JP5895193B2 - 照明制御装置、およびこれを用いた照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明負荷の調色、調光を行う照明制御装置、およびこれを用いた照明装置に関するものである。
従来より、サーカディアンリズム等の人間の生体リズムにとって好ましい光環境を、一日を通して生成する照明システムが考案されている(例えば、特許文献1参照)。この照明システムは、高照度光と中照度光と低照度光とを得ることができる照明器具と、照明器具の点灯制御を行う制御装置とを備える。この制御装置は、照明器具を点灯制御することによって、朝からほぼ夕刻までの第1時間帯は高照度光を生じさせる。そして、夕刻から就寝するまでの第2時間帯は、第1時間帯における照度の最大値よりも少なくとも時間軸上の平均照度が低い中照度光を生じさせる。さらに、夜の就寝後から朝までの第3時間帯は、第2時間帯における照度の最大値よりも平均照度が低い低照度光を生じさせるものである。
特開2000−252084号公報
特許文献1の照明システムは、主として、起床から就寝までのほぼ1日を同一空間で過ごす病院の病室などの施設を対象として考案されたものであり、一日を朝から夕刻、夕刻から夜の就寝時、就寝後から朝、の3つの時間帯に分けている。そして、それぞれの時間帯で確保すべき照度を高照度、中照度、低照度と規定している。
しかしながら、これらの時間帯の設定や、各時間帯における照明制御は、オフィス、作業場等の仕事場所の就業時間を考慮したものではない。すなわち、朝から夕方または夜間までの就業時間における生体リズムを特に配慮した照明制御を行っているとはいえない。
また、最近の傾向として省エネルギー化が求められており、就業時間における照明制御には、生体リズムに好ましい光環境と省エネルギー化との両立が望まれている。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、仕事場所の就業時間において、生体リズムに好ましい光環境と省エネルギー化とを両立させることができる照明制御装置、およびこれを用いた照明装置を提供することにある。
本発明の照明制御装置は、所定空間に設けられた照明負荷の相関色温度を調節する調色、および前記照明負荷の光出力を可変として、前記所定空間の照度を調整する調光を行う照明制御装置であって、午前中の所定時刻から正午付近までの第1の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度を第1の相関色温度に調節し、前記所定空間の照度を第1の照度に調節し、前記第1の時間帯以降に設定した午後の第2の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度を、前記第1の相関色温度から第2の相関色温度まで時間の経過に伴って低下させ、前記所定空間の照度を、前記第1の照度から第2の照度まで時間の経過に伴って低下させ、前記第1の相関色温度は、昼白色より高く、かつ昼光色以下の相関色温度であり、前記第2の相関色温度は、昼白色より低く、かつ電球色より高い相関色温度である照明制御部を備えることを特徴とする。
この発明において、前記照明制御部は、前記第2の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度および前記所定空間の照度を連動して低下させることが好ましい。
この発明において、前記第1の照度は、前記所定空間における水平面照度が500lx以上であることが好ましい。
この発明において、前記第2の時間帯は、午後2時付近から開始することが好ましい。
この発明において、前記第2の照度は、前記所定空間における水平面照度が300lx以上500lx以下であることが好ましい。
この発明において、前記照明制御部は、前記第1の時間帯と前記第2の時間帯との間に、前記所定空間の照度を前記第1の照度より低い第3の照度に低下させる第3の時間帯を設けることが好ましい。
この発明において、前記所定空間における人の在・不在を検出する人検知部を備え、前記照明制御部は、前記人検知部が人を検出している場合、前記第1の時間帯における前記照明負荷の相関色温度および前記所定空間の照度を、前記第1の相関色温度および前記第1の照度にそれぞれ調節し、前記第2の時間帯における前記照明負荷の相関色温度および前記所定空間の照度を、前記第1の相関色温度および前記第1の照度から前記第2の相関色温度および前記第2の照度まで、時間の経過に伴ってそれぞれ低下させ、前記人検知部が人を検出していない場合、前記所定空間の照度を、現在時刻において前記人検知部が人を検出している場合の照度より低下させ、前記照明負荷の相関色温度を、現在時刻において前記人検知部が人を検出している場合の相関色温度に調節することが好ましい。
この発明において、外光が入射する前記所定空間の照度を検出する照度検知部を備えて、前記照明制御部は、前記照度検知部が検出した前記所定空間の照度に基づいて、前記照明負荷の光出力を制御することが好ましい。
この発明において、前記照明制御部は、前記第1の時間帯の直前に設けた第4の時間帯において、前記所定空間の照度を、前記第1の照度より低い第4の照度に調節することが好ましい。
本発明の照明装置は、所定空間に設けられた照明負荷と、前記照明負荷の相関色温度を調節する調色、および前記照明負荷の光出力を可変として、前記所定空間の照度を調整する調光を行う照明制御装置とを備え、前記照明制御装置は、午前中の所定時刻から正午付近までの第1の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度を第1の相関色温度に調節し、前記所定空間の照度を第1の照度に調節し、前記第1の時間帯以降に設定した午後の第2の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度を、前記第1の相関色温度から第2の相関色温度まで時間の経過に伴って低下させ、前記所定空間の照度を、前記第1の照度から第2の照度まで時間の経過に伴って低下させ、前記第1の相関色温度は、昼白色より高く、かつ昼光色以下の相関色温度であり、前記第2の相関色温度は、昼白色より低く、かつ電球色より高い相関色温度であることを特徴とする。
以上説明したように、本発明では、午前中の所定時刻から正午付近まで、高相関色温度、高照度の光を照射し、午後は、高相関色温度、高照度の光から、低相関色温度、低照度の光に徐々に移行させており、仕事場所の就業時間において、生体リズムに好ましい光環境と省エネルギー化とを両立させることができるという効果がある。
実施形態1の照明制御装置を用いた照明装置の構成を示すブロック図である。 同上の時刻と位相反応作用との関係を示すグラフ図である。 同上の波長毎のメラトニンの分泌抑制度の関係(アクションスペクトル)を示すグラフ図である。 同上の相関色温度と生体作用度との関係を示すグラフ図である。 同上の光暴露の前後におけるメラトニン濃度の差を示すグラフ図である。 同上の午前における快適性評価の結果を示すグラフ図である。 同上の午前における画面の見やすさ評価の結果を示すグラフ図である。 同上の午後における快適性評価の結果を示すグラフ図である。 同上のスケジュール情報を示すグラフ図である。 同上のクルイトフカーブを示すグラフ図である。 実施形態2の照明制御装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3の照明制御装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、照明制御装置1を用いた照明装置Aの構成を示す。
照明装置Aは、照明制御装置1と、調色および調光が可能な照明負荷2とを備える。そして、各照明制御装置1は、通信線L1を介して操作表示部3に通信可能に接続されている。
照明制御装置1は、通信線L2を介して、配下の1乃至複数の照明負荷2に接続しており、照明負荷2との間で通信可能に構成される。そして、照明制御装置1は、照明制御部1aと、情報記憶部1bとを備える。照明制御部1aは、情報記憶部1bに格納されているスケジュール情報に基づいて、照明負荷2の調色、調光制御を行う。
照明負荷2は、相関色温度が互いに異なる複数種類(例えば、2種類または3種類)のLED素子を光源として備えている。そして、照明負荷2は、照明制御部1aからの制御信号によって各LED素子の発光量を増減することによって、調色および調光が行われる。なお、照明負荷2は、LED素子を用いるもの以外に、蛍光ランプ等の他の光源を用いた構成であってもよい。
操作表示部3は、タッチパネル機能を有する液晶画面や、操作ボタン等で構成されており、通信線L1を介して、1乃至複数の照明制御装置1と通信可能に構成されている。
以下、オフィス、作業場等の仕事場所の就業時間に照明制御装置1が行う照明制御について説明する。
まず、人は、サーカディアンリズム等の生体リズムを体内時計として有しており、この生体リズムは約24時間の周期を有する。この生体リズムは、太陽光、照明光等の光を同調因子として、光の明暗サイクルに同調することが知られている。すなわち、生体リズムは、光によって位相反応作用を受けており、光を浴びるタイミングによって、位相反応作用の作用する方向および量が異なる(図2参照)。人は、午前中に光を照射されると、生体リズムの位相が前進するので、いわゆる朝型のパターンに移行して、生体リズムが適切に調整される。一方、人は、夜間に光を照射されると、生体リズムの位相が後退するので、いわゆる夜型のパターンに移行して、生体リズムが乱される。このように、生体リズムを適切に調整するためには、午前中にしっかり受光し、夜間には、受光量を減少させることが必要になる。
ここで、脳の視床下部にある松果体において生成されるホルモンであるメラトニンの分泌は、生体リズムによって調整されており、生体リズムの重要なマーカである。メラトニンは、夜間の体温低下や睡眠の維持を促進する働きがあると報告されている。このメラトニンは、日中は殆ど分泌されず、メラトニンの血中濃度は、夜間から上昇して、深夜から早朝にかけてピークに達する。
メラトニンは夜間に分泌されるが、人は光によってメラトニンの分泌が抑制されることが報告されている。図3にメラトニンの分泌抑制に対するアクションスペクトル(作用曲線)を示す。このアクションスペクトルは、横軸が光の波長、縦軸がメラトニンの分泌抑制に対する相対感度であり、460nmをピークとする短波長光領域、つまり青色の光を照射することによって、メラトニンの分泌が抑制されやすいことを示している。
そして、生体リズムに対するスペクトルの作用度(影響度)を定量化するために、ドイツ工業規格(DIN)において、[数1]の式が提案されている(DIN V 5031−100)。この式は、メラトニン分泌抑制に与える単位照度あたりの影響度α(以降、生体作用度と称す)を導出する。なお、光源が発する光の波長をλ、光源の分光照射照度をX(λ)、分光視感効率をV(λ)、メラトニンの分泌抑制に対する相対感度をB(λ)とする。
Figure 0005895193
図4は、様々な光源を用いた場合、各光源の発光と生体作用度との関係を示す。図4において、複数のLED素子を基板上に実装したLEDモジュールは◆、LED電球は■、蛍光灯は▲、白熱電球は×をそれぞれ用いて、プロットしている。そして、図4に示す関係から、相関色温度と生体作用度との間には相関があることがわかる。
次に、図5は、光暴露の前後における唾液中のメラトニン濃度の差を示す棒グラフである。バーY1〜Y4は、人に照射する光の相関色温度を互いに異ならせている。バーY1はほぼ消灯状態(Dim)、バーY2は相関色温度:2300K、バーY3は相関色温度:3000K、バーY4は相関色温度:5000Kの光を照射した場合に、光暴露の前後における唾液中の各メラトニン濃度差を示す。また、エラーバーY11〜Y14は、バーY1〜Y4のそれぞれの結果における標準偏差を示している。そして、5000K条件のバーY4は、Dim条件のバーY1と比較して、メラトニン濃度差が有意に低く、5000K条件のバーY4と、2300K条件のバーY2との間には有意傾向(p<0.08)がある。そして、図5の関係から、相関色温度が低いほど、メラトニンの分泌抑制効果が低いことがわかる。
したがって、生体リズムの光の明暗サイクルによる同調や、相関色温度と生体作用度との関係から、生体リズムにとって、日中は、高相関色温度、高照度の光が適し、夜間は、低相関色温度、低照度の光が適しているといえる。
次に、光源の相関色温度および空間内の照度を主観評価した実験結果を、図6〜図8に示す。なお、この実験では、10名の男性被験者が、各照明条件における快適性や、パーソナルコンピュータ(パソコン)の画面の見やすさを評価している。なお、図6〜図8において、照度300lx条件下の結果は◇、照度500lx条件下の結果は□、照度750lx条件下の結果は△、照度900lx条件下の結果は○をそれぞれ用いて、プロットしている。
図6は、午前における快適性評価の結果である。これは、相関色温度5000K,5700K,6700K,8400Kと、照度300lx,500lx,750lx,900lxとの全組み合わせに対して、快適性が優れている順に、3,2,1,0,−1,−2,−3の7段階評価を行っている。図6の快適性評価によると、午前において快適性を保つには、概ね500lx以上の照度が必要である。また、午前の快適性に対する相関色温度の影響は、照度に比べて小さい。
図7は、午前におけるパソコンの画面の見やすさ評価の結果である。これは、相関色温度5000K,5700K,6700K,8400Kと、照度300lx,500lx,750lx,900lxとの全組み合わせに対して、画面が見やすい順に、3,2,1,0,−1,−2,−3の7段階評価を行っている。図7の画面の見やすさ評価によると、相関色温度および照度による画面の見やすさへの影響は小さい。但し、相関色温度が6700K以上では、画面が黄色く見えて不快であり、画面上の文字が見難くなるとの意見があった。この画面が黄色く見えて不快であるという意見は、相関色温度が6700Kで出始め、相関色温度が8400Kで顕著になった。
図8は、夜間における快適性評価の結果である。これは、相関色温度3000K,3500K,4200K,5000Kと、照度300lx,500lx,750lx,900lxとの全組み合わせに対して、快適性が優れている順に、3,2,1,0,−1,−2,−3の7段階評価を行っている。図8の快適性評価によると、夜間において快適性を保つためには、300lx以上にする必要がある。また概して、相関色温度が3500〜4200Kの範囲において、夜間の快適性に対する評価が高い。また、照度が500lx以上であれば、照度の違いによる快適性への影響は小さい。したがって、夜間において快適性を保つためには、概ね300lx以上の照度が必要である。また、夜間において省エネルギー化を図るためには、照度を概ね500lx以下にすることが望ましい。
そして、本実施形態の照明負荷2は、各就業者の机上にパソコンが置かれたオフィス(例えば、執務スペース等)に設けられている。照明制御装置1の照明制御部1aは、このようなオフィスの就業時間において、生体リズムに好ましい光環境と省エネルギー化とを両立させるために、以下の照明制御を行う。
操作表示部3は、ユーザ操作によって、調色、調光の各制御のスケジュール情報を作成する。操作表示部3は、作成したスケジュール情報を照明制御装置1へ送信し、照明制御装置1は、受信したスケジュール情報を情報記憶部1bに格納する。そして、照明制御部1aは、情報記憶部1bに格納しているスケジュール情報に基づいて、照明負荷2の調色、調光制御を行う。また、スケジュール情報は、操作表示部3が作成するものに限定されず、他の端末が作成したスケジュール情報であってもよい。
スケジュール情報は、図9に示す調色、調光の各スケジュールを設定している。具体的には、各時刻における照明負荷2が発する光の相関色温度と、オフィス内の各時刻における水平面照度とが、スケジュール情報に設定されている。このオフィス内の水平面照度とは、オフィス内において予め決められた領域(例えば、各照明装置Aの照明範囲の中央付近に存在する机上面)における水平面照度のことである。なお、図9では、8時〜20時までのスケジュール情報のみを示す。
そして、照明制御部1aは、現在時刻を計時する時計手段を有しており、スケジュール情報に基づいて、照明負荷2の調色、調光制御を行う。
照明負荷2は、相関色温度が互いに異なる複数種類のLED素子を光源として備えている。そして、照明制御部1aは、各LED素子に供給する電流を、相関色温度と水平面照度との組み合わせに対応付けた出力テーブルを予め保持している。そして、照明制御部1aは、各LED素子に供給する電流を、スケジュール情報に設定されている相関色温度と水平面照度との組み合わせに対応する値に制御する。すなわち、照明制御部1aは、スケジュール情報によって決められた時刻に決められた調色、調光制御を実行するタイマー制御を行うものである。
まず、就業開始時刻である朝の9時〜正午12時までの午前の就業時間帯T2(第1の時間帯)において、照明制御部1aは、照明負荷2の相関色温度を6000Kに調整し、オフィス内の水平面照度を750lxに調整する。したがって、午前の就業時間帯T2において、高い相関色温度の光を高照度で就業者に照射することによって、仕事を開始した就業者の生体リズムを活性化して、覚醒感を維持させることができる。なお、図9において、相関色温度を6000Kに調整している領域は、クロスハッチングで表す。
この午前の就業時間帯T2における照明負荷2の相関色温度は、JIS Z9112に規定される昼白色「4600〜5500K」相当より高い値(例えば、5500Kより高い値)に設定されることが望ましい。このスケジュール情報では6000Kに設定している。これは、従来のオフィスにおいて主に使用されている蛍光灯の相関色温度が昼白色であり、この昼白色より高い相関色温度に設定することによって、従来に比べて覚醒感を向上させることができる。
さらに、午前の就業時間帯T2における照明負荷2の相関色温度は、JIS Z9112に規定される昼光色「5700〜7100K」相当以下の値(例えば、7100K以下)に設定されることが望ましい。これは、オフィスにおいて用いられるパソコンのモニタ画面が黄ばんで見える現象を防ぐためである。
また、午前の就業時間帯T2におけるオフィス内の水平面照度は、快適性を保つために概ね500lx以上が望ましく、このスケジュール情報では750lxに設定している。
なお、午前の就業時間帯T2は、朝の就業開始時刻から昼休みが始まる正午12時付近までの時間帯であればよい。
また、就業時間前の朝の8時〜9時までの就業前時間帯T1(第4の時間帯)において、照明制御部1aは、照明負荷2の相関色温度を5000Kに調整し、オフィス内の水平面照度を500lxに調整する。したがって、オフィス内に就業者の少ない就業前時間帯T1において、オフィス内の照度を午前の就業時間帯T2に比べて低下させることによって、就業者の不満を抑えながら省エネルギー化を図ることができる。また、就業前時間帯T1において、相関色温度を午前の就業時間帯T2に比べて低下させることによって、就業前の就業者をリラックスさせる効果がある。なお、図9において、相関色温度を5000Kに調整している領域は、右上がりのハッチングで表す。
次に、正午12時〜13時までの昼休み時間帯T3において、照明制御部1aは、照明負荷2の相関色温度を5000Kに調整し、オフィス内の水平面照度を200lxに調整する。したがって、昼休み時間帯T3において、オフィス内の照度を午前の就業時間帯T2に比べて低下させることによって、省エネルギー化を図ることができる。また、昼休み時間帯T3において、相関色温度を午前の就業時間帯T2に比べて低下させることによって、昼休み中の就業者をリラックスさせる効果がある。
次に、就業再開時刻である昼の13時〜14時までの午後の就業時間帯T4において、照明制御部1aは、照明負荷2の相関色温度を6000Kに調整し、オフィス内の水平面照度を750lxに調整する。したがって、午前中と同じように、高い相関色温度の光を高照度で就業者に照射することによって、仕事を再開した就業者の生体リズムを活性化して、覚醒感を維持させることができる。これは、午後の13時頃に発生する眠気、所謂ポストランチディップを防止するためである。なお、午後の就業時間帯T4は、ポストランチディップが発生しやすい時刻を含む午後の時間帯であればよく、午後の就業再開時刻から14時付近までの時間帯が効果的である。
次に、昼の14時〜夕方17時までの午後の就業時間帯T5(第2の時間帯)において、照明制御部1aは、照明負荷2の相関色温度とオフィス内の水平面照度とを連動させて徐々に低下させる。具体的に、照明制御部1aは、照明負荷2の相関色温度を6000Kから4000Kにまで徐々に低下させ、オフィス内の水平面照度を750lxから400lxにまで徐々に低下させる。すなわち、午後の就業時間帯T5において、照明制御部1aは、時間の経過に伴って、相関色温度と水平面照度とを連動させて同時に徐々に低下させている。なお、図9において、相関色温度を6000Kから4000Kにまで低下させている領域は、ドットで表す。
この午後の就業時間帯T5の終了時における照明負荷2の相関色温度は、JIS Z9112に規定される昼白色「4600〜5500K」相当より低い値(例えば、4600Kより低い値)に設定されることが望ましい。このスケジュール情報では4000Kに設定している。これは、従来のオフィスにおいて主に使用されている蛍光灯の相関色温度が昼白色であり、この昼白色より低い相関色温度に設定することによって、従来に比べて生体リズムに配慮することができる。
さらに、午後の就業時間帯T5の終了時における照明負荷2の相関色温度は、JIS Z9112に規定される電球色「2600〜3250K」相当より高い値(例えば、3250Kより高い値)に設定されることが望ましい。このスケジュール情報では4000Kに設定している。これは、照明負荷2の相関色温度を必要以上に低下させると、就業者が必要以上にリラックスしすぎる虞があり、オフィスでの仕事効率が低下することを抑えるためである。
また、午後の就業時間帯T5の終了時におけるオフィス内の水平面照度は、夜間における快適性の確保と省エネルギー化とを図るために、概ね300lx以上500lx以下に設定されることが望ましい。このスケジュール情報では400lxに設定している。
また、午後の就業時間帯T5における相関色温度および水平面照度の連動制御は、図10に示すクルイトフカーブに基づいて行われる。クルイトフカーブは、横軸が相関色温度、縦軸が照度であり、2つの曲線W1,W2に挟まれた領域は、人が快適であると感じる快適領域Z1である。また、一方の曲線W1の外側は、人が暑苦しくて不快であると感じる不快領域Z2であり、他方の曲線W2の外側は、人が陰気で不快であると感じる不快領域Z3である。そして、照明制御部1aは、午後の就業時間帯T5において快適領域Z1を維持するように、相関色温度および水平面照度を、違和感が生じないように徐々に低下させ、且つ生体リズムへの悪影響を避ける。なお、図10において、照明制御部1aは、午後の就業時間帯T5における相関色温度および水平面照度を、動作点P1[6000K、750lx]から動作点P2[4000K、400lx]へ変化させている。
このように、照明制御部1aは、午後の就業時間帯T5において、生体リズムに配慮して、高相関色温度、高照度の光から、低相関色温度、低照度の光に徐々に移行させている。さらに、照明制御部1aは、午後の就業時間帯T5において、相関色温度および水平面照度が、クルイトフカーブの快適領域Z1を維持するように制御するので、空間の快適性を損なうことはない。また、照明制御部1aは、午後の就業時間帯T5において、水平面照度を徐々に低下させるので、日中の全時間帯において高照度を維持する場合に比べて、省エネルギー化を図ることができる。
そして、午後の就業時間帯T5以降の夜間就業時間帯T6において、照明制御部1aは、午後の就業時間帯T5の終了時における照明負荷2の相関色温度、オフィス内の水平面照度を維持する。このスケジュール情報では、照明負荷2の相関色温度を4000Kに調整し、オフィス内の水平面照度を400lxに調整する。したがって、夜間就業時間帯T6では、低照度、低相関色温度の光を用いて、生体リズムに配慮した照明が行われる。なお、図9において、相関色温度を4000Kに調整している領域は、右下がりのハッチングで表す。また、夜間就業時間帯T6において、相関色温度は、夜間の快適性に対する評価が高い3500〜4200Kの範囲に設定されることが望ましい。さらに、夜間就業時間帯T6において、夜間における快適性の確保と省エネルギー化とを図るために、水平面照度は、概ね300lx以上500lx以下に設定されることが望ましい。
このように、照明制御装置1は、日中は、高相関色温度、高照度の光を照射し、夜間は、低相関色温度、低照度の光を照射することによって、生体リズムに配慮している。さらに、照明制御装置1は、日中の全時間帯において高照度を維持することなく、午後の就業時間帯T5において水平面照度を徐々に低下させるので、省エネルギー化を図ることができる。すなわち、オフィスの就業時間において、生体リズムに好ましい光環境と省エネルギー化とを両立させることができる。
なお、照明制御装置1を用いた照明装置Aは、オフィス以外に、作業場等の仕事場を照明対象としてもよい。
(実施形態2)
本実施形態の照明制御装置1は、図11に示すように、実施形態1の構成に人検知部1cを設けたものである。なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して、説明は省略する。
人検知部1cは、オフィス内の人の在・不在を検出し、この検出結果を照明制御部1aへ出力する。照明制御部1aは、人検知部1cの検出結果に基づいて、以下の照明制御を行う。
まず、照明制御部1aは、オフィス内に人が存在する場合、実施形態1と同様に、スケジュール情報に基づいたタイマー制御を行い、照明負荷2の相関色温度、オフィス内の水平面照度を調整する。
また、照明制御部1aは、オフィス内に人が存在しない場合、照明負荷2の相関色温度、オフィス内の水平面照度を、以下のように調整する。
まず、照明制御部1aは、オフィス内に人が存在しない場合、照明負荷2の相関色温度を、スケジュール情報に基づいたタイマー制御によって調整する。すなわち、照明負荷2の相関色温度は、オフィス内の人の在・不在に関わらず、スケジュール情報に基づいたタイマー制御が行われる。
また、照明制御部1aは、オフィス内に人が存在しない場合、オフィス内の水平面照度を、現在時刻における上述のタイマー制御による水平面照度より低下させる。例えば、午前の就業時間帯T2において、オフィス内に人が存在しない場合、照明制御部1aは、オフィス内の水平面照度を、750lxより低い値にまで低下させる。午後の就業時間帯T5においても、オフィス内に人が存在しない場合、照明制御部1aは、オフィス内の水平面照度を、スケジュール情報に設定されている現在時刻の水平面照度よりも低下させる。そして、オフィス内の人を検知すると、オフィス内の水平面照度を、スケジュール情報に設定されている現在時刻の水平面照度にまで増加させる。
すなわち、オフィス内に人が存在しない場合、照明制御部1aは、水平面照度を低下させて、省エネルギー化を図る。さらに、オフィス内に人が存在しない場合、照明負荷2の相関色温度は、スケジュール情報に基づくタイマー制御を継続することによって、オフィス内に人が現れた時の違和感を抑えることができる。
また、複数の照明装置Aを同一フロアに設置した場合、一方の照明装置Aの照明範囲に人が存在し、他方の照明装置Aの照明範囲に人が存在しない状態が発生し得る。このような場合でも、照明負荷2の相関色温度が照明装置A毎に異なることがなく、オフィス内の就業者から見て、人がいないエリアの光色が自分のエリアの光色と異なって見えるという違和感を抑えることができる。
(実施形態3)
本実施形態の照明制御装置1は、図12に示すように、実施形態1の構成に明るさ検知部1dを設けたものである。なお、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して、説明は省略する。
本実施形態の照明負荷2は、窓を有するオフィスに設けられている。したがって、オフィス内に太陽光等の外光が入射して、オフィス内の照度が変化する。
そして、明るさ検知部1dは、オフィス内において予め決められた領域(例えば、各照明装置Aの照明範囲の中央付近に存在する机上面)における水平面照度を検出し、この検出結果を照明制御部1aへ出力する。
照明制御部1aは、明るさ検知部1dの検出結果が、スケジュール情報に設定された水平面照度となるように、照明負荷2の光出力を制御する。したがって、外光が入射している場合、照明負荷2の光出力を低下させることによって、外光の有無に関わらず、スケジュール情報にしたがった水平面照度に調整することができる。
また、照明制御部1aは、明るさ検知部1dの検出結果に基づいて照明負荷2の光出力を制御した場合でも、照明負荷2の相関色温度は、スケジュール情報に基づくタイマー制御を実行する。すなわち、照明制御部1aは、明るさ検知部1dの検出結果に基づいて照明負荷2の光出力を変動させた場合でも、照明負荷2の相関色温度は、スケジュール情報に基づくタイマー制御を維持する。例えば、複数の照明装置Aを同一フロアに設置した場合、窓際の照明装置Aの照明範囲に外光が入射し、壁際の照明装置Aの照明範囲には外光が入射しない状態が発生し得る。このような場合でも、照明負荷2の相関色温度が照明装置A毎に異なることがなく、他のエリアの光色が自分のエリアの光色と異なって見えるという違和感を抑えることができる。
A 照明装置
1 照明制御装置
1a 照明制御部
1b 情報記憶部
2 照明負荷
3 操作表示部

Claims (10)

  1. 所定空間に設けられた照明負荷の相関色温度を調節する調色、および前記照明負荷の光出力を可変として、前記所定空間の照度を調整する調光を行う照明制御装置であって、
    午前中の所定時刻から正午付近までの第1の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度を第1の相関色温度に調節し、前記所定空間の照度を第1の照度に調節し、前記第1の時間帯以降に設定した午後の第2の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度を、前記第1の相関色温度から第2の相関色温度まで時間の経過に伴って低下させ、前記所定空間の照度を、前記第1の照度から第2の照度まで時間の経過に伴って低下させ、
    前記第1の相関色温度は、昼白色より高く、かつ昼光色以下の相関色温度であり、
    前記第2の相関色温度は、昼白色より低く、かつ電球色より高い相関色温度である照明制御部を備える
    ことを特徴とする照明制御装置。
  2. 前記照明制御部は、前記第2の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度および前記所定空間の照度を連動して低下させることを特徴とする請求項1記載の照明制御装置
  3. 前記第1の照度は、前記所定空間における水平面照度が500lx以上であることを特徴とする請求項1または2記載の照明制御装置。
  4. 前記第2の時間帯は、午後2時付近から開始することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の照明制御装置。
  5. 前記第2の照度は、前記所定空間における水平面照度が300lx以上500lx以下であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の照明制御装置。
  6. 前記照明制御部は、前記第1の時間帯と前記第2の時間帯との間に、前記所定空間の照度を前記第1の照度より低い第3の照度に低下させる第3の時間帯を設けることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の照明制御装置。
  7. 前記所定空間における人の在・不在を検出する人検知部を備え、
    前記照明制御部は、
    前記人検知部が人を検出している場合、前記第1の時間帯における前記照明負荷の相関色温度および前記所定空間の照度を、前記第1の相関色温度および前記第1の照度にそれぞれ調節し、前記第2の時間帯における前記照明負荷の相関色温度および前記所定空間の照度を、前記第1の相関色温度および前記第1の照度から前記第2の相関色温度および前記第2の照度まで、時間の経過に伴ってそれぞれ低下させ、
    前記人検知部が人を検出していない場合、前記所定空間の照度を、現在時刻において前記人検知部が人を検出している場合の照度より低下させ、前記照明負荷の相関色温度を、現在時刻において前記人検知部が人を検出している場合の相関色温度に調節する
    ことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の照明制御装置。
  8. 外光が入射する前記所定空間の照度を検出する照度検知部を備えて、
    前記照明制御部は、前記照度検知部が検出した前記所定空間の照度に基づいて、前記照明負荷の光出力を制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の照明制御装置。
  9. 前記照明制御部は、前記第1の時間帯の直前に設けた第4の時間帯において、前記所定空間の照度を、前記第1の照度より低い第4の照度に調節することを特徴とする請求項1乃至8いずれか記載の照明制御装置。
  10. 所定空間に設けられた照明負荷と、前記照明負荷の相関色温度を調節する調色、および前記照明負荷の光出力を可変として、前記所定空間の照度を調整する調光を行う照明制御装置とを備え、
    前記照明制御装置は、午前中の所定時刻から正午付近までの第1の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度を第1の相関色温度に調節し、前記所定空間の照度を第1の照度に調節し、前記第1の時間帯以降に設定した午後の第2の時間帯において、前記照明負荷の相関色温度を、前記第1の相関色温度から第2の相関色温度まで時間の経過に伴って低下させ、前記所定空間の照度を、前記第1の照度から第2の照度まで時間の経過に伴って低下させ、前記第1の相関色温度は、昼白色より高く、かつ昼光色以下の相関色温度であり、前記第2の相関色温度は、昼白色より低く、かつ電球色より高い相関色温度である
    ことを特徴とする照明装置。
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