JP2019075331A - 照明装置 - Google Patents

照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019075331A
JP2019075331A JP2017201948A JP2017201948A JP2019075331A JP 2019075331 A JP2019075331 A JP 2019075331A JP 2017201948 A JP2017201948 A JP 2017201948A JP 2017201948 A JP2017201948 A JP 2017201948A JP 2019075331 A JP2019075331 A JP 2019075331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
light
emitting chip
light source
situation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017201948A
Other languages
English (en)
Inventor
崎山 秀知
Hidetomo Sakiyama
秀知 崎山
孝夫 牛山
Takao Ushiyama
孝夫 牛山
水草 豊
Yutaka Mizukusa
豊 水草
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP2017201948A priority Critical patent/JP2019075331A/ja
Publication of JP2019075331A publication Critical patent/JP2019075331A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】空および太陽が窓を通して部屋を照明するときに自然界で起こる状況を人工的に再現できる照明装置を提供すること。【解決手段】照明装置は、可視光を照射する第一光源と、第一光源が照射する前記可視光を散乱させる散乱部材とを備え、第一光源は、可視光を照射する第一発光チップと、第一発光チップよりも色温度が低い色温度の光を照射する第二発光チップとを備える素子である。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、照明装置に関する。
太陽光などの自然光を再現した照明システムが知られている。この照明システムは、単色の白色発光ダイオード(light emitting diode: LED)を昼間の太陽と同じ波長に調整することで、昼間の太陽光のような光を作り出している。照明システムを、閉じた環境の中で使用することによって、視覚的な快適さを与えることができる。
自然光を再現した照明システムに関して、可視光のビームを放出する第1の光源と、光ビームを受け取る内面および外面によって境界画定された拡散光発生器であり、光ビームに対して少なくとも部分的に透明な拡散光発生器とを含む照明システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2016−514340号公報
前述した照明システムは、空および太陽が窓を通して部屋を照明するときと同様の状況を、ユーザに知覚させる。しかし、空および太陽が窓を通して部屋を照明するときと同様の状況には、太陽が移動する状況が含まれる。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、空および太陽が窓を通して部屋を照明するときに、朝から昼間を経て夕暮れの自然界で起こる状況を人工的に再現できる照明装置を提供することを目的とする。また、満月での月明かりも人工的に再現することを目的とする。
上記問題を解決する本発明の一態様は、可視光を照射する第一光源と、前記第一光源が照射する前記可視光を散乱させる散乱部材とを備え、前記第一光源は、色温度の異なる複数の発光チップを備えることを特徴とする、照明装置である。
本発明の実施形態によれば、空および太陽が窓を通して部屋を照明するときに自然界で起こる状況を人工的に再現できる照明装置を提供することができる。また、満月での月明かりも人工的に再現できる。
実施形態の照明素子の一例を示す概略図である。 実施形態の照明装置の一例(その1)を示す概略図である。 実施形態の照明素子のリモートコントローラの一例を示す機能ブロック図である。 実施形態の照明装置のリモートコントローラの操作部の一例を示す模式図である。 実施形態の照明装置の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 実施形態の照明装置の一例(その2)を示す概略図である。
次に、実施形態に係る照明装置を、図面を参照しつつ説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。
なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
(実施形態)
(第一光源)
図1は、第一光源の実施例を示す概略図である。第一光源500は、日の出から夕暮れの空、及び満月での月明かりの状況を人工的に再現する装置の光源となる。第一光源500は、複数の第一発光チップ503と第二発光チップ504と、本体506とを含む。
第一発光チップ503は、LED素子である。第一発光チップ503は、20000Kから25000Kの色温度の光を照射する。第二発光チップ504も、LED素子である。第二発光チップ504は、2500Kから3500Kの色温度の光を照射する。第一発光チップ503と、第二発光チップ504は図1のようにばらばらに配置されてもよいが、上下又は左右に二分するようにまとめて配置されていてもよい。
以下、第一光源500を適用した照明装置の例について説明する。
(照明装置(その1))
図2は、実施形態の照明装置の一例(その1)を示す概略図である。照明装置300aは、リモートコントローラ200が送信する制御信号にしたがって、その照明装置300aが設置された部屋などの空間に、青空が見られる状況、青空に太陽が見られる状況、夕暮れに太陽が見られる状況、および満月での月明かりの状況を人工的に再現する。照明装置300aの一例は、部屋の天井に設置され、該天井から、室内を照明する。
照明装置300aは、第一光源500と、散乱部材345と、受信部350と、制御部360と、筐体370とを備える。第一光源500と制御部360との間は、制御線314によって接続される。
第一光源500と、制御線314と、散乱部材345と、受信部350と、制御部360は、筐体370の内部に実装される。
第一光源500は、発光面を向けている方向312へ、可視光を照射する。第一光源500は、第一発光チップ503を点灯し、その第一発光チップ503の色温度を調整する。この場合、第一発光チップ503は、例えば20000K−25000Kの色温度を有する光を照射する。また、第一光源500は、第二発光チップ504を点灯し、その第二発光チップ504の色温度を調整する。この場合、第二発光チップ504は、例えば2500K−3500Kの色温度を有する光を照射する。
散乱部材345は、平板の形状を有し、筐体370の開口部371から、平板の一面が見えるように配置される。散乱部材345は、基材の主な材料である第一材料と、その基材に添加される第二材料とを含む。
第一材料は、光学的透過性を有する樹脂によって構成される。第一材料は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリビニル樹脂、ブチラール樹脂、フッ素系樹脂、酢酸ビニル樹脂、シリコーン樹脂、アクリルスチレン樹脂、又は、ポリカーボネート、液晶ポリマー、ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリーレート、非晶性ポリオレフィンなどのプラスチック類、又は、それらの混合物又はコポリマのいずれかを含む。
第二材料は、例えば、ZnO、TiO、ZrO、SiO、Alなどの無機酸化物である。第二材料は、第一材料とは異なる屈折率を有している。第一材料に対する第二材料の割合は、第二材料の粒径や第一材料の板のサイズにもよるが1ppmから3000ppmであり、50ppmから150ppmと、1000ppmから3000ppmとがより好ましい。さらに、ある条件では第一材料に対する第二材料の割合は、60ppmから120ppmが最も好ましい結果が得られた。また、ある条件では第二材料の結晶子径は15nmから250nmが最も好ましい結果が得られた。
受信部350は、後述するリモートコントローラ200が送信した制御信号を受信し、該制御信号を制御部360へ出力する。
制御部360は、受信部350が出力した制御信号を取得し、該制御信号に基づいて、第一光源500を制御する。具体的には、取得した制御信号に基づいて、第一発光チップ503と第二発光チップ504のいずれか一方あるいは両方の点灯および色温度の調整と、消灯とを行う。
筐体370は、その筐体370の内側が、入射した光を吸収することができる材料でコーティングされる。具体的には、筐体370の内側は、黒色で、可視範囲における吸収係数が70%よりも高く、好ましくは90%よりも高く、より好ましくは95%よりも高く、最も好ましくは97%よりも高い材料で、コーティングされる。
筐体370の内側のコーティングは、第一光源500が照射した光のうち直接に到来した光、第一光源500が照射した光のうち散乱部材345で反射した光、第一光源500が照射した光のうち散乱部材345で散乱した光などを吸収することを目的とする。また、筐体370の内側のコーティングは、筐体370の外部から到来した光のうち散乱部材345を透過した光などを吸収することを目的とする。
ここで、座標軸を定義する。地表面に平行で、且つ互いに直交する二つの方向をX軸とY軸とする。また、X軸とY軸とに垂直な鉛直方向をZ軸とする。散乱部材345の長辺からなる面のうちの一方は、X軸とY軸に平行に、筐体370の開口部371から見えるように実装される。第一光源500の発光面を向けている方向312はZ軸方向である。以下、同様の座標軸で説明する。
(照明装置300aの照明例)
制御部360は、第一発光チップ503又は第二発光チップ504を点灯する制御と、点灯した第一発光チップ503又は第二発光チップ504の色温度を調整する制御を行う。具体的には、制御部360は、第一発光チップ503を点灯することによって、青空が見られる状況を再現する。さらに、制御部360は、第一発光チップ503が照射する色温度を調整することによって、青空に太陽が見られる状況を再現する。また、制御部360は、第二発光チップ504を点灯することによって、夕暮れに太陽が見られる状況を再現する。さらに、制御部360は、第二発光チップ504が照射する色温度を調整することによって、満月の月明かりの状況を再現する。以下、各状況を再現する場合について、具体的に説明する。
制御部360は、制御信号に青空が見られる状況を再現する命令が含まれる場合に、第一の発光チップ503を点灯させる命令と、色温度を設定する命令とを含む制御信号を作成し、該制御信号を制御線314へ出力する。
制御部360が制御線314へ出力した制御信号にしたがって、第一の発光チップ503を点灯させ、点灯させた第一の発光チップ503の色温度を調整する。
第一光源500が発光面を向けている方向312へ照射した光は、散乱部材345によって、レイリー散乱される。散乱部材345によって、波長の短い青色の光が特に強く散乱されるため、散乱部材345がレイリー散乱した光は、青く見える。このため、散乱部材345を通じて開口部371から照射される光によって、青空を再現することができる。
制御部360は、受信部350が出力する制御信号に、青空に太陽が見られる状況を再現する命令が含まれる場合に、第一発光チップ503を点灯させる命令と、色温度を設定する命令とを含む制御信号を作成し、該制御信号を制御線314へ出力する。ここで、色温度は、青空が見られる状況よりも高い値である。
制御部360が制御線314へ出力した制御信号にしたがって、第一発光チップ503を点灯させ、点灯させた第一の発光チップ503の色温度を調整する。
第一光源500が発光面を向けている方向312へ照射した光は、散乱部材345によって、レイリー散乱される。散乱部材345によって、波長の短い青色の光が特に強く散乱されるため、散乱部材345がレイリー散乱した光は、青く見える。このため、散乱部材345を通じて開口部371から照射される光によって、青空を再現することができる。さらに、色温度が、青空が見られる状況よりも高い値に調整されることによって、第一光源500が照射した光は、散乱部材345を通じて、太陽のように見える。このため、散乱部材345を通じて開口部371から照射される光は、太陽を再現することができる。したがって、照明装置300aの開口部371から照射される光によって、青空に太陽が見られる状況を再現することができる。
制御部360は、制御信号に、夕暮れに太陽が見られる状況を再現する命令が含まれる場合に、第二発光チップ504を点灯させる命令と、色温度を設定する命令を含む制御信号を作成し、該制御信号を制御線314へ出力する。
制御部360が制御線314へ出力した制御信号にしたがって、第二発光チップ504を点灯させ、点灯させた第二発光チップ504の色温度を調整する。
第一光源500が発光面を向けている方向312へ照射した光は、散乱部材345によって散乱される。散乱部材345によって散乱した光は、橙色に見える。さらに、第一光源500が照射した光は、散乱部材345を通じて、太陽のように見える。このため、散乱部材345を通じて開口部371から照射される光によって、夕暮れに太陽が見られる状況を再現することができる。
制御部360は、受信部350が出力する制御信号に、満月の月明かりが見られる状況を再現する命令が含まれる場合に、第二発光チップ504を点灯させる命令と、色温度を設定する命令を含む制御信号を作成し、該制御信号を制御線314へ出力する。
制御部360が制御線314へ出力した制御信号にしたがって、第二発光チップ504を点灯させ、点灯させた第二発光チップ504の光量を、夕方の状況に応じた値よりも低い値に調整する。このため、照明装置300aの開口部371から照射される夕方よりも弱い光によって、レイリー散乱光が微弱になり青色が見えなくなるので、バックの黒い背景の中に月明かりが浮かぶ(真っ暗の中に、ほのかに光る満月が見られる)状況を人工的に再現することができる。
(リモートコントローラ)
リモートコントローラ200は、ユーザの操作に応じて、照明装置300aを制御する命令である制御情報を含む制御信号を生成し、生成した制御信号を、照明装置300aへ送信する。
図3は、実施形態のリモートコントローラの一例を示す機能ブロック図である。リモートコントローラ200は、操作部210と、制御部240と、送信部250と、上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバスなどのバスライン270とを備える。
操作部210は、ユーザの操作を受け付ける入力デバイスである。操作部210は、ユーザの操作を受け付け、受け付けたユーザの操作を示す情報を、制御部240に出力する。
図4は、実施形態のリモートコントローラの操作部の一例を示す模式図である。図4に示される例では、リモートコントローラ200は、ONボタン260と、OFFボタン262と、朝ボタン264と、昼ボタン266と、夕方ボタン268と、月明かりボタン271と、自動ボタン272と、太陽調節バー274と、時刻調節バー276とを有する。
ユーザが、朝ボタン264、昼ボタン266、夕方ボタン268、月明かりボタン271のいずれかを押した場合、太陽調節バー274と、時刻調節バー276との操作が可能にされる。ユーザが、太陽調節バー274を操作することによって、操作部210は、第一光源500の色温度を示す情報を作成する。また、ユーザが、時刻調節バー276を操作することによって、操作部210は、時刻を示す情報を作成する。時刻調節バー276は、0時から24時との間で、時刻を調節ができる。操作部210は、作成した情報を、制御部240へ出力する。
ユーザが、自動ボタン272を押した場合、太陽調節バー274と、時刻調節バー276との操作はできないようにされる。これは、自動ボタン272が押された場合には、時刻情報に基づいて、第一光源500の色温度及び光量の調整が自動的に行われるため、太陽の色温度や、時刻が変更されるのは好ましくないためである。
図3に戻り、説明を続ける。制御部240は、操作部210が出力した情報を取得し、該情報に基づいて、制御信号を作成する。
制御部240は、朝ボタン264が押されたことを示す情報を取得した場合には、青空が見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、昼ボタン266が押されたことを示す情報を取得した場合には、青空に太陽が見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、夕方ボタン268が押されたことを示す情報を取得した場合には、夕暮れに太陽が見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、月明かりボタン271が押されたことを示す情報を取得した場合には、満月の月明かりが見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、自動ボタン272が押されたことを示す情報を取得した場合には、自動的に青空が見られる状況、青空に太陽が見られる状況、夕暮れに太陽が見られる状況、および満月の月明かりが見られる状況を再現する命令を含む制御信号を作成する。
また、制御部240は、時刻情報を取得した場合には、該時刻情報を含む制御信号を作成する。制御部240は、作成した制御信号を、送信部250へ出力する。送信部250は、制御部240が出力した制御信号を取得し、該信号を、照明装置300aへ送信する。
(照明装置の動作)
図5は、実施形態の照明装置の動作の一例を示すシーケンスチャートである。図5に示される例では、ユーザが、リモートコントローラ200を操作することによって、ONボタン260、ボタン、OFFボタン262の順に押した場合の動作を示す。ここで、ボタンは、朝ボタン264、昼ボタン266、夕方ボタン268、および月明かりボタン271のいずれかである。
(ステップS101) ユーザが、ONボタン260を押すと操作部210は、ONボタン260が押されたことを示す情報を、制御部240へ出力する。
(ステップS102) 制御部240は、操作部210が出力したONボタンが押されたことを示す情報を取得し、該情報に基づいて、ON命令を含む制御信号を作成し、該信号を、送信部250へ出力する。
(ステップS103) 送信部250は、制御部240が出力した制御信号を取得し、該信号を、照明装置300aへ送信する。
(ステップS104) 受信部350は、リモートコントローラ200が送信した制御信号を受信し、該信号を、制御部360へ出力する。
(ステップS105) 制御部360は、制御信号に含まれるON命令を取得し、該命令にしたがって、照明装置300aの電源をONにする。
(ステップS106) ユーザが、ボタンを押すと、操作部210は、ボタンが押されたことを示す情報を、制御部240へ出力する。
(ステップS107) 制御部240は、操作部210が出力したボタンが押されたことを示す情報を取得し、該情報に基づいて、青空が見られる状況、青空に太陽が見られる状況、夕暮れに太陽が見られる状況、および満月の月明かりが見られる状況のいずれかを再現する命令を含む制御信号を作成し、該信号を、送信部250へ出力する。
(ステップS108) 送信部250は、制御部240が出力した制御信号を取得し、該信号を、照明装置300aへ送信する。
(ステップS109) 受信部350は、リモートコントローラ200が送信した制御信号を受信し、該信号を、制御部360へ出力する。
(ステップS110) 制御部360は、制御信号に含まれる青空が見られる状況、青空に太陽が見られる状況、夕暮れに太陽が見られる状況、および満月の月明かりが見られる状況のいずれかを再現する命令を取得し、該命令にしたがって、制御信号を作成し、作成した制御信号を、発光部制御部580へ出力する。発光部制御部580は、該制御信号にしたがって、光源110の第一発光チップ503又は第二発光チップ504を点灯させる。
(ステップS111) 制御部360は、該制御信号にしたがって、発光させた第一発光チップ503又は第二発光チップ504の色温度が所定の値となるように調整する。
(ステップS112) 操作部210は、OFFボタン262が押されたことを検出し、該情報を、制御部240へ出力する。
(ステップS113) 制御部240は、操作部210が出力したOFFボタン262が押されたことを示す情報を取得し、該情報に基づいて、OFF命令を含む制御信号を作成する。制御部240は、該信号を、送信部250へ出力する。
(ステップS114) 送信部250は、制御部240が出力した制御信号を取得し、該信号を、照明装置300aへ送信する。
(ステップS115) 受信部350は、リモートコントローラ200が送信した制御信号を受信し、該信号を、制御部360へ出力する。
(ステップS116) 制御部360は、制御信号に含まれるOFF命令を取得し、該命令にしたがって、照明装置300aの電源をOFFにする。
図5に示すフローチャートにおいて、ステップS110の処理と、ステップS111の処理との順序を逆にしてもよい。図5に示されるシーケンスチャートによれば、照明装置300aは、青空が見られる状況、青空に太陽が見られる状況、夕暮れに太陽が見られる状況、および満月の月明かりが見られる状況を人工的に再現できる。
ユーザが、リモートコントローラ200を操作することによって、ONボタン260、自動ボタン272、OFFボタン262の順に押した場合の動作については、制御部240は、制御信号を作成し、該制御信号を、制御部360へ出力する。制御部360は現在の時刻情報を取得し、該現在の時刻情報に基づいて、図5に示される処理を行うことによって、青空が見られる状況、青空に太陽が見られる状況、夕暮れに太陽が見られる状況、および満月の月明かりが見られる状況を人工的に再現できる。
(照明装置(その2))
図6は、実施形態の照明装置の一例(その2)を示す概略図である。照明装置300cは、リモートコントローラ200が送信する制御信号にしたがって、その照明装置300cが設置された部屋などの空間に、夕暮れに太陽が見られる状況、および満月での月明かりの状況を人工的に再現する。照明装置300cの一例は、部屋の天井に設置され、該天井から、室内を照明する。
照明装置300cは、第一光源500と、第二光源340と、散乱部材345と、受信部350と、制御部360と、筐体370とを備える。第一光源500と制御部360との間は、制御線314によって接続される。第二光源340と制御部360との間は、制御線344によって接続される。第一光源500と、制御線314と、第二光源340と、制御線344と、散乱部材345と、受信部350と、制御部360とは、筐体370の内部に実装される。
第一光源500は、発光面を向けている方向312へ、可視光を照射する。第一光源500は、第二発光チップ504を点灯し、その第二発光チップ504の色温度を調整する。この場合、第一光源500は、例えば2500K−3500Kの色温度を有する光を照射する。
第二光源340は、発光素子によって実現される。第二光源340は、発光面を向けている方向342へ、可視光を照射する。第二光源340は、例えば10000K−30000Kの色温度を有する光を照射する。
第二光源340の発光面を向けている方向342は、その発光面を向けている方向342とZ軸とのなす角をθ3とすると、θ3は、60度以上120度未満の方向であり、且つ散乱部材345の長辺を含む面とは異なる面に向かう方向であるのが好ましい。本実施形態では、Z軸に垂直であり、且つ散乱部材345の長辺を含む面とは異なる面に向かう方向をX軸とする。また、第二光源340は、一般的な人の身長よりも高い地上から2m以上の位置からのみ視認できる位置に設置される。
(照明装置300cの照明例)
制御部360は、第一光源500および第二光源340を点灯させる制御と、第一光源500を点灯させる制御との間で切り替える。さらに、制御部360は、第一光源500の色温度を調整する制御を行う。具体的には、制御部360は、第一光源500と第二光源340とを点灯させることで、夕暮れに太陽が見られる状況を再現し、第一光源500を点灯させることで、満月の月明かりが見られる状況を再現する。
制御部360は、制御信号に、夕暮れに太陽が見られる状況を再現する命令が含まれる場合に、第二発光チップ504を点灯させる命令と、色温度を設定する命令とを含む制御信号を作成し、該制御信号を制御線314へ出力する。さらに、制御部360は、第二光源340を点灯させる命令を含む制御信号を作成し、該制御信号を制御線344へ出力する。制御部360が制御線314へ出力した制御信号にしたがって、第二発光チップ504を点灯させ、該第二発光チップ504の色温度を調整する。制御部360が制御線344へ出力した制御信号によって、第二光源340が点灯する。
第一光源500が発光面を向けている方向312へ照射した光は、散乱部材345によって散乱される。散乱部材345によって散乱した光は、橙色に見える。このため、散乱部材345を通じて開口部371から照射される光によって、夕方の空を再現することができる。また、第一光源500が照射した光は、散乱部材345を通じて、太陽のように見える。このため、夕方の空に、白色ではなく橙色の太陽が見られる状況を再現する。
制御部360は、制御信号に、満月の月明かりの状況を再現する命令が含まれる場合に、第二発光チップ504を点灯させる命令と、色温度を設定する命令とを含む制御信号を作成し、該制御信号を制御線314へ出力する。
制御部360が制御線314へ出力した制御信号にしたがって、第二発光チップ504を点灯させ、該第二発光チップ504の色温度を調整する。ここで、色温度は、夕暮れに太陽が見られる状況を再現する場合よりも、低い値である。
第一光源500が発光面を向けている方向312へ照射した光は、散乱部材345によって散乱される。散乱部材345によって散乱した光は、赤色に見える。このため、散乱部材345を通じて開口部371から照射される光によって、夕方の空を再現することができる。また、第一光源500が照射した光は、散乱部材345を通じて、満月のように見える。したがって、開口部371から照射される光によって、夕方の空に満月の月明かりが見られる状況を再現することができる。
前述した実施形態において、リモートコントローラ200は、照明装置300a専用のものに限らず、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タブレット、スマートフォン、PHS、PDAなどの携帯機器によって実現されてもよい。
前述した実施形態においては、照明装置300a、300cが、天井に設置される場合について説明したが、この例に限られない。例えば、照明装置300a、300cが、壁や、床などに設置されてもよい。
前述した実施形態では、第一光源500は、第一発光チップ503が8個と、第二発光チップ504が8個の合計16個を備える場合について説明したが、この例に限られない。例えば、第一発光チップ503と第二発光チップ504の個数比が1:15であったりしてもよく、また発光チップの合計が17個以上であってもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態及びその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
200…リモートコントローラ、210…操作部、240…制御部、250…送信部、260…ONボタン、262…OFFボタン、264…朝ボタン、266…昼ボタン、268…夕方ボタン、270…バスライン、271…月明かりボタン、272…自動ボタン、274…太陽調節バー、276…時刻調節バー、300a、300c…照明装置、500…第一光源、312、342…発光面を向けている方向、314、344…制御線、340…第二光源、345…散乱部材、350…受信部、360…制御部、370…筐体、371…開口部、506…本体、503…第一発光チップ、504…第二発光チップ、510−1…第一ワイヤ、510−2…第二ワイヤ、512−1…第一配線、512−2…第二配線、514…バンク、516…基板

Claims (8)

  1. 可視光を照射する第一光源と、
    前記第一光源が照射する前記可視光を散乱させる散乱部材とを備え、
    前記第一光源は、
    色温度の異なる複数の発光チップを備えることを特徴とする、照明装置。
  2. 前記発光チップは、
    可視光を照射する第一発光チップと、
    前記第一発光チップよりも色温度が低い色温度の光を照射する第二発光チップである、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記第一発光チップと前記第二発光チップの点灯を個別に制御することが可能な制御部を更に備える、請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記散乱部材は、1ppmから3000ppmの無機酸化物を含む、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記制御部は、前記第一発光チップを点灯することで青空に太陽が見られる状況を再現し、前記第二発光チップを点灯することで夕暮れに太陽が見られる状況を再現する、請求項4に記載の照明装置。
  6. ユーザの操作に応じて、前記照明装置に、青空に太陽が見られる状況を再現する命令と、夕暮れに太陽が見られる状況を再現する命令とのいずれかを含む制御信号を送信するリモートコントローラと、
    前記リモートコントローラが送信した前記制御信号を受信する受信部と
    を更に備え、
    前記制御部は、前記受信部が受信した前記制御信号に含まれる命令に基づいて、青空に太陽が見られる状況を再現する命令が含まれる場合には前記第一発光チップを点灯し、夕暮れに太陽が見られる状況を再現する命令が含まれる場合には前記第二発光チップを点灯する、請求項4又は請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記第一発光チップは20000K−25000Kの色温度を有し、前記第二発光チップは2500K−3500Kの色温度を有する、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記第一光源とは異なる方向から、前記散乱部材へ、前記第一光源よりも色温度が低い光を照射する第二光源とを備えることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の照明装置。
JP2017201948A 2017-10-18 2017-10-18 照明装置 Pending JP2019075331A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017201948A JP2019075331A (ja) 2017-10-18 2017-10-18 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017201948A JP2019075331A (ja) 2017-10-18 2017-10-18 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019075331A true JP2019075331A (ja) 2019-05-16

Family

ID=66543361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017201948A Pending JP2019075331A (ja) 2017-10-18 2017-10-18 照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019075331A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023164807A1 (zh) * 2022-03-01 2023-09-07 深圳市豪恩智能物联股份有限公司 一种天空灯

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076522A (ja) * 2000-07-27 2001-03-23 Mitsubishi Rayon Co Ltd 光源装置
JP2010522960A (ja) * 2007-03-29 2010-07-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 自然光模倣システム及びユーザ・インタフェース
JP2017112062A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 東芝ライテック株式会社 照明制御装置及び照明システム
JP2017157524A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 東芝ライテック株式会社 照明装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001076522A (ja) * 2000-07-27 2001-03-23 Mitsubishi Rayon Co Ltd 光源装置
JP2010522960A (ja) * 2007-03-29 2010-07-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 自然光模倣システム及びユーザ・インタフェース
JP2017112062A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 東芝ライテック株式会社 照明制御装置及び照明システム
JP2017157524A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 東芝ライテック株式会社 照明装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023164807A1 (zh) * 2022-03-01 2023-09-07 深圳市豪恩智能物联股份有限公司 一种天空灯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN207198370U (zh) 照明装置
CN107606574B (zh) 照明装置
US10420180B2 (en) Lighting apparatus and lighting system
US10359161B2 (en) Light environment rendering system, lighting apparatus, light environment rendering method, and storage medium
US10314141B2 (en) Spotlight
US20160258599A1 (en) Portable Lamp Fitted with Electric Control of the Geometry of the Beam
US10151442B2 (en) Light environment producing apparatus
JP6549595B2 (ja) 照明デバイス
KR20170079355A (ko) 발광 장치, 이 장치를 포함하는 광학 모듈, 및 이 모듈을 포함하는 차량
US7641362B2 (en) Electronic device lighting system
JP2019075331A (ja) 照明装置
JP2013222704A (ja) コーブ照明モジュール
CN201323695Y (zh) 台灯自动调光装置
JP2019075330A (ja) 照明装置
JP2018170155A (ja) 光環境演出装置
WO2019043872A1 (ja) 照明装置
CN104930379B (zh) 一种可变焦的灯具
CN110602824B (zh) 一种led柔光混合控制电路及其方法
CN204534228U (zh) 可调led照明装置
JP2018170153A (ja) 光環境演出装置
EP2825820B1 (en) Remote beam shaping
KR101436906B1 (ko) Led 광원 모듈 및 이를 이용한 다기능 조명장치
CN112628679B (zh) 一种组合式发光的电影摄影灯
CN101749637A (zh) 一种利用自然光的照明装置
WO2023171386A1 (ja) 光システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210727

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220201