JP2010505056A - 圧力エンジン - Google Patents

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Abstract

本発明は新規な圧縮力エンジン、特に内燃機関に関する。前記エンジンは環状構造物、環状構造物の軸に沿って動作する駆動シャフト(2)、ハウジング壁を持つ環状ハウジング(11,13)、及び前記ハウジングに関して密封された形で環状ハウジング内を周りに沿って回転する少なくとも1つの回転ピストン(4)を備える。ピストンは結合部材によって駆動シャフトに回転自在に固定され、そして少なくとも、(燃焼室から見て)、回転方向に配設されている側に、ピストンと共に回転する燃焼室(20)を形作る部分を定め、前記燃焼室は環状ハウジング上の所与の位置において圧縮空気供給源(21)への、選択的に燃料供給源(22)への、そして排気系(24)への接続部を有する。回転ピストン(4)はピストンハウジング(29)と前記ハウジング内に内部ピストン(31)を備え、それは燃焼室(20)に対してハウジングの反対側で支持される予付勢力(36,27)によって押圧され、そしてそれはピストンハウジングに関してピストンの縦方向に予付勢力に反して直線的に変位する。内部ピストンの変位する軌道は駆動シャフト(2)の軸の接線方向を一定の間隔を空けて辿る。燃焼室での爆発は後者に関して接線方向にある駆動シャフトに力を及ぼし、したがってシャフトが回転する。エンジンは摩擦の低い程度でバランスのとれた形で動作する。したがって非常に効率的で、そして耐摩耗性の構造を持って実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力エンジンに関する。
本発明は、圧力エンジン、若しくは、リング構造を有する圧力動作(動力)エンジンに関するものであり、リングの軸に沿って伸びる駆動シャフトと;ハウジング壁、及びハウジングに対して密封された形で円形路に沿って内部で回転する少なくとも1つの回転ピストンを含むリングハウジング(回転ピストンは、回転自在固定で接続リンクを介して駆動シャフトに接続され、リングハウジング内において、共回転する例えば少なくとも、圧力室から見て回転方向に配置された側にリング部の一部のような圧力室を定める)と;リングハウジングの所定の位置に形成される、圧縮空気供給源への、内燃機関の場合には燃料供給源への、そして排気系への接続部と;から構成される。本発明は、特に内燃機関に関するものである。しかし、内燃機関が、ドイツのベルナウ(Bernau)近郊にあるSalzmuseum(塩博物館)Klaushauslに展示されている、水圧によって動作するディーゼルエンジンに似た塩水ポンプ装置のように、外部の圧力媒体による動作に入れることができるのは周知である。この点で、本発明によるエンジンは、内燃機関に加えて、外部から供給される圧力媒体で動かされる圧力エンジンでもよいものである。
例えば、上記のタイプの内燃機関はドイツの特許明細書番号19521528で知られている。そして、類似した回転ピストン型の内燃機関は、以下のドイツ特許庁公報:未審査の出願公開第1810346号公報、未審査の出願公開第3825365号公報、未審査の出願公開第19523736号公報、及び特許明細書第19734783で示されている。
周知の回転ピストンエンジンの共通の特徴は、爆発圧による下流側支持体、即ち、ピストンの通過に伴って環状シリンダ室に押し込まれて、シリンダ室から再び引き抜かれる制御要素を必要とするということである。関連した機械系はエンジンを複雑で、厄介で、摩耗し易くし、結果として効率の更なる損失と、運転中の高い騒音レベルをもたらす。
本発明の目的は、耐磨耗性を有し、低騒音で且つ実質精密に運転するととともに高効率も成し遂げようとする圧力エンジン、特に内燃機関を提供することにある。
本発明によるエンジンは、回転ピストンが、ピストンハウジングと;ピストンハウジング上に支持され予負荷力によって、圧力室特に燃焼室に向けて押される内部ピストンと;を備えることを特徴とする。内部ピストンはピストンの長手方向においてピストンハウジングに関する予負荷力に対して直線的に変位可能であり、内部ピストンの変位する軌道は、駆動シャフトの軸の接線方向を一定の間隔を空けて通過する。この場合、圧力室又は燃焼室は、リングハウジングと回転ピストンとで区切られており、そしてリングハウジングとの間で連続的に移動する如何なる区分け用部材も必要としない。リングハウジングは実質的にリングの内側に向けて開口している環状溝から成り、共に回転する圧力室又は燃焼室が密封される間にその中で回転ピストンがスライドできるようにする目的で形成される。したがって、低騒音で、精密で、滑らかな動作が得られ、小さい必要スペース及び高効率を実現することができる。エンジンの動作特性は、圧力室又は燃焼室におけるピストンとリングハウジングとの間の面積率とピストンの変位する軌道と駆動シャフトの軸との間の距離を選ぶことによって最適化することができる。
好ましくは、予負荷力が加えられた内部ピストンは、ピストンハウジングに関して、燃料の燃焼によって生み出される推力を時間に依存して分配し、そして強い衝撃が避けられるように、前方向のストローク及び予負荷力によって引き起こされる復帰のストロークによる運動の減衰を受けるのが望ましい。実用的な設計によると、予負荷力は一つ以上の圧縮ばねで印加され、そしてピストン運動の減衰は、ピストンハウジング内において、流体、特に作動油の絞り変位によって生じる。これらは実際に確立された技術的手段である。内部ピストンは好ましくは特に同じ断面積を持ち、且つピストンの変位する軌道に沿って伸長した共通のピストンロッドに互いに一定の間隔を空けて接続された2つの同軸ピストン要素から成るのがよい。第1のピストン要素、即ち、駆動シャフトの回転に対して外側のピストン要素は、燃焼室に隣接している。この設計では、内部ピストンは、自身のピストンロッドとともに2つの流体で満たされた部屋又はボリュームに入り込み、これらの部屋又はボリュームは、低減された貫流断面を持つ少なくとも1つの接続路によって互いに接続され、内部ピストンが予負荷力に抗って動いている間は、第1の、外側のピストン要素は、第1のボリュームに侵入して流体を第1のボリュームの外に追い出し、そして、第2の、駆動シャフトの回転に対して内側のピストン要素は、第2のボリュームから引っ込んで流体空間から退く。この設計では、流れを絞ることによって摩擦のない形で必要な運動の減衰を成し遂げることが可能である。詳細には、ピストンは、点火プロセスによってオイルボリュームに向かって押下され、貫流を絞る手段を構成する狭い接続路を通ってオイルが下側のオイルボリュームに押しやられ、そして、第1のピストン要素と同じ直径を有し、ピストンスカートの下端に接続された第2のピストン要素は、同量のオイルを下側のボリュームに引き込む。このように、燃焼圧はピストンヘッドを圧縮ばねの圧力及び絞り抵抗に抗って押圧し、回転子の回転方向にトルクを発生する。したがって、燃焼圧は回転方向に直接変換される。第2のピストン要素は、動作の信頼性を向上させる目的で、予負荷力によって押し戻された内部ピストンの最終位置において接続路を閉じる閉鎖面を有する。ピストンの復帰ストロークの間の衝撃を避けるため、凹所、特に溝、及び凹所と互いに補い合う突起部、特にリブ、が、一方は、外側(駆動シャフトの回転に関して)に、他方は、第2のボリュームを外向きに定める第2のピストン要素に対して外方向への停止面の役割を果たす面に各々形成してもよい。凹所の中に存在している流体は停止面の前でより狭くなるギャップに沿って突起部によって追いやられる。そして、流体はこのように絞り弁の働きをする。
内部ピストンがピストンハウジング内を移動し、その一部が燃焼室に隣接し、ピストンハウジングの内壁と非接触で例えば0.1mmの狭いギャップを有し、そして内部ピストン、即ち、ピストン要素又はピストンロッドがスライド式で動く密封リングを有するガイドブッシュによって案内される場合、特に低損失且つ低摩耗で運転する内燃機関が得られる。したがって、燃焼室に隣接するピストンにはオイルスクレーパーリングが無く、そしてギャップが存在することによる圧力損失はほとんど無いに等しい。加えて、内部ピストンは、冷却用の空気の貫流のための窓がピストンハウジングにおける最初の位置にある第1のピストン要素と最も外側の位置にある第2のピストン要素との間の領域に設けられるように、そしてピストンロッドがこの領域に冷却フィンを担持するように設計してもよい。1つの回転ピストン、又は各回転ピストンの冷却が熱膨張を制限し、したがって、上記ギャップを非常に狭く設計することができる。
単純な、強い構造によると、リングハウジングは軸方向に分割されたハウジングであり、ボウル状の部分とカバー部分から構成され、駆動シャフトがこれらの部分に支持され、リングハウジングの円周領域には、少なくとも1つ、好ましくは複数の運転サイクル長が必ずしも回転ピストンの数に依らない数で配列され、そして、各運転サイクル長において、リングハウジングは回転方向に沿って以下に示す部位、圧縮空気を燃焼室に供給するための窓の形の接続部と;燃料噴射用の開口と;点火プラグと;排気ガスを除去するための窓の形の接続部と;そして新鮮な掃気及び冷却の空気を通過させるための窓の形の接続部と:で構成され、圧縮空気を燃焼室に供給するための窓の形の接続部、燃料噴射用の開口、排気ガスを除去するための窓の形の接続部、ハウジング壁内に新鮮な掃気及び冷却の空気を通過させるための窓の形の接続部は、通過又は遮断のために各々回転ピストンの回転運動によって開閉される。圧縮空気を供給するための窓と燃料噴射用の開口(凹み)又は点火プラグとの間の距離は、回転ピストンの外周寸法より大きく、燃料噴射用の開口と点火プラグとの間の距離は、零から回転ピストンの外周寸法までの範囲であり(燃料噴射用の開口と点火プラグとは同じ軸方向距離を有するが周方向において互いにずれていてもよく、又は点火プラグは開口の正面に配設されてもよい。)、排気ガスを除去するための接続部は回転ピストンの外周寸法のオーダーの大きさであり、そして新鮮な掃気及び冷却の空気を通過させるための接続部は回転方向において円周領域の2つの回転ピストン間の距離オーダーの大きさである。
燃焼室で不燃焼のままの使用可能な残留ガスの改善された再燃焼は、流れに関して、排気ガス除去用の接続部に接続している再燃焼室に導く管を、燃焼室に圧縮空気を供給する窓に接続される圧縮空気管から、又はこの窓の領域から分岐することによってもたらされる。
内燃機関の設計は、例えばリングハウジングにおいて駆動シャフトに接続される回転ピストンを、好ましくは等角度の間隔で、周方向により多く配設し、そして全体として回転子を形成させること;回転子の複数のピストンが各々1つのリングハウジングで運転するように複数の平行な回転子を軸方向において縦列に駆動シャフトに取り付け、回転子の回転ピストンが各々1つのリングハウジングで動作すること;又は複数のリングハウジングは、駆動シャフトに個別の結合リンクを介して接続された回転ピストンの1つを回転させるリングハウジング各々において、駆動シャフトの周りに軸方向において縦列に配設されることのような増加によって容易に拡張することができる。
仮に1つよりも多くの回転ピストンが存在するならば、部分負荷の場合又は回転ピストンのうちの1つが故障した場合でも、方向の反転、不平衡及び無駄な摩擦による実質的な損失を生むことなく少ない回転ピストンで運転を続けることができる。この場合、同期制御システムは回転ピストンの回転段階に応じて燃料供給を制御し、そして複数の回転ピストンが存在するならば、回転ピストンの一部への燃料供給を選択的に停止することができる。安全装置システムを提供するために、各回転ピストンのオイルで満たされたボリュームは、空気及び通気弁を備え、損傷によって流体の欠乏が生じた場合に信号を出力するセンサを備える流体タンクに接続されている。そしてこの信号によって、各回転ピストンにおいて流体の欠乏による損傷が避けられるように燃料供給を停止に切り換えることができる。回転子がいかなる電力供給も必要としないように回転子からセンサへの信号伝達は永久磁石により発生する磁場によって為されるのが望ましい。
本発明によれば、低騒音で、精密で、滑らかな動作が得られ、小さい必要スペース及び高効率を実現することができる。
6つの回転ピストンを有する内燃機関の概略横断面図を示し、2つの回転ピストンは、圧縮空気の充填及び燃料の導入後の点火の運転サイクルにある。 1つ先の運転サイクルにおける図1に基づいた図7のII−II断面による横断面図を示す。 更に先の運転サイクルにおける図1,2による横断面図を示す。 更に先の運転サイクルにおける図1,2による横断面図を示す。 更に先の運転サイクルにおける図1,2による横断面図を示す。 更に先の運転サイクルにおける図1,2による横断面図を示す。 図2のVII−VII屈曲面による縦断面図を示す。 図4のVIII−VIII屈曲面による縦断面図を示す。 図1に基づいた、即ち5つの回転ピストンを有する変更された内燃機関の横断面図を示す。 回転ピストンの長手方向における回転ピストンのうちの1つの断面図を示す。 図4にも示される運転サイクルにおける図10に基づいた断面図を示す。 安全装置の異なる実施形態の断面図を示す。 安全装置の異なる実施形態の断面図を示す。 図7に従った、回転ピストンの少し変更された実施形態の断面図を示す。 更に変更された実施形態における回転ピストンの断面図を示す。
本発明に関する詳細、効果及び変更は本発明による内燃機関の好ましい実施形態の図面を参照した以下の説明から現れる。
図1〜6は、それぞれ異なる運転サイクルの断面図における本発明の6−ピストン内燃機関の主要な構成要素を示す。示されるエンジンの構成要素は、回転子の回転軸を決定するエンジンの駆動シャフト2に、回転可能な形で、固定された回転子1と;静止されるかハウジングに固定された固定子3とを備える。図1の例では、回転子1は順にA〜Fによって示される6つの回転ピストン4を備える。固定子3は、ディスク又はリング構造を有し、そしてその溝のような又はテープリングのような外面は往復動内燃機関の「シリンダ」と概ね一致する。図示例では、固定子は固定子3の内周に沿った繰り返し構造を持つ2つの運転サイクル長5を有する。運転サイクル長の数は、電動モータの極数にたとえられる。設計によれば、運転サイクル長5の数が大きくなると、点火と1回転当たりの点火及び混合気燃焼の回数が大きくなるが、燃焼室の寸法が小さくなる。この点で、エンジン出力の最適化は個々の場合の条件に応じた使用目的のために実行されるべきである。何れの場合においても、運転サイクル長5の数は回転ピストン4の数と直接関連性がない。図1〜6に示されるように、6つのピストンの例では、1つの運転サイクル長を固定子3の内周の全周に亘って拡張してもよい、又は、2つの運転サイクル長5の場合、回転ピストン4つ若しくは5つであってもよい。ピストンの数が偶数で、且つ等角度の間隔で配設された場合、反対側の運転サイクル長での爆発は通常同時に起こるため、運転が僅かに不連続になる。等角度の間隔を示しているが、必ずしも等角度の間隔である必要はない。加えて、点火時間は互いから僅かにずれてもよい。
先ず、図1〜6に示される運転サイクルについて説明する前に、図7,8を参照してエンジンの構造の説明をする。
図7,8は、それぞれ図2,4に描かれた切断屈曲面によるエンジンの軸方向の縦断面図を示す。回転ピストンは、図4が一見して示すように、駆動シャフト2の軸と一直線に並んでいないが、接線方向に駆動シャフト2を通る。回転ピストン4の駆動シャフト2への接続は回転子1の側壁10によって決められ、側壁10は駆動シャフト2に固定される。側壁10は気流を通過させるための複数の開口を持ち、そしてそれらは、例えばスポーク部でもよい。変更によると、側壁は回転子1の構成要素が固定される一方側のみに設けられる。回転子1の側壁10の外側には、固定子3の側壁11が延長している。これら側壁11において、駆動軸2がベアリング12に支持されている。固定子3の径方向における外面は、円筒状の外壁13によって形成される。側壁10と側壁11との間には、回転子1と固定子3とが互いに非接触且つオイルフリーで回転できるように例えば幅0.1mmの狭いエアギャップが設けられている。
回転子及び固定子も含むエアコンプレッサ16は駆動シャフト2に取り付けられ、そして固定子3に強固に接続されている。エアコンプレッサ16は、外部的に燃料混合のための空気圧縮を実行し、それは、往復動内燃機関においては、通常往復運動ピストンのストロークによって為される。エアコンプレッサ16は各運転サイクル長5において固定子3の関連した位置の両方に圧縮空気管17を介して接続される。加えて、後述する、ファンブレードとして示されるエアコンプレッサ18は、駆動シャフト2に取り付けられる。シャフト肩19aとともに、駆動シャフト2に螺子止めされる対向するベアリング調整リング19が、駆動シャフト上での回転子及び固定子の軸の位置を決定する。
各回転ピストン4は、その径方向の外面と固定子3の壁部とで密室を囲み、これは、各ピストンの燃焼室20であって燃焼サイクルの各段階において完全には閉じられないように固定子の窓を通過することで外部の流路との接続を得る。図1〜6が示すように、各運転サイクル長5は燃焼室20に圧縮空気を供給するための圧縮空気管17と接続する窓21(図2)と;燃料噴射用の開口(凹所)22(図1)と;点火プラグ23と;排気ガスを除去するための窓24の形の接続部と;新鮮な掃気及び冷却の空気を通過させるための窓25の形の接続部とを回転方向の縦一列に備える。窓25は側壁10及び外壁13に形成されて効果的に掃気することができる。これらの窓と構成要素の寸法と距離は、燃焼室20及び運転サイクル長5の周方向の長さと適合する。窓21は燃焼室における高圧を維持するために出来る限り長くすべきであり、それはできるだけ完全に点火時間になるまで、構成要素のギャップを介して低下する。圧縮空気の供給用の窓21と点火プラグ23との間には、回転子及び固定子に関して、その長さが回転ピストン4の外周寸法を越える通路が設けられている。燃料噴射用の開口22と点火プラグ23との間には、燃焼室20よりも短く故に回転ピストン4の外周寸法よりも短い角度の間隔が設けられている(実施形態に示すように、これらは同じ角度位置にある)。排気ガス除去用の窓24は燃焼室20のオーダーの大きさを有し、そして新鮮な掃気及び冷却の空気を通過させるための窓25は、周方向において、円周領域における2つの回転ピストン4の間の空間オーダーの大きさ、若しくはそれ以上の大きさを有する。実施形態に示すように、窓21及び開口22は側壁11のうちの1つに形成され、点火プラグは外壁13に螺子止めされ、窓24も外壁13に形成され、そして窓25は両側の側壁11の位置における空気が軸方向に沿って固定子を通り抜けることができるように両側の側壁11に対向して設けられる。窓25も燃焼室20よりも長く故にこの領域において両側が開放されている回転ピストン4の掃気及び冷却、及び回転ピストン4間に設けられた回転子の一部の掃気及び冷却に効果を奏する。掃気及び冷却の空気は図7,8に示されるエアコンプレッサ18から来るが、その圧縮比はエアコンプレッサ16の圧縮比よりも低くてもよく、又はその空気が同様にエアコンプレッサ16から供給されてもよい。実施形態に示すように、エアコンプレッサ18は駆動シャフト2に取り付けられるファンであり、系を介して掃気及び冷却の空気を押圧する。
窓21の領域から、排気ガス用の窓24に隣接する再燃焼室27に導く、第2の圧縮空気管26が分岐する。図5に示す実施形態では、詳細を後述する安全装置28が各回転ピストン4に対して配置される。
図7,8に示される実施形態では、2つの側壁11及び外壁13を有する、固定子のリングハウジングは、カバーを有するボウルの形に設計される。即ち、外壁13と共に、図面右側に示される側壁11が「ボウル」を構成し、図面左側に示される側壁11が「カバー」を構成し、これらは径方向フランジを介して互いに螺子止めされる。したがって、回転子1は取り付けるのが容易である。
上記の説明において6つである回転ピストンの数は単なる一例であり、図9では駆動シャフトの周方向に沿う5つの回転ピストンを備えた内燃機関を示す。このエンジンの動作原理は、6つのピストンを備えているエンジンと類似しているが、ピストンの数が奇数でありそれ故に相対する点火プラグ23での点火時間が通常と異なるため、このエンジンの運転は全体としてより滑らかである。というのも、任意の時点で1つの回転ピストン、即ち図9に示される段階における、図面右側の回転ピストンのみが点火するからである。図9による実施形態と図1〜6による実施形態との違いは安全装置28が設計を簡易化する目的で省略されていることである。
回転子1の側壁10の間に配設された各回転ピストン4の構造を図10,11に詳細に示す。ピストンハウジング29は回転子の側壁10に強固に接続され、燃焼室20の形状に基づいた円筒状、矩形状、又は他の円周形状を有し、固定子3の外壁13と向かい合い且つ回転方向に沿う、ピストンハウジング29の端部において、燃焼室20を後部で区切る延長壁30(図1〜6)を備える。ピストンハウジング29において、内部ピストン31が、スライド自在に配置される。内部ピストン31は燃焼室20を固定子3のリングハウジングの内面からピストンヘッド32によって区切る。内部ピストンは、2つのピストン要素から成り(以下、図10,11の記載に従って「上部ピストン」33及び「下部ピストン」34という)、これらは同軸方向に縦列に配設されてピストンロッド35によって互いに接続される。その内部における上部ピストン33(ピストンヘッドに対して先細りになっている)と、下部ピストン34は、その内部における同じ断面積を持ち、また実施形態に示されているように、同じ断面形状を有する。実施形態に示すように、上部ピストン33及び下部ピストン34は2つの圧縮コイルばね36,37によって燃焼室20に対する方向において外方向に押圧されている。圧縮コイルばね36,37は、ピストンハウジングに固定されたスペーサリング40上及びハウジングカバー41の内面上にそれぞれ支持されている。圧縮コイルばね36,37の数が2つであるのは全体のばね弾性の所望のレベルを利用可能な空間において達成するための単純な設計の理由からである。もちろん、個別の同軸螺旋圧縮コイルばねの代わりに、小径の平行螺旋圧縮コイルばねのリースなどの他の弾性エネルギー蓄積手段を弾性構造として用いてもよく、あるいは、他の要件が満たされるならば、例えば、空気ばねでもよい。圧縮コイルばね36,37のばね力は、伸縮ばねとして、内部ピストン31を復帰させるが燃焼室における爆発の全推進力を完全には消費しないような大きさとされる。オイルスクレーパーリング38,39は、それぞれ、上部ピストン33及び下部ピストン34の外面に取り付けられる。ピストンロッド35は2つのピストン要素33,34を接続するだけでなく下部ピストン34から内方向(図面における下側)に突出してハウジングカバー41を貫通する。ばね力を調整するためのナット42と安全停止用の皿ばね43はピストンロッド35の内端に固定される。
上部ピストン33は内部ピストン冷却用の空間47が設けられているピストンヘッド32の下側で先細りになる。ピストンの先細り部は冷却フィン48を担持しピストンハウジングは冷却空気流が通過可能な窓49を備える。加えて、ピストンの先細り部は封止された形で外側のガイドブッシュ50内を移動し、下部ピストン34は内側のガイドブッシュ51内を移動する。尚、「外側」及び「内側」という記載は、それぞれ駆動シャフト2の回転及び回転子1の回転を参照している。ガイドブッシュ50,51の間には、ピストンハウジング29において2つのオイルで満たされたボリューム55,56が設けられており、それらは接続路57を介して互いに接続されるのを除いてスペーサリング40によって互いに隔てられる。下部ピストン34がスペーサリング40を圧迫する場合、接続路57を閉鎖し、そして、ばね力に抗って下部ピストン34がスペーサリング40から離れる場合、流れを絞る形でボリューム55,56が接続される。上部ピストン33と外側のガイドブッシュ50との間、及び下部ピストン34と内側のガイドブッシュ51との間に各々設けられたオイルスクレーパーリング38,39は、オイルで満たされたボリューム55,56全体を外側で封止する。通気弁58はボリューム55に隣接する。
ピストンハウジング29におけるガイドブッシュ50,51間の中心から僅かにずれて設けられるスペーサリング40は多数の機能を持つ:即ち、接続路57を維持しながらボリューム55,56を分離し;内側から上部ピストン33に対して押圧する圧縮コイルばね36の対抗支持の役目をし;外部のストッパ(リング40が圧縮コイルばね36,37によってストッパに押圧される)を下部ピストン34に対して構成し;下部ピストン34に向かってスペーサリング40から離隔された環状リブ60によって内側から外側に動いている間、下部ピストン34の衝撃を減衰し、環状リブ60は下部ピストンにおける補足的な環状溝61に面している。:といった役割を果たす。
上述の内燃機関の動作原理を以下で説明する。但し、回転ピストン4のうちの1つの回転ピストン4、即ちピストンA、の動作のみを先ず図1〜6を参照して記述する。
回転子は回転方向矢印70で示される方向に回転する。図1において、ピストンAの燃焼室20はまだ圧力がかけられていないが既に閉じられている。図2によると、燃焼室20は圧縮空気供給用の窓21に沿って移動して過給される。回転ピストン4の状態は図10の状態にある。図3において、圧縮空気へ接続し続ける。図4は、ピストンAの燃焼室20が窓21から離れて、燃料噴射用の開口22及び点火プラグ23の領域に位置する状態を示し、内部ピストン31が押下された状態は点火が既に起こったことを示している。即ち、圧縮空気を燃焼室20に過給した後に燃料混合気の点火が続き、そして点火プロセス後に、図11に示されるように内部ピストン31がピストンヘッド32への圧力によって下方向に動かされる。この場合、上側のオイルボリューム55のオイルは下側のオイルボリューム56に幅狭の接続路57を介して押圧されて圧縮コイルばね36,37が圧縮される。燃料混合気のガス圧力は、圧縮コイルばね36,37の抵抗を介したピストンヘッド32によって、そして接続路57及び推力を介したオイルの押圧によって回転子の回転方向への運動に変換される。この動作の後、図5に示すように、ピストンAの燃焼室20が排気ガス用の窓24の領域に入り、そして燃焼室20の圧力が減少し始めると圧縮コイルばね36,37が内部ピストン31を再び外方向に押圧する。下部ピストン34がスペーサリング40に衝突するとき、一方では、接続路57を介したオイルの逆流と反対に作用する抵抗によって、他方では、衝突する直前に、オイルで満たされた環状溝61に環状リブ60が侵入することによって過度に激しい衝撃が避けられる。回転子1、ピストンハウジング29及びピストンヘッド31が封止を持たずに、可能な限り小さな遊びをもって動作するので、内部ピストンの上記運動中、及び回転子の回転中の摩擦と摩耗が最小化される。
更に詳細に、そして文字A〜Fで示される6つの回転ピストン4の全てを考慮して、回転子1の回転の間における運転サイクル又は運転時間を図1〜6を参照して記述する。最初に、ピストンA,Dの燃焼室20に点火の準備のために高圧空気が過給され、そして直ぐに燃料が燃焼室20に噴射され、それから、図4に示される段階において、同時又は僅かに遅れてA,Dの点火プラグ23による燃料混合気の点火が制御システム(図示せず)によって実行され、その結果ピストンA,Dが「通路」から離れて排気系用の窓24に接近し、一方でピストンC,Fが冷却用及び掃気用の区間に位置する。即ち、図5に示される段階では、ピストンA,Dは排気系の窓24に接続され、2つの燃焼室20の圧力が下がって回転ピストン4の内部ピストン31は元の位置に戻る。この段階後に図6に示す段階に続き、これらのピストンは冷却用及び掃気用の区間において各窓25に接続され、一方でピストンB,Eの燃焼室は、ピストンヘッド31の前進端が窓21を通過するまで、窓21に接続され、そして圧縮空気が過給され、そしてピストンC,Fが点火領域に入る。加えて、圧縮空気は、最初は主に、未燃焼の燃料残留物を再燃焼するための酸素を供給するために第2の圧縮空気管26を介して再燃焼室27に導かれる。回転子が更に回転する間に、最初に導通していたこの管26が再び閉じられて燃焼室20が圧縮空気で満たされる。図6はピストンA,Dの冷却及び掃気も示し、そして図2はピストンB,Eの排気系への接続と、ピストンA,Dが各第2の圧縮空気管26を開いて再燃焼室27に対して再燃焼用の空気が流れるのを許容する状態を示す。掃気用及び冷却用の窓25が通過すれば、燃焼室20が次の窓21に到達するまでの圧力がかけられていない形で外側の領域を燃焼室20がスライドし続ける間、回転ピストンは冷却される。上述の動作は回転ピストン4の中で再び繰り返される。回転子1は、そして回転子1と共に燃焼室20は回転し続ける。
回転子が上述の運転サイクル長5の行程を終えると、ピストンAの燃焼室は、図1に対して180度ずれた、次の運転サイクル長5(別途示さず)の点火領域に到着し、それから点火領域に入ってピストンAが第2の運転サイクル長5の排気系用の窓24に位置し、再燃焼室27において、ピストンBによって放出された再燃焼用の空気を受け、ピストンCが冷却用及び掃気用の区間に位置し、ピストンDが圧縮空気用の窓21を離れて燃料及び点火領域に入り、そしてピストンEが冷却用及び掃気用の区間を離れ始めて通路に入る状態となる。
実施形態に示すように、各燃焼室20は、主に3つの面、即ち、固定子のハウジングの壁部11,13と、ピストンヘッド32と延長壁30とで区切られる。爆発圧がピストンヘッド32の表面に作用する限りにおいては、それは正圧成分である。爆発圧が延長壁30に作用する限りにおいては、回転方向に反して作用するため、それは負圧成分であり、そしてこの負圧成分は正圧成分から差し引かれなければならない。固定子のハウジングの外壁13への圧力は、ピストン運動を生じさせる逆圧を成す。負圧成分の大きさはエンジンの構成要素の全体的な寸法設計、及び回転子と固定子との半径に対する回転ピストンの傾きに依存し、そして動作状態は燃焼室20及びピストンヘッド32の設計によって最適化することができる。例えば、四角形のピストンヘッドであれば、爆発圧が加えられる領域は負圧成分を増やすことなく円形のピストンヘッドと比較して20%以上増やすことができる。
回転子の回転段階に応じた各々の最適な時間における燃料噴射及び点火の制御は、これらの技術が従来周知であるので、詳細には記載しない。
図1〜6において、逆止弁64を介して管63によってピストンロッド4に接続される小さいオイルタンク65を備える、安全装置28が回転ピストン4毎に示される。オイルタンク65を備える安全装置28は、オイルが満たされたボリューム55,56におけるオイルの欠乏から保護する。これら安全装置の実施形態を図12,13に示す。図12によれば、安全装置は接点保持部71と;オイル欠乏の場合に燃料供給を停止に切り換えるための信号用の接点72,73と;ピストンスカート74と;ピストンガイドブッシュ75と;ハウジングカバー76と;ハウジング77と;圧縮ばね78と;回転中に遠心力を利用するために十分な重量のピストン79と;通気弁80と;満油弁81と;ピストンシール82と;ピストンシールの固定部83と;オイルタンク65の流体、即ち例えば上述のような、作動油84と;を備える。安全装置はオイルの欠乏が生じた場合に上述の信号を出力する油圧ジェネレータである。図面に示すように、安全装置の動作は以下の通りである。逆止弁85を介してオイルタンク65からオイルを供給することで回転ピストン4のオイルボリューム55,56を満たし続け、圧縮ばね78とピストン79の遠心力はオイルが消費されると徐々にオイルを外方向に押圧する。通常、油圧は圧縮ばね78のばね力に対してピストン79を回転に関して内方向に抑える。即ち、油圧はコンタクト72,73が接触しないように、ピストン79を図における下方向に抑える。オイルが欠乏した場合、ピストンスカート74の外方向への移動によってコンタクト72,73が最終的に閉成して安全対策がとられるまで、圧縮ばね78及び遠心力はピストン79を外方向(上方向)に押圧する。
図12の設計における不都合な点は、例えばスリップリングを用いて回転子に電圧を供給する必要があることである。比較図として、図13は、オイル欠乏時の信号が磁気的に固定子に伝達される「無電流」の回転子を可能とする安全装置を示す。基本的な構造は図12の構造と類似しているが、ピストン79は、ピストンスカート74と対向する端部において、密封リング88によって作動油に対して密封され、且つ磁気ヘッド89をその端部で担持するもう一つのピストンロッド87を担持する。磁気ヘッド89は、永久磁石によって磁界を外方向(図における上方向)に放射する。回転子の回転中に安全装置が通過する位置において、磁界センサ90が固定子3に位置する。オイルが欠乏すると、ピストンロッド87が外方向(上方向)に移動して該当する回転ピストンへの燃料噴射を停止に切り換える制御システムに信号を出力する磁界センサ90を励磁する。噴射ポンプで放出される燃料は直ぐにオイルタンクに導通する戻り線に導かれる。
5つ又は6つの回転ピストンのように複数の回転ピストンを備えるエンジンでは、もちろん、情報はオイル欠乏信号に関する、燃料供給を停止すべき回転ピストンについて制御システムに入力されなければならない。適切な技術のために様々な実現方法がある。例えば、固定子3において、数が回転ピストンの数及び安全装置の数と一致する磁界センサ9は、各磁気ヘッドが対応するセンサを持つように、磁気ヘッド89との通信において軸方向に僅かにずらしてもよい;又は、全ての磁気ヘッド89に対して磁界センサが1つだけであって、制御システムは連続的に回転子1の回転位置を検出して双方の信号を相互に設定する;最後に、磁気ヘッドの外面に各々異なる数の磁極を備え(例えば、第1の回転ピストンの磁気ヘッドは1つの磁極を備え、第5の回転ピストンの磁気ヘッドは5つの磁極を備える)、磁界センサ90、又は制御システムの一部が、検出信号のパルス数に従って判定するようにしてもよい。このように判別することで制御システムは、オイル欠乏を示す回転ピストンを選択的に空転させることができる。
オイルの欠乏が検出されると、この場合送信器によって出力される信号を介して該当する回転ピストンへの燃料供給が停止に切り換えられ、一方で各々点火段階にある他の回転ピストンは依然として燃料が供給される。即ち、欠陥のある回転ピストンは、実質的に摩擦や不平衡を生じることなく空転状態となる。そして、システムへの損害が避けられる。
たとえ該当する回転ピストンが停止に切り換えられたとしても低摩擦及び不平衡の少ない運転によって、回転ピストンが通過する際に燃料を噴射しないようにすることで、1つの回転ピストン又は幾つかの回転ピストンを部分負荷運転のために「運転停止」させることもでき、一方で、少なくとも1つ以上の他の回転ピストンは、元のまま運転し続ける。
図14は、図7とほぼ一致するが固定子の湾曲した外壁91とピストンハウジング29の適切に形成された延長壁30とを備える縦断面図を示す。基本的に、外側で燃焼室を囲んでいる溝の断面形状は様々な形状に変更してもよく、例えば、円の一部のような円形状、楕円の一部のような円形状、矩形状、台形状、若しくは不規則形状であってもよい。形状の選択は、一方では熱力学的結果に基づいて決定され、他方では各々の生産コストに基づいて決定される。
図15において、外部ピストン33に実質的に凹部が設けられた燃焼室93が示される。そして、燃焼室93は、仮に外部ピストン33が矩形状であれば円筒形状を有する。
これらの実施例の変更は、本発明の概念の多種多様な変更可能性を例示する。

Claims (22)

  1. リング構造を有する圧力動作エンジンであって、これが備えるものは:リング軸に沿って伸長した駆動シャフト(2);リングハウジング(11,13)、これは、ハウジング壁と、前記ハウジングに対して密封され、前記リングハウジング内で円経路に沿って回転する少なくとも1つの回転ピストン(4)とを含み、前記少なくとも1つの回転ピストン(4)は前記駆動シャフトに結合リンクを介して回転可能に固定された形で接続され、そして前記リングハウジングにおいて共に回転するリング部のような圧力室(20)を少なくとも前記圧力室から見て回転方向に配置された側に定め;及び前記リングハウジングの所定位置に形成される圧力媒体供給源(21)及び排気系(24)双方への接続部:であり、前記回転ピストン(4)は、ピストンハウジング(29)及び、前記ピストンハウジングにおいて、前記ピストンハウジングに支持される予負荷力(36,37)によって前記圧力室(20)に向かって押圧される内部ピストン(31)を備え、前記内部ピストン(31)は前記ピストンの縦方向において前記ピストンハウジングに関する前記予負荷力に対して直線的に変位可能であって、前記内部ピストン(31)の変位する軌道が前記駆動シャフト(2)の軸の接線方向を一定の間隔を空けて通過することを特徴とする。
  2. 内燃機関であってそして前記圧力媒体供給源が圧縮空気供給源であり、前記圧力エンジンは、圧縮空気供給用及び排気系用の前記接続部(21,24)の間で前記リングハウジングに沿って配設された燃料供給源(22)を備え、前記圧力室が燃焼室である、請求項1による圧力エンジン。
  3. 前記予負荷力(36,37)によって負荷を与えられた前記内部ピストン(31)が、前記ピストンハウジング(29)に対して、前方向のストローク及び予負荷力により付勢された復帰ストローク運動の減衰を受ける、請求項1又は2による圧力エンジン。
  4. 前記予負荷力は少なくとも1つの圧縮ばね(36,37)によって与えられ、前記運動の減衰は前記ピストンハウジング(29)における流体の絞り変位(57において)によってもたらされる、請求項3による圧力エンジン。
  5. 前記内部ピストン(31)は、2つの同軸ピストン要素(33,34)から成り、これらは、ピストンの変位する軌道に沿って伸長した共通のピストンロッド(35)に互いに一定の間隔を空けて接続され、前記2つの同軸ピストン要素(33,34)のうち前記駆動シャフトの回転に対して外側の第1のピストン要素(33)は、前記圧力室(20)に隣接し、前記内部ピストン(31)はピストンロッドと共に流体で満たされたボリューム(55,56)に侵入し、ボリューム(55,56)は、低減された貫流断面を持つ少なくとも1つの接続路(57)によって互いに接続され、前記内部ピストンが前記予負荷力(36,37)に対して運動している間、前記第1の、外側のピストン要素(33)は前記第1のボリューム(55)に侵入して流体を外に追い出し、そして第2の、前記駆動シャフトの回転に対して、内側のピストン要素(34)は、前記第2のボリューム(56)から引っ込んで流体空間から退く、請求項4による圧力エンジン。
  6. 前記第2のピストン要素(34)は、前記予負荷力(36,37)によって押し戻された前記内部ピストン(31)の最終位置において前記少なくとも1つの接続路(57)を閉じるように形成された閉鎖面を有する、請求項5による圧力エンジン。
  7. 互いに補い合う凹所(61)及び突起(60)が、一方は前記ピストン要素(34)の外側(前記駆動シャフト(2)の回転に関して)に、他方は前記第2のボリューム(56)を外向きに定める前記第2のピストン要素に対して外方向への停止面の役割を果たす面に各々形成される、請求項5又は6による圧力エンジン。
  8. 流体センサを有する安全装置(28)が前記第1のボリューム及び第2のボリューム(55,56)の少なくとも何れか一方に接続され、流体センサは、流体の欠乏が生じたときに信号を出力する信号送信器(72,73;89,90)に接続される、請求項5乃至7の何れか1項による圧力エンジン。
  9. 前記リングハウジングは、リングの内側に向けて開口している環状溝を有し、環状溝は、前記回転ピストン(4)が、同じように回転する前記燃焼室(20)が密封されている間にその中でスライドできるようにするために形成される、請求項1乃至8の何れか1項による圧力エンジン。
  10. 前記内部ピストン(31)は前記ピストンハウジング(29)内を移動するものであって、狭いギャップを持って非接触で前記ピストンハウジングの内壁上を前記圧力室(20)に隣接する部位(32)が移動する、請求項1乃至9の何れか1項による圧力エンジン。
  11. 前記内部ピストンがスライドして移動する密封リング(37,38)を有するガイドブッシュ(50,51)によって前記内部ピストン(31)が案内される、請求項5乃至8の何れか1項に関連する請求項9又は10による圧力エンジン。
  12. 冷却用空気の貫流のための窓(25)は前記ピストンハウジング(29)における最も内側の位置にある前記第1のピストン要素(33)と最も外側の位置にある前記第2のピストン要素(34)との間の領域に位置し、ピストンロッド(35)は前記領域において冷却フィン(48)を担持する、請求項5乃至8の何れか1項に関連する請求項9乃至11の何れか1項による圧力エンジン。
  13. 前記リングハウジングは軸方向に分割されたハウジングであって、ボウル状の部分(11,13)とカバー部分(11)から構成され、前記駆動シャフト(2)はこれらの部分に支持される、請求項1乃至12の何れか1項による圧力エンジン。
  14. 前記リングハウジング(11,13)の前記円周領域には、少なくとも1つの運転サイクル長(5)が配列され、前記リングハウジングは、回転方向に沿って、前記燃焼室に圧縮空気を供給するための窓(21)の形の前記接続部と;燃料噴射用の開口(22)と;点火プラグ(23)と;排気ガスを除去するための窓(24)の形の接続部と;そして新鮮な掃気及び冷却の空気を通過させるための窓(25)の形の接続部とを備え、前記圧縮空気供給用の窓と前記燃料噴射用の開口又は前記点火プラグとの間の距離は前記回転ピストン(4)の外周寸法よりも大きく、前記燃料噴射用の開口と点火プラグとの間の距離は零から前記回転ピストンの前記外周寸法までの範囲であり、排気ガス除去用の前記接続部は前記回転ピストンの前記外周寸法オーダーの寸法を有し、新鮮な掃気及び冷却の空気を通過させるための前記接続部は回転方向において前記円周領域の2つの回転ピストン間の距離オーダーの寸法を有する、請求項2に関連する請求項3乃至13の何れか1項による圧力エンジン。
  15. 燃焼室に圧縮空気を供給するための前記窓(21)、燃料噴射用の前記開口(22)、排気ガス除去用の前記接続部(24)並びに前記ハウジング壁内に新鮮な掃気及び冷却の空気を通過させるための前記接続部(25)は通過又は遮断のために前記回転ピストンの回転運動によって開閉される、請求項14による圧力エンジン。
  16. 前記燃焼室(20)に圧縮空気を供給するための前記窓(21)に接続される圧縮空気管(17)から、前記窓(21)から又は前記窓(21)より下流の別の窓から、管(26)が分岐し、流れに関して、排気ガス除去用の前記接続部(24)に接続している再燃焼室(27)に導く、請求項14又は15による圧力エンジン。
  17. 前記駆動シャフト(2)に接続される複数の回転ピストン(4)は、前記リングハウジングにおいて、好ましくは等角度の間隔で周方向に配設され、そして全体として前記回転子(1)を形成する、請求項1乃至16の何れか1項による圧力エンジン。
  18. 複数の平行な回転子(1)は前記駆動シャフト(2)に軸方向において縦列に取り付けられ、それらの回転ピストン(4)は各々1つのリングハウジング(11,13)内で動作する、請求項17による圧力エンジン。
  19. 複数のリングハウジング(11,13)は、前記駆動シャフトに個別の結合リンクを介して接続された前記回転ピストン(4)の1つを回転させる前記リングハウジング(11,13)各々において、前記駆動シャフト(2)の周りに軸方向において縦列に配設される、請求項1乃至16の何れか1項による圧力エンジン。
  20. 同期制御システムは前記回転ピストン(4)の回転段階に応じて燃料供給を制御するために設けられ、そして複数の回転ピストンがある場合には、回転ピストンの一部に対して燃料供給を選択的に停止する、請求項2又は請求項2に関連する請求項3乃至19の何れか1項による圧力エンジン。
  21. 各回転ピストン(4)の前記オイルで満たされたボリューム(55,56)は安全装置(28)としての個別の流体タンク(65)に接続され、安全装置は空気及び通気弁(80,81)を備えて流体が欠乏した場合に信号(72,73;89,90による)を出力し、圧力媒体又は燃料の供給を停止に切り換えるセンサと接続されている、請求項8又は請求項8に関連する請求項9乃至20の何れか1項による圧力エンジン。
  22. 前記圧力媒体センサは、一方で、流体タンクを定める変位可能体(79)に接続される前記固定子(1)における磁気ヘッド(89)及び、他方で、前記変位可能体の所定位置において前記磁気ヘッドとの接触を検出する前記固定子(3)における磁界センサ(90)から成り、前記磁界センサは信号線を介してピストンに選択的に燃料を供給する制御システムに接続される、請求項20に関連する請求項21による圧力エンジン。
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