JP2010506506A - 無線通信システムにおけるターゲット基地局の任意のセルへのハンドオーバ - Google Patents

無線通信システムにおけるターゲット基地局の任意のセルへのハンドオーバ Download PDF

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Abstract

セル対基地局方式で、ユーザ機器(UE)のハンドオーバを実行する技術が記述される。UEは、ソース基地局からターゲット基地局へハンドオーバを実行するハンドオーバ・コマンドを受信することができる。ソース基地局は、UEのコンテクスト情報を基地局へ送る。このコンテクスト情報は、ターゲット基地局の全てのセルに対して利用可能である。UEは、ソース基地局のサービス提供セルから、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試みることができる。UEは、第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みることができる。UEは、(i)ソース基地局から第1のセルおよび第2のセルを受け取るか、または、(ii)ソース基地局から第1のセルのみを受け取り、ブロードキャストされたシステム情報に基づいて、第2のセルを決定することができる。

Description

本開示は、一般に通信に関し、特に無線通信システムにおいてハンドオーバを実行する技術に関する。
無線通信システムは、例えば音声、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャスト等のような様々な通信コンテンツを提供するために広く展開している。これらの無線システムは、利用可能なシステム・リソースを共有することにより複数のユーザをサポートすることができる多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの一例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム、およびシングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)システムを含んでいる。
無線通信システムは、任意の数のユーザ機器(UE)のための通信をサポートする任意の数の基地局を含むことができる。各基地局は、特定の地理的領域に通信有効範囲を提供することができる。各基地局の有効範囲領域の全体は、複数(例えば、3つ)のより小さな領域に分割されうる。用語「セル」は、この有効範囲領域にサービス提供する基地局および/または基地局サブシステムのうちの最も小さな有効範囲領域を称することができる。
UE(例えば、セルラ電話)は、呼出のために、サービス提供セルと通信することができる。UEは移動式でありうる。そして、サービス提供セルの有効範囲から、UEにより良くサービス提供する新たなセルの有効範囲へと移動しうる。UEは、サービス提供セルから新たなセルへのハンドオーバを実行することができる。新たなセルへのハンドオーバは、様々な理由で失敗するかもしれない。この場合、UEは、サービス提供セルとの接続を失い、アイドル状態に入りうる。その後、UEは、アイドル状態で、通常の方式で(例えば、最初から)、適切なセルへのアクセスを試みることができる。しかしながら、ハンドオーバ失敗の場合、UEがアイドル状態に入ることは、サービスの途絶をもたらし得る。これは、望ましいことではない。
本願は、本願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって組み込まれている、2006年10月3日に出願された米国仮出願60/828,010号と、2006年10月4日に出願された米国仮出願60/828,186号との優先権を主張する。
本明細書では、ハンドオーバ信頼性を向上するために、セル対基地局方式でUEのハンドオーバを実行する技術が記述される。UEは、ソース基地局からターゲット基地局へのハンドオーバを実行するハンドオーバ・コマンドを受信しうる。ハンドオーバの一部として、ソース基地局は、UEのコンテクスト情報を、ターゲット基地局へ送る。ターゲット基地局は、ハンドオーバ後にUEにサービス提供するためにこのコンテクスト情報を用いる。このコンテクスト情報は、ソース基地局から他のコンテクストを転送する必要なく、ターゲット基地局の全てのセルに利用可能である。
1つの設計では、UEは、ソース基地局のサービス提供セルから、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試みることができる。UEは、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みることができる。1つの設計では、UEは、例えばハンドオーバ・コマンドによって、ソース基地局から第1のセルおよび第2のセルを受け取ることができる。別の設計では、UEは、ソース基地局から第1のセルのみを受け取り、ソース基地局によってブロードキャストされたシステム情報(例えば、近隣セル・リスト)に基づいて、第2のセルを決定することができる。
本開示の様々な局面および特徴が、以下にさらに詳細に記載される。
図1は、無線多元接続通信システムを示す。 図2は、2つの周波数上のセルの構成を示す。 図3は、UEの状態図を示す。 図4は、ソース基地局からターゲット基地局の任意のセルへのUEのハンドオーバのためのメッセージ・フローを示す。 図5は、ソース基地局からターゲット基地局の任意のセルへのUEのハンドオーバのためのメッセージ・フローを示す。 図6は、ソース基地局からターゲット基地局の任意のセルへのUEのハンドオーバのためのメッセージ・フローを示す。 図7は、UEによってハンドオーバを実行するための処理を示す。 図8は、UEによってハンドオーバを実行するための装置を示す。 図9は、ソース基地局によるUEのハンドオーバをサポートするための処理を示す。 図10は、ソース基地局によるUEのハンドオーバをサポートするための装置を示す。 図11は、ターゲット基地局によるUEのハンドオーバをサポートするための処理を示す。 図12は、ターゲット基地局によるUEのハンドオーバをサポートするための装置を示す。 図13は、UEと2つの基地局のブロック図を示す。
本明細書に記載のハンドオーバ技術は、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、およびその他のシステムのような様々な無線通信システムのために使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ接続(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856標準をカバーする。TDMAシステムは、グローバル移動体通信システム(GSM)のようなラジオ技術を実施しうる。OFDMAシステムは、例えばエボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュOFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRA、E−UTRAおよびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)は、E−UTRAを用いるUMTSの最新版であり、ダウンリンク上ではOFDMAを用い、アップリンク上ではSC−FDMAを用いる。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からのドキュメントに記載されている。cdma2000とUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からのドキュメントに記載されている。これら様々なラジオ技術および規格が、当該技術で知られている。明瞭さのために、これら技術のある局面は、LTEについて以下に記載されており、LTEという用語が、以下の記載のほとんどにおいて使用される。
図1は、複数のエボルブドNodeB(eNB)を備えた無線多元接続通信システム100を示す。単純化のために、2つのeNB110aおよびeNB110bのみが図1に示される。eNBは、UEとの通信のために使用される固定局であり、NodeB、基地局、アクセス・ポイント等とも称されうる。各eNB110は、特定の地理的領域102のために通信有効範囲を提供する。システム容量を向上するために、eNB有効範囲領域は、例えば3つの小さな領域104a、104b、104cのような複数の小さな領域に分割されうる。これら小さな領域の各々は、各eNBサブシステムによってサービス提供されうる。3GPPでは、用語「セル」は、この有効範囲領域にサービス提供するeNBおよび/またはeNBサブシステムのうちの最も小さい有効範囲領域を称することができる。他のシステムでは、用語「セクタ」が、この有効範囲領域にサービス提供するサブシステムおよび/または最も小さい有効範囲領域を称することができる。明瞭さのため、以下の記載ではセルの3PGG概念が使用される。
UE120は、システム全体にわたって分布しうる。UEは固定式または移動式であり、モバイル局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局等とも称されうる。UEは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話等でありうる。UEは、ダウンリンクおよびアップリンクでの送信によって、1または複数のeNBと通信することができる。ダウンリンク(または順方向リンク)は、eNBからUEへの通信リンクを称し、アップリンク(または逆方向リンク)は、UEからeNBへの通信リンクを称する。図1では、2つの矢印を備えた実線は、UEとeNBとの間の通信を示す。1つの矢印を備えた破線は、他のeNBへのハンドオーバを試みているUEを示す。
モビリティ管理エンティティ/システム・アーキテクチャ・エボリューション(MME/SAE)ゲートウェイ130は、eNBs110に接続しており、UE120のための通信をサポートすることができる。例えば、MME/SAEゲートウェイ130は、例えば、ページング・メッセージのeNBへの配信、セキュリティ制御、アイドル状態モビリティ制御、SAEベアラ制御、高次レイヤ・シグナリングの暗号化および完全性保護、理由にページするためのユーザ・プレーン・パケットの停止、UEモビリティのサポートのためのユーザ・プレーンの切替のような様々な機能を実行することができる。システム100は、その他の機能をサポートするその他のネットワーク・エンティティを含みうる。LTEにおけるネットワーク・エンティティは、公的に利用可能な2007年3月の"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description"と題された3GPP TS 36.300に記載されている。
図1に示す例において、eNB110aは、異なる地理的領域をカバーする3つのセルA1、B1、C1を有する。eNB110bもまた、異なる地理的領域をカバーする3つのセルA2、B2、C2を有する。eNBs110a、110bのセルは、同じ周波数で動作することができる。明瞭さのために、図1は、互いに重なり合わないeNBのセルを示す。現実的な構成では、各eNBの隣接セルは一般に端部において互いに重なり合う。さらに、各eNBの各セルは一般に、端部において、1または複数の他のeNBの1または複数のセルと重なりあう。この有効範囲端部における重なりによって、UEが、システムのあちこちを移動すると、任意の場所における1または複数のセルから有効範囲を受け取ることができることを保証する。
図2は、eNBs110a、110bの別の構成を示す。図2に示す例において、eNB110aは、2つの周波数F1、F2それぞれにおいて動作し、かつ重なり合う有効範囲領域を持つ2つのセルA1、B1を有する。eNB110aもまた、2つの周波数F1、F2それぞれにおいて動作し、かつ重なり合う有効範囲領域を持つ2つのセルA2、B2を有する。セルA1、B1はそれぞれ端部においてセルA2、B2と重なり合い、セルA2、B2はそれぞれ端部においてセルA1、B1と重なり合う。
一般に、eNBは、任意の数の周波数上に任意の数のセルを持つことができる。複数のセルは、容量を向上するために、所定の地理的領域における異なる周波数上で展開されうる。この場合、地理的領域におけるUEは、これらセル間の負荷を平準化するために、異なる周波数上のセルにわたって分散されうる。一般に、UEは、サービス提供セルから、UEにより良好にサービス提供できるセルへのハンドオーバを実行することができる。より良好なセルは、サービス提供セルと同じ周波数上にあるかもしれないし、違う周波数上にあるかもしれない。
図3は、LTE内のUEのための状態図300を示す。UEは、例えばLTEデタッチ(detach)状態、LTEアイドル状態、およびLTEアクティブ状態のような幾つかの状態のうちの1つで動作することができる。UEは、起動されると、LTEデタッチ状態に入ることができる。LTEデタッチ状態では、UEは、システムにアクセスしておらず、システムによって知られていない。UEは、初期システム・アクセスを実行し、このシステムに登録する。UEは、その後、(i)UEが、ダウンリンクまたはアップリンクで交換するデータを持っている場合には、LTEアクティブ状態へ、そうでない場合には、(ii)LTEアイドル状態への何れかに移行することができる。
LTEアイドル状態では、UEおよびシステムは、UEがLTEアクティブ状態への迅速な移行を可能にするコンテクスト情報を有しうる。LTEアイドル状態にある間、送信または受信するデータがある場合、UEは、LTEアクティブ状態へのランダム・アクセスおよび移行を行うことができる。LTEアクティブ状態では、UEは、ダウンリンクおよび/またはアップリンクでシステムとアクティブに通信することができる。UEは、サービス提供セルの有効範囲の外側に移動した場合は常に、新たなセルへのハンドオーバを実行することができる。ハンドオーバが成功すると、UEはLTEアクティブ状態にとどまり、ハンドオーバに失敗すると、UEは、LTEアイドル状態に戻ることができる。UEは、その他の方法で様々な状態間を移行することもできる。
システムは、ネットワークによって開始されるハンドオーバ、および/または、UEによって開始されるハンドオーバをサポートすることができる。ネットワークによって開始されるハンドオーバの場合、UEは、システムによって指示される場合は常にハンドオーバを実行することができ、システムは、例えば、UEによってなされサービス提供セルへ送られる測定値に基づいて、UEがハンドオーバを試みるターゲット・セルを選択することができる。順方向ハンドオーバとも称されるUEによって開始されるハンドオーバの場合、UEは、ターゲット・セルへのハンドオーバを自律的に開始することができる。
UEは、セル対セル方式で、サービス提供セルからターゲット・セルへのハンドオーバを実行することができる。eNB間ハンドオーバの場合、サービス提供セルは、ソースeNBによってサービス提供され、ターゲット・セルは、ソースeNBとは異なるターゲットeNBによってサービス提供される。eNB間ハンドオーバに先立って、ソースeNBは、UEのコンテクスト情報を、ターゲットeNBへ転送し、ハンドオーバ後、UEにサービス提供するターゲットeNBを支援する。
サービス提供セルからターゲット・セルへのハンドオーバは、様々な理由で失敗するかもしれない。ハンドオーバは、セル対セル方式で実行されうるので、UEは、オリジナルのターゲット・セルへのハンドオーバが失敗した場合、第2のターゲットeNBの第2のターゲット・セルを選択することができる。その後、UEは、第2のターゲット・セルを介した接続の再確立を試みることができる。このハンドオーバ動作は、不必要に複雑であると考えられる。なぜなら、UEのコンテクスト情報が、ソースeNBから第2のターゲットeNBへと再び転送される必要があるからである。この複雑さを回避するために、UEは、ソースeNBとの接続をやめ、LTEアイドル状態に入る。その後、UEは、LTEアイドル状態において、通常方式で(例えば、最初から)適切なセルへのアクセスを試みる。しかしながら、ハンドオーバが失敗した場合に、UEがLTEアイドル状態に入ることによって、UEへのサービスが途絶するかもしれない。
局面では、UEは、セル対eNB方式でハンドオーバを実行し、ハンドオーバの成功確率を高めるために、ターゲットeNBの異なるセルへのハンドオーバを実行することができる。UEのコンテクスト情報は、eNB対eNB通信によって、ソースeNBからターゲットeNBへと転送されうる。このコンテクスト情報は、ターゲットeNBの異なるセルにサービス提供している異なるeNB間で容易に転送されうる。したがって、UEは、ソースeNBによるコンテクスト情報の他の転送を行う必要なく、ターゲットeNBの任意のセルへとハンドオーバされうる。したがって、このセル対eNBハンドオーバ技術は、UEが、コンテクスト情報の転送のための更なるオーバヘッドを必要とせずに、ターゲットeNBの任意のセルを選択することを可能にすることによって、ハンドオーバ手続きのロバスト性を高めることができる。
UEは、様々な方法で、ターゲットeNBの候補セルのリストを得ることができる。これらは、ハンドオーバのための候補である。1つの設計では、ソースeNBは、ハンドオーバを実行するようにUEに指示するために、例えば、これらセルのセルIDを、ハンドオーバ・コマンド・メッセージ内に含めることによって、候補セルのリストをUEに送ることができる。候補セルは、UEのサービス提供セルに地理的に近いかもしれない。リスト内の候補セルは、例えば、ハンドオーバが最も成功すると思われるセルから始まって、ハンドオーバが最も成功しにくいと思われるセルまで順序付けられる。UEは、ハンドオーバを試みるために、リスト内の最初のセルから始まって、リストから、一度に1つの候補セルを選択することができる。あるいは、UEは、ハンドオーバを試みるために、例えば、UEにおいて利用可能であるとのセル測定結果に基づいて、リスト内の候補セルを選択することができる。一般に、UEは、リスト内の任意の候補セルを自律的に選択し、選択されたセルへ、UEによって開始されたハンドオーバを実行することができる。選択されたセルへのハンドオーバが失敗すると、UEはリスト内の他の候補セルを選択し、このセルへのハンドオーバを試みることができる。
別の設計では、UEは、ソースeNB、ターゲットeNB、またはその他のeNBによってブロードキャストされたシステム情報に含まれる近隣セル・リストから、ターゲットeNBの候補セルのリストを得ることができる。この近隣セル・リストは、これらのセルをeNBに関連付ける情報のみならず、近隣セルをも含むことができる。例えば、近隣セル・リスト内の各セルは、特定のeNB IDに関連付けられうる。あるいは、別のeNBに別のセットIDが割り当てられ、各セルは、そのセルが属するeNBのセットIDにマップされうる。
また別の設計では、UEは、ソースeNBによって送られた測定制御メッセージから、1または複数の近隣eNBのセルの1または複数のリストを得ることができる。UEによって報告されたセル測定値に基づいて、近隣eNBのうちの1つが、ターゲットeNBとして選択される。その後、UEは、ハンドオーバを試みるために、選択されたターゲットeNBのセルのリストを用いることができる。UEはまた、別の方法でも、ターゲットeNBの候補セルのリストを得ることができる。
1つの設計では、ソースeNBは、UEがハンドオーバを試みることができるターゲットeNBの候補セルのリストを(例えば、ハンドオーバ・コマンド・メッセージで)提供することができる。別の設計では、ソースeNBは、UEがハンドオーバを試みることができるターゲットeNBの1つのターゲット・セルを提供することができる。UEは、ターゲット・セルへのハンドオーバが失敗すると、ターゲットeNBの他のセルへのハンドオーバを自律的に試みることができる。また別の設計では、ソースeNBは、UEがハンドオーバを試みることができるターゲットeNBの1つのターゲット・セルを提供し、UEによって開始されるハンドオーバが可能であるか否かを示すインジケーションを提供することができる。ターゲット・セルへのハンドオーバが失敗し、UEによって開始されるハンドオーバが可能であるのであれば、UEは、ターゲットeNBの別のセルへのハンドオーバを試みることができる。UEはまた、ハンドオーバを開始するか否か、および/または、どのセルにハンドオーバを試みるのかを、別の方法で決定することができる。
図4は、例えば、図1または図2に示すように、ソースeNB110aのセルA1から、ターゲットeNB110bのセルへのUE120xのハンドオーバのように、ソースeNBのサービス提供セルから、ターゲットeNBのセルへのUEのeNB間ハンドオーバのためのメッセージ・フロー400の設計を示す。明瞭さのために、以下では、UEのハンドオーバに適切なシグナリングおよび機能のみが記載される。
UEはまず、ソースeNBのサービス提供セル(例えば、セルA1)と通信する。ソースeNBは、UEのための測定手順を設定し(ステップ1)、UEは、ソースeNBに測定レポートを送る(ステップ2)。ソースeNBは、UEをハンドオフすることを決定し(ステップ3)、ターゲットeNBへハンドオーバ要求メッセージを発行する(ステップ4)。ソースeNBは、UEのコンテクスト情報をターゲットeNBへと送る。このコンテクスト情報は、RRCコンテクスト、SAEベアラ・コンテクスト、および/または、UEの通信をサポートするために使用されるその他の情報を含みうる。ターゲットeNBは、許可制御を実行し、UEのハンドオーバを受諾することができる(ステップ5)。その後、ターゲットeNBは、ソースeNBにハンドオーバ要求アクノレッジメント(Ack)を返すことができる(ステップ6)。
その後、ソースeNBは、UEにハンドオーバ・コマンドを送ることができる(ステップ7)。ハンドオーバ・コマンドは、UEがハンドオーバを試みることができるターゲットeNBの1または複数の候補セル(例えば、図1または図2におけるセルA2およびセルB2)を含むことができる。このハンドオーバ・コマンドはさらに、例えばターゲットeNBのためのコンフィグレーション情報(例えば、ラジオ・リンク・コンフィグレーション)のようなその他の情報をも含むことができる。UEは、ターゲットeNBへとシグナリングを送るためにこのコンフィグレーション情報を用いることができる。
その後、UEは、ソースeNBから離れ、ハンドオーバを試みるために、ターゲットeNBの候補セル(例えば、セルA2)を選択し、選択されたセルを用いてランダムなアクセスを実行することができる。このランダム・アクセスのために、UEは、選択されたセルへの同期を行うために、選択されたセルへと、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)によってランダム・アクセス・プリアンブルを送ることができる(ステップ8)。この選択されたセルは、UEから、ランダム・アクセス・プリアンブルを受信できないかもしれない。あるいは、選択されたセルは、ランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、ランダム・アクセス応答を返すことができるが、これはUEによって受信されないかもしれない。いずれの場合であれ、UEは、特定の期間内に、選択されたセルからのランダム・アクセス応答を受信しないのであれば、1または複数のさらなる回数、ランダム・アクセス・プリアンブルを再送信することができる。UEは、ランダム・アクセス・プリアンブルを特定の回数送った後、ランダム・アクセス応答を受信しないのであれば、選択されたセルに対するハンドオーバ失敗を宣言する。ハンドオーバ失敗を宣言した後に、UEは、ターゲットeNBの別の候補セル(例えば、セルB2)を選択し、このセルを用いてランダム・アクセスを実行することができる。UEは、(i)選択されたセルからのランダム・アクセス応答を受信するまで、あるいは、(ii)ターゲットeNBの全ての候補セルが選択されるまで、ターゲットeNBの別の候補セルを選択することと、この選択されたセルを用いてランダム・アクセスを実行することとを繰り返すことができる。UEは、ターゲットeNBの候補セル(例えば、セルA2またはセルB2)からランダム・アクセス応答を受信することができる。ランダム・アクセス応答は、例えばアップリンク(UL)応答割り当て、UEのための先行タイミング、および恐らくはその他の情報のような情報を含みうる。
ターゲットeNBの候補セル(例えば、セルA2またはセルB2)へのアクセスが成功すると、UEは、このセルにハンドオーバ確認メッセージを送り、UEのハンドオーバ手続きが完了したことを示す(ステップ10)。ターゲットeNBは、ハンドオーバ完了メッセージを送り、MME/SAEゲートウェイに対して、UEがeNBを変更したことを通知する(ステップ11)。MME/SAEゲートウェイはその後、UEのデータ・パスを、ソースeNBからターゲットeNBへと切り替える。MME/SAEゲートウェイはまた、ハンドオーバ完了Ackメッセージを、ターゲットeNBへ返す(ステップ12)。ターゲットeNBは、ソースeNBへリリース・リソース・メッセージを送り、UEのハンドオーバが成功したことを示す(ステップ13)。リリース・リソース・メッセージを受信すると、ソースeNBは、UEのためのリソースをリリースする(ステップ14)。
各eNBは、非アクセス層(NAS)、ラジオ・リソース制御(RRC)、媒体アクセス制御(MAC)、物理レイヤ(PHY)等を含むプロトコル・スタックを有しうる。NASは、例えば、SAEベアラ管理、認証、アイドルUEのためのモビリティ・ハンドリングおよびページング・オリジネーション、および、セキュリティ制御のような機能を実行することができる。RRCは、例えば、ブロードキャスト、ページング、RRC接続管理、ラジオ・ベアラ制御、モビリティ機能、および、UE測定レポートおよび制御のような機能を実行することができる。MACは、例えば、論理チャネルと伝送チャネルとの間のマッピング、データの多重化および逆多重化、およびHARQのような機能を実行することができる。PHYは、エアを介してデータを交換する機能を実行することができる。RRCは、レイヤ3(L3)の一部であり、RLCとMACはレイヤ2(L2)の一部であり、PHYはレイヤ1(L1)の一部である。
図5は、例えば、図1または図2に示すように、ソースeNB110aのセルA1から、ターゲットeNB110bのセルへのUE120xのハンドオーバのように、ソースeNBのサービス提供セルから、ターゲットeNBのセルへのUEのeNB間ハンドオーバのためのメッセージ・フロー500の設計を示す。図5は、PHY/MAC(L1/L2)とRRC(L3)とを、各eNBの個別のエンティティとして示す。図5はまた、ハンドオーバのために、ソースeNBとターゲットeNBにおいて、UE、L1/L2エンティティ、L3エンティティ間で交換されるシグナリングを示す。
UEはまず、ソースeNBのサービス提供セル(例えば、セルA1)と通信することができる。ソースeNBは、UEのための測定手順を設定し、UEは、ソースeNBへ測定レポートを送ることができる(ステップ2)。ソースeNBは、UEをハンドオフすることを決定し(ステップ3)、ターゲットeNBへ、UEのコンテクスト情報とハンドオーバ要求メッセージとを送ることができる(ステップ4)。ターゲットeNBにおけるRRCは、ターゲットeNBにおけるL1/L2へリソース・セットアップ・メッセージを送る(ステップ5)。L1/L2は、許可制御を実行し(ステップ6)、リソース・セットアップAckを用いて応答する(ステップ7)。ターゲットeNBにおけるRRCは、その後、ソースeNBへハンドオーバ応答を返すことができる(ステップ8)。
ソースeNBはその後、UEへとハンドオーバ・コマンドを送ることができる(ステップ9)。ハンドオーバ・コマンドは、UEがハンドオーバを試みることができるターゲットeNB(例えば、図1または図2のセルA2およびセルB2)の1または複数の候補セルを含むことができる。UEは、ターゲットeNBの候補セルのうちの1つ(例えばA2)を選択し、この選択したセルを用いてランダム・アクセスを実行することができる(ステップ11)。ステップ11では、UEが、選択されたセルへ、ランダム・アクセス・プリアンブルを送ることができる。選択されたセルは、UEへランダム・アクセス応答を送ることによって応答することができる。UEは、この選択されたセルから、ランダム・アクセス応答を受信できないかもしれない。UEはその後、ターゲットeNBの別の候補セル(例えば、セルB2)を選択し、このセルを用いてランダム・アクセスを実行することができる。ターゲットeNBの候補セル(例えば、セルA2またはB2)へのアクセスに成功すると、UEは、このセルへとハンドオーバ完了メッセージを送ることができる(ステップ12)。
MME/SAEゲートウェイは、ソースeNBから(ステップ10)またはターゲットeNBから(ステップ13)、UEのデータ・パスを切り替えるメッセージを受信する。MME/SAEゲートウェイは、その後、UEのデータ・パスをソースeNBからターゲットeNBへと切り替え、リリース・コマンドをソースeNBへ返すことができる(ステップ14)。ソースeNBでは、RRCが、UEのリソースをリリースするようにL1/L2に通知することができる(ステップ15)。
図6は、ソースeNBのサービス提供セルから、ターゲットeNBのセルへのUEのeNB間ハンドオーバのためのメッセージ・フロー600の設計を示す。メッセージ・フロー600は、スタンド・アローン・メッセージ・フローであるか、あるいは、図4のメッセージ・フロー400または図5のメッセージ・フロー500の一部でありうる。
UEはまず、ソースeNBのサービス提供セル(例えば、セルA1)と通信することができる。UEは、ソースeNBへと測定レポートを送ることができる(ステップ1)。ソースeNBは、UEをハンドオフすることを決定し、ターゲットeNBへ、UEのコンテクスト情報とハンドオーバ要求メッセージとを送ることができる(ステップ2)。ターゲットeNBは、ハンドオーバを受諾し、ソースeNBへとハンドオーバ要求Ackを返すことができる(ステップ3)。ソースeNBはその後、ターゲットeNBの候補セル(例えば、セルA2およびセルB2)のリストとともにハンドオーバ・コマンドをUEに送ることができる(ステップ4)。
UEは、ハンドオーバを試みるために、リスト内の1つの候補セル(例えば、セルA2)を選択することができる。UEは、選択したセルを用いてランダム・アクセスを実行し、このセルにランダム・アクセス・プリアンブルを送ることができる(ステップ5)。選択されたセルは、このランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、ランダム・アクセス応答を送ることによって応答する(ステップ6)。ランダム・アクセス応答は、様々な理由によって、UEによって誤って復号されうる。あるいは、UEによって送られたランダム・アクセス・プリアンブルは、選択されたセルによって誤って復号され、ランダム・アクセス応答が返されないであろう。いずれの場合であれ、選択されたセルへのハンドオーバの試みは失敗する。
UEは、その後、リスト内の別の候補セル(例えば、セルB2)を選択し、ハンドオーバを試みる。UEは、選択されたセルを用いてランダム・アクセスを実行し、このセルにランダム・アクセス・プリアンブルを送る(ステップ7)。選択されたセルは、ランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、ランダム・アクセス応答を送ることによって応答する。ランダム・アクセス応答は、UEによって正しく復号される(ステップ8)。UEはその後、ハンドオーバ確認メッセージをターゲットeNBへ送り、UEのハンドオーバ手続きが完了したことを示す(ステップ9)。UEは、その後、ターゲットeNBのこのセルと通信することができる。
図6に示すように、UEは、セルA2へのハンドオーバが失敗すると、ターゲットeNBのセルB2へのハンドオーバを試みることができる。セルB2がより良いセルであると示す情報をUEが持っている場合、UEは、セルB2へのハンドオーバを直接的に試みることもできる。
図4乃至図6は、eNB間ハンドオーバのメッセージ・フローの幾つかの例を示す。一般に、eNB間ハンドオーバは、任意のメッセージ・フローに基づいて、任意のセットのメッセージを用いて実行されうる。図4乃至図6に示す設計では、UEは、ターゲットeNBの別のセルへの、UEによって開始されるハンドオーバを試みることができる。別の設計では、ターゲットeNBのセルが、UEのハンドオーバを開始することができる。例えば、ターゲットeNBは、ソースeNBからハンドオーバ要求を受信することに応答して、例えば、UEへメッセージを送りUEからの応答を監視することによって、1つのセルに対して一度、UEのハンドオーバを開始するように指示することができる。
ターゲットeNBの任意のセルへのハンドオーバは、以下の理由により、他のeNBのセルへのハンドオーバよりも簡単でありうる。
・所定のeNBのセルは一般に、同じ容量を持ち、同じ動作パラメータを用いる。したがって、ハンドオーバ・コマンドにおけるラジオ・リンク・コンフィグレーションが、同じeNBの任意のセルのために使用されうる。
・リソースは一般に、所定のeNBのセル間で共有される。したがって、ターゲットeNBが、準備段階において、UEのハンドオーバを受諾する場合、ターゲットeNBは、ターゲットeNBのセルのうちの何れかにおいて、UEにサービス提供できるようになるであろう。
・ターゲットeNBの任意のセルへのハンドオーバは、eNBとMME/SAEゲートウェイとの間のS1インタフェース上に、追加のデータ・パス・スイッチを必要としない。
他の設計では、ソースeNBは、UEがハンドオーバを試みるソースeNBの候補セルを提供する。ソースeNBの候補セルは、ハンドオーバのためのターゲット・セルを自律的に選択する際にUEにさらなる自由度を与え、ハンドオーバ信頼度を高めることができる。UEは、様々な基準に基づいて、ターゲットeNBとソースeNBの候補セルの中から、ターゲット・セルを選択することができる。1つの設計では、UEは、最良の測定値を持つ候補セルを選択し、ハンドオーバを試みることができる。他の設計では、UEは、ソースeNBの候補セルへのハンドオーバを試みる前に、ターゲットeNBの全ての候補セルへのハンドオーバを試みることができる。また別の設計では、UEは、ターゲットeNBの候補セルへのハンドオーバを試みる前に、ソースeNBの全ての候補セルへのハンドオーバを試みることができる。いずれにせよ、コンテクスト情報は既にソースeNB内に存在するので、ソースeNBの他のセルへのハンドオーバを実行しても、UEコンテクスト処理の観点から、複雑さは増加しない。さらに、UEのリソースは一般に、図4および図5に示すように、ハンドオーバ手続きが完了するまでソースeNBによってリリースされない。
本明細書に記載したハンドオーバ技術は、ハンドオーバがセル対セル・モビリティ手続きである間、UEコンテクスト転送が、eNB対eNB通信であるという事実を利用する。したがって、UEは、ターゲットeNBの任意のセル、および/または、ソースeNBの任意のセルへのハンドオーバを実行することが許可される。なぜなら、それは、追加のUEコンテクスト転送を必要としないからである。この技術は、UEコンテクスト転送のために追加のオーバヘッドを招くことなく、ハンドオーバ信頼性を向上することができる。
図7は、UEによってハンドオーバを実行する処理700の設計を示す。UEは、ソース基地局からハンドオーバ・コマンドを受信する(ブロック712)。UEは、ソース基地局のセルから、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試みる(ブロック714)。ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、UEは、ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みる(ブロック716)。ソース基地局は、ハンドオーバのために、UEのコンテクスト情報を、ターゲット基地局へ転送する。このコンテクスト情報は、ソース基地局からの別のコンテクスト転送を必要とせずに、ターゲット基地局の第1のセルと第2のセルとの両方に利用可能でありうる。
ブロック714およびブロック716では、UEは、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試みるために、そのセルへ第1のランダム・アクセス・プリアンブルを送ることができる。このセルからのランダム・アクセス応答を受信しないと、UEは、第1のセルへのハンドオーバが失敗したと判定することができる。UEは、ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みるために、そのセルへ第2のランダム・アクセス・プリアンブルを送ることができる。UEは、ソース基地局から(例えば、ハンドオーバ・コマンドによって)、ターゲット基地局のコンフィグレーション情報(例えば、ラジオ・リンク・コンフィグレーション)を受信することができる。UEは、このコンフィグレーション情報を用いて、ランダム・アクセス・プリアンブルおよび/またはその他のシグナリングを第1のセルおよび第2のセルへ送る。
1つの設計では、UEは、例えばハンドオーバ・コマンドまたは測定制御メッセージによって、ソース基地局から、ターゲット基地局の第1のセルおよび第2のセルを受け取ることができる。別の設計では、UEは、ソース基地局から第1のセルのみを受け取り、ソース基地局によってブロードキャストされたシステム情報(例えば、近隣セル・リスト)に基づいて、第2のセルを決定することができる。別の設計では、UEは、ソース基地局から、ターゲット基地局の候補セルのリストを受信し、例えば、UEによってなされた測定に基づいて、候補セルのリストから第1のセルおよび第2のセルを選択することができる。第1のセルおよび第2のセルは、例えば図1に示すように、別の地理的領域をカバーすることができる。あるいは、第1のセルおよび第2のセルは、異なる周波数で動作し、例えば図2に示すように、重なり合う有効範囲領域を有することができる。
第2のセルへのハンドオーバが失敗し、ターゲット基地局のその他のどのセルも、ハンドオーバを試みるのに利用できないのであれば、UEは、アイドル状態に移行しうる。UEは、第2のセルへのハンドオーバが失敗した場合にも、ソース基地局の別のセルへのハンドオーバを試みることができる。
図8は、ハンドオーバを実行する装置800の設計を示す。装置800は、ソース基地局からハンドオーバ・コマンドを受信する手段(モジュール812)と、ソース基地局のセルから、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試みる手段(モジュール814)と、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みる手段(816)とを含む。
図9は、ソース基地局によってUEのハンドオーバをサポートする処理900の設計を示す。ソース基地局は、UEのハンドオーバに対する要求をターゲット基地局へ送り(ブロック912)、また、UEのコンテクスト情報を、ターゲット基地局へ送る(ブロック914)。ターゲット基地局へのUEのハンドオーバを開始するために、ソース基地局は、UEにハンドオーバ・コマンドを送ることができる(ブロック916)。UEはまず、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試み、第1のセルへのハンドオーバが失敗した場合には、次に、ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みることができる。
ソース基地局は、ターゲット基地局のセルのリストを含む測定制御メッセージを、UEに送ることができる。ソース基地局は、この測定制御メッセージに基づいて、UEによってなされた測定値を受信し、この測定値に基づいて、ターゲット基地局を選択することができる。ソース基地局は、ハンドオーバ・コマンドでUEへと、ターゲット基地局の第1のセルと第2のセルを送るか、または、ターゲット基地局の第1のセルのみを送ることができる。ソース基地局はまた、ターゲット基地局のコンフィグレーション情報をUEへ送ることができる。ソース基地局は、ターゲット基地局のセルを含む近隣セル・リストをブロードキャストすることができる。
図10は、ソース基地局によるUEのハンドオーバをサポートする装置1000の設計を示す。装置1000は、UEのハンドオーバの要求を、ターゲット基地局へ送る手段(モジュール1012)と、UEのコンテクスト情報をターゲット基地局へ送る手段(モジュール1014)と、UEのターゲット基地局へのハンドオーバを開始させるハンドオーバ・コマンドを、UEへ送る手段(モジュール1016)とを含む。ここでは、UEはまず、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試み、第1のセルへのハンドオーバが失敗した場合には、次にターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みる。
図11は、ターゲット基地局によるUEのハンドオーバをサポートする処理1100の設計を示す。ターゲット基地局は、ソース基地局からターゲット基地局へのUEのハンドオーバの要求を受け取る(ブロック1112)。ターゲット基地局はまた、ソース基地局から、UEのコンテクスト情報を受信する(ブロック1114)。ターゲット基地局は、UEのターゲット基地局へのハンドオーバのために、UEとシグナリングを交換する(ブロック1116)。UEはまず、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試み、第1のセルへのハンドオーバが失敗した場合には、次に、ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みることができる。UEの第1のセルまたは第2のセルへのハンドオーバが成功すると、ターゲット基地局は、コンテクスト情報に基づいて、UEにサービス提供することができる(ブロック1118)。
ターゲット基地局は、第1のセルにおいて、UEから第1のランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、第1のセルからUEへと、第1のランダム・アクセス応答を送ることができる。第1のランダム・アクセス応答は、UEによって誤って復号されるかもしれない。ターゲット基地局は、第2のセルにおいて、UEから第2のランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、第2のセルからUEへと、第2のランダム・アクセス応答を送ることができる。あるいは、ターゲット基地局は、UEによって第1のセルへ送られた第1のランダム・アクセス・プリアンブルを誤って復号し、UEによって第2のセルへ送られた第2のランダム・アクセス・プリアンブルを正しく復号し、ランダム・アクセス応答を第2のセルからUEへ送ることができる。
図12は、ターゲット基地局によるUEのハンドオーバをサポートする装置1200の設計を示す。装置1200は、UEのソース基地局からターゲット基地局へのハンドオーバに対する要求を受信する手段(モジュール1212)と、ソース基地局から、UEのコンテクスト情報を受信する手段(モジュール1214)と、UEのターゲット基地局へのハンドオーバのために、UEとシグナリングを交換する手段(モジュール1216)とを含む。ここで、UEはまず、ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試み、第1のセルへのハンドオーバが失敗した場合には次に、ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みる。装置1200はさらに、UEの第1のセルまたは第2のセルへのハンドオーバが成功しなかった場合には、コンテクスト情報に基づいて、UEにサービス提供する手段(モジュール1218)を含む。
図8、図10、および図12におけるモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェア・デバイス、電子構成要素、論理回路、メモリ等、またはこれらの任意の組み合わせを備えうる。
図13は、UE120、サービス提供/ソース基地局110a、およびターゲット基地局110bの設計のブロック図を示す。基地局110aでは、送信プロセッサ1314aが、データ・ソース1312aからトラフィック・データを、コントローラ/プロセッサ1330aおよびスケジューラ1334aからシグナリングを受け取ることができる。例えば、コントローラ/プロセッサ1330aは、UE120のハンドオーバのためのメッセージを提供することができる。スケジューラ1334aは、UE120のためのダウンリンク・リソースおよび/またはアップリンク・リソースの割当を提供することができる。送信プロセッサ1314aは、トラフィック・データ、シグナリング、およびパイロットを処理(例えば、符号化、インタリーブ、およびシンボル・マップ)し、データ・シンボル、シグナリング・シンボル、およびパイロット・シンボルをそれぞれ提供する。変調器(MOD)1316aは、これらデータ・シンボル、シグナリング・シンボル、およびパイロット・シンボルについて(例えば、OFDM用の)変調を行い、出力チップを提供する。送信機(TMTR)1318aは、この出力チップを調整(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)し、ダウンリンク信号を生成する。これは、アンテナ1320aを介して送信される。
基地局110bも同様に、基地局110bによってサービス提供されるUEのためシグナリングおよびトラフィック・データを処理する。トラフィック・データ、シグナリング、およびパイロットは、送信プロセッサ1314bによって処理され、変調器1316bによって変調され、送信機1318bによって調整され、アンテナ1320bを介して送信されうる。
UE120では、アンテナ1352が、基地局110a、110b、および恐らくはその他の基地局からダウンリンク信号を受信する。受信機(RCVR)1354は、アンテナ1352からの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、サンプルを提供する。復調器(DEMOD)1356は、このサンプルについて(例えば、OFDM用の)復調を実行し、シンボル推定値を提供する。受信プロセッサ1358は、このシンボル推定値を処理(例えば、シンボル・デマップ、デインタリーブ、および復号)し、復号されたデータをデータ・シンク1360へ提供する。そして、復号されたシグナリングをコントローラ/プロセッサ1370へ提供する。
アップリンクでは、送信プロセッサ1382がデータ・ソース1380からのトラフィック・データと、コントローラ/プロセッサ1370からの(ランダム・アクセス、ハンドオーバ等のための)シグナリングとを受け取って処理する。変調器1384は、プロセッサ1382からのシンボルについて(例えば、SC−FDM用の)変調を実行し、出力チップを提供する。送信機1386は、この出力チップを調整し、アップリンク信号を生成することができる。アップリンク信号は、アンテナ1352を介して送信されうる。各基地局では、UE120およびその他のUEからのアップリンク信号が、アンテナ1320によって受信され、受信機1340によって調整され、復調器1342によって復調され、受信プロセッサ1344によって処理される。プロセッサ1344は、復号されたデータをデータ・シンク1346へ、復号されたシグナリングをコントローラ/プロセッサ1330へ提供する。
コントローラ/プロセッサ1330a、1330bおよび1370は、基地局110a、110bと、UEの120とにおける動作をそれぞれ指示する。メモリ1332a、1332b、および1372は、基地局110a、110b、およびUE120のためのデータとプログラム・コードとをそれぞれ格納することができる。スケジューラ1334a、1334bはそれぞれ、基地局110a、110bとの通信のためにUEをスケジュールし、スケジュールされたUEへ、ラジオ・リソースを割り当てることができる。
図13のプロセッサは、本明細書に記載のハンドオーバ技術のための様々な機能を実行することができる。例えば、UE120におけるプロセッサは、図7における処理700、メッセージ・フロー400、500、600におけるUEの処理、および/または、本明細書に記載の技術に対するその他の処理を実行することができる。ソース基地局110aにおけるプロセッサは、図9における処理900、メッセージ・フロー400、500、600におけるソースeNBのための処理、および/または、本明細書に記載の技術に対するその他の処理を実行することができる。ターゲット基地局110bにおけるプロセッサは、図11における処理1100、メッセージ・フロー400、500、600におけるターゲットeNBのための処理、および/または、本明細書に記載の技術に対するその他の処理を実行することができる。
当業者であれば、これら情報および信号が、種々異なった技術や技法を用いて表されることを理解するであろう。例えば、上述した記載の全体で引用されているデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学微粒子、あるいはこれら何れかの組み合わせによって表現されうる。
当業者であれば、さらに、本明細書での開示に関連して記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記述された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、各特定のアプリケーションに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書での開示に関連して記述された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態機器を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに接続された1または複数のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
本明細書での開示に関連して記述された方法やアルゴリズムのステップは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、または、これらの組み合わせによって具体化される。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、プロセッサがそこから情報を読み取り、またそこに情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。または、記憶媒体はプロセッサに統合されることができる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在することができる。ASICは、ユーザ端末内に存在することもできる。あるいはこのプロセッサと記憶媒体とは、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在することができる。
1または複数の典型的な設計では、記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体の1または複数の命令またはコードによって送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく一例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置あるいはその他の磁気記憶装置、あるいは命令群またはデータ構造の形態で所望のプログラム・コード手段を伝送または格納するために使用され、かつ汎用コンピュータまたは特別目的コンピュータ、または汎用プロセッサまたは特別目的プロセッサによってアクセス可能なその他任意の媒体を備えうる。また、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体として適切に称される。例えば、ソフトウェアが、例えば赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術や、デジタル加入者ライン(DSL)や、ツィスト・ペアや、光ファイバ・ケーブルや、同軸ケーブルを用いたウェブサイト、サーバ、またはその他の遠隔ソースから送信された場合、例えば赤外線、無線、およびマイクロ波のような無線技術や、DSLや、ツィスト・ペアや、光ファイバ・ケーブルや、同軸ケーブルが、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、DVD、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルー・レイ・ディスクを含む。なお、通常、diskはデータを磁気的に再生し、discはデータをレーザを用いて光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これらの開示への様々な変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本発明の主旨または範囲から逸脱することなく他のバリエーションにも適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された例や設計に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。

Claims (35)

  1. 無線通信のための装置であって、
    ソース基地局のセルから、ターゲット基地局の第1のセルへのユーザ機器(UE)のハンドオーバを試み、前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みるように構成された少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記ソース基地局は、前記ハンドオーバのために、前記UEのコンテクスト情報を、前記ターゲット基地局へ転送し、
    前記コンテクスト情報は、前記ターゲット基地局の第1のセルと第2のセルとの両方に利用可能であり、
    前記装置はさらに、前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを備える装置。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試みるために、前記第1のセルへ第1のランダム・アクセス・プリアンブルを送り、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みるために、前記第2のセルへ第2のランダム・アクセス・プリアンブルを送るように構成された請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のセルからランダム・アクセス応答を受信しない場合、前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバが失敗したと判定するように構成された請求項2に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ソース基地局から、前記ターゲット基地局の第1のセルおよび第2のセルを受け取るように構成された請求項1に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ソース基地局から、前記ターゲット基地局の第1のセルを受け取り、前記ソース基地局によってブロードキャストされたシステム情報に基づいて、前記ターゲット基地局の第2のセルを決定するように構成された請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ソース基地局から、前記ターゲット基地局の候補セルのリストを受信し、前記候補セルのリストから、前記第1のセルおよび第2のセルを選択するように構成された請求項1に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ターゲット基地局のセルの測定値に基づいて、前記第1のセルを先ず選択し、次に、前記測定値に基づいて第2のセルを選択するように構成された請求項1に記載の装置。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ソース基地局から、前記ターゲット基地局のコンフィグレーション情報を受信し、前記コンフィグレーション情報を用いて、前記ターゲット基地局の各セルへのハンドオーバを試みるようにシグナリングを送るように構成された請求項1に記載の装置。
  9. 前記ターゲット基地局の第1のセルおよび第2のセルは、異なる地理的領域をカバーする請求項1に記載の装置。
  10. 前記ターゲット基地局の第1のセルおよび第2のセルは、異なる周波数で動作し、重なり合う有効範囲領域を持つ請求項1に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバが失敗し、ハンドオーバを試みるのに、前記ターゲット基地局のその他どのセルも利用可能ではない場合、アイドル状態へ移行するように構成された請求項1に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバが失敗した場合、前記ソース基地局の他のセルへのハンドオーバを試みるように構成された請求項1に記載の装置。
  13. 無線通信のための方法であって、
    ソース基地局のセルから、ターゲット基地局の第1のセルへとユーザ機器(UE)のハンドオーバを試みることと、
    前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みることとを備え、
    前記ソース基地局は、前記ハンドオーバのために、前記UEのコンテクスト情報を、前記ターゲット基地局へ転送し、
    前記コンテクスト情報は、前記ターゲット基地局の第1のセルと第2のセルとの両方に利用可能である方法。
  14. 前記第1のセルへのハンドオーバを試みることは、前記第1のセルへのハンドオーバを試みるために、前記ターゲット基地局の第1のセルへ第1のランダム・アクセス・プリアンブルを送ることを備え、
    前記第2のセルへのハンドオーバを試みることは、前記第2のセルへのハンドオーバを試みるために、前記ターゲット基地局の第2のセルへ第2のランダム・アクセス・プリアンブルを送ることを備える請求項13に記載の方法。
  15. 前記ソース基地局から、前記ターゲット基地局の第1のセルおよび第2のセルを受け取ることをさらに備える請求項13に記載の方法。
  16. 前記ソース基地局から、前記ターゲット基地局の第1のセルを受け取ることと、
    前記ソース基地局によってブロードキャストされたシステム情報に基づいて、前記ターゲット基地局の第2のセルを決定することと
    をさらに備える請求項13に記載の方法。
  17. 無線通信のための装置であって、
    ソース基地局のセルから、ターゲット基地局の第1のセルへのユーザ機器(UE)のハンドオーバを試みる手段と、
    前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みる手段とを備え、
    前記ソース基地局は、前記ハンドオーバのために、前記UEのコンテクスト情報を、前記ターゲット基地局へ転送し、
    前記コンテクスト情報は、前記ターゲット基地局の第1のセルと第2のセルとの両方に利用可能である装置。
  18. 前記第1のセルへのハンドオーバを試みる手段は、前記第1のセルへのハンドオーバを試みるために、前記ターゲット基地局の第1のセルへ第1のランダム・アクセス・プリアンブルを送る手段を備え、
    前記第2のセルへのハンドオーバを試みる手段は、前記第2のセルへのハンドオーバを試みるために、前記ターゲット基地局の第2のセルへ第2のランダム・アクセス・プリアンブルを送る手段を備える請求項17に記載の装置。
  19. 前記ソース基地局から、前記ターゲット基地局の第1のセルおよび第2のセルを受け取る手段をさらに備える請求項17に記載の装置。
  20. 前記ソース基地局から、前記ターゲット基地局の第1のセルを受け取る手段と、
    前記ソース基地局によってブロードキャストされたシステム情報に基づいて、前記ターゲット基地局の第2のセルを決定する手段と
    をさらに備える請求項17に記載の装置。
  21. 機械によって実行された場合、前記機械に、
    ソース基地局のセルから、ターゲット基地局の第1のセルへのユーザ機器(UE)のハンドオーバを試みることと、
    前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みることとを含む動作を実行させる命令群を備えた機械読取可能媒体であって、
    前記ソース基地局は、前記ハンドオーバのために、前記UEのコンテクスト情報を、前記ターゲット基地局へ転送し、
    前記コンテクスト情報は、前記ターゲット基地局の第1のセルと第2のセルとの両方に利用可能である機械読取可能媒体。
  22. 無線通信のための装置であって、
    ソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器(UE)のハンドオーバの要求を送り、前記UEのコンテクスト情報を前記ターゲット基地局へ送り、前記UEのターゲット基地局へのハンドオーバを開始するハンドオーバ・コマンドを前記UEへ送るように構成された少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記UEは、前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを先ず試み、次に、前記第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試み、
    前記装置はさらに、前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを備える装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ハンドオーバ・コマンドで、前記UEに、前記ターゲット基地局の第1のセルと第2のセルとを送るように構成された請求項22に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ハンドオーバ・コマンドで、前記UEに、前記ターゲット基地局の第1のセルのみを送り、前記ターゲット基地局のセルを備える近隣セル・リストをブロードキャストするように構成された請求項22に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ターゲット基地局のコンフィグレーション情報を前記UEへ送るように構成され、前記コンフィグレーション情報は、前記ターゲット基地局の各セルへのハンドオーバを試みるためのシグナリングを送るために、前記UEによって使用される請求項22に記載の装置。
  26. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ターゲット基地局のセルのリストを備えた測定制御メッセージを前記UEへ送り、前記測定制御メッセージに基づいて、前記UEによってなされた測定値を受信し、前記測定値に基づいて、前記UEのハンドオーバのためのターゲット基地局を選択するように構成された請求項22に記載の装置。
  27. 無線通信のための方法であって、
    ソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器(UE)のハンドオーバの要求を送ることと、
    前記UEのコンテクスト情報を前記ターゲット基地局へ送ることと、
    前記UEのターゲット基地局へのハンドオーバを開始するハンドオーバ・コマンドを前記UEへ送ることとを備え、
    前記UEは、前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを先ず試み、次に、前記第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試みる方法。
  28. 前記ハンドオーバ・コマンドで、前記UEに、前記ターゲット基地局の第1のセルおよび第2のセルを送ることをさらに備える請求項27に記載の方法。
  29. 前記ハンドオーバ・コマンドで、前記UEに、前記ターゲット基地局の第1のセルのみを送ることと、
    前記ターゲット基地局のセルを備える近隣セル・リストをブロードキャストすることと
    をさらに備える請求項27に記載の方法。
  30. 無線通信のための装置であって、
    ソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器(UE)のハンドオーバの要求を受信し、前記UEのコンテクスト情報を前記ソース基地局から受信し、前記UEの前記ターゲット基地局へのハンドオーバのために、前記UEとシグナリングを交換するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記UEはまず、前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試み、次に、前記第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試み、
    前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記UEの前記第1のセルまたは前記第2のセルへのハンドオーバが成功すると、前記コンテクスト情報に基づいて前記UEにサービス提供するように構成され、
    前記装置はさらに、前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを備える装置。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1のセルにおいて、前記UEからの第1のランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、前記第1のセルから前記UEへと第1のランダム・アクセス応答を送り、前記第2のセルにおいて、前記UEからの第2のランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、前記第2のセルから前記UEへと第2のランダム・アクセス応答を送るように構成された請求項30に記載の装置。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記UEによって前記第1のセルへ送られた第1のランダム・アクセス・プリアンブルを誤って復号し、前記UEによって前記第2のセルへ送られた第2のランダム・アクセス・プリアンブルを正しく復号し、前記第2のセルから前記UEへランダム・アクセス応答を送るように構成された請求項30に記載の装置。
  33. 無線通信のための方法であって、
    ソース基地局からターゲット基地局へのユーザ機器(UE)のハンドオーバの要求を受信することと、
    前記UEのコンテクスト情報を前記ソース基地局から受信することと、
    前記ターゲット基地局へのUEのハンドオーバのために、前記UEとシグナリングを交換することとを備え、
    前記UEはまず、前記ターゲット基地局の第1のセルへのハンドオーバを試み、次に、前記第1のセルへのハンドオーバが失敗すると、前記ターゲット基地局の第2のセルへのハンドオーバを試み、
    前記方法はさらに、前記UEの前記第1のセルまたは前記第2のセルへのハンドオーバが成功すると、前記コンテクスト情報に基づいて前記UEにサービス提供することを備える方法。
  34. 前記ハンドオーバのために、前記UEとシグナリングを交換することは、
    前記第1のセルにおいて、前記UEから第1のランダム・アクセス・プリアンブルを受信することと、
    前記第1のセルから前記UEへ第1のランダム・アクセス応答を送ることと、
    前記第2のセルにおいて、前記UEからの第2のランダム・アクセス・プリアンブルを受信することと、
    前記第2のセルから前記UEに第2のランダム・アクセス応答を送ることと
    を備える請求項33に記載の方法。
  35. 前記ハンドオーバのために、前記UEとシグナリングを交換することは、
    前記UEによって前記第1のセルへ送られた第1のランダム・アクセス・プリアンブルを誤って復号することと、
    前記UEによって前記第2のセルへ送られた第2のランダム・アクセス・プリアンブルを正しく復号することと、
    前記第2のセルから前記UEへランダム・アクセス応答を送ることと
    を備える請求項33に記載の方法。
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