JP2010516799A - カベルゴリンの新規な結晶形 - Google Patents

カベルゴリンの新規な結晶形 Download PDF

Info

Publication number
JP2010516799A
JP2010516799A JP2009547679A JP2009547679A JP2010516799A JP 2010516799 A JP2010516799 A JP 2010516799A JP 2009547679 A JP2009547679 A JP 2009547679A JP 2009547679 A JP2009547679 A JP 2009547679A JP 2010516799 A JP2010516799 A JP 2010516799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabergoline
solvent
preparing
type
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009547679A
Other languages
English (en)
Inventor
ハム,ゾラン
プレムルル,アンドレイ
Original Assignee
レツク・フアーマシユーテイカルズ・デー・デー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レツク・フアーマシユーテイカルズ・デー・デー filed Critical レツク・フアーマシユーテイカルズ・デー・デー
Publication of JP2010516799A publication Critical patent/JP2010516799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D457/00Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid
    • C07D457/04Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached in position 8
    • C07D457/06Lysergic acid amides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/14Drugs for disorders of the nervous system for treating abnormal movements, e.g. chorea, dyskinesia
    • A61P25/16Anti-Parkinson drugs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Psychology (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

本発明は、カベルゴリンL型結晶、ハロゲン化芳香族溶媒および脂肪族炭化水素からのカベルゴリンL型結晶の調製、および新規形状を含有する医薬組成物に関する。

Description

本発明は、カベルゴリンの新規な結晶形、これの調製方法およびこれを含有する医薬組成物に関する。
カベルゴリンは、パーキンソン病、下肢静止不能症候群の治療、進行性核上性麻痺および多系統萎縮症のような疾患の治療のための医薬品の分野に属する、1((6−アリルエルゴリン−8β−イル)−カルボニル)−1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルウレア(式1)
Figure 2010516799
の一般名の化合物である。この化合物は、最初に米国特許4,526,892において記載され、Eur.J.Med.Chem.,24,421およびGB−2,103,603−Bは、同様にカベルゴリンの合成を報告した。Il Farmaco,50(3),175−178(1995)は、非溶媒和結晶形である、後にカベルゴリンI型と命名される結晶構造のカベルゴリンを最初に記載し、ジエチルエーテルから単結晶として調製された。後に、カベルゴリンは幾つかの結晶形で記載された。特許出願WO 01/70740は、トルエン溶媒和物としてV型、およびこれのI型への脱溶媒和の方法を記載し、WO 03/078392は、他のトルエン溶媒和物としてのX型、およびこれのI型への変換方法を記載している。WO 01/72747は、II型およびこれの調製を記載している。WO 01/72746は、VII型およびこれの調製方法を記載している。WO 04/101510は、非晶質カベルゴリン、およびVIII型(メチルtert−ブチルエーテル溶媒和物)、XI型(キシレン溶媒和物)、XII型(o−キシレン溶媒和物)、XIV型(テトラヒドロピラン溶媒和物)、XV型(シクロヘキサン溶媒和物)、XVI型(p−キシレン溶媒和物)、XVII型(1,2,4−トリメチルベンゼン溶媒和物)、XVIII型(エチルベンゼン溶媒和物)のようなカベルゴリンの幾つかの新規な結晶形およびこれらの調製を開示している。WO 04/094368は、カベルゴリンの新規な形状(溶媒和A型(メチルtert−ブチルエーテル溶媒))および結晶性カベルゴリンでない非晶質形を開示している。WO 05/105796は、エチルベンゼン溶媒和物を記載しており、WO 06/100492は、I型の調製のための中間体としてのパラ二置換芳香族溶媒和物を用いた幾つかの溶媒和物を記載している。カベルゴリンの結晶I型の調製方法はWO 01/078433に記載されている。
上記文献によれば、カベルゴリンI型は板状の形状であるが、II型およびVII型の調製のために文献の方法を繰り返すと、凝集が生じ、厚い結晶となる。硬く厚い結晶の破砕は、不安定な材料を分解することができる高温を引き起こし得る。非晶質カベルゴリンのような、より柔軟な材料の粉砕は、凝集および不均一な材料をもたらす、粒子の付着を引き起こす場合がある。一方、機械的粉砕を用いた針状の形状の結晶物質の粉砕は、容易に非常に微細な材料を付与する。従って、粉砕に低出力を用いる場合、粉砕の間の物質の温度は低いままであり、生成物の分解を抑制する。微粉化(micronisation)の必要はない。更に、針状の形状の結晶物質を用いる場合、結晶が、結晶のより長い側が針の全ての表面の重要な部分を有するように、針状結晶を破壊することによって表面があまり強化されないので、これは、一般に粉砕することさえ意味しない。粒子の表面は、溶解速度、その結果、溶解プロフィールおよび最終投与形態の動的パラメータに影響を及ぼす反応環境との物理的接触に関与する。
一般に、結晶が針状の形状である結晶形の場合に、凝集の現象がまれに現れることが知られている。凝集には、母液からの残留溶媒および不純物を保持する空洞が含まれる。洗浄および乾燥により針状結晶から溶媒および不純物を除去することは、不規則な粒子および凝集からの除去よりも容易であり、速く、良好な化学的品質を確実にする。
粉末化され、凝集していないカベルゴリンは、再現性のある溶解プロフィールを保証する賦形剤中に均一に取り込むことができるので、最終投与形態の調製に非常に適している。
米国特許第4,526,892号明細書 英国特許第2,103,603号明細書 国際公開第01/70740号パンフレット 国際公開第03/078392号パンフレット 国際公開第01/72747号パンフレット 国際公開第01/72746号パンフレット 国際公開第04/101510号パンフレット 国際公開第04/094368号パンフレット 国際公開第05/105796号パンフレット 国際公開第06/100492号パンフレット 国際公開第01/078433号パンフレット
Eur.J.Med.Chem.,24,421 Il Farmaco,50(3),175−178(1995)
医薬用途のためには、最終的な投与製剤の技術的作業の間および患者における治療のために使用するまでの保存の間に安定である、不純物および溶媒をできる限り含まない活性成分の調製に対する永続的な要求がある。従って、身体に不都合な溶媒を用いた溶媒和物は医薬用途にとって適切でないが、文献中で、I型、II型およびVII型のみが溶媒和物として特徴付けられていない。熱力学的に安定な結晶形は、安定性の観点から活性薬学成分の最も望ましい形態である。溶媒含有量の少ない、熱力学的に安定なカベルゴリンの調製に対する持続的な要求がある。前記問題は本発明の開示の範囲内で解決される。
発明の要旨
本発明の主題は新規な形状のカベルゴリン、カベルゴリンL型と命名された、針状の形状の結晶性カベルゴリンである。
本発明の他の態様は、下記工程を含む、カベルゴリンL型の調製方法である。
(a)カベルゴリンをハロゲン化芳香族溶媒および場合により共溶媒中に溶解する工程、
(b)溶液を0℃未満に冷却し、懸濁液を得る工程、
(c)抗溶媒を加える工程、
(d)溶液を0℃以上に再加温する工程、
(e)沈殿生成物を分離する工程。
本発明の他の態様は、下記工程を含む、カベルゴリンL型の調製方法である。
(a)最初に水/アセトニトリル混合物に溶解された粗カベルゴリンの前記混合物からのジクロロメタン有機相への抽出および有機溶媒の蒸発を介して、半固体カベルゴリンを得る、半固体カベルゴリンの調製の工程、
(b)半固体カベルゴリンをハロゲン化芳香族溶媒および場合により共溶媒中に溶解する工程、
(c)溶液を0℃未満に冷却し、懸濁液を得る工程、
(d)抗溶媒を加える工程、
(e)溶液を0℃以上に再加温する工程、
(f)沈殿生成物を分離する工程。
本発明の他の態様は、医薬組成物の調製のために用いられるカベルゴリンL型である。
本発明の他の態様は、ある量のカベルゴリンL型および少なくとも1種の医薬的に許容される担体を組み合わせることを含む医薬組成物の調製方法である。
本発明の他の態様は、パーキンソン病、下肢静止不能症候群の治療、進行性核上性麻痺および多系統萎縮症の治療およびD2ドーパミン受容体関連疾患の治療に用いられるカベルゴリンL型を含む医薬組成物である。
実施例2により調製したカベルゴリンL型のSEM像。 実施例2により調製したカベルゴリンL型の粉末X−線回折パターン。 実施例2により調製したカベルゴリンL型の赤外スペクトル。 実施例2により調製したカベルゴリンL型の示差走査熱量測定パターン。 実施例Bにより調製したカベルゴリンI型の粉末X−線回折パターン。 実施例Aにより調製したカベルゴリン2−クロロトルエン溶媒和物の粉末X−線回折パターン。 実施例Bの沈殿物の示差走査熱量測定パターン。 3377cm−1におけるカベルゴリンL型(実施例2により調製した。)の、I型(実施例Bにより調製した。)と比較したIRスペクトルにおける特徴的ピーク。
発明の詳細な説明
本発明の主題は、カベルゴリンL型と命名されたカベルゴリンの、新規で明確な長期間安定な結晶形状である。これは非溶媒和形状であり、優れた熱力学的安定を示す。これは、針状の形状で出現する最初に知られたカベルゴリンの形状である。
本発明のカベルゴリンL型結晶は、X−線回折パターンにおいて、d−値4,1;5,9;6,1;7,4;8,4;12,3により特徴付けられる。
本発明のカベルゴリンL型結晶は、図2に示すX線回折パターンによっても特徴付けられる。
本発明のカベルゴリンL型結晶は、約3377cm−1におけるIRスペクトルの特徴的ピークによっても特徴付けられる。
本発明のカベルゴリンL型結晶は、105から107℃で発生する吸熱ピークによっても特徴付けられる。
本発明は、高収率で少量の不純物を含むカベルゴリンL型の簡単で効果的な調製方法をも提供する。
カベルゴリンL型は、芳香族溶媒、好ましくはハロゲン化芳香族溶媒の混合物、および抗−溶媒として脂肪族炭化水素からの沈殿によって調製することができる。出発材料は、任意の形状の粗カベルゴリンまたはカベルゴリンであってもよい。
半固体カベルゴリンは、文献(Eur.J.Med.Chem.24(1989),421)に開示されている公知の方法により調製することができ、クロマトグラフィー、これに続く溶出溶媒の蒸発により更に精製し、非晶質材料、半固体または油状もしくはこれらの混合物を得ることができる。
ハロゲン化芳香族溶媒は、フルオロ、ジフルオロまたはクロロ置換ベンゼンの群、好ましくはクロロ置換ベンゼンおよびトルエン、好ましくはクロロベンゼンおよび2−クロロトルエン、最も好ましくは2−クロロトルエンから選択することができる。
場合により、前記ハロゲン化芳香族溶媒は、少量の、アセトニトリルのような水混和性の非プロトン性溶媒または共溶媒としてのアセトンと組み合わせることができる。
抗溶媒として、ペンタン、ヘプタンまたはヘキサン(C5−C7アルカン)のような脂肪族炭化水素を用いることができ、これは、場合により共溶媒を加えることにより、上記芳香族溶媒中でのカベルゴリンの室温での溶解度の低下を引き起こすことができる。
本発明による純粋なカベルゴリンL型の調製方法は下記工程を含む。
最初に、前記混合物由来の水/アセトニトリル混合物をジクロロメタン有機相に溶解し、有機溶媒を蒸発させ、半固体カベルゴリンを得る、粗カベルゴリンの抽出により半固体カベルゴリンを調製する工程、
半固体カベルゴリンを芳香族溶媒、好ましくはクロロ芳香族溶媒、例えば2−クロロトルエン、または芳香族およびクロロ芳香族溶媒の混合物に溶解し、温度を−25℃未満に低下させ、固体物質を沈殿させ、懸濁液を得る工程、
低温で、工程(b)で用いられる溶媒中のカベルゴリンの溶解度を低下させるためにペンタン、ヘプタンまたはヘキサンのようなアルカンを加え、次いで混合物を室温まで徐々に加温する工程、
(a)室温でカベルゴリンL型を分離する工程。
出発材料の粗カベルゴリンは、任意の公知の方法、好ましくは実施例1に記載したようにして調製される。カベルゴリンは抽出により分離され、クロマトグラフィー、例えばケトン、好ましくはアセトンまたは低級アルコール、好ましくはエタノールの移動相を用いたシリカゲルカラムにより更に精製される。得られた溶液は、蒸発により、非晶質カベルゴリンの油状、泡状または半固体材料に蒸発される。また、粗カベルゴリンは、逆固定相による分取用HPLCにより精製され、カベルゴリンのアセトニトリル/水溶液またはアルコール/水溶液、好ましくはアセトニトリル/水溶液を得ることができ、これは、濃縮され、有機溶媒、好ましくはジクロロメタンで抽出された。本発明の方法の出発材料は、半固体非晶質材料として蒸発により分離される。
出発材料の半固体カベルゴリンは、非晶質材料の不安定性のため、調整後できる限り速く芳香族溶媒に溶解しなければならない。
出発材料の半固体カベルゴリンを溶解する芳香族溶媒は、好ましくはハロゲン化芳香族溶媒である。ハロゲン化芳香族溶媒は、フルオロ、ジフルオロまたはクロロ置換ベンゼンの群、好ましくはクロロ置換ベンゼンおよびトルエン、好ましくはクロロベンゼンおよび2−クロロトルエン、最も好ましくは2−クロロトルエンから選択される。前記ハロゲン化芳香族溶媒は、場合により共溶媒と混合することができる。共溶媒は、エステル、エーテルおよび芳香族炭化水素のような水非混和性溶媒、またはケトンおよびニトリル、好ましくはアセトンおよびアセトニトリルのような水混和性非プロトン性溶媒から選択される。用いられるハロゲン化芳香族溶媒の量は、カベルゴリン1グラムあたり溶媒2から5mlである。追加の溶媒の量は、溶媒の全質量あたり0から10重量%であり、好ましくは0から5重量%である。その後、得られた溶液を−10℃未満、好ましくは−15から−30℃、更に好ましくは−25℃まで冷却し、少なくとも1時間、静置または撹拌する。この間に沈殿が生じる。混合物を、既に用いた芳香族溶媒、好ましくはクロロ置換芳香族溶媒中でカベルゴリンの溶解度を低下させる抗溶媒により希釈することができる。この抗溶媒は脂肪族炭化水素から選択され、好ましく用いられるものは、n−ヘプタン、n−ヘキサン、n−ペンタン、シクロペンタン、シクロヘキサンまたはメチルシクロヘキサンのような溶媒の群、最も好ましくはn−ヘプタンから選択され、抗溶媒の使用量は、カベルゴリン1グラムあたり20mlである。抗溶媒を加えた後、混合物を、−10から−30℃の温度、好ましくは−15から−25℃で、更に好ましくは−20℃で、更に2から12時間、好ましくは2時間撹拌する。次いで、得られた懸濁液を、5から30℃、好ましくは10℃まで加熱し、前記温度で2から3日間、好ましくは1から24時間、最も好ましくは6時間撹拌する。カベルゴリンL型の形成は、IR分光法により制御することができる。IRスペクトルが、全てのカベルゴリンがL型であることを示す場合に、生成物を分離することができる。好ましくはろ過、傾斜法または遠心、最も好ましくは室温でのろ過により溶媒を除去することにより、得られた結晶を分離し、前記脂肪族炭化水素で最終的に洗浄する。得られる固体のカベルゴリン物質をカベルゴリンL型と確認する。
本発明によるカベルゴリンL型を調製するための他の方法は下記工程を含む。
任意の形状の固体のカベルゴリンを芳香族溶媒、もしくは芳香族溶媒および少量のアセトニトリルまたはアセトンのような共溶媒との混合物に溶解し、温度を−25℃未満に低下させ、固体物質を沈殿させ、懸濁液を得る工程、
低温で、工程(a)で用いた溶媒中でカベルゴリンの溶解度を低下させるためにペンタン、ヘプタンまたはヘキサンのようなアルカンを加え、次いで混合物を室温まで徐々に加温する工程、
室温でカベルゴリンL型を分離する工程。
工程(a)におけるカベルゴリンの任意の形状は、芳香族溶媒を用いた溶媒和物、上記公知の結晶形I、IIおよびVIIの群またはカベルゴリンの非晶質形からも選択される固体のカベルゴリンを意味する。
任意の形状のカベルゴリンを、芳香族溶媒、好ましくはハロゲン化芳香族溶媒、更に好ましくはクロロ芳香族溶媒、最も好ましくは2−クロロトルエンに、カベルゴリン1グラムあたり2から5mlの溶媒に溶解する。固体のカベルゴリンは、エーテルおよび芳香族溶媒を用いた溶媒和物、非溶媒和形I、IIおよびVIIならびに固体非晶質形から選択される。場合により、同じ共溶媒を、上記方法において記載されたように用いることができる。共溶媒の量は、溶媒の全質量あたり0から10重量%であり、好ましくは0から5重量%であり、溶解工程の温度は固体のカベルゴリンが溶解するのに十分に高く、0から80℃、好ましくは10から30℃である。その後、得られた溶液を−10℃未満、好ましくは−15から−30℃、更に好ましくは−25℃まで冷却し、前記温度で少なくとも1時間、静置または撹拌する。この間に沈殿が生じる。混合物を、前述したクロロ芳香族溶媒中で、カベルゴリンの溶解度を低下させる抗溶媒により希釈することができる。この抗溶媒は、カベルゴリン1グラムあたり20mlの量で、脂肪族炭化水素から、好ましくはn−ヘプタン、n−ヘキサン、n−ペンタン、シクロペンタン、シクロヘキサンまたはメチルシクロヘキサンのような溶媒、好ましくはn−ヘプタンから選択される。抗溶媒を加えた後、混合物を、−10から−30℃の温度、好ましくは−15から−25℃で、更に好ましくは−20℃で、更に2から12時間、好ましくは2時間撹拌する。得られる懸濁液を、5から30℃、好ましくは10℃まで更に加熱し、2から3日間、好ましくは1から24時間、最も好ましくは6時間撹拌する。得られる結晶は、好ましくはろ過、傾斜法または遠心、最も好ましくは室温でのろ過、ならびに炭化水素を用いた洗浄により溶媒を除去することにより分離される。得られる固体のカベルゴリン物質をカベルゴリンL型と確認する。
本発明による方法に続き、物理的に純粋なカベルゴリンL型を分離する。0℃以上の温度での撹拌時間の短縮、または5℃未満の温度での固体の分離、または溶媒/抗溶媒比の相当の変化は、種々の形状の混合物または他の形状をもたらし得る。他の実施例Aは、−25℃における、カベルゴリン2−クロロトルエン溶媒和物であることが立証される沈殿物の分離を記載する。他の実施例Bは、5から10℃、場合により直後の−15から−30℃へ再冷却する、沈殿物の捕獲を記載し、これは、L型中のI型の含有量が0から100%であるように、I型およびL型の種々の混合物を分離した。
物理的に純粋なカベルゴリンL型は、SEM像において明示されている細針の形状で分離される。針の平均短軸は10μm未満である。本発明の方法により分離されるカベルゴリンL型のハンマーミルによる粉砕は、粒子サイズ分布d0,9、10μm未満を与える。
本発明の方法により分離されたカベルゴリンL型は、冷脂肪族炭化水素で洗浄され、または脂肪族炭化水素、好ましくはヘプタンの懸濁液中で、既に分離された材料を温浸し、不純物を取り除くことができ、最終的に20から80℃、好ましくは30から50℃、好ましくは30から40℃の温度で、減圧下に乾燥し、残留溶媒を除去することができる。表1は、35℃、5ミリバールにおける、L型およびI型の同程度の48時間の乾燥後のヘプタンおよび2−クロロトルエンの残留溶媒の含有量を示す。L型およびI型は、同じ溶媒混合物から分離されるが、I型は、実施例Bに記載されるように初期沈殿物として得られ、L型を5%未満含有する。カベルゴリンが針状の形状である場合、溶媒は容易に除去される。
Figure 2010516799
表2において、数値を伴う、XRDディフラクトグラム(図2)中の以下の特徴的ピークによるカベルゴリンL型の特徴付けを示す。
Figure 2010516799
これらの値は、より長く放置した母液から分離した単結晶を分析することにより更に正確に確認され、表3に示される。
Figure 2010516799
カベルゴリンL型の融点は、105から111℃、好ましくは105から107℃で開始する吸熱ピークを用いてDSC法により測定される。後述する装置を用いる特定の例である実施例2では、生成物は106,4℃において開始点および57,1J/gのエンタルピーを示した。
IRスペクトルにおけるカベルゴリンL型の特徴的ピークは3377cm−1に現れた。
本発明により調製されたカベルゴリンL型は、医薬組成物の調製に用いることができる。医薬組成物は、カベルゴリンL型および少なくとも1種の医薬的に許容される担体から調製され得る。本発明により調製されるカベルゴリンL型を含む医薬組成物は、パーキンソン病、下肢静止不能症候群の治療、進行性核上性麻痺および多系統萎縮症の治療、ならびにD2ドーパミン受容体関連疾患の治療に用いることができる。
本発明の実施形態を以下の実験的な実施例により特徴付けるが、本発明はこれらに限定されない。
(実施例1)
粗カベルゴリンの調製
(9R)−7−アリル−4,6,6a,7,8,9,10,10a−オクタヒドロインドロ[4,3−fg]キノリン−9−カルボン酸17gをジメチルホルムアミド300mlに懸濁した。N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチルカルボジイミド塩酸塩20,6gを加え、エチルジイソプロピルアミン18,2mlを反応容器に滴下してゆっくりと加えた。混合物を室温で30時間撹拌した。反応が完了した時に溶媒を蒸発させた。ジクロロメタンを更に60ml加え、得られた溶液を2%アンモニア水溶液40ml、2部、水40ml、2部、および10%NaCl水溶液40mlで洗浄した。最初の2回のアルカリ溶液を、他のジクロロメタン30mlで再度抽出し、蒸発させた。得られた粗カベルゴリンを、アセトニトリル/水の移動層を用いてRP−18カラムにより精製した。得られた溶液を、pH=7のジクロロメタンで抽出した。全不純物が0,2重量%の非晶質カベルゴリンの油状、泡状または半固体物質になるまで有機層を蒸発させた。
(実施例2)
カベルゴリンL型の調製
実施例1で得られたカベルゴリン6,1gを、室温で撹拌することにより、2−クロロトルエン12mlに溶解した。撹拌しながら、溶液を−30℃まで冷却した。60分後にゲル様物質が形成された。n−ヘプタンを更に150ml加え、−20℃で1時間撹拌した。更に溶媒を新鮮なn−ヘプタン100mlと交換し、−20℃に予備冷却し、−20℃で1時間撹拌した。次いで、温度を10℃まで上げ(0,5K/分)、更に1時間撹拌した。温度を20℃まで上げ(0,5K/分)、次いで5時間撹拌した。得られた高密度懸濁液をろ過し、n−ヘプタン50mlで洗浄し、40℃、5ミリバールで24時間乾燥させた。得られた針様生成物(5,5g)をカベルゴリンL型と確認した。実施例2の生成物の粒子サイズ分布は以下の通りである。d0,1=0,4μm;d0,5=4,2μm;d0,9=33μm。
(実施例3)
カベルゴリンL型の単結晶の調製
カベルゴリンL型の針様単結晶を、室温で24時間静置し、母液(実施例2におけるカベルゴリン飽和溶媒(交換したもの))中で成長させた。カベルゴリンの新規なL型の構造はX線回折を用いて単結晶であると解決された。
(実施例4)
カベルゴリンI型からのカベルゴリンL型の調製
カベルゴリンI型3,0gを、室温で撹拌することにより、2−クロロトルエン6mlに溶解した。撹拌しながら、溶液を−30℃まで冷却した。60分後にゲル様物質が形成された。n−ヘプタンを更に70ml加え、−20℃で1時間攪拌した。更に、溶媒を新鮮な冷n−ヘプタン50mlに交換し、−20℃で1時間撹拌した。次いで、温度を10℃まで上げ(0,5K/分)、更に1時間撹拌した。温度を20℃まで上げ、次いで5時間撹拌した。得られた高密度懸濁液をろ過し、n−ヘプタン20mlで洗浄し、40℃、5ミリバールで24時間乾燥させた。カベルゴリンL型約2,6gが得られた。
(実施例5)
カベルゴリン2−クロロトルエン溶媒和物からのカベルゴリンL型の調製
カベルゴリン2−クロロトルエン溶媒和物8gを、室温で撹拌することにより、2−クロロトルエン12mlに溶解した。撹拌しながら、溶液を−27℃まで冷却した。35分後にゲル様物質が形成され、次いで、n−ヘプタン160mlを加え、−20℃で1時間撹拌した。更に、溶媒を新鮮なn−ヘプタン100mlに交換し、−20℃に予備冷却し、−20℃で1時間撹拌した。次いで、温度を10℃まで上げ(0,5K/分)、更に1時間撹拌した。温度を10℃まで上げ(0,5K/分)、次いで5時間撹拌した。得られた高密度懸濁液をろ過し、n−ヘプタン50mlで洗浄し、40℃、5ミリバールで24時間乾燥させた。得られた針様生成物5,3gは、実施例2と、同一の物理化学的特性を有している。
(実施例6)
カベルゴリンL型の活性成分を用いた錠剤の調製
組成物成分
カベルゴリンL型 0,5mg
乳糖 75,9mg
ロイシン 3,6mg
成分を混合し、ふるいにかけ(0,7mm)、80mgの錠剤重量に処方された錠剤に圧縮した。
(実施例A)
カベルゴリン2−クロロトルエン溶媒和物の調製
実施例1で得られたカベルゴリン6,1gを、室温で撹拌することにより、2−クロロトルエン12mlに溶解した。撹拌しながら、溶液を−30℃まで冷却した。60分の撹拌後に結晶スラリーが得られ、n−ヘプタン150mlを加え、−20℃で1時間撹拌した。更に、溶媒を新鮮なn−ヘプタン100mlに交換し、−20℃に予備冷却し、−20℃で1時間撹拌した。得られた沈殿物をろ過し、カベルゴリンの2−クロロトルエン溶媒和物を得、XRDデータにより確認した。
(実施例B)
カベルゴリンI型沈殿物の獲得
実施例1で得られたカベルゴリン6,1gを、室温で撹拌することにより、2−クロロトルエン12mlに溶解した。撹拌しながら、溶液を−30℃まで冷却した。60分後にゲル様物質が形成された。nーヘプタンを更に150ml加え、−20℃で1時間撹拌した。更に、溶媒を新鮮なn−ヘプタン100mlに交換し、−20℃に予備冷却し、−20℃で1時間撹拌した。次いで、温度を0℃までゆっくりと上げ(0,5K/分)、少量の試料を分析した。DSC分析は、2−クロロトルエン溶媒和物が徐々に消失し、I型が現れ、後に高温においてL型が現れることを示した。30分後に徐々に−5から0℃に温度上昇させ、次いで、35℃、5ミリバールで48時間乾燥させた獲得した沈殿物は、主に、DSC分析により、L型を5%未満含むI型を示す。
生成物は以下の方法により分析した。
粒子サイズ分布は、Malvern法により測定した。
粉末X−線回折法
粉末X−線回折(XRD)パターンを得るための条件。粉末X−線回折パターンは、Bragg−Brentano(反射)配列内のCuKα照射(45kVおよび40mAにおける管操作)を用いたX’Celerator検出器を備えたPhilips X’Pert PRO回折計を用いて、当分野において公知の方法により得られた。データは、0.033°2θの段階毎、各段階の50秒の測定時間、2から40°2θを記録した。可変分岐およびアンチスキャッタースリットを、照射される試料長さを12mmに維持するために用いた。
IRスペクトロスコピー法
赤外スペクトルを得るための条件。Nicolet Nexus分光計を用いて、フーリエ変換赤外(FTIR)スペクトルを記録した。2cm−1の分解能(16スキャン)で、4000から400cm−1の範囲全体のスペクトルを、KBr錠について記録した。
示差走査熱量測定
DSCサーモグラムを得るための条件。Mettler Toledo DSC822示唆走査熱量計を用いてサームグラムを得た。試料(4から6mg)を、密封していない、穴のあいたアルミニウムパンに入れ、30℃から200℃の範囲の温度で5℃/分で加熱した。

Claims (14)

  1. X−線回折パターンにおいて、d−値4,1;5,9;6,1;7,4;8,4;12,3により特徴付けられる、カベルゴリンL型結晶。
  2. 図2に示すX線回折パターンにより特徴付けられる、請求項1に記載のカベルゴリン。
  3. 3377cm−1におけるIRスペクトルの吸収ピークにより特徴付けられる、請求項1に記載のカベルゴリン。
  4. 105から107℃で開始する吸熱ピークにより特徴付けられる、請求項1に記載のカベルゴリン。
  5. 針状の形状である結晶性カベルゴリン。
  6. (a)カベルゴリンをハロゲン化芳香族溶媒および場合により共溶媒中に溶解する工程、
    (b)溶液を0℃未満に冷却し、懸濁液を得る工程、
    (c)抗溶媒を加える工程、
    (d)溶液を0℃以上に再加温する工程、
    (e)沈殿生成物を分離する工程
    を含む、カベルゴリンL型の調製方法。
  7. (a)最初に水/アセトニトリル混合物に溶解された粗カベルゴリンの前記混合物からのジクロロメタン有機相への抽出および有機溶媒の蒸発を介して、半固体カベルゴリンを得る、半固体カベルゴリンの調製の工程、
    (b)半固体カベルゴリンをハロゲン化芳香族溶媒および場合により共溶媒中に溶解する工程、
    (c)溶液を0℃未満に冷却し、懸濁液を得る工程、
    (d)抗溶媒を加える工程、
    (e)溶液を0℃以上に再加温する工程、
    (f)沈殿生成物を分離する工程
    を含む、カベルゴリンL型の調製方法。
  8. 工程(a)由来のカベルゴリンが、カベルゴリン溶媒和物、非晶質カベルゴリンまたはカベルゴリンI型である、請求項6に記載のカベルゴリンL型の調製方法。
  9. ハロゲン化芳香族化合物が2−クロロトルエンである、請求項6および7に記載のカベルゴリンL型の調製方法。
  10. 共溶媒が、全溶媒質量の0から10重量%の容量のアセトニトリルである、請求項6および7に記載のカベルゴリンL型の調製方法。
  11. 0℃未満の溶液の冷却が−25℃未満の冷却を意味する、請求項6および7に記載のカベルゴリンL型の調製方法。
  12. 抗溶媒がn−ヘプタンである、請求項6および7に記載のカベルゴリンL型の調製方法。
  13. 溶液が10から20℃まで再加温される、請求項6および7に記載のカベルゴリンL型の調製方法。
  14. 請求項1に記載のカベルゴリンL型結晶、および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物。
JP2009547679A 2007-01-31 2008-01-30 カベルゴリンの新規な結晶形 Pending JP2010516799A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP07101512A EP1953157A1 (en) 2007-01-31 2007-01-31 New crystal form of cabergoline
PCT/EP2008/051093 WO2008092881A1 (en) 2007-01-31 2008-01-30 New crystal form of cabergoline

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010516799A true JP2010516799A (ja) 2010-05-20

Family

ID=38137719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009547679A Pending JP2010516799A (ja) 2007-01-31 2008-01-30 カベルゴリンの新規な結晶形

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8338445B2 (ja)
EP (2) EP1953157A1 (ja)
JP (1) JP2010516799A (ja)
ES (1) ES2436287T3 (ja)
WO (1) WO2008092881A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005520831A (ja) * 2002-03-15 2005-07-14 ファルマシア・コーポレーション カベルゴリンの結晶形態iの製造方法
JP2005529856A (ja) * 2002-03-15 2005-10-06 ファルマシア・コーポレーション カベルゴリンの結晶性i型の製造方法
JP2007501274A (ja) * 2003-05-08 2007-01-25 イヴァックス ファーマシューティカルズ エス.アール.オー. カベルゴリンの多形体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4526892A (en) * 1981-03-03 1985-07-02 Farmitalia Carlo Erba, S.P.A. Dimethylaminoalkyl-3-(ergoline-8'βcarbonyl)-ureas
GB2103603B (en) 1981-08-11 1985-04-11 Erba Farmitalia Ergoline derivatives
GB0007307D0 (en) * 2000-03-24 2000-05-17 Pharmacia & Upjohn Spa Crystalline form || of cabergoline
GB0007309D0 (en) * 2000-03-24 2000-05-17 Pharmacia & Upjohn Spa Crystalline form V|| of cabergoline
GB0007308D0 (en) 2000-03-24 2000-05-17 Pharmacia & Upjohn Spa Process for preparing crystalline form | of cabergoline
GB0008540D0 (en) 2000-04-06 2000-05-24 Nokia Networks Oy Provision of location service apparatus
IL155545A (en) 2003-04-21 2009-12-24 Finetech Pharmaceutical Ltd Solvate form of cabergoline
GB0409785D0 (en) 2004-04-30 2004-06-09 Resolution Chemicals Ltd Preparation of cabergoline
US7339060B2 (en) 2005-03-23 2008-03-04 Resolution Chemicals, Ltd. Preparation of cabergoline

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005520831A (ja) * 2002-03-15 2005-07-14 ファルマシア・コーポレーション カベルゴリンの結晶形態iの製造方法
JP2005529856A (ja) * 2002-03-15 2005-10-06 ファルマシア・コーポレーション カベルゴリンの結晶性i型の製造方法
JP2007501274A (ja) * 2003-05-08 2007-01-25 イヴァックス ファーマシューティカルズ エス.アール.オー. カベルゴリンの多形体

Also Published As

Publication number Publication date
EP2114939A1 (en) 2009-11-11
EP1953157A1 (en) 2008-08-06
WO2008092881A1 (en) 2008-08-07
US20100152223A1 (en) 2010-06-17
US8338445B2 (en) 2012-12-25
EP2114939B1 (en) 2013-08-21
ES2436287T3 (es) 2013-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5832716B2 (ja) ラキニモドナトリウムの結晶,及びその製造方法
JP2010527371A (ja) N−(4−フルオロベンジル)−n−(1−メチルピペリジン−4−イル)−n’−(4−(2−メチルプロピルオキシ)フェニルメチル)カルバミドならびにその酒石酸塩および各種の結晶形の合成
WO2012123325A1 (en) NEW CRYSTAL FORMS OF THE SALT OF TRANS-5-CHLORO-2-METHYL-2,3,3A,12b-TETRAHYDRO-1H-DIBENZO[2,3:6,7]OXEPINO[4,5-c]PYRROLE WITH MALEIC ACID
KR20230009478A (ko) Lnp023의 결정질 형태
JP2003528100A (ja) カベルゴリンの結晶性形態iを調製するための方法
WO2022000265A1 (zh) 一种阿西替尼与戊二酸共晶及其制备方法
JP5642766B2 (ja) アデフォビルジピボキシルの新規結晶形及びその製造方法
JP2007535526A (ja) カベルゴリンの調製
JP2006151977A (ja) (r)−3−[[(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミノ]−1,2,3,4−テトラヒドロ−9h−カルバゾール−9−プロパン酸(ラマトロバン)の熱力学的に安定な形態の結晶の製造方法
EP2262786A2 (en) Colchicine solid-state forms; methods of making; and methods of use thereof
EP3830072A1 (en) A process for the preparation of polymorphic form of robenacoxib
JP2010516799A (ja) カベルゴリンの新規な結晶形
EP1485383A1 (en) Process for preparing crystalline form i of cabergoline
JP2007501274A (ja) カベルゴリンの多形体
CN117545755A (zh) 一种Lanifibranor的晶型及其制备方法
CA2478149A1 (en) Process for preparing crystalline form i of cabergoline
WO2017071375A1 (zh) 一种氘代咪唑酮化合物的晶型及其制备方法和用途
EP1861398A2 (en) Preparation of cabergoline
JP5850697B2 (ja) カンデサルタンシレキセチルの製造方法
WO2007012846A1 (en) Solvate of cabergoline and preparations of cabergoline form i
JP2010507623A (ja) カベルゴリンの新規安定溶媒和物を介してカベルゴリンの結晶形態を調製するための方法
WO2011139414A2 (en) Dexlansoprazole polymorphic forms
CN112533894A (zh) 4,5-二羟基-2-(4-甲基苄基)异邻苯二甲腈溶剂化物及其结晶形式
CN111484489A (zh) 无定形的b-raf激酶二聚体抑制剂
ZA200406588B (en) Process for preparing crystalline form I of cabergoline

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101108

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130319

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130507

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130514

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130808

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140304