JP2010521685A - タイヤ空気圧の推定のための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム - Google Patents
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Abstract
本発明は、処理システム上で実行されるときに、車両のタイヤ(2)のタイヤ空気圧偏差を推定するシステム、方法、およびその方法を実行するためのプログラム・コードを含むコンピュータ・プログラムを対象とする。このシステムは、入力信号として車両信号を受け取るように構成された入力セクション(100)と、入力信号を基礎として車両信号スペクトル(2)に関連する共鳴ピークの少なくとも1つの形状係数を計算するように構成された計算セクション(200)と、前記少なくとも1つの形状係数に依存して、車両のタイヤ(2)内のタイヤ空気圧偏差を示すタイヤ空気圧信号を導出するように構成された判定セクション(300)とを含む。
Description
本発明は、全般的には車両のタイヤのタイヤ空気圧の推定に関し、具体的には、タイヤ空気圧を推定するための方法、システム、およびコンピュータ・プログラムに関する。
現代の自動車は、アンチロック・ブレーキング・システム(ABS)、ダイナミック・スタビリティ・システム(dynamic stability system)、アンチスピン・システム(anti−spin system)、およびトラクション・コントロール・システムとして電子制御システムを含む。これらのアクティブ制御システムの他に、運転状態に関する情報を運転者に提示する道路摩擦インジケータとしての運転者安全情報システム(driver safety information system)およびタイヤ空気圧監視システムも存在する。これらのタイヤ空気圧監視システムのうちのいくつかのタイプは、車輪速度信号その他などの現代車両の間接検出値に基づいてタイヤ空気圧の低下を判定する。
既知のタイヤ空気圧間接監視システムは、車輪速度信号から導出される、ロール半径または振動スペクトルのいずれかの変化を監視することに基づく。そのようなロール半径手法が、日本国特許出願JP5−55322に開示されており、ここで、タイヤの固有車輪速度信号から導出された車輪ロール速度は、対角線上に配置されたタイヤの対ごとに互いに比較される。そのようなシステムは、1つまたは3つのアンダーインフレートされたタイヤを検出することができる。縦および横の動的モデルを使用するモデルベースのロール半径手法は、低い圧力を有する1つ、2つ、または3つのタイヤを検出することができる。しかし、ロール半径手法は、4つすべての車輪がゆっくりとアンダーインフレートされた状態になる時の拡散に関する問題を解決することができない。
そのような状況を、タイヤのばね−ダンパ系動力学が空気圧に伴って変化するという物理的事実に基づく既知の振動スペクトル手法を用いて検出することができる。日本国特許第2836652号は、振動スペクトルの共鳴ピークが圧力変化の後に周波数においてシフトするという特性に基づく、アンダーインフレートされたタイヤの検出にこの手法を適合させるシステムを開示し、このピーク周波数値は、連続的に監視され、基準値と比較される。この特許は、車両の速度を用いてこの基準値を適合させることをも開示する。同一の手法を採用する欧州特許EP0 783 982B1は、さらに、アンスプラング・マス(車輪)の上下運動および下上運動から複数の共鳴ピークを監視するケースを含む。ピーク値だけを監視することの主要な欠点は、タイヤ・タイプ、車両速度、および道路表面に対する高い感度である。同様に、欧州特許EP578 826A1は、車両のアンスプラング・マスの垂直方向および縦方向に関係する共鳴ピークを検出することと、これらの共鳴ピークの共鳴周波数からタイヤ空気圧を導出することとを開示する。
米国特許公開US2004/0260436は、タイヤ・タイプ、車両速度、および道路表面に対する感度を下げるために、現在のスペクトルを基準スペクトルに相互相関することによって、ピーク値だけではなくスペクトル全体を監視する。この方法に関する1つの欠点は、多数の周波数格子点でスペクトルを計算するための計算速度およびメモリの大きい要件である。もう1つの欠点は、ランダム・ノイズによってまたは車両の他の回転する部品およびドライブ・ラインからの干渉によってのいずれかで引き起こされるスペクトル内のスプリアス周波数成分など、実際問題として出会う多数の問題に対する頑健性の欠如である。現在のスペクトル内のランダム・ノイズ成分は、基準スペクトルと現在のスペクトルとの間で計算される相関値の大きい差を与える可能性があり、したがって、誤ったアラームまたは失われた検出を引き起こす場合がある。
本発明によって解決される全般的問題は、タイヤ空気圧間接監視システムの性能を改善することである。
この問題は、独立請求項の主題によって解決される。好ましい実施形態は、従属請求項で開示される。
本発明の第1の態様は、車両のタイヤのタイヤ空気圧偏差を推定する方法を対象とする。この方法は、入力信号として車両信号を受け取るステップと、その入力信号を基礎として車両信号スペクトルに関連する共鳴ピークの少なくとも1つの形状係数を計算するステップと、前記少なくとも1つの形状係数に依存して、車両のタイヤ内のタイヤ空気圧偏差を示すタイヤ空気圧信号を判定するステップとを含む。
本発明のもう1つの態様は、タイヤ空気圧偏差を推定するシステムを対象とする。このシステムは、入力信号として車両信号を受け取るように構成された受け取りセクションと、その入力信号を基礎として車両信号スペクトルに関連する共鳴ピークの少なくとも1つの形状係数を計算するように構成された計算セクションと、前記少なくとも1つの形状係数に依存して、車両のタイヤ内のタイヤ空気圧偏差を示すタイヤ空気圧信号を導出するように構成された判定セクションとを含む。
本発明のさらなる態様は、処理システム上で実行されるときに、運転中車両のタイヤ空気圧偏差を推定する方法であって、入力信号として車両信号を受け取るステップと、その入力信号を基礎として車両信号スペクトルに関連する共鳴ピークの少なくとも1つの形状係数を計算するステップと、前記少なくとも1つの形状係数に依存して、車両のタイヤ内のタイヤ空気圧偏差を示すタイヤ空気圧信号を判定するステップとを含む方法を実行するためのプログラム・コードを含むコンピュータ・プログラムを対象とする。
本発明の実施形態を、これから、例として、添付図面を参照して説明する。
図1に、例として1つの車両のタイヤのタイヤ・サスペンションを概略的に示す。車輪2は、サスペンション3の下端に取り付けられる。サスペンション3の上端は、車両のシャシー2に取り付けられる。サスペンション3は、走行する車輪2の垂直運動を吸収する。サスペンション・センサ4が、サスペンション3の上端に設けられ、車輪速度センサ5が、車輪マウントに設けられる。センサ4および5の出力信号は、車両の信号バスに供給され、ここから、その入力信号としてこれらの信号のうちの少なくとも1つを使用する対応するモジュール(ABSモジュールおよび類似物など)によって取り出され得る。
車両には、タイヤ空気圧を推定するシステムが設けられる。このシステムは、入力セクション100、形状係数計算セクション200、オプションの多次元特徴抽出セクション250、およびタイヤ空気圧判定セクション300を含む。
入力セクション100は、入力信号として車輪速度センサ5から車輪速度信号を受け取る。この信号は、一連のデジタル化された速度信号サンプル(例えば、10Hzのサンプル・レートを有する)の形で供給され得る。その代わりにまたは補足的に、入力セクション100は、サスペンション・センサ4および類似物からのサスペンション信号など、車両の他の信号を受け取ることもできる。入力セクション100は、このように受け取られた入力信号を処理し、これを計算セクション200に出力することができる。
第1の実施形態では、形状係数計算セクション200は、例えば離散フーリエ変換(DFT)または高速フーリエ変換(FFT)を使用することによって、車輪速度センサ5から供給される車輪速度信号の車輪速度スペクトルを計算する。次に、形状係数計算セクション200は、例えばスペクトル内のある周波数範囲(20〜100Hzなど)に焦点を合わせることによって、車輪速度スペクトル内の共鳴ピークを検索する。このピーク検索は、当業者に既知の標準手順のどれによっても実行することができ、そのような標準手順は、明確に画定されたピークを得るために、時間および周波数にまたがる平均をとることによって計算されたスペクトルを平滑化した後に最大値をとることを含む。例えば、P(f)が、周波数fの関数としての車輪速度信号の車輪速度スペクトルの平滑化された推定値であると仮定すると、ピークを、P(f)の最大値を突き止めることによって見つけることができ、ここで、fは、ある周波数インターバル(20〜70Hzなど)内に制限される。共鳴ピークを突き止める代替の形は、次式に従って、推定された車輪速度スペクトルの重心CoGを計算することである。
次に、形状係数計算セクション200は、ピーク形状の特性を記述する共鳴ピークの形状係数を判定する(下と比較されたい)。
第2の実施形態では、形状係数計算セクション200は、車輪速度信号を周波数領域に変換せずにパラメトリック・モデルの少なくとも1つのパラメータを判定するのに、車輪速度信号を使用する。これによって、最初に、車輪速度信号の自己相関関数を、まず判定することができ、したがって、パラメトリック・モデルを、このように判定された自己相関された信号に適用することができる。パラメトリック・モデルは、その少なくとも1つのパラメータが車輪速度スペクトル内の共鳴ピークの形状係数のうちの少なくとも1つを反映するように選択される。例えば、ピーク幅bによってパラメータ化される周波数スペクトル内のガウシアン形状の共鳴ピークを仮定する場合に、信号領域内の対応するピーク形状も、逆数ピーク幅1/bを有するガウシアン形状である(より正確には、スペクトル内のガウシアン・ピークが、例えば45Hzを中心とする場合に、時間領域の自己相関された信号は、45Hzシヌソイドによって変調されガウシアンであるが、この2つのガウシアン・ピークのピーク幅の間の言及された関係は、それでも有効である)。したがって、そのパラメータとしてパラメータ1/bを有するガウシアン・ピークのパラメトリック・モデルを、最良あてはめを見つけるためにピーク幅1/bを変更することによって車両速度信号にあてはめる(例えば、最小二乗あてはめによって)ことができる。したがって、簡単にわかるように、パラメトリック・モデルの少なくとも1つのパラメータ(パラメータ1/b)は、車輪速度スペクトル内の共鳴ピークの形状係数(ピーク幅b)を反映するなどのために選択される。
ARまたは正規直交基底関数などの異なるタイプのパラメトリック・モデルを使用することができ、ここで、ARまたは正規直交基底関数は、異なる次数のものとすることができる。いわゆるARモデルは、ランダム過程の時間領域モデルである。ARモデルは、現在の信号値y[n](ただし、nはサンプル番号を表す)を、次のように先行する信号値y[n−m]の線形関数として記述できるという仮定に基づく。
y[n]=a1*y[n−1]+a2*y[n−2]+...+am*y[n−m]+e[n]
ただし、a1,a2,...,amは、AR係数であり、e[n]は、白色雑音である。記録された車輪速度信号のAR係数は、周知の手順に従って判定され、形状係数計算セクション300によって、関連する形状係数を計算するのに使用される。通常は10個から100個などの多数の周波数格子点を必要とする前述のDFTまたはFFTに基づく手法と比較して、ARモデル手法は、車輪速度信号からの2個から10個などの少数のモデル・パラメータ(AR係数)だけを推定し、したがって、より非メモリ集中型および非計算集中型である。ARモデル手法は、理想的なばね−ダンパを2つのARパラメータ(AR係数)のみを用いてモデル化することができ、スペクトル平滑化を自動的に実行し、したがって後処理が不要なので、物理的にも動機を与えられる。最後に、スペクトル形状特徴は、有利なことに、次のようなAR係数の単純な関数である。
− 共鳴の幅は、1/sqrt(a2)に比例する、または
− ピークの積分は、arcos(−a1/2/sqrt(a2))/sqrt(a2)に比例する、および類似物。
y[n]=a1*y[n−1]+a2*y[n−2]+...+am*y[n−m]+e[n]
ただし、a1,a2,...,amは、AR係数であり、e[n]は、白色雑音である。記録された車輪速度信号のAR係数は、周知の手順に従って判定され、形状係数計算セクション300によって、関連する形状係数を計算するのに使用される。通常は10個から100個などの多数の周波数格子点を必要とする前述のDFTまたはFFTに基づく手法と比較して、ARモデル手法は、車輪速度信号からの2個から10個などの少数のモデル・パラメータ(AR係数)だけを推定し、したがって、より非メモリ集中型および非計算集中型である。ARモデル手法は、理想的なばね−ダンパを2つのARパラメータ(AR係数)のみを用いてモデル化することができ、スペクトル平滑化を自動的に実行し、したがって後処理が不要なので、物理的にも動機を与えられる。最後に、スペクトル形状特徴は、有利なことに、次のようなAR係数の単純な関数である。
− 共鳴の幅は、1/sqrt(a2)に比例する、または
− ピークの積分は、arcos(−a1/2/sqrt(a2))/sqrt(a2)に比例する、および類似物。
図3a〜fに、使用できる形状係数の異なる例を示す。これらの例のリストは、排他的であるのではなく、明示的には言及されないが共鳴ピークの形状を記述できるものとして当業者に既知のさらなる例を含むことができる。しかし、これらの例は、ピーク形状の特性を反映しない共鳴ピークの周波数を含むのではなく、ピークの位置だけを含む。図3aは、形状係数として共鳴ピークの高さHを示し、図3bは、その幅Wを示し(ピークの幅wは、ピークの変り点W1の間のまたは所定の水準W2、例えば−3dB水準でのピークの交差点での測定された距離と定義することができ、もちろん、標準的な3dB帯域幅定義の他に、スペクトル・ピークの帯域幅を、他の水準で定義することができる)、図3cは、その傾きSを示し(ピークの傾きSは、ピークの片側のすべての点での接線の平均傾きS1またはピークの所定の水準での接線S2として定義することができる)、図3dは、ノイズ・フロア・レベルNFLと比較したその高さHNを示し、図3eは、その積分Iを示し(ピークの積分Iは、ピークI1の下の計算された面積または所定の水準I2、例えば−3dB水準までの計算された面積として定義することができる)、図3fは、ノイズ・フロア・レベルNFLまでのその積分INを示す。さらなる実施形態では、上で述べた形状関数のうちの複数を計算することができる。
形状係数計算セクション200を、共鳴ピークから形状関数を信頼できる形で計算できない場合に共鳴ピークの周波数を判定するようにさらに構成することができる。例えば、較正期間中など、共鳴ピークの幅が大きい場合に、形状係数計算セクション200は、共鳴ピークの周波数を判定し、そのように判定された値をタイヤ空気圧判定セクション300に供給することができる。一般に、車輪速度信号のスペクトル特性は、タイヤの垂直方向および接線(ねじり)方向でのばね−ダンパ・モデルを仮定するときに、最もよく理解することができる。路面の粗さに起因して、タイヤは、異なる方向(垂直、接線など)に振動する。タイヤ空気圧が低下するときに、タイヤのばね定数は、低下し、これが、車輪速度信号のスペクトルに影響し、したがって、スペクトル形状係数と共鳴ピーク(1つまたは複数)の位置との両方に影響する。垂直振動の最も重要なモードは、通常、約10から20Hzに位置し、ねじり振動は、通常、40から50Hzの間の帯に位置する。その結果、スペクトル形状係数の鋭い値を判定できない場合には、形状係数計算セクション200は、その代わりに、タイヤ空気圧信号を判定するためにタイヤ空気圧判定セクション300によってより信頼できる形で使用され得る共鳴ピークの位置の値(周波数値)を判定することを試みることができる。
第1の実施形態で、多次元特徴抽出セクション250は、車輪速度信号のスペクトルを計算し、そのベクトル成分として異なる周波数のスペクトルの周波数値を有する周波数ベクトルなど、所定の周波数帯にあるスペクトルから多次元特徴を抽出する。所定の周波数帯の幅は、5Hzから50Hzの範囲内とすることができ、周波数帯は、10Hzと50Hzとの間にある任意の周波数から始まることができる。ピーク特徴の次元は、1と50との間、具体的には5と10との間にあるものとすることができる。ベクトル成分は、周波数帯内の等間隔の周波数から取り出すことができる。例示的に、図4aに、30Hzと60Hzとの間の所定の周波数帯でのスペクトルの曲線の多次元特徴を示す。
さらなる実施形態では、多次元特徴抽出セクション250は、スペクトルの2つの(好ましくはオーバーラップしない)周波数帯にある2つのピーク特徴など、複数の多次元特徴を抽出する。例示的に、図4bに、10Hzと20Hzとの間ならびに30Hzと60Hzとの間の2つの所定の周波数帯のスペクトルの2つのそのような多次元特徴を示す。もちろん、多次元特徴の個数を変更することができる。
さらなる実施形態では、多次元特徴抽出セクション250は、入力として、形状係数計算セクション200が第1実施形態によるタイプである場合に、形状係数計算セクション200によって計算されたスペクトルを既に受け取る。
形状係数計算セクション200および多次元特徴抽出セクション250は、それぞれ、少なくとも1つの形状係数および少なくとも1つの多次元特徴をタイヤ空気圧判定セクション300に供給した。タイヤ空気圧判定セクション300は、そのように適用された入力値を基礎としてタイヤ空気圧信号を判定する。このために、タイヤ空気圧判定セクションは、例えば自動開始または手動開始の後の1分と100分の間、具体的には5分と30分の間、より具体的には約7分または20分の較正時間にわたる先行する較正フェーズ中に学習された可能性があるいくつかの較正値を使用することができる。これらの較正値は、タイヤ空気圧判定セクション300への入力値をタイヤ空気圧信号に関係させる。タイヤ空気圧は、タイヤ空気圧値またはタイヤ空気圧低下(または増加した外気温度に起因するタイヤ空気圧増加)が正確なタイヤ空気圧値を定義せずに発生したことの指示のみのいずれかとすることができる。例えば、入力値を、(学習された)しきい値のみと比較することができ、タイヤ空気圧信号を、この比較結果を基礎として判定することができる。そのような比較は、複数の形状係数またはさらに少なくとも1つの多次元特徴がタイヤ空気圧判定セクション300への入力値として使用される場合に、多次元的に定義された距離を使用することができる。
任意選択として、判定セクション300は、車輪相対手法に基づくロール半径ベースのタイヤ空気圧判定モジュールなどの外部タイヤ空気圧判定モジュールのさらなる入力値を使用することができる。これらのさらなる入力値を、上で説明したものに類似する形で使用することができる。代替案では、上の比較結果の出力値を、さらに、平均値判定などの当業者に既知の任意の種類の統計的組合せを使用して外部モジュールからの入力値と組み合わせることができる。異なるタイヤ空気圧判定モジュール(車輪半径分析WRAモジュールおよび車輪スペクトル分析WSAモジュール、これらは、上で説明した形状係数計算セクション200によって実施することができる)の出力値をどのように組み合わせるかに関する特定の例が、その内容が参照によって本願に組み込まれている、本願と同一の譲受人に権利を与えられたEP1 641 639A1に開示されている。同様に、WRAモジュールに関するさらなる詳細を、この特許出願公開からとることもできる。言及されたWRAモジュールは、上の目的にも使用できるタイヤ空気圧間接監視でのより一般的なロール半径ベースのモジュールの例にすぎない。
同様に、タイヤ空気圧判定セクション300は、同一の車両のさらなるタイヤについて計算された形状係数値および/または多次元特徴を使用することができ、これを、タイヤ空気圧を判定するためにお互いと比較することができる。例えば、これらの値および/または特徴が、所定のしきい値を上回る程度まで互いに異なり始めたならば、タイヤ空気圧信号は、タイヤ空気圧低下を示す出力となる。
要約すると、本発明は、(1)道路表面からの外乱、(2)車両振動の干渉からの狭帯域外乱、(3)未知のタイヤ・タイプ、および/または(4)車両速度に対して有利に頑健である、スペクトルからまたは直接に入力信号の時間領域からの共鳴ピークの形状係数を計算する。従来技術の手法に関して上で説明したように、ピーク周波数だけまたはスペクトル・パターンのいずれもが、これらの場合のすべてにおいて堅牢ではない。これに対して、形状関数は、雑音および狭帯域外乱により集中的であり、形状係数によって、共鳴ピークの本質的形態を記述する少数の特性特徴が意図されている。ピークの形状は、この形で、車輪速度信号から計算することが計算的に安価であり、小さいメモリ要件を暗示し、それに対する検出が簡単である、1つまたは少数の現実的な個数によって特徴を表すことができる。さらに、本発明は、複数の特徴ピークからの形状係数を組み合わせる可能性をも含む。これらを、単一のスカラ形状係数に組み合わせることができる。この組合せは、最も単純な形においては固定されたルールであるが、例えば、速度、温度、他の車両パラメータ、較正値、および/またはタイヤ分類情報に関する情報を組み込むように適合可能とすることもでき、それによってさらに、システムは頑健でありながらも敏感になり、異なるタイヤを有する異なる車両で同一の性能水準を必ず達成できるようになる。
例えば、ランダム・ノイズに伴って励起される純ばね−ダンパからのスペクトルは、ばね定数およびダンパ定数によって決定されるあるピーク周波数および帯域幅を有する形状を与える。しかし、有限のデータ・レコードについて、スペクトルは、ランダム変数になり、特に共鳴ピークの計算された周波数値は、ランダムである。これは、平均をとることによってある程度までは軽減できるが、すでにこの単純なケースでは、帯域幅は、ピーク周波数に比べて、ばね定数およびダンパ定数に関する変化を検出するさらに頑健な手段であろう。さらに、車輪速度信号は、多数の異なるばね−ダンパ系、道路不規則性、車両速度変動などの合計であり、これらは、さらに、より頑健なスペクトル形状係数の有利な使用をさらに実証する。しかし、いくつかの実施形態で、ばね定数およびダンパ定数に関する変更を検出するために、したがってタイヤ空気圧変化を検出するためのより堅牢な手段を有するために、形状関数と一緒に共鳴周波数をさらに判定することが有利である。
2 車輪; 3 サスペンション; 2 車両のシャシー;
4 サスペンション・センサ; 5 車輪速度センサ;
100 入力セクション; 200 形状係数計算セクション;
250 多次元特徴抽出セクション; 300 タイヤ空気圧判定セクション。
4 サスペンション・センサ; 5 車輪速度センサ;
100 入力セクション; 200 形状係数計算セクション;
250 多次元特徴抽出セクション; 300 タイヤ空気圧判定セクション。
Claims (19)
- 車両のタイヤ(2)のタイヤ空気圧偏差を推定する方法であって、
入力信号として車両信号を受け取るステップと、
前記入力信号を基礎として車両信号スペクトル(2)に関連する共鳴ピークの少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)を計算するステップと、
前記少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)に依存して、前記車両のタイヤ(2)内のタイヤ空気圧偏差を示すタイヤ空気圧信号を判定するステップと
を含む方法。 - 前記車両信号が、前記車両のタイヤ(2)の前記車両速度を示す車輪速度センサ(5)信号である、請求項1に記載の方法。
- 前記計算するステップが、前記車両信号スペクトル内の共鳴ピークをモデル化することができる車両信号時間領域に導入されたパラメトリック・モデルから導出される少なくとも1つのパラメータを基礎として前記少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)を計算するステップを含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
- 前記計算するステップが、特に離散フーリエ変換または高速フーリエ変換によって前記入力信号のスペクトルを計算するステップと、そのように計算された前記スペクトルを基礎として形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)を計算するステップとを含む、請求項1または2に記載の方法。
- 前記形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)が、
前記共鳴ピークの高さ(H)と、
前記共鳴ピークの幅(W)と、
前記共鳴ピークの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジのうちの少なくとも1つでのピークの傾き(S)と、
ノイズ・フロア・レベルに関係する前記共鳴ピークの高さ(HNL)と、
前記共鳴ピークの積分(I)と、
前記ノイズ・フロア・レベルまでの前記ピークの下の面積(ANL)と
のうちの少なくとも1つの要素を含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。 - 前記入力信号のスペクトルを計算するステップと、上記計算されたスペクトルから少なくとも1つの多次元特徴を抽出するステップとをさらに含み、前記判定するステップが、前記少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)および前記少なくとも1つの多次元特徴を基礎として前記タイヤ空気圧信号を判定するステップを含む、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
- 前記抽出ステップが、前記スペクトルの複数の異なる所定の周波数帯に属する複数の多次元特徴を抽出するステップを含む、請求項6に記載の方法。
- 前記タイヤ空気圧信号が、ロール半径相対手法から導出されるタイヤ空気圧信号を基礎としても判定される、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
- 前記タイヤ空気圧信号が、さらなる車両のタイヤに関連する少なくとも1つのさらなる車両信号を基礎として判定もされる、前記請求項のいずれか一項に記載の方法。
- 車両のタイヤ(2)のタイヤ空気圧偏差を推定するシステムであって、
入力信号として車両信号を受け取るように構成された入力セクション(100)と、
前記入力信号を基礎として車両信号スペクトル(2)に関連する共鳴ピークの少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)を計算するように構成された計算セクション(200)と、
前記少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)に依存して、前記車両のタイヤ(2)内のタイヤ空気圧偏差を示すタイヤ空気圧信号を導出するように構成された判定セクション(300)と
を含むシステム。 - 前記車両信号が、前記車両のタイヤ(2)の前記車両速度を示す車輪速度センサ(5)信号である、請求項10に記載のシステム。
- 前記計算セクション(200)が、前記車両信号スペクトル内の共鳴ピークをモデル化することができる車両信号時間領域に導入されたパラメトリック・モデルから導出される少なくとも1つのパラメータを基礎として前記少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)を計算するように構成される、請求項10または11に記載のシステム。
- 前記計算セクション(200)が、特に離散フーリエ変換または高速フーリエ変換によって前記入力信号のスペクトルを計算し、そのように計算された前記スペクトルを基礎として前記形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)を計算するように構成される、請求項10または11に記載のシステム。
- 前記形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)が、
前記共鳴ピークの高さ(H)と、
前記共鳴ピークの幅(W)と、
前記共鳴ピークの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジのうちの少なくとも1つでのピークの傾き(S)と、
ノイズ・フロア・レベルに関係する前記共鳴ピークの高さ(HNL)と、
前記共鳴ピークの積分(I)と、
前記ノイズ・フロア・レベルまでの前記ピークの下の面積(ANL)と
のうちの少なくとも1つの要素を含む、請求項10から13のいずれか一項に記載のシステム。 - 前記入力信号の前記スペクトルを計算し、前記スペクトルから少なくとも1つの多次元特徴を抽出するように構成された抽出セクション(250)をさらに含み、前記判定セクション(300)が、前記少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)および前記少なくとも1つの多次元特徴を基礎として前記タイヤ空気圧信号を判定するように構成される、請求項10から14のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記抽出セクション(250)が、前記スペクトルの複数の異なる所定の周波数帯に属する複数の多次元特徴を抽出するように構成される、請求項15に記載のシステム。
- 前記判定セクション(300)が、相対手法を採用するロール半径判定システムから入力されるタイヤ空気圧信号を基礎としてタイヤ空気圧信号を判定するようにさらに構成される、請求項10から16のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記判定セクションが、さらなる車両のタイヤに関連する少なくとも1つのさらなる車両信号を基礎として前記タイヤ空気圧信号を判定するようにさらに構成される、請求項10から17のいずれか一項に記載のシステム。
- 処理システム上で実行されるときに、車両のタイヤ(2)のタイヤ空気圧を推定する方法であって、
入力信号として車両信号を受け取るステップと、
前記入力信号を基礎として車両信号スペクトル(2)に関連する共鳴ピークの少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)を計算するステップと、
前記少なくとも1つの形状係数(H;W;S;HNL;I;ANL)に依存して、前記車両のタイヤ(2)内のタイヤ空気圧を示すタイヤ空気圧信号を判定するステップと
を含む方法を実行するためのプログラム・コードを含むコンピュータ・プログラム。
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