JP2010516468A - 流れが比較的均一な供給ノズル及びそれを用いた連続鋳造方法 - Google Patents

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Abstract

金属ストリップ鋳造方法及び装置。方法は、並置されて間にロール間隙を形成する一対の鋳造ロールを組立て、鋳造ロール間のロール間隙に沿い且つロール間隙の上方に延びて、対向側壁と端壁とを有する少なくとも1つのセグメントを備えた細長金属供給ノズルを組立て、内トラフが側壁間を長手方向に延びて側壁と内トラフとの間に通路を形成し、底部に隣接した側部出口と連通し、細長金属供給ノズルを介して、溶融金属を供給ノズルの内トラフへと流入させてから内トラフと側壁との間の通路へ更には通路から側部出口を介してほぼ横方向に鋳造溜め内へと流すよう溶融金属を導入してロール間隙上方で鋳造ロール上に支持された溶融金属の鋳造溜めを形成し、鋳造ロールを相互方向に回転させてロール間隙から下方に鋳造ストリップを送給することを含む。

Description

本発明は薄ストリップ製造に関し、特に、双ロール鋳造機による薄ストリップ鋳造に関する。
双ロール鋳造機で連続鋳造することによる金属ストリップ鋳造が公知である。一対の冷却され相互方向に回転する水平鋳造ロール間に溶融金属を導入し、動いているロール表面上で金属殻を凝固し、ロール間のロール間隙にて合わせることで、ロール間のロール間隙から下方に送給される凝固ストリップ品を生み出す。本明細書では「ロール間隙」という語はロール同士が最接近する領域全般を示すのに用いる。溶融金属は取鍋から小容器又はタンディッシュや分配器内に注がれ、そこからロール間隙上方に位置した金属供給ノズル内を流れ、溶融金属をロール間隙上方のロール鋳造表面に支持された鋳造溜めの形成へと向かうことができる。鋳造ロールの端でこの鋳造溜めを通常囲込む側部堰は、ロール端に隣接して摺動係合保持される。
特開平09−103855 アメリカ特許第6,012,508号 オーストラリア特許出願第60773/96号 アメリカ特許第4,694,887号 アメリカ特許第5,221,511号
双ロール鋳造による薄ストリップ鋳造では、金属供給ノズルが溶融金属を可動タンディッシュから受取り、溶融金属を所望の流れのパターンで鋳造溜めに溜める。従来様々な設計提案が、鋳造操業時に底部が鋳造溜めに浸漬されて側部開口から溶融金属を横方向に鋳造溜めへとロールの鋳造表面外方に流すことができる供給ノズルについてなされている。斯かる金属供給ノズルの例が特許文献1及び2に開示されており、従来の金属供給ノズルでは、ロールの冷却鋳造表面での不均一な凝固により表面欠陥やそれに関連する微小ひび割れを含む薄鋳造ストリップが製造される傾向がある。
本発明は、斯かる表面欠陥や微小ひび割れを大幅に減少・抑制することができる金属供給ノズルを提供する。我々はテストを行うことにより、斯かる欠陥は鋳造溜めがロール鋳造表面と出会う、いわゆる鋳造溜めの「メニスカス」又は「メニスカス領域」として知られている領域で溶融金属の時期尚早の凝固が起きることが主原因であると見出した。これらの領域では、ロール表面と接触する前に凝固が生じると、不規則な初期熱伝達が金属殻と鋳造ロールとの間に生じ、凹み、波紋マーク、湯境及び/又は微小ひび割れ等の表面欠陥となる。ロール間の鋳造溜めの表面領域の金属温度は流入する溶融金属の温度よりも低くなりがちであるが、溜め表面のメニスカス領域での溶融金属温度が低くなり過ぎた場合、表面割れや「メニスカスマーク」(即ち、溜めのレベルが不均一なまま、温度低下するメニスカスにより生ずるストリップ上のマーク)が生じ易い。
斯かる表面割れやメニスカスマークに対処する1つの方法は、供給ノズルから流入する溶融金属の温度を上げることである。そうすれば、凝固温度になる前に溶融金属はロールの鋳造表面に到達する。もう一つのやり方は、流入溶融金属を比較的急速に供給ノズルから鋳造溜めのメニスカス領域へと直接供給することである。これにより、鋳造ロール表面への接触前に金属が時期尚早の凝固を起こす傾向が避けられる。このやり方は鋳造ストリップでの表面欠陥を避けるのに比較的有効であり、その例は特許文献3に見られる。このやり方により、表面欠陥や割れが生じることなく鋳造ストリップを造ることができる。
それにもかかわらず、鋳造溜めの、囲込み側部板又は側部堰の付近には「スカル」(skulls) として知られる固体金属ピースが形成されることが観測されている。溶融金属溜めからの熱損失の度合いは、側部堰から鋳造ロール端への伝導性熱伝達により側部堰付近の方が速い。側部堰付近のこの局部的な熱損失により、領域には固形金属の「スカル」が形成される傾向があり、スカルがかなりの大きさに成長し、鋳造ロール間を落下して、鋳造ストリップの欠陥を起こし得る。側部堰付近の領域であるこれら「三重点」領域へと溶融金属の流れを増加させるのは、これらの三重点領域へと個々の溶融金属の流れを向けることによりなされている。斯かる提案の例は特許文献4及び5に見ることができる。これら領域への熱入力増加によりスカルの形成が抑制される。
特許文献3は溶融金属を供給ノズルの、底の閉じたトラフに供給する方法及び装置を開示している。側部開口が設けられていて溶融金属を鋳造溜め表面付近でノズルから鋳造溜めへと横方向に流す。鋳造溜めへの溶融金属の流れが改良されているものの、鋳造ロール表面付近の金属流が不均一であることにより鋳造ストリップの表面欠陥や表面割れが起きやすい。
本発明は、改良された供給ノズル及びその供給ノズルを用いた薄ストリップ鋳造方法を提供する。
開示される金属ストリップ鋳造方法は、
(a)並置されて間にロール間隙を形成する一対の鋳造ロールを組立て、
(b)鋳造ロール間のロール間隙に沿って且つその上方に延びる細長金属供給ノズルを組立てることで、対向側壁と端壁とを有する少なくとも1つのセグメントと、前記側壁間を長手方向に延びて前記側壁と当該内トラフとの間に通路を形成すると共に底部付近の側部出口と連通する内トラフとを備え、
(c)細長金属供給ノズルを介し溶融金属を導入してロール間隙上方で鋳造ロール上に支持される溶融金属の鋳造溜めを形成するのを、溶融金属を供給ノズルの内トラフに流入させ、内トラフから内トラフと側壁との間の通路内へ、通路から側部出口を介しほぼ横方向に鋳造溜めへと流れさせることで行い、
(d)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ストリップをロール間隙から下方に送給する
ことからなる。
金属供給ノズルの各セグメントは、内トラフを可能な限り深く形成して、組立てることができる。
トラフ底からトラフ溢流部までの計測による内トラフ深さは、ノズルの側部出口からの計測による金属供給ノズル側壁高さの少なくとも20%、好ましくは少なくとも30%、更に好ましくは少なくとも40%とすることができる。
金属供給ノズルの各セグメントには比較的厚い底壁を形成できる。ここでは、底壁の厚さとは内トラフ底と金属供給ノズル底部との間の距離である。
厚い底壁は、内トラフの底が金属供給ノズルの側部出口から上方に離間するよう金属供給ノズルを構成することにより形成できる。
内トラフの底は、金属供給ノズル側部出口の上方に、ノズル底部上方のノズル側壁高さの少なくとも20%の距離で離間させることができる。
金属供給ノズルの各セグメントは、少なくとも1つの隔壁が側壁間を延び、内トラフと側壁との間の通路が隔壁相互間を若しくは隔壁と端壁との間を延びるようにして、組立てることができる。
金属供給ノズルの各セグメントは、内トラフと側壁が両者間の肩部に接合し、側壁と内トラフとの間の通路が肩部を通る複数の孔によって形成されるようにして、組立てることができる。
金属供給ノズルの各セグメントは、内トラフと側壁を別々のピースとして例えばセラミックピンで共にピン止めして、組立てることができる。
突起は、内トラフ又は側壁から若しくは両者から通路内へと延び、通路内を流れる溶融金属に乱流を引起こすことができる。
突起は、互い違いの少なくとも2列で内トラフ又は側壁から通路の片側又は両側に延びることができる。
また開示されているのが金属ストリップ鋳造用の金属供給装置であり、対向側壁と端壁を各々備えた少なくとも1つの細長セグメントと、側壁に沿って延びて側壁と当該内トラフとの間に通路を形成し、セグメント沿いに延びる供給ノズルのセグメント底部付近の側部出口に連通することにより、溶融金属が内トラフ内へと流入し、内トラフから内トラフと側壁との間の通路を通り、供給ノズルから側部出口を介しほぼ横方向に鋳造溜めへと出ることができるようにした内トラフとを有する、金属供給ノズルからなる。
金属供給ノズルの各セグメントは、少なくとも1つの隔壁が側壁相互間を延び、内トラフと側壁との間の通路及び関連する側部出口が隔壁相互間又は隔壁と端壁との間を延びて、組立てることができる。
あるいは、開示されるのは金属ストリップ鋳造用の金属供給装置であって、各々対向する側壁を有する少なくとも1つの細長セグメントと、側壁に沿って延びて側壁と当該内トラフとの間に肩部を形成する内トラフとからなり、複数の孔としての通路が各肩部を介し延びてセグメント沿いに延びる供給ノズルのセグメント底部付近の側部出口に連通することにより、溶融金属が内トラフ内に流入して内トラフから内トラフと側壁との間の孔を通って供給ノズルの側部出口からほぼ横方向に鋳造溜めへと出ることができるようにした、金属供給ノズルからなる。
孔の長さ及び断面積及び孔数は側部出口への所要の溶融金属流が達成されるよう選択される。
あるいは、金属ストリップ鋳造用の金属供給装置は少なくとも1つの細長セグメントを有する金属供給ノズルからなることができ、各セグメントは対向する側壁と端壁を形成する外ピースと、溶融金属を受取る入口及び側壁と内トラフとの間の通路を形成する内トラフとからなり、溶融金属が内トラフから内トラフと側壁との間の通路を流れ、通路から供給ノズルの側部出口を介してほぼ横方向に鋳造溜めへと出ることができるようになっている。
金属供給装置の金属供給ノズルの各セグメントの外ピースと内ピースは、別個のピースとして形成でき、内トラフと外部分とを例えばセラミックピンにより共にピン止めすることにより組立てることができる。
加えて、突起は、内トラフ又は側壁から若しくは両者から通路内へと延びて、通路を流れる溶融金属の乱流を起こすことができる。突起は、互い違いに少なくとも2列で内トラフ又は側壁から通路の片側又は両側に延びることができる。
改良された供給ノズル及びその供給ノズルを用いた鋼ストリップの鋳造方法の両方の各実施例において、タンディッシュから供給ノズルへと金属供給システム内の動きの故に、内トラフが溶融金属中にある運動エネルギの相当部分を消失させる。幾つかの実施例の底の深い内トラフは溶融金属が鋳造溜めに到達する前に運動エネルギを消失させるのに著しく貢献する。加えて、溶融金属が内トラフから通路を介し側部出口へと移動する際に受ける抵抗が、鋳造溜めへと到達する前に溶融金属の運動エネルギを更に減少させる。その結果、比較的均一で比較的静穏な溶融金属流が鋳造溜めに提供されて鋳造ストリップの形成となる。
本発明の他の実施例は図面及び請求項についての以下の詳細な記述が進むにつれて明らかとなるであろう。
本発明による組立てられた金属供給ノズルの1実施例を備えた双ロールストリップ鋳造機の一部の断面端面図である。 図1に示した双ロール鋳造機に使われる金属供給ノズルのセグメントの平面図である。 図2に示した金属供給ノズルのセグメントの3−3線側断面図である。 図2及び図3に示した金属供給ノズルのセグメントの三重点部分の拡大断面図である。 図2に示した金属供給ノズルのセグメントの5−5線横断面図である。 本発明による組立てられた金属供給ノズルの別の実施例を示す双ロール鋳造機の一部の横断面図である。 本発明による金属供給ノズルの別の実施例のセグメントの平面図である。 図7に示した金属供給ノズルのセグメントの8−8線断面図である。 図7に示した金属供給ノズルのセグメントの9−9線断面図である。 本発明による金属供給ノズルの更に別の実施例のセグメントの側面図である。 図10に示した金属供給ノズルのセグメントの11−11線横断面図である。
本発明を添付図面に関してより詳細に記述する。
図1に関し、金属ストリップ鋳造装置2はタンディッシュ4の下方に且つ鋳造ロール6の上方に位置決めされた金属供給ノズル10を含む。鋳造ロール6は並置されて両者間にロール間隙9を形成する。タンディッシュ4は取鍋(図示せず)から金属を受取り、供給ノズル10に送給する。シュラウド5はタンディッシュ4から供給ノズル10内へと延びることができるが、その目的は溶融金属を供給ノズル10へと移送することである。若しくは、タンディッシュ4はタンディッシュ4底部の孔を介して金属を供給ノズル10へと移送することができる。供給ノズル10の下方では、表面8Aを有する鋳造溜め8が形成され、ロール間隙9に隣接した鋳造ロール6の鋳造表面7上に支持される。鋳造ロール端で鋳造溜め8を限定するのが鋳造ロールの側部に当接位置決めされる側部堰又は側部板(図示せず)である。供給ノズル10は鋳造溜め8へと流れる溶融金属を制御する。一般に、鋳造操業時に供給ノズル10は鋳造溜め8内へと延びる。図1には、鋳造ロール6鋳造表面7とのガスシール11を維持し、ガス制御装置3内のガス通し路12を介して窒素及び/又はアルゴンを吹込むことにより鋳造溜め8上方に斯かるガスの不活性雰囲気を維持するガス制御装置3も示されている。
図2に関し、供給ノズル10は2つのセグメント13から構成され(1つだけ示す)、各セグメント13は対向する側壁15と上向きに開いた内トラフ14とを有し、それらは供給ノズル10長手方向にセグメント13に沿って縦に延びる。内トラフ14はできるだけ深く形成され、内トラフ14の底壁はできるだけ厚く形成される。隔壁17が各セグメント13沿いに間隔をおいて側壁15間を延び、操業時に溶融金属を入れた際の供給ノズル10のセグメント13の構造的な支持をなす。通路16が側壁15と内トラフ14との間に形成される。通路16はセグメント13の長さ方向に沿って隔壁17相互間にそして隔壁17と端壁18,19との間に延びる。通路16はセグメント13の底部21で側部出口20へと延びる(図1)。
対のセグメント13は、長手方向に組立て、端壁19同士及び端壁18同士を当接させて供給ノズル10の端を形成することができる。若しくは供給ノズル10を、本明細書で記載したような組立てられる対のセグメント13の持つ特徴全てを含み且つ事実上同じように機能する単一のセグメント13若しくは3個以上のセグメント13で構成することもできる。セグメント13はアルミナグラファイト等の耐火材で造ることができる。更に、セグメント13は鋳造操業時に溶融金属の荷重を受けるセグメント13を補強するよう側壁15間に延びる隔壁17を含むことができる。図1に示すように、各セグメント13が含む取付フランジ27は側壁15から外方へと、所望に応じて(図2に示したように)連続的に、若しくは断続的に延びて、セグメント13を取付けて鋳造装置2に供給ノズル10を組入れる。
操業では、溶融金属がタンディッシュ4からシュラウド5を介して供給ノズル10の取付セグメント13の内トラフ14へと注がれる。運動エネルギの相当量は溶融金属が内トラフ14内に流れる際に消失する。供給ノズル10のセグメント13の長さ方向に沿って幾つかシュラウド5を設けてもよい。溶融金属は内トラフ14から、内トラフ14からの溢流を経て、通路16へと流れ、そこを通って側部出口20に至る。側部出口20により溶融金属の流れが方向付けられ、鋳造溜め8の表面8Aと鋳造ロール6の鋳造表面7との間のメニスカス方向に対し溶融金属を横方向に鋳造溜め8へと放出する。更に残る溶融金属の運動エネルギは、上記のように溶融金属が内トラフ14から側部出口20へと流れる際に消失する。しかも、隔壁17を除き通路16及び側部出口20がセグメント13の両側に沿って延びるので、セグメント13の長さ方向に沿って溶融金属の比較的均一な流れを提供できる。
図2〜図5に関して、鋳造ロール6の端部に隣接して位置決めされるセグメント13の端部18のアセンブリを説明する。これは「三重点」領域と呼ばれ、側部堰付近で熱勾配が異なるためスカルがより形成し易い領域である。補うために、溶融金属を、図2に示すようにセグメント13の端部18横方向に位置した溜め24から出口23を経て、端部18を貫通する斜め通路22により「三重点」領域に向ける。溜め24の形状は図4及び図5に示されており、底部26は、溶融金属を出口23へと向かわせ、斜め通路22へと流入させる形状をしている。堰25もセグメント13に設けられていて、「三重点」領域への溜め24内の溶融金属流を分離しつつ、内トラフ14からの溶融金属が目下は通路16への金属流として流れるのを許す。堰25の高さは、溶融金属の最も有効な流れが高実効温度で「三重点」領域へと流れて「三重点」領域での熱勾配の違いを平衡させるように選択される。
図6に関して示した、金属供給ノズル10のセグメント13の別の実施例は図1に示したものと同様であるが、内トラフ14が浅めで、通路16が短めである点が異なる。溶融金属がタンディッシュ4からセグメント13の内トラフ14へと向かうのを助けるため、個別のシュラウドピース(shroud piece)28をセグメント13上に位置決め配置し、別の個別シュラウドピース29をタンディッシュ4上に位置決めする。この実施例によれば溶融金属が供給ノズル10中に滞在する時間が減らされるので、タンディッシュ4での溶融金属温度と鋳造溜め8での溶融金属温度との間の、より直接的な関係が提供される。
図7〜図9に関して、供給ノズル10のセグメント13の更に別の実施例を示す。この実施例においては、側壁15が内トラフ14に接合されて肩部30を形成し、通路16は内トラフ14の各側に沿って肩部30内を延びる孔31の形状をしている。溶融金属は内トラフ14から孔31を介し側部出口20へ流れる。この実施例においては、肩部30は鋳造操業中に供給ノズル10に溶融金属が入れられる場合にセグメント13の構造的支持を提供する。セグメント13の構造的支持を提供するための隔壁17は必要ない。更に又、溶融金属が内トラフ14と側部出口20との間を流れる場合に孔31はその圧力降下を増大させる。この実施例は、肩部30と孔31を有しているので、内トラフ14に溶融金属をトラフ溢流レベル以上に満たすことができることになる。これが好都合なのは、溶融金属をタンディッシュ4から内トラフ14へと向けることがもはや重要でなくなるからである。金属供給ノズル全長にわたって連続する底部出口長孔を持つことも可能であり、これは好都合である。その結果、側部出口20から鋳造溜め8への溶融金属の流れをセグメント13に沿って横方向に、より均一に提供することができる。金属供給ノズル10のセグメント13のアセンブリは、その他の点では、図1〜図5に関し上記したものとほぼ同一である。図7〜図9に示した実施例は比較的長さが短い孔31を有するが、本発明は長めの孔31を有する実施例にも範囲が及ぶことに注目すべきである。明細には、どのような状況でも孔数及び孔31の長さ及び断面積は、側部出口20への所望の溶融金属流を達成するよう選択できる。
図10及び図11に関して、供給ノズル10の各セグメント13は2ピースで組立てられ、そのうち1ピースは図11で示すように内トラフ14と底部21である。他方のピースは、図1〜図5に関して上記したようなセグメント13のその他部分全てを含む。2ピースはセラミックピン32を用いることにより組立て合わせられるが、該ピンは側壁15の孔を通って延び、内トラフ14の側部の孔を通って若しくは孔内へと延びる。鋳造操業時に、供給ノズルに溶融金属が入れられた際にセラミックピンはセグメント13及び組立てられた供給ノズル10の構造的な支持をなす。
図10及び図11に示した実施例では、内トラフ14の外壁に互い違いに2列又はそれ以上の列に並べた突起33が提供される。突起33は通路16内に延び、通路16を経て側部出口20に向かう溶融金属の流れに蛇行路を提供する。この蛇行路は溶融金属の運動エネルギ消失に貢献するので、この点で有益である。実施例においては所望により、突起33の一部若しくは全部を側壁15の内壁に設けてもよい。その他の点においては、金属供給ノズル10のセグメント13のアセンブリは図1〜図5に関し上記したものと全般的に同一である。
上記した薄ストリップ鋳造の装置及び方法が本発明を実施するのに現在考えられる最良のやり方であると理解すべきである。これら及びその他の実施例は添付の特許請求の範囲内で成されると理解すべきである。供給ノズルの各実施例において、内トラフは、溶融金属中に形成された運動エネルギの相当部分をタンディッシュから供給ノズルへの供給システム内の移動により消失させ、溶融金属が内トラフから通路を介し側部出口へと動くことに対する抵抗は、溶融金属が鋳造溜めに到達する以前に溶融金属中の運動エネルギを更に減少させる。その結果、比較的均一で比較的穏やかな溶融金属の流れが鋳造溜めに提供されて、鋳造ストリップ形成に至る。

Claims (17)

  1. (a)並置されて間にロール間隙を形成する一対の鋳造ロールを組立て、
    (b)鋳造ロール間のロール間隙に沿って且つその上方に延びる細長金属供給ノズルを組立てることで、対向側壁と端壁とを有する少なくとも1つのセグメントと、前記側壁間を長手方向に延びて前記側壁と当該内トラフとの間に通路を形成すると共に底部付近の側部出口と連通する内トラフとを備え、
    (c)細長金属供給ノズルを介し溶融金属を導入してロール間隙上方で鋳造ロール上に支持される溶融金属の鋳造溜めを形成するのを、溶融金属が供給ノズルの内トラフに流入し、内トラフから内トラフと側壁との間の通路内へ、通路から側部出口を介しほぼ横方向に鋳造溜めへと流れさせることで行い、
    (d)鋳造ロールを相互方向に回転させて鋳造ストリップをロール間隙から下方に送給する
    ことからなる金属ストリップ鋳造方法。
  2. 金属供給ノズルの各セグメントを、内トラフをできるだけ深く形成して組立てることから更になる、請求項1に記載の方法。
  3. トラフ底からトラフ溢流部までの計測による内トラフ深さがノズルの側部出口からの計測による金属供給ノズル側壁高さの少なくとも20%である、請求項2に記載の方法。
  4. 金属供給ノズルの各セグメントを、少なくとも1つの隔壁が側壁間を延び、内トラフと側壁との間の通路が隔壁相互間又は隔壁と端壁との間を延びるようにして、組立てることから更になる、請求項1乃至3の何れかに記載の方法。
  5. 金属供給ノズルの各セグメントを、内トラフと側壁が両者間の肩部に接合し、側壁と内トラフとの間の通路が肩部を通る複数の孔により形成されるようにして、組立てることから更になる、請求項1乃至4の何れかに記載の方法。
  6. 金属供給ノズルの各セグメントを、内トラフと側壁とを別個のピースで設け、セラミックピンで共にピン止めすることにより、組立てることから更になる、請求項1乃至5の何れかに記載の方法。
  7. 金属供給ノズルの各セグメントを、突起が内トラフ又は側壁から若しくは両者から通路内へと延びて通路内を流れる溶融金属の乱流を起こすようにして、組立てることから更になる、請求項1乃至6の何れかに記載の方法。
  8. 金属供給ノズルの各セグメントを、突起が互い違いの少なくとも2列で内トラフ又は側壁から若しくは両者から通路内へと延びるようにして、組立てることから更になる、請求項1乃至7の何れかに記載の方法。
  9. 対向する側壁と端壁を各々備えた少なくとも1つの細長セグメントを有する金属供給ノズルからなり、内トラフが側壁に沿って延びて側壁と内トラフとの間に通路を形成し、セグメント沿いに延びる供給ノズルのセグメントの底部付近の側部出口に連通し、溶融金属が内トラフに流入し、内トラフから内トラフと側壁の間の通路を通って供給ノズルの側部出口を介しほぼ横方向に鋳造溜めへと出ることができるようにした、金属ストリップ鋳造用の金属供給装置。
  10. 各金属供給ノズルの内トラフを可能な限り深くした、請求項9に記載の金属ストリップ鋳造用の金属供給装置。
  11. トラフ底からトラフ溢流部まで計測した内トラフの深さがノズルの側部出口から計測した金属供給ノズル側壁高さの少なくとも20%である、請求項10に記載の金属ストリップ鋳造用の金属供給装置。
  12. 金属供給ノズルの各セグメントが、少なくとも1つの隔壁が側壁間を延び、内トラフと側壁との間の通路及び関連する側部出口が隔壁相互間を又は隔壁と端壁との間を延びるようにして、組立てられる、請求項9乃至11の何れかに記載の金属ストリップ鋳造用の金属供給装置。
  13. 少なくとも1つの細長セグメントを有する金属供給ノズルからなり、各セグメントが対向する側壁と、側壁に沿って延びて側壁と内トラフとの間に肩部を形成する内トラフと、孔の形をして各肩部を介して延びてセグメントに沿って延びる供給ノズルのセグメント底部付近の側部出口と連通する複数の通路とを有し、溶融金属が内トラフ内に流入し、内トラフから内トラフと側壁との間の孔を介して、供給ノズルの側部出口から鋳造溜めへと出ることができるようにした、金属ストリップ鋳造用の金属供給装置。
  14. 少なくとも1つの細長セグメントを有する金属供給ノズルからなり、各セグメントが、対向する側壁と端壁を形成する外ピースと、溶融金属を受入れる入口と側壁と内トラフとの間の通路とを形成する内トラフとからなり、溶融金属が内トラフから内トラフと側壁との間の通路へ、そして通路から供給ノズルの側部出口を介してほぼ横方向に鋳造溜めへと出ることができるようにした、金属ストリップ鋳造用の金属供給装置。
  15. 金属供給ノズルの各セグメントの外ピースと内トラフが別々のピースとして形成され、各セグメントは内トラフと外ピースとをセラミックピンでピン止めすることにより組立てられる、請求項14に記載の金属ストリップ鋳造用の金属供給装置。
  16. 突起が、内トラフ又は側壁若しくは両者から通路内へと延びて、通路内を流れる溶融金属に乱流を引起こす、請求項14又は請求項15に記載の金属ストリップ鋳造用の金属供給装置。
  17. 突起が、互い違いに少なくとも2列で内トラフ又は側壁から若しくは両者から通路内へと延びる、請求項14又は請求項15に記載の金属ストリップ鋳造用の金属供給装置。
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