JP2010517556A5 - - Google Patents
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Claims (36)
- 試料中のヒトパピローマウイルス核酸をインビトロで検出する方法であって、
(i)ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又は相補体の一部の増幅を促進するのに適した条件下で、前記試料を、前記ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体中の標的部位に結合するフォワードオリゴヌクレオチドプライマー及びリバースオリゴヌクレオチドプライマーと接触させることによりアンプリコンを作製すること;
(ii)前記アンプリコンを、該アンプリコン内の標的部位に結合するプローブと接触させること;及び
(iii)前記プローブと前記アンプリコンとの結合を検出することを含み、
前記プローブが、配列番号15、配列番号16、配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号21、配列番号22、配列番号23、配列番号24、配列番号25、配列番号26、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33、及び配列番号34から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含む方法。 - 試料中のヒトパピローマウイルス核酸をインビトロで検出する方法であって、
(i)ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又は相補体の一部の増幅を促進するのに適した条件下で、前記試料を、前記ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体中の標的部位に結合するフォワードオリゴヌクレオチドプライマー及びリバースオリゴヌクレオチドプライマーと接触させることによりアンプリコンを作製すること;
(ii)前記アンプリコンを、前記アンプリコン内の標的部位に結合するプローブと接触させること;及び
(iii)前記プローブと前記アンプリコンの結合を検出することを含み、
前記フォワードプライマーが配列番号3の配列を有する核酸配列を含むか、又は配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、又は配列番号8から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含み、
前記リバースプライマーが配列番号9の配列を有する核酸配列を含むか、又は配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13、又は配列番号14から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含む方法。 - プローブが、配列番号15、配列番号16、配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号21、配列番号22、配列番号23、配列番号24、配列番号25、配列番号26、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33、及び配列番号34から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含む、請求項2に記載の方法。
- プローブが、配列番号15、配列番号16、配列番号17、及び配列番号18から選択される核酸配列からなる、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- プローブが、固体担体又はプラットホーム上、好ましくはビーズ又はマイクロスフェア上に固定化されている、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- アンプリコンを、該アンプリコン内の標的部位に結合し、それぞれが異なる核酸配列を含む少なくとも2つの異なるプローブと接触させることを含む、請求項1又は2に記載の方法。
- プローブのそれぞれが、
(a)配列番号15と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(b)配列番号16と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(c)配列番号17と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(d)配列番号18と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(e)配列番号19と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(f)配列番号20と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(g)配列番号21と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(h)配列番号22と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(i)配列番号23と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(j)配列番号24と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(k)配列番号25と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(l)配列番号26と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(m)配列番号27と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(n)配列番号28と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(o)配列番号29と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(p)配列番号30と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(q)配列番号31と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(r)配列番号32と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(s)配列番号33と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(t)配列番号34と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列
からなる群から選択される異なる核酸配列を含む、請求項6に記載の方法。 - 試料を、異なるプローブのうちの少なくとも4つと接触させることを含み、好ましくは前記プローブのそれぞれが、配列番号15、配列番号16、配列番号17、及び配列番号18から選択される異なる核酸配列からなる、請求項6又は7に記載の方法。
- それぞれの異なるプローブが、異なる固体担体又はプラットホーム上に固定化されており、好ましくは前記異なる固体担体又はプラットホームが、一意的に同定可能なビーズ又はマイクロスフェアであり、より好ましくは、アンプリコンと異なる固定化されたプローブとの結合に続いて、ビーズ又はマイクロスフェアをその一意的同定に従ってソーティングすることをさらに含む、請求項6〜8のいずれかに記載の方法。
- アンプリコンが少なくとも175ヌクレオチド長であり、最大250ヌクレオチド長である、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
- 試料を、ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体中の標的部位に結合する、少なくとも2つの異なるフォワードプライマー及び少なくとも2つの異なるリバースプライマーと接触させることを含む、請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
- フォワードプライマーのそれぞれが、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7又は配列番号8から選択される異なる核酸配列からなり、リバースプライマーのそれぞれが、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13又は配列番号14から選択される異なる核酸配列からなる、請求項11に記載の方法。
- アンプリコンと、蛍光分子等の検出可能な分子を含み、且つ前記アンプリコンに結合するレポーター構築物とを接触させることを含む、請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
- フォワード及び/又はリバースプライマーが、蛍光分子等の検出可能な分子を含む標識又はビオチン等の第1の結合分子を含む標識を含み、増幅ステップが前記標識をアンプリコンに組み込むステップを含む、請求項1〜12のいずれかに記載の方法であって、
好ましくは、前記第1の結合分子と、該第1の結合分子に結合する第2の結合分子を含み、且つ蛍光分子等の検出可能な分子を含むレポーター構築物とを接触させることをさらに含む方法。 - 試料中のヒトパピローマウイルス核酸を検出するインビトロ方法であって、
(i)前記試料を、ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体内の標的部位に結合する少なくとも1つのオリゴヌクレオチドプローブと接触させること;及び
(ii)前記プローブと前記標的部位との結合を検出することを含み、
前記プローブが、配列番号15、配列番号16、配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号21、配列番号22、配列番号23、配列番号24、配列番号25、配列番号26、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33、及び配列番号34から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含む方法。 - プローブが、固体担体又はプラットホーム上、好ましくはビーズ又はマイクロスフェア上に固定化されている、請求項15に記載の方法。
- 試料を、ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体内の標的部位に結合し、それぞれが異なる核酸配列を含む少なくとも2つの異なるプローブと接触させること、及び前記プローブと前記標的部位との結合を検出することを含む、請求項15又は16に記載の方法。
- 試料を、異なるプローブのうちの少なくとも4つと接触させることを含み、好ましくは前記プローブのそれぞれが、配列番号15、配列番号16、配列番号17、及び配列番号18から選択される異なる核酸配列からなる、請求項17に記載の方法。
- それぞれの異なるプローブが、異なる固体担体又はプラットホーム上に固定化されており、好ましくは前記異なる固体担体又はプラットホームが、一意的に同定可能なビーズ又はマイクロスフェアであり、より好ましくは、プローブと標的部位との結合に続いて、前記ビーズ又はマイクロスフェアをその一意的同定に従ってソーティングすることをさらに含む、請求項17又は18に記載の方法。
- プローブと標的部位の結合に続いて、結合したヒトパピローマウイルス核酸と、蛍光分子等の検出可能な分子を含み、且つ前記ヒトパピローマウイルス核酸に結合するレポーター構築物とを接触させることをさらに含む、請求項15〜19のいずれかに記載の方法。
- 結合したヒトパピローマウイルス核酸が標識化されており、標識が、蛍光分子等の検出可能な分子又はビオチン等の第1の結合分子を含む、請求項15〜19のいずれかに記載の方法であって、
好ましくは、前記第1の結合分子と、該第1の結合分子に結合する第2の結合分子を含み、且つ蛍光分子等の検出可能な分子を含むレポーター構築物とを接触させることを含む方法。 - 試料を少なくとも1つのオリゴヌクレオチドプローブと接触させる前に、ヒトパピローマウイルス核酸を増幅し、それによりヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体内のプローブの標的部位を含むアンプリコンを作製するステップをさらに含む、請求項15〜21のいずれかに記載の方法。
- 増幅ステップが、フォワードオリゴヌクレオチドプライマー及びリバースオリゴヌクレオチドプライマーを使用して実施され、
前記フォワードプライマーが、配列番号3の配列を有する核酸配列を含むか、又は配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、又は配列番号8から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含み、
前記リバースプライマーが、配列番号9の配列を有する核酸配列を含むか、又は配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13、又は配列番号14から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含む、請求項22に記載の方法。 - フォワードプライマー及び/又はリバースプライマーが標識、好ましくは蛍光分子等の検出可能な分子、又はビオチン等の結合分子を含む標識を含み、増幅ステップが前記標識をアンプリコンに組み込むステップを含む、請求項22又は23に記載の方法。
- 対象試料中のヒトパピローマウイルス病原体負荷をインビトロで定量する方法であって、
(a)前記対象試料に対して請求項1〜24のいずれかに記載の方法を実施すること;及び
(b)所定の既知のヒトパピローマウイルス病原体負荷の試験試料に対して請求項1〜24のいずれかに記載の方法を実施すること;及び
(c)対象試料から検出されるシグナルを試験試料から検出されるシグナルと比較することを含み、
それにより対象試料中のヒトパピローマウイルス病原体負荷を定量する方法。 - 薬物療法の期間の経過にわたって、ワクチン療法等の薬物の有効性をインビトロで判定する方法であって、
(a)薬物療法の期間内の又は先立つ最初の時点で得られる最初の試料に対して請求項1〜24のいずれかに記載の方法を実施すること;
(b)薬物療法の期間内の又は後の1又は複数の後の時点で得られる1又は複数の後期試料に対して請求項1〜24のいずれかに記載の方法を実施すること;及び
(c)最初の試料から検出されるシグナルを、前記1又は複数の後期試料から検出されるシグナルと比較することを含み、
それにより薬物療法の期間の経過にわたって薬物の有効性を判定する方法。 - 試料中のヒトパピローマウイルスをインビトロで分類する方法であって、
(a)試料に対して請求項1〜24のいずれかに記載の方法を実施すること;及び
(b)ヒトパピローマウイルス核酸に結合しているプローブ又は複数のプローブを同定すること
を含む方法。 - 請求項1〜27のいずれかに記載の方法において使用するためのプローブであって、ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体内の標的配列に結合し、
(i)配列番号16、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号21、配列番号22、配列番号23、配列番号24、配列番号25、配列番号26、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33、及び配列番号34から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;又は
(ii)配列番号15の核酸配列と少なくとも96%の配列同一性を有する核酸配列
からなる群から選択される核酸配列を含むか、
又は配列番号17の核酸配列からなるプローブ。 - ビーズ若しくはマイクロスフェア等の固体担体又はプラットホーム上に固定化されている、請求項28に記載のプローブ。
- 請求項1〜27のいずれかに記載の方法において使用するための少なくとも2つの異なるプローブのセットであって、前記プローブがヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体中の標的部位に結合し、前記プローブのそれぞれが、
(a)配列番号15と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(b)配列番号16と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(c)配列番号17と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(d)配列番号18と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(e)配列番号19と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(f)配列番号20と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(g)配列番号21と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(h)配列番号22と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(i)配列番号23と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(j)配列番号24と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(k)配列番号25と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(l)配列番号26と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(m)配列番号27と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(n)配列番号28と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(o)配列番号29と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(p)配列番号30と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(q)配列番号31と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(r)配列番号32と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;
(s)配列番号33と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列;及び
(t)配列番号34と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列
から選択される異なる核酸配列を含む、
プローブのセット。 - 異なるプローブのうちの少なくとも4つを含み、前記プローブのそれぞれが、配列番号15、配列番号16、配列番号17、及び配列番号18から選択される異なる核酸配列からなる、請求項30に記載のプローブのセット。
- それぞれの異なるプローブが、異なる固体担体又はプラットホーム上に固定化されており、好ましくは前記異なる固体担体又はプラットホームが、一意的に同定可能なビーズ又はマイクロスフェアである、請求項30又は31に記載のプローブのセット。
- 請求項1〜27のいずれかに記載の方法において使用するためのプライマーセットであって、ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体中の標的部位に結合する少なくとも2つの異なるフォワードプライマー及び少なくとも2つの異なるリバースプライマーを含み、
前記フォワードプライマーのそれぞれが、配列番号3の配列を有する核酸配列、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7又は配列番号8と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列から選択される異なる核酸配列を含み、
前記リバースプライマーのそれぞれが、配列番号9の配列を有する核酸配列、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13又は配列番号14と少なくとも85%、好ましくは少なくとも90%、好ましくは少なくとも95%、より好ましくは少なくとも97%、最も好ましくは100%の配列同一性を有する核酸配列から選択される異なる核酸配列を含むプライマーセット。 - 請求項1〜27のいずれかに記載の方法において使用するためのプライマーセットであって、ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体中の標的部位に結合するフォワードプライマー及びリバースプライマーを含み、
前記フォワードプライマーが配列番号3の配列を有する核酸配列を含むか、又は配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、又は配列番号8から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含み、
前記リバースプライマーが、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13、及び配列番号14から選択される核酸配列からなるプライマーセット。 - 請求項28若しくは29に記載のプローブ又は請求項30〜32に記載のプローブセットを含む、請求項1〜27のいずれかに記載の方法において使用するためのキット。
- (i)ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体中の標的部位に結合し、配列番号3の配列を有する核酸配列を含むか、又は配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、又は配列番号8から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含むフォワードプライマー;及び/又は
(ii)ヒトパピローマウイルスL1遺伝子又はその相補体中の標的部位に結合し、配列番号9の配列を有する核酸配列を含むか、又は配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13、又は配列番号14から選択される核酸配列と少なくとも85%の配列同一性を有する核酸配列を含むリバースプライマーをさらに含む、請求項35に記載のキット。
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