JP2010527160A - マイクロリソグラフィ用投影対物器械及び投影露光装置 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図2
Description
本発明は、更に、そのような投影対物器械を含むマイクロリソグラフィのための投影露光装置に関する。
冒頭で示した種類の投影対物器械は、微細構造化構成要素の加工のための半導体マイクロリソグラフィにおいて、例えば、パターンが設けられた物体(レチクル)をウェーハ上に結像するのに用いられる。この場合、物体及びウェーハは、それぞれ、投影対物器械の対物面及び像平面に配置される。ウェーハには、感光層が設けられ、投影対物器械を通過する光を用いた感光層の露光時に、物体のパターンが、ウェーハの感光層へと転写される。場合によっては複数回の露光及びその後の感光層の現像の後に、望ましい構造がウェーハ上に現れる。
冒頭で引用したUS6、600、608B1から公知である反射屈折投影対物器械は、共通の直線光軸上に位置する複数のレンズ及びミラーを有する。これらの光学要素は、投影対物器械の有用光の光伝播方向に見て屈折光学性、反射屈折光学性、及び屈折光学性である3つのサブアセンブリで配置される。反射屈折サブアセンブリのミラーの各々は、ミラー上に入射する光ビームが通過することができる開口部を有する。ミラー表面は、ミラー表面上に入射する光ビームが表面に対するそれらの衝突角に従って反射されるような光反射方式で構成される。
公知の投影対物器械の場合は、結像品質は、迷光、又は偽光又はいわゆる「ゴースト像」の発生によって劣化する場合がある。迷光は、反射屈折投影対物器械の場合に、例えば、光学要素の表面において望ましくない方式で反射された光ビームが、投影対物器械のミラーのうちの1つの上に後ろ向きに衝突し、ミラー基板を通過し、反射ミラー表面において反射されるという事実によって発生する。これらの反射光ビームは、有用光の「正規」の光伝播方向に見て進行する光ビームと混合し合い、感光ウェーハ上へのパターンの結像を劣化させる。
更に別の欠点は、投影対物器械内のシールドの存在が、多くの場合に構造的に複雑な幾何学形状及びシールドの位置決めされに起因して生じる投影対物器械に対する高い生産コストを必要とすることである。多くの場合に、迷光が高い程度で発生する領域は、公知の投影対物器械が作動中になるまでは判明しないので、シールドの実施は、多くの場合にその後にのみ可能であり、これは、更に、公知の投影対物器械の運転休止期間をもたらす可能性がある。
更に別の欠点は、シールドの最適な吸収効果が、多くの場合にシールドの位置調節又は傾斜を用いてのみ達成されるということである。公知の投影対物器械におけるシールド位置のそのような変更は十分な空間を必要とし、同じく達成することが構造的に非常に複雑である。この目的のために、シールドは、例えば、その位置調節又は傾斜を引き起こすアクチュエータを有する必要があり、それによって投影対物器械の生産コストは更に増大する。
本発明による投影露光装置の本発明による投影対物器械は、反射屈折のものであり、有用光の光伝播方向に少なくとも1つの反射要素の下流の共通直線光軸上に位置する複数の光学要素を有する。本発明による投影対物器械の反射要素は、光ビームが通過することができる少なくとも1つの開口部が設けられた基板を有する。更に、反射要素は、反射要素上に後ろ向きに衝突する迷光を抑制するか又は少なくとも低減する材料から少なくとも部分的に作られる。本発明によると、反射要素上に「後ろ向き」に衝突する迷光は、像平面から対物面への方向に進み、すなわち、有用光の光伝播方向とは反対に伝播し、反射要素上に任意の角度で入射する光ビームを意味すると理解すべきである。迷光に寄与するこれらの光ビームは、例えば、基板の背面上に衝突するか又はそうでなければ例えば基板の開口部を少なくとも部分的に通過し、反射要素基板の中に光軸に対して傾斜して貫通することができる。迷光抑制は、特に、迷光が、反射要素の反射面上に衝突し、像平面へと散乱して戻されることを防止する。従って、有利な態様においては、反射要素に対する材料の選択は、従来技術で公知のこの機能を満たすシールドのような追加要素を投影対物器械内に設ける必要がないので、達成することが特に簡単な迷光低減を可能にする。その結果、この種の迷光抑制は、全ての反射屈折投影対物器械において、その光学要素の間の距離とは関係なく用いることができる。
迷光抑制に向けての反射要素の使用が、投影対物器械を通過する光ビームの制限を引き起こさず、それによってウェーハが常に完全に露光されることは更に有利である。
この手段は、反射要素の本体、すなわち、基板自体が迷光抑制に向けて利用され、それによって基板に対する材料選択のみを考慮するだけでよく、反射要素上にいかなる付加的な構造手段も実施する必要がないので、有利な態様においては、反射要素の製造が特に簡単であるという効果を有する。反射要素の基板は、完全に又は部分的に、すなわち、部分領域内で迷光抑制材料から作ることができる。
有利な態様においては、この手段は、迷光抑制層の領域内での広域迷光抑制を可能にする。層は、例えば、反射要素の基板寸法が大きく増大せず、反射要素が不要に空間を要さないように肉薄に作ることができる。更に、迷光抑制層は、望ましい基板寸法に沿って生産工程中に付加することができるので、反射要素は、特に簡単に費用効果的に生産することができる。
この手段は、反射要素の基板上に後ろ向きに衝突する迷光が、この層によって既に無効にされているので、基板の光反射面に届かなくなるという効果を有する。有利な態様においては、それによって最適な迷光抑制が生じ、それと同時に、通過する迷光の結果として起こり得る基板に対するビーム損傷が可能な限り回避される。更に、迷光抑制層が、有用光の光伝播方向に見て反射面の下に配置されるので、対物面から像平面への投影対物器械内の光伝播は低下しない。
この手段は、反射要素の基板の背面を通じて任意の方向から反射面に至るまで通過する迷光だけでなく、開口部に隣接する反射要素の側壁を通じて反射要素の中に貫通する迷光も抑制されるという効果を有し、有利な態様においては、それによって更に一層有効な迷光抑制が達成される。
この手段は、有利な態様においては、迷光抑制層がミラー表面全体に沿って配置され、その結果、後ろ向きに衝突するいかなる迷光も、反射要素の反射面に至るまでには通過することができないので、更に一層有効な迷光抑制を可能にする。更に、迷光抑制層は、被覆すべきでない基板の中間領域を覆う必要なく、生産工程中に基板範囲全体に沿って付加することができるので、反射要素の生産は特に簡単で費用効果的である。
この手段は、例えば、開口部を通過し、基板の側壁を通じて光軸に対して傾斜して基板の中に貫通する迷光が吸収されるという効果を有する。有利な態様においては、上述の結果として反射要素の迷光抑制は、更に高まる。層は、開口部の範囲全体に沿った基板の側壁、又は基板側壁の部分領域内だけに配置することができる。
この手段は、反射要素上に後ろ向きに衝突する迷光が、反射要素のマウントにおいて既に実質的に抑制されており、それによって反射要素の基板が、望ましくない放射線吸収からより良好に保護されるという利点を有する。マウントの材料及び幾何学形状は、それぞれの最適な迷光抑制要件に適応させることができる。マウントは、例えば、完全に迷光抑制材料から作ることができ、又は迷光抑制材料から作られた部分領域のみを有することができる。
この手段は、コーティングを反射要素の標準マウントに付加することができるので、迷光抑制が、特に費用効果的で容易に達成されるという利点を有する。コーティングは、例えば、マウントの基板に対面する正面上、又はマウントの背面上に付加することができる。
この手段は、有利な態様においては、反射要素の背面上に衝突する迷光が吸収され、いかなる迷光も像平面の方向に反射されないので、迷光抑制において特に有効な可能性をもたらす。迷光抑制材料の吸収効果は、例えば、投影対物器械を通過する光ビームのそれぞれの波長に適応させることができる。
投影対物器械の更に好ましい改良では、光吸収材料は、Zerodurである。
Zerodurは、小さい膨張係数しか持たないので、反射要素の基板における光吸収材料としてのZerodurの使用は、その材料特性に起因して特に有利である。更に、この材料は、特に均質であり、反射要素の生産を特に簡単な方式で達成することができる。
この手段は、入射光ビームの全方向における無指向性光散乱によって得られ、その結果、有利な態様においては、像平面に対する迷光のいかなる感知可能な後方散乱も発生しないという効果を有する。
投影対物器械の更に好ましい改良では、迷光抑制材料は、金属である。
有利な態様においては、マウントにおけるマウント材料又はコーティング材料としての金属の使用は、迷光軽減のための特に費用効果的な手段である。金属は、有用光の光伝播方向に反射要素の下流から反射要素に反射して戻される光が、この要素の反射面に到達するのを阻止する。
本発明は、非掩蔽結像システムを形成する光学要素を有する投影対物器械の精緻化の場合に特に有利である。好ましくは、そのような投影対物器械は、開口部が設けられた2つのミラーを有し、その反射面は、互いに対面している。そのような場合には、有用光は、ミラーの開口部の片側にあるそれぞれのミラー区画のみを用いる。特に、この投影対物器械は、好ましくは、光軸を含まない軸外物体視野を軸外像視野上に結像する光学要素を有するものである。
有用光の光伝播の方向に見て、幾何学形状的に最後の反射要素の下流かつ像平面の上流に複数の屈折要素を有し、迷光が、屈折要素の少なくとも1つが有する表面の少なくとも1つ、特に、光伝播方向に見て最後の屈折要素の前面における少なくとも1回の反射によって生成される投影対物器械の場合には、投影対物器械の結像特性における特に有効な改善を有用光の伝播方向に見て最初のミラー、すなわち、幾何学形状的に像平面に最も近いミラーにおける迷光比率の低下による迷光抑制のための手段によって達成することができる。
更に、照明システム及び上述の構成のうちの1つ又はそれよりも多くによる投影対物器械を有する投影露光装置を提供する。
上述の特徴及び更に下記に説明することは、指定する組合せに用いることができるのみならず、本発明の範囲から逸脱することなく、他の組合せ又はそれら自体で用いることができることは言うまでもない。
一部の選択した例示的な実施形態に基づいて、添付図面を併用しながら本発明を以下でより詳細に説明かつ解説する。
投影露光装置10は、光源12及び照明光学ユニット14を含む照明システム11、更に投影対物器械16を有する。投影対物器械16は、対物面Oに配置され、パターンが設けられた物体18を投影対物器械16の像平面Bに配置された感光ウェーハ20上に結像するように機能する。物体18及びウェーハ20は、投影露光装置10の作動中にそれぞれリテーナ22及びホルダ24内に挿入される。光源12によって生成され、照明光学ユニット14を通じて誘導される光ビーム26は、物体18のパターンを通過し、有用光の光伝播方向に見て対物面Oから像平面Bに向って投影対物器械16を通じて進み、それによって物体18のパターンを像平面Bに配置されたウェーハ20に転写する。
投影対物器械16の光学要素28は、3つのサブアセンブリG1、G2、及びG3へと再分割される。光伝播方向に見て第1及び第3のサブアセンブリG1及びG3は、屈折光学性のものであり、レンズ36しか持たない。中間の反射屈折サブアセンブリG2は、2つのミラー34a、b、並びにミラー34aと34bの間に2つのレンズ36a、bを有する。
迷光抑制材料は、低い膨張係数を有するZerodurから形成することができる。これは、特に、光源12による投影対物器械16の集中照明の場合に有利である。更に、この材料は、ミラー製造中に容易に処理することができるように特に均質である。
また、マウント44は、迷光抑制材料から作られる部分領域60、すなわち、図3Bに例示している2つの部分領域60a、bを有することができる。この部分領域60a、bは、マウント44の例えばそうでなければ迷光42が好ましく衝突する光透過マウント材料の領域内に封入することができる。図3bでは、部分領域60a、bは、ミラー半体50a内に置かれ、その一方でミラー半体50bは、透過材料のみから形成される。
投影対物器械16’の場合には、図2の投影対物器械16の構成要素と同等又は同一の構成要素には、図2におけるものと同じ参照符号に’を補足して付与している。
光学要素28’は、対物面Oと像平面Bの間に配置される。
図2の投影対物器械16の光学要素28は、掩蔽結像システムを形成するのに対して、図4a)による投影対物器械16’は、非掩蔽結像システムを形成する。
光伝播方向に見ると、ミラー34’bは、第1のミラーであり、ミラー34’aは、第2のミラーであり、第1のミラー34’bは、像平面Bに対面し、ミラー34’aよりも像平面Bに幾何学形状的に近い。
第1のミラー34’bと像平面Bの間には、合計で11個のレンズ36’が配置され、最後のレンズに、参照符号36’lを付与している。
32 屈折要素
B 像平面
O 対物面
X 共通直線光軸
Claims (20)
- 光ビーム(26)が通過することができる少なくとも1つの開口部(38b)を有する基板(37b)を有する少なくとも1つの反射要素(30b)と、少なくとも1つの屈折要素(32)とを有し、かつ有用光の光伝播方向に共通直線光軸(X)上で該少なくとも1つの反射要素(30b)の下流に位置する複数の光学要素(28)を含む、対物面(O)に配置された物体(18)を像平面(B)の感光ウェーハ(20)上に結像するためのマイクロリソグラフィのための投影対物器械(16)であって、
少なくとも1つの反射要素(30b)が、該反射要素(30b)上に後ろ向きに衝突する迷光(42)を抑制する材料から少なくとも部分的に作られる、
ことを特徴とする投影対物器械。 - 前記反射要素(30b)の前記基板(37b)は、前記迷光抑制材料から少なくとも部分的に作られることを特徴とする請求項1に記載の投影対物器械。
- 前記反射要素(30b)の前記基板(37b)は、前記迷光抑制材料から作られた層(48a、b)を少なくとも部分的に有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影対物器械。
- 前記層(48a、b)は、前記基板(37b)の反射面(40b)の下に配置されることを特徴とする請求項3に記載の投影対物器械。
- 前記層(48a、b)は、前記基板(37b)の前記反射面(40b)の直下に配置されることを特徴とする請求項4に記載の投影対物器械。
- 前記層(48a、b)は、前記基板(37b)の前記反射面(40b)の範囲全体に沿って配置されることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の投影対物器械。
- 前記層(48c)は、少なくとも部分的に前記基板(37b)の前記開口部(38b)に沿って配置されることを特徴とする請求項3に記載の投影対物器械。
- 前記反射要素(30b)は、少なくとも部分的に前記基板の背面(52)に配置されたマウント(44)を有し、
前記マウント(44)は、前記迷光抑制材料から少なくとも部分的に作られる、
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の投影対物器械。 - 前記マウント(44)は、前記迷光抑制材料から作られたコーティング(60)を少なくとも部分的に有することを特徴とする請求項8に記載の投影対物器械。
- 前記迷光抑制材料は、光吸収性であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の投影対物器械。
- 前記光吸収材料は、Zerodurであることを特徴とする請求項10に記載の投影対物器械。
- 前記迷光抑制材料は、無指向光散乱性であることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の投影対物器械。
- 前記迷光抑制材料は、金属であることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の投影対物器械。
- 前記少なくとも1つの反射要素(30b)は、ミラー(34b)であることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の投影対物器械。
- 前記光学要素(28’)は、非掩蔽結像システムを形成することを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の投影対物器械。
- 結像される前記物体視野は、前記対物面(O)に軸外方式で配置されて前記光軸を含まず、前記光学要素(28’)は、該軸外物体視野を前記像平面(B)の軸外像視野上に結像することを特徴とする請求項15に記載の投影対物器械。
- 屈折要素(32)のみが、前記有用光の前記光伝播方向に見て、前記反射要素(30’b)の下流かつ前記像平面(B)の上流に配置され、
前記迷光(42’)は、前記屈折要素(32’)の少なくとも1つの少なくとも1つの表面での少なくとも1回の反射(R)によって生成される、
ことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の投影対物器械。 - 前記迷光(42’)は、前記像平面(B)の上流の最後の屈折要素(36’l)の少なくとも1つの表面での少なくとも1回の反射(R1)によって生成されることを特徴とする請求項17に記載の投影対物器械。
- 前記迷光(42’)は、前記光伝播方向に見て、最後の反射要素(36’l)の前面での少なくとも1回の反射(R1)によって生成されることを特徴とする請求項18に記載の投影対物器械。
- 照明システム(11)と、
対物面(O)に配置された物体(18)を像平面(B)の感光ウェーハ(20)上に結像するための請求項1から請求項19のいずれか1項に記載の投影対物器械(16)と、
を含むことを特徴とする、マイクロリソグラフィのための投影露光装置。
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