JP2010523324A - 軟水器 - Google Patents

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Abstract

本発明は、冷・温の原水の供給により、イオン交換樹脂による冷・温の軟水を提供する軟水モードと、前記冷・温の原水そのままの冷・温の直水を提供する直水モードと、再生物質による再生水を生成して、前記イオン交換樹脂の再生による再生廃水を排出する再生モードと、前記冷・温の原水の供給を断続する断続モードと、を遂行する軟水器に関するものであり、より具体的には、前記冷・温の原水から不純物をろ過して除去するフィルタータンク、前記イオン交換樹脂が充填された軟水タンク、及び前記再生物質が充填された再生タンクを備えたタンク部と、前記フィルタータンクの下段に付設され、前記冷・温の原水を最初に供給されて前記フィルタータンクに伝達する供給部と、前記軟水タンクの下段に付設され、冷・温の軟水、冷・温の直水、及び再生廃水を最終排出するか、あるいは、最終断続する排出部と、前記フィルタータンクの前記冷・温の原水を伝達されて前記軟水モードで前記軟水タンクに伝達し、前記直水モードで前記排出部に伝達し、前記再生モードで前記再生タンクに伝達した後に、前記再生タンクの前記再生水を前記軟水タンクに伝達し、前記断続モードで前記冷・温の原水の供給を断続する切り替えバルブ部と、を含む軟水器を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、軟水器(water softener)に関し、より具体的に、壁面を損傷させる釘やスクリューの使用を一切排除しながらも、浴室などの浴槽コーナーに安定的に立てて装着され、軟水モード、直水モード、再生モード、断続モードの4つの基本モードと共に、ユーザの便宜と安全を図れる様々な便宜モードと特殊モードとを提供する軟水器に関する。
私たちの日常生活に使われる生活水は、軟水(soft water)と硬水(hard water)とに区分することができる。この中で、真水と呼ばれる蒸溜水などの軟水は、水素(H2と酸素(O2を主成分とすることより、比較的純粋で硬度が低くて、軟らかい一方、ハードウォーターと呼ばれる地下水などの硬水には、カルシウムイオン(Ca2+)、マグネシウムイオン(Mg2+)のような硬度成分が含まれており、硬度が大きくて、硬い感じを与える。
現在、大部分の家庭や店舗などの需要家に供給される水道水は、硬度成分が多量含有された硬水であり、浄化過程で使われた塩素(Cl)を初めとして、環境汚染と老朽管による圧送過程などを原因として、鉄(Fe)、銅(Cu)、すず(Sn)、亜鉛(Zn)、水銀(Hg)などの重金属イオンが多量含有されている。よって、人体に致命的ではないが、石鹸の脂肪酸と結合して金属異質物を生成し、皮膚老化を促進したり、アトピーなどの皮膚疾患を起こす原因として知られている。
これにより、水道水などの硬水を相対的に軟らかい軟水に変化させ得る軟水器(water softener)が紹介されたし、簡便で容易に質の高い生活水を得ることのできる一番普遍的な方案としてよく用いられている。
一般に、軟水器は、硬水内のカルシウムイオン(Ca2+)とマグネシウムイオン(Mg2+)とをナトリウムイオン(Na+)に置き換えて軟らかにする。該当作用のために、軟水器には、ナトリウム(Na)を主成分とする特殊の高分子化合物のイオン交換樹脂(ion-exchange resin)が使用され、これは、硬水と接触する場合に、水中のカルシウムイオン(Ca2+)とマグネシウムイオン(Mg2+)とを吸着する代わりに、ナトリウムイオン(Na+)を放出する。従って、通常の軟水器は、イオン交換樹脂が充填された軟水タンクを必須構成要素とし、ここに、硬水を通して軟水を得る。
一方、軟水化が繰り返されると、イオン交換樹脂のナトリウムイオン(Na+)が消尽され、軟化能力が低下するので、イオン交換樹脂を再生する必要がある。該当作用のために、軟水器には、塩のようなイオン交換樹脂の再生物質が使用され、これは、水溶液内でナトリウムイオン(Na+)を放出する。従って、通常の軟水器には、再生物質が充填された再生タンクが更に具備され、軟水タンクに連結され、ここに硬水が供給されると、ナトリウムイオン(Na+)が含まれた塩水などの再生水が生成され、再生水は、軟水タンクに供給されてイオン交換樹脂を再生させた後に、再生廃水の形態に排出される。
添付の図1は、一般的な軟水器のブロック図であり、水道水などの冷・温の硬水を、温度によって冷・温の軟水に変化させてユーザに提供する冷・温の軟水器に該当し、以下、‘軟水器’とは、‘冷・温の軟水器’を意味し、軟水器に供給される水道水などの‘冷・温の硬水’とは、‘冷・温の原水’をいう。
示されているように、一般的な軟水器は、第1及び第2の軟水タンク12、14と、第1及び第2の再生タンク22、24と、多数の管路31乃至38を初めとするバルブV1乃至V7と、からなる。
この中で、第1及び第2の軟水タンク12、14には、イオン交換樹脂が充填され、第1及び第2の再生タンク22、24には、再生物質が充填される。
そして、多数の管路31乃至38は、第1及び第2の軟水タンク12、14に冷・温の原水を供給する第1及び第2の軟水タンク供給管路31、32と、第1及び第2の軟水タンク12、14の内部の液体、例えば、冷・温の軟水と再生廃水を排出する第1及び第2の軟水タンク排出管路33、34と、第1及び第2の再生タンク22、24に冷・温の原水を供給する第1及び第2の再生タンク供給管路35、36と、第1及び第2の再生タンク22、24で生成された再生水を第1及び第2の軟水タンク12、14に供給する第1及び第2の再生タンク排出管路37、38と、に区分できる。この場合、第1及び第2の軟水タンク供給管路31、32と第1及び第2の再生タンク供給管路35、36とは、需要家に既装着されている冷・温の水道管に連結される。
また、多数のバルブV1乃至V7は、第1及び第2の軟水タンク供給管路31、32に付設され、冷・温の原水を断続する第1及び第2のバルブV1、V2と、第1及び第2の軟水タンク排出管路33、34を連結するように付設され、これらから排出される冷・温の軟水と再生廃水とを断続する第3のバルブV3と、第1及び第2の再生タンク供給管路35、36に付設され、冷・温の原水を断続する第4及び第5のバルブV4、V5と、第1及び第2の再生タンク排出管路37、38に付設され、第1及び第2の軟水タンク12、14に供給される再生水を断続する第6及び第7のバルブV6、V7と、に区分できる。この場合、第3のバルブV3には、通常、第1及び第2の軟水タンク排出管路33、34の連結度合いを基に冷・温の原水の混合比を調節する水栓口が使用される。
従って、第1及び第2のバルブV1、V2を開けて第1及び第2の軟水タンク12、14に冷・温の原水を供給すれば、イオン交換樹脂のイオン交換作用による冷・温の軟水が生成され、第3のバルブV3を開けると、外部に排出される。そして、繰り返された軟水化によって、イオン交換樹脂の再生が必要な場合には、第4及び第5のバルブV4、V5を開けて第1及び第2の再生タンク22、24に冷・温の原水を供給すれば、再生水が生成され、第6及び第7のバルブV6、V7を開けて第1及び第2の軟水タンク12、14に伝達すれば、イオン交換樹脂が再生され、これによる再生廃水は、第3のバルブV3を開けると、外部に排出する。
ところが、以上で考察した一般的な軟水器は、幾つかの短所を現す。
その一つとして、軟水器の使用方法、特に、イオン交換樹脂の再生方法が複雑で、操作未熟による誤動作ないしは故障発生可能性が大きい。合せて、イオン交換樹脂の再生時期を正確に判断できる具体的な方法がなく、ユーザの主観的な感じや概略的な期間計算に全的に依存するので、不要に頻繁な再生により、再生物質の浪費をもたらしたり、又は、適切な再生時期を逃して、イオン交換樹脂の性能及び寿命を低下させる場合が頻繁である。
また、一般的な軟水器は、第1及び第2の軟水タンク12、14に常時的に一定量の冷・温の軟水が貯蔵されるので、時間の経過に伴って冷やされたり、温められたりするなどの温度変化が伴い、よって、シャワーなどの用途に適するように、第3のバルブV3を開けて冷・温の軟水の温度を固定しても、使用中に急変し得る。これにより、ユーザは、突然、熱い水による火傷の危険はもちろん、冷たい水による不快感を経験することになる。
すなわち、一般的な軟水器は、第1及び第2の軟水タンク12、14の貯蔵容量が大きいほど、冷・温の原水とイオン交換樹脂との十分な接触を誘導することができ、より効果的な軟化作用を期待できる。これにより、第1及び第2の軟水タンク12、14の貯蔵容量は、通常、十数Lに達し、その内部には、一定量の冷・温の軟水が常時貯蔵される。
しかしながら、長時間軟水器を使用しない場合、第1及び第2の軟水タンク12、14に貯蔵された冷・温の軟水は、 冷やされたり、温められたりするなどの温度変化が現れるが、この状態でユーザが第3のバルブV3を開けると、しばらく第1及び第2の軟水タンク12、14に貯蔵されていた冷・温の軟水が排出される。
従って、ユーザは、該当温度を基に第3のバルブV3を開けて固定させるが、第1及び第2の軟水タンク12、14に貯蔵された冷・温の軟水が全部消尽されると、外部から新しく供給される冷・温の原水による冷・温の軟水が排出され、これは、第3のバルブV3を介してその温度が既調節された冷・温の軟水と比較して、相対的に温度が高い、あるいは、低いことがあり得る。
よって、ユーザは、冷・温の軟水の使用中に突然、熱かったり、冷たかったりという温度変化を経験することになり、万が一、火傷の危険はもちろん、不快感を感じることができる。
また、一般的な軟水器は、浴室などの壁面に釘やスクリューにより係止固定される。具体的な例として、大韓民国出願第20-1997-0000006号、第10-1999-0000032号、第20-2006-0017022号などを考察してみると、釘やスクリューなどを利用して、別のブラケット(bracket)を壁面に固定した後に、軟水器を係止固定する方法を取る。
しかし、一般的な浴室が非常に狭い場所であることを勘案すれば、軟水器のための別の設置空間を確保し難いことはもちろん、釘やスクリューによる壁面の損傷が不回避であり、一旦固定した後には、なかなかその位置を変更し難く、壁面に穴や亀裂が残って、美観を害い、漏水の危険が大きくなる。
しかも、多くのユーザは、洗面及びシャワーのような日常的な用途に冷・温の軟水を使用するのを望むので、軟水器の設置位置は、主に浴槽や洗面台の近くの壁面となるが、該当壁面は、洗面台と浴槽を初めとするミラー、石鹸台、収納ボックスなどが設置される場所であるので、軟水器のための別の設置空間を確保し難く、先に考察した問題点、例えば、釘やスクリューによる壁面損傷、位置変更の難しさなどと組み合わさって、該当壁面の活用範囲を大きく制限される。
本発明は、前記のような問題点を解決するためのものであって、簡単な操作により、便利に使用できる軟水器を提供するのにその目的がある。
特に、本発明に係る軟水器は、ユーザが最も頻繁に使用する基本モードとして、冷・温の軟水を提供する軟水モードと、冷・温の硬水そのままの冷・温の直水を提供する直水モードと、イオン交換樹脂を再生させる再生モードと、軟水器をオフ(off)する断続モードを相互に簡便に切り替え選択できることはもちろん、その他にも、ユーザの便宜と安全のための様々な特殊の動作モードを提供することによって、老若男女誰でも安心して便利に使用できるようにすることにその目的がある。
併せて、本発明は、壁面を損傷させる釘やスクリューの使用を一切排除しながらも、浴室などの浴槽コーナーに安定的に立てられ、ユーザの意図に応じて、その設置位置を自在に変更可能であり、空間活用度が高い軟水器を提供することに目的がある。
本発明は、前記のような目的を達成するために、冷・温の原水の供給により、イオン交換樹脂による冷・温の軟水を提供する軟水モードと、前記冷・温の原水そのままの冷・温の直水を提供する直水モードと、再生物質による再生水を生成して、前記イオン交換樹脂の再生による再生廃水を排出する再生モードと、前記冷・温の原水の供給を断続する断続モードと、を遂行する軟水器であって、前記冷・温の原水から不純物をろ過して除去するフィルタータンク、前記イオン交換樹脂が充填された軟水タンク、及び前記再生物質が充填された再生タンクを備えたタンク部と、前記フィルタータンクの下段に付設され、前記冷・温の原水を最初に供給されて前記フィルタータンクに伝達する供給部と、前記軟水タンクの下段に付設され、冷・温の軟水、冷・温の直水、及び再生廃水を最終排出するか、あるいは、最終断続する排出部と、前記フィルタータンクの前記冷・温の原水を伝達されて前記軟水モードで前記軟水タンクに伝達し、前記直水モードで前記排出部に伝達し、前記再生モードで前記再生タンクに伝達した後に、前記再生タンクの前記再生水を前記軟水タンクに伝達し、前記断続モードで前記冷・温の原水の供給を断続する切り替えバルブ部と、を含む軟水器を提供する。
本発明に係る軟水器は、簡単な操作により便利に使用できるという長所がある。すなわち、本発明に係る軟水器は、ユーザが最も頻繁に使用する基本モードとして、冷・温の軟水を提供する軟水モード、冷・温の硬水そのままの冷・温の直水を提供する直水モード、イオン交換樹脂を再生させる再生モード、及び軟水器をオフ(off)する断続モードを簡便に切り替えることができる。ユーザは、調節バルブを回すような簡単な動作のみにより所望のモードを自在に選択及び使用できる。
併せて、本発明は、再生タンクの内部圧力を下げると共に、相対的に低い濃度の再生水で軟水タンクの内部を洗浄するリンスモードと、冷・温の原水の供給流量を基にイオン交換樹脂の再生時期を感知して、適切な時点で自動に再生モードを進行する自動再生モードと、冷・温の原水の供給流量を基に軟水モードと直水モードとで各々断続モードを自動に切り替えて、冷・温の軟水と冷・温の直水との排出量を調節する流量調節モードと、冷・温の原水の供給温度を基に、その温度が基準値以上又は以下である場合に、軟水モードと直水モードとで各々断続モードを自動に切り替えてユーザを保護する安全モードを提供することにより、老若男女誰でも安心してより便利に使用することができる。
また、本発明に係る軟水器は、壁面を損傷させる釘やスクリューの使用を一切排除しながらも、浴室などの浴槽コーナーに安定的に立てられ、ユーザの意図に応じて設置位置を自在に変更可能であり、空間活用度が高いという長所がある。
図1は、一般的な軟水器のブロック図。 図2は、本発明に係る軟水器のブロック図。 図3は、本発明に係る軟水器の前後方の斜視図。 図4は、本発明に係る軟水器の前後方の斜視図。 図5は、本発明に係る軟水器の一部分解斜視図。 図6は、本発明に係る軟水器の一部分解斜視図。 図7は、本発明に係る軟水器の供給部の分解斜視図。 図8は、本発明に係る軟水器の排出部の分解斜視図。 図9は、本発明に係る軟水器の排出部の一部分解斜視図。 図10は、図8のC-C線に沿った断面図。 図11は、本発明に係る軟水器の再生タンクの分解斜視図。 図12は、本発明に係る軟水器の再生タンクの一部断面図。 図13は、本発明に係る軟水器のタンクプレートの平面図と背面図。 図14は、本発明に係る軟水器のタンクプレートの平面図と背面図。 図15は、本発明に係る軟水器の流路プレートの平面図と背面図。 図16は、本発明に係る軟水器の流路プレートの平面図と背面図。 図17は、本発明に係る軟水器の切り替えバルブ部の分解斜視図。 図18は、本発明に係る軟水器の固定ディスクの平面図と背面図。 図19は、本発明に係る軟水器の固定ディスクの平面図と背面図。 図20は、本発明に係る軟水器の回転ディスクの背面図。 図21は、本発明に係る軟水器の動作モード別模式図。 図22は、本発明に係る軟水器の動作モード別模式図。 図23は、本発明に係る軟水器の動作モード別模式図。 図24は、本発明に係る軟水器の動作モード別模式図。 図25は、本発明に係る軟水器の動作モード別模式図。 図26は、本発明に係る軟水器のフィルターユニットの分解斜視図。 図27は、図3のA-A線に沿った断面図。 図28は、図6のB-B線に沿った断面図。 図29は、本発明に係る軟水器のハウジングの結合斜視図。 図30は、本発明に係る軟水器のハウジングの分解斜視図。 図31は、本発明に係る軟水器の外観斜視図。 図32は、本発明に係る軟水器の外装ケースの分解斜視図。 図33は、本発明に係る軟水器のミドルケースの分解斜視図。 図34は、本発明に係る軟水器のミドルケースの平面図。 図35は、図34のH‐H線に沿った断面図。 図36は、本発明に係る軟水器のリアケース及びハンガーの分解斜視図。 図37は、本発明に係る軟水器のリアケース及びハンガーの一部断面図。
以下、図面を参照して、本発明を詳細に考察してみる。
添付の図2は、本発明に係る軟水器100のブロック図である。
本発明に係る軟水器100は、便宜上、供給部110と、タンク部170と、切り替えバルブ部250と、排出部450と、制御部600と、などに分けられ、その他に、多数の管路L1乃至L7を備える。
まず、供給部110は、外部の冷・温の原水が最初に供給される部分で、別の連結管Wを介して、需要家の浴室壁面などに既装着された水栓口などに連結され、冷・温の原水の供給流量と温度とを測定できる測定ユニット120を含む。
次に、タンク部170は、実質的な液体の種類変化が現れる部分で、フィルタータンク172と、軟水タンク182と、再生タンク192と、からなる。この中で、フィルタータンク172には、フィルターが内蔵され、軟水タンク182には、イオン交換樹脂が充填され、再生タンク192には、再生物質が充填される。
これにより、フィルタータンク172に冷・温の原水が供給されると、水中の不純物がろ過して除去され、軟水タンク182に冷・温の原水が供給されると、冷・温の軟水に変化され、再生タンク192に冷・温の原水が供給されると、再生水が生成される。そして、再生水が軟水タンク182に供給されると、イオン交換樹脂を再生させた後に再生廃水になる。
次に、切り替えバルブ部250は、軟水器100内の全ての液体、例えば、冷・温の原水、冷・温の軟水、冷・温の直水、再生水、再生廃水の進行経路を切り替え及び断続する部分で、このための切り替えバルブアセンブリー300を含む。
この場合、‘冷・温の直水’とは、軟水器100から提供される‘冷・温の硬水’を指し、便宜上、外部から供給される‘冷・温の原水’と区分する。
次に、排出部450は、ユーザの選択に応じて、冷・温の原水と再生水とを除いた残りの液体、例えば、冷・温の軟水、冷・温の直水、再生廃水を最終的に断続又は排出する部分で、ユーザの直接的な操作により、上記の液体を最終断続するか、あるいは、最終排出地点を選択する調節バルブ460と、前記液体が排出される最終排出地点である水栓口475とシャワーヘッド477と、を含む。
これにより、ユーザは、調節バルブ460を直接操作して、水栓口475やシャワーヘッド477のいずれか一つを介して冷・温の軟水と冷・温の直水を提供されたり、あるいは、最終断続し、水栓口475やシャワーヘッド477のいずれか一つを介して再生廃水を排出するか、あるいは、最終断続する。
次に、制御部600は、ユーザの意図に応じて、切り替えバルブ部250の切り替えバルブアセンブリー300を制御して、軟水器100の全ての動作モードを決定及び調節する部分で、所定のアルゴリズムが内蔵されたマイクロコンピューターなどの論理演算回路602と、ユーザの指示を入力するためのボタンなどの入力ユニット604と、各種データを表示するLCD(Liquid Crystal Display device)などの表示ユニット606と、を含む。
次に、多数の管路L1乃至L7は、各種液体の移動経路で、その役割に応じて、供給部110とフィルタータンク172とを連結し、供給部110の冷・温の原水をフィルタータンク172に伝達するフィルタータンク供給管路L1と、フィルタータンク172と切り替えバルブ部250とを連結し、フィルタータンク172の冷・温の原水を切り替えバルブアセンブリー300に伝達するフィルタータンク排出管路L2と、切り替えバルブ部250と排出部450とを連結し、切り替えバルブアセンブリー300の冷・温の直水を調節バルブ460に伝達する直水管路L3と、切り替えバルブ部250と再生タンク192とを連結し、切り替えバルブアセンブリー300の冷・温の原水を再生タンク192に伝達する再生タンク供給管路L4と、再生タンク192と切り替えバルブ部250とを連結し、再生タンク192の再生水を切り替えバルブアセンブリー300に伝達する再生タンク排出管路L5と、切り替えバルブ部250と軟水タンク182とを連結し、切り替えバルブアセンブリー300の冷・温の原水と再生水とを軟水タンク182に伝達する軟水タンク供給管路L6と、軟水タンク182と排出部450とを連結し、軟水タンク182の冷・温の軟水と再生廃水とを調節バルブ460に伝達する軟水タンク排出管路L7と、に分けられる。
その他にも、本発明に係る軟水器100の再生タンク192には、別のドレインバルブ550が付設され、再生水を強制排水できる。再生タンク192内には、再生タンク供給管路L4と再生タンク排出管路L5とを連結する再生水生成ユニット580が実装される。再生タンク供給管路L4を介して冷・温の原水が供給されると、再生タンク排出管路L5に再生水を伝達する。
一方、以上の説明に基づいて、本発明に係る軟水器100の制御部600を除いた各部分は、多数の管路L1乃至L7を媒介として、切り替えバルブ部250の切り替えバルブアセンブリー300に直接的/間接的に連結されることが分かる。
従って、切り替えバルブアセンブリー300は、自分に連結された多数の管路L1乃至L7、例えば、フィルタータンク排出管路L2と、直水管路L3と、再生タンク供給管路L4と、再生タンク排出管路L5と、軟水タンク供給管路L6と、を適宜に連結し、これによって、軟水器100内の全ての液体に対する進行経路を切り替え及び断続する。
その結果、本発明に係る軟水器100は、4つの基本モードと一つの特殊モードと3つの便宜モードとを提供する。
まず、4つの基本モードは、ユーザが最も頻繁に使用する基本動作で、制御部600の入力ユニット604を介して選択可能な基本メニューの形態で提供でき、冷・温の原水の供給により冷・温の軟水を提供する(1)軟水モードと、冷・温の直水を提供する(2)直水モードと、イオン交換樹脂の再生のための再生水を生成し、イオン交換樹脂の再生による再生廃水を排出する(3)再生モードと、冷・温の原水を初めとする全ての液体の流れを断続する(4)断続モードと、がそのものである。
そして、これらの各々のために、(1)軟水モードにおいて、切り替えバルブアセンブリー300は、フィルタータンク排出管路L2と軟水タンク供給管路L6とを連結し、フィルタータンク172の冷・温の原水を軟水タンク182に伝達する。これにより、軟水タンク182では、冷・温の軟水が生成され、軟水タンク排出管路L7を介して調節バルブ460に伝達され、ユーザは、調節バルブ460を操作して、冷・温の軟水の排出を最終断続するか、あるいは、水栓口475又はシャワーヘッド477を介して提供される。
また、(2)直水モードにおいて、切り替えバルブアセンブリー300は、フィルタータンク排出管路L2と直水管路L3とを連結し、フィルタータンク172の冷・温の原水を調節バルブ460に伝達する。これにより、ユーザは、調節バルブ460を操作して、冷・温の直水の排出を最終断続するか、あるいは、水栓口475又はシャワーヘッド477を介して提供される。
また、(3)再生モードにおいて、切り替えバルブアセンブリー300は、フィルタータンク排出管路L2と再生タンク供給管路L4とを連結し、フィルタータンク172の冷・温の原水を再生タンク192に伝達する一方、再生タンク排出管路L5と軟水タンク供給管路L6とを連結し、再生タンク192の再生水を軟水タンク182に伝達する。
これにより、軟水タンク182内では、イオン交換樹脂が再生され、再生廃水は、軟水タンク排出管路L7を介して調節バルブ460に伝達され、ユーザは、調節バルブ460を操作して再生廃水を水栓口475に排出させる。
この場合、必要であれば、ユーザは、調節バルブ460を操作して再生廃水を最終断続するか、あるいは、シャワーヘッド477を介して排出させることもできるが、正常な使用形態ではなく、通常、水栓口475を介して排出させる。
最後に、(4)断続モードにおいて、切り替えバルブアセンブリー300は、フィルタータンク排出管路L2を遮断し、これを通じて軟水器100内の全ての液体の流れを断続する。
次に、一つの特殊モードは、再生モードから断続モードに変換される過程中に必然的に伴われる(5)リンスモードで、再生タンク192の内部圧力を下げると共に、相対的に低い濃度の再生水を軟水タンク182に伝達して、軟水タンク182の内部を洗浄する。
このために、切り替えバルブアセンブリー300は、再生モードから断続モードに切り替えられる過程中に再生タンク供給管路L4を断続する一方、再生タンク排出管路L5と軟水タンク供給管路L6とを連結させる。
この場合、再生タンク192に実装され、再生タンク供給管路L4を介して冷・温の原水が供給されると、再生タンク排出管路L5に再生水を伝達する再生水生成ユニット580は、供給圧力に比例した濃度の再生水を伝達し、再生タンク供給管路L4が断続された状態では、相対的に低い濃度の再生水が軟水タンク182に供給され、これを通じて再生タンク192の内部圧力が下がると共に、軟水タンク182のイオン交換樹脂などに残留した再生水及び再生廃水成分が洗浄される。
これについては、該当部分で詳細に考察してみる。
次に、3つの特殊モードは、ユーザの便宜と安全を図るために、本発明に係る軟水器100が提供する固有の動作で、制御部600を通じたユーザの追加指示に基づいて切り替えバルブアセンブリー300により行われ、4つの基本モードを基になされる。
すなわち、これらの3つの特殊モードは、測定ユニット120による冷・温の原水の供給流量を基にイオン交換樹脂の再生時期を感知して、適切な時点で自動に再生モードを進行する(6)自動再生モードと、測定ユニット120による冷・温の原水の供給流量を基に軟水モードと直水モードとで各々断続モードに自動切り替えて、冷・温の軟水と冷・温の直水との排出量を調節する(7)流量調節モードと、測定ユニット120による冷・温の原水の温度を基にその温度が基準値以上又は以下である場合に、軟水モードと直水モードとで各々断続モードに自動に切り替えてユーザを保護する(8)安全モードと、がそのものである。
そして、これらの各々のために、(6)自動再生モードにおいて、制御部600は、軟水モード中に測定された冷・温の原水の供給流量を基にイオン交換樹脂の再生時期を算出し、再生時期が来ると、これを記憶して、適切な時点で切り替えバルブアセンブリー300にとって再生モードを進行するようにする。
また、(7)流量調節モードにおいて、制御部600は、入力ユニット604を介して入力されたユーザの指示流量と軟水又は直水モードとで測定された冷・温の原水の供給流量を比較し、これらが一致すれば、切り替えバルブアセンブリー300にとって断続モードを進行するようにする。
また、(8)安全モードにおいて、制御部600は、入力ユニット604を介して入力されるか既設定された基準温度と軟水又は直水モードとで測定された冷・温の原水の温度を比較し、冷・温の原水の温度が基準温度以上又は以下であれば、切り替えバルブアセンブリー300にとって断続モードを進行するようにする。
以下、図2に基づいて、別の言及される図面を参照して、本発明に係る軟水器100の望ましい一態様を考察してみる。
この場合、既説明された部分と同一役割を行う同一要素については、同一符号を付したので、繰り返し説明を省略する。
但し、前記では、液体の移動経路を、便宜上、‘管路’としたが、これらは、必要に応じて、独立された‘管(tube)’形態を示すか、軟水器100内に適宜に定義された‘流路(path)’又はその他様々な形態を示すことができるので、別の図面符号を付する。これについては、該当部分で詳細に考察してみる。
添付の図3と図4は、本発明に係る軟水器100の斜視図であり、各々ユーザに向かう前方とその反対側の後方から見た形態を示している。
また、添付の図5と図6は、本発明に係る軟水器100の分解斜視図であり、紙面の大きさにために、上下段の分解状態を分けて示しており、図5は、軟水器100の下段分解状態を、それより低い視点から見上げた図であり、図6は、軟水器100の上段分解状態を、それより高い視点から見下ろした図である。この場合、便宜上、制御部(図2の符号600ご参照)は、省略される。これについては、該当部分で考察してみる。
本発明に係る軟水器100は、供給部110と、タンク部170と、切り替えバルブ部250と、排出部450と、を含み、タンク部170の下段に供給部110と排出部450とが結合され、タンク部170の上段に切り替えバルブ部250が結合された形態を示す。
まず、タンク部170は、軟水タンク182の左右側の前方にフィルタータンク172と再生タンク192とが並べて位置し、これにより、全体的に三角形の配置構造を示す。
この場合、フィルタータンク172の底面には、フィルタータンク供給ホール174が貫通され、ここには、供給部110が連結される。従って、外部の冷・温の原水は、供給部110を経由した後に、フィルタータンク供給ホール174を介してフィルタータンク172に伝達され、フィルタータンク172には、フィルターユニット400が内蔵され、フィルタータンク172の内部を通る冷・温の原水から不純物をろ過して除去する。
また、軟水タンク182の底面には、軟水タンク排出ホール184が貫通され、ここには、排出部450が連結される。この場合、排出部450は、直水管T1とは別に連結される。従って、軟水タンク182の冷・温の軟水と再生廃水、そして切り替えバルブアセンブリー300の冷・温の直水とは、排出部450に伝達される。そして、再生タンク192の下段には、ドレインバルブ550が付設される。
また、タンク部170のフィルタータンク172と、軟水タンク182と、再生タンク192との上面は、タンクプレート212により密閉される。ここには、フィルタータンク172と、軟水タンク182と、再生タンク192と、直水管T1と、再生タンク供給管T2と、再生タンク排出管T3とに連結される複数のタンクホールが貫通されている。
また、タンク部170の上段に結合された切り替えバルブ部250は、タンクプレート212に密着される流路プレート252と、流路プレート252の上面に搭載された切り替えバルブアセンブリー300と、切り替えバルブアセンブリー300を覆う切り替えバルブカバー398と、からなる。
この場合、流路プレート252の上面には、別のフィルタータンクフランジ256と再生タンクフランジ276とが設けられ、タンクプレート212を介してフィルタータンク172と再生タンク192とに各々連結される。これらのフィルタータンクフランジ256と再生タンクフランジ276とには、フィルタータンク栓282と再生タンク栓284とが締結され、ユーザの選択に応じて開放できるようになされる。
また、軟水器100の後方のフィルタータンク172と軟水タンク182との間には、タンクプレート212を媒介として流路プレート252と排出部450とを連結する直水管T1が配置され、軟水器100の前方の軟水タンク182と再生タンク192との間には、タンクプレート212を媒介として流路プレート252と再生タンク192の下段とを連結する再生タンク供給管T2が配置され、軟水器100の後方の軟水タンク182と再生タンク192との間には、タンクプレート212を媒介として流路プレート252と再生タンク192の下段とを連結する再生タンク排出管T3が配置される。
この場合、直水管T1は、図2において考察してみた直水管路L3の一部であって、切り替えバルブアセンブリー300の冷・温の原水を排出部450に伝達し、再生タンク供給管T2は、図2において考察してみた再生タンク供給管路L4の一部であって、切り替えバルブアセンブリー300の冷・温の原水を再生タンク192に伝達し、再生タンク排出管T3は、図2において考察してみた再生タンク排出管路L5の一部であって、再生タンク192の再生水を切り替えバルブアセンブリー300に伝達する。
一方、例え、図面に明確に示されてはいないが、流路プレート252には、切り替えバルブアセンブリー300に連結される複数の流路ホールが貫通され、タンクプレート212と流路プレート252との密着により、その間には、タンクホールと流路ホールとを適宜に連結する複数の流路が定義される。切り替えバルブアセンブリー300は、モーターの回転力を利用して、複数の流路ホールを一定の規則に基づいて連結する。
その結果、切り替えバルブアセンブリー300は、軟水器の全ての動作モードを切り替え及び制御する。これについては、該当部分で詳細に考察してみるが、あらかじめ4つの基本モード別液体の流れを簡単に纏めると、以下の通りである。
この場合、括弧中には、該当段階での液体の種類を示し、冷・温の原水が冷・温の直水に変わる地点は、便宜上、切り替えバルブアセンブリー300という。
(1)軟水モード:
供給部110(冷・温の原水)→フィルタータンク172(冷・温の原水)→タンクプレート212(冷・温の原水)→流路プレート252(冷・温の原水)→切り替えバルブアセンブリー300(冷・温の原水)→流路プレート252(冷・温の原水)→タンクプレート212(冷・温の原水)→軟水タンク182(冷・温の軟水)→軟水タンク排出ホール184(冷・温の軟水)→排出部450(冷・温の軟水)
(2)直水モード:
供給部110(冷・温の原水)→フィルタータンク172(冷・温の原水)→タンクプレート212(冷・温の原水)→流路プレート252(冷・温の原水)→切り替えバルブアセンブリー300(冷・温の直水)→流路プレート252(冷・温の直水)→タンクプレート212(冷・温の直水)→直水管T1(冷・温の直水)→排出部450(冷・温の直水)
(3)再生モード:
供給部110(冷・温の原水)→フィルタータンク172(冷・温の原水)→タンクプレート212(冷・温の原水)→流路プレート252(冷・温の原水)→切り替えバルブアセンブリー300(冷・温の原水)→流路プレート252(冷・温の原水)→タンクプレート212(冷・温の原水)→再生タンク供給管T2(冷・温の原水)→再生タンク192(再生水)→再生タンク排出管T3(再生水)→タンクプレート212(再生水)→流路プレート252(再生水)→切り替えバルブアセンブリー300(再生水)→流路プレート252(再生水)→タンクプレート212(再生水)→軟水タンク182(再生廃水)→軟水タンク排出ホール184(再生廃水)→排出部450(再生廃水)
(4)断続モード:
供給部110(冷・温の原水)→フィルタータンク172(冷・温の原水)→タンクプレート212(冷・温の原水)→流路プレート252(冷・温の原水)→切り替えバルブアセンブリー300(冷・温の原水)→以下(断続)
以下、本発明に係る軟水器の細部的な構成を詳細に考察してみる。
まず、添付の図7は、供給部110についての分解斜視図である。
供給部110は、外部の冷・温の原水が供給され、これの供給流量及び温度を測定する測定ユニット120と、測定ユニット120の冷・温の原水をフィルタータンク(図5の符号172ご参照、以下同一である。)のフィルタータンク供給ホール(図5の符号174ご参照、以下同一である。)に伝達する原水供給フレーム150と、に分けられる。
この場合、測定ユニット120は、冷・温の原水の供給流量を一定に制御する役割を兼ねることができる。このための測定ユニット120は、上下の入水口124及び出水口128が備えられた本体ハウジング122と、これの一側面を覆うカバーハウジング132と、の結合からなる。
そして、入水口124は、浴室などに既装着された水栓口に連結され、出水口128は、原水供給フレーム150を介してフィルタータンク172のフィルタータンク供給ホール174に連結される。
また、本体ハウジング122とカバーハウジング132との結合により、その間には、入水口124と出水口128とを連結する減圧空間134及び流量測定空間136が定義され、入水口124と出水口128のいずれか、任意に入水口124には、センサーブラケット126が設けられ、温度センサー138が貫通して挿入される。減圧空間134には、ダイアフラム(diaphragm)などを用いた減圧バルブ(pressure reducing valve:図示せず)が実装され、流量測定空間136には、少なくとも一つの磁石144が偏心して取り付けられたインペラ(impeller)142が実装される。
そして、カバーハウジング132には、インペラ142に取り付けられた磁石144の近接可否に基づいてインペラ142の回転数が計数できるように、リードスイッチのようなカウンター(counter)146が取り付けられる。
その結果、測定ユニット120の入水口124に供給される冷・温の原水は、減圧空間134と流量測定空間136を順に通って出水口128に伝達され、入水口124を通る過程中に温度センサー138と直接的に接触してその温度が測定され、減圧空間134を通る過程中に減圧バルブの減圧作用によって一定圧力に制御され、流量測定空間136を通る過程中にインペラ142を回転させる。
この場合、インペラ142の回転数は、カウンター146で計数され、その計数結果は、結局、冷・温の原水の供給流量となる。
参考までに、具体的な形状では多少差があるが、測定ユニット120については、本出願人による大韓民国出願第10-2004-50984号、第10-2004-15194号等に詳細に示されている。
そして、測定ユニット120を通過した冷・温の原水は、原水供給フレーム150を介してフィルタータンク172のフィルタータンク供給ホール174に供給される。その結果、原水供給フレーム150は、実質的に図2の再生タンク供給管路L1となる。
このための原水供給フレーム150は、第1及び第2のサブ原水供給フレーム152、156の上下の結合からなる。下部の第1のサブ原水供給フレーム152には、測定ユニット120の出水口128に連結される第1の原水接続口154が設けられ、上部の第2のサブ原水供給フレーム156には、フィルタータンク172のフィルタータンク供給ホール174に連結される第2の原水接続口158が設けられ、第1及び第2のサブ原水供給フレーム152、156の結合により、その内部には、第1及び第2の原水接続口154、158を連結する原水供給流路162が定義される。
従って、測定ユニット120を経由してきた冷・温の原水は、第1の原水接続口154と原水供給流路162と第2の原水接続口158を順に経た後、フィルタータンク供給ホール174を介してフィルタータンク172に伝達される。
この場合、必要であれば、原水供給フレーム150を省略する代わりに、測定ユニット120の出水口128をフィルタータンク172のフィルタータンク供給ホール174に直接連結することも可能である。
添付の図8は、排出部450の分解斜視図であり、図9は、図8の一部を他の方向から示した一部分解斜視図であり、図10は、図8のC-C線に沿った断面図である。
排出部450は、調節バルブフレーム462を含む調節バルブ490と、ここに連結される水栓口475と、シャワーヘッド(図2の477ご参照、以下同一である。)と、からなる。
この場合、調節バルブフレーム462は、軟水タンク(図3の182ご参照、以下、同一である。)の下段に結合される第1のサブ調節バルブフレーム464と、第1のサブ調節バルブフレーム464の下段に結合される第2の調節バルブフレーム472と、に分けられ。
この中で、第1の調節バルブフレーム464には、直水管(図3のT1ご参照、以下、同一である。)が連結される直水接続口466と、軟水タンク排出ホール(図3の184ご参照、以下同一である。)に連結される軟水タンク接続口468と、が設けられ。第2のサブ調節バルブフレーム472には、水栓口475が連結される水栓口接続口474と、シャワーヘッド477が連結されるシャワーヘッド接続口476と、が設けられる。
また、これらとは別に、第2のサブ調節バルブフレーム472の一側には、第1乃至第3の調節バルブホール484、486、488が貫通された円形平面の調節バルブシート482を提供する調節バルブハウジング466が設けられる一方、第1及び第2のサブ調節バルブフレーム464、472の結合により、その間には、直水接続口466と軟水タンク接続口468と第1の調節バルブホール484とを連結する調節バルブ流路478が定義される。
そして、第2の調節バルブホール486は、水栓口接続口474に連結され、第3の調節バルブホール488は、シャワーヘッド接続口476に連結される。
また、調節バルブハウジング466の内部には、調節バルブパッキング491を媒介として調節バルブシート482に密着固定される調節バルブ固定ディスク492と、調節バルブ固定ディスク492に回転自在に密着される調節バルブ回転ディスク502と、調節バルブ回転ディスク502に固定結合されたまま、調節バルブハウジング466の外部に引き出される調節バルブ回転軸508を備えた調節バルブブラケット506と、が順に挿入される。
この場合、調節バルブブラケット506の調節バルブ回転軸508は、調節バルブ固定ディスク492を初めとする調節バルブ回転ディスク502の中心軸に一致している。調節バルブ固定ディスク492には、第1乃至第3の調節バルブホール484、486、488と一対一に対応する第1乃至第3の調節バルブ固定ホール494、496、498が貫通され、調節バルブ回転ディスク502には、回転により第1の調節バルブ固定ホール494を第2及び第3の調節バルブ固定ホール496、498のいずれか又は両方に連通させるか密閉させる溝状の調節バルブ回転流路504が設けられる。
この場合、調節バルブ回転流路504が第1の調節バルブ固定ホール484を密閉するというのは、第1の調節バルブ固定ホール484を第2及び第3の調節バルブ固定ホール486、488のいずれとも連結しないことを意味する。
そして、調節バルブハウジング466には、調節バルブブラケット506の調節バルブ回転軸508を除いた残りを覆って密閉する調節バルブカバー512が固定結合され、調節バルブカバー512の外部に引き出される調節バルブブラケット506の調節バルブ回転軸508には、調節バルブ回転シャフト522が結合され、調節バルブ回転シャフト522には、調節ハンドル532が結合される。
この場合、調節ハンドル532は、ユーザが手で直接回転させる部分であり、調節ハンドル532の回転により、調節バルブ回転シャフト522と、調節バルブブラケット506と、調節バルブ回転ディスク502と、が共に回転する。
従って、調節ハンドル532の回転により、調節バルブ回転ディスク502の調節バルブ回転流路504が、調節バルブ固定ディスク492の第1の調節バルブ固定ホール494と第2の調節バルブ固定ホール496とを連結する場合に、直水接続口466と軟水タンク接続口468とを介して調節バルブ流路478に伝達される冷・温の直水、冷・温の軟水、再生廃水は、水栓口接続口474に排出され、調節バルブ回転流路504が調節バルブ固定ディスク492の第1の調節バルブ固定ホール494と第3の調節バルブ固定ホール498とを連結する場合に、直水接続口466と軟水タンク接続口468とを介して調節バルブ流路478に伝達される冷・温の直水、冷・温の軟水、再生廃水は、シャワーヘッド接続口476に排出され、調節バルブ回転ディスク502の調節バルブ回転流路504が調節バルブ固定ディスク492の第1の調節バルブ固定ホール494を密閉する場合に、直水接続口466と軟水タンク接続口468とを介して調節バルブ流路478に伝達される冷・温の直水、冷・温の軟水、再生廃水は、最終断続される。
この場合、必要に応じては、調節バルブ回転流路504の形態や大きさなどを適宜に調節して、第1乃至第3の調節バルブ固定ホール494、496、498を共に連結するようにすることもできる。この場合、直水接続口466と軟水タンク接続口468とを介して調節バルブ流路478に伝達される冷・温の直水、冷・温の軟水、再生廃水は、水栓口接続口474及びシャワーヘッド接続口476の両方を介して排出される。
その結果、調節バルブ490は、調節ハンドル532を回転させる簡単な操作によって、直水管T1と軟水タンク182とから伝達される冷・温の直水、冷・温の軟水、再生廃水を全部断続するか、あるいは、水栓口475やシャワーヘッド477のいずれか又は両方を介して排出されるようにすることができる。
この場合、特に、調節バルブ490の調節バルブカバー512の外面に別の装着ホール517を設けて、スプリング518とボールストッパー519とを挿入する一方、調節バルブカバー512と相対向する調節バルブ回転シャフト522の一面にボールストッパー519をガイドする円弧形状のガイド溝525を初めとして、その間々にホール状のストッパー溝526を設けることができる。
これにより、ユーザが調節ハンドル532を回転させる場合、ボールストッパー519は、ガイド溝525に沿って移動する過程中に、ストッパー溝526に掛かって一時的に停止され、これによって、ユーザに調節ハンドル532の正しい停止位置を案内できる。
この場合、調節ハンドル532の正しい停止位置とは、冷・温の直水、冷・温の軟水、再生廃水が水栓口接続口474に排出される地点、シャワーヘッド接続口476に排出される地点、断続される地点、水栓口及びシャワーヘッド接続口474、476の全てに排出される地点などいずれであってもよい。
また、調節バルブハウジング466を密閉する調節バルブカバー512の内面に係止顎状の第1のストッパー突起514を設ける一方、調節バルブカバー512と相対向する調節バルブブラケット506の一面に、一方向が開いた弧状の第1のストッパーガイド510を設けることができる。これにより、調節ハンドル532を初めとする調節バルブ回転ディスク502を一定半径内のみで回転させることができる。
ちなみに、調節バルブカバー512の外面に係止顎状の第2のストッパー突起516を設ける一方、調節バルブカバー512と相対向する調節バルブ回転シャフト522の一面に、一方向が開いた弧状の第2のストッパーガイド528を設けることができる。
これにより、調節ハンドル532を初めとする調節バルブ回転ディスク502を一定半径内のみで回転させることができる。
この場合、第1及び第2のストッパー突起514、516と第1及び第2のストッパーガイド508、528とを共に使用すれば、二重のストッパー作用を期待でき、ユーザが過度な力により調節ハンドル532を回転させても、調節バルブ回転ディスク502が許容された経路以上に回転することを効果的に防止できる。
そして、水栓口475は、水栓口接続口474に連結される第1のサブ水栓口フレーム475aと、第1のサブ水栓口フレーム475aの下段に結合され、その間に水栓口接続口474に連結される所定の水栓空間を定義するサブ水栓口フレーム475bと、の結合からなることができる。この中で、第2のサブ水栓口フレーム475bの一側の底面には、吐出口(図5の符号475cご参照)が備えられ、冷・温の直水と冷・温の軟水とをユーザに提供するか、再生廃水を排出する。
添付の図11は、再生タンク192の分解斜視図であり、図12は、再生タンク192の一部断面図であり、ドレインバルブ550を初めとする再生水生成ユニット580の細部的な構成が示されている。
再生タンク192の下面には、再生水ホール194とドレインホール196とが貫通する。
この場合、再生水ホール194は、再生タンク192に実装された再生水生成ユニット580に再生タンク供給管T2と再生タンク排出管T3とを連結させるための部分であり、ドレインホール196は、ドレインバルブ550が連結される部分である。必要であれば、図面でのように、再生タンク192の底面を再生タンクプレート552により密閉させる代わりに、再生タンクプレート552に再生タンク供給管T2と再生タンク排出管T3とが各々接続される第1及び第2のフィッティング554、556、そして、ドレインホール196に連結されるドレインバルブホール558を貫通することができる。
従って、再生タンクプレート552の底面のドレインバルブホール558には、ドレインバルブ550が装着され、再生タンクプレート552の上面には、第1及び第2のフィッティング554、556を媒介として再生タンク供給管T2と再生タンク排出管T3とを連結する再生水生成ユニット580が付設され、再生水ホール194を介して軟水タンク192内に挿入される。
便宜上、ドレインバルブ550をまず考察してみると、これは、ユーザの直接的な操作により再生タンク192内の再生水を強制排水する役割をする。
このためのドレインバルブ550は、ドレインバルブホール558に連結され、別のドレイン出水口564を提供するドレインバルブハウジング562と、ドレインバルブハウジング562にねじ方式により挿入されたまま、前後進するドレインバルブシャフト568と、これの末端に固定されるドレインハンドル572と、を含む。
この場合、ドレインバルブハウジング562の内部には、ドレインバルブホール558とドレイン出水口564とを連結するバルブホール(図示せず)が設けられる一方、ドレインバルブハウジング562内に挿入されたドレインバルブシャフト568の末端には、ドレインバルブシャフト568のバルブホールを開閉するドレインバルブパッキング566が装着される。
従って、ユーザがドレインハンドル572を掴んで一方向に回転させれば、ドレインバルブシャフト568を初めとするドレインバルブパッキング566が前進又は後進してバルブホールを密閉し、反対方向に回転させれば、ドレインバルブシャフト568を初めとするドレインバルブパッキング566が後進又は前進してバルブホールを開放する。バルブホールが開放されると、再生タンク192内の再生水は、ドレイン出水口564を介して外部に排出される。
従って、ユーザは、再生タンク192内の再生水を自在に排水でき、該当機能は、再生物質の投入、交替、補充などのために、再生タンク蓋(図3の符号284ご参照)を開ける前に、再生タンク192の内部の再生水をあらかじめ排水することによって、再生水の湧き出しなどを防止するための用途に使われる。
次に、再生水生成ユニット580は、再生タンク供給管T2を介して冷・温の原水が供給されると、再生タンク排出管T3を介して再生水を伝達する機能をする。
このための再生水生成ユニット580は、再生タンク192の内部で再生タンク供給管T2と再生タンク排出管T3とを連結する馬蹄形の管状を示し、具体的には、再生タンク供給管T2に連結される第1のパイプ582と、再生タンク排出管T3に連結される第2のパイプ586と、これらの第1及び第2のパイプ582、586を連結する連結パイプ584と、の結合からなることができる。
そして、この中で、第2のパイプ586は、多数の微細ホール587が貫通されたメッシュ(mash)状を示す一方、再生タンク192の下段に該当する第2のパイプ586には、内径を急激に減少させる貫通ホール588が設けられる。
その結果、再生タンク供給管T2に伝達される冷・温の原水は、第2のパイプ586の微細ホール587を介して再生タンク192の内部に流入されて再生水を変化し、再生水は、第2のパイプ586の微細ホール587を介して再生タンク排出管T3に伝達される。
より詳細に説明すると、再生タンク192内に再生水が再生水生成ユニット580以上の高さに充填された場合を仮定すると、再生タンク供給管T2に伝達される冷・温の原水は、第1のパイプ582、連結パイプ584、第2のパイプ586を順に通った後、貫通ホール588に流入する直前に、第2のパイプ586の内径を急激に減少させる貫通ホール588の付近で急激な渦流を引き起こす。これにより、再生タンク192内の再生水は、第2のパイプ586の内部に流入され、貫通ホール588を介して再生タンク排出管T3に排出される。
この場合、再生タンク供給管T2に伝達される冷・温の原水の供給圧力が高いほど、相対的に強い渦流が生じ、これにより、相対的に高い濃度の再生水が再生タンク排出管T3に伝達される。
従って、再生タンク供給管T2を介して伝達される冷・温の原水の供給圧力と再生タンク排出管T3に流入される再生水の濃度とは、相互比例関係を示す。
一方、以上の内容に基づいて、供給部110、排出部450、ドレインバルブ550を初めとする再生水生成ユニット580を詳細に考察してみた。
以下では、タンクプレート252と切り替えバルブアセンブリー300との細部的な構成及び作用に基づいて、本発明に係る軟水器の動作モード別液体の切り替え及び断続過程を説明する。
まず、添付の図13と図14は、各々本発明に係る軟水器のタンク部170の上面を密閉するタンクプレート212の平面図と背面図であり、これらは、互いに上下が変わっている。
タンクプレート212には、フィルタータンク(図6の符号172ご参照、以下同一である。)に連結される第1のタンクホール214と、軟水タンク(図6の符号182ご参照、以下同一である。)に連結される第2のタンクホール216と、再生タンク(図6の符号192ご参照、以下同一である。)に連結される第3のタンクホール218と、直水管(図6の符号T1ご参照、以下同一である。)に連結される第4のタンクホール222と、再生タンク供給管(図6の符号T2ご参照、以下同一である。)に連結される第5のタンクホール224と、再生タンク排出管(図6の符号T3ご参照、以下同一である。)に連結される第6のタンクホール226と、が貫通する。
次に、添付の図15と図16は、各々タンクプレート212に密着される切り替えバルブ部250の流路プレート252の平面図と背面図であり、これらもまた、互いに上下が変わっている。先の図13及び図14と一緒に参照する。
流路プレート252には、第1乃至第7の流路ホール254、262、264、266、268、272、274が貫通し、流路プレート252の背面には、第1乃至第4の流路溝263、267、269、273が設けられる。
この場合、第1乃至第4の流路溝263、267、269、273は、各々タンクプレート212と密着され、第1乃至第4の流路を定義し、区別する実益がないので、第1乃至第4の流路263、267、269、273とすると、第1の流路263は、第1のタンクホール214と第1の流路ホール254と第2の流路ホール262とを連結し、第2の流路267は、第4のタンクホール222と第4の流路ホール266とを連結し、第3の流路269は、第5のタンクホール224と第5の流路ホール268とを連結し、第4の流路273は、第6のタンクホール226と第6の流路ホール272とを連結する。
そして、第3の流路ホール264は、第2のタンクホール216に直接連結され、第7の流路ホール274は、第3のタンクホール218に直接連結される。
また、流路プレート252の上面には、円筒状のバルブハウジング258によって、円形平面のバルブシート259が設けられたバルブ領域260が定義され、バルブシート259には、第2乃至第6の流路ホール262、264、266、268、272が適宜に配置される。
ここで、第2乃至第6の流路ホール254、262、264、266、268、272、274を中心として各々の連結関係を考察してみる。
第2の流路ホール262は、第1の流路263を介して第1の流路ホール254及び第1のタンクホール214に連結されることによってフィルタータンク172に連結され、第3の流路ホール264は、第2のタンクホール216を介して軟水タンク182に連結され、第4の流路ホール266は、第2の流路267を介して第4のタンクホール222に連結されることによって直水管T1に連結され、第5の流路ホール268は、第3の流路269を介して第5のタンクホール224に連結されることによって再生タンク供給管T2に連結され、第6の流路ホール272は、第4の流路273を介して第6のタンクホール226に連結されることによって再生タンク排出管T3に連結される。
従って、以下の整理1のような連結関係が成立する。
<整理1>
(1)第2の流路ホール262-フィルタータンク172
(2)第3の流路ホール264-軟水タンク182
(3)第4の流路ホール266-直水管T1
(4)第5の流路ホール268-再生タンク供給管T2
(5)第6の流路ホール272-再生タンク排出管T3
その結果、流路プレート252のバルブシート259に配置された第2乃至第6の流路ホール262、264、266、268、272、274を適宜に連結すれば、軟水器の動作モード別液体の移動経路を切り替え及び断続できることが予想できる。このために、バルブ領域260には、切り替えバルブアセンブリー300が装着される。
この場合、参考に、第1のタンクホール214と第1の流路ホール254とは、フィルタータンクフランジ256内に位置し、第3のタンクホール218と第7の流路ホール274とは、再生タンクフランジ276内に位置する。この中で、第1のタンクホール214と第1の流路ホール254とは、フィルタータンク172の入口役割と共に、第1の流路263を介してフィルタータンク172を第2の流路ホール262に連結させる役割を兼ねるが、第3のタンクホール218と第7の流路ホール274とは、再生タンク192の入口役割に留まる。
一方、添付の図17は、切り替えバルブアセンブリー300の分解斜視図である。
示されているように、切り替えバルブアセンブリー300は、バルブ領域260の外部の流路プレート252の上面に載置されるモーター392と、切り替えバルブパッキング301を媒介としてバルブシート259の上面に密着固定される固定ディスク302と、回転可能に固定ディスク302の上面に密着される回転ディスク332と、回転ディスク332の中心を過ぎる回転軸346を提供するように回転ディスク332に結合されるディスクブラケット344と、ボールベアリング352を媒介としてバルブハウジング258に結合され、バルブ領域260を覆い、ディスクブラケット344の回転軸346とモーター392のモーター軸394とを貫通露出させるバルブカバー362と、バルブカバー362に載置され、ディスクブラケット344の回転軸346に固定される従動ギア372と、従動ギア372とバルブカバー362との間でディスクブラケット344の回転軸346に固定され、その縁に沿って複数の表示溝376が設けられている回転フランジ374と、回転フランジ374の表示溝376を識別できるようにバルブカバー362に固定される光センサー378と、従動ギア372と噛み合うようにバルブカバー362に載置され、モーター392のモーター軸394に結合される主動ギア382と、を含む。
従って、モーター392のモーター軸394が回転すれば、主動ギア382を初めとする従動ギア372、回転フランジ374、ディスクブラケット344、回転ディスク332が回転する。
この場合、固定ディスク302には、バルブ領域260の第2乃至第6の流路ホール(図15の符号262、264、266、268、272ご参照)に一対一に対応する複数の固定ホールが貫通され、回転ディスク332の密着面には、回転により、軟水器の動作モード別に、複数の固定ホールのうち選択された一つ以上を適宜に連結させる回転流路が設けられる。
そして、この過程中に、バルブカバー362に固定された光センサー378は、回転フランジ374の表示溝376を介して回転ディスク302の回転度合いを感知できる。
添付の図18と図19は、各々固定ディスク302の平面図と背面図であり、これらもまた、上下が変わっている。先の図15と図16を共に参照する。
固定ディスク302には、第1乃至第5の固定ホール304、306、312、316、318が貫通され、これらは、第1の固定ホール304を中心として第2乃至第5の固定ホール306、312、316、318が円形に並んで配置される。
そして、この中で、第1の固定ホール304は、第2の流路ホール262に連結され、第2の固定ホール306は、第3の流路ホール264に連結され、第3の固定ホール312は、第4の流路ホール266に連結され、第4の固定ホール316は、第5の流路ホール268に連結され、第5の固定ホール318は、第6の流路ホール272に連結される。
併せて、固定ディスク302のの上面には、第2の固定ホール306を中心方向に延ばす第1の連結溝308と、第5の固定ホール318を中心方向に延ばす第2の連結溝322と、が設けられ、第2の固定ホール306を回転ディスク(図17の符号332ご参照、以下同一である。)の回転方向による弧状に延ばす第1の拡張溝307と、第3の固定ホール312を回転ディスク332の回転方向による弧状に延ばす第2の拡張溝314と、が設けられる。
この場合、第1及び第2の連結溝308、322の役割は、該当部分で詳細に言及されるが、第1及び第2の拡張溝307、314は、各々後述する回転ディスク332の回転流路(図20の符号334ご参照)との信頼性ある連結のために、該当固定ホール306、312を延ばす役割をする。
一方、図面から分かるように、第1乃至第3の固定ホール304、306、312と比較して第4及び第5の固定ホール316、318の直径が相対的に小さい。この中でも、第4の固定ホール316は、その直径が最も小さく、望ましくは、第4の固定ホール316の縁に沿って所定の深さの湾入溝(図17の符号317ご参照)が設けられ、多数の微細孔(図17の符号324ご参照)が貫通された別の再生水カバー(図17の符号322ご参照)が介在され得る。
この場合、第1乃至第5の固定ホール304、306、312、316、318の直径は、各々を通る液体の種類と深い関連がある。後述するが、第4の固定ホール316は、再生タンク供給管(図6の符号T2ご参照)に伝達される冷・温の原水が通り、第5の固定ホール318は、再生タンク排出管(図6の符号T3ご参照)から伝達される再生水が通る。
この場合、再生水は、僅かな量でもイオン交換樹脂を十分に再生させることができ、その量が多過ぎると、むしろ逆反応が生じ得るので、調節の必要があり、第4の固定ホール316の大きさは、数mm以下、望ましくは、0.5〜2mm程度が好ましい。
続いて、添付の図20は、回転ディスク332の背面図であり、正面図と比較する場合、上下が変わっている。先の図18と図19を共に参照する。
回転ディスク332の背面には、溝状の回転流路334と、別の弧状を示す補助流路336と、が設けられる。そして、回転ディスク332の回転により、回転流路334は、第1の固定ホール304を第2乃至第5の固定ホール306、312、316、318に適宜に連結させ、補助流路336は、第1及び第2の連結溝308、322を連結する。
その他、回転ディスク332の背面には、複数のオイル溝338が設けられ、ここには、固定ディスク302との密着回転時に必要な防水及び潤滑作用のために、少量のオイルが含まれている。
次いで、添付の図21乃至図25は、各々本発明に係る軟水器の動作モードによって、タンクプレート212、流路プレート252、固定ディスク302、回転ディスク332の連結関係を示した模式図であり、便宜上、不要な部分に対する図面符号は、省略し、透視図の形態で示した。先の整理1を共に参照する。
(1)軟水モード
添付の図21は、軟水モードを示した模式図であり、回転ディスク332の回転流路334が固定ディスク302の第1の固定ホール304と第2の固定ホール306とを連結する。
この場合、固定ディスク302の第1の固定ホール304は、流路プレート252の第2の流路ホール262を媒介としてフィルタータンク(図6の符号172ご参照)に連結され(整理1の(1)ご参照)、固定ディスク302の第2の固定ホール306は、流路プレート252の第3の流路ホール264を媒介として軟水タンク(図6の符号182ご参照)に連結される(整理1の(2)ご参照)。
従って、フィルタータンク172から伝達されてきた冷・温の原水は、軟水タンク182に供給され、冷・温の軟水は、排出部450に伝達される。
(2)直水モード
添付の図22は、直水モードを示した模式図であり、回転ディスク332の回転流路334が、固定ディスク302の第1の固定ホール304と第3の固定ホール312とを連結する。
この場合、固定ディスク302の第1の固定ホール304は、流路プレート252の第2の流路ホール262を媒介としてフィルタータンク(図6の符号172ご参照)に連結され(整理1の(1)ご参照)、固定ディスク302の第3の固定ホール312は、流路プレート252の第4の流路ホール266を媒介として直水管(図6の符号T1ご参照)に連結される(整理1の(3)ご参照)。
従って、フィルタータンク172から伝達されてきた冷・温の原水は、直水管T1に供給され、冷・温の直水は、排出部450に伝達される。
(3)再生モード
添付の図23は、再生モードを示した模式図であり、回転ディスク332の回転流路334が、固定ディスク302の第1の固定ホール304と第4の固定ホール316とを連結させる一方、回転ディスク332の補助流路336が、固定ディスク302の第1の連結溝308と第2の連結溝322とを連結している。
この場合、固定ディスク302の第1の固定ホール304は、流路プレート252の第2の流路ホール262を媒介としてフィルタータンク(図6の符号172ご参照)に連結される(整理1の(1)ご参照)。固定ディスク302の第4の固定ホール316は、流路プレート252の第5の流路ホール268を媒介として再生タンク供給管(図6の符号T2ご参照)に連結される(整理1の(4)ご参照)。
また、固定ディスク302の第1及び第2の連結溝308、322は、各々固定ディスク302の第2及び第5の固定ホール306、318に連結される。この中で、固定ディスク302の第2の固定ホール306は、流路プレート252の第3の流路ホール264を介して軟水タンク(図6の符号182ご参照)に連結され(整理1の(2)ご参照)、固定ディスク302の第5の固定ホール318は、流路プレート252の第6の流路ホール272を介して再生タンク排出管(図6の符号T3ご参照)に連結される(整理1の(4)ご参照)。
従って、フィルタータンク172から伝達されてきた冷・温の原水は、再生タンク供給管T2に伝達され、再生タンク排出管T3から伝達されてきた再生水は、軟水タンク182に伝達され、再生廃水は、排出部450に伝達される。
(4)断続モード
添付の図24は、断続モードを示した模式図であり、回転ディスク332の回転流路334は、固定ディスク302の第1の固定ホール304のみに連結される。
この場合、固定ディスク302の第1の固定ホール304は、流路プレート252の第2の流路ホール262を媒介としてフィルタータンク(図6の符号172ご参照)に連結され(整理1の(1)ご参照)、冷・温の原水は、これ以上の進行経路がなくて、断続される。
次に、本発明に係る軟水器の特殊モードであって、リンスモードである。
(5)リンスモード
添付の図25は、リンスモードを示した模式図である。
この場合、‘リンスモード’とは、本発明に係る軟水器だけにある固有の特殊モードであって、再生モードから断続モードに切り換えられる過程中に必然的に伴われ、再生タンク(図6の符号192ご参照)の内部圧力を下げると共に、相対的に低い濃度の再生水路軟水タンク(図6の符号182ご参照)を洗浄する。
このために、回転ディスク332の回転流路334は、固定ディスク302の第1の固定ホール304のみに連結されるが、回転ディスク332の補助流路336が、固定ディスク302の第1の連結溝308と第2の連結溝322とを連結している。
この場合、固定ディスク302の第1の固定ホール304は、流路プレート252の第2の流路ホール262を媒介としてフィルタータンク(図6の符号172ご参照)に連結される(整理1の(1)ご参照)。固定ディスク302の第1及び第2の連結溝308、322は、各々固定ディスク302の第2及び第5の固定ホール306、318に連結される。
この中で、固定ディスク302の第2の固定ホール306は、流路プレート252の第3の流路ホール264を介して軟水タンク(図6の符号182ご参照)に連結され(整理1の(2)ご参照)、固定ディスク302の第5の固定ホール318は、流路プレート252の第6の流路ホール272を介して再生タンク排出管(図6の符号T3ご参照)に連結される(整理1の(4)ご参照)。
従って、フィルタータンク172から供給される冷・温の原水が断続される反面、再生水排出管T3から伝達される再生水が、軟水タンク182に流入される。
一方、先の図11及び図12を参照した説明に基づいて、再生タンク192に内蔵される再生水生成ユニット580は、再生タンク供給管T2から伝達される冷・温の原水の供給圧力に比例した濃度の再生水を再生水排出管T3に伝達することを確認したことがある。
その結果、リンスモードで軟水タンク182には、相対的に低い濃度の再生水が供給され、これによって、再生タンク192の内部圧力が低くなると共に、軟水タンク182が洗浄される。
従って、ユーザは、再生モード後に、軟水タンク172内に残留した再生水と再生廃水成分を消尽させるために不要に長時間冷・温の軟水を流す必要がなく、再生モード後に、長い間軟水器を使用しないで放置した時に生じ得るイオン交換樹脂の逆反応を効果的に防止でき、別の操作をしなくても、再生タンク192の内部圧力を下げることができ、安定した使用が可能である。
続いて、本発明に係る軟水器の3つの便宜モードである。
(6)自動再生モード
これは、先に考察してみた断続モードから再生モードを進行した後、再び断続モードに切り替えられるものであって、再生モード後に断続モードに切り替えられる途中にリンスモードが進行される。
従って、自動再生モードのための具体的な作動過程は、別の図面がなくても容易に予想できる。制御部600の論理演算回路602は、測定ユニット120を用いて軟水モード中に測定された冷・温の原水の供給量を基に、イオン交換樹脂の再生時期が来たか否かを判断し、再生時期と判断されると、モーター392のモーター軸394を制御する一方、光センサー378の感知結果に基づいて再生モードを進行する。
この場合、自動再生モードは、使用量が多くない時間、例えば、深夜時間などを用いて行え、自動再生モードの進行命令及び進行時間などは、ユーザにより既設定されたものであってもよい。
(7)流量調節モード
これは、先に考察してみた軟水モードと直水モード中に断続モードに切り替えて、一定流量の冷・温の軟水と冷・温の直水とが排出されるようにするものであって、これもまた、別の図面は省略した。
この場合、流量調節モードが使用される例としては、入浴などのために、浴槽に水を受ける場合などが可能であり、論理演算回路602にタイマー機能を含めて、目的とする冷・温の軟水や冷・温の直水を目的とする時間に目的とする量だけ受けるようにすることができる。
このために、ユーザは、制御部600の入力ユニット604と表示ユニット606とを利用して、水の種類と流量を選択する。論理演算回路602は、測定ユニットの感知結果に基づいてモーター392のモーター軸394を制御する一方、光センサー378の感知結果に基づいて軟水モードや直水モードを進行して、該当流量の冷・温の軟水又は冷・温の直水を排出した後に、断続モードに切り替える。
この場合、必要であれば、ユーザは、制御部600の入力ユニット604と表示ユニット606とを利用して、水の温度を共に選択することも可能である。
論理演算回路602は、測定ユニットの感知結果に基づいてモーター392を制御して、該当温度及び流量の冷・温の軟水や冷・温の直水を排出した後に、断続モードに切り替えることも可能である。
(8)安全モード
これは、先に考察してみた軟水モードと直水モード中に測定ユニット120を介して測定された冷・温の原水の温度が、既入力された基準値以上又は以下に変化する時に断続モードに自動切り替えるものであって、別の図面は、省略した。
この場合、基準値は、入力ユニット604と表示ユニット606とを利用して、ユーザがあらかじめ入力したものであってもよい。
一方、本発明に係る軟水器には、一つの軟水タンク172を使用するので、使用中に突然水の温度が変わると、目的とする温度に再調節するまで長時間水を流さなければならないが、安全モードを使用する場合、消尽される水の量を減らせることはもちろん、突然の温度変化による火傷の危険と不快感を防止できる。
このための変換方法は、上述と同様であり、論理演算回路602は、測定ユニット110の感知結果に基づいて冷・温の原水の温度を感知して、モーター392のモーター軸394を制御する一方、光センサー378の感知結果に基づいて軟水モードや直水モードから断続モードに切り替える。
一方、添付の図26は、本発明に係る軟水器のフィルタータンク172に内蔵されるフィルターユニット400の分解斜視図であり、図27は、フィルターユニット400が内蔵されたフィルタータンク172の断面図であり、図3のA-A線に沿った断面図に該当する。
この場合、フィルターユニット400は、フィルタータンク172を通る冷・温の原水から不純物をろ過して除去することはもちろん、冷・温の原水にビタミンなどのような水溶性の機能性物質を含有させ、ユーザの皮膚の美容を図れる。
このためのフィルターユニット400は、フィルタータンク172内に挿入され、冷・温の原水から不純物をろ過して除去するフィルター本体406と、ビタミンなどの機能性物質420が充填された状態でフィルタータンク172の上段のフィルタータンクフランジ256内に挿入され、フィルター本体406を経てきた冷・温の原水内に機能性物質の水溶液を含有させる機能性タンク411と、に分けられる。
この中で、フィルター本体406は、水中の不純物をろ過して除去するように、繊維やその他合成樹脂などの微細組織物質からなっている円筒状を示し、フィルター本体406の下上に各々第1及び第2のフィルターガイド402、416が結合される形態を示す。
この場合、フィルター本体406の内部の長さ方向に沿っては、所定の直径の中空408が貫通され、フィルター本体406の外径は、フィルタータンク172の内面と一定間隔を保持する。
そして、フィルター本体406の下段に結合される第1のフィルターガイド402は、フィルタータンク供給ホール174から一定間隔離隔されたまま、フィルター本体406の底面を実質的に密閉するように密着結合されるプレート形状であり、中空408に嵌め込まれる第1のフランジ404を備える。
また、フィルター本体406の上段に結合される第2のフィルターガイド416もまた、フィルター本体406の上面に密着されるプレート形状であり、中空408に嵌め込まれる第2のフランジ418を備え、ここには、中空408を延ばす原水孔419が貫通された状態で、タンクプレート212の第1のタンクホール214にぴったりに挿入固定される。
従って、フィルタータンク172にフィルター本体406が挿入された場合に、フィルタータンク172の内部は、フィルター本体406を境界として、各々、フィルタータンク供給ホール174に連結されたフィルター本体406の外側と、第1のタンクホール214に連結されたフィルター本体406の内側と、に区分される。
その結果、フィルタータンク供給ホール174を介してフィルタータンク172の内部に伝達される冷・温の原水は、フィルター本体406の外側からその内側の中空408へ移動する過程中に、不純物がろ過して除去される。その後、第2のフィルターガイド416の原水孔419を初めとするタンクプレート212の第1のタンクホール214と流路プレート252の第1の流路ホール254と第1の流路263とを介して切り替えバルブアセンブリー300に伝達される(図13乃至16参照)。
次に、フィルター本体406の上段のフィルタータンクフランジ256内に挿入される機能性タンク411は、ボウル状のタンク本体412と、これの上面を密閉するようにねじ結合されるタンク蓋422と、に分けられ、その内部には、ビタミンなどの機能性物質420が充填される。
そして、タンク本体412は、第2のフィルターガイド416と一定距離を保持することによって、冷・温の原水の流れを妨害しないように、第2のフィルターガイド416から上向き突出された複数の壇417に一切に固定でき、タンク本体412の一側には、微細流出ホール413が貫通する。
従って、フィルタータンク172を初めとするフィルタータンクフランジ256の内部に冷・温の原水が充填され、微細流出ホール413を介して機能性物質420の水溶液が流れ出て、バルブアセンブリー300に伝達される冷・温の原水に含有されるが、任意の機能性物質がビタミンである場合に、冷・温の原水内に僅かな量が含有されても、十分な効果を発揮できる。そのため、微細流出ホール413の直径は、1mm以下であってもよい。タンク蓋422には、別の取っ手424を設けて、フィルタータンク蓋282を開放した後に、フィルタータンクフランジ256からより容易に挿脱できる。
添付の図28は、本発明に係る軟水器の軟水タンク182の断面図であり、図6のB-B線に沿った断面図に該当する。
軟水タンク182の軟水タンク流入ホール184とタンクプレート212の第2のタンクホール216とには、各々、第1及び第2のチェックバルブ186、188が介在される。この中で、第1のチェックバルブ186は、軟水タンク流入ホール184を介して排出部450に伝達される冷・温の軟水と再生廃水の一方向の流れだけを許容して、排出部450の冷・温の軟水と再生廃水が軟水タンク182に逆流することを防止する。第2のチェックバルブ188は、タンクプレート212の第2のタンクホール216を介して軟水タンク182に流入する冷・温の原水の一方向の流れだけを許容して、軟水タンク182内の冷・温の軟水が切り替えバルブ部250に逆流することを防止する。
以下、本発明に係る軟水器100の外観を完成する部分であって、制御部600が実装されるハウジング及び製品化のための最終の外装ケースについて考察してみる。
添付の図29は、本発明に係る軟水器100にハウジング610が装着された状態を示した斜視図であり、図30は、ハウジング610の分解状態を示した分解斜視図である。
ハウジング610は、軟水タンク182の前面に固定されるリアハウジング612と、これの前面を覆うフロントハウジング628との結合からなる。
そして、リアハウジング612とフロントハウジング628との内部には、制御部600の論理演算回路602が搭載されたPCB(Printed Circuit Board)616が実装される。ここには、制御部600の残りであって、複数のボタン618を含む入力ユニット604と、LCD626などの表示ユニット606とが共に装着される。
この場合、LCD626は、別のLCDケース622に実装されたまま、PCB616に装着できる。フロントハウジング628の一部は、LCD626の表示内容を外部に露出させ得る透明窓634からなり、ボタン618を露出させ得る複数個のボタンホール632が貫通する。
また、リアハウジング612とフロントハウジング628とを結合すると共に、これらを軟水タンク182の前面に固定させ得るように、リアハウジング612とフロントハウジング628との外面には、各々スクリューホールが貫通された複数個の第1及び第2の結合突起614、630が側方に突出される一方、タンク部170の前面には、ナットホールが設けられた複数個の結合リーブ188が設けられることができる。
従って、第1及び第2の結合突起614、630を貫通して結合リーブ188に挿入される複数個のスクリューを介して、ハウジング610は、軟水タンク182の前面に緊密に固定される。
添付の図31は、本発明に係る軟水器100の完成された外観を示した斜視図であり、図32は、これから外装ケース640を切り離して示した分解斜視図である。
本発明に係る軟水器100の外装ケース640は、5つの部分に分けられ、これらの結合により、図31のような外観を示す。
このための外装ケース640は、軟水器100の前面を覆うフロントケース650と、軟水器100の後面を覆うリアケース670と、軟水器100の底面を覆うボトムケース680と、フィルタータンク蓋282及び再生タンク蓋284を除いた軟水器100の上段を覆うミドルケース710と、ミドルケース710の上段を覆うトップケース740と、からなる。
まず、フロントケース650は、軟水器100の前面を初めとする左右の一部と下段の一部を覆うが、ここには、水栓口475を露出させる第1の開口部652と、ドレインハンドル572を露出させる第2の開口部654と、調節ハンドル532を露出させる第3の開口部656と、ハウジング610のボタンホール632と透明窓634とを露出させる第4の開口部662と、が設けられる。従って、ユーザは、軟水器100の操作に無理がない。
次に、リアケース670は、軟水器100の後面を初めとする左右の一部と下段の一部を覆いながら、フロントケース650の左右に当接して連結され、両壁面が交差する浴室などのコーナーに沿って密着され得るように、中間地点を基準として左右が垂直に折り曲げられた形態を示す。
そして、リアケース670の内面には、軟水器100の後面に沿って密着される複数個の補強リーブ672が設けられ、荷重や外部圧力による形態変形を防止する。その下段には、浴槽などのコーナーに載置される少なくとも一つの支え段678が設けられる。従って、フロントケース650とリアケース670とが結合された場合、軟水器100の前後面を覆い被せる三角筒又はこれに類似する形態を示す。
一方、以上で考察してみたフロントケース650とリアケース670とを初めとする外装ケース640は、合成樹脂の射出成形により製造でき、荷重の増加を最小化するために、その厚さは、数mm程度となる。従って、外部の圧力により外れるか、切り離される可能性がある。
これにより、円内図面Dのように、フロントケース650の左右端に沿って嵌め突起666を突出させると共に、ここに当接して連結されるリアケース670の左右端に沿って、円内図面Eのように、嵌め突起676を設けることができる。これらを組合せて、フロントケース650とリアケース670の外れを防止できる。
また、円内図面Fのように、フロントケース650の左右内側から複数個の第1のフック結合端664を突出させると共に、これに対応するリアケース670の左右内側から複数個の第2のフック結合端674を突出させることができる。これらを嵌め込んでフロントケース650とリアケース670とをより緊密に結合できる。
次に、ボトムケース680は、軟水器100の底面を覆いながら、フロントケース650とリアハウジング670との下段に結合され、入水口124と、シャワーヘッド接続口476と、ドレイン出水口564とを各々露出させるための第1乃至第3のボトムホール682、684、686が貫通する。
そして、ボトムケース680の下段には、リアケース670の支え段678と共に、浴槽などのコーナーに載置される少なくとも2つの高さ調節段690が装着されるが、これらは、支え段678と共に、三角形の配置構造を示すように、ボトムケース680の左右両側に一対に装着され、各々高さ調節が可能である。
次に、ミドルケース740は、フィルタータンク蓋282と再生タンク蓋284とを除いた軟水器100の上段を覆うように、第1及び第2の栓ホール712、714が貫通され、その下段は、フロントケース650とリアケース670との上段に結合される。
このために、フロントケース650とリアケース670との上段には、各々内向きの後に、上向きする第1及び第2の係止顎(円内D、Eの符号651、671ご参照)が設けられ、ミドルケース710の下段は、第1及び第2の係止顎651、671を外側から覆い被せる。
そして、ミドルケース710には、ハウジング610に実装される制御部600に駆動電力を供給するためのバッテリーケース720が設けられる。これは、該当部分で詳細に考察してみる。
最後に、トップケース740は、ミドルケース710を覆い、軟水器100の上段を最終的に隠蔽する部分であって、フィルターユニット400を初めとする再生物質の交替や投入、バッテリーの交替などのために頻繁に開放されるので、ミドルケース710を覆う単純な形態を表すことができる。
添付の図33は、本発明に係るミドルケース710の分解斜視図であり、図34は、平面図であり、図35は、図34のH-H線に沿って切断した断面図である。
ミドルケース710には、第1及び第2の栓ホール712、714が貫通され、これらとは別に、バッテリーケース720が装着される。
このために、ミドルケース710には、バッテリー装入ホール716が貫通され、バッテリー蓋722により密閉される一方、ミドルケース710の底面には、ケース本体732が結合され、バッテリー装入空間を定義するので、バッテリー装入空間は、バッテリー蓋722により開閉されるバッテリー装入ホール716を入口とする。
この中で、バッテリー蓋722の底面には、バッテリーの電気的な連結のための第1の端子724が介在され、その側面には、一対の第1のスクリュー結合端723が側方に突出される。
従って、バッテリー蓋722は、スクリュー結合端723の各々を貫通してミドルケース710に挿入される一対のスクリュー728により分離又は結合されるが、バッテリー装入空間に水分や水気が流入することを防止するために、バッテリー蓋722とバッテリー装入ホール716との間には、第1の絶縁パッキング726が介在され、一対のスクリュー結合端723は、互いにずれた非対称に配置され、バッテリーの極性が誤って連結されることを防止する。
そして、ケース本体732は、ミドルケース710の底面に結合され、バッテリー装入空間を完成する部分であって、ケース本体732の上端には、少なくとも一対の第2のスクリュー結合端733が側方に突出され、その内部の底面には、バッテリーの電気的な連結のための第2の端子738が介在される。
従って、ケース本体732もまた、第2のスクリュー結合端733の各々を貫通してミドルケース710に挿入されるスクリューにより分離又は結合され、水分や水気が流入することを防止できるように、ケース本体732とミドルケース710との間には、第2の絶縁パッキング739が介在される。
一方、図35から明らかなように、ケース本体732の底面732aは、水平の第2の端子738から2mm以上の間隔を保持したまま、一側に傾斜して順次その間隔が増え、その最低地点には、水抜け孔734が設けられる。従って、バッテリーの交替などの過程で、万が一、バッテリー装入空間内に水分が流入しても、迅速に排水できる。
この場合、ケース本体732の底面732aの中で第2の端子738から最も近い地点が第2の端子738から2mm以上の間隔を保持する理由は、表面張力などを原因として、万が一、水滴の排水が妨げられることを防止するためである。
また、未設名の符号736は、第2の端子738をハウジング610の制御部600に連結して、バッテリーの駆動電力を供給するための電源ケーブルの引出口736である。
一方、添付の図36と図37は、本発明に係る軟水器の固定方法を説明するための図であり、各々外装ケース610の一部からハンガー750を切り離して示した分解斜視図及びその結合状態に関する断面図である。
先に考察したように、本発明に係る軟水器は、浴槽などのコーナーに立設可能であり、該当部分により安定的に固定されるように、別のハンガー750が使用できるので、このために、壁面に密着されるリアケース760の左右側の上段には、一対のハンガーホール678が貫通する。そして、ハンガー750は、リアケース670に密着して結合されるハンガーフレーム752と、これの外面に嵌め込まれる湿気遮断パッキング756と、からなる。
この場合、ハンガーフレーム752の内面には、少なくとも一つの固定フック754が設けられ、ハンガーホール678の各々にフック方式により挿入固定される。
また、ハンガーフレーム752の外面には、両面テープなどを利用して壁面に接着できる接着面753が突出され、湿気遮断パッキング756は、接着面753の外側を取り回して壁面に密着されることによって、湿気侵入などによる両面テープの接着力弱化を防止する。
この場合、必要であれば、ハンガーフレーム750の接着面753の両側にスリット状のパッキング溝752aを設ける代わりに、湿気遮断パッキング750には、各々のパッキング溝752aに嵌め込まれ、ハンガーフレーム752とリアケース670との間に折り曲げられて介在される延長端758を設けることができる。これによって、リアケース670とハンガーフレーム752との間に一定程度の弾性を与えて、固定フック754による固定力を強化する一方、接着面753に染み込める湿気を効果的に遮断できる。

Claims (38)

  1. 冷・温の原水の供給により、イオン交換樹脂による前記冷・温の軟水を提供する軟水モードと、前記冷・温の原水そのままの冷・温の直水を提供する直水モードと、再生物質による再生水を生成して、前記イオン交換樹脂の再生による再生廃水を排出する再生モードと、前記冷・温の原水の供給を断続する断続モードと、を遂行する軟水器であって、
    前記冷・温の原水から不純物をろ過して除去するフィルタータンク、前記イオン交換樹脂が充填された軟水タンク、及び前記再生物質が充填された再生タンクを備えたタンク部と、
    前記フィルタータンクの下段に付設され、前記冷・温の原水を最初に供給されて前記フィルタータンクに伝達する供給部と、
    前記軟水タンクの下段に付設され、前記冷・温の軟水、冷・温の直水、及び再生廃水を最終排出するか、あるいは、最終断続する排出部と、
    前記フィルタータンクの前記冷・温の原水を伝達されて前記軟水モードで前記軟水タンクに伝達し、前記直水モードで前記排出部に伝達し、前記再生モードで前記再生タンクに伝達した後に、前記再生タンクの前記再生水を前記軟水タンクに伝達し、前記断続モードで前記冷・温の原水の供給を断続する切り替えバルブ部と、を含む軟水器。
  2. 前記フィルタータンクと前記切り替えバルブ部とを連結し、前記フィルタータンクの前記冷・温の原水を前記切り替えバルブ部に伝達するフィルタータンク排出管路と、
    前記切り替えバルブ部と前記排出部とを連結し、前記切り替えバルブ部の前記冷・温の原水そのままの前記冷・温の直水を前記排出部に伝達する直水管路と、
    前記切り替えバルブ部と前記再生タンクとを連結し、前記切り替えバルブ部の前記冷・温の原水を前記再生タンクに伝達する再生タンク供給管路と、
    前記再生タンクと前記切り替えバルブ部とを連結し、前記再生タンクの前記再生水を前記切り替えバルブに伝達する再生タンク排出管路と、
    前記切り替えバルブ部と前記軟水タンクとを連結し、前記切り替えバルブ部の前記冷・温の原水と前記再生水とを前記軟水タンクに伝達する軟水タンク供給管路と、
    前記軟水タンクと前記排出部とを連結し、前記軟水タンクの前記冷・温の軟水と前記再生廃水とを前記排出部に伝達する軟水タンク排出管路と、を更に含む請求項1に記載の軟水器。
  3. 前記直水管路、前記軟水タンク供給管路、及び前記軟水タンク排出管路は、外部に露出された別の管からなり、残りは、内部に隠蔽定義された流路からなる請求項2に記載の軟水器。
  4. 前記切り替えバルブ部は、モーターと、
    前記フィルタータンク排出管路、前記直水管路、前記再生タンク供給管路、前記再生タンク排出管路、及び前記軟水タンク供給管路と一対一対応に連結された複数の固定ホールが穿孔された固定ディスクと、
    前記固定ディスクに密着されたまま前記モーターにより回転され、各々前記軟水モードで前記フィルタータンク排出管路と前記軟水タンク供給管路とを連結し、前記直水モードで前記フィルタータンク排出管路と前記直水管路とを連結し、前記再生モードで前記フィルタータンク排出管路と前記再生タンク供給管路とを連結すると共に、前記再生タンク排出管路と前記軟水タンク供給管路とを連結し、前記断続モードで前記フィルタータンク排出管路を断続する回転流路を備えた回転ディスクと、を含む請求項2に記載の軟水器。
  5. 前記再生モードと前記断続モードとの間に伴われ、前記再生タンクの内部圧力を下げ、前記イオン交換樹脂に残留した前記再生水及び前記再生廃水成分を洗浄するリンスモードを更に含む請求項1に記載の軟水器。
  6. 前記切り替えバルブ部は、前記リンスモードにおいて、前記冷・温の原水の供給を取り締まったまま、前記再生タンクの前記再生水を前記軟水タンクに伝達する請求項5に記載の軟水器。
  7. 前記フィルタータンクと前記切り替えバルブ部とを連結し、前記フィルタータンクの前記冷・温の原水を前記切り替えバルブ部に伝達するフィルタータンク排出管路と、
    前記切り替えバルブ部と前記排出部とを連結し、前記切り替えバルブ部の前記冷・温の原水そのままの前記冷・温の直水を前記排出部に伝達する直水管路と、
    前記切り替えバルブ部と前記再生タンクとを連結し、前記切り替えバルブ部の前記冷・温の原水を前記再生タンクに伝達する再生タンク供給管路と、
    前記再生タンクと前記切り替えバルブ部とを連結し、前記再生タンクの前記再生水を前記切り替えバルブに伝達する再生タンク排出管路と、
    前記切り替えバルブ部と前記軟水タンクとを連結し、前記切り替えバルブ部の前記冷・温の原水と前記再生水とを前記軟水タンクに伝達する軟水タンク供給管路と、
    前記軟水タンクと前記排出部とを連結し、前記軟水タンクの前記冷・温の軟水と前記再生廃水とを前記排出部に伝達する軟水タンク排出管路と、を更に含む請求項6に記載の軟水器。
  8. 前記切り替えバルブ部は、モーターと、
    前記フィルタータンク排出管路、前記直水管路、前記再生タンク供給管路、前記再生タンク排出管路、前記軟水タンク供給管路と一対一に対応された複数の固定ホールが穿孔された固定ディスクと、
    前記固定ディスクに密着されたまま前記モーターにより回転され、各々、前記軟水モードで前記フィルタータンク排出部と前記軟水タンク供給管路とを連結し、前記直水モードで前記フィルタータンク排出部と前記直水管路とを連結し、前記再生モードで前記フィルタータンク排出管路と前記再生タンク供給管路とを連結すると共に、前記再生タンク排出管路と前記軟水タンク供給管路とを連結し、前記断続モードで前記フィルタータンク排出管路を断続、前記リンスモードで前記フィルタータンク排出管路を断続すると共に、前記再生タンク排出管路と前記軟水タンク供給管路とを連結する回転流路が備えられた回転ディスクと、を含む請求項7に記載の軟水器。
  9. 前記再生タンクに内蔵され、前記再生タンク供給管に前記冷・温の原水が伝達されると、前記再生タンク排出管に前記再生水を伝達する再生水生成ユニットを更に含む請求項7に記載の軟水器。
  10. 前記再生水生成ユニットは、多数の微細ホールが貫通されたメッシュ形状であり、かつ、前記再生タンク供給管と前記再生タンク排出管とを連結するパイプ形状であり、その内部に内径を急激に縮小させる貫通ホールが備えられた請求項9に記載の軟水器。
  11. 前記再生水生成ユニットは、前記再生タンク供給管に伝達される冷・温の原水の供給圧力に比例した濃度の前記再生水を、前記再生タンク排出管に伝達する請求項10に記載の軟水器。
  12. 前記フィルタータンクに内蔵され、前記冷・温の原水から不純物をろ過して除去するフィルターユニットを更に含む請求項1に記載の軟水器。
  13. 前記フィルターユニットは、水溶性の機能性物質を含み、前記不純物がろ過して除去された前記冷・温の原水に、前記機能性物質を溶解させる請求項12に記載の軟水器。
  14. 前記フィルタータンクは、前記供給部の前記冷・温の原水が供給されるフィルタータンク供給ホールが下段に貫通され、前記冷・温の原水を前記切り替えバルブ部に伝達する第1の流路ホールが上段に貫通され、その内部に、前記フィルタータンク供給ホールと前記第1の流路ホールとの間で前記フィルタータンク供給ホールと前記第1の流路ホールとを連結する第1のタンクホールが貫通された請求項13に記載の軟水器。
  15. 前記フィルターユニットは、前記フィルタータンク供給ホールと前記第1の流路ホールとの間に介在され、長さ方向による中空が貫通された円筒状のフィルター本体と、
    前記フィルターユニットの底面を密閉する第1のフィルターガイドと、
    前記中空を延ばす原水孔が貫通されたまま、前記フィルターユニットの上面を密閉し、前記第1のタンクホールに嵌め込まれる第2のフィルターガイドと、を更に含む請求項14に記載の軟水器。
  16. 前記フィルターユニットは、前記フィルター本体の上段に結合され、前記水溶性機能性物質が充填され、一側に微細ホールが貫通された機能性タンクを更に含む請求項15に記載の軟水器。
  17. 前記排出部は、水栓口と、シャワーヘッドと、
    ユーザの直接的な操作により、前記冷・温の軟水、前記冷・温の直水、及び前記再生廃水を最終取り締まったり、あるいは、前記水栓口と前記シャワーヘッドのいずれか又は両方に最終排出させる調節バルブと、を含む請求項1に記載の軟水器。
  18. 前記排出部は、前記冷・温の軟水、前記冷・温の直水、及び前記再生廃水が供給される内部の調節バルブ流路が定義され、前記水栓口が連結される水栓口接続口と、前記シャワーヘッドが接続されるシャワーヘッド接続口とが備えられた調節バルブフレームと、前記調節バルブフレームの一側に備えられ、前記バルブ流路と連通する第1の調節バルブホール、前記水栓口接続口に連結される第2の調節バルブホール、及び前記シャワーヘッド接続口に連結される第3の調節バルブホールが貫通された調節バルブシートが備えられた調節バルブ領域を提供する調節バルブハウジングと、
    前記調節バルブシートに密着固定され、前記第1乃至第3の調節バルブホールと一対一に対応する第1乃至第3の調節バルブ固定ホールが貫通された調節バルブ固定ディスクと、
    前記調節バルブ固定ディスクに密着されたまま前記ユーザにより回転され、前記第1の調節バルブ固定ホールを取り締まったり、前記第2及び第3の調節バルブ固定ホールのいずれか又は両方に連結する調節バルブ回転流路が備えられた調節バルブ回転ディスクと、を更に含む請求項17に記載の軟水器。
  19. 前記排出部は、前記調節バルブ回転ディスクに結合され、調節バルブ回転軸が備えられた調節バルブブラケットと、
    前記調節バルブ回転軸により貫通されたまま前記調節バルブハウジングを覆って、前記調節バルブ領域を密閉する調節バルブカバーと、
    前記調節バルブカバーの外部で前記調節バルブ回転軸に固定される調節バルブ回転シャフトと、
    前記調節バルブ回転シャフトに固定され、前記ユーザが回転させる調節ハンドルと、を更に含む請求項18に記載の軟水器。
  20. 前記調節バルブ回転シャフトに臨む前記調節バルブカバーの一面にスプリングを媒介として挿入されたボールと、
    前記調節バルブカバーに臨む前記調節バルブ回転シャフトの一面に設けられ、前記ボールをガイドする弧状のガイド溝と、前記ガイド溝の間々に設けられたホール状のストッパー溝と、を更に含む請求項19に記載の軟水器。
  21. 前記調節バルブブラケットに臨む前記調節バルブカバーの一面に設けられた第1のストッパー突起と、
    前記調節バルブカバーに臨む前記調節バルブブラケットの一面に設けられ、前記第1のストッパー突起にかかるように一側が開口された弧状の第1のストッパーガイドと、を更に含む請求項19に記載の軟水器。
  22. 前記調節バルブカバーの他面に設けられた第2のストッパー突起と、
    前記調節バルブカバーに臨む前記調節バルブ回転シャフトの一面に設けられ、前記第2のストッパー突起にかかるように一側が開口された弧状の第2のストッパーガイドと、を更に含む請求項19又は21に記載の軟水器。
  23. 前記軟水器を内部に収容し、外観上、三角筒状を示す外装ケースを更に含み、両壁面が交差する浴室内の浴槽コーナーに立設される請求項1に記載の軟水器。
  24. 複数のバッテリーによる充電電力により前記切り替えバルブ部を制御する制御部を更に含む請求項23に記載の軟水器。
  25. 前記外装ケースは、前記軟水器の前面を覆うフロントケースと、
    前記軟水器の後面を覆い、前記フロントケースと結合するリアケースと、
    前記軟水器の底面を覆い、前記浴槽コーナーに載置されるボトムケースと、前記軟水器の上段を覆い、前記複数のバッテリーが実装されるバッテリー装入空間を提供するミドルケースと、
    前記ミドルケースの上段を覆うトップケースと、を含む請求項24に記載の軟水器。
  26. 前記ミドルケースに貫通されたバッテリー装入ホールと、
    前記ミドルケースの上面に結合され、前記バッテリー装入ホールを覆うバッテリー蓋と、
    前記ミドルケースの底面に結合され、その内部に前記バッテリー装入空間を定義するバッテリーケースと、を含む請求項25に記載の軟水器。
  27. 前記バッテリー蓋の側方に突出された一対の第1のスクリュー結合端を更に含み、前記バッテリー蓋は、前記第1のスクリュー結合端を貫通して前記ミドルケースに挿入される一対のスクリューに固定される請求項26に記載の軟水器。
  28. 前記第1のスクリュー結合端は、互いにずれている非対称構造である請項27に記載の軟水器。
  29. 前記バッテリーケースの上端から側方に突出された一対の第2のスクリュー結合端を更に含み、前記バッテリーケースは、前記第2のスクリュー結合端を貫通して前記ミドルケースに挿入される一対のスクリューに固定される請求項26に記載の軟水器。
  30. 前記バッテリー蓋の内面と前記バッテリーケースの内部の底に各々互いに並んで固定され、前記バッテリーを電気的に連結する第1及び第2の端子を更に含む請求項29に記載の軟水器。
  31. 前記バッテリーケースは、底が一方に傾斜して前記第2の端子から次第に離れ、その最低地点に水抜け孔が貫通されている請求項30に記載の軟水器。
  32. 前記底と前記第2の端子との間の間隔は、少なくとも2mmである請求項31に記載の軟水器。
  33. 前記リアケースに設けられたハンガーホールと、
    前記リアケースと前記壁面との間に介在され、前記ハンガーホールに挟まれたまま、前記壁面に両面テープにより密着されるハンガーを更に含む請求項25に記載の軟水器。
  34. 前記ハンガーは、前記壁面に向かう一面に、前記両面テープが貼り付けられるように突出された貼付面を提供し、前記リアケースに向かう他面に、前記ハンガーホールに嵌め込まれるフック結合端が備えられたハンガープレートを含む請求項33に記載の軟水器。
  35. 前記ハンガーは、前記貼付面の縁を取り回して前記ハンガープレートと前記壁面とに密着介在される湿気遮断パッキングを更に含む請求項34に記載の軟水器。
  36. 前記ハンガーは、前記ハンガープレートに貫通されたパッキングホールと、
    前記湿気遮断用パッキングに設けられ、前記パッキングホールを貫通して前記ハンガープレートと前記リアケースとの間に介在される延長端と、を更に含む請求項35に記載の軟水器。
  37. 前記供給部は、前記冷・温の原水の供給流量と温度とを測定する測定ユニットを含む請求項1に記載の軟水器。
  38. 前記冷・温の原水の温度が基準値以上又は以下である場合、前記軟水モード又は直水モードから前記断続モードに切り替える安全モードを更に含む請求項37に記載の軟水器。
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