JP2010525539A - 陽極酸化したメタライゼーションを伴う発光デバイス - Google Patents

陽極酸化したメタライゼーションを伴う発光デバイス Download PDF

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Abstract

基体101、第1の導電層102、発光層103及び第2の導電層104を有する発光デバイス100が提供される。発光デバイス100は、第1の導電層102と電気的に接触する少なくとも1つの金属シャント105を更に有する。少なくとも1つの金属シャント105は、少なくとも誘電酸化層106により第2の導電層104から絶縁される。本発明は、デバイスの有効画素エリアを削減することなく、1又はそれ以上の金属シャントとカソード層との間の電気的絶縁材料の使用を可能にする。

Description

本発明は、基体、第1の導電層、発光層、及び第2の導電層を有する発光デバイスに関する。発光デバイスは、第1の導電層と電気的に接触する少なくとも1つの金属シャント(metal shunt)を更に有する。本発明は、斯様な発光デバイスを製造する方法にも関する。
有機発光ダイオード(OLED;organic emitting diode)は、これらの高解像度、高品質画像、及び、バックライト光源からの独立性に起因して、ディスプレイ及び照明アプリケーションにおいて大いに注目を集めている。
OLEDは、光を放出するために、蛍光性又はリン光性の有機化合物を電気的に励起する。OLEDは、二次元に設けられたディスプレイの画素を駆動させるために利用された方法に依存して、パッシブマトリクス型又はアクティブマトリクス型のいずれかであり得る。
携帯電話機のディスプレイのような小さな面積のアプリケーションにおいて商業的に成功する一方で、大きな面積の有機デバイスは、技術的困難性に直面した。アノード及びカソード層が、制限された導電性をもつ薄膜であるので、これらは、大幅なエネルギの損失なく高電流を伝えることができない。この問題は、光を通過するのを可能にするために電極層のうちの1つが光学的に透明でなければならないときに更に強調される。OLEDに関して、この問題は、これらが比較的高電流で動作するのでより多くの関連性がある。
この問題を解決するために、エネルギ損失を補償し、放電の伝播をガイド及び加速させるための手段として機能する金属シャントが導入され得る。
典型的に、金属シャントは、絶縁抵抗層によりカソード層から分離される。
斯様な構成は、国際公開第2005/053053号パンフレットに開示されている。この出願は、基体層の積層体、アノード層、発光層、カソード層、パターン化された金属シャント及びエッチング保護層を有する発光デバイスに関する。カソード絶縁抵抗ラインは、デバイスの画素パターンを一緒に規定する金属シャント上に設けられる。
国際公開第2005/053053号パンフレットに開示された発明は、異なる問題を解決しているが、金属シャントをカソード層から絶縁させるために抵抗を用いるという結果を示している。電気的絶縁層として機能するために、金属シャントの上面に設けられた抵抗層は、金属シャントの上面よりも大きな面に渡って延在する必要がある。この結果は、シャント間に規定された有効画素エリア、即ち光透過面が削減されることである。
それ故、有効画素エリアを削減することなくカソードから絶縁され得る金属シャントを有する発光デバイスを提供することが従来において必要である。
本発明の目的は、上述した問題を少なくとも部分的に克服し、従来の必要性を満足させることにある。
特に、本発明の目的は、デバイスの有効画素エリアを削減することなく、金属シャントとカソードとの間の電気絶縁材料の使用を可能にする発光デバイスを提供することにある。
それ故、第1の態様において、本発明は、基体、第1の導電層、発光層及び第2の導電層を有する発光デバイスに関する。
本発明のデバイスは、前記第1の導電層と電気的に接触する少なくとも1つの金属シャントを更に有する。金属シャントは、少なくとも誘電酸化層により前記第2の導電層から絶縁される。誘電酸化層は、金属シャントを第2の導電層から絶縁し、短絡回路がデバイス中に生じることを防止する電気絶縁層として機能する。
第1及び第2の導電層に電圧を印加すると、光は、発光層から放出されて、第1の導電層及び基体を介してデバイスから放射する。
金属シャントは、誘電酸化層によりカバーされた第1の金属層を有する。誘電酸化層は、金属シャントの第1の金属層から形成される酸化層であり得る。
好ましい実施形態において、誘電酸化層は、シャントの第1の金属層を陽極酸化することにより形成される。金属層の陽極酸化は、第1の金属層の全体面に渡って延在する均一な酸化層の自己整合構造を可能にする。結果として、画素エリア、即ち金属シャントのパターン間において規定された発光エリアが増大される。
金属シャントの第1の金属層は、例えば、アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム及びガリウムから選択された材料を有する。斯様な材料は、金属シャントを有する発光デバイスにおいて電気的絶縁層として機能し得る誘電金属酸化層の構造を可能にするように陽極酸化することができる。斯様な金属は、安定した電圧ブレークダウン及び電気抵抗特性を維持する良好な導電材料でもある。
好ましくは、金属シャントは、第1の導電層と金属シャントとの間の電気接触を向上させるために設けられる少なくとも1つの追加の金属層を更に有する。用いられるべき金属の例は、モリブデン、アルミニウム、クロム、チタニウム窒化物、銅、銀、金、タングステン、ジルコニウム、チタニウム、ハフニウム、又は、これらの組み合わせ若しくは合金を含む。斯様な金属は、電気化学的に安定であり、酸化された第1の金属層への露出に基づいて悪化することから第1の導電層を保護するだろう。
代替実施形態において、発光デバイスは、第1及び第2の金属シャントを有する。斯様な実施形態において、第1の金属シャントは、第1の導電層と電気的に接触し、第2の金属シャントは、第2の導電層と電気的に接触する。このように、第1の金属シャントは、第1の導電層を分路するために用いられ得、第2の金属シャントは、第2の導電層を分路する。
発光デバイスが2つの金属シャントを有するときには、第2の金属シャントは、好ましくは、第1の金属シャントの上面に設けられる。シャントは、第2の誘電体層により互いに分離される。
第2の誘電体層は、第1の金属シャントを第2の金属シャントから電気的に絶縁するために用いられ、これにより、第1及び第2の導電層を互いに絶縁する。第2の誘電体層として用いられるべき材料の例は、SiO2、Si3N4、Al2O3である。
第2の態様において、本発明は、上述したタイプの発光デバイスを製造する方法に関する。本方法は、a)基体を設けるステップ、b)基体上に第1の導電層を設けるステップ、c)基体上又は第1の導電層上に第1の金属層を設けるステップ、d)少なくとも1つの金属シャントを形成するために第1の金属層をパターン化するステップ、e)金属シャントの第1の金属層上に誘電酸化層を形成するステップ、f)第1の導電層上に発光層を設けるステップ、及び、g)発光層上に第2の導電層を設けるステップを有する。
本方法は、ステップa−b−c−d−e−f−gの順序で実行され得る。代わりに、本方法は、ステップa−c−d−e−b−f−gの順序で実行されてもよい。
好ましい実施形態において、発光デバイスを製造する方法は、ステップcの前に、基体上又は適用可能な場合には第1の導電層上に少なくとも1つの追加の金属層を設けるステップを更に有する。
更に、本方法は、追加の金属層をエッチングするためのマスクとしてステップeにおいて形成された誘電酸化層を用いることにより、追加の金属層をパターン化するステップを有してもよい。
好ましくは、前記ステップeで形成された誘電酸化層は、金属シャントの第1の金属層を陽極酸化することにより形成される。陽極酸化は、自己整合酸化層構造を可能にし、それ故、プロセスにおいて余分な調節ステップが必要とされない点で有利である。加えて、酸化層の厚さが制御され得る。
これら及び本発明の他の態様は、後述の実施形態から明らかになり、後述の実施形態を参照して説明されるだろう。
本発明による発光デバイスの一実施形態を示す。 本発明による発光デバイスの一部の上面図である。 電気的絶縁材料として抵抗を用いた従来の発光デバイスによる発光デバイスの一部の上面図である。 本発明の代替実施形態を表す、2つの金属シャントを有する発光デバイスを示す。 陽極酸化された金属を伴うカラー画素の上面図である。 本発明による発光デバイスで使用する金属シャントを製造するプロセスのステージを示す。 エッチングマスクとして誘電酸化層を用いてパターン化された幾つかの金属層を有する金属シャントを示す。 本発明による発光デバイスの代替実施形態を示す。
一態様において、本願は、発光デバイスに関し、他の態様において、斯様なデバイスを製造する方法に関する。
本発明による発光デバイス100の一実施形態は、図1に示されており、基体101、第1の導電層102、発光層103、及び、第2の導電層104を有する。発光デバイスは、第1の導電層102と電気的に接触する少なくとも1つの金属シャント105も有する。
金属シャント105は、少なくとも誘電酸化層106により第2の導電層104から絶縁される。
電圧が印加されるときには、電流は、デバイス100を介して流れ始める。電流の流れの方向は、第1の導電層102から第2の導電層104である。従って、負電荷は、第2の導電層104から発光層103に移動する。同時に、典型的にはホールと呼ばれる正電荷は、第1の導電層102から発光層103に移動する。正及び負電荷が接触するときには、これらは、再結合して光子(光)を生成する。
基体101及び第1の導電層102は、生成された光子に対して透明であり、光は、例えばガラスを有し得る基体101を介して有機発光デバイスから放出される。
この実施形態においては、第1の導電層102がアノード層として機能し、第2の導電層104がカソード層として機能する。代替実施形態においては、第1の導電層がカソードとして機能し、第2の導電層がアノードとして機能する。
第1及び第2の導電層102,104のうち少なくとも1つは、制限された電気導電率をもつ薄膜である。結果として、これらは、大幅なエネルギ損失を伴うことなく高電流を伝えることができない。この問題は、導電層のうちの1つは、光が通過することを可能にするために光学的に透明でなければならないときに更に強調される。
金属シャント105は、エネルギ損失を補償し、ディスプレイデバイスに対する放電の伝播をガイド及び加速させるための手段として機能する。金属シャント105の他の目的は、第1の導電層102及び/又は第2の導電層104のライン抵抗を削減することにある。
ここで用いられる、"金属シャント"という用語は、電気回路内の2点間の低抵抗接続として機能するパターン化された金属層又は幾つかの金属層のパターン化された積層体を言う。金属シャントは、電流の一部に対して代替経路を形成する。
金属シャント105は、誘電酸化層106によりカバーされる第1の金属層107を有する。
好ましくは、誘電酸化層106は、第1の金属層107から形成される。酸化物106の構造は、好ましくは、第1の金属層107の全面に渡って延在する自己整合された均一の酸化層106が得られるように、第1の金属層107を陽極酸化することにより達成される。
誘電酸化層106は、電流の流れに対して高い抵抗性があるので、金属シャント105を第2の導電層104から絶縁し、これにより、デバイス100内の短絡回路を防止する。
図2aは、本発明による有機発光デバイス200の上面図であり、これは、金属シャント201の第1の金属層を陽極酸化することから形成された誘電酸化層を用いる利点を示している。図に示すように、電気的絶縁材料として抵抗を用いた従来の有機発光デバイス(点線)と比較して、大きな画素エリア202が形成される(図2b)。
金属シャントの第1の金属層は、陽極酸化され得る金属を有するべきである。斯様な金属の例は、アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム及びガリウムである。これらの金属は、良好な導電率をもち、安定した電圧ブレークダウン及び電気抵抗特性を維持する。好ましくは、金属シャントの第1の金属層は、アルミニウムを有する。
本発明の好ましい実施形態において、金属シャント105は、第1の導電層102と金属シャント105との間の電気接触を向上させるために設けられた追加の金属層108を有する。
追加の層108として用いられるべき金属の例は、良好な導電率をもち、例えば、モリブデン、アルミニウム、クロム、チタニウム窒化物、銅、銀、金、タングステン、ジルコニウム、チタニウム、ハフニウム、又は、これらの組み合わせ若しくは合金から選択され得る。これらの金属は、電気的に安定であり、酸化された第1の金属層107への露出に基づいて悪化することから第1の導電層102を保護し、これは、第1の金属層107だけが金属シャント105に用いられるときに当てはまり得る。
好ましくは、金属シャント105は、アルミニウムの第1の金属層107と、TiNの追加の金属層108とを有する。108のための他の好ましい金属は、他の金属でドープされ得るモリブデン及びクロムであり、例えば、クロムでドープされたモリブデンである。
本発明の代替実施形態において、有機発光デバイスは、2つの金属シャントを有する。
斯様な実施形態は、図3に示され、第1の金属シャント303が第1の導電層302と電気的に接触し、第2の金属シャント304が第2の導電層(図示省略)と電気的に接触する。それ故、第1の金属シャント303が、第1の導電層302を分路するために用いられ、第2の金属シャント304が、第2の導電層を分路するために用いられる。
好ましくは、第2の金属シャント304は、第1の金属シャント303の上面に設けられ、これらは、第2の誘電層305により互いに分離される。
第2の誘電層305は、金属シャント303及び304を互いに電気的に分離し、これにより、第1の導電層302を第2の導電層から絶縁する。
この実施形態において第2の誘電層として用いられ得る材料の例は、例えば、SiO2、Si3N4及びAl2O3から選択され得る。第2の誘電層として用いる他の材料は、当業者にとって既知である。
好ましくは、この実施形態において、第2の金属シャント304が第2の導電層との電気的接触を行わなければならないので、第1の金属シャント303だけが、第1の金属層306を陽極酸化することから形成された誘電酸化層308を有する。好ましくは、シャント304の少なくとも部分は、発光層によりカバーされない。
本発明の有機発光デバイスにおいて、第1の導電層は、アノード層又はカソード層であり得る。従って、第2の導電層は、カソード層又はアノード層のいずれかであり得る。好ましくは、第1の導電層は、アノード層であり、第2の導電層は、カソード層である。
図1に示されたような実施形態において、有機発光層103から放出された光は、垂直下向きに出力され、それ故、第1の導電層102は、生成された光に対して透明である必要がある。従って、第1の導電層は、良好な透過率をもつ材料を有するべきである。
斯様な材料は、例えば、インジウムスズ化合物(ITO)、(例えばフッ素又はアンチモンでドープされた)酸化スズ、(例えばアルミニウムでドープされた)酸化亜鉛、ポリエチレンジオキシチオフェン(PEDOT)、酸化インジウム亜鉛、及び、幾つかの導電性金属の積層体を含む。複数の材料及び材料の組み合わせが第1の導電層に用いられてもよく、これらは、当業者にとって既知である。
好ましくは、第1の導電層は、ITO又はPEDOTを有する。
図1の実施形態においてカソード層として機能する第2の導電層104は、低仕事関数をもつ金属、例えばアルカリ金属、アルカリ土類金属又はこれらの合金を有し得る。第2の導電層で用いられ得る幾つかの材料は、当業者にとって既知である。
本発明において、発光層103は、低分子量の重合体発光組成物及び/又は有機発光組成物を有する。適切に発光する低分子量組成物又は重合体発光組成物は、当業者にとって既知である。
概して、発光層103は、電子輸送層、エレクトロルミネセント層及びホール輸送層を有する多層構造として存在する。電流を印加すると、発光層103の材料は、有機材料内の電子及びホールの再結合により生成された光を放射するだろう。
重合体LEDの場合において、発光層103は、大部分がホール導体及び発光ポリマを有する2層の積層体である。しかしながら、発光層は、発光ポリマ上の蒸発有機ホールブロッキング層(evaporated organic hole blocking layer)のような他の層を含み得る。
小分子OLEDの場合において、発光層は、より複雑であり、ホール注入層、ホール輸送層、放出層、ホールブロッキング層、電子輸送層を有し得る。これは、白い光の放出を生成するために、追加の層、例えば、3つの異なる放出層を含んでもよい。
実施形態において、追加の層は、例えば水、イオン等からデバイスを保護するために、基体101と第1の導電層102との間に設けられ得る。
図4において、ディスプレイアプリケーションに用いられるときの本発明の利点が示される。従来のパッシブマトリクス方式のディスプレイにおいては、良好なぬれ挙動を実現するため、及び、デバイス内の短絡回路を防止するために、分離誘電層が画素の縁に必要とされる。従来の誘電体の代わりに陽極酸化された金属層401を用いた本発明は、短絡回路防止体としても機能するが、有効画素エリア402も増大させる一方で、画素に向かって抵抗を削減するという追加の利点をもつ。分離シャントがもはや必要とされないので、有効画素エリアが増大される。カソード絶縁抵抗ライン(組み込み式シャドーマスク)は、403で示され、疎水性のダム(dam)ラインは、404で示される。勿論、本発明は、他のタイプのディスプレイ、例えばアクティブマトリクス方式のOLEDディスプレイに用いられてもよい。
本発明は、上述した種類の有機発光デバイスを製造する方法にも関する。この方法は、a)基体101を設けるステップ、b)基体101上に第1の導電層102を設けるステップ、c)基体101上又は第1の導電層102上に第1の金属層107を設けるステップ、d)少なくとも1つの金属シャント105を形成するために第1の金属層107をパターン化するステップ、e)金属シャント105の第1の金属層107上に誘電酸化層106を形成するステップ、f)第1の導電層102上に発光層103を設けるステップ、及び、g)発光層103上に第2の導電層104を設けるステップを有する。
本発明の実施形態において、本方法は、ステップa−b−c−d−e−f−gの順序で実行される。
本発明の方法のステップa〜c及びf〜gは、特定の技術に限定されず、当業者にとって既知のいずれかの適切な技術により実行されてもよい。
例えば、発光層103は、真空又は湿式プロセスの蒸着技術により第1の導電層102上に設けられてもよい。第2の導電層104は、例えば真空又はスパッタリングプロセスにより発光層103上に設けられてもよい。
有機発光デバイスの上面図を示す図2を再度参照すると、好ましい金属シャントパターンが観察され得る。金属層は、好ましくは、シャントが基体又は第1の導電層の表面に渡って延在するようにパターン化され、これにより、デバイスの画素構造を規定する。金属層をパターン化する技術は、当業者にとって既知であり、例えば、普通に知られたスパッタリング及びエッチングが用いられ得る。
代替実施形態において、本方法は、a−c−d−e−b−f−gの順序で実行される。
好ましい実施形態において、本方法は、ステップcの前に、基体101又は第1の導電層102上に少なくとも1つの追加の金属層108を設ける追加のステップを有する。これは、金属シャント105と第1の導電層102との間の電気接触を向上させるためである。斯様な金属層の構成は当業者にとって既知である。
追加の金属層108は、追加の金属層108をエッチングするためのマスクとして、ステップeで形成された誘電酸化層106を用いることによりパターン化され得る。図5aは、第1の金属層507が、従来の方法により、例えばフォトマスクを用いてエッチングすることによりパターン化された方法のステージを示している。追加の層508は、依然としてパターン化されないが、第1の導電層502の表面に渡って延在する金属層として存在する。
誘電酸化層506をマスクとして用いることにより、追加の層508は、本発明による金属シャント505をもたらすようにエッチングされ得る(図5b)。
本発明による方法において、ステップeで形成された誘電酸化層106は、金属シャント105の第1の金属層107を陽極酸化することにより形成される。
陽極酸化は、酸化層で金属の表面をコートするために用いられる良く知られた技術である。金属シャント105の第1の金属層107は、アノードとして機能する第1の金属層で、硫酸を介して電流を通過させることにより陽極酸化される。電流は、カソードで水素を、アノードの表面で酸素を解放し、金属酸化物の構築をもたらす。誘電酸化層106を作り出すことについて陽極酸化を用いる利点は、このプロセスが自己整合であり、余分な調節ステップを必要としないことであり、これは、多くの場合、例えば抵抗を用いるときに当てはまる。それ故、誘電酸化層は、第1の金属層107の全面上に均一に設けられる。
陽極酸化は、デバイスの耐食性及び耐摩耗性を増大させ、染色を可能にし、他のプロセス及びコーティングに対して表面を準備するという利点もある。
形成された酸化層106は、誘電体であり、金属シャントを有する発光デバイスにおいて短絡回路を生じさせることを防止する電気的絶縁層として機能する。
幾つかの金属、例えばアルミニウムは、大気にさらされるときに、受動的金属酸化層を形成し、これは、腐食に対する中程度の保護を提供する。しかしながら、斯様な受動的酸化層は、誘電層として機能するためには十分な厚さではない。
誘電酸化層の厚さは、2ナノメートルから25マイクロメートル以上の範囲であり得る。好ましくは、誘電酸化層の厚さは、20〜100ナノメートルである。
a−c−d−e−b−f−gの順序で実行された方法の実施形態が、図6を参照することにより示され、これは、この後者の順序のステップで製造された有機発光デバイス600を示している。発光層及び第2の導電層は、この図には示されていない。
この実施形態において、第1の金属層607、及び、適用可能である場合には追加の層608は、基体607上に直接設けられ、第1の導電層602は、第1の金属層607及び追加の層608がパターン化されて607が陽極酸化された後に、基体601上に設けられる。
第1の導電層602が設けられるときには、これは、かなりの程度まで金属シャント605の第1の金属層607を囲む誘電酸化層606に付着されるべきではない。第1の導電材料602がシャント605へ"くっつく"することを避けるために、疎水性有機物高温度沸点(100〜200℃)の溶剤が適用され得、これは、誘電酸化層に含まれた孔を満たす。
それ故、第1の導電層602は、幾つかの金属シャント間のエリアを満たすが、金属シャント605の誘電層606に実質的に付着しないだろう。
第1の導電層602からの水と同様に、誘電酸化層606から有機溶剤を除去するために、デバイス600は、約200℃で焼かれ得る。
発光層及び第2の導電層を設ける一連のステップは、上述のように実行される。
本発明の実施形態において、本方法は、ステップb,d又はeのいずれかの後に、第1の導電層をパターン化するステップを更に有する。ここで用いられる、"第1の導電層をパターン化する"とは、例えば、シャドーマスク、プリンティング等を介してエッチング、レーザ切断、蒸着により構造化されることを言う。
本発明は、図面及び上述の説明において詳細に示され及び説明された一方で、斯様な図示及び説明は、例示及び例であり限定的ではないとみなされるできである。即ち、本発明は、開示された実施形態に限定されるものではない。
開示された実施形態に対する他のバリエーションは、図面、開示及び特許請求の範囲の研究から当業者により理解及び達成され得る。例えば、本発明は、本発明の製造方法のステップa〜c及びf〜gを実行する特定の技術に限定されるものではなく、如何なる技術が用いられてもよい。陽極酸化は、誘電酸化層を形成する好ましい方法であるが、本発明は、これに限定されるものでない。斯様な誘電酸化層を形成するための幾つかの他の技術が適用されてもよい。本発明の発光デバイスが好ましくは有機発光デバイスであったとしても、これに限定されない。本発明の発光デバイスは、無機物であってもよい。本発明のデバイスが有機物であるときには、特定の有機物又は重合体の発光成分に限定されるものではなく、代わりに幾つかの可能な成分が用いられてもよい。

Claims (17)

  1. 基体、第1の導電層、発光層及び第2の導電層を有し、
    前記第1の導電層と電気的に接触する少なくとも1つの金属シャントを更に有する発光デバイスにおいて、
    前記少なくとも1つの金属シャントは、少なくとも誘電酸化層により前記第2の導電層から絶縁されることを特徴とする、発光デバイス。
  2. 前記金属シャントは、前記誘電酸化層によりカバーされた第1の金属層を有する、請求項1に記載の発光デバイス。
  3. 前記誘電酸化層は、前記金属シャントの前記第1の金属層から形成された酸化層である、請求項2に記載の発光デバイス。
  4. 前記誘電酸化層は、前記金属シャントの前記第1の金属層を陽極酸化することにより形成される、請求項2又は請求項3に記載の発光デバイス。
  5. 前記金属シャントの前記第1の金属層は、アルミニウム、ジルコニウム、チタニウム及びガリウムからなるグループから選択される、請求項2〜4のうちのいずれか一項に記載の発光デバイス。
  6. 前記金属シャントは、前記第1の導電層と前記金属シャントとの間の電気的接触を向上させるように設けられた少なくとも1つの追加の金属層を更に有し、
    前記追加の金属層は、モリブデン、アルミニウム、クロム、チタニウム窒化物、銅、銀、金、タングステン、ジルコニウム、チタニウム、ハフニウム、又は、これらの組み合わせ若しくは合金からなるグループから選択される、請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の発光デバイス。
  7. 第1の金属シャント及び第2の金属シャントを有する、請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の発光デバイス。
  8. 前記第1の金属シャントは、前記第1の導電層と電気的に接触し、前記第2の金属シャントは、前記第2の導電層と電気的に接触する、請求項7に記載の発光デバイス。
  9. 前記第2の金属シャントは、前記第1の金属シャントの上面に設けられる、請求項7又は8に記載の発光デバイス。
  10. 前記第1の金属シャントは、第2の誘電層により前記第2の金属シャントから分離される、請求項7〜9のうちいずれか一項に記載の発光デバイス。
  11. 前記第2の誘電層は、SiO2、Si3N4及びAl2O3からなるグループから選択される、請求項10に記載の発光デバイス。
  12. 請求項1に記載の発光デバイスを製造する方法であって、
    a)基体を設けるステップ、
    b)前記基体上に第1の導電層を設けるステップ、
    c)前記基体上又は前記第1の導電層上に第1の金属層を設けるステップ、
    d)少なくとも1つの金属シャントを形成するために前記第1の金属層をパターン化するステップ、
    e)前記金属シャントの前記第1の金属層上に誘電酸化層を形成するステップ、
    f)前記第1の導電層上に発光層を設けるステップ、及び
    g)前記発光層上に第2の導電層を設けるステップを有する、方法。
  13. ステップa−b−c−d−e−f−gの順序で実行される、請求項12に記載の方法。
  14. ステップa−c−d−e−b−f−gの順序で実行される、請求項12に記載の方法。
  15. ステップcの前に、前記基体又は前記第1の導電層上に少なくとも1つの追加の金属層を設けるステップを更に有する、請求項12〜14のうちのいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記追加の金属層をエッチングするためのマスクとして、ステップeで形成された前記誘電酸化層を用いることにより、前記追加の金属層をパターン化するステップを更に有する、請求項15に記載の方法。
  17. ステップeで形成された前記誘電酸化層は、前記金属シャントの前記第1の金属層を陽極酸化することにより形成される、請求項12〜16のうちいずれか一項に記載の方法。
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