JP2010526220A - 光拡散用格子 - Google Patents

光拡散用格子 Download PDF

Info

Publication number
JP2010526220A
JP2010526220A JP2010504797A JP2010504797A JP2010526220A JP 2010526220 A JP2010526220 A JP 2010526220A JP 2010504797 A JP2010504797 A JP 2010504797A JP 2010504797 A JP2010504797 A JP 2010504797A JP 2010526220 A JP2010526220 A JP 2010526220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elements
group
substrate
distance
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010504797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5612464B2 (ja
Inventor
メネス,ルディバン
ミュレ,ジャン−フィリップ
ラランヌ,フィリップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saint Gobain Glass France SAS
Original Assignee
Saint Gobain Glass France SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saint Gobain Glass France SAS filed Critical Saint Gobain Glass France SAS
Publication of JP2010526220A publication Critical patent/JP2010526220A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5612464B2 publication Critical patent/JP5612464B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D13/00Special arrangements or devices in connection with roof coverings; Protection against birds; Roof drainage; Sky-lights
    • E04D13/03Sky-lights; Domes; Ventilating sky-lights
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/02Diffusing elements; Afocal elements
    • G02B5/0273Diffusing elements; Afocal elements characterized by the use
    • G02B5/0278Diffusing elements; Afocal elements characterized by the use used in transmission
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/02Diffusing elements; Afocal elements
    • G02B5/0205Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties
    • G02B5/0252Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties using holographic or diffractive means
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/02Diffusing elements; Afocal elements
    • G02B5/0205Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties
    • G02B5/0257Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties creating an anisotropic diffusion characteristic, i.e. distributing output differently in two perpendicular axes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/02Diffusing elements; Afocal elements
    • G02B5/0205Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties
    • G02B5/0263Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties with positional variation of the diffusing properties, e.g. gradient or patterned diffuser
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/18Diffraction gratings
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/18Diffraction gratings
    • G02B5/1866Transmission gratings characterised by their structure, e.g. step profile, contours of substrate or grooves, pitch variations, materials

Abstract

本発明は、透明な基材に関連し、該基材は、基材の表面に、少なくとも200個のエレメントのラインからなる格子を含み、上記エレメントは、上記エレメントの屈折率とは異なる屈折率のドメインによって分離される。隣接する上記エレメントの重力の中心間の距離dは、上記格子の1つの端部から別の端部の間で非単調な方法で変化し、この結果、50個の連続する上記エレメントのグループにとって、上記グループ内の隣接する上記エレメントの重力の中心間の距離dは、上記グループ内の隣接する上記エレメントの重力の中心間の距離dの平均値dmよりも、少なくとも一旦は大きくなりおよび少なくとも一旦は小さくなり、上記dmは、75nmおよび200μmの間に存在する。上記基材は、昼光照明の適用において、直視方向の光には透明で、かつ虹色を発生させずに散乱させるように光を屈折させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部から到来する光を内部の要求される方向に、一般に天井の方向に方向変換させることができる要素(element)を備える建物用ガラス取付け材(glazing)の分野に関連する。このタイプのガラス取付け材は、可視の太陽光を屈折させて、一般に「昼光照明」用として適用される。
このタイプのガラス取付け材は、外光を内部で一層効率的に使用して人工の照明を節減することができる理由から、一般にエネルギー節減に貢献するものとして考えられる。
米国特許第5009484号の明細書は、レリーフ(relief)内の平行線からなる回折格子を含むガラス取付け材(glazing)の内容を示唆する。上記明細書は、格子が、色分離を生じさせる光回折を通常導くことを示唆する。この分離効果は、必ずしも必要ではない。この分離現象の範囲を制限するために、上記明細書は、3原色を垂直方向に並置し、しかも、現れる3原色の光線が、天井で再度混合されて無色の照射範囲を再生するように並置することを推奨する(図3参照)。連続する3つの格子は、異なる周期性を有し、この周期は、単調な方法で、かつ正確なオーダーに従って変化する。また、上記明細書は、連続する3つの格子を、単一の格子に置き換えることが可能であり、単一格子の周期性は、単一格子の一方の端部から別端まで単調な方法で変化することを示唆する。本願が示唆する解決方法は、虹色の形成を防ぐだけではなく、ある範囲内で有効となるものである。更に、本明細書において、解決のエレメントは、傾斜し、可能な限り変化し、かつ変化可能な深さを有することで、この深さが、広い領域で低コストでの工業上の生産を非常に難しくしている。
本発明は、表面格子に関連し、この格子は、光の種々の色からの明らかな分離を制限し、入射光と実質的に同一となる配色(一般に天井での配色)を持つ照明を導くようにして、屈折光による明らかな虹色が顕著にならないようにする。故に、入射光が、裸眼に対して無色のとき、出現する光も無色となる。屈折光は、格子の一次(一般に、格子は一次)において、また無色であることが要求される。何故なら、屈折光は、種々の分離された照明帯域を生成(光が天井に投影されたとき、天井で生成)する一方で、この照明帯域のいくつかは、思慮深く配置されないので、更には不快になる可能性があるからである。
本発明において、透明基材の表面上で、当該表面と平行に、少なくとも2つの屈折率R1およびR2が交互となる格子が生成され、該格子は、屈折率R2の線形の基本的ドメインによって分離される屈折率R1の線形の基本的エレメントと、屈折率R2の線形の基本的ドメインとによって交互となっており、基本的ドメインおよび基本的エレメントは、幾何学的に相互に補完される。上記基本的ドメインおよび上記基本的エレメントは、互いに適合しているので幾何学的に補完される。その理由は、複数の屈折率R2のドメインが、各エレメント間に存在する空間のすべてを満たすので、屈折率R1のエレメントを幾何学的に規定するだけで充分になるからである。エレメントの幾何学的内容は、重心、基材に平行な面内での幅L、隣接エレメント間での重心の相互距離d、およびエレメントの深さpによって規定される。
本発明の基材は、透明にすることができ、透明とは、対象物を、散乱または歪めること無く、観測者のどの視野角からも基材を介して鮮明に見ることができることを意味する。エレメントの幅は、実質的に格子に沿ってすべて一定のとき、直接視の透明性は、良好である。故に、本発明のラインの格子は、光を方向変換させる拡散効果を有している。格子を有する透明な基材は、好ましい方向(格子の一次)に、例えば天井の方向に入射光の一部を方向変換させる。同時に、入射光の残りを、屈折をさせないで通過させることができる(0次の格子)。本発明による透明な基材は、方向変換した光が、顕著に見えるような虹色を含まないように方向変換させる光拡散用格子を含む。一次内の透過光(方向変換の光)は、一方向に発生せず、角度のある広い範囲において発生する。これに反して、エレメントの幅Lが、実質的に一定のとき、方向変換されない光は、拡散されない。故に、0次内の透過光は、入射光線と同一の方向にて発生する。本発明の基材は、透明であり、観測者の直接視内において非拡散となる。
入射角度は何度であれ、光の一部分は、方向変換(すなわち屈折)される。格子は、屈折する光を分散させる。光の入射角度が、基材の垂直面および光の方向の間の角度(図2に示す角度θに対応)で規定されるとき、方向変換の光は、特に30度を超える入射角度の光にとって、全透過光(基材を通過する光)の10%から50%になる。故に、本発明は、太陽光線が、1年の間で少なくとも部分的に水平方向に30度以上の入射角を形成できるように地球上の緯度内に位置するプリズム内のガラス取り付け材(垂直に取り付け)の装備にとって、一層有用である。
本発明による20個のエレメントのグループを表面に備える透明基材の断面を示す図である。 本発明による基材3を通過する太陽光への効果を示す図である。 図2のデバイスにおける光の出現する角度に対する透過率の割合を示す図である。 本発明によるブロックを示す図である。
本発明により、隣接するエレメントの重力の中心間の距離dは、前記格子の1つの端部から別の端部の間で非単調な方法で変化する。用語「非単調」は、上記距離が、格子が1つの端部から別の端部まで進行するにつれて、単純に増加または減少することでないことを意味する。むしろ、上記距離dは、格子の1つの端部から別の端部まで通過するにつれて、より大きい値から、より小さい値へと交互に変化する。
従って、本発明は、すべての第1として、直視方向に透過できる基材について述べる。上記基材は、上記基材の表面に、少なくとも200個のエレメントのラインからなる格子を含み、上記エレメントは、上記エレメントの屈折率とは異なる屈折率のドメインによって分離されている。隣接する上記エレメントの重力の中心間の距離dは、上記格子の1つの端部から別の端部の間で非単調な方法で変化し、この結果、50個の連続する上記エレメントのどのグループにとっても、また、20個の連続する上記エレメントのどのグループにとっても上記グループ内の隣接する上記エレメントの重力の中心間の距離dは、前記グループ内の隣接する上記エレメントの重力の中心間の距離dの平均値dmよりも、少なくとも一旦は大きくなりおよび少なくとも一旦は小さくなり、上記dmは、75nmおよび200μmの間に存在する。故に、格子上で選択される、50個の連続エレメントまたは20個の連続エレメントのグループが何であれ、距離dは、このグループ内では一定でないことに気付くことができる。
好ましいことに、本発明による格子において、並置された同一のエレメントは、3個から15個のエレメントのブロックを形成し、また好ましくは3個から7個のエレメントのブロックを形成する。従って、ブロックは、エレメント間の同一距離、すなわち重心から重心までの同一距離によって特徴付けられる。ブロックを内側から開始して、エレメント間の距離が変化したとき、この距離の変化はブロックが分離されるときである。1つのブロックから別のブロックに直接通過することは可能であり、そのため、2つのブロックの接続部分にあるエレメントは、2つのブロックの部分を形成する。しかし、2つのブロック間の距離は、両方のブロックの互いのブロック内でのエレメント間の距離とは、また異なる可能性がある。この場合、2つのブロックに同時に属するエレメントは存在しない。好ましいことに、格子のエレメントの少なくとも80%、更に90%は、ブロックの部分を形成する。ブロックは、最小3個のエレメントと、最小3個のエレメント間での2つの同一間隔とを含む。n個のエレメントのブロックは、n−1個の間隔を含む。格子のエレメントの少なくとも80%は、3個から15個のエレメントからなるブロックの部分を形成するとき、このことは、格子内のあちこちに置かれた15個のエレメント以上の孤立したブロックが可能であることを意味する。15個のエレメント以上の孤立したブロックは、20個以上のエレメントを含むとき、このことは、50個の連続エレメントのグループにとって、概念の互換性があることになり、グループ内の隣接するエレメントの重力の中心間の距離dは、グループ内の隣接するエレメントの重力の中心間の距離dの平均値dmよりも、少なくとも一旦大きくなり、および少なくとも一旦小さくなる。
好ましいブロックの概念を考慮することで、格子の構造は、好ましく局部的に組織化される。この局部的な組織化の効果、および特に幅Lが一定である特徴の効果は、直視において拡散すること無く透明になることである。透明な基材は、基材での吸収特性が従来のガラス取付材の特性に近い基材として規定され、この基材を通して見る物体は、鮮明に見えるようになる。
格子は、一般に100,000個以上のエレメントを含み、更に一般には1,000,000個以上のエレメントを合計として含む。
連続エレメントのグループ(50個、または好ましくは20個)において、隣接するエレメント間の平均距離dmは、グループの隣接エレメントの重力の中心間dの距離の合計と、グループの隣接エレメントの重力の中心間の距離の数との比から規定される。
連続エレメントの50個若しくは好ましくは20個の1つのグループ、または、連続エレメントの50個のいずれかのグループ若しくは好ましくは20個のいずれかのグループ内において、dの変動は、一旦はdmより上を通過し、および一旦はdmより下を通過するときよりも大きくなることがある。実際、グループの1つの端部から別の端部に通過するとき、dは、グループ内の距離の平均距離dmよりも、少なくとも2回は大きくなり、および少なくとも2回は小さくなることができ、dがdmより大きくなる上記2回の箇所は、dがdmより小さくなる箇所で一旦離れ、およびdがdmより小さくなる上記2回の箇所は、dがdmより大きくなる箇所で一旦離れる。この交互の発生回数は、さらに増やすことが可能である。
連続エレメントの50個のグループまたは好ましくは20個のグループにおいて、dは、グループのdm周辺で変動し、少なくとも値yまでdmから少なくとも2回は離れる。すなわちdは、少なくとも一旦はdm+yより上になり、および少なくとも一旦はdm−yより下になるように変動する。上記値yは、屈折させるのに望ましい周波数に依存する。値yは、一般に少なくとも5%dmであり、より一般には、yは、少なくとも10%dmであると言うことができる。
値dは、dm周辺で変化し、一般にはdm+xおよびdm−xの範囲内に留まり、この値xは、屈折させるのに望ましい周波数に依存する。xは、一般に高々50%dmであり、より一般には、xは、高々20%dmである。
格子の連続エレメントの50個または好ましくは20個のグループが、何であれ、グループのための値dmは、屈折させるのに望ましい周波数のオーダーの値を有する。
光の放射線は、実質的に以下の波長を有している。
紫外線:150nm〜400nm
可視線:400nm〜800nm
赤外線:800nm〜100μm
50個または好ましくは20個の連続するエレメントのグループが何であろうと、dmの値は、屈折が要求される波長の1/2倍から2倍の間で選択される。従って、値dmは、常に75nmから200μmまでの間に存在する。一般に、50個または好ましくは20個の連続するエレメントのグループが何であろうと、dmは、100nmから20μmまでの間に存在する。
可視光が屈折を要求されるとき、dmは、好ましくは200nmから600nmまでの範囲内で選択され、さらに好ましくは300nmから500nmまでの範囲内で選択される。可視光を屈折させるために、dmは、好ましくは200nmを超えるかまたは等しく、更には300nmを超えるかまたは等しくすることである。可視光を屈折させるために、dmは、好ましくは600nmに未満かまたは等しく、更には500nmに未満かまたは等しく、一層好ましいことには450nmに未満かまたは等しくすることである。dmが、余りにも高いとき、特に500nmを超えるとき、非屈折の透過光は、強度が弱くなり、加えて、格子の高次元が現れると、この出現により、あらゆる箇所で屈折光の強度が弱くなることを意味する。
エレメントが、傾斜することを除外しているわけではないが、エレメントは、一般に非傾斜(当業者は「ブレーズド(blazed)」と呼ぶ)であって、換言すると、エレメントは、基材に垂直な直線に対して対称で、エレメントの重心を通過する。
DMが、すべての格子(エレメントが50個または20個だけに限定されない)の値dの平均値を表すとき、例えば、格子の1つの端部から別の端部に通過するとき、dの変動は、値DM周辺の正弦波形を追従するように決定することができる。しかし、この変動は、不規則にすることができる。この場合、DM周辺の値dの分布を表現する曲線は、ガウス曲線のタイプとなる。この場合、格子に周期性は無くなる。値DMは、屈折が要求される波長の1/2倍から2倍の間で選択される。従って、値DMは、常に75nmから200μmまでの間に存在し、また一般に、100nmから20μmまでの間に存在する。図に示したように、エレメントは、好ましくはブロック内にグループ化される。
Lは、好ましくは全部の格子にとって、一定または実質的に一定である。しかし、Lは、平均値Lmの周辺で変化することができ、この変化は、好ましくはLmの50%未満である。故に、幅Lの変化は、0.5Lmおよび1.5Lmの間で変化することができる。格子内でLが変化すればする程に、直視方向の透過性(後述)の損失が大きくなる。一般に、エレメントの幅Lmは、0.1DMから0.9DMまで拡がる範囲内で選択され、更に好ましくは0.4DMから0.6DMまで拡がる範囲内で選択される。エレメントの幅Lは、重心の領域内での幅として規定される。エレメントは、一般に平行六面体である。実際、この世に完全と言うことは無いので、上記平行六面体は、多少丸いコーナー(凹面および凸面)を有する可能性がある。
一般に、エレメントの深さは、すべての格子にとって一定である。一般に、エレメントでの幅Lの深さに対する比は、0.2から5までの範囲内にあって、また好ましくは0.4から2までの範囲内にある。一般に、エレメントでの幅Lの深さに対する比は、すべての格子にとって一定である。
1つの直線が、エレメントの重力の中心を通過しながら、基材に平行して追従するとき、この直線は、エレメントの屈折率R1、およびエレメント間のドメインの屈折率R2を連続して通過することになる。具体的には、エレメントを、ガラスにすることができ、ドメインを、空気にすることができる。この場合、ガラス内の突起部分が、ガラス基材の表面上にあるエレメントとして製作される。空気が、エレメントと、自然に構成されたドメインとの間の空間を満たすことになる。このとき、屈折率R1は、ガラスの屈折率で、例えば1.5であり、屈折率R2は、空気の屈折率で、すなわち1である。この実施例において、エレメントは、基材の表面にあるレリーフ内に製作される。しかし、エレメントからドメインへの通過は、レリーフ内の部分に相当しない屈折率での変化に対応させることが可能である。実際には、屈折率の変化は、表面での接触が滑らかな方法で、1つ材質を別の材質内に瓦状に重ねるようにして2つの異なる材質から構成することができる。このような交互になる材質を製作することは、具体的には、イオン交換技術、または光屈折効果および電気光学効果をベースとした技術によって可能である。
同一の格子内で、全てのエレメントは、一般に同一の屈折率を有し、全てのドメインは、一般に同一の屈折率を有する。エレメントおよびドメインの屈折率は、1から2.2までに拡大させることができる。一般に、エレメントは、1.1から1.8までの範囲内の屈折率を有することができる。一般に、ドメインは、1から1.5までの範囲内の屈折率を有することができる。
上記2つの屈折率(エレメントおよびドメインの屈折率)の相違は、一般に0.02から1.5までの間にすることができる。
一般に、ドメインが空気のとき、エレメントは、ドメインの屈折率よりも大きい屈折率を有することになる。
ガラス取付け材は、本質的に建物に取り付けるものなので、ガラス取付け材を構成する材料(基材、および可能な限り基材に付加できる部品)は、要求の透明性を満足する範囲内で選択される。
本発明による格子は、具体的には昼光照明の応用に役立つものである。この場合、一般に格子は、ガラス取付け材の垂直方向の品目の上に配置され、この結果、エレメントのラインは、水平方向になる。エレメントのラインが斜めになることを排除する必要はない。格子は、一般にガラス取付け材の少なくとも10cmの高さを占め、更に一般には、ガラス取付け材の少なくとも20cmの高さを占め、更に一般には、ガラス取付け材の全体幅をも占める。
本発明による格子は、一般に次の技術によって製作される。すなわち、エンボス加工、フォトリソグラフィー、輸送(transfer)、イオン交換、光屈折効果または電気光学効果によって製作される。
第1の方法は、ガラスから製作される特定なものとして、透明シート(基材)に付加したゾルゲル層またはポリマーをエンボス加工することを含む。エンボス加工は、構造化用エレメントとの接触によって生成される塑性変形または粘塑性変形のことであり、この構造化用エレメントとは、例えばローラーであって、ローラーには圧力がいっせいに加わる。使用可能なゾルゲル層とは、一般に鉱物酸化物の先駆物質の液体層であって、Si2、Al23、Ti2等であり、例えばこれらを水とアルコールとの混合液内で溶解させる。上記ゾルゲル層を、補助的加熱手段を使用するかまたは不使用しないで、乾燥により硬化させる。Si2の先駆物質は、言及すれば、テトラエトキシシラン(TEOS)またはメチルトリエトキシシラン(MTEOS)から製作することができる。有機機能グループは、上記先駆物質に含むことができ、さらに最終的にシリカを得ることができる。一例として、フルオロシランは、疎水性コーティングを得るためのものとして欧州特許第799873号明細書内に記載されている。エンボス加工は、以下のポリマー層の上で実施することができる。
ポリエチレン・テレフタレート(PET)、
ポリスチレン、
ポリアクリル塩酸で、例えば、ポリメチル・メタクリレート、ポリアクリル酸ブチル、ポリメタクリル酸、ポリ(2−メタクリル酸ヒドロキシエチル)、およびそれらの共重合体、
ポリエポキシ(meth)アクリレート、
ポリウレタン(meth)アクリレート、
ポリイミドで、例えば、ポリメチルグルタルイミド(polymethylglutarimide)、
ポリビニル・エーテル、
ポリビスベンゾチクロブテネス(polybisbenzocyclobutenes)、他
上記を、単独またはいくつかの共重合体若しくは混合体として使用する。
いくつかのケースにおいて、エンボス加工に、エッチング加工が追従されることがある。エンボス加工されたゾルゲル層またはポリマー層は、最初に、レリーフ内の上記エレメントの深部で、下部にある透明シートの材質が再び現れるまでエッチングされ、次に上位部分がエッチングされ、上位部分がある限り徐々にエッチングされる。こうして、エッチング終了時に得られる多少の不規則な表面は、追加されるゾルゲル層またはポリマー層内で完全に成形することができる。または、上記表面は、部分的にゾルゲル層等で成形し、および部分的に透明シートで成形する、さもなければ、上記表面は、透明シートで全体を成形することもできる。エッチング加工の条件は、得られた表面が、本発明の装置内の規定を満たす寸法でレリーフ内にエレメントを有するように調整するべきである。
エッチング方法として、言及すれば以下についてすることができる。
化学的エッチングで、酸による部分的なエッチング、
反応性イオン・エッチング(RIE)または反応性イオンビームエッチング(RIBE)、
プラズマまたは誘導結合プラズマ(ICP)エッチング、
エンボス加工の方法は、比較的大きなエリアについて実施するのに短時間処理を可能にし、適切なコストでの実施を可能にする。
本発明による格子の製作において、別の実施可能な方法として、フォトリソグラフィーが含まれる。一般に、この方法は、最初に第1層を含む透明基材を提供することにあり、第1層内に、レリーフ内エレメントを形成することができる。この第1層は、エンボス加工における追加のゾルゲル層またはポリマー層に相当する。更に、第1層は、これと同一の性質、具体的にはシリカと同一の性質にすることができる。この方法の第2のステップにおいて、フォトレジストからなる第2層が配置される。第2層は、標的放射への露光によって、所定の場所において除去される。従って、マスクが、フォトレジストの未処理部分が除去された後に、エッチングされる第1層の上になされる。そして、エッチングは、エンボス加工の追加ステップとの関連で上記に述べた同様な方法で発生させることになる。感光性樹脂の残留物すべてを、除去することができる。
本発明による格子製作ための別の方法は、ナノ構造の層の移動を含む。第1の支持部分に付着した層が、本発明によるデバイスを構築するために、第2の支持部分に付着される。この層は、プラスチックまたは類似材料で製作することができる。
使用可能な別の方法は、イオン交換をベースとしており、例えば、無機ガラス内のNa+イオンをAg+イオンで交換する。
最後になるが、光屈折効果を使用することも可能であり、光屈折効果において、変調された光が、物質(例えば、チタン酸バリウムの光屈折結晶)の屈折率での空間変調を誘導させることが可能である。また、磁界が、物質の屈折率に対して空間変調を誘導させる電気光学効果を使用することも可能である。
本発明による格子は、具体的には昼光照明の応用に役立つものである。この場合、一般に格子は、ガラス取付け材の垂直方向上に置かれ、この結果、エレメントのラインは、水平方向になる。格子は、一般にガラス取付け材の少なくとも10cmの高さを占め、更に一般には、ガラス取付け材の少なくとも20cmの高さを占め、更に一般には、ガラス取付け材の全体幅をも占め、かつガラス取付け材の上位部分を占める。
エレメントは、ガラス取付け材の表面上に配置することができ、ガラス取付け材の表面が入射光を受けるか、またはガラス取付け材の表面から光が現れる(ガラス表面を建物の内側に向けた場合)。
図1は、本発明による拡散格子を備えたセクション内の透明基材を示す。基材1は、その表面に、正方形断面の多数のエレメントmiによる平行線を含む。そして、各エレメントは、図1の垂直方向に、直線であり、かつ平行である(ガラス取付け材を備えた窓が配置されるとき、この方向は、一般に水平になる)。従って、各エレメントは、平行六面体であり、図1は断面のみを表示している。全エレメントは、同一の形状を有するが、隣接するエレメント間との距離は、変化することができる。これらエレメントは、屈折率R1を有する。これらエレメントは、空気で分離されており、この空気は、当該エレメント間にドメインを構成する。これら空気のドメインは、屈折率R2を有し、この屈折率の値は、通常ほぼ1である。点線2は、全エレメントの重力の中心を通過している。また、この点線は、エレメントと空気のドメインとを交互に通過し、この線上で格子の1つの端部から別の端部を通過するとき、屈折率R1および屈折率R2を交互に通過することになる。エレメントの重心は、もちろん基材から突出した物質の重心であり、換言すれば、該物質は、ラインAA’との関連で基材からの突起部分として生じており、物質の深さがエレメントの深さpである。一例として、距離d1を、エレメントm1およびm2間の距離として示す。20個の連続エレメントのグループを示し、隣接するエレメント間(miとmi+1の間)の距離diの中間値をdmとして表す。20個のエレメントのグループの上端部から離れ、別の同一グループの端部の方向に通過するとき、降下していくときには、最初のdは、dm以下になり、次にdはdmを超え、そして再びdm以下になり、再度dmを超える等のようになる。従って、隣接するエレメントにおける重力の中心間の距離は、dm周辺において変動する。
図2は、太陽光が基材3を通過するときの本発明による基材3の効果を示す。透明な基材3は、入射光の一部を、望ましい方向(図2の1次の光線5)に、例えば天井4の方向に方向変換させる。同時に、入射光の残り(図2の0次の光線6)を、屈折も散乱もさせないで通過させることができる。方向変換した光5は、拡散し、顕著に見えるような虹色を含んでいない。
図3は、図2のデバイスにおいて光の出現する角度の関数として通過光のパーセンテージを示している。1次内の透過は、θが−35度の周辺の単一方向では発生しておらず、θが−45度から−20度に変化する広範囲の角度において発生している。それどころか、方向変換されないで透過した光(図2の光線6)は、拡散していない。
0次での透過は、θ=40度の角度だけで発生している。故に、本発明による格子を備える基材は、透明で、かつ観測者の直視方向において非拡散の性質となっている。
図4は、ブロックの概念を表す。ブロックB1は、2つの距離間隔で分離された3個のエレメントを含む。ブロックが、ブロックB1の内側から分離するとき、すなわち、ブロックは、エレメント間の距離が異なる(図では、より大きくなる)と同時に、分離することになる。ブロックB2は、ブロックB1と同一である。ブロックB3は、6個のエレメントと5つの距離間隔を含む。エレメントmxは、ブロックB2およびB3が共有している。
実施例1(比較用)
シリカの360nmの薄い層を、サンゴバン・ガラス・フランス社(Saint-Gobain Glass France.)によって市場販売されている商品名「Planilux」のガラス取付け材の品目の上位部分を占める50cmにおいて、ソルゲル法によって配置する。当業者に既知の方法で、レリーフ内の線形エレメントの構造が、深さ360nmおよび幅200nmになるように、エンボス加工で製作する。エレメントは、フィルムの面に対して垂直である。エレメントの重力の中心間の分離距離は、格子の1つの端部から他の端部まで通過(すなわち、格子を50cmに亘って移動)するとき、300nmから500nmまでに徐々に移行する。ガラス取付け材は、外部壁の窓として配置される。ガラス取付け材は、外部から入射してきた光を天井の方向に方向変換させるが、虹色が見られる。
実施例2
実施手順は、実施例1と同一にしたが、ただし、重力の中心間の分離距離は、格子の50cmにおいてランダムな方法で300nmから5000nmまでの間で変化させた。虹色を示すものは観測されなかった。

Claims (25)

  1. 直視において透明であり、光を拡散させながら前記光を屈折させる基材であって、
    前記基材の表面に、少なくとも200個のエレメントのラインからなる格子であって、前記エレメントは、前記エレメントの屈折率とは異なる屈折率のドメインによって分離されている、格子を含み、
    隣接する前記エレメントの重力の中心間の距離dは、前記格子の1つの端部から別の端部の間で非単調な方法で変化し、この結果、50個の連続する前記エレメントのグループにとって、前記グループ内の隣接する前記エレメントの重力の中心間の距離dは、前記グループ内の隣接する前記エレメントの重力の中心間の距離dの平均値dmよりも、少なくとも一旦は大きくなりおよび少なくとも一旦は小さくなり、前記dmは、75nmおよび200μmの間に存在することを特徴とする、基材。
  2. 前記50個の連続エレメントのグループにとって、前記距離dは、少なくとも一旦はdm+yより上になり、および少なくとも一旦はdm−yより下になることで、前記グループ内の距離dの平均距離dmから外れ、前記yは、少なくとも5%dmであることを特徴とする、請求項1に記載の基材。
  3. 前記yは、少なくとも10%dmであることを特徴とする請求項2に記載の基材。
  4. 前記50個の連続エレメントのグループにとって、dは、dm+xおよびdm−xの範囲内に留まり、xは、高々50%dmであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の基材。
  5. 20個の連続エレメントのグループにとって、前記グループ内の隣接するエレメントの重心の中心間の距離dは、前記グループ内の隣接するエレメントの重心の中心間の距離dの平均距離dmよりも、少なくとも1旦は大きくなりおよび少なくとも1旦は小さくなり、前記dmは、75nmおよび200μmの間に存在することを特徴とする、請求項1に記載の基材。
  6. 前記20個の連続エレメントのグループにとって、前記距離dは、少なくとも一旦はdm+yより上になり、および少なくとも一旦はdm−yより下になることで、前記グループ内の距離dの平均距離dmから外れ、前記yは、少なくとも5%dmであることを特徴とする、請求項5に記載の基材。
  7. 前記yは、少なくとも10%dmであることを特徴とする請求項6に記載の基材。
  8. 前記20個の連続エレメントのグループにとって、dは、dm+xおよびdm−xの範囲内に留まり、xは、高々50%dmであることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載の基材。
  9. DMが、前記格子のすべてにとって、隣接するエレメントの重力の中心間の距離dの平均値を表すとき、エレメントの平均幅Lは、0.1DMから0.9DMまで拡がることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の基材。
  10. 前記格子の前記エレメントのすべてが、0.5Lmから1.5Lmまでの間の幅を有することを特徴とする、請求項9に記載の基材。
  11. 前記格子の前記エレメントの少なくとも80%は、ブロックを形成し、各ブロックは、一定のエレメント間隔で、3個から15個の並置された同一エレメントを含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の基材。
  12. 前記格子の前記エレメントの少なくとも90%は、ブロックを形成し、各ブロックは、一定のエレメント間隔で、3個から15個の並置された同一エレメントを含むことを特徴とする、請求項11に記載の基材。
  13. 各ブロックは、一定のエレメント間隔で、3個から7個の並置された同一エレメントを含むことを特徴とする、請求項11および12に記載の基材。
  14. 前記エレメントでの幅Lの深さに対する比が、0.2から5まで広がることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の基材。
  15. 前記エレメントでの幅Lの深さに対する比が、0.4から2まで広がることを特徴とする請求項14に記載の基材。
  16. 前記エレメントおよび前記ドメインの屈折率が、1から2.2までの範囲内で選択される請求項1〜15のいずれか1項に記載の基材。
  17. 前記dmが、500nmより小さいことを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の基材。
  18. 前記dmが、450nmより小さいかまたは等しいことを特徴とする請求項17に記載の基材。
  19. 前記dmが、200nmより大きいかまたは等しいことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の基材。
  20. 前記dmが、300nmより大きいかまたは等しいことを特徴とする請求項19に記載の基材。
  21. 30度より大きい入射角度を有する可視光を、透過光の10%から50%を屈折および拡散させ、非屈折の光は、拡散させないことを特徴とする、請求項1〜20のいずれか1項に記載の基材。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項に記載の基材を有する窓。
  23. 前記窓が、垂直に置かれ、太陽光にさらされる請求項22に記載の窓を有する建物。
  24. 建物を、1年の間で少なくとも部分的に、太陽光線が水平方向に30度以上の入射角を形成できる地球上の緯度内に置くことを特徴とする請求項23に記載の建物。
  25. 太陽光を天井に方向変換するために、請求項1〜21のいずれか1項に記載の基材を使用する方法。
JP2010504797A 2007-05-04 2008-04-16 光拡散用格子 Expired - Fee Related JP5612464B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0754877 2007-05-04
FR0754877A FR2915811B1 (fr) 2007-05-04 2007-05-04 Reseau diffusant la lumiere
PCT/FR2008/050677 WO2008145895A1 (fr) 2007-05-04 2008-04-16 Reseau diffusant la lumiere

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010526220A true JP2010526220A (ja) 2010-07-29
JP5612464B2 JP5612464B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=38812454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010504797A Expired - Fee Related JP5612464B2 (ja) 2007-05-04 2008-04-16 光拡散用格子

Country Status (10)

Country Link
US (1) US8218239B2 (ja)
EP (1) EP2142947B1 (ja)
JP (1) JP5612464B2 (ja)
KR (1) KR101509072B1 (ja)
CN (1) CN101675365B (ja)
ES (1) ES2655020T3 (ja)
FR (1) FR2915811B1 (ja)
HU (1) HUE038016T2 (ja)
PL (1) PL2142947T3 (ja)
WO (1) WO2008145895A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015118944A1 (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 日東電工株式会社 光学フィルム
JP2017021351A (ja) * 2011-03-30 2017-01-26 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ハイブリッド光方向転換及び光拡散構成体
JPWO2016185692A1 (ja) * 2015-05-21 2017-11-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 光学デバイス

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2938079B1 (fr) * 2008-11-04 2010-11-12 Saint Gobain Reseau comprenant des sous-reseaux a blocs de motifs diffusant la lumiere
CA2839547C (en) * 2011-06-25 2019-07-02 Alfred Jost Solar module
CN104076419B (zh) * 2014-06-18 2017-05-31 明基材料有限公司 半穿透半反射的调光薄膜及其制造方法
CN104238182B (zh) * 2014-09-30 2017-04-05 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示装置
CN104238183A (zh) * 2014-09-30 2014-12-24 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示装置
CN104216173A (zh) * 2014-09-30 2014-12-17 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示装置
CN104216167B (zh) * 2014-09-30 2017-02-15 深圳市华星光电技术有限公司 液晶显示装置
CN111962778B (zh) * 2020-08-13 2021-12-17 台州市浸渗化工机械设备厂 一种调光、散光透膜形变式天窗及其使用方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228272B2 (ja) * 1978-04-12 1987-06-19 Takashi Mori
JP2008040021A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Fujifilm Corp 採光フィルム及びそれを備えた窓

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4502756A (en) * 1982-09-30 1985-03-05 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Bandpass filter formed by serial gratings operating in a Wood's anomaly region
JPS5999219A (ja) * 1982-11-29 1984-06-07 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 回折格子を用いたエンコ−ダ
US5009484A (en) * 1989-05-03 1991-04-23 Advanced Environmental Research Group Diffraction gratings having high efficiencies
US6094306A (en) * 1993-04-13 2000-07-25 Anvik Corporation Energy efficient window
JPH09218407A (ja) * 1995-12-05 1997-08-19 Canon Inc 照明装置、及び該照明装置を備えた液晶装置
IL121912A (en) 1997-10-07 2004-05-12 Nano Or Technologies Israel Lt A chromatic diffractive optical component
JP3462987B2 (ja) 1998-09-28 2003-11-05 シャープ株式会社 複数ビーム生成用回折格子及びマルチビーム光ピックアップ
US6259561B1 (en) * 1999-03-26 2001-07-10 The University Of Rochester Optical system for diffusing light
GB0030675D0 (en) * 2000-12-15 2001-01-31 Rue De Int Ltd Methods of creating high efficiency diffuse back-reflectors based on embossed surface relief
DE10231141A1 (de) * 2002-07-10 2004-01-29 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung zur Lichtlenkung und Verfahren zur Herstellung der Vorrichtung
US6917471B2 (en) * 2003-01-24 2005-07-12 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Diffraction grating element
CA2420521A1 (en) * 2003-02-27 2004-08-27 Teraxion Inc Improved phase mask and method for fabrication of fbgs
US20050275944A1 (en) * 2004-06-11 2005-12-15 Wang Jian J Optical films and methods of making the same
US7454103B2 (en) * 2004-04-23 2008-11-18 Parriaux Olivier M High efficiency optical diffraction device
US20060001969A1 (en) * 2004-07-02 2006-01-05 Nanoopto Corporation Gratings, related optical devices and systems, and methods of making such gratings
GB2418995B (en) * 2004-09-29 2006-08-16 Bookham Technology Plc Apodised binary grating
US7352931B1 (en) * 2005-03-08 2008-04-01 Teraxion Inc. Method and phase mask for manufacturing a multi-channel optical grating
US7418202B2 (en) * 2005-08-04 2008-08-26 3M Innovative Properties Company Article having a birefringent surface and microstructured features having a variable pitch or angles for use as a blur filter

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6228272B2 (ja) * 1978-04-12 1987-06-19 Takashi Mori
JP2008040021A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Fujifilm Corp 採光フィルム及びそれを備えた窓

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017021351A (ja) * 2011-03-30 2017-01-26 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー ハイブリッド光方向転換及び光拡散構成体
WO2015118944A1 (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 日東電工株式会社 光学フィルム
JPWO2016185692A1 (ja) * 2015-05-21 2017-11-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 光学デバイス
US10345675B2 (en) 2015-05-21 2019-07-09 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Optical device

Also Published As

Publication number Publication date
ES2655020T3 (es) 2018-02-16
PL2142947T3 (pl) 2018-04-30
WO2008145895A8 (fr) 2010-01-07
EP2142947B1 (fr) 2017-11-15
US8218239B2 (en) 2012-07-10
EP2142947A1 (fr) 2010-01-13
KR20100016179A (ko) 2010-02-12
FR2915811A1 (fr) 2008-11-07
US20100128349A1 (en) 2010-05-27
CN101675365A (zh) 2010-03-17
FR2915811B1 (fr) 2009-07-10
KR101509072B1 (ko) 2015-04-06
JP5612464B2 (ja) 2014-10-22
HUE038016T2 (hu) 2018-09-28
WO2008145895A1 (fr) 2008-12-04
CN101675365B (zh) 2014-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5612464B2 (ja) 光拡散用格子
US20220034479A1 (en) Method of making light directing structures
US11086065B2 (en) Diffractive grating with variable diffraction efficiency and method for displaying an image
JP4870195B2 (ja) 発光装置
JP5082097B2 (ja) 反射防止構造および該反射防止構造を有する発光素子
WO2001035128A9 (en) Subwavelength optical microstructure light collimating films
US20150035269A1 (en) Optical Multilayer
US20140233104A1 (en) Optical element, window material, fitting, and solar shading device
JP2005153192A (ja) 発色体とその製造方法
JP5508255B2 (ja) 光拡散用サブ格子のアレイ
JPWO2010073585A1 (ja) シート及び発光装置
JP2016525711A (ja) 太陽光管理
JP5050640B2 (ja) 熱線遮断性フィルム
JP5635519B2 (ja) 光拡散パターンを備えたサブ格子を含む格子
JP2023133313A (ja) 選択波長反射体
JP5984111B2 (ja) 再帰反射性を有する波長選択フィルタ及び窓材
JP2010237419A (ja) 反射防止体
KR101767136B1 (ko) 확산수단이 일체화된 확산판 기능포함 복합광학시트
KR101767137B1 (ko) 확산수단이 일체화된 확산판 기능포함 복합광학시트
EP1676155A1 (en) Reflective structure having a directivity of diffuse reflection and apparatus with it
WO2023073494A1 (en) Light control film

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130404

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130411

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5612464

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees