JP2010522960A - 自然光模倣システム及びユーザ・インタフェース - Google Patents

Abstract

照明インタラクションシステム１００は、さまざまな光属性を持つ光効果及び／又は照明を提供するための少なくとも一つの光源１４０と、光設定と関連する複数のインジケーターを持つ選択インジケーター２３０とを含む。セレクタ２１０は、前記選択インジケーター２３０又は前記セレクタ２１０の回転により、前記選択インジケーター２３０の第１のインジケーターをポイントするように構成されたポインタ２２０を持つ。前記セレクタ２１０の起動は、第１のインジケーターと関連する第１の光属性を持つ光を提供するように前記光源１４０を制御する。動的モードにおいて、さまざまなインジケーターと前記ポインタ２２０の位置合わせは、種々異なるインジケーターにポイントし、現在位置合わせされたインジケーターに従って第１の光属性を変えるように、時間の関数として変化する。

Description

本発明は、昼間又は他の時間の全体にわたって例えば人工の光の属性を、例えば、ノブ、スライダ、ポインタ及び／又はインジケータを持つ選択可能なダイヤルのような入力装置の操作に応じて、変化させることによって自然の日光を模倣し、制御するためのインタラクションシステム及びユーザ・インタフェースに関する。

先進の照明装置は、一日全体にわたって日光の強度及び色の自然の変化を模倣することが可能である。これは、人々になじみがある動的な照明条件を作ることによって、オフィス又は店のような特定の空間をより自然な環境にすることを可能にする。これは、店、ショッピングセンタ、会議室及び個室オフィスのような、特に比較的閉じた及び／又は窓がない環境において有益である。

従来の照明装置では、減光、スイッチのオン／オフ、色調整のような光源の制御が、豊かな経験を提供し、生産性、安全性、効率及びくつろぎを改善することを可能にする。

例えば制御可能及びプログラム可能な発光ダイオード（ＬＥＤ）のような制御可能な光源の出現で、複雑な光効果が作れる。単純及び直観的なユーザ・インタフェースを提供して、ユーザからシステムの複雑さをマスキングすることが、望ましい。換言すれば、制御インターフェースを単純及び使いやすくすることが、望ましい。システムの複雑さをマスキングしながら、簡単及び直観的な態様で照明装置を制御することは、それ自体チャレンジである。所望の光効果を提供するため、光源を制御する（例えば、減光する）種々異なるインタラクションパラダイムのためのソリューションが存在する。

例えば、米フィリップス社に譲渡されたベルグマンの米国特許第５，８６１，７１７号（すべてが参照によりここに組み込まれる）は、放射された人工の光の所望の色温度と測定された日光レベルとの間の予め定められた関係に依存して、調節可能な光源の色を制御するための照明装置を述べている。制御ユニットは、測定された日光レベルに依存して、人工の光の色及び強度を変える。日暦は一年の日を決定するため提供され、時計は時刻を決定するために提供される。一年の日と時刻と平均日光レベルとの間の予め定められた関係に沿って、日及び時間情報を使用して、光が、所望の色温度及び輝度を持って作られる。

他の従来の照明制御システムが、ブラックウェルの米国特許出願公開番号第２００３／００２８２６０号に記載され、ここに全て参照として組み込まれる。ブラックウェルによると、プログラム可能なＬＥＤは、例えば色、輝度、変化率、光の見かけの伝播の方向のような光属性を変えることによって、カラーの虹を追跡するような、複雑な照明効果を提供するように制御される。ボタン、ロータリー、リニア若しくは可変スイッチ、セレクタ、ポインタ又はダイヤルのようなユーザ・インタフェースが、所望の光効果を提供するようにプロセッサによる実行のためメモリからプログラムを選択するように用いられる。

他の照明制御システムは、ミューラーの米国特許出願公開番号第２００５／００４０７７４号（すべて参照によりここに組み込まれる）に記載されているように、所望の光効果を選択し、制御するためにコンピュータを使用することを含む。ミューラーは、光の色温度を変えるためのロータリー・スイッチも述べている。

ターマンの米国特許第５，３４３，１２１号及び第５，５８９，７４１号（これらは全て参照によりここに組み込まれる）において、人工の照明システムは、予め定められた地理的な位置で、選択された時間間隔に対応する態様の時間で光出力を変化させ、これは、選択された地理的な位置及び時間間隔で正確に自然な光移行を模倣するために段階的に照明を変化させることを含む。一年の何れかの日及び地理学的緯度での２４時間の日全体の天空光、日光及び月光のような地球の表面上の照明の予想される瞬間的なレベルを規定する包括的な基準が使われる。プロセッサは、シミュレーションされた自然の照明を作るよう光源を駆動するアルゴリズムを実行する。自然光の状況に影響を及ぼしている他の自然現象は、例えば、曇り要因、並びに夜明けの照明のレベル及び増大の率を低下させる悪天候のような動的な天気変化に付随する照明を再生するため、人工の光の生成においても考慮される。

従来の光制御システムに不足していることは、現在の照明のリアルタイム自動フィードバックを提供し、光源によって作られる人工の照明を動的に変更する制御と同様に所望の照明の直観的な選択及び作成を可能にする単純なユーザ・インタフェースである。

例えば、従来のシステムでの課題の１つは、動特性が予めプログラムされていて、ユーザが照明環境に容易に影響を与えることができないということである。例えば、ユーザは、エネルギーディップを持ち、休むか、又は、その日の特定の時刻に特定の活動を持ち、一時的に照明条件を変えるか又は適応することを所望する。更に、特定の時刻の日光を模倣する他に、ユーザは、特定の天気タイプを構築することを所望する。例えば、雨が降るときに、店のマネージャは顧客を引きつけるために店内で日当りのよい雰囲気を作ることを所望する。斯様な作業は、従来の照明制御を使用しては、容易に達成されない。

現在のシステム及び方法の１つの目的は、従来の照明ユーザ・インタフェース及び制御システムの不利な点を克服することである。

実施例によると、照明インタラクションシステムは、可変的な光属性を持つ光効果及び／又は照明を提供するため、少なくとも一つの光源と、光設定に関連する複数のインジケータを持つ選択インジケーターとを含む。セレクタは、セレクタ又は選択インジケーターの回転により、選択インジケーターの第１のインジケーターを示すように構成されるポインタを持つ。セレクタの起動は、光源を第１のインジケーターに関連した第１の光属性を持つ光を提供するように制御する。動的モードにおいて、さまざまなインジケーターとポインタの位置合わせは、種々異なるインジケーターにポイントし、現在位置合わせされたインジケーターに従って第１の光属性を変えるように、時間の関数として変化する。代わりに、又は、少なくとも一つの光源に加えて、マルチメディア装置及び芳香又はにおいの発生器のような他の制御可能な装置は、光効果、音声効果、ビデオ効果及び／又は嗅覚効果を含む全体の雰囲気効果を提供するように制御される。

照明インタラクションシステムは、前記セレクタによって示される異なるインジケーターに従って可変的な光属性を持つ照明を提供するよう光源を制御するように構成されるプロセッサと、前記プロセッサに動作的に結合し、前記プロセッサによって実行されるとき、前記照明を提供するための複数の光スクリプトを格納するように構成されるメモリとを更に有する。照明インタラクションシステムは、少なくとも２つの選択可能なダイヤルを含む選択インジケーターを更に有し、各選択可能なダイヤルは、一日の時間、自然光の状況の記述、一年の季節、天気及び月の満ち欠けの表現から選択される複数のインジケーターの関連するセットを持っている。

現在のシステム及び方法の適用の更なる領域は、これ以降提供される詳細な説明から明らかになるだろう。システム及び方法の例示的実施形態を示しながらの詳細な説明及び具体例は、説明の目的のみを意図し、本発明の範囲を制限することを意図しないことは、理解すべきである。

本発明の装置、システム及び方法のこれら及び他の特徴、態様及び効果は、以下の説明、添付の請求項及び添付の図面から、よりよく理解されるだろう。

図１は、１つの実施例によるインタラクションな光制御システムのブロック図を示す。 図２は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。 図３は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。 図４は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。 図５は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。 図６は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。 図７は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。 図８は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。 図９は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。 図１０は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。 図１１は、他の実施例によるインタラクションシステムを示す。

特定の例示的実施形態の以下の説明は、本来単なる例示であって、本発明、本発明のアプリケーション又は本発明の用途を制限することを意図しているわけでは全くない。本システム及び方法の実施例の以下の詳細な説明において、この一部を形成する図面であって、記載されたシステム及び方法が実施される例示的実施例を介して示される添付の図面が参照される。これらの実施例は、当業者が本開示のシステム及び方法を実施することを可能にするために、充分詳細に記載されているが、他の実施例が利用されてもよく、構造及び論理的変化が本システムの精神と範囲から逸脱することなくなされてもよいことは、理解されるべきである。

従って、以下の詳細な説明は、限定的にとられず、本システムの範囲は添付の請求の範囲だけによって規定される。複数の図に現れる同一の構成要素が同じ参照番号によって特定される他は、本願明細書の図の参照番号の主要な桁は、概して図面の番号に対応する。さらに、明快さのために、よく知られた装置、回路及び方法の詳細な説明は、本システムの説明を隠すことのないように省略されている。

図１は、プロセッサ１２０に動作的に結合されたユーザ・インタフェース１１０を含むインタラクションな照明制御システム１００の一実施例のブロック図を示す。プロセッサ１２０は、メモリ１３０にも結合され、ユーザ・インタフェース１１０からユーザー入力を受け取って、ユーザー入力（ユーザ・インタフェース１１０から受け取った）に従って、及び／又はメモリ１３０に格納された予め定められたプログラム又は光スクリプトの実行で少なくとも一つの光源１４０を制御するように構成される。前記光スクリプトは、さまざまな光源から供給される、強度（すなわち、減光機能）、カラー、ヒュー、飽和、方向などのような光属性を変えることによって、時刻、一年の日、季節、天気等のような一つの又はさまざまな要因の関数として、予め定められた静的及び／又は動的に照明を変更することを提供するように光源を制御するための命令を含む。

光源は、光源の方向を変えるために、例えばプロセッサ１３０の制御のモーターを含んでもよく、従って、ブラックウェルの米国特許出願公開第２００３／００２８２６０号に記載されているように、一定であるか可変的な速度で光の方向から放射する。更に、プロセッサ１２０は、光源１４０の光設定及び／又は現在の照明の視覚フィードバックのようなリアルタイム・フィードバックを提供するために、ユーザ・インタフェース１１０を制御するように構成されてもよい。

生成器１５０は、ベルグマンの米国特許第５，８６１，７１７号及びターマンの米国特許第５，３４３，１２１号、第５，５８９，７４１号に述べられているように、例えば一日の時間、一年の日、季節のような時計情報並びに／又は照明制御及びインタラクションシステム１００の地理的な位置を供給するために、プロセッサ１２０に動作的に結合されている。カレンダ情報は、手動でユーザによってセットされるか、自動的に生成及び／又は決定される。例えば、生成器１５０は、一日の時間、一年の日、季節及び／又は現在の天気情報を受信する（有線の及び／又は無線接続によって）ために、インターネットのようなネットワーク１６０にアクセスする。地理的な位置は、手動でユーザによって提供され、メモリ１３０に保存される。代わりに、又は、加えて、インタラクションな光制御システム１００は、自動的に現在の地理的位置を受信する汎地球測位システム（ＧＰＳ）受信器を含んでもよい。

１つの光源１４０が図１に示されているが、一日の時間、一年の日及び／又は天気、地理的な位置等のような選択されたか決定された要因に応答して、自動的に変化する（例えば、ユーザ・インタフェースなしで）所望の照明を供給するために、グループ又はサブグループで個々に又は集合的に制御される多くの制御可能な光源が提供されてもよいことは、理解されるべきである。

発光ダイオード（ＬＥＤ）は、カラー、強度、ヒュー、飽和及び他の属性を変化させる光を容易に供給するよう構成され、典型的には、さまざまな光属性の制御及び調整のための電子駆動回路を持つので、発光ダイオード（ＬＥＤ）は、制御可能に属性を変化させる光を供給するために、特によく適している光源である。しかしながら、さまざまな強度レベル、異なるカラー、ヒュー、飽和などのような、さまざまな属性の光を提供できる、さまざまな光属性の制御のためのバラスト又はドライバを有する、白熱、蛍光、ハロゲン又は高輝度放電（ＨＩＤ）光などのような何れの制御可能な光源が使われてもよい。

インタラクションな照明制御システム１００のそれぞれの部品は、例えばバスを通じて相互接続され、又は例えば、有線若しくは無線リンクを含む何れかのタイプのリンクによって、互いに機能的に結合されることは、理解されるべきである。更に、プロセッサ１２０及びメモリ１３０は、中心に集められるか、又は例えば各ＬＥＤ光源１４０がそれ自身のコントローラ又はプロセッサ及びメモリを有するようにさまざまなシステム構成要素に分散されてもよい。

ユーザ・インタフェース１１０は、インジケーターを含む少なくとも一つのプレートによって囲まれたロータリー・ノブ又は摺動可能なスイッチのような可動セレクタである。システム１００は、ユーザへのフィードバックを提供するため、ユーザー入力のための一つ以上の表示装置１７０も含む。ディスプレイは、可動セレクタの近くの壁にマウントされてもよく、及び／又は可動セレクタを囲むプレートに含まれてもよく、例えば、インジケーターを表示するために用いられる。

図２は、ポインタ２２０を持っている日光サイクル・ノブ２１０を有し、用語及びシンボルによって表される一日の異なる時間のインジケーターを含むプレート２３０によって囲まれる入出力装置１１０の実施例を示す。プレート２３０の最上位で始まって、例えば、９０ずつ時計回りに移動すると、インジケーターは、太陽２４０の表現、「黄昏」という用語２５０、月２６０の表現及び「夜明け」という用語２７０を含む。

ノブ２１０及び／又はプレート２３０は、ポインタ２２０をプレート２３０の所望のインジケーターと位置付け又は位置合わせするように回転可能でもよい。実例として、ノブ２１０又はダイヤル・プレート２３０を回転させ、ダイヤル・プレート２３０のこれらの異なる位置又は表現へノブ・ポインタ２２０を合わせることによって、光設定は、ポインタ２２０によって示されたインジケーターに相応した照明を提供するように変えられる。例えば、ノブ・セレクタ又はポインタ２２０が「夜明け」２７０を示す場合、光源１４０によって提供される照明は例えば放散した、柔らかく赤い薄暗い光のような早朝の光に似ている。ノブが「黄昏」２５０を示す場合、この時、夜間照明が提供される。ダイヤル・プレート２３０上のさまざまな設定インジケーターに関連したさまざまな照明は、メモリ１３０に格納された付随する光スクリプトのプロセッサ１２０による選択・実行に応じて提供される。

図３に示すように、異なるインジケーターが、ダイヤル・プレートに提供される。図３において、ポインタ２２０を持つノブ２１０はダイヤル・プレート３３０によって囲まれていて、数字が、例えば、時刻を示すために４つのプレート位置３４０、３５０、３６０、３７０に提供されている。日光ノブ２１０は、２４時間の範囲を持ち、プレート３３０上の所望の位置又はインジケーターを示すためにノブ２１０を回すだけで、ユーザは、日光を模倣している照明システムの照明条件に影響することができる。加えて、ポインタ２２０が所望の照明を示すべき所望の位置に配置された後、ノブ２１０又はシステムは、例えばノブ２１０又はダイヤル・プレート３３０を押すことによって、照明を提供するために起動する。

静的モードにおいて、日光サイクル・ノブ２１０は、静的光セットノブであり、ユーザは、ノブを特定位置に置くことによって、簡単に照明条件を制御する。前記静的モードにおいて、ノブ２１０は、自動的に移動せず、例えば、ユーザ入力なしでは回転しない。このように、ポインタ２２０は、ダイヤル・プレート上のユーザにより選択されたインジケーターに合わされたままであり、よって、同じ照明条件又は照明が維持される（例えば、静的照明）。オプション的には、前記ノブは押圧されてもよく、又はさもなければポインタ２２０の位置と関連した選択された照明を提供するために光源を起動させるように起動されてもよい。これは、ユーザが、例えば、日光の２４時間にわたって手動で操縦することを可能にする。

動的又は自動モードにおいて、日光サイクル・ノブは、自動的に回転するタイマー・ノブである。すなわち、２４時間後に、ノブが正確に１サイクルをなす態様で、前記ノブは、日中自動的に回転する。現在合わせられたインジケーターに関連した照明変更を提供することに加えて、ポインタ２２０の変更位置は、現在のポインタ位置に合わされたプレート・インジケーターと組み合わせて、ユーザへの視覚フィードバックを提供する。もちろん、光源１４０によって提供される照明は、ノブ２１０が自然の日光に似て連続的に回転し、よって一日又は２４時間のサイクルの間、自然の光を模倣するように、連続的に変化してもよい。

ユーザは、プレート２３０上の所望の位置又はインジケーターでポインタ２２０を位置合わせするためにノブ２１０を手動で回すことによって、自動的な照明変更を依然優先させてもよい。他のモード・スイッチ及び／又は特定のユーザ入力アクションが、ユーザによるマニュアルと自動モードとの間に切り替えを可能にする。例えば、ノブを押圧することは、マニュアル（すなわち、静的な）モードと自動（すなわち、動的な）モードとの間でシステムを切り換える。一度ノブを押圧することが、選択された照明を提供するように光源を起動させる場合、モードは、速く（すなわち、所定の短い時間の範囲内で）二回押圧することのような、異なる態様でノブを押圧することによって切り換えられるか又は変えられる。

ノブ回転の代わりに、ダイヤル・プレート２３０、３３０が、ノブ２１０のポインタ２２０でそのインジケーターの１つを位置合わせするために、ユーザによって回されてもよい。異なるインジケーターが異なる時間にノブ・ポインタ２２０で位置合わせされるように、ダイヤル・プレート２３０、３３０は自動モードで連続的に回ってもよい。前記ダイヤル・プレートは、それを押すことによって、例えば、照明を提供するように光源を起動するように起動される。マニュアル（すなわち、静的な）モードと自動（すなわち、動的な）モードとの間でトグルすることが、光源を起動させるために押圧する態様とは異なる態様でダイヤル又はノブを押圧することによって達成されてもよい。例えば、一度ダイヤル又はノブを押圧することが光源を起動させる一方で、例えば１秒のような短い所定時間以内で速く二回ダイヤル又はノブを押圧することは、マニュアル（すなわち、静的な）モードと自動（すなわち、動的な）モードとの間でモードを切り換える。

『手動』又は『自動の』モードを示している一つ以上のＬＥＤのような、モードの視覚的指示も、提供されてもよい。例えば、２つのＬＥＤは、２つのＬＥＤのうちの１つが動作モードに依存して、動作モードを示しながら点灯されることが提供される。あるいは、例えば、デフォルトが自動モードである、単一のインジケーター（例えば、一つのＬＥＤ）が用いられ、手動モードが入力されると、手動モードを示すＬＥＤがオンにされたり、逆でもよい（ＬＥＤがオフのときにデフォルトが手動モードで、自動のモードが入力されるとき、ＬＥＤがオンにされる）。

自動モードにおいて、ノブ又はプレートは回り続けるだけだが、例えば、インジケーター「夜明け」と関連した照明が午前３時、午前１０時等のような何れかの所望の時刻で光源１４０によって提供されるように、ユーザは『時間シフト』をセットしてもよい。もちろん自動モードでさえ、ユーザは、ノブ２１０を回し、及び／又は異なるインジケーターでポインタ２１０を位置合わせし、オプションでノブ又はダイヤル・プレートを起動させるように、手動でダイヤル・プレート２３０、３３０も回してもよい。新しく位置合わせされたインジケーター（ノブ又はダイヤル・プレートを押圧するようなノブ又はダイヤル・プレートの任意の起動）に応答して、新しく位置合わせされたか選択されたインジケーターに関連した照明が提供され、ノブ２１０又はダイヤル・プレート２３０、３３０は回転することを再開する（自動モードであるとき）。

図４のユーザ・インタフェース４００で示すように同心の重なり合うプレート４３０、４４０、４５０、４６０のような、異なるインジケーターを持つ複数の選択可能なダイヤル・プレートが、提供されてもよい。実例として、ノブ２１０に最も近い内側ダイヤル・プレート４３０は、例えば（図３のダイヤル・プレート３３０と同様の）、時間を示している数字を含み、次のプレート４４０は、天気の（日が照っている、部分的に日が照っている、曇り及び雨が降っているというような）異なるフェーズを表すグラフィック又はテキストを含み、次のプレート４５０は、一年の季節の異なるフェーズを表すグラフィック又はテキストを含み、次のプレート４６０は、月の異なるフェーズを表すグラフィック又はテキストを含む。

ユーザは、ノブ２１０のポインタ又はマーカー２２０で所望のプレートインジケーターを位置合わせするために、４つの選択可能なプレート４３０、４４０、４５０、４６０を回す。システムの起動は、ポインタ２２０で位置合わせされたさまざまなプレートのさまざまなインジケーターに相応した照明を提供する。照明を提供するシステム起動は、ノブ２１０を単に押圧するだけでよい。加えて、又は、代わりに、各プレートは、所望のプレートを押圧することによって、ユーザによって起動又は選択されてもよい。実例として、選択されたプレートは、特定のプレートが選択されて、動作中であることを示すため照明されているというようなユーザへの視覚的フィードバックを提供する。

このように、何れの数のプレートも、ノブ・ポインタ２２０で位置合わせされた選択プレートの組み合わせインジケーターに相応した所望の照明を提供するように選択される。前述のように静的モードでは、照明及び／又は回転可能なダイヤル・プレートは、静的なままで、変化しないか又は回転せず、よって、さまざまな能動的なプレート４３０、４４０、４５０、４６０の組み合わせて位置合わせされたインジケーターの場面に関連した一定の又は静的照明を提供する一方、自動又は動的モードでは、相応したスクリプトが、例えば、２０時間のサイクルにわたって照明変更を提供するため光源を制御するように、プロセッサによって実行されるので、一つのプレート又は複数のプレートはポインタ２２０で位置合わせされる異なるインジケーターを有する時間で回転し、照明は位置合わせされたインジケーターに相応した照明を提供するように変化する。

複数のスクリプトは、ノブ又は選択可能なダイヤル・プレート上のさまざまなインジケーターと関連したメモリ１３０に格納されてもよい。プロセッサ１２０は、スクリプトの組合せに基づいて所望の照明シナリオを提供するため、個々の光源を制御するために、複数のインジケーター又は複数の選択されたダイヤルは、ポインタ２２０で位置合わせされて、さまざまな光パラメータ（例えば、カラー、ヒュー、強度、飽和、方向など）の平均値を計算する場合、複数のスクリプトを選択するように構成される。もちろん、予め定められた組み合わせスクリプトは、ポインタ２２０で位置合わせされる組み合わせインジケーター（さまざまに選択されたプレート４３０、４４０、４５０、４６０の中で）の光設定と関連したプロセッサにも格納されてもよい。

動的モードにおいて、ユーザは、ダイヤルを手動で回すことによって、設定を優先してもよい。例えば、ユーザは、領域を明るく保つため照明条件を変えるように、夕暮れから正午まで手動で、前へ速く、すなわち『タイムシフト』することができる。又は、ユーザは、指定された先の時間で起こるように、『タイムシフト』をセットする。『タイムシフト』の後、モードは、ユーザの特定の要求、モード、実行されている光スクリプト及び／又はインジケーター選択に基づいて動的であるか静的モードで再開する。

もちろん、ダイヤル・プレートを重なる代わりに、無線デバイス又は遠隔制御を含む、何らかの入力装置を通じて、ユーザによって変えられるか又は選択される（例えば、ダイヤルプレート又は他の表示装置の表示に表示されるメニューを通じて）さまざまなインジケーターを示すために、表示装置１７０を含む（又は接続可能である）単一のダイヤル・プレートだけが、提供されてもよい。図示の入力装置は、タッチ・センシティブ・ディスプレイ、キーボード、マウス等の場合、ポインタでもよい。このように、ユーザは、動的なダイヤルプレート（それ自身のプロセッサ及び／若しくはメモリを含むか、又は、システム・プロセッサ１２０及びメモリ１３０に接続可能である）と呼ばれる、ノブを囲むダイヤルプレートとして含まれるか又は形成される表示のような何らかの関連ディスプレイに表示されるテーブル又はメニューから、予め定められたシナリオを選択する。従って、選択されたシナリオに関連した適当なインジケーターが、動的なダイヤルプレートのディスプレイに表示される。例えば、『時間』シナリオが選択されるとき（例えば、表示されたメニューを通じて、又は同じノブ２１０、異なるノブ又は『時間』、『天気』、『季節』若しくは他のシナリオのような変化シナリオへの切り替えの起動を通じて）、この時、参照数字（例えば、図３に示されるように）が、動的なダイヤルプレートのディスプレイに表示される。同様に、『季節』シナリオが選択されるとき、この時、４シーズン（図５に示されるように）の指標は、動的なダイヤルプレート等のディスプレイに表示されてもよい。

もちろん、複数のダイヤルプレートを重ねる代わりに、ノブを囲むダイヤル・プレート上に種々異なるインジケーターを持つ各種実施形態を示す異なる個々の静的又はダイヤル・プレートは、図５―１０に示すように提供され、いくつか又はすべてのダイヤル・プレートが、図４に関連して説明されたように、重なり合うダイヤル・プレートを提供するために組み合わせてもよい。もちろん、図５―１０に示されるプレートのさまざまなインジケーターに相応した光スクリプトは、ポインタ２２０で位置合わせされたインジケーターと関連した照明を提供するための光源１４０を制御するように、プロセッサ１２０によってアクセス及び実行のためメモリ１３０に格納されてもよい。

特に、図５は、異なる季節的な光設定に相応した光を作る日光サイクル・ノブ・システムを示す。ノブ２１０は、一年の季節（すなわち、夏、秋、冬及び春）のインジケーターを含むプレート５３０又は壁に提供されるインジケーター（例えば、テキスト及び／又はグラフィックス）によって囲まれる。実例として、ノブ２１０は、時計回りの又は反時計回り様式で回転可能である。図６に示されるプレート６３０は、部分的に日が照っているインジケーター６４０、部分的に曇りのインジケーター６５０、雨が降っているインジケーター６６０及び日が照っているインジケーター６７０のような天気の指標を含む。この実施例は、二回ノブ６１０を押圧することによって速く起動できるか又はいくつかの他のメカニズムによって起動できる、『局所的』天気設定、場面又はシナリオを含んでもよい。局所的気象状況は、例えば、何らかのリンク、有線又は無線を通じて、インターネット・サイトから得られてもよい。図７、８において、プレート７３０、８３０は、図７に文字で記された月のフェーズ（例えば、『満月』、『下弦の月』、『新月』及び『上弦の月』）や図８のグラフィック的な表現の指標を含む。

もちろん、複数のノブ及び／又は関連するプレートを持つ複数のポインタが、例えば、能動的ノブのさまざまなポインタと位置合わせされたさまざまなインジケーターの組合せに基づいて照明を制御するために、提供されてもよい。実例として、月フェーズノブ及び天気ノブは、選択された月フェーズ及び天気に関連した照明を提供するため、同時に動作してもよい。例えば、（例えば、「夜間」で）発生する光は、ノブのポインタで適切なインジケーターを位置合わせすることによりユーザによって手動で選択されて、曇り及び月のフェーズ両方に依存している。実際の時間、月フェーズ及び曇り又は天気は、例えば、ユーザによっても手動で提供されるか、又は例えばプロセッサ１２０にアクセス可能であるか接続可能なＧＰＳ受信器によって自動的に決定される局所的情報又は何れかの地理的領域に関係した情報を提供するインターネット・サイトにアクセスすることによって、自動的に照明装置１００によって決定されてもよい。

図９では、ノブ２１０を囲む壁又はダイヤル・プレート９３０は、快晴、部分的な快晴、部分的な曇り、雨、真っ暗な月のない夜、星が多い夜、弦月及び満月のさまざまな条件の指標を、例えばグラフィックスで含む。斯様なダイヤルは、月光及び星明り、日光（方向も陰影もない）、日光（方向及び鮮明な陰影を持つ）を含むさまざまな可能性がある状況を組み合わせ、したがって、用途が広い照明及びさまざまな光源の単純な制御を提供する。

カラーインジケーターを持つダイヤルが、提供されてもよい。（例えば、一日の中で）さまざまなカラーは、図１０に示されるように、日の出を表わすカラーから、早朝、日没、夕暮れ及び夜を表すカラーまでの範囲で、ノブ２１０を囲む壁又はダイヤル１０３０上のインジケーターとして含まれてもよい。図１０では、円形のインジケーターは各々、所望のカラーのユーザ選択のために異なるカラーの円でもよい。前記カラーは、夜を表す６時の位置の黒から、時計回りに動いてより明るくなり、早暁、９時の位置で完全な夜明け、及び１２時の位置で最も明るいカラーの２４時間サイクルにわたる時刻と関連してもよい。カラーインジケーターは、それから、夕暮れ始めのカラーが３時の位置で示され、夕暮れになっていき、６時の位置で暗くなるような暗さの方へフェードバックする。

日光模倣のインタラクションな照明制御システム１００は、光のカラー及び強度を適応させるだけでなく、一定又は様々な割合で光の方向も変えてもよい。例えば、夜明けで、システム１００は、光が環境の所定の地平線から来る日の出を綿密に模倣する。水平方向の照明可能性に依存して、前記システムは、一方（例えば、東）から他方（例えば、西）へ日中にわたって昇る人工太陽の動きをシミュレーションしてもよい。斯様なシステムの日光ノブを操作することは、ユーザに人工の「太陽」の位置及び光を操作する感覚を与えるだろう。

日光模倣制御システム１００は、旅行者のバイオリズムを、例えばホテルの部屋、空港又は飛行機のような旅行者の次の目的地への適応を望むタイムゾーンの旅行者に対するような特定の状況に対してと同様に、単純及び直観的な照明制御が提供される日常生活の間に多くのアプリケーションを持つ。同様に、夜間シフトのような異なる交替制の間で働く人々は、より良好な調整及び快適さのため制御システム１００を使用する。

説明したように、ポインタ２２０で位置合わせされる一つ以上の（組み合わせの）インジケーターに基づくさまざまな光設定は、日光サイクル制御メカニズムから、ユーザが容易に所望の（日光）設定を作ることを可能にする全範囲の制御の方へ向かって提供されてもよい。

タイミング、角度、カラー及び正確な照明効果は、季節に依存してなされてもよい。例えば、夏に、照明は非常に明るく、上から、又は、高い角度から来ているが、他の季節では、光は異なる色及び輝度特性を持って低い角度から来る。天気は、ユーザにより選択された特定の天気で、又は、実際の局所的天気に自動的に応答して、照明を提供するために、考慮されてもよく、これは、ユーザによって手動で提供されるか、又は照明装置によって自動的に得られる（何らかの有線又は無線を通じて、インターネット又は他のネットワークにアクセスすることによって）。店のオーナーのようなユーザは、インターネット上の適当なサイトにアクセスすることによる決定に従って、及び／又は例えば、店又は局所的領域の付近の近くの屋外に位置する水又は雨検出器又はセンサからの信号に応答して、外で雨が降っていることを検出して、顧客を引きつけるため店内部で日当りのよい雰囲気をシミュレーションして作る照明を提供するために光源を制御するようにプロセッサ１２０をプログラムする。

実例として、ポインタ２２０で位置合わせされる（単一のダイヤルプレート２３０又はマルチダイヤルプレート４３０、４４０、４５０、４６０の）インジケーターのうちの１つが、太陽であるとき（例えば、自動モードで時間にわたってダイヤルプレートを動かすか又は回転することによる手動のユーザ選択又は自動位置合わせの結果として）、この時、「太陽」というインジケーターに関連したスクリプトが、メモリ１３０からアクセスされ、クリアな陰影を持つ明るい光を提供するように（したがって、日が照っている環境をシミュレーションする）光源を制御するために、プロセッサ１２０によって実行される。対照的に、ポインタ２２０で位置合わせされたインジケーターが「曇り」であるとき、この時、適切に関連したスクリプトの実行は、陰影をつくらず、照明を拡散する結果になり、当該光は、例えば、「太陽」インジケーターに関連した照明と比較して、より低い強度レベルであって異なる色温度を持つ。

もちろん、何れの所望の照明も、例えば、「ハート」等のグラフィック表現で「ロマンチックな」インジケーターのような何れかの所望のインジケーターと関連してもよく、この例では、プロセッサ１２０は、関連するスクリプトを実行して、和らげられアクセントがついた照明を提供するように光源を制御する。帽子又はバルーンのような「パーティー」インジケーターは、ストロボを起動させ、さまざまな光源によって放射される光の属性（例えば、強度、カラー、方向、ヒュー、飽和、期間等）を変化させるような、他の所望の照明を提供するスクリプトと関連していてもよい。ダイヤル・プレートのまわりの追加インジケーターも、同様に示されてもよい。

ロータリー・ノブ及びダイヤル・プレートの代わりに又は加えて、何れのタイプのノブ、ポインタ及び／又はプレートが用いられてもよいことは、理解されるべきである。例えば、正方形、三角形、又は多角形のノブが、用いられてもよい。更に、スライダ、静的又は動的な矩形プレート及び重なり合うプレートが、用いられてもよい。例えば、図１１は、例えば、一日の異なる時間によって示されるスライダ１１１０が異なる光設定に置かれることができるスライダ１１１０及びプレート１１３０を有する、インタラクションな照明ユーザ・インタフェースを示す。

従って、直観的及び単純なユーザ・インタフェースを持つ雰囲気作成システム又は日光模倣システムは、光源の制御が所望の照明を供給するように提供される。斯様なシステム又はユーザ・インタフェースは、家のさまざまな部屋、例えば、リビングルーム、バスルームや、店、ホテル、会議室、娯楽又はコンベンション・センター等のようなさまざまな領域において用いられる。

プロセッサ１２０は、位置合わせされたインジケーターと関連したスクリプトに従って、加熱、空気調節及び湿度システムのような他の環境システムを制御するように構成されてもよい。例えば、ポインタ２２０が、図６に示されるプレート６３０上の雨の日の位置又はインジケーター６６０に位置合わせされるとき、この時、プロセッサ１２０は、光条件を変えると同様に湿度を増加させるように構成されてもよい。ポインタ２２０がプレート６３０上の日が照っている日の位置／インジケーター６７０を示しているとき、この時、プロセッサ１１０は光源からの光出力を増やすのと同様に、湿度を減少させるように除湿器を制御する。同様に、位置合わせされたインジケーターが、図２に示されるプレート２３０上の月インジケーター２６０のような夜間と関連するとき、この時、プロセッサ１１０は、熱又は冷えた出力を減らすように加熱及び／又は空調システムを制御する。

もちろん、プロセッサ１１０は、位置合わせされたインジケーターと関連する照明と組み合わせて、温度又は他の要因を制御するように構成されてもよい。実例として、異なる温度は、メモリ１３０にスクリプトとして記憶されユーザによってプログラムされるように、ポインタ２２０で位置合わせされた時刻インジケーター（図３に示されるダイヤル・プレート３３０上の）と関連してもよい。例えば、冬に、温度はウィークデーの日の間、家が空であるとき、低下する一方で、週末快適な温度まで家を加熱する。インタラクションな照明制御システム１００が事業、オフィス環境又はビルディングにある場合、ダイヤル・プレート３３０の時間インジケーターで位置合わせされたポインタ２２０によって示されるように、快適な加熱レベルが、日中提供される一方、夜の間、照明と同様に加熱はエネルギーを節約するために減らされる。

本システム及び方法が、照明効果、セキュリティ等の制御システムのために用いられてもよい。例えば通常の営業時間及び休み時間又は仕事が終わる時間に対するウィークデー及び週末の間、所定の規則に沿って建物使用、運動及び日光のセンサのような、各種センサ及び規則が含まれてもよく、よって、所定の規則と関連した制御を供給する。本システム及び方法を含む他の制御システムは、他の制御及び工業、小売り、会社、居住等のようなオートメーション環境を含む、ビルのオートメーション・システム、家庭用制御システム、雰囲気作成システムである。

照明効果を提供するために光源を制御するだけである代わりに、他の装置が、加えて（又は、光の代わりに）、所望の雰囲気効果をつくるために制御されてもよいことは理解されるべきである。例えば、オーディオ、ビデオ及び／又はマルチメディアのシステムは、選択された場面又は照明条件に関連した雰囲気効果を提供するために、光源と組み合わせて制御される。したがって、本システムは、所望の照明効果をつくるのと同様に、所望の雰囲気効果の作成を提供し、ここで、幾つかのタイプの制御可能な装置が、選択又は位置合わせされたインジケーターにマッチする総雰囲気を作成するために制御される。

全体のつくられた雰囲気効果は、例えば、スクリプトを介してのように、選択又は位置合わせされたインジケーターと関連したオーディオ（音楽、音の広がり、自然音）、におい及び／又は画像（電子ディスプレイ）の生成を含む。たとえば、所望の光効果を提供することに加えて（又は代わりに）、日が照っている雰囲気（例えば、『太陽』インジケーターがポインタで位置合わせされるときのように、日が照っているシナリオが選択されるとき）に対して、音声及び／若しくはビデオ又はマルチメディア装置は、音楽は、全体的に日が照っている雰囲気を提供するため日が照っているシナリオに関連した所望の装飾又は画像及び／若しくは音楽を提供するように、関連するスクリプトの実行を通じてプロセッサによって制御される。異なる装飾、画像又は音楽が、『曇り』インジケーターがポインタで位置合わせされるときのような、曇った雰囲気効果のために提供される。

さまざまな他のユーザ・インタフェース手段が、ロータリー若しくは摺動可能なノブの代わりに又は加えて用いられてもよいことは、理解されるべきである。例えば、ユーザ・インタフェースは、話し言葉、ジェスチャ、並びにキーボード、マウス及び／又はタッチ・センシティブ・ディスプレイの場合ポインタのような関連の制御及び入力装置を持つディスプレイのような有形の目的インタフェースを含み、ここで異なる表示されたシナリオ及び／又はインジケーターがユーザによって選択される。シナリオ及び／又はインジケーターのユーザ選択は、ユーザ・インタフェース手段が、『太陽』のような話し言葉を認識し、『太陽』と関連する全体の雰囲気を提供するようにさまざまな制御可能な装置を制御するために公知技術である音声認識器を含む場合、話し言葉を通じてでもよい。ジェスチャは、例えばビデオ・カメラを通じて認識されてもよく、ここで、ユーザ・インタフェース・システムは、さまざまなジェスチャを認識して、例えば、所望の全体の雰囲気及び／又は光効果と結びつけるように訓練されている。

もちろん、本説明からみて通信の当業者にとって明らかであるように、発信器、受信器、又は、トランシーバ、アンテナ、モジュレータ、復調器、コンバータ、送受切り換え器、フィルタ、マルチプレクサ等のさまざまな要素が、通信のシステム又はネットワーク部品に含まれてもよい。さまざまなシステム構成要素の中の通信又はリンクは、例えば有線又は無線のような如何なる手段によってでもよい。システム要素は、別々であるか又はプロセッサと一緒に集積されてもよい。よく知られているように、プロセッサは、例えば、システム制御に関する予め定められた又はプログラム可能な設定のような他のデータも格納しているメモリに格納されている指示を実行する。

明細書の説明からみて当業者によって認識されるように、さまざまな変更態様が提供されてもよい。本方法の動作行為は、コンピュータ・ソフトウェア・プログラム及び／又はスクリプトによって行われることに特に適している。コンピュータ・ソフトウェア・プログラムは、例えば、方法の個々のステップ又は行為に対応するモジュールを含む。アプリケーション・データ及び他のデータは、本システム及び方法に従って動作行為を実行するように構成するためのコントローラ又はプロセッサによって受信される。斯様なソフトウェア、アプリケーション・データ及び他のデータが、統合されたチップ、周辺装置又はコントローラのメモリ（当該メモリ又はプロセッサ若しくは光モジュールに結合された他のメモリ）のようなコンピュータ可読媒体で、もちろん具現化されてもよい。

コンピュータ可読媒体及び／又はメモリは、何れの記録可能な媒体（例えば、ＲＡＭ、ＲＯＭ、着脱可能なメモリ、ＣＤ―ＲＯＭ、ハードディスク、ＤＶＤ、フレキシブルディスク又はメモリ・カード）でもよいか、又は伝送媒体（例えば、ファイバーオプティックス、ワールドワイド・ウェブ、ケーブルを有するネットワーク及び／又は例えば、時分割多重アクセス、符号分割多重アクセス若しくは他の無線通信システムを使用する無線チャネル）でもよい。コンピュータシステムでの使用に適した情報を格納できる既知又は開発された何れの媒体も、コンピュータ可読媒体及び／又はメモリとして使われてもよい。

追加のメモリが、用いられてもよい。コンピュータ可読媒体、メモリ及び／又は他の何れのメモリも、短期間、長期間、又は、短期間及び長期間メモリの組合せでもよい。これらのメモリは、本明細書において開示される方法、操作行為及び機能を実施するようにプロセッサ／コントローラを構成する。メモリは、分散されてもローカルでもよく、追加プロセッサが提供されてもよいプロセッサは、分散されるか又は一つでもよい。メモリは、電気、磁気、光学的メモリ、又はこれら若しくは他のタイプのストレージ装置の何れの組合せとして実行されてもよい。さらに、「メモリ」という用語は、プロセッサによってアクセスされるアドレス指定可能な空間のアドレスから読み込まれるか又は書き込まれることが可能な何らかの情報を含めば十分であると広く解釈されなければならない。この定義では、プロセッサは情報をネットワークから取り出すので、インターネットのようなネットワーク上の情報は、例えば、メモリに依然含まれるかメモリの一部である。

プロセッサ及びメモリは、何れのタイプのプロセッサ／コントローラ及びメモリでもよい。プロセッサは、さまざまに記載されている動作を実行でき、メモリに格納された命令を実行することができる。プロセッサは、特定用途向け又は一般使用の集積回路でもよい。更に、プロセッサは、本システムに従って実行するための専用プロセッサでもよいし、多くの機能のうちの１つだけが本システムに従って実行するために動作する多目的プロセッサでもよい。プロセッサは、プログラム部、複数のプログラム部分を利用して動作してもよいし、又は専用若しくは多目的集積回路を利用したハードウエア装置でもよい。ユーザの存在及び身元を特定するために利用される上記システムの各々は、他のシステムと連動して利用されてもよい。

もちろん、上述の実施例又はプロセスの何れの一つも、ユーザを見つけて特定の人格と整合させ関連した勧告を提供する点で更に他の改良を提供するために、１つ以上の他の実施例又はプロセスと組み合わされてもよいことは、理解されるべきである。

最後に、上述の説明は、本システムの単なる例示であり、添付の請求の範囲を、何れの特定の実施例又は実施例のグループに制限するものと解釈されてはならない。したがって、本システムがこれらの特定の例示的実施形態に関して特に詳細に記載される一方、以下の請求項に記載の本システムのより広く意図された趣旨及び範囲を逸脱しない範囲で、多数の変更態様及び別の実施例が、当業者によって考案されてもよいことも理解されるべきである。明細書及び図面は、従って例示的態様とみなされ、添付の請求の範囲を制限することを意図としない。

添付の請求の範囲を解釈することにおいて、以下のことが理解されるべきである。
a)用語「を有する」は、所与の請求項にあげられたもの以外の他の要素の存在又は行為を除外しない。
b)要素に先行する用語「ａ」又は「ａｎ」は、斯様な要素の複数の存在を除外しない。
c)請求項の何れの符号も請求項の範囲を制限しない。
d)いくつかの「手段」は、同じ若しくは異なる部品、ハードウェア、ソフトウェアで実行される構造又は機能により表わされてもよい。
e)何れの開示された要素も、ハードウェア部（例えば、ディスクリート及び集積電子回路を含む）、ソフトウェア部（例えば、コンピュータ・プログラミング）及びこれらの何れの組み合わせを有してもよい。
f)ハードウェア部は、アナログ及びデジタル部分の一方又は両方を有してもよい。
g)特に述べられていない限り、開示された装置又はこれらの一部のいずれも、一緒に組み合わされるか又は更なる部分に分けられてもよい。
ｈ）特に示されない限り、行為又はステップの特定のシーケンスが必要とされることを意図しているわけではない。

Claims (23)

1. 可変的な光属性を持つ光効果を提供するための少なくとも一つの光源と、光設定に関連する複数のインジケーターを持つ選択インジケーターと、前記選択インジケーターの複数のインジケーターのうちの第１のインジケーターを示すポインタを持つセレクタとを有し、前記セレクタの起動は、第１のインジケーターに関連した第１の光属性を持っている光を提供するために前記少なくとも一つの光源を制御し、動的モードにおいて、前記複数のインジケーターとの前記ポインタの位置合わせが、前記複数のインジケーターの異なるインジケーターをポイントし前記異なるインジケーターにしたがって第１の光属性を変えるため時間の関数として変化する、照明インタラクションシステム。
2. 前記ポインタによりポイントされた前記異なるインジケーターに従って前記可変的な光属性を持つ前記光効果を提供するよう前記少なくとも一つの光源を制御するプロセッサを更に有する、請求項１に記載の照明インタラクションシステム。
3. 前記プロセッサに動作的に結合し、前記プロセッサによって実行されるとき、前記光効果を提供するため複数の光スクリプトを格納するメモリを更に有する、請求項２に記載の照明インタラクションシステム。
4. 静的モードにおいては、前記ポインタの位置合わせ及び光が変わらないままであり、第１のインジケーターが、一日の時間、自然光状態の記述、一年の季節、天気及び月の満ち欠けのうちの少なくとも一つの表現を含む、請求項１に記載の照明インタラクションシステム。
5. 前記選択インジケーターは、前記セレクタを囲む少なくとも２つの選択可能なダイヤルを含み、各選択可能なダイヤルは、一日の時間、自然光状態の記述、一年の季節、天気及び月の満ち欠けの表現から選択される複数のインジケーターの付随するセットを持つ、請求項１に記載の照明インタラクションシステム。
6. 前記少なくとも２つの選択可能なダイヤルが、前記ポインタで位置合わせされた前記少なくとも２つの選択可能なダイヤルの指標と関連されるよう第１の光属性を変化させるため共に選択可能である、請求項５に記載の照明インタラクションシステム。
7. 第１の光属性は、第１のインジケーターと関連する光の拡散の量と方向とのうちの少なくとも一つを含み、第１のインジケーターは日の出、昼間、日の入りの少なくとも一つを含む、請求項１に記載の照明インタラクションシステム。
8. 複数のインジケーターのうちの少なくとも一つをポイントするためのポインタと、前記ポインタを囲む複数の同心円に配された選択可能なダイヤルとを有し、各選択可能なダイヤルは前記複数のインジケーターの関連するセットを持ち、前記選択可能なダイヤルのうちの少なくとも一つの選択が、前記ポインタによりポイントされた少なくとも一つのインジケーターと関連する光効果を提供するように、少なくとも一つの光源を起動する、自然光を模倣するためのユーザインタフェース。
9. 選択されたダイヤルは、前記ポインタによりポイントされた現在のインジケーターと関連する光を供給するために、前記少なくとも一つの光源から光の光属性を変えるために時間の関数として回転する、請求項８に記載のユーザインタフェース。
10. 前記ポインタによりポイントされる種々異なるインジケーターにしたがって、様々な光属性を持つ光効果を供給するために前記少なくとも一つの光源を制御するプロセッサを有する、請求項８に記載のユーザインタフェース。
11. プロセッサに動作的に結合され、前記プロセッサにより実行されるとき前記光効果を供給するための複数の光スクリプトを格納するためのメモリを更に有する、請求項８に記載のユーザインタフェース。
12. 前記複数のインジケーターが、時間、自然光状況の記述、一年の季節、天気及び月の満ち欠けのうちの少なくとも一つの表現を含む、請求項８に記載のユーザインタフェース。
13. ２つの前記選択可能なダイヤルが、前記ポインタによりポイントされた前記２つの選択可能なダイヤルの指標に関連するよう光効果を変えるため、共に選択可能である、請求項８に記載のユーザインタフェース。
14. 前記光効果の属性は、方向及び拡散の量のうちの少なくとも一つを含み、前記複数のインジケーターの少なくとも一つが、日の出、昼間、日の入りのうちの少なくとも一つの表現を含む、請求項８に記載のユーザインタフェース。
15. 光設定と関連する複数のインジケーターを持つ選択インジケーターの少なくとも一つのインジケーターとポインタを位置合わせするステップと、前記少なくとも一つのインジケーターと関連する光属性を持つ光効果を提供するように、少なくとも一つの制御可能な光源を起動するステップと、前記選択インジケーターの種々異なるインジケーターと前記ポインタを位置合わせするため時間の関数として前記選択インジケーター及び前記ポインタのうちの少なくとも一つの位置を変えるステップと、前記種々異なるインジケーターと関連する前記光属性を変えるステップとを有する、自然光を模倣するための方法。
16. 少なくとも２つの選択インジケーターを駆動するステップと、前記ポインタで位置合わせされた前記少なくとも２つの選択インジケーターのインジケーターにしたがって、前記光属性を変えるステップとを更に有する、請求項１５に記載の方法。
17. 前記少なくとも２つの選択インジケーターは、回転可能な同心円のダイヤルに配され、前記回転可能な同心円のダイヤルを押すことにより選択可能である、請求項１６に記載の方法。
18. 前記ポインタが、押すことにより選択可能であって、移動可能である、請求項１５に記載の方法。
19. メモリに複数の照明スクリプトを格納するステップと、前記ポインタ及び前記選択インジケーターのうちの少なくとも一つを押すステップと、前記押すステップに応じて、前記複数の照明スクリプトのうちの一つのスクリプトを実行するステップとを更に有し、前記一つのスクリプトは前記ポインタで位置合わせされた少なくとも一つのインジケーターと関連する、請求項１５に記載の方法。
20. 前記少なくとも一つのインジケーターは、１日の時間、自然光状況の記述、１年の季節、天気、及び月の満ち欠けのうちの少なくとも一つの表現を含む、請求項１５に記載の方法。
21. 雰囲気効果を提供するための少なくとも一つの制御可能なソースと、種々異なる雰囲気効果と関連する複数のインジケーターを持つユーザインタフェースとを有するインタラクションシステムであって、前記複数のインジケーターうちの一つのインジケーターの起動が、当該一つのインジケーターと関連する一つの雰囲気効果を提供するように前記少なくとも一つの制御可能なソースを制御し、動的モードにおいて、前記一つのインジケーターの起動が、前記複数のインジケーターの種々異なるインジケーターを起動し、前記一つの雰囲気効果を前記種々異なるインジケーターと関連する前記種々異なる雰囲気効果へ変える、インタラクションシステム。
22. 前記雰囲気効果が、照明効果、音声効果、ビデオ効果、及び嗅覚効果のうちの少なくとも一つを含む、請求項２１に記載のインタラクションシステム。
23. 前記ユーザインタフェースが、表示、スピーチ及びジェスチャーインタフェースのうちの少なくとも一つを含む、請求項２１に記載のインタラクションシステム。

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