JP2019075330A - 照明装置 - Google Patents

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崎山 秀知
Hidetomo Sakiyama
秀知 崎山
孝夫 牛山
Takao Ushiyama
孝夫 牛山
怒木 博昭
Hiroaki Ikarugi
博昭 怒木
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Abstract

【課題】空および太陽が窓を通して部屋を照明するときに自然界で起こる状況を人工的に再現できる照明装置を提供すること。【解決手段】照明装置は、太陽光を表現する可視光を照射する光源と、光源が照射した可視光を反射する第一可動反射部と、第一可動反射部が可視光を反射する第一角度を変更する第一駆動部と、第一可動反射部が反射した可視光を散乱させる散乱部材と、第一駆動部に第一角度を変更させる制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
太陽光などの自然光を再現した照明システムが知られている。この照明システムは、単色の白色発光ダイオード(light emitting diode: LED)を昼間の太陽と同じ波長に調整することで、昼間の太陽光のような光を作り出している。照明システムを、閉じた環境の中で使用することによって、視覚的な快適さを与えることができる。
自然光を再現した照明システムに関して、可視光のビームを放出する第1の光源と、光ビームを受け取る内面および外面によって境界画定された拡散光発生器であり、光ビームに対して少なくとも部分的に透明な拡散光発生器とを含む照明システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2016−514340号公報
前述した照明システムは、空および太陽が窓を通して部屋を照明するときと同様の状況を、ユーザに知覚させる。しかし、空および太陽が窓を通して部屋を照明するときと同様の状況には、太陽が移動する状況が含まれる。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、空および太陽が窓を通して部屋を照明するときに、朝から昼間を経て夕暮れの自然界で起こる状況を人工的に再現できる照明装置を提供することを目的とする。また、満月での月明かりも人工的に再現することを目的とする。
上記問題を解決する本発明の一態様は、太陽光を表現する可視光を照射する光源と、前記光源が照射した前記可視光を反射する第一可動反射部と、前記第一可動反射部が前記可視光を反射する第一角度を変更する第一駆動部と、前記第一可動反射部が反射した前記可視光を散乱させる散乱部材と、前記第一駆動部に前記第一角度を変更させる制御部とを備える、照明装置である。
本発明の実施形態によれば、空および太陽が窓を通して部屋を照明するときに自然界で起こる状況を人工的に再現できる照明装置を提供することができる。また、満月での月明かりも人工的に再現できる。
第1の実施形態の照明装置の一例を示す概略図である。 第1の実施形態の照明装置のリモートコントローラの一例を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態の照明装置のリモートコントローラの操作部の一例を示す模式図である。 第1の実施形態の照明装置の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第2の実施形態の照明装置の一例を示す概略図である。 第3の実施形態の照明装置の一例を示す概略図である。
次に、実施形態に係る照明装置を、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。
なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施形態)
(照明装置)
図1は、第1の実施形態の照明装置の一例を示す概略図である。第1の実施形態の照明装置100は、リモートコントローラ200が送信する制御信号にしたがって、その照明装置100が設置された部屋30などの空間に、空に太陽が見られる状況を人工的に再現する。図1に示される例では、照明装置100は、部屋30の天井に設置され、該天井から、室内を照明する。
照明装置100は、光源110と、第一ミラー120と、駆動部141と、散乱部材145と、受信部150と、制御部160と、レンズ165と、筐体170とを備える。光源110と制御部160との間は、制御線114によって接続される。駆動部141と制御部160との間は、制御線144によって接続される。光源110と、制御線114と、第一ミラー120と、駆動部141と、制御線144と、散乱部材145と、受信部150と、制御部160と、レンズ165とは、筐体170の内部に実装される。
筐体170の一例は、直方体であり、その直方体を構成する六面のうちの一面に開口部171が形成されている。開口部171の形状は、矩形であってもよいし、円形であってもよい。照明装置100は、散乱部材145を通じて、開口部171から照射される可視光によって、空に太陽が見られる状況を人工的に再現する。
筐体170は、その筐体170の内側が、入射した光を吸収することができる材料でコーティングされる。具体的には、筐体170の内側は、黒色で、可視範囲における吸収係数が70%よりも高く、好ましくは90%よりも高く、より好ましくは95%よりも高く、最も好ましくは97%よりも高い材料で、コーティングされる。筐体170の内側のコーティングは、太陽光や満月としての光源110が照射した光のうち直接に到来した光、光源110が照射した光のうち散乱部材145で反射した光、光源110が照射した光のうち散乱部材145で散乱した光などを吸収することを目的とする。また、筐体170の内側のコーティングは、筐体170の外部から到来した光のうち散乱部材145を透過した光などを吸収することを目的とする。
太陽光や満月としての光源110は、発光面を向けている方向112に、可視光を照射する。発光面を向けている方向112は、光源110の照射する可視光の中心軸を表わしている。光源110は、例えば2000K−25000Kの色温度を有する可視光を照射する。
以下、地表面に平行で、且つ互いに直交する二つの方向をX軸とY軸とする。また、X軸とY軸とに垂直な鉛直方向をZ軸とする。光源110の発光面を向けている方向112は、X軸方向とする。
光源110が照射した光は、レンズ165を経て集光され、第一ミラー120で反射され、散乱部材145を照射する。レンズ165に入射した可視光は、第一ミラー120に到達する。第一ミラー120は、駆動部141によってY方向を中心軸とする軸周りに回動し、散乱部材145を照射する反射光の角度を変えることができる。第一ミラー120が反射した可視光は、散乱部材145へ到達する。
散乱部材145は、平板の形状を有し、筐体170の開口部171から、平板の一面が見えるように配置される。散乱部材145は、基材の主な材料である第一材料と、その基材に添加される第二材料とを含む。
第一材料は、光学的透過性を有する樹脂によって構成される。第一材料は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリビニル樹脂、ブチラール樹脂、フッ素系樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコーン樹脂、アクリルスチレン樹脂、又は、ポリカーボネート、液晶ポリマー、ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリーレート、非晶性ポリオレフィンなどのプラスチック類、又は、それらの混合物又はコポリマのいずれかを含む。
第二材料は、例えば、ZnO、TiO、ZrO、SiO、Alなどの無機酸化物である。第二材料は、第一材料とは異なる屈折率を有している。第一材料に対する第二材料の割合は、第二材料の粒径や第一材料の板のサイズにもよるが1ppmから3000ppmであり、50ppmから150ppmと、1000ppmから3000ppmとがより好ましい。さらに、ある条件では第一材料に対する第二材料の割合は、60ppmから120ppmが最も好ましい結果が得られた。また、ある条件では第二材料の結晶子径は15nmから250nmが最も好ましい結果が得られた。
受信部150は、後述するリモートコントローラ200が送信した制御信号を受信し、受信した制御信号を制御部160へ出力する。
制御部160は、受信部150が出力した制御信号を取得し、該制御信号に基づいて、光源110を点灯又は消灯させる。制御部160は、該制御信号に基づいて、光源110の光量を制御する。また、制御部160は、該制御信号に基づいて、第一ミラー120の角度を変更させるための制御信号を、駆動部141へ出力する。
駆動部141は、制御部160が出力した制御信号を取得し、該制御信号にしたがって、第一ミラー120の角度を変更する。第一ミラー120の角度を変更することによって、第一ミラー120に到達する可視光の入射角θは、90度から零度の間で変更される。入射角θを変更することによって、第一ミラー120が反射した可視光の反射方向122を制御できる。図1に示される例では、Y軸回りの角度が変更される。
(照明装置の照明例)
制御部160は、光源110を点灯又は消灯させ、光量を調整する。また、制御部160は、第一ミラー120の角度を調整する。具体的には、制御部160は、光源110を点灯することで空に太陽が見られる状況を再現し、第一ミラー120の角度を調整することによって、太陽や月が移動する状況を再現する。
制御部160は、受信部150が出力する制御信号に含まれる命令などの制御情報を判定する。制御部160は、制御信号に、朝の空に太陽が見られる状況を再現する命令が含まれる場合に、制御線114に電源を供給することによって光源110に可視光を照射させるとともに、光量を調整する。光量は、朝の状況に応じた値に調整される。さらに、制御部160は、制御線144に第一ミラー120の角度を調整する制御信号を駆動部141に出力し、駆動部141は、第一ミラー120のY方向の中心軸周りの角度を制御し、朝の日射し方向になるようにする。
第一ミラー120が反射した可視光のうち、散乱部材145へ到達した可視光は、散乱部材145によって、レイリー散乱される。散乱部材145によって、波長の短い青色の光が特に強く散乱されるため、散乱部材145がレイリー散乱した光は、青く見える。このため、照明装置100の散乱部材145を通じて開口部171から照射される光は、青空を再現することができる。さらに、第一ミラー120が反射した可視光は、散乱部材145を通じて、太陽のように見える。このため、照明装置100の散乱部材145を通じて開口部171から照射される光は、青空に浮かぶ太陽を再現することができる。ここで、散乱部材145を通じて、開口部171から照射される光の照度は、10lx−1000lxであり、より好ましくは、25lx−100lxである。
制御部160は、受信部150が出力する制御信号に、昼の空に太陽が見られる状況を再現する命令が含まれる場合に、以下の処理を行う。制御部160は、光量を、朝の状況に応じた値よりも高い値に調整する。駆動部141は、第一ミラー120のY方向の中心軸周りの角度を制御し、昼の日射し方向になるようにする。
光量が朝の状況に応じた値よりも高い値に制御されるため、照明装置100の開口部171から、朝の状況よりも強い光が照射され、その強い光によって、青空に太陽が見られる状況を再現することができる。ここで、散乱部材145を通じて、開口部171から照射される光の照度は、2000lx−20000lxであり、より好ましくは、5000lx−15000lxである。
制御部160は、制御信号に、夕方の空に太陽が見られる状況を再現する命令が含まれる場合に、以下の処理を行う。制御部160は、光量を、朝の状況に応じた値と同等もしくは高い値や低い値に調整し、昼の状況に応じた値よりも低い値に調整する。
駆動部141は、第一ミラー120のY方向の中心軸周りの角度を制御し、夕日の日射し方向になるようにする。
光量は、朝の状況に応じた値と同等もしくは高い値や低い値に調整し、昼の状況に応じた値よりも低い値に制御される。このため、照明装置100の開口部171から照射される朝よりも強く、昼よりも弱い光によって、夕方の空に太陽が見られる状況を再現することができる。
制御部160は、制御信号に、月明かりが見られる状況を再現する命令が含まれる場合に、以下の処理を行う。制御部160は、光量を、夕方の状況に応じた値より低い値に調整する。このため、照明装置100の開口部171から照射される夕方よりも弱い光によって、レイリー散乱光が微弱になり青色が見えなくなるので、バックの黒い背景の中に月明かりが浮かぶ(真っ暗の中に、ほのかに光る満月が見られる)状況を人工的に再現することができる。
制御部160は、制御信号に、自動的に状況を再現する命令が含まれる場合に、現在の時刻情報を取得し、該現在の時刻情報に応じて、光源110の光量と、第一ミラー120の角度とを調整する制御信号を、制御線114と、制御線144のそれぞれに出力することによって、太陽を移動させ、朝から夕方の状況を人工的に再現する。
(リモートコントローラ)
リモートコントローラ200は、ユーザの操作に応じて、照明装置100を制御する命令である制御情報を含む制御信号を生成し、生成した制御信号を、照明装置100へ送信する。
図2は、第1の実施形態の照明装置のリモートコントローラの一例を示す機能ブロック図である。リモートコントローラ200は、操作部210と、制御部240と、送信部250と、上記各構成要素を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバスなどのバスライン270とを備える。
操作部210は、ユーザの操作を受け付ける入力デバイスである。操作部210は、ユーザの操作を受け付け、受け付けたユーザの操作を示す情報を、制御部240に出力する。
図3は、第1の実施形態の照明装置のリモートコントローラの操作部の一例を示す模式図である。図3に示される例では、リモートコントローラ200は、ONボタン260と、OFFボタン262と、朝ボタン264と、昼ボタン266と、夕方ボタン268と、月明かりボタン271と、自動ボタン272と、太陽調節バー274と、時刻調節バー276とを有する。
ユーザが、朝ボタン264、昼ボタン266、夕方ボタン268、月明かりボタン271のいずれかを押した場合、太陽調節バー274と、時刻調節バー276との操作が可能にされる。ユーザが、太陽調節バー274を操作することによって、操作部210は、光源110の光量を示す情報を作成する。また、ユーザが、時刻調節バー276を操作することによって、操作部210は、時刻を示す情報を作成する。時刻調節バー276は、0時から24時との間で、時刻を調節ができる。操作部210は、作成した情報を、制御部240へ出力する。
ユーザが、自動ボタン272を押した場合、太陽調節バー274と、時刻調節バー276との操作はできないようにされる。これは、自動ボタン272が押された場合には、時刻情報に基づいて、光源110の光量の調整と、太陽の位置の調整が自動的に行われるため、太陽の光量や、時刻が変更されるのは好ましくないためである。
図2に戻り、説明を続ける。制御部240は、操作部210が出力した情報を取得し、該情報に基づいて、制御信号を作成する。
制御部240は、朝ボタン264が押されたことを示す情報を取得した場合には、朝の空に太陽が見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、昼ボタン266が押されたことを示す情報を取得した場合には、昼の空に太陽が見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、夕方ボタン268が押されたことを示す情報を取得した場合には、夕方の空に太陽が見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、月明かりボタン271がおされたことを示す情報を取得した場合には、月明かりが見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、自動ボタン272が押されたことを示す情報を取得した場合には、自動的に空に太陽が見られる状況や、真っ暗の中に、ほのかに光る満月が見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。
また、制御部240は、時刻情報を取得した場合には、該時刻情報を含む制御信号を作成する。制御部240は、作成した制御信号を、送信部250へ出力する。送信部250は、制御部240が出力した制御信号を取得し、該信号を、照明装置100へ送信する。
(照明装置の動作)
図4は、第1の実施形態の照明装置の動作の一例(その1)を示すシーケンスチャートである。図4に示される例では、ユーザが、リモートコントローラ200を操作することによって、ONボタン260、ボタン、OFFボタン262の順に押した場合の動作を示す。ここで、ボタンは、朝ボタン264、昼ボタン266、夕方ボタン268、および月明かりボタン271のいずれかである。
(ステップS101) ユーザが、ONボタン260を押すと操作部210は、ONボタン260が押されたことを示す情報を、制御部240へ出力する。
(ステップS102) 制御部240は、操作部210が出力したONボタンが押されたことを示す情報を取得し、該情報に基づいて、ON命令を含む制御信号を作成し、該信号を、送信部250へ出力する。
(ステップS103) 送信部250は、制御部240が出力した制御信号を取得し、該信号を、照明装置100へ送信する。
(ステップS104) 受信部150は、リモートコントローラ200が送信した制御信号を受信し、該信号を、制御部160へ出力する。
(ステップS105) 制御部160は、制御信号に含まれるON命令を取得し、該命令にしたがって、照明装置100の電源をONにする。
(ステップS106) ユーザが、ボタンを押すと、操作部210は、ボタンが押されたことを示す情報を、制御部240へ出力する。
(ステップS107) 制御部240は、操作部210が出力したボタンが押されたことを示す情報を取得し、該情報に基づいて、朝、昼、および夕方のうちのいずれかの空に太陽が見られる状況、又は月明かりが見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成し、該信号を、送信部250へ出力する。
(ステップS108) 送信部250は、制御部240が出力した制御信号を取得し、該信号を、照明装置100へ送信する。
(ステップS109) 受信部150は、リモートコントローラ200が送信した制御信号を受信し、該信号を、制御部160へ出力する。
(ステップS110) 制御部160は、制御信号に含まれる朝、昼、および夕方のうちのいずれかの空に太陽が見られる状況、又は月明かりが見られる状況を再現する命令を取得し、該命令にしたがって、光源110を点灯させる。
(ステップS111) 制御部160は、該命令にしたがって、第一ミラー120の角度を調整する。
(ステップS112) 制御部160は、該命令にしたがって、光源110の光量を、朝、昼、および夕方のうちのいずれかの空の状況又は月明かりに応じた値に調整する。
(ステップS113) 操作部210は、OFFボタン262が押されたことを検出し、該情報を、制御部240へ出力する。
(ステップS114) 制御部240は、操作部210が出力したOFFボタン262が押されたことを示す情報を取得し、該情報に基づいて、OFF命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、該信号を、送信部250へ出力する。
(ステップS115) 送信部250は、制御部240が出力した制御信号を取得し、該信号を、照明装置100へ送信する。
(ステップS116) 受信部150は、リモートコントローラ200が送信した制御信号を受信し、該信号を、制御部160へ出力する。
(ステップS117) 制御部160は、制御信号に含まれるOFF命令を取得し、該命令にしたがって、照明装置100の電源をOFFにする。
図4に示すフローチャートにおいて、ステップS111の処理と、ステップS112の処理との順序を逆にしてもよい。図4に示されるシーケンスチャートによれば、照明装置100は、部屋30に、朝、昼、および夕方うちのいずれかの空に太陽が見られる状況又は月明かりを人工的に再現できる。
ユーザが、リモートコントローラ200を操作することによって、ONボタン260、自動ボタン272、OFFボタン262の順に押した場合の動作については、制御部160は、現在の時刻情報を取得し、該現在の時刻情報に基づいて、図4に示される処理を行うことによって、朝から夕方までの空に太陽が見られる状況、および月明かりが見られる状況を人工的に再現できる。
前述した第1の実施形態では、光源110が複数の発光素子によって実現されてもよい。前述した第1の実施形態では、ユーザが、リモートコントローラ200の自動ボタン272を押した場合には、太陽調節バー274と、時刻調節バー276との操作ができない場合について説明したが、この例に限られない。例えば、ユーザが、自動ボタン272を押した場合でも、太陽調節バー274と、時刻調節バー276との操作ができるようにしてもよい。前述した第1の実施形態において、リモートコントローラ200は、照明装置100専用のものに限らず、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タブレット、スマートフォン、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)などの携帯機器によって実現されてもよい。前述した第1の実施形態においては、照明装置100が、天井に設置される場合について説明したが、この例に限られない。例えば、照明装置100が、壁や、床などに設置されてもよい。
(第2の実施形態)
(照明装置)
図5は、第2の実施形態の照明装置の一例を示す概略図である。第2の実施形態の照明装置100aは、リモートコントローラ200が送信する制御信号にしたがって、その照明装置100が設置された部屋30などの空間に、空に太陽が見られる状況を人工的に再現する。図5に示される例では、照明装置100aは、部屋30の天井に設置され、該天井から、室内を照明する。
照明装置100aは、光源110と、第一ミラー120と、第二ミラー130と、駆動部141と、散乱部材145と、受信部150と、制御部160と、レンズ165と、筐体170とを備える。光源110と制御部160との間は、制御線114によって接続される。駆動部141と制御部160との間は、制御線144によって接続される。光源110と、制御線114と、第一ミラー120と、第二ミラー130と、駆動部141と、制御線144と、散乱部材145と、受信部150と、制御部160と、レンズ165とは、筐体170の内部に実装される。
光源110が照射した光は、レンズ165を経て集光され、第二ミラー130で反射された後に、第一ミラー120で反射され、散乱部材145を照射する。レンズ165に入射した可視光は、第二ミラー130に到達する。第二ミラー130は、その可視光を、反射方向132に反射する。第二ミラー130は、所定の角度で固定されている。第二ミラー130が反射した可視光は、第一ミラー120に到達する。第一ミラー120は、駆動部141によってY方向を中心軸とする軸周りに回動し、散乱部材145を照射する反射光の角度を変えることができる。第一ミラー120が反射した可視光は、散乱部材145へ到達する。
第2の実施形態の照明装置100aによれば、第1実施形態の照明装置100よりも、光路長(光源110と散乱部材145との間の距離)を長くできるため、奥行き感が得られる。
(第3の実施形態)
(照明装置)
図6は、第3の実施形態の照明装置の一例を示す概略図である。第3の実施形態の照明装置100bは、リモートコントローラ200が送信する制御信号にしたがって、その照明装置100bが設置された部屋30などの空間に、空に太陽が見られる状況を人工的に再現する。図3に示される例では、照明装置100bは、部屋30の天井に設置され、該天井から、室内を照明する。
照明装置100bは、光源110と、第一ミラー120と、第二ミラー130と、第三ミラー140と、駆動部141aと、駆動部141bと、散乱部材145と、受信部150と、制御部160と、レンズ165と、筐体170とを備える。光源110と制御部160との間は、制御線114によって接続される。駆動部141aと制御部160との間は、制御線144aによって接続される。駆動部141bと制御部160との間は、制御線144bによって接続される。光源110と、制御線114と、第一ミラー120と、第二ミラー130と、第三ミラー140と、駆動部141aと、駆動部141bと、制御線144aと、制御線144bと、散乱部材145と、受信部150と、制御部160と、レンズ165とは、筐体170の内部に実装される。
光源110が照射した光は、レンズ165を経て集光され、第三ミラー140と第二ミラー130で反射された後に、第一ミラー120で反射され、散乱部材145を照射する。レンズ165に入射した可視光は、第三ミラー140に到達する。第三ミラー140は、その可視光を、反射方向142に反射する。第三ミラー140は、所定の角度で固定されている。第三ミラー140が反射した可視光は、第二ミラー130に到達する。第二ミラー130は、駆動部141bによってZ方向を中心軸とする軸周りに回動し、第一ミラー120を照射する反射光の角度を変えることができる。第二ミラー130が反射した可視光は、第一ミラー120へ到着する。第一ミラー120は、その可視光を、反射方向122に反射する。第一ミラー120は、駆動部141aによってY方向を中心軸とする軸周りに回動し、散乱部材145を照射する反射光の角度を変えることができる。第一ミラー120が反射した可視光は、散乱部材145へ到達する。
第3の実施形態の照明装置100bによれば、第1実施形態の照明装置100よりも、光路長(光源110と散乱部材145との間の距離)を長くできるため、奥行き感が得られる。第3の実施形態の照明装置100bによれば、第2の実施形態の照明装置100bの特徴、具体的には、光路長が長くなることで奥行き感が得られることに加え、光源がX軸方向と、Y軸方向に動いて見えるので、よりリアルに太陽の動きを表現できる。また、照明装置100bは、第一ミラー120と、第二ミラー130と、第三ミラー140の三枚のミラーを備えることによって、遠近感や太陽の動きのバリエーションを増加させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態及びその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
30…部屋、100、100a、100b…照明装置、110…光源、112…発光面を向けている方向、114、144、144a、144b…制御線、120…第一ミラー、122、132、142…反射方向、130…第二ミラー、140…第三ミラー、141、141a、141b…駆動部、145…散乱部材、150…受信部、160…制御部、165…レンズ、170…筐体、171…開口部、200…リモートコントローラ、210…操作部、240…制御部、250…送信部、260…ONボタン、262…OFFボタン、264…朝ボタン、266…昼ボタン、268…夕方ボタン、270…バスライン、271…月明かりボタン、272…自動ボタン、274…太陽調節バー、276…時刻調節バー

Claims (6)

  1. 太陽光を表現する可視光を照射する光源と、
    前記光源が照射した前記可視光を反射する第一可動反射部と、
    前記第一可動反射部が前記可視光を反射する第一角度を変更する第一駆動部と、
    前記第一可動反射部が反射した前記可視光を散乱させる散乱部材と、
    前記第一駆動部に前記第一角度を変更させる制御部とを備える、
    照明装置。
  2. 前記散乱部材は、1ppmから3000ppmの無機酸化物を含む、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光源は、2000K−25000Kの色温度を有する光を照射する、請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記光源が照射した前記可視光を反射する第一反射部と、
    前記第一反射部が反射した前記可視光を反射する第二可動反射部と
    前記第二可動反射部が前記可視光を反射する第二角度を変更する第二駆動部とを更に備え、
    前記第一可動反射部は、前記第二可動反射部が反射した前記可視光を反射し、
    前記制御部は、前記第一駆動部に前記第二角度を変更させる、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記制御部は、前記第一可動反射部の前記第一角度及び前記第二可動反射部の前記第二角度を変更することで、太陽が動いている状況を再現する、請求項4に記載の照明装置。
  6. ユーザの操作に応じて、前記照明装置に、朝の太陽の状況を再現する命令、昼の太陽の状況を再現する命令、夕方の太陽の状況を再現する命令、および月明かりが見られる状況のいずれかを含む制御信号を送信するリモートコントローラと、
    前記リモートコントローラが送信した前記制御信号を受信する受信部と
    を更に備え、
    前記制御部は、前記受信部が受信した前記制御信号に含まれる命令に基づいて、前記第一可動反射部の角度を変更する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
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