JP2010507087A - 時計針、針を駆動するムーブメント及びタイムピース - Google Patents
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Abstract
【課題】 この発明は、第1回転軸の周りを回転する時計ムーブメントの駆動部材(33)によって駆動されるベースを備えているタイムピース用針(35,100)に関し、このベースは第1表示部(40,44,45)まで延在している。第1表示部は、時計ムーブメントの駆動部材(50,78)によって、第1回転軸に実質的に直交した第2回転軸の周りを支持体の回転で駆動される第2表示部(46,70,101,102)用の支持体を有する。これらの特徴によって、時を表示するために、例えば文字板に設けられた目盛に関して伝統的な方法で針が駆動され、第2表示部の回転により、時と独立した付加的な情報が表示される。この構造の結果として容積が小さくなり、タイムピースの表示領域を視覚的に整頓させると共に、いくつかの時間計測複雑機構を同時に表示させることができる。
【選択図】 図3
【選択図】 図3
Description
この発明は、第1回転軸を中心に回転するように時計ムーブメントの駆動部材によって駆動される、ベースを備えたタイムピース用針に関し、そのベースは、タイムピースの目盛と協働する第1表示部まで延在している。
この発明は、このような針が駆動可能に設計された時計ムーブメントとこの針に関連したムーブメントを備えているタイムピースにも関係する。
タイムピースが文字板に設けられている目盛に関して、特定の変数にそれぞれ関連したいくつかの針を有することは一般的であり、時計学の分野では当たり前である。
したがって、タイムピースが、3つの針が時間、分、及び秒を表示するために使用され、付加的な針が、日付、別の時間帯、月の状態、パワーリザーブなどの補助的な情報を表示するために設けられることが、以前から知られている。
しかし、タイムピースの大きさ、特に表示領域に関して考慮すると、特に複雑機構様式のタイムピースの場合には、いくつかの変数を有する針が同時に表示されるのが好ましい。
一例として、2004年4月28日にスイスの時計メーカーであるETA SAの名で公開された特許出願EP1413934には、12時間で1回転する時針が、24時間で1回転させるためにムーブメントによって駆動される円盤体に同軸に設けられているタイムピースが記載されている。この円盤体は、2つの半円盤体で構成され、一方は明るく、他方は暗く、この針で昼と夜との区別をするために時針を基準にして配置されている。このような構造によって、時針は、時情報に関する2つの項目を同時に表示する。
さらに、特許US4583864には、ソーラーシステムを有する腕時計が記載されている。この腕時計は、ムーブメントの動作に基づいて秒針のシャフトが回転するとき、地球が円軌道を描いて動き、またその軸の周りを回転するように設計された機構を備える。
最後に、欧州出願EP1705535には、第1回転軸の周りを回転する太陽歯車を備え、遊星歯車が軸支搭載されている3つのピボットシャフトを備えているタイムピースについて記載されている。遊星歯車は、第1軸に対して直交する第2回転軸の周りを回転する。遊星歯車の回転が太陽歯車の回転と関連するように、この機構は配置される。
しかし、前述した特許又は特許出願に記載された機構は、互いに独立した変数を同時に示すことができない。
この発明の主な目的は、多くの情報項目が同時に表示されるタイムピース用の針を提案することによって、先行技術でよく知られた機構における不利な点を解決することであり、これらの情報項目は互いに独立することもあり、ムーブメントはこのような針を制御することができる。
この目的を達成するために、この情報は、特に上述したタイプの針に関し、第1表示部は、第1回転軸に実質的に直交する第2回転軸に関して平歯又はかさ歯を備え、かつ第2回転軸の周りを時計ムーブメントの駆動可動体によって支持体の回転で駆動された第2の表示部用の支持体を備えることを特徴とする。
この特徴のために、針は、例えば文字板に設けられた目盛に対して時を表示するために伝統的な方法で駆動され、第2表示部の回転により、付加的な情報が時と独立して表示される。さらに、このような構造により体積が小さくなり、タイムピースにおける表示領域が先行技術における解決手法に比べて外見上整頓させることができる。
選択される変数によらずに、この発明の範囲から逸脱しない、多くの変形例を想定することができる。詳細には、例えば、パワーリザーブを表示するために第2表示部を継続して駆動するようにすること、昼/夜情報を表示するために周期的に第2表示部を駆動すること、或いは、アラームのような付加的な機能が働く状態にすること、を想定することができる。このような場合に、第2表示部は、前記時計ムーブメントに関連した変数に関する目盛又は時間変数に関する目盛を有する。
変形例によると、付加的な変数を表示するために、支持体に関して回転するように設けられ、ムーブメントから離れて駆動されている第3表示部を針が備えるように形成されてもよい。第3表示部は、前記第1部及び前記第2部と同軸であり、それらの間に配設され、前記第2回転軸の周りを前記第2表示部と独立して前記時計ムーブメントに近接した前記支持体の回転で駆動される。
このような特徴を有するので、例として、時計ムーブメントのパワーリザーブを表示すること及び時針のみを使用して昼/夜情報を表示することを想定することができる。
この発明は、ムーブメントの全面に実質的に直交する第1回転軸の周りを少なくとも針のベースを回転させる駆動手段に運動学的に接続された輪列を備えている時計ムーブメントにも関し、前記ベースは、タイムピースの目盛と協働するように設けられている第1表示部に固定され、さらにそれは前記針の第2表示部を駆動するように設計された少なくとも1つの付加的な駆動可動体を備え、この第2の部分は前記第1回転軸に実質的に直交する第2回転軸の周りの回転に関して前記第1表示部によって支持されている。
この発明は、ガラスによって閉鎖されたケースを備え、かつ上述された時計ムーブメントが配設されているハウジングを有するタイムピースにも関係し、前記ムーブメントは上述された針を駆動するように設計され、この針は前記ムーブメントと前記ガラスとの間を動く。
この発明の他の特徴及び利点は、限定のない例として提供された添付図面に参照される、以下の好ましい実施態様についての詳細な説明を読むことにより、さらに明らかになるだろう。
図面と以下の詳細な説明とは、限定されない例として、パワーリザーブを示すための機構を備えたタイムピース用のムーブメントに関する。特に、パワーリザーブを示すための機構は、出願人の企業の名で公開された欧州特許出願EP1139182A1に記載されている機構に類似している差動歯車を備えるタイプであり、この発明の主題がこのような機構に直接に関係しないので、その仕組みは詳細に記載されていない。差動の働き方に関する前述した出願の一部の記述は、参照することによりこの出願に組み込まれる。
図1は、ブリッジ側から見た簡略化した平面図にこのタイムピースムーブメントを示す。
このムーブメントは、伝統的な方法でムーブメントのほとんどの部品を配置及び位置決めするために設計される、さまざまな孔と皿穴とを有するプレート1を備える。
このプレートは、特に駆動部材又は時計ムーブメントのエネルギー源を形成している、2つの香箱を支持している。これら2つの香箱2及び3は、それぞれ平歯5を有し、かつカバー6によって閉鎖されるドラム4を備えている。ぜんまい(図示なし。)は、通常、それぞれのドラムに収納され、内部の第1端部で香箱シャフト7に結合され、外部の第2端部でドラムに結合されている。それぞれのシャフト7は、対応する香箱がプレートに関して回転するように配設される。
2つの香箱2及び3が一組で設置され、それぞれのドラムの歯5が、ピニオン8を介して互いにかみ合うように配置される。
この香箱は、使用者の動作により、駆動部材の入力側に作用する伝統的な巻機構(図示なし。)に、すなわち対応するぜんまいの内部の端部を回転する第1香箱2のシャフト7と一体となって回転するラチェット9に、負荷をかける。第2香箱3におけるぜんまいは、第1香箱のドラム、かな8及び第2香箱のドラムを介して巻かれる。このムーブメントにおける駆動部材から輪列(十分に示されていない。)への出力は、第2香箱3におけるシャフト7と一体となって回転するホィール10の形で存在する。
このホィール10は、二番かな14とかみ合っているそのホィール13を可動する二番車のかな12とかみ合うように配置されている。既知の通りに、二番かなは、機械的振動子と運動学的に結合されている二番車15と一体となって回転し、図示されないが、それはタイムピースの表示部品の運転を調整するためのタイムベースを備える。
さらに、ムーブメントは、香箱2及び3のパワーリザーブの表示を制御することのできる機構を備えている。この機構は、第1差動入力を規定している第1ホィール17と第2差動入力を規定している第2ホィール18とその出力を規定している中心シャフト19とを有する差動歯車16を備える。
第1ホィール17は、第1香箱2のラチェット9と直接かみ合うように配設され、第2ホィール18は、限定されない例として、第1可動体21、第2可動体22、第3可動体23を備えている連結する輪列を介して駆動部材の出力ホィール10に運動学的に結合される。
図1のII-II断面における簡略化した図面を示す図2は、パワーリザーブを示す機構の働きを明らかにする。
差動の入力ホィール17及び18はそれぞれ、中心シャフト19に固定され、かつこのシャフトに直交する回転軸28の周りを自由に回転する遊星ホィール27の歯とかみ合うように配置された歯25,26に固定されている。
したがって、巻き操作の際、ラチェット9の回転によって、遊星ホィール27を介して中心シャフト19を回転させる第1入力ホィール17が回転し、巻いている間第2入力ホィール18が実質的に固定されるようにすることができる。
ムーブメントが正常に作動しているとき、振動子にエネルギーを供給して、エネルギー源が放出し、この振動子は第2香箱3の出力ホィール10から解放されているが、香箱2のラチェット9は不可動のままである。ホィール10の緩やかな回転は、連結している輪列21,22,23を介して差動の第2入力ホィール18に伝達され、こうして遊星ホィール27を介して中心シャフト19に伝達される。
ムーブメントの別の部分における簡略化した断面図を示す図3は、図5に示すIII−IIIにおける断面であり、差動の中心シャフト19から表示部材までの動きの伝達とパワーリザーブに関する情報がこの発明による表示部材によって好適に表示される方法とを示している。
二番車のシャフト30は、伝統的な方法で分針が駆動される筒かな31を支持する。さらに、筒かな31は日の裏装置(図4の符号34参照。)によって筒車33に結合される。
筒車33は、24時間で1回転するように通常二番車によって駆動され、そのパイプ上で駆動される時針35を支持する。
時針35は、円筒形状のベース36を備え、その軸は筒車の回転軸と同軸であり、それは中心穴を有し、筒車33のパイプ上で駆動される。
ベース36は筒車の回転軸に直交するように示された付加的な貫通穴37を備えている。環状突出部38が、この点で厚みを増大させるように穴37の周りに形成される。
ベース36は、前記第1回転軸と同軸の軸を有するパイプを備え、前記第1表示部は、前記ベース36から前記パイプに実質的に直交しているシャフト40によって規定される。これに関して、シャフト40は、穴37内で駆動され、この穴は、ベース36から針の長さの範囲内にあり、3つの筒状セクション41,42及び43を有し、それぞれがベース側にある筒状セクションよりも僅かに小さい直径を有している。第3セクション43は、例として、円錐形状の隣接する2つの端部44,45がねじ込まれ、時針35の端部を規定する部分にねじ山を有している。あとで分かるように、端部44は、第2表示部に対する土手軸を規定する、ベース36からいくらか離れたところに保持要素44を構成している。
時針の第2表示部を規定しているパイプ46は、シャフト40の第1セクション41に回転可能に当接されて、第1端部47を介してベースの環状突出部38に隣接するように、配置されている。
第1端部47は、かさ歯48を保持する放射状の延在部を備え、そのかさ歯は、筒車33に対して自由に回転するように設けられている付加的な駆動可動体50のかさ歯49とかみ合うように配置されている。
付加的な駆動可動体50は、前記第2表示部46の角度位置を常に前記パワーリザーブの大きさと関連付けるように形成されている。
駆動可動体50は、差動歯車16の出力と運動学的に結合されている。そのために、減速歯車があり、それは差動のシャフト19から始まり、かな51を支持し、第1小鉄車52及び第2小鉄車53が可動によって引き継がれ、ホィール54が第2小鉄車53とかみ合っており、そのかな55が駆動可動体50のホィール56とかみ合っている。駆動可動体50におけるホィール56とかさ歯49とは、エネルギー源のパワーリザーブに関する情報が差動16から発生して、時針35のパイプ46に伝達されるように、互いに固定されている。
このような機構によって、パイプ46は、時計ムーブメントのエネルギー源のパワーリザーブの大きさ変化を示す機能として、シャフト40の周りを時針のベース36に対して回転駆動する。このような特別な特徴を生かすために、パワーリザーブの大きさを示すために採用される可能性のある様々な方法がある。特に、パイプ46が、日付又は時間の目盛を有するように形成され、分針が動く平面に表示される大きさがパワーリザーブの実際の大きさに対応してもよい。また、時針の第1表示部が、常にパイプによって支持された、実際の大きさを指すように設計された、固定されたマークを保持するように形成されてもよい。変形例によると、パイプ46の軸方向にらせん状に延在している目盛が設けられ、その視認性を改善することもできる。
筒車33が回転駆動するとき、時針35は一定のパワーリザーブの代わりに同様に回転し、すなわち駆動可動体50が固定されるとき、パイプ46が時針の第1表示部の周りを回転することは注目される。この場合に実際に生じることは、駆動可動体の取り付けられた歯49に従ってパイプのかさ歯セット48が動くことである。したがって、この現象を考慮して特別な手段を取らなければ、その実際の大きさに対してパワーリザーブの示度がずれることになる。
ここに記載された発明における好ましい実施形態に照らして、このずれは、エネルギー源の出力10と差動歯車16の第2入力18との間に配置された、連結している輪列21,22,23に関して適切な歯車比を選択することによって、なくすことができる。この選択は、パワーリザーブの最小と最大の大きさと第2香箱3のシャフト7がこれらの同じ大きさの間でする回転数とに対応する目盛りの間における所望のパイプ46の回転数に、特に依存することは注目される。当業者は、この発明の範囲を逸脱することなく、要求に合うように作用する各種の輪列を適用させることができる。
さらに、時計ムーブメントは、図3にも示されているいくつかの要素が、プレート側からの簡略化した平面図を示す図4に、概略的に図示された伝統的なセッティング機構を備える。
セッティング機構は、小鉄車62とかみ合うようになっている摺動かな61を支持する巻真60を備え、セッティング位置にある日の裏装置34のホィールだけと協働するように、プレート1に関して並進運動するために配設される。
セッティング動作の際に日の裏装置から筒車33を動かすときにパワーリザーブの大きさの示度に誤りがないように、補正輪列が設けられてもよい。この補正輪列は、日の裏装置34のホィールにかみ合い、かつ駆動可動体50のホィール56とかみ合っているかな65を可動する補正のホィール64とかみ合うように配置された小鉄車63を備えている。このような構造に基づいて、筒車33がセッティング機構からはずれて回転するとき、駆動可動体50は一方向に、及びパイプ46の角度位置が時針35のベース36に対して固定される範囲で、同時に回転する。
この場合に、かな55を回転させるホィール56にかけられる補正をなくすために、かな55とホィール54との間に歯状の切り込みが設けられるのが好ましい。このような歯状の切り込みがない場合には、パワーリザーブの大きさの示度が不正確になり、対応する機構における一連の歯車が破損するかもしれない。
図3に戻って、付随的な情報すなわち時針35を使用する昼と夜の情報を表示するための特定の機構について、記載する。
時針35は、シャフト40と同軸であり、パイプ46の周りに配置され、かつパイプ46とシャフト40とに関して自由に軸支旋回するパイプ70の形状を有する、3つの表示部を備えていることが、図3から分かる。
針は、パイプ70に対応している第2表示部に力を及ぼすように設計された弾性部材71を備え、そのパイプは保持要素44によって規定される軸土手(軸バンキング)に対してそれを保持し、同時にそれ自身が回転するために前記軸土手から離れて動く。これらの弾性手段は、例えば、パイプ46とシャフト40の第2セクション42との間に介在されるつる巻ばね71であり、それは、シャフト40の第1セクション41の側面とパイプ70の環状内表面72との間に予め組み込まれる。それ故に、パイプは、第1表示部の保持要素44を構成している端部を支持し、この保持要素は、ばね71によってかけられる力の影響に基づいて、パイプ70の軸土手を規定している。
さらに、前記軸土手は、パイプ70に対応する第2表示部をベース36に関して角度を持って配置する角度機能も果たす。パイプ70は、その回転運動で一定の2つの角度位置をとることができ、これらの角度位置は、端部44における第1又は第2止まり穴74(図7bで見える)とパイプ内に挿入されるピン73との協働により特定される。指示するために、パイプがその軸を含む平面に沿って対称に2等分に分けられ、2等分されたそれぞれが、昼と夜の情報が容易に判別できるように固有の色を有するように形成される。この場合には、パイプにおける一定の2つの角度位置それぞれで、使用者は半分だけ見ることができる。
勿論、別に配置され、パイプ70における軸土手からとりわけ分離された手段やボールラチェットといった、異なる角度位置手段を設けることは可能である。
パイプ70は、ベース36に関して第2表示部の角度位置を表す視覚的なマークを見せたり隠したりするために、それが動くように配置された、少なくとも1つの移動窓75を有する。例えば、2つの窓75がパイプ70に形成され、それは、パワーリザーブの大きさに関連してパイプ46に設けられた目盛りを見せるために、前述した一定の2つの位置と関連付けられる。
前記針の第2表示部を駆動するように設計された付加的な駆動可動体78,80があり、それらはパイプ70によって規定される第2表示部における平歯又はかさ歯77とかみ合うようになっている平歯又はかさ歯を有する。実際に、時針35のベース36の近くに配置された、パイプ70の端部76は、筒車33の周りを軸支旋回するように設けられた環状ホィール78の縁にある歯にかみ合うように配置された平歯又はかさ歯77を有する。付加的な駆動可動体78,80は、前記第2表示部70を周期的に駆動するように配置され、2つの異なる角度位置のうち第1又は第2を表示するためにそれ自身を半分回転させる。
環状ホィール78は、ショルダねじ82によってプレート1に固定される伝統的なタイプのローラー型ディスコネクト歯車であるホィール81とかみ合って歯を支持している付加的な環状ホィール80に固定される。ディスコネクト歯車は、そのホィールとそのホィールに設けられているかなの相対的な回転運動、伝達、方向を、周知の方法で伝達するように設計されている。
前記付加的な駆動可動体78,80の動きを制御するために作動するむち(ホイップ)型機構が、ディスコネクト歯車のかな83に作用するように設けられ、12時間毎にその伝達方向へのわずかな回転を通してそれを回転させる。この機構の仕組みは、2つの異なる構造で簡略化した平面図に同様に示された、図5と6とにより詳細に記載される。
かな83は、ショルダねじ87でプレートに軸支搭載されたベース86を備えるレバー85によって回転され、そこから2つのアーム88及び89が所定の角度で延在している。アーム88は、その自由端にラック90を有し、その歯は、かな83の歯とかみ合うように設計されている。アーム89は、その自由端の領域に固定ピン91を有し、その機能が以下に説明される。図5及び6で反時計回りの回転方向にアーム89を押し戻す力がそれに働くように、長い湾曲ばねがプレートに設置され、プレートに固定されている土手93が、レバー85の休止位置を規定するために設けられている。
むち型機構は、筒車33によって直接に反時計回りに回転される制御ホィール95を備え、それはピン96と歯止め97とを有する。
制御ホィール95の角度位置は、朝のおよそ6時間と晩のおよそ6時間という時間を指す、昼と夜との指示変更が採られる時間外に起こる巻きフェイズの際に、ピン96がレバー85のアーム89と接触し、レバーを時計回りの方向に軸支回転するように湾曲ばね92の力に対抗する力をそれにかける。
むち型機構が図5に示される構造であるとき、アーム89によって支持される固定ピン91は、巻き位置にレバー85を固定するためにプレート1に固定されたラチェットばね98の留め具と協働する。
ディスコネクト歯車は、ラック90の動きによって生じるそのかな83の回転動作が、不動のままのホィール81に伝達されないように配設される。
歯止め97は、限定されない例として、ピン96と同じ制御ホィール95における直径位置に、実質的に配置される。それ故に、レバー86が巻かれて(回転されて)およそ6時間で、歯止め97がラチェットばね98の端部に配置されている嘴99と接触するようになり、ラチェットばねを変形し、レバー固定ピン91を解放する。
レバー85が解放されると、レバーは、湾曲ばね92によってもたらされる力の影響で反時計回りの方向に軸支旋回し、ディスコネクト歯車のかな83に打ちつけ、このラック90の動きにより、この場合に時計回りの方向である伝達方向に、かな83が素早く回転する。
図6は、歯止めがちょうどレバーを解放しており、ラチェットばね98の嘴99と接触しているときのむち型機構を示す。
嘴99が、巻き端でこのレバーを固定するように、支持表面を介してピン91と協働することのできる厚みが付加されていることは、図より明らかである。支持表面は、固定された位置にレバーをより安定させるように湾曲されているのが好ましい。さらに、歯止め97の厚みがピン96よりも小さく、歯止めがピンとは違ってレバーとの直接的な相互作用を有する必要が全くない場合に、レバーに接触せずにレバーを通過することができることは注目すべきである。
ラック90、かな83、ホィール81、環状ホィール80及び78、及びパイプ70の平歯77との間の歯車比は、レバー85の軸支旋回動作によってパイプ70が、時針35上で昼と夜との情報を変更させるために半回転させるように選択されるのが好ましい。
既に述べ、図7bに関する記述中でより明らかになるように、パイプ70が半回転するように駆動されるとき、ピン73は、別の穴に挿入される前に第1表示部の1つの止まり穴74から引き出される。ピン73の引き抜きは、つる巻ばね71が圧縮された結果として可能となる。
ここに記載された構造により、情報の変更が時計回り又は反時計回りの方向に針が動かされることによって行なわれることに関わらず、昼と夜との情報の変更がセッティング動作の間にも行われることは、注目される。
時針35の日常動作の間、パイプ70は、ピン73と止め穴74のうちの1つとが協働することによって固定される。その結果として、環状ホィール78及び80は、ディスコネクト歯車のホィール81を回転を伝達しない方向に回転駆動及び回転させ、それ故にこの回転は、かな83に伝達されない。このような構造により、パワーリザーブに起こりがちなずれがディスコネクト歯車によって直接的になくなる。
勿論、ここに記載されている原理の適用可能性は、あらゆる種類の情報を昼と夜との情報の代わりに表示できるので、例えば、特に別の時間帯、秒、曜日、日付、月、うるう年等を表示できるので、事実上限定されない。
限定されない例として、パイプ46と70との間で利用できる表示表面の区分は変更可能であり、パイプ70上に日付が表示されるように形成されても良く、すでにパワーリザーブに関連して提案しているように、対応する情報がらせん状に分布されてもよい。
制御ホィール96によって直接に駆動される小鉄車によって、ディスコネクト歯車のかな83とかみ合っているレバー85を元の位置に戻すことで、パイプ70が継続して回転するように形成されてもよい。
あるいは、同様のタイムピースに、パイプ70を手動で回転できる機構に結合された外部制御手段を配置することができる。このような機構は、アラーム機能、ストライク作動機構、或いは2つの時間帯の間での切換えといった、ムーブメントにおける既存の複雑機構に基づいて形成可能であり、パイプ70は、アラームやストライク機構の場合にスイッチをオン・オフするような、この複雑機構の作動状態を指示するのに利用するために配置される。
さらに、時針35に関して記載されている構造は、限定されない。図7aは、変形例による時針100の断面図を示す。先の図に併せて既に記載されている要素は、変形例を理解し易くするために、以前と同じ参照符号で示さている。
時針100は、ベース36を備え、そこから既に説明した2つの端部44及び45を有するシャフト40が延在している。
さらに、シャフトと端部とを備えている第1表示部は、シャフト40と同じ軸をそれぞれ有している、第1及び第2パイプ101,102に対する支持体を有している。
第1パイプ101は、その主要部103を介してシャフト40の第1セクション41に対して自由に回転するように設けられ、これは端部44にある2つの止め穴74と協働するピン73を備えている端部104に固定されている。つる巻ばね71は、パイプが端部44に圧力をかけられ続けるために、パイプ101と第1セクション41の側面との間で圧縮応力が与えられている。
パイプ101が昼と夜との情報を表示するのに利用されるとき、それがその軸を含む平面に対称に2分割されるように形成され、昼と夜との情報を識別するために、使用者は一度にその半分を見ることができるのが好ましい。
より詳細には、パイプ101の端部104は、端部44と同じ横断面を有し、そこで時針100の形状で継続性を確保するように、2つの要素が対面し、昼と夜との情報を表示するための区分を示すことになる。
パイプ101のベース36端部は、筒車33の周りを自由に回転するように設けられ、かつ環状ホィール107によって駆動され、かつそこに固定されている可動体106の歯とかみ合っている平歯105を有する。当業者にとって、前述の技術に基づいて、自身の要求に適合する環状ホィール107を駆動する手段を実行することに、特別な困難性はないだろう。
第2パイプ102は、第1パイプ101の主要部103上に回転可能に設けられ、その外周壁はその端部104のそれと実質的に継続するように位置している。
針のベース36と同じ端に配置された第2パイプの端部108は、可動体106と環状ホィール107とに回転可能に設けられた駆動可動体78の歯とかみ合っている、平歯77又はかさ歯を備えているのが好ましい。前述したように、駆動可動体78は、パイプ102がシャフト40の周りを適切に回転することによって、ムーブメントのエネルギー源のパワーリザーブの大きさを表示するように形成される。
最新の変形例では、内部パイプに設けられた情報を見えるようにするために、外部パイプに1つ又はそれ以上の窓を備える必要がないことから、折り畳みタイプ(フォールドアウトタイプ)の構造を提案する。
図7bは、図7aのP−Pで示された断面、すなわち端部44の側壁付近を通る断面における、時針の構造を詳細に示している。
この図は、一定の2つの角度位置で昼/夜指示パイプのピン73と共に協働する止め穴74の外観を示している。つる巻ばね71の圧縮力を低減することによって昼/夜指示パイプが回転するのを容易にするために、円弧形状をした2つの溝109を2つの止め穴の両側に形成しているのを認めることもできる。
先の記載は、如何なる限定も示唆することなく記載された、発明における好ましい実施形態に対応する。特に、タイムピースムーブメントの各種構成部に対して示され及び記載された形状については限定されない。
この発明は、同じ針で2つの付加的な情報項目を表示すること又は時針をそのように使用することに限定されない。例えば、この発明による表示部を日付針と共に使用し、日付針が自転するようにして、1回転の4分の1でうるう年を、1回転の12分の1で月を表示することもできる。
記載された付加的な2つの表示機構を独立して使用することもできる。逆に、容積に関する制約が時計メーカーによって強要されるなら、この発明の範囲から逸脱することなく、時計メーカーは同じ針を利用して付加的な2つ以上の情報項目を表示するだろう。あるいは、2つの針、特に時針と分針とが同様に機能し、例えば、類似の機構を使用して昼と夜との情報を同時に表示することもできる。
前述したことを補足するために、記載されているムーブメントに日の出及び日没の時間を特定するための機構を付加すること、例えば昼/夜情報が変更される時間が一年に亘って修正することができるように、この機構から制御ホィール95が駆動可能であることも注目される。
さらに、パワーリザーブの大きさを表示することも、一例として説明されている。特に電気機械型のタイムピースで、他の情報を表示可能であることは当然である。この発明が機械式型のタイムピースで実行されるとき、差動歯車の使用と同様に、香箱の数も限定されない。
Claims (17)
- 第1回転軸の周りを回転するように時計ムーブメントの駆動部材(33)によって駆動され、かつタイムピースの目盛と協働する第1表示部(40,44,45)まで延在している、ベース(36)を備えているタイムピース用の針(35,100)であって、
前記第1表示部は、前記第1回転軸に実質的に直交する第2回転軸に関して、平歯又はかさ歯(48,77)を備えた第2表示部(46,70,101,102)に対する支持体を有し、前記第2表示部は前記時計ムーブメントの駆動可動体(50,78)によって前記第2回転軸の周りを前記支持体の回転で駆動されることを特徴とする、ベース(36)を備えているタイムピース用の針。 - 前記ベース(36)は、前記第1回転軸と同軸の軸を有するパイプを備え、シャフト(40)によって規定されている前記第1表示部は、実質的に前記ベースから前記パイプに直交して延在していることを特徴とする請求項1に記載の針。
- 前記第1表示部は、前記第2表示部(70)に対する軸堤防を規定する、前記ベース(36)からいくらか離れた保持要素(44)を有し、前記軸堤防は前記ベース(36)に対して前記第2表示部(70,101)を配置する角度機能も果たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の針。
- 前記軸堤防に対して保持し、同時に自身を回転するために前記軸堤防から離して動かす前記第2表示部(70,101)に力をかけるように設計された弾性手段(71)を備えることを特徴とする請求項3に記載の針。
- 前記第2表示部(46,70,102,102)は、前記時計ムーブメントに関連する変数又は時間変数に関連する目盛を有することを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の針。
- 前記第2表示部(70)は、前記ベース(36)に対するその角度位置での表示を見せたり隠したりするために動くように配置された、少なくとも1つの可動窓(75)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の針。
- 前記第1部分(40)及び前記第2部分(70,101)と同軸で、それらの間に配置された第3表示部(46,102)を備え、この第3表示部は前記第2回転軸の周りを、前記第2表示部とは独立して前記時計ムーブメントによる前記支持体の回転で駆動されることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の針。
- 前記第3表示部(46,102)は、前記第2回転軸に関して平歯又はかさ歯(48)を有し、前記時計ムーブメントの付加的な駆動歯(49)と協働することを特徴とする請求項7に記載の針。
- ムーブメントの全面に実質的に直交した第1回転軸の周りを少なくとも針(35,100)のベース(36)を回転させる駆動手段(33)に運動学的に接続されている輪列(12,13)を備え、前記ベース(36)がタイムピースの目盛と協働するように第1表示部(40,44,45)に固定されている時計ムーブメントであって、
さらに前記針の第2表示部(46,70,101,102)を駆動するように設計された、少なくとも1つの付加的な駆動可動体(50,78,80)を備え、この第2部分は、前記第1回転軸に実質的に直交する第2回転軸の周りの回転に関して前記第1表示部によって支持されていることを特徴とする時計ムーブメント。 - 前記付加的な駆動可動体(50,78,80)は前記第2表示部(46,70,101,102)の平歯又はかさ歯(48,77)とかみ合って設置されるように設計された、平歯又はかさ歯を有することを特徴とする請求項9に記載の時計ムーブメント。
- 前記付加的な駆動可動体(78,80)は前記第2表示部(70,101)を駆動するように設計され、第1又は第2の別個の角度位置を示すために自身を2分の1回転させることを特徴とする請求項10に記載の時計ムーブメント。
- 前記付加的な駆動可動体(78,80)の動きを制御するように作動されるむち機構(85,90,92,98)を備えることを特徴とする請求項11に記載の時計ムーブメント。
- 所定のパワーリザーブを有するエネルギー源を備え、前記付加的な駆動可動体(50)は、前記第2表示部(46,102)の角度位置を常に前記パワーリザーブの大きさと関連させるように制御されることを特徴とする請求項10に記載の時計ムーブメント。
- さらに、前記エネルギー源(2,3)の入力(9)に接続された巻き機構を備え、前記源は前記輪列(12,13)に接続された出力(10)も備え、さらに前記ムーブメントは、前記エネルギー源の前記入力(10)に運動学的に接続された第1入力(17)と前記エネルギー源(2,3)の前記出力(10)に運動学的に接続された第2入力(18)と前記付加的な駆動可動体(50)に運動学的に接続された出力(19,51)とを有する差動歯車(16)を備える請求項13に記載の時計ムーブメント。
- 第1輪列(9,17)と第2輪列(10,18,21,22,23)とを備え、これら2つの輪列は、前記エネルギー源の入力(9)と前記差動歯車の前記第1入力(17)との間、前記エネルギー源の前記出力(10)と前記差動歯車(16)の前記入力(18)との間にそれぞれ配置され、前記第1輪列及び第2輪列はそれぞれ異なる歯車比を有することを特徴とする請求項14に記載の時計ムーブメント。
- 前記第2回転軸の周りを前記第1表示部(40)と第2表示部と同軸である、前記針(35,100)の第3表示部(46,70,101,102)を回転させるように設計された付加的な駆動手段(50,78,80)を備えることを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載の時計ムーブメント。
- ガラスによって閉鎖されるケースを備え、請求項9〜16のいずれか1項に記載の時計ムーブメントが配設されるハウジングを有するタイムピースであって、
前記ムーブメントは、請求項1〜8のいずれか1項に記載の針(35,100)を駆動するように設計され、この針は前記ムーブメントと前記ガラスとの間で動くタイムピース。
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