JP2010508666A - 超電導マグネットの冷却法 - Google Patents

超電導マグネットの冷却法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010508666A
JP2010508666A JP2009535025A JP2009535025A JP2010508666A JP 2010508666 A JP2010508666 A JP 2010508666A JP 2009535025 A JP2009535025 A JP 2009535025A JP 2009535025 A JP2009535025 A JP 2009535025A JP 2010508666 A JP2010508666 A JP 2010508666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helium
cooling
superconducting magnet
temperature
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009535025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5306216B2 (ja
Inventor
キュンディッヒ、アンドレス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Linde GmbH
Original Assignee
Linde GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Linde GmbH filed Critical Linde GmbH
Publication of JP2010508666A publication Critical patent/JP2010508666A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5306216B2 publication Critical patent/JP5306216B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F6/00Superconducting magnets; Superconducting coils
    • H01F6/04Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/002Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

一つ以上の超電導マグネットを冷却するための方法。本発明によれば一つ以上の超電導マグネットの冷却は、少なくとも二つの温度レベルのヘリウム流からなる一つ以上のヘリウム流を専ら冷媒に用いて行われる。

Description

本発明は、一つ以上の超電導マグネットを冷却するための方法に関する。
従来より、超電導マグネット及びそのクライオスタットの冷却は、材料に高い応力が生じるのを避けるために先ずクライオスタットの冷媒容積室にゆっくりと液体窒素を導入して約80Kの液体窒素温度に冷却することから始めるのが一般的である。このようにして冷媒容積室に液体窒素が収容されると、引き続き冷媒容積室にはヘリウムが周囲温度でゆっくりと吹き込まれ、これにより冷媒容積室内の液体窒素は完全ではないにせよその蒸発気体窒素と共に冷媒容積室からパージされて取り除かれる。この際に超電導マグネット及びクライオスタットの温度平均値は一時的に再び約100〜110Kへ上昇する。その後、引き続き調整された流量で供給される液体ヘリウムにより、クライオスタットの冷媒容積室が液体ヘリウムで満たされる前に超電導マグネットとそのクライオスタットは約4.5Kの液体ヘリウム温度にまで冷却される。
しかしながら、この従来の方式では、プロセスに起因して大きな温度差が現れることから液体ヘリウムの消費量が比較的大きくなると共に、パージの目的で装入したヘリウムが周囲の大気中に逃散されるので無視できない割合でヘリウムの損失が生じるという欠点がある。ヘリウム資源が世界中で乏しくなるのに伴ってヘリウムの価格上昇が著るしい状況では、ヘリウムを消費するプロセスにおけるヘリウムを極力回収可能とするという原則的な要望がある。
また従来の方式では、冷却の初期段階における液体窒素の「直接的使用」とそれに伴う冷却系の汚染が不可避であり、次の冷却段階でヘリウムを冷却系に導入しても洗浄効果は完全とはならず、冷却系から残留液体窒素を残りなくパージすることはできない。しかしながら、このように冷却系に残留窒素が存在するという事実はいまや超電導マグネットの動作挙動に望ましくない影響を与え、例えば超電導マグネットのクエンチ傾向を促進して超電導マグネットが突然にオーム抵抗を示すことがある。更に従来の方式では、周囲温度と液体窒素温度との間に生じる温度差のため、液体窒素の使用時にもヘリウムの使用時にも冷却プロセスが熱力学的に、従って経済的にも、極めて非効率である。
本発明の課題は、一つ以上の超電導マグネットを冷却するための方法として、前述の従来方式の諸欠点を解消することのできる超電導マグネットの冷却法を提供することである。
この課題は、本発明に係る超電導マグネットの冷却法によれば、一つ以上の超電導マグネットの冷却を、少なくとも二つの温度レベルのヘリウム流からなる一つ以上のヘリウム流を専ら冷媒に用いて行うことにより解決される。
本発明に係る超電導マグネットの冷却法の好適な一形態によれば、異なる温度レベルのヘリウム流同士を混合することによって冷却系に相応の入口温度が生成される。この場合、一つ以上の超電導マグネットの冷却は、先ず第1ステップで周囲温度レベルのヘリウム流と液体窒素温度レベルのヘリウム流とからなる第1混合ヘリウム流を冷却対象の超電導マグネットの冷却系に供給し、引き続く第2ステップで液体窒素温度レベルのヘリウム流と実質的に10Kの温度レベルのヘリウム流とからなる第2混合ヘリウム流を冷却対象の前記超電導マグネットの冷却系に供給することにより行われる。
本発明によれば、超電導マグネット冷却用の冷媒としては、いまや専らヘリウムのみが使用される。尚、本発明においても、特にヘリウムの予冷など、冷却プロセスの部分的な一次寒冷源として液体窒素を必要に応じて間接熱交換の冷媒に使用することができるのは述べるまでもない。超電導マグネットの本来の冷却を専らヘリウムで行うことにより、クライオスタットの冷媒容積室に対して相応の予備的な浄化処理を施しておくだけで冷媒の残留汚染については無視することが可能となる。その結果、相応に冷却中の超電導マグネットのクエンチ傾向は著しく低減すると共に、従来はクエンチ現象の発生と不可避的に結び付いていた無視できないヘリウム損失を著しく低減することができる。
更に、本発明に係る超電導マグネットの冷却法では、冷却対象の超電導マグネットとその冷却用の冷媒流との間の温度差が比較的僅かであり、これは熱力学的に好ましいことである。同時に、冷却のためのヘリウムガスのプロセス流量を相応に大きく選ぶことによってヘリウムガスの熱伝導率を比較的大きく保つことができる。このように、超電導マグネットに対して比較的穏やかな冷却は加速冷却を可能とし、超電導マグネットの起動時間を著しく短縮することが可能である。
本発明に係る超電導マグネットの冷却法では、超電導マグネットの冷却及びその冷却系への冷媒の充填は原理的にヘリウム寒冷設備のみによって可能である。従って、従来のように予備冷却用の窒素をパージするために超電導マグネットのクライオスタットを大気に対して開放するという望ましくない操作はもはや不要である。更に、超電導マグネット冷却系への液体ヘリウムの充填は液体ヘリウムポンプを使用することによって比較的迅速に行うことができる。それに加えて本発明に係る方法では液体ヘリウムの消費量を著しく節約可能である。従来の方式では冷却後の液体ヘリウムを回収してから浄化し、更に再液化しなければならなかったが、本発明による方法では閉ループ循環系の冷却系内でヘリウムを有効利用することが可能であり、従って最終的に大気中へ失われるヘリウムの割合も本質的に低減可能である。
本発明に係る超電導マグネットの冷却法の好適な一形態によれば、一つ以上の超電導マグネットの冷却は、先ず第1ステップで周囲温度レベルのヘリウム流と液体窒素温度レベルのヘリウム流とからなる第1混合ヘリウム流を冷却対象の超電導マグネットの冷却系に供給し、引き続く第2ステップで液体窒素温度レベルのヘリウム流と実質的に10Kの温度レベルのヘリウム流とからなる第2混合ヘリウム流を冷却対象の前記超電導マグネットの冷却系に供給することにより行われる。
本発明に係る超電導マグネットの冷却法とその有利な実施形態を図示の実施例と共に詳述すれば以下の通りである。
本発明による冷却法を実施するための超電導マグネット冷却用冷媒ヘリウム循環系の一形態を示す系統図である。
図1においては、複雑化を避ける理由から本来は各所に設けられている所要の制御用弁類が図示を省略されているが、これは以下に述べる説明から当業者には制御用弁類の図示がなくとも充分に理解できるからである。
図1に概略の構成を示した冷媒ヘリウム循環系は、二つの超電導マグネットM1、M2を冷却するためのものである。単段又は多段圧縮機ユニットC(ここでは好ましくはスクリュー圧縮機システムが利用される)によってヘリウムは概ね周囲圧力で吸入され、約13〜20バールの圧力(高圧)に圧縮される。尚、必要に応じて圧縮機ユニットCの下流側に設けられる冷却器(水冷)と油分離器は図示を省略してある。
圧縮機ユニットからの高圧ヘリウム流は管路1を介して第1熱交換器E1の冷却側に供給され、この熱交換器内で後述する中圧ヘリウム流及び低圧ヘリウム流との間接熱交換と、別の予冷用管路2を介して熱交換器E1に通される液体窒素との間接熱交換で約80Kの液体窒素温度に冷却される。
次いで、液体窒素温度に冷却された高圧ヘリウム流の浄化処理が好ましくは吸着式の浄化器Aで行われる。この浄化器Aでは、場合によって高圧ヘリウム流中に存在する例えば空気等の不所望の残留不純物の分離が行われる。浄化器Aの吸着ユニットは好ましくは充分に余裕のある吸着能力で冗長に構成されており、また装入されている吸着剤を再生するための図示しない再生手段を備えている。
第1熱交換器E1から浄化器を経て管路3に導かれる高圧ヘリウム流は第1〜3の三つの部分流(4、11、15)に分流可能である。第1部分流は管路4を介して膨張タービンXに供給され、タービンXに動力を渡して減圧膨張されることにより2〜3バールの中圧に減圧される。この減圧された中圧ヘリウム流は引き続き管路5〜10を介して第2熱交換器E2と第1熱交換器E1の各加温側に順に通され、最終的に周囲温度まで加温されてから圧縮機ユニットCの吸入側へ供給可能である。
高圧ヘリウム流の第2部分流は管路11を介して第2熱交換器E2の冷却側に供給され、この熱交換器E2内で加温されるべき系内プロセス流との熱交換で更に冷却される。この第2部分流は、熱交換器E2を通過した後に管路12を介して第2膨張タービンX’に供給され、このタービン内で同様に減圧膨張されることにより2〜3バールの中圧に減圧された約10Kの寒冷ヘリウム流となる。この中圧寒冷ヘリウム流は管路13に送り出され、該管路13からは管路14、19〜21、10を介して熱交換器E1の加温側に通され、最終的に周囲温度まで加温されてから圧縮機ユニットCの吸入側へ供給可能である。
高圧ヘリウム流の第3部分流も管路15から管路7に合流されて中圧ヘリウム流として管路6〜10を介して第1熱交換器E1の加温側に通され、最終的に周囲温度まで加温されてから圧縮機ユニットCの吸入側へ供給可能である。
このように、図示の冷媒ヘリウム循環系には、異なる温度レベルの三つの中圧ヘリウム流が存在する。これら三つの中圧ヘリウム流とは、第2膨張タービンX’で減圧されて管路13に現れる温度約10Kのヘリウム流と、熱交換器E1の冷却側出口から管路15を介して管路7に現れる液体窒素温度レベルに相当する約80Kのヘリウム流と、第2熱交換器E2と第1熱交換器E1により周囲温度まで加温されて管路8に現れるヘリウム流である。
既に述べたように、図示の冷媒ヘリウム循環系は専ら二つの超電導マグネットM1、M2を冷却するためのものであるが、冷却すべきマグネットの数は限定の意図を持つものではない。マグネットM1、M2の各クライオスタット冷媒容積室は本来の冷却プロセスの開始前に、必要な限りの回数(数回)で乾燥ヘリウムガスを循環させる予備的な浄化処理によって排気及び洗浄し、望ましくない残留物、例えば空気や湿気等の不純物を充分に取り除いておく。尚、このために必要な系統機器は複雑化を避ける理由から図示を省略してある。
上述の浄化処理を終えて本来の冷却プロセスを開始するには先ず弁aを開き、これにより管路26と30を介して周囲温度の気体中圧ヘリウム流が超電導マグネットM1とM2の冷媒容積室へ供給される。同時に弁bを開き、これにより管路24と30を介して温度約80Kの気体中圧ヘリウム流が超電導マグネットM1とM2の冷媒容積室へ供給される。これら両方の中圧ヘリウム流は管路30で混合されて第1混合ヘリウム流となり、従って各弁a,bの開度調整により混合比を変えることによって両マグネットの冷媒容積室の入口温度を周囲温度と温度約80Kとの間の所望するあらゆる温度レベルに調整することができる。こうして両マグネットM1及びM2を周囲温度から約80Kの温度レベルまで連続的に下降する温度変化で冷却することが可能である。
両マグネットM1及びM2の冷媒容積室から出てくる還流ヘリウムガスはマグネットから熱を奪って加温されており、この還流ヘリウムガスは弁fを開くことにより管路31から管路25を経由して熱交換器E1の加温側に導入され、この熱交換器E1内で加温されてから、管路20、21、10を介して圧縮機ユニットCの吸入側へ戻される。
超電導マグネットM1、M2が80Kより僅かに上の予め定められた温度レベルにまで冷却された時点になると、この時点では既に管路26を経由する中圧ヘリウム流の供給は終了し、専ら管路24をから約80Kの中圧ヘリウム流が供給されているが、この温度レベルにまで冷却された時点で弁cが開かれ、温度約10Kの気体中圧ヘリウム流が管路16から管路30を介して第2混合ヘリウム流として両マグネットM1、M2の冷媒容積室へ供給される。この場合も各弁b,cの開度調整により混合比を変えることによって両マグネットの冷媒容積室の入口温度を約80Kと約10Kとの間の所望するあらゆる温度レベルに調整することができる。こうして両マグネットM1及びM2を液体窒素温度レベルから約10Kの冷却温度レベルまで連続的に下降する温度変化で更に冷却することが可能である。
超電導マグネットM1、M2の冷媒容積室から出てくる還流ヘリウムガスはマグネットから熱を奪って加温されており、この還流ヘリウムガスは、当初は管路31から既に開かれている弁fを介して管路25を経由して第1熱交換器E1の加温側へ供給されているが、この還流の経路は両マグネットが予め定められた設定温度、例えば50K〜60Kを下まわるまでの間に維持されるにすぎない。両マグネットがこの設定温度を下まわるまで冷却された時点で弁fが閉じられ、代わりに弁gが開かれる。これにより、加温された還流ヘリウムガスはいまや管路31から管路17を経由して第2熱交換器E2の加温側へ供給され、この熱交換器から更に管路18〜21及び10を介して圧縮機ユニットCの吸入側へ戻される。
両マグネットM1及びM2の冷媒容積室から出てくる還流ヘリウムガスの温度が第2膨張タービンX’の出口温度(10K)に達するまで冷却されると、その時点で弁gが閉じられ、代わりに弁hが開かれる。加温された還流ヘリウムガスはいまや管路31から23を介して熱交換器E2の低温側入口端に供給され、この熱交換器内で加温される。この還流ヘリウムガスも管路18〜21、10により熱交換器E1の加温側を介して圧縮機ユニットCの吸入側へ戻される。
ここで、超電導マグネットM1、M2から出てくる還流ヘリウムガスの温度と膨張タービンX’の出口温度との間の温度差が予め定められた値、好ましくは0.5〜1Kを下まわった時点になると弁cが閉じられて弁dが開かれる。これにより両マグネットM1、M2の冷媒容積室へは、弁dを介して管路28により冷却系に接続されている液体ヘリウム貯留容器(ジュワー)Dからの液体ヘリウムが管路30を介して導入され、従って各冷媒容積室には液体ヘリウムが充填されて完全にヘリウムの飽和蒸気温度にされる。その際に冷媒容積室から押しのけられる低温還流ヘリウムガスは弁hを介して前述の還流経路により圧縮機ユニットCの吸入側に戻すことができ、或いは時間的にずらして冷却プロセスを実行する他の超電導マグネットの冷却に利用することもできる。また、この低温還流ヘリウムガスは、図示しない管路を介してジュワーDに再充填することもできるが、このためには液体ヘリウムポンプを用いる必要がある。
以上に述べたプロセス、即ち、冷却対象の超電導マグネットのクライオスタットの浄化から始まってクライオスタットへの液体ヘリウムの充填で終了する冷却プロセスの全ての経過は自動制御方式で実行することができ、それにより人間による誤操作を排除することができる。
本発明に係る超電導マグネットの冷却法は、核磁気共鳴画像診断(MRI)装置の超電導マグネットの冷却及びそのクライオスタットへの液体ヘリウムの充填との双方に併用するヘリウム冷凍設備で採用するのに特に好適である。但し、本発明に係る冷却法はこれに限定されるものではなく、例えば比較的穏やかな冷却が必要な場合、或いは冷却中に許容される温度差が比較的小さな値に制限される場合、冷却速度を管理する必要がある場合、冷媒としてのヘリウムの流量を高流量とすることが有利又は望ましい場合、そして冷媒中の不純物混入が望ましくない場合にも、超電導マグネットを冷却する方法として有利に採用することができる。
本発明に係る超電導マグネットの冷却法では、一つ以上の超電導マグネットの冷却及びそのクライオスタットへの液体ヘリウムの充填を時間的に並行して、或いは時間的にずらして実行することが可能であり、冷却対象の超電導マグネットの数は原理的に任意である。

Claims (2)

  1. 一つ以上の超電導マグネットの冷却を、少なくとも二つの温度レベルのヘリウム流からなる一つ以上のヘリウム流を専ら冷媒に用いて行うことを特徴とする超電導マグネットの冷却法。
  2. 一つ以上の超電導マグネットの冷却を、周囲温度レベルのヘリウム流と液体窒素温度レベルのヘリウム流とからなる第1混合ヘリウム流を冷却対象の超電導マグネットの冷却系に供給し、次いで液体窒素温度レベルのヘリウム流と実質的に10Kの温度レベルのヘリウム流とからなる第2混合ヘリウム流を冷却対象の前記超電導マグネットの冷却系に供給することにより行うことを特徴とする請求項1に記載の方法。
JP2009535025A 2006-10-31 2007-10-31 超電導マグネットの冷却法 Active JP5306216B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102006051880.2 2006-10-31
DE102006051880A DE102006051880A1 (de) 2006-10-31 2006-10-31 Verfahren zum Abkühlen supraleitender Magnete
PCT/EP2007/009476 WO2008052777A1 (de) 2006-10-31 2007-10-31 Verfahren zum abkühlen supraleitender magnete

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010508666A true JP2010508666A (ja) 2010-03-18
JP5306216B2 JP5306216B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=39018061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009535025A Active JP5306216B2 (ja) 2006-10-31 2007-10-31 超電導マグネットの冷却法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8291725B2 (ja)
EP (1) EP2084722B1 (ja)
JP (1) JP5306216B2 (ja)
CN (1) CN101536123B (ja)
DE (1) DE102006051880A1 (ja)
WO (1) WO2008052777A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269136A (ja) * 2009-04-23 2010-12-02 Toshiba Corp 磁気共鳴イメージング装置
CN102054554B (zh) * 2009-10-30 2015-07-08 通用电气公司 超导磁体的制冷系统和制冷方法
FR2970563B1 (fr) * 2011-01-19 2017-06-02 Air Liquide Installation et procede de production d'helium liquide
DE102011112911A1 (de) * 2011-09-08 2013-03-14 Linde Aktiengesellschaft Kälteanlage
CN111043805B (zh) * 2019-12-30 2021-09-10 成都新连通低温设备有限公司 一种大功率液氮温区变温压力实验系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61214403A (ja) * 1985-03-19 1986-09-24 Mitsubishi Electric Corp 極低温装置
JPH01137166A (ja) * 1987-11-24 1989-05-30 Daikin Ind Ltd 極低温ヘリウム冷凍機
JPH03503203A (ja) * 1988-01-06 1991-07-18 ヘリツクス・テクノロジー・コーポレーシヨン 中間ヒートシンク付きの遠隔の再凝縮器
JPH076664U (ja) * 1993-06-28 1995-01-31 株式会社超伝導センサ研究所 極低温冷却装置
JPH10332801A (ja) * 1997-05-16 1998-12-18 Spectrospin Ag 冷却プローブヘッドを有するnmr測定装置
JP2006138851A (ja) * 2004-11-09 2006-06-01 Bruker Biospin Ag 冷凍機冷却式nmr分光器

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2821241B2 (ja) * 1990-06-08 1998-11-05 株式会社日立製作所 液化冷凍機付きクライオスタツト
CN2641776Y (zh) * 2003-07-31 2004-09-15 核工业西南物理研究院 高温超导磁体和材料冷却的新装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61214403A (ja) * 1985-03-19 1986-09-24 Mitsubishi Electric Corp 極低温装置
JPH01137166A (ja) * 1987-11-24 1989-05-30 Daikin Ind Ltd 極低温ヘリウム冷凍機
JPH03503203A (ja) * 1988-01-06 1991-07-18 ヘリツクス・テクノロジー・コーポレーシヨン 中間ヒートシンク付きの遠隔の再凝縮器
JPH076664U (ja) * 1993-06-28 1995-01-31 株式会社超伝導センサ研究所 極低温冷却装置
JPH10332801A (ja) * 1997-05-16 1998-12-18 Spectrospin Ag 冷却プローブヘッドを有するnmr測定装置
JP2006138851A (ja) * 2004-11-09 2006-06-01 Bruker Biospin Ag 冷凍機冷却式nmr分光器

Also Published As

Publication number Publication date
CN101536123B (zh) 2012-02-22
EP2084722B1 (de) 2016-07-20
WO2008052777A1 (de) 2008-05-08
DE102006051880A1 (de) 2008-05-08
JP5306216B2 (ja) 2013-10-02
CN101536123A (zh) 2009-09-16
EP2084722A1 (de) 2009-08-05
US20100281888A1 (en) 2010-11-11
US8291725B2 (en) 2012-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW448282B (en) Single mixed refrigerant gas liquefaction process
JP5410443B2 (ja) 気体の膨張プロセスに基づく冷却システムの冷却能力の調整のための方法およびシステム
JP5306216B2 (ja) 超電導マグネットの冷却法
US8549876B2 (en) Method and apparatus for cooling a hydrocarbon stream
CN100436965C (zh) 制品冷却方法及其使用的设备
US8418499B2 (en) Natural gas liquefaction system with turbine expander and liquefaction method thereof
JP2020098092A5 (ja)
JP2022517930A (ja) Lng冷媒からの水分除去方法
CN114791202A (zh) 一种具有吸附器再生管路的超流氦制冷机
JP2005083588A (ja) ヘリウムガス液化装置およびヘリウムガス回収・精製・液化装置
KR100869518B1 (ko) 헬륨가스의 초저온 정제 방법 및 장치
RU2009117466A (ru) Способ и устройство для охлаждения потока углеводородов
RU2719533C1 (ru) Способ производства сжиженного природного газа и компримированного природного газа на газораспределительной станции и комплекс (варианты) для его осуществления
JP2004069215A (ja) 熱交換装置及びその制御方法並びに液化天然ガスの冷熱を利用した炭酸ガスの液化方法
JP3303101B2 (ja) 超臨界ガスの液化方法及び装置
JPH05203342A (ja) 超臨界ガスの液化方法及び装置
JPS6130182B2 (ja)
JP7078344B2 (ja) 気体混合物から凝縮除去可能な異物を分離するための方法、装置、コンピュータプログラムならびに記憶媒体
JP2022526970A (ja) 熱交換器を動作させるための方法、熱交換器を有する構成、および対応する構成を有するシステム
JP3195986B2 (ja) ヘリウムガス供給方法及び装置
JP2001108320A (ja) 極低温冷凍装置
JP6976893B2 (ja) ガス昇圧方法およびガス昇圧装置
RU2775341C1 (ru) Способ сжижения природного газа (варианты)
CN116558229B (zh) 一种可连续工作的氦气纯化器与纯化方法
JPS6353470B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100907

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120319

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5306216

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250