JP2010516217A - ルート更新メッセージを供給し、メッセージをアクセス端末に供給する方法 - Google Patents

ルート更新メッセージを供給し、メッセージをアクセス端末に供給する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、アクセス端末に関連する少なくとも1つのセクタリストに基づいて少なくとも1つのルート更新メッセージを提供するステップを含む方法を提供する。セクタリストはアクセス端末によって収集された情報に基づいて形成される。

Description

本願は2006年4月16日に出願された米国特許出願第11/409491号に関する。
本発明は概略として通信システムに関し、より具体的には無線通信システムに関する。
無線通信システムのカバレッジエリアは通常、多数のセルに分割され、1以上のネットワークにグループ化される。各セルに位置するアクセス端末は、セルに関連する基地局(又はアクセスネットワーク)とエアインターフェイスとも言われる無線通信リンクを確立することによって無線通信システムにアクセスすることができる。アクセス端末は、移動体電話、パーソナルデータアシスタント、スマートフォン、テキストメッセージング装置、ラップトップコンピュータ等を含む。アクセス端末は無線通信システム内のセル間で移動し、そのアクセス端末は、無線通信システムにそのアクセス端末の現在位置を通知するルート更新メッセージ(位置更新メッセージとしても知られる)を周期的に提供する。アクセス端末の移動性に起因して、最新のルート更新メッセージが受信されるセルの位置がそのアクセス端末の現在位置を推定するために使用される。
アイドル又は休止モードのような活動状態においては、アクセス端末は、無線通信システム内でセルを通過し続けるものとしても何らかの条件が満たされるまではルート更新メッセージの送信を停止することができる(例えば、最後のルート更新メッセージに関連するサブネットの境界をアクセス端末が交差するとき、新たなサブネットでの新たな位置更新が送信される)。従って、無線通信システムは、アクセス端末への配信用に情報が利用可能となるときにどのセルがアクセス端末を含むのかを知ることができない。無線通信システムはその後、最後の既知アクセス端末位置についてそれが有する情報に基づいてネットワークによって特定されるページングエリアに属する複数のセルを介して、例えば、最後の既知のサブネットに属するセルを介して、ページングメッセージを送信することによってアクセス端末に到達することを試みることになる。ページングメッセージは、情報がアクセス端末への送信のために利用可能であることをアクセス端末に示す情報を含む。アクセス端末がページングメッセージを受信すると、それはページングレスポンスをセルの基地局に提供する。ページングレスポンスは通常、アクセス端末がその情報を受信するために利用可能であることを示し、その情報をアクセス端末までどのようにルーティングするかを示す情報を提供することもできる。
ページングメッセージ及びルート更新メッセージ双方はシステムのオーバーヘッドを表す。従って、無線通信システムは一般に2つの相反する課題を満たすように設計される。それはページング負荷からオーバーヘッドを減らすこと、及びアクセス端末によって送信されるルート更新メッセージ数を減らすことである。ページング負荷は通常、アクセス端末の位置がかなり高い精度で認識されているために各ページングメッセージが比較的少ない数のセルに送信されるときに最小化される。しかし、アクセス端末の位置の精度を高くすることは所与の期間中により多くのルート更新メッセージを必要とする。これに対して、アクセス端末によって送信されるルート更新メッセージ数を減らすと無線通信システムによるアクセス端末位置推定の精度を低下させることになり、それによって通常は各ページングメッセージが比較的多数のセルから送信されることなる。例えば、ページングレスポンスの遅延が関心事となるとき、初回ページングに対する高い成功率を達成するために移動体装置を位置特定する第1の試行中に多数のセルがページングされることになる。
この問題に対する従来の対策は複数の基地局によってサービスされるセルを含むサブネットを定義することである。アクセス端末は、それらがあるサブネットから他のサブネットに差しかかるときにルート更新メッセージを送信することができる。無線通信システムは、直近に受信されたルート更新メッセージによって示されたサブネット内の基地局を介してページングメッセージを提供することによってページング処理を開始することができる。例えば、無線通信システムによってサービングされる地理エリアは、10個の基地局のグループによってサービングされるセルを包含する複数のサブネットに分割され得る。無線通信システム内のアクセス端末はその後、10個の基地局のグループ間のセル境界を交差するときに位置更新を提供することができ、無線通信システムはサブネット内の10個の基地局のグループを介してページングメッセージを提供することができる。
しかし、無線通信システムによってサービングされるユーザ数及び地理エリアは増加しているので、これはしばしば標準的なサブネット内のセルのサイズ及び数の増加をもたらす。従来のルート更新メッセージはサブネット境界を交差することによってトリガされるので、アクセス端末は何らかのルート更新メッセージを無線通信システムに提供することなく無数のセルを通過することができる。その結果、無線通信システムは、アクセス端末を位置特定するために、多数の(かつ増加しそうな)セルにページングメッセージを提供することが必要となる。従って、無線通信システムはより大きい割合のシステムリソースを、ページングメッセージをサブネット内の多数のセルに提供することに関連するオーバーヘッドをサポートすることに充てなければならないこととなる。
ページングされるセル数を減らすための一技術は半径ベースのページングといわれる。半径ベースのページング技術は、アクセス端末が最後に確認されたセルの中央から所定の半径よりも大きい距離をそれが移動したときに、アクセス端末にルート更新メッセージを提供させるものである。あるいは、アクセス端末は、アクセス端末に関連する無線ネットワークコントローラによってカバーされるセルのグループから所定の半径よりも大きい距離をそれが移動したときにルート更新メッセージを提供する。無線通信システムは、アクセス端末が最後に確認されたセルにページングメッセージを提供することによってその後アクセス端末をページングすることができる。アクセス端末がこのページングメッセージに応答しない場合には、無線通信システムは所定の半径によって画定されるエリア内のセルをページングすることになる。アクセス端末が直前のページングメッセージに応答することに失敗すると、ページングメッセージは(増大する半径によって示される)増大するエリア内のセルに提供され得る。
サブネットが多数のセルを含むときは、サブネットベースのページングよりも半径ベースのページングであることが好ましいが、それでも半径ベースのページングは多くの欠点を有する。所定の半径内のセル全てにページングメッセージを提供することに関連するシステムオーバーヘッドは無線通信システムのリソースの多くの割合を消費する。所定半径内のセル数は半径を減らすことによって減少され得るが、これはアクセス端末によるルート更新メッセージの送信頻度の増加に帰着する。結果として、ルート更新メッセージを提供することに関連するシステムオーバーヘッドが増加し、無線通信システムのリソースの多くの割合を消費することになる。ルート更新メッセージ数が増加するとアクセス端末による電力消費も増加する。さらに、アクセス端末が最後に確認されたセルから増加する距離で無線通信システムがセル内のアクセス端末の位置特定を試行するに従い、比較的長いページング遅延が経験される。
例えば、CDMA2000 lxシステムにおいて、アクセスネットワーク側からのインテリジェントページングを実行することによって、アクセスネットワークのアクセス端末を位置特定する能力を改善する努力がなされてきた。インテリジェントページングについての提案された技術では、アクセスネットワークは各アクセス端末によって提供されるルート更新メッセージ及びページングレスポンスを使用してアクセス端末の移動についての統計的表示を形成する。システム内の全てのアクセス端末の移動統計を記憶するために中央化データベースが構築される。しかし、上述のように、アクセス端末はアクセス端末によって訪問される各セル又はセクタからルート更新メッセージを送信しない。その結果、アクセスネットワークによって形成される統計的表示は通常「ホール」、即ち、アクセス端末がそれらのセル又はセクタからルート更新メッセージをめったに又は全く送信しなかったためにアクセスネットワークのデータベース内に存在しないセル又はセクタを含む。従って、アクセスネットワークによって収集された統計は正確ではなく、また、ネットワークが全てのアクセス端末についての統計を構築するには長時間を要することになる。さらに、統計的な表示の精度は通常、サブネット内のセルの半径又は数の増加に伴い低下する。
アクセス端末側からのインテリジェントページングはまた、UATIをアクセス端末に割り当てるシステムにおいて実装するのは非常に難しい。なぜなら、アクセス端末がサブネットから出ていった又はそこに入ってきた後にアクセスネットワークによって割り当てられたUATIが変更され得るからである。従って、それが異なるサブネットに出入りするのに従って統計的情報とアクセス端末の関連性を維持するのは難しい。さらに、アクセスネットワーク側のアプローチによって要求される中央化グローバルデータベースは面倒なものであり、中央化データベースの要件はフラットネットワークアーキテクチャの要件と相反してしまう。例えば、フラットネットワークでは、中央化アプローチはネットワークの複雑さの増加及び中央化データベースをサポートするためのバックホールトラフィックの増加をもたらすことになる。
本発明は、上記の問題の1以上の効果に対処することに向けられる。以降は、発明のいくつかの側面の基本的理解を提供するために発明の簡略化された概要を示すものである。この概要は発明の網羅的な概略ではない。発明の鍵となる若しくは決定的な要素を特定すること又は発明の範囲を輪郭付けることは意図されていない。その唯一の目的は、後述するさらに詳細な説明に対する前置きとして簡略化された形式でいくつかの概念を示すことである。
本発明の一実施例では、アクセス端末に関連する少なくとも1つのセクタリストに基づいて少なくとも1つのルート更新メッセージを提供することを含む方法が提供される。セクタリストはアクセス端末によって収集された情報に基づいて形成される。他の実施例では、アクセス端末によって形成された少なくとも1つのセクタリストを示す情報を受信することを含む方法が提供される。セクタリストはアクセス端末によって収集された情報に基づいて形成される。さらに他の実施例では、アクセス端末によって形成された少なくとも1つのセクタリスト内の少なくとも1つのセクタに少なくとも1つのページングメッセージを提供することを含む方法が提供される。セクタリストはアクセス端末によって収集された情報に基づいて形成される。
発明は添付図面との関連で以降の記載を参照することによって理解される。ここで、同様の符号は同様の要素を特定する。
図1は本発明の一実施例による無線通信システムの第1の実施例を概略的に示す。 図2Aは本発明の一実施例による、アクセス端末によって収集された情報に基づいて静止系及び/又は主セクタリストを特定するための方法の一実施例を概略的に示す。 図2Bは本発明の一実施例による、アクセス端末によって収集された情報に基づいて静止系及び/又は主セクタリストを特定するための方法の一実施例を概略的に示す。 図3は本発明の実施例によるアクセス端末に関連する移動パターンを特定するための方法の一実施例を概略的に示す。 図4は本発明の一実施例による無線通信システムの第2の実施例を概略的に示す。 図5は本発明の一実施例によるルート更新メッセージを提供する方法の一実施例を概略的に示す。 図6は本発明の一実施例による、アクセス端末に関連する以前の情報に基づいてアクセス端末をページングするための方法の一実施例を概略的に示す。
発明は様々な変形例や代替の形式に影響を受けるものであるが、その特定の実施例は図面に例示として示され、ここに詳細が記載される。しかし、特定の実施例の本記載は開示された特定の形式に発明を限定することを意図するものではなく、逆に、特許請求の範囲によって規定される発明の精神と範囲に入る全ての変形例、均等物及び代替例を権利範囲に含むことを意図するものである。
本発明の例示的な実施例を以下に説明する。説明の明確化のため、本明細書では実際の実施の全ての構成が記載されているわけではない。そのような実際の実施例の開発において、システム関連及び事業関連の規制への準拠等、実施形態毎に異なる開発者の特定の目的のために多数の実施形態特有の決定がなされるべきであることが当然に分かるはずである。さらに、そのような開発の労力は複雑であり時間がかかるものであるが、それでも本開示の利益を受けた当業者には日常的な試行となるであろうことが分かるはずである。
本発明及び対応する詳細な説明の部分は、コンピュータメモリ内のソフトウェア、又はデータビット上の動作のアルゴリズム及びシンボル表示として開示される。これらの記載及び表現は当業者がそれによって効果的に彼らの仕事の本質を他の当業者に伝えることができるものである。ここで使用され、及び一般に使用される用語として、アルゴリズムは所望の結果を導くステップの自己整合シーケンスとみなされる。これらのステップは物理量の物理的操作を要するものである。通常は、必ずではないが、これらの量は記憶され、転送され、結合され、比較され、あるいは操作されることができる光学的、電子的又は電磁的信号の形式をとる。これらの信号をビット、値、要素、シンボル、文字、語、番号その他で言及することは、基本的にこれは共通的に使用されるものなので時に便利なものである。
なお、これら及び類似の用語の全ては適切な物理量に関連付けられ、単にこれらの量に適用される便利なラベルであることを注記する。特に別の意味を注記しない限り、又は説明から明らかな場合、「処理する」、「演算する」、「計算する」、「判断する」、「表示する」等の文言は、コンピュータシステムのレジスタ及びメモリ内で物理的、電子的量として表されるデータを操作するとともに、コンピュータシステムのメモリ若しくはレジスタ又は他のそのような情報記憶、送信若しくは表示装置内で物理量として同様に表される他のデータに変換するコンピュータシステム又は類似の電子的計算装置の動作及び処理をいう。
また、本発明のソフトウェアの実施側面は通常、何らかの形式のプログラム記憶媒体で符号化され、又は何らかのタイプの伝送媒体上で実施される。プログラム記憶媒体は電磁的なもの(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク又はハードドライブ)又は光学的なもの(例えば、コンパクトディスク読取り専用メモリ、即ち「CD ROM」)であればよく、ROMであってもRAMであってもよい。同様に、伝送媒体は拠り線対、同軸ケーブル、光ファイバ、又は何らかの他の適切な公知の伝送媒体であればよい。発明は所与の実施のこれらの側面によって限定されるものではない。
本発明が添付図面を参照してここに記載される。種々の構造、システム及び装置は、説明の便宜のため、及び当業者に周知の詳細事項によって本発明を分かりにくくしないようにするために模擬的に図示されている。それでもなお、添付図面は本発明の例示的実施例を記載し、説明するために含まれる。ここで使用される語句及び表現は、当業者によるそれらの語句及び表現の理解に従う意味を有するものと解釈されるものとする。その用語又は表現の矛盾ない使用によって示唆されることを意図する用語又は表現の特別な定義、即ち、当業者によって理解される通常の及び慣例に従う意味と異なる定義はない。用語又は表現が特別の意味、即ち、当業者によって理解されるもの以外の意味を有することを意図する限りは、そのような特別の定義は、直接的及び等価的に特別の定義をその用語又は表現に与える定義様式で明細書中に記載される。
図1に無線通信システム100の第1の実施例を概略的に示す。第1の実施例では、無線通信システム100は、無線接続を複数の地理エリア、即ち、セル105(符号105によって示されるもののみ)に提供するように構成される。第1の実施例では、各セル105は単一のセクタに対応する。しかし、代替の実施例では、各セル105は複数のセクタに分割され、例えば、セル105は異なるアンテナによってサービングされる3個のセクタを含んでいてもよい。従って、用語「セクタ」とは、セル105又はセル105の選択された部分を意味するものとして理解される。無線接続は、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、移動体通信用グローバルシステム(GSM)、符号分割多重アクセス(CDMA、CDMA2000)等のような1以上の規格又はプロトコルに従って提供され得る。しかし、特定の規格、標準又はそれらの組合せは設計上の選択の問題であり本発明の本質ではない。本開示の利益を受けた当業者であれば、無線接続をセル105に提供するために基地局、基地局ルータその他が(説明の明確化のために図1にはそれらの装置は記載していないが)使用され得ることも分かるはずである。
アクセス端末110が無線通信システム100内に配備され、無線接続をアクセス端末110に提供することができる。図1には単一のアクセス端末110が示されているが、本開示の利益を得た当業者であれば任意数のアクセス端末110が無線通信システム100内に配備され得ることを理解するはずである。当業者であれば、アクセス端末110は「移動体ユニット」、「移動局」、「ユーザ機器」、「加入者局」、「加入者端末」等の用語を用いて言及されることもあることが分かるはずである。例示のアクセス端末110は、限定するわけではないが、携帯電話、パーソナルデータアシスタント、スマートフォン、ページャー、テキストメッセージング装置、グローバル測位装置、ネットワークインターフェイスカード、ノートブックコンピュータ、及びデスクトップコンピュータを含む。アクセス端末110を構成及び/又は動作させる技術は当分野では周知であり、説明の明確化のため、アクセス端末110を構成及び/又は動作させるそれらの側面であって本発明に関連するもののみがここにさらに記載される。
1以上のアクセスネットワーク130が無線通信システム100内に配備され得る。図1には単一のアクセスネットワーク130が図示されているが、本開示の利益を得た当業者であれば任意数のアクセスネットワーク130が無線通信システム100内に配備され得ることが分かるはずである。代替の実施例では、無線通信システムはセルを無線通信システム100に接続するための他の装置(無線ネットワークコントローラ等)を含み得る。アクセスネットワーク130を構成及び/又は動作させる技術は当分野では周知であり、説明の明確化のため、本発明に関連するアクセス端末130を構成及び/又は動作させるそれらの側面であって本発明に関連するもののみがここにさらに記載される。
アクセス端末110は同じ(又は類似の)セットのセル又はセクタ105に繰り返し訪問し得る。例えば、特定のユーザがほとんど毎土曜日の朝に自宅を外出し、同じサッカー場、同じ食料雑貨店、同じレストラン又はレストラン街、衣料品店のグループの1以上へと移動してから土曜の午後に帰宅することがある。他の例として、警官、配達トラック、郵便配達員等はほぼ同じルートに沿って規則的に移動することがある。アクセス端末110は、アクセス端末110を含みそうなセクタを示す1以上のセクタリストを形成するために使用され得る情報を収集するよう構成され得る。収集された情報は、選択期間中にアクセス端末110によって訪問されたセクタ105、選択セル又はセクタ105を去った後で他の選択セル105に到着する前にアクセス端末110によって訪問されたセル105、セル105の1以上で費やされた時間の量、選択セル105で費やされた選択期間のパーセント等を示す情報を含むことができる。
1以上のセル又はセクタリストが、アクセス端末110によって収集された情報に基づいて特定されることができる。第1の実施例では、セクタリストはアクセス端末110によって特定される。一方で、ここに記述される代替の実施例では、セクタリストは、アクセスネットワーク130等の他のエンティティによってアクセス端末110で収集された情報を用いて特定されることができる。セクタリストは、アクセス端末110が比較的大部分の時間を費やすことが予想されるセル又はセクタ105のリストを含むことができる。これらのセル又はセクタ105は(太い六角形によって図示される)静止系又は主セル115として言及され、静止系セル115を含むセクタリストは静止系セクタ又は静止系パターンとして言及される。静止系又は主セル115の例として、それ(アクセス端末110)がユーザの自宅、職場、又は、アクセス端末110のユーザによって通常訪問されるサッカー場、食料雑貨店、レストラン、及び衣料品店のようなユーザが多くの時間を費やし得る他の場所に位置するときに、アクセス端末110に無線接続を提供するセル又はセクタ115等がある。
セクタリストはまた、アクセス端末が無線通信システム100のカバレッジエリアを通過するにつれてアクセス端末110によって訪問されたセル又はセクタ105のリストを含むことができる。これらのセクタリストは動的セクタリスト又は移動ルートパターンとして言及される。ここで使用する用語「動的セクタリスト」、「移動パターン」及び/又は「移動ルートパターン」若しくは「ルートパターン」とは、アクセス端末110に関連する使用パターンに基づいて選択される1以上のセル105を意味することが理解される。一実施例では、動的セクタリストは1以上の静止系セクタリストにも含まれるセル又はセクタ105を含むことができる。例えば、移動ルートパターンは、それ(アクセス端末)がある主セル115から1以上の他のセル又はセクタ105及び他の主セル115へ向かい、又は元の主セル115に戻る際に、アクセス端末110によって訪問されそうなセル105を含むことができる。移動ルートパターンはまた、アクセス端末110が2以上の主セル115間を移動する際に、アクセス端末110によって訪問されそうなセル105を含むことができる。従って、アクセス端末110に関連する1つの移動ルートパターンは、主セル115間のルート上にあるエリアに無線接続を提供するセル115及び105を含むことができる。移動ルートパターンの一例は、自宅、オフィスのようなユーザがよく訪れて比較的長時間を費やす主な位置をカバーする主セル、及び自宅とオフィスの間の主なルートをカバーするセルを含んでもよい。他の例は、自宅から、主なショッピングセンター、サッカー場等を経て自宅に戻る移動の通常ルート上のセルのリストであってもよい。この移動パターンは、土曜日の午後のアクセス端末110ユーザのこのような標準的移動の主なルート上の全てのセルを含む。
各アクセス端末110は多数のセクタリストに関連付けられることができる。例示的実施例では、無線通信システム100は3個の静止系セル115を含み、これらはアクセス端末110に関連付けられる静止系セクタリストに含まれ得る。さらに、アクセス端末110は多数のセル105を通過し得るルート120に沿って所定の場合に移動することができる。従って、アクセス端末110は、ルート120に沿って移動するときにアクセス端末110によって訪問されそうな移動パターンに(破線の六角形で示す)セル105のサブセットがグループ化されるべきことを決定することができる。同様に、アクセス端末110は他の場合には他のルート125に沿って移動することができ、それゆえ(点線の六角形で示す)セル105の1以上を他の移動パターンに属するものとして割り当てることができる。決定された移動ルートパターンはアクセス端末110に記憶され及び/又はアクセスネットワーク130に提供されることができる。移動パターンに含まれるセル105を特定する技術は以下により詳しく説明される。
アクセス端末110はまた、それが静止系又は主セル115内に存在し、及び/又は特定された移動パターンの1以上に関連付けられ得るルートに沿って現在移動していることの尤度を特定するように構成される。例えば、アクセス端末110は、例えば、現在及び/又は以前に訪問したセルを記憶された移動パターンと比較することによって、それがルート120に関連する移動パターン内のセル105に現存することを特定する。アクセス端末110はまた、主セル115を去ってから、それがルート120に関連する移動パターン内の多数の他のセル105に訪れたことを特定することもできる。従って、アクセス端末110は、それがルート120又は移動パターンに関連するセル105の1つに存在することに帰着する同様のルートに沿って移動している可能性が非常に高いと判断する。
アクセス端末110は、アクセス端末110に関連するセル又はセクタリストに基づいてルート更新メッセージを提供するか否かを判断することができる。ここで使用する用語「ルート更新メッセージ」は、アクセス端末110の位置を特定するために使用され得る情報を含むあらゆるメッセージを意味するものと理解される。一実施例では、アクセス端末110はそれがセクタリスト、例えば、ルート120、125に関連する静止系セクタリスト及び/又は移動パターンに関連するセル105の1つの範囲内に留まる限りはルート更新メッセージを提供しなくてもよい。例えば、アクセス端末110は、それが主セル115の中心から所定の半径によって画定される円135の外部に移動するときはいつでもルート更新メッセージを提供することができる。一方で、ルート120に関連する移動パターン内のセル105の1つにアクセス端末110が留まる限りは、アクセス端末110はいかなるルート更新メッセージも提供しなくてもよい。アクセス端末110がルート120に関連する移動パターン内に存在しないセル105に入った場合には、アクセス端末110はルート更新メッセージをアクセスネットワーク130に提供することができる。
アクセス端末110は、アクセス端末110に関連するセクタリストを示す情報を用いてページングされることができる。一実施例では、各アクセス端末110に関連するセクタリスト内のセルを含むデータベースがアクセスネットワーク130に記憶される。例えば、データベースは、それがセクタリストに関連する情報を収集し、及び/又はセクタリストの1以上を特定するときに、アクセス端末110によって提供される情報を用いて形成されることができる。一実施例では、アクセスネットワーク130は、ページングのための各ユーザベースの傾向によるセル/セクタリストを記憶するためのデータベースを維持することができる。そのデータベースはアクセスネットワーク130内の単一のエンティティ内に中央化されてもよいし、又は階層化ネットワーク若しくはフラットネットワークにわたって分散されてもよい。フラットネットワークでは、(ページングパターングループ及びあらゆる可能な中間データを含む)ユーザ毎に基づくデータベースがアクセス端末110と関連するセッションに結合されてもよい。一実施例では、各ユーザセッションに関連する情報は、セッション及びページングマネージャをサポートする基地局にある。各ユーザベースのデータベースは、セッションが転送又はハンドオーバーされるときにセッション及びページングマネージャとともに移動されてもよい。
アクセス端末110はまた、それが静止系セル115内に存在し及び/又は既知の移動パターン120、125の1以上に関連し得るルートに沿って移動していることを示す情報を提供することができる。例えば、アクセス端末110は、現在の移動パターンを示す識別番号を含む、ルート更新メッセージのようなメッセージを送信することができる。その後アクセスネットワーク130は、移動パターン内のセル105を介してページングメッセージを送信するためにアクセス端末110に関連する現在の移動パターンを示す情報を使用することができる。
図2A及び2Bに、アクセス端末によって収集された情報に基づいて静止系及び/又は主セクタリストを特定するための方法200の一実施例を概略的に示す。ユーザは通常、ここでは静止系セクタと言われる制限された数のセル又はセクタによってカバーされる彼らの自宅、彼らのオフィス、いくつかの気に入った店、レストラン、学校及び他の関心の地点で比較的高いパーセントの時間を費やす。所与の期間にわたって、アクセス端末は、主セクタのような基準セクタの所与の半径内の無作為のセクタよりも静止系セクタの1つに存在する可能性が高い。従って、アクセス端末に関連する静止系パターン内のセクタに送られたページングは、従来の半径ベースのページング戦略と比較して、アクセス端末に到達する可能性がより高い。さらに、各アクセス端末は、特に、アクセス端末がアイドル状態にあるときにアクセスネットワークよりも多くの(かつより正確な)位置情報を収集する能力があるので、アクセス端末は、静止系セル又はセクタの好適なリストを形成するために使用される情報を収集するための好適な位置となる。
実施例では、アクセス端末が所与の時間にわたって累積持続時間(即ち時間のパーセント)をセル内で費やすときにそのセル又はセクタは静止系セルのグループに含まれることができる。例えば、アクセス端末が特定のセル内で見つかる可能性を示す長期尤度比(LTLR)は、
Long_term_likelihood_ratio_cell_i(セルiの長期尤度比)=
Accumulated_duration_in_cell_i/Long_term_avg_period(セルiでの累積持続時間/長期平均期間)
と定義される。従って、(205で)アクセス端末(AT)は現在のセルに対するタイマー及びATが現在のセルに残る累積時間を開始する。アクセス端末が(210で)それが新たなセルに遭遇したことを特定した場合、(215で)アクセス端末は直前のセルに関連するタイマー値を保存し、その後(205で)現在の(新たな)セルについてのタイマーを開始する。アクセス端末が(210で)それが新たなセルに遭遇していないと判断する限りは、タイマーは実行を継続する。
アクセス端末が遭遇したセルの各々に関連する持続時間の値は選択された期間にわたって収集され得る。例えば、セルの各々に関連する持続時間はパラメータShort_update_period(短期更新期間)によって示される時間について、例えば、毎日即ち24時間毎に収集される。(220で)持続時間の値を収集するための期間がShort_update_period (T_short)よりも小さいと判断される限りは、アクセス端末はアクセス端末が遭遇する各セルに関連する持続時間を収集し続ける。(220で)持続時間の値を収集するための期間がパラメータShort_update_periodの値を超えたと判断されると、(225で)アクセス端末は比較的長い持続時間を有する1以上のセルを選択することができる。例えば、Accumulated_duration_cell_iがShort_term_stationary_duration_threshold(短期静止系持続時間しきい値)と称するしきい値以上であるとき、(225で)アクセス端末はセクタの1以上を選択する。しきい値の特定の値は設計選択事項であり、本発明の本質ではない。
持続時間が収集された期間中にアクセス端末が各遭遇セルに存在したことの尤度を示す短期尤度も判断することができる。例えば、短期尤度は、この情報を収集するために指定された期間に対する各セルで費やされる累積時間の比として、各セルについて、例えば、Short_term_likelihood_ratio_cell_i=Accumulatedduration_cell_i÷Short_update_period(例えば、24時間)と定義することができる。短期尤度は、図2Bに示すように、アクセス端末が選択セルの1以上で発見され得る長期尤度を特定するために使用され得る。例示的実施例では、アクセス端末が関連のセル又はセクタで発見され得る長期尤度を特定するために(230で)フィルタリングされることができる。例えば、各セルについての長期尤度比は(230で)フィルタリング関数:
Long_term_likelihood_ratio_cell_i=Filter(Short_term_likelihood_ratio_cell_i)
を用いて特定することができる。フィルタ期間Long_term_ave_periodはアクセスネットワークによって指定されてもよく、それがこの情報をアクセス端末に提供することができる。例えば、アクセスネットワークはこのパラメータを10日に設定し、この情報を含むメッセージをアクセス端末に提供することができる。
その後セクタはセクタに関連する長期尤度比(LTLR)に基づいてセクタリストに追加され、セクタリストから除外され、又はセクタリストに維持される。例えば、(235で)所与のセルについて、Long_term_likelihood_ratio_cell_i≧ Stationary_pattern_threshold(静止系パターンしきい値)であると判断された場合には、(240で)そのセルはアクセス端末に関連する静止系セクタリストに追加され又は維持されることになる。一方で、所与のセルについて、Long_term_likelihood_ratio_cell_i<Stationary_pattern_thresholdであると判断された場合(又は、このセルが開始のリストに存在しなかった、又は静止系セクタリストに追加されなかった場合)には、(245で)そのセルが静止系セクタリストから除外されることになる。一実施例では、Long_term_likelihood_ratio_cell_iの値が、例えば、データベースには存在するがShort_term_likelihood_ratio_cell_iの値が現に存在しない場合には、(230で)Long_term_likelihood_ratio_cell_iを決定するために値0が長期フィルタに入力されることになる。(250において)Long_term_likelihood_ratio_cell_i<Drop_threshold(廃棄しきい値)であると判断された場合には、(255において)Long_term_likelihood_ratio_cell_iの記録を除外することになる。一実施例では、静止系セクタリストに対するあらゆる可能性ある修正の決定がShort_update_period毎に1回実行され得る。
静止系セクタリストからセクタを追加及び/又は除外するのに使用される種々のパラメータはアクセス端末及びアクセスネットワークによって交渉され得る。例えば、アクセスネットワークは、Short_update_period、Short_term_stationary_duration_threshold、Long_term_ave_period、Stationary_pattern_threshold、及びDrop_thresholdをアクセス端末とその属性で交渉するようにしてもよい。さらに、方法200の一部がアクセス端末及び/又はアクセスネットワークで実施されてもよい。例えば、図2Aに示すアクションはアクセス端末で実行されることができ、それは、(225で)選択されたセル又はセクタの各々についての<セルIDi、Short_term_likelihood_ratio_cell_i>を含むリストのような収集された情報をアクセスネットワークに提供することができる。その後アクセスネットワークは図2Bに示す静止系セクタリストを特定し、静止系セクタリスト及び/又はアクセス端末によって提供される中間結果を含むデータベースを維持する。代替的に、アクセス端末が情報を収集し、図2A及び2Bに示す静止系セクタリストを特定することができる。その後アクセス端末は静止系セクタリストを示す情報をアクセスネットワークに提供することができる。例えば、アクセス端末は、静止系セクタリスト及び/又は静止系セクタリストに最近追加され又はそこから除外されたセルの完成したリストのような静止系セクタリストを更新するために使用され得る情報を提供できる。一実施例では、アクセス端末は、静止系セクタリストに追加されるべき新たなセルがあるとき又は静止系セクタリストから除外されるべきセルがあるときに更新を実行することができる。
一実施例では、静止系セクタリスト内のセクタのサブセットは主セル又はセクタとして指定されることができる。主セクタは1以上の主セクタリストに編集されることができ、それは特定のタイプの静止系セクタリストとしてみなされる。主セル又はセクタのリストはアクセス端末によって識別され、アクセス端末に記憶される。例えば、主セルIDはセルによってカバーされるユーザの主なスポットのアドレスに基づいて識別されてもよい。主セルは、自宅、職場オフィス、大型ショッピングセンター等のユーザの主なスポットをカバーするセルを含むことができる。一実施例では、主セルIDは初期セル登録中にアクセス端末とアクセスネットワークの間で予め指定され及び/又は交渉されるようにしてもよい。代替的に、主セルのリストは方法200の技術と同様の態様で統計によって決定することができる。例えば、セルは、そのセルに関連する長期尤度比が主セル又はセクタに関連するしきい値を超える場合に主セルとして指定され、即ち、Long_term_likelihood_ratio_cell_i≧Primary_cell_thresholdの場合にそのセクタは主セルとなり得る。パラメータPrimary_cell_thresholdの値がアクセスネットワークとアクセス端末の間でその属性で交渉され得る。
図3にアクセス端末に関連する移動パターンを特定するための方法300の一実施例を示す。例示的実施例では、(動的パターン又は動的セル又はセクタリストとしても言及される)移動パターンは、移動中にアクセス端末によって訪問されたセル又はセクタを示す、アクセス端末によって収集される情報を用いて特定される。移動は、アクセス端末が1つの主セル又はセクタを去り、従ってアクセス端末が他の主セル又はセクタに到着した後に訪問されたセル又はセクタのシーケンスとして定義される。発信又は宛先主セクタが同じであってもよいし(即ち、移動が往復であってもよいし)、異なっていてもよい(即ち、移動が片道であってもよい)。しかし、本開示の利益を得た当業者であれば、動的セクタリスト又は移動パターンに含まれ得るセルを特定する他の基準を使用できることが分かるはずである。一実施例では、セルIDのグループによって表されるいくつかの移動パターンが各アクセス端末で作成されてもよい。移動パターンは統計的に特定することができ、又は、後に詳述するように、予め規定しておくこともできる。例えば、警察のパトロールルートに関連する移動パターンがアクセスネットワーク及び関連のアクセス端末双方に対して予め規定され、通信されるようにしてもよい。従って、警察のパトロールルート移動パターンに関連するセルIDはアクセスネットワーク及びアクセス端末双方で識別及び記憶され得る。
アクセス端末はまた、1以上の移動パターンを特定するために(アクセス端末及び/又はアクセスネットワークによって)使用され得る情報を収集することができる。一実施例では、アクセス端末は、ユーザが移動するときにアクセス端末によって最も頻繁に遭遇されるセルであると特定されるN個(例えば10個)のセルを含む少なくとも1つの移動ルートパターングループで構築することができる。移動中にATによって遭遇される全セルについての移動カウンタ及びセル出現カウンタがATで維持され得る。ATでサポートされるべきパターン数が制御可能及び拡大縮小可能となるように、サポートされるべき主セルの数に制限が設けられてもよい。移動パターンを特定するために使用される収集された情報及び/又はパラメータは多数のパラメータとして表すことができる。例示的実施例では、以下のパラメータがアクセス端末及び/又はアクセスネットワークによって定義され、特定され、及び/又は交渉される。
N_cell_i_pattern_i:移動パターンjについてアクセス端末によってセルiが遭遇される累積回数。セルiはそのセルIDによって識別される。
N_trip_pattern_j:移動パターンjについてアクセス端末の移動の合計累積数。サポートされる移動パターン毎にカウンタの値がアクセス端末で記憶され得る。
Max_mum_trips:パターンjの移動カウンタこの数になると、この移動カウンタ(N_trip_pattern_j)及びパターンjに関連するセル遭遇カウンタの全て(N_cell_i_pattern_j)が以下の1以上の所定の規則に従ってリセットされ得る。
Correlation_cell_i_pattern_j:パターンjに対するセルi相関メトリック。例示的実施例では、このパラメータは、N_cell_i_pattern_j÷N_trip_pattern_jとして定義され、パーセント数(x%)として表される。相関メトリックの値は移動パターン内の各セルについて、及びアクセス端末でサポートされる統計ベースの移動パターン全てについてアクセス端末で維持されるべきである。
Correlation_thresh:これはパーセント値である。セルはパターンjに対するその相関メトリックが、Correlation_threshよりも大きい場合にパターンjに含まれる。それ以外の場合には、それは所定期間後に移動パターンjから除外され得る。
Pattern_Maturity_thresh:このパラメータは移動数で表される。このパラメータは、アクセス端末で構築されたパターンが使用のために充分なものとなったとみなすのは何回の移動かを指定する。
例示的実施例では、方法200は(305で)アクセス端末がアクセス端末を現在含む主セルを去る時に始まる。アクセス端末が主セルを出て行った後に、(310で)アクセス端末が遭遇したセルのセルID等、アクセス端末によって訪問されたセル又はセクタを示す情報を記録する。アクセス端末は、それが主セルを去った後にアクセス端末がそのセルを何回訪問するかにかかわらず一回のみセルIDを記録することになる。アクセス端末が移動に従って新たなセルに入り、(310で)被訪問セル又はセクタのセルIDを記録する際に、アクセス端末はまた(315で)新たなセクタが主セル又はセクタか否かを判断する。アクセス端末が(315で)新たなセクタが主セクタではないと判断した場合には、アクセス端末は(310で)セクタ又はセルIDの記録を継続する。アクセス端末が(315で)新たなセル又はセクタが主セル又はセクタであると判断したときに現在の移動は終了する。
アクセス端末が(315で)それが他の主セルに到着したと判断した後、移動パターンjについての1回の移動が完了する。元の及び目標の主セルの対に関連する移動パターンjが特定され、(320で)完了した移動に関連付けられ、(325で)移動パターンjについての移動カウンタ(N_trip_pattern_J)が1だけ増分される。完了した移動中に訪問されたセルに関連するセルカウンタも(330で)増分される。例えば、移動パターンjに既に存在するアクセス端末によって遭遇されたセル又はセクタに関連付けられたカウンタ(N_cell_i_pattern_j)は(330で)1だけ増分される。移動パターンjに関連する以前の移動中にアクセス端末によって遭遇されたセルに関連するカウンタ(N_cell_i_pattern_j)の値はまた(330で)初期化される。例えば、N_trip_pattern_j≦100の場合、i=1、2、・・・mについて、対応する被遭遇カウンタN_cell_i_pattern_jは(330で)1にセットされる。一方、N_trip_pattern_j>100の場合、i=1、2、・・・mについて、対応する被遭遇セルのカウンタN_cell_i_pattern_jは(330で)N_trip_pattern_j×Correlation_threshにセットされる。その後アクセス端末は全(m+k)の被遭遇セルカウンタN_cell_i_pattern_jを記憶する。
移動中に遭遇されたセルについての相関メトリックがその後(335で)計算される。例示的実施例では、相関メトリックは、Correlation_cell_i_pattern_j=N_cell_i_pattern_j、i=1、2、・・・m+k、の関係を用いて(335で)計算される。相関メトリックが(335で)計算されると、一実施例では、パラメータN_trip_pattern_jの値がリセットされる。例えば、N_trip_pattern_j>Max_mum_tripsの場合、i=1、2、・・・m+kについて、N_trip_pattern_j=100、及びN_cell_i_pattern_j=100×Correlation_cell_i_pattern_jとなるように値がリセットされ得る。しかし、本開示の利益を得た当業者であれば、パラメータN_trip_i_pattern_jの値を上述の態様でリセットすることは選択的であり、代替の実施形態で省略又は修正できることが分かるはずである。
移動パターン内の各セル又はセクタについての相関メトリックの値(Correlation_cell_i_pattern_j)は(340で)しきい値Correlation_threshと比較される。比較結果がCorrelation_cell_i_pattern_j>Correlation_threshであることを示す場合、(345で)関連のセル又はセクタが移動パターンに追加され得る。代替的に、セル又はセクタが移動パターンに既に含まれている場合には、(345で)そのセル又はセクタは移動パターンに残される。一方、比較結果がCorrelation_cell_i_pattern_j≦Correlation_threshであることを示す場合、(350で)そのセル又はセクタは移動パターンから除外され、又は追加されない。一実施例では、選択された移動数にわたってCorrelation_cell_i_pattern_j≦Correlation_threshである場合に(350で)そのセル又はセクタが移動パターンから除外され得る。例えば、最初の移動からセルがCorrelation_cell_i_pattern_j≦Correlation_threshとなるのをカウントし、次の1/ Correlation_threshの移動数にわたってこのセルの相関メトリックがCorrelation_cell_i_pattern_j<Correlation_threshを満たす場合に、このセル(及びその関連カウンタ及びメトリック)が移動パターンjから除外され得る。
一実施例では、アクセス端末によって特定される移動パターン又は動的セクタリストがアクセスネットワークに送信され得る。例えば、N_trip_pattern_j>Pattern_maturity_threshの場合、アクセス端末は移動パターンjの更新を関連のアクセスネットワークに送信することができる。最初のパターン更新後に、アクセス端末で保持されている移動パターン又は動的セクタリストに追加され又はそこから除外されるセルIDを示す情報を提供することによって、移動パターンjへの変更がアクセスネットワークに提供され得る。例えば、アクセス端末は、メッセージでページングするためにアクセスネットワークについての好適なセル/セクタのIDのリストを更新することができる。セル/セクタのリスト又はグループの性質がメッセージヘッダにおいて示されてもよい。例えば、ヘッダは、セクタリスト情報が静止系ルートパターンについてのものか動的ルートパターンについてのものかを示すことができる。セクタIDに加えて、各セクタIDを持つ中間統計情報がアクセス端末からアクセスネットワークに更新されるようにしてもよい。
アクセス端末及びアクセスネットワークはまた、移動パターン又は動的セクタリストを特定するために使用され得る種々のパラメータを交渉することができる。例えば、アクセスネットワークがアクセス端末とその属性で以下のパラメータを交渉することができるようにしてもよい。
Short_update_period
Short_term_stationary_duration_threshold
Long_term_ave_period
Stationary_pattern_threshold
Drop_threshold
Correlation_thresh
Max_mum_trips
Pattern_maturity_thresh
動的移動ルートパターン追跡アルゴリズムは、交渉されたパラメータによって決定され得る種々の選択肢を有し得る。例えば、パラメータCorrelation_threshはアクセスネットワークで予め規定され、アクセス端末に提供され又はそれと交渉され得る。このパラメータは、アクセス端末がパターンjのルート上を移動するときにアクセス端末がセルiに遭遇するおおよその尤度であるCorrelation_threshを表す。相関メトリックCorrelation_cell_i_pattern_jは動的移動ルートパターンを構築するための基本的基準である。Correlation_threshがアクセスネットワークで決定されてアクセス端末に対して指定されると、アクセス端末によって生成される動的移動パターンの品質は、アクセス端末が使用しているアルゴリズムにかかわらず制御下にあることになる。他の例として、アクセス端末はセクタIDリスト更新のタイミングをアクセスネットワークによって指定された属性に基づいて決定することができる。
図4に無線通信システム400の第2の実施例を概略的に示す。第2の実施例では、無線通信システム400は無線接続を複数の地理エリア、即ち、2つの主セル410及び415を含むセル405に与えるように構成されている。例えば、主セル410はユーザの自宅を含む地理エリアに無線接続を与え、主セル415はユーザの職場を含む地理エリアに無線接続を与える。セル405はユーザの自宅から職場及び職場から自宅への通勤ルートに対応するルート420に沿っている。ユーザは通常、自宅から職場へ通勤する間(及びそこから戻る間)アクセス端末425を携帯し、アクセス端末425はその間、ルート420に沿うセル405が移動パターンの一部であることを判別することができる。移動パターンを示す情報はアクセス端末425及び/又はセル405、410、415に関連する1以上のアクセスネットワーク(不図示)に記憶され得る。
ユーザが主セル410を去り、移動パターンに関連するセル405の1つに入ったとき、アクセス端末425はセル415が移動パターンに関連付けられるものと判断することができる。アクセス端末425は、主セル410を去ることに応じてルート更新メッセージを提供することができる。ルート更新メッセージに含まれる情報はアクセス端末425が移動パターンに関連するセル405内で発見される可能性が最も高いことを無線通信システム400に示すことができる。他の実施例では、アクセスネットワークは、アクセス端末425が「最後に確認された」セクタを特定するために、最後のルート更新メッセージをアクセス端末425から受信したセクタのIDを用いることができる。その後アクセスネットワークは、アクセス端末425がアクセスネットワークに記憶された移動ルートパターンセクタリストに基づいてルートパターンに沿って移動しているかを、アクセス端末425によって提供される更なる情報(例えばRUMにおけるパターングループID)を用いることなく判断するようにしてもよい。アクセス端末425に対して定められた情報が無線通信システム400から受信される場合には、ページングメッセージが移動パターン内のセル405を介して送信され得る。
一実施例では、受信された最後のルート更新メッセージに基づいて、アクセスネットワークはアクセス端末425がルートパターンに沿って移動していないと判断する。アクセス端末425に対して定められた情報が無線通信システム400によって受信された場合には、それが通常の半径内の全てのセル(又はセクタ)をページングする前にページングメッセージが静止系パターンにリストアップされたセル405を介して送信される。通常の半径又は拡張された半径内の静止系パターンにリストアップされたセルがページングされるようにしてもよい。
場合によっては、移動パターン内のセル405の数が多くしてもよい。例えば、ユーザは人口密度の高いエリアを通過して比較的長い距離を通勤することがあり、そのため主セル410と主セル415の間で移動するときに比較的多数のセル405を通過することになる。従って、実施例によっては、アクセス端末425はまた、ルート更新メッセージの送信をトリガするためにセル405の1以上からの移動距離を用いることもできる。例えば、アクセス端末425は、それが主セル410から半径435よりも大きい距離を移動したときに、アクセス端末425が移動パターンに関連するセル405内を未だに移動しているとしても、ルート更新メッセージを送信することができる。一実施例では、半径435は、アクセス端末425が既知の移動パターンに沿って移動していないときに半径ベースのページング技術に使用される半径440よりも大きくなるように選択されることができる。本開示の利益を得た当業者であれば、半径435及び440の特定の値は設計選択事項であり本発明の本質ではないことが分かるはずである。
図5にルート更新メッセージを提供する方法500の例示的一実施例を概略的に示す。例示的実施例では、アクセス端末は少なくとも1つの主セルを含む移動パターンのような1以上のセル又はセクタリスト特定した。セル又はセクタはまた、上述したようにアクセスネットワーク内に記憶されることもできる。他の実施例では、アクセスネットワークはまた、アクセス端末の「最後に確認された」セクタを特定するために、最後のルート更新メッセージがアクセス端末から受信されたとき、最後に「聞き取られた」又はアクセス端末に関連するセクタのIDを用いることができる。その後アクセスネットワークに記憶された移動更新パターンセクタリストに基づいて、アクセスネットワークは、アクセス端末によって指示されることなくアクセス端末がルートパターンに沿って移動しているかを判断する。アクセス端末は最後のルート更新メッセージセルと言われるセル又はセクタにいる間に、アイドルモードに入るのに先だって以前のルート更新メッセージを提供しておくこともできる。一実施例では、アクセス端末はそれがアイドル状態に入った直後にルート更新メッセージ(RUM)を送信する。RUMは、上述のように、更なる半径計算用に使用され得る基準セル/セクタ位置情報(即ち、セクタID)のような情報を含む。アイドル状態に入る前にRUMを提供することによって、アクセス端末及びアクセスネットワークは、アクセス端末が接続状態からアイドル状態に変化したときに最後に確認されたアクセス端末のセルについての異なる見解を調和させることができるようにしてもよい。さらに、RLアクセスチャネルのダイバシティ選択/結合をサポートするため、及びリンクの不均衡を是正するために、RUMがアクセス端末によって送信される毎に、アクセス端末の半径計算のための基準セクタIDがRUMに含まれるようにしてもよい。
例示的実施例では、アクセス端末はアイドルモードにあり、(505で)アイドルなアクセス端末が起動する。その後(510で)アクセス端末は現在のセルに関連する識別子及び現在のセルから最後のRUMセルへの半径を特定する。例えば、アクセス端末はブロードキャストチャネルを監視することによってセル識別子を受信し、セルの識別を使用して現在のセルから最後のRUMセルまでの半径を特定することができる。アクセス端末はまた(510で)現在のセル識別子及び/又は半径を以前の情報、例えば、主セル及び/又はアクセス端末に関連する移動パターンを示す記憶済み情報と比較することができる。
(515で)アクセス端末が現在のセルが主セルであることを特定した場合には、(520で)アクセス端末はルート更新メッセージを提供することができる。ルート更新メッセージは主セルを現在の移動パターンとして識別する情報及び/又はデフォルトページングエリアを含むことができる。(520で)ルート更新メッセージが提供されると、(525で)ルート更新アルゴリズムは次回アイドルなアクセス端末が起動するのを待つことになる。(515で)アクセス端末が現在のセルは主セルではないと判断した場合には、(530で)アクセス端末は現在のセルが既知の移動パターンの一部であるか否かを判別することができる。現在のセルが既知の移動パターンの一部である場合には、アクセス端末はまた(530で)既知の移動パターンに対するRUMが以前に送られたか否かを判別する。例えば、アクセス端末は(他の被訪問セルと同様に)現在のセルを既知の移動パターン内のセルと比較することができ、(530で)そのセルが既知の移動パターンの1つの一部である可能性が高いか否かを判断することができる。
現在のセルは移動パターンの一部ではないと判断した場合、又は現在のセルが既知の移動パターンの一部であるが以前のRUMがこのパターンに対して送信されていた場合には、アクセス端末は、ルート更新メッセージを送信するか否かを判断するために(535で)最後のRUMセルからの現在の半径が従来の位置ベースのページング手法で使用される半径(R_NORMAL)よりも大きいか否かを判別することができる。現在の半径がR_NORMALよりも大きい場合には、(520で)ルート更新メッセージが提供され、(525で)アルゴリズムは次回アクセス端末が起動するのを待つことになる。現在の半径がR_NORMALよりも小さい場合、アクセス端末はルート更新メッセージを送信せず、(540で)アクセス端末が再び起動するのをただ待つ。
例示的実施例では、(530で)アクセス端末が現在のセルは移動パターンの一部であると判断した場合には、(545で)アクセス端末は最後のRUMセルからの現在の半径が、移動パターンに対して特定される半径(R_PATTERN)よりも大きく、かつR_NORMALよりも大きいか否かを判別することができる。しかし、本開示の利益を得た当業者であれば、(545で)最後のRUMセルからの現在の半径がR_PATTERNよりも大きいか否かを判別するステップは選択的であり、本発明の実施には必要ではないことが分かるはずである。現在の半径がR_PATTERNよりも大きい場合には、(520で)ルート更新メッセージが提供され、(525で)アルゴリズムは次回アクセス端末が起動するまで待つことになる。現在の半径がR_PATTERNよりも小さい場合には、アクセス端末はルート更新メッセージを送信せず、(540で)アクセス端末が再び起動するのをただ待つ。
図6にアクセス端末に関連する従来の情報に基づいてアクセス端末をページングするための方法600の一実施例を示す。例示的実施例では、(605で)アクセス端末はアクセス端末に関連する、静止系セル、主セル及び/又はアクセス端末に関連する移動パターンを示す以前の情報を記憶する。上述したように、この情報はアクセス端末に提供されてもよいし、アクセスネットワークにアクセス可能なデータベースに記憶されてもよい。アクセスネットワークがアクセス端末をページングしたい場合、(610で)アクセスネットワークはアクセス端末に対する最後のRUMセルが主セルであったか否かを判別する。最後のRUMセルは主セルでなかった場合には、(620で)アクセスネットワークは最後のRUMセルが移動パターン又はアクセス端末に関連する静止系セルリストの一部であったか否かを判別する。
最後のRUMセルがアクセス端末に関連する移動パターンの一部である場合には、(625で)アクセスネットワークは移動パターンの一部であるセルをページングする。最後のRUMセルはアクセス端末に関連する移動パターンの1つの一部ではなかった場合には、(630で)アクセスネットワークはアクセス端末に関連する静止系セルリストの一部であるセルをページングする。このページングがアクセス端末を位置特定できない場合には、(635で)アクセスネットワークは従来のページング戦略を用いてアクセス端末をページングすることができる。例えば、アクセスネットワークは最後のRUMセル付近のセルのグループをページングすることができる。
また、ここに記載される方法600の実施例では静止系セルリスト、主セルリスト及び/又は移動パターンに基づいてページングメッセージの送信を記載した。セル/セクタのリストを含むこの位置情報及び/又はユーザ挙動の統計は他のアプリケーションに使用されてもよい。例えば、この情報はアイドル状態にあるアクセス端末へのユニキャスト又はマルチキャスト・ショートメッセージングをサポートするように使用され得る。具体的には、アクセス端末が位置特定されることが期待されるセルにのみショートメッセージが送られるようにしてもよい。例えば、その情報は、アクセス端末の動的ルートパターン及び/又は静止系パターンに関連するセルのリストへの位置に基づく広告コンテンツの送信のような位置に基づくアプリケーションをサポートするために使用され得る。
本発明はここでの教示の利益を受けた当業者には明らかな、異なるも同等の態様で修正及び実施され得るので、上記に開示した特定の実施例は例示に過ぎない。さらに、ここに示した構成又は設計の詳細への限定は、以降の特許請求の範囲に記載されたもの以外には、意図されていない。従って、上述の特定の実施例は変更又は修正でき、そのような変形例は本発明の範囲及び精神内のものとみなされることは明らかである。従って、ここでの権利範囲は以降の特許請求の範囲に記載されるものとなる。

Claims (14)

  1. 方法であって、
    アクセス端末に関連する少なくとも1つのセクタリストに基づいて少なくとも1つのルート更新メッセージを提供するステップからなり、前記少なくとも1つのセクタリストが該アクセス端末によって収集された情報に基づいて形成されている方法。
  2. 請求項1の方法であって、
    該アクセス端末において、該アクセス端末によって訪問された少なくとも1つのセクタを示す情報を収集するステップを備え、該アクセス端末によって訪問された少なくとも1つのセクタを示す情報を収集するステップが、該アクセス端末によって前記少なくとも1つのセクタで費やされる時間を特定するステップからなり、
    該方法がさらに、
    第1の期間に対する前記少なくとも1つの選択されたセクタで費やされる時間の比を第2の期間にわたってフィルタリングすることによって前記少なくとも1つの選択されたセクタに関連する尤度を特定するステップ、
    該尤度が第1のしきい値を超える場合、セクタの静止パターンを示すセクタリストに前記少なくとも1つの選択されたセクタを追加するステップ、及び
    該尤度が第2のしきい値以下の場合、該セクタの静止パターンを示すセクタリストから前記少なくとも1つのセクタを除外するステップ
    を備える方法。
  3. 請求項2の方法において、前記アクセス端末によって訪問された少なくとも1つのセクタを示す情報を収集するステップが、
    該アクセス端末に関連する第1及び第2の主セクタを識別するステップ、及び
    該第1の主セクタと該第2の主セクタ間で該アクセス端末によって採られた移動数を特定するステップ、及び
    該第1の主セクタと該第2の主セクタ間での移動中に該アクセス端末によって遭遇された各セクタにおける該アクセス端末による出現数を特定するステップ
    からなる方法。
  4. 請求項1の方法であって、前記少なくとも1つのセクタリストを示す情報を該アクセスネットワークに提供するステップを備える方法。
  5. 請求項1の方法であって、
    該アクセス端末と少なくとも1つのアクセスネットワークの間で、前記少なくとも1つのセクタリストを形成するために使用される基準及び前記少なくとも1つのセクタリストを示す情報がいつ該アクセスネットワークに提供されるべきかを判断するための基準の少なくとも1つを交渉するステップ
    を備える方法。
  6. 請求項1の方法において、前記少なくとも1つのルート更新メッセージを提供するステップが、該アクセス端末がアイドル状態に入ったことに応じて前記少なくとも1つのルート更新メッセージを提供するステップからなり、前記少なくとも1つのルート更新メッセージを提供するステップが、「最後に確認された」セクタのセクタIDを含む前記少なくとも1つのルート更新メッセージを提供するステップからなり、該セクタIDが該アクセス端末及び該アクセスネットワークについてルート更新半径を計算するために使用される基準セクタを示している方法。
  7. 請求項1の方法であって、前記少なくとも1つのセクタリストに関連するセルに送信された少なくとも1つのメッセージを受信するステップからなり、前記少なくとも1つのメッセージが位置に基づく情報又はサービス、ページングメッセージ、ブロードキャストメッセージ、ユニキャストメッセージ、及びマルチキャストメッセージの少なくとも1つからなる方法。
  8. 方法であって、
    アクセス端末によって形成される少なくとも1つのセクタリストを示す情報を受信するステップからなり、前記少なくとも1つのセクタリストが、該アクセス端末によって収集された情報に基づいて形成されている方法。
  9. 請求項8の方法において、前記少なくとも1つのセクタリストを示す情報を受信するステップが、静止系パターン、移動パターン、及び少なくとも1つの第1の期間中に前記少なくとも1つのセクタ内に該アクセス端末によって費やされる時間に基づいて選択される少なくとも1つのセクタを示す情報の少なくとも1つを示す情報を受信するステップからなる方法。
  10. 請求項9の方法であって、
    該第1の期間に対する前記少なくとも1つの選択されたセクタで費やされる時間の比を第2の期間にわたってフィルタリングすることによって前記少なくとも1つの選択されたセクタに関連する尤度を特定するステップ、
    該尤度が第1のしきい値を超える場合、セクタの静止パターンを示すセクタリストに前記少なくとも1つの選択されたセクタを追加するステップ、及び
    該尤度が第2のしきい値以下の場合、該セクタの静止パターンを示すセクタリストから前記少なくとも1つのセクタを除外するステップ
    を備える方法。
  11. 請求項8の方法であって、
    該アクセス端末と少なくとも1つのアクセスネットワークの間で、前記少なくとも1つのセクタリストを形成するために使用される基準及び前記少なくとも1つのセクタリストを示す情報がいつ該アクセスネットワークに提供されるべきかを判断するための基準の少なくとも1つを交渉するステップ
    を備える方法。
  12. 請求項8の方法であって、該アクセス端末から、該アクセス端末に関連する少なくとも1つのセクタリストに基づいて少なくとも1つのルート更新メッセージを受信するステップ、及び該アクセス端末に対して定められた少なくとも1つのメッセージを前記少なくとも1つのセクタリストに関連する少なくとも1つのセクタに提供するステップを備え、前記少なくとも1つのメッセージを提供するステップが、位置に基づく情報又はサービス、ページングメッセージ、ブロードキャストメッセージ、ユニキャストメッセージ及びマルチキャストメッセージの少なくとも1つを提供するステップからなり、前記位置に基づく情報又はサービスを提供するステップが該位置に基づく情報又はサービスに対してサービスコンテンツを選択するステップからなる方法。
  13. 方法であって、
    アクセス端末によって形成される少なくとも1つのセクタリストにおいて少なくとも1つのセクタに少なくとも1つのページングメッセージを提供するステップからなり、前記少なくとも1つのセクタリスト、該アクセス端末によって収集された情報に基づいて形成されている方法。
  14. 請求項13の方法において、前記少なくとも1つのページングメッセージを提供するステップが、静止系パターン及び移動パターンの少なくとも1つにおける少なくとも1つのセクタに前記少なくとも1つのページングメッセージを提供するステップからなり、前記少なくとも1つのセクタが選択されたセクタの所定の半径内に存在している方法。
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