JP2010503799A - ボールジョイント - Google Patents
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Abstract
車両に用いられるボールジョイントであって、ハウジング(9)と、該ハウジング(9)内に装着された、該ハウジング(9)を越えて延びるジョイント内側部材(2)とが設けられており、該ジョイント内側部材(2)が、球面または部分球面(7)を有する支承領域(4)で支承シェル(8)を介在してハウジング(9)内に運動可能に支承されており、該ハウジング(9)が、互いに内外で係合する2つのハウジング部材(10,12)を有しており、両ハウジング部材(10,12)が、少なくとも1つの溶接結合部(19,20)によって互いに固く結合されている形式のものにおいて、両ハウジング部材(10,12)が、少なくとも1つの溶接結合部(19,20)の形成前にプレス嵌めの形成下で半径方向で互いに緊締されていることを特徴とする、車両に用いられるボールジョイント。
Description
本発明は、車両に用いられるボールジョイントであって、ハウジングと、該ハウジング内に装着された、該ハウジングを越えて延びるジョイント内側部材とが設けられており、該ジョイント内側部材が、球面または部分球面を有する支承領域で支承シェルを介在してハウジング内に運動可能に支承されており、該ハウジングが、互いに内外で係合する2つのハウジング部材を有しており、両ハウジング部材が、少なくとも1つの溶接結合部によって互いに固く結合されている形式のものに関する。
さらに、本発明は、ボールジョイントを製作するための方法であって、ボールジョイントが、ハウジングと、該ハウジング内に装着された、該ハウジングを越えて延びるジョイント内側部材とを備えており、該ジョイント内側部材が、球面または部分球面を有する支承領域で支承シェルを介在してハウジング内に運動可能に支承されており、該ハウジングが、2つのハウジング部材を有しており、両ハウジング部材を互いに係合し、その後、互いに溶接して、ボールジョイントを製作するための方法に関する。
このような形式のボールジョイントは公知先行技術に基づき公知である。ドイツ連邦共和国特許出願公開第19756984号明細書には、たとえばボールジョイントが開示されている。このボールジョイントは、ジョイントスタッドのボールヘッドを内側に収容する支承シェルと、この支承シェルに外側で載置する閉鎖エレメントとを備えている。支承シェルはハウジング内に支持されている。閉鎖エレメントによって、支承シェルにハウジングとボールヘッドとに対してプリロードをかけることができる。閉鎖エレメントは、ハウジングに対する支承シェルの負荷下で軸方向のプリロード方向に摺動案内可能であり、任意の位置に溶接によって位置固定可能である。閉鎖エレメントはその外側の周面に鋸歯状のまたは三角形のプロジェクションを備えて形成されていてよい。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第102004040412号明細書に基づき、ボールスリーブジョイントが公知である。この公知のボールスリーブジョイントは、2つのジョイントハウジング半部から成るジョイントハウジングと、丸み付けられた支承面を備えたボールスリーブとから成っている。この場合、支承面は、弾性的なプラスチックから製造された、ジョイントハウジングの切欠き内に位置固定された支承シェル内に収容されている。両ハウジング半部は、ボールスリーブジョイントの中心長手方向軸線の方向に、規定された押圧力で押し合わされていて、溶接結合部によって互いに保持されている。特に一方のハウジング半部が他方のハウジング半部内に部分的に押し込まれている。支承シェルはその外側の表面に、突出した保持突出部を有していてよい。この保持突出部はハウジングの相応の凹部内に係合している。さらに、支承面の球曲率半径の中心点と、ジョイントハウジングの切欠きの球曲率半径の中心点とは、押圧力を加える前に互いに中心長手方向軸線の方向に変位させられていてよい。
公知のボールジョイントでは、支承シェルが溶接によって熱的に過負荷される危険がある。このことは、ボールジョイントの寿命の低下に繋がり得る。
この公知先行技術から出発して、本発明の課題は、支承シェルの熱的な過負荷の危険を減少させることである。
この課題を解決するために本発明のボールジョイントでは、両ハウジング部材が、少なくとも1つの溶接結合部の形成前にプレス嵌めの形成下で半径方向で互いに緊締されているようにした。
本発明のボールジョイントの有利な構成によれば、両ハウジング部材の相互内外係合の箇所で一方のハウジング部材の外周面から他方のハウジング部材の内周面にまで少なくとも1つのプロジェクションが半径方向に延びており、該プロジェクションに少なくとも1つの溶接結合部が形成されている。
本発明のボールジョイントの有利な構成によれば、両ハウジング部材の相互内外係合の箇所で外周面から内周面にまで少なくとも1つの第2のプロジェクションが半径方向に延びており、該プロジェクションに少なくとも1つの第2の溶接結合部が形成されており、両溶接結合部が、互いに軸方向の間隔を有している。
本発明のボールジョイントの有利な構成によれば、少なくとも1つの溶接結合部または溶接結合部が、連続的に全周にわたって形成されている。
本発明のボールジョイントの有利な構成によれば、少なくとも1つの溶接結合部または溶接結合部が、内周面の軸方向の端部の間に配置されていて、該端部に対する軸方向の間隔を有している。
本発明のボールジョイントの有利な構成によれば、一体に形成された支承シェルが、外周面に、半径方向外向きに延びるつばを有しており、該つばが、ハウジング部材の間に軸方向で圧締めされている。
本発明のボールジョイントの有利な構成によれば、ハウジングが、内部に中空球面または部分中空球面を有しており、支承シェルが、外部に球面または部分球面を有しており、該球面または該部分球面が、ハウジングの中空球面または部分中空球面に接触している。
本発明のボールジョイントの有利な構成によれば、ジョイント内側部材が、2つの接続領域を有していて、互いに反対の側でハウジングを越えて延びており、ジョイント内側部材が、一貫して延びる切欠きを備えており、該切欠きが、両接続領域と支承領域とを貫いて延びており、該支承領域が、両接続領域の間に配置されている。
さらに、前述した課題を解決するために本発明の方法では、ハウジング部材を溶接前にプレス嵌めの形成下で半径方向で互いに緊締するようにした。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、ハウジング部材を互いに係合する間、該ハウジング部材を半径方向で互いに緊締する。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、第1のハウジング部材が、切欠きを有しており、該切欠き内に第2のハウジング部材を、圧入前に切欠きの内径よりも大きい外径を備えた係合領域で圧入する。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、両ハウジング部材を溶接前にかつ溶接の間に軸方向で互いに緊締する。
本発明の方法の有利な実施態様によれば、両ハウジング部材をコンデンサ放電溶接によって互いに溶接する。
車両、特に自動車に用いられる本発明によるボールジョイントは、ハウジングと、このハウジング内に装着された、このハウジングを越えて延びるジョイント内側部材とを有している。このジョイント内側部材は、球面または部分球面を有する支承領域で支承シェルを介在してハウジング内に運動可能に、特に回動可能にかつ/または旋回可能に支承されている。このハウジングは、互いに内外で係合する2つのハウジング部材を有している。両ハウジング部材は少なくとも1つの溶接結合部によって互いに固く結合されている。この場合、両ハウジング部材は、少なくとも1つの溶接結合部の形成前にプレス嵌めの形成下で半径方向で互いに緊締されているかまたは緊締される。
本発明によるボールジョイントによって、少なくとも1つの溶接結合部を形成するためのコンデンサ放電溶接プロセスを実施することが簡単に可能となる。この場合、溶接箇所におけるプロセス温度は、溶接電流の迅速な増加のため、周辺の材料の有害な加熱が生ぜしめられる前に達成することができる。コンデンサ放電溶接は、特に溶接力およびエネルギもしくは電流のパラメータに起因している。この場合、溶接力は、本発明によれば、半径方向の緊締またはプリロードによって両ハウジング部材の間に加えられる。
第1のハウジング部材は、有利には切欠きを有している。この切欠き内には、第2のハウジング部材が係合領域で係合する。緊締は、たとえば第2のハウジング部材の係合領域の外径が、両ハウジング部材の相互内外係合前に第1のハウジング部材の切欠きの内径よりも大きく寸法設定されていることによって実現することができる。この場合、少なくとも1つの溶接結合部が、係合領域の外側の周面と切欠きの内壁との間に形成される。この場合、切欠きおよび/または係合領域は、有利には円筒状に形成されている。
少なくとも1つの溶接箇所の位置を規定するためには、両ハウジング部材の相互内外係合の箇所で一方のハウジング部材の外周面から他方のハウジング部材の内周面にまで少なくとも1つのプロジェクションが半径方向に延びていてよい。このプロジェクションでは、プレス嵌めが形成されている。この場合、溶接時には、少なくとも1つの溶接結合部が少なくとも1つのプロジェクションに形成される。特に少なくとも1つのプロジェクションおよび/または少なくとも1つの溶接結合部は、内周面の軸方向の端部の間に配置されていて、この端部に対する軸方向の間隔を有していてよい。
少なくとも1つのプロジェクションは、特に連続的に全周にわたって延びているかもしくは環状に形成されており、これによって、少なくとも1つの溶接結合部も同じく全周にわたって形成されていて、有利にはシール部を形成している。このシール部は汚物および湿分の侵入を阻止する。
内周面は切欠きの内壁を形成していてよく、外周面は係合領域の外側の周面を形成していてよい。さらに、複数、有利には2つのプロジェクションが外周面から内周面にまで半径方向に延びていてよく、互いに間隔、特に軸方向の間隔を置いて配置されていてよい。プロジェクションは、特に同様に形成されていて、連続的に全周にわたって延びていてよい。この場合、有利には、各プロジェクションでの溶接プロセスの間、特に全周にわたって延びる溶接結合部が両ハウジング部材の間に形成される。さらに、プロジェクションおよび/または溶接結合部は、有利には内周面の軸方向の端部の間に配置されていて、この端部に対する軸方向の間隔を有していてよい。
ハウジング部材は、たとえば溶接可能な金属、有利には鋼または特殊鋼から成っている。防食された個別部材を溶接する可能性があるので、一方のハウジング部材または両方のハウジング部材が、特にすでに溶接前に完全にまたは部分的に防食層を備えていてよいかまたは防食層でコーティングされていてよく、これによって、ジョイントが溶接後に腐食に対して防護されている。防食層として、たとえばZnNiコーティング層および/またはZnFeコーティング層が適している。このコーティング層は、特に電気めっきにより個別部材もしくはハウジング部材に被着することができる。
さらに、1つまたはそれ以上のプロジェクションが、特にすでに溶接前に係合領域と一体に形成されていてよく、ジョイントの組み付けられた状態で切欠きの内壁に隣接しており、これによって、第2のハウジング部材が、特に切削加工、たとえば旋削加工によって製作されている。これに対して、第1のハウジング部材は押出し加工部材として形成されていてよい。択一的または補足的には、1つまたはそれ以上のプロジェクションまたはそのうちの幾つかを、特にすでに溶接前に第1のハウジング部材と一体に形成することが可能である。この場合、1つまたはそれ以上のプロジェクションは、ジョイントの組み付けられた状態で係合領域の周面に隣接している。1つまたはそれ以上のプロジェクションは、係合領域および/または切欠きが、もはや理想的には円筒状でないことに寄与することができる。しかし、各プロジェクションの半径方向の延在長さは、有利には、係合領域の外径および/または切欠きの内径よりも極めてかなり小さいので、さらに、係合領域および/または切欠きの円筒形状またはほぼ円筒形状が論じられる。この場合、個々のプロジェクションの半径方向の延在長さは、ハウジング部材の組み付けられていない状態でそれぞれ異なる長さに形成されていてよい。
軸方向で1つまたはそれ以上のプロジェクションの側方には、切欠きの内壁と係合領域の外側の周面とが、有利には互いに半径方向の間隔を有しており、これによって、両ハウジング部材の間の直接的な接触が、特に1つまたはそれ以上のプロジェクションによってしか行われない。有利には抵抗溶接法、たとえばコンデンサ放電溶接が溶接結合部の形成のために使用されるので、各プロジェクションは、溶接電流に対する電気的な抵抗を成していて、各プロジェクションで溶接結合部がハウジング部材の間に形成されるように加熱される。
支承シェルは、プラスチック、たとえばPOM(ポリオキシメチレン)またはPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)から成っていて、特に一体にまたはワンピースに形成されている。特に支承シェルは内部に中空球面または部分中空球面を有している。この中空球面または部分中空球面は支承領域の球面または部分球面に滑り接触する。この場合、支承シェルの中空球面または部分中空球面は、支承領域の球面または部分球面に位置する大円または赤道を越えて軸方向に延びていて、特に軸方向で大円または赤道の両側で支承領域の球面または部分球面に接触する。
有利には、支承シェルが外周面に、半径方向外向きに延びる少なくとも1つのつばを有している。このつばはハウジング部材の間に軸方向で圧締めされている。これによって、支承シェルに対する傾倒・回動防止手段を実現することができる。この傾倒・回動防止手段は、ハウジングに対して相対的な支承シェルの傾倒または回動を阻止する。この場合、つばは、有利には周方向に、特に連続的に全周にわたって形成されている。
さらに、支承シェルは外部に少なくとも1つの球面または部分球面を有していてよい。この球面または部分球面は、特にハウジングの内側の少なくとも1つの中空球面または部分中空球面に接触する。有利には、ハウジングは、支承シェルに接触する内側の2つの部分中空球面を有している。両部分中空球面は内側でハウジング部材に設けられている。
低い摩擦モーメント要求に対して、ハウジング部材(ハウジング半部)は球中心ずれを伴って製造され得る。したがって、部分的に高められたプリロードを介して規定されて小さな摩擦曲率半径が可能となる。球中心ずれは、たとえばハウジング部材の内側の部分中空球面が少なくともジョイントの組付け前に、支承シェルの外側の少なくとも1つの球面または部分球面と異なる曲率を有していることによって実現可能となる。
支承シェルは、有利には両ハウジング半部を介してプリロード下にある。このことは、特に両ハウジング部材相互の軸方向の圧締め(たとえばハイドロリック的またはニューマチック的)によって実現することができる。この圧締めの間、ハウジング半部を、たとえばコンデンサ放電溶接(KE溶接)によって互いに密に結合することができるかもしくは溶接することができる。ジョイント剛性とモーメントとは、加えられる力制御されたプリロードを介して極めて小さなばらつきで形成することができる。
ジョイント内側部材の支承領域は、有利には支承シェル内に滑り支承されている。さらに、ジョイント内側部材はボールスタッドとして形成されていてよい。このボールスタッドは接続領域を有していて、片側でハウジングを越えて延びている。この事例では、一方のハウジング部材がボールジョイントの閉鎖カバーまたは閉鎖リングとして形成されていてよい。しかし、有利には、ジョイント内側部材が2つの接続領域を有していて、互いに反対の側でハウジングを越えて延びている。この場合、ジョイント内側部材は、一貫して延びる切欠きを備えている。この切欠きは、両接続領域と支承領域とを貫いて延びている。この支承領域は両接続領域の間に配置されており、これによって、ボールジョイントからボールスリーブジョイントが形成されている。
ハウジングと1つまたはそれ以上の接続領域との間には、それぞれ1つのシールベローズが設けられていてよく、これによって、ジョイントの内部への汚物および湿分の侵入が阻止される。この場合、ハウジングへの1つまたはそれ以上のシールベローズの取付けは、各シールベローズ内に加硫により埋め込まれた1つまたはそれ以上の金属薄板リングを介して実現することができ、これによって、ハウジングとしての付加的な加工なしの廉価な冷間プレス加工部材が可能となる。
さらに、本発明は、ボールジョイントを製作するための方法であって、ボールジョイントが、ハウジングと、このハウジング内に装着された、このハウジングを越えて延びるジョイント内側部材とを備えており、このジョイント内側部材が、球面または部分球面を有する支承領域で支承シェルを介在してハウジング内に運動可能に、特に回動可能にかつ/または旋回可能に支承されており、このハウジングが、2つのハウジング部材を有しており、両ハウジング部材を互いに係合し、その後、互いに溶接して、ボールジョイントを製作するための方法に関する。この場合、ハウジング部材が溶接前にプレス嵌めの形成下で半径方向で互いに緊締される。このことは、有利には、両ハウジング部材相互の内外係合と同時に行われる。このボールジョイントは、特に本発明によるボールジョイントであるので、このボールジョイントは、記載した全ての態様により改良することができる。
有利には、第1のハウジング部材が切欠きを有している。この切欠き内には、第2のハウジング部材が係合領域で圧入される。この係合領域の外径は圧入前に切欠きの内径よりも大きく寸法設定されている。さらに、両ハウジング部材は溶接前にかつ溶接の間に軸方向で互いに緊締することができ、これによって、所望のプリロードがジョイントもしくは支承シェルに形成可能となる。特に両ハウジング部材は抵抗溶接法、たとえばコンデンサ放電溶接によって互いに溶接される。
通常、溶接力は、コンデンサ放電溶接に用いられる溶接機(KE溶接機)によって、互いに溶接したい部材に(加圧方向で)加えられる。この場合、KE溶接機は、力を加えるための、加圧方向に運動可能なダイを有することができる。しかし、本発明による方法では、KE溶接機を、ジョイントにおける規定されたプリロードを加えるかもしくは支承シェルにプリロードを加えるためにだけ使用することが可能となる。この場合、溶接力は、特に両ハウジング部材もしくは両接合部材の重なり(プレス嵌め)に基づき生ぜしめられる。この場合、「重なり」という概念は、特に両ハウジング部材が互いに内外で係合する前に第1のハウジング部材の切欠きが第2のハウジング部材の係合領域よりも僅かな直径を有していることを意味している。この場合、閉鎖カバーまたは閉鎖リングとしても形成可能である係合するハウジング部材もしくは第2のハウジング部材は、重なりを伴って、収容するハウジング部材もしくは第1のハウジング部材に圧入される。この場合、結合強度が重なりに相俟って得られる。
本発明は、コスト利点を伴った択一的な製造コンセプトを提供する。さらに、ジョイント機能値が調整可能となる(たとえばジョイントにおけるプリロード)。また、頑丈なかつ確実なプロセスも重要となる。この場合、ハウジング部材を比較的大きな段誤差で製造することができる。
本発明を以下に図面に相俟った有利な実施形態につき説明する。
図1から、本発明によるボールジョイント1の実施形態の断面図が明らかである。このボールジョイント1はボールスリーブジョイントとして形成されていて、ボールスリーブ2として形成されたジョイント内側部材を有している。このジョイント内側部材は、第1の接続領域3と、支承領域4と、第2の接続領域5と、一貫して延びる切欠き6とを備えている。支承領域4は、ほぼ円筒状の両接続領域3,5の間に配置されていて、この両接続領域3,5と一体に形成されている。さらに、支承領域4は部分球形の外側の支承面7を有している。この支承面7で支承領域4は支承シェル8内に滑り支承されている。この支承シェル8はハウジング9内に装着されている。このハウジング9は二分割式に形成されていて、円筒状の切欠き11(図2参照)を備えた第1のハウジング部材10と、この第1のハウジング部材10の切欠き11内に係合する第2のハウジング部材12とを有している。
両ハウジング部材10,12は、それぞれ1つの部分中空球形のハウジング内面13,14(図2および図3参照)を有している。このハウジング内面13,14には、支承シェル8の部分球形の外面15が接触している。この場合、ハウジング内面13,14は、ハウジング9に設けられたそれぞれ1つの部分中空球形の切欠き17,25(図2および図3参照)を規定している。ボールジョイント1の中心長手方向軸線16の方向には、両ハウジング部材10,12が互いに間隔Aを有している。この間隔A内には、支承シェル8の、半径方向外向きに延びるつば18が係合している。このつば18は全周にわたって形成されていて、両ハウジング部材10,12の間に軸方向で圧締めされている。第2のハウジング部材12は環状の2つの溶接結合部19,20を介して第1のハウジング部材10に固定されている。両溶接結合部19,20は第2のハウジング部材12の外周面21(図3参照)を切欠き11の内壁22(図2参照)に結合している。
図2および図3から、組付け前の第1のハウジング部材10および第2のハウジング部材12の断面図が明らかである。この第2のハウジング部材12の外周面21には、半径方向外向きに延びる2つのプロジェクションまたは突起23,24が設けられている。両プロジェクション23,24は連続的に全周にわたって、すなわち、環状に形成されている。プロジェクション23,24の外径D2は、第1のハウジング部材10の円筒状の切欠き11内への第2のハウジング部材12の挿入前に切欠き11の内径D1よりも大きく寸法設定されている。プロジェクション23,24以外もしくは軸方向でプロジェクション23,24の側方では、第2のハウジング部材12の外周面21が円筒状に形成されていて、円筒状の切欠き11の内径D1よりも小さいかまたは内径D1に等しい直径D3を有している。プロジェクションまたは突起23,24は第2のハウジング部材12と一体に形成されている。
ボールジョイント1を組み付けるためには、第2のハウジング部材12が切欠き11内にプロジェクション23,24の変形下で圧入され、これによって、このプロジェクション23,24が切欠き11の内壁22に半径方向のプリロード下で、つまり、半径方向に予備荷重を加えた状態で接触する。プロジェクション23,24を除いて、特に両ハウジング部材10,12の間に直接的な接触は存在しない。圧入後、溶接過程がコンデンサ放電溶接によって実施される。この場合、半径方向のプロジェクション23,24が溶接電流に対する抵抗を成していて、半径方向のプロジェクション23,24に溶接結合部19,20が形成されるように加熱される。この溶接結合部19,20は両ハウジング部材10,12を互いに固く結合する。
プロジェクション23,24の外径D2は、有利な構成では同一に寸法設定されていない。第1のハウジング部材10と第2のハウジング部材12との間の均一な圧着圧を得るためには、軸方向で内側に位置するプロジェクション23の外径が、外側に位置するプロジェクション24の外径よりも僅かに小さく形成されている。こうして、第1のハウジング部材10に設けられた円筒状の切欠き11の均一な拡張が圧入過程の間に得られ、これによって、両プロジェクション23,24に均一な圧着圧が生ぜしめられる。
1 ボールジョイント、 2 ボールスリーブ、 3 接続領域、 4 支承領域、 5 接続領域、 6 切欠き、 7 支承面、 8 支承シェル、 9 ハウジング、 10 ハウジング部材、 11 切欠き、 12 ハウジング部材、 13 ハウジング内面、 14 ハウジング内面、 15 外面、 16 中心長手方向軸線、 17 切欠き、 18 つば、 19 溶接結合部、 20 溶接結合部、 21 外周面、 22 内壁、 23 プロジェクション、 24 プロジェクション、 25 切欠き、 A 間隔、 D1 内径、 D2 外径、 D3 直径
Claims (13)
- 車両に用いられるボールジョイントであって、ハウジング(9)と、該ハウジング(9)内に装着された、該ハウジング(9)を越えて延びるジョイント内側部材(2)とが設けられており、該ジョイント内側部材(2)が、球面または部分球面(7)を有する支承領域(4)で支承シェル(8)を介在してハウジング(9)内に運動可能に支承されており、該ハウジング(9)が、互いに内外で係合する2つのハウジング部材(10,12)を有しており、両ハウジング部材(10,12)が、少なくとも1つの溶接結合部(19,20)によって互いに固く結合されている形式のものにおいて、
両ハウジング部材(10,12)が、少なくとも1つの溶接結合部(19,20)の形成前にプレス嵌めの形成下で半径方向で互いに緊締されていることを特徴とする、車両に用いられるボールジョイント。 - 両ハウジング部材(10,12)の相互内外係合の箇所で一方のハウジング部材(12)の外周面(21)から他方のハウジング部材(10)の内周面(22)にまで少なくとも1つのプロジェクション(23)が半径方向に延びており、該プロジェクション(23)に少なくとも1つの溶接結合部(19)が形成されている、請求項1記載のボールジョイント。
- 両ハウジング部材(10,12)の相互内外係合の箇所で外周面(21)から内周面(22)にまで少なくとも1つの第2のプロジェクション(24)が半径方向に延びており、該プロジェクション(24)に少なくとも1つの第2の溶接結合部(19,20)が形成されており、両溶接結合部(19,20)が、互いに軸方向の間隔を有している、請求項2記載のボールジョイント。
- 少なくとも1つの溶接結合部(19)または溶接結合部(19,20)が、連続的に全周にわたって形成されている、請求項2または3記載のボールジョイント。
- 少なくとも1つの溶接結合部(19)または溶接結合部(19,20)が、内周面(22)の軸方向の端部の間に配置されていて、該端部に対する軸方向の間隔を有している、請求項2から4までのいずれか1項記載のボールジョイント。
- 一体に形成された支承シェル(8)が、外周面に、半径方向外向きに延びるつば(18)を有しており、該つば(18)が、ハウジング部材(10,12)の間に軸方向で圧締めされている、請求項1から5までのいずれか1項記載のボールジョイント。
- ハウジング(9)が、内部に中空球面または部分中空球面(13,14)を有しており、支承シェル(8)が、外部に球面または部分球面(15)を有しており、該球面または該部分球面(15)が、ハウジング(9)の中空球面または部分中空球面(13,14)に接触している、請求項1から6までのいずれか1項記載のボールジョイント。
- ジョイント内側部材(2)が、2つの接続領域(3,5)を有していて、互いに反対の側でハウジング(9)を越えて延びており、ジョイント内側部材(2)が、一貫して延びる切欠き(6)を備えており、該切欠き(6)が、両接続領域(3,5)と支承領域(4)とを貫いて延びており、該支承領域(4)が、両接続領域(3,5)の間に配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のボールジョイント。
- ボールジョイント(1)を製作するための方法であって、ボールジョイント(1)が、ハウジング(9)と、該ハウジング(9)内に装着された、該ハウジング(9)を越えて延びるジョイント内側部材(2)とを備えており、該ジョイント内側部材(2)が、球面または部分球面(7)を有する支承領域(4)で支承シェル(8)を介在してハウジング(9)内に運動可能に支承されており、該ハウジング(9)が、2つのハウジング部材(10,12)を有しており、両ハウジング部材(10,12)を互いに係合し、その後、互いに溶接して、ボールジョイントを製作するための方法において、
ハウジング部材(10,12)を溶接前にプレス嵌めの形成下で半径方向で互いに緊締することを特徴とする、ボールジョイントを製作するための方法。 - ハウジング部材(10,12)を互いに係合する間、該ハウジング部材(10,12)を半径方向で互いに緊締する、請求項9記載の方法。
- 第1のハウジング部材(10)が、切欠き(11)を有しており、該切欠き(11)内に第2のハウジング部材(12)を、圧入前に切欠き(11)の内径よりも大きい外径を備えた係合領域で圧入する、請求項9または10記載の方法。
- 両ハウジング部材(10,12)を溶接前にかつ溶接の間に軸方向で互いに緊締する、請求項9から11までのいずれか1項記載の方法。
- 両ハウジング部材(10,12)をコンデンサ放電溶接によって互いに溶接する、請求項9から12までのいずれか1項記載の方法。
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