要となるので,これは好ましさに劣る(less preferred)。
さらに,いくらか好ましい実施例では,補聴器1それ自体が,カレンダーのような絶対基準時(absolute time reference)を含み,上記補正要素値および第1のタイムベースを用いて,たとえば,年,月,日,時間,分および秒に関して現在時刻を計時する(keeping track of the current time)。この場合,カレンダー・データを補聴器1に送信することができ,かつ上記メモリに記憶することができる。この場合には,いくつかの通知時(several notification times)を,対応する数のカウンタを用いることなく,記憶させかつモニタすることができる。しかしながら,これは,補聴器においてより多くの資源を必要とするので,好ましさに劣る。
さらに好ましい実施例では,補聴器1はメッセージ記憶手段15を備え,ここには単語(words)を含む一または複数の可聴メッセージ(audible messages)を記憶させることができる。したがって,第1のタイムベースのもとで表される,通知までの持続期間を表すデータの形式を持つ結果が算出されて送信されるとき,上記メッセージ記憶手段15に記憶されるべきその通知の性質についての明瞭な情報を含むメッセージも,記憶させることができる。メッセージ記憶手段15のメッセージ(複数)もあらかじめ記憶させておくことができ,この場合はどのメッセージが通知に関連しているかを示す情報だけが送信に必要とされる。
通知手段14が通知を発行するとき,メッセージがメッセージ記憶手段15から引き出され,ユーザに向けて再生される。ユーザの注意を促すために,ビープ音のような,メッセージの前兆(precursor)も,再生または発生させるようにしてもよい。
上述したように,遠隔装置は,無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)接続を備えてもよく,WLAN5が利用可能な場合はコンピュータ7に接続可能となる。コンピュータ7への接続は,いくつかの異なる目的のために用いることができる。コンピュータ7はカレンダー・ソフトウエアを起動することができ,そこでユーザは通知(複数)に関連するカレンダー・イベントを記憶することができる。その後,これらをWLAN5および遠隔装置2を介して補聴器1に送信することができる。コンピュータ7は,そうでなければ遠隔ユニット2によって実行される計算機能を,引き継ぐ(take over)こともできる。その後,図3のボックス102を参照して,第1のタイムベースのもとで表される通知までの持続期間を表すデータの形式を持つ結果が計算され,この結果が補聴器1に送信され,カウンタ13に記憶される。カレンダー機能が遠隔装置2に実装されている場合には,コンピュータ7は,インターネット時間,すなわちインターネットからダウンロードされる時間情報のような正確な基準日時を用いて,遠隔ユニット2の時刻設定を同期するために用いることもできる。さらに,コンピュータ7は,メッセージ・メモリにおける保存のために補聴器1へ適切なメッセージの記録,保存または送信に用いることもでき,これによって通知に基づいて補聴器1によってユーザに可聴音を表すことができる。しかしながら,当業者であれば,これらは,コンピュータがこの発明の文脈において役立つ例示にすぎないことを理解しよう。

Claims (15)

  1. 少なくとも一の所定の通知時に,補聴器を装着した補聴器ユーザに通知を発行するように構成されている補聴器であって,
    デジタル・プロセッサを含むデジタル回路,
    上記補聴器の上記デジタル回路のための第1のタイムベースを生成する手段,
    通知を発生すべき少なくとも一のタイム・リミットに対応するデータを記憶するデジタル記憶手段,
    上記第1のタイムベースおよび第2の外部タイムベースの間の相対差を示す補正要素値を記憶するデジタル記憶手段,ならびに
    上記所定の通知時を示すデータ,上記第1のタイムベースおよび上記補正要素値に基づいて,上記所定の通知時に到達した時および上記通知を発行する時を決定する手段,
    を備えた補聴器。
  2. 通知を発生すべき少なくとも一のタイム・リミットに対応するデータを記憶する上記デジタル記憶手段は,上記データが記憶された時から上記通知を発生すべき時までの持続期間を示すデータを記憶するように構成されている,請求項1に記載の補聴器。
  3. 上記補聴器は,上記第1のタイムベースに基づいて絶対基準時を保持する手段を備え,
    通知を発生すべき少なくとも一のタイム・リミットに対応するデータを記憶する上記デジタル記憶手段は,上記絶対基準時に関する時間値を記憶するように構成されている,請求項1または2に記載の補聴器。
  4. 上記所定の通知時を示すデータおよび上記補正要素値の少なくとも一つを,遠隔装置から受信する受信手段を備えている,請求項1から3のいずれか一項に記載の補聴器。
  5. 上記受信手段は無線受信するように構成されている,請求項4に記載の補聴器。
  6. 可聴単語を含む通知を発行する手段をさらに備えている,請求項1から5のいずれか一項に記載の補聴器。
  7. 少なくとも一の所定の通知時に,補聴器を装着した補聴器ユーザに通知を発行する方法であって,
    上記補聴器中に,上記通知を発生すべき上記所定の通知時を表すデータを記憶し,
    上記補聴器中に,上記所定の通知時に到達した時を決定するための第1のタイムベースを設け,
    第2の外部タイムベースを設け,
    上記第1のタイムベースおよび上記第2のタイムベースとの間の相対差を示す補正要素値を確立し,
    上記所定の通知時を示すデータ,上記第1のタイムベースおよび上記補正要素値に基づいて,上記所定の通知時に到達した時および上記通知を発行する時を決定する,
    方法。
  8. 上記補正要素値が上記補聴器に記憶されている,請求項7に記載の方法。
  9. 上記所定の通知時を示すデータは,上記データが記憶された時から上記通知を発生すべき時までの持続期間を示す,請求項7または8に記載の方法。
  10. 上記所定の通知時を示すデータは,上記データが記憶された時から上記通知を発生すべき時までの持続期間を示し,
    上記所定の通知時を示すデータは,上記補正要素値を用いて補正された後に上記補聴器に記憶される,請求項7に記載の方法。
  11. 上記所定の通知時を示すデータは,上記第1のタイムベースに基づく絶対基準時に関する時間値を示す,請求項7または8のいずれか一項に記載の方法。
  12. 上記所定の通知時を示すデータおよび上記補正要素値の少なくともいずれか一つは,上記遠隔装置から上記補聴器に送信される,請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 上記第2のタイムベースは上記遠隔装置内において生成される,請求項12に記載の方法。
  14. 上記送信は無線である,請求項12または13に記載の方法。
  15. 上記通知は可聴単語を含む,請求項7から14のいずれか一項に記載の方法。
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