JP2010510863A - 繊細な組織に使用する手術用アクセス器具 - Google Patents

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Abstract

1つ以上の手術器具が、手術器具によって繊細な組織にアクセスするための作業チャネルを提供するために手術部位にアクセスする、膨張可能なプロテーゼを挿入するためのアクセスを提供する、または、その上の組織を支持するための外部バットレスチャネルを提供するため等の様々な理由で、経皮的切開によって、脳組織または乳房組織等の繊細な組織へのアクセスを提供する。手術器具アセンブリには、開口スリーブを具備した中空開創器、および、先細先端の楔形導入器の交互配置された組み合わせが含まれる。楔形導入器は、中空スリーブに隣接した領域に導入される。楔形導入器の遠位先端は、楔形導入器が中空開創器の遠位端より前方の繊細な組織を横断し、中空開創器を繊細な組織に誘導するように、中空開創器の遠位端より前方に中空開創器の遠位端を越えて伸展する。

Description

本開示は、繊細な組織に使用する手術用アクセス器具および使用方法に関する。
従来の手術用脳開創器は、急峻な縁部または明確な縁部を有する、スチール合金または他の金属合金の薄く、堅固な帯であり、表面積が限られている。一般的な構造形態は、手で折り曲げることができる金属片と、典型的に、数分後に、脳に明確に縁取られる表面を含む単純な一片の板金である。特に顕著なものは、局部の高圧縮応力を示すへらの外側縁部の圧力の印である。これらの従来の開創器を脳の組織内または脳表面に沿って導入し、次いで、術中に、脳組織を力強く引っ張り、分離する、または持ち上げることが可能である。この方法により、外科手術を行うために、標的領域を照射および可視化することが可能である。しかしながら、脳組織は、特に、外傷後、血液供給が欠乏した後、または脳浮腫が存在する場合、非常に柔軟で繊細である。脳組織は、損傷を受け易いジェル状の物質であり、「圧排傷害」として知られる合併症が生じることがあり、脳機能不全にいたる場合がある。脳組織は、これらの開創器の比較的鋭利な縁部によって裂かれる可能性があり、または、開創器の下の局所圧力が静脈圧を上回る際に、圧排された脳は、血液供給を失う可能性があり、或いは、それらの両方の可能性がある。下の脳における虚血性の変化、および、脳の静脈梗塞のさらに重度な合併症のうちの少なくとも一方が生じることがある。
脳組織の柔軟性、および、従来の金属帯開創器の鋭利で鈍い縁部および制限された表面積の効果を含む、要因の組み合わせは、外科手術の標的領域の可視化を制限する結果となる。脳は、開創器の縁部を越えて伸展する、または、その周辺を「下垂する」傾向があり、照明に必要な領域を制限し、全体的な可視性を低減する。
さらに、開創器により脳に加えられた局所圧力の量は、損傷を回避するために制限されなければならず、十分な可視化領域を安全に得る外科医の能力を妨げ得る。多くの場合、外科医は、圧排圧力の量を制限するために、脳周辺の領域を十分に広く開くのに必要、または望ましい量をはるかに上回って、脳組織を露呈する戦略に頼るであろう。本方法は、低侵襲性アプローチと比較すると、患者および外科医の両方にとって望ましくない。現在周知の器具の欠点に安全に対処する手術器具アセンブリを提供することが有利であろう。
〔発明の目的〕
本発明の手術用アクセス器具の目的および設計原理は、以下のとおりのうちの少なくとも1つを含むものである。
(1)圧力を均一に分散し、効果的な局所の圧排圧力を最小限にするように、開創器の表面積を最大限にする。
(2)定位神経ナビゲーションコンピュータ誘導システムとの統合を可能にする。
(3)脳開創器を「引っ張る」必要性を低減し、不慮の過度の圧排の可能性を未然に防ぎ、それによって脳損傷を回避する。
(4)楕円構造を使用して両眼視を可能にする。
(5)最大の照射アクセス間隔により、標的組織の可視化を可能にする。
(6)超皮質性導入器のための小さな楕円の窓を使用することで、コルチコトミーを制限して脳の破壊を最小限に抑えることを可能にする。
(7)先細の前縁部を使用して脳の破壊を最小限にする。
(8)不慮の開創器の変位を回避するように安定した圧排固定を可能にする。
(9)軽量材料の開創器を提供し、容易な操作を可能にする。
(10)透明な開創器を提供し、内在する脳組織の直接的な可視化を可能にする。
他の目的は、以下の本発明の説明から明らかになるであろう。
これらの目的および明らかになり得る他の目的を踏まえて、本発明は、手術器具のアクセスアセンブリを対象とする。手術器具のアクセスアセンブリには、2つの主要な構成要素が含まれる。1つの構成要素は、内部器具アクセスアセンブリであり、他の要素は外部器具アクセスアセンブリである。内部器具アクセスアセンブリは、脳に進入して、深部の内部脳構造へアクセスするように設計される。外部の器具アクセスアセンブリは、脳の表面を上昇させ、脳に沿う、その周辺、またはその下の外部構造へアクセスするように設計される。両アクセスアセンブリは、個別の操作の必要性に応じて異なる大きさで製造される。これらの開創器用の材料は、透明な生体適合性の軽量プラスチックから成る。器具アセンブリのそれぞれには、作業チャネルとしても機能する開創器、および適合する導入器の2つの個別の部品が含まれる。
内部器具アセンブリは、好ましくは、楕円形の楔またはアーチ形の楔等の断面の閉曲線の全てにより形成され、または、その一部により形成された中空の楔を含む、楔形開創器導入器である。内部器具アセンブリには、標準的な脳神経外科固定ケーブル装置の空間に固定することができる中空の脳アクセス作業チャネルが含まれる。まず、中空の作業チャネルの長さを上回る長さを有する、突出した導入器要素を、作業チャネル内に導入する。円滑かつ比較的柔軟な先細端部は、脳の半球または繊細な脳組織の他の部分を広げるのに役立つ。作業チャネルが導入されると、外科医が標的組織にアクセスできるように中空の作業チャネルを留置したまま、導入器を除去する。楕円の作業チャネル、および、導入器の長さ(Z軸)、ならびに、幅および高さ(X軸およびY軸)等を変化させることができる。
固定部分は、標準の脳神経外科電機子固定ケーブル装置に取り付けるように設計される。
外部の手術用アクセス器具アセンブリは、高さ(Y軸)よりも基部(X軸)に沿って広いアーチ形半楕円構造を特徴とする。これは、前縁部が円滑で先細であり、内部器具アセンブリのハンドル固定部分と同じ設計のハンドル固定部分を有し、標準的な脳神経外科電機子固定ケーブル装置に取り付けるように設計される。長さ(Z軸)ならびにXおよびY軸を変化させることができる。
したがって、本発明は、手術部位にアクセスする、膨張可能なプロテーゼを挿入するためのアクセスを提供する、または、その上の組織を支持するために外部バットレスチャネルを提供するためのアクセスを提供する等の様々な理由で、経皮的切開を通して、脳組織または乳房組織等の繊細な組織へのアクセスを提供するための、1つ以上の手術用器具アセンブリを含む。手術用器具アセンブリには、開口スリーブを具備した中空開創器および先細先端の楔形導入器の交互配置された組み合わせが含まれる。楔形導入器は、中空スリーブに隣接する領域に導入される。楔形導入器の遠位端は、楔形導入器が、中空開創器の遠位端の前方の繊細な組織を横断し、中空開創器を繊細な組織の所定位置に誘導するように、中空開創器の遠位端前方に、中空開創器の遠位端を越えて伸展する。
作業手術器具と併せて使用する際、導入器の遠位端は、好ましくは、楕円の小さな開口部を有し、手術部位からごく僅かな組織の除去が可能になる。
中空開創器は、楕円等の閉曲線である直径を有するのがよい。そのような場合に、先細先端の楔形導入器を閉曲線の中空開創器内に挿入する。代替的な実施形態では、先細先端の楔形導入器は、弧である直径を有し、弧は閉曲線の一部であり、さらに先細先端の楔は、閉曲線の中空開創器内に挿入可能な弧である。
外部の作業チャネルとして使用される際は、作業チャネルの遠位端は、鐘形であり、増大した表面積の露呈の増加を可能にする。
代替として、中空開創器は、閉曲線の一部の弧であることもできるし、アーチ形を形成することもできる。そのような場合では、曲線の先細先端の楔形導入器は、閉曲線の一部の弧であることもできるし、アーチ形をも形成することもできる。
中空開創器、および、先細先端の楔形導入器のうちの少なくとも一方が、曲線の少なくとも1つの弧の直径を有する場合では、好ましくは、それらは、減少する曲線断面の直径を有するのがよい。
また、中空開創器が、閉曲線型とは対照的に、断面が楕円である等、アーチ形である場合では、楔形導入器は、中空開創器の凹面内部に隣接して設置される。
中空開創器が閉曲線である、つまり、楕円断面を有し、好ましくは、その遠位の組織に接触する縁部に向かって直径が減少する閉曲線である場合は、中空開創器および楔形導入器の交互配置された組み合わせを使用して、脳の左半球および右半球等の繊細な組織に隣接して広げ、または脳組織等の繊細な組織を横断して、繊細な組織内の手術部位への内部アクセスを提供する。
中空開創器がアーチ形である、つまり弧である、すなわち、閉曲線の一部である直径を有する場合は、中空開創器および楔形導入器の組み合わせを使用し、繊細な組織が中空開創器の凸面の外表面に支持される繊細な組織へのアクセスを提供し、アーチ形楔形導入器の除去後に、支持バットレスを形成する。
さらに、中空開創器もアーチ形である、つまり弧、すなわち、閉曲線の一部である直径を有する場合は、付加的に、中空開創器および楔形導入器の組み合わせを使用して、繊細な組織へのアクセスを提供し、そこで、中空のアーチ形開創器からアーチ形楔形導入器を除去した後に、乳房プロステーゼ等の膨張可能な部材を繊細な乳房組織に挿入し、膨張させる。
先端を備えた楔形導入器は、中空スリーブの内表面に対応する外表面を有し、閉先端の楔形導入器は、開創器の開口スリーブの曲線断面のアーチと近似する減少する曲線断面のアーチの直径を有し得る。
好ましくは、中空開創器には、クランプに取り付け可能なハンドルが含まれる。
任意に、中空開創器および先細先端の楔形導入器には、先細先端の楔形導入器を、中空開創器に隣接して、一時的に係止するロックが含まれる。
中空開創器が楕円の断面である場合は、平面閉曲線は、2つの固定点からのその距離の和が一定値であるように移動する点によって生じる、または、平面閉曲線は、錐体の軸に垂直でない円錐の楕円形の平面断面であり、それによって、円錐を通して平面の楕円の一片を形成する。
また、中空開創器は、近位端で広がり得る。さらに、ハンドルの基部が取り付けられている部分で、ハンドルは、カスケード型に結合し、中空開創器の近位端の連続曲線を遮断し得る。そのようなカスケード型のくぼみの構造により、中空開創器の作業チャネルへのさらに容易な指のアクセスが可能になる。
さらに、中空開創器は、楕円の断面直径は、中空開創器の作業チャネルの選択された領域で、より広い変化する断面を有することができるし、または、より狭い変化する断面を有することができる。
本発明は、添付の図面と併せて最もよく理解することができる。本発明は、図面に示す具体的な実施形態に制限されないことに留意されたい。
開創器センブリおよび支持チャネルが、頭部上部および下方の頭蓋骨に隣接して配設された状態の患者の図である。 図1の開創器センブリの斜視図である。 図2の分解された部品を示す図である。 導入器の上面図である。 導入器の近位端図である。 導入器の側断面の立面図である。 導入器の上面断面図である。 図7から取ったロッキングタブの矩形図である。 ロッキングタブの上面図である。 開創器の近位端図である。 開創器の側断面の立面図である。 開創器の上面断面図である。 図12から取ったグルーブの矩形図である。 図2の14−14から見たロッキングタブおよびグルーブの矩形図である。 図2の矢印15から見たアセンブリの近位端図である。 頭蓋骨上部に挿入された器具アセンブリの図である。 大脳葉を広げる器具アセンブリの図である。 図17の矢印18−18から見た、導入器の耳が屈曲した、設置された器具アセンブリの図である。 導入器が除去された器具アセンブリの図である。 開創器チャネル内の手術器具の図である。 組織内に横方向に設置された実施形態の図式的断面図である。 頭蓋骨下部に隣接する外部の器具アセンブリシステムの図である。 図22のアセンブリ部品の分解図である。 頭蓋骨下部に設置された器具アセンブリシステムの斜視図である。 導入器が除去された、設置された器具アセンブリのダイアグラム側面図である。 外部の腫瘍に取り組む器具のダイアグラム図である。 前頭から設置した代替的な実施形態のダイアグラム図である。 乳房組織内に設置された器具アセンブリのダイアグラム図である。 手術用キットの分解斜視図である。
本開示は、繊細な組織に使用する手術器具アセンブリおよびシステム、ならびに、器具アセンブリの使用方法に関する。前記器具は、いかなる医療状況にも使用することができるが、手術中に、脳組織および乳房組織等の繊細な組織に使用できるように設計される。器具アセンブリには、導入器部分、少なくとも1つのハンドル部分を有する組織アクセスチャネル開創器部分(「チャネル部分」)、およびスタイレット部分等の様々な部分が含まれる。これらの器具部分は、周辺組織にわたってほぼ均一に圧力を分散する開創器の表面積を最大限にし、器具に接触する、または、それを即座に包囲する組織への局部の実効圧排圧力を最小限にするように形成される。
一実施形態においては、手術器具アセンブリは、アーチ形または弧形の楔形導入器が、脳の外部または表面への外科的アクセスのために挿入することができる、アーチ形または弧形の開創器であるのがよい。
別の実施形態においては、手術器具アセンブリは、先細の楕円断面の導入器が、脳の外部または表面への外科的アクセスのために挿入することができる、先細の楕円断面形の楔形の開創器であるのがよい。
代替として、外部開創器および楔形導入器を使用して、医療・美容機器を繊細な組織内、または、その下に挿入することができる。
手術器具アセンブリシステムは、頭蓋に対して脳腫瘍を上方に持ち上げ、術中に安定性を提供し、ゼラチン状の脳物質の移動を阻止する、外部の脳支持バットレスチャネル部分として外部開創器も使用することができる。脳支持バットレスチャネル部分(「バットレス部分」)の能力は、頭蓋の脳物質を上方に持ち上げることにより、可視化の改善および手術部位へのアクセスの改善も提供する。
器具アセンブリの構造は、チャネル開創器を介して初めに十分な作業領域を提供して、手術領域を明確に可視化するために開創器部分を「引っ張る」必要性も排除する。器具アセンブリの組織アクセスチャネル開創器部分の使用は、不慮の過剰な圧排の可能性を排除する、または著しく低減する。過剰な圧排を回避することで、可能性のある脳損傷を含む、周辺組織への損傷も回避される。
他の閉曲線構造が使用される際に、典型的に同様の装置に見られる単眼視ではなく、両眼視を医療スタッフに提供できるように、器具アセンブリの構造は、好ましくは、楕円形またはアーチ形構造である。この楕円構造は、標的手術領域を照射し、その領域を完全に可視化可能にする照明アクセスのためのより優れた空間距離をも提供する。チャネル開創器の前縁部は、好ましくは、組織を軽く分離して手術領域を得、組織崩壊を最小限に抑えるために、先細である。
手術器具アセンブリシステムは、乳房インプラント用の挿入器具としても有用である。
手術器具アセンブリの寸法は、異なることができ、使用目的によって変更することができる。一般的に、導入器部分40によって形成される手術作業空間は、その閉構造で、約10ミリメータ(「mm」)から約100mmに及ぶ範囲、さらに典型的には、約25mmから約75mmに及ぶ範囲の直径を有する。導入器部分40の開構造は、導入器部分40の遠位端42の直径を数ミリメートル延長し、一般的に、使用中に、それが開創器20のルーメン22に導入される際、外科チームが望ましいとする延長量によって決定され得、柔軟性を高めるための柔軟な帯部分14を含むころができる。開構造は、手術器具アセンブリの、特定の使用に対する、所望の全体的な円周および直径によっても決定することができ、実用的なものとして利用できるように様々な実用的な大きさで製造することができる。手術器具アセンブリは、手術作業領域を提供するのに必要な十分な安定性および強度を提供する、いかなる生体適合性材料でも形成することができる。生体適合性材料は、使い捨て可能または反復使用のために滅菌可能である。一実施形態においては、手術器具アセンブリは、容易な操作のために軽量のプラスチック材料で形成することもできるし、または、材料は、器具アセンブリ部分を介して、その下の脳組織の直接可視化を可能にするように透明であることもできるし、または、その両方であることもできる。
手術器具アセンブリシステムは、脳の手術領域の可視化を強化するように定位神経ナビゲーションコンピュータ誘導システムとの統合をも可能にする。
図1は、ダイアグラム形式で、挿管された患者の頭蓋内の外科的開口に隣接した手術器具アセンブリシステム10を示す。外部開創器システム100もまた、頭蓋骨下部から離間し、本明細書において、後に記載する。
図2は、図1に示す手術器具アセンブリシステム10の拡大した斜視図である。器具アセンブリシステム10は、開創器20および導入器40の2つの構成要素を備える。
図3は、組み立て前の導入器40と開創器20との関係を示す。導入器は、外科手術前および術中の両方で、開創器に容易に固定され、そこから取り外し可能であるのが望ましい。
図3にも示すように、手術器具アセンブリシステムは、射出成形を含む、いかなる方法でも形成することができ、単一片として、または、永久的に固定され互いに結合する2つ以上の片から形成することができる。導入器部分40の遠位端42は、好ましくは、遠位開口を常に提供するカニューレ構造とは対照的に、周辺の組織に開口部52を含む、または含まない場合がある、固く、丸い円錐形である。遠位端42には、好ましく、緩やかに増大する円周が含まれ、導入器部分42の近位端56に向かって増大し、拡大する。導入器部分40は、本体50を有し、2つの近似のハンドルの半端46に分割され、ハンドルの半端の間にV型のカットアウト48を有することができる。近位端56の半端は、統合ユニットであり、「半端」という用語は、形状を説明するためのみ使用され、2つの分解可能な半端ではなく、分離可能な部分を表すものではない。近位端56は、約90度の角度で、外側に伸展する、少なくとも1つのハンドル部分46を含むことができる。ハンドル部分46は、医療チームメンバーがハンドル部分46を物理的に挿入する、操作する、または握ることを可能にするのに有用である、あるいは、従来の外科的固定術ケーブルをハンドル部分12に取り付けることができる。少なくとも1つのハンドル部分46には、手術器具アセンブリ10の付加的な部分に取り入れる、または、はめ込むように、少なくとも1つの圧痕または溝44が含まれる。
図4から図8は、中空の作業チャネル22およびハンドル28を具備する開創器20を含む、本開示の開創器部分20の様々な図を示す。開創器20は、概して、開創器部分20の脳アクセス作業チャネル22内に摺動自在に挿入することができ、導入器部分40と一致するような寸法および形状に形成される。開創器部分20は、概して、導入器部分40の遠位端42が周辺の筐体21組織との相互作用が可能になるように、導入器部分40よりも短い。図6および図7に最もよく見られるように、開創器部分20は、先細の遠位前縁部24を有する中空の楕円で丸い楔として形成される。開創器20の近位縁部には、若干円形のリップ26およびハンドル部分28が含まれる。少なくとも1つのタブ30は、リップ26のほんの遠位にある、楔21内に形成される。タブ30は、図15の断面図で最もよく見られる、器具アセンブリ部品の不必要な移動または滑りを阻止または抑制するように、導入器40の溝44と確実に一直線になる。ハンドル部分28は、標準的なまたは従来の神経外科固定ケーブル装置を使用して、開創器部分20が空間に固定されるようにする。
図9は、手術器具アセンブリの近位端26を有し、任意に、近位端26に垂直のハンドル部分28を有する、開創器20の側面図を示し、開創器21の楕円の長さは、円形の遠位端24に伸展する。図10は、ルーメン30およびハンドル部分28を示す、開創器20の正面図である。図11は、繊細な組織への損傷を回避する、円形の形状の開創器20の開創器20の側面図である。図12は、導入器40が穴30に完全に固定され、一時的に係止され、はめ込まれることを可能にし、それにより、医療チームに望ましいとされる、開創器20および導入器50の両方が、1つとして機能する、溝状のカットアウト穴30を強調した、開創器20の平面図である。図13は、溝状の穴30の拡大図である。図14は、開創器20の溝状の穴30内に係合している際の、導入器20のタブ44の側面図である。
図15は、ハンドル部分46が開創器20のリップ26を覆い、V型のカットアウト48がルーメン22内に存在する、組み立てた器具の近位端図を示す。開創器20のハンドル28は、リップ26と一体的に成形され、剛性および強度の両方を提供する。図15は、ハンドル28の基部が開創器20に取り付けられる部分で、ハンドル28は、任意に、カスケード型のくぼみ28aに結合し、中空開創器20の近位端の連続曲線を遮断することをも示す。そのようなカスケード型のくぼみ28aは、中空開創器20の作業チャネル内へのさらに容易な指のアクセスを可能にする。
図16から図20は、手術器具アセンブリ10を頭蓋14の開口部12へ埋め込む際の方法を図式的に示す。図16に見られるとおり、器具アセンブリ10は開口部12に挿入される。導入器40の遠位端42は、脳組織60に隣接している。図17に示すように、器具アセンブリ10が導入されると、導入器40の遠位端42は、脳60の葉62および64を拡張し始める。図18は、図17の矢印18−18に沿った、設置された手術器具アセンブリ10の立面図である。設置されると、導入器40のハンドル46は、内側に屈曲されることができ、それによって、導入器40の溝44から開創器20のタブ30を開放する。図19は、開創器20のルーメン22から取り外し中の導入器40を示す。図20は、脳組織60を検査している、開創器20のルーメン22内の手術器具70を示す。
図21は、患者の頭蓋14の側頭部に位置する開口部12に隣接する、手術器具アセンブリ10の実施形態の図式的斜視図である。本実施形態において、手術器具アセンブリ10の全体の長さは、頭蓋および脳組織60を横方向に貫通するのに十分である。図22は、設置された手術器具アセンブリ10を示す。
図23は、外部収縮バットレスチャネル100の斜視図である。外部バットレスチャネル器具アセンブリ100は、バットレスチャネル部品200および楔形導入器部品400を備える。外部バットレスチャネル部品200は、概して、その高さよりも基部に沿った幅が広い、アーチ形半楕円構造を有する。バットレスチャネル部品200には、円滑で、先細の前縁部202が含まれる。ハンドル固定部材204は、近位端208の円形のリップ206にほぼ垂直である。ハンドル部材204は、標準の神経外科固定装置への接続点として使用され得る。図24に見られるとおり、外部バットレスチャネル部品200を使用して、手術領域のさらなる視界、または、改善した視界を提供するように、頭蓋の空洞内の脳を持ち上げる、その脳を支持する、または、その脳を操作することが可能である。
図23は、外部バットレスチャネル部品200の外部楔形導入器部分400も示す。バットレスチャネル200は、脳組織の表面上、または、その近くの手術位置へのアクセスを可能にするように、脳の表面を上昇させ、脳に沿う、その周辺の、または、その下の外部構造へアクセスできるように設計される。操作中、挿入前に、傾斜した遠位端402がバットレスチャネル200の開口端210から突出するように、導入器部分400が、バットレスチャネル200に取り付けられる。これにより、挿入中に、脳組織は脳の外表面66に緩やかに押しやられる。挿入後、導入器部分400を抜去し、減少する半楕円断面の作業チャネルを近位端208から遠位端210へ留置する。図24に最もよく見られるように、バットレスチャネル200の径方向の表面は、脳組織60の外表面66を支持する。楔形導入器400の表面は、バットレスチャネル表面の内側と適合し、近位端208およびハンドル部材204は、それぞれ、導入器400の近位端406および固定部材408と適合することに留意されたい。バットレスチャネル200の固定部材204は、標準の神経外科電機子固定装置に取り付けられるように設計される。
図25および図26は、外部腫瘍に対して作業を行う器具のダイアグラム図であり、そこでは、外科チームが必要に応じて組織に作業を行うことができるように器具アセンブリシステムによって形成された操作空間内に、さらなる手術器具70が挿入される。
図27は、外科手術の必要に応じて、前頭から設置され得る実施形態のダイアグラム図である。図28は、インプラント72および同等物の挿入に使用することができる、乳房組織68に設置された器具アセンブリのダイアグラム図である。
図28は、例えば、脳組織にアクセスするため、または膨張可能なプロテーゼを乳房組織に挿入するために使用することができる、アーチ形バットレスチャネル200、および、楔形導入器部分400の使用を示す。
図29は、手術用キットの分解斜視図である。キット600には、手術器具アセンブリシステム10および外部収縮バットレスチャネルシステム100の部品を受けるための空洞604を提供する、射出成形または真空形成の筐体602が含まれる。スタイレット80も含まれることができる。筐体602内に全ての所望の部品が設置されると、無菌のキットは、Tyvekシート606で密閉される。外科医がシート606を取り外すと、キット600の無菌部品は、外科手術の必要に応じて、使用することができる。
前述の説明において、特定の用語および視覚的描写を使用して、好適な実施形態を示す。しかしながら、用語および説明図は、例示目的のみであり、本発明の範囲を制限することを意図しないため、使用される用語または図示される説明図による不必要な制限として解釈されないものとする。
引用形式の請求項に記載されるとおり、本発明の範囲を逸脱することなく、本発明に他の修正を加え得ることは、さらに周知である。

Claims (25)

  1. 経皮的切開によって、繊細な組織へのアクセスを提供する装置であって、
    開口スリーブを具備する中空開創器および先細先端の楔形導入器の交互配置された組み合わせを備え、
    前記楔形導入器は、前記中空スリーブに隣接する領域内に導入され、
    前記楔形導入器の遠位先端は、前記楔形導入器が、前記中空開創器の前記遠位端の前方の前記繊細な組織を横断し、前記中空開創器を前記繊細な組織の所定位置へ誘導するように、前記中空開創器の遠位端より前方の位置領域において、前記中空開創器の遠位端を越えて伸展し、
    前記先細の楔形導入器は、前記繊細な組織を前記中空開創器の前記開口スリーブに露呈したまま、前記繊細な組織に隣接する前記中空開創器の前記開口スリーブから取り外し可能である、
    ことを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、
    減少する曲線断面の直径を有する曲線の少なくとも1つの弧の直径を有する、開口スリーブを有する前記中空開創器と、
    減少する曲線断面の直径を有する曲線の少なくとも1つの弧の直径を有する、前記先細先端の楔形導入器と、
    前記中空開創器の所定の長さを超過する長さを有し、前記中空開創器の遠位端の前方に伸展する前進部材を提供する、前記先細先端の楔形導入器と、
    前記中空スリーブの内表面に対応する外表面を有する、前記先細先端の楔形導入器と、
    前記開口スリーブの前記曲線断面の前記弧に近似した減少する曲線断面の弧を有する直径を有する、前記先細先端の楔形導入器と、
    前記繊細な組織に隣接して挿入可能な前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器と、
    前記繊細な組織に共に前進する前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器と、
    をさらに備えることを特徴とする装置。
  3. 前記中空開創器は、少なくとも1つの手術器具に前記繊細な組織内の手術部位へのアクセスを提供することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  4. 請求項1に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、前記中空開創器および前記交互配置された先細先端の楔形導入器は、繊細な組織の一部を繊細な組織の別の部分から前記手術部位方向に広げることを特徴とする装置。
  5. 請求項1に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、前記中空開創器および前記交互配置された先細先端の楔形導入器は、前記手術部位で繊細な組織の一部に横方向に交差することを特徴とする装置。
  6. 前記中空開創器は、その上の前記繊細な組織を支持することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  7. 前記装置は、少なくとも1つの膨張可能な人工部材に前記繊細な組織内へのアクセスを提供し、前記膨張可能な部材を膨張させることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  8. 前記中空開創器は、クランプに取り付け可能なハンドルを含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  9. 前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器は、前記先細先端の楔形導入器を、前記中空開創器に隣接して、一時的に係止するロックを含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  10. 請求項2に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、前記中空開創器の、前記直径の前記曲線の前記少なくとも1つの弧は、平面閉曲線であることを特徴とする装置。
  11. 請求項2に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、前記中空開創器の、前記直径の前記曲線の少なくとも1つの弧は、平面閉曲線の一部の弧であることを特徴とする装置。
  12. 前記先細の導入器の遠位端は、その遠位端に小さな開口部を有し、手術部位からごく一部の組織の除去を可能にすることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  13. 請求項2に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、前記中空開創器の、前記直径の前記曲線の前記少なくとも1つの弧は、平面閉曲線の一部の弧であり、前記平面閉曲線は、2つの固定点からのその距離の和が一定の値であるように移動する点によって生じることを特徴とする装置。
  14. 請求項2に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、前記中空開創器の前記直径の前記曲線の前記少なくとも1つの弧は、平面閉曲線の一部の弧であり、前記平面閉曲線は、錐体の軸に垂直でない円錐の楕円形の平面断面であることを特徴とする装置。
  15. 請求項14に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、前記中空開創器の前記直径の前記曲線の少なくとも1つの弧は、平面閉曲線の一部の弧であり、前記平面閉曲線は楕円であることを特徴とする装置。
  16. 請求項2に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、前記中空開創器の前記弧は、連続弧の一部であることを特徴とする装置。
  17. 請求項2に記載の繊細な組織へのアクセスを提供する装置において、前記中空開創器の前記弧は、連続弧であることを特徴とする装置。
  18. 請求項2に記載の繊細な組織へのアクセスを提供することを特徴とする装置において、前記先細先端の楔形導入器の前記弧は、連続弧の一部であることを特徴とする装置。
  19. 請求項2に記載の繊細な組織へのアクセスを提供することを特徴とする装置において、前記先細先端の楔形導入器の前記弧は、連続弧であることを特徴とする装置。
  20. 請求項2に記載の繊細な組織へのアクセスを提供することを特徴とする装置において、前記平面閉曲線は、近位端で外側に広がることを特徴とする装置。
  21. 少なくとも1つの手術器具アセンブリに繊細な組織へのアクセスを提供する方法であって、
    繊細な組織への切開をする段階と、
    減少する曲線断面の直径を有する曲線の少なくとも1つの弧の直径を有する、開口スリーブを有する中空開創器を提供する段階と、
    減少する曲線断面の直径を有する曲線の少なくとも1つの弧の直径を有する、先細先端の楔形導入器を提供する段階と、
    減少する曲線断面の直径を有する曲線の前記少なくとも1つの弧を有する、前記中空スリーブに隣接した領域に、前記先細先端の楔形導入器を導入する段階とを含み、
    前記閉先端の楔形導入器は、前記中空スリーブの内表面に対応する外表面を有し、
    前記閉先端の楔形導入器は、前記開口スリーブの前記曲線断面の前記弧に近似する減少する曲線断面の弧を有する直径を有しており、
    前記方法は、さらに、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器を前記繊細な組織へ設置する段階と、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器を、前記繊細な組織を通って、その中の手術部位に前進させる段階と、
    前記先細先端の楔形導入器を前記組織に隣接する前記中空開創器の前記開口スリーブから引き抜く段階と、
    少なくとも1つの手術器具を前記繊細な組織内の前記手術部位へアクセスさせる段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  22. 少なくとも1つの手術器具に繊細な組織へのアクセスを提供する方法であって、
    繊細な組織への切開をする段階と、
    減少する曲線断面の直径を有する曲線の少なくとも1つの弧の直径を有する、開口スリーブを有する中空開創器を提供する段階と、
    減少する曲線断面の直径を有する曲線の少なくとも1つの弧の直径を有する、先細先端の楔形導入器を提供する段階と、
    前記先細先端の楔形導入器を、減少する曲線断面の直径を有する曲線の前記少なくとも1つの弧を有する、前記中空スリーブに隣接した領域に導入する段階とを含み、
    前記閉先端の楔形導入器は、前記中空スリーブの内表面に対応する外表面を有し、
    前記閉先端の楔形導入器は、前記開口スリーブの前記曲線断面の前記弧に近似する減少する曲線断面の弧を有する直径を有しており、
    前記方法は、さらに、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器を前記繊細な組織内へ設置する段階と、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器を、前記繊細な組織を通って、その中の手術部位に前進させる段階と、
    前記先細先端の楔形導入器を、前記組織に隣接する前記中空開創器の前記開口スリーブから引き抜く段階と、
    その上の前記繊細な組織を支持する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  23. 少なくとも1つの手術器具に繊細な組織へのアクセスを提供する方法であって、
    繊細な組織への切開をする段階と、
    減少する曲線断面の直径を有する曲線の少なくとも1つの弧の直径を有する、開口スリーブを有する中空開創器を提供する段階と、
    減少する曲線断面の直径を有する曲線の少なくとも1つの弧の直径を有する、先細先端の楔形導入器を提供する段階と、
    前記先細先端の楔形導入器を、減少する曲線断面の直径を有する曲線の前記少なくとも1つの弧を有する、前記中空スリーブに隣接した領域に導入する段階とを含み、
    前記閉先端の楔形導入器は、前記中空スリーブの内表面に対応する外表面を有し、
    前記閉先端の楔形導入器は、前記開口スリーブの前記曲線断面の前記弧に近似する減少する曲線断面の弧を有する直径を有しており、
    前記方法は、さらに、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器を前記繊細な組織内に設置する段階と、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器を、前記繊細な組織を通って、その中の手術部位に前進させる段階と、
    前記先細先端の楔形導入器を前記組織に隣接する前記中空開創器の前記開口スリーブから引き抜く段階と、
    少なくとも1つの膨張可能な人工部材を前記繊細な組織へアクセスさせ、膨張可能な部材を膨張させる段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  24. 経皮的切開によって、繊細な組織へのアクセスを提供する装置であって、
    開口スリーブを具備した中空開創器および先細先端の楔形導入器の交互配置された組み合わせを備え、
    前記開口スリーブを具備した中空開創器は、先細であり、
    前記開口スリーブ中空開創器は、減少する楕円断面を有し、
    前記楔形導入器は、先細であり、
    前記楔形導入器は、減少する楕円断面を有し、
    前記楔形導入器は、前記中空スリーブに隣接する領域に導入され、
    前記楔形導入器の遠位先端は、前記楔形導入器が前記中空開創器の前記遠位端の前方の前記繊細な組織を横断し、前記中空開創器を前記繊細な組織の所定位置へ誘導するように、前記中空開創器の遠位端より前方にある位置領域において、前記中空開創器の遠位端を越えて伸展し、
    前記先細先端の楔形導入器は、前記繊細な組織を前記中空開創器の前記開口スリーブに露呈したまま、前記繊細な組織に隣接する前記中空開創器の前記開口スリーブから取り外し可能であり、
    前記先細先端の楔形導入器は、前記中空スリーブの内表面に対応する外表面を有し、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器は、前記繊細な組織に隣接して挿入可能であり、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器は、前記繊細な組織に共に前進し、
    前記中空開創器は、少なくとも1つの手術器具に前記繊細な組織内の手術部位へのアクセスを提供し、
    前記中空開創器は、クランプに取り付け可能なハンドルを含み、
    前記ハンドルは、前記ハンドルが前記中空開創器に取り付けられた基部を有し、前記ハンドルは、カスケード型に前記基部と結合し、前記中空開創器の近位端の連続曲線を遮断し、前記カスケード型のくぼみは、前記中空開創器の作業チャネルへのさらに容易な指のアクセスを提供し、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器は、前記先細先端の楔形導入器を、前記中空開創器に隣接して、一時的に係止するロックを含む、
    ことを特徴とする装置。
  25. 経皮的切開によって、繊細な組織へのアクセスを提供する装置であって、
    開口スリーブを具備した中空開創器および先細先端の楔形導入器の交互配置された組み合わせを備え、
    前記開口スリーブを具備した中空開創器は先細であり、
    前記開口スリーブを具備した中空開創器は、減少するアーチ形断面を有する、アーチ形であり、
    前記楔形導入器は、先細であり、
    前記楔形導入器は、減少するアーチ形断面を有する、アーチ形であり、
    前記楔形導入器は、前記中空スリーブに隣接する領域に導入され、
    前記楔形導入器の遠位先端は、前記楔形導入器が前記中空開創器の前記遠位端の前方の 前記繊細な組織を横断するように、前記中空開創器の遠位端より前方の位置領域において、前記中空開創器の遠位端を越えて伸展し、前記中空開創器を前記繊細な組織の場所へ誘導し、
    前記先細先端の楔形導入器は、前記繊細な組織を前記中空開創器の前記開口スリーブに露呈したまま、前記繊細な組織に隣接する前記中空開創器の前記開口スリーブから取り外し可能であり、
    前記先細先端の楔形導入器は、前記中空スリーブの内表面に対応する外表面を有し、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器は、前記繊細な組織に隣接して挿入可能であり、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器は、前記繊細な組織に共に前進し、
    前記中空開創器は、少なくとも1つの手術器具に前記繊細な組織内の手術部位へのアクセスを提供し、
    前記中空開創器は、クランプに取り付け可能なハンドルを含み、
    前記ハンドルは、前記ハンドルが前記中空開創器に取り付けられる基部を有し、前記ハンドルは、カスケード型に前記基部と結合し、前記中空開創器の近位端の連続曲線を遮断し、前記カスケード型のくぼみは、前記中空開創器の作業チャネルへのさらに容易な指のアクセスを提供し、
    前記中空開創器および前記先細先端の楔形導入器は、前記先細先端の楔形導入器を、前記中空開創器に隣接して、一時的に係止するロックを含む、
    ことを特徴とする装置。
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