JPS6228272B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6228272B2 JPS6228272B2 JP53042741A JP4274178A JPS6228272B2 JP S6228272 B2 JPS6228272 B2 JP S6228272B2 JP 53042741 A JP53042741 A JP 53042741A JP 4274178 A JP4274178 A JP 4274178A JP S6228272 B2 JPS6228272 B2 JP S6228272B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- room
- outside
- privacy
- glass plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000005338 frosted glass Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 230000008447 perception Effects 0.000 description 1
- 230000037072 sun protection Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、窓から室内に入射する光を所望の方
向に偏向させることにより、室内及び室外のプラ
イバシーを守りながら採光し得るようにした窓ガ
ラス板に関する。
向に偏向させることにより、室内及び室外のプラ
イバシーを守りながら採光し得るようにした窓ガ
ラス板に関する。
室内のプライバシーを守るために、従来より、
カーテン、曇りガラス、ハーフミラー等を用いて
いるが、カーテンを使用する場合には、カーテン
を取り付けるためのスペースが操作の繁雑さ等に
問題があり、また、曇りガラスを使用する場合に
は、外景が全く遮断されてしまい、室内環境が低
下してしまうという問題があつた。更に、ハーフ
ミラーを使用する場合には、室内に対して室外の
方が明るい場合にはその目的を達成できるが、夜
間等において、室内の方が明るくなつた場合には
その目的を達成できないという欠点があつた。
カーテン、曇りガラス、ハーフミラー等を用いて
いるが、カーテンを使用する場合には、カーテン
を取り付けるためのスペースが操作の繁雑さ等に
問題があり、また、曇りガラスを使用する場合に
は、外景が全く遮断されてしまい、室内環境が低
下してしまうという問題があつた。更に、ハーフ
ミラーを使用する場合には、室内に対して室外の
方が明るい場合にはその目的を達成できるが、夜
間等において、室内の方が明るくなつた場合には
その目的を達成できないという欠点があつた。
また、最近の高層ビルの発達、住宅の密集化等
に伴ない、プライバシーに対する認識も変化し、
室外のプライバシー、つまり、室外にいる人が室
内にいる人から見られたくないという気運が高ま
り、高層ビルに対して、下方の外景を見ることが
できないような何らかの手段を講ずるよう要求す
るケースが多くなつてきた。
に伴ない、プライバシーに対する認識も変化し、
室外のプライバシー、つまり、室外にいる人が室
内にいる人から見られたくないという気運が高ま
り、高層ビルに対して、下方の外景を見ることが
できないような何らかの手段を講ずるよう要求す
るケースが多くなつてきた。
本発明は、如上のごとき従来技術が有する諸欠
点及び最近のプライバシーに対する認識の変化等
を考慮してなされたもので、特に、窓用ガラスに
リニアな凸レンズ又は凹レンズの一部を構成して
いる平偏向体(リニアなフレネルレンズの一部と
してのプリズムを含む)を多数形成し、室外から
の入射光を視野外の特定方法に偏向させるように
して室内及び室外のプライバシーを守るようにし
たものである。
点及び最近のプライバシーに対する認識の変化等
を考慮してなされたもので、特に、窓用ガラスに
リニアな凸レンズ又は凹レンズの一部を構成して
いる平偏向体(リニアなフレネルレンズの一部と
してのプリズムを含む)を多数形成し、室外から
の入射光を視野外の特定方法に偏向させるように
して室内及び室外のプライバシーを守るようにし
たものである。
第1図A及びBは、本発明による窓ガラス板の
一実施例を説明するための図で、図中、1は透明
な平ガラス板、2a,2b,2c……2fはこの
平ガラス板1の上に貼着或いは該平ガラス板1と
一体的に形成されたリニアな凸レンズの一部を構
成している光偏向体である。第1図Bにおいて、
O側を室外、I側を室内とし、U側を上、L側を
下として使用すると、上方から入射する光SO
は、光偏向体2a,2b,2c……2fによつ
て、室内のSI方向に偏向され、また、下方からの
光GOは、室内のGI方向に偏向される。従つて、
室外の上方からは室内の窓際しか見ることができ
ないので、室内のプライバシーが保たれ、また、
室内からは室外の下方近傍を見ることができない
ので、室外のプライバシーが保たれる。
一実施例を説明するための図で、図中、1は透明
な平ガラス板、2a,2b,2c……2fはこの
平ガラス板1の上に貼着或いは該平ガラス板1と
一体的に形成されたリニアな凸レンズの一部を構
成している光偏向体である。第1図Bにおいて、
O側を室外、I側を室内とし、U側を上、L側を
下として使用すると、上方から入射する光SO
は、光偏向体2a,2b,2c……2fによつ
て、室内のSI方向に偏向され、また、下方からの
光GOは、室内のGI方向に偏向される。従つて、
室外の上方からは室内の窓際しか見ることができ
ないので、室内のプライバシーが保たれ、また、
室内からは室外の下方近傍を見ることができない
ので、室外のプライバシーが保たれる。
而して、上記実施例においては、リニアな光偏
向体2a,2b,2c……2fは、その上側の面
3a,3b,3c……3fが凸型レンズの一部を
構成するように形成された凸レンズ型光偏向体
で、このようにすることにより、前述のように、
室内及び室外のプライバシーを守ることができる
が、それに加えて、上方から入射される太陽光を
室内の特定の箇所に効率よく集光することができ
るので、その箇所に遮光体を配置して光を吸収或
いは反射して暖房或いは照明に利用し、更には、
太陽電池、熱電対装置を配置して電気エネルギー
に変換したり、オプチカルフアイバ等の光導体を
配置して暗所の照明に用いる等して有効に利用す
ることができる利点がある。
向体2a,2b,2c……2fは、その上側の面
3a,3b,3c……3fが凸型レンズの一部を
構成するように形成された凸レンズ型光偏向体
で、このようにすることにより、前述のように、
室内及び室外のプライバシーを守ることができる
が、それに加えて、上方から入射される太陽光を
室内の特定の箇所に効率よく集光することができ
るので、その箇所に遮光体を配置して光を吸収或
いは反射して暖房或いは照明に利用し、更には、
太陽電池、熱電対装置を配置して電気エネルギー
に変換したり、オプチカルフアイバ等の光導体を
配置して暗所の照明に用いる等して有効に利用す
ることができる利点がある。
第2図は、本発明の他の実施例を示す図で、4
a,4b,4c……4fはその上側の面5a,5
b,5c……5fが凹型レンズの一部を構成する
ように形成された凹レンズ型光偏向体で、この実
施例によると、上方から入射光は凹レンズを通し
て室内に分散されるので、この分散された光を部
室全体に亘る穏やかな照明に利用することがで
き、更に、太陽光等のが射を避けることができる
ので、日除けのためのブラインド等が不要となる
利点がある。
a,4b,4c……4fはその上側の面5a,5
b,5c……5fが凹型レンズの一部を構成する
ように形成された凹レンズ型光偏向体で、この実
施例によると、上方から入射光は凹レンズを通し
て室内に分散されるので、この分散された光を部
室全体に亘る穏やかな照明に利用することがで
き、更に、太陽光等のが射を避けることができる
ので、日除けのためのブラインド等が不要となる
利点がある。
以上に示した実施例はいずれも室外の上方から
室内のプライバシーに関する部分を見ることがで
きず、また、室内からビル近傍の下方を有ること
ができないものであるが、室内から外景を見た時
は、レンズの下方の面を通して外景が見えるの
で、室内の人が外界から全く遮断されてしまうよ
うなこともなく、従つて、室内の住環境も良好に
保たれる。
室内のプライバシーに関する部分を見ることがで
きず、また、室内からビル近傍の下方を有ること
ができないものであるが、室内から外景を見た時
は、レンズの下方の面を通して外景が見えるの
で、室内の人が外界から全く遮断されてしまうよ
うなこともなく、従つて、室内の住環境も良好に
保たれる。
以上の説明から明らかなように、本発明による
と、室外のプライバシーを侵害することも、ま
た、室内のプライバシーが侵害されることもな
く、しかも、外の景色を見ることができるので、
快適な住環境を得ることができる利点がある。ま
た、ブラインドやカーテン等が不要となるので、
密の近傍がすつきりして部室の空間が実際にも、
心理的にも広くなる利点がある。更に、凸レンズ
を使用する場合には、太陽エネルギーを積極的に
利用して暖房、照明等に要する費用を節約するこ
とができる利点がある。更に、凹レンズを使用す
る場合には、太陽光の直射を避け、部室全体に亘
る穏やかな照明を得ることができる等の利点があ
る。
と、室外のプライバシーを侵害することも、ま
た、室内のプライバシーが侵害されることもな
く、しかも、外の景色を見ることができるので、
快適な住環境を得ることができる利点がある。ま
た、ブラインドやカーテン等が不要となるので、
密の近傍がすつきりして部室の空間が実際にも、
心理的にも広くなる利点がある。更に、凸レンズ
を使用する場合には、太陽エネルギーを積極的に
利用して暖房、照明等に要する費用を節約するこ
とができる利点がある。更に、凹レンズを使用す
る場合には、太陽光の直射を避け、部室全体に亘
る穏やかな照明を得ることができる等の利点があ
る。
第1図は、本発明の一実施例を説明するための
図で、第1図Aは平面図、第1図Bは第1図Aの
B−B線より見た断面図、第2図は、本発明の他
の実施例を示す断面図である。 1……透明ガラス、2a,2b,2c………2
f……凸レンズ型光偏向体、4a,4b,4c…
……4d……凹レンズ型光偏向体。
図で、第1図Aは平面図、第1図Bは第1図Aの
B−B線より見た断面図、第2図は、本発明の他
の実施例を示す断面図である。 1……透明ガラス、2a,2b,2c………2
f……凸レンズ型光偏向体、4a,4b,4c…
……4d……凹レンズ型光偏向体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方の面が平面で、対向する他方の面にリニ
アな凸レンズの一部を構成している多数の光偏向
体を平行に有し、室外からの入射光を視野外の特
定方向に偏向させるようにしたことを特徴とする
光偏向窓ガラス板。 2 一方の面が平面で、対向する他方の面にリニ
アな凹レンズの一部を構成している多数の光偏向
体を平行に有する光偏向窓ガラス板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4274178A JPS54135442A (en) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | Photoodeflection window plate glass |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4274178A JPS54135442A (en) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | Photoodeflection window plate glass |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61002663A Division JPS6211803A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 光偏向窓ガラス板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54135442A JPS54135442A (en) | 1979-10-20 |
JPS6228272B2 true JPS6228272B2 (ja) | 1987-06-19 |
Family
ID=12644436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4274178A Granted JPS54135442A (en) | 1978-04-12 | 1978-04-12 | Photoodeflection window plate glass |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS54135442A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010526220A (ja) * | 2007-05-04 | 2010-07-29 | サン−ゴバン グラス フランス | 光拡散用格子 |
JP2010246748A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Goyo Paper Working Co Ltd | 角度選択性遮光シート及び該シートからなる日除け |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840502A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-09 | Takenaka Komuten Co Ltd | フレネルプリズムシ−ト |
JPH05288905A (ja) * | 1992-04-15 | 1993-11-05 | Nipotsukusu Kk | フレネルレンズ |
JP5701108B2 (ja) * | 2011-03-07 | 2015-04-15 | 東急建設株式会社 | 構造部材の不可視化装置及び不可視化方法 |
EP2734872A4 (en) * | 2011-07-19 | 2015-04-15 | 3M Innovative Properties Co | DOUBLE-SIDED FILM REDIRECTING THE LIGHT OF THE DAY |
-
1978
- 1978-04-12 JP JP4274178A patent/JPS54135442A/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
SWEETS ARCHITECTURAL CATALOG=1971 * |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010526220A (ja) * | 2007-05-04 | 2010-07-29 | サン−ゴバン グラス フランス | 光拡散用格子 |
JP2010246748A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Goyo Paper Working Co Ltd | 角度選択性遮光シート及び該シートからなる日除け |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54135442A (en) | 1979-10-20 |
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