JP2010509529A - ねじられたスカートパネルを有するピストン - Google Patents

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Abstract

ピストンアセンブリが開示される。ピストンアセンブリは、一体的に形成され、一体型であり、中心長手軸に中心合わせされる。ピストンアセンブリは、複数の環状溝を有する環状ベルトを有するヘッドを含む。ピストンアセンブリは、第1のスカートおよび第2のスカートも含み、各々は上端縁と上端縁よりも径方向に狭い下端縁とを有する。スカートは、第1の側方端縁および第2の側方端縁も有する。ピストンアセンブリは、環状ベルトから径方向内側に離間されて短ピン支持配置を規定する第1のピンボスおよび第2のピンボスも含む。ピンボスは、中心長手軸に垂直なピンボア軸上に軸方向に位置合わせされた第1のピンボアおよび第2のピンボアをそれぞれ有する。ピストンアセンブリは、各々がピンボスの一方とスカートの一方との間に延在する複数のパネルも含む。パネルの各々は、ヘッドに最も近く離間された上部と、ヘッドから最も遠く離間された下部と、上部および下部から実質的に等しく離間された中間部とを含む。パネルの上部とピンボア軸に垂直な第1の面との間の第1の距離によって下部と第1の面との間の第2の距離に対して規定される比率が当該長さの少なくとも一部に沿って増大するように、パネルの各々がその長さに沿ってねじれる。

Description

関連出願との相互参照
本願は、2007年11月8日出願のPISTON HAVING TWISTED SKIRT PANELSについての米国仮特許出願番号第60/864,827号の恩典を主張し、その全体をここに引用によって援用する。
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、概して内燃機関用ピストンに関し、特にスカートパネルによってピンボスに連結された一体型ピストンスカートを有するピストンに関する。
2.関連する先行技術の説明
内燃機関用ピストンはさまざまな金属からなり、アルミニウムまたはアルミニウムの合金などの軽金属からダイカストされることが多い。このようなピストンは、ピストンリングを収容するための複数の環状溝を有するピストンヘッドを含み、一対のピンボスがピストンヘッドから下方に突出し、リストピンを受入れるために軸方向に位置合わせされたピンボアを有し、関連付けられたエンジンのコネクティングロッドにピストンを連結させる。このようなピストンは、一対のスカート部をさらに含み、各々は、典型的にプレーナ形または湾曲した形状である関連付けられたスカートパネルによってピンボスに接合される。
発明の概要
要約すると、本発明はピストンアセンブリである。ピストンアセンブリは、一体的に形成され、一体型であり、中心長手軸に中心合わせされる。ピストンアセンブリは、複数の環状溝を有する環状ベルトを有するヘッドを含む。ピストンアセンブリは、第1のスカートおよび第2のスカートも含み、各々は上端縁と上端縁よりも径方向に狭い下端縁とを有する。スカートは、第1の側方端縁および第2の側方端縁も有する。ピストンアセンブリは、環状ベルトから径方向内側に離間されて短ピン支持配置を規定する第1のピンボスおよび第2のピンボスも含む。ピンボスは、中心長手軸に垂直なピンボア軸上に軸方向に位置合わせされた第1のピンボアおよび第2のピンボアをそれぞれ有する。ピストンアセンブリは、各々がピンボスの一方とスカートの一方との間に延在する複数のパネルも含む。パネルの各々は、ヘッドに最も近く離間された上部と、ヘッドから最も遠く離間された下部と、上部および下部から実質的に等しく離間されて配置された中間部とを有する。パネルの上部とピンボア軸に垂直な第1の面との間の第1の距離によってパネルの下部と第1の面との間の第2の距離に対して規定される比率が当該長さの少なくとも一部に沿って増大するように、パネルの各々がその長さに沿ってねじれる。
パネルのねじりは、可変幅ピストンを収容しかつ適切に支持しながら、ピンボスを近接して離間させることができるという利点を有する。特定の利点によれば、寸法および重量を節約するべくピンボスを比較的狭く保持することができ、スカートの幅をスカートの下部よりも上部において大幅に大きく形成することができる。さらなる利点によれば、スカートの端縁を湾曲させることができ、パネルはスカートの端縁の全体または一部に沿って合体し輪郭に従うことができ、他方端において、概ね垂直な配向でまたは互いに向かって若干内側に傾斜してピンボスに接合される。パネルを長手方向にねじることによって、パネルは、ピンボスとの接続部における配向からスカートの端縁における可変幅および湾曲
した配向へと移行することができる。
以下の詳細な説明および図面と合せて考慮されると、発明のこれらおよび他の特徴および利点が当業者により良く理解されるであろう。
図面の簡単な説明
発明の一実施形態に従って構成されたピストンの底面斜視図である。 パネルの長手方向に変化する形状を示す、概ね矢印A方向における図1のピストンの断面図である。 パネルの長手方向に変化する形状を示す、概ね矢印A方向における図1のピストンの断面図である。 パネルの長手方向に変化する形状を示す、概ね矢印A方向における図1のピストンの断面図である。 パネルの長手方向に変化する形状を示す、概ね矢印A方向における図1のピストンの断面図である。 パネルの長手方向に変化する形状を示す、概ね矢印A方向における図1のピストンの断面図である。 パネルの長手方向に変化する形状を示す、概ね矢印A方向における図1のピストンの断面図である。 パネルの長手方向に変化する形状を示す、概ね矢印A方向における図1のピストンの断面図である。 パネルの長手方向に変化する形状を示す、概ね矢印A方向における図1のピストンの断面図である。 図1のピストンのピンボア軸に沿った断面図である。 図10の図に概ね垂直なスカートを概ね通る断面図である。 図1の概ね矢印B方向における断面図である。
好ましい実施形態の詳細な説明
図中の10においてピストンアセンブリを大まかに示し、1セットのピストンリング(図示せず)を収容するための複数の環状溝16が設けられる円環状ベルト部分14を有して形成されたピストンヘッド12を含む。
図1から図11に最もよく示されるように、ピストン10は、同じ材料からなるヘッド12と一体として形成された一対のピンボス18を含む。ピンボス18は、ヘッド12の下側から下方に延在し、間隙22にわたって互いに横方向に離間された内面20を有する。ピンボス18は、リストピン(図示せず)を受入れて、下から間隙22に延在するコネクティングロッド(図示せず)の小端にピストン10を連結するために軸方向に位置合わせされたピンボア24を有して形成される。内面20は、コネクティングロッドの小端の形状に合致するように図示のようにまっすぐまたは先細りであり得る。ピンボス18は、内面20と反対側に外面26を有し、外面26はピストンアセンブリ10の環状ベルト14の径方向内側に位置する。ピンボス18の外壁面28は、内面20と外面26との間に延在する。
ピストン10は、ピストン10と一体として作成された一対のピストンスカート30を含む。スカート30は、ピストンヘッド12に隣接する上端縁32から下自由端縁34に下方に延在する。スカート30は、スカートの上端縁32と下端縁34との間に延在する両側端縁36および38の間に周方向に延在する。図示のように、スカート30は下端縁34よりも上端縁32の方が径方向に幅広く、スカート30は概ね台形形状を示し、上端
縁および下端縁は概ね平行であり、側面は非平行である。スカートの側方端縁36および38は、ピストンアセンブリ10の中心長手軸44に対して湾曲もしくは屈曲し得る、または真っ直ぐであり得る。
ピストンアセンブリ10の中心長手軸44に垂直ないくつかの異なる直線幅を規定することができる。第1の直線幅は、ピンボア24の軸46に垂直な軸に沿った上端縁32におけるスカート30の径方向外側面同士の間に規定することができる。第2の直線幅は、ピンボア軸46に沿ったピンボア18の外面26同士の間に規定することができる。この第1の直線幅は、第2の直線幅よりも大きい。ピストンアセンブリ10の中心長手軸44に対する法線面における端縁34の両端間の直線距離は、外面26同士の間の第2の直線幅よりも小さい。しかし、ピストンアセンブリ10の中心長手軸44に対する法線面における上端縁32の両端間の直線距離は、外面26同士の間の第2の直線幅よりも大きい。
ピストン10は、スカート30をピンボス18に接合するスカートパネル40を含む。パネルは、ピンボス18およびスカート30と一体として同じ材料で製造され、環状ベルト14の径方向内側に離間される。上記のピンボス18およびスカート30の形状に鑑み、各パネル40は、一方側でピンボス18と他方側でスカート30との両方に一体的に合体するように、ピストンアセンブリ10の中心長手軸44に対してねじられる。
発明の例示的な実施形態において、特に図1を参照し、パネル40は、ヘッド32に隣接する第1の上部角48と、第1の上部角48の反対側の第1の下部角50とにおいて、ピンボア18から離れて延在する。パネル40は、ヘッド32に隣接する第2の上部角52と、第2の下部角54とに延在する。図2から図9は、パネル40のねじりを示す一連の図である。これらの図の各々は斜視図であり、パネル40を通るピストンアセンブリ10の断面を示す。図2から図9の断面の各々は、中心長手軸44から外側に漸進的に配置された面において得られる。たとえば、図2に示される断面は、軸44に対して平行でありかつ軸44から離間された第1の面にある。図3に示される断面は、軸44に対して平行でありかつ第1の面よりも軸44から遠く離間された第2の面にある。これらの図において、一貫した基準ソースを提供するために、2本の基準軸56、58および角度60が加えられている。特に、軸56は特定の断面の面に延在し、パネル40の厚さに沿って実質的に中心合わせされる。軸58も特定の断面の面に延在し、中心長手軸44に平行であり、2つの対向するパネル40の間に実質的に中心合わせされる。角度60は、軸56と58との間の角度である。
図2は、軸44に対して平行でありかつ軸44から第1の距離離間された第1の面における断面を示す。図2の第1の面は、実質的に、ピンボア18に近接した角48、50を通って得られる。角度60は比較的小さく、軸56と58との交点は視界の外側にある。発明の代替的な実施形態において、軸56および58は第1の近接面において平行であり得る。
図3は、軸44に対して平行でありかつ軸44から第1の距離より大きい第2の距離離間された第2の面における断面を示す。角度60は図2から実質的に変化しておらず、パネル40が第1の面と第2の面との間で実質的に真っ直ぐかつねじれずに延在していることを表わす。発明の代替的な実施形態において、面40はその全長にわたってねじれ、真っ直ぐな部分を含まない場合もある。
図4は、軸44に対して平行でありかつ軸44から第2の距離より大きい第3の距離離間された第3の面における断面を示す。角度60は図3から増大しており、第2の面と第3の面との間でパネル40がねじれ始めていることを表わす。ねじりは、パネル40の上部が比較的短いピン型配置のピンボア18から緩やかに延在して比較的幅広い上部スカー
ト30の上端縁32と交差し、かつ同時に、パネル40の下部が緩やかに延在してスカート30の比較的狭い下端縁34と交差するように行われる。
パネル40のねじりは、いくつかの異なるやり方で規定することができる。例示的なパネル40は、軸56に沿って設けられる上方点62、中間点64および下方点66を含む。図4において、上方点62は軸58から距離68にあり、中間点64は軸58から距離70にあり、下方点66は軸58から距離72にある。ねじりの一例において、パネル40が第1の面から第3の面に外側に延在するにつれて距離68が増大するようにパネル40を形成することができる。ねじりは、パネル40が軸44から外側に離れて延在するにつれて同時に距離68を増大させ距離72を減少させることによって規定することもできる。代替的に、ねじりは、パネル40が外側に延在するにつれて距離72を一定に維持し、距離68および70を同時に増大させることによって規定することができる。代替的に、パネル40が軸44から離れて延在するにつれて、距離68、70および72のすべてを合せて変化させることができ、すべて異なる比率で増大または減少するである。
図5は、軸44に対して平行でありかつ軸44から第3の距離より大きい第4の距離離間された第4の面における断面を示す。角度60は図4から増大しており、パネル40がさらにねじれていることを表わす。発明の例示的な実施形態において、図5は上方点62が環状ベルト14と合体することも示す。図2から図4において、環状ベルト14とパネル40との間に凹部74が示される。図5は、凹部74が第4の面において排除されていることを示す。上記のように、パネル40の上方点62が基準面において軸58から離れて移動するため、または単に、基準面が軸44からさらに離間されるにつれて円環状ベルト14の径方向外側端縁が軸58により近く離間されるため、環状ベルト14およびパネル40の合体が生じ得る。
図6は、軸44に対して平行でありかつ軸44から第4の距離より大きい第5の距離離間された第5の面における断面を示す。角度60は図5から増大しており、パネル40がさらにねじれていることを表わす。また、パネル40の上部は環状ベルト14の径方向外側面により近く移動している。図7から図9は、それぞれ第6から第8の面における断面を示し、各々は互いに平行かつ離間されている。これらの図は、スカート30の端縁36と合体するパネルの連続的なねじりを示す。
1つのパネル40は、各ピンボス18の各側面から延在し、他方側において、スカート30の関連付けられた側方端縁36、38に接合される。したがって、各スカート30は、それに関連付けられた一対のスカートパネル40を有する。パネル40は、その外壁面28において、ピンボス18の下端に対して内面20と外面26との間のほぼ中間の場所(図示のように先細りのピンボスの場合は、ピンボス18の最も狭い部分)においてピンボス18と交差する。
パネル40は、ピンボス18と交差する場所においてピストンアセンブリ10の中心長手軸44に対して概ね平行であるかまたは若干内側に傾斜している。これは図2に最もよく見られる。しかし、パネルはスカート40の側方端縁36および38に向かって長手方向に延在するため、他方端においてスカート端縁36および38の形状および位置と一致するように、当初の面からパネル40を移動させる必要があり得る。
図3から図9の一連の断面図によって示されるように、パネル40はピンボス18およびスカート30における接続箇所の形状および配向と一致するように長手方向にねじられる。ピストンの下部において、パネル40は内側にねじられ、スカートの下端34に隣接するスカート30の側方端縁36および38と合体することができる。ピンボス18におけるパネル40の間隔よりも間隔が狭い。ピストン10の上部において、パネル40は外
側にねじられ、スカート30の上端縁32において、スカート30のより幅広く外側に角度が付けられた外側端縁36および38と合体することができる。したがって、パネル40の表面は、ねじれたプレーナ形状または複曲率の曲線によって表わされ、パネル40はパネル40の縦方向とピストンの上下方向(図12も参照)との両方にねじられている。もちろん、パネル40の厳密なねじり構造は特定のピストンの要件に必然的に依存し、したがって図示された形状は1つの例示的な実施形態にすぎない。
図は、パネル40が広がってスカート30の端36または38と合体し得ることも示す。特に、中心長手軸44に沿って測定されるパネル40の高さは、スカート30の高さ(上端縁32と端縁34との間の軸44に沿った距離)よりも小さいことがある。発明のこのような実施形態において、端縁36または38の全長がパネル40によって支持されるように、パネル40の下部は下方に広がることがある。
パネル40、スカート30およびヘッド12の下側の形状は、ピンボス18のいずれかの側面上の内部空間を規定し、図9に最もよく見られるように、パネル40がスカートの端縁36および38に接合するスカート30の上端縁32付近にアンダーカット領域42を有する。
ピストンは、アルミニウム、鋼などのいずれかの選択された材料から全体的に一体として鋳造され、上記のとおりねじられたパネル40を組込む。
いずれの特定のピストンの設計も、質量および強度を含むいくつかの要因の釣合わせを伴う。発明におけるパネルのねじりの配向によって、直径が異なるある範囲のピストンに短ピン構造を組込むことが可能となる。すなわち、パネルの上部がある面からさらに離間されるように、パネル40をねじる。
同じ機能を実現する発明の他の実施形態がいずれかの最終的に許可される特許請求項の範囲においてここに組込まれると理解される。

Claims (4)

  1. ピストンアセンブリであって、
    一体的に形成された一体型環状ベルトを含むヘッドを備え、環状ベルトは、複数の環状溝を有しかつ中心長手軸上に中心合わせされ、さらに、
    一体化的に形成され、前記ヘッドと一体型であり、かつ前記軸に沿って延在する第1のスカートおよび第2のスカートを備え、前記第1のスカートおよび前記第2のスカートの各々は、前記環状ベルトに隣接した上端縁と、前記軸に沿って前記上端縁から離間されかつ前記上端縁よりも径方向に狭い下端縁と、第1の側方端縁および第2の側方端縁とを有し、さらに、
    一体的に形成され、前記ヘッドと一体型であり、かつ前記軸に沿って延在する第1のピンボスおよび第2のピンボスを備え、前記第1のピンボスおよび前記第2のピンボスは、前記軸にわたって互いに左右対称であり、前記環状ベルトから径方向内側に離間されて短ピン支持配置を規定し、前記中心長手軸に垂直なピンボア軸上に軸方向に位置合わせされた第1のピンボアおよび第2のピンボアをそれぞれ有して形成され、さらに、
    一体的に形成され、前記ヘッドと一体型であり、かつ各々が前記第1のピンボスおよび第2のピンボスの一方と前記第1のスカートおよび第2のスカートの一方との間に延在する複数のパネルを備え、前記複数のパネルは、前記中心長手軸を含み前記ピンボア軸に垂直な第1の面にわたって互いに左右対称である第1のパネルおよび第2のパネルを含み、前記第1の面にわたって互いに左右対称である第3のパネルおよび第4のパネルも含み、前記第1のパネルおよび前記第3のパネルは、前記中心長手軸および前記ピンボア軸の両方を含む第2の面にわたって互いに左右対称であり、前記第2のパネルおよび前記第4のパネルは、第2の面にわたって互いに左右対称であり、前記パネルの各々は、前記ヘッドに最も近く離間された上部と、前記ヘッドから最も遠く離間された下部と、前記上部および前記下部から実質的に等しく離間された中間部とを有し、前記パネルの各々は、前記第2の面に垂直な方向において、直線長さにわたって前記ピンボスの1つから離れて延在して前記スカートの1つと合体し、前記パネルの前記上部と前記第1の面との間の第1の距離によって前記パネルの前記下部と前記第1の面との間の第2の距離に対して規定される比率が前記長さの少なくとも一部に沿って増大するように、前記パネルの各々が前記長さに沿ってねじれる、ピストンアセンブリ。
  2. 前記第1の距離が前記長さの少なくとも一部にわたって増大し、前記第2の距離は前記長さにわたって実質的に一定のままであるため、前記比率は増大する、請求項1に記載のピストンアセンブリ。
  3. 前記第1の距離が前記長さの少なくとも一部にわたって増大し、前記第2の距離が前記長さの少なくとも一部にわたって減少するため、前記比率は増大する、請求項1に記載のピストンアセンブリ。
  4. 前記第1の距離が前記長さの少なくとも一部にわたって第1の比率で増大し、前記第2の距離が前記第1の比率より小さい第2の比率で前記長さの少なくとも一部にわたって増大するため、前記比率は増大する、請求項1に記載のピストンアセンブリ。
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